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JP2002309804A - テントフレーム構造 - Google Patents

テントフレーム構造

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Publication number
JP2002309804A
JP2002309804A JP2001147102A JP2001147102A JP2002309804A JP 2002309804 A JP2002309804 A JP 2002309804A JP 2001147102 A JP2001147102 A JP 2001147102A JP 2001147102 A JP2001147102 A JP 2001147102A JP 2002309804 A JP2002309804 A JP 2002309804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tent
frame structure
tent frame
petal
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001147102A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Maruo
吉伸 丸尾
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Individual
Original Assignee
Individual
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Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001147102A priority Critical patent/JP2002309804A/ja
Publication of JP2002309804A publication Critical patent/JP2002309804A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テントが極端に小さく畳めてアタッシュケー
ス型の車載用携帯トイレ等の中に収まり、自動車のドア
を開けた3角形の空間に簡便に設置でき、釣などのアウ
トドアや屋外作業や事故渋滞や災害発生時等の必需品と
して、普段から車の見える所に搭載して置いても気にな
らないテントフレーム構造を提供する。 【解決手段】 湾曲させた複数本のばねワイヤーを環状
に花びら形にして頂点で自在に結合した角錐を構成し、
下方をばねワイヤー製の脚フレームで遊びを持たせて結
合したテントフレーム構造によって剛性が高く、開けた
ドアガラスとフロントウインドウと車体に3箇の吸盤で
引き張るだけで屋根が自然に立ち上がり、収納の際は、
非力な人でも捩って簡便に畳めて脚フレームが頂部側に
向かって折り畳まるから約半分の大きさの花びら形に収
納できるテントフレーム構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テントフレーム構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、帯状の鋼材がリング状に縫い込ま
れた頂部がドーム形のテントが知られている。このテン
トの折り畳みはリング状の鋼材の下辺端部を左右同時に
手で捩じって折り重ねながら上部にも輪を作り3つの輪
が重なった状態に収納するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記頂部がドーム形の
テントにおいては、収納には慣れた人でも戸惑うくらい
に熟練を必要とする上に、腕力を必要とし、また収納後
の大きさがそれ程小さくできるものでなく、携帯トイレ
と同時に持ち歩くにはテントの方が大きく重くなって不
体裁で不便なものであった。まして、アタッシュケース
形の携帯トイレの中に余裕を持って収納することなどは
到底不可能なものであった。また底の面があるものにお
いては空気がなかなか抜けにくく畳むのに時間を要する
上に、使用中は汚れやすく、一旦汚れると洗いにくく、
また洗った水が抜けにくいものであった。本発明は、こ
れらの欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】湾曲させた複数本のばね
ワイヤー(1)の各々の両端を第1の結合手段(2A)
を用いて1箇所に遊びを確保するように結合させ、各々
のばねワイヤーによって環状をなす複数の花びら形のリ
ング(3)を形成し、互いに隣り合う円弧部(4)の一
方と他方とを、V字形あるいはU字形等の所定形状に折
り曲げたばねワイヤー製の脚フレーム(5)の一方の上
端部と他方の上端部とに、第2の結合手段(2B)を用
いて遊びを確保するようにそれぞれ結合させた。(請求
項1)
【0005】前記複数の花びら形のリング(3)の上部
に、遊びを確保するように第3の結合手段(2C)を用
いて結合された複数個の横フレーム(8)を有してい
る。(請求項2)
【0006】奇数個の前記リング(3)によって多角錐
形テントフレーム(6)が形成され、その各稜線上にお
いて各リング(3)が互いに折り畳める遊びを確保さ
れ、各稜線のうちの1つの稜線上では、第1の結合手段
(2A)を用いた結合部と第2の結合手段(2B)を用
いた脚フレーム(5)による結合部の中間において、相
隣るリング(3)間が結合されていない。(請求項3)
【0007】請求項1,2または3記載の多角錐形テン
トフレーム(6)が多角錐形テント屋根(10)の内側
に連結され、多角錐形テント屋根(10)は各上端を外
方に引き張って吊り下げた多角柱形のテント壁面(9)
の上部に接続されている。(請求項4)
【0008】請求項1〜4のいずれか1項記載の多角錐
形テントフレーム(6)の花びら形のリング(3)を重
ねて折り畳み、下部を捩ってリング(3)を8の字形に
して上部に重ねることで約半分の大きさの小さな花びら
形に折り畳まり、前記脚フレーム(5)が花びら形の尖
った端の方に向かって収まっている。(請求項5)
【0009】請求項1〜5のいずれか1項記載のテント
フレーム構造を有するテントの下端にあって各隅に位置
して連結部(11)を設け、この連結部(11)を地面
に抑えつけ、前記小さな花びら形に折り畳まったテント
よりもやや小さな花びら形に折り畳まる弾性のある棒材
(12)と紐(13)を第4の結合手段(2D)で結合
してなる抑え部材(14)を有する。(請求項6)
【0010】請求項1,2,3,5,6のいずれか1項
記載の多角錐形テントフレーム(6)が多角錐形テント
(15)の内側に連結されている。(請求項7) 本発明は、以上の構成からなるテントフレーム構造であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1はテントフレームを模式的に示す斜視
図である。図2は図1のAの結合部を示す詳細図で、花
びら形のリングの結合部を示す斜視図である。図3は図
1のBの結合部を示す詳細図で、横フレームの結合部を
示す斜視図である。図4は図1のCの結合部を示す詳細
図で、相隣るリングを結合しない稜線の横フレームの結
合部を示す斜視図である。図5は図1のDの結合部を示
す詳細図で、円弧部と脚フレームの結合部を示す斜視図
である。図6は花びら形のリングを折り畳んだ状態を模
式的に示す斜視図である。図7はリングの下部を捩って
8の字形にした状態を模式的に示す斜視図である。図8
は捩ったリングの下部を上部に重ねた状態を模式的に示
す斜視図である。図9はテントを収納した袋の斜視図で
ある。図10は自動車のドア開口部にテントを吊った状
態を模式的に示す斜視図である。自動車の左側フロント
ドアを開けた状態を2点鎖線で示している、またテント
フレームと抑え部材を実線で示し、テントフレームを連
結させ、抑え部材を投入されたテントは1点鎖線で示し
ている。図11は3角錐形のテントとテントフレームを
模式的に示す斜視図である。図12は3角錐形のテント
の抑え部材の折り畳み途中の斜視図である。図13は3
角錐形のテントの抑え部材の折り畳み完了時の斜視図で
ある。図14は4角錐形のテントとテントフレームを模
式的に示す斜視図である。図15は4角錐形のテントの
抑え部材の折り畳み途中の斜視図である。図16は4角
錐形のテントの抑え部材の折り畳み完了時の斜視図であ
る。
【0012】直径1.6ミリメートルのステンレス材の
ばねワイヤー(1)をほぼ真っ直ぐの状態で結合の位置
を決め細い紐が通る程度の小さな輪を9個作り、湾曲さ
せた複数本のばねワイヤー(1)の各々の両端を第1の
結合手段(2A)を用いて1箇所に遊びを確保するよう
に結合させ、各々のばねワイヤーによって環状をなす複
数の花びら形のリング(3)を形成し、互いに隣り合う
円弧部(4)の一方と他方とを、V字形あるいはU字形
等の所定形状に折り曲げたばねワイヤー製の脚フレーム
(5)の一方の上端部と他方の上端部とに、例えば結び
目(16)を設けた紐等の第2の結合手段(2B)を用
いて遊びを確保するようにそれぞれ結合させた。
【0013】前記複数の花びら形のリング(3)の両端
の次に設けられた輪と、横フレーム(8)の両端に設け
られた輪とが、遊びを確保するように第3の結合手段
(2C)を用いて結合された複数個の横フレーム(8)
を有している。
【0014】奇数個の前記リング(3)によって多角錐
形テントフレーム(6)が形成され、その各稜線上にお
いて各リング(3)が互いに折り畳める遊びを確保され
ている、その結合箇所は横フレーム(8)の結合と兼ね
ることも出来、別に設けることも出来る。またリング中
央部(E)に輪を設けて隣り合うリング同士を結合す
る。この結合はテントに連結する部位(d)(e)
(f)と同じになるために結合手段を兼用することもで
きる。また稜線のうちの1つの稜線上では、第1の結合
手段(2A)を用いた結合部と第2の結合手段(2B)
を用いた脚フレーム(5)による結合部の中間におい
て、相隣るリング(3)間が結合されていない。また結
合されていないリング中央部(E)に設けられた輪にリ
ングが互いに脱着可能なファスナー(17)を付けるこ
ともでき、またこれを省くこともできる。
【0015】多角錐形テントフレーム(6)が多角錐形
テント屋根(10)の内側に連結され、多角錐形テント
屋根(10)は図10に示すように自動車のフロントウ
インドウと、開いたフロントドアのガラス上部と、車体
側のドア開口部の後方任意の所に吸盤(18)を固定し
長さを調節できるロープ(19)を介して各上端を外方
に引き張って吊り下げた多角柱形のテント壁面(9)の
上部に接続されている。また連結にはテントに補強材を
縫い付けてこれでワイヤーの輪を包み込むようにして紐
などの結合手段で図10に示す記号a、b、c、d、
e、f、g、h、i、j、k、lの各連結部で連結され
る構造である。3角錐の場合にcとfの箇所においては
相隣るリング(3)の入り口の1方とだけ連結されてい
て、別の1方とは結合されていない。従って花びら形の
リング(3)は端を奥へ押し込んで折り畳めるようにな
っている。この際に脚フレーム(5)がV字形またはU
字形等の所定形状に折り曲げたばねワイヤー製であるか
ら、リング(3)の頂部を支点として折り畳まって行く
花びら形のリングの円弧部(4)に脚フレーム(5)の
上端が結合されたままで追随できる構造である。
【0016】図6のように前記花びら形のリング(3)
を重ねて折り畳み、下部を捩ってリング(3)を8の字
形にして上部に重ねることで約半分の大きさの小さな花
びら形に折り畳まり、前記脚フレーム(5)が花びら形
の尖った端の方に向かって収まる。
【0017】図11、図12、図13に示す通り前記テ
ントの下端にあって各隅に位置して連結部(11)を設
け、この連結部(11)を地面に抑えつけ、前記小さな
花びら形に折り畳まったテントよりもやや小さな花びら
形に折り畳まる弾性のある棒材(12)と紐(13)を
第4の結合手段(2D)で結合してなる抑え部材(1
4)を有している。抑え部材(14)は図11のように
3角錐形のテントに使用するものは弾性のある2本の棒
材(12)を弓形に曲げて紐(13)を第4の結合手段
(2D)を用いて結合し、一端で棒材(12)が自在に
動くように第4の結合手段(2D)を用いて結合し、弓
形に曲げられた棒材(12)を交互に交差させて、棒材
(12)の結合された一端と他の2端が正3角形を形成
するような位置に交差部を設け、第4の結合手段(2
D)を用いて自在に動くように結合している。
【0018】図10によってテントフレームを連結した
テントの細部を説明する。開閉部(20)は、テント壁
面(9)が二重に構成される。表側の開口壁面(21)
は上端がテント屋根の下辺に縫い付けられ、開口壁面
(21)を摘み上げて人が入れるように、片側の縦の辺
と下側の辺が解放されている。また、内側の目隠し(2
2)は入り口から見て奥側の縦の辺と、上側の辺が解放
されている。また目隠し(22)が落ちないように、目
隠し(22)の解放された辺が交わる角に留めフック
(23)を設け、相手壁面の内側上部隅にフック掛け
(24)を設けてある。
【0019】前記のような構造であるから、テントの使
用に際しては小さな花びら形の袋(25)から、引き抜
き取手(26)を掴んでテントを引き出すだけでほぼ倍
の大きさの花びら形のテントが広がり、このテントの隅
を引き張るだけで、引き張った所から支えのない上方に
向かって角錐形テント屋根(10)が自然に立ち上が
り、このテントの中に同じ袋から取り出した抑え部材を
拡げて投入し、テントの下端隅を抑えると、テント下端
の連結材にボタン(27)を有し、これに抑え部材が引
っ掛かってテントの底部の位置が安定し、テントの設置
が完了する。なおボタンはファスナーなどの脱着可能な
連結手段に変えることも出来る。このテントは本発明の
テントフレーム構造のために操作が少なくて簡便に設置
出来るトイレとしても、また十分な高さの更衣室として
も使用できる。収納に際してはテントシートがワイヤー
の絡みを防ぎながら、V字形またはU字型等の所定形状
に折り曲げた脚フレーム(5)が尖った端に向かって自
然に折り畳まって、小さな花びら形の袋の中に収納で
き、テントの中で使用するアタッシュケース形の携帯便
器などの中に、目隠しになる外側のテントをそっくり収
納してしまうことができる。特にテントの裾を畳む必要
がなく、抑え部材(14)を畳んで花びら形の袋(2
5)に投入し、その上に折り畳んだテントの尖った方の
端を差し込んでリングの円弧部分を受け部(28)に引
っ掛け、テントの裾を適当に押し込んで袋の蓋(29)
をファスナー(30)で閉じれば収納が完了して誰にで
も熟練を必要としないで操作ができる。またファスナー
(30)は釦と釦穴に換えることもでき、ファスナー
(30)をやめて袋の蓋(29)に吊り下げ取手を付け
ることもできる。
【0020】また、前記吸盤(18)はハンドルを回し
て中央を引き上げることで吸着力を増すものであるが、
普通の押しつけるだけの吸盤でも、どのような手段で吸
盤の保持力を増したものでも良い。
【0021】また、吸盤(18)で固定する代わりに一
部永久磁石を用いることもできる。
【0022】また、人が出入りする開閉部(20)は、
図10の実施の形態のように重ね合わせることもできる
が、重ね合わせをやめて、連続した壁面にいわゆるジッ
パー(32)などを取り付けた出入り口を設けることも
できる。
【0023】また別の実施例である図11および図14
は自動車のフロントドアの開口部に吊るテントに連結す
るのでなく、多角錐の部分だけでテントを構成し、その
内側に多角錐形テントフレーム(6)を連結したもので
ある。出入り口として角錐の1つの面にジッパーなどで
開閉する部分を設ける。また連結部(11)を設け、抑
え部材で角錐形のテントの各隅を外に向かって拡開し
て、地面に押しつける以外に、各隅の外側に引き張り部
(31)を設けて、錘や、アンカーで地面に固定して使
用することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。
【0025】入手容易な範囲では最大直径になる1.6
ミリメートルのステンレスばねワイヤーの組み合わせで
あるから要所にピン結合用の輪を作ることができ、なお
かつばねワイヤーが互いに支え合って他のテントに比べ
て細いワイヤーでも強い剛性を出せるうえに、収納の扱
いが腕力を必要とせず女性や高齢者などの非力な人でも
容易であり、軽く小型で持ち運びやすい。
【0026】また多角錐形テントフレーム(6)にステ
ンレス材を使用できるために塗装しないでも輝いていて
商品性が高い。しかし一般のバネ材も使用できる。
【0027】またテントの隅の突っ張りとしてばねワイ
ヤー製の脚フレーム(5)を使用したために、結合部を
一々外さないでもテントの各面の折り重ねができ、脚フ
レームを結び目を設けた紐等の結合手段を用いて結合し
たために図8のように自然に花びら形の袋の尖った方に
突っ張りが畳み込まれて収納することができる。
【0028】また本発明のテントフレーム構造を採用し
たためにテントがアタッシュケース型の車載用携帯トイ
レ等の中に余裕を持って収まり、自動車のドアを開けた
3角形の空間に設置でき、釣り等のアウトドアライフや
屋外作業の必携品として、また常時車に搭載して事故渋
滞や災害発生などの非常時に役立つ実用的なテントをを
提供することができる。
【0029】自動車のドアを開いた三角柱状の空間を利
用してフロントウインドウと、車体の側面と、開いたド
アのガラス上部後方とに吸盤でテントを三方に引っ張る
だけで、通常のテントよりも信頼性の高い目隠し空間が
完成する、特に背の高い人でも更衣室として利用するに
十分な高さのとんがり屋根が、突然に手品の様に出現し
て、吊り込み時のインパクトと話題性があり、見栄え上
もテントに張りがあって商品価値が高い。
【0030】テントの隅を3箇所の吸盤で引っ張れば自
然に屋根が立ち上がるために女性向きにも作業が容易で
あり、急ぎの事態が発生した際の即応性に優れている。
【0031】図12、図13、図15、図16に示す通
り抑え部材(14)が弾性がある棒材(12)を弓状に
してあるために、簡単に重ねて、1方の端を他方の端に
差し込んで花びら形にすることで、テントと一緒に花び
ら形の袋(25)に容易に収めることができる。
【0032】抑え部材(14)の上に人が乗って使用で
きるために、風によってテントがめくれ上がる不安がな
く。また端を高さのあるボタン(27)で引っ掛かりを
付けてあるため設置の際に外れにくく、使用中も安心で
ある。
【0033】このテントフレーム構造を収納した図1
0、図11、図14のテントには一般のテントのような
シート材の底がないので汚れたり洗いにくいという心配
が無く、収納の際は空気が下方に抜けるために早く収納
できて、一般のテントに有りがちなゆっくりと抑えなが
ら空気を押し出して畳むというような不便がない。
【0034】図6に示す通りテントフレームを折り畳ん
で端部側を小さな花びら形の袋(25)の尖った方に押
し込めばあとはテント生地を畳まないで適当に押し込む
だけであり最後は袋の端の受け部(28)をリングの円
周に被せて、袋の蓋(29)についたファスナー(3
0)の雄と雌どうしを押しつければ終了であり熟練も不
要で、不慣れな人でも簡単に扱うことができ収納に戸惑
わない。
【0035】また、防災用備品として自治体等が推奨し
て、手提げ鞄型携帯トイレに入れて各人の自動車に積載
させ、災害発生時は、車にテントを設置して利用者が個
々に分散してゴミ処理用の袋を携帯便器にセットして使
った後は袋の口を閉じて、排せつ物を各戸で保管できる
ために、待った無しでいながら設置に手間が掛かり、す
ぐ清掃や汚物処理の問題が発生する従来の集中仮設トイ
レの設置を、少し後回しにして、その手間を本来の救
命、救助、ライフラインの確保等の初動活動に振り向け
ることができる。
【0036】防災の啓蒙に加えて、個人の遊びに便利で
タフなアウトドアグッズとして普及させておいて、非常
時にも備えるという両面から普及させられる商品とな
る。
【0037】身障者の行事でボランティアの人がトイレ
のことで計画を制約されることなく、移動の車が何時で
も簡単にトイレになるので安心して自由に行事計画が組
める。
【0038】また図11、図14に示すテントにおいて
は、トイレの少ない海外の観光地を女性が敬遠すること
なく、添乗員が軽便に携行して安心して参加して貰うこ
とができる。
【0039】また図11、図14に示すテントにおいて
は、釣に女性が出かけて、釣のポイントが船宿や自動車
から遠く離れる際に、用足しの用心に持参するのに軽便
である。
【0040】また住宅地の屋外作業等で便所を借りにく
く、また移動便所を設置するまでの規模でない簡単な工
事や、移動が多い警備誘導作業等において、前記テント
を工事用自動車のドア開口部に設置して簡便に用足しが
でき、小用が近い高年齢作業員の健康管理に役立ち、立
小便で顰蹙を買う等の不都合も避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テントフレームを模式的に示す斜視図である。
【図2】花びら形のリングの結合部を示す斜視図であ
る。
【図3】横フレームの結合部を示す斜視図である。
【図4】相隣るリングを結合しない稜線の横フレームの
結合部を示す斜視図である。
【図5】円弧部と脚フレームの結合部を示す斜視図であ
る。
【図6】花びら形のリングを折り畳んだ状態を模式的に
示す斜視図である。
【図7】リングの下部を捩って8の字形にした状態を模
式的に示す斜視図である。
【図8】捩ったリングの下部を上部に重ねた状態を模式
的に示す斜視図である。
【図9】テントを収納した袋の斜視図である。
【図10】自動車のドア開口部にテントを吊った状態を
模式的に示す斜視図である。
【図11】3角錐形のテントとテントフレームを模式的
に示す斜視図である。
【図12】3角錐形のテントの抑え部材の折り畳み途中
の斜視図である。
【図13】3角錐形のテントの抑え部材の折り畳み完了
時の斜視図である。
【図14】4角錐形のテントとテントフレームを模式的
に示す斜視図である。
【図15】4角錐形のテントの抑え部材の折り畳み途中
の斜視図である。
【図16】4角錐形のテントの抑え部材の折り畳み完了
時の斜視図である。
【符号の説明】
1 ばねワイヤー 2A 第1の結合手段 2B 第2の結合手段 2C 第3の結合手段 2D 第4の結合手段 3 リング 4 円弧部 5 脚フレーム 6 多角錐形テントフレーム 7 テント隅部 8 横フレーム 9 テント壁面 10 多角錐形テント屋根 11 連結部 12 棒材 13 紐 14 抑え部材 15 多角錐形テント 16 結び目 17 ワイヤー固定ファスナー 18 吸盤 19 ロープ 20 開閉部 21 開口壁面 22 目隠し 23 フック 24 フック掛け 25 花びら形の袋 26 引き抜き取手 27 ボタン 28 受け部 29 袋の蓋 30 ファスナー 31 引き張り部 32 ジッパー A 花びら形のリングの結合部 B 横フレームの結合部 C 相隣るリングを結合しない稜線の横フレームの結合
部 D 円弧部と脚フレームの結合部 E リング中央部 a テントフレームとテントとのa連結部 b テントフレームとテントとのb連結部 c テントフレームとテントとのc連結部 d テントフレームとテントとのd連結部 e テントフレームとテントとのe連結部 f テントフレームとテントとのf連結部 g テントフレームとテントとのg連結部 h テントフレームとテントとのh連結部 i テントフレームとテントとのi連結部 j テントフレームとテントとのj連結部 k テントフレームとテントとのk連結部 l テントフレームとテントとのl連結部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲させた複数本のばねワイヤー(1)
    の各々の両端を第1の結合手段(2A)を用いて1箇所
    に遊びを確保するように結合させ、各々のばねワイヤー
    によって環状をなす複数の花びら形のリング(3)を形
    成し、互いに隣り合う円弧部(4)の一方と他方とを、
    V字形あるいはU字形等の所定形状に折り曲げたばねワ
    イヤー製の脚フレーム(5)の一方の上端部と他方の上
    端部とに、第2の結合手段(2B)を用いて遊びを確保
    するようにそれぞれ結合させたことを特徴とするテント
    フレーム構造。
  2. 【請求項2】 前記複数の花びら形のリング(3)の上
    部に、遊びを確保するように第3の結合手段(2C)を
    用いて結合された複数個の横フレーム(8)を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のテントフレーム構造。
  3. 【請求項3】 奇数個の前記リング(3)によって多角
    錐形テントフレーム(6)が形成され、その各稜線上に
    おいて各リング(3)が互いに折り畳める遊びを確保さ
    れ、各稜線のうちの1つの稜線上では、第1の結合手段
    (2A)を用いた結合部と第2の結合手段(2B)を用
    いた脚フレーム(5)による結合部の中間において、相
    隣るリング(3)間が結合されていないことを特徴とす
    る請求項1記載のテントフレーム構造。
  4. 【請求項4】 多角錐形テントフレーム(6)が多角錐
    形テント屋根(10)の内側に連結され、多角錐形テン
    ト屋根(10)は各上端を外方に引き張って吊り下げた
    多角柱形のテント壁面(9)の上部に接続されているこ
    とを特徴とする請求項1,2または3記載のテントフレ
    ーム構造。
  5. 【請求項5】 前記花びら形のリング(3)を重ねて折
    り畳み、下部を捩ってリング(3)を8の字形にして上
    部に重ねることで約半分の大きさの小さな花びら形に折
    り畳まり、前記脚フレーム(5)が花びら形の尖った端
    の方に向かって収まっていることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項記載のテントフレーム構造。
  6. 【請求項6】 前記テントの下端にあって各隅に位置し
    て連結部(11)を設け、この連結部(11)を地面に
    抑えつけ、前記小さな花びら形に折り畳まったテントよ
    りもやや小さな花びら形に折り畳まる弾性のある棒材
    (12)と紐(13)を第4の結合手段(2D)で結合
    してなる抑え部材(14)を有することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか1項記載のテントフレーム構造。
  7. 【請求項7】 多角錐形テントフレーム(6)が多角錐
    形テント(15)の内側に連結されていることを特徴と
    する請求項1,2,3,5,6のいずれか1項記載のテ
    ントフレーム構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015063815A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 有限会社メイアイ 車両ドアテント
US10543771B2 (en) 2016-06-05 2020-01-28 Yakima Products, Inc. Vehicle rooftop rack assembly

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JP2015063815A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 有限会社メイアイ 車両ドアテント
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