JP2002307932A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JP2002307932A JP2002307932A JP2001115146A JP2001115146A JP2002307932A JP 2002307932 A JP2002307932 A JP 2002307932A JP 2001115146 A JP2001115146 A JP 2001115146A JP 2001115146 A JP2001115146 A JP 2001115146A JP 2002307932 A JP2002307932 A JP 2002307932A
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- air
- conditioning unit
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- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims abstract description 220
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 48
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 26
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 16
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 14
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 40
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 235000002597 Solanum melongena Nutrition 0.000 description 1
- 244000061458 Solanum melongena Species 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- AAOVKJBEBIDNHE-UHFFFAOYSA-N diazepam Chemical compound N=1CC(=O)N(C)C2=CC=C(Cl)C=C2C=1C1=CC=CC=C1 AAOVKJBEBIDNHE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調ユニットをインスツルメントパネルの内
側に配置するにあたり、インスツルメントパネルを下ろ
さなくても空調部品の修理、交換などの作業を行えるよ
うにする。 【解決手段】 送風機6、エバポレータ6、温水ヒータ
7、及び吹出モード切換装置8を車幅方向のほぼ同位置
に配置し、内外気切換装置3を送風機6に対して車幅方
向にオフセットして配置される空調ユニットを備えてお
り、インスツルメントパネルにその一部分をなす分解可
能な分割部を設け、このインスツルメントパネルの分割
部とこれと対向する空調ユニットの部分とを通る線上に
空調部品を脱着させる部分を配置し、インスツルメント
パネルの分割部を分解することで、この分解した部分を
介して空調部品を脱着する。
側に配置するにあたり、インスツルメントパネルを下ろ
さなくても空調部品の修理、交換などの作業を行えるよ
うにする。 【解決手段】 送風機6、エバポレータ6、温水ヒータ
7、及び吹出モード切換装置8を車幅方向のほぼ同位置
に配置し、内外気切換装置3を送風機6に対して車幅方
向にオフセットして配置される空調ユニットを備えてお
り、インスツルメントパネルにその一部分をなす分解可
能な分割部を設け、このインスツルメントパネルの分割
部とこれと対向する空調ユニットの部分とを通る線上に
空調部品を脱着させる部分を配置し、インスツルメント
パネルの分割部を分解することで、この分解した部分を
介して空調部品を脱着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のインスツ
ルメントパネルの内側に搭載される空調ユニットを構成
している空調部品の脱着作業を容易に行うことができる
車両用空調装置に関する。
ルメントパネルの内側に搭載される空調ユニットを構成
している空調部品の脱着作業を容易に行うことができる
車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今において、インスツルメントパネル
を含む車室前方に配置される部品をモジュール化するこ
とが提案されており、例えば、特開平11−59162
号公報においては、空調ユニットなどをステアリングメ
ンバに取り付け、この空調ユニットにディスプレイ装置
を取り付けることによりユニットアセンブリを形成し、
このユニットアセンブリを車体に取り付けた後にこれを
覆うようにインスツルメントパネルを取り付けるように
するもの等が考えられている。
を含む車室前方に配置される部品をモジュール化するこ
とが提案されており、例えば、特開平11−59162
号公報においては、空調ユニットなどをステアリングメ
ンバに取り付け、この空調ユニットにディスプレイ装置
を取り付けることによりユニットアセンブリを形成し、
このユニットアセンブリを車体に取り付けた後にこれを
覆うようにインスツルメントパネルを取り付けるように
するもの等が考えられている。
【0003】一般に空調ユニットは、内気と外気との導
入割り合いを調節する内外気切換装置、送風機、冷却用
熱交換器、加熱用熱交換器、吹出モードを切り換える吹
出モード切換装置などの空調部品を風の流れに対して直
列に配置して構成されているが、上述のようなモジュー
ル構成においては、それぞれの空調部品をメンテナンス
するにあたり、インスツルメントパネルを外し、その
後、メンテナンスを必要とする空調部品を空調ユニット
から外す作業が必要となる。
入割り合いを調節する内外気切換装置、送風機、冷却用
熱交換器、加熱用熱交換器、吹出モードを切り換える吹
出モード切換装置などの空調部品を風の流れに対して直
列に配置して構成されているが、上述のようなモジュー
ル構成においては、それぞれの空調部品をメンテナンス
するにあたり、インスツルメントパネルを外し、その
後、メンテナンスを必要とする空調部品を空調ユニット
から外す作業が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メンテ
ナンス時にインスツルメントパネルをいちいち上げ下げ
していたのでは、作業効率が悪く、また、インスツルメ
ントパネル自体、大きく重いものであるので、インスツ
ルメントパネルの脱着は容易ではなく、メンテナンス時
の大きな障害となっていた。このため、空調ユニットと
インスツルメントパネルとのモジュール化を図る上にお
いては、メンテナンスのし易さが重要な課題となってき
ている。
ナンス時にインスツルメントパネルをいちいち上げ下げ
していたのでは、作業効率が悪く、また、インスツルメ
ントパネル自体、大きく重いものであるので、インスツ
ルメントパネルの脱着は容易ではなく、メンテナンス時
の大きな障害となっていた。このため、空調ユニットと
インスツルメントパネルとのモジュール化を図る上にお
いては、メンテナンスのし易さが重要な課題となってき
ている。
【0005】そこで、この発明においては、特に、送風
機、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器、及び吹出モード
切換装置を車幅方向のほぼ同位置に配置し、内外気切換
装置を送風機に対して車幅方向にオフセットして配置し
て構成される空調ユニットをインスツルメントパネルの
内側に配置するにあたり、インスツルメントパネルを下
ろさなくても空調部品の修理、交換などの作業を行うこ
とができ、もって、メンテナンス作業の作業性の向上を
図ると共にメンテナンスコストの削減を図ることができ
る車両用空調装置を提供することを課題としている。
機、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器、及び吹出モード
切換装置を車幅方向のほぼ同位置に配置し、内外気切換
装置を送風機に対して車幅方向にオフセットして配置し
て構成される空調ユニットをインスツルメントパネルの
内側に配置するにあたり、インスツルメントパネルを下
ろさなくても空調部品の修理、交換などの作業を行うこ
とができ、もって、メンテナンス作業の作業性の向上を
図ると共にメンテナンスコストの削減を図ることができ
る車両用空調装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明にかかる車両用空調装置は、内気と外気と
の導入割り合いを調節する内外気切換装置、送風機、冷
却用熱交換器、加熱用熱交換器、及び吹出モードを切り
換える吹出モード切換装置を含む空調部品を風の流れに
対して直列に配置し、前記送風機、前記冷却用熱交換
器、前記加熱用熱交換器、及び前記吹出モード切換装置
を車幅方向のほぼ同位置に配置すると共に、前記内外気
切換装置を前記送風機に対して車幅方向にオフセットし
て配置するように構成した空調ユニットを備えており、
この空調ユニットをインスツルメントパネルの内側に搭
載するにあたり、前記インスツルメントパネルにその一
部分をなす分解可能な分割部を設け、この前記インスツ
ルメントパネルの分割部とこれと対向する空調ユニット
の部分とを通る線上に前記空調部品を脱着させる部分を
配置し、前記インスツルメントパネルの分割部を分解す
ることで、この分解した部分を介して前記空調部品を脱
着できるようにしたことを特徴としている(請求項
1)。
に、この発明にかかる車両用空調装置は、内気と外気と
の導入割り合いを調節する内外気切換装置、送風機、冷
却用熱交換器、加熱用熱交換器、及び吹出モードを切り
換える吹出モード切換装置を含む空調部品を風の流れに
対して直列に配置し、前記送風機、前記冷却用熱交換
器、前記加熱用熱交換器、及び前記吹出モード切換装置
を車幅方向のほぼ同位置に配置すると共に、前記内外気
切換装置を前記送風機に対して車幅方向にオフセットし
て配置するように構成した空調ユニットを備えており、
この空調ユニットをインスツルメントパネルの内側に搭
載するにあたり、前記インスツルメントパネルにその一
部分をなす分解可能な分割部を設け、この前記インスツ
ルメントパネルの分割部とこれと対向する空調ユニット
の部分とを通る線上に前記空調部品を脱着させる部分を
配置し、前記インスツルメントパネルの分割部を分解す
ることで、この分解した部分を介して前記空調部品を脱
着できるようにしたことを特徴としている(請求項
1)。
【0007】したがって、メンテナンス時においては、
インスツルメントパネルの一部をなす分割部を分解し
て、この分解した部分を介して空調ユニットから空調部
品を脱着させることができるので、インスツルメントパ
ネルをわざわざ下ろす必要がなくなり、メンテナンス作
業を簡易に行うことが可能となる。
インスツルメントパネルの一部をなす分割部を分解し
て、この分解した部分を介して空調ユニットから空調部
品を脱着させることができるので、インスツルメントパ
ネルをわざわざ下ろす必要がなくなり、メンテナンス作
業を簡易に行うことが可能となる。
【0008】ここで、インスツルメントパネルの分割部
とこれと対向する空調ユニットの部分とを通る線上に空
調部品の脱着部分を配置するとは、インスツルメントパ
ネルの分割部と対向する部分に空調部品を脱着させる部
分を設ける場合のほか、インスツルメントパネルの分割
部と空調部品を脱着させる部分との間に他の部材が介在
するような場合を含むものであり、例えば、空調ユニッ
トの空調部品を脱着させる部分に、空調部品の取り付け
箇所を塞ぐと共に空調ユニットの一部分をなす分解可能
な分割部をインストルメントパネルの分割部と対向して
配置し、インスツルメントパネルの分割部と空調ユニッ
トの分割部とを分解することで、これら分解した部分を
介して空調部品を脱着できるようにしても(請求項
2)、また、空調ユニットの空調部品を脱着させる部分
に、インストルメントパネルの分割部と対向して該空調
部品を露出して設け、インスツルメントパネルの分割部
を分解することで、この分解した部分を介して空調部品
を脱着できるようにしてもよい(請求項3)。
とこれと対向する空調ユニットの部分とを通る線上に空
調部品の脱着部分を配置するとは、インスツルメントパ
ネルの分割部と対向する部分に空調部品を脱着させる部
分を設ける場合のほか、インスツルメントパネルの分割
部と空調部品を脱着させる部分との間に他の部材が介在
するような場合を含むものであり、例えば、空調ユニッ
トの空調部品を脱着させる部分に、空調部品の取り付け
箇所を塞ぐと共に空調ユニットの一部分をなす分解可能
な分割部をインストルメントパネルの分割部と対向して
配置し、インスツルメントパネルの分割部と空調ユニッ
トの分割部とを分解することで、これら分解した部分を
介して空調部品を脱着できるようにしても(請求項
2)、また、空調ユニットの空調部品を脱着させる部分
に、インストルメントパネルの分割部と対向して該空調
部品を露出して設け、インスツルメントパネルの分割部
を分解することで、この分解した部分を介して空調部品
を脱着できるようにしてもよい(請求項3)。
【0009】さらに、空調ユニットの空調部品を脱着さ
せる部分に、空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共に空調
ユニットの一部分をなす分解可能な分割部を設け、イン
ストルメントパネルの分割部と空調ユニットの分割部と
の間に空調ユニットの一部分をなす分解可能な他の分割
部を該インストルメントパネルの分割部と対向して配置
し、インスツルメントパネルの分割部と空調ユニットの
それぞれの分割部とを分解することで、これら分解した
部分を介して空調部品を脱着できるようにしても(請求
項4)、空調ユニットの空調部品を脱着させる部分に、
空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共に分解可能な他の空
調部品をインストルメントパネルの分割部と対向して設
け、インストルメントパネルの分割部と他の空調部品と
を分解することで、これら分解した部分を介して空調部
品を脱着できるようにしてもよい(請求項5)。
せる部分に、空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共に空調
ユニットの一部分をなす分解可能な分割部を設け、イン
ストルメントパネルの分割部と空調ユニットの分割部と
の間に空調ユニットの一部分をなす分解可能な他の分割
部を該インストルメントパネルの分割部と対向して配置
し、インスツルメントパネルの分割部と空調ユニットの
それぞれの分割部とを分解することで、これら分解した
部分を介して空調部品を脱着できるようにしても(請求
項4)、空調ユニットの空調部品を脱着させる部分に、
空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共に分解可能な他の空
調部品をインストルメントパネルの分割部と対向して設
け、インストルメントパネルの分割部と他の空調部品と
を分解することで、これら分解した部分を介して空調部
品を脱着できるようにしてもよい(請求項5)。
【0010】また、インスツルメントパネルの分割部
は、インスツルメントパネルの上部に設けるようにして
も、インスツルメントパネルの下部に設けるようにして
も、インスツルメントパネルの正面に設けるようにして
もよい(請求項6〜8)。
は、インスツルメントパネルの上部に設けるようにして
も、インスツルメントパネルの下部に設けるようにして
も、インスツルメントパネルの正面に設けるようにして
もよい(請求項6〜8)。
【0011】例えば、加熱用熱交換器については、イン
スツルメントパネルの下部にその一部分をなす分解可能
な分割部を設け、この分割部と対向する空調ユニットの
部分に加熱用熱交換器の取り付け箇所を塞ぐと共に空調
ユニットの一部分をなす分解可能な分割部を設け、イン
スツルメントパネルの分割部と空調ユニットの分割部と
を分解することで、これら分解した部分を介して加熱用
熱交換器を脱着させるようにするとよい(請求項9)。
ここで、加熱用熱交換器は、温水を熱源とする温水ヒー
タであっても、電気ヒータであっても、温水ヒータの下
流側に設けられた電気ヒータであってもよい(請求項1
0,11)。
スツルメントパネルの下部にその一部分をなす分解可能
な分割部を設け、この分割部と対向する空調ユニットの
部分に加熱用熱交換器の取り付け箇所を塞ぐと共に空調
ユニットの一部分をなす分解可能な分割部を設け、イン
スツルメントパネルの分割部と空調ユニットの分割部と
を分解することで、これら分解した部分を介して加熱用
熱交換器を脱着させるようにするとよい(請求項9)。
ここで、加熱用熱交換器は、温水を熱源とする温水ヒー
タであっても、電気ヒータであっても、温水ヒータの下
流側に設けられた電気ヒータであってもよい(請求項1
0,11)。
【0012】また、送風機については、インスツルメン
トパネルの一部分をなす分解可能な分割部を該インスト
ルメントパネルの上部に設け、この分割部と対向する前
記空調ユニットの部分に送風機を露出して配置し、イン
スツルメントパネルの分割部を分解することで、この分
解した部分を介して送風機を脱着させるようにするとよ
い(請求項12)。
トパネルの一部分をなす分解可能な分割部を該インスト
ルメントパネルの上部に設け、この分割部と対向する前
記空調ユニットの部分に送風機を露出して配置し、イン
スツルメントパネルの分割部を分解することで、この分
解した部分を介して送風機を脱着させるようにするとよ
い(請求項12)。
【0013】空調ユニットの内外気切換装置と送風機と
の間にフィルタを配置する構成においては、インスツル
メントパネルの上部にその一部分をなす分解可能な分割
部を設け、空調ユニットにフィルタの取り付け箇所を塞
ぐと共に該空調ユニットの一部分をなす分解可能な分割
部を設け、インストルメントパネルの分割部と空調ユニ
ットの分割部との間に空調ユニットの一部分をなす分解
可能な他の分割部を該インスツルメントパネルの分割部
と対向して配置し、インスツルメントパネルの分割部と
空調ユニットのそれぞれの分割部とを分解することで、
これら分解した部分を介してフィルタを脱着させるよう
にするとよい(請求項13)。
の間にフィルタを配置する構成においては、インスツル
メントパネルの上部にその一部分をなす分解可能な分割
部を設け、空調ユニットにフィルタの取り付け箇所を塞
ぐと共に該空調ユニットの一部分をなす分解可能な分割
部を設け、インストルメントパネルの分割部と空調ユニ
ットの分割部との間に空調ユニットの一部分をなす分解
可能な他の分割部を該インスツルメントパネルの分割部
と対向して配置し、インスツルメントパネルの分割部と
空調ユニットのそれぞれの分割部とを分解することで、
これら分解した部分を介してフィルタを脱着させるよう
にするとよい(請求項13)。
【0014】吹出モード切換装置については、インスツ
ルメントパネルの一部分をなす分解可能な分割部を該イ
ンストルメントパネルの正面に設け、この分割部と対向
する空調ユニットの部分に吹出モード切換装置を露出し
て配置し、インスツルメントパネルの分割部を分解する
ことで、この分解した部分を介して吹出モード切換装置
を脱着させるようにしてもよい(請求項14)。
ルメントパネルの一部分をなす分解可能な分割部を該イ
ンストルメントパネルの正面に設け、この分割部と対向
する空調ユニットの部分に吹出モード切換装置を露出し
て配置し、インスツルメントパネルの分割部を分解する
ことで、この分解した部分を介して吹出モード切換装置
を脱着させるようにしてもよい(請求項14)。
【0015】また、冷却用熱交換器については、インス
ツルメントパネルの正面にその一部分をなす分解可能な
分割部を設け、この分割部と対向する空調ユニットの部
分に、冷却用熱交換器の取り付け箇所を塞ぐと共に分解
可能な吹出モード切換装置を配置し、インストルメント
パネルの分割部と吹出モード切換装置とを分解すること
で、これら分解した部分を介して冷却用熱交換器を脱着
させるようにしてもよい(請求項15)。
ツルメントパネルの正面にその一部分をなす分解可能な
分割部を設け、この分割部と対向する空調ユニットの部
分に、冷却用熱交換器の取り付け箇所を塞ぐと共に分解
可能な吹出モード切換装置を配置し、インストルメント
パネルの分割部と吹出モード切換装置とを分解すること
で、これら分解した部分を介して冷却用熱交換器を脱着
させるようにしてもよい(請求項15)。
【0016】上述した各構成は、特に、送風機、冷却用
熱交換器、加熱用熱交換器及び吹出モード切換装置を車
幅のほぼ中央に配置し、内外気切換装置を送風機に対し
て車両の車幅方向にずらして配置する空調ユニットにお
いて、インスツルメントパネルを下ろすことなくメンテ
ナンス作業を行う場合に適した構成である。
熱交換器、加熱用熱交換器及び吹出モード切換装置を車
幅のほぼ中央に配置し、内外気切換装置を送風機に対し
て車両の車幅方向にずらして配置する空調ユニットにお
いて、インスツルメントパネルを下ろすことなくメンテ
ナンス作業を行う場合に適した構成である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。図1において、車両のインスツルメ
ントパネルの内側に搭載される空調ユニット1が示され
ている。この空調ユニット1は、空調ケース2に、イン
テークドア3によって内気と外気との導入割り合いを調
節する内外気切換装置4、フィルタ5、送風機6、エバ
ポレータ7、温水ヒータ8、電気ヒータ9、及び図示し
ないモードドアによって吹出モードを切り換える吹出モ
ード切換装置10をこの順で風の流れに対して直列に配
置して構成されるもので、このうち、送風機6、エバポ
レータ7、温水ヒータ8、電気ヒータ9および吹出モー
ド切換装置10を車幅方向のほぼ中央に配置し、内外気
切換装置3とフィルタ4を、送風機6に対して車幅方向
にオフセットして配置するようにしている。
面により説明する。図1において、車両のインスツルメ
ントパネルの内側に搭載される空調ユニット1が示され
ている。この空調ユニット1は、空調ケース2に、イン
テークドア3によって内気と外気との導入割り合いを調
節する内外気切換装置4、フィルタ5、送風機6、エバ
ポレータ7、温水ヒータ8、電気ヒータ9、及び図示し
ないモードドアによって吹出モードを切り換える吹出モ
ード切換装置10をこの順で風の流れに対して直列に配
置して構成されるもので、このうち、送風機6、エバポ
レータ7、温水ヒータ8、電気ヒータ9および吹出モー
ド切換装置10を車幅方向のほぼ中央に配置し、内外気
切換装置3とフィルタ4を、送風機6に対して車幅方向
にオフセットして配置するようにしている。
【0018】この例において、温水ヒータ8及び電気ヒ
ータ9はエバポレータ7よりも車室側において略水平に
配置され、また、電気ヒータ9は温水ヒータ8の上方
に、吹出モード切換装置10は、温水ヒータ9のさらに
上方にそれぞれ配置されている。また、送風機6は、エ
バポレータ7の上方に配置され、内外気切換装置4及び
フィルタ5は送風機6に対して助手席側にずらして配置
されている。
ータ9はエバポレータ7よりも車室側において略水平に
配置され、また、電気ヒータ9は温水ヒータ8の上方
に、吹出モード切換装置10は、温水ヒータ9のさらに
上方にそれぞれ配置されている。また、送風機6は、エ
バポレータ7の上方に配置され、内外気切換装置4及び
フィルタ5は送風機6に対して助手席側にずらして配置
されている。
【0019】温水ヒータ8及び電気ヒータ9の取り付け
箇所に臨む空調ケース2の正面には、温水ヒータ8や電
気ヒータ9の取り付け箇所を塞ぐと共に空調ユニット1
の一部分をなすヒータ脱着カバー11が分解可能に取り
付けられており、このヒータ脱着カバー11を取り外す
ことで、温水ヒータ8や電気ヒータ9を空調ユニット1
の正面から脱着できるようにしている。尚、この例にお
いて、ヒータ脱着カバー11は、フットダクトの一部を
兼ねたものとなっており、また、電気ヒータ9は、加熱
能力の不足を補うために必要に応じて取り付けられるも
ので、温水ヒータ8のみで十分な加熱能力が得られる場
合には取り除かれるようになっている。
箇所に臨む空調ケース2の正面には、温水ヒータ8や電
気ヒータ9の取り付け箇所を塞ぐと共に空調ユニット1
の一部分をなすヒータ脱着カバー11が分解可能に取り
付けられており、このヒータ脱着カバー11を取り外す
ことで、温水ヒータ8や電気ヒータ9を空調ユニット1
の正面から脱着できるようにしている。尚、この例にお
いて、ヒータ脱着カバー11は、フットダクトの一部を
兼ねたものとなっており、また、電気ヒータ9は、加熱
能力の不足を補うために必要に応じて取り付けられるも
ので、温水ヒータ8のみで十分な加熱能力が得られる場
合には取り除かれるようになっている。
【0020】そして、この空調ユニット1は、内外気切
換装置4とフィルタ5を設けた部分がインテークユニッ
ト1aとして構成され、送風機6、エバポレータ7、温
水ヒータ8、電気ヒータ9、及び吹出モード切換装置1
0を設けた部分が温調ユニット1bとして構成され、下
記するようにインスツルメントパネルの内側に装着され
ている。
換装置4とフィルタ5を設けた部分がインテークユニッ
ト1aとして構成され、送風機6、エバポレータ7、温
水ヒータ8、電気ヒータ9、及び吹出モード切換装置1
0を設けた部分が温調ユニット1bとして構成され、下
記するようにインスツルメントパネルの内側に装着され
ている。
【0021】図2及び図3において、リッターカーのイ
ンスツルメントパネル20の内側、即ち、エンジンルー
ム12と車室13とを仕切るファイヤーウォール14と
インスツルメントパネル20との間に形成される空間に
上述した空調ユニット1を搭載した状態、特に温水ヒー
タ8や電気ヒータ9が配置されている温調ユニット1b
の部分の搭載状態が示されている。
ンスツルメントパネル20の内側、即ち、エンジンルー
ム12と車室13とを仕切るファイヤーウォール14と
インスツルメントパネル20との間に形成される空間に
上述した空調ユニット1を搭載した状態、特に温水ヒー
タ8や電気ヒータ9が配置されている温調ユニット1b
の部分の搭載状態が示されている。
【0022】この例においては、加熱用熱交換器として
温水ヒータ8と電気ヒータ9を配置した状態が示されて
おり、送風機6から圧送された空気は、送風機6の下方
に設けられたエバポレータ7を通過した後に加熱用熱交
換器(温水ヒータ8、電気ヒータ9)の下流側に設けら
れたエアミックスドア15によって加熱用熱交換器(温
水ヒータ8、電気ヒータ9)を通過する空気とバイパス
する空気との割り合いが調節され、温調された後にモー
ドドア16a,16bの位置に応じて温調ユニット1b
の車室側端部に設けられたヒータ脱着カバー11などに
よって構成されるフットダクト17を介して車室下方へ
供給されると共に、温調ユニット1の上部に設けられた
別体をなすデフノズル18やベントダクト19を介して
フロントガラス21や車室上方へ供給されるようになっ
ている。
温水ヒータ8と電気ヒータ9を配置した状態が示されて
おり、送風機6から圧送された空気は、送風機6の下方
に設けられたエバポレータ7を通過した後に加熱用熱交
換器(温水ヒータ8、電気ヒータ9)の下流側に設けら
れたエアミックスドア15によって加熱用熱交換器(温
水ヒータ8、電気ヒータ9)を通過する空気とバイパス
する空気との割り合いが調節され、温調された後にモー
ドドア16a,16bの位置に応じて温調ユニット1b
の車室側端部に設けられたヒータ脱着カバー11などに
よって構成されるフットダクト17を介して車室下方へ
供給されると共に、温調ユニット1の上部に設けられた
別体をなすデフノズル18やベントダクト19を介して
フロントガラス21や車室上方へ供給されるようになっ
ている。
【0023】また、この例において、温水ヒータ8を収
納した部分は、車両の中央前方のインスツルメントパネ
ル20の下部に設けられた収納ボックス22よりもエン
ジンルーム側に配置されており、前記ヒータ脱着カバー
11は、この収納ボックス22と対向した位置に配置さ
れている。収納ボックス22は、インスツルメントパネ
ル20の一部分をなしているもので、この部分を分解し
て取り外すことで、空調ユニット1の温水ヒータ8を収
納した部分にアクセスすることができるようになってい
る。尚、25はステアリングメンバ、26はファイヤー
ウォール12に続いて形成されたフロアパネル、27は
オーディオユニット又はナビゲーションユニット、28
はヒータコントロールパネル、29は灰皿である。
納した部分は、車両の中央前方のインスツルメントパネ
ル20の下部に設けられた収納ボックス22よりもエン
ジンルーム側に配置されており、前記ヒータ脱着カバー
11は、この収納ボックス22と対向した位置に配置さ
れている。収納ボックス22は、インスツルメントパネ
ル20の一部分をなしているもので、この部分を分解し
て取り外すことで、空調ユニット1の温水ヒータ8を収
納した部分にアクセスすることができるようになってい
る。尚、25はステアリングメンバ、26はファイヤー
ウォール12に続いて形成されたフロアパネル、27は
オーディオユニット又はナビゲーションユニット、28
はヒータコントロールパネル、29は灰皿である。
【0024】このような構成において、メンテナンスの
ために温水ヒータ7を取り外す作業工程を説明すると、
図2に示されるように、インスツルメントパネル20の
収納ボックス22を分解して取り外し、この取り外した
部分から手を差し入れてヒータ脱着カバー11を取り外
す。そして、収納ボックス22を取り外したことによっ
て形成されるインスツルメントパネル20の開口部分と
ヒータ脱着カバー11を取り外したことによって形成さ
れる空調ケース2の開口部分とを介して空調ユニット1
から温水ヒータ8を車室側へ取り出せばよい。
ために温水ヒータ7を取り外す作業工程を説明すると、
図2に示されるように、インスツルメントパネル20の
収納ボックス22を分解して取り外し、この取り外した
部分から手を差し入れてヒータ脱着カバー11を取り外
す。そして、収納ボックス22を取り外したことによっ
て形成されるインスツルメントパネル20の開口部分と
ヒータ脱着カバー11を取り外したことによって形成さ
れる空調ケース2の開口部分とを介して空調ユニット1
から温水ヒータ8を車室側へ取り出せばよい。
【0025】また、温水ヒータ8を空調ユニット1に取
り付けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよく、
インスツルメントパネル20の収納ボックス22を取り
外して形成される開口部分と空調ケース2のヒータ脱着
カバー11を取り外して形成される開口部分とを介して
空調ユニット1の所定箇所に温水ヒータ8を装着し、し
かる後に空調ケース2の開口部分にヒータ脱着カバー1
1を嵌め付け、インスツルメントパネル20の開口部分
に収納ボックス22を嵌め付けて塞ぐようにすればよ
い。
り付けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよく、
インスツルメントパネル20の収納ボックス22を取り
外して形成される開口部分と空調ケース2のヒータ脱着
カバー11を取り外して形成される開口部分とを介して
空調ユニット1の所定箇所に温水ヒータ8を装着し、し
かる後に空調ケース2の開口部分にヒータ脱着カバー1
1を嵌め付け、インスツルメントパネル20の開口部分
に収納ボックス22を嵌め付けて塞ぐようにすればよ
い。
【0026】したがって、温水ヒータ8のメンテナンス
時においては、インスツルメントパネル20の収納ボッ
クス22を分解すれば、空調ユニット1の温水ヒータ8
を収納した部分、即ち、ヒータ脱着カバー11にアクセ
スできるようになるので、収納ボックス22を取り外す
と共にヒータ脱着カバー11を取り外すことによって形
成される経路を介して温水ヒータ8を脱着させることが
可能となる。このため、温水ヒータ8のメンテナンス時
においてインスツルメントパネル20を下ろす必要がな
くなり、温水ヒータ8のメンテナンス作業を簡易に行う
ことが可能となる。
時においては、インスツルメントパネル20の収納ボッ
クス22を分解すれば、空調ユニット1の温水ヒータ8
を収納した部分、即ち、ヒータ脱着カバー11にアクセ
スできるようになるので、収納ボックス22を取り外す
と共にヒータ脱着カバー11を取り外すことによって形
成される経路を介して温水ヒータ8を脱着させることが
可能となる。このため、温水ヒータ8のメンテナンス時
においてインスツルメントパネル20を下ろす必要がな
くなり、温水ヒータ8のメンテナンス作業を簡易に行う
ことが可能となる。
【0027】さらに、上述の構成において、メンテナン
スのために電気ヒータ9を取り外す作業工程を説明する
と、図3に示されるように、インスツルメントパネル2
0の収納ボックス22を分解して取り外し、この取り外
した部分から手を差し入れてヒータ脱着カバー11を取
り外す。そして、収納ボックス22を取り外したことに
よって形成されるインスツルメントパネル20の開口部
分とヒータ脱着カバー11を取り外したことによって形
成される空調ケース2の開口部分とを介して空調ユニッ
ト1から電気ヒータ9を車室側へ取り出せばよい。
スのために電気ヒータ9を取り外す作業工程を説明する
と、図3に示されるように、インスツルメントパネル2
0の収納ボックス22を分解して取り外し、この取り外
した部分から手を差し入れてヒータ脱着カバー11を取
り外す。そして、収納ボックス22を取り外したことに
よって形成されるインスツルメントパネル20の開口部
分とヒータ脱着カバー11を取り外したことによって形
成される空調ケース2の開口部分とを介して空調ユニッ
ト1から電気ヒータ9を車室側へ取り出せばよい。
【0028】また、電気ヒータ9を空調ユニット2に取
り付けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよく、
インスツルメントパネル20の収納ボックス22を取り
外して形成される開口部分と空調ケース2のヒータ脱着
カバー11を取り外して形成される開口部分とを介して
空調ユニット1の所定箇所に電気ヒータ9を装着し、し
かる後に空調ケース2の開口部分にヒータ脱着カバー1
1を嵌め付け、インスツルメントパネル20の開口部分
に収納ボックス22を嵌め付けて塞ぐようにすればよ
い。
り付けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよく、
インスツルメントパネル20の収納ボックス22を取り
外して形成される開口部分と空調ケース2のヒータ脱着
カバー11を取り外して形成される開口部分とを介して
空調ユニット1の所定箇所に電気ヒータ9を装着し、し
かる後に空調ケース2の開口部分にヒータ脱着カバー1
1を嵌め付け、インスツルメントパネル20の開口部分
に収納ボックス22を嵌め付けて塞ぐようにすればよ
い。
【0029】したがって、電気ヒータ9のメンテナンス
時においては、インスツルメントパネル20の収納ボッ
クス22を分解すれば、空調ユニット1の電気ヒータ9
を収納した部分、即ち、ヒータ脱着カバー11にアクセ
スできるようになるので、収納ボックス22を取り外す
と共にヒータ脱着カバー11を取り外すことによって形
成される経路を介して電気ヒータ9を脱着させることが
可能となる。このため、電気ヒータ9のメンテナンス時
においてインスツルメントパネル20を下ろす必要がな
くなり、電気ヒータ9のメンテナンス作業を簡易に行う
ことが可能となる。
時においては、インスツルメントパネル20の収納ボッ
クス22を分解すれば、空調ユニット1の電気ヒータ9
を収納した部分、即ち、ヒータ脱着カバー11にアクセ
スできるようになるので、収納ボックス22を取り外す
と共にヒータ脱着カバー11を取り外すことによって形
成される経路を介して電気ヒータ9を脱着させることが
可能となる。このため、電気ヒータ9のメンテナンス時
においてインスツルメントパネル20を下ろす必要がな
くなり、電気ヒータ9のメンテナンス作業を簡易に行う
ことが可能となる。
【0030】図4において、車両のインスツルメントパ
ネルの内側に搭載される空調ユニット1の他の構成が示
されている。この空調ユニット1は、空調ケース2に、
インテークドア3によって内気と外気との導入割り合い
を調節する内外気切換装置4、フィルタ5、送風機6、
エバポレータ7、温水ヒータ8、及び図示しないモード
ドアによって吹出モードを切り換える吹出モード切換装
置10を風の流れに対して直列に配置し、このうち、送
風機6、エバポレータ7、温水ヒータ8、及び吹出モー
ド切換装置10を車幅方向のほぼ中央に配置し、また、
内外気切換装置4とフィルタ5を送風機6に対して車幅
方向にオフセットして配置するようにしている。
ネルの内側に搭載される空調ユニット1の他の構成が示
されている。この空調ユニット1は、空調ケース2に、
インテークドア3によって内気と外気との導入割り合い
を調節する内外気切換装置4、フィルタ5、送風機6、
エバポレータ7、温水ヒータ8、及び図示しないモード
ドアによって吹出モードを切り換える吹出モード切換装
置10を風の流れに対して直列に配置し、このうち、送
風機6、エバポレータ7、温水ヒータ8、及び吹出モー
ド切換装置10を車幅方向のほぼ中央に配置し、また、
内外気切換装置4とフィルタ5を送風機6に対して車幅
方向にオフセットして配置するようにしている。
【0031】この例において、エバポレータ6と温水ヒ
ータ7は立てた状態で車両の前後方向に配列され、吹出
モード切換装置10は、温水ヒータ7の上方に配置され
ている。また、送風機6は、エバポレータ7の上方に配
置され、空調ケース2の運転席側の側面に螺子止めなど
の適当な手段によってモータ6aの部分を露出させた状
態で着脱自在に固定され、内外気切換装置4及びフィル
タ5は送風機6に対して助手席側にずらして配置されて
いる。
ータ7は立てた状態で車両の前後方向に配列され、吹出
モード切換装置10は、温水ヒータ7の上方に配置され
ている。また、送風機6は、エバポレータ7の上方に配
置され、空調ケース2の運転席側の側面に螺子止めなど
の適当な手段によってモータ6aの部分を露出させた状
態で着脱自在に固定され、内外気切換装置4及びフィル
タ5は送風機6に対して助手席側にずらして配置されて
いる。
【0032】さらに、フィルタ5は、内外気切換装置4
と送風機6との間、即ち送風機6の吸気側に設けられて
いるもので、フィルタ5の取り付け箇所に臨む空調ケー
ス2の上部には、フィルタ5の取り付け箇所を塞ぐと共
に空調ユニット1の一部分をなすフィルタ脱着カバー3
0が分解可能に取り付けられている。したがって、フィ
ルタ4は、フィルタ脱着カバー30を取り外すことで、
空調ユニット1の上部から脱着できるようになってい
る。
と送風機6との間、即ち送風機6の吸気側に設けられて
いるもので、フィルタ5の取り付け箇所に臨む空調ケー
ス2の上部には、フィルタ5の取り付け箇所を塞ぐと共
に空調ユニット1の一部分をなすフィルタ脱着カバー3
0が分解可能に取り付けられている。したがって、フィ
ルタ4は、フィルタ脱着カバー30を取り外すことで、
空調ユニット1の上部から脱着できるようになってい
る。
【0033】そして、この空調ユニット1は、内外気切
換装置4とフィルタ5を設けた部分がインテークユニッ
ト1aとして構成され、送風機6、エバポレータ7、温
水ヒータ8、及び吹出モード切換装置10を設けた部分
が温調ユニット1bとして構成され、下記するようにイ
ンスツルメントパネルの内側に装着されている。
換装置4とフィルタ5を設けた部分がインテークユニッ
ト1aとして構成され、送風機6、エバポレータ7、温
水ヒータ8、及び吹出モード切換装置10を設けた部分
が温調ユニット1bとして構成され、下記するようにイ
ンスツルメントパネルの内側に装着されている。
【0034】図5において、リッターカーのインスツル
メントパネル20の内側、即ち、エンジンルーム12と
車室13とを仕切るファイヤーウォール14とインスツ
ルメントパネル20との間に形成される空間に図4で示
す空調ユニット1を搭載した状態、特に温調ユニット1
bの部分の搭載状態が示されている。
メントパネル20の内側、即ち、エンジンルーム12と
車室13とを仕切るファイヤーウォール14とインスツ
ルメントパネル20との間に形成される空間に図4で示
す空調ユニット1を搭載した状態、特に温調ユニット1
bの部分の搭載状態が示されている。
【0035】この例において、送風機6から圧送された
空気は、送風機6の下方に設けられたエバポレータ7を
通過した後にエアミックスドア31によって温水ヒータ
8を通過する空気とバイパスする空気との割り合いが調
節され、温調された後にモードドア32a,32bの位
置に応じて温調ユニット1bの車室側端部に設けられた
フットダクト33を介して車室下方へ供給されると共
に、温調ユニット1bの上部に設けられたデフノズル3
4やベントダクト35を介してフロントガラス21や車
室上方へ供給されるようになっている。
空気は、送風機6の下方に設けられたエバポレータ7を
通過した後にエアミックスドア31によって温水ヒータ
8を通過する空気とバイパスする空気との割り合いが調
節され、温調された後にモードドア32a,32bの位
置に応じて温調ユニット1bの車室側端部に設けられた
フットダクト33を介して車室下方へ供給されると共
に、温調ユニット1bの上部に設けられたデフノズル3
4やベントダクト35を介してフロントガラス21や車
室上方へ供給されるようになっている。
【0036】この例において、前述した送風機6を設け
た部分は、空調ユニット1の一部を構成するデフノズル
34の下方に位置すると共に、モードドア32a,32
bやベントダクト35よりもエンジンルーム側に位置し
ており、図4(b)にも示されるように、インスツルメ
ントパネル20の上部に設けられた分解可能なカバー3
6と対向した位置に配置されている。このカバー36
は、インスツルメントパネル20の中央に形成された膨
出部分の側面の一部をなしているもので、送風機6は、
このカバー36を分解して取り外すことで、車室内から
直接アクセスすることができるようになっている。尚、
21はフロントガラスであり、26はファイヤーウォー
ル14に続いて形成されたフロアパネル、37はオーデ
ィオユニット、38はヒータコントロールパネル、39
は灰皿である。
た部分は、空調ユニット1の一部を構成するデフノズル
34の下方に位置すると共に、モードドア32a,32
bやベントダクト35よりもエンジンルーム側に位置し
ており、図4(b)にも示されるように、インスツルメ
ントパネル20の上部に設けられた分解可能なカバー3
6と対向した位置に配置されている。このカバー36
は、インスツルメントパネル20の中央に形成された膨
出部分の側面の一部をなしているもので、送風機6は、
このカバー36を分解して取り外すことで、車室内から
直接アクセスすることができるようになっている。尚、
21はフロントガラスであり、26はファイヤーウォー
ル14に続いて形成されたフロアパネル、37はオーデ
ィオユニット、38はヒータコントロールパネル、39
は灰皿である。
【0037】このような構成において、メンテナンスの
ために送風機6を取り外す作業工程を説明すると、先
ず、インスツルメントパネル20のカバーを分解して取
り外し、カバーを取り外したことによって形成されるイ
ンスツルメントパネル20の開口部分を介して送風機6
にアクセスし、送風機6を固定しているネジを取り外し
た後に、送風機6を空調ケース2の側方へ抜きつつ斜め
上方へ移動させて取り出せばよい。
ために送風機6を取り外す作業工程を説明すると、先
ず、インスツルメントパネル20のカバーを分解して取
り外し、カバーを取り外したことによって形成されるイ
ンスツルメントパネル20の開口部分を介して送風機6
にアクセスし、送風機6を固定しているネジを取り外し
た後に、送風機6を空調ケース2の側方へ抜きつつ斜め
上方へ移動させて取り出せばよい。
【0038】また、送風機5を空調ユニット2に取り付
けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよく、イン
スツルメントパネル20のカバー36を取り外して形成
される開口部分を介して送風機5を差し入れ、空調ケー
ス2の所定箇所に嵌め付けてネジ止めし、しかる後にイ
ンスツルメントパネル20の開口部分にカバー36を嵌
め付ければよい。
けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよく、イン
スツルメントパネル20のカバー36を取り外して形成
される開口部分を介して送風機5を差し入れ、空調ケー
ス2の所定箇所に嵌め付けてネジ止めし、しかる後にイ
ンスツルメントパネル20の開口部分にカバー36を嵌
め付ければよい。
【0039】したがって、送風機5のメンテナンス時に
おいては、インスツルメントパネル20のカバー36を
分解すれば、送風機5に直接アクセスすることができる
ので、インスツルメントパネル20のカバー36を取り
外すことによって形成される経路を介して送風機5を脱
着させることが可能となる。このため、送風機5のメン
テナンス時においてインスツルメントパネル20を下ろ
す必要がなくなり、送風機5のメンテナンス作業を簡易
に行うことが可能となる。
おいては、インスツルメントパネル20のカバー36を
分解すれば、送風機5に直接アクセスすることができる
ので、インスツルメントパネル20のカバー36を取り
外すことによって形成される経路を介して送風機5を脱
着させることが可能となる。このため、送風機5のメン
テナンス時においてインスツルメントパネル20を下ろ
す必要がなくなり、送風機5のメンテナンス作業を簡易
に行うことが可能となる。
【0040】図6において、リッターカーのインスツル
メントパネル20の内側、即ち、エンジンルーム12と
車室13とを仕切るファイヤーウォール14とインスツ
ルメントパネル20との間に形成される空間に図4で示
す空調ユニット1を搭載した状態、特にフィルタ5が配
置されている部分の搭載状態が示されている。
メントパネル20の内側、即ち、エンジンルーム12と
車室13とを仕切るファイヤーウォール14とインスツ
ルメントパネル20との間に形成される空間に図4で示
す空調ユニット1を搭載した状態、特にフィルタ5が配
置されている部分の搭載状態が示されている。
【0041】このフィルタ5を設けた部分は、空調ユニ
ット1の一部を構成するデフノズル34の下方に位置し
ており、前記フィルタ脱着カバー30は、このデフノズ
ル34を介してインスツルメントパネル20の上部に設
けられた分解可能なカバー40と対向した位置に配置さ
れている。即ち、カバー40は、インスツルメントパネ
ル20の上面の一部分をなしているもので、フィルタ脱
着カバー30は、カバー40とこれに対向するデフノズ
ル34の部分とを通る線上に設けられている。また、カ
バー40と対向するデフノズル34の部分は分解可能と
なっており、このカバー40とデフノズル34の分割部
34aとを取り外すことで、空調ユニット1のフィルタ
5を収納した部分にアクセスすることができるようにな
っている。尚、温調ユニット1bの構成は、図5で示す
構成と同様であるので、同一部分に同一番号を付して説
明を省略する。
ット1の一部を構成するデフノズル34の下方に位置し
ており、前記フィルタ脱着カバー30は、このデフノズ
ル34を介してインスツルメントパネル20の上部に設
けられた分解可能なカバー40と対向した位置に配置さ
れている。即ち、カバー40は、インスツルメントパネ
ル20の上面の一部分をなしているもので、フィルタ脱
着カバー30は、カバー40とこれに対向するデフノズ
ル34の部分とを通る線上に設けられている。また、カ
バー40と対向するデフノズル34の部分は分解可能と
なっており、このカバー40とデフノズル34の分割部
34aとを取り外すことで、空調ユニット1のフィルタ
5を収納した部分にアクセスすることができるようにな
っている。尚、温調ユニット1bの構成は、図5で示す
構成と同様であるので、同一部分に同一番号を付して説
明を省略する。
【0042】このような構成において、メンテナンスの
ために(フィルタ5の清掃や交換のために)、フィルタ
5を取り外す作業工程を説明すると、先ず、インスツル
メントパネル20のカバー40を分解して取り外し、こ
の取り外した部分から手を差し入れてデフノズル34の
分割部34aを分解して取り外し、その後、空調ユニッ
ト1のフィルタ脱着カバー30を分解して取り外す。そ
して、カバー40を取り外したことによって形成される
インスツルメントパネル20の開口部分、分割部34a
を取り外したことによって形成されるデフノズル34の
開口部分、及びフィルタ脱着カバー30を取り外したこ
とによって形成される空調ケース2の開口部分とを介し
て空調ユニット1からフィルタ5を上方へ引き抜けばよ
い。
ために(フィルタ5の清掃や交換のために)、フィルタ
5を取り外す作業工程を説明すると、先ず、インスツル
メントパネル20のカバー40を分解して取り外し、こ
の取り外した部分から手を差し入れてデフノズル34の
分割部34aを分解して取り外し、その後、空調ユニッ
ト1のフィルタ脱着カバー30を分解して取り外す。そ
して、カバー40を取り外したことによって形成される
インスツルメントパネル20の開口部分、分割部34a
を取り外したことによって形成されるデフノズル34の
開口部分、及びフィルタ脱着カバー30を取り外したこ
とによって形成される空調ケース2の開口部分とを介し
て空調ユニット1からフィルタ5を上方へ引き抜けばよ
い。
【0043】また、フィルタ5を空調ユニット1に取り
付けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよく、イ
ンスツルメントパネル20のカバー40を取り外して形
成される開口部分と、デフノズル34の分割部34aを
取り外して形成される開口部分と、空調ケース2のフィ
ルタ脱着カバー30を取り外して形成される開口部分と
を介して空調ユニット1の所定箇所にフィルタ5を装着
し、しかる後に空調ケース2の開口部分にフィルタ脱着
カバー30を嵌め付け、デフノズル34の開口部分に分
割部34aを嵌め付け、さらに、インスツルメントパネ
ル20の開口部分にカバー40を嵌め付ければよい。
付けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよく、イ
ンスツルメントパネル20のカバー40を取り外して形
成される開口部分と、デフノズル34の分割部34aを
取り外して形成される開口部分と、空調ケース2のフィ
ルタ脱着カバー30を取り外して形成される開口部分と
を介して空調ユニット1の所定箇所にフィルタ5を装着
し、しかる後に空調ケース2の開口部分にフィルタ脱着
カバー30を嵌め付け、デフノズル34の開口部分に分
割部34aを嵌め付け、さらに、インスツルメントパネ
ル20の開口部分にカバー40を嵌め付ければよい。
【0044】したがって、フィルタ5のメンテナンス時
においては、インスツルメントパネル20のカバー40
とデフノズル34の分割部34aを分解すれば、空調ユ
ニット1のフィルタ5を収納した部分にアクセスできる
ようになるので、カバー40、分割部34a、及びフィ
ルタ脱着カバー30を取り外すことによって形成される
経路を介してフィルタ5を脱着させることが可能とな
る。このため、フィルタ5のメンテナンス時においてイ
ンスツルメントパネル20を下ろす必要がなくなり、フ
ィルタ5のメンテナンス作業を簡易に行うことが可能と
なる。
においては、インスツルメントパネル20のカバー40
とデフノズル34の分割部34aを分解すれば、空調ユ
ニット1のフィルタ5を収納した部分にアクセスできる
ようになるので、カバー40、分割部34a、及びフィ
ルタ脱着カバー30を取り外すことによって形成される
経路を介してフィルタ5を脱着させることが可能とな
る。このため、フィルタ5のメンテナンス時においてイ
ンスツルメントパネル20を下ろす必要がなくなり、フ
ィルタ5のメンテナンス作業を簡易に行うことが可能と
なる。
【0045】図7において、車両のインスツルメントパ
ネルの内側に搭載される空調ユニット1のさらに他の構
成が示されている。この空調ユニット1は、空調ケース
2に、インテークドア3によって内気と外気との導入割
り合いを調節する内外気切換装置4、フィルタ5、送風
機6、エバポレータ7、温水ヒータ8、及び図示しない
モードドアによって吹出モードを切り換える吹出モード
切換装置10を風の流れに対して直列に配置し、このう
ち、送風機6、エバポレータ7、温水ヒータ8、及び吹
出モード切換装置10を車幅方向のほぼ中央に配置し、
また、内外気切換装置4とフィルタ5を送風機6に対し
て車幅方向にオフセットして配置するようにしている。
ネルの内側に搭載される空調ユニット1のさらに他の構
成が示されている。この空調ユニット1は、空調ケース
2に、インテークドア3によって内気と外気との導入割
り合いを調節する内外気切換装置4、フィルタ5、送風
機6、エバポレータ7、温水ヒータ8、及び図示しない
モードドアによって吹出モードを切り換える吹出モード
切換装置10を風の流れに対して直列に配置し、このう
ち、送風機6、エバポレータ7、温水ヒータ8、及び吹
出モード切換装置10を車幅方向のほぼ中央に配置し、
また、内外気切換装置4とフィルタ5を送風機6に対し
て車幅方向にオフセットして配置するようにしている。
【0046】この例において、エバポレータ7は立てた
状態で、また、温水ヒータ8は水平にした状態で車両の
前後方向に配列され、吹出モード切換装置10は、温水
ヒータ8の上方に配置されている。また、送風機6は、
エバポレータ7の上方に配置され、内外気切換装置4と
フィルタ5は、送風機6の助手席側に配置されている。
状態で、また、温水ヒータ8は水平にした状態で車両の
前後方向に配列され、吹出モード切換装置10は、温水
ヒータ8の上方に配置されている。また、送風機6は、
エバポレータ7の上方に配置され、内外気切換装置4と
フィルタ5は、送風機6の助手席側に配置されている。
【0047】そして、この空調ユニット1は、内外気切
換装置4とフィルタ5を設けた部分がインテークユニッ
ト1aとして構成され、送風機6、エバポレータ7、温
水ヒータ8を設けた部分が温調ユニット1bとして構成
され、吹出モード切換装置10を設けた部分がベントダ
クト41と共に一体をなして分解可能なディストリビュ
ータユニット1cとして構成され、下記するようにイン
スツルメントパネルの内側に装着されている。
換装置4とフィルタ5を設けた部分がインテークユニッ
ト1aとして構成され、送風機6、エバポレータ7、温
水ヒータ8を設けた部分が温調ユニット1bとして構成
され、吹出モード切換装置10を設けた部分がベントダ
クト41と共に一体をなして分解可能なディストリビュ
ータユニット1cとして構成され、下記するようにイン
スツルメントパネルの内側に装着されている。
【0048】図8及び図9において、リッターカーのイ
ンスツルメントパネル20の内側、即ち、エンジンルー
ム12と車室13とを仕切るファイヤーウォール14と
インスツルメントパネル20との間に形成される空間に
図7で示す空調ユニット1を搭載した状態、特に温調ユ
ニット1bとディストリビュータユニット1cが配置さ
れている部分の搭載状態が示されている。
ンスツルメントパネル20の内側、即ち、エンジンルー
ム12と車室13とを仕切るファイヤーウォール14と
インスツルメントパネル20との間に形成される空間に
図7で示す空調ユニット1を搭載した状態、特に温調ユ
ニット1bとディストリビュータユニット1cが配置さ
れている部分の搭載状態が示されている。
【0049】この例において、ディストリビュータユニ
ット1cは、インスツルメントパネル20の上部に設け
られたオーディオユニット又はナビゲーションユニット
42よりも下方に配置されると共に、車幅中央に設けら
れた温調ユニット1bの上部に分解可能に組み付けられ
ている。送風機6から圧送された空気は、送風機6の下
方に設けられたエバポレータ7を通過した後に温水ヒー
タ8の下流側に設けられたエアミックスドア43によっ
て該温水ヒータ8を通過する空気とバイパスする空気と
の割り合いが調節され、温調された後にモードドア44
a,44bの位置に応じてディストリビュータユニット
1cの中程に設けられたフット吹出口45を介して車室
下方へ供給されると共に、温調ユニット1の上部に設け
られた別体をなすデフノズル46や一体をなすベントダ
クト41を介してフロントガラス21や車室上方へ供給
されるようになっている。
ット1cは、インスツルメントパネル20の上部に設け
られたオーディオユニット又はナビゲーションユニット
42よりも下方に配置されると共に、車幅中央に設けら
れた温調ユニット1bの上部に分解可能に組み付けられ
ている。送風機6から圧送された空気は、送風機6の下
方に設けられたエバポレータ7を通過した後に温水ヒー
タ8の下流側に設けられたエアミックスドア43によっ
て該温水ヒータ8を通過する空気とバイパスする空気と
の割り合いが調節され、温調された後にモードドア44
a,44bの位置に応じてディストリビュータユニット
1cの中程に設けられたフット吹出口45を介して車室
下方へ供給されると共に、温調ユニット1の上部に設け
られた別体をなすデフノズル46や一体をなすベントダ
クト41を介してフロントガラス21や車室上方へ供給
されるようになっている。
【0050】また、この例において、ディストリビュー
タユニット1cの部分は、インスツルメントパネル20
の正面に設けられたベントグリル47、ヒータコントロ
ールパネル48、灰皿49などが取り付けられたセンタ
クラスタ50と対向した位置に露出して配置され、エバ
ポレータ7の取り付け箇所を塞ぐように該エバポレータ
7よりも車室側に設けられている。このセンタクラスタ
50は、インスツルメントパネル20の一部分をなして
いるもので、このセンタクラスタ50を分解して取り外
すことで、吹出モード切換装置10に直接アクセスする
ことができるようになっている。尚、25はステアリン
グメンバー、26はファイヤーウォール14に続いて形
成されたフロアパネルである。
タユニット1cの部分は、インスツルメントパネル20
の正面に設けられたベントグリル47、ヒータコントロ
ールパネル48、灰皿49などが取り付けられたセンタ
クラスタ50と対向した位置に露出して配置され、エバ
ポレータ7の取り付け箇所を塞ぐように該エバポレータ
7よりも車室側に設けられている。このセンタクラスタ
50は、インスツルメントパネル20の一部分をなして
いるもので、このセンタクラスタ50を分解して取り外
すことで、吹出モード切換装置10に直接アクセスする
ことができるようになっている。尚、25はステアリン
グメンバー、26はファイヤーウォール14に続いて形
成されたフロアパネルである。
【0051】このような構成において、メンテナンスの
ために吹出モード切換装置10を取り外す作業工程を説
明すると、図8に示されるように、インスツルメントパ
ネル20の正面に形成されるセンタクラスタ50を分解
して取り外し、このセンタクラスタ50を取り外したこ
とによって形成されるインスツルメントパネル20の開
口部分を介して吹出モード切換装置10が設けられてい
るディストリビュータユニット1cを空調ユニット1か
ら分離して車室側へ取り出せばよい。
ために吹出モード切換装置10を取り外す作業工程を説
明すると、図8に示されるように、インスツルメントパ
ネル20の正面に形成されるセンタクラスタ50を分解
して取り外し、このセンタクラスタ50を取り外したこ
とによって形成されるインスツルメントパネル20の開
口部分を介して吹出モード切換装置10が設けられてい
るディストリビュータユニット1cを空調ユニット1か
ら分離して車室側へ取り出せばよい。
【0052】また、吹出モード切換装置10を空調ユニ
ット1に取り付けるには、取り外し工程の逆を作業を行
えばよく、インスツルメントパネル20のセンタクラス
タ50を取り外して形成される開口部分を介してディス
トリビュータユニット1cを空調ユニット1の所定箇所
に取り付け、しかる後にインスツルメントパネル20の
開口部分にセンタクラスタ50を嵌め付ければよい。
ット1に取り付けるには、取り外し工程の逆を作業を行
えばよく、インスツルメントパネル20のセンタクラス
タ50を取り外して形成される開口部分を介してディス
トリビュータユニット1cを空調ユニット1の所定箇所
に取り付け、しかる後にインスツルメントパネル20の
開口部分にセンタクラスタ50を嵌め付ければよい。
【0053】したがって、吹出モード切換装置10のメ
ンテナンス時においては、インスツルメントパネル20
のセンタクラスタ50を分解すれば、吹出モード切換装
置8に直接アクセスすることができるので、センタクラ
スタ50を取り外すことによって形成される経路を介し
て吹出モード切換装置10をディストリビュータユニッ
ト1cごと脱着させることが可能となる。このため、吹
出モード切換装置10のメンテナンス時においてインス
ツルメントパネル20を下ろす必要がなくなり、吹出モ
ード切換装置10のメンテナンス作業を簡易に行うこと
が可能となる。
ンテナンス時においては、インスツルメントパネル20
のセンタクラスタ50を分解すれば、吹出モード切換装
置8に直接アクセスすることができるので、センタクラ
スタ50を取り外すことによって形成される経路を介し
て吹出モード切換装置10をディストリビュータユニッ
ト1cごと脱着させることが可能となる。このため、吹
出モード切換装置10のメンテナンス時においてインス
ツルメントパネル20を下ろす必要がなくなり、吹出モ
ード切換装置10のメンテナンス作業を簡易に行うこと
が可能となる。
【0054】さらに、上述の構成において、メンテナン
スのためにエバポレータ7を取り外す作業工程を説明す
ると、図9に示されるように、インスツルメントパネル
20の正面に形成されるセンタクラスタ50を分解して
取り外し、このセンタクラスタ50を取り外したことに
よって形成されるインスツルメントパネル20の開口部
分を介して吹出モード切換装置10が設けられているデ
ィストリビュータユニット1cを空調ユニット1から分
離して車室側へ取り出し、しかる後に、センタクラスタ
50を取り外したことによって形成されるインスツルメ
ントパネル20の開口部分とディストリビュータユニッ
ト1cを取り外したことによって形成される空調ケース
2の開口部分とを介して空調ユニット1からエバポレー
タ7を車室側へ取り出せばよい。
スのためにエバポレータ7を取り外す作業工程を説明す
ると、図9に示されるように、インスツルメントパネル
20の正面に形成されるセンタクラスタ50を分解して
取り外し、このセンタクラスタ50を取り外したことに
よって形成されるインスツルメントパネル20の開口部
分を介して吹出モード切換装置10が設けられているデ
ィストリビュータユニット1cを空調ユニット1から分
離して車室側へ取り出し、しかる後に、センタクラスタ
50を取り外したことによって形成されるインスツルメ
ントパネル20の開口部分とディストリビュータユニッ
ト1cを取り外したことによって形成される空調ケース
2の開口部分とを介して空調ユニット1からエバポレー
タ7を車室側へ取り出せばよい。
【0055】また、エバポレータ7を空調ユニット1に
取り付けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよ
く、インスツルメントパネル20のセンタクラスタ50
を取り外して形成される開口部分とディストリビュータ
ユニット1cを取り外して形成される空調ユニット1の
開口部分とを介して該空調ユニット1の所定箇所にエバ
ポレータ7を取り付け、しかる後に空調ユニット1の開
口部分にディストリビュータユニット1cを嵌めつけ、
インスツルメントパネル20の開口部分にセンタクラス
タ50を嵌め付ければよい。
取り付けるには、取り外し工程の逆を作業を行えばよ
く、インスツルメントパネル20のセンタクラスタ50
を取り外して形成される開口部分とディストリビュータ
ユニット1cを取り外して形成される空調ユニット1の
開口部分とを介して該空調ユニット1の所定箇所にエバ
ポレータ7を取り付け、しかる後に空調ユニット1の開
口部分にディストリビュータユニット1cを嵌めつけ、
インスツルメントパネル20の開口部分にセンタクラス
タ50を嵌め付ければよい。
【0056】したがって、エバポレータ7のメンテナン
ス時においては、インスツルメントパネル20のセンタ
クラスタ50を分解すれば、空調ユニット1のディスト
リビュータユニット1cにアクセスすることができ、さ
らにこのディストリビュータユニット1cを分解するこ
とでエバポレータ7を収納した部分にアクセスできるよ
うになるので、センタクラスタ50とディストリビュー
タユニット1cを取り外すことによって形成される経路
を介してエバポレータ7を脱着させることが可能とな
る。このため、エバポレータ7のメンテナンス時におい
てインスツルメントパネル20を下ろす必要がなくな
り、エバポレータ7のメンテナンス作業を簡易に行うこ
とが可能となる。
ス時においては、インスツルメントパネル20のセンタ
クラスタ50を分解すれば、空調ユニット1のディスト
リビュータユニット1cにアクセスすることができ、さ
らにこのディストリビュータユニット1cを分解するこ
とでエバポレータ7を収納した部分にアクセスできるよ
うになるので、センタクラスタ50とディストリビュー
タユニット1cを取り外すことによって形成される経路
を介してエバポレータ7を脱着させることが可能とな
る。このため、エバポレータ7のメンテナンス時におい
てインスツルメントパネル20を下ろす必要がなくな
り、エバポレータ7のメンテナンス作業を簡易に行うこ
とが可能となる。
【0057】尚、上述した吹出モード切換装置10やエ
バポレータ7を取り外す作業工程においては、センタク
ラスタ50をディストリビュータユニット1cから取り
外すようにしたが、センタクラスタ50をディストリビ
ュータユニット1cから外さずにディストリビュータユ
ニット1cを直接脱着させるようにしてもよい。
バポレータ7を取り外す作業工程においては、センタク
ラスタ50をディストリビュータユニット1cから取り
外すようにしたが、センタクラスタ50をディストリビ
ュータユニット1cから外さずにディストリビュータユ
ニット1cを直接脱着させるようにしてもよい。
【0058】また、上述した温水ヒータ7、電気ヒータ
8、送風機6、フィルタ5、吹出モード切換装置8、エ
バポレータ6の各脱着構造は、個別に設けるようにして
も、2以上の脱着構造を組み合わせて設けるようにして
もよい。
8、送風機6、フィルタ5、吹出モード切換装置8、エ
バポレータ6の各脱着構造は、個別に設けるようにして
も、2以上の脱着構造を組み合わせて設けるようにして
もよい。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
送風機、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器、及び吹出モ
ード切換装置を車幅方向のほぼ同位置に配置すると共
に、内外気切換装置を送風機に対して車幅方向にオフセ
ットして配置するように構成した空調ユニットを備えて
おり、この空調ユニットをインスツルメントパネルの内
側内側に搭載する場合において、インスツルメントパネ
ルの一部分をなす分解可能な分割部とこれと対向する空
調ユニットの部分とを通る線上に空調部品の脱着部分を
配置し、インスツルメントパネルの分割部を分解するこ
とで、この分解した部分を介して空調部品を脱着できる
ようにしたので、メンテナンス時にインスツルメントパ
ネルを下ろす必要がなくなり、メンテナンス作業を効率
よく行うことができると共に、メンテナンスコストの削
減を図ることができるようになる。
送風機、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器、及び吹出モ
ード切換装置を車幅方向のほぼ同位置に配置すると共
に、内外気切換装置を送風機に対して車幅方向にオフセ
ットして配置するように構成した空調ユニットを備えて
おり、この空調ユニットをインスツルメントパネルの内
側内側に搭載する場合において、インスツルメントパネ
ルの一部分をなす分解可能な分割部とこれと対向する空
調ユニットの部分とを通る線上に空調部品の脱着部分を
配置し、インスツルメントパネルの分割部を分解するこ
とで、この分解した部分を介して空調部品を脱着できる
ようにしたので、メンテナンス時にインスツルメントパ
ネルを下ろす必要がなくなり、メンテナンス作業を効率
よく行うことができると共に、メンテナンスコストの削
減を図ることができるようになる。
【0060】この際、空調ユニットの空調部品を脱着さ
せる部分に、空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共に空調
ユニットの一部分をなす分解可能な分割部をインストル
メントパネルの分割部と対向して設け、インスツルメン
トパネルの分割部と空調ユニットの分割部とを分解する
ことで、これら分解した部分を介して空調部品を脱着さ
せるようにしても、また、空調ユニットの空調部品を脱
着させる部分に、インストルメントパネルの分割部と対
向して空調部品を露出して設け、インスツルメントパネ
ルの分割部を分解することで、この分解した部分を介し
て空調部品を脱着させるようにしてもよい。
せる部分に、空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共に空調
ユニットの一部分をなす分解可能な分割部をインストル
メントパネルの分割部と対向して設け、インスツルメン
トパネルの分割部と空調ユニットの分割部とを分解する
ことで、これら分解した部分を介して空調部品を脱着さ
せるようにしても、また、空調ユニットの空調部品を脱
着させる部分に、インストルメントパネルの分割部と対
向して空調部品を露出して設け、インスツルメントパネ
ルの分割部を分解することで、この分解した部分を介し
て空調部品を脱着させるようにしてもよい。
【0061】また、空調ユニットの空調部品を脱着させ
る部分に、空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共に空調ユ
ニットの一部分をなす分解可能な分割部を設け、インス
トルメントパネルの分割部と空調ユニットの分割部との
間に空調ユニットの一部分をなす分解可能な他の分割部
をインストルメントパネルの分割部と対向して配置し、
インスツルメントパネルの分割部と空調ユニットのそれ
ぞれの分割部とを分解することで、これら分解した部分
を介して空調部品を脱着させるようにしても、また、空
調ユニットの空調部品を脱着させる部分に、空調部品の
取り付け箇所を塞ぐと共に分解可能な他の空調部品をイ
ンストルメントパネルの分割部と対向して設け、インス
トルメントパネルの分割部と他の空調部品とを分解する
ことで、これら分解した部分を介して空調部品を脱着さ
せるようにしてもよいさせるようにしてもよい。
る部分に、空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共に空調ユ
ニットの一部分をなす分解可能な分割部を設け、インス
トルメントパネルの分割部と空調ユニットの分割部との
間に空調ユニットの一部分をなす分解可能な他の分割部
をインストルメントパネルの分割部と対向して配置し、
インスツルメントパネルの分割部と空調ユニットのそれ
ぞれの分割部とを分解することで、これら分解した部分
を介して空調部品を脱着させるようにしても、また、空
調ユニットの空調部品を脱着させる部分に、空調部品の
取り付け箇所を塞ぐと共に分解可能な他の空調部品をイ
ンストルメントパネルの分割部と対向して設け、インス
トルメントパネルの分割部と他の空調部品とを分解する
ことで、これら分解した部分を介して空調部品を脱着さ
せるようにしてもよいさせるようにしてもよい。
【0062】例えば、インスツルメントパネルの下部に
その一部分をなす分解可能な分割部を設け、この分割部
と対向する空調ユニットの部分に加熱用熱交換器の取り
付け箇所を塞ぐと共に空調ユニットの一部分をなす分解
可能な分割部を設け、インスツルメントパネルの分割部
と空調ユニットの分割部とを分解することで、これら分
解した部分を介して加熱用熱交換器を脱着できる構成と
すれば、加熱用熱交換器のメンテナンス作業において
は、インスツルメントパネルの下部に設けられた分割部
を分解することで、加熱用熱交換器の取り付け箇所を塞
ぐ空調ユニットの分割部にアクセスすることができ、さ
らにこの空調ユニットの分割部を分解することで加熱用
熱交換器の脱着が可能となるので、効率のよい作業を行
うことが可能となる。
その一部分をなす分解可能な分割部を設け、この分割部
と対向する空調ユニットの部分に加熱用熱交換器の取り
付け箇所を塞ぐと共に空調ユニットの一部分をなす分解
可能な分割部を設け、インスツルメントパネルの分割部
と空調ユニットの分割部とを分解することで、これら分
解した部分を介して加熱用熱交換器を脱着できる構成と
すれば、加熱用熱交換器のメンテナンス作業において
は、インスツルメントパネルの下部に設けられた分割部
を分解することで、加熱用熱交換器の取り付け箇所を塞
ぐ空調ユニットの分割部にアクセスすることができ、さ
らにこの空調ユニットの分割部を分解することで加熱用
熱交換器の脱着が可能となるので、効率のよい作業を行
うことが可能となる。
【0063】また、インスツルメントパネルの一部分を
なす分解可能な分割部を該インストルメントパネルの上
部に設け、この分割部と対向する前記空調ユニットの部
分に前記送風機を露出して配置し、インスツルメントパ
ネルの分割部を分解することで、この分解した部分を介
して送風機を脱着できる構成とすれば、送風機のメンテ
ナンス作業においては、インスツルメントパネルの上部
に設けられた分割部を分解することで、送風機にアクセ
スすることができ、空調ユニットからこの送風機を直接
取り外すことが可能となるので、効率のよい作業を行う
ことが可能となる。
なす分解可能な分割部を該インストルメントパネルの上
部に設け、この分割部と対向する前記空調ユニットの部
分に前記送風機を露出して配置し、インスツルメントパ
ネルの分割部を分解することで、この分解した部分を介
して送風機を脱着できる構成とすれば、送風機のメンテ
ナンス作業においては、インスツルメントパネルの上部
に設けられた分割部を分解することで、送風機にアクセ
スすることができ、空調ユニットからこの送風機を直接
取り外すことが可能となるので、効率のよい作業を行う
ことが可能となる。
【0064】空調ユニットの内外気切換装置と送風機と
の間にフィルタを配置し、インスツルメントパネルの上
部にその一部分をなす分解可能な分割部を設け、空調ユ
ニットにフィルタの取り付け箇所を塞ぐと共に該空調ユ
ニットの一部分をなす分解可能な分割部を設け、インス
トルメントパネルの分割部と空調ユニットの分割部との
間に空調ユニットの一部分をなす分解可能な他の分割部
を該インスツルメントパネルの分割部と対向して配置
し、インスツルメントパネルの分割部と空調ユニットの
それぞれの分割部とを分解することで、これら分解した
部分を介してフィルタを脱着できる構成とすれば、フィ
ルタのメンテナンス作業においては、インスツルメント
パネルの上部に設けられた分割部とこれに対向して配置
された空調ユニットの他の分割部とを分解することで、
フィルタの取り付け箇所を塞ぐ空調ユニットの分割部に
アクセスすることができ、さらにフィルタの取り付け箇
所を塞ぐ空調ユニットの分割部を分解することでフィル
タの脱着が可能となるので、効率のよい作業を行うこと
が可能となる。
の間にフィルタを配置し、インスツルメントパネルの上
部にその一部分をなす分解可能な分割部を設け、空調ユ
ニットにフィルタの取り付け箇所を塞ぐと共に該空調ユ
ニットの一部分をなす分解可能な分割部を設け、インス
トルメントパネルの分割部と空調ユニットの分割部との
間に空調ユニットの一部分をなす分解可能な他の分割部
を該インスツルメントパネルの分割部と対向して配置
し、インスツルメントパネルの分割部と空調ユニットの
それぞれの分割部とを分解することで、これら分解した
部分を介してフィルタを脱着できる構成とすれば、フィ
ルタのメンテナンス作業においては、インスツルメント
パネルの上部に設けられた分割部とこれに対向して配置
された空調ユニットの他の分割部とを分解することで、
フィルタの取り付け箇所を塞ぐ空調ユニットの分割部に
アクセスすることができ、さらにフィルタの取り付け箇
所を塞ぐ空調ユニットの分割部を分解することでフィル
タの脱着が可能となるので、効率のよい作業を行うこと
が可能となる。
【0065】インスツルメントパネルの一部分をなす分
解可能な分割部を該インストルメントパネルの正面に設
け、この分割部と対向する空調ユニットの部分に吹出モ
ード切換装置を露出して配置し、インスツルメントパネ
ルの分割部を分解することで、この分解した部分を介し
て吹出モード切換装置を脱着できる構成とすれば、吹出
モード切換装置のメンテナンス作業においては、インス
ツルメントパネルの正面に設けられた分割部を分解する
ことで、吹出モード切換装置にアクセスすることがで
き、空調ユニットからこの吹出モード切換装置を直接取
り外すことが可能となるので、効率のよい作業を行うこ
とが可能となる。
解可能な分割部を該インストルメントパネルの正面に設
け、この分割部と対向する空調ユニットの部分に吹出モ
ード切換装置を露出して配置し、インスツルメントパネ
ルの分割部を分解することで、この分解した部分を介し
て吹出モード切換装置を脱着できる構成とすれば、吹出
モード切換装置のメンテナンス作業においては、インス
ツルメントパネルの正面に設けられた分割部を分解する
ことで、吹出モード切換装置にアクセスすることがで
き、空調ユニットからこの吹出モード切換装置を直接取
り外すことが可能となるので、効率のよい作業を行うこ
とが可能となる。
【0066】また、インスツルメントパネルの正面にそ
の一部分をなす分解可能な分割部を設け、この分割部と
対向する空調ユニットの部分に、冷却用熱交換器の取り
付け箇所を塞ぐと共に分解可能な吹出モード切換装置を
配置し、インストルメントパネルの分割部と吹出モード
切換装置とを分解することで、これら分解した部分を介
して冷却用熱交換器を脱着できる構成とすれば、冷却用
熱交換器のメンテナンス作業においては、インスツルメ
ントパネルの正面の分割部を分解することで、吹出モー
ド切換装置にアクセスすることができ、さらに吹出モー
ド切換装置を分解することで冷却用熱交換器の脱着が可
能となるので、効率のよい作業を行うことが可能とな
る。
の一部分をなす分解可能な分割部を設け、この分割部と
対向する空調ユニットの部分に、冷却用熱交換器の取り
付け箇所を塞ぐと共に分解可能な吹出モード切換装置を
配置し、インストルメントパネルの分割部と吹出モード
切換装置とを分解することで、これら分解した部分を介
して冷却用熱交換器を脱着できる構成とすれば、冷却用
熱交換器のメンテナンス作業においては、インスツルメ
ントパネルの正面の分割部を分解することで、吹出モー
ド切換装置にアクセスすることができ、さらに吹出モー
ド切換装置を分解することで冷却用熱交換器の脱着が可
能となるので、効率のよい作業を行うことが可能とな
る。
【図1】図1は、本発明にかかる空調ユニットの構成例
を示す図であり、図1(a)は、その平面図であり、図
1(b)は、その正面図である。
を示す図であり、図1(a)は、その平面図であり、図
1(b)は、その正面図である。
【図2】図2は、図1にかかる空調ユニットをインスツ
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図2
(a)は、温水ヒータの取り外し前の状態を示す図であ
り、図2(b)は、温水ヒータを取り外す作業工程を説
明する図である。
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図2
(a)は、温水ヒータの取り外し前の状態を示す図であ
り、図2(b)は、温水ヒータを取り外す作業工程を説
明する図である。
【図3】図3は、図1にかかる空調ユニットをインスツ
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図3
(a)は、電気ヒータの取り外し前の状態を示す図であ
り、図3(b)は、電気ヒータを取り外す作業工程を説
明する図である。
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図3
(a)は、電気ヒータの取り外し前の状態を示す図であ
り、図3(b)は、電気ヒータを取り外す作業工程を説
明する図である。
【図4】図4は、本発明にかかる空調ユニットの変形例
を示す図であり、図4(a)は、その平面図、図4
(b)は、その正面図である。
を示す図であり、図4(a)は、その平面図、図4
(b)は、その正面図である。
【図5】図5は、図4にかかる空調ユニットをインスツ
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図5
(a)は、送風機の取り外し前の状態を示す図であり、
図5(b)は、送風機を取り外す作業工程を説明する図
である。
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図5
(a)は、送風機の取り外し前の状態を示す図であり、
図5(b)は、送風機を取り外す作業工程を説明する図
である。
【図6】図6は、図4にかかる空調ユニットをインスツ
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図6
(a)は、フィルタの取り外し前の状態を示す図であ
り、図6(b)は、フィルタを取り外す作業工程を説明
する図である。
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図6
(a)は、フィルタの取り外し前の状態を示す図であ
り、図6(b)は、フィルタを取り外す作業工程を説明
する図である。
【図7】図7は、本発明にかかる空調ユニットのさらに
他の変形例を示す図であり、図7(a)は、その平面
図、図7(b)は、その正面図である。
他の変形例を示す図であり、図7(a)は、その平面
図、図7(b)は、その正面図である。
【図8】図8は、図7にかかる空調ユニットをインスツ
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図8
(a)は、吹出モード切換装置の取り外し前の状態を示
す図であり、図8(b)は、吹出モード切換装置を取り
外す作業工程を説明する図である。
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図8
(a)は、吹出モード切換装置の取り外し前の状態を示
す図であり、図8(b)は、吹出モード切換装置を取り
外す作業工程を説明する図である。
【図9】図9は、図7にかかる空調ユニットをインスツ
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図9
(a)は、エバポレータの取り外し前の状態を示す図で
あり、図9(b)は、エバポレータを取り外す作業工程
を説明する図である。
ルメントパネル内に搭載した状態を示す図であり、図9
(a)は、エバポレータの取り外し前の状態を示す図で
あり、図9(b)は、エバポレータを取り外す作業工程
を説明する図である。
1 空調ユニット 1c ディストリビュータユニット 4 内外気切換装置 5 フィルタ 6 送風機 7 エバポレータ 8 温水ヒータ 9 電気ヒータ 10 吹出モード切換装置 11 ヒータ脱着カバー 20 インスツルメントパネル 22 収納ボックス 30 フィルタ脱着カバー 34 デフノズル 36,40 カバー 50 センタクラスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 秀樹 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 (72)発明者 池田 哲也 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 Fターム(参考) 3D044 BA17 BB01 BC07 BC11 BD11 3L011 BP00
Claims (15)
- 【請求項1】 内気と外気との導入割り合いを調節する
内外気切換装置、送風機、冷却用熱交換器、加熱用熱交
換器、及び吹出モードを切り換える吹出モード切換装置
を含む空調部品を風の流れに対して直列に配置し、前記
送風機、前記冷却用熱交換器、前記加熱用熱交換器、及
び前記吹出モード切換装置を車幅方向のほぼ同位置に配
置すると共に、前記内外気切換装置を前記送風機に対し
て車幅方向にオフセットして配置するように構成した空
調ユニットを備えており、この空調ユニットをインスツ
ルメントパネルの内側に搭載するようにしている車両用
空調装置において、 前記インスツルメントパネルにその一部分をなす分解可
能な分割部を設け、この前記インスツルメントパネルの
分割部とこれと対向する空調ユニットの部分とを通る線
上に前記空調部品を脱着させる部分を配置し、前記イン
スツルメントパネルの分割部を分解することで、この分
解した部分を介して前記空調部品を脱着できるようにし
たことを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項2】 前記空調ユニットの前記空調部品を脱着
させる部分に、前記空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共
に前記空調ユニットの一部分をなす分解可能な分割部を
前記インストルメントパネルの分割部と対向して配置
し、前記インスツルメントパネルの分割部と前記空調ユ
ニットの分割部とを分解することで、これら分解した部
分を介して前記空調部品を脱着できるようにしたことを
特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記空調ユニットの前記空調部品を脱着
させる部分に、前記インストルメントパネルの分割部と
対向して該空調部品を露出して設け、前記インスツルメ
ントパネルの分割部を分解することで、この分解した部
分を介して前記空調部品を脱着できるようにしたことを
特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。 - 【請求項4】 前記空調ユニットの前記空調部品を脱着
させる部分に、前記空調部品の取り付け箇所を塞ぐと共
に前記空調ユニットの一部分をなす分解可能な分割部を
設け、前記インストルメントパネルの分割部と前記空調
ユニットの分割部との間に前記空調ユニットの一部分を
なす分解可能な他の分割部を該インストルメントパネル
の分割部と対向して配置し、前記インスツルメントパネ
ルの分割部と前記空調ユニットのそれぞれの分割部とを
分解することで、これら分解した部分を介して前記空調
部品を脱着できるようにしたことを特徴とする請求項1
記載の車両用空調装置。 - 【請求項5】 前記空調ユニットの前記空調部品を脱着
させる部分には、前記空調部品の取り付け箇所を塞ぐと
共に分解可能な他の空調部品を前記インストルメントパ
ネルの分割部と対向して設け、前記インストルメントパ
ネルの分割部と前記他の空調部品とを分解することで、
これら分解した部分を介して前記空調部品を脱着できる
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用空調
装置。 - 【請求項6】 前記インスツルメントパネルの分割部
は、前記インスツルメントパネルの上部に設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。 - 【請求項7】 前記インスツルメントパネルの分割部
は、前記インスツルメントパネルの下部に設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。 - 【請求項8】 前記インスツルメントパネルの分割部
は、前記インスツルメントパネルの正面に設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。 - 【請求項9】 前記インスツルメントパネルの下部にそ
の一部分をなす分解可能な分割部を設け、この分割部と
対向する空調ユニットの部分に前記加熱用熱交換器の取
り付け箇所を塞ぐと共に前記空調ユニットの一部分をな
す分解可能な分割部を設け、前記インスツルメントパネ
ルの分割部と前記空調ユニットの分割部とを分解するこ
とで、これら分解した部分を介して前記加熱用熱交換器
を脱着できるようにしたことを特徴とする請求項1記載
の車両用空調装置。 - 【請求項10】 前記加熱用熱交換器は、温水を熱源と
する温水ヒータまたは電気ヒータからなることを特徴と
する請求項9記載の車両用空調装置。 - 【請求項11】 前記加熱用熱交換器は、温水を熱源と
する温水ヒータの下流側に設けられた電気ヒータからな
ることを特徴とする請求項9記載の車両用空調装置。 - 【請求項12】 前記インスツルメントパネルの一部分
をなす分解可能な分割部を該インストルメントパネルの
上部に設け、この分割部と対向する前記空調ユニットの
部分に前記送風機を露出して配置し、前記インスツルメ
ントパネルの分割部を分解することで、この分解した部
分を介して前記送風機を脱着できるようにしたことを特
徴とする請求項1記載の車両用空調装置。 - 【請求項13】 前記空調ユニットの前記内外気切換装
置と前記送風機との間にフィルタを配置し、前記インス
ツルメントパネルの上部にその一部分をなす分解可能な
分割部を設け、前記空調ユニットに前記フィルタの取り
付け箇所を塞ぐと共に該空調ユニットの一部分をなす分
解可能な分割部を設け、前記インストルメントパネルの
分割部と前記空調ユニットの分割部との間に前記空調ユ
ニットの一部分をなす分解可能な他の分割部を該インス
ツルメントパネルの分割部と対向して配置し、前記イン
スツルメントパネルの分割部と前記空調ユニットのそれ
ぞれの分割部とを分解することで、これら分解した部分
を介して前記フィルタを脱着できるようにしたことを特
徴とする請求項1記載の車両用空調装置。 - 【請求項14】 前記インスツルメントパネルの一部分
をなす分解可能な分割部を該インストルメントパネルの
正面に設け、この分割部と対向する前記空調ユニットの
部分に前記吹出モード切換装置を露出して配置し、前記
インスツルメントパネルの分割部を分解することで、こ
の分解した部分を介して前記吹出モード切換装置を脱着
できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両
用空調装置。 - 【請求項15】 前記インスツルメントパネルの正面に
その一部分をなす分解可能な分割部を設け、この分割部
と対向する前記空調ユニットの部分に、前記冷却用熱交
換器の取り付け箇所を塞ぐと共に分解可能な前記吹出モ
ード切換装置を配置し、前記インストルメントパネルの
分割部と前記吹出モード切換装置とを分解することで、
これら分解した部分を介して前記冷却用熱交換器を脱着
できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両
用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001115146A JP2002307932A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001115146A JP2002307932A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002307932A true JP2002307932A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18966093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001115146A Pending JP2002307932A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002307932A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006168601A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
JP2006298181A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Valeo Thermal Systems Japan Corp | 車両用空調装置 |
KR101539655B1 (ko) * | 2013-12-24 | 2015-07-28 | 갑을오토텍(주) | 차량용 공기조화 시스템 |
WO2020026689A1 (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 | 車両用空気調和装置 |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001115146A patent/JP2002307932A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006168601A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
JP4701701B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2011-06-15 | 日産自動車株式会社 | 車両用空調装置 |
JP2006298181A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Valeo Thermal Systems Japan Corp | 車両用空調装置 |
JP4665229B2 (ja) * | 2005-04-21 | 2011-04-06 | 株式会社ヴァレオサーマルシステムズ | 車両用空調装置 |
KR101539655B1 (ko) * | 2013-12-24 | 2015-07-28 | 갑을오토텍(주) | 차량용 공기조화 시스템 |
WO2020026689A1 (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 | 車両用空気調和装置 |
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