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JP2002305853A - 全閉式回転電機 - Google Patents

全閉式回転電機

Info

Publication number
JP2002305853A
JP2002305853A JP2001101066A JP2001101066A JP2002305853A JP 2002305853 A JP2002305853 A JP 2002305853A JP 2001101066 A JP2001101066 A JP 2001101066A JP 2001101066 A JP2001101066 A JP 2001101066A JP 2002305853 A JP2002305853 A JP 2002305853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric machine
fully
rotary electric
bearing
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001101066A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kondo
稔 近藤
Koichi Matsuoka
孝一 松岡
Shigetomo Shiraishi
茂智 白石
Takashi Nagayama
孝 永山
Kazunori Yamawaki
和典 山脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
Toshiba Transport Engineering Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
Toshiba Transport Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Railway Technical Research Institute, Toshiba Transport Engineering Inc filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001101066A priority Critical patent/JP2002305853A/ja
Publication of JP2002305853A publication Critical patent/JP2002305853A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全閉式回転電機において、軸受部分の温度上
昇を抑制し、潤滑グリースの早期劣化を防止することに
より、非分解期間を延長して保守を省力化する。 【解決手段】 シャフト9を軸受5、7により回転可能
に支持する全閉式回転電機1において、軸受5、7の支
持部6、8の機内空気と接触する面に断熱層12a、1
2bを設ける。全閉式回転電機1において発生した熱
が、機内空気を介して熱伝達により軸受支持部6、8に
伝わる量を断熱層12a、12bで小さくすることによ
り、軸受支持部6、8および軸受5、7部の温度上昇を
小さくすることができる。ゆえに、軸受5、7部の潤滑
グリースの早期劣化を防止して非分解期間が延長され、
保守を省力化することができる。また、従来の全閉式回
転電機において、軸受支持部6、8の機内空気と接触す
る面に断熱材13a、13bを接着するなどして取り付
けるだけで実施が可能であるため、実施が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄道車両の
駆動用電動機などとして利用される全閉式回転電機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道車両用主電動機は、小形・軽
量で大出力が要求されることから十分な冷却が必要であ
り、電動機内に冷却風を導入する通風冷却方式が採用さ
れている。しかしながら、冷却風には塵埃が含まれてお
り、主電動機の定期的な分解清掃が必要である。さら
に、在来線用主電動機においては、回転子に通風ファン
が直結する構造(自己通風方式)が一般的であり、回転
時にファン騒音が発生する問題がある。そこで、主電動
機を全閉式にすれば、機内には塵埃が進入しないため分
解清掃が不要となり、保守の省力化が可能となる。ま
た、機内の騒音を遮断できるため低騒音な主電動機が期
待できる。そのため、主電動機の全閉化が検討されてい
る。
【0003】図8は全閉式回転電機の従来構造を示すも
ので、全閉式回転電機の備えるシャフトの回転軸線が水
平となる状態を示している。図8では、シャフトの回転
軸線と平行な側断面図における全閉式回転電機の上半部
分を示しており、シャフトの回転軸線でほぼ対称となる
下半部分は省略している。図示のように、全閉式回転電
機1は円筒状に形成されたフレーム2を備えている。こ
のフレーム2の内周面には、円筒状の固定子(ステー
タ)鉄心3が取り付けられている。固定子鉄心3の内周
面には、多数の溝が軸方向に形成されている。この溝に
はステータコイル4が取り付けられている。フレーム2
の一方の端部には、軸受5を支持しているベアリングブ
ラケット6が備えられている。フレーム2の他方の端部
には、軸受7を支持しているハウジング8が備えられて
いる。
【0004】軸受5および軸受7は、回転子(ロータ)
のシャフト9を回転自在に支持する。シャフト9は、フ
レーム2、固定子鉄心3と同軸線上に備えられる。ま
た、軸受5および軸受7にはシャフト9の回転動作を円
滑にするための潤滑グリースなどの潤滑剤が充填されて
いる。シャフト9の中央部分には、回転子鉄心10が備
えられている。ロータバー11は、回転子鉄心10の外
周面に形成された多数の溝に取り付けられている。回転
子鉄心10に発生した回転力は、シャフト9の端部9a
より伝達される。フレーム2の外周面およびフレーム2
の他方の端部側面には、多数の冷却フィン2a、2bが
備えられている。冷却フィン2a、2bは、電動機内部
に発生した熱を外気に放熱する。また、ベアリングブラ
ケット6の側面にも同様に多数の冷却フィン6aが備え
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような全閉式回
転電機1においては、発熱部である固定子鉄心3、ステ
ータコイル4、回転子鉄心10、ロータバー11で発生
した熱が、機内空気、フレーム2、シャフト9、ベアリ
ングブラケット6を経由して、フレーム2、シャフト
9、ベアリングブラケット6の外表面から外気に放出さ
れる。したがって、全閉式回転電機1は、回転電機全体
が温度上昇した状態となる。これに対し、通風冷却方式
の回転電機では、発熱部を直接冷却風が流通するため、
発熱部の熱が冷却風によって外部に排出される比率が高
く、フレーム、ベアリングブラケット、ハウジング、シ
ャフトなどの、発熱部以外の部分の温度が上昇しにく
い。
【0006】したがって、全閉式回転電機1では、電動
機内部の熱により、フレーム2、ベアリングブラケット
6、ハウジング8、シャフト9、軸受5、7などの温度
が通風冷却方式の回転電機に比べて大幅に上昇する。こ
のため、全閉式回転電機1では、軸受5、7の潤滑グリ
ースの熱劣化が早く、早期のグリース交換が必要とな
る。ところで、全閉式回転電機1は機内の汚損を防止
し、非分解期間を延長し、保守の省力化を図るものであ
る。しかしながら、以上のように軸受5、7の潤滑グリ
ース交換のために早期に分解を行わなければいけないの
は問題である。したがって、全閉式回転電機1では、軸
受5、7の大幅な温度上昇をどのようにして防ぐかが設
計上の問題となっている。
【0007】本発明の課題は、全閉式回転電機におい
て、軸受部分の温度上昇を抑制し、潤滑グリースの早期
劣化を防止することにより、非分解期間を延長して保守
を省力化することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すよう
に、シャフト9を軸受5、7により回転可能に支持する
全閉式回転電機1において、前記軸受5、7の支持部
6、8の機内空気と接触する面に断熱層12a、12b
を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、全閉式回
転電機において発生した熱が、機内空気を介して熱伝達
により軸受支持部に伝わる量を断熱層で小さくすること
により、軸受支持部および軸受部の温度上昇を小さくす
ることができる。ゆえに、軸受部潤滑グリースの早期劣
化を防止して非分解期間が延長され、保守を省力化する
ことができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の全閉式回転電機において、例えば図1に示すように、
前記断熱層12a、12bは軸受支持部6、8の機内空
気と接触する面に取り付けられた断熱材13a、13b
であることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明により得られる作用効果に加え、従来の全
閉式回転電機において、軸受支持部の機内空気と接触す
る面に断熱材を接着するなどして取り付けるだけで実施
が可能であるため、実施が容易となる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の全閉式回転電機において、例えば図2に示すように、
前記断熱層は軸受支持部6、8の機内空気と接触する面
に設けた空気層12a、12b、12cであることを特
徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明により得られる作用効果に加え、機内空気
と断熱層とを隔てる部材を設けて空気層を形成するだけ
で実施が可能であるため、実施が容易であり、また、機
内空気と断熱層とを隔てる部材には、通常の構造用材料
を用いることができるため、容易に堅牢な構造とするこ
とができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の全閉式回転電機において、例えば図3に示すように、
前記空気層12a、12b、12cは、密閉空間中に保
持されていることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明により得られる作用効果に加え、断熱層と
なる空気層は密閉空間中に保持されて機内空気と連通し
ていないため、機内空気の断熱層となる空気層への流入
がなく、また、断熱層となる空気が攪拌されにくいた
め、より断熱層の断熱効果が高まる構造となる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の全閉式回転電機において、例えば図4に示すように、
前記密閉空間中には、前記空気層12a、12b、12
cが減圧された状態で保持されていることを特徴とす
る。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明により得られる作用効果に加え、断熱層と
なる空間中の空気を真空ポンプなどにより排出すること
により、断熱層となる空間中の空気圧力を減圧し、空気
層内部の対流と熱伝導により、熱が機内空気から軸受支
持部に伝わることを防ぎ、より断熱層の断熱効果を高め
られる。
【0018】また、請求項6に記載の発明は、例えば図
5に示すように、シャフト9を軸受5、7により回転可
能に支持する軸受支持部6、8をフレーム2の端部に備
えた全閉式回転電機1において、前記軸受支持部6、8
は断熱材17a、17bを介してフレーム2に固定され
ていることを特徴とする。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、フレーム
と軸受支持部を断熱材により隔てることにより、全閉式
回転電機において発生した熱が、フレームを介して軸受
支持部に熱伝導により伝わる量を小さくすることによ
り、軸受支持部および軸受部の温度上昇を小さくするこ
とができる。ゆえに、軸受部潤滑グリースの早期劣化を
防止して非分解期間が延長され、保守を省力化すること
ができる。
【0020】また、請求項7に記載の発明は、例えば図
7に示すように、回転子鉄心10を備えるシャフト9を
軸受5、7により回転可能に支持する軸受支持部6、8
をフレーム2の端部に備えた全閉式回転電機1におい
て、前記シャフト9は断熱材18a、18cを介して前
記軸受5、7に嵌合されていることを特徴とする。
【0021】請求項7に記載の発明によれば、シャフト
と軸受を断熱材により隔てることにより、全閉式回転電
機の回転子鉄心およびロータバーにおいて発生した熱
が、回転子鉄心とシャフトを介して軸受部に熱伝導によ
り伝わる量を小さくできる。よって、軸受部の温度上昇
を小さくすることができる。ゆえに、軸受部潤滑グリー
スの早期劣化を防止して非分解期間が延長され、保守を
省力化することができる。
【0022】また、請求項8に記載の発明は、例えば図
7に示すように、回転子鉄心10を備えるシャフト9を
軸受5、7により回転可能に支持する軸受支持部6、8
をフレーム2の端部に備えた全閉式回転電機1におい
て、前記回転子鉄心10は断熱材18bを介して前記シ
ャフト9に嵌合されていることを特徴とする。
【0023】請求項8に記載の発明によれば、回転子鉄
心とシャフトを断熱材により隔てることにより、全閉式
回転電機の回転子鉄心およびロータバーにおいて発生し
た熱が、回転子鉄心とシャフトを介して軸受支持部に熱
伝導により伝わる量を小さくすることができる。よっ
て、軸受部の温度上昇を小さくすることができる。ゆえ
に、軸受部潤滑グリースの早期劣化を防止して非分解期
間が延長され、保守を省力化することができる。
【0024】また、請求項9に記載の発明は、回転子鉄
心を備えるシャフトを軸受により回転可能に支持する軸
受支持部をフレームの端部に備えた全閉式回転電機にお
いて、前記シャフトは断熱材であることを特徴とする。
【0025】請求項9に記載の発明によれば、シャフト
を断熱材とすることにより、全閉式回転電機の回転子鉄
心およびロータバーにおいて発生した熱が、回転子鉄心
とシャフトを介して軸受支持部に熱伝導により伝わる量
を小さくすることができる。よって、軸受部の温度上昇
を小さくすることができる。ゆえに、軸受部潤滑グリー
スの早期劣化を防止して非分解期間が延長され、保守を
省力化することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0027】(第1の実施の形態)図1は本実施形態に
係る全閉式回転電機の構成を示す断面図である。図1に
おいても前述した図8と同様に全閉式回転電機の備える
シャフトの回転軸線が水平となるように配置し、回転軸
線と平行な側断面における全閉式回転電機の上半部分を
示しており、回転軸線でほぼ対称となる下半部分は省略
している。全閉式回転電機1のフレーム2内周側にはス
テータ鉄心3が設けられ、このステータ鉄心3の内周に
設けられた溝にステータコイル4が収められている。フ
レーム2の一端には軸受5を支持するベアリングブラケ
ット(軸受支持部)6が備えられ、他端には軸受7を支
持するハウジング(軸受支持部)8が備えられる。シャ
フト9は軸受5、軸受7によって回転自由に支持されて
おり、シャフト9の機内中央部にはロータ鉄心10が固
定され、ロータ鉄心10の外周側に設けられた溝にロー
タバー11が取り付けられている。以上のベアリングブ
ラケット6とハウジング8およびその周囲のフレーム部
分の機内空気に接する面にはそれぞれ断熱層12a、1
2bが形成されている。具体的には、ベアリングブラケ
ット6、フレーム2のハウジング支持部2c、ハウジン
グ8の機内空気に接する面にはそれぞれ断熱材13a、
13b、13cが設けられている。これらの断熱材13
a〜13cはそれぞれが設けられている部品(ベアリン
グブラケット6、フレーム2のハウジング支持部2c、
ハウジング8)に接着する等の方法で、各部品に固定さ
れている。
【0028】以上のような構成をもつ本実施形態に係る
全閉式回転電機1の作用効果について以下に説明する。
全閉式回転電機1は、運転時に主にステータコイル4、
ロータバー11、ステータ鉄心3、ロータ鉄心10で熱
が発生する。ステータコイル4とステータ鉄心3で発生
した熱は、ステータ鉄心3からフレーム2へと熱伝導に
より伝わるとともに、機内空気へ熱伝達により伝わる。
また、ロータバー11、ロータ鉄心10で発生した熱
は、ロータ鉄心10からシャフト9へと熱伝導により伝
わると共に、機内空気へ熱伝達により伝わる。しかし、
断熱材13a、13cの断熱作用により、機内空気へ伝
わった熱が直接ベアリングブラケット6とハウジング8
へ伝わることが防がれる。また、断熱材13bの作用に
より、機内空気からフレーム2のハウジング支持部2c
に熱が伝わることが防がれる。これにより、軸受支持部
であるベアリングブラケット6とハウジング8の温度上
昇が抑制される。また、フレーム2のハウジング支持部
2cの温度上昇が抑制されることにより、ハウジング8
の温度上昇がさらに抑制される。
【0029】運転時には軸受5、軸受7も発熱し、温度
上昇する。全閉式回転電機1においては、軸受5で発生
した熱は、主に、軸受支持部であるベアリングブラケッ
ト6に伝わり、軸受7で発生した熱はハウジング8に伝
わり、さらにフレーム2のハウジング支持部2cに伝わ
る。ベアリングブラケット6やハウジング支持部2cの
表面にはフィン6a、2bが設けられており、軸受5、
7からこれらの軸受支持部に伝わった熱は、軸受支持部
の表面から外気に放熱される。そのため、軸受5、7の
温度は、発生した熱を軸受支持部であるベアリングブラ
ケット6やハウジング8に熱伝導により伝えるために必
要な温度勾配の分、これらの軸受支持部の軸受近傍の温
度に比べて、高くなる。したがって、軸受支持部である
ベアリングブラケット6、ハウジング8の温度上昇が抑
制されれば、その分、軸受5、7の温度上昇も小さくな
る。よって軸受潤滑剤の早期劣化が防止される。ゆえ
に、非分解期間の延長が可能となり、保守を省力化する
ことができる。
【0030】(第2の実施の形態)図2は本実施形態に
係る全閉式回転電機の構成を示す断面図である。図2に
おいても前述した図1と同様の状況で図示した場合を示
している。なお、以下において、図1と同一の部分につ
いては同一の符号を付してその説明を省略する。本実施
形態においては、ベアリングブラケット6、ハウジング
8、フレーム2のハウジング支持部2cの機内空気に接
する面には、それぞれ仕切り板14a、14b、14c
が設けられている。そして、これらの仕切り板14a、
14b、14cとベアリングブラケット6、フレーム2
のハウジング支持部2c、ハウジング8との間に断熱層
12a、12b、12cをなす空気層が保持されてい
る。ここで、仕切り板14a〜14cは、例えば構造用
炭素鋼板を用いて作られており、溶接等の方法により、
それぞれの仕切り板が設けられる部品に固定されてい
る。
【0031】全閉式回転電機1では、運転時に機内で発
生した熱は機内空気へ熱伝達により伝わるが、仕切り板
14a〜14cにより保持されている空気層12a〜1
2cの断熱効果により、機内空気へ伝わった熱が直接ベ
アリングブラケット6、ハウジング8、ハウジング支持
部2cへ伝わることが防がれる。これにより、軸受支持
部であるベアリングブラケット6とハウジング8の温度
上昇が抑制される。また、フレーム2のハウジング支持
部2cの温度上昇が抑制されることにより、ハウジング
8の温度上昇がさらに抑制される。したがって、軸受支
持部であるベアリングブラケット6、ハウジング8の温
度上昇が抑制されれば、その分、軸受5、7の温度上昇
も小さくなる。よって軸受潤滑剤の早期劣化が防止され
る。ゆえに、非分解期間の延長が可能となり、保守を省
力化することができる。また、仕切り板14a〜14c
は堅牢な構造とすることが容易であり、信頼性の高い全
閉式回転電機が実現できる。
【0032】(第3の実施の形態)本実施形態は、前述
した第2の実施形態に係る全閉式回転電機の変形例であ
り、仕切り板14a〜14cにより保持されている空気
層(断熱層)12a〜12cを密閉空間に保持したもの
である。図3は本実施形態に係る全閉式回転電機の構成
を示す断面図である。図3においても前述した図2と同
様の状況で図示した場合を示している。なお、以下にお
いて、図2と同一の部分については同一の符号を付して
その説明を省略する。本実施形態においては、仕切り板
14a〜14cは、それぞれが設けられる部品(ベアリ
ングブラケット6、フレーム2のハウジング支持部2
c、ハウジング8)に、溶接等の方法で全周が接着され
ている。したがって、仕切り板14a〜14cとそれぞ
れが設けられている部品との間の空気層12a〜12c
は密閉空間となっている。
【0033】このように、密閉空間内に閉じ込められて
いる空気は、機内空気と混合することが無いため、第2
の実施形態に比べ、空気層12a〜12cの持つ断熱効
果がより一層高まる。よって、機内空気から軸受支持部
(ベアリングブラケット6およびハウジング8)に伝わ
る熱は一層減少し、軸受5、7の温度上昇をさらに低減
させることができる。ゆえに、軸受潤滑剤の早期劣化が
防止され、非分解期間の延長が可能となり、保守を省力
化することができる。
【0034】(第4の実施の形態)本実施形態は、前述
した第3の実施形態に係る全閉式回転電機の変形例であ
り、仕切り板14a〜14cによる密閉空間の空気層1
2a〜12cを減圧状態に保持したものである。図4は
本実施形態に係る全閉式回転電機の構成を示す断面図で
ある。図4においも前述した図3と同様の状況で図示し
た場合を示している。なお、以下において、図3と同一
の部分については同一の符号を付してその説明を省略す
る。本実施形態においては、仕切り板14a〜14cと
それらが設けられている部品(ベアリングブラケット
6、フレーム2のハウジング支持部2c、ハウジング
8)により密閉空間による空気層12a〜12cが形成
されている。そして、仕切り板14a〜14cまたはそ
れらが設けられている各部品、図示例では、ベアリング
ブラケット6とハウジング支持部2cおよび仕切り板1
4cには密閉空間と外部とをつなげる排気孔15a、1
5b、15cが設けられている。さらに、これらの排気
孔15a〜15cを栓16a、16b、16cにより塞
ぐことにより密閉空間を形成している。
【0035】このように、密閉空間内に保持されている
空気は、栓16a〜16cを取り外し、排気孔15a〜
15cから真空ポンプ等により排出することが可能であ
る。したがって、空気を排出し、密閉空間内を減圧した
後に栓16a〜16cをすることにより、密閉空間内に
は減圧された空気層12a〜12cが保持される。ま
た、栓16a〜16cに、空気配管用のカプラを用いれ
ば、以上の密閉空間内を減圧する作業を容易に実施する
ことができる。このようにして形成された空気層12a
〜12cは、減圧されているため、通常の空気層よりも
断熱性が高くなる。そのため、機内空気から軸受支持部
(ベアリングブラケット6およびハウジング8)に伝わ
る熱は一層減少し、軸受5、7の温度上昇をさらに低減
させることができる。ゆえに、軸受潤滑剤の早期劣化が
防止され、非分解期間の延長が可能となり、保守を省力
化することができる。
【0036】(第5の実施の形態)図5は本実施形態に
係る全閉式回転電機の構成を示す断面図である。図5に
おいても前述した図8と同様に全閉式回転電機の備える
シャフトの回転軸線が水平となるように配置し、回転軸
線と平行な側断面における全閉式回転電機の上半部分を
示しており、回転軸線でほぼ対称となる下半部分は省略
している。全閉式回転電機1のフレーム2内周側にはス
テータ鉄心3が設けられ、このステータ鉄心3の内周に
設けられた溝にステータコイル4が収められている。シ
ャフト9は軸受5、軸受7によって回転自由に支持され
ており、シャフト9の機内中央部にはロータ鉄心10が
固定され、ロータ鉄心10の外周側に設けられた溝にロ
ータバー11が取り付けられている。フレーム2の一端
には軸受5を支持するベアリングブラケット6が備えら
れ、フレーム2の他端にはハウジング8を支持するハウ
ジング支持部2cが備えられている。さらにハウジング
8により軸受7が支持されている。前記ベアリングブラ
ケット6、ハウジング支持部2cは、それぞれ断熱材1
7a、17bを介してフレーム2に取り付けられてい
る。
【0037】以上のような構成をもつ本実施形態に係る
全閉式回転電機1の作用効果について以下に説明する。
全閉式回転電機1は、運転時に主にステータコイル4、
ロータバー11、ステータ鉄心3、ロータ鉄心10で熱
が発生する。ステータコイル4とステータ鉄心3で発生
した熱は、ステータ鉄心3からフレーム2へと熱伝導に
より伝わるとともに、機内空気へ熱伝達により伝わる。
しかし、断熱材17a、17bの断熱作用により、フレ
ーム2へ伝わった熱が熱伝導によりベアリングブラケッ
ト6とハウジング支持部2cへ伝わることが妨げられ
る。これにより、軸受支持部であるベアリングブラケッ
ト6の温度上昇が抑制される。また、ハウジング支持部
2cの温度上昇が抑制されるため、ハウジング支持部2
cにより支持されているハウジング8の温度上昇も抑制
される。
【0038】運転時には軸受5、軸受7も発熱し、温度
上昇する。軸受5で発生した熱は、主に、軸受支持部で
あるベアリングブラケット6に伝わり、軸受7で発生し
た熱はハウジング8に伝わり、さらにフレーム2のハウ
ジング支持部2cに伝わる。ベアリングブラケット6や
ハウジング支持部2cの表面にはフィン6a、2bが設
けられており、軸受5、7からこれらの軸受支持部に伝
わった熱は、軸受支持部の表面から外気に放熱される。
そのため、軸受5、7の温度は、発生した熱を軸受支持
部であるベアリングブラケット6やハウジング8に熱伝
導により伝えるために必要な温度勾配の分、これらの軸
受支持部のの軸受近傍の温度に比べて、高くなる。した
がって、軸受支持部であるベアリングブラケット6、ハ
ウジング8の温度上昇が抑制されれば、その分、軸受
5、7の温度上昇も小さくなる。よって軸受潤滑剤の早
期劣化が防止される。ゆえに、非分解期間の延長が可能
となり、保守を省力化することができる。
【0039】(第6の実施の形態)本実施形態は、前述
した第1から第5の実施形態に係る全閉式回転電機の変
形例である。図6は本実施形態に係る全閉式回転電機の
構成を示す断面図である。図6においても前述した図1
〜図5と同様の状況で図示した場合を示している。な
お、以下において、図1〜図5と同一の部分については
同一の符号を付してその説明を省略する。本実施形態に
おいては、ベアリングブラケット6の機内空気に接する
側に断熱材13aが備えられている。ベアリングブラケ
ット6は断熱材13aを介してフレーム2に取り付けら
れている。さらに、ベアリングブラケット6と断熱材1
3aの間には密閉空間(空気層12a)が形成されてお
り、ベアリングブラケット6に設けられた排気孔15a
を通じて密閉空間内を減圧することが可能な構造となっ
ている。そして、断熱材13aはシャフト9近傍までベ
アリングブラケット6を覆っており、シャフト9近傍に
おいてベアリングブラケット6と断熱材13aとの間に
空気層12dが保持されている。
【0040】また、ハウジング支持部2cの機内空気に
接する側には断熱材13bが備えられている。ハウジン
グ支持部2cは断熱材13bを介してフレーム2に取り
付けられている。さらに、ハウジング支持部2cと断熱
材13bとの間には密閉空間(空気層12b)が形成さ
れており、ハウジング支持部2cに設けられた排気孔1
5bを通じて密閉空間内を減圧することが可能な構造と
なっている。
【0041】また、ハウジング8には断熱材13cが備
えられており、ハウジング8と断熱材13cとの間には
密閉空間(空気層12c)が形成されている。さらに、
断熱材13cはシャフト9近傍までハウジング8を覆っ
ており、シャフト9近傍において、ハウジング8と断熱
材13cとの間に空気層12eが保持されている。
【0042】以上のような構成をもつ本実施形態に係る
全閉式回転電機1の作用効果について以下に説明する。
全閉式回転電機1は、運転時に主にステータコイル4、
ロータバー11、ステータ鉄心3、ロータ鉄心10で熱
が発生する。ステータコイル4とステータ鉄心3で発生
した熱は、ステータ鉄心3からフレーム2へと熱伝導に
より伝わるとともに、機内空気へ熱伝達により伝わる。
また、ロータバー11、ロータ鉄心10で発生した熱
は、ロータ鉄心10からシャフト9へと熱伝導により伝
わるとともに、機内空気へ熱伝達により伝わる。しか
し、ベアリングブラケット6は断熱材13aを介してフ
レーム2に取り付けられているため、フレーム2からベ
アリングブラケット6へ熱が伝わることが妨げられる。
さらに、断熱材13aと減圧された密閉空間の空気層1
2aおよびシャフト9近傍の空気層12dによる断熱効
果で、機内空気からベアリングブラケット6へ熱が伝わ
ることが妨げられる。また、ハウジング支持部2cも同
様に断熱材13bを介してフレーム2に取り付けられて
いるため、同様にフレーム2からハウジング支持部2c
に熱が伝わることが妨げられる。さらに、断熱材13b
と減圧された密閉空間の空気層13bによる断熱効果
で、機内空気からハウジング支持部12cに熱が伝わる
ことが妨げられる。
【0043】さらに、ハウジング8は断熱材13cと密
閉空間内の空気層12cとシャフト9近傍の空気層12
eの断熱効果により、機内空気から熱が伝わることが妨
げられている。これにより、軸受支持部であるベアリン
グブラケット6とハウジング8の温度上昇が抑制され
る。また、フレーム2のハウジング支持部2cの温度上
昇が抑制されることにより、ハウジング8の温度上昇が
さらに抑制される。したがって、軸受支持部であるベア
リングブラケット6、ハウジング8の温度上昇が抑制さ
れれば、その分、軸受5、7の温度上昇も小さくなる。
よって軸受潤滑剤の早期劣化が防止される。ゆえに、非
分解期間の延長が可能となり、保守を省力化することが
できる。
【0044】(第7の実施の形態)図7は本実施形態に
係る全閉式回転電機の構成を示す断面図である。図7に
おいても前述した図8と同様に全閉式回転電機の備える
シャフトの回転軸線が水平となるように配置し、回転軸
線と平行な側断面における全閉式回転電機の上半部分を
示しており、回転軸線でほぼ対称となる下半部分は省略
している。全閉式回転電機1のフレーム2内周側にはス
テータ鉄心3が設けられ、このステータ鉄心3の内周に
設けられた溝にステータコイル4が収められている。シ
ャフト9は断熱材18a、18cを介して軸受5、軸受
7によって回転自由に支持されており、シャフト9の機
内中央部にはロータ鉄心10が断熱材18bを介して固
定され、ロータ鉄心10の外周側に設けられた溝にロー
タバー11が取り付けられている。フレーム2の一端に
は軸受5を支持するベアリングブラケット6が備えら
れ、他端にはハウジング8を支持するハウジング支持部
2cが備えられている。さらにハウジング8により軸受
7が支持されている。
【0045】以上のような構成をもつ本実施形態に係る
全閉式回転電機1の作用効果について以下に説明する。
全閉式回転電機1は、運転時に主にステータコイル4、
ロータバー11、ステータ鉄心3、ロータ鉄心10で熱
が発生する。ロータバー11およびロータ鉄心10で発
生した熱は、熱伝導によりロータ鉄心から断熱材18b
を介してシャフト9へ伝わり、さらに、シャフト9から
断熱材18a、18cを介して軸受5、7へ伝わる。し
かし、断熱材18a、18b、18cの断熱作用によ
り、この経路を介して伝わる熱の量は大幅に減じられ
る。これにより、軸受5、7の温度上昇が抑制される。
よって軸受潤滑剤の早期劣化が防止される。ゆえに、非
分解期間の延長が可能となり、保守を省力化することが
できる。
【0046】尚、本発明の全閉式回転電機は、前述した
実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。例えばシャフト9自体を断熱材で形成しても良
い。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の全閉式回転電機
によれば、内部損失により熱が発生しても、その熱が機
内空気やフレームを伝わり軸受支持部を加熱し、軸受支
持部を温度上昇させることを防ぐことができる。これに
より、全閉式とすることにより得られる効果に加え、軸
受部の温度上昇を防ぐことができる。よって、軸受部分
の温度上昇を抑制することにより、軸受潤滑剤の早期劣
化を防止でき、非分解期間が延長され、保守作業が省力
化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した全閉式回転電機の第1の実施
形態の構成を示す要部断面図である。
【図2】本発明を適用した全閉式回転電機の第2の実施
形態の構成を示す要部断面図である。
【図3】本発明を適用した全閉式回転電機の第3の実施
形態の構成を示す要部断面図である。
【図4】本発明を適用した全閉式回転電機の第4の実施
形態の構成を示す要部断面図である。
【図5】本発明を適用した全閉式回転電機の第5の実施
形態の構成を示す要部断面図である。
【図6】本発明を適用した全閉式回転電機の第6の実施
形態の構成を示す要部断面図である。
【図7】本発明を適用した全閉式回転電機の第7の実施
形態の構成を示す要部断面図である。
【図8】全閉式回転電機の従来構造を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1…全閉式回転電機 2…フレーム 2a、2b、6a…フィン 2c…ハウジング支持部 3…ステータ鉄心(固定子鉄心) 4…ステータコイル 5、7…軸受 6…ベアリングブラケット(軸受支持部) 8…ハウジング(軸受支持部) 9…シャフト 10…ロータ鉄心(回転子鉄心) 11…ロータバー 12a、12b…断熱層 12c、12d、12e…断熱層(空気層) 13a、13b、13c、17a、17b、18a、1
8b、18c…断熱材 14a、14b、14c…仕切り板 15a、15b、15c…排気孔 16a、16b、16c…栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 稔 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 松岡 孝一 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 白石 茂智 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 永山 孝 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 山脇 和典 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝トランスポートエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 5H605 AA01 BB05 BB17 CC01 CC02 CC03 CC04 CC05 CC10 DD12 EB17 5H609 BB19 PP02 PP05 PP06 PP07 PP08 PP09 PP10 PP11 QQ23 RR58 RR61 RR63 RR69

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトを軸受により回転可能に支持する
    全閉式回転電機において、 前記軸受の支持部の機内空気と接触する面に断熱層を設
    けたことを特徴とする全閉式回転電機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の全閉式回転電機におい
    て、 前記断熱層は軸受支持部の機内空気と接触する面に取り
    付けられた断熱材であることを特徴とする全閉式回転電
    機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の全閉式回転電機におい
    て、 前記断熱層は軸受支持部の機内空気と接触する面に設け
    た空気層であることを特徴とする全閉式回転電機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の全閉式回転電機におい
    て、 前記空気層は、密閉空間中に保持されていることを特徴
    とする全閉式回転電機。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の全閉式回転電機におい
    て、 前記密閉空間中には、前記空気層が減圧された状態で保
    持されていることを特徴とする全閉式回転電機。
  6. 【請求項6】シャフトを軸受により回転可能に支持する
    軸受支持部をフレームの端部に備えた全閉式回転電機に
    おいて、 前記軸受支持部は断熱材を介してフレームに固定されて
    いることを特徴とする全閉式回転電機。
  7. 【請求項7】回転子鉄心を備えるシャフトを軸受により
    回転可能に支持する軸受支持部をフレームの端部に備え
    た全閉式回転電機において、 前記シャフトは断熱材を介して前記軸受に嵌合されてい
    ることを特徴とする全閉式回転電機。
  8. 【請求項8】回転子鉄心を備えるシャフトを軸受により
    回転可能に支持する軸受支持部をフレームの端部に備え
    た全閉式回転電機において、 前記回転子鉄心は断熱材を介して前記シャフトに嵌合さ
    れていることを特徴とする全閉式回転電機。
  9. 【請求項9】回転子鉄心を備えるシャフトを軸受により
    回転可能に支持する軸受支持部をフレームの端部に備え
    た全閉式回転電機において、 前記シャフトは断熱材であることを特徴とする全閉式回
    転電機。
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