JP2002304197A - オーディオ復号方法および装置 - Google Patents
オーディオ復号方法および装置Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S1/00—Two-channel systems
- H04S1/007—Two-channel systems in which the audio signals are in digital form
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要となるメモリ容量やバス転送容量の増大
を可及的に抑えつつ、データ属性の動的な変化や再同期
処理に対応すること。 【解決手段】 CPU13は、複数のサンプルデータを
ブロック化し、該ブロック化したデータ毎に個々の属性
に係る制御情報を付加する。
を可及的に抑えつつ、データ属性の動的な変化や再同期
処理に対応すること。 【解決手段】 CPU13は、複数のサンプルデータを
ブロック化し、該ブロック化したデータ毎に個々の属性
に係る制御情報を付加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、符号化された複
数のサンプルデータを含むデジタルオーディオデータを
復号処理した後、これを一旦バッファ処理し、該バッフ
ァ処理したデータに含まれる制御情報に基づいて当該デ
ータの出力制御を行うようにしたオーディオ復号方法お
よび装置に関するものである。
数のサンプルデータを含むデジタルオーディオデータを
復号処理した後、これを一旦バッファ処理し、該バッフ
ァ処理したデータに含まれる制御情報に基づいて当該デ
ータの出力制御を行うようにしたオーディオ復号方法お
よび装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のオーディオ復号装置の概
略構成を示すブロック図である。この従来のオーディオ
復号装置は、復号部1とデータバッファ2と出力部3と
を備える。復号部1は、デジタルオーディオデータの記
録媒体、例えばDVD(Digital Video Disc)から読み
出されたDolby AC−3などの符号化されたデジ
タルオーディオデータストリームを受けて復号し、PC
Mオーディオデータを出力する部分である。復号部1よ
り出力されたPCMオーディオデータは、画像情報との
同期合わせやデジタルオーディオデータストリーム等の
入力ビットレートの変動に対応するために記憶部である
データバッファ2へ一旦保持される。出力部3は、デー
タバッファ2からPCMオーディオデータを受け、D/
A(デジタルアナログ)変換機へのオーディオシリアル
データ出力や、デジタルオーディオインターフェース受
信器へのデジタルオーディオインターフェース出力を行
う。デジタルオーディオデータストリームがマルチチャ
ネルである場合、出力部3は、復号部1から出力される
時系列データ(PCMオーディオデータ)を、各チャネ
ルに対応する複数のデジタルアナログ変換器、あるいは
複数のデジタルオーディオインターフェース受信器に対
してそれぞれ出力する。
略構成を示すブロック図である。この従来のオーディオ
復号装置は、復号部1とデータバッファ2と出力部3と
を備える。復号部1は、デジタルオーディオデータの記
録媒体、例えばDVD(Digital Video Disc)から読み
出されたDolby AC−3などの符号化されたデジ
タルオーディオデータストリームを受けて復号し、PC
Mオーディオデータを出力する部分である。復号部1よ
り出力されたPCMオーディオデータは、画像情報との
同期合わせやデジタルオーディオデータストリーム等の
入力ビットレートの変動に対応するために記憶部である
データバッファ2へ一旦保持される。出力部3は、デー
タバッファ2からPCMオーディオデータを受け、D/
A(デジタルアナログ)変換機へのオーディオシリアル
データ出力や、デジタルオーディオインターフェース受
信器へのデジタルオーディオインターフェース出力を行
う。デジタルオーディオデータストリームがマルチチャ
ネルである場合、出力部3は、復号部1から出力される
時系列データ(PCMオーディオデータ)を、各チャネ
ルに対応する複数のデジタルアナログ変換器、あるいは
複数のデジタルオーディオインターフェース受信器に対
してそれぞれ出力する。
【0003】図8は、復号部1から出力されるPCMオ
ーディオデータの構成を示すもので、Dolby AC
−3 6ch出力の場合のデータ構成を例示している。
図8においてサンプルデータは、同時刻に出力する各チ
ャネルのPCMオーディオデータから構成される。つま
り、Dolby AC−3 6chでは、6チャネル出力
であるため、1サンプルデータが6つのPCMオーディ
オデータから構成されている。サンプルデータが複数個
集まって構成されるのがオーディオフレームである。1
オーディオフレームあたりのサンプルデータ数(オーデ
ィオフレーム長)は、オーディオ復号方式によって決ま
っており、例えばDolby AC−3の場合、1オー
ディオフレームが1536個のサンプルデータで構成さ
れる。
ーディオデータの構成を示すもので、Dolby AC
−3 6ch出力の場合のデータ構成を例示している。
図8においてサンプルデータは、同時刻に出力する各チ
ャネルのPCMオーディオデータから構成される。つま
り、Dolby AC−3 6chでは、6チャネル出力
であるため、1サンプルデータが6つのPCMオーディ
オデータから構成されている。サンプルデータが複数個
集まって構成されるのがオーディオフレームである。1
オーディオフレームあたりのサンプルデータ数(オーデ
ィオフレーム長)は、オーディオ復号方式によって決ま
っており、例えばDolby AC−3の場合、1オー
ディオフレームが1536個のサンプルデータで構成さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした時
系列データであるPCMオーディオデータが、復号部1
で復号処理された後、そのまま出力部3に与えられた場
合には、以下に説明するような問題が存在する。すなわ
ち、出力部3に与えられるPCMオーディオデータの属
性が動的に変化する場合であっても、出力部3からのデ
ータ出力が属性の動的な変化に対応できない。また、デ
ジタルオーディオデータストリームの転送開始後、例え
ばエラーが生じて再同期処理を行いたい場合には、復号
部1、データバッファ2および出力部3をすべて初期化
し、初期状態に戻って転送を再開させる必要がある。
系列データであるPCMオーディオデータが、復号部1
で復号処理された後、そのまま出力部3に与えられた場
合には、以下に説明するような問題が存在する。すなわ
ち、出力部3に与えられるPCMオーディオデータの属
性が動的に変化する場合であっても、出力部3からのデ
ータ出力が属性の動的な変化に対応できない。また、デ
ジタルオーディオデータストリームの転送開始後、例え
ばエラーが生じて再同期処理を行いたい場合には、復号
部1、データバッファ2および出力部3をすべて初期化
し、初期状態に戻って転送を再開させる必要がある。
【0005】このため本件出願人は、先に特開2000
−278136に示されるオーディオ復号装置を既に提
供している。この従来技術によれば、図9に示すよう
に、PCMオーディオデータのそれぞれに個々の属性を
示すタグデータを付加するようにしているため、属性の
動的な変化に対しても出力部が対応できるようになると
ともに、再同期処理を容易かつ正確に行うことが可能と
なる。
−278136に示されるオーディオ復号装置を既に提
供している。この従来技術によれば、図9に示すよう
に、PCMオーディオデータのそれぞれに個々の属性を
示すタグデータを付加するようにしているため、属性の
動的な変化に対しても出力部が対応できるようになると
ともに、再同期処理を容易かつ正確に行うことが可能と
なる。
【0006】しかしながら、上記従来技術にあっては、
各PCMオーディオデータに付加したタグデータの分だ
けメモリ容量やバス転送容量が増えることになる。例え
ばPCMオーディオデータが24bitで、タグデータ
が8bitであるとすると、1オーディオフレームあた
りのPCMオーディオデータが27Kバイト、タグデー
タが9Kバイト(1Kバイト=1024バイト)とな
り、合計で36Kバイトのメモリ容量およびバス転送容
量が必要となる。
各PCMオーディオデータに付加したタグデータの分だ
けメモリ容量やバス転送容量が増えることになる。例え
ばPCMオーディオデータが24bitで、タグデータ
が8bitであるとすると、1オーディオフレームあた
りのPCMオーディオデータが27Kバイト、タグデー
タが9Kバイト(1Kバイト=1024バイト)とな
り、合計で36Kバイトのメモリ容量およびバス転送容
量が必要となる。
【0007】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
必要となるメモリ容量やバス転送容量の増大を可及的に
抑えつつ、データ属性の動的な変化や再同期処理に対応
することのできるオーディオ復号方法および装置を得る
ことを目的とする。
必要となるメモリ容量やバス転送容量の増大を可及的に
抑えつつ、データ属性の動的な変化や再同期処理に対応
することのできるオーディオ復号方法および装置を得る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかるオーディオ復号方法は、符号化さ
れた複数のサンプルデータを含むデジタルオーディオデ
ータを復号処理した後、これを一旦バッファ処理し、該
バッファ処理したデータに含まれる制御情報に基づいて
当該データの出力制御を行うようにしたオーディオ復号
方法であって、前記複数のサンプルデータをブロック化
し、該ブロック化したデータ毎に個々の属性に係る制御
情報を付加することを特徴とする。
め、この発明にかかるオーディオ復号方法は、符号化さ
れた複数のサンプルデータを含むデジタルオーディオデ
ータを復号処理した後、これを一旦バッファ処理し、該
バッファ処理したデータに含まれる制御情報に基づいて
当該データの出力制御を行うようにしたオーディオ復号
方法であって、前記複数のサンプルデータをブロック化
し、該ブロック化したデータ毎に個々の属性に係る制御
情報を付加することを特徴とする。
【0009】この発明によれば、複数のブロック化した
サンプルデータに対して制御情報を付加するようにして
いる。
サンプルデータに対して制御情報を付加するようにして
いる。
【0010】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、符号化された複数のサンプルデータを含むデジタル
オーディオデータを復号処理する復号部と、復号処理さ
れたデータをバッファ処理するための記憶部と、前記記
憶部でバッファ処理されたデータに含まれる制御情報に
基づいて当該データの出力制御を行う出力部とを備えた
オーディオ復号装置であって、前記復号部は、複数のサ
ンプルデータをブロック化し、該ブロック化したデータ
毎に個々の属性に係る制御情報を付加することを特徴と
する。
は、符号化された複数のサンプルデータを含むデジタル
オーディオデータを復号処理する復号部と、復号処理さ
れたデータをバッファ処理するための記憶部と、前記記
憶部でバッファ処理されたデータに含まれる制御情報に
基づいて当該データの出力制御を行う出力部とを備えた
オーディオ復号装置であって、前記復号部は、複数のサ
ンプルデータをブロック化し、該ブロック化したデータ
毎に個々の属性に係る制御情報を付加することを特徴と
する。
【0011】この発明によれば、複数のブロック化した
サンプルデータに対して属性に係る制御情報が付加され
る。
サンプルデータに対して属性に係る制御情報が付加され
る。
【0012】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、フレームデー
タ単位で複数のサンプルデータをブロック化することを
特徴とする。
は、上記の発明において、前記復号部が、フレームデー
タ単位で複数のサンプルデータをブロック化することを
特徴とする。
【0013】この発明によれば、フレームデータ単位で
複数のサンプルデータに属性に係る制御情報が付加され
る。
複数のサンプルデータに属性に係る制御情報が付加され
る。
【0014】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、互いに属性の
等しい複数のサンプルデータをブロック化することを特
徴とする。
は、上記の発明において、前記復号部が、互いに属性の
等しい複数のサンプルデータをブロック化することを特
徴とする。
【0015】この発明によれば、互いに属性の等しい複
数のサンプルデータがブロック化されてこれに属性に係
る制御情報が付加される。
数のサンプルデータがブロック化されてこれに属性に係
る制御情報が付加される。
【0016】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、出力制御可能
なサンプルデータを指示する情報を前記制御情報に含め
てブロック化したデータに付加することを特徴とする。
は、上記の発明において、前記復号部が、出力制御可能
なサンプルデータを指示する情報を前記制御情報に含め
てブロック化したデータに付加することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、出力制御可能なサンプルデータを指示する情
報を含んだ制御情報が付加される。
に対して、出力制御可能なサンプルデータを指示する情
報を含んだ制御情報が付加される。
【0018】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、1サンプルデ
ータ当たりに出力するチャネル数情報を前記制御情報に
含めてブロック化したデータに付加することを特徴とす
る。
は、上記の発明において、前記復号部が、1サンプルデ
ータ当たりに出力するチャネル数情報を前記制御情報に
含めてブロック化したデータに付加することを特徴とす
る。
【0019】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、1サンプルデータ当たりに出力するチャネル
数情報を含んだ制御情報が付加される。
に対して、1サンプルデータ当たりに出力するチャネル
数情報を含んだ制御情報が付加される。
【0020】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、ブロック化し
たデータのサンプルデータ数情報を前記制御情報に含め
て当該ブロック化したデータに付加することを特徴とす
る。
は、上記の発明において、前記復号部が、ブロック化し
たデータのサンプルデータ数情報を前記制御情報に含め
て当該ブロック化したデータに付加することを特徴とす
る。
【0021】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、当該ブロック化したデータのサンプルデータ
数情報を含んだ制御情報が付加される。
に対して、当該ブロック化したデータのサンプルデータ
数情報を含んだ制御情報が付加される。
【0022】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、ダウンサンプ
ルを指定する情報を前記制御情報に含めてブロック化し
たデータに付加することを特徴とする。
は、上記の発明において、前記復号部が、ダウンサンプ
ルを指定する情報を前記制御情報に含めてブロック化し
たデータに付加することを特徴とする。
【0023】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、ダウンサンプルを指定する情報を含んだ制御
情報が付加される。
に対して、ダウンサンプルを指定する情報を含んだ制御
情報が付加される。
【0024】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、データ出力語
長を指定する情報を前記制御情報に含めてブロック化し
たデータに付加することを特徴とする。
は、上記の発明において、前記復号部が、データ出力語
長を指定する情報を前記制御情報に含めてブロック化し
たデータに付加することを特徴とする。
【0025】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、データ出力語長を指定する情報を含んだ制御
情報が付加される。
に対して、データ出力語長を指定する情報を含んだ制御
情報が付加される。
【0026】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、複数のデータ
出力語長を指定する情報を前記制御情報に含めてブロッ
ク化したデータに付加することを特徴とする。
は、上記の発明において、前記復号部が、複数のデータ
出力語長を指定する情報を前記制御情報に含めてブロッ
ク化したデータに付加することを特徴とする。
【0027】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、複数のデータ出力語長を指定する情報を含ん
だ制御情報が付加される。
に対して、複数のデータ出力語長を指定する情報を含ん
だ制御情報が付加される。
【0028】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、出力チャネル
構成を指定する情報を前記制御情報に含めてブロック化
したデータに付加することを特徴とする。
は、上記の発明において、前記復号部が、出力チャネル
構成を指定する情報を前記制御情報に含めてブロック化
したデータに付加することを特徴とする。
【0029】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、出力チャネル構成を指定する情報を含んだ制
御情報が付加される。
に対して、出力チャネル構成を指定する情報を含んだ制
御情報が付加される。
【0030】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、前記制御情報
に含まれる出力チャネル構成指定情報のスロット数を固
定して、ブロック化したデータに付加することを特徴と
する。
は、上記の発明において、前記復号部が、前記制御情報
に含まれる出力チャネル構成指定情報のスロット数を固
定して、ブロック化したデータに付加することを特徴と
する。
【0031】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、スロット数を固定した出力チャネル構成を指
定する情報を含んだ制御情報が付加される。
に対して、スロット数を固定した出力チャネル構成を指
定する情報を含んだ制御情報が付加される。
【0032】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、前記制御情報
に含まれる出力チャネル構成指定情報のスロット数が出
力チャネルに応じて可変となるようにして、ブロック化
したデータに付加することを特徴とする。
は、上記の発明において、前記復号部が、前記制御情報
に含まれる出力チャネル構成指定情報のスロット数が出
力チャネルに応じて可変となるようにして、ブロック化
したデータに付加することを特徴とする。
【0033】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、出力チャネルに応じてスロット数が可変とな
る出力チャネル構成を指定する情報を含んだ制御情報が
付加される。
に対して、出力チャネルに応じてスロット数が可変とな
る出力チャネル構成を指定する情報を含んだ制御情報が
付加される。
【0034】つぎの発明にかかるオーディオ復号装置
は、上記の発明において、前記復号部が、出力オーディ
オ機能の内部データ分配を指定する情報を前記制御情報
に含めてブロック化したデータに付加することを特徴と
する。
は、上記の発明において、前記復号部が、出力オーディ
オ機能の内部データ分配を指定する情報を前記制御情報
に含めてブロック化したデータに付加することを特徴と
する。
【0035】この発明によれば、ブロック化したデータ
に対して、出力オーディオ機能の内部データ分配を指定
する情報を含んだ制御情報が付加される。
に対して、出力オーディオ機能の内部データ分配を指定
する情報を含んだ制御情報が付加される。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるオーディオ復号方法および装置の好適な実
施の形態を詳細に説明する。
発明にかかるオーディオ復号方法および装置の好適な実
施の形態を詳細に説明する。
【0037】図1は、この発明の実施の形態であるオー
ディオビデオ復号装置の構成を示すブロック図である。
このオーディオビデオ復号装置10は、フロントエンド
部11と、ストリームインターフェース部12と、CP
U13と、ビデオデコーダ14と、ビデオ表示インター
フェース部15と、シンクロナスダイナミック型半導体
記憶装置(以下、SDRAM)16と、オーディオ信号
変換部17とを備えている。
ディオビデオ復号装置の構成を示すブロック図である。
このオーディオビデオ復号装置10は、フロントエンド
部11と、ストリームインターフェース部12と、CP
U13と、ビデオデコーダ14と、ビデオ表示インター
フェース部15と、シンクロナスダイナミック型半導体
記憶装置(以下、SDRAM)16と、オーディオ信号
変換部17とを備えている。
【0038】フロントエンド部11は、DVD等の記録
媒体、あるいはデータ通信により与えられるA/V信号
を読み取り、エラー訂正等の信号処理を行う部分であ
る。ストリームインターフェース部12は、フロントエ
ンド部11からの信号を受け、これを復号処理の行い易
いビット長データへ変換する処理を行う部分である。
媒体、あるいはデータ通信により与えられるA/V信号
を読み取り、エラー訂正等の信号処理を行う部分であ
る。ストリームインターフェース部12は、フロントエ
ンド部11からの信号を受け、これを復号処理の行い易
いビット長データへ変換する処理を行う部分である。
【0039】CPU13は、ストリームインターフェー
ス部12からのデータを受け、これをビデオストリーム
データとオーディオストリームデータとに分離するスト
リーム分離処理やハードウェアの動作タイミング制御処
理を行う部分である。また、このCPU13は、分離し
たオーディオストリームデータを復号処理するととも
に、該復号処理したPCMオーディオデータに後述の制
御情報を付加する処理を行う。
ス部12からのデータを受け、これをビデオストリーム
データとオーディオストリームデータとに分離するスト
リーム分離処理やハードウェアの動作タイミング制御処
理を行う部分である。また、このCPU13は、分離し
たオーディオストリームデータを復号処理するととも
に、該復号処理したPCMオーディオデータに後述の制
御情報を付加する処理を行う。
【0040】ビデオデコーダ14は、CPU13におい
て分離されたビデオストリームデータを受け、これを復
号処理する部分である。ビデオ表示インターフェース部
15は、ビデオデコーダ14において復号化されたビデ
オデータを受け、これをデジタルNTSC/PALエン
コーダ20に対して出力するための部分である。
て分離されたビデオストリームデータを受け、これを復
号処理する部分である。ビデオ表示インターフェース部
15は、ビデオデコーダ14において復号化されたビデ
オデータを受け、これをデジタルNTSC/PALエン
コーダ20に対して出力するための部分である。
【0041】SDRAM16は、SDRAMインターフ
ェース部18を介して与えられるPCMオーディオデー
タのバッファやビデオデータのエレメンタリーストリー
ムバッファとして動作する部分である。
ェース部18を介して与えられるPCMオーディオデー
タのバッファやビデオデータのエレメンタリーストリー
ムバッファとして動作する部分である。
【0042】オーディオ信号変換部17は、SDRAM
16からPCMオーディオデータを受け、その制御情報
に従ってPCMオーディオデータをオーディオD/Aコ
ンバータ30a,30b,30cやデジタルオーディオ
インターフェース受信器40に出力(オーディオシリア
ルデータ出力やデジタルオーディオインターフェース出
力)する部分である。本実施の形態のオーディオ信号変
換部17は、図2に示すように、入力部171と制御情
報解析部172と出力制御部173とを備えて構成して
ある。入力部171は、SDRAM16から与えられた
PCMオーディオデータを受け入れ、これをPCMオー
ディオデータそのものと制御情報とに分離する部分であ
る。制御情報解析部172は、入力部171から与えら
れる制御情報を解析し、その解析結果に基づいて出力部
に制御信号を与える部分である。出力制御部173は、
制御情報解析部172からの制御信号に基づいて入力部
171からのPCMオーディオデータを適宜変換し、か
つ出力制御を行う部分である。
16からPCMオーディオデータを受け、その制御情報
に従ってPCMオーディオデータをオーディオD/Aコ
ンバータ30a,30b,30cやデジタルオーディオ
インターフェース受信器40に出力(オーディオシリア
ルデータ出力やデジタルオーディオインターフェース出
力)する部分である。本実施の形態のオーディオ信号変
換部17は、図2に示すように、入力部171と制御情
報解析部172と出力制御部173とを備えて構成して
ある。入力部171は、SDRAM16から与えられた
PCMオーディオデータを受け入れ、これをPCMオー
ディオデータそのものと制御情報とに分離する部分であ
る。制御情報解析部172は、入力部171から与えら
れる制御情報を解析し、その解析結果に基づいて出力部
に制御信号を与える部分である。出力制御部173は、
制御情報解析部172からの制御信号に基づいて入力部
171からのPCMオーディオデータを適宜変換し、か
つ出力制御を行う部分である。
【0043】上記オーディオビデオ復号装置10の構成
においては、CPU13が復号部に対応し、またSDR
AM16およびそのインターフェース部が記憶部に対応
し、さらにオーディオ信号変換部17が出力部に対応し
ている。
においては、CPU13が復号部に対応し、またSDR
AM16およびそのインターフェース部が記憶部に対応
し、さらにオーディオ信号変換部17が出力部に対応し
ている。
【0044】図3は、本実施の形態においてCPU13
から出力されるPCMオーディオデータの構成を示すも
ので、図8と同様、Dolby AC−3 6ch出力の
場合のデータ構成を例示している。図3においてサンプ
ルデータは、同時刻に出力する各チャネルのPCMオー
ディオデータから構成されるものである。従って、Do
lby AC−3 6chでは、1サンプルデータが6つ
のPCMオーディオデータから構成されている。サンプ
ルデータが複数個集まって構成されるのがオーディオフ
レームである。1オーディオフレームあたりのサンプル
データ数(オーディオフレーム長)は、オーディオ復号
方式によって決まっており、例えばDolby AC−
3の場合、1オーディオフレームが1536個のサンプ
ルデータで構成されている。
から出力されるPCMオーディオデータの構成を示すも
ので、図8と同様、Dolby AC−3 6ch出力の
場合のデータ構成を例示している。図3においてサンプ
ルデータは、同時刻に出力する各チャネルのPCMオー
ディオデータから構成されるものである。従って、Do
lby AC−3 6chでは、1サンプルデータが6つ
のPCMオーディオデータから構成されている。サンプ
ルデータが複数個集まって構成されるのがオーディオフ
レームである。1オーディオフレームあたりのサンプル
データ数(オーディオフレーム長)は、オーディオ復号
方式によって決まっており、例えばDolby AC−
3の場合、1オーディオフレームが1536個のサンプ
ルデータで構成されている。
【0045】図3からも明らかなように、上記オーディ
オビデオ復号装置10においては、CPU13からPC
Mオーディオデータを出力する際に、複数のサンプルデ
ータをブロック化し、かつ各ブロック化したサンプルデ
ータに対して上述した制御情報を1つずつ付加するよう
にしている。
オビデオ復号装置10においては、CPU13からPC
Mオーディオデータを出力する際に、複数のサンプルデ
ータをブロック化し、かつ各ブロック化したサンプルデ
ータに対して上述した制御情報を1つずつ付加するよう
にしている。
【0046】制御情報は、ブロック化した複数のサンプ
ルデータの属性を現すもので、例えば図4に示すよう
に、出力制御指示情報、出力チャネル数情報、出力サン
プル数情報、ダウンサンプル指示情報、データ出力語長
情報、出力チャネル構成情報、分配指定情報等が含まれ
る。
ルデータの属性を現すもので、例えば図4に示すよう
に、出力制御指示情報、出力チャネル数情報、出力サン
プル数情報、ダウンサンプル指示情報、データ出力語長
情報、出力チャネル構成情報、分配指定情報等が含まれ
る。
【0047】出力指示情報は、該当サンプルブロックが
出力開始/停止を行うことが可能か否かを指示するため
の情報であり、図5においてcビットに対応する。上述
したオーディオ信号変換部17においては、この出力指
示情報が制御情報に含まれている場合、出力開始/停止
を行うことができるか否かを判断することにより、サン
プルデータ出力動作のタイミングを制御することが可能
になる。従って、例えばエラーが発生した場合であって
も、当該出力指示情報が含まれるサンプルブロックを再
同期のポイントとして出力動作を再開させることが可能
になり、CPU13、SDRAM16、オーディオ信号
変換部17のすべてを初期化することなく、音響情報と
映像情報との再同期処理をきわめて容易に実施可能とな
る。
出力開始/停止を行うことが可能か否かを指示するため
の情報であり、図5においてcビットに対応する。上述
したオーディオ信号変換部17においては、この出力指
示情報が制御情報に含まれている場合、出力開始/停止
を行うことができるか否かを判断することにより、サン
プルデータ出力動作のタイミングを制御することが可能
になる。従って、例えばエラーが発生した場合であって
も、当該出力指示情報が含まれるサンプルブロックを再
同期のポイントとして出力動作を再開させることが可能
になり、CPU13、SDRAM16、オーディオ信号
変換部17のすべてを初期化することなく、音響情報と
映像情報との再同期処理をきわめて容易に実施可能とな
る。
【0048】出力チャネル数情報は、1サンプルデータ
当たりに出力するチャネル数、つまり1サンプルデータ
当たりにSDRAM16から読み出すPCMデータの数
を示すための情報であり、図5においてch_numに
対応する。上述したオーディオ信号変換部17において
は、この出力チャネル数情報が制御情報に含まれている
場合、1サンプルデータ当たりにSDRAM16から読
み出して出力するPCMオーディオデータの数を認識す
ることが可能となり、当該出力チャネル数が動的に変化
したとしてもこれに対応した出力を行うことができる。
しかも、オーディオ信号変換部17がSDRAM16か
ら読み出して出力するPCMオーディオデータの数を認
識できるのであるから、SDRAM16の読出制御機構
等を簡素化することが可能になるという効果も奏する。
当たりに出力するチャネル数、つまり1サンプルデータ
当たりにSDRAM16から読み出すPCMデータの数
を示すための情報であり、図5においてch_numに
対応する。上述したオーディオ信号変換部17において
は、この出力チャネル数情報が制御情報に含まれている
場合、1サンプルデータ当たりにSDRAM16から読
み出して出力するPCMオーディオデータの数を認識す
ることが可能となり、当該出力チャネル数が動的に変化
したとしてもこれに対応した出力を行うことができる。
しかも、オーディオ信号変換部17がSDRAM16か
ら読み出して出力するPCMオーディオデータの数を認
識できるのであるから、SDRAM16の読出制御機構
等を簡素化することが可能になるという効果も奏する。
【0049】出力サンプル数情報は、ブロック化された
サンプルの数を示すための情報であり、図5においてs
ample_numに対応する。上述したオーディオ信
号変換部17においては、この出力サンプル数情報が制
御情報に含まれている場合、サンプルブロックのサンプ
ル数を認識することができ、この情報並びに必要に応じ
て上記出力チャネル数情報に基づいてサンプルブロック
のデータ長を算出し、制御情報を確実に検出することが
可能である。これによりサンプルブロックのサンプルデ
ータ数や1サンプル当たりの出力チャネル数が動的に変
化したとしてもこれに対応した出力を行うことができ
る。
サンプルの数を示すための情報であり、図5においてs
ample_numに対応する。上述したオーディオ信
号変換部17においては、この出力サンプル数情報が制
御情報に含まれている場合、サンプルブロックのサンプ
ル数を認識することができ、この情報並びに必要に応じ
て上記出力チャネル数情報に基づいてサンプルブロック
のデータ長を算出し、制御情報を確実に検出することが
可能である。これによりサンプルブロックのサンプルデ
ータ数や1サンプル当たりの出力チャネル数が動的に変
化したとしてもこれに対応した出力を行うことができ
る。
【0050】ダウンサンプル指示情報は、ダウンサンプ
ルするか否かを指示するための情報であり、図5におい
てdwビットに対応する。ここで、本実施の形態のよう
に、オーディオ信号変換部17がオーディオシリアルデ
ータ出力とデジタルオーディオインターフェース出力と
を備えるオーディオビデオ復号装置10にあっては、両
者の標本化周波数fsが異なる場合がある。例えば前者
が96KHzで後者が48KHzであるとすると、デジ
タルオーディオインターフェース出力のPCMオーディ
オデータを1/2ダウンサンプルする必要があり、1サ
ンプル当たりにSDRAM16から読み出すPCMオー
ディオデータの数が変化する。上述したオーディオ信号
変換部17においては、上記ダウンサンプル指示情報が
制御情報に含まれている場合、例えばデジタルオーディ
オインターフェース出力の標本化周波数が動的に変化し
てダウンサンプル変更になったとしても、当該ダウンサ
ンプル指示情報に基づいてSDRAM16から読み出す
PCMオーディオデータ数を算出し、これに対応するこ
とが可能になる。
ルするか否かを指示するための情報であり、図5におい
てdwビットに対応する。ここで、本実施の形態のよう
に、オーディオ信号変換部17がオーディオシリアルデ
ータ出力とデジタルオーディオインターフェース出力と
を備えるオーディオビデオ復号装置10にあっては、両
者の標本化周波数fsが異なる場合がある。例えば前者
が96KHzで後者が48KHzであるとすると、デジ
タルオーディオインターフェース出力のPCMオーディ
オデータを1/2ダウンサンプルする必要があり、1サ
ンプル当たりにSDRAM16から読み出すPCMオー
ディオデータの数が変化する。上述したオーディオ信号
変換部17においては、上記ダウンサンプル指示情報が
制御情報に含まれている場合、例えばデジタルオーディ
オインターフェース出力の標本化周波数が動的に変化し
てダウンサンプル変更になったとしても、当該ダウンサ
ンプル指示情報に基づいてSDRAM16から読み出す
PCMオーディオデータ数を算出し、これに対応するこ
とが可能になる。
【0051】データ出力語長情報は、PCMオーディオ
データの出力語長を示すための情報であり、図5におい
てbitlenに対応する。上述したオーディオ信号変
換部17においては、このデータ出力語長情報が上記制
御情報に含まれている場合、PCMオーディオデータの
出力語長が動的に変化したとしても当該データ出力語長
情報に基づいて出力時のシフト動作タイミングを変更す
ることでこれに対応することが可能になる。一般に、P
CMオーディオデータの出力語長が動的に変化した場
合、CPU13から出力するPCMオーディオデータ自
体の出力語長を変更する方法が考えられるが、この場
合、一旦生成したPCMオーディオデータに対してシフ
ト動作が必要となりCPU13の処理量が著しく増える
ことになる。これに対して上記のようにオーディオ信号
変換部17においてPCMオーディオデータの出力語長
を変更する場合には、上述したように出力時におけるシ
フト動作タイミングの変更で、別段ハードウェアの増加
を伴うことなくこれに対応することができるため、当該
CPU13での処理量を低減させることが可能になると
いう作用効果も奏する。
データの出力語長を示すための情報であり、図5におい
てbitlenに対応する。上述したオーディオ信号変
換部17においては、このデータ出力語長情報が上記制
御情報に含まれている場合、PCMオーディオデータの
出力語長が動的に変化したとしても当該データ出力語長
情報に基づいて出力時のシフト動作タイミングを変更す
ることでこれに対応することが可能になる。一般に、P
CMオーディオデータの出力語長が動的に変化した場
合、CPU13から出力するPCMオーディオデータ自
体の出力語長を変更する方法が考えられるが、この場
合、一旦生成したPCMオーディオデータに対してシフ
ト動作が必要となりCPU13の処理量が著しく増える
ことになる。これに対して上記のようにオーディオ信号
変換部17においてPCMオーディオデータの出力語長
を変更する場合には、上述したように出力時におけるシ
フト動作タイミングの変更で、別段ハードウェアの増加
を伴うことなくこれに対応することができるため、当該
CPU13での処理量を低減させることが可能になると
いう作用効果も奏する。
【0052】さらに上記データ出力語長情報に関して
は、オーディオシリアルデータ出力とデジタルオーディ
オインターフェース出力とを行う場合、bitlenに
フィールドを設けて両者の情報をそれぞれ保持するよう
にすれば、同一のサンプルデータでそれぞれの出力語長
が相互に異なっていてもこれに対応することが可能にな
る。
は、オーディオシリアルデータ出力とデジタルオーディ
オインターフェース出力とを行う場合、bitlenに
フィールドを設けて両者の情報をそれぞれ保持するよう
にすれば、同一のサンプルデータでそれぞれの出力語長
が相互に異なっていてもこれに対応することが可能にな
る。
【0053】出力チャネル構成情報は、1サンプルデー
タ内でPCMオーディオデータの順番を示すための情報
である。分配指定情報は、PCMオーディオデータの内
部分配を指定するための情報である。これら出力チャネ
ル構成情報および分配指定情報は、図5においてch_
asgn slot1〜8に対応している。この例で
は、チャネル構成情報のスロット数は固定である。CP
U13は、1サンプルデータ内におけるPCMオーディ
オデータの出力順を出力チャネル構成情報に設定し、そ
の出力順に従って各サンプルデータでのPCMオーディ
オデータを出力する。チャネル構成のスロット数よりも
1サンプルデータのPCMオーディオデータ数が少ない
場合には、使用しないスロットに未使用を示す情報を設
定する。例えば6チャネル出力の場合、チャネル構成情
報はslot1〜slot6をL,R,C,Lfe,L
s,Rsに設定し、slot7およびslot8を未使
用に設定する。CPU13からのPCMオーディオデー
タの出力は、1サンプルデータ毎に上記の設定のように
L,R,C,Lfe,Ls,Rsの順番で出力する。オ
ーディオ信号変換部17では、各サンプルデータ毎にc
h_num値に基づいてSDRAM16からPCMオー
ディオデータを読み出し、1番目のPCMオーディオデ
ータをslot1の情報に従ってLチャネルへ、2番目
のPCMオーディオデータをslot2の情報に従って
Rチャネルへ、・・・というようにそれぞれのPCMオ
ーディオデータを対応するチャネルに振り分ける。内部
分配指定がある場合はそれも行う。例えばL,RのPC
Mオーディオデータをデジタルオーディオインターフェ
ース出力へ出力する場合、slot1,2にデジタルオ
ーディオインターフェース出力への分配を示す情報を付
加する一方、オーディオ信号変換部17では1番目のP
CMオーディオデータをLチャネルへ振り分けると共に
デジタルオーディオインターフェース出力にも分配す
る。
タ内でPCMオーディオデータの順番を示すための情報
である。分配指定情報は、PCMオーディオデータの内
部分配を指定するための情報である。これら出力チャネ
ル構成情報および分配指定情報は、図5においてch_
asgn slot1〜8に対応している。この例で
は、チャネル構成情報のスロット数は固定である。CP
U13は、1サンプルデータ内におけるPCMオーディ
オデータの出力順を出力チャネル構成情報に設定し、そ
の出力順に従って各サンプルデータでのPCMオーディ
オデータを出力する。チャネル構成のスロット数よりも
1サンプルデータのPCMオーディオデータ数が少ない
場合には、使用しないスロットに未使用を示す情報を設
定する。例えば6チャネル出力の場合、チャネル構成情
報はslot1〜slot6をL,R,C,Lfe,L
s,Rsに設定し、slot7およびslot8を未使
用に設定する。CPU13からのPCMオーディオデー
タの出力は、1サンプルデータ毎に上記の設定のように
L,R,C,Lfe,Ls,Rsの順番で出力する。オ
ーディオ信号変換部17では、各サンプルデータ毎にc
h_num値に基づいてSDRAM16からPCMオー
ディオデータを読み出し、1番目のPCMオーディオデ
ータをslot1の情報に従ってLチャネルへ、2番目
のPCMオーディオデータをslot2の情報に従って
Rチャネルへ、・・・というようにそれぞれのPCMオ
ーディオデータを対応するチャネルに振り分ける。内部
分配指定がある場合はそれも行う。例えばL,RのPC
Mオーディオデータをデジタルオーディオインターフェ
ース出力へ出力する場合、slot1,2にデジタルオ
ーディオインターフェース出力への分配を示す情報を付
加する一方、オーディオ信号変換部17では1番目のP
CMオーディオデータをLチャネルへ振り分けると共に
デジタルオーディオインターフェース出力にも分配す
る。
【0054】上述したオーディオ信号変換部17におい
ては、上記出力チャネル構成情報が制御情報に含まれて
いる場合、PCMオーディオデータを出力するチャネル
構成を認識することができるため、出力チャネル構成が
動的に変化してもこれに対応することが可能になる。ま
た、上記分配指定情報が制御情報に含まれている場合に
は、上記オーディオ信号変換部17において、1つのP
CMオーディオデータを複数の出力チャネルに分配する
ことが可能になる。従って、例えば2チャネル出力時の
オーディオシリアルデータ出力およびデジタルオーディ
オインターフェース出力など、複数の出力チャネルにつ
いて同一のPCMオーディオデータを出力する場合、C
PU13からの一方のPCMデータを削減することがで
き、必要となるメモリ容量やバス転送容量をより低減す
ることが可能になる。
ては、上記出力チャネル構成情報が制御情報に含まれて
いる場合、PCMオーディオデータを出力するチャネル
構成を認識することができるため、出力チャネル構成が
動的に変化してもこれに対応することが可能になる。ま
た、上記分配指定情報が制御情報に含まれている場合に
は、上記オーディオ信号変換部17において、1つのP
CMオーディオデータを複数の出力チャネルに分配する
ことが可能になる。従って、例えば2チャネル出力時の
オーディオシリアルデータ出力およびデジタルオーディ
オインターフェース出力など、複数の出力チャネルにつ
いて同一のPCMオーディオデータを出力する場合、C
PU13からの一方のPCMデータを削減することがで
き、必要となるメモリ容量やバス転送容量をより低減す
ることが可能になる。
【0055】上記の例では、チャネル構成情報のスロッ
ト数を固定しているが、これを出力チャネルに応じて可
変とすることも可能である。チャネル構成のスロット数
を可変とする場合には、図6に示すように、チャネル構
成情報にスロット数指定情報を加え、設定スロット数分
のチャネル構成情報を設定すればよい。例えばスロット
数を2とする場合、チャネル構成情報はスロット数を2
に設定したスロット数指定情報と、slot1,slo
t2のチャネル構成情報とで構成する。オーディオ信号
変換部17では、スロット数指定情報により制御情報と
PCMオーディオデータとの境目を認識すると共にsl
ot1,2の情報に基づいてPCMオーディオデータの
出力チャネルを設定する。
ト数を固定しているが、これを出力チャネルに応じて可
変とすることも可能である。チャネル構成のスロット数
を可変とする場合には、図6に示すように、チャネル構
成情報にスロット数指定情報を加え、設定スロット数分
のチャネル構成情報を設定すればよい。例えばスロット
数を2とする場合、チャネル構成情報はスロット数を2
に設定したスロット数指定情報と、slot1,slo
t2のチャネル構成情報とで構成する。オーディオ信号
変換部17では、スロット数指定情報により制御情報と
PCMオーディオデータとの境目を認識すると共にsl
ot1,2の情報に基づいてPCMオーディオデータの
出力チャネルを設定する。
【0056】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、CPU13からPCMオーディオデータを出力する
際に上述した種々の制御情報を付加するようにしている
ため、データ属性の動的な変化や再同期処理に対応する
ことが可能になるという効果を奏する。しかも、実施の
形態においては、複数のサンプルデータをブロック化
し、かつ各ブロック化したサンプルデータに対して上述
した制御情報を1つずつ付加するようにしているため、
当該制御情報の付加に伴うデータ量の増加分もごく僅か
となり、SDRAM16として必要となるメモリ容量や
バス転送容量の増大を可及的に抑えることが可能にな
る。
ば、CPU13からPCMオーディオデータを出力する
際に上述した種々の制御情報を付加するようにしている
ため、データ属性の動的な変化や再同期処理に対応する
ことが可能になるという効果を奏する。しかも、実施の
形態においては、複数のサンプルデータをブロック化
し、かつ各ブロック化したサンプルデータに対して上述
した制御情報を1つずつ付加するようにしているため、
当該制御情報の付加に伴うデータ量の増加分もごく僅か
となり、SDRAM16として必要となるメモリ容量や
バス転送容量の増大を可及的に抑えることが可能にな
る。
【0057】制御情報を付加するサンプルデータの数と
しては、任意の複数でよい。これは、出力チャネル構成
等の属性がサンプル単位で頻繁に変化することは少な
く、複数のPCMオーディオデータで同じ属性となる可
能性が高いからである。また、出力制御可能なサンプル
データの出現頻度が増えれば増えるほど再同期処理時の
音響情報と映像情報との合わせ込みをより木目細やかに
行うことが可能であるが、オーディオ1サンプルデータ
の出力期間はビデオの1画面出力期間に比べて非常に小
さい。従って、制御情報を1サンプルデータ毎に付加す
る必要はなく、複数サンプルデータに1カ所としても問
題は生じない。
しては、任意の複数でよい。これは、出力チャネル構成
等の属性がサンプル単位で頻繁に変化することは少な
く、複数のPCMオーディオデータで同じ属性となる可
能性が高いからである。また、出力制御可能なサンプル
データの出現頻度が増えれば増えるほど再同期処理時の
音響情報と映像情報との合わせ込みをより木目細やかに
行うことが可能であるが、オーディオ1サンプルデータ
の出力期間はビデオの1画面出力期間に比べて非常に小
さい。従って、制御情報を1サンプルデータ毎に付加す
る必要はなく、複数サンプルデータに1カ所としても問
題は生じない。
【0058】代表的なサンプルブロックとしては、例え
ば1オーディオフレーム単位でシステム構成上は十分で
あると考えられる。付加する制御情報は、サンプルブロ
ック内の属性を示すものだけであるため、数バイト程度
で構成できる。従って、1オーディオフレームをサンプ
ルブロックとした場合、図3の構成ではPCMオーディ
オデータが27Kバイト、制御情報が数バイトとなり、
従来のもの(図9)に比べて約3/4に抑えることが可
能になる。
ば1オーディオフレーム単位でシステム構成上は十分で
あると考えられる。付加する制御情報は、サンプルブロ
ック内の属性を示すものだけであるため、数バイト程度
で構成できる。従って、1オーディオフレームをサンプ
ルブロックとした場合、図3の構成ではPCMオーディ
オデータが27Kバイト、制御情報が数バイトとなり、
従来のもの(図9)に比べて約3/4に抑えることが可
能になる。
【0059】実際には、オーディオフレーム単位でも属
性が頻繁に変更されることはなく、同じ属性が続く場合
が圧倒的に多いため、必ずしも1オーディオフレーム単
位で制御情報を付加する必要はない。例えば、CPU1
3において予め設定したサンプル数単位(例えば1オー
ディオフレーム単位)で属性変更の有無や出力制御が必
要か否かを判定し、これらが共に不要であると判断した
場合、つまり制御情報が同一となると判断した場合、こ
れらを1つのサンプルブロックとして制御情報を付加す
れば、SDRAM16として必要となるメモリ容量やバ
ス転送容量の増大をより一層抑えることが可能になる。
この場合には、必ずしもサンプルブロックが一定の大き
さである必要はなく、適宜サンプルブロックの大きさが
相互に異なっていても構わない。サンプルブロックの大
きさが相互に異なっていても、上述した出力サンプル数
情報に基づいてオーディオ信号変換部17がこれに対応
することができるため、問題が生じることもない。
性が頻繁に変更されることはなく、同じ属性が続く場合
が圧倒的に多いため、必ずしも1オーディオフレーム単
位で制御情報を付加する必要はない。例えば、CPU1
3において予め設定したサンプル数単位(例えば1オー
ディオフレーム単位)で属性変更の有無や出力制御が必
要か否かを判定し、これらが共に不要であると判断した
場合、つまり制御情報が同一となると判断した場合、こ
れらを1つのサンプルブロックとして制御情報を付加す
れば、SDRAM16として必要となるメモリ容量やバ
ス転送容量の増大をより一層抑えることが可能になる。
この場合には、必ずしもサンプルブロックが一定の大き
さである必要はなく、適宜サンプルブロックの大きさが
相互に異なっていても構わない。サンプルブロックの大
きさが相互に異なっていても、上述した出力サンプル数
情報に基づいてオーディオ信号変換部17がこれに対応
することができるため、問題が生じることもない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数のブロック化したサンプルデータに対して属性
に係る制御情報を付加するようにしているため、必要と
なるメモリ容量やバス転送容量の増大を可及的に抑えつ
つ、データ属性の動的な変化や再同期処理に対応するこ
とが可能になるという効果を奏する。
ば、複数のブロック化したサンプルデータに対して属性
に係る制御情報を付加するようにしているため、必要と
なるメモリ容量やバス転送容量の増大を可及的に抑えつ
つ、データ属性の動的な変化や再同期処理に対応するこ
とが可能になるという効果を奏する。
【0061】つぎの発明によれば、複数のブロック化し
たサンプルデータに対して属性に係る制御情報が付加さ
れるため、必要となるメモリ容量やバス転送容量の増大
を可及的に抑えつつ、データ属性の動的な変化や再同期
処理に対応することが可能になるという効果を奏する。
たサンプルデータに対して属性に係る制御情報が付加さ
れるため、必要となるメモリ容量やバス転送容量の増大
を可及的に抑えつつ、データ属性の動的な変化や再同期
処理に対応することが可能になるという効果を奏する。
【0062】つぎの発明によれば、フレームデータ単位
で複数のサンプルデータに属性に係る制御情報が付加さ
れるため、必要となるメモリ容量やバス転送容量の増大
を可及的に抑えつつ、データ属性の動的な変化や再同期
処理に対応することが可能になるという効果を奏する。
で複数のサンプルデータに属性に係る制御情報が付加さ
れるため、必要となるメモリ容量やバス転送容量の増大
を可及的に抑えつつ、データ属性の動的な変化や再同期
処理に対応することが可能になるという効果を奏する。
【0063】つぎの発明によれば、互いに属性の等しい
複数のサンプルデータがブロック化されてこれに属性に
係る制御情報が付加されるため、必要となるメモリ容量
やバス転送容量の増大を一層抑えつつ、データ属性の動
的な変化や再同期処理に対応することが可能になるとい
う効果を奏する。
複数のサンプルデータがブロック化されてこれに属性に
係る制御情報が付加されるため、必要となるメモリ容量
やバス転送容量の増大を一層抑えつつ、データ属性の動
的な変化や再同期処理に対応することが可能になるとい
う効果を奏する。
【0064】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、出力制御可能なサンプルデータを指示する
情報を含んだ制御情報が付加されるため、出力部が出力
開始/停止を行うことができるか否かを判断することに
より、サンプルデータ出力動作のタイミングを制御する
ことが可能になるという作用効果を奏する。
タに対して、出力制御可能なサンプルデータを指示する
情報を含んだ制御情報が付加されるため、出力部が出力
開始/停止を行うことができるか否かを判断することに
より、サンプルデータ出力動作のタイミングを制御する
ことが可能になるという作用効果を奏する。
【0065】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、1サンプルデータ当たりに出力するチャネ
ル数情報を含んだ制御情報が付加されるため、1サンプ
ルデータ当たりの出力チャネル数が動的に変化した場合
にもこれに対応することが可能になるという作用効果を
奏する。しかも、出力部が記憶部から読み出して出力す
るPCMオーディオデータの数を認識でき、記憶部の読
出制御機構等を簡素化することが可能になるという効果
を奏する。
タに対して、1サンプルデータ当たりに出力するチャネ
ル数情報を含んだ制御情報が付加されるため、1サンプ
ルデータ当たりの出力チャネル数が動的に変化した場合
にもこれに対応することが可能になるという作用効果を
奏する。しかも、出力部が記憶部から読み出して出力す
るPCMオーディオデータの数を認識でき、記憶部の読
出制御機構等を簡素化することが可能になるという効果
を奏する。
【0066】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、当該ブロック化したデータのサンプルデー
タ数情報を含んだ制御情報が付加されるため、サンプル
データの数が動的に変化した場合にもこれに対応するこ
とが可能になるという効果を奏する。
タに対して、当該ブロック化したデータのサンプルデー
タ数情報を含んだ制御情報が付加されるため、サンプル
データの数が動的に変化した場合にもこれに対応するこ
とが可能になるという効果を奏する。
【0067】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、ダウンサンプルを指定する情報を含んだ制
御情報が付加されるため、出力制御は標本化周波数が動
的に変化してダウンサンプルが変更になる場合でも記憶
部から読み出すPCMオーディオデータの数を変更して
これに対応することができるという効果を奏する。
タに対して、ダウンサンプルを指定する情報を含んだ制
御情報が付加されるため、出力制御は標本化周波数が動
的に変化してダウンサンプルが変更になる場合でも記憶
部から読み出すPCMオーディオデータの数を変更して
これに対応することができるという効果を奏する。
【0068】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、データ出力語長を指定する情報を含んだ制
御情報が付加されるため、出力語長が動的に変化した場
合にもこれに対応することができるという作用効果を奏
する。しかも、出力部において出力語長の変更に対応す
ることができるため、復号部での処理量が増えることも
ないという効果を奏する。
タに対して、データ出力語長を指定する情報を含んだ制
御情報が付加されるため、出力語長が動的に変化した場
合にもこれに対応することができるという作用効果を奏
する。しかも、出力部において出力語長の変更に対応す
ることができるため、復号部での処理量が増えることも
ないという効果を奏する。
【0069】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、複数のデータ出力語長を指定する情報を含
んだ制御情報が付加されるため、1サンプルデータに複
数の出力語長が存在する場合にもこれに対応することが
可能になるという作用効果を奏する。
タに対して、複数のデータ出力語長を指定する情報を含
んだ制御情報が付加されるため、1サンプルデータに複
数の出力語長が存在する場合にもこれに対応することが
可能になるという作用効果を奏する。
【0070】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、出力チャネル構成を指定する情報を含んだ
制御情報が付加されるため、出力チャネルの構成が動的
に変化した場合にもこれに対応することができるという
効果を奏する。
タに対して、出力チャネル構成を指定する情報を含んだ
制御情報が付加されるため、出力チャネルの構成が動的
に変化した場合にもこれに対応することができるという
効果を奏する。
【0071】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、スロット数を固定した出力チャネル構成を
指定する情報を含んだ制御情報が付加されるため、スロ
ット数を固定した出力チャネル構成の動的な変更にも対
応することができるという効果を奏する。
タに対して、スロット数を固定した出力チャネル構成を
指定する情報を含んだ制御情報が付加されるため、スロ
ット数を固定した出力チャネル構成の動的な変更にも対
応することができるという効果を奏する。
【0072】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、出力チャネルに応じてスロット数が可変と
なる出力チャネル構成を指定する情報を含んだ制御情報
が付加されるため、スロット数が可変となる出力チャネ
ル構成の動的な変化にも対応することができるという効
果を奏する。
タに対して、出力チャネルに応じてスロット数が可変と
なる出力チャネル構成を指定する情報を含んだ制御情報
が付加されるため、スロット数が可変となる出力チャネ
ル構成の動的な変化にも対応することができるという効
果を奏する。
【0073】つぎの発明によれば、ブロック化したデー
タに対して、出力オーディオ機能の内部データ分配を指
定する情報を含んだ制御情報が付加されるため、1つの
PCMオーディオデータを出力部内で複数の出力チャネ
ルに出力することが可能となり、例えば複数の出力チャ
ネルに対して同一のPCMオーディオデータを出力する
場合、復号部からは1つのPCMオーディオデータを出
力すればよいという効果を奏する。
タに対して、出力オーディオ機能の内部データ分配を指
定する情報を含んだ制御情報が付加されるため、1つの
PCMオーディオデータを出力部内で複数の出力チャネ
ルに出力することが可能となり、例えば複数の出力チャ
ネルに対して同一のPCMオーディオデータを出力する
場合、復号部からは1つのPCMオーディオデータを出
力すればよいという効果を奏する。
【図1】 この発明の実施の形態であるオーディオビデ
オ復号装置の構成を示すブロック図である。
オ復号装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したオーディオ信号変換部の詳細構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示したCPUから出力されるPCMオ
ーディオデータの構成を示す模式図である。
ーディオデータの構成を示す模式図である。
【図4】 制御情報の構成例を示す概念図である。
【図5】 制御情報のフォーマット例を示す模式図であ
る。
る。
【図6】 制御情報の他のフォーマット例を示す模式図
である。
である。
【図7】 従来のオーディオ復号装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】 一般的なマルチチャネルオーディオデータ列
の構成を示す模式図である。
の構成を示す模式図である。
【図9】 従来のオーディオ復号装置から出力されるP
CMオーディオデータの構成を示す模式図である。
CMオーディオデータの構成を示す模式図である。
10 オーディオビデオ復号装置、11 フロントエン
ド部、12 ストリームインターフェース部、13 C
PU、14 ビデオデコーダ、15 ビデオ表示インタ
ーフェース部、16 SDRAM、17 オーディオ信
号変換部、18SDRAMインターフェース部、171
入力部、172 制御情報解析部、173 出力制御
部。
ド部、12 ストリームインターフェース部、13 C
PU、14 ビデオデコーダ、15 ビデオ表示インタ
ーフェース部、16 SDRAM、17 オーディオ信
号変換部、18SDRAMインターフェース部、171
入力部、172 制御情報解析部、173 出力制御
部。
Claims (14)
- 【請求項1】 符号化された複数のサンプルデータを含
むデジタルオーディオデータを復号処理した後、これを
一旦バッファ処理し、該バッファ処理したデータに含ま
れる制御情報に基づいて当該データの出力制御を行うよ
うにしたオーディオ復号方法であって、 前記複数のサンプルデータをブロック化し、該ブロック
化したデータ毎に個々の属性に係る制御情報を付加する
ことを特徴とするオーディオ復号方法。 - 【請求項2】 符号化された複数のサンプルデータを含
むデジタルオーディオデータを復号処理する復号部と、
復号処理されたデータをバッファ処理するための記憶部
と、前記記憶部でバッファ処理されたデータに含まれる
制御情報に基づいて当該データの出力制御を行う出力部
とを備えたオーディオ復号装置であって、 前記復号部は、複数のサンプルデータをブロック化し、
該ブロック化したデータ毎に個々の属性に係る制御情報
を付加することを特徴とするオーディオ復号装置。 - 【請求項3】 前記復号部は、フレームデータ単位で複
数のサンプルデータをブロック化することを特徴とする
請求項2に記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項4】 前記復号部は、互いに属性の等しい複数
のサンプルデータをブロック化することを特徴とする請
求項2に記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項5】 前記復号部は、出力制御可能なサンプル
データを指示する情報を前記制御情報に含めてブロック
化したデータに付加することを特徴とする請求項2〜4
のいずれか一つに記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項6】 前記復号部は、1サンプルデータ当たり
に出力するチャネル数情報を前記制御情報に含めてブロ
ック化したデータに付加することを特徴とする請求項2
〜5のいずれか一つに記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項7】 前記復号部は、ブロック化したデータの
サンプルデータ数情報を前記制御情報に含めて当該ブロ
ック化したデータに付加することを特徴とする請求項2
〜6のいずれか一つに記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項8】 前記復号部は、ダウンサンプルを指定す
る情報を前記制御情報に含めてブロック化したデータに
付加することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つ
に記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項9】 前記復号部は、データ出力語長を指定す
る情報を前記制御情報に含めてブロック化したデータに
付加することを特徴とする請求項2〜8のいずれか一つ
に記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項10】 前記復号部は、複数のデータ出力語長
を指定する情報を前記制御情報に含めてブロック化した
データに付加することを特徴とする請求項2〜8のいず
れか一つに記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項11】 前記復号部は、出力チャネル構成を指
定する情報を前記制御情報に含めてブロック化したデー
タに付加することを特徴とする請求項2〜10のいずれ
か一つに記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項12】 前記復号部は、前記制御情報に含まれ
る出力チャネル構成指定情報のスロット数を固定して、
ブロック化したデータに付加することを特徴とする請求
項2〜11のいずれか一つに記載のオーディオ復号装
置。 - 【請求項13】 前記復号部は、前記制御情報に含まれ
る出力チャネル構成指定情報のスロット数が出力チャネ
ルに応じて可変となるようにして、ブロック化したデー
タに付加することを特徴とする請求項2〜11のいずれ
か一つに記載のオーディオ復号装置。 - 【請求項14】 前記復号部は、出力オーディオ機能の
内部データ分配を指定する情報を前記制御情報に含めて
ブロック化したデータに付加することを特徴とする請求
項2〜13のいずれか一つに記載のオーディオ復号装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104563A JP2002304197A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | オーディオ復号方法および装置 |
US09/931,855 US6993139B2 (en) | 2001-04-03 | 2001-08-20 | Method of and apparatus for decoding audio data |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104563A JP2002304197A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | オーディオ復号方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002304197A true JP2002304197A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18957401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001104563A Pending JP2002304197A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | オーディオ復号方法および装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6993139B2 (ja) |
JP (1) | JP2002304197A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8945008B2 (en) | 2006-04-05 | 2015-02-03 | Sony Corporation | Recording apparatus, reproducing apparatus, recording and reproducing apparatus, recording method, reproducing method, recording and reproducing method, and record medium |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9357215B2 (en) * | 2013-02-12 | 2016-05-31 | Michael Boden | Audio output distribution |
Family Cites Families (3)
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JP2000278136A (ja) | 1999-03-19 | 2000-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 復号装置 |
-
2001
- 2001-04-03 JP JP2001104563A patent/JP2002304197A/ja active Pending
- 2001-08-20 US US09/931,855 patent/US6993139B2/en not_active Expired - Lifetime
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JPWO2004084215A1 (ja) * | 2003-03-18 | 2006-06-29 | ソニー株式会社 | 記録媒体、データ記録装置および方法、データ再生装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 |
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US8945008B2 (en) | 2006-04-05 | 2015-02-03 | Sony Corporation | Recording apparatus, reproducing apparatus, recording and reproducing apparatus, recording method, reproducing method, recording and reproducing method, and record medium |
US9654723B2 (en) | 2006-04-05 | 2017-05-16 | Sony Corporation | Recording apparatus, reproducing apparatus, recording and reproducing apparatus, recording method, reproducing method, recording and reproducing method, and record medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US6993139B2 (en) | 2006-01-31 |
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