JP2002303145A - ターボチャージャ付き内燃機関 - Google Patents
ターボチャージャ付き内燃機関Info
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- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/243—Cylinder heads and inlet or exhaust manifolds integrally cast together
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- F02B37/18—Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ターボラグを改善しつつも、その機関出力の限
界を高く保持することのできるターボチャージャ付き内
燃機関を提供する。 【解決手段】ターボチャージャ30のロータシャフト3
5の回転軸線mが気筒#の配列方向Dに直交するよう
に、且つ同回転軸線mがシリンダヘッド11における配
列方向Dの略中央に位置するようにターボチャージャ3
0のタービン部31をシリンダヘッド11の排気ポート
14における合流部17の下流側に設ける。そして、連
結部32とコンプレッサ部33とがシリンダヘッド11
から露出するように連結部32をシリンダヘッド11の
側方でボルトにて直接固定する。また、シリンダヘッド
11の排気ポート14の近傍に冷却水通路21を設け
る。
界を高く保持することのできるターボチャージャ付き内
燃機関を提供する。 【解決手段】ターボチャージャ30のロータシャフト3
5の回転軸線mが気筒#の配列方向Dに直交するよう
に、且つ同回転軸線mがシリンダヘッド11における配
列方向Dの略中央に位置するようにターボチャージャ3
0のタービン部31をシリンダヘッド11の排気ポート
14における合流部17の下流側に設ける。そして、連
結部32とコンプレッサ部33とがシリンダヘッド11
から露出するように連結部32をシリンダヘッド11の
側方でボルトにて直接固定する。また、シリンダヘッド
11の排気ポート14の近傍に冷却水通路21を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気の
持つエネルギを利用して過給を行うターボチャージャの
少なくとも一部を同機関に内蔵したターボチャージャ付
き内燃機関に関する。
持つエネルギを利用して過給を行うターボチャージャの
少なくとも一部を同機関に内蔵したターボチャージャ付
き内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ターボチャージャでは、タービ
ンハウジングに収容されるタービンホイールとコンプレ
ッサハウジングに収容されるコンプレッサホイールと
が、シャフトによって連結されて一体となって回転する
ように設けられている。そして、内燃機関の排気による
タービンホイールの回転をシャフトを通じてコンプレッ
サホイールに伝達し、これを回転させている。こうして
コンプレッサホイールを回転させることで吸気を圧縮さ
せ、この圧縮した吸気を当該機関の燃焼室へと強制的に
送り込んでいる。ターボチャージャでは、こうして排気
の持つエネルギを利用した過給を行って、内燃機関の出
力を向上させている。
ンハウジングに収容されるタービンホイールとコンプレ
ッサハウジングに収容されるコンプレッサホイールと
が、シャフトによって連結されて一体となって回転する
ように設けられている。そして、内燃機関の排気による
タービンホイールの回転をシャフトを通じてコンプレッ
サホイールに伝達し、これを回転させている。こうして
コンプレッサホイールを回転させることで吸気を圧縮さ
せ、この圧縮した吸気を当該機関の燃焼室へと強制的に
送り込んでいる。ターボチャージャでは、こうして排気
の持つエネルギを利用した過給を行って、内燃機関の出
力を向上させている。
【0003】ところで、こうしたターボチャージャにあ
っては通常、前記タービンハウジングは、その排気の入
口側の端部がエキゾーストマニホールドにおけるその排
気の出口側の端部に接続されている。すなわち、燃焼室
から排出された排気は、シリンダヘッドの排気ポート及
びエキゾーストマニホールドを通過してタービンハウジ
ング内に流入する。そのため、内燃機関の燃焼室からタ
ービンハウジングまでの排気流路の容積が大きいことに
起因して車両の加速時等における応答性能が低下し、い
わゆるターボラグが生じる原因となっていた。
っては通常、前記タービンハウジングは、その排気の入
口側の端部がエキゾーストマニホールドにおけるその排
気の出口側の端部に接続されている。すなわち、燃焼室
から排出された排気は、シリンダヘッドの排気ポート及
びエキゾーストマニホールドを通過してタービンハウジ
ング内に流入する。そのため、内燃機関の燃焼室からタ
ービンハウジングまでの排気流路の容積が大きいことに
起因して車両の加速時等における応答性能が低下し、い
わゆるターボラグが生じる原因となっていた。
【0004】そこで従来、こうしたターボラグの発生を
抑制すべく、例えば実開昭63―17832号公報に記
載されているようなターボチャージャ付き内燃機関が提
案されている。図4及び図5に、こうしたターボチャー
ジャ付き内燃機関の一部断面構造を示す。
抑制すべく、例えば実開昭63―17832号公報に記
載されているようなターボチャージャ付き内燃機関が提
案されている。図4及び図5に、こうしたターボチャー
ジャ付き内燃機関の一部断面構造を示す。
【0005】これら図4及び図5に示すように、この内
燃機関にあって、そのシリンダヘッド101は、分割面
101aで上部101bと下部101cとに分割可能に
形成されている。これら上部101bと下部101cと
が組み付けられることで吸気ポート102と排気ポート
103とが形成される。また、吸気ポート102におけ
る燃焼室114側の開口近傍には、吸気バルブ104と
の干渉を避けた位置にコンプレッサ収容部105が形成
されている。一方、排気ポート103における燃焼室1
14側の開口近傍には、排気バルブ106との干渉を避
けた位置にタービン収容部107が形成されている。そ
して、コンプレッサ収容部105内にはコンプレッサホ
イール108が、一方、タービン収容部107内にはタ
ービンホイール109が収容され、これらコンプレッサ
ホイール108とタービンホイール109とはシャフト
110によって連結されている。このシャフト110は
シリンダヘッド101に形成された軸受部111で軸支
されている。また、コンプレッサ収容部105にはコン
プレッサホイール108の周囲にディフューザ112
が、一方、タービン収容部107にはタービンホイール
109の周囲にスクロール113が形成されている。
燃機関にあって、そのシリンダヘッド101は、分割面
101aで上部101bと下部101cとに分割可能に
形成されている。これら上部101bと下部101cと
が組み付けられることで吸気ポート102と排気ポート
103とが形成される。また、吸気ポート102におけ
る燃焼室114側の開口近傍には、吸気バルブ104と
の干渉を避けた位置にコンプレッサ収容部105が形成
されている。一方、排気ポート103における燃焼室1
14側の開口近傍には、排気バルブ106との干渉を避
けた位置にタービン収容部107が形成されている。そ
して、コンプレッサ収容部105内にはコンプレッサホ
イール108が、一方、タービン収容部107内にはタ
ービンホイール109が収容され、これらコンプレッサ
ホイール108とタービンホイール109とはシャフト
110によって連結されている。このシャフト110は
シリンダヘッド101に形成された軸受部111で軸支
されている。また、コンプレッサ収容部105にはコン
プレッサホイール108の周囲にディフューザ112
が、一方、タービン収容部107にはタービンホイール
109の周囲にスクロール113が形成されている。
【0006】このように、吸気ポート102の途中にコ
ンプレッサホイール108を設けると共に、排気ポート
103の途中にタービンホイール109を設けること
で、燃焼室114と各ホイール108,109との間の
容積が少なくなり、上記ターボラグが改善される。
ンプレッサホイール108を設けると共に、排気ポート
103の途中にタービンホイール109を設けること
で、燃焼室114と各ホイール108,109との間の
容積が少なくなり、上記ターボラグが改善される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ターボチャージャ付き内燃機関では、燃焼室114の近
傍にコンプレッサ収容部105が配されるため、同燃焼
室114へ過給される吸気を冷却することが極めて困難
な構造となっている。すなわち、コンプレッサホイール
108により断熱圧縮された吸気は昇温され、その密度
が低下した状態で燃焼室114へ過給されることとな
る。このため、機関としての出力限界が自ずと低くな
り、所望の機関性能を引き出すことが困難であった。
ターボチャージャ付き内燃機関では、燃焼室114の近
傍にコンプレッサ収容部105が配されるため、同燃焼
室114へ過給される吸気を冷却することが極めて困難
な構造となっている。すなわち、コンプレッサホイール
108により断熱圧縮された吸気は昇温され、その密度
が低下した状態で燃焼室114へ過給されることとな
る。このため、機関としての出力限界が自ずと低くな
り、所望の機関性能を引き出すことが困難であった。
【0008】本発明は、こうした実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ターボラグを改善しつつも、
その機関出力の限界を高く保持することのできるターボ
チャージャ付き内燃機関を提供することにある。
ものであり、その目的は、ターボラグを改善しつつも、
その機関出力の限界を高く保持することのできるターボ
チャージャ付き内燃機関を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段及びその作用効果について以下に記載する。請求
項1に記載の発明は、機関排気流に基づき作動するター
ビン部と、同タービン部に連結部を介して接続されると
ともに、同タービン部の作動に連動して燃焼室内への吸
気を過給するコンプレッサ部とを備えるターボチャージ
ャの一部が内燃機関に内蔵されたターボチャージャ付き
内燃機関であって、前記ターボチャージャのタービン部
及び連結部の少なくとも一部がシリンダヘッドの排気流
路内に設けられ、同ターボチャージャの該排気流路内に
設けられた以外の部分が前記シリンダヘッドから露出す
るように設けられてなることを要旨とする。
の手段及びその作用効果について以下に記載する。請求
項1に記載の発明は、機関排気流に基づき作動するター
ビン部と、同タービン部に連結部を介して接続されると
ともに、同タービン部の作動に連動して燃焼室内への吸
気を過給するコンプレッサ部とを備えるターボチャージ
ャの一部が内燃機関に内蔵されたターボチャージャ付き
内燃機関であって、前記ターボチャージャのタービン部
及び連結部の少なくとも一部がシリンダヘッドの排気流
路内に設けられ、同ターボチャージャの該排気流路内に
設けられた以外の部分が前記シリンダヘッドから露出す
るように設けられてなることを要旨とする。
【0010】上記構成によれば、タービン部の少なくと
も一部をシリンダヘッドの排気流路内に設けることで、
内燃機関の燃焼室からタービン部までの排気流路の容積
が少なくなり、車両の加速時等における応答性能の向
上、すなわちターボラグの改善を図ることができる。ま
た、コンプレッサ部はその全体がシリンダヘッドから露
出することとなるため、コンプレッサ部の昇温を抑制す
ることができる。この結果、燃焼室へ過給する吸気の冷
却効率を向上することができて、機関出力の限界を高く
保持することができる。
も一部をシリンダヘッドの排気流路内に設けることで、
内燃機関の燃焼室からタービン部までの排気流路の容積
が少なくなり、車両の加速時等における応答性能の向
上、すなわちターボラグの改善を図ることができる。ま
た、コンプレッサ部はその全体がシリンダヘッドから露
出することとなるため、コンプレッサ部の昇温を抑制す
ることができる。この結果、燃焼室へ過給する吸気の冷
却効率を向上することができて、機関出力の限界を高く
保持することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のターボチャージャ付き内燃機関において、前記シリン
ダヘッドは、前記タービン部及び連結部の少なくとも一
部が設けられた排気流路の近傍に冷却水通路が設けられ
てなることを要旨とする。
のターボチャージャ付き内燃機関において、前記シリン
ダヘッドは、前記タービン部及び連結部の少なくとも一
部が設けられた排気流路の近傍に冷却水通路が設けられ
てなることを要旨とする。
【0012】一般に、ターボチャージャのタービン部に
は燃焼直後の高温となった排気が流通するため、このタ
ービン部は高温となる。この点、上記構成によれば、冷
却水通路内を流通する冷却水によってタービン部が冷却
されるため、タービン部から放射される放射熱によるコ
ンプレッサ部の昇温を好適に抑制することができる。ま
た、燃焼室へ過給する吸気を冷却するために通常用いら
れるインタークーラを用いる場合には、その小型化を図
ることができる。
は燃焼直後の高温となった排気が流通するため、このタ
ービン部は高温となる。この点、上記構成によれば、冷
却水通路内を流通する冷却水によってタービン部が冷却
されるため、タービン部から放射される放射熱によるコ
ンプレッサ部の昇温を好適に抑制することができる。ま
た、燃焼室へ過給する吸気を冷却するために通常用いら
れるインタークーラを用いる場合には、その小型化を図
ることができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のターボチャージャ付き内燃機関において、当
該内燃機関は複数の気筒を有し、前記シリンダヘッドの
排気流路はその途中に前記複数の気筒のうちの任意の気
筒から排出される排気が合流する合流部を有し、前記タ
ービン部及び連結部の少なくとも一部はこの合流部の下
流側に設けられてなることを要旨とする。
2に記載のターボチャージャ付き内燃機関において、当
該内燃機関は複数の気筒を有し、前記シリンダヘッドの
排気流路はその途中に前記複数の気筒のうちの任意の気
筒から排出される排気が合流する合流部を有し、前記タ
ービン部及び連結部の少なくとも一部はこの合流部の下
流側に設けられてなることを要旨とする。
【0014】上記構成によれば、シリンダヘッドにおけ
る排気流路が従来一般に用いられるエキゾーストマニホ
ールドの役割を果たすため、このエキゾーストマニホー
ルドを省略することができ、内燃機関の車両への搭載性
を向上することができる。また、エキゾーストマニホー
ルド、同エキゾーストマニホールドとシリンダヘッドと
の間に配設されるガスケットの他、これらエキゾースト
マニホールドとシリンダヘッドとの結合に用いれるボル
ト等も必要ではなくなるため、部品点数を削減すること
ができる。
る排気流路が従来一般に用いられるエキゾーストマニホ
ールドの役割を果たすため、このエキゾーストマニホー
ルドを省略することができ、内燃機関の車両への搭載性
を向上することができる。また、エキゾーストマニホー
ルド、同エキゾーストマニホールドとシリンダヘッドと
の間に配設されるガスケットの他、これらエキゾースト
マニホールドとシリンダヘッドとの結合に用いれるボル
ト等も必要ではなくなるため、部品点数を削減すること
ができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のターボチャージャ付き内燃機関において、前記タービ
ン部は、その内部に収容されるタービンホイールの回転
軸が前記気筒の配列方向に直交するかたちで前記シリン
ダヘッドの側方に設けられてなることを要旨とする。
のターボチャージャ付き内燃機関において、前記タービ
ン部は、その内部に収容されるタービンホイールの回転
軸が前記気筒の配列方向に直交するかたちで前記シリン
ダヘッドの側方に設けられてなることを要旨とする。
【0016】一般に、ターボチャージャのタービン部に
は、その内部にタービンホイールの周囲を囲むようにス
クロール部が形成されている。ここで、このスクロール
部の形状はタービン部のタービン効率、ひいてはターボ
チャージャの過給効率に大きく影響する要因の一つとな
っている。すなわち、このスクロール部の形状が流体力
学的に排気流に適した形状でない場合には、排気の持つ
エネルギの損失が大きくなり、タービン効率及び過給効
率が低下する。
は、その内部にタービンホイールの周囲を囲むようにス
クロール部が形成されている。ここで、このスクロール
部の形状はタービン部のタービン効率、ひいてはターボ
チャージャの過給効率に大きく影響する要因の一つとな
っている。すなわち、このスクロール部の形状が流体力
学的に排気流に適した形状でない場合には、排気の持つ
エネルギの損失が大きくなり、タービン効率及び過給効
率が低下する。
【0017】この点、上記構成によれば、内燃機関は、
その気筒の配列方向の幅が同方向と直交する方向の幅よ
りも大きいため、シリンダヘッドにおける排気流路内に
タービン部の少なくとも一部を設けても、そのスクロー
ル部の形状を排気流に適した形状に形成し易くなる。
その気筒の配列方向の幅が同方向と直交する方向の幅よ
りも大きいため、シリンダヘッドにおける排気流路内に
タービン部の少なくとも一部を設けても、そのスクロー
ル部の形状を排気流に適した形状に形成し易くなる。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のターボチャージャ付き内燃機関において、前記タービ
ンホイールの回転軸が前記気筒の配列方向の略中央に配
置されてなることを要旨とする。
のターボチャージャ付き内燃機関において、前記タービ
ンホイールの回転軸が前記気筒の配列方向の略中央に配
置されてなることを要旨とする。
【0019】上記構成によれば、シリンダヘッドの排気
流路内に設けられたタービン部の少なくとも一部におけ
る前記気筒の配列方向の両側に前記冷却水通路を形成し
易くなる。このため、排気の流通により高温となったタ
ービン部を全体的に冷却することができて、燃焼室へ過
給する吸気の冷却効率を好適に向上することができる。
流路内に設けられたタービン部の少なくとも一部におけ
る前記気筒の配列方向の両側に前記冷却水通路を形成し
易くなる。このため、排気の流通により高温となったタ
ービン部を全体的に冷却することができて、燃焼室へ過
給する吸気の冷却効率を好適に向上することができる。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一項に記載のターボチャージャ付き内燃機関に
おいて、前記ターボチャージャの前記タービン部及び前
記連結部のうち、前記排気流路内に設けられた以外の部
分が前記シリンダヘッドに直接固定されてなることを要
旨とする。
いずれか一項に記載のターボチャージャ付き内燃機関に
おいて、前記ターボチャージャの前記タービン部及び前
記連結部のうち、前記排気流路内に設けられた以外の部
分が前記シリンダヘッドに直接固定されてなることを要
旨とする。
【0021】上記構成によれば、内燃機関の振動に起因
するタービン部、連結部そしてコンプレッサ部等で生じ
る振動を軽減することができる。その結果、ターボ騒音
を低減することができるとともに、これら各部の締結部
における結合剛性を高めることができて、それら各締結
部の軽量化及び簡素化を図ることができる。特に、同構
成が前記請求項3〜5に記載の構成において採用される
場合には、エキゾーストマニホールドが割愛可能となる
分、タービンホイールの回転軸の軸受け部の位置が当該
機関の出力軸により近接される構造となり、こうした作
用効果も更に助長されるようになる。また、同構成が更
に前記請求項1、2に記載の構成においても採用される
場合には、軸受け部の昇温等も好適に抑制されるため、
上記振動が軽減されることとも併せて、同軸受け部に、
それら温度や振動の面で課題があった空気軸受けや磁気
軸受け等を採用することも可能となる。なお、空気軸受
けとは、回転軸の回転により同回転軸と軸受けとの間に
空気を巻き込み、これら回転軸及び軸受けの対向面に圧
力を作用させて回転軸を浮かすものである。また、磁気
軸受けとは、回転軸の周囲に配置したコイルにより生じ
る磁力の反発力を利用して回転軸を浮かすものである。
するタービン部、連結部そしてコンプレッサ部等で生じ
る振動を軽減することができる。その結果、ターボ騒音
を低減することができるとともに、これら各部の締結部
における結合剛性を高めることができて、それら各締結
部の軽量化及び簡素化を図ることができる。特に、同構
成が前記請求項3〜5に記載の構成において採用される
場合には、エキゾーストマニホールドが割愛可能となる
分、タービンホイールの回転軸の軸受け部の位置が当該
機関の出力軸により近接される構造となり、こうした作
用効果も更に助長されるようになる。また、同構成が更
に前記請求項1、2に記載の構成においても採用される
場合には、軸受け部の昇温等も好適に抑制されるため、
上記振動が軽減されることとも併せて、同軸受け部に、
それら温度や振動の面で課題があった空気軸受けや磁気
軸受け等を採用することも可能となる。なお、空気軸受
けとは、回転軸の回転により同回転軸と軸受けとの間に
空気を巻き込み、これら回転軸及び軸受けの対向面に圧
力を作用させて回転軸を浮かすものである。また、磁気
軸受けとは、回転軸の周囲に配置したコイルにより生じ
る磁力の反発力を利用して回転軸を浮かすものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のターボチャージャ
付き内燃機関を具体化した一実施形態について、図1〜
図3を参照して説明する。
付き内燃機関を具体化した一実施形態について、図1〜
図3を参照して説明する。
【0023】図1及び図2に示すように、この内燃機関
は、シリンダブロック10と同シリンダブロック10の
上部に設けられるシリンダヘッド11とターボチャージ
ャ30等とを備えて構成されている。
は、シリンダブロック10と同シリンダブロック10の
上部に設けられるシリンダヘッド11とターボチャージ
ャ30等とを備えて構成されている。
【0024】ターボチャージャ30は、機関排気流に基
づき作動するタービン部31と、同タービン部31に連
結部32を介して接続されるとともに、同タービン部3
1の作動に連動して燃焼室12内への吸気を過給するコ
ンプレッサ部33とを備えている。このターボチャージ
ャ30は、そのタービン部31がシリンダヘッド11に
内蔵されている。そして、ターボチャージャ30におけ
るタービン部31以外の部分、すなわち連結部32及び
コンプレッサ部33がシリンダヘッド11から露出する
ように配設されている。そして、連結部32のセンタハ
ウジング32aが、その一端部でシリンダヘッド11に
対してボルト60により直接固定され、同センタハウジ
ング32aとコンプレッサ部33のコンプレッサハウジ
ング33aとが、センタハウジング32aの他端部にて
ボルト(図示略)により接続されている。
づき作動するタービン部31と、同タービン部31に連
結部32を介して接続されるとともに、同タービン部3
1の作動に連動して燃焼室12内への吸気を過給するコ
ンプレッサ部33とを備えている。このターボチャージ
ャ30は、そのタービン部31がシリンダヘッド11に
内蔵されている。そして、ターボチャージャ30におけ
るタービン部31以外の部分、すなわち連結部32及び
コンプレッサ部33がシリンダヘッド11から露出する
ように配設されている。そして、連結部32のセンタハ
ウジング32aが、その一端部でシリンダヘッド11に
対してボルト60により直接固定され、同センタハウジ
ング32aとコンプレッサ部33のコンプレッサハウジ
ング33aとが、センタハウジング32aの他端部にて
ボルト(図示略)により接続されている。
【0025】シリンダヘッド11に内蔵されるタービン
部31には、タービンホイール34がシリンダヘッド1
1の排気ポート14内に収容されている。そして、この
タービンホイール34には、センタハウジング32a内
のロータシャフト35を介してコンプレッサハウジング
33a内のコンプレッサホイール36が連結されてい
る。ロータシャフト35はセンタハウジング32a内で
周知のフルフロートベアリング38により軸支され、こ
れらタービンホイール34とロータシャフト35とコン
プレッサホイール36とは一体回転可能となっている。
また、コンプレッサハウジング33a内には、コンプレ
ッサホイール36を囲むように渦巻き状のディフューザ
39が形成されている。
部31には、タービンホイール34がシリンダヘッド1
1の排気ポート14内に収容されている。そして、この
タービンホイール34には、センタハウジング32a内
のロータシャフト35を介してコンプレッサハウジング
33a内のコンプレッサホイール36が連結されてい
る。ロータシャフト35はセンタハウジング32a内で
周知のフルフロートベアリング38により軸支され、こ
れらタービンホイール34とロータシャフト35とコン
プレッサホイール36とは一体回転可能となっている。
また、コンプレッサハウジング33a内には、コンプレ
ッサホイール36を囲むように渦巻き状のディフューザ
39が形成されている。
【0026】図2に示すように、本実施形態では、ター
ボチャージャ30は、そのロータシャフト35の回転軸
線mが内燃機関の気筒#の配列方向Dに対して直交する
よう、且つシリンダヘッド11における上記気筒#の配
列方向Dの略中央に位置するようシリンダヘッド11の
側方に配置されている。
ボチャージャ30は、そのロータシャフト35の回転軸
線mが内燃機関の気筒#の配列方向Dに対して直交する
よう、且つシリンダヘッド11における上記気筒#の配
列方向Dの略中央に位置するようシリンダヘッド11の
側方に配置されている。
【0027】このような構成のターボチャージャ30の
タービン部31が内蔵されるシリンダヘッド11は以下
のような構造となっている。すなわち、シリンダヘッド
11には、各気筒#の燃焼室12に接続される吸気ポー
ト13と排気ポート14とが形成されている。吸気ポー
ト13には、燃焼室12とは反対側の端部に吸気通路1
5が接続され、一方、排気ポート14には、燃焼室12
とは反対側の端部に排気通路16が接続されている。
タービン部31が内蔵されるシリンダヘッド11は以下
のような構造となっている。すなわち、シリンダヘッド
11には、各気筒#の燃焼室12に接続される吸気ポー
ト13と排気ポート14とが形成されている。吸気ポー
ト13には、燃焼室12とは反対側の端部に吸気通路1
5が接続され、一方、排気ポート14には、燃焼室12
とは反対側の端部に排気通路16が接続されている。
【0028】排気ポート14は、その上流側では各気筒
毎に分岐しており、これら分岐している排気ポート14
が合流部17にて合流するように形成されている。ま
た、この排気ポート14の合流部17よりも下流側に
は、前記タービンホイール34が収容されるタービンホ
イール収容部18が形成されている。このタービンホイ
ール収容部18の周囲にはタービンホイール34を囲む
渦巻き状のスクロール19が排気ポート14に連続する
よう形成されている。また、シリンダヘッド11には、
タービンホイール34をタービンホイール収容部18に
収容するための開口部20が形成されている。
毎に分岐しており、これら分岐している排気ポート14
が合流部17にて合流するように形成されている。ま
た、この排気ポート14の合流部17よりも下流側に
は、前記タービンホイール34が収容されるタービンホ
イール収容部18が形成されている。このタービンホイ
ール収容部18の周囲にはタービンホイール34を囲む
渦巻き状のスクロール19が排気ポート14に連続する
よう形成されている。また、シリンダヘッド11には、
タービンホイール34をタービンホイール収容部18に
収容するための開口部20が形成されている。
【0029】また、シリンダヘッド11には、この排気
ポート14の近傍に冷却水が流通する冷却水通路21が
複数設けられている。また、排気ポート14には、上記
スクロール19及びタービンホイール収容部18を迂回
するように、これらの上流側及び下流側に接続されるバ
イパス通路22が設けられている。そして、このバイパ
ス通路22の途中には、同バイパス通路22の上流部2
2a(図3参照)と下流部22bとの連通・遮断を行う
ウェストゲート弁50が設けられている。なお、このウ
ェストゲート弁50はシリンダヘッド11に対して外部
から取付られている。
ポート14の近傍に冷却水が流通する冷却水通路21が
複数設けられている。また、排気ポート14には、上記
スクロール19及びタービンホイール収容部18を迂回
するように、これらの上流側及び下流側に接続されるバ
イパス通路22が設けられている。そして、このバイパ
ス通路22の途中には、同バイパス通路22の上流部2
2a(図3参照)と下流部22bとの連通・遮断を行う
ウェストゲート弁50が設けられている。なお、このウ
ェストゲート弁50はシリンダヘッド11に対して外部
から取付られている。
【0030】図3に示すように、このウェストゲート弁
50は、弁部51とケース部52とを備えている。ケー
ス部52の内部は仕切り部材53により第1の空間54
と第2の空間55に区画されている。そして、弁部51
は、その一端部が仕切り部材53に接続されている。ま
た、第1の空間54は、第1貫通孔56及び通路57
(図1参照)を介して前記スクロール19と吸気ポート
13との間で吸気通路15に連通しており、一方、第2
の空間55は、第2貫通孔58を介して外部に連通して
いる。また、同第2の空間55内には、バイパス通路2
2の上流部22aと下流部22bとが遮断状態となるよ
うに弁部51を付勢するばね部材59が収容されてい
る。
50は、弁部51とケース部52とを備えている。ケー
ス部52の内部は仕切り部材53により第1の空間54
と第2の空間55に区画されている。そして、弁部51
は、その一端部が仕切り部材53に接続されている。ま
た、第1の空間54は、第1貫通孔56及び通路57
(図1参照)を介して前記スクロール19と吸気ポート
13との間で吸気通路15に連通しており、一方、第2
の空間55は、第2貫通孔58を介して外部に連通して
いる。また、同第2の空間55内には、バイパス通路2
2の上流部22aと下流部22bとが遮断状態となるよ
うに弁部51を付勢するばね部材59が収容されてい
る。
【0031】このような構成の内燃機関では、各気筒#
の燃焼室12から排気ポート14へ排気が排出される
と、その排気は同排気ポート14の合流部17を通過し
てスクロール19に流入する。そして、スクロール19
に流入した排気はタービンホイール収容部18を通過し
て排気通路16へ排出される。そして、排気がタービン
ホイール収容部18を通過する際にタービンホイール3
4が回転される。このようにタービンホイール34が回
転すると、その回転がロータシャフト35を介してコン
プレッサホイール36にも伝達され、同コンプレッサホ
イール36が回転するようになる。一方、こうしてコン
プレッサホイール36が回転されると、コンプレッサ部
33に流入した吸気がディフューザ39、吸気通路15
及び吸気ポート13を介して各気筒#の燃焼室12へ過
給される。
の燃焼室12から排気ポート14へ排気が排出される
と、その排気は同排気ポート14の合流部17を通過し
てスクロール19に流入する。そして、スクロール19
に流入した排気はタービンホイール収容部18を通過し
て排気通路16へ排出される。そして、排気がタービン
ホイール収容部18を通過する際にタービンホイール3
4が回転される。このようにタービンホイール34が回
転すると、その回転がロータシャフト35を介してコン
プレッサホイール36にも伝達され、同コンプレッサホ
イール36が回転するようになる。一方、こうしてコン
プレッサホイール36が回転されると、コンプレッサ部
33に流入した吸気がディフューザ39、吸気通路15
及び吸気ポート13を介して各気筒#の燃焼室12へ過
給される。
【0032】ここで、コンプレッサホイール36による
燃焼室12への過給量が過剰になって吸気通路15内の
圧力が高くなると、前記ウェストゲート弁50の第1の
空間54内の圧力も高くなる。このように第1の空間5
4内の圧力が高くなると、同第1の空間54内の吸気に
より仕切り部材53がばね部材59の付勢力に抗して図
3中の矢印A方向に変位され、弁部51が同矢印A方向
に変位する。こうして弁部51が変位することで、前記
バイパス通路22の上流部22aと下流部22bとが連
通状態となって、燃焼室12から排出された排気の一部
がバイパス通路22を通過するようになる。これによ
り、燃焼室12から排出された排気におけるスクロール
19及びタービンホイール収容部18への通過量が減少
して、タービンホイール34の回転力が低下するように
なる。そして、タービンホイール34の回転力が低下す
ると、コンプレッサホイール36の回転力も低下するた
め、同コンプレッサホイール36による燃焼室12への
過給量が減少するようになる。こうして、燃焼室12へ
の過給量が減少すると、吸気通路15内の圧力が低下す
るとともに、ウェストゲート弁50の第1の空間54内
の圧力も低下する。このため、ばね部材59の付勢力に
よって弁部51が前記矢印A方向とは逆方向に変位し、
バイパス通路22の上流部22aと下流部22bとが遮
断状態となる。
燃焼室12への過給量が過剰になって吸気通路15内の
圧力が高くなると、前記ウェストゲート弁50の第1の
空間54内の圧力も高くなる。このように第1の空間5
4内の圧力が高くなると、同第1の空間54内の吸気に
より仕切り部材53がばね部材59の付勢力に抗して図
3中の矢印A方向に変位され、弁部51が同矢印A方向
に変位する。こうして弁部51が変位することで、前記
バイパス通路22の上流部22aと下流部22bとが連
通状態となって、燃焼室12から排出された排気の一部
がバイパス通路22を通過するようになる。これによ
り、燃焼室12から排出された排気におけるスクロール
19及びタービンホイール収容部18への通過量が減少
して、タービンホイール34の回転力が低下するように
なる。そして、タービンホイール34の回転力が低下す
ると、コンプレッサホイール36の回転力も低下するた
め、同コンプレッサホイール36による燃焼室12への
過給量が減少するようになる。こうして、燃焼室12へ
の過給量が減少すると、吸気通路15内の圧力が低下す
るとともに、ウェストゲート弁50の第1の空間54内
の圧力も低下する。このため、ばね部材59の付勢力に
よって弁部51が前記矢印A方向とは逆方向に変位し、
バイパス通路22の上流部22aと下流部22bとが遮
断状態となる。
【0033】以上詳述したように、この実施形態にかか
るターボチャージャ付き内燃機関によれば、以下に示す
ような優れた効果が得られるようになる。 (1)この実施形態では、ターボチャージャ30のター
ビン部31をシリンダヘッド11の排気ポート14内に
設けるとともに、連結部32とコンプレッサ部33とを
シリンダヘッド11から露出するように設けた。このた
め、内燃機関の燃焼室12からタービン部31までの排
気ポート14の容積が少なくなり、車両の加速時等にお
ける応答性能の向上、すなわちターボラグの改善を図る
ことができる。また、コンプレッサ部33の全体がシリ
ンダヘッド11から露出することとなるため、同コンプ
レッサ部33の昇温を抑制することができる。この結
果、燃焼室12へ過給する吸気の冷却効率を向上するこ
とができて、機関としての出力限界を高く保持すること
ができる。
るターボチャージャ付き内燃機関によれば、以下に示す
ような優れた効果が得られるようになる。 (1)この実施形態では、ターボチャージャ30のター
ビン部31をシリンダヘッド11の排気ポート14内に
設けるとともに、連結部32とコンプレッサ部33とを
シリンダヘッド11から露出するように設けた。このた
め、内燃機関の燃焼室12からタービン部31までの排
気ポート14の容積が少なくなり、車両の加速時等にお
ける応答性能の向上、すなわちターボラグの改善を図る
ことができる。また、コンプレッサ部33の全体がシリ
ンダヘッド11から露出することとなるため、同コンプ
レッサ部33の昇温を抑制することができる。この結
果、燃焼室12へ過給する吸気の冷却効率を向上するこ
とができて、機関としての出力限界を高く保持すること
ができる。
【0034】(2)この実施形態では、シリンダヘッド
11の排気ポート14の近傍に冷却水通路21を設け
た。このため、燃焼直後の高温となった排気が流通する
ことで高温となるタービン部31が冷却水通路21内を
流通する冷却水によって冷却される。この結果、タービ
ン部31から放射される放射熱によりコンプレッサ部3
3が昇温することを好適に抑制することができる。ま
た、燃焼室12へ過給する吸気を冷却するために通常用
いられるインタークーラを用いる場合には、その小型化
を図ることができる。
11の排気ポート14の近傍に冷却水通路21を設け
た。このため、燃焼直後の高温となった排気が流通する
ことで高温となるタービン部31が冷却水通路21内を
流通する冷却水によって冷却される。この結果、タービ
ン部31から放射される放射熱によりコンプレッサ部3
3が昇温することを好適に抑制することができる。ま
た、燃焼室12へ過給する吸気を冷却するために通常用
いられるインタークーラを用いる場合には、その小型化
を図ることができる。
【0035】(3)この実施形態では、シリンダヘッド
11の排気ポート14に合流部17を形成し、ターボチ
ャージャ30のタービン部31をこの合流部17の下流
側に設けた。このため、シリンダヘッド11の排気ポー
ト14が従来一般に用いられるエキゾーストマニホール
ドの役割を果たすことにより、このエキゾーストマニホ
ールドを省略することができ、内燃機関の車両への搭載
性を向上することができる。また、タービンハウジン
グ、エキゾーストマニホールド、同エキゾーストマニホ
ールドとシリンダヘッドとの間に配設されるガスケット
の他、これらエキゾーストマニホールドとシリンダヘッ
ドとの結合に用いれるボルト等も必要ではなくなるた
め、部品点数及びコストを削減することができる。
11の排気ポート14に合流部17を形成し、ターボチ
ャージャ30のタービン部31をこの合流部17の下流
側に設けた。このため、シリンダヘッド11の排気ポー
ト14が従来一般に用いられるエキゾーストマニホール
ドの役割を果たすことにより、このエキゾーストマニホ
ールドを省略することができ、内燃機関の車両への搭載
性を向上することができる。また、タービンハウジン
グ、エキゾーストマニホールド、同エキゾーストマニホ
ールドとシリンダヘッドとの間に配設されるガスケット
の他、これらエキゾーストマニホールドとシリンダヘッ
ドとの結合に用いれるボルト等も必要ではなくなるた
め、部品点数及びコストを削減することができる。
【0036】(4)この実施形態では、ターボチャージ
ャ30を、そのロータシャフト35の回転軸線mが気筒
#の配列方向Dに直交するかたちでシリンダヘッド11
の側方に配置した。ここで一般に、内燃機関は、その気
筒#の配列方向Dの幅が同方向Dと直交する方向の幅よ
りも大きい。このため、シリンダヘッド11内にターボ
チャージャ30のタービン部31を設けても、そのスク
ロール19の形状を流体力学的に排気流に適した形状に
形成し易くなる。この結果、燃焼室12から排出された
排気の持つエネルギの損失を少なくすることができて、
タービン部31のタービン効率、ひいてはターボチャー
ジャ30の過給効率が低下することを抑制することがで
きる。
ャ30を、そのロータシャフト35の回転軸線mが気筒
#の配列方向Dに直交するかたちでシリンダヘッド11
の側方に配置した。ここで一般に、内燃機関は、その気
筒#の配列方向Dの幅が同方向Dと直交する方向の幅よ
りも大きい。このため、シリンダヘッド11内にターボ
チャージャ30のタービン部31を設けても、そのスク
ロール19の形状を流体力学的に排気流に適した形状に
形成し易くなる。この結果、燃焼室12から排出された
排気の持つエネルギの損失を少なくすることができて、
タービン部31のタービン効率、ひいてはターボチャー
ジャ30の過給効率が低下することを抑制することがで
きる。
【0037】(5)この実施形態では、ターボチャージ
ャ30のロータシャフト35の回転軸線mを気筒#の配
列方向Dの略中央に設けた。このため、シリンダヘッド
11に設けられたターボチャージャ30のタービン部3
1における気筒#の配列方向Dの両側に冷却水通路21
を形成し易くなる。この結果、燃焼室12から排出され
た排気の流通により高温となったタービン部31を全体
的に冷却することができて、燃焼室12へ過給する吸気
の冷却効率を好適に向上することができる。
ャ30のロータシャフト35の回転軸線mを気筒#の配
列方向Dの略中央に設けた。このため、シリンダヘッド
11に設けられたターボチャージャ30のタービン部3
1における気筒#の配列方向Dの両側に冷却水通路21
を形成し易くなる。この結果、燃焼室12から排出され
た排気の流通により高温となったタービン部31を全体
的に冷却することができて、燃焼室12へ過給する吸気
の冷却効率を好適に向上することができる。
【0038】(6)この実施形態では、ターボチャージ
ャ30の連結部32をシリンダヘッド11に直接固定し
た。このため、内燃機関の振動に起因するタービン部3
1、連結部32そしてコンプレッサ部33等で生じる振
動を軽減することができる。その結果、ターボ騒音を低
減することができるとともに、これら各部31〜33の
締結部における結合剛性を高めることができて、それら
各締結部の軽量化及び簡素化を図ることができる。特
に、エキゾーストマニホールドが割愛可能となる分、タ
ーボチャージャ30のロータシャフト35のフルフロー
トベアリング38の位置が内燃機関の出力軸に、より近
接される構造となり、こうした作用効果も更に助長され
るようになる。また、フルフロートベアリング38の昇
温等も好適に抑制されるため、上記振動が軽減されるこ
ととも併せて、フルフロートベアリング38の代わり
に、それら温度や振動の面で課題があった空気軸受けや
磁気軸受け等を採用することも可能となる。なお、空気
軸受けとは、ロータシャフト35の回転により同ロータ
シャフト35と軸受けとの間に空気を巻き込み、これら
ロータシャフト35及び軸受けの対向面に圧力を作用さ
せてロータシャフト35を浮かすものである。また、磁
気軸受けとは、ロータシャフト35の周囲に配置したコ
イルにより生じる磁力の反発力を利用してロータシャフ
ト35を浮かすものである。
ャ30の連結部32をシリンダヘッド11に直接固定し
た。このため、内燃機関の振動に起因するタービン部3
1、連結部32そしてコンプレッサ部33等で生じる振
動を軽減することができる。その結果、ターボ騒音を低
減することができるとともに、これら各部31〜33の
締結部における結合剛性を高めることができて、それら
各締結部の軽量化及び簡素化を図ることができる。特
に、エキゾーストマニホールドが割愛可能となる分、タ
ーボチャージャ30のロータシャフト35のフルフロー
トベアリング38の位置が内燃機関の出力軸に、より近
接される構造となり、こうした作用効果も更に助長され
るようになる。また、フルフロートベアリング38の昇
温等も好適に抑制されるため、上記振動が軽減されるこ
ととも併せて、フルフロートベアリング38の代わり
に、それら温度や振動の面で課題があった空気軸受けや
磁気軸受け等を採用することも可能となる。なお、空気
軸受けとは、ロータシャフト35の回転により同ロータ
シャフト35と軸受けとの間に空気を巻き込み、これら
ロータシャフト35及び軸受けの対向面に圧力を作用さ
せてロータシャフト35を浮かすものである。また、磁
気軸受けとは、ロータシャフト35の周囲に配置したコ
イルにより生じる磁力の反発力を利用してロータシャフ
ト35を浮かすものである。
【0039】なお、上記実施形態は例えば、以下のよう
にその構成を適宜変更することもできる。 ・上記実施形態では、ウェストゲート弁50をシリンダ
ヘッド11に対して外部より取り付ける構成としたが、
このウェストゲート弁50をシリンダヘッド11に内蔵
させる構成としてもよい。
にその構成を適宜変更することもできる。 ・上記実施形態では、ウェストゲート弁50をシリンダ
ヘッド11に対して外部より取り付ける構成としたが、
このウェストゲート弁50をシリンダヘッド11に内蔵
させる構成としてもよい。
【0040】・上記実施形態では、バイパス通路22の
上流部22aを排気ポート14におけるスクロール19
の上流側に接続させる構成としたが、このバイパス通路
22の上流部22aをスクロール19の途中で接続させ
る構成としてもよい。
上流部22aを排気ポート14におけるスクロール19
の上流側に接続させる構成としたが、このバイパス通路
22の上流部22aをスクロール19の途中で接続させ
る構成としてもよい。
【0041】・上記実施形態では、ターボチャージャ3
0のロータシャフト35をフルフロートベアリング38
にて軸支する構成としたが、このフルフロートベアリン
グ38の代わりに、前記空気軸受けや磁気軸受けを用い
てロータシャフト35を軸支する構成としてもよい。こ
のようにした場合には、フルフロートベアリング38へ
の潤滑油の供給を行う必要がなくなり、その潤滑油のメ
ンテナンス等の手間を省くことができるとともに、潤滑
油の流通する通路を省略することができる。
0のロータシャフト35をフルフロートベアリング38
にて軸支する構成としたが、このフルフロートベアリン
グ38の代わりに、前記空気軸受けや磁気軸受けを用い
てロータシャフト35を軸支する構成としてもよい。こ
のようにした場合には、フルフロートベアリング38へ
の潤滑油の供給を行う必要がなくなり、その潤滑油のメ
ンテナンス等の手間を省くことができるとともに、潤滑
油の流通する通路を省略することができる。
【0042】・上記実施形態では、ターボチャージャ3
0の連結部32をシリンダヘッド11に対してボルト6
0にてボルト締めする構成としたが、この連結部32を
シリンダヘッド11に対して、例えばクランプ締結等に
より固定する構成としてもよい。
0の連結部32をシリンダヘッド11に対してボルト6
0にてボルト締めする構成としたが、この連結部32を
シリンダヘッド11に対して、例えばクランプ締結等に
より固定する構成としてもよい。
【0043】・上記実施形態において、シリンダヘッド
11を複数の部材に分割可能な構成としてもよい。 ・上記実施形態において、ターボチャージャ30の連結
部32を、例えばガスケット等のシール材を介してシリ
ンダヘッド11に固定するようにしてもよい。
11を複数の部材に分割可能な構成としてもよい。 ・上記実施形態において、ターボチャージャ30の連結
部32を、例えばガスケット等のシール材を介してシリ
ンダヘッド11に固定するようにしてもよい。
【0044】・上記実施形態では、ターボチャージャ3
0のロータシャフト35の回転軸線mをシリンダヘッド
11における気筒#の配列方向Dの略中央に配置した
が、このロータシャフト35の回転軸線mを気筒#の配
列方向Dの略中央以外の位置に配置するようにしてもよ
い。
0のロータシャフト35の回転軸線mをシリンダヘッド
11における気筒#の配列方向Dの略中央に配置した
が、このロータシャフト35の回転軸線mを気筒#の配
列方向Dの略中央以外の位置に配置するようにしてもよ
い。
【0045】・上記実施形態では、ターボチャージャ3
0のロータシャフト35の回転軸線mをシリンダヘッド
11における気筒#の配列方向Dに直交するかたちでタ
ーボチャージャ30を設ける構成とした。しかし、シリ
ンダヘッド11における気筒#の配列方向Dと直交する
方向の幅に余裕がある場合には、ロータシャフト35の
回転軸線mが気筒#の配列方向Dと平行するかたちでタ
ーボチャージャ30をシリンダヘッド11における気筒
#の配列方向Dと直交する側の側方に設ける構成として
もよい。
0のロータシャフト35の回転軸線mをシリンダヘッド
11における気筒#の配列方向Dに直交するかたちでタ
ーボチャージャ30を設ける構成とした。しかし、シリ
ンダヘッド11における気筒#の配列方向Dと直交する
方向の幅に余裕がある場合には、ロータシャフト35の
回転軸線mが気筒#の配列方向Dと平行するかたちでタ
ーボチャージャ30をシリンダヘッド11における気筒
#の配列方向Dと直交する側の側方に設ける構成として
もよい。
【0046】・上記実施形態では、シリンダヘッド11
に形成された複数の排気ポート14を全て合流部17に
て合流させる構成とした。しかし、この複数の排気ポー
ト14を必ずしも1つの合流部17にて合流させる必要
はない。これを例えば、複数の排気ポート14のうち任
意の排気ポート14を一方の合流部にて合流させ、残り
の排気ポート14を他方の合流部にて合流させる構成と
してもよい。
に形成された複数の排気ポート14を全て合流部17に
て合流させる構成とした。しかし、この複数の排気ポー
ト14を必ずしも1つの合流部17にて合流させる必要
はない。これを例えば、複数の排気ポート14のうち任
意の排気ポート14を一方の合流部にて合流させ、残り
の排気ポート14を他方の合流部にて合流させる構成と
してもよい。
【0047】・また、このようにシリンダヘッド11の
排気ポート14を複数の合流部にて合流させる場合に
は、同排気ポート14内のそれぞれの合流部の下流側に
ターボチャージャ30のタービン部31を設ける構成と
してもよい。
排気ポート14を複数の合流部にて合流させる場合に
は、同排気ポート14内のそれぞれの合流部の下流側に
ターボチャージャ30のタービン部31を設ける構成と
してもよい。
【0048】・上記実施形態において、シリンダヘッド
11の排気ポート14の近傍に設ける冷却水通路21の
数は任意である。また、この冷却水通路21を省略した
構成としてもよい。
11の排気ポート14の近傍に設ける冷却水通路21の
数は任意である。また、この冷却水通路21を省略した
構成としてもよい。
【0049】・上記実施形態では、ターボチャージャ3
0のタービン部31の全体をシリンダヘッド11の排気
ポート14内に設ける構成としたが、同ターボチャージ
ャ30のタービン部31及び連結部32の少なくとも一
部をシリンダヘッド11の排気ポート14内に設ける構
成としてもよい。
0のタービン部31の全体をシリンダヘッド11の排気
ポート14内に設ける構成としたが、同ターボチャージ
ャ30のタービン部31及び連結部32の少なくとも一
部をシリンダヘッド11の排気ポート14内に設ける構
成としてもよい。
【0050】・上記実施形態では、図2に示したよう
に、4気筒内燃機関の例を示した。しかし、単気筒内燃
機関あるいは4気筒以外の複数気筒内燃機関であって、
ターボチャージャの一部が内蔵される内燃機関にあって
は、本発明を同様に適用することができる。ただし、本
発明を単気筒内燃機関に適用した場合には、前記
(1)、(2)及び(6)に記載した効果が奏される。
に、4気筒内燃機関の例を示した。しかし、単気筒内燃
機関あるいは4気筒以外の複数気筒内燃機関であって、
ターボチャージャの一部が内蔵される内燃機関にあって
は、本発明を同様に適用することができる。ただし、本
発明を単気筒内燃機関に適用した場合には、前記
(1)、(2)及び(6)に記載した効果が奏される。
【図1】本発明の一実施形態が適用される内燃機関のシ
リンダヘッドの近傍を拡大して示す部分拡大断面図。
リンダヘッドの近傍を拡大して示す部分拡大断面図。
【図2】同じくシリンダヘッドの近傍を拡大して示す部
分拡大断面図。
分拡大断面図。
【図3】同じくシリンダヘッドのバイパス通路の近傍を
拡大して示す部分拡大断面図。
拡大して示す部分拡大断面図。
【図4】従来の内燃機関のシリンダヘッドの近傍を拡大
して示す部分拡大断面図。
して示す部分拡大断面図。
【図5】同じく従来のシリンダヘッドの近傍を拡大して
示す部分拡大断面図。
示す部分拡大断面図。
10…シリンダブロック、11…シリンダヘッド、12
…燃焼室、13…吸気ポート、14…排気ポート、15
…吸気通路、16…排気通路、17…合流部、18…タ
ービンホイール収容部、19…スクロール、20…開口
部、21…冷却水通路、22…バイパス通路、22a…
上流部、22b…下流部、30…ターボチャージャ、3
1…タービン部、32…連結部、32a…センタハウジ
ング、33…コンプレッサ部、33a…コンプレッサハ
ウジング、34…タービンホイール、35…ロータシャ
フト、36…コンプレッサホイール、38…フルフロー
トベアリング、39…ディフューザ、50…ウェストゲ
ート弁、51…弁部、52…ケース部、53…仕切り部
材、54…第1の空間、55…第2の空間、56…第1
貫通孔、57…通路、58…第2貫通孔、59…ばね部
材、60…ボルト。
…燃焼室、13…吸気ポート、14…排気ポート、15
…吸気通路、16…排気通路、17…合流部、18…タ
ービンホイール収容部、19…スクロール、20…開口
部、21…冷却水通路、22…バイパス通路、22a…
上流部、22b…下流部、30…ターボチャージャ、3
1…タービン部、32…連結部、32a…センタハウジ
ング、33…コンプレッサ部、33a…コンプレッサハ
ウジング、34…タービンホイール、35…ロータシャ
フト、36…コンプレッサホイール、38…フルフロー
トベアリング、39…ディフューザ、50…ウェストゲ
ート弁、51…弁部、52…ケース部、53…仕切り部
材、54…第1の空間、55…第2の空間、56…第1
貫通孔、57…通路、58…第2貫通孔、59…ばね部
材、60…ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02F 1/36 F02B 37/00 301H
Claims (6)
- 【請求項1】機関排気流に基づき作動するタービン部
と、同タービン部に連結部を介して接続されるととも
に、同タービン部の作動に連動して燃焼室内への吸気を
過給するコンプレッサ部とを備えるターボチャージャの
一部が内燃機関に内蔵されたターボチャージャ付き内燃
機関であって、 前記ターボチャージャのタービン部及び連結部の少なく
とも一部がシリンダヘッドの排気流路内に設けられ、同
ターボチャージャの該排気流路内に設けられた以外の部
分が前記シリンダヘッドから露出するように設けられて
なることを特徴とするターボチャージャ付き内燃機関。 - 【請求項2】請求項1に記載のターボチャージャ付き内
燃機関において、 前記シリンダヘッドは、前記タービン部及び連結部の少
なくとも一部が設けられた排気流路の近傍に冷却水通路
が設けられてなることを特徴とするターボチャージャ付
き内燃機関。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のターボチャージ
ャ付き内燃機関において、 当該内燃機関は複数の気筒を有し、前記シリンダヘッド
の排気流路はその途中に前記複数の気筒のうちの任意の
気筒から排出される排気が合流する合流部を有し、前記
タービン部及び連結部の少なくとも一部はこの合流部の
下流側に設けられてなることを特徴とするターボチャー
ジャ付き内燃機関。 - 【請求項4】請求項3に記載のターボチャージャ付き内
燃機関において、 前記タービン部は、その内部に収容されるタービンホイ
ールの回転軸が前記気筒の配列方向に直交するかたちで
前記シリンダヘッドの側方に設けられてなることを特徴
とするターボチャージャ付き内燃機関。 - 【請求項5】請求項4に記載のターボチャージャ付き内
燃機関において、 前記タービンホイールの回転軸が前記気筒の配列方向の
略中央に配置されてなることを特徴とするターボチャー
ジャ付き内燃機関。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれか一項に記載のター
ボチャージャ付き内燃機関において、 前記ターボチャージャの前記タービン部及び前記連結部
のうち、前記排気流路内に設けられた以外の部分が前記
シリンダヘッドに直接固定されてなることを特徴とする
ターボチャージャ付き内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001107098A JP2002303145A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | ターボチャージャ付き内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001107098A JP2002303145A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | ターボチャージャ付き内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002303145A true JP2002303145A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18959475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001107098A Pending JP2002303145A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | ターボチャージャ付き内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002303145A (ja) |
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-
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- 2001-04-05 JP JP2001107098A patent/JP2002303145A/ja active Pending
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