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JP2002292705A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP2002292705A
JP2002292705A JP2001102754A JP2001102754A JP2002292705A JP 2002292705 A JP2002292705 A JP 2002292705A JP 2001102754 A JP2001102754 A JP 2001102754A JP 2001102754 A JP2001102754 A JP 2001102754A JP 2002292705 A JP2002292705 A JP 2002292705A
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JP
Japan
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mold
injection nozzle
injection
opening
nozzle
Prior art date
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JP2001102754A
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English (en)
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JP3562481B2 (ja
Inventor
Kunihito Seta
邦仁 瀬田
Takeshi Takeda
健 武田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE60233286T priority patent/DE60233286D1/de
Priority to EP02252056A priority patent/EP1247633B1/en
Priority to AT02252056T priority patent/ATE439225T1/de
Priority to US10/112,724 priority patent/US6733274B2/en
Publication of JP2002292705A publication Critical patent/JP2002292705A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/03Injection moulding apparatus
    • B29C45/04Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/03Injection moulding apparatus
    • B29C45/04Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
    • B29C2045/0491Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves both mould halves being shifted to the injection unit for obtaining nozzle touch

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡単な機構で、1サイクルごとに金型からノズ
ルを離すことができる射出成形方法および射出成形機を
提供する。 【解決手段】可塑化された樹脂を射出用ノズル11を介
して金型装置Bへ射出する射出装置を有する射出成形機
であって、金型装置Bは、型開閉手段と、型開閉手段に
よって開閉駆動される第1の金型31と、第1の金型3
1との間でキャビティを構成し、射出用ノズル11と接
触する第2の金型30と、第2の金型30を型開閉方向
に移動可能にガイドする第1のガイド手段39と、第2
の金型30の型開閉方向のストローク量を規制するスト
ローク規制手段40と、第2の金型30を第1の金型3
1方向へ付勢する第1の付勢手段41とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1サイクルごとに金
型から射出用ノズルを離すようにした射出成形方法およ
び射出成形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、射出成形機の成形サイクルは、
射出、保圧、冷却、計量、型開閉の順に繰り返される。
このような成形サイクルの中で、射出用ノズルを金型に
接触させたままで成形を行うと、ノズルの熱が金型に伝
わって冷却時間の延長につながり、成形サイクルを短縮
できない。そこで、1回の成形を行う毎にノズルを金型
から離し、ノズルと金型間の熱の移動を最低限に抑える
ようにした射出成形機が知られている。
【0003】図5は従来の射出成形機の一例を示す。こ
の射出成形機は、射出ノズル101を有する射出装置1
00、金型102、型開閉装置103を備えており、ノ
ズル101を金型102に対して接触、離間させるため
に、射出装置100を金型102との接近、離間方向に
移動させる液圧シリンダ104が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液圧シリンダ
104を作動させるには、バルブ操作によって液圧を切
り換える必要があるため、作動の切換が遅く、成形サイ
クルの高速化に対応できない。特に、型開閉と同期して
液圧シリンダ104を作動させなければならないので、
精密で高速な制御が必要であり、制御機構が複雑になる
という問題があった。このように従来の射出成形機で
は、型開閉機構である型開閉装置103とノズルタッチ
機構である液圧シリンダ104とが別駆動であるため、
液圧シリンダ104の作動を型開閉の高速化に追従させ
るのが困難であった。そのため、ノズル先端の熱が奪わ
れやすく、コールドスラッグといった流動不良が発生し
やすくなり、成形品質が不安定になるという問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、簡単な機構で、
1サイクルごとに金型からノズルを離すことができ、型
開閉の高速化に追従させることが容易な射出成形方法お
よび射出成形機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る射出成形方法は、第1の金型を型締
め方向に作動させ、第2の金型に接触させる工程と、第
1の金型を第2の金型に接触させた状態で、第1の金型
をさらに型締め方向に作動させて第2の金型を射出用ノ
ズルに接触させる工程と、第2の金型を射出用ノズルに
接触させた状態で、第2の金型が保持位置に到達するま
で第1の金型を第2の金型および射出用ノズルと一体的
に型締め方向へ作動させる工程と、第2の金型が保持位
置に到達した状態で、可塑化された樹脂を射出用ノズル
を介して第1と第2の金型の中へ射出する工程と、射出
後に第1の金型を型開き方向に作動させ、第2の金型を
射出用ノズルから離す工程と、第1の金型をさらに型開
き方向に作動させ、第1の金型を第2の金型から離す工
程と、を有することを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係る射出成形機は、可塑
化された樹脂を射出用ノズルを介して金型装置へ射出す
る射出装置を有する射出成形機であって、上記金型装置
は、型開閉手段と、型開閉手段によって開閉駆動される
第1の金型と、第1の金型との間でキャビティを構成
し、射出用ノズルと接触する第2の金型と、第2の金型
を型開閉方向に移動可能にガイドする第1のガイド手段
と、第2の金型の型開閉方向のストローク量を規制する
ストローク規制手段と、第2の金型を第1の金型方向へ
付勢する第1の付勢手段とを備え、上記射出装置は、射
出用ノズルを型開閉方向に移動可能にガイドする第2の
ガイド手段と、射出用ノズルの第2の金型方向への限度
位置を規定するストッパ手段と、射出用ノズルを第2の
金型方向に付勢する第2の付勢手段とを備え、上記スト
ローク規制手段による第2の金型のストローク量S1
を、型開き状態における第2の金型と射出用ノズルとの
隙間S2より大きくしたことを特徴とする。
【0008】請求項1にかかる射出成形方法では、第1
の金型を型締め方向に移動させると、まず第2の金型に
接触し、第1,第2の金型が一体に射出用ノズル方向へ
移動する。さらに第1の金型を型締め方向へ移動させる
と、第2の金型が射出用ノズルに接触し、その状態で第
2の金型が保持位置に到達するまで第1の金型を移動さ
せる。そのため、第1,第2の金型の型締めと、第2の
金型と射出用ノズルとの接触とが確実に行われる。この
状態で射出用ノズルから可塑化された樹脂を第1,第2
の金型内に射出する。次に、第1の金型を型開き方向へ
移動させると、第1,第2の金型および射出用ノズルが
一体に後退するが、やがて射出用ノズルが停止するの
で、射出用ノズルは第2の金型から離れる。その後、第
1の金型をさらに型開き方向へ移動させると、第2の金
型が停止するので、第1と第2の金型が開かれ、その間
から成形品が取り出される。
【0009】このように第2の金型のストローク量S1
を型開き状態における第2の金型と射出用ノズルとの隙
間S2より大きくすることにより、第1の金型を型締め
方向および型開き方向に移動させるだけで、第2の金型
との型締め/型開きとともに、射出用ノズルとの接触/
離間も実行することができる。つまり、型開閉に追従し
て1ショット毎に射出用ノズルを金型から確実に離すこ
とができる。そのため、射出用ノズルから金型への熱伝
導が抑制され、金型の冷却時間を短縮でき、成形サイク
ルを短縮できる。また、射出用ノズル先端が金型に接触
する時間を短くできるので、ノズル先端部付近を高温に
維持することができる。また、第2の金型が射出用ノズ
ルに接触した状態でさらに所定量だけ型締め方向へ移動
するので、熱膨張や寸法誤差などがあっても、第2の金
型と射出用ノズルとを確実に接触させることができ、可
塑化された樹脂が漏れるのを防止できる。
【0010】請求項2では、請求項1にかかる射出成形
方法を、簡単な機構で実現している。すなわち、型開閉
手段と第1の金型と第2の金型とのほかに、第2の金型
を型開閉方向に移動可能にガイドする第1のガイド手段
と、第2の金型の型開閉方向のストローク量を規制する
ストローク規制手段と、第2の金型を第1の金型方向へ
付勢する第1の付勢手段と、射出用ノズルを型開閉方向
に移動可能にガイドする第2のガイド手段と、射出用ノ
ズルの第2の金型方向への限度位置を規定するストッパ
手段と、射出用ノズルを第2の金型方向に付勢する第2
の付勢手段とで構成している。そして、ストローク規制
手段による第2の金型のストローク量S1を型開き状態
における第2の金型と射出用ノズルとの隙間S2より大
きく設定している。このようにすれば、射出装置を移動
させるための格別な作動機構を必要としないので、高速
で型開閉を行っても、射出用ノズルを金型から確実に離
すことができる。
【0011】第1の付勢手段および第2の付勢手段とし
ては、ばねを用いてもよいし、流体圧シリンダやモータ
等を用いてもよいが、請求項3のようにばねを用いれ
ば、動力源が型開閉機構のみでよいので、射出成形機を
小型で安価に構成できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明に係る射出成
形機の一例を示す。この射出成形機はインラインスクリ
ュー式成形機の例であり、樹脂を可塑化し、可塑化され
た樹脂を射出するための可塑化・射出ユニットAと、射
出された樹脂を冷却する金型ユニットBとで構成されて
いる。
【0013】可塑化・射出ユニットAを構成するシリン
ダ1は、図示しないヒータによって所定の樹脂溶融温度
に加熱されている。シリンダ1の内部には、スクリュー
2が回転可能にかつ軸方向移動可能に配置されており、
ホッパ3から投入された樹脂を可塑化させ、前方へ送り
出す機能を有する。シリンダ1の後部には、スクリュー
2を前後に移動させる直動用アクチュエータ4と、スク
リュー2を回転させる回転用アクチュエータ5とが設け
られている。シリンダ1の前端に設けられた室1a(リ
ザーバ)に可塑化された樹脂が溜まると、その量に応じ
て直動用アクチュエータ4によってスクリュー2が後退
し、射出時には直動用アクチュエータ4によってスクリ
ュー2を前進させ、リザーバ1a内の樹脂を後述する射
出用ノズル11に向かって射出する。シリンダ1と、ベ
ース6上に設けられたスライダ保持台7との間にはスラ
イダ8が設けられ、シリンダ1はアクチュエータ4,5
と一体に前後方向に移動自在に案内されている。また、
シリンダ1とベース6との間には、シリンダ1を前方へ
付勢するスプリング(第2付勢手段)9が設けられ、ス
ライダ8がベース6上に設けられたストッパ(ストッパ
手段)10に当たってシリンダ1の前方への限度位置が
規定されている。シリンダ10の先端部には射出用ノズ
ル11が固定されている。なお、この射出用ノズル11
には必要に応じてシャットオフバルブ機構(図示せず)
が設けられる。
【0014】射出用ノズル11の前方には、金型ユニッ
トBが配置されている。金型ユニットBは固定側金型3
0と可動側金型31とを備えており、その間でキャビテ
ィが形成される。固定側金型30はベースプレート32
によって支持されており、ベースプレート32は取付板
33に固定されている。取付板33はベース6上に固定
されている。射出用ノズル11は取付板33およびベー
スプレート32を貫通して、固定側金型30に対して接
離可能となっている。可動側金型31の背面にはベース
プレート34を介して取付板35が固定されており、こ
の取付板35に型締め用アクチュエータ36の作動ロッ
ド36aが連結されている。型締め用アクチュエータ3
6の取付板37もベース6上に固定されており、この取
付板37と固定側金型30の取付板33との間に複数本
のガイドシャフト38が架設され、可動側金型31の取
付板35はこれらガイドシャフト38に摺動自在にガイ
ドされている。そのため、型締め用アクチュエータ36
を駆動することによって、可動側金型31を固定側金型
30に対して開閉方向に作動させることができる。ここ
では、型締め用アクチュエータ36としてシリンダの例
を示したが、所望の型締め力が得られるものであれば、
駆動機構、アクチュエータの方式は問わない。
【0015】図2,図3に示すように、固定側ベースプ
レート32には複数本(ここでは4本)のガイドピン3
9(第1ガイド手段)が固定されており、これらガイド
ピン39は固定側金型30を貫通して可動側金型31に
挿入されている。これにより、固定側金型30はガイド
ピン39により型開閉方向にのみ移動自在となってい
る。また、ガイドピン39により、固定側および可動側
の金型30,31の相対的な位置決めもなされる。
【0016】固定側金型30の後面には2本のストリッ
パボルト(ストローク規制手段)40が固定され、その
先端フランジ部40aが固定側ベースプレート32の穴
32aの内鍔32bによって前方へ抜け止めされてい
る。このストリッパボルト40によって、固定側金型3
0の前後方向のストローク量S1が規定されており、こ
のストローク量S1は、固定側金型30と射出用ノズル
11との隙間S2に比べて大きく設定されている。スト
リッパボルト40にはスプリング(第1付勢手段)41
が挿通されており、このスプリング41を内鍔32bと
固定側金型30の側面との間に介装することにより、固
定側金型30は前方(可動側金型方向)へ常時付勢され
ている。
【0017】ここで、金型ユニットBの作動について、
図4を参照して説明する。図4の(a)は型開き状態で
あり、可動側金型31は固定側金型30から離れた位置
にあり、固定側金型30もスプリング41によってベー
スプレート32から離れた位置にある。そして、射出用
ノズル11の先端部も固定側金型30から離れている。
このとき、固定側金型30とベースプレート32との隙
間量S1は、固定側金型30と射出用ノズル11との隙
間S2に比べて大きい(図2参照)。図4の(b)は、
型締め用アクチュエータ36によって可動側金型31を
型閉じ方向へ移動させ、可動側金型31を固定側金型3
0に接触させた状態を示す。この時、固定側金型30は
スプリング41によって前方へ押された状態にあり、射
出用ノズル11と固定側金型30とは未だ接触していな
い。図4の(c)は可動側金型31をさらに型閉じ方向
へ移動させ、射出用ノズル11と固定側金型30とが接
触した状態を示す。この状態では、固定側金型30は固
定側ベースプレート32とは未だ接触していない。この
状態から可動側金型31をさらに型閉じ方向へ移動させ
ると、可動側金型31と固定側金型30と射出用ノズル
11の3者が一体に後退する。なお、射出用ノズル11
はシリンダ1と一体に固定されており、シリンダ1はス
ライダ8によって前後方向に移動自在にガイドされてい
るので、射出用ノズル11はスプリング9を圧縮しなが
ら後方へ移動する。図4の(d)は可動側金型31をさ
らに型閉じ方向へ移動させ、固定側金型30を固定側ベ
ースプレート32に押しつけた状態を示す。この状態
で、可動側金型31と固定側金型30とが確実に型締め
されるとともに、固定側金型30に射出用ノズル11が
圧接する。この状態で、直動用アクチュエータ4によっ
てスクリュー2を前進させ、可塑化された樹脂を射出用
ノズル11から金型30,31の中に射出する。
【0018】上記のように、(c)〜(d)の間で、固
定側金型30がストロークS3(=S1−S2)分だけ
射出用ノズル11を押し戻すようにしたので、熱膨張や
寸法バラツキなどによって射出用ノズル11と固定側金
型30との位置にバラツキがあっても、固定側金型30
と射出用ノズル11とを確実に接触させることができ
る。射出成形後、可動側金型31を型開き方向へ移動さ
せると、図4の(d)〜(c)〜(b)〜(a)の順で
型開きが行われる。このとき、可動側金型31と固定側
金型30とが開かれる前に射出用ノズル11が固定側金
型30から離れるので、射出用ノズル11の接触時間が
短く、射出用ノズル11から金型30への熱伝導が抑制
され、金型の冷却時間を短縮できる。また、可動側金型
31を高速で開閉作動させても、それに追従して1ショ
ット毎に射出用ノズル11を固定側金型30から確実に
離すことができる。
【0019】本発明は上記実施例のようなインラインス
クリュー式成形機に限定されるものではなく、公知の種
々の射出成形機に適用できることは言うまでもない。ま
た、型開閉方向および射出用ノズルの移動方向は水平方
向に限らず、上下方向であってもよい。上記実施例で
は、射出用ノズルを射出ユニット(シリンダ)と一体に
設け、射出ユニット全体が金型ユニットに対して対向方
向に作動する例を示したが、射出ユニットを一定位置に
固定するとともに、射出用ノズルを射出ユニットに対し
て前後方向に相対移動可能に設け、第2の金型が射出用
ノズルに当接した後、射出用ノズルだけが後退できるよ
うに構成してもよい。ただ、この場合には射出用ノズル
と射出ユニットとの間にシール機構を必要とするので、
本実施例のように一体構造とする方が構造を簡素化でき
る。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に係る射出成形方法によれば、第1の金型を型締め方向
/型開き方向に移動させるだけで、第2の金型との型締
め/型開きだけでなく、射出用ノズルとの接触/離間も
行うができ、型開閉に追従して1ショット毎に射出用ノ
ズルを金型から確実に離すことができる。そのため、射
出用ノズルから金型への熱伝導が抑制され、金型の冷却
時間を短縮でき、成形サイクルを短縮できる。また、ノ
ズル先端が金型に接触する時間を短くできるので、ノズ
ル先端部付近を高温に維持することができる。そのた
め、ノズル先端に流動不良のコールドスラッグが発生し
なくなり、品質を安定させることができる。さらに、第
2の金型が射出用ノズルに接触した状態でさらに所定ス
トロークだけ型締め方向へ移動させるので、熱膨張や寸
法誤差などがあっても、第2の金型と射出用ノズルとを
確実に接触させることができ、可塑化された樹脂が漏れ
るのを防止できる。
【0021】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に係る射出成形方法を簡単な構成で実施できるの
で、成形装置が大型化せず、かつ高速で型開閉を行って
も、1ショット毎に射出用ノズルを金型から確実に離す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる射出成形機の第1実施例の全体
断面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】金型ユニットの分解斜視図である。
【図4】金型ユニットの作動を示す動作図である。
【図5】従来の射出成形機の一例の構造図である。
【符号の説明】
A 可塑化・射出ユニット B 金型ユニット 1 シリンダ 2 スクリュー 9 スプリング(第2付勢手段) 11 射出用ノズル 30 固定側金型(第2の金型) 31 可動側金型(第1の金型) 39 ガイドピン(第1ガイド手段) 40 ストリッパボルト(ストローク規制手段) 41 スプリング(第1付勢手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 CA11 CB01 CL09 CL12 CL42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の金型を型締め方向に作動させ、第2
    の金型に接触させる工程と、第1の金型を第2の金型に
    接触させた状態で、第1の金型をさらに型締め方向に作
    動させて第2の金型を射出用ノズルに接触させる工程
    と、第2の金型を射出用ノズルに接触させた状態で、第
    2の金型が保持位置に到達するまで第1の金型を第2の
    金型および射出用ノズルと一体的に型締め方向へ作動さ
    せる工程と、第2の金型が保持位置に到達した状態で、
    可塑化された樹脂を射出用ノズルを介して第1と第2の
    金型の中へ射出する工程と、射出後に第1の金型を型開
    き方向に作動させ、第2の金型を射出用ノズルから離す
    工程と、第1の金型をさらに型開き方向に作動させ、第
    1の金型を第2の金型から離す工程と、を有することを
    特徴とする射出成形方法。
  2. 【請求項2】可塑化された樹脂を射出用ノズルを介して
    金型装置へ射出する射出装置を有する射出成形機であっ
    て、上記金型装置は、型開閉手段と、型開閉手段によっ
    て開閉駆動される第1の金型と、第1の金型との間でキ
    ャビティを構成し、射出用ノズルと接触する第2の金型
    と、第2の金型を型開閉方向に移動可能にガイドする第
    1のガイド手段と、第2の金型の型開閉方向のストロー
    ク量を規制するストローク規制手段と、第2の金型を第
    1の金型方向へ付勢する第1の付勢手段とを備え、上記
    射出装置は、射出用ノズルを型開閉方向に移動可能にガ
    イドする第2のガイド手段と、射出用ノズルの第2の金
    型方向への限度位置を規定するストッパ手段と、射出用
    ノズルを第2の金型方向に付勢する第2の付勢手段とを
    備え、上記ストローク規制手段による第2の金型のスト
    ローク量S1を、型開き状態における第2の金型と射出
    用ノズルとの隙間S2より大きくしたことを特徴とする
    射出成形機。
  3. 【請求項3】上記第1の付勢手段および第2の付勢手段
    は、共にばねであることを特徴とする請求項1に記載の
    射出成形機。
JP2001102754A 2001-04-02 2001-04-02 射出成形方法および射出成形機 Expired - Lifetime JP3562481B2 (ja)

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