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JP2002290318A - データ通信作業支援方法及びデータ通信装置 - Google Patents

データ通信作業支援方法及びデータ通信装置

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JP2002290318A
JP2002290318A JP2001091745A JP2001091745A JP2002290318A JP 2002290318 A JP2002290318 A JP 2002290318A JP 2001091745 A JP2001091745 A JP 2001091745A JP 2001091745 A JP2001091745 A JP 2001091745A JP 2002290318 A JP2002290318 A JP 2002290318A
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JP
Japan
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meter reading
meter
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JP2001091745A
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Noriaki Iwamoto
則晃 岩元
Akira Tono
彰 東野
Masahiro Yasui
昌広 安井
Ryoichi Okura
良一 大倉
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、顧客側の施設に設置された通信端
局との間で無線通信を行って、通信端局が保持する所定
のデータを収集可能な携帯型のデータ通信装置で実行さ
れ、データ通信装置を用いたデータ通信作業において、
作業員が容易にデータ通信作業を行う位置を決定し、デ
ータ通信作業の効率化を図ることができるデータ通信作
業支援方法を確立することを目的とする。 【解決手段】 データ通信装置に設けられた表示画面4
5上に、施設の所在地に関する地図を表示する地図表示
工程と、通信端局に対して無線通信が行える通信可能位
置に関する通信可能位置情報を格納した記憶手段から、
データ通信作業の対象である通信端局に対して無線通信
が行える通信可能位置を抽出する通信可能位置抽出工程
と、通信可能位置抽出工程で抽出した通信可能位置を、
表示画面45上に表示された地図において表示する通信
可能位置表示工程とを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設に設置された
通信端局との間で無線通信を行って、前記通信端局が保
持する所定のデータを収集可能な携帯型のデータ通信装
置、及びそのデータ通信装置で実行され、前記データ通
信装置を用いたデータ通信作業を支援するデータ通信作
業支援方法に関し、特に、前記通信端局としてのメータ
の指針値に関する検針データを前記所定のデータとして
収集可能な前記データ通信装置としての携帯型の検針装
置で実行され、前記検針装置を用いた検針関連作業を支
援するデータ通信作業支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のメータは、各顧客側の施設等毎に
設けられた、ガスメータや電気メータや水道メータ等
で、顧客側の施設へ供給されるガスや電気や水等の基幹
エネルギの供給量を計測するためのものであり、基幹エ
ネルギを各顧客側の施設に供給する供給会社は、例えば
1ヶ月毎等にメータの指針値を読み取る検針作業を行
い、このような検針作業により収集したメータの指針値
により、顧客へ課金する基幹エネルギの料金を算出す
る。このような検針作業としては、検針員が各顧客側の
施設のメータの指針値を目視にて検針する方法が一般的
であったが、メータの設置箇所に何らかの障害物が一時
的にでも置かれていたりすると、検針員がメータの指針
値を読み取ることができない場合があり、また検針員に
よる読み取りミスや書き込みミス等の人為的ミスが発生
する虞がある。そこで近年、マイクロコンピュータ(以
下マイコンと呼ぶ。)を設けたメータを通信装置を介し
て通信回線と接続し、検針センタ側から、この通信回線
を介して、各メータの検針データを収集する自動検針シ
ステムが普及しつつある。この自動検針システムでは、
検針センタにおいて通信回線を介してメータとの間で通
信を行って、効率良く自動的に検針作業を実行でき、人
為的ミスも防止できる。
【0003】しかしながら、上記自動検針システムで
は、各メータの設置場所毎に通信装置を設置する必要が
あるだけではなく、通信回線によって検針センタとメー
タとの間で通信を行っているので、全体としての通信コ
ストも無視できるような額ではない。
【0004】このような問題を解決するために、無線に
よってメータの遠隔検針作業を行う携帯型の検針装置も
開発されている。このような検針装置は、内蔵又は外付
けされた通信装置により、通信対象のメータとの間で無
線通信を行って、メータの指針値に関する検針データを
収集するデータ通信装置として構成されている。即ち、
このような検針作業においては、検針装置が少なくとも
1つの通信対象のメータに対して指針値に関する検針デ
ータの送信指令信号を送信することで、その指令信号を
受信した通信対象のメータが検針データを検針装置に送
信し、検針装置が受信した検針データをメータのID番
号等の属性に関連付けて記憶手段に格納する。そして、
検針作業の対象であるメータの検針データを全て収集し
て格納した検針装置は、コンピュータ読み取り可能なフ
ロッピディスク又はメモリカード等の情報記録媒体や、
通信線等の情報伝送媒体等を介して、格納している検針
データを検針センタ側の管理装置に送る。このような検
針装置を用いた検針作業は、検針員の作業労力を軽減
し、人為的ミスを防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、検針員がこの
ような検針装置を用いて検針作業を行う場合、検針員
は、その検針装置以外に、当日検針作業を行う対象とな
る全ての検針作業の対象であるメータのID番号や所在
地等の属性を記載したリスト持参する。そして、検針員
は、検針作業の対象のメータリストから、検針装置を用
いて検針作業を行う好ましい位置を決定して、その位置
において検針装置を働かせて検針作業を行うのである
が、このような検針員により決定される検針作業位置
が、検針作業の対象であるメータの位置に対して本当に
好ましい位置であるか否かの確認や、その位置で検針装
置により、どの程度の検針作業の対象であるメータに対
して無線通信を行えるか否かの確認ができなかったの
で、その検針作業位置決定やその検針作業位置における
通信対象のメータの設定等は検針員による勘に頼ってい
た。
【0006】従って、本発明の目的は、上記従来の問題
点を解消し、上記のような検針装置を用いた検針作業等
のデータ通信作業において、検針員が容易にデータ通信
作業を行う位置を決定し、データ通信作業の効率化を図
ることができるデータ通信作業支援方法を確立すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔構成1〕本発明に係る
検針作業支援方法は、請求項1に記載したごとく、施設
に設置された通信端局との間で無線通信を行って、前記
通信端局が保持する所定のデータを収集可能な携帯型の
データ通信装置で実行され、前記データ通信装置を用い
たデータ通信作業を支援するデータ通信作業支援方法で
あって、前記データ通信装置に設けられた表示画面上
に、前記施設の所在地に関する地図を表示する地図表示
工程と、前記通信端局に対して前記無線通信が行える通
信可能位置に関する通信可能位置情報を格納した記憶手
段から、前記データ通信作業の対象である前記通信端局
に対して前記無線通信が行える前記通信可能位置を抽出
する通信可能位置抽出工程と、前記通信可能位置抽出工
程で抽出した前記通信可能位置を、前記表示画面上に表
示された前記地図において表示する通信可能位置表示工
程とを実行することを特徴とする。
【0008】〔構成2〕本発明に係るデータ通信作業支
援方法は、請求項2に記載したごとく、上記構成1のデ
ータ通信作業支援方法の構成に加えて、前記通信端局が
施設に設置されたメータであり、前記データ通信装置が
前記メータの指針値に関する検針データを前記所定のデ
ータとして収集可能な携帯型の検針装置であり、前記検
針装置で実行され、前記データ通信作業としての前記検
針装置を用いた検針関連作業を支援することを特徴とす
る。
【0009】〔作用効果〕本構成のデータ通信作業支援
方法によれば、移動途上において情報処理可能なモバイ
ルコンピュータ等として構成された検針装置等のデータ
通信装置が、地図表示工程において、地図表示手段によ
り、メータ等の通信端局が設けられた施設及びその周辺
の施設の位置や周辺道路等の状態等の施設の所在地に関
する予め記憶している地図をディスプレイ等の表示画面
上に表示するので、このデータ通信装置を用いて検針関
連作業等のデータ通信作業を行う検針員等の作業員は、
データ通信作業を行う周辺の状況等を正確に認識するこ
とができる。さらに、データ通信装置には、上記記憶手
段が設けられ、その記憶手段には、データ通信装置を用
いたデータ通信作業において、メータに対して無線通信
が可能と判断される通信可能位置に関する通信可能位置
情報が予め格納されており、通信可能位置抽出工程及び
通信可能位置表示工程において、データ通信作業の対象
であるメータに対して無線通信を行うことができる通信
可能位置を記憶手段から抽出し、抽出した通信可能位置
が自動的に前記表示画面上に表示されることになるの
で、作業員は、表示画面上に表示された通信可能位置に
出向き、データ通信装置を操作して無線通信によるデー
タ通信作業を行うことができ、このように表示された通
信可能位置は、前回のデータ通信作業等における経験に
基づいて見出されたデータ通信作業を効率良く行うため
の通信可能位置等とすることができるので、この通信可
能位置をデータ通信作業を行う位置としてデータ通信作
業を行った場合、通信不良による無線通信の失敗が少な
く、データ通信作業を効率良く行うことができる。従っ
て、データ通信作業を行うに最適な通信可能位置を表示
画面上に表示して、作業員が容易にデータ通信作業を行
う位置を決定して、データ通信作業の効率化を図ること
ができるデータ通信作業支援方法を実現することができ
る。
【0010】〔構成3〕本発明に係るデータ通信作業支
援方法は、請求項3に記載したごとく、上記構成1又は
2のデータ通信作業支援方法の構成に加えて、前記表示
画面上に表示された前記地図において、前記データ通信
作業を行う作業位置を受付ける作業位置受付工程と、前
記作業位置受付工程で受付けられた前記作業位置で行っ
た、前記通信端局との前記無線通信の状態から、前記無
線通信の成功及び失敗を判定する判定工程と、前記判定
工程の判定結果に基づいて、前記記憶手段に記憶されて
いる前記通信可能位置情報を更新する更新工程とを実行
することを特徴とする。
【0011】〔作用効果〕本構成のデータ通信作業支援
方法によれば、前記作業位置受付工程において、データ
通信装置がデータ通信作業を行うときの作業位置を受付
けた後に、作業員は、データ通信装置を操作して、通信
対象の通信端局に対して無線通信を行って検針データの
収集を行う。そして、データ通信装置は、判定工程を行
って、無線通信を行ったときの、通信対象の通信端局か
ら受信した信号強度等の測定を行って、その測定結果と
しての無線通信の状態から、無線通信の成功及び失敗を
判定する。このように判定された結果は、更新工程にお
いて、前記記憶手段に記憶されている前記通信可能位置
情報の更新に利用され、データ通信装置は、このような
データ通信作業が繰り返されることで、前記通信端局に
対して前記無線通信を予め設定された所定の信頼性以上
で可能である通信可能位置を学習し、このような信頼性
の高い通信可能位置を表示画面上に表示することができ
る。従って、過去のデータ通信作業における無線通信の
状態の成敗判定から学習した最適な通信可能位置を表示
画面上に表示して、データ通信作業の効率化を一層図る
ことができるデータ通信作業支援方法を実現することが
できる。
【0012】〔構成4〕本発明に係るデータ通信作業支
援方法は、請求項4に記載したごとく、上記構成1から
3の何れかのデータ通信作業支援方法の構成に加えて、
前記通信可能位置抽出工程が、前記記憶手段から、前記
データ通信作業の対象である全ての前記通信端局に対し
て前記無線通信が行える複数の前記通信可能位置を抽出
する工程であり、前記通信可能位置表示工程が、前記通
信可能位置抽出工程で抽出した複数の前記通信可能位置
と、夫々の前記通信可能位置を通過する作業ルートとを
前記表示する工程であることを特徴とする。
【0013】〔作用効果〕本構成のデータ通信作業支援
方法によれば、データ通信作業の対象である複数の通信
端局が広範囲で存在し、上記通信可能位置抽出工程にお
いて、データ通信作業の対象である全ての通信端局に対
して無線通信を行うための複数の通信可能位置が抽出さ
れ、作業員が夫々の作業位置を順に出向いてデータ通信
作業を行う必要がある場合においても、上記通信可能位
置表示工程において、複数の通信可能位置と共に、その
通信可能位置を例えば再短距離で通過する作業ルートを
表示画面上の地図上に表示することができるので、作業
員は、複数の通信可能位置を迷うこと無く順に通過しな
がら、効率よくデータ通信作業を行うことができる。
【0014】〔構成5〕本発明に係るコンピュータプロ
グラムは、請求項5に記載したごとく、上記構成1から
4の何れかのデータ通信作業支援方法に含まれる前記各
工程を前記データ通信装置において実行する場合に、前
記データ通信装置を構成するコンピュータが実行するこ
とにより前記各工程が実現されることを特徴とする。
【0015】〔作用効果〕本構成のコンピュータプログ
ラムによれば、データ通信装置を構成するコンピュータ
が読み取り可能な記憶装置上に、当該プログラムを書き
込み、当該プログラムの各工程に関するプログラムステ
ップを読み出し実行することで、データ通信装置が上記
構成1から4の何れかのデータ通信作業支援方法の各工
程を実行することができ、上記した各構成の作用効果が
奏されることになる。また、上記本発明に係るコンピュ
ータプログラムは、CD−ROM等のコンピュータ読み
取り可能な記録媒体やインターネット等のデータ伝送媒
体を介して、データ通信装置をハードウェア的に構成す
るコンピュータがアクセス可能な記録装置内にインスト
ールされて実用に供される。具体的には、インストール
された当該プログラムが当該記憶装置からコンピュータ
が実行可能な主記憶上へ読み込まれて実行される。
【0016】〔構成6〕本発明に係るプログラム記憶媒
体は、請求項6に記載したごとく、上記構成1から4の
何れかのデータ通信作業支援方法に含まれる前記各工程
を前記データ通信装置において実行する場合に、前記デ
ータ通信装置を構成するコンピュータが実行することに
より前記各工程が実現されるコンピュータプログラムを
記録した、前記コンピュータが読み取り可能であること
を特徴とする。
【0017】〔作用効果〕本構成のプログラム記憶媒体
によれば、データ通信装置を構成するコンピュータが、
上記構成1から4の何れかのデータ通信作業支援方法の
各工程に関するプログラムが上記構成1から4の何れか
の特徴構成のデータ通信装置をハードウェア的に構成す
るコンピュータが読み取り可能な状態で記録されている
ので、当該コンピュータにそのプログラムをインストー
ル可能であり、上記構成1から4の何れかのデータ通信
作業支援方法を当該コンピュータ上で実現することがで
きる。また、本発明に係るコンピュータ読み取り可能な
プログラム記録媒体が直接当該コンピュータからアクセ
ス可能である場合は、そのまま上記構成1から4の何れ
かのデータ通信作業支援方法が実行可能であり、同様に
上記構成1から4の特徴構成のデータ通信装置を当該コ
ンピュータ上で実現することができる。
【0018】〔構成7〕本発明に係るデータ通信装置
は、請求項7に記載したごとく、施設に設置された通信
端局との間で無線通信を行って、前記通信端局が保持す
る所定のデータを収集可能で、且つ請求項1から4の何
れかに記載のデータ通信作業支援方法に含まれる前記各
工程を実行可能に構成された各手段を備えたことを特徴
とする。
【0019】〔作用効果〕本構成のデータ通信装置によ
れば、上記構成1から4の何れかのデータ通信作業支援
方法を実行することができ、同様の作用効果を奏するこ
とができる。即ち、検針装置等のデータ通信装置は移動
途上において情報処理可能なモバイルコンピュータ等と
して構成され、さらに、上記のデータ通信作業支援方法
の各工程を実行可能に構成された各手段を備えて構成さ
れている。よって、このデータ通信装置を利用して検針
関連作業等のデータ通信作業を行う検針員等の作業員
は、データ通信装置が各手段により地図表示工程を実行
して表示画面上に表示されている地図においてデータ通
信作業を行う周辺の状況等を正確に認識することができ
る。そして、作業員が、データ通信装置が各手段により
通信可能位置抽出工程及び通信可能位置表示工程を実行
して表示画面上に表示されている通信可能位置に出向い
て、データ通信装置を操作して無線通信によるデータ通
信作業を行うことができ、このように表示された通信可
能位置は、前回のデータ通信作業等における経験に基づ
いて見出されたデータ通信作業を効率良く行うための通
信可能位置等とすることができるので、この通信可能位
置においてデータ通信作業を行った場合、通信不良によ
る無線通信の失敗が少なく、データ通信作業を効率良く
行うことができる。従って、データ通信作業を行うに最
適な作業位置を表示画面上に表示して、データ通信作業
の効率化を図ることができるデータ通信装置を容易に実
現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のデータ通信作業支援方法
及びデータ通信装置の実施の形態について、図面に基づ
いて説明する。図1に示す検針システムは、顧客側の施
設に設置されたガスメータ60(通信端局の一例)の検
針関連作業(データ通信作業の一例)を行うものであ
り、検針作業を行う検針員は、検針センタ等に設けられ
たホストコンピュータ等で構成される管理装置10側に
格納されている所定の情報を、管理装置10のメモリカ
ードドライブ11により、メモリカード2に記憶させた
後に、そのメモリカード2をセットしたモバイルコンピ
ュータ等の検針装置30(データ通信装置の一例)を持
参して作業対象の施設に設けられたガスメータ60の設
置場所付近に出向き、検針装置30に接続されている通
信装置31と、ガスメータ60の通信装置61との間
で、ガスメータ60の指針値に関する無線通信を行って
検針関連作業の一つである検針作業を行う。
【0021】ガスメータ60は、顧客側の施設における
ガスの積算消費量を表示する表示部等が設けられてお
り、後述する検針データ送信に関する指令信号を通信装
置61により受信すると、表示部に表示されているガス
の積算消費量に関する検針データを通信装置61により
発信するように構成されている。
【0022】上記の管理装置10は、図2に示すよう
に、上記の検針システムの検針作業の対象であるガスメ
ータ60のID番号や、それが設けられた施設の所在地
情報や、そのガスメータ60に対して検針装置30が検
針作業において予め設定されている所定の信頼性以上で
無線通信を行える通信可能位置に関する通信可能位置情
報等を格納している作業対象データベース12と、その
ガスメータ60が設置されている施設の所在地に関する
地図情報を格納している地図情報データベース13とに
接続されている。そして、管理装置10は、CPU14
と、CPU14を動作させるプログラム等を記憶してい
るROM22とワークエリアとしてのRAM23と、表
示画面20及びキーボード21とを有して構成されてお
り、後述する検針装置30との間で所定の情報の授受を
行うためのメモリカード2に所定の情報を記憶させる、
又はメモリカード2から所定の情報を読み出すためのメ
モリカードドライブ11を接続して有する。
【0023】また、管理装置10は、検針作業を行う前
の検針員がキーボード21を操作して、作業対象データ
ベース12にアクセスして検針作業の対象となるガスメ
ータ60が設けられた施設の所在地とそのガスメータ6
0のID番号等との情報と共に、そのガスメータ60に
対する通信可能位置を抽出し、その情報をメモリカード
ドライブ11によりメモリカード2に記憶させる作業対
象伝達手段16が設けられている。さらに、管理装置1
0は、上記の検針作業の対象となるガスメータ60の設
置場所付近の施設の地図の情報を地図情報データベース
13にアクセスして抽出して、同じくメモリカード2に
記憶させる地図情報伝達手段18が設けられている。管
理装置10における上記の夫々の手段16,17,18
は、ROM22に格納されたプログラムをCPU14に
よって実行することにより実現されるものである。
【0024】次に、検針装置30の詳細の構成について
以下に説明する。この検針装置30は、図3に示すよう
に、上記の所定の情報を記憶したメモリカードをセット
するためのメモリカードドライブ51が内蔵されてい
る。さらに、検針装置30は、CPU32とCPU32
を動作させるプログラム等を記憶しているROM52と
ワークエリアとしてのRAM53とを有し、カラー表示
可能な液晶型の表示画面45及び操作部46とを有して
いる。また、検針装置30には、通信装置31が接続さ
れているインターフェイス部47が設けられ、通信対象
のガスメータ60に接続された通信装置61と無線通信
が可能となっている。尚、当然、通信装置31,61
は、検針装置30及びガスメータ60に内蔵されていて
も構わない。
【0025】次に、検針装置30において実行される各
工程の詳細について説明する。検針装置30には、上記
のメモリカード2に記憶されている地図を表示画面45
に表示する地図表示手段34が設けられており、図4の
検針装置30の表示画面45の表示例に示すように、ガ
スメータ60が設けられた施設及びその周辺の施設の位
置や周辺道路等の状態等の施設の所在地に関する地図を
表示画面45に表示する地図表示工程を実行することが
できる。
【0026】さらに、検針装置30には、上記のメモリ
カード2に記憶されている、当日の検針作業の対象とな
るガスメータ60が設けられた施設の所在地に関する情
報を読み込み、その検針作業の対象であるガスメータ6
0が設けられた施設の位置を表示画面45に表示されて
いる地図上において識別表示する作業対象識別表示手段
35が設けられている。この作業対象識別表示手段35
により、表示画面45において検針作業の対象となるガ
スメータ60が設けられている施設の色が例えば青色
(図4の斜線部)で表示され、検針員は、検針作業の対
象であるガスメータ60が設けられた施設の位置やその
周囲の状況等を正確に認識することができる。
【0027】さらに、検針装置30には、通信装置31
による通信の対象である通信対象のガスメータ60を設
定する通信対象設定手段48と、このように設定された
通信対象のガスメータ60がある施設の位置を表示画面
43に表示されている地図上において識別表示する通信
対象識別表示手段49と、通信装置61により通信対象
のガスメータ60との間でガスメータ60の指針値に関
する通信を行い検針作業を実行する検針手段50とが設
けられている。即ち、検針員が、図4に示す表示画面4
5において、例えば「個別」ボタンを押した後に地図上
の施設を個別に選択することで、その選択された施設の
ガスメータ60が無線通信対象として設定される。後
に、検針員が表示画面45上の「検針」ボタンを押と、
検針装置30は通信装置31により、上記の設定された
無線通信対象のガスメータ60の通信装置61に指令信
号を発信し、指令信号を受信したガスメータ60は、ガ
スの積算消費量である指針値に関する検針データを検針
装置30の通信装置31に送信する。そして、検針デー
タを受信した検針装置30は、受信した検針データを、
上記のガスメータのID番号等と関連付けて、メモリカ
ード2や内部の記憶手段等に格納する。このように検針
装置30は、夫々のガスメータ60の検針データを収集
することで検針作業を行うのである。
【0028】さらに、検針装置30には、上記のメモリ
カード2に記憶されている、検針作業の対象である夫々
のガスメータ60に対して通信可能な通信可能位置に関
する通信可能位置情報から、例えば、多くのガスメータ
60に対して所定の無線通信レベル以上で無線通信を行
うことができる通信可能位置を、できるだけ少ない数と
なるように抽出する通信可能位置抽出工程を実行するた
めの通信可能位置抽出手段36と、前記通信可能位置抽
出手段36により抽出された通信可能位置を、表示画面
45に表示されている地図上において識別表示する通信
可能位置表示工程を行うための通信可能位置表示手段3
7とが設けられている。さらに、上記通信可能位置表示
手段37は、上記のように複数の通信可能位置を表示画
面45の地図上に表示する場合、その夫々の通信可能位
置を最短距離で通過するための作業ルートを表示するこ
ともできる。即ち、この通信可能位置抽出手段36及び
通信可能位置表示手段37により、管理装置10側から
メモリカード2を介して受け取った通信可能位置情報か
ら、検針作業の対象である全てのガスメータ60に対し
て効率よく検針作業を行うための通信可能位置が、表示
画面45の地図上に例えば「×」で複数表示されること
になり、さらに、夫々の通信可能位置としての「×」を
夫々結ぶ作業ルートが矢印等により表示されるのであ
る。よって、検針員は、表示画面45上に表示された作
業ルートを参考に、夫々の通信可能位置に出向き、その
通信可能位置において、検針装置30を操作して効率よ
く無線通信による検針作業を行うことができる。
【0029】さらに、検針装置30には、検針手段50
を働かせて検針作業を行う検針作業位置が検針員により
入力され、その入力された検針作業位置を受付ける作業
位置受付工程を実行するための作業位置受付手段38が
設けられている。作業位置受付手段38は、図4に示す
表示画面45において、上記の検針作業の対象であるガ
スメータ60が設けらた施設の位置や上記の通信可能位
置表示手段37により表示された通信可能位置等を参考
にして決定された検針作業位置を、検針員により「エリ
ア」ボタンが押された後に地図上でポイントされること
で受付けるように構成されており、このようにポイント
された検針作業位置には、図4に示すように、人のマー
クが表示される。また、この作業位置受付手段36は、
上記のように手動で入力された作業位置を受付けるよう
に構成する以外に、GPS又はPHSの所在地検出機能
を利用して、自動的に検出できる検針装置30の所在地
を受付けるように構成しても構わない。
【0030】そして、検針装置30には、上記の作業位
置受付手段38により受付けた検針作業位置において、
検針装置30に接続された通信装置31により無線通信
が可能と判断されるガスメータ60の通信可能位置範囲
を、表示画面45に表示された地図において識別表示す
る通信可能位置識別表示手段39が設けられており、図
4に示すように、通信可能位置表示手段39は、表示画
面45において、検針作業位置である人のマークを中心
に、無線通信可能と考えられる半径52mの円を描き、
さらに、その円の中にある検針作業の対象となるガスメ
ータ60が設けられた施設の色を例えばピンク(図4の
ドット部)で表示する。よって、検針員は、その円の中
にある施設のガスメータ60が、設定した検針作業位置
における検針作業可能なガスメータ60であると認識す
ることができる。また、この通信可能位置識別表示手段
39は、通信可能位置抽出手段36で抽出した通信可能
位置において、無線通信が所定の無線通信レベル以上で
行えるガスメータ60が存在する位置を、通信可能位置
範囲として表示画面45上に識別表示するように構成し
ても構わない。
【0031】さらに、検針装置30には、上記の通信可
能位置識別表示手段39により識別表示した通信可能位
置範囲内のガスメータ60を、通信対象設定手段48を
働かせて、通信対象のガスメータ60として自動的に設
定するように構成されている。即ち、検針員が検針装置
30において作業位置受付手段38により検針作業位置
を受付けると、検針装置30が通信対象設定手段48に
より自動的に通信対象のガスメータ60を設定する。そ
して、検針員が、設定された通信対象のガスメータ60
に対して検針手段50を働かせて指令信号を発信して、
そのガスメータ60から検針データを受信して検針作業
を行うのである。
【0032】さらにまた、検針装置30には、作業位置
受付手段38で受付けられた検針作業位置で行った、通
信対象のガスメータ60との無線通信の状態から、無線
通信の成功及び失敗を判定する判定工程を行うための判
定手段40と、その判定手段により判定された成功又は
失敗に関する成敗情報を、表示画面45に表示する成敗
情報表示手段42が設けられ、最新の検針作業において
検針作業が成功した施設数と現在までに検針作業が成功
した施設数とを、図4に示す表示画面45の右部に示す
ように検針成功欄に表示し、最新の検針作業において検
針作業が失敗した施設数と現在までに検針作業が失敗し
た施設数とを、図4に示す表示画面45の右部に示すよ
うに検針失敗欄に表示すると共に、地図において、検針
作業が失敗した施設の色を例えば水色で表示する。
【0033】さらに、検針装置30には、上記の判定手
段40の判定結果に基づいて、メモリカード2に記憶さ
れている通信可能位置情報を更新する更新工程を行うた
めの更新手段41が設けられている。この更新手段41
は、ある検針作業位置における夫々の通信対象のガスメ
ータ60の成敗情報と、メモリカード2に格納されたそ
の通信対象のガスメータ60に関する通信可能位置情報
とを比較し、異なっている場合は、新たな情報として成
敗情報から認識できる、通信対象のガスメータ60に対
して無線通信が可能な通信可能位置を、前記検針作業位
置に更新するのである。
【0034】この更新手段41は、上記のように自動的
に判定された成敗情報に基づいてメモリーカード2に格
納された通信可能位置情報を更新する他に、検針員によ
り手動で、通信可能位置情報を更新するように構成する
ことができる。即ち、検針員が、目視又は検針装置30
を用いた検針作業を行って経験的に得た、ガスメータ6
0に対して好ましい状態で無線通信が行える通信可能位
置を、手動で通信可能位置情報の更新情報として検針装
置30に格納することができる。
【0035】また、検針装置30には、検針手段50に
より検針作業を実行し、通信装置31により通信対象の
ガスメータ60との間で無線通信を行うときに、通信対
象のガスメータ60のアラーム情報を収集し、収集した
アラーム情報を表示画面45に表示するアラーム情報表
示手段43が設けられている。即ち、アラーム情報表示
手段43は、無線通信を行った通信対象のガスメータ6
0における漏洩検知状態や緊急遮断弁の操作状態に関す
る情報を、通信装置31により上記の検針データと共に
受信して、例えば長期漏洩に関するアラームにおいて
は、最新の通信において長期漏洩と確認された施設数と
現在までに長期漏洩と確認された施設数とを、図4に示
す表示画面45の右部に示すように長期漏洩欄に表示す
ると共に、地図において、長期漏洩と確認された施設の
色を例えば赤色で表示する。
【0036】また、検針装置30には、通信装置31に
より通信対象のガスメータ60との間で、通信対象のガ
スメータ60の所定の操作に関する通信を行い、通信対
象のガスメータ60に、たとえばメータの異常供給検知
機能における設定値の設定又は変更操作や、遮断弁の開
閉操作等の所定の操作を実行させる検針関連作業の一つ
である操作作業を実行する操作手段44を設けられてい
る。
【0037】また、検針装置30において、夫々の施設
や集合住宅等の顧客情報や検針作業の詳細な成敗情報や
アラーム情報等を表示するには、図4に示すように、地
図上においてその施設や集合住宅等を選択した後に、表
示画面45の「一覧」ボタンを押すことで、その情報の
一覧が表示される。
【0038】このように構成された検針装置30におい
て、データ通信作業支援方法の各工程を実行するための
各手段は、CPU32がROM52に格納されたコンピ
ュータプログラムを実行することで実現される。具体的
には、本発明方法の各工程の処置を実行するためのプロ
グラムを、磁気又は光記憶装置等の記憶媒体に格納して
おき、その記憶媒体に格納されたプログラムを検針装置
30を構成するコンピュータのROM52にロードした
上で、CPU32がそのプログラムを実行することで、
本発明方法が実現される。ここで、上記記憶媒体は、固
定型の記憶媒体であっても、可搬型の記憶媒体であって
もよい。また、上記ROM52も、上記プログラムがロ
ードされれば、上記プログラムを記憶した記憶媒体とな
る。
【0039】また、検針装置30において、上記のよう
に検針作業を行って収集した検針データは、メモリカー
ド2に記憶される。そして、検針作業が終了した検針員
は、そのメモリーカード2を管理装置10のメモリカー
ドドライブ11にセットし、検視装置の検針結果収集手
段17を働かせて、メモリカード2に格納された検針デ
ータ等を管理装置10に接続された作業対象データベー
ス12に格納し、その作業対象データベース12に格納
された検針データは、後に夫々の施設に課金するガス料
金等の計算に利用される。また、このときに、検針装置
30において更新された通信可能位置情報もメモリーカ
ード2に記憶されており、管理装置10は、この更新さ
れた通信可能位置情報に基づいて、作業対象データベー
ス12の通信可能位置情報を更新する。また、管理装置
10は、更新された夫々のガスメータ60に対する通信
可能位置情報に基づいて、作業対象伝達手段16により
検針検針装置30に伝達する検針作業の対象となるガス
メータ60を、最も高効率に検針作業を行うことができ
る通信可能位置と作業ルートとを導出して、その通信可
能位置と作業ルートとを、検針装置30に伝達するよう
に構成することもでき、検針装置30は、このように伝
達された通信可能位置と作業ルートとを通信可能位置表
示手段37により表示画面45に表示するので、検針員
は、その表示された最適な通信可能位置及び作業ルート
を参考に、高効率で検針作業を行うことができる。
【0040】上記の実施の形態において、検針装置を、
ガスメータの検針作業を行うものとして構成したが、別
に電気メータ又は水道メータの検針作業を行うように構
成することもできる。
【0041】管理装置10と検針装置30との間で所定
の情報の授受を行うために、上記の実施の形態において
は、情報授受媒体としてコンピュータ読み取り可能な記
憶媒体であるメモリカード2を利用したが、別に、両装
置10,30間で情報の送受信を行えるインターネット
回線等の通信媒体を利用することもできる。
【0042】上記の実施の形態において、本発明のデー
タ通信作業支援方法を、データ通信装置として検針装置
30を利用し、通信端局としてのガスメータ60の指針
値に関する検針データを収集する検針作業を支援する構
成としたが、別に、本発明のデータ通信作業支援方法
は、上記検針作業以外の、例えば、通信対象のガスメー
タ60に異常供給検知機能における設定値の設定又は変
更操作や、遮断弁の開閉操作等の所定の操作を実行させ
る操作作業等の検針関連作業においても、検針装置の表
示画面上に、検針関連作業の作業対象に対して無線通信
が行える通信可能位置を表示することで、検針関連作業
を支援するように構成することもできる。さらに、検針
装置以外のデータ通信装置を利用して、通信端局として
の例えばガスの導管内の圧力を検出する圧力測定器等の
保持する圧力値等に関する所定のデータを収集するデー
タ通信作業においても同様に支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検針システムの概略構成図
【図2】管理装置の概略構成図
【図3】検針装置の概略構成図
【図4】表示画面のイメージ図
【符号の説明】
2 メモリカード 10 管理装置 11 メモリカードドライブ 12 作業対象データベース 13 地図情報データベース 16 作業対象伝達手段 17 検針結果収集手段 18 地図情報伝達手段 20 表示画面 21 キーボード 30 検針装置(データ通信装置) 31 通信装置 34 地図表示手段 35 作業対象識別表示手段 36 通信可能位置抽出手段 37 通信可能位置表示手段 38 作業位置受付手段 39 通信可能位置識別表示手段 40 判定手段 41 更新手段 42 成敗情報表示手段 43 アラーム情報表示手段 44 操作手段 45 表示画面 46 操作部 48 通信対象設定手段 49 通信対象識別表示手段 50 検針手段 51 メモリカードドライブ 60 ガスメータ(通信端局)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 H04Q 9/00 301B G08C 17/00 311H H04Q 9/00 301 361 311 H04B 7/26 K 361 G08C 17/00 A (72)発明者 安井 昌広 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 大倉 良一 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AA33 AB01 BB01 BC02 CC03 CC08 CC12 DD06 DE13 FG01 FG02 GG01 GG10 5E501 AA30 BA02 FA14 FA44 5K048 BA36 DA02 DB01 DC01 EA11 EB10 FB03 FB09 FC00 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K067 AA21 BB27 EE02 FF03 FF16 FF23 HH23 KK15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設に設置された通信端局との間で無線
    通信を行って、前記通信端局が保持する所定のデータを
    収集可能な携帯型のデータ通信装置で実行され、前記デ
    ータ通信装置を用いたデータ通信作業を支援するデータ
    通信作業支援方法であって、 前記データ通信装置に設けられた表示画面上に、前記施
    設の所在地に関する地図を表示する地図表示工程と、 前記通信端局に対して前記無線通信が行える通信可能位
    置に関する通信可能位置情報を格納した記憶手段から、
    前記データ通信作業の対象である前記通信端局に対して
    前記無線通信が行える前記通信可能位置を抽出する通信
    可能位置抽出工程と、 前記通信可能位置抽出工程で抽出した前記通信可能位置
    を、前記表示画面上に表示された前記地図において表示
    する通信可能位置表示工程とを実行するデータ通信作業
    支援方法。
  2. 【請求項2】 前記通信端局が施設に設置されたメータ
    であり、前記データ通信装置が前記メータの指針値に関
    する検針データを前記所定のデータとして収集可能な携
    帯型の検針装置であり、前記検針装置で実行され、前記
    データ通信作業としての前記検針装置を用いた検針関連
    作業を支援する請求項1に記載のデータ通信作業支援方
    法。
  3. 【請求項3】 前記表示画面上に表示された前記地図に
    おいて、前記データ通信作業を行う作業位置を受付ける
    作業位置受付工程と、 前記作業位置受付工程で受付けられた前記作業位置で行
    った、前記通信端局との前記無線通信の状態から、前記
    無線通信の成功及び失敗を判定する判定工程と、 前記判定工程の判定結果に基づいて、前記記憶手段に記
    憶されている前記通信可能位置情報を更新する更新工程
    とを実行する請求項1又は2に記載のデータ通信作業支
    援方法。
  4. 【請求項4】 前記通信可能位置抽出工程が、前記記憶
    手段から、前記データ通信作業の対象である全ての前記
    通信端局に対して前記無線通信が行える複数の前記通信
    可能位置を抽出する工程であり、 前記通信可能位置表示工程が、前記通信可能位置抽出工
    程で抽出した複数の前記通信可能位置と、夫々の前記通
    信可能位置を通過する作業ルートとを前記表示する工程
    である請求項1から3の何れか1項に記載の検針作業支
    援方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項に記載のデ
    ータ通信作業支援方法に含まれる前記各工程を前記デー
    タ通信装置において実行する場合に、前記データ通信装
    置を構成するコンピュータが実行することにより前記各
    工程が実現されるコンピュータプログラム。
  6. 【請求項6】 請求項1から4の何れか1項に記載のデ
    ータ通信作業支援方法に含まれる前記各工程を前記デー
    タ通信装置において実行する場合に、前記データ通信装
    置を構成するコンピュータが実行することにより前記各
    工程が実現されるコンピュータプログラムを記録した、
    前記コンピュータが読み取り可能なプログラム記憶媒
    体。
  7. 【請求項7】 施設に設置された通信端局との間で無線
    通信を行って、前記通信端局が保持する所定のデータを
    収集可能で、且つ請求項1から4の何れかに記載のデー
    タ通信作業支援方法に含まれる前記各工程を実行可能に
    構成された各手段を備えたデータ通信装置。
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