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JP2002287581A - 画像形成装置、カートリッジ及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、カートリッジ及び画像形成方法

Info

Publication number
JP2002287581A
JP2002287581A JP2001091486A JP2001091486A JP2002287581A JP 2002287581 A JP2002287581 A JP 2002287581A JP 2001091486 A JP2001091486 A JP 2001091486A JP 2001091486 A JP2001091486 A JP 2001091486A JP 2002287581 A JP2002287581 A JP 2002287581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
image forming
forming apparatus
image
electrophotographic photosensitive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001091486A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Hasegawa
浩人 長谷川
Masahiro Goto
正弘 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001091486A priority Critical patent/JP2002287581A/ja
Publication of JP2002287581A publication Critical patent/JP2002287581A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のカートリッジが装置本体に着脱可
能である場合に、各々カートリッジにて常に良好な画像
を形成することが可能な画像形成装置、カートリッジ及
び画像形成方法を提供する。 【解決手段】 画像形成装置100は、装置本体Aに装
着されたカートリッジBの種別を判定する判定手段2
1、30を有し、判定の結果に応じて画像形成のプロセ
ススピード及び/又はプロセス条件を変更する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式を用いた画像形成装置に関するものであり、特
に、プロセスカートリッジ、カートリッジ化された現像
装置などとされる、装置本体に装着可能なカートリッジ
を有する画像形成装置、カートリッジ及び画像形成方法
に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置としては、
例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、
LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)及び電子
写真ファクシミリ装置などが含まれる。
【0003】又、電子写真画像形成装置本体に着脱可能
なカートリッジとは、電子写真感光体、電子写真感光体
を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に現像剤を供給
する現像手段、電子写真感光体をクリーニングするクリ
ーニング手段のうち少なくとも一つを有するものをい
う。特に、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体
に作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段又
はクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装
置本体に対して着脱可能とするものであるか、又は、帯
電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つ
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段と
電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカ
ートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可
能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、例えば複写機やレーザービームプ
リンターなどとされる電子写真画像形成装置は、画像情
報に対応した光を一様に帯電された電子写真感光体(感
光体)に照射して静電潜像を形成し、この静電潜像に現
像手段で記録材料である現像剤(トナー)を供給して画
像として顕像化する。更に、感光体から記録紙などとさ
れる記録媒体へ画像を転写した後、熱、圧力によって定
着して記録画像を形成している。現像手段には現像剤を
収容した現像剤収納部(現像剤容器)が連結され、画像
を形成することで現像剤は消費されていく。
【0005】現像剤収納部や現像手段、感光体、帯電手
段などをカートリッジとして装置本体に対して着脱可能
としたものが多い。又、電子写真感光体と、電子写真感
光体に作用するプロセス手段である帯電手段、現像手
段、クリーニング手段のうち少なくとも1つとを一体に
構成してプロセスカートリッジとし、装置本体に着脱可
能としたものも広く用いられている。
【0006】このようなカートリッジは、例えば現像剤
が無くなった際に交換することで、再び画像を形成する
ことができる。特に、プロセスカートリッジ着脱式の画
像形成装置では、現像剤の補給、感光体などの消耗品の
交換、メンテナンスを、サービスマンによらず使用者自
身で行うことができ、メンテナンス性、操作性に非常に
優れている。そのため、プロセスカートリッジ着脱方式
は、複写機、レーザービームプリンター(LBP)など
において広く普及している。
【0007】これまで、装置本体に着脱されるカートリ
ッジは、特定の装置本体に対して現像剤、感光体その他
の画像形成条件が最適化されており、複数の種類の装置
本体において使用されることは殆ど無かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ユーザニーズの多様化から、画像形成装置の高速化が望
まれるようになった。更に、画像形成装置の製品サイク
ルも短くなり、画像形成速度(プロセススピード)を速
くした製品が次々と短期間に発表される傾向にある。
【0009】このような場合、ユーザーは新製品毎に互
換性のないカートリッジを購入しなければならないこと
が多く、旧製品と新製品とを同時に使用しているユーザ
は、複数のカートリッジを管理しなければならなかっ
た。
【0010】特に、最近では、旧製品の画像形成装置を
部分的に変更して高速化に対応する場合が比較的多い。
この場合、それぞれの画像形成装置で使用されるカート
リッジも、外観には殆ど差がない。そのため、旧製品と
新製品の画像形成装置でカートリッジの互換性がない場
合には、ユーザーが混乱する可能性がある。
【0011】一方、複数のプロセススピードに対応した
カートリッジを設計することが考えられるが、この場
合、高速化に対応するために十分なマージンを持たせな
ければならず、カートリッジ及び画像形成装置のコスト
アップを招いてしまうおそれがある。
【0012】従って、本発明の目的は、一般には、複数
種類のカートリッジが装置本体に着脱可能である場合
に、各々のカートリッジにて常に良好な画像を形成する
ことが可能な画像形成装置、カートリッジ及び画像形成
方法を提供することである。
【0013】本発明の他の目的は、旧製品の画像形成装
置に最適化されたカートリッジと、旧製品を部分的に変
更してプロセススピードの高速化が図られた新製品の画
像形成装置に最適化されたカートリッジとの両者で良好
な画像を形成することが可能な画像形成装置、カートリ
ッジ及び画像形成方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置、カートリッジ及び画像形成方法にて達成
される。要約すれば、本発明の第1の態様によると、カ
ートリッジを着脱可能であって記録媒体に画像を形成す
る画像形成装置において、前記装置本体に装着されたカ
ートリッジの種別を判定する判定手段を有し、判定結果
に応じて画像形成のプロセススピード及び/又はプロセ
ス条件を変更することを特徴とする画像形成装置が提供
される。
【0015】上記本発明の一実施態様によると、前記判
定手段は、前記カートリッジの外装形状を認識してカー
トリッジの種別を判定する。ここで、前記カートリッジ
の外装形状としては、カートリッジの種別に応じて配置
された突起部材とすることができ、この場合、前記判定
手段は、前記突起部材の配置に対応して設けられたスイ
ッチ手段によって前記突起部材を認識する。
【0016】上記本発明の他の実施態様によると、前記
判定手段は、前記カートリッジが備えた記憶手段に記憶
された情報を認識することでカートリッジの種別を判定
する。ここで、前記記憶手段には、カートリッジの種別
に応じたプロセススピード及び/又はプロセス条件の情
報が記憶しておくことができる。又、一実施態様では、
前記記憶手段は、非接触メモリである。
【0017】本発明の第2の態様によると、画像形成装
置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、カートリッ
ジの種別情報を前記画像形成装置本体に提示するカート
リッジ指定手段を有し、前記画像形成装置本体に装着し
た状態で、前記カートリッジ指定手段の提示する情報に
応じて当該カートリッジに最適化されたプロセススピー
ド及び/又はプロセス条件で用いられることを特徴とす
るカートリッジが提供される。本発明の一実施態様によ
ると、前記カートリッジ指定手段は、種別に応じて異な
るカートリッジの外装形状である。ここで、前記カート
リッジの外装形状としては、カートリッジの種別に応じ
て配置される突起部材とすることができる。又、本発明
の他の実施態様によると、前記カートリッジ指定手段
は、カートリッジの種別に応じた情報を記憶する記憶手
段である。ここで、前記記憶手段は、カートリッジの種
別に応じて最適化されたプロセススピード及び/又はプ
ロセス条件を記憶しておくことができる。
【0018】又、本発明の第3の態様によると、画像形
成装置本体に着脱可能なカートリッジを用いた画像形成
方法であって、前記画像形成装置本体に装着されたカー
トリッジの種別を判定し、判定結果に応じて画像形成の
プロセススピード及び/又はプロセス条件を変更するこ
とを特徴とする画像形成方法が提供される。本発明の一
実施態様によると、前記カートリッジの種別の判定は、
カートリッジの外装形状を認識することにより行う。本
発明の他の実施態様によると、前記カートリッジの種別
の判定は、前記カートリッジが備えた記憶手段に記憶さ
れた情報を認識することで行う。
【0019】上記各本発明において、一実施態様による
と、画像形成装置は、電子写真感光体を帯電した後露光
して前記電子写真感光体上に静電潜像を形成し、該静電
潜像に現像剤を供給して可視化した後記録媒体に転写
し、転写した像を記録媒体に定着して画像を形成する。
そして、前記プロセス条件として、前記帯電、露光、現
像、転写、定着のうち少なくとも1つの工程の条件を変
更することができる。又、上記各本発明において、前記
プロセススピードは、回転体とされる前記電子写真感光
体の周速度であってよい。又、上記各本発明において、
一実施態様によると、前記カートリッジは、電子写真感
光体、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段、前記
電子写真感光体に現像剤を供給する現像手段、前記電子
写真感光体をクリーニングするクリーニング手段のうち
少なくとも一つを有する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装
置、カートリッジ及び画像形成方法を図面に則して更に
詳しく説明する。
【0021】実施例1 図1は本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略断面
を示す。本実施例において、画像形成装置は、画像形成
装置と通信可能に接続された外部機器(パーソナルコン
ピュータなど)(図示せず)から送られた画像情報に従
って、記録用紙、OHPシート或いは布などの記録媒体
に、電子写真画像形成プロセスによって画像を形成する
レーザービームプリンタ(プリンタ)100とされる。
【0022】プリンタ100は、像担持体としてのドラ
ム状の電子写真感光体(感光ドラム)1を有している。
感光ドラム1としては、OPC、アモルファスSe、ア
モルファスSiなどの感光材料を、アルミニウムやニッ
ケルなどのシリンダ状の基板上に形成したものを用いる
ことができる。本実施例では、OPC感光体を用いた。
感光ドラム1は、矢印の方向に回転駆動され、先ずその
表面はローラ状の帯電手段(帯電ローラ)2によって一
様に帯電される。次に、露光装置(スキャナー)3が、
画像情報に応じて回転及びレーザー光源のON/OFF
が制御されたレーザビームLによる走査露光を施し、感
光ドラム1上に静電潛像を形成する。この静電潛像は現
像装置4で現像され、トナー像として可視化される。
【0023】現像方法としては、ジャンピング現像法、
2成分現像法、FEED現像法などが用いられ、一般
に、イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いられ
ることが多い。本実施例では、現像装置4は、現像手段
として矢印方向に回転可能な現像剤担持体(現像ロー
ラ)4a、現像ローラ4aに当接配置された現像剤層厚
規制部材(現像ブレード)4cを有している。又、現像
手段に連結して、現像剤である磁性一成分トナーTを収
容する現像剤容器4dが設けられている。現像ローラ4
a内には固定マグネットロール4bが設けられており、
その作用により現像剤容器4d内の現像剤Tが現像ロー
ラ4aに供給される。現像剤Tは現像ローラ4aを矢印
方向に回転することによって搬送され、現像ブレード4
cを通過することによって摺擦されて摩擦帯電電荷が付
与されると共に所定の厚さの現像剤層とされる。又、現
像ローラ4aには、現像バイアス電源(図示せず)によ
って、通常、交流電圧に直流電圧が重畳された現像バイ
アスが印加される。そして、現像ローラ4aと感光ドラ
ム1との対向部(現像領域)において、現像剤Tが感光
ドラム1に形成された静電潜像の露光部に転移して、反
転現像(ジャンピング現像)によりトナー像を形成す
る。
【0024】一方、カセット(記録媒体収容部)8に収
容された記録用紙などの記録媒体Pが、ピックアップロ
ーラ9、搬送ローラ10aなどによりレジストローラ1
1まで搬送される。次いで、記録媒体Pはレジストロー
ラ11によって感光ドラム1上のトナー像と同期がとら
れて所定のタイミングで転写部に送り込まれる。
【0025】転写部では、ローラ状の転写手段(転写ロ
ーラ)5が感光ドラム1と対向して配置されている。そ
して、転写ローラ5に転写バイアスを印加することによ
って、トナー像は感光ドラム1から記録媒体Pへ静電転
写される。このとき記録媒体Pは感光ドラム1と転写ロ
ーラ5で一定の加圧力で狭持搬送される。
【0026】トナー像が転写された記録媒体Pは、続い
て定着器7へと搬送される。本実施例では、定着器7と
して、画像形成時のみ定着ヒータ7cをONとすればよ
い、所謂、オンデマンド定着器を用いる。定着器7は、
内部に加熱手段(定着ヒータ)7cを備え、ローラ形状
とされた定着フィルム(定着フィルムローラ)7aと、
加圧ローラ7bを有している。これにより、記録媒体P
上の未定着のトナー像は記録媒体Pに永久画像として加
熱定着される。定着フィルム7aは、熱容量が少なく、
ヒータにより瞬時に定着可能温度まで加熱できる。
【0027】その後、記録媒体Pは搬送手段10bなど
を介して装置本体Aの上面に設けられたトレー12に排
出される。
【0028】又、転写工程後に感光ドラム1の表面に残
存する残留トナーは、クリーニング装置6により除去さ
れる。クリーニング装置6は、感光ドラム1に当接配置
されたブレード状のクリーニング手段(クリーニングブ
レード)6aによって感光ドラム1から残留トナーを掻
き取り、廃現像剤容器6bに回収する。これにより、感
光ドラム1は繰り返し画像形成プロセスに供される。
【0029】本実施例のプリンタ100は、プロセスカ
ートリッジBが着脱可能とされている。このプロセスカ
ートリッジBでは、電子写真画像形成プロセスの帯電、
現像、クリーニングが行われている。つまり、本実施例
では、プロセスカートリッジBは、感光ドラム1、帯電
ローラ2、現像装置4及びクリーニング装置6を枠体1
4によって一体的にユニット化して、装置本体Aに対し
て着脱可能なカートリッジとしている。プロセスカート
リッジBは、装置本体Aが備えた装着手段13を介して
取り外し可能に装置本体Aに装着される。そして、通
常、現像剤(絶縁性一成分トナー)Tが消耗されると、
新しいカートリッジに交換される。
【0030】さて、本実施例のプリンタ100は、装置
本体Aに装着されたプロセスカートリッジBの種類を判
別するカートリッジ判別機構を備えている。
【0031】図2をも参照して本実施例におけるカート
リッジ判別機構について説明する。プロセスカートリッ
ジBは、その種別を装置本体Aに対して提示するための
カートリッジ指定手段を備えている。そして、装置本体
Aは、プロセスカートリッジBが備えたカートリッジ指
定手段の示す情報を認識して、プロセスカートリッジB
の種類を判定するカートリッジ判定手段が設けられる。
【0032】本実施例では、カートリッジ判別機構は、
機械的な構成とされている。つまり、カートリッジ指定
手段として、カートリッジの種別に応じてカートリッジ
の外装形状を部分的に異なるようにする。本実施例では
プロセスカートリッジBの種類に応じて位置設定された
突起部材20を各プロセスカートリッジBに設ける。
【0033】そして、装置本体Aのカートリッジ判定手
段は、突起部材20の配置の違いを感圧センサー21を
用いて認識し、カートリッジの種類を判別する。つま
り、本実施例では、プロセスカートリッジBを装置本体
Aに挿入した際に、突起部材20が感圧センサー21と
接触することで、感圧センサー21がONとなる。この
信号から後述の制御手段(制御回路)30がプロセスカ
ートリッジBの判定を行う。
【0034】例えば、旧製品の画像形成装置用に最適化
されて既に発売されているプロセスカートリッジB1
と、旧製品を部分的に変更してスピードアップさせた新
製品の画像形成装置用に最適化されたカートリッジB2
とがあり、両者のプロセスカートリッジB1、B2が新
製品の画像形成装置本体Aに対して装着可能である場合
について考える。
【0035】図2(a)、(b)に示すように、プロセ
スカートリッジB1、B2の外装部分に、それぞれ設置
場所の異なる突起部材20a、20bを設ける。そし
て、装置本体Aには、プロセスカートリッジB1、B2
を装着した際に、突起部材20a、20bの当接する位
置に、感圧センサー21a、21bを設ける。つまり、
突起部材20aは感圧センサー21aと接触し、突起部
材20bは感圧センサー21bと接触する。
【0036】これにより、いずれのプロセスカートリッ
ジBが挿入されても、装置本体Aに挿入されたプロセス
カートリッジBの種別、即ち、旧製品用のプロセスカー
トリッジB1であるか、或いはスピードアップ対応の新
製品用のプロセスカートリッジB2であるかを判断する
ことが可能となる。
【0037】本実施例では、上述のようなカートリッジ
判別機構により、装置本体Aに挿入されたプロセスカー
トリッジBの種類を判別して、画像形成のプロセススピ
ード及びプロセス条件を決定する。プロセススピード
は、通常、回転する感光ドラム1の周速度で定義できる
が、これに限定されるものではない。例えば、画像形成
プロセスに関して基準とする駆動部の回転(移動)速
度、或いは装置内の基準とする位置での記録媒体Pの移
動速度などであってもよい。
【0038】旧製品よりプロセススピードの高速化が図
られた新製品の画像形成装置用のプロセスカートリッジ
B2が装置本体Aに挿入された場合は、本来のプロセス
スピードの変更は行わず、新製品用のプロセスカートリ
ッジB2に最適化されたプロセス条件で画像形成を行
う。
【0039】一方、旧製品用のプロセスカートリッジB
1が挿入された場合は、プロセススピードを遅くして、
新製品用のプロセスカートリッジB2を用いた画像形成
のプロセス条件と異なる、プロセスカートリッジB1に
最適化されたプロセス条件で画像形成を行う。
【0040】プロセス条件としては、スキャナー回転数
(露光手段)、レーザ光量(露光手段)、帯電電位、露
光電位、現像バイアス、転写バイアス、定着温調などが
挙げられる。これら各条件の組み合わせであってもよ
い。本発明は、特定のプロセス条件の変更態様に限定す
るものではない。
【0041】図3は、本実施例のプリンタ100のプロ
セススピード及びプロセス条件の決定に関するシステム
構成を示す。上述のように、本実施例のカートリッジ判
別機構は、カートリッジ指定手段としてプロセスカート
リッジBに設けられる突起部材20と、カートリッジ判
定手段である装置本体Aに設けられる感圧センサー21
及び制御手段(制御回路)30とを有している。本実施
例では、突起部材20として、旧製品用のプロセスカー
トリッジB1に設けられる第1突起部材20aと、新製
品用のプロセスカートリッジB2に設けられる第2突起
部材20bが設定されている。感圧センサー21は、旧
製品用のプロセスカートリッジB1の突起部材20aと
接触する位置に設けられた第1センサー31aと、新製
品用のプロセスカートリッジB2の突起部材20bと接
触する位置に設けられた第2センサー21bとを有して
いる。感圧センサー21(第1センサー21a、第2セ
ンサー21b)は、装置本体Aに設けられた制御回路3
0に接続されており、プロセスカートリッジBの突起部
材20a又は21bが接触したことを検出して、その信
号を制御回路30に送信する。
【0042】本発明の理解を容易とするために、本実施
例では便宜的にカートリッジの種類は2種類としている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、より多種
類のカートリッジに対応すべく、突起部材20及び感圧
センサー21を更に多数設定することも当然可能であ
る。
【0043】制御回路30は、CPU、記憶部などを備
えており、画像形成装置の動作を統括制御するようにな
っている。又、制御回路30には、露光手段駆動回路3
1、転写バイアス電源駆動回路32、帯電バイアス電源
駆動回路33、現像バイアス電源駆動回路34、定着ヒ
ータ駆動回路35などが接続されている。又、転写バイ
アス電源駆動回路32、帯電バイアス電源駆動回路3
3、現像バイアス電源駆動回路34には、それぞれ転写
バイアス電源36、帯電バイアス電源37、現像バイア
ス電源38が接続されており、CPU30の指示に従
い、それぞれ所定の転写バイアス、帯電バイアス、現像
バイアスを転写ローラ5、帯電ローラ2及び現像ローラ
4aに印加するようになっている。更に、感光ドラム
1、現像ローラ4a、記録媒体の搬送手段9、10a、
10b、11などの駆動源(図示せず)が制御回路30
接続されている。これにより、制御回路30は、カート
リッジ判別機構(突起部材20、感圧センサー21)に
よるカートリッジ判別結果に基づきプロセススピード及
びプロセス条件を変更することができる。
【0044】図4のフローチャートをも参照して、本実
施例におけるプロセススピード及びプロセス条件の変更
手順を更に説明する。
【0045】画像形成動作の開始されると(S10
1)、制御回路30は、感圧センサー21の出力を確認
して、プロセスカートリッジBの種類の判定を行う(S
102)。ここで、第1突起部材20aにより第1セン
サー21aがONとされている場合、旧製品用のプロセ
スカートリッジB1が装着されていると認識する。又、
第2突起部材20bにより第2センサー21bがONと
されている場合、新製品用のプロセスカートリッジB2
が装着されていると認識する。
【0046】S102にてスピードアップ対応の新製品
用のプロセスカートリッジB2であると判定された場合
(第2センサー21bがON)、プロセススピードを変
更せず、即ち、高速化が図られた新製品の画像形成装置
本体Aの本来のプロセススピードとして、且つ、新製品
用のプロセスカートリッジB2に最適化されたプロセス
条件で画像形成行程を行う(S103)。
【0047】又、S102にて旧製品用のプロセスカー
トリッジB1であると判定された場合(第1センサー2
1aがON)、プロセススピードを遅くして、且つ、旧
製品用のプロセスカートリッジB1に最適化されたプロ
セス条件で画像形成を行う。
【0048】これにより、新製品用に最適化されたプロ
セスカートリッジB2に関しては、高速化が図られた本
来のプロセススピードにて画像形成を行い、濃度、カブ
リ、転写不良、定着不良などのない良好な画像が高速印
字できる。又、スピードアップ対応以外の旧製品用のプ
ロセスカートリッジB1が使用された場合でも、印字ス
ピードは遅くなるが、新製品用のプロセスカートリッジ
B2を用いる場合と同様に、良好な画像を形成すること
ができる。
【0049】つまり、旧製品用プロセスカートリッジB
1は、従来機種(旧製品)の画像形成装置のプロセスス
ピード及びプロセス条件で最適化され、その条件におい
て良好な画像を出力できるように設定されている。従っ
て、プロセススピードが高速化された新製品用に最適化
されたプロセス条件では、良好な画像を出力することは
できない。しかし、本実施例では、上述のようにカート
リッジを判別してプロセススピードを遅くし、且つ、旧
製品用プロセスカートリッジB1で最適化されたプロセ
ス条件にすることで、旧製品用プロセスカートリッジB
1を使用した場合でも良好な画像を出力できる。
【0050】このように、装置本体に対して複数の種類
のカートリッジを使用した場合でも、カートリッジの判
定を行い、その判定結果に応じてプロセススピード及び
プロセス条件を変更することで、常に濃度、カブリ、転
写性、定着性などが良好な画像を提供できる。尚、本実
施例ではプロセススピードとプロセス条件とを変更する
場合について説明するが、本発明はこれに限定されるも
のではない。つまり、画像形成の条件を、装置本体に装
着されるプロセスカートリッジに対して最適化するか、
或いは出力画像の品位上許容し得る程度に改善し得るの
であれば、プロセススピード、プロセス条件のいずれか
を変更する構成としてもよい。 (実験例)次に、本実施例に従って構成される画像形成
装置により形成した画像の確認を行った。画像の確認に
使用した画像形成装置のプロセススピード及びプロセス
条件の諸設定を以下に示す。
【0051】(I)プロセススピード 通常:30π=94.2mm/sec,16ppm. スピード変更時:15π=47.1mm/sec,8p
pm.
【0052】(II)カートリッジ旧製品B1:トナー
充填量250g,印字比率4%印字で5000枚印字可
能 新製品B2:トナー充填量500g,印字比率4%印字
で10000枚印字可能 尚、旧製品の画像形成装置(従来機)のプロセススピー
ドは、15π=47.1mm/sec,8ppm.であ
り、旧製品用プロセスカートリッジB1は斯かるプロセ
ススピードに最適化されているものであった。又、新製
品用プロセスカートリッジB2は、旧製品用プロセスカ
ートリッジB1と比較して、高速化使用におけるプロセ
ス条件のマージンを保つために、特に以下の4項目の変
更を行っている。 (1)感光ドラム1の膜厚増加(カートリッジ寿命増加
に伴う感光ドラム1の削れ防止):例えば、膜厚を20
μmから23μmに変更した。 (2)現像ローラ4a対感光ドラム1の周速度差増加
(現像性増加):例えば、現像ローラ周速度/感光ドラ
ム周速度の周速比100%から周速比120%に変更し
た。 (3)現像ブレード4cの処方(トナーへのトリボ付与
効果増加):例えば、トナーを介した現像ブレード4c
の現像ローラ4aへの当接圧を、ウレタンゴムからなる
現像ブレード4cの厚みを1.0tから1.5tにする
ことで、線圧を20g/cmから25g/cmに変更し
た。 (4)トナー処方(定着性及びカブリ、現像性マージン
増加):例えば、体積平均粒径6.8μmの負帯電性の
絶縁性磁性トナーを使用する際、トナーへのトリボ(電
荷)付与効果をあげるために、トナーの分級品100重
量部にジメチルシリコーンオイル処理したシリカを加え
て混合する量(外添量)を、1.2重量部から1.5重
量部に変更した。
【0053】(III)転写ローラ 転写ローラ5としては、NBRゴム使用の中抵抗ローラ
を使用した。抵抗は、駆動時1kV印加で5×10
8[Ω]であった。
【0054】(IV)定着器 定着器7としては、加圧ローラ駆動のオンデマンド定着
器を使用した。定着フィルム7aは、厚み50μmのポ
リイミドを基層とし、その上に厚み10μmのPFA層
を設けた構成とされ、フィルム内径は25φであった。
定着ヒータ7cは、Al23基板上にAg・Pbペース
トを圧膜印刷し、焼成して発熱体を作成し、その上にガ
ラスコーティング層50〜60μm設けたものであっ
た。又、サーミスタとして、ヒータ基盤裏側にチップ状
サーミスタを接着固定した。加圧ローラ7bは、φ12
アルミ芯金上に液状シリコーンゴムを熱硬化させたゴム
層4mmとし、表層に離型層として50μmPFAチュ
ーブをプライマー接着したものであり、外径は約φ22
であった。
【0055】(V)トナー 体積平均粒径5.8μmの絶縁一成分磁性トナー (VI)記録媒体 記録用紙: 坪量64g/m2,A4サイズ オフィスリーダ紙 坪量90g/m2,レター(Ltr)サイズ フォックス
リバーボンド(FoxRiver Bond)紙 (VII)プロセススピードに応じたプロセス条件
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】以上の条件で、オフィスリーダ紙にパター
ンベタ黒及びベタ白画像、Fox River Bond紙に5mm角
ベタ黒画像及び4%印字比率のテキスト画像を形成し、
初期から200枚連続通紙して画像形成を行い、形成画
像の評価を行った。その結果を表3及び表4に示す。
【0059】尚、表3及び表4中、画像の評価は次のよ
うにして行った。
【0060】ベタ画像濃度は、オフィスリーダ紙に形成
したベタ黒画像濃度をマクベス反射濃度測定器を用いて
測定した値として示す。一般に、良好な画像では、1.
30以上、望ましくは1.40以上である。
【0061】カブリは、未印字のオフィスリーダ紙での
白色光度計の反射率を、オフィスリーダ紙へのベタ白印
字後の反射率から引いた値を示す。一般に、良好な画像
では、カブリの数値は3.0%以下、望ましくは1.2
%以下である。
【0062】オフセットは、印字パターンを紙先端から
印字長さ70mm(加圧ローラ1周分相当)の文字画像
とそれ以後をパターン無しのベタ白として、Ltrサイ
ズで連続プリントすることによって評価し、ベタ白部に
オフセット画像が見えなければ良好(○)、文字画像が
確認できれば不良(×)とした。
【0063】濃度低下率は、Fox River Bond紙に形成し
た5mm角ベタ黒画像の上に、定着性試験用にシルボン
紙を挟み、200g荷重で擦り試験を行った際の、擦り
前後での濃度低下率を求めたものである。一般的に、良
好な画像での低下率は10%以下、望ましくは5.0%
以下である。
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】先ず、本実施例に従って新製品用プロセス
カートリッジB2を認識して、プロセススピード30π
(mm/sec)とし、且つ、新製品用プロセスカート
リッジB2に最適化されたプロセス条件で画像形成工程
を行った場合の評価は表3に示す通りである。表3から
明らかなように、初期から200枚通紙まで、ベタ濃
度、カブリ、定着不良(濃度低下率)、オフセットの各
評価点について満足のいく良好な画像を出力することが
できた。
【0067】又、旧製品用プロセスカートリッジB1に
ついて、本実施例に従って旧製品用プロセスカートリッ
ジB1を認識して、プロセススピードを遅くし(15π
(mm/sec))、且つ、旧製品用プロセスカートリ
ッジB1に最適化されたプロセス条件にて画像形成工程
を行った場合の評価は表4の右欄(実施例)に示す通り
である。表4から明らかなように、上記新製品用プロセ
スカートリッジB2の場合と同様に、初期から200枚
通紙まで、ベタ濃度、カブリ、定着不良(濃度低下
率)、オフセットの各評価点について満足のいく良好な
画像を出力することができた。
【0068】一方、比較例として、旧製品用プロセスカ
ートリッジB1について、プロセススピードの変更を行
わず(30π(mm/sec))、新製品用プロセスカ
ートリッジB2に最適化されたプロセス条件で画像形成
を行った場合の評価は表4の左欄(比較例)に示す通り
である。表4から明らかなように、初期からベタ濃度、
カブリ、定着不良(濃度低下率)、オフセットの各評価
点で、満足いく画像を得ることができなかった。
【0069】本発明者らの検討によれば、表3及び表4
の結果は次のように説明することができる。
【0070】先ず、カブリについては、新製品用プロセ
スカートリッジB2は帯電電位VDと現像バイアスVDC
のバックコントラストが200Vであっても、トナー
T、現像ローラ4aなどの改良により、反転カブリに対
して十分マージンがある。一方、旧製品用プロセスカー
トリッジB1では、反転カブリのマージンが無い。そこ
で、プロセス条件を変更することにより、バックコント
ラストを100Vにすることで、反転カブリに対する電
位のマージンを100V余分にとり、初期反転カブリを
防止できる。加えて、プロセス条件の変更により、露光
装置3のレーザ光量を減らすことで、露光電位VL電位
(絶対値)を上げてドラムへのトナー飛翔量をコントロ
ールしているため、バックコントラストが100Vであ
っても地カブリ(正カブリ)が多量に発生することはな
い。
【0071】又、旧製品用プロセスカートリッジB1
は、プロセス条件を変更して定着温度を変更しないと、
定着温度が高いために、少量プリントするだけで定着フ
ィルム7a及び加圧ローラ7bが過剰に暖まる現象が発
生する。しかし、本実施例によれば、旧製品用プロセス
カートリッジB1の場合に、プロセススピードを遅くす
ると共に定着温度を早く下げることで(表2)、定着フ
ィルム7a及び加圧ローラ7bの過熱を防ぎ、ホットオ
フセットの発生を防止することができる。
【0072】尚、本実験例の連続プリント時には定着温
度を表2に示したように設定したが、間欠プリントの場
合には、休止時間によっては加圧ローラ7bが十分蓄熱
して暖まっているため、定着ヒータ7cに当接するサー
ミスタの検知温度及び休止時間を踏まえて連続プリント
時よりも速く定着温度を下げるのが一般的である。
【0073】以上説明したように、本実施例によれば、
旧製品用及び新製品用のプロセスカートリッジB1、B
2を、プロセススピードの高速化が図られた新製品の画
像形成装置本体Aにて使用する場合、カートリッジの種
類を検知した検知結果に基づいてプロセススピード及び
プロセス条件を変更して各カートリッジに対して最適化
することで、使用するカートリッジの種類によらず常に
良好な高品位画像を形成することができる。
【0074】これにより、旧製品用のプロセスカートリ
ッジB1を新製品の画像形成装置本体Aにて使用するこ
とが可能となり、例えばユーザーが旧製品用のプロセス
カートリッジB1を装置本体Aに装着しても、常に適正
なプロセススピード及びプロセス条件にて使用すること
ができ、画像不良の不具合を生じることがない。又、ユ
ーザーが旧製品から新製品へと装置本体Aを切り換えた
場合にも、旧製品用のプロセスカートリッジB1の在庫
を新製品の画像形成装置本体Aで使用することができる
ため、消耗品の無駄がなくなるという利点もある。
【0075】尚、本実施例にて用い得る機械的構成のカ
ートリッジ判別機構は、上記突起20と感圧センサー2
1の組み合わせに限定されるものではない。例えば、カ
ートリッジに設けられる突起部材など、カートリッジの
外装形状の違いによりON/OFF状態が変化するスイ
ッチ手段としては、上記感圧センサーの替わりにマイク
ロスイッチ、光透過型のフォトインタラプタなどを用い
ることも可能である。
【0076】実施例2 図5は、本発明に係る画像形成装置の他の実施例の概略
断面を示す。本実施例の画像形成装置は、基本的には実
施例1の画像形成装置と同一構成のレーザービームプリ
ンタ100とされ、カートリッジ判別機構のみが異な
る。従って、同一構成、機能を有する要素には同一符号
を付し、詳しい説明は省略する。
【0077】実施例1では、プロセスカートリッジBに
突起部材20を設け、それを装置本体Aに設けた感圧セ
ンサー21などで認識してカートリッジの種別を判定し
た。
【0078】しかしながら、画像形成装置本体Aに挿入
可能なプロセスカートリッジBの種類が多様化すると、
実施例1にて説明したような機械的な構成のカートリッ
ジ判別機構では、全てのプロセスカートリッジBを認識
してプロセススピード、プロセス条件を選定することが
難しくなると考えられる。
【0079】そこで、本実施例では、プロセスカートリ
ッジBに読み出し可能な記憶手段40を設ける。そし
て、このメモリ40に予めカートリッジの種類を判別す
るための情報を記憶させ、カートリッジ指定手段として
機能させる。
【0080】記憶手段40としては、特に限定されるも
のではないが、周知の電子的なメモリを好適に用いるこ
とができる。不揮発性メモリ、揮発性メモリとバックア
ップ電池との組み合わせなど任意の形態をとることがで
きる。本実施例では、読み出し可能な不揮発性メモリを
用いた。
【0081】図6は、本実施例におけるプロセススピー
ド及びプロセス条件変更に関するシステム構成を示す。
図6に示すように、メモリ40は、プロセスカートリッ
ジBが装置本体Aに装着された状態で、メモリ40側の
接点41aと装置本体Aに設けられた接点41bとがコ
ネクタ接続することにより、画像形成装置本体Aの制御
回路30と接続される。制御回路30は、メモリ40内
の情報を認識するための、情報の読み取り手段を備えて
いる。画像形成時、制御回路30はメモリ40に記憶さ
れた情報を読み取り、装着されたプロセスカートリッジ
Bが旧製品用であるか、新製品用であるかを判定する。
そして、その結果に応じて、実施例1と同様にしてプロ
セススピード及びプロセス条件を選定する。
【0082】メモリ40に記憶させる情報としては、カ
ートリッジの種類を判断し得るものであれば特に制限は
ない。例えば、カートリッジの製品型番或いは対応する
画像形成装置本体の製品型番を示すシリアル番号などで
あってもよい。そして、装置本体Aの制御回路30がこ
の情報を認識してプロセススピード及びプロセス条件を
変更できるようにすればよい。例えば、装置本体Aに装
着可能なカートリッジの種類情報と、プロセススピード
及びプロセス条件とを制御回路30が備えた記憶部(メ
モリ)に関連づけ記憶させておくことができる。
【0083】又、この情報はカートリッジの製造時又は
工場出荷時に所定の治具を用いて記憶させたり、予め所
定のカートリッジ用に情報が記憶されたメモリをカート
リッジの製造時に取り付けることで各カートリッジのメ
モリに保持させることができる。
【0084】図7のフローチャートをも参照して、本実
施例におけるプロセススピード及びプロセス条件変更の
手順を説明する。
【0085】画像形成が開始されると(S201)、制
御回路30はプロセスカートリッジBのメモリ40から
カートリッジの種類情報を読み取る(S202)。そし
て、読み取った情報に基づいてカートリッジの種類を判
定し(S203)、実施例1と同様に、新製品用プロセ
スカートリッジB2であると判断した場合には、プロセ
ススピードを変更せず、且つ、新製品用プロセスカート
リッジB2に最適化されたプロセス条件にて画像形成工
程を行う(S204)。又、旧製品用プロセスカートリ
ッジB1であると判断した場合には、プロセススピード
を遅くし、且つ、旧製品用プロセスカートリッジB1に
最適化されたプロセス条件に変更して画像形成工程を行
う(S205)。
【0086】上述の構成によって、実施例1と同様の効
果があることに加え、プロセスカートリッジBに搭載さ
れた読み出し可能な記憶手段(メモリ)40に記憶され
た内容のみでカートリッジを判別でき、多種多様のカー
トリッジに容易に対応できる。
【0087】次に、本実施例の変形例について説明す
る。メモリ40は、装置本体A内の接点41bとコネク
タ接続されることが一般的である。しかし、画像形成装
置内では、画像形成工程において現像装置4からのトナ
ー飛散、及び記録媒体Pである記録用紙からの紙粉が若
干存在するため、これがメモリー40のコネクター接点
に付着することが考えられる。これが原因で、接触不良
が発生し、メモリ40の読み取り不良が発生するおそれ
がある。
【0088】そこで、図8及び図9に示すように、プロ
セスカートリッジBに搭載する記憶手段として、電磁波
で通信を行う非接触メモリ50を使用することができ
る。そして、メモリ50側の情報伝達部51aと、装置
本体Aに設けられた情報伝達部51bとで非接触に情報
の読み取りを行う。これによって、装置本体Aに設けら
れたの制御回路30との通信が安定する。
【0089】更に、プロセスカートリッジBが備える上
記メモリ40、50に、カートリッジの種類を判断する
ための情報に加えて、或いはそれに替えて、そのメモリ
40、50が取り付けられるカートリッジに最適化され
たプロセススピード及びプロセス条件の情報を格納して
おくことができる。
【0090】つまり、装置本体Aにて使用し得る複数の
プロセスカートリッジBに対するプロセススピード及び
プロセス条件を、装置本体A内の制御回路30が備えた
記録部(メモリ)に格納する場合、多機種のカートリッ
ジに対する条件を記憶させるためにはメモリ容量が増加
してしまう不都合が生じることが考えられる。一方、プ
ロセスカートリッジBが備えたメモリ40、50にこれ
を記憶させる構成とすることによって、装置本体Aのメ
モリ容量を増加させることなく、装置本体Aに装着可能
な多種類のカートリッジに容易に対応できる。
【0091】以上、本実施例では、カートリッジ判別機
構として、プロセスカートリッジBに設けられた読み出
し可能な記憶手段(メモリ)40、50の情報を認識す
る構成とすることによって、装置本体Aでカートリッジ
を判別することができる。又、突起部材などの物理的な
接点ではないため、多数種類のカートリッジを容易に認
識できる。これにより、カートリッジの認識結果に基づ
いてプロセススピード及びプロセス条件を変更すること
で、実施例1と同様の効果があることに加え、より簡易
に、装置本体に装着可能な多種類のカートリッジに対し
てプロセススピード及びプロセス条件を最適化すること
ができる。
【0092】実施例3 上記各実施例では、画像形成装置本体に対して着脱可能
なカートリッジは、感光ドラム1、帯電ローラ2、現像
装置4及びクリーニング装置6を一体的にユニット化し
たプロセスカートリッジBであるとして説明した。しか
し、本発明はこれに限定されるものではない。
【0093】図10を参照して本発明の他の実施例につ
いて説明する。本実施例において画像形成装置200
は、フルカラー画像の形成が可能なカラー電子写真画像
形成装置とされる。尚、実施例1の画像形成装置(プリ
ンタ)100と同様の機能、構成を有する要素には同一
符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0094】本実施例のカラー画像形成装置200で
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の各色に分解した画像データに基づいて、帯電
ローラ2によって一様に帯電された、矢印方向に回転す
る感光ドラム1上に順次静電潜像を形成する。例えば1
色目としてイエロー画像データに基づいて感光ドラム1
に形成された静電潜像は、感光ドラム1の周囲に配置さ
れたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の各色の現像装置Cy、Cm、Cc、Ckのう
ち、イエロー現像装置Cyによって現像される。各現像
装置Cy、Cm、Cc、Ckは、実施例1、2のものと
同様、現像剤担持体(現像ローラ)4a、現像剤層厚規
制部材4c、現像剤容器4dなどを有する構成とされ
る。現像されたイエロートナー像は、次いで矢印方向に
回転可能なドラム状の中間転写体(中間転写ドラム)6
0に一次転写器61の作用にて転写される。
【0095】続いて、2色目としてマゼンタ(M)画像
データに基づいて感光ドラム1に形成されたマゼンタト
ナー像が、イエロートナー像に重ね合わせて中間転写ド
ラム60に転写される。このような工程をシアン
(C)、黒(K)についても繰り返し、中間転写ドラム
60上に、例えば重ね合わされたフルカラーのトナー画
像を形成する。
【0096】中間転写ドラム60に形成されたトナー像
は、カセット8から記録媒体供給ローラ9、搬送ローラ
10a、レジストローラ対11などの搬送手段によって
中間転写ドラム60上のトナー像と同期をとられて搬送
されてきた記録媒体Pに、二次転写器62の作用によっ
て転写される。
【0097】トナー像が転写された記録媒体Pは定着器
7まで搬送される。ここで未定着トナー像は熱、圧力に
よって記録媒体Pに定着される。その後、記録媒体Pは
搬送手段10bなどを介して装置本体Aの上面に設けら
れたトレー12に排出される。
【0098】一方、転写工程後の感光ドラム1、中間転
写ドラム60に残留した現像剤は、それぞれ感光ドラム
クリーニング装置6、中間転写ドラムクリーニング装置
63によって清掃される。
【0099】各色の現像装置Cy、Cm、Cc、Ckは
装置本体Aに対して着脱可能なカートリッジ(現像カー
トリッジ)とされ、個別に交換可能とされている。現像
カートリッジCy、Cm、Ccは装置本体Aが備えた装
着手段13a、又現像カートリッジCkは装置本体Aが
備えた13bを介して取り外し可能に装着される。装着
手段13aは、矢印方向に回転可能に軸支されており、
現像装置ロータリーを構成している。そして、必要時に
所定の色の現像装置を感光体ドラム1と対向する位置に
移動させる。
【0100】又、感光ドラム1と帯電ローラ2とクリー
ニング装置6(クリーニングブレード6a、廃現像剤容
器6b)は、一体的にユニット化して装置本体に対して
着脱可能なドラムカートリッジ(プロセスカートリッ
ジ)Dとされている。ドラムカートリッジDは、装着手
段13cを介して、装置本体に対して取り外し可能に装
着される。
【0101】上述のようなカラー画像形成装置200に
おいて、先ず、現像カートリッジCy、Cm、Cc、C
kの種類を判別するカートリッジ判別機構を設けること
ができる。ここで、カートリッジ判別機構としては、実
施例1にて説明した機械的構成のもの、或いは実施例2
にて説明した記憶手段を用いたもののいずれを用いても
よい。図10には、記憶手段(メモリ)40を各現像カ
ートリッジCy、Cm、Cc、Ckに設けた場合を示し
た。
【0102】更に、ドラムカートリッジDの種類を判別
するためのカートリッジ判別機構をも設けることができ
る。この場合も上記同様、機械的構成のもの、或いは記
憶手段を用いたもののいずれを用いてもよい。図10に
は、記憶手段(メモリ40)をドラムカートリッジDに
設けた場合を示した。
【0103】これによって、実施例1、2で説明したよ
うに、例えばプロセススピードの高速化が図られた新製
品の画像形成装置本体Aに装着可能な旧製品用のカート
リッジなど、複数種類のカートリッジが装置本体Aに装
着可能である場合にも、プロセススピード及びプロセス
条件を各カートリッジに最適化されたものに変更して画
像形成を行うことができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
カートリッジを着脱可能であって記録媒体に画像を形成
する画像形成装置は、装置本体に装着されたカートリッ
ジの種別を判定する判定手段を有し、判定結果に応じて
画像形成のプロセススピード及び/又はプロセス条件を
変更する構成とされるので、複数種類のカートリッジが
装置本体に着脱可能である場合に、各々のカートリッジ
にて常に良好な画像を形成することができる。これによ
り、例えば、旧製品の画像形成装置に最適化されたカー
トリッジと、旧製品を部分的に変更してプロセススピー
ドの高速化が図られた新製品の画像形成装置に最適化さ
れたカートリッジとの両者で良好な画像を形成すること
ができる。又、本発明のカートリッジ、画像形成方法に
よれば、同様の効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概
略断面図である。
【図2】(a)、(b)本発明に従うカートリッジ判別
機構の一実施例を説明するためのプロセスカートリッジ
周辺の概略断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示すシステムブロック図で
ある。
【図4】本発明の一実施例を示すフローチャート図であ
る。
【図5】本発明に係る画像形成装置の他の実施例を示す
概略断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示すシステムブロック図
である。
【図7】本発明の他の実施例を示すフローチャート図で
ある。
【図8】本発明に係る画像形成装置の他の実施例を示す
概略断面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示すシステムブロック図
である。
【図10】本発明に係る画像形成装置の他の実施例を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体、電子写真感光体) 2 帯電ローラ(帯電手段) 3 露光装置(スキャナー) 4 現像装置 4a 現像ローラ(現像剤担持体、現像手段) 5 転写ローラ 6 クリーニング装置 7 定着器 8 カセット(記録媒体収容部) 20 突起部材(カートリッジ指定手段) 21 感圧センサー(カートリッジ判定手段) 40 読み出し可能メモリ(記憶手段、カートリ
ッジ指定手段) 50 非接触メモリ(記憶手段、カートリッジ指
定手段) 30 制御回路(カートリッジ判定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA17 DA27 DE03 DE04 DE07 DE10 EE07 EE08 HB05 HB07 HB15 HB17 2H071 BA04 BA13 BA17 BA20 BA22 BA34 DA06 DA08 DA13 DA15 DA32

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジを着脱可能であって記録媒
    体に画像を形成する画像形成装置において、前記装置本
    体に装着されたカートリッジの種別を判定する判定手段
    を有し、判定結果に応じて画像形成のプロセススピード
    及び/又はプロセス条件を変更することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記カートリッジの外
    装形状を認識してカートリッジの種別を判定する請求項
    1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジの外装形状は、カート
    リッジの種別に応じて配置された突起部材であり、前記
    判定手段は、前記突起部材の配置に対応して設けられた
    スイッチ手段によって前記突起部材を認識する請求項2
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、前記カートリッジが備
    えた記憶手段に記憶された情報を認識することでカート
    リッジの種別を判定する請求項1の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段には、カートリッジの種別
    に応じたプロセススピード及び/又はプロセス条件の情
    報が記憶されている請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、非接触メモリである請
    求項4又は5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 電子写真感光体を帯電した後露光して前
    記電子写真感光体上に静電潜像を形成し、該静電潜像に
    現像剤を供給して可視化した後記録媒体に転写し、転写
    した像を記録媒体に定着して画像を形成する請求項1〜
    6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記プロセス条件として、前記帯電、露
    光、現像、転写、定着のうち少なくとも1つの工程の条
    件を変更する請求項7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記プロセススピードは、回転体とされ
    る前記電子写真感光体の周速度である請求項7又は8の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記カートリッジは、電子写真感光
    体、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段、前記電
    子写真感光体に現像剤を供給する現像手段、前記電子写
    真感光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少
    なくとも一つを有する請求項7、8又は9の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 画像形成装置本体に着脱可能なカート
    リッジにおいて、カートリッジの種別情報を前記画像形
    成装置本体に提示するカートリッジ指定手段を有し、前
    記画像形成装置本体に装着した状態で、前記カートリッ
    ジ指定手段の提示する情報に応じて当該カートリッジに
    最適化されたプロセススピード及び/又はプロセス条件
    で用いられることを特徴とするカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジ指定手段は、種別に
    応じて異なるカートリッジの外装形状である請求項11
    のカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記カートリッジの外装形状は、カー
    トリッジの種別に応じて配置される突起部材である請求
    項12のカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記カートリッジ指定手段は、カート
    リッジの種別に応じた情報を記憶する記憶手段である請
    求項11のカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記記憶手段は、カートリッジの種別
    に応じて最適化されたプロセススピード及び/又はプロ
    セス条件を記憶する請求項14のカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記カートリッジは、電子写真感光
    体、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段、前記電
    子写真感光体に現像剤を供給する現像手段、前記電子写
    真感光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少
    なくとも一つを有する請求項11〜15のいずれかの項
    に記載のカートリッジ。
  17. 【請求項17】 画像形成装置本体に着脱可能なカート
    リッジを用いた画像形成方法であって、前記画像形成装
    置本体に装着されたカートリッジの種別を判定し、判定
    結果に応じて画像形成のプロセススピード及び/又はプ
    ロセス条件を変更することを特徴とする画像形成方法。
  18. 【請求項18】 前記カートリッジの種別の判定は、カ
    ートリッジの外装形状を認識することにより行う請求項
    17の画像形成方法。
  19. 【請求項19】 前記カートリッジの種別の判定は、前
    記カートリッジが備えた記憶手段に記憶された情報を認
    識することで行う請求項17の画像形成方法。
  20. 【請求項20】 電子写真感光体を帯電した後露光して
    前記電子写真感光体上に静電潜像を形成し、該静電潜像
    に現像剤を供給して可視化した後記録媒体に転写し、転
    写した像を記録媒体に定着して画像を形成する請求項1
    7、18又は19の画像形成方法。
  21. 【請求項21】 前記プロセス条件として、前記帯電、
    露光、現像、転写、定着のうち少なくとも1つの工程の
    条件を変更する請求項20の画像形成方法。
  22. 【請求項22】 前記プロセススピードは、回転体とさ
    れる前記電子写真感光体の周速度である請求項20又は
    21の画像形成方法。
  23. 【請求項23】 前記カートリッジは、電子写真感光
    体、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段、前記電
    子写真感光体に現像剤を供給する現像手段、前記電子写
    真感光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少
    なくとも一つを有する請求項20、21又は22の画像
    形成方法。
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