JP2002283670A - 印刷システム及びプリンタ制御プログラム - Google Patents
印刷システム及びプリンタ制御プログラムInfo
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- JP2002283670A JP2002283670A JP2001087176A JP2001087176A JP2002283670A JP 2002283670 A JP2002283670 A JP 2002283670A JP 2001087176 A JP2001087176 A JP 2001087176A JP 2001087176 A JP2001087176 A JP 2001087176A JP 2002283670 A JP2002283670 A JP 2002283670A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 238000007726 management method Methods 0.000 claims 9
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 133
- 238000000034 method Methods 0.000 description 32
- 230000008569 process Effects 0.000 description 28
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成剤の残量に関するより的確な情報を
ユーザに提示することが出来る印刷システムを構築可能
なプリンタ制御プログラムを提供する。 【解決手段】 所定の要求を出した機器に印刷に用いる
インクの残量を表す残量情報を返送する機能を有するプ
リンタ用のプリンタ制御プログラムを、プリンタによっ
て過去に印刷が行われた複数の用紙のそれぞれについて
その用紙の印刷のために消費されたインクの量を表す使
用量情報を管理する機能と、所定の要求をプリンタに対
して送信することによってプリンタから残量情報を取得
する機能と、上記2機能を利用して、ユーザが指定した
印刷条件でプリンタに画像形成剤が不足することなく印
刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚数を、算出
し、それらが示されたインク残量ダイアログボックス3
0を表示する機能を有するものとする。
ユーザに提示することが出来る印刷システムを構築可能
なプリンタ制御プログラムを提供する。 【解決手段】 所定の要求を出した機器に印刷に用いる
インクの残量を表す残量情報を返送する機能を有するプ
リンタ用のプリンタ制御プログラムを、プリンタによっ
て過去に印刷が行われた複数の用紙のそれぞれについて
その用紙の印刷のために消費されたインクの量を表す使
用量情報を管理する機能と、所定の要求をプリンタに対
して送信することによってプリンタから残量情報を取得
する機能と、上記2機能を利用して、ユーザが指定した
印刷条件でプリンタに画像形成剤が不足することなく印
刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚数を、算出
し、それらが示されたインク残量ダイアログボックス3
0を表示する機能を有するものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷システムとプ
リンタ制御プログラムとに関する。
リンタ制御プログラムとに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の、一般的なプリンタとそのドライ
バがインストールされた1台以上のコンピュータとから
なるシステム(以下、印刷システムと表記する)は、プ
リンタに装着されたトナーカートリッジ或いはインクカ
ートリッジ内に残っているトナー或いはインク(以下、
画像形成剤と表記する)の量や、印刷可能なページ数
を、ユーザが、コンピュータのディスプレイ上で確認で
きるように、構成されている。
バがインストールされた1台以上のコンピュータとから
なるシステム(以下、印刷システムと表記する)は、プ
リンタに装着されたトナーカートリッジ或いはインクカ
ートリッジ内に残っているトナー或いはインク(以下、
画像形成剤と表記する)の量や、印刷可能なページ数
を、ユーザが、コンピュータのディスプレイ上で確認で
きるように、構成されている。
【0003】具体的には、ユーザがコンピュータにて所
定の操作を行なうと、図15に示したようなインク残量
ダイアログボックスが表示される印刷システムが、存在
している。
定の操作を行なうと、図15に示したようなインク残量
ダイアログボックスが表示される印刷システムが、存在
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図16に示したインク
残量ダイアログボックス内の残りページ数は、図中に示
されている“最後に印刷したページと同じ内容を、あ
と、17ページ印刷可能”というメッセージから明らか
なように、“最後に印刷したページ”に使用されたイン
ク量と、インク残量とから算出されたものである。この
ため、このインク残量ダイアログボックス内に記された
ページ数を信用して、前回の印刷時とは異なる印刷条件
(用紙サイズ、用紙種類等)で印刷を行なった場合、全
ページの印刷が完了する前にインクが無くなってしまう
ことがあった。また、“最後に印刷したページ”は、通
常、複数ページからなるドキュメントの最終ページであ
り、最終ページは、印刷される情報が少ないことが多
い。このため、インク残量ダイアログボックス内に記さ
れたページ数を信用して、前回の印刷時とは同じ印刷条
件で印刷を行なった場合にも、全ページの印刷が完了す
る前にインクが無くなってしまうことがあった。
残量ダイアログボックス内の残りページ数は、図中に示
されている“最後に印刷したページと同じ内容を、あ
と、17ページ印刷可能”というメッセージから明らか
なように、“最後に印刷したページ”に使用されたイン
ク量と、インク残量とから算出されたものである。この
ため、このインク残量ダイアログボックス内に記された
ページ数を信用して、前回の印刷時とは異なる印刷条件
(用紙サイズ、用紙種類等)で印刷を行なった場合、全
ページの印刷が完了する前にインクが無くなってしまう
ことがあった。また、“最後に印刷したページ”は、通
常、複数ページからなるドキュメントの最終ページであ
り、最終ページは、印刷される情報が少ないことが多
い。このため、インク残量ダイアログボックス内に記さ
れたページ数を信用して、前回の印刷時とは同じ印刷条
件で印刷を行なった場合にも、全ページの印刷が完了す
る前にインクが無くなってしまうことがあった。
【0005】本発明は、このような事情を鑑みなされた
ものであり、本発明の課題は、画像形成剤の残量に関す
るより的確な情報をユーザに提示することが出来る印刷
システムを提供することにある。また、本発明の他の課
題は、そのような印刷システムの構築に用いれるプリン
タ制御プログラムを提供することにある。
ものであり、本発明の課題は、画像形成剤の残量に関す
るより的確な情報をユーザに提示することが出来る印刷
システムを提供することにある。また、本発明の他の課
題は、そのような印刷システムの構築に用いれるプリン
タ制御プログラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のプリンタ制御プログラムは、所定の要求を
出した機器に、印刷に用いる画像形成剤の残量を表す残
量情報を返送する機能を有するプリンタを利用するコン
ピュータを、プリンタによって過去に印刷が行われた1
枚以上の用紙のそれぞれについてその用紙の印刷のため
に消費された画像形成剤の量を表す使用量情報を管理す
る履歴管理手段と、所定の要求をプリンタに対して送信
することによってプリンタから残量情報を取得する残量
情報取得手段と、ユーザが指定した印刷条件でプリンタ
に画像形成剤が不足することなく印刷を行なわせること
が可能な用紙の最大枚数を、残量情報取得手段によって
取得された残量情報と履歴管理手段によって管理されて
いる使用量情報とに基づき、算出して出力する用紙枚数
出力手段とを備える装置として動作させることが出来る
ように作成される。
に、本発明のプリンタ制御プログラムは、所定の要求を
出した機器に、印刷に用いる画像形成剤の残量を表す残
量情報を返送する機能を有するプリンタを利用するコン
ピュータを、プリンタによって過去に印刷が行われた1
枚以上の用紙のそれぞれについてその用紙の印刷のため
に消費された画像形成剤の量を表す使用量情報を管理す
る履歴管理手段と、所定の要求をプリンタに対して送信
することによってプリンタから残量情報を取得する残量
情報取得手段と、ユーザが指定した印刷条件でプリンタ
に画像形成剤が不足することなく印刷を行なわせること
が可能な用紙の最大枚数を、残量情報取得手段によって
取得された残量情報と履歴管理手段によって管理されて
いる使用量情報とに基づき、算出して出力する用紙枚数
出力手段とを備える装置として動作させることが出来る
ように作成される。
【0007】すなわち、本発明のプリンタ制御プログラ
ムは、インクやトナー等の画像形成剤を利用して印刷を
行なうプリンタであって、その画像形成剤の残量を出力
する機能を有するプリンタに何らかの形で接続されたコ
ンピュータにインストールされると、そのコンピュータ
に、ユーザが指定した印刷条件でプリンタに画像形成剤
が不足することなく印刷を行なわせることが可能な用紙
の最大枚数を出力する機能を付与することが出来るよう
に作成される。
ムは、インクやトナー等の画像形成剤を利用して印刷を
行なうプリンタであって、その画像形成剤の残量を出力
する機能を有するプリンタに何らかの形で接続されたコ
ンピュータにインストールされると、そのコンピュータ
に、ユーザが指定した印刷条件でプリンタに画像形成剤
が不足することなく印刷を行なわせることが可能な用紙
の最大枚数を出力する機能を付与することが出来るよう
に作成される。
【0008】従って、本発明のプリンタ制御プログラム
を用いれば、用紙枚数出力手段によって、ユーザによっ
て利用価値が高い最大枚数(その値を信用して印刷が行
なえる最大枚数)が出力されることになるので、従来の
システムよりも、的確な(ユーザにとって好ましい)画
像形成剤の残量に関する情報をユーザに提示可能な印刷
システム(コンピュータとプリンタとを含むシステム)
を実現できることになる。
を用いれば、用紙枚数出力手段によって、ユーザによっ
て利用価値が高い最大枚数(その値を信用して印刷が行
なえる最大枚数)が出力されることになるので、従来の
システムよりも、的確な(ユーザにとって好ましい)画
像形成剤の残量に関する情報をユーザに提示可能な印刷
システム(コンピュータとプリンタとを含むシステム)
を実現できることになる。
【0009】なお、本発明のプリンタ制御プログラムを
実現するに際して、用紙枚数出力手段に、ユーザが指定
した印刷条件でプリンタに画像形成剤が不足することな
く印刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚数を、残
量情報取得手段によって取得された残量情報と履歴管理
手段によって管理されている使用量情報とに基づき、算
出させる手順としては、さまざまなものを採用すること
が出来る。
実現するに際して、用紙枚数出力手段に、ユーザが指定
した印刷条件でプリンタに画像形成剤が不足することな
く印刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚数を、残
量情報取得手段によって取得された残量情報と履歴管理
手段によって管理されている使用量情報とに基づき、算
出させる手順としては、さまざまなものを採用すること
が出来る。
【0010】例えば、履歴管理手段に、印刷条件によっ
て規格化した使用量情報を管理させておき、用紙枚数出
力手段に、履歴管理手段に管理されている使用量情報に
対してユーザが指定した印刷条件に応じた加工を行なわ
せることにより、ユーザが指定した印刷条件でプリンタ
に画像形成剤が不足することなく印刷を行なわせること
が可能な用紙の最大枚数を、算出させても良い。なお、
この場合、履歴管理手段に管理させる履歴情報を1個と
することも出来る。
て規格化した使用量情報を管理させておき、用紙枚数出
力手段に、履歴管理手段に管理されている使用量情報に
対してユーザが指定した印刷条件に応じた加工を行なわ
せることにより、ユーザが指定した印刷条件でプリンタ
に画像形成剤が不足することなく印刷を行なわせること
が可能な用紙の最大枚数を、算出させても良い。なお、
この場合、履歴管理手段に管理させる履歴情報を1個と
することも出来る。
【0011】また、履歴管理手段に、印刷条件別に使用
量情報を管理させておき、用紙枚数出力手段に、ユーザ
が指定した印刷条件に関して履歴管理手段に管理されて
いる使用量情報を参照させることにより、ユーザが指定
した印刷条件でプリンタに画像形成剤が不足することな
く印刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚数を、算
出させても良い。
量情報を管理させておき、用紙枚数出力手段に、ユーザ
が指定した印刷条件に関して履歴管理手段に管理されて
いる使用量情報を参照させることにより、ユーザが指定
した印刷条件でプリンタに画像形成剤が不足することな
く印刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚数を、算
出させても良い。
【0012】また、本発明のプリンタ制御プログラムを
実現するに際しては、そのインストールを行なったコン
ピュータが、プリンタに印刷させるべきドキュメントに
応じた印刷データを生成してプリンタに送信する印刷デ
ータ生成送信手段をさらに備える装置であって、かつ、
履歴管理手段が、印刷データ生成送信手段により1ペー
ジ分の印刷データが送信される度に、残量情報取得手段
を動作させることによってプリンタから残量情報を取得
し、その取得した残量情報に基づきプリンタにて消費さ
れた画像形成剤の量を算出し、その算出した量に応じた
使用量情報を管理する手段として機能する装置となるよ
うにしておいても良い。
実現するに際しては、そのインストールを行なったコン
ピュータが、プリンタに印刷させるべきドキュメントに
応じた印刷データを生成してプリンタに送信する印刷デ
ータ生成送信手段をさらに備える装置であって、かつ、
履歴管理手段が、印刷データ生成送信手段により1ペー
ジ分の印刷データが送信される度に、残量情報取得手段
を動作させることによってプリンタから残量情報を取得
し、その取得した残量情報に基づきプリンタにて消費さ
れた画像形成剤の量を算出し、その算出した量に応じた
使用量情報を管理する手段として機能する装置となるよ
うにしておいても良い。
【0013】すなわち、履歴管理手段によって管理され
る使用量情報の元となる情報(印刷に使用された画像形
成剤の量)が、印刷全後の画像形成剤の残量の差異から
求められるように、プリンタ制御プログラムを作成して
おいても良い。
る使用量情報の元となる情報(印刷に使用された画像形
成剤の量)が、印刷全後の画像形成剤の残量の差異から
求められるように、プリンタ制御プログラムを作成して
おいても良い。
【0014】このような構成を採用する場合には、履歴
管理手段が、プリンタから残量情報を取得する度に、そ
の残量情報と履歴管理手段によって管理されている使用
量情報とに基づき、印刷が正常に行なえるか否かを判断
し、印刷が正常に行なえないと判断した場合には、印刷
データ生成送信手段の動作を停止させる手段として機能
するように、プリンタ制御プログラムを作成しておくこ
とが出来る。
管理手段が、プリンタから残量情報を取得する度に、そ
の残量情報と履歴管理手段によって管理されている使用
量情報とに基づき、印刷が正常に行なえるか否かを判断
し、印刷が正常に行なえないと判断した場合には、印刷
データ生成送信手段の動作を停止させる手段として機能
するように、プリンタ制御プログラムを作成しておくこ
とが出来る。
【0015】また、本発明のプリンタ制御プログラムを
実現するに際しては、そのインストールを行なったコン
ピュータが、プリンタに印刷させるべきドキュメントの
各ページの印刷内容をユーザに確認させるとともに、印
刷するページをユーザに選択させるためのプレビューウ
インドウを表示するプレビューウインドウ表示手段を、
さらに備える装置として機能するようにしておいても良
い。
実現するに際しては、そのインストールを行なったコン
ピュータが、プリンタに印刷させるべきドキュメントの
各ページの印刷内容をユーザに確認させるとともに、印
刷するページをユーザに選択させるためのプレビューウ
インドウを表示するプレビューウインドウ表示手段を、
さらに備える装置として機能するようにしておいても良
い。
【0016】本発明のプリンタ制御プログラムを実現す
るに際しては、用紙枚数出力手段が、プリンタに排出さ
せる用紙のサイズの指定と、当該用紙上に形成する画像
の解像度の指定とを含むユーザが指定した印刷条件でプ
リンタに画像形成剤が不足することなく印刷を行なわせ
ることが可能な用紙の最大枚数を、残量情報取得手段に
よって取得された残量情報と履歴管理手段によって管理
されている使用量情報とに基づき、算出し出力する手段
となるように、プリンタ制御プログラムを作成しておく
ことが出来る。
るに際しては、用紙枚数出力手段が、プリンタに排出さ
せる用紙のサイズの指定と、当該用紙上に形成する画像
の解像度の指定とを含むユーザが指定した印刷条件でプ
リンタに画像形成剤が不足することなく印刷を行なわせ
ることが可能な用紙の最大枚数を、残量情報取得手段に
よって取得された残量情報と履歴管理手段によって管理
されている使用量情報とに基づき、算出し出力する手段
となるように、プリンタ制御プログラムを作成しておく
ことが出来る。
【0017】換言すれば、本発明のプリンタ制御プログ
ラムは、用紙枚数出力手段が、用紙のサイズ、或いは、
解像度といった単独の条件を、“ユーザが指定した印刷
条件”として取り扱って最大枚数を算出するように、作
成しておいても良いが、用紙のサイズと解像度とは頻繁
にその設定値が変更されるものであるので、これらが考
慮されて最大枚数が算出されることになるように、プリ
ンタ制御プログラムを作成しておくことが望ましい。
ラムは、用紙枚数出力手段が、用紙のサイズ、或いは、
解像度といった単独の条件を、“ユーザが指定した印刷
条件”として取り扱って最大枚数を算出するように、作
成しておいても良いが、用紙のサイズと解像度とは頻繁
にその設定値が変更されるものであるので、これらが考
慮されて最大枚数が算出されることになるように、プリ
ンタ制御プログラムを作成しておくことが望ましい。
【0018】また、本発明のプリンタ制御プログラム
を、用紙枚数出力手段が、ユーザが指定した印刷条件で
プリンタに画像形成剤が不足することなく印刷を行なわ
せることが可能な用紙の最大枚数と、ユーザが指定した
印刷条件とは印刷時の解像度のみが異なる印刷条件であ
る第2印刷条件でプリンタに画像形成剤が不足すること
なく印刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚数と
を、残量情報取得手段によって取得された残量情報と履
歴管理手段によって管理されている使用量情報とに基づ
き、算出して出力する手段として機能するように、作成
しておくことも出来る。
を、用紙枚数出力手段が、ユーザが指定した印刷条件で
プリンタに画像形成剤が不足することなく印刷を行なわ
せることが可能な用紙の最大枚数と、ユーザが指定した
印刷条件とは印刷時の解像度のみが異なる印刷条件であ
る第2印刷条件でプリンタに画像形成剤が不足すること
なく印刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚数と
を、残量情報取得手段によって取得された残量情報と履
歴管理手段によって管理されている使用量情報とに基づ
き、算出して出力する手段として機能するように、作成
しておくことも出来る。
【0019】すなわち、本発明のプリンタ制御プログラ
ムが用いられた印刷システムでは、用紙枚数出力手段に
よって出力された最大枚数が、ユーザが印刷したいドキ
ュメントの総ページ数を超えていた場合、ユーザは安心
して印刷を開始できることになる。一方、当該最大枚数
が、ユーザが印刷したいドキュメントの総ページ数以下
であった場合、そのままではドキュメントを全ページ印
刷することが出来ないので、ユーザは、何らかの対処を
しなければならない。この対処法としては、ドキュメン
トを一回りサイズが小さな用紙に印刷することと、解像
度を低くすることが考えられるが、一般ユーザは、解像
度を低くすることを希望すると思われるので、上記のよ
うに、画像形成剤が不足することなく印刷を行なわせる
ことが可能な用紙の最大枚数が2種の解像度について出
力されることとなるように、プリンタ制御プログラムを
作成しておくことが望ましい。
ムが用いられた印刷システムでは、用紙枚数出力手段に
よって出力された最大枚数が、ユーザが印刷したいドキ
ュメントの総ページ数を超えていた場合、ユーザは安心
して印刷を開始できることになる。一方、当該最大枚数
が、ユーザが印刷したいドキュメントの総ページ数以下
であった場合、そのままではドキュメントを全ページ印
刷することが出来ないので、ユーザは、何らかの対処を
しなければならない。この対処法としては、ドキュメン
トを一回りサイズが小さな用紙に印刷することと、解像
度を低くすることが考えられるが、一般ユーザは、解像
度を低くすることを希望すると思われるので、上記のよ
うに、画像形成剤が不足することなく印刷を行なわせる
ことが可能な用紙の最大枚数が2種の解像度について出
力されることとなるように、プリンタ制御プログラムを
作成しておくことが望ましい。
【0020】そして、本発明の印刷システムは、受信し
た印刷データに応じた画像を画像形成剤を利用して1枚
以上の用紙のそれぞれの上に形成する印刷実行手段と、
所定の要求を受信したときに、その所定の要求を出した
機器に画像形成剤の残量を表す残量情報を返送する残量
出力手段とを備えるプリンタと、そのプリンタを利用す
るホストコンピュータであって、プリンタによって過去
に印刷が行われた複数の用紙のそれぞれについてその用
紙の印刷のために消費された画像形成剤の量を表す使用
量情報を管理する履歴管理手段と、所定の要求をプリン
タに対して送信することによってプリンタから残量情報
を取得する残量情報取得手段と、ユーザが指定した印刷
条件でプリンタに画像形成剤が不足することなく印刷を
行なわせることが可能な用紙の最大枚数を、残量情報取
得手段によって取得された残量情報と履歴管理手段によ
って管理されている使用量情報とに基づき、算出して出
力する用紙枚数出力手段とホストコンピュータとを、備
える。
た印刷データに応じた画像を画像形成剤を利用して1枚
以上の用紙のそれぞれの上に形成する印刷実行手段と、
所定の要求を受信したときに、その所定の要求を出した
機器に画像形成剤の残量を表す残量情報を返送する残量
出力手段とを備えるプリンタと、そのプリンタを利用す
るホストコンピュータであって、プリンタによって過去
に印刷が行われた複数の用紙のそれぞれについてその用
紙の印刷のために消費された画像形成剤の量を表す使用
量情報を管理する履歴管理手段と、所定の要求をプリン
タに対して送信することによってプリンタから残量情報
を取得する残量情報取得手段と、ユーザが指定した印刷
条件でプリンタに画像形成剤が不足することなく印刷を
行なわせることが可能な用紙の最大枚数を、残量情報取
得手段によって取得された残量情報と履歴管理手段によ
って管理されている使用量情報とに基づき、算出して出
力する用紙枚数出力手段とホストコンピュータとを、備
える。
【0021】この本発明の印刷システムでは、用紙枚数
出力手段により、ユーザにとって利用価値が高い最大枚
数が出力されるので、本発明の印刷システムは、従来の
システムよりも、的確な(ユーザにとって好ましい)画
像形成剤の残量に関する情報をユーザに提示出来るシス
テムとして機能することになる。
出力手段により、ユーザにとって利用価値が高い最大枚
数が出力されるので、本発明の印刷システムは、従来の
システムよりも、的確な(ユーザにとって好ましい)画
像形成剤の残量に関する情報をユーザに提示出来るシス
テムとして機能することになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0023】まず、図1乃至図3を用いて、本発明の一
実施形態に係る印刷システムの概要を説明する。
実施形態に係る印刷システムの概要を説明する。
【0024】図1に模式的に示してあるように、本実施
形態に係る印刷システムは、プリンタ50と、プリンタ
制御プログラム10及び履歴情報管理テーブル12がイ
ンストールされているホストコンピュータ20とからな
るシステムである。なお、本実施形態に係るプリンタ制
御プログラム10は、MacOS(Apple Computer In
c.の商標)用のプログラムとなっている。また、プリン
タ制御プログラム10及び履歴情報管理テーブル12の
インストールは、CD−ROM等の記録媒体から、或い
は、プリンタ50の製造者が運営するWebサイトか
ら、行なわれる。
形態に係る印刷システムは、プリンタ50と、プリンタ
制御プログラム10及び履歴情報管理テーブル12がイ
ンストールされているホストコンピュータ20とからな
るシステムである。なお、本実施形態に係るプリンタ制
御プログラム10は、MacOS(Apple Computer In
c.の商標)用のプログラムとなっている。また、プリン
タ制御プログラム10及び履歴情報管理テーブル12の
インストールは、CD−ROM等の記録媒体から、或い
は、プリンタ50の製造者が運営するWebサイトか
ら、行なわれる。
【0025】本印刷システムを構成するプリンタ50
は、2つのインクカートリッジ61,62の装着を必要
とする印字ヘッド52が用いられたカラーインクジェッ
トプリンタである。インクカートリッジ61は、K
(黒)インクのみを収納したカートリッジとなってお
り、インクカートリッジ62は、C(シアン)、LC
(ライトシアン)、M(マゼンタ)、LM(ライトマゼ
ンタ)及びY(イエロー)といった5種のインクを収納
したカートリッジとなっている。
は、2つのインクカートリッジ61,62の装着を必要
とする印字ヘッド52が用いられたカラーインクジェッ
トプリンタである。インクカートリッジ61は、K
(黒)インクのみを収納したカートリッジとなってお
り、インクカートリッジ62は、C(シアン)、LC
(ライトシアン)、M(マゼンタ)、LM(ライトマゼ
ンタ)及びY(イエロー)といった5種のインクを収納
したカートリッジとなっている。
【0026】また、プリンタ50は、インクカートリッ
ジ61,62内の6種のインクの残量を正確に管理する
機能と、ホストコンピュータ20(プリンタ制御プログ
ラム10)から所定内容のインク残量要求コマンドが送
信されてきたときに、当該ホストコンピュータ20に対
して6種のインクの残量を示す情報を返送する機能と
を、有している。
ジ61,62内の6種のインクの残量を正確に管理する
機能と、ホストコンピュータ20(プリンタ制御プログ
ラム10)から所定内容のインク残量要求コマンドが送
信されてきたときに、当該ホストコンピュータ20に対
して6種のインクの残量を示す情報を返送する機能と
を、有している。
【0027】ホストコンピュータ20にインストールさ
れたプリンタ制御プログラム10は、プリンタ50用の
印刷データ(印字ヘッド52に、用紙の各場所に対して
吐出させるインク滴の種類、サイズを指定したラスタデ
ータ形式のデータ)を生成するためのプログラム(いわ
ゆるプリンタドライバ)である。このプリンタ制御プロ
グラム10には、最大インク量テーブル11が含まれて
いる。
れたプリンタ制御プログラム10は、プリンタ50用の
印刷データ(印字ヘッド52に、用紙の各場所に対して
吐出させるインク滴の種類、サイズを指定したラスタデ
ータ形式のデータ)を生成するためのプログラム(いわ
ゆるプリンタドライバ)である。このプリンタ制御プロ
グラム10には、最大インク量テーブル11が含まれて
いる。
【0028】最大インク量テーブル11は、図2に模式
的に示したように、用紙種類と印刷品質(“ドラフト”
等)とインク種類(“カラー”、“黒”)とで定まる印
刷モード毎に、最大インク量が記憶されたテーブルであ
る。なお、印刷品質とは、印刷時の解像度を指定する情
報のことであり、インク種類とは、カラーインクを使っ
て印刷を行なうか黒インクのみを使って印刷を行なうか
を指定する情報のことである。また、最大インク量と
は、対応する印刷モードでの印刷時に、用紙の単位面積
(本実施形態では、1平方インチ)の部分に吐出させる
ことが出来るインクの最大量(“カラー”の場合は、6
種のインクの総和の最大量、“黒”の場合は、“K”イ
ンクの最大量)のことである。
的に示したように、用紙種類と印刷品質(“ドラフト”
等)とインク種類(“カラー”、“黒”)とで定まる印
刷モード毎に、最大インク量が記憶されたテーブルであ
る。なお、印刷品質とは、印刷時の解像度を指定する情
報のことであり、インク種類とは、カラーインクを使っ
て印刷を行なうか黒インクのみを使って印刷を行なうか
を指定する情報のことである。また、最大インク量と
は、対応する印刷モードでの印刷時に、用紙の単位面積
(本実施形態では、1平方インチ)の部分に吐出させる
ことが出来るインクの最大量(“カラー”の場合は、6
種のインクの総和の最大量、“黒”の場合は、“K”イ
ンクの最大量)のことである。
【0029】履歴情報管理テーブル12は、プリンタ制
御プログラム10が参照、更新するテーブル(正確には
履歴情報管理テーブル12として使用されるファイル)
であり、図3に示したように、日付、枚数、及び、それ
ぞれ、6種のインク(“C”、“LC”等)に対応づけ
られた6個のインク使用率(“x.xxx”)からなる履歴
情報を記憶することが出来るテーブルとなっている。ま
た、この履歴情報管理テーブル12は、最大N(本実施
形態では、N=20)個の履歴情報を記憶できるテーブ
ルとなっている。
御プログラム10が参照、更新するテーブル(正確には
履歴情報管理テーブル12として使用されるファイル)
であり、図3に示したように、日付、枚数、及び、それ
ぞれ、6種のインク(“C”、“LC”等)に対応づけ
られた6個のインク使用率(“x.xxx”)からなる履歴
情報を記憶することが出来るテーブルとなっている。ま
た、この履歴情報管理テーブル12は、最大N(本実施
形態では、N=20)個の履歴情報を記憶できるテーブ
ルとなっている。
【0030】履歴情報は、印刷が行われた際に、履歴情
報管理テーブル12に記憶される情報である。履歴情報
の要素である日付、枚数は、それぞれ、その履歴情報が
記憶される原因となった印刷が行われた日時、その印刷
にて印刷されたページ数を示す情報である。また、履歴
情報の要素である各インク使用率は、その履歴情報が記
憶される原因となった印刷時における対応するインクの
単位面積当たりの消費量を、最大インク量テーブル11
内の、その印刷に用いられた印刷モードに関する最大イ
ンク量で割った値である。換言すれば、履歴情報は、そ
の履歴情報の記憶が行われた印刷時に用いられた印刷モ
ードと、用紙サイズとが分かれば、当該印刷時に、1ペ
ージの印刷のために消費された平均的なインク量がイン
ク別に算出できる情報となっている。
報管理テーブル12に記憶される情報である。履歴情報
の要素である日付、枚数は、それぞれ、その履歴情報が
記憶される原因となった印刷が行われた日時、その印刷
にて印刷されたページ数を示す情報である。また、履歴
情報の要素である各インク使用率は、その履歴情報が記
憶される原因となった印刷時における対応するインクの
単位面積当たりの消費量を、最大インク量テーブル11
内の、その印刷に用いられた印刷モードに関する最大イ
ンク量で割った値である。換言すれば、履歴情報は、そ
の履歴情報の記憶が行われた印刷時に用いられた印刷モ
ードと、用紙サイズとが分かれば、当該印刷時に、1ペ
ージの印刷のために消費された平均的なインク量がイン
ク別に算出できる情報となっている。
【0031】なお、ホストコンピュータ20には、Kに
関する標準的なインク使用率のみが設定されている(他
の各インク使用率に“0”が設定されている)履歴情報
と、標準的なインク使用率が各インクについて設定され
ている履歴情報とを含む履歴情報管理テーブル12が、
インストールされる。
関する標準的なインク使用率のみが設定されている(他
の各インク使用率に“0”が設定されている)履歴情報
と、標準的なインク使用率が各インクについて設定され
ている履歴情報とを含む履歴情報管理テーブル12が、
インストールされる。
【0032】以下、実施形態に係る印刷システムの動作
(プリンタ制御プログラム10の機能)を、詳細に説明
する。
(プリンタ制御プログラム10の機能)を、詳細に説明
する。
【0033】図4〜図7に、印刷ダイアログボックスの
表示が指示された結果として、プリンタ制御プログラム
10が起動されたホストコンピュータ20の動作手順を
示す。
表示が指示された結果として、プリンタ制御プログラム
10が起動されたホストコンピュータ20の動作手順を
示す。
【0034】印刷ダイアログボックスの表示が指示され
たホストコンピュータ20は、図4に示してあるよう
に、まず、インク残量要求コマンドを送信することによ
り、プリンタ50から各インクに関するインク残量を取
得して記憶する(ステップS101)。次いで、ホスト
コンピュータ20は、印刷ダイアログボックスを表示
(ステップS102)して、実行すべき処理の指示が与
えられる(印刷ダイアログボックスが操作される)のを
待機する(ステップS103)。
たホストコンピュータ20は、図4に示してあるよう
に、まず、インク残量要求コマンドを送信することによ
り、プリンタ50から各インクに関するインク残量を取
得して記憶する(ステップS101)。次いで、ホスト
コンピュータ20は、印刷ダイアログボックスを表示
(ステップS102)して、実行すべき処理の指示が与
えられる(印刷ダイアログボックスが操作される)のを
待機する(ステップS103)。
【0035】ホストコンピュータ20が、プリンタ制御
プログラム10に従って実行する処理には、詳細設定ダ
イアログボックス表示処理、インク残量ダイアログボッ
クス表示処理、印刷データ生成処理などがあり、詳細設
定ダイアログボックスの表示が指示された場合(ステッ
プS104;詳細設定DBox表示指示)、ホストコン
ピュータ20は、詳細設定ダイアログボックス表示処理
(ステップS105)を実行する。
プログラム10に従って実行する処理には、詳細設定ダ
イアログボックス表示処理、インク残量ダイアログボッ
クス表示処理、印刷データ生成処理などがあり、詳細設
定ダイアログボックスの表示が指示された場合(ステッ
プS104;詳細設定DBox表示指示)、ホストコン
ピュータ20は、詳細設定ダイアログボックス表示処理
(ステップS105)を実行する。
【0036】この詳細設定ダイアログボックス表示処理
時、ホストコンピュータ20は、図8に示したような詳
細設定ダイアログボックスをディスプレイ上に表示す
る。なお、詳細設定ダイアログボックス表示処理時に
は、この詳細設定ダイアログボックスの表示に先駆け
て、印刷品質選択用リスト15の内容を決定するリスト
内容決定処理(選択を許容する印刷品質を決定する処
理)が行なわれるのであるが、このリスト内容決定処理
についての説明は後ほど行なうことにする。
時、ホストコンピュータ20は、図8に示したような詳
細設定ダイアログボックスをディスプレイ上に表示す
る。なお、詳細設定ダイアログボックス表示処理時に
は、この詳細設定ダイアログボックスの表示に先駆け
て、印刷品質選択用リスト15の内容を決定するリスト
内容決定処理(選択を許容する印刷品質を決定する処
理)が行なわれるのであるが、このリスト内容決定処理
についての説明は後ほど行なうことにする。
【0037】詳細設定ダイアログボックスの表示後、ホ
ストコンピュータ20は、ユーザの操作内容に応じて、
詳細設定ダイアログボックス上の各コントロールの状態
(表示形態)を変更する処理(チェックボックスのオン
/オフの切り替え、ドロップダウンリストボックス内に
表示するテキストの変更等)を行なう。そして、ホスト
コンピュータ20は、詳細設定ダイアログボックス上の
“OK”ボタン(或いは“キャンセル”ボタン)が押下
されたときに、詳細設定ダイアログボックスを閉じて
(ディスプレイ上から消去して)、詳細設定ダイアログ
ボックス表示処理を終了し、ステップS103(図3)
にて、印刷ダイアログボックスに対する操作が行なわれ
るのを待機(監視)する。
ストコンピュータ20は、ユーザの操作内容に応じて、
詳細設定ダイアログボックス上の各コントロールの状態
(表示形態)を変更する処理(チェックボックスのオン
/オフの切り替え、ドロップダウンリストボックス内に
表示するテキストの変更等)を行なう。そして、ホスト
コンピュータ20は、詳細設定ダイアログボックス上の
“OK”ボタン(或いは“キャンセル”ボタン)が押下
されたときに、詳細設定ダイアログボックスを閉じて
(ディスプレイ上から消去して)、詳細設定ダイアログ
ボックス表示処理を終了し、ステップS103(図3)
にて、印刷ダイアログボックスに対する操作が行なわれ
るのを待機(監視)する。
【0038】インク残量ダイアログボックスの表示が指
示された場合(ステップS104;インク残量DBox
表示指示)、ホストコンピュータ20は、インク残量ダ
イアログボックス表示処理(ステップS106)を実行
する。このインク残量ダイアログボックス表示処理の説
明も、後ほど行なうことにする。
示された場合(ステップS104;インク残量DBox
表示指示)、ホストコンピュータ20は、インク残量ダ
イアログボックス表示処理(ステップS106)を実行
する。このインク残量ダイアログボックス表示処理の説
明も、後ほど行なうことにする。
【0039】印刷を開始することが指示された場合(ス
テップS104;印刷指示)、ホストコンピュータ20
は、印刷データ生成処理(ステップS108以降の処
理)を開始する。以下、印刷を開始することが指示され
た時点において設定されているインク種類、用紙種類、
印刷品質、用紙サイズのことを、それぞれ、処理対象イ
ンク種類、処理対象用紙種類、処理対象印刷品質、処理
対象用紙サイズと表記する。また、処理対象インク種
類、処理対象用紙種類及び処理対象印刷品質にて規定さ
れる印刷モードのことを、処理対象印刷モードと表記す
る。
テップS104;印刷指示)、ホストコンピュータ20
は、印刷データ生成処理(ステップS108以降の処
理)を開始する。以下、印刷を開始することが指示され
た時点において設定されているインク種類、用紙種類、
印刷品質、用紙サイズのことを、それぞれ、処理対象イ
ンク種類、処理対象用紙種類、処理対象印刷品質、処理
対象用紙サイズと表記する。また、処理対象インク種
類、処理対象用紙種類及び処理対象印刷品質にて規定さ
れる印刷モードのことを、処理対象印刷モードと表記す
る。
【0040】そして、ホストコンピュータ20は、ま
ず、印刷を行なうべきドキュメントである印刷対象ドキ
ュメントのスプールファイルを作成する(ステップS1
08)。このステップにおいて、ホストコンピュータ2
0は、印刷対象ドキュメントの総ページ数のカウントも
行なう。
ず、印刷を行なうべきドキュメントである印刷対象ドキ
ュメントのスプールファイルを作成する(ステップS1
08)。このステップにおいて、ホストコンピュータ2
0は、印刷対象ドキュメントの総ページ数のカウントも
行なう。
【0041】その後、ホストコンピュータ20は、プレ
ビュー指定がなされているか否かを判断する(ステップ
S109)。ここで、プレビュー指定とは、ホストコン
ピュータ20(プリンタ制御プログラム10)に、各ペ
ージの印刷結果の確認と印刷するページの選択とが行な
えるプレビューウインドウを表示させるための指定のこ
とである。詳細の説明は省略するが、ホストコンピュー
タ20は、プレピュー指定(或いはその解除)を受け付
ける処理を、上記した指示とは異なる指示に応答するた
めのステップであるステップS107にて、実行する。
ビュー指定がなされているか否かを判断する(ステップ
S109)。ここで、プレビュー指定とは、ホストコン
ピュータ20(プリンタ制御プログラム10)に、各ペ
ージの印刷結果の確認と印刷するページの選択とが行な
えるプレビューウインドウを表示させるための指定のこ
とである。詳細の説明は省略するが、ホストコンピュー
タ20は、プレピュー指定(或いはその解除)を受け付
ける処理を、上記した指示とは異なる指示に応答するた
めのステップであるステップS107にて、実行する。
【0042】プレビュー指定がなされていない場合(ス
テップS109;NO)、ホストコンピュータ20は、
予測インク使用量算出処理(ステップS110)を実行
する。
テップS109;NO)、ホストコンピュータ20は、
予測インク使用量算出処理(ステップS110)を実行
する。
【0043】この予測インク使用量算出処理時、ホスト
コンピュータ20は、図9に示したように、履歴情報管
理テーブル12から、処理対象インク種類に応じた幾つ
かの履歴情報を取得する(ステップS201)。具体的
には、このステップS201において、ホストコンピュ
ータ20は、履歴情報管理テーブル12内の処理対象イ
ンク種類と同じインク種類に関する履歴情報(“黒”の
場合は、“K”インクのインク使用率のみが設定されて
いる履歴情報、“カラー”の場合は、“K”インク以外
のインク使用率も設定されている履歴情報)のなかか
ら、インク使用率の合計値の降順で、“その時点におけ
る履歴情報の数×規定値”に最も近い数(≧1)の履歴
情報を取得する。なお、規定値とは、予め定められてい
る0以上、1未満の値(本実施形態では、0.5)のこ
とである。
コンピュータ20は、図9に示したように、履歴情報管
理テーブル12から、処理対象インク種類に応じた幾つ
かの履歴情報を取得する(ステップS201)。具体的
には、このステップS201において、ホストコンピュ
ータ20は、履歴情報管理テーブル12内の処理対象イ
ンク種類と同じインク種類に関する履歴情報(“黒”の
場合は、“K”インクのインク使用率のみが設定されて
いる履歴情報、“カラー”の場合は、“K”インク以外
のインク使用率も設定されている履歴情報)のなかか
ら、インク使用率の合計値の降順で、“その時点におけ
る履歴情報の数×規定値”に最も近い数(≧1)の履歴
情報を取得する。なお、規定値とは、予め定められてい
る0以上、1未満の値(本実施形態では、0.5)のこ
とである。
【0044】次いで、ホストコンピュータ20は、処理
対象印刷モードに応じた最大インク量を最大インク量テ
ーブル11から取得する(ステップS202)。そし
て、ホストコンピュータ20は、取得した履歴情報と最
大インク量と処理対象用紙サイズとに基づき、1ページ
の印刷に消費されることが予測されるインク量である予
測インク使用量を、各インクについて、算出する(ステ
ップS203)。具体的には、このステップS203に
おいて、ホストコンピュータ20は、上記した手順で取
得した幾つかの履歴情報内の各インクに関するインク使
用率の平均値を算出し、算出した平均値に、取得してい
る最大インク量と処理対象用紙サイズに応じた面積(印
刷可能領域の平方インチ単位の面積)とを乗ずることに
より、各インクに関する予測インク使用量を算出する。
対象印刷モードに応じた最大インク量を最大インク量テ
ーブル11から取得する(ステップS202)。そし
て、ホストコンピュータ20は、取得した履歴情報と最
大インク量と処理対象用紙サイズとに基づき、1ページ
の印刷に消費されることが予測されるインク量である予
測インク使用量を、各インクについて、算出する(ステ
ップS203)。具体的には、このステップS203に
おいて、ホストコンピュータ20は、上記した手順で取
得した幾つかの履歴情報内の各インクに関するインク使
用率の平均値を算出し、算出した平均値に、取得してい
る最大インク量と処理対象用紙サイズに応じた面積(印
刷可能領域の平方インチ単位の面積)とを乗ずることに
より、各インクに関する予測インク使用量を算出する。
【0045】このような手順で各インクに関する予測イ
ンク使用量を算出したホストコンピュータ20は、それ
らの予測インク使用量と、ステップS108で得ている
総ページ数とから、各インクについて、ジョブ単位の予
測インク使用量を算出する(図4:ステップS11
1)。そして、ホストコンピュータ20は、算出した予
測インク使用量の中に、対応するインク残量を超えてい
るものがあるか否かを判断することにより、印刷対象ド
キュメントの全ページの印刷が可能であるか否かを判断
する(ステップS112)。
ンク使用量を算出したホストコンピュータ20は、それ
らの予測インク使用量と、ステップS108で得ている
総ページ数とから、各インクについて、ジョブ単位の予
測インク使用量を算出する(図4:ステップS11
1)。そして、ホストコンピュータ20は、算出した予
測インク使用量の中に、対応するインク残量を超えてい
るものがあるか否かを判断することにより、印刷対象ド
キュメントの全ページの印刷が可能であるか否かを判断
する(ステップS112)。
【0046】印刷が可能であると判断した場合(ステッ
プS112;YES)、ホストコンピュータ20は、図
5に示してあるように、既に作成してあるスプールファ
イルに基づき印刷データを生成してプリンタ50に送信
する処理(ステップS121〜S124)を行なう。
プS112;YES)、ホストコンピュータ20は、図
5に示してあるように、既に作成してあるスプールファ
イルに基づき印刷データを生成してプリンタ50に送信
する処理(ステップS121〜S124)を行なう。
【0047】そして、ホストコンピュータ20は、最後
ページに関する印刷データの送信を終えたとき(ステッ
プS124;YES)に、プリンタ50から、再度、各
インクのインク残量を取得する(ステップS125)。
次いで、ホストコンピュータ20は、今回、取得したイ
ンク残量と、ステップS101で取得してある印刷前の
インク残量と、印刷を行なった総ページ数と、処理対象
用紙サイズとから、各インクに関するインク使用量(単
位面積の印刷に使用された平均的なインク量)を、算出
する(ステップS126)。また、ホストコンピュータ
20は、最大インク量テーブル11から、処理対象印刷
モードに応じた最大インク量を取得(ステップS12
7)し、算出した各インク使用量を、取得した最大イン
ク量で割ることにより、各インクに関するインク使用率
を算出する(ステップS128)。
ページに関する印刷データの送信を終えたとき(ステッ
プS124;YES)に、プリンタ50から、再度、各
インクのインク残量を取得する(ステップS125)。
次いで、ホストコンピュータ20は、今回、取得したイ
ンク残量と、ステップS101で取得してある印刷前の
インク残量と、印刷を行なった総ページ数と、処理対象
用紙サイズとから、各インクに関するインク使用量(単
位面積の印刷に使用された平均的なインク量)を、算出
する(ステップS126)。また、ホストコンピュータ
20は、最大インク量テーブル11から、処理対象印刷
モードに応じた最大インク量を取得(ステップS12
7)し、算出した各インク使用量を、取得した最大イン
ク量で割ることにより、各インクに関するインク使用率
を算出する(ステップS128)。
【0048】そして、ホストコンピュータ20は、算出
した各インク使用率を設定した履歴情報を、履歴情報管
理テーブル12に記憶する(ステップS129)。この
際、ホストコンピュータ20は、履歴情報管理テーブル
12内に記憶されている処理対象インク種類に関する履
歴情報の数がN(履歴情報管理テーブル12に記憶可能
な履歴情報の最大数)未満であった場合には、今回の印
刷に関する履歴情報を履歴情報管理テーブル12に追加
し、当該数がNであった場合には、履歴情報管理テーブ
ル12内の最古の履歴情報を今回の印刷に関する履歴情
報で置換する。
した各インク使用率を設定した履歴情報を、履歴情報管
理テーブル12に記憶する(ステップS129)。この
際、ホストコンピュータ20は、履歴情報管理テーブル
12内に記憶されている処理対象インク種類に関する履
歴情報の数がN(履歴情報管理テーブル12に記憶可能
な履歴情報の最大数)未満であった場合には、今回の印
刷に関する履歴情報を履歴情報管理テーブル12に追加
し、当該数がNであった場合には、履歴情報管理テーブ
ル12内の最古の履歴情報を今回の印刷に関する履歴情
報で置換する。
【0049】そして、ホストコンピュータ20は、図示
した処理(プリンタ制御プログラム10に従った処理)
を終了する。
した処理(プリンタ制御プログラム10に従った処理)
を終了する。
【0050】一方、全ページの印刷が行なえないと判断
した場合(図4:ステップS112;NO)、ホストコ
ンピュータ20は、図6に示したように、印刷品質を変
えれば印刷が行なえるか否かを判断する(ステップS1
31)。このステップS131において、ホストコンピ
ュータ20は、ステップS110〜ステップS112と
同じ内容の処理、判断を、処理対象印刷品質以下の各印
刷品質について、行なう。そして、ホストコンピュータ
20は、少なくとも1つの印刷品質について、印刷が可
能であると判断できたときに、印刷品質を変えれば印刷
が行なえると判断する。
した場合(図4:ステップS112;NO)、ホストコ
ンピュータ20は、図6に示したように、印刷品質を変
えれば印刷が行なえるか否かを判断する(ステップS1
31)。このステップS131において、ホストコンピ
ュータ20は、ステップS110〜ステップS112と
同じ内容の処理、判断を、処理対象印刷品質以下の各印
刷品質について、行なう。そして、ホストコンピュータ
20は、少なくとも1つの印刷品質について、印刷が可
能であると判断できたときに、印刷品質を変えれば印刷
が行なえると判断する。
【0051】印刷品質を変えれば印刷可能であると判断
した場合(ステップS131;YES)、ホストコンピ
ュータ20は、第1警告ダイアログボックスを表示する
(ステップS132)。一方、印刷品質を変えても印刷
が行なえないと判断した場合(ステップS131;N
O)、ホストコンピュータ20は、第2警告ダイアログ
ボックスを表示する(ステップS133)。そして、ホ
ストコンピュータ20は、表示した警告ダイアログボッ
クス(第1警告ダイアログボックス或いは第2ダイアロ
グボックス)上のボタンが押下されるのを待機する(ス
テップS134)。
した場合(ステップS131;YES)、ホストコンピ
ュータ20は、第1警告ダイアログボックスを表示する
(ステップS132)。一方、印刷品質を変えても印刷
が行なえないと判断した場合(ステップS131;N
O)、ホストコンピュータ20は、第2警告ダイアログ
ボックスを表示する(ステップS133)。そして、ホ
ストコンピュータ20は、表示した警告ダイアログボッ
クス(第1警告ダイアログボックス或いは第2ダイアロ
グボックス)上のボタンが押下されるのを待機する(ス
テップS134)。
【0052】なお、ステップS132にて表示される第
1警告ダイアログボックスは、図10に示したように、
印刷できない可能性がある(印刷モードを変えれば印刷
できる)ことをユーザに通知するためのダイアログボッ
クスとなっており、ホストコンピュータ20は、ステッ
プS134において、この第1警告ダイアログボックス
上の“続行”ボタン、“印刷品質変更”ボタン或いは
“キャンセル”ボタンが押下されるのを待機する。
1警告ダイアログボックスは、図10に示したように、
印刷できない可能性がある(印刷モードを変えれば印刷
できる)ことをユーザに通知するためのダイアログボッ
クスとなっており、ホストコンピュータ20は、ステッ
プS134において、この第1警告ダイアログボックス
上の“続行”ボタン、“印刷品質変更”ボタン或いは
“キャンセル”ボタンが押下されるのを待機する。
【0053】また、ステップS133にて表示される第
2警告ダイアログボックスは、図11に示したように、
印刷できない可能性が高いことをユーザに通知するため
のダイアログボックスとなっており、ホストコンピュー
タ20は、ステップS134において、この第2警告ダ
イアログボックス上の“保留”ボタン、“続行”ボタン
或いは“キャンセル”ボタンが押下されるのを待機す
る。
2警告ダイアログボックスは、図11に示したように、
印刷できない可能性が高いことをユーザに通知するため
のダイアログボックスとなっており、ホストコンピュー
タ20は、ステップS134において、この第2警告ダ
イアログボックス上の“保留”ボタン、“続行”ボタン
或いは“キャンセル”ボタンが押下されるのを待機す
る。
【0054】そして、ホストコンピュータ20は、いず
れかのボタンが押下された際に、ステップS134を終
了し、“キャンセル”ボタンが押下された場合(ステッ
プS135;YES)には、表示している警告ダイアロ
グボックス(第1警告ダイアログボックス或いは第2ダ
イアログボックス)を閉じるとともにスプールファイル
の破棄を行なって(図示せず)、処理を終了する。
れかのボタンが押下された際に、ステップS134を終
了し、“キャンセル”ボタンが押下された場合(ステッ
プS135;YES)には、表示している警告ダイアロ
グボックス(第1警告ダイアログボックス或いは第2ダ
イアログボックス)を閉じるとともにスプールファイル
の破棄を行なって(図示せず)、処理を終了する。
【0055】また、“保留”ボタンが押下された場合
(ステップS136;YES)、ホストコンピュータ2
0は、表示している警告ダイアログボックス(この場
合、第2警告ダイアログボックス)を閉じて(図示せ
ず)、処理を終了する。ただし、この場合、ホストコン
ピュータ20は、スプールファイルを破棄することな
く、処理を終了する。
(ステップS136;YES)、ホストコンピュータ2
0は、表示している警告ダイアログボックス(この場
合、第2警告ダイアログボックス)を閉じて(図示せ
ず)、処理を終了する。ただし、この場合、ホストコン
ピュータ20は、スプールファイルを破棄することな
く、処理を終了する。
【0056】また、“印刷品質変更”ボタンが押下され
た場合(ステップS137;YES)、ホストコンピュ
ータ20は、印刷品質設定ダイアログボックス表示処理
(ステップS138)を行なう。
た場合(ステップS137;YES)、ホストコンピュ
ータ20は、印刷品質設定ダイアログボックス表示処理
(ステップS138)を行なう。
【0057】この印刷品質設定ダイアログボックス表示
処理時、ホストコンピュータ20は、まず、ステップS
131にて印刷が行なえると判断した印刷品質のみが選
択できる印刷品質設定ダイアログボックスを、表示す
る。具体的には、図12に示したように、印刷が行なえ
る印刷品質のみ(図では、“ドラフト”と“ファイ
ン”)が示された印刷品質選択用リスト18を有する印
刷品質設定ダイアログボックスを表示する。
処理時、ホストコンピュータ20は、まず、ステップS
131にて印刷が行なえると判断した印刷品質のみが選
択できる印刷品質設定ダイアログボックスを、表示す
る。具体的には、図12に示したように、印刷が行なえ
る印刷品質のみ(図では、“ドラフト”と“ファイ
ン”)が示された印刷品質選択用リスト18を有する印
刷品質設定ダイアログボックスを表示する。
【0058】次いで、ホストコンピュータ20は、表示
した印刷品質設定ダイアログボックスに対して行われた
操作に応じて、印刷品質選択用リスト18を表示する処
理や印刷品質用のドロップダウンリストボックス内にユ
ーザが選択した印刷品質を示す情報を表示する処理を実
行する。そして、ホストコンピュータ20は、印刷品質
設定ダイアログボックス上の“OK”ボタンが押下され
たときに、印刷品質設定ダイアログボックス表示処理を
終了して、図5のステップS121からの処理を、開始
する。
した印刷品質設定ダイアログボックスに対して行われた
操作に応じて、印刷品質選択用リスト18を表示する処
理や印刷品質用のドロップダウンリストボックス内にユ
ーザが選択した印刷品質を示す情報を表示する処理を実
行する。そして、ホストコンピュータ20は、印刷品質
設定ダイアログボックス上の“OK”ボタンが押下され
たときに、印刷品質設定ダイアログボックス表示処理を
終了して、図5のステップS121からの処理を、開始
する。
【0059】また、ホストコンピュータ20は、第1警
告ダイアログボックス或いは第2警告ダイアログボック
ス上の“続行”ボタンが押下された場合(ステップS1
37;NO)にも、図5のステップS121からの処理
を開始する。
告ダイアログボックス或いは第2警告ダイアログボック
ス上の“続行”ボタンが押下された場合(ステップS1
37;NO)にも、図5のステップS121からの処理
を開始する。
【0060】一方、プレビュー指定がなされていた場合
(図4:ステップS109;YES)、ホストコンピュ
ータ20は、図7に示してあるように、作成したスプー
ルファイルから、印刷対象ドキュメントのプレビュー用
の画像データ(画面表示用のRGB画像データ)を作成
するとともに、作成した各ページの画像データに基づ
き、印刷時に消費される各インクのインク量(概算値;
以下、要インク量と表記する)を、ページ毎に算出する
(ステップS141)。
(図4:ステップS109;YES)、ホストコンピュ
ータ20は、図7に示してあるように、作成したスプー
ルファイルから、印刷対象ドキュメントのプレビュー用
の画像データ(画面表示用のRGB画像データ)を作成
するとともに、作成した各ページの画像データに基づ
き、印刷時に消費される各インクのインク量(概算値;
以下、要インク量と表記する)を、ページ毎に算出する
(ステップS141)。
【0061】そして、ホストコンピュータ20は、ステ
ップS101(図4)にて取得している6種のインク残
量と、ページ毎に算出した6種の要インク量とに基づ
き、現時点におけるインク残量で印刷対象ドキュメント
を何ページまで印刷できるかを把握する(ステップS1
42)。
ップS101(図4)にて取得している6種のインク残
量と、ページ毎に算出した6種の要インク量とに基づ
き、現時点におけるインク残量で印刷対象ドキュメント
を何ページまで印刷できるかを把握する(ステップS1
42)。
【0062】すなわち、ホストコンピュータ20は、こ
のステップS142において、第1ページから第nペー
ジまでの印刷に必要なインク量(第1ページから第nペ
ージまでの各ページに関する要インク量の総和)をイン
ク別に算出し、算出したいずれかのインク量が対応する
インク残量未満となっているという条件(以下、境界条
件と表記する)を満たしているか否かを判断する処理
を、nの初期値を“1”として、その値を“1”ずつイ
ンクリメントしながら、n値が印刷対象ドキュメントの
総ページ数と一致するか、境界条件を満たすn値が見出
されるまで、繰り返す。そして、ホストコンピュータ2
0は、境界条件を満たすn値が見出された場合には、第
1ページから第(n−1)ページまで印刷が可能である
と判断(n=1の場合は、1ページも印刷できないと判
断)して、ステップS142を終了する。また、n値が
印刷対象ドキュメントの総ページ数と一致した場合(境
界条件を満たすn値が見出されなかった場合)、ホスト
コンピュータ20は、全ページの印刷が可能であると判
断して、ステップS142を終了する。
のステップS142において、第1ページから第nペー
ジまでの印刷に必要なインク量(第1ページから第nペ
ージまでの各ページに関する要インク量の総和)をイン
ク別に算出し、算出したいずれかのインク量が対応する
インク残量未満となっているという条件(以下、境界条
件と表記する)を満たしているか否かを判断する処理
を、nの初期値を“1”として、その値を“1”ずつイ
ンクリメントしながら、n値が印刷対象ドキュメントの
総ページ数と一致するか、境界条件を満たすn値が見出
されるまで、繰り返す。そして、ホストコンピュータ2
0は、境界条件を満たすn値が見出された場合には、第
1ページから第(n−1)ページまで印刷が可能である
と判断(n=1の場合は、1ページも印刷できないと判
断)して、ステップS142を終了する。また、n値が
印刷対象ドキュメントの総ページ数と一致した場合(境
界条件を満たすn値が見出されなかった場合)、ホスト
コンピュータ20は、全ページの印刷が可能であると判
断して、ステップS142を終了する。
【0063】ステップS142の終了後、ホストコンピ
ュータ20は、プレビューウインドウの表示を行なう
(ステップS143)。
ュータ20は、プレビューウインドウの表示を行なう
(ステップS143)。
【0064】このステップで表示されるプレビューウイ
ンドウは、図13に示してあるように、ユーザが指定し
たページの印刷結果が示される印刷結果表示領域31、
印刷結果表示領域31に印刷結果を表示させるページを
変更する際にユーザが押下すべきボタンである前ページ
ボタン41及び次ページボタン42、印刷を中止する際
にユーザが押下すべきボタンである“キャンセル”ボタ
ン45、印刷を開始させる際にユーザが押下すべきボタ
ンである“印刷”ボタン46を、備えている。
ンドウは、図13に示してあるように、ユーザが指定し
たページの印刷結果が示される印刷結果表示領域31、
印刷結果表示領域31に印刷結果を表示させるページを
変更する際にユーザが押下すべきボタンである前ページ
ボタン41及び次ページボタン42、印刷を中止する際
にユーザが押下すべきボタンである“キャンセル”ボタ
ン45、印刷を開始させる際にユーザが押下すべきボタ
ンである“印刷”ボタン46を、備えている。
【0065】また、プレビューウインドウは、印刷対象
ドキュメントを構成する各ページに関するページ識別情
報(“ページ1”等)が示されるページリスト領域32
を、備えている。このページリスト領域32は、ページ
識別情報が選択できる領域であるとともに、各ページ識
別情報に対応づけた形で、そのページ識別情報で識別さ
れるページが印刷することが指定されているページ(以
下、印刷指定ページと表記する)であること表す指定状
態提示アイコン35、或いは、そのページ識別情報で識
別されるページが印刷しないことが指定されているペー
ジ(以下、非印刷指定ページと表記する)であることを
表す指定状態提示アイコン36が示される領域となって
いる。
ドキュメントを構成する各ページに関するページ識別情
報(“ページ1”等)が示されるページリスト領域32
を、備えている。このページリスト領域32は、ページ
識別情報が選択できる領域であるとともに、各ページ識
別情報に対応づけた形で、そのページ識別情報で識別さ
れるページが印刷することが指定されているページ(以
下、印刷指定ページと表記する)であること表す指定状
態提示アイコン35、或いは、そのページ識別情報で識
別されるページが印刷しないことが指定されているペー
ジ(以下、非印刷指定ページと表記する)であることを
表す指定状態提示アイコン36が示される領域となって
いる。
【0066】さらに、プレビューウインドウは、ページ
リスト領域32内の選択されているページ識別情報で識
別されるページを印刷指定ページとする際にユーザが押
下すべき印刷指定ボタン44、ページリスト領域32内
の選択されているページ識別情報で識別されるページを
非印刷指定ページとする際にユーザが押下すべき非印刷
指定ボタン45を、備えている。
リスト領域32内の選択されているページ識別情報で識
別されるページを印刷指定ページとする際にユーザが押
下すべき印刷指定ボタン44、ページリスト領域32内
の選択されているページ識別情報で識別されるページを
非印刷指定ページとする際にユーザが押下すべき非印刷
指定ボタン45を、備えている。
【0067】このようなプレビューウインドウを表示し
た後、ホストコンピュータ20は、プレビューウインド
ウに対する操作が行なわれるのを待機する(ステップS
144)。そして、“キャンセル”ボタン45の押下、
“印刷”ボタン46の押下のいずれでもない操作が行わ
れた場合(ステップS145;その他)には、行なわれ
た操作に応じた処理を実行(ステップS146)した
後、ステップS144に戻る。
た後、ホストコンピュータ20は、プレビューウインド
ウに対する操作が行なわれるのを待機する(ステップS
144)。そして、“キャンセル”ボタン45の押下、
“印刷”ボタン46の押下のいずれでもない操作が行わ
れた場合(ステップS145;その他)には、行なわれ
た操作に応じた処理を実行(ステップS146)した
後、ステップS144に戻る。
【0068】このステップS146において、ホストコ
ンピュータ20は、さまざまな処理を行う。例えば、前
ページボタン41或いは次ページボタン42が押下され
た場合、ホストコンピュータ20は、ステップS146
において、印刷結果表示領域31内に表示する印刷結果
をそれまで表示していたページの前ページ或いは次ペー
ジに関するものに変更するとともに、印刷結果表示領域
31内にその印刷結果を表示したページに関するページ
リスト領域32内のページ識別情報の表示形態を、選択
されていることを示す形態に変更する。
ンピュータ20は、さまざまな処理を行う。例えば、前
ページボタン41或いは次ページボタン42が押下され
た場合、ホストコンピュータ20は、ステップS146
において、印刷結果表示領域31内に表示する印刷結果
をそれまで表示していたページの前ページ或いは次ペー
ジに関するものに変更するとともに、印刷結果表示領域
31内にその印刷結果を表示したページに関するページ
リスト領域32内のページ識別情報の表示形態を、選択
されていることを示す形態に変更する。
【0069】また、ホストコンピュータ20は、ページ
リスト領域32内の或るページ識別情報がクリックされ
た場合には、ステップS146において、そのページ識
別情報の表示形態を、選択されていることを示す形態に
変更する。ページリスト領域32内の或るページ識別情
報がダブルクリックされた場合、ホストコンピュータ2
0は、ステップS146において、そのページ識別情報
の表示形態を、選択されていることを示す形態に変更す
るとともに、印刷結果表示領域31内に表示する印刷結
果を、ダブルクリックされたページ識別情報にて識別さ
れるページに関するものに変更する。
リスト領域32内の或るページ識別情報がクリックされ
た場合には、ステップS146において、そのページ識
別情報の表示形態を、選択されていることを示す形態に
変更する。ページリスト領域32内の或るページ識別情
報がダブルクリックされた場合、ホストコンピュータ2
0は、ステップS146において、そのページ識別情報
の表示形態を、選択されていることを示す形態に変更す
るとともに、印刷結果表示領域31内に表示する印刷結
果を、ダブルクリックされたページ識別情報にて識別さ
れるページに関するものに変更する。
【0070】また、印刷指定ボタン44或いは非印刷指
定ボタン45が押下された場合、ホストコンピュータ2
0は、ステップS146において、その時点において選
択されているページ識別情報に関する指定状態提示アイ
コンを、指定状態アイコン35或いは指定状態アイコン
36に変更する。
定ボタン45が押下された場合、ホストコンピュータ2
0は、ステップS146において、その時点において選
択されているページ識別情報に関する指定状態提示アイ
コンを、指定状態アイコン35或いは指定状態アイコン
36に変更する。
【0071】そして、ホストコンピュータ20は、“キ
ャンセル”ボタン45が押下された場合(図7:ステッ
プS145;キャンセルボタン押下)には、スプールフ
ァイルを破棄(図示せず)して、処理を終了する。
ャンセル”ボタン45が押下された場合(図7:ステッ
プS145;キャンセルボタン押下)には、スプールフ
ァイルを破棄(図示せず)して、処理を終了する。
【0072】また、“印刷”ボタン46が押下された場
合(ステップS145;印刷ボタン押下)、ホストコン
ピュータ20は、印刷することが指定されている各ペー
ジの要インク量の総和をインク別に算出する(ステップ
S147)。次いで、ホストコンピュータ20は、各イ
ンクに関する算出結果に基づき、現在のインク残量で、
印刷が指定されている全てのページの印刷が可能である
か否かを判断する(ステップS148)。
合(ステップS145;印刷ボタン押下)、ホストコン
ピュータ20は、印刷することが指定されている各ペー
ジの要インク量の総和をインク別に算出する(ステップ
S147)。次いで、ホストコンピュータ20は、各イ
ンクに関する算出結果に基づき、現在のインク残量で、
印刷が指定されている全てのページの印刷が可能である
か否かを判断する(ステップS148)。
【0073】印刷が指定されている全てのページの印刷
が可能であった場合(ステップS148;YES)、ホ
ストコンピュータ20は、プレビューウインドウを閉じ
て(図示せず)、図5のステップS121からの処理を
実行する。すなわち、印刷が指定されている各ページの
印刷データを生成してプリンタ50に送信する処理(ス
テップS121〜S124)を実行した後、履歴情報管
理テーブル12の内容を更新するための処理(ステップ
S125〜S129)を実行する。
が可能であった場合(ステップS148;YES)、ホ
ストコンピュータ20は、プレビューウインドウを閉じ
て(図示せず)、図5のステップS121からの処理を
実行する。すなわち、印刷が指定されている各ページの
印刷データを生成してプリンタ50に送信する処理(ス
テップS121〜S124)を実行した後、履歴情報管
理テーブル12の内容を更新するための処理(ステップ
S125〜S129)を実行する。
【0074】一方、印刷が指定されている全てのページ
の印刷が可能ではなかった場合(ステップS148;N
O)、ホストコンピュータ20は、警告ダイアログボッ
クス表示処理を実行する(ステップS149)。この警
告ダイアログボックス表示処理時、ホストコンピュータ
20は、印刷が指定されている全てのページの印刷が行
なえない可能性があることをユーザに通知するための警
告ダイアログボックスを表示して、警告ダイアログボッ
クスに対する操作が行なわれるのを待機する。図示は省
略するが、この警告ダイアログボックスは、“続行”ボ
タンと“再指定”ボタンとを備えたダイアログボックス
となっており、ホストコンピュータ20は、“続行”ボ
タン或いは“再指定”ボタンが押下されたときに、警告
ダイアログボックスを閉じて、ステップS149(警告
ダイアログボックス表示処理)を終了する。
の印刷が可能ではなかった場合(ステップS148;N
O)、ホストコンピュータ20は、警告ダイアログボッ
クス表示処理を実行する(ステップS149)。この警
告ダイアログボックス表示処理時、ホストコンピュータ
20は、印刷が指定されている全てのページの印刷が行
なえない可能性があることをユーザに通知するための警
告ダイアログボックスを表示して、警告ダイアログボッ
クスに対する操作が行なわれるのを待機する。図示は省
略するが、この警告ダイアログボックスは、“続行”ボ
タンと“再指定”ボタンとを備えたダイアログボックス
となっており、ホストコンピュータ20は、“続行”ボ
タン或いは“再指定”ボタンが押下されたときに、警告
ダイアログボックスを閉じて、ステップS149(警告
ダイアログボックス表示処理)を終了する。
【0075】そして、ホストコンピュータ20は、“続
行”ボタンの押下によりステップS149を終了した場
合(ステップS150;続行)には、図5のステップS
121からの処理を実行する。一方、“再指定”ボタン
の押下によりステップS149を終了した場合(ステッ
プS150;再指定)、ホストコンピュータ20は、ス
テップS144に戻り、プレビューウインドウに対する
操作(印刷するページの再指定)を受け付ける状態をと
る。
行”ボタンの押下によりステップS149を終了した場
合(ステップS150;続行)には、図5のステップS
121からの処理を実行する。一方、“再指定”ボタン
の押下によりステップS149を終了した場合(ステッ
プS150;再指定)、ホストコンピュータ20は、ス
テップS144に戻り、プレビューウインドウに対する
操作(印刷するページの再指定)を受け付ける状態をと
る。
【0076】次に、詳細設定ダイアログボックス表示処
理(図4:ステップS105)の補足説明、並びに、イ
ンク残量ダイアログボックス表示処理(図4:ステップ
S106)の説明を、行なう。
理(図4:ステップS105)の補足説明、並びに、イ
ンク残量ダイアログボックス表示処理(図4:ステップ
S106)の説明を、行なう。
【0077】詳細設定ダイアログボックス表示処理時
に、詳細設定ダイアログボックスの表示に先駆けて行な
われるリスト内容決定処理では、ステップS110〜ス
テップS112と同じ内容の処理、判断が、処理対象印
刷モード、及び、処理対象印刷モードと印刷品質のみが
異なる3種の印刷モード(総計4種の印刷モード)のそ
れぞれについて行なわれる。そして、詳細設定ダイアロ
グボックス表示処理時には、当該リスト内容決定処理に
より印刷可能であると判断された印刷品質のみが選択で
きる詳細設定ダイアログボックス、例えば、図14に示
したように、“ドラフト”しか選択できない印刷品質選
択用リスト15を有する詳細設定ダイアログボックスが
表示される。
に、詳細設定ダイアログボックスの表示に先駆けて行な
われるリスト内容決定処理では、ステップS110〜ス
テップS112と同じ内容の処理、判断が、処理対象印
刷モード、及び、処理対象印刷モードと印刷品質のみが
異なる3種の印刷モード(総計4種の印刷モード)のそ
れぞれについて行なわれる。そして、詳細設定ダイアロ
グボックス表示処理時には、当該リスト内容決定処理に
より印刷可能であると判断された印刷品質のみが選択で
きる詳細設定ダイアログボックス、例えば、図14に示
したように、“ドラフト”しか選択できない印刷品質選
択用リスト15を有する詳細設定ダイアログボックスが
表示される。
【0078】そして、インク残量ダイアログボックス表
示処理時には、処理対象印刷モード、及び、処理対象印
刷モードと印刷品質のみが異なる3種の印刷モード(総
計4種の印刷モード)のそれぞれについて、予測インク
使用量算出処理(図9参照)が行なわれる。そして、算
出された予測インク使用量の各セットと、その時点にお
いて設定されている用紙サイズと、プリンタ50から既
に得ている6個のインク残量とから、インクカートリッ
ジ61、62を交換することなく印刷が可能なページ数
が求められる。そして、求められた4種のページ数が記
された、例えば、図15に示したようなインク残量ダイ
アログボックス30の表示が行なわれる。
示処理時には、処理対象印刷モード、及び、処理対象印
刷モードと印刷品質のみが異なる3種の印刷モード(総
計4種の印刷モード)のそれぞれについて、予測インク
使用量算出処理(図9参照)が行なわれる。そして、算
出された予測インク使用量の各セットと、その時点にお
いて設定されている用紙サイズと、プリンタ50から既
に得ている6個のインク残量とから、インクカートリッ
ジ61、62を交換することなく印刷が可能なページ数
が求められる。そして、求められた4種のページ数が記
された、例えば、図15に示したようなインク残量ダイ
アログボックス30の表示が行なわれる。
【0079】以上、詳細に説明したように、本実施形態
に係る印刷システムには、印刷品質別に印刷可能なペー
ジ数が示されたインク残量ダイアログボックス30を表
示する機能が付与されている。また、当該インク残量ダ
イアログボックス30内に各印刷品質について示される
印刷可能なページ数は、用紙種類、インク種類、用紙サ
イズ及びユーザの過去の印刷内容が考慮されて決定され
たページ数、すなわち、正確なページ数となっている。
従って、本印刷システムのユーザは、このインク残量ダ
イアログボックス30を表示させることにより、印刷し
ようとしているドキュメントがインクカートリッジ6
1,62を交換することなく印刷可能であることを確認
することや、当該ドキュメントをインクカートリッジ6
1,62を交換することなく印刷することが可能な印刷
品質を認識出来ることになる。
に係る印刷システムには、印刷品質別に印刷可能なペー
ジ数が示されたインク残量ダイアログボックス30を表
示する機能が付与されている。また、当該インク残量ダ
イアログボックス30内に各印刷品質について示される
印刷可能なページ数は、用紙種類、インク種類、用紙サ
イズ及びユーザの過去の印刷内容が考慮されて決定され
たページ数、すなわち、正確なページ数となっている。
従って、本印刷システムのユーザは、このインク残量ダ
イアログボックス30を表示させることにより、印刷し
ようとしているドキュメントがインクカートリッジ6
1,62を交換することなく印刷可能であることを確認
することや、当該ドキュメントをインクカートリッジ6
1,62を交換することなく印刷することが可能な印刷
品質を認識出来ることになる。
【0080】<変形形態>実施形態に係る印刷システム
は、さまざまな変形を行うことが出来る。例えば、実施
形態に係る印刷システムを構成するプリンタ50は、イ
ンクジェットプリンタであったが、プリンタ50を、画
像形成剤の残量を正確に出力する機能を有しているもの
でありさえすれば、レーザビームプリンタとすることも
出来る。
は、さまざまな変形を行うことが出来る。例えば、実施
形態に係る印刷システムを構成するプリンタ50は、イ
ンクジェットプリンタであったが、プリンタ50を、画
像形成剤の残量を正確に出力する機能を有しているもの
でありさえすれば、レーザビームプリンタとすることも
出来る。
【0081】また、実施形態に係る印刷システムは、履
歴情報が印刷ジョブ単位で記憶されるシステムであった
が、履歴情報が印刷されたページ毎に記憶されるように
印刷システム(プリンタ制御プログラム10)を変形し
たも良い。また、インク使用率ではなくインク使用量を
含む履歴情報が、印刷モード別に記憶され、処理対象印
刷モードに応じた履歴情報から予測インク消費量が算出
されるように印刷システムを構成しておいても良い。
歴情報が印刷ジョブ単位で記憶されるシステムであった
が、履歴情報が印刷されたページ毎に記憶されるように
印刷システム(プリンタ制御プログラム10)を変形し
たも良い。また、インク使用率ではなくインク使用量を
含む履歴情報が、印刷モード別に記憶され、処理対象印
刷モードに応じた履歴情報から予測インク消費量が算出
されるように印刷システムを構成しておいても良い。
【0082】また、履歴情報管理テーブル12として、
“カラー”に関する1個の履歴情報、“黒”に関する1
個の履歴情報しか記憶できないものを採用し、印刷が行
なわれる度に、履歴情報が書き換えられるようにしてお
いても良い。
“カラー”に関する1個の履歴情報、“黒”に関する1
個の履歴情報しか記憶できないものを採用し、印刷が行
なわれる度に、履歴情報が書き換えられるようにしてお
いても良い。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成剤の残量に関
するより的確な情報をユーザに提示することが出来る印
刷システムを得ることが出来る。
するより的確な情報をユーザに提示することが出来る印
刷システムを得ることが出来る。
【図1】 本発明の一実施形態に係る印刷システムの構
成図である。
成図である。
【図2】 実施形態に係るホストコンピュータにインス
トールされるプリンタ制御プログラムに含まれる最大イ
ンク量テーブルの説明図である。
トールされるプリンタ制御プログラムに含まれる最大イ
ンク量テーブルの説明図である。
【図3】 実施形態に係るホストコンピュータにインス
トールされる履歴情報管理テーブルの説明図である。
トールされる履歴情報管理テーブルの説明図である。
【図4】 プリンタ制御プログラムに従ってホストコン
ピュータが実行する処理の流れ図である。
ピュータが実行する処理の流れ図である。
【図5】 プリンタ制御プログラムに従ってホストコン
ピュータが実行する処理の流れ図である。
ピュータが実行する処理の流れ図である。
【図6】 プリンタ制御プログラムに従ってホストコン
ピュータが実行する処理の流れ図である。
ピュータが実行する処理の流れ図である。
【図7】 プリンタ制御プログラムに従ってホストコン
ピュータが実行する処理の流れ図である。
ピュータが実行する処理の流れ図である。
【図8】 ホストコンピュータに表示される詳細設定ダ
イアログボックスの説明図である。
イアログボックスの説明図である。
【図9】 予測インク使用量算出処理の流れ図である。
【図10】 第1警告ダイアログボックスの説明図であ
る。
る。
【図11】 第2警告ダイアログボックスの説明図であ
る。
る。
【図12】 印刷品質設定ダイアログボックスの説明図
である。
である。
【図13】 プレビューウインドウの説明図である。
【図14】 印刷が行なえない印刷品質がある場合の詳
細設定ダイアログボックスの説明図である。
細設定ダイアログボックスの説明図である。
【図15】 インク残量ダイアログボックスの説明図で
ある。
ある。
【図16】 従来の印刷システムにて表示されるインク
残量ダイアログボックスの説明図である。
残量ダイアログボックスの説明図である。
10 プリンタ制御プログラム 11 最大インク量テーブル 12 履歴情報管理テーブル 20 ホストコンピュータ 30 インク残量ダイアログボックス 50 プリンタ 52 印字ヘッド 61、62 インクカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 AQ06 AR01 AS02 HL01 HM07 HN15 HV14 HV26 HV32 5B021 AA01 BB10 KK01
Claims (9)
- 【請求項1】 所定の要求を出した機器に、印刷に用い
る画像形成剤の残量を表す残量情報を返送する機能を有
するプリンタを利用するコンピュータにインストールさ
れるべきプリンタ制御プログラムであって、 前記コンピュータを、 前記プリンタによって過去に印刷が行われた1枚以上の
用紙のそれぞれについてその用紙の印刷のために消費さ
れた画像形成剤の量を表す使用量情報を管理する履歴管
理手段と、 前記所定の要求を前記プリンタに対して送信することに
よって前記プリンタから前記残量情報を取得する残量情
報取得手段と、 ユーザが指定した印刷条件で前記プリンタに前記画像形
成剤が不足することなく印刷を行なわせることが可能な
用紙の最大枚数を、前記残量情報取得手段によって取得
された残量情報と前記履歴管理手段によって管理されて
いる使用量情報とに基づき、算出して出力する用紙枚数
出力手段とを備える装置として動作させることを特徴と
するプリンタ制御プログラム。 - 【請求項2】 前記履歴管理手段は、前記プリンタによ
って過去に印刷が行われた1枚以上の用紙のそれぞれに
ついてその用紙の印刷のために消費された画像形成剤の
量を表す、その用紙の印刷時に用いられた印刷条件によ
って規格化された使用量情報を管理し、 前記用紙枚数出力手段は、前記履歴管理手段により管理
されている使用量情報に対してユーザが指定した印刷条
件に応じた加工を行なうことにより、前記最大枚数を算
出して出力することを特徴とする請求項1記載のプリン
タ制御プログラム。 - 【請求項3】 前記履歴管理手段は、前記1枚以上の用
紙のそれぞれに関する使用量情報を、その用紙の印刷時
に用いられた印刷条件別に管理し、 前記用紙枚数出力手段は、前記履歴管理手段によって管
理されている、ユーザが指定した印刷条件に関する使用
量情報を参照することにより、前記最大枚数を算出して
出力することを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御
プログラム。 - 【請求項4】 前記コンピュータを、 前記プリンタに印刷させるべきドキュメントに応じた印
刷データを生成して前記プリンタに送信する印刷データ
生成送信手段を、さらに備え、 前記履歴管理手段が、前記印刷データ生成送信手段によ
り1ページ分の印刷データが送信される度に、前記残量
情報取得手段を動作させることによって前記プリンタか
ら残量情報を取得し、その取得した残量情報に基づき前
記プリンタにて消費された前記画像形成剤の量を算出
し、その算出した量に応じた使用量情報を管理する装置
として動作させることを特徴とする請求項1乃至請求項
3のいずれかに記載のプリンタ制御プログラム。 - 【請求項5】 前記履歴管理手段は、前記プリンタから
残量情報を取得する度に、その残量情報と前記履歴管理
手段によって管理されている使用量情報とに基づき、印
刷が正常に行なえるか否かを判断し、印刷が正常に行な
えないと判断した場合には、前記印刷データ生成送信手
段の動作を停止させることを特徴とする請求項4記載の
プリンタ制御プログラム。 - 【請求項6】 前記コンピュータを、 前記プリンタに印刷させるべきドキュメントの各ページ
の印刷内容をユーザに確認させるとともに、印刷するペ
ージをユーザに選択させるためのプレビューウインドウ
を表示するプレビューウインドウ表示手段を、さらに備
える装置として動作させることを特徴とする請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載のプリンタ制御プログラ
ム。 - 【請求項7】 前記用紙枚数出力手段は、前記プリンタ
に排出させる用紙のサイズの指定と、当該用紙上に形成
する画像の解像度の指定とを含むユーザが指定した印刷
条件で前記プリンタに前記画像形成剤が不足することな
く印刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚数を、前
記残量情報取得手段によって取得された残量情報と前記
履歴管理手段によって管理されている使用量情報とに基
づき、算出し出力することを特徴とする請求項1乃至請
求項6のいずれかに記載のプリンタ制御プログラム。 - 【請求項8】 前記用紙枚数出力手段は、ユーザが指定
した印刷条件で前記プリンタに前記画像形成剤が不足す
ることなく印刷を行なわせることが可能な用紙の最大枚
数と、ユーザが指定した印刷条件とは印刷時の解像度の
みが異なる印刷条件である第2印刷条件で前記プリンタ
に前記画像形成剤が不足することなく印刷を行なわせる
ことが可能な用紙の最大枚数とを、前記残量情報取得手
段によって取得された残量情報と前記履歴管理手段によ
って管理されている使用量情報とに基づき、算出して出
力することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれ
かに記載のプリンタ制御プログラム。 - 【請求項9】 プリンタと、そのプリンタを利用するホ
ストコンピュータとを含む印刷システムであって、 前記プリンタは、 受信した印刷データに応じた画像を画像形成剤を利用し
て1枚以上の用紙のそれぞれの上に形成する印刷実行手
段と、 所定の要求を受信したときに、その所定の要求を出した
機器に前記画像形成剤の残量を表す残量情報を返送する
残量出力手段とを備え、 前記ホストコンピュータは、 前記プリンタによって過去に印刷が行われた1枚以上の
用紙のそれぞれについてその用紙の印刷のために消費さ
れた画像形成剤の量を表す使用量情報を管理する履歴管
理手段と、 前記所定の要求を前記プリンタに対して送信することに
よって前記プリンタから前記残量情報を取得する残量情
報取得手段と、 ユーザが指定した印刷条件で前記プリンタに前記画像形
成剤が不足することなく印刷を行なわせることが可能な
用紙の最大枚数を、前記残量情報取得手段によって取得
された残量情報と前記履歴管理手段によって管理されて
いる使用量情報とに基づき、算出して出力する用紙枚数
出力手段とを備えることを特徴とする印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001087176A JP2002283670A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 印刷システム及びプリンタ制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001087176A JP2002283670A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 印刷システム及びプリンタ制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002283670A true JP2002283670A (ja) | 2002-10-03 |
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ID=18942454
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001087176A Pending JP2002283670A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 印刷システム及びプリンタ制御プログラム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002283670A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2001
- 2001-03-26 JP JP2001087176A patent/JP2002283670A/ja active Pending
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