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JP2002282339A - 薬剤分包装置 - Google Patents

薬剤分包装置

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Publication number
JP2002282339A
JP2002282339A JP2001089865A JP2001089865A JP2002282339A JP 2002282339 A JP2002282339 A JP 2002282339A JP 2001089865 A JP2001089865 A JP 2001089865A JP 2001089865 A JP2001089865 A JP 2001089865A JP 2002282339 A JP2002282339 A JP 2002282339A
Authority
JP
Japan
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medicine
shelf
container
attached
shelf number
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001089865A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yuyama
裕之 湯山
Hirohisa Shimizu
裕久 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuyama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yuyama Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuyama Manufacturing Co Ltd filed Critical Yuyama Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2001089865A priority Critical patent/JP2002282339A/ja
Priority to TW091105422A priority patent/TW528700B/zh
Priority to KR1020020015300A priority patent/KR20020076119A/ko
Priority to CA002379024A priority patent/CA2379024A1/en
Priority to US10/105,233 priority patent/US7603197B2/en
Publication of JP2002282339A publication Critical patent/JP2002282339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/087Inventory or stock management, e.g. order filling, procurement or balancing against orders

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分包作業中に、薬剤容器の取付、取外し、及
び交換の操作を可能とする。 【解決手段】 記憶手段5に、各棚場所の棚番号、及
び、薬剤容器に収容される薬剤の種類を記憶させる。制
御手段6は、前記薬剤容器を棚場所に取り付けた際、薬
剤の種類と棚番号の対応関係を前記記憶手段5に記憶さ
せる。また、制御手段6は、前記薬剤容器を棚場所から
取り外した際、前記対応関係を前記記憶手段5から消去
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院、調剤薬局等
の医療施設で使用する錠剤分包機や散剤分包機のよう
に、服用時期毎に必要な薬剤を分割供給して分包紙で包
装する薬剤分包装置、特に、錠剤、カプセル剤等の薬剤
を収容する薬剤容器を薬剤供給棚の棚場所に取り付け取
り外す機能に特徴を有する薬剤分包装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、薬剤分包機として、薬剤を種類別
に薬剤容器に収容し、この薬剤容器を複数設けた棚のい
ずれかに装着するようにしたものがある。この薬剤分包
機では、各棚に付与された棚番号に基づいて、該当する
薬剤容器から薬剤を供給して包装することができるよう
になっている。
【0003】例えば、特公平1−14081号公報に
は、薬剤収容器毎にコードを割り付け、操作器のキー操
作により、任意の個所に配置した錠剤収容器を選定可能
とした錠剤自動包装機が開示されている。
【0004】特公平3−41208号公報には、各錠剤
フィーダの識別情報に応じた位置情報に基づいて錠剤フ
ィーダを特定し、該当する錠剤を供給できるようにした
錠剤供給装置が開示されている。
【0005】特許2933837公報には、薬剤容器を
装着する際、薬剤データが読み取られ、装着場所が記憶
されることにより、各薬剤の装着場所データに基づい
て、所望の薬剤の供給及び包装を行うようにした薬剤包
装装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の薬剤分包機では、薬剤容器を取り替える際の操作性
については十分に考慮されていない。すなわち、薬剤自
体の情報が重要であるにも拘わらず、メンテナンス画面
を使用して薬剤毎の棚番号を変更しているため、棚番号
に対応する薬剤を直接的に変更することは不可能であ
る。実際には、操作者である薬剤師が、棚番号と薬剤の
対応を把握しておく必要があり、負担が大きい。また、
メンテナンス画面の操作は煩雑で、入力ミスが発生しや
すいため、薬剤師が分包作業中に操作するのは困難であ
る。さらに、棚場所に薬剤容器を取付・取り外す操作の
確認も不可能である。このため、棚場所の薬剤容器の有
無を検出すると共に、取り付けた棚場所、又は取り外し
た棚場所を表示可能とする構成が必要とされている。
【0007】特に、小型の薬剤分包機では薬剤供給棚の
棚場所の数が少ない上、薬剤容器も小型であるので、薬
剤容器の交換は頻繁に行われ、棚場所への薬剤容器の取
付ミスが生じる可能性が高まるという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、分包作業中に、薬剤容
器の取付、取外し、及び交換の操作を可能とする薬剤分
包装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、複数設けた各棚場所に、薬剤
を種類毎に収容した薬剤容器をそれぞれ取り付け、処方
データに基づいて、該当する棚場所の薬剤容器から該当
する薬剤を供給して包装するようにした薬剤分包装置に
おいて、前記各棚場所の棚番号、及び、前記薬剤容器に
収容される薬剤の種類を記憶する記憶手段と、前記薬剤
容器を前記棚場所に取り付けた際、当該薬剤容器に収容
された薬剤の種類と棚番号の対応関係を前記記憶手段に
記憶させ、当該薬剤容器を棚から取り外した際、前記対
応関係を前記記憶手段から消去する制御手段とを備えた
構成としたものである。
【0010】この構成により、各棚場所に薬剤容器を着
脱するだけで、棚番号と薬剤の種類とを対向させること
ができるので、分包作業中に、薬剤容器の取付、取外
し、及び交換の操作が可能となる。このため、たとえ、
薬剤の種類が、棚場所の数よりも多くなったとしても、
分包作業中に薬剤容器を取り替えて対応することができ
る。
【0011】さらに、前記薬剤容器を取り付けた棚場所
の棚番号と取付薬剤との対応関係、又は、前記薬剤容器
を取り外した棚場所の棚番号と取外し薬剤との対応関係
を表示する表示手段を備えると、棚場所毎に、薬剤容器
を取付取外し操作の確認ができるので、取付取外し回数
が増えても操作者の混乱を防止できる点で好ましい。
【0012】前記表示手段に、処方データに含まれる薬
剤が収容された薬剤容器が取り付けられた棚場所の棚番
号と、処方データに含まれない薬剤が収容された薬剤容
器が取り付けられた棚場所の棚番号とを表示させると、
容易に薬剤容器を交換可能な棚場所を特定することがで
き、作業性を向上させることが可能となる点で好まし
い。
【0013】さらに、棚場所の薬剤容器の有無を検出す
る薬剤容器有無検出手段を備え、前記制御手段は、前記
薬剤容器有無検出手段での検出信号に基づいて、前記表
示手段に、前記薬剤容器を取り付けた棚場所の棚番号、
又は、取り外した棚場所の棚番号を表示させると、薬剤
容器の着脱を自動検出でき、誤装着を防止しつつ作業性
を向上させることが可能となる点で好ましい。
【0014】さらに、棚場所の薬剤容器の薬剤識別情報
を読み取る薬剤識別情報読取手段を備え、前記制御手段
は、前記薬剤識別情報読取手段での検出信号に基づい
て、前記表示手段に、取り付けた棚場所の棚番号と薬剤
とを表示させると、薬剤の種類をも自動的に識別でき、
作業性をより一層向上させることが可能となる点で好ま
しい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。 (第1実施形態)図1は、第1実施形態に係る薬剤分包
装置を示す。この薬剤分包装置は、薬剤供給装置1、薬
剤包装装置2、液晶ディスプレイやCRTディスプレイ
等の表示装置3、キーボード・マウスやタッチパネル等
の入力装置4、ハードディスクやフラッシュメモリ等の
記憶装置5を備え、薬剤分包装置全体としては中央処理
装置(CPU)6によって制御する。なお、11はホス
トコンピュータである。
【0016】薬剤供給装置1は、錠剤・カプセル剤等の
薬剤を収容する多数の薬剤容器と、その薬剤容器の取付
・取外しが可能な棚場所が多数ある薬剤供給棚を備え
る。また、薬剤容器の無い薬剤を供給するために手撒き
薬剤供給装置(図示せず)も備える。薬剤供給棚は、服
用時期毎に分包するために指定された薬剤に対応する棚
場所に取り付けた薬剤容器の中から指定された個数の薬
剤を薬剤包装装置2に供給する。なお、薬剤供給棚は、
平板形状や円筒形状等、種々の形態を取ることができ
る。
【0017】薬剤包装装置2は、服用時期毎に供給され
た薬剤を、分包紙ロールから引き出した熱融着性の分包
紙(包装シート)に薬剤シュートから投下し、分包紙の
縦・横を熱融着シールして、薬剤を包装した分包袋を連
続的に形成する。
【0018】表示装置3と入力装置4は、薬剤分包装置
全体の操作入力、処方データの入力、及び薬剤マスタ等
の各種マスタファイルのデータ入力に使用する。前記表
示装置3には、処方データ入力画面や、薬剤容器取付取
外し画面が表示される。
【0019】処方データ入力画面は、図4に示すよう
に、調剤日に、中央処理装置(CPU)6に内蔵したカ
レンダ時計が刻む本日の日付が表示される。患者番号以
下には、操作者(薬剤師)によって、任意の処方データ
が入力される。例えば、患者番号「98038671」
とキーボード入力されると、患者名(カナ、漢字)、性
別(男=1、女=2)、生年月日(年号:明治=1、大
正=2、昭和=3、平成=4)が患者マスタファイルか
ら読み出されて表示される。年齢には、生年月日と本日
の日付とから計算して表示される。処方日には、医師が
処方箋を発行した日付が表示される。最初は本日の日付
が表示されるが、任意の日付を上書き入力できる。医療
機関、診療科、医師、病棟、処方箋区分には、各コード
が入力されると、対応する各種マスタファイルから名称
データが読み出されて表示される。例えば、診療科コー
ドに「01」が入力されると「内科」と表示される。外
来/入院コード(外来=1、入院=2)は、患者の区分
コードである。引換番号は、外来患者の場合のみ、会計
終了時に予め渡しておく「おくすり引換券」の番号であ
る。この例は外来処方箋なので、入院患者用の病棟コー
ドと病室番号は空欄である。「処方No.」欄は、1個以
上の薬剤と用法とが一組みになった「処方」の連続番号
を入力する。この「処方」は複数個の入力ができる。そ
して、基本的に「処方」単位、即ち処方No.データを単
位として分包する。「コード」欄は、薬剤コード、又は
用法コードを入力するための欄である。コードを入力す
ると薬剤マスタファイル又は用法マスタファイルから名
称データを読み出して表示する。「コード」欄は、通常
は薬剤コードを入力するのだが(例えば「シヨウ
エ」)、先頭に「/」記号を入力すると、その後に用法
コードを入力する(例えば「301」。そして、用法コ
ード「301」に対応する用法名が「朝・昼・夕 食
後」)。「用量/日数」欄は、薬剤コードを入力した薬
剤行では、その薬剤の1日量を入力する。単位(T、C
AP、g等)は薬剤マスタファイルから読み出して表示
する。なお、用法コードを入力した用法行では、「用量
/日数」欄に日数を入力する(例えば「3日分」)。
「服用時期分割量」欄は、用量(1日量)を服用時期毎
(起床時、朝、昼、夕、寝る前、夜、7回目、8回目)
に分割した分割量を入力する。処方データは、キーボー
ド・マウスを使って入力する他に、ホストコンピュータ
11から受信することができる。受信した処方データは
メモリ7に書き込み、画面に表示して任意に上書き入力
できる。操作者(薬剤師)は、処方データの内容を監査
して問題がなければ、「入力OK」ボタンをマウスでク
リックする。そうすると、後述する薬剤分包の処理(図
3)における次の処理ステップ「棚状態・要取付薬剤の
表示」に進む。「キャンセル」ボタンをマウスでクリッ
クすると、表示中の処方データを消去する。「終了」ボ
タンをマウスでクリックすると、「処方データの入力」
画面(図4)を終了してメニュー画面に戻り、薬剤分包
の処理(図3)が終了する。「薬剤容器取付取外し」ボ
タンをマウスでクリックすると、「薬剤容器取付取外
し」画面(図5)の動作を起動する。
【0020】前記薬剤容器取付取外し画面には、薬剤マ
スタデータのみに基づく通常動作に対応するものと、処
方データに基づく動作に対応するものとがある。なお、
通常動作では、「処方データの入力」画面(図4)で
「薬剤容器取付取外し」ボタンが操作者によってマウス
でクリックされると、「薬剤容器取付取外し」画面(図
5)に棚状態と取付可能薬剤を表示して薬剤容器取付取
外しの処理(図8:第1実施形態、図9:第2実施形
態)を起動する。また、処方データに基づく動作では、
処方データを入力すると、「薬剤容器取付取外し」画面
(図7)に棚状態と要取付薬剤を表示して薬剤容器取付
取外しの処理(図8:第1実施形態、図9:第2実施形
態)を起動する。
【0021】薬剤マスタデータのみに基づく通常動作に
対応する画面は、図5に示すように、「棚番号」欄に薬
剤容器の棚状態が表示される。棚場所に薬剤容器が取り
付けてあれば「○」印が表示され、取り外してあれば空
白となる。「薬剤」欄には、薬剤容器が有って取付可能
な薬剤が表示される。「棚番号・取外し薬剤・取付薬
剤」欄には、薬剤容器を取り外す場合と取り付ける場合
における棚番号と取外し・取付薬剤の対応が表示され
る。
【0022】図5の画面において、棚番号と取外し・取
付薬剤とは、例えば図6に示すように対応させることが
できる。すなわち、図6では、棚番号「01」は取外し
の例であり、棚番号「32」は取付の例であり、棚番号
「05」は交換(取外しと取付)の例である。図6の取
外しの例では、図5の棚番号1が「○」印なので、操作
者がこの棚場所の薬剤容器を取り外すと「棚番号・取外
し薬剤・取付薬剤」欄に棚番号「01」と取外し薬剤
「錠剤A」を表示する。薬剤マスタファイル(図2)で
は錠剤Aのレコードの棚番号Aに設定されている棚番号
「01」を消去する。図6の取付の例では、図5の棚番
号32が空白なので、操作者がこの棚場所に錠剤Gの薬
剤容器を取り付けると「棚番号・取外し薬剤・取付薬
剤」欄に棚番号「32」と取付薬剤「錠剤G」を表示す
る。薬剤マスタファイル(図2)では錠剤Gのレコード
の棚番号Aに棚番号「32」を設定する。図6の交換
(取外しと取付)の例では、図5の棚番号5が「○」印
なので、操作者がこの棚場所の薬剤容器を取り外すと
「棚番号・取外し薬剤・取付薬剤」欄に棚番号「05」
と取外し薬剤「カプセル剤F」を表示し、錠剤Iの薬剤
容器を取り付けると取付薬剤「錠剤I」を表示する。薬
剤マスタファイル(図2)ではカプセル剤Fのレコード
の棚番号Aに設定されている棚番号「05」を消去して
錠剤Iのレコードの棚番号Aに棚番号「05」を設定す
る。
【0023】また、処方データに基づく動作に対応する
画面は、図7に示すように、「棚番号」欄には薬剤容器
の棚状態を表示する。棚場所に薬剤容器が取り付けてあ
って取外しが可能ならば「○」印で表示するが、処方デ
ータにある薬剤の薬剤容器は取外し不可なので「×」印
で表示し、取り外してあるならば空白で表示する。「薬
剤」欄には処方データにあって取付が必要な薬剤を表示
する。「棚番号・取外し薬剤・取付薬剤」欄は薬剤容器
を取り外す場合と取り付ける場合における棚番号と取外
し・取付薬剤の対応を表示する。図7の交換(取外しと
取付)の例では、棚番号3が「○」印なので、操作者が
この棚場所の薬剤容器を取り外すと「棚番号・取外し薬
剤・取付薬剤」欄に棚番号「03」と取外し薬剤「カプ
セル剤C」を表示し、カプセル剤Hの薬剤容器を取り付
けると取付薬剤「カプセル剤H」を表示する。薬剤マス
タファイル(図2)ではカプセル剤Cのレコードの棚番
号Aに設定されている棚番号「03」を消去してカプセ
ル剤Hのレコードの棚番号Aに棚番号「03」を設定す
る。
【0024】中央処理装置(CPU)6は各種データを
一時的に記憶するためのメモリ(RAM)7を内蔵し、
このメモリ7は、処方データを記憶する処方データメモ
リや処理上の作業メモリ等に使用する。さらに、中央処
理装置(CPU)6は、薬剤分包装置全体を制御する制
御プログラム(ROM)8を内蔵する。
【0025】記憶装置5には、薬剤マスタ等の各種デー
タをファイルとして記憶する。さらに、各種データに
は、処方データを入力する際の関連情報を記憶する各種
マスタとして、患者マスタ、医療機関マスタ、診療科マ
スタ、医師マスタ、病棟マスタ、処方箋区分マスタ等が
ある。これらの各種マスタは、コードと名称等を格納す
るような簡単な構成のマスタなので図は省略する。
【0026】前記記憶装置5に記憶する薬剤マスタファ
イルのデータ構成は、次の通りである。すなわち、薬剤
マスタファイルは、薬剤分包装置を動作させるために必
要な、薬剤についての各種データを薬剤毎に登録するデ
ータファイルであり、その記憶内容を図2に示す。な
お、この薬剤マスタファイル(図2)のデータは、メニ
ュー画面(起動ボタンが並ぶだけの画面なので図示省
略)から起動される薬剤マスタ登録の画面(ファイル構
成と同じ画面構成なので図示省略)でキーボード・マウ
スを使って入力する。
【0027】薬剤番号は薬剤毎の識別番号を示す。薬剤
コードは薬剤毎の識別コードである。ここでは、薬剤師
が入力しやすいように、薬剤の略称から濁点を除いて縮
めたようなコードとしている。例えば、錠剤Aの読み
「ジョウザイエー」から「シヨウエ」としている。薬剤
名は薬剤の名称を意味する。単位は薬剤を調剤する場合
の単位の名称であり、「カプセル」ではCAP、「錠」
ではT、「グラム」ではgとなっている。容器有無は、
薬剤を収容する薬剤容器の有無を意味し、「有」の場合
には1、「無」の場合には0となっている。「有」の薬
剤のみ自動で分包可能であり、「無」の薬剤は手撒き薬
剤供給装置1を使って分包する。棚番号A・Bは、薬剤
容器を取り付けた棚場所の棚番号である。AとBを設け
たのは、同じ薬剤を収容した薬剤容器を最大2個取り付
けるためである。図2の例では、錠剤Aは薬剤容器が2
個あって棚番号「01」と「02」に取り付けている。
【0028】表示装置3、入力装置4、中央処理装置
(CPU)6、及び記憶装置5はパーソナルコンピュー
タで構成してもよい。なお、ハードウェア機器はこれら
に限らず種類と台数は任意に使用できる。
【0029】ホストコンピュータ11は、処方データを
送信する機能をもつ装置であり、その処方データを利用
して薬剤分包を行う運用の場合に接続する。このホスト
コンピュータ11には、病院の処方オーダリングシステ
ムや医事会計システムが稼働する病院ホスト、調剤薬局
の医療事務用(レセプト)コンピュータ等がある。な
お、処方データは薬剤分包装置だけでも入力できるの
で、ホストコンピュータ11は必ずしも必要なものでは
ない。また、記憶装置5が独立したファイル/データベ
ース用のサーバ装置(CPU内蔵)であって、表示装置
3、入力装置4、及び中央処理装置(CPU)6がクラ
イアント端末として、サーバ装置とネットワーク(LA
N)で接続したようなクライアント・サーバ構成でもよ
い。
【0030】次に、前記構成の薬剤分包装置による薬剤
分包処理について、図3のフローチャートに従って説明
する。
【0031】薬剤分包処理では、まず、「処方データの
入力」画面(図4)を、メニュー画面(起動ボタンが並
ぶだけの画面なので図示省略)から起動し、「患者番
号」欄以下の表示・入力欄を空にした状態で初期表示す
る(ステップS1)。また、「薬剤容器取付取外し」画
面(図5)を、「棚番号」欄、「薬剤」欄、及び「棚番
号・取外し薬剤・取付薬剤」欄を空にした状態で初期表
示する(ステップS2)。
【0032】ここで、薬剤容器の取付・取外しを判断す
る(ステップS3)。この判断は、「処方データの入
力」画面(図4)の「薬剤容器取付取外し」ボタンが操
作者によってマウスでクリックされたか否かにより行
う。
【0033】「薬剤容器取付取外し」ボタンがクリック
されれば、通常動作での薬剤容器の取付・取外しである
と判断し、薬剤マスタファイル(図2)のみに基づい
て、「薬剤容器取付取外し」画面(図5)の「棚番号」
欄に棚場所への薬剤容器の取付状態を表示し、「薬剤」
欄に取付可能薬剤を表示する(ステップS4)。棚状態
の表示は、薬剤マスタファイル(図2)から容器有無
「有」のレコードを読み込み、棚番号A・Bに設定され
ている棚番号には薬剤容器が取り付けてあるので、図5
の棚番号の欄に「○」印(取外し可)を表示する。取付
可能薬剤の表示は、薬剤マスタファイル(図2)から容
器有無「有」かつ棚番号A・Bが設定なしの条件のレコ
ードを読み込み、その薬剤名を図5の「薬剤」欄に表示
する。図5の例では、棚番号1〜30に薬剤容器が取り
付けてあり、図2で錠剤G、カプセル剤H、及び錠剤I
は棚番号A・Bが設定なしなので取付可能薬剤である。
そして、「薬剤容器取付取外し処理」を行う(ステップ
S5)。
【0034】一方、「薬剤容器取付取外し」ボタンがク
リックされなければ、データ入力欄が全て空の「処方デ
ータの入力」画面(図4)で、ホストコンピュータ11
からのデータ受信やキーボード・マウス入力で図4の内
容例のように処方データを入力する(ステップS6)。
そして、薬剤マスタファイル(図2)と処方データ(図
4)に基づいて、「薬剤容器取付取外し」画面(図7)
の「棚番号」欄に棚場所への薬剤容器の取付状態を表示
し、「薬剤」欄に要取付薬剤を表示する(ステップS
7)。棚状態の表示は、薬剤マスタファイル(図2)か
ら容器有無「有」のレコードを読み込み、棚番号A・B
に設定されている棚番号には薬剤容器が取り付けてある
ので、図7の棚番号の欄に「○」印(取外し可)を表示
するのだが、処方データ(図4)にある薬剤の薬剤容器
は取外し不可なのでその棚番号の欄には「×」印を表示
する。要取付薬剤の表示は、薬剤マスタファイル(図
2)から容器有無「有」、かつ棚番号A・Bが設定な
し、かつ処方データにある薬剤の条件のレコードを読み
込み、その薬剤名を図7の「薬剤」欄に表示する。図6
の取外し取付を行った後の図7の例では、棚番号2〜3
0、32に薬剤容器が取り付けてあるが処方データ(図
4)にある錠剤A(棚番号02)と錠剤E(棚番号0
4)は「×」印であり、処方データ(図4)にあるカプ
セル剤Hは棚番号A・Bが設定なしなので要取付薬剤で
ある。続いて、「薬剤容器取付取外し処理」を行った後
(ステップS8)、薬剤を供給して分包紙で包装する
(ステップS9)。
【0035】その後、「処方データの入力」画面(図
4)の「終了」ボタンが操作者によってマウスでクリッ
クされるまで、前記ステップS3〜S9の処理を繰り返
す(ステップS10)。
【0036】ところで、前記薬剤容器取付取外し処理で
は、図8のフローチャートに示すように、まず、棚番号
の入力があったか否かを判断する(ステップS11)。
この判断は、「薬剤容器取付取外し」画面(図5)の
「棚番号」欄の棚場所が操作者によってマウスでクリッ
クされたか否かにより行う。
【0037】「棚番号」欄のいずれの棚場所もクリック
されなければ、「薬剤容器取付取外し」画面(図5)の
「キャンセル」ボタンが操作者によってマウスでクリッ
クされたか否かを判断する(ステップS12)。「キャ
ンセル」ボタンがクリックされれば、前記薬剤分包処理
(図3)に復帰する。「キャンセル」ボタンがクリック
されなければ、ステップS11に戻る。
【0038】一方、「棚番号」欄の棚場所、例えば、棚
番号1がクリックされれば、反転表示されて、「薬剤容
器取付取外し」画面(図5)の「棚番号・取外し薬剤・
取付薬剤」欄に入力した棚番号を表示する(ステップS
13)。図6の取外しの例では棚番号「01」を表示
し、図6の取付の例では棚番号「32」を表示し、図6
の交換の例では棚番号「05」を表示する。
【0039】ここで、棚番号が未設定か否かを判断する
(ステップS14)。すなわち、入力した棚番号が薬剤
マスタファイル(図2)の全レコードで未設定か否かを
判断する。未設定ならば、薬剤の入力があったか否か、
すなわち「薬剤容器取付取外し」画面(図5)の「薬
剤」欄に表示している取付可能薬剤の一覧の中から取り
付ける薬剤が操作者によってマウスでクリックされたか
否かを判断し(ステップS15)、薬剤がクリックされ
れば、後述するステップS21に進む。図6の取付の例
では図5の「錠剤G」がクリックされると反転表示にし
て取付薬剤「錠剤G」を入力し、ステップS21に進
む。一方、薬剤がクリックされなければ、「薬剤容器取
付取外し」画面(図5)の「キャンセル」ボタンが操作
者によってマウスでクリックされることにより(ステッ
プS16)、前記薬剤分包処理(図3)に復帰する。
「キャンセルボタンがクリックされなければ、ステップ
S15に戻る。
【0040】また、棚番号が薬剤マスタファイルのいず
れかのレコードで設定されていれば、薬剤マスタファイ
ル(図2)の棚番号A・Bに取外し棚番号が設定されて
いるレコードを検索して、その薬剤名を「薬剤容器取付
取外し」画面(図5)の「棚番号・取外し薬剤・取付薬
剤」欄の取外し薬剤に表示する(ステップS17)。図
6の取外しの例では薬剤マスタファイルを棚番号「0
1」で検索して取外し薬剤に「錠剤A」を表示する。図
6の交換の例では薬剤マスタファイルを棚番号「05」
で検索して取外し薬剤に「カプセル剤F」を表示する。
【0041】ここで、薬剤の入力があったか否か、すな
わち「薬剤容器取付取外し」画面(図5)の「薬剤」欄
に表示している取付可能薬剤の一覧の中から取り付ける
薬剤が操作者によってマウスでクリックされたか否かを
判断する(ステップS18)。
【0042】薬剤の入力がなければ、「薬剤容器取付取
外し」画面(図5)の「OK」ボタンが操作者によって
マウスでクリックされたか否かを判断し(ステップS1
9)、「OK」ボタンがクリックされなければ、「キャ
ンセル」ボタンが操作者によってマウスでクリックされ
たか否かを判断する(ステップS20)。「キャンセ
ル」ボタンがクリックされれば、前記薬剤分包処理(図
3)に復帰し、クリックされなければ、ステップS18
に戻って前記処理を繰り返す。また、「OK」ボタンが
クリックされれば、ステップS24に進む。
【0043】薬剤の入力があれば、「薬剤容器取付取外
し」画面(図5)の「棚番号・取外し薬剤・取付薬剤」
欄の取付薬剤に薬剤名を表示する(ステップS21)。
図6の交換の例では図5の「錠剤I」がクリックされる
と反転表示にして取付薬剤「錠剤I」を入力し、「錠剤
I」を表示する。また、図6の取付の例では取付薬剤に
「錠剤G」を表示する。
【0044】その後、「薬剤容器取付取外し」画面(図
5)の「OK」ボタンが操作者によってマウスでクリッ
クされたか否かを判断し(ステップS22)、「OK」
ボタンがクリックされなければ、「キャンセル」ボタン
が操作者によってマウスでクリックされたか否かを判断
する(ステップS23)。「キャンセル」ボタンがクリ
ックされれば、前記薬剤分包処理(図3)に復帰し、ク
リックされなければ、ステップS22に戻る。
【0045】「OK」ボタンがクリックされれば、薬剤
マスタファイルを更新する(ステップS24)。すなわ
ち、「薬剤容器取付取外し」画面(図5)の「棚番号・
取外し薬剤・取付薬剤」欄(図6)に取外し薬剤がある
場合は薬剤マスタファイル(図2)において取り外す薬
剤のレコードの棚番号A・Bに設定されている棚番号を
消去する。「薬剤容器取付取外し」画面(図5)の「棚
番号・取外し薬剤・取付薬剤」欄(図6)に取付薬剤が
ある場合は薬剤マスタファイル(図2)において取り付
ける薬剤のレコードの棚番号A・Bの空いている方に棚
番号を設定する。薬剤容器の交換の場合は、取外し・取
付の両方を行うことになる。そして、前記ステップS1
1の棚番号入力判断から繰り返す。図6の取外しの例で
は錠剤Aのレコードの棚番号Aに設定されている棚番号
「01」を消去する。図6の取付の例では錠剤Gのレコ
ードの棚番号Aに棚番号「32」を設定する。図6の交
換(取外しと取付)の例ではカプセル剤Fのレコードの
棚番号Aに設定されている棚番号「05」を消去して錠
剤Iのレコードの棚番号Aに棚番号「05」を設定す
る。
【0046】(第2実施形態)第2実施形態は、前記第
1実施形態とは、薬剤容器有無検出装置9及び薬剤識別
情報読取装置10を備える点で相違する。また、これに
伴い、操作者による棚番号と薬剤の入力が不要となり、
後述するように、薬剤容器取付取外しの処理も相違す
る。
【0047】薬剤容器有無検出装置9及び薬剤識別情報
読取装置10は、薬剤供給棚に多数ある棚場所毎に設け
られている。薬剤容器有無検出装置9は、棚場所に薬剤
容器が有るか無いかの状態を検出する。また、薬剤識別
情報読取装置10は、棚場所に有る薬剤容器に付けられ
た、薬剤を識別するための薬剤識別情報を読み取る。薬
剤識別情報は薬剤を識別する情報ならば薬剤番号や薬剤
コード等の何でもよい。なお、薬剤容器有無検出装置9
は光電センサやマイクロスイッチ等の何でもよい。ま
た、薬剤識別情報と読取装置は、バーコードとバーコー
ドリーダ、磁石片の配置位置で形成した2進コードと配
置位置に対向する磁気センサ等の何でもよい。
【0048】第2実施形態に於ける薬剤容器取付取外し
の処理は、薬剤分包の処理(図3)から呼び出され、図
9に示すように、まず、薬剤容器「有」が検出されたか
否かを判断する(ステップS31)。
【0049】棚場所のどこかで新たに薬剤容器「有」を
検出すれば、取付なので棚番号を取得し、取り付けた薬
剤容器に付いている薬剤識別情報を読み取る(ステップ
S32)。図6の取付の例では棚番号32の棚場所に錠
剤Gの薬剤容器を取り付けると棚番号「32」を取得
し、錠剤Gの薬剤容器に付いている薬剤識別情報を読み
取る。図6の交換の例では棚番号5の棚場所に錠剤Iの
薬剤容器を取り付けると棚番号「05」を取得し、錠剤
Iの薬剤容器に付いている薬剤識別情報を読み取る。
【0050】そして、取付棚番号・薬剤の表示を表示す
る(ステップS33)。すなわち、「薬剤容器取付取外
し」画面(図5)の「棚番号・取外し薬剤・取付薬剤」
欄に取り付ける棚番号と取付薬剤の薬剤名とを表示す
る。薬剤名は薬剤マスタファイル(図2)を薬剤識別情
報で検索して取得する。図6の取付の例では棚番号「3
2」を表示して取付薬剤に「錠剤G」を表示する。図6
の交換の例では、取付の前に同じ棚番号で取外しがあっ
て棚番号「05」は表示済みなので取付薬剤に「錠剤
I」を表示する。その後、ステップS36に進む。
【0051】また、薬剤容器「有」が検出されなけれ
ば、薬剤容器「無」が検出されたか否かを判断する(ス
テップS34)。そして、棚場所のどこかで新たに薬剤
容器「無」を検出すれば、取外しなので棚番号を取得す
る。図6の取外しの例では棚番号1の棚場所から錠剤A
の薬剤容器を取り外すと棚番号「01」を取得する。ま
た、図6の交換の例では棚番号5の棚場所からカプセル
剤Fの薬剤容器を取り外すと棚番号「05」を取得す
る。
【0052】そして、取外し棚番号・薬剤を表示する
(ステップS35)。すなわち、「薬剤容器取付取外
し」画面(図5)の「棚番号・取外し薬剤・取付薬剤」
欄に取り外す棚番号と取外し薬剤の薬剤名とを表示す
る。薬剤名は薬剤マスタファイル(図2)を取り外す棚
番号で検索して取得する。図6の取外しの例では棚番号
「01」を表示して取外し薬剤に「錠剤A」を表示す
る。図6の交換の例では棚番号「05」を表示して取外
し薬剤に「カプセル剤F」を表示する。
【0053】続いて、薬剤マスタファイルを更新する
(ステップS36)。すなわち、「薬剤容器取付取外
し」画面(図5)の「棚番号・取外し薬剤・取付薬剤」
欄に取外し薬剤がある場合は薬剤マスタファイル(図
2)において取り外す薬剤のレコードの棚番号A・Bに
設定されている棚番号を消去する。「薬剤容器取付取外
し」画面(図5)の「棚番号・取外し薬剤・取付薬剤」
欄に取付薬剤がある場合は薬剤マスタファイル(図2)
において取り付ける薬剤のレコードの棚番号A・Bの空
いている方に棚番号を設定する。薬剤容器の交換の場合
は、取外し・取付の両方を行うことになる。そして、ス
テップS31の薬剤容器「有」検出判断から繰り返す。
図6の取外しの例では錠剤Aのレコードの棚番号Aに設
定されている棚番号「01」を消去する。図6の取付の
例では錠剤Gのレコードの棚番号Aに棚番号「32」を
設定する。図6の交換(取外しと取付)の例ではカプセ
ル剤Fのレコードの棚番号Aに設定されている棚番号
「05」を消去して錠剤Iのレコードの棚番号Aに棚番
号「05」を設定する。
【0054】一方、薬剤容器「無」が検出されなけれ
ば、「薬剤容器取付取外し」画面(図5)の「キャンセ
ル」ボタンが操作者によってマウスでクリックされたか
否かを判断する(ステップS37)。「キャンセル」ボ
タンがクリックされれば、前記薬剤分包処理(図3)に
復帰し、クリックされなければ、ステップS31に戻っ
て前記処理を繰り返す。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、各棚に薬剤容器を着脱する際、薬剤の種類と
棚番号の対応関係を記憶又は消去可能としたので、分包
作業中に薬剤容器の取付、取外し、及び交換の操作が可
能となる。したがって、棚場所の数よりも薬剤の種類が
多くなっても、分包作業中に薬剤容器を取り替えて自動
的に分包することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 薬剤分包装置の機器構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 薬剤マスタファイルの記憶内容を示す図表で
ある。
【図3】 薬剤分包の処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】 「処方データの入力」の画面を示す図であ
る。
【図5】 「薬剤容器取付取外し」の画面を示す図であ
る。
【図6】 棚番号・取外し薬剤・取付薬剤の表示を示す
図である。
【図7】 処方データに基づく「薬剤容器取付取外し」
の画面を示す図である。
【図8】 第1実施形態での薬剤容器取付取外しの処理
を示すフローチャートである。
【図9】 第2実施形態での薬剤容器取付取外しの処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…薬剤供給装置 2…薬剤包装装置 3…表示装置 5…記憶装置 6…中央処理装置 11…ホストコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数設けた各棚場所に、薬剤を種類毎に
    収容した薬剤容器をそれぞれ取り付け、処方データに基
    づいて、該当する棚場所の薬剤容器から該当する薬剤を
    供給して包装するようにした薬剤分包装置において、 前記各棚場所の棚番号、及び、前記薬剤容器に収容され
    る薬剤の種類を記憶する記憶手段と、 前記薬剤容器を前記棚場所に取り付けた際、当該薬剤容
    器に収容された薬剤の種類と棚番号の対応関係を前記記
    憶手段に記憶させ、当該薬剤容器を棚から取り外した
    際、前記対応関係を前記記憶手段から消去する制御手段
    とを備えたことを特徴とする薬剤分包装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記薬剤容器を取り付けた棚場
    所の棚番号と取付薬剤との対応関係、又は、前記薬剤容
    器を取り外した棚場所の棚番号と取外し薬剤との対応関
    係を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の薬剤分包装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段に、処方データに含まれる
    薬剤が収容された薬剤容器が取り付けられた棚場所の棚
    番号と、処方データに含まれない薬剤が収容された薬剤
    容器が取り付けられた棚場所の棚番号とを表示させるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の薬剤分包装置。
  4. 【請求項4】 さらに、棚場所の薬剤容器の有無を検出
    する薬剤容器有無検出手段を備え、 前記制御手段は、前記薬剤容器有無検出手段での検出信
    号に基づいて、前記表示手段に、前記薬剤容器を取り付
    けた棚場所の棚番号、又は、取り外した棚場所の棚番号
    を表示させることを特徴とする請求項2又は3に記載の
    薬剤分包装置。
  5. 【請求項5】 さらに、棚場所の薬剤容器の薬剤識別情
    報を読み取る薬剤識別情報読取手段を備え、 前記制御手段は、前記薬剤識別情報読取手段での検出信
    号に基づいて、前記表示手段に、取り付けた棚場所の棚
    番号と薬剤とを表示させることを特徴とする請求項2な
    いし4のいずれか1項に記載の薬剤分包装置。
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