JP2002280463A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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Abstract
製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板10上に形成された第1ゲー
ト電極19と、この第1ゲート電極の一方の側面下の半
導体基板中に形成された第1拡散層20と、第1ゲート
電極の他方の側面下の半導体基板中に形成された第2拡
散層18と、この第2拡散層の上に側面が形成された第
2ゲート電極13と、第1ゲート電極と第2ゲート電極
間を埋め込み、第1拡散層上では、第1ゲート電極と第
2ゲート電極間を埋め込む厚さよりも薄く形成され、窒
素を主成分としない第1絶縁膜25と、この第1絶縁膜
上に形成された第2絶縁膜26と、この第2絶縁膜上に
形成され、この第2絶縁膜とは主成分が異なる層間絶縁
膜27と、第1拡散層に接続され、第1絶縁膜、第2絶
縁膜及び層間絶縁膜中に形成されたコンタクト電極23
とを有する半導体装置である。
Description
ランジスタとを有する半導体装置及びその製造方法に関
するもので、特に素子分離領域及びトランジスタ近傍に
コンタクトが形成された半導体装置及びその製造方法に
関するものである。
タの書き込み・消去を電気的に行う、EEPROM(El
ectrically Erasable Programmable Read-Only Memor
y)が知られている。このEEPROMでは、互いに交
差する行線と列線との交点にそれぞれメモリセルが配置
されて、メモリセルアレイが構成されている。メモリセ
ルには、通常、浮遊ゲートと制御ゲートとを積層してな
る積層ゲート構造のMOSトランジスタが用いられる。
く方式として図17に示すようなNAND型EEPRO
Mが知られている。ここで、図15は図17の“I−
J”線上での断面を示す図であり、図16は図17の
“K−L”線上での断面を示す図である。
ROMのメモリセルアレイでは複数のメモリセルトラン
ジスタが直列に接続され、その一方側にドレイン側選択
ゲートトランジスタ53、他方側にソース側選択ゲート
トランジスタ54が接続される。半導体基板50上の一
部にはウエル51が設けられ、その中にストライプ状の
素子領域55が形成されている。各素子領域55は素子
分離領域56により分離されている。素子領域55上
に、積層ゲート構造を有する複数のセルトランジスタが
マトリクス状に配置されている。
絶縁膜57上に設けられたゲート電極部52を有してお
り、ゲート電極部52は、電荷蓄積層となる浮遊ゲート
電極58、ゲート間絶縁膜59、制御ゲート電極60、
ゲートマスク材70が積層されて構成されている。さら
に制御ゲート電極60は行線方向における他のゲート電
極との間でそれぞれ共有されて、ワード線61となって
いる。
域上に設けられた拡散層領域62を介して互いに直列に
接続されている。複数のメモリセルが直列に接続されて
1つのNANDセル(メモリセルユニット)が形成され
ている。
は、ドレイン側選択ゲートトランジスタ53およびソー
ス側選択ゲートトランジスタ54が接続されている。そ
れぞれの選択ゲートトランジスタはゲート絶縁膜57に
設けられたゲート電極を有し、NANDセルとは拡散層
領域62を介して接続されている。また選択ゲートトラ
ンジスタは浮遊ゲート電極に電位を供給できるようにな
っており、一般的なMOSFETと同様に機能し、その
積層ゲート構造はメモリセルトランジスタと同様であ
る。
の、NANDセルとは反対側の素子領域55中にはビッ
ト線コンタクト拡散層62が設けられている。このビッ
ト線コンタクト拡散層62には、ビット線コンタクト6
3が接続されている。このビット線コンタクト63はビ
ット線64に接続されている。
酸化膜65が形成されている。この後酸化膜65表面
上、拡散層62上、ドレインコンタクト拡散層62上、
及びソース側選択ゲート54のメモリセルと反対側のソ
ース拡散層66上には、シリコン窒化膜67が形成され
ている。このシリコン窒化膜67表面上には、層間絶縁
膜68が形成され、その上表面は平坦化されている。
ト絶縁膜57、シリコン窒化膜67、及び層間絶縁膜6
8を貫いて形成されていて、ビット線64は層間絶縁膜
68上に形成されている。ビット線は、列方向に隣接す
るNANDセル間で分離されて設けられている。
NANDセルとは反対側に形成されたソース拡散層66
は、ソース線である。ソース線は、浮遊ゲートの一端が
引き伸ばされた部分にコンタクトが接続され、ゲート電
極よりも上層に設けられている。ソース線は、列方向に
隣接するNANDセル同士で接続されている。
基板50上のウエル51中に設けられた素子領域55の
上面を分断するように複数の素子分離領域56が形成さ
れている。この素子分離領域56で挟まれた素子領域5
5全面にビット線コンタクト63が接続されている。素
子分離領域56上には、シリコン窒化膜67が形成さ
れ、その上には、層間絶縁膜68が形成されている。こ
れら層間絶縁膜68、シリコン窒化膜67を貫いて、ビ
ット線コンタクト68が形成されている。このビット線
コンタクト68上にはビット線配線64が形成されてい
る。
半導体装置の製造方法を図18乃至図20を用いて説明
する。
からなる半導体基板50上に素子分離領域(図示せず)
に囲まれた素子領域55を形成し、その上に、ゲート絶
縁膜57、浮遊ゲート電極材58、浮遊ゲート・制御ゲ
ート間絶縁膜59を形成し、その上に制御ゲート電極6
0、ゲートマスク材70を堆積する。続いてフォトリソ
グラフィー法によりゲートをパターニングし、エッチン
グして、メモリセルゲート52及び選択ゲート53,5
4を形成する。
層構造のゲート電極周囲に形成する。
ための不純物をイオン注入により行う。
さ40nm程度のシリコン窒化膜67を堆積する。この
ときシリコン窒化膜67はゲート電極側壁も覆うように
形成される。
(Chemical Mechanical Polishing)法や、熱処理を加
えて層間絶縁膜68を流動させ、層間絶縁膜68を平坦
化し、またゲート電極間に層間絶縁膜68を埋め込む。
ゲート53に隣接したビット線コンタクト拡散層53に
コンタクトをとるためのコンタクトホール71を層間絶
縁膜68、シリコン窒化膜67、及びゲート酸化膜57
中に形成する。
あるいは低抵抗の半導体を埋め込んだ後に金属配線を形
成することによって、図15に示すような半導体装置が
完成する。
はゲート電極形成後に、表面全体を覆うシリコン窒化膜
67を形成するようにしている。このシリコン窒化膜6
7が必要である理由を以下に述べる。
コンタクト63は、素子領域55に対してほとんど余裕
がないように設計されている。すなわち、素子領域55
の幅一杯にビット線コンタクト63が設けられている。
なお、素子領域55の幅よりもビット線コンタクト63
の幅が大きい場合もある。これは、セルアレイの面積を
できるたけ縮小できるようにするためである。
クトの形成位置がマスクの位置合わせずれなどの理由に
より、素子分離領域上にかかってしまうような場合でも
ビット線コンタクトが素子分離領域へ突き抜けないよう
にしなければならない。ビット線コンタクトが素子分離
領域を突き抜けてしまうと、その部分における接合リー
ク電流の原因になったり、素子分離耐圧の低下の原因に
なったりするためである。
合、図21に示すようにビット線コンタクトを開口する
際の層間絶縁膜68のエッチングにより、素子分離領域
56の絶縁膜も同時にエッチングされ、コンタクトホー
ル71が素子分離領域56を突き抜けてしまう可能性が
ある。この場合、図21に示される合わせずれMの長さ
分、素子分離領域56内にビット線コンタクト68が入
り込んで形成される。この素子分離領域56内にビット
線コンタクト68が入り込んで形成された部分は、素子
領域55と導通してしまい、ソース・ドレイン拡散層6
2以外での接続がなされてしまい、トランジスタ特性が
損なわれてしまう。
のエッチングはプロセスばらつきなどが存在しても開口
されるようにある程度エッチングを余分に行うこと、ま
た一般に層間絶縁膜と素子分離領域の絶縁膜はシリコン
酸化膜で形成されるため、層間絶縁膜のみを選択的にエ
ッチングすることが困難であることが原因である。この
ような状態は、素子領域の幅とビット線コンタクトの幅
の大きさが近い場合に発生する可能性が高い。
半導体装置では先に説明した通り、シリコン窒化膜67
を用いる。これを用いて、微細化された半導体装置にお
いて、コンタクト開口時のエッチングにシリコン酸化膜
とシリコン窒化膜の選択性を持たせておくことによっ
て、図22に示すように位置合わせずれMが生じていて
も、いったんエッチングをシリコン窒化膜67の上で止
めることができる。
コンタクトホールを開口した後、エッチングの条件を切
り換えてシリコン窒化膜67をエッチングし、さらに条
件を切り換えて基板上のシリコン酸化膜をエッチングす
ることによって、ソース・ドレイン拡散層の上のコンタ
クトホール71を完全に開口する。
るためのビット線コンタクトホール71を開口すること
によって、素子分離領域56が大きくエッチングされる
のを防止できる。このようにシリコン窒化膜67がエッ
チングストッパーとして機能することによりコンタクト
ホール71が素子分離領域56を突き抜けてしまうこと
を防止している。
導体装置では、以下の課題が生じる。
装置では、シリコン窒化膜中には多量の水素が含まれて
おり、この水素がシリコン酸化膜中に取り込まれると、
シリコン基板との界面にSi−H結合などの構造欠陥が
生じやすくなる。このSi−H結合は結合エネルギーが
Si−O結合の結合エネルギーに比べて弱い。
は、メモリ書き込み・消去の動作時には、制御ゲートと
チャネルとの間に強い電界を印加し、ゲート絶縁膜にト
ンネル電流を流して、浮遊ゲートへ電荷を注入あるいは
除去する動作が行われる。このような動作では、ゲート
絶縁膜近傍にトンネル電流が流れると、電気的ストレス
が加わることになる。
あると、水素がシリコン酸化膜中に取り込まれてシリコ
ン基板との界面にSi−H結合などの構造欠陥が生じや
すくなる。
切断されると電荷に対するトラップとして作用し、特に
ゲート絶縁膜となっているシリコン酸化膜、あるいはゲ
ート絶縁膜近傍の後酸化膜などにこのトラップが発生す
ると、トランジスタの閾値電圧の変動、シリコン酸化膜
耐圧の低下といった電気特性の劣化の原因となる。
う後酸化膜のトラップへ電荷が捕獲されると、基板表面
付近の拡散層が空乏化し、その結果ソース・ドレインの
寄生抵抗が大きくなり、トランジスタのオン電流の低下
を招くことがある。
ラップが多数存在することが一般に知られている。特に
ソース・ドレイン拡散層の表面を覆うシリコン窒化膜中
のトラップへ電荷が捕獲されると、基板表面付近の拡散
層が空乏化し、その結果、ソース・ドレインの寄生抵抗
が大きくなり、トランジスタのオン電流の低下を招くこ
とがある。
に電荷が捕獲されると、トランジスタのしきい値電圧の
変動、シリコン酸化膜耐圧の低下といった電気特性の劣
化の原因となる。
程度よりも小さくなる場合に特に顕著となる。すなわ
ち、ゲート全体に占めるゲート絶縁膜近傍のトラップの
発生しているシリコン酸化膜や後酸化膜、シリコン窒化
膜の割合が大きい場合に、顕著となる。
グのためにシリコン窒化膜が必要である一方、電気特性
に対してはシリコン窒化膜の悪影響が見られるため、半
導体装置の歩留まりと信頼性の向上を両立させることが
困難であった。
題を解決することにある。
まりの半導体装置及びその製造方法を提供することがで
きる。
に、本発明の特徴は、半導体基板と、この半導体基板上
に形成された第1ゲート電極と、この第1ゲート電極の
一方の側面下の前記半導体基板中に形成された第1拡散
層と、前記第1ゲート電極の他方の側面下の前記半導体
基板中に形成された第2拡散層と、この第2拡散層の上
に側面が形成された第2ゲート電極と、前記第1ゲート
電極と前記第2ゲート電極間を埋め込み、前記第1拡散
層上では、前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極間
を埋め込む厚さよりも薄く形成され、窒素を主成分とし
ない第1絶縁膜と、この第1絶縁膜上に形成された第2
絶縁膜と、この第2絶縁膜上に形成され、この第2絶縁
膜とは主成分が異なる層間絶縁膜と、前記第1拡散層に
接続され、前記第1絶縁膜、第2絶縁膜及び層間絶縁膜
中に形成されたコンタクト電極とを有する半導体装置で
ある。
半導体基板上に設けられた複数のメモリセルゲートと、
この複数のメモリセルゲートを制御し、その複数のメモ
リセルゲートに隣接して前記半導体基板上に設けられた
選択ゲートと、この選択ゲートの一方側面下方の半導体
基板中に設けられた第1拡散層と、前記複数のメモリセ
ルゲート間及び前記メモリセルゲートと前記選択ゲート
との間を埋め込み、前記第1拡散層上に形成され、窒素
を主成分としない第1絶縁膜と、この第1絶縁膜上に形
成された第2絶縁膜と、この第2絶縁膜上に形成され、
この第2絶縁膜とは主成分が異なる層間絶縁膜と、この
層間絶縁膜、前駆第2絶縁膜、前記第1絶縁膜を貫い
て、前記第1拡散層に接続されたコンタクト電極とを有
する半導体装置である。
半導体基板上に複数個設けられ、メモリセルゲートをそ
れぞれ有するメモリセルトランジスタ、このメモリセル
トランジスタを挟んで前記半導体基板上に形成され、前
記半導体基板中に設けられた拡散層に接する選択ゲート
を有する選択トランジスタとを備えた第1メモリセルア
レイと、前記半導体基板上に複数個設けられ、メモリセ
ルゲートをそれぞれ有するメモリセルトランジスタ、こ
のメモリセルトランジスタを挟んで前記半導体基板上に
形成された選択ゲートを有し、前記第1メモリセルアレ
イに隣接し、前記拡散層に接する選択トランジスタとを
備えた第2メモリセルアレイと、前記メモリセルトラン
ジスタ間を埋め込み、前記第1メモリセルアレイ、前記
第2メモリセルアレイ間の前記半導体基板上に形成さ
れ、前記メモリセルゲート間での厚さが前記第1メモリ
セルアレイ、前記第2メモリセルアレイ間での厚さより
も厚く形成されていて、窒素を主成分として含まない第
1絶縁膜と、この第1絶縁膜上に設けられた第2絶縁膜
と、この第2絶縁膜上に形成され、この第2絶縁膜とは
主成分が異なる層間絶縁膜と、この層間絶縁膜、前記第
2絶縁膜、前記第1絶縁膜を貫いて前記第1メモリセル
アレイ、前記第2セルアレイ間の前記拡散層に接続され
たコンタクト電極とを具備する半導体装置である。
1ゲート電極及び第2ゲート電極を形成する工程と、こ
の第1ゲート電極をマスクにして第1拡散層を形成する
工程と、前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極との
間の前記半導体基板上に窒素を主成分としない第1絶縁
膜を前記第1ゲート電極の高さ以上に埋め込み、前記第
1拡散層主要部上では前記第1ゲート電極より低く第1
絶縁膜を形成し、前記第1拡散層非主要部上では前記第
1ゲート電極の高さ以上に形成する工程と、前記第1絶
縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、この第2絶縁膜
上にこの第2絶縁膜に対するエッチング選択比が大きい
層間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜を前記第
1拡散層主要部上でエッチングして、コンタクト開口を
形成する工程と、このコンタクト開口に導電材を埋め込
み、前記第1拡散層と接続する工程とを有する半導体装
置の製造方法である。
数個の第1メモリセルゲート群、この第1メモリセルゲ
ート群を挟んで前記半導体基板上に形成された第1選択
ゲート対と、前記半導体基板上に複数個の第2メモリセ
ルゲート群、この第2メモリセルゲート群を挟んで前記
半導体基板上に形成された第2選択ゲート対とを形成す
る工程と、前記第1メモリセルゲート群、第1選択ゲー
ト対、第2メモリセルゲート群、第2選択ゲート対をマ
スクに前記半導体基板中に複数個の拡散層を形成する工
程と、前記半導体基板全面上に窒素を主成分として含ま
ない第1絶縁膜を形成して、第1メモリセルゲート群及
び前記第2メモリセルゲート群のそれぞれのゲート間を
埋め込み、かつ、前記第1選択ゲート対と前記第2選択
ゲート対が隣接する拡散層主要部上では前記第1メモリ
セルゲート群及び前記第2メモリセルゲート群のそれぞ
れのゲート間よりも薄くなるように前記第1絶縁膜を形
成する工程と、前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成す
る工程と、この第2絶縁膜上にこの第2絶縁膜に対する
エッチング選択比が大きい層間絶縁膜を形成する工程
と、この層間絶縁膜を前記第1選択ゲート対と前記第2
選択ゲート対が隣接する前記拡散層主要部上でエッチン
グして、コンタクト開口を形成する工程と、このコンタ
クト開口に導電材を埋め込み、前記第1選択ゲート対と
前記第2選択ゲート対が隣接する前記拡散層と接続する
工程とを有する半導体装置の製造方法である。
実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同
一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付してい
る。ただし、図面は模式的なものであり,厚みと平面寸
法との関係、各層の厚みの比率等は、現実のものとは異
なる。従って、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌
して判断すべきものである。また、図面相互間において
も互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれてい
る。
乃至図9を用いて説明する。以下の通り、本実施の形態
をNANDフラッシュメモリに適用して説明する。図3
には、本実施の形態の平面図が示される。図3の“A−
B”線上での断面が図1に相当し、“C−D”線上での
断面が図2に相当する。
本のワード線1が互いに平行に配置されている。このワ
ード線1を間に挟むように互いに平行にドレイン側選択
ゲート2と、ソース側選択ゲート3が形成されている。
ト2、ソース側選択ゲート3に直交して複数のビット線
配線4が形成されている。
がそれぞれ形成されている。
領域6が素子領域5に平行に形成されている。
1と、ドレイン側選択ゲート2と、ソース側選択ゲート
3及びそれぞれのゲートの間の素子領域5中の拡散層1
8が1つのメモリセルアレイを構成する。
素子領域にはビット線コンタクト23が形成されてい
る。
タクト23を介して他のメモリセルアレイにビット線配
線5方向に隣接している。さらにソース線選択ゲート側
でもワード線1に平行している素子領域5を挟んで、他
のメモリセルアレイとビット線配線5方向に隣接してい
る。
ルアレイ中にある8つのメモリセルは、半導体基板10
上に設けられたウエル11中の素子領域5上のゲート絶
縁膜12上に設けられたメモリセルゲート電極13を有
している。各メモリセルゲート電極13は、電荷蓄積層
となる浮遊ゲート電極14、浮遊ゲート14上に形成さ
れたゲート間絶縁膜15、ゲート間絶縁膜15上に形成
された制御ゲート電極16、この制御ゲート電極16上
に形成されたゲートマスク材17を有している。このメ
モリセルゲート電極13のうち、制御ゲート電極16は
図3に示される左右方向である行線方向における他のメ
モリセルゲート電極との間でそれぞれ共有されて、ワー
ド線1となっている。
域上に設けられた拡散層領域18を介して互いに直列に
接続されている。複数のメモリセルが直列に接続されて
1つのメモリセルアレイであるNANDセル(メモリセ
ルユニット)が形成されている。
イン側選択ゲート19がゲート絶縁膜12上に形成され
ている。このドレイン側選択ゲート19はメモリセルゲ
ート13と同様の積層構造となっているが、各層の幅が
メモリセルゲートよりも大きく形成されている。ドレイ
ン側選択ゲートのメモリセルと反対側の素子領域5中に
は、ビット線コンタクト拡散層20が形成されている。
ス側選択ゲート21がゲート絶縁膜12上に形成されて
いる。このソース側選択ゲート21はメモリセルゲート
13と同様の積層構造となっているが、各層の幅がメモ
リセルゲートよりも大きく形成されていて、ドレイン側
選択ゲートと同様の幅となっている。
ソース・ドレイン拡散層18のメモリセルゲート13側
と反対側はソース線22となっていて、図面表面に対し
て垂直に延びている。ソース線22は、図3に示される
左右方向である行方向に隣接するNANDセル同士で接
続されている。
子領域に設けられた拡散層18とで、メモリセルトラン
ジスタが構成される。
リセル側の素子領域5に設けられた拡散層18と、ビッ
ト線コンタクト拡散層20とで、ドレイン側選択トラン
ジスタが構成される。
セル側の素子領域5に設けられた拡散層18と、ソース
線22とで、ソース側選択トランジスタが形成される。
れ、ビット線配線4に直交する素子領域5がソース線2
2に相当する。
にコンタクト無しで、直列に接続されている。それぞれ
の選択ゲートトランジスタはNANDセルとは拡散層1
8を介して接続されている。このように、NANDセル
の各ビット線方向の両端には、ドレイン側選択ゲートト
ランジスタ19及びソース側選択ゲートトランジスタ2
1が接続されている。
電位を供給できるようになっており、一般的なMOSF
ETと同様に機能する。
NDセルとは反対側のビット線コンタクト拡散層20に
はビット線コンタクト電極23が設けられている。
は後酸化膜24で覆われている。この後酸化膜24及び
ゲート酸化膜12上には、第1絶縁膜25が設けられて
いる。第1絶縁膜25の厚さは例えば、約0.1μm程
度以上であり、窒素を主成分として含有していない。第
1絶縁膜25はメモリセルトランジスタのゲート電極1
3相互の間を埋め込むように設けられている。第1絶縁
膜25は水素含有量が少なく、電荷に対するトラップが
少ないものが適している。例えばシリコン酸化膜やオキ
シナイトライド膜や酸化したシリコン窒化膜などが利用
できる。
くすことだけを意味するものではなく、内部にボイド、
巣などの空隙を含んでいてもその作用、効果に変わりは
無いので、空隙を含むことも意味する。
約0.2μm程度、ゲート幅は約0.2μm程度、高さ
は約0.6μm程度である。
ト13同士では小さく、ビット線コンタクト23を挟ん
だ選択ゲート19同士では大きくなっている。メモリセ
ルゲート13同士のゲート電極の間隔はセルアレイ全体
の面積に強くかかわるため、面積縮小のために間隔を小
さくしている。一方で、隣接するメモリセルアレイの選
択ゲート間はビット線コンタクトが形成されているた
め、間隔が広くとられている。
が設けられている。第2絶縁膜26の厚さは例えば、約
0.02から0.06μm程度であり、第2絶縁膜26
は窒化膜を主成分とするので、水素供給元になるので、
なるべく薄いことが望ましい。第2絶縁膜26は、第1
絶縁膜25よりも水素含有量が多く、電荷に対するトラ
ップが多い。
27が設けられている。ここで、層間絶縁膜の厚さは約
0.1μm〜0.3μm程度である。層間絶縁膜27は
BPSG(ホウ素を含むシリコン酸化膜)で形成でき
る。
6、第1絶縁膜25及びゲート酸化膜12を貫いて、ビ
ット線コンタクト23が設けられて、ビット線コンタク
ト拡散層20に接続されている。
成されている。ビット線は、列方向に隣接するNAND
セル間で分離されて設けられている。
スタが2つの制御ゲートに挟まれて形成されているが、
NANDセルのトランジスタの個数は8つに限らず、8
から32まで任意の数で形成できる。
2μm以下の場合に、本実施の形態の効果が顕著であ
る。
ドレイン拡散層はN型であるとするが、ウエルをN型、
ソース・ドレイン拡散層をP型としてもよい。
にエッチングストッパーとなる第2絶縁膜26の下に、
第1絶縁膜25が設けられており、メモリセルゲート1
3同士の間の距離は比較的小さいため、第1絶縁膜25
によってメモリセルゲート13同士の間は、完全に埋め
込まれている。また、選択ゲート19、21同士の間の
距離は、メモリセルゲート13同士の距離よりも大きい
ため、第1絶縁膜25によっては完全に埋め込まれな
い。
9,21上とビット線コンタクト拡散層20上とで同じ
厚さに形成される。しかし、場合により、ゲート電極の
側面に対して形成される厚さの方が、ゲート電極上や、
半導体基板上に形成される第1絶縁膜25よりも薄く形
成されたり、逆に厚く形成される場合がある。
板10上のウエル11中に設けられた素子領域5の上面
を分断するように複数の素子分離領域6が形成されてい
る。この素子分離領域6で挟まれた素子領域5全面にビ
ット線コンタクト23が接続されている。素子分離領域
6上には、第1絶縁膜25が形成され、その上には第2
絶縁膜26が形成されている。この第2絶縁膜26上に
は、層間絶縁膜27が形成されている。これら層間絶縁
膜27、第2絶縁膜26、第1絶縁膜25を貫いて、ビ
ット線コンタクト23が形成されている。このビット線
コンタクト23上にはビット線配線28が形成されてい
る。
5の上面よりも高い位置に形成されているが、素子領域
5の上面と同じ位置に形成されていてもよい。
ench Isolation)を用いているが、LOCOS(Local
Oxidation of Silicon)など別の素子分離方法でも適用
可能である。
縁膜25の膜厚はなるべく薄く形成されることが、コン
タクト合わせずれが生じた場合のエッチングストッパー
の効果が大きいため、望ましい。
膜25を第2絶縁膜26の下層に設けることで第2絶縁
膜26中の水素や、第2絶縁膜26中に捕獲された電荷
がトランジスタ素子の電気特性へ及ぼす影響を軽減する
ことができる。さらにメモリセルゲート電極同士の間隔
を狭めても、素子分離領域への誤ったコンタクトの接続
形態が存在しない集積度の高い半導体装置を提供でき
る。
れば、コンタクトホール開口のためのエッチングのプロ
セスマージンを向上させつつ、トランジスタのしきい値
電圧の変動やゲート絶縁膜における耐圧の低下といった
電気特性の劣化を防止することができるため、高信頼性
で高歩留まりの半導体装置及びその製造方法を提供する
ことができる。
電極間が第1絶縁膜25で埋められており、第2絶縁膜
26はトランジスタのゲート酸化膜12の近傍には存在
しないようになっている。
化を防止することができ、半導体装置の信頼性向上が得
られる。
は、同一メモリセルアレイ内のワード線同士の間隔より
も隣接するメモリセルアレイの選択ゲート同士の間隔が
広くなっており、メモリセルアレイ全体が酸化膜と窒化
膜との積層膜により覆われている。ここで、ワード線間
は第1絶縁膜25のみで埋め込まれており、選択ゲート
間には第1絶縁膜25と第2絶縁膜26の両方が入り込
んでいる。
い窒化膜がないので窒化膜中に電子がトラップされてセ
ル特性が変動してしまうことを防止できる。さらに、選
択ゲート間にあるコンタクト電極を形成する際のエッチ
ング時には、第1絶縁膜25上の第2絶縁膜6中の窒化
膜がストッパとして機能するため、高信頼性、高歩留ま
りが得られる。
実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する。
に素子分離領域(図示せず)に囲まれた素子領域5を形
成して、図1に示されるように素子領域5上に、ゲート
絶縁膜12を形成する。次にゲート絶縁膜12上に浮遊
ゲート電極材14を堆積する。さらに浮遊ゲート・制御
ゲート間絶縁膜15を形成し、その上に制御ゲート電極
材16を堆積する。
ゲートマスク材17を堆積する。続いてフォトリソグラ
フィー法によりゲートをパターニングし、ゲートマスク
材17をエッチングする。引き続きゲートマスク材17
に対して自己整合的に制御ゲート電極材16、浮遊ゲー
ト・制御ゲート間絶縁膜15、浮遊ゲート電極材14を
エッチングして、メモリセルゲート13及び選択ゲート
19,21を形成する。
のダメージを回復するための後酸化を行って、後酸化膜
24を積層構造のゲート電極周囲に形成する。
ン拡散層18及びビット線コンタクト拡散層20を形成
するための不純物をイオン注入により行う。この拡散層
のイオン注入は、このように後酸化の後に行ってもよい
し、前に行っても良い。さらに、後の工程で行われる第
1絶縁膜形成後などでも構わない。
5を露出した部分に形成する。第1絶縁膜25は、メモ
リセルトランジスタのゲート電極13同士の間を完全に
埋め込み、かつ、選択ゲート19、21同士の間は完全
には埋め込まない膜厚で形成する。この第1絶縁膜25
はドレイン側制御ゲート19からソース側制御ゲート2
1に挟まれた8つのメモリセルゲート電極13上及びそ
の間の領域では、その上表面を平坦化する。さらに、ビ
ット線コンタクト形成予定領域における第1絶縁膜25
表面も平坦化する。第1絶縁膜25中に空隙があって
も、後の工程で熱を加えて酸化することで、流動化させ
て、空隙を取り除くこともできる。
5上に第2絶縁膜26を形成する。さらに第2絶縁膜2
6上に層間絶縁膜27を堆積し、CMP法や、熱処理を
加えて層間絶縁膜を流動させることにより、層間絶縁膜
27の表面を平坦化するとともに、また選択ゲート電極
19、21間に層間絶縁膜27を埋め込む。
ート電極19,21間を埋め込む時に、層間絶縁膜27
を堆積しただけでは、完全に埋め込むことができない場
合がある。その場合において、層間絶縁膜27を堆積
後、熱処理を加えて層間絶縁膜27を流動化させて埋め
込むことができる。この熱工程として、酸素雰囲気で行
うことで、層間絶縁膜の流動性が向上する場合がある。
工程で熱を加えて酸化することで、流動化させて、空隙
を取り除くこともできる。なお、熱工程により、ソース
・ドレインとなる不純物拡散層は拡散係数が大となる。
に対して選択性のあるCMPを用いて層間絶縁膜27を
研磨することにより平坦化を行うこともできる。こうし
て第2絶縁膜26上で研磨をストップさせ、これに続い
て層間絶縁膜を再度堆積することによって、図7と同様
な形状の層間絶縁膜を形成することが可能である。ここ
で、再度堆積させる層間絶縁膜は先に堆積させた材料と
同じであっても、変更させても良い。この方法によれば
CMP法による平坦化を第2絶縁膜26上でストップさ
せることにより、層間絶縁膜の膜厚の制御性を向上させ
ることができ、層間絶縁膜の厚さを正確に形成できる。
化した後、図8に示すようにメモリセル部のソース・ド
レイン拡散層20にコンタクトをとるためのコンタクト
ホール30を形成する。コンタクトホール30のエッチ
ングは、まず第2絶縁膜26に対して選択性のある層間
絶縁膜27をエッチングする。次に第2絶縁膜26及び
第1絶縁膜25並びにゲート酸化膜12を順次エッチン
グして、ビット線コンタクト拡散層20を露出すること
により行う。
ホール30にアルミニウムやタングステンなどの金属あ
るいは低抵抗の半導体を埋め込んで、ビット線コンタク
ト23を形成する。ビット線コンタクト23を形成した
後に、層間絶縁膜27上に金属配線を形成することによ
って、ビット線コンタクト23に接続するビット線配線
28を形成する。
ト13間の第1絶縁膜25中には空隙が生じていても良
い。
クトホール30開口時の層間絶縁膜27のエッチングに
対してエッチング耐性を持つ膜を用いる。例えば層間絶
縁膜27としてシリコン酸化膜を用いる場合には、第2
絶縁膜26としてはシリコン窒化膜などを用いる。
示すように、ビット線コンタクト23は素子領域5に対
してほとんど余裕がないように設計されている。
コンタクト23は素子領域5の幅と同一に形成されてい
る。なお、場合によっては、ビット線コンタクト23は
素子領域5の幅よりも大きく形成されてもよい。これ
は、セルアレイの面積をできるたけ縮小できるようにす
るためである。
線コンタクト23の形成位置がマスクの位置合わせずれ
などの理由により、素子分離領域6上にかかってしまう
ような場合でもビット線コンタクト23が素子分離領域
6へ突き抜けないようにしなければならない。ビット線
コンタクト23が素子分離領域6を突き抜けてしまう
と、その部分における接合リーク電流の原因になった
り、素子分離耐圧の低下の原因になったりするためであ
る。
チングに対しての耐性を第2絶縁膜26が有することに
よって、コンタクトホール形成のためのエッチングを第
2絶縁膜26の上でいったん止めることができる。
タクトホール30を開口した後、エッチングの条件を切
り換えて第2絶縁膜26をエッチングし、さらに条件を
切り換えて第1絶縁膜25及びゲート酸化膜12をエッ
チングすることによって、ビット線コンタクト拡散層2
0の上のコンタクトホール30を完全に開口する。
膜を用いる場合、層間絶縁膜に含まれているホウ素、リ
ン、炭素などが素子領域へ拡散するのを防止する役割も
持たせることができる。このような不純物が素子領域へ
拡散してくると素子特性の変動やばらつきの原因となる
が、これらはシリコン窒化膜中における拡散係数がきわ
めて小さいため、シリコン窒化膜によって拡散をブロッ
クすることができる。
る場合、酸素が素子領域5へ拡散してくると不純物の拡
散が増速され、不純物分布がなまってしまう現象がある
が、シリコン窒化膜を第2絶縁膜に用いることによって
酸素が素子領域5へ拡散するのを防止できるので素子領
域における増速拡散を防止し、不純物分布の設計を容易
にすることができる。
選択ゲート19同士の間が第1絶縁膜25では完全に埋
められていないため、第1絶縁膜の膜厚はメモリセルト
ランジスタ同士の間に比べると薄くなっている。そのた
めビット線コンタクトホール30を開口するために、第
1絶縁膜25のエッチングを行うときに、たとえ素子分
離領域が同時にエッチングされたとしても、第1絶縁膜
25の膜厚が薄いため素子分離領域のエッチング量も小
さく抑制することができる。
間絶縁膜27を選択的にエッチングするので、第2絶縁
膜26上では、エッチングがストップする。次に、第2
絶縁膜26を選択的にエッチングする。このため、層間
絶縁膜27の膜厚に関係なく、第1絶縁膜25のエッチ
ングが行われる。
れば、高集積度を持たせて、制御性良くビット線コンタ
クトを形成でき、トランジスタ特性への水素による悪影
響を防止することができる。
0乃至図12を用いて説明する。図10は本実施の形態
の半導体装置を表す平面図である。図11は図10の
“E−F”断面を示す図であり、図12は図10の“G
−H”断面を示す図である。
ット線とソース線の配線への引き出し形態が異なってい
る。他の部分における形態は第1の実施の形態と同様で
あるため、説明は省略する。
ドレイン拡散層からビット線コンタクトを介して配線へ
接続され、ソース線は互いに隣接する素子領域同士が接
続されてソース・ドレイン拡散層で接続されてセルアレ
イを構成していた。
にビット線は、ビット線コンタクト拡散層20からビッ
ト線コンタクト23を介して第1層配線によるビット線
接続部35に接続され、さらに配線間コンタクト36を
介して第2層配線によるビット線37へと接続される。
34からソース線コンタクト38を介して第1層配線に
よるソース線39に接続され、これが隣接するメモリセ
ルアレイ同士で互いに接続されている。このソース線3
9、ビット線接続部35及び配線間コンタクト36は、
配線間絶縁膜40で覆われていて、その上にビット線3
7が形成されている。
0上のウエル11中に設けられた素子領域5の上面を分
断するように複数の素子分離領域6が形成されている。
この素子分離領域6で挟まれた素子領域5全面にビット
線コンタクト23が接続されている。
形成され、その上には第2絶縁膜26が形成されてい
る。この第2絶縁膜26上には、層間絶縁膜27が形成
されている。これら層間絶縁膜27、第2絶縁膜26、
第1絶縁膜25を貫いて、ビット線コンタクト23が形
成されている。このビット線コンタクト23はビット線
接続部35に接続され、さらに配線間コンタクト36を
介して第2層配線によるビット線37へと接続される。
クト36は、配線間絶縁膜40で覆われている。
ト抵抗よりも小さいため、本実施の形態では、第1の実
施の形態よりもソース線の電気抵抗を低くすることがで
き、動作の高速化などが可能である。
通り形成するが、ビット線コンタクトは形成しない構成
とすることもできる。この場合、第1の実施の形態にお
けるソース線同様に、ビット線は互いに隣接する素子領
域同士が接続されてソース・ドレイン拡散層で接続され
て構成される。この場合、ソース線の抵抗を下げること
が可能である。
態の断面構造が示される。この断面図は図3における
“A−B”線上での断面に相当する。しかし、第1の実
施の形態と異なり、メモリセルゲート電極13、ドレイ
ン側選択ゲート19、及びソース側選択ゲート21側面
に後酸化膜が設けられていない。すなわち、本実施の形
態ではゲート電極を加工した後に後酸化を行わずに、第
1絶縁膜25を形成している。この場合、第1絶縁膜2
5が後酸化膜の代わりの酸化膜として機能する。
施の形態と同様に形成される。
同様の効果を得るこができる。本実施の形態の特徴であ
る後酸化膜を各ゲート電極側面に設けない特徴は、第2
の実施の形態にも同様に適用できる。
4の実施の形態を示す断面構造が示される。この断面図
は図3における“A−B”線上での断面に相当する。し
かし、第1の実施の形態と異なり、第1絶縁膜25がビ
ット線コンタクト拡散層20及びソース拡散層22上
で、その上表面がなだらかな曲面として形成されてい
る。そのため、第1絶縁膜25上の第2絶縁膜26も第
1絶縁膜25上に第1絶縁膜25の形状に応じた形状と
して形成されている。さらに第2絶縁膜26上に形成さ
れた層間絶縁膜27は、その底面は第2絶縁膜26に応
じた形状となっていて、それ以外の構造は第1の実施の
形態同様である。
形態において、図6に示される工程で、第1絶縁膜25
を堆積した後に、例えば800℃から900℃程度の熱
処理を加えて第1絶縁膜25を流動させ、メモリセルゲ
ート電極13同士の間、メモリセルゲート電極13とド
レイン側選択ゲート電極19との間,メモリセルゲート
電極13とソース側選択ゲート電極21との間に第1絶
縁膜25が埋め込まれ、選択ゲート電極19,21同士
の間は、選択ゲート電極19,21の高さよりも低く第
1絶縁膜25を形成している。
6を形成している。
を流動させる工程を追加することによって、より狭いゲ
ート電極間を第1絶縁膜25で埋め込むことができるよ
うになり、素子の微細化が可能になる。
膜を堆積しただけでは、窪み状の凹部や大きな空隙がで
きて埋め込まれない場合がある。ここで、熱処理を行う
ことで、絶縁膜を流動化して空隙を埋め込むことができ
る場合がある。
電極の高さが際だって高く形成されている場合などで
は、ゲート電極間の第1絶縁膜中に窪み状の凹部や大き
な空隙が生じやすいが、本実施の形態では、このように
生じた第1絶縁膜の空隙を埋め込むことができる。
ゲート電極13上における第1絶縁膜25の膜厚と、ビ
ット線コンタクト拡散層20上における第1絶縁膜25
の膜厚とは異なっているが、第1の実施の形態同様の効
果を得ることができる。
コンタクトを設けた構成に本実施の形態を適用すること
もできる。
る流動させる方法以外に、例えば堆積時に本実施の形態
のような形状になる方法により形成されていても構わな
い。
電極13同士の間、メモリセルゲート電極13とドレイ
ン側選択ゲート電極19との間,メモリセルゲート電極
13とソース側選択ゲート電極21との間ゲート電極間
を埋め込む第1絶縁膜25には空洞があってもかまわな
い。空洞があっても、膜の上面が閉じていれば、第2絶
縁膜26はメモリセルトランジスタのゲート電極間には
埋め込まれないので、本発明の効果は変わらない。
したように熱酸化によるものでも構わないし、酸化膜な
どを堆積することで兼ねてもかまわない。また第3の実
施の形態のように後酸化膜がなくても構わない。
組み合わせて実施することができる。
方式のメモリセルアレイを例にとって説明したが、AN
D型、DiNOR型のメモリセルアレイや、高集積化が
必要なトランジスタを有する半導体装置にも同様に適用
することが可能である。
て、ゲート間にコンタクトがない構造であれば適用可能
である。
クトを有し、ゲート酸化膜にトンネル電流を流すような
強い電気的ストレスが印加される不揮発性半導体記憶装
置に対して好適である。
のためのエッチングのプロセスマージンを向上させつ
つ、トランジスタのしきい値電圧の変動やゲート絶縁膜
における耐圧の低下といった電気特性の劣化を防止する
ことができるため、高信頼性で高歩留まりの半導体装置
及びその製造方法を提供することができる。
す平面図である図3における“A−B”上の断面図。
す平面図である図3における“C−D”上の断面図。
す平面図。
造方法の一工程を示す断面図。
造方法の一工程を示す断面図。
造方法の一工程を示す断面図。
造方法の一工程を示す断面図。
造方法の一工程を示す断面図。
造方法の一工程を示す断面図。
示す平面図。
示す平面図である図10における“E−F”線上での断
面図。
示す平面図である図10における“G−H”線上での断
面図。
示す断面図。
示す断面図。
7における“I−J”線上での断面図。
7における“K−L”線上での断面図。
す断面図。
す断面図。
す断面図。
タクトホールのエッチングの問題点を示す断面図。
タクトホールのエッチング時の断面図。
Claims (13)
- 【請求項1】半導体基板と、 この半導体基板上に形成された第1ゲート電極と、 この第1ゲート電極の一方の側面下の前記半導体基板中
に形成された第1拡散層と、 前記第1ゲート電極の他方の側面下の前記半導体基板中
に形成された第2拡散層と、 この第2拡散層の上に側面が形成された第2ゲート電極
と、 前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極間を埋め込
み、前記第1拡散層上では、前記第1ゲート電極と前記
第2ゲート電極間を埋め込む厚さよりも薄く形成され、
窒素を主成分としない第1絶縁膜と、 この第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜と、 この第2絶縁膜上に形成され、この第2絶縁膜とは主成
分が異なる層間絶縁膜と、 前記第1拡散層に接続され、前記第1絶縁膜、第2絶縁
膜及び層間絶縁膜中に形成されたコンタクト電極とを有
することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】前記第1拡散層の幅は前記第2拡散層の幅
よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の半導体装
置。 - 【請求項3】半導体基板と、 この半導体基板上に設けられた複数のメモリセルゲート
と、 この複数のメモリセルゲートを制御し、その複数のメモ
リセルゲートに隣接して前記半導体基板上に設けられた
選択ゲートと、 この選択ゲートの一方側面下方の半導体基板中に設けら
れた第1拡散層と、 前記複数のメモリセルゲート間及び前記メモリセルゲー
トと前記選択ゲートとの間を埋め込み、前記第1拡散層
上に形成され、窒素を主成分としない第1絶縁膜と、 この第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜と、 この第2絶縁膜上に形成され、この第2絶縁膜とは主成
分が異なる層間絶縁膜と、 この層間絶縁膜、前駆第2絶縁膜、前記第1絶縁膜を貫
いて、前記第1拡散層に接続されたコンタクト電極とを
有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】前記第1絶縁膜は前記メモリセルゲート間
での厚さが前記第1拡散層の主要部上の厚さよりも厚く
形成されていることを特徴とする請求項3記載の半導体
装置。 - 【請求項5】前記第1拡散層上での前記選択ゲート側面
に付着した水平方向の前記第1絶縁膜の厚さが、前記メ
モリセルゲート間の距離の半分よりも大きく形成されて
いることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。 - 【請求項6】半導体基板と、 この半導体基板上に複数個設けられ、メモリセルゲート
をそれぞれ有するメモリセルトランジスタ、このメモリ
セルトランジスタを挟んで前記半導体基板上に形成さ
れ、前記半導体基板中に設けられた拡散層に接する選択
ゲートを有する選択トランジスタとを備えた第1メモリ
セルアレイと、 前記半導体基板上に複数個設けられ、メモリセルゲート
をそれぞれ有するメモリセルトランジスタ、このメモリ
セルトランジスタを挟んで前記半導体基板上に形成され
た選択ゲートを有し、前記第1メモリセルアレイに隣接
し、前記拡散層に接する選択トランジスタとを備えた第
2メモリセルアレイと、 前記メモリセルトランジスタ間を埋め込み、前記第1メ
モリセルアレイ、前記第2メモリセルアレイ間の前記半
導体基板上に形成され、前記メモリセルゲート間での厚
さが前記第1メモリセルアレイ、前記第2メモリセルア
レイ間での厚さよりも厚く形成されていて、窒素を主成
分として含まない第1絶縁膜と、 この第1絶縁膜上に設けられた第2絶縁膜と、 この第2絶縁膜上に形成され、この第2絶縁膜とは主成
分が異なる層間絶縁膜と、 この層間絶縁膜、前記第2絶縁膜、前記第1絶縁膜を貫
いて前記第1メモリセルアレイ、前記第2セルアレイ間
の前記拡散層に接続されたコンタクト電極とを具備する
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】前記第1メモリセルアレイ及び前記第2メ
モリセルアレイにおける前記メモリセルトランジスタの
メモリセルゲート電極相互の間隔が前記第1メモリセル
アレイ及び前記第2メモリセルアレイにおける互いに隣
接する選択ゲートトランジスタの選択ゲート電極相互の
間隔よりも小さいことを特徴とする請求項6記載の半導
体装置。 - 【請求項8】前記第1絶縁膜に含有される水素の密度
は、前記第2絶縁膜に含有される水素の密度よりも小さ
いことを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項記載の
半導体装置。 - 【請求項9】前記第1絶縁膜に存在する電荷に対するト
ラップの密度が前記第2絶縁膜に存在する電荷に対する
トラップの密度よりも小さいことを特徴とする請求項1
乃至8いずれか1項記載の半導体装置。 - 【請求項10】前記第1絶縁膜は酸化シリコン膜、オキ
シナイトライド膜又は酸化シリコン窒化膜のいずれかか
ら選ばれた材料であることを特徴とする請求項1乃至8
いずれか1項記載の半導体装置。 - 【請求項11】前記第2絶縁膜は窒化シリコン膜である
ことを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項記載の半
導体装置。 - 【請求項12】半導体基板上に、第1ゲート電極及び第
2ゲート電極を形成する工程と、 この第1ゲート電極をマスクにして第1拡散層を形成す
る工程と、 前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極との間の前記
半導体基板上に窒素を主成分としない第1絶縁膜を前記
第1ゲート電極の高さ以上に埋め込み、前記第1拡散層
主要部上では前記第1ゲート電極より低く第1絶縁膜を
形成し、前記第1拡散層非主要部上では前記第1ゲート
電極の高さ以上に形成する工程と、 前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、 この第2絶縁膜上に第2絶縁膜に対するエッチング選択
比が大きい層間絶縁膜を形成する工程と、 この層間絶縁膜を前記第1拡散層主要部上でエッチング
して、コンタクト開口を形成する工程と、 このコンタクト開口に導電材を埋め込み、前記第1拡散
層と接続する工程とを有することを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項13】半導体基板上に、複数個の第1メモリセ
ルゲート群、この第1メモリセルゲート群を挟んで前記
半導体基板上に形成された第1選択ゲート対と、前記半
導体基板上に複数個の第2メモリセルゲート群、この第
2メモリセルゲート群を挟んで前記半導体基板上に形成
された第2選択ゲート対とを形成する工程と、 前記第1メモリセルゲート群、第1選択ゲート対、第2
メモリセルゲート群、第2選択ゲート対をマスクに前記
半導体基板中に複数個の拡散層を形成する工程と、 前記半導体基板全面上に窒素を主成分として含まない第
1絶縁膜を形成して、第1メモリセルゲート群及び前記
第2メモリセルゲート群のそれぞれのゲート間を埋め込
み、かつ、前記第1選択ゲート対と前記第2選択ゲート
対が隣接する拡散層主要部上では前記第1メモリセルゲ
ート群及び前記第2メモリセルゲート群のそれぞれのゲ
ート間よりも薄くなるように前記第1絶縁膜を形成する
工程と、 前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、 この第2絶縁膜上に第2絶縁膜に対するエッチング選択
比が大きい層間絶縁膜を形成する工程と、 この層間絶縁膜を前記第1選択ゲート対と前記第2選択
ゲート対が隣接する前記拡散層主要部上でエッチングし
て、コンタクト開口を形成する工程と、 このコンタクト開口に導電材を埋め込み、前記第1選択
ゲート対と前記第2選択ゲート対が隣接する前記拡散層
と接続する工程とを有することを特徴とする半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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