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JP2002280189A - 発光装飾具 - Google Patents

発光装飾具

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Publication number
JP2002280189A
JP2002280189A JP2002119230A JP2002119230A JP2002280189A JP 2002280189 A JP2002280189 A JP 2002280189A JP 2002119230 A JP2002119230 A JP 2002119230A JP 2002119230 A JP2002119230 A JP 2002119230A JP 2002280189 A JP2002280189 A JP 2002280189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light
pattern
control circuit
luminous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002119230A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoteru Ookida
尚照 大木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INGUSU KK
Original Assignee
INGUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INGUSU KK filed Critical INGUSU KK
Priority to JP2002119230A priority Critical patent/JP2002280189A/ja
Publication of JP2002280189A publication Critical patent/JP2002280189A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動を検知したときに発光パターンが変化す
る発光装飾具を提供する。 【構成】 基体上に配置された複数の発光素子と、該複
数の発光素子の発光を制御する制御回路と、前記制御回
路に対して割込信号を送信する割込信号手段を備え、前
記制御回路が、前記複数の発光素子の発光タイミングを
制御することにより発光位置を経時的に変化させる発光
装飾具であって、前記制御回路は、前記割込信号を受信
しないときには、第1の発光パターンで前記発光位置を
変化させ、前記割込信号を受信したときには、前記第1
の発光パターンとは異なる第2の発光パターンで前記発
光位置を変化させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンサート、スポ
ーツの応援、パーティーなど種々のシチュエーションに
おいて利用者により携行等して利用され、振動等を検知
して発光パターンを変化させることにより、興趣性を得
ることができる発光装飾具に関し、特に、利用者の手足
に装着して使用されるブレスレットやアンクルレットの
形態を備える発光装飾具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の発光装飾具としては、コンサー
ト会場などで使用されているペンライトがあるが、ペン
ライトは、多くの人が音楽に合わせてライトを揺らめか
せるなどすることで初めて、魅惑的な雰囲気が醸し出さ
れるものであり、ペンライトを単体で操作しても十分な
面白みを醸し出すことはできない。
【0003】また、この種の発光装飾具において、安全
にかつ安価な使用を目的として、2つの液体が混合され
たときに発生する化学発光現象を利用するものがある。
この発光装置には、ペンライトとして使用できるスティ
ックタイプのものや、リング状に形成されるブレスレッ
トタイプのものなどがあった。このような化学発光現象
を利用すれば、安全で安価な発光装飾具が実現できる
が、このような化学発光現象を利用する発光は、発光光
量の変化が時間とともに低下するものであるとともに、
全体的に一様に発光するものであるため、十分な興趣性
を得ることはできないものであった。
【0004】また、使用者の身体の一部に保持され、振
動を検知すると発光する発光装置の一例として、例え
ば、特開平8−332102号公報に記載される発光装
置を備えた靴などがあった。この発光装置を備えた靴
は、振動スイッチを有し、振動を検知したときに、同一
円周上に等間隔に配置された複数の発光器を順次明滅さ
せることで、歩行者が夜間に外出する際に走行中の車両
等に歩行者の存在を知らせて、事故を未然に防ぐための
ものであった。この発光装置を備えた靴における、振動
を検知したときの発光器の発光パターンは、一定方向に
明滅するものであり、特段の面白みを得ることができな
いものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の発光装飾具は、
全体が一様に発光するかあるいは一定のパターンに従っ
て発光するのみであるために、いずれも、十分な興趣性
を得ることができないものであり、より高い興趣性を備
えた、魅力的な発光装飾具の出現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発光装飾具
は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、振動等を
検知して発光パターンを変化させることによって、従来
にない興趣性が付与された発光装飾具を提供するもので
ある。
【0007】本願の請求項1に係る発光装飾具は、基体
上に配置された複数の発光素子と、該複数の発光素子の
発光を制御する制御回路と、前記制御回路に対して割込
信号を送信する割込信号手段を備え、前記制御回路が、
前記複数の発光素子の発光タイミングを制御することに
より発光位置を経時的に変化させる発光装飾具であっ
て、前記制御回路は、前記割込信号を受信しないときに
は、第1の発光パターンで前記発光位置を変化させ、前
記割込信号を受信したときには、前記第1の発光パター
ンとは異なる第2の発光パターンで前記発光位置を変化
させることを特徴とする。
【0008】ここで、複数の発光素子は、例えば、直線
状、或いは、円環上に沿って配列される。個々の発光素
子間の間隔には、特段の制限はなく、例えば等間隔と配
置することができる。また、発光素子を載置する基体
は、用途に応じて種々の材料、形状のものが使用できる
が、例えば、制御回路、振動検知手段、各発光素子等と
電気接続を行う導体パターンが施されたプリント配線板
などを基体として使用できる。
【0009】本発明では、所定の条件の下で発生される
割込信号により、複数の発光素子による発光パターンが
変化するものとすることにより、単調さが解消された興
趣性に優れる発光装飾具を提供することが可能となるも
のであり、例えば、音、光、振動などに応答して割込信
号を発生させて発光パターンを変化させることで、コン
サートやスポーツ観戦など、種々のシチュエーションに
応じた光の演出を実現することが可能となる。
【0010】本願の請求項2に係る発光装飾具は、振動
を検知する振動検知手段を更に備え、前記振動検知手段
は、振動を検知した場合に、前記制御回路に対して割込
信号を送信することを特徴とする。
【0011】かかる構成によれば、例えば、人が本発明
の発光装飾具を身に付けた状態で動作した場合に、その
動作に応じて発光パターンが変わることとなるため、ダ
ンスやスポーツの応援の雰囲気を盛り上げることができ
る等の効果を得ることができる。特に、振動検知手段
を、一定以上の振動を検知した時のみ作動するように構
成し、あるいは、振動検知手段が一定以上の振動値を出
力した時に、制御回路が第1から第2のパターンへの変
更を行うようにすることで、人が大きな動作をしたとき
に発光パターンを変える演出が行われることになり、よ
り高い興趣性を得ることができる。
【0012】本願の請求項3に係る発光装飾具は、制御
回路が、第1の発光パターンにおいては、発光位置を第
1の速度で所定の方向に移動させる制御を行い、第2の
発光パターンにおいては、発光位置を第2の速度で所定
の方向に移動させる制御を行うものであり、第2の速度
は、第1の速度よりも高速であることを特徴とする。
【0013】発光位置の所定の方向への移動は、例え
ば、順次隣接する発光素子を発光させる制御を行うこと
で実現することができ、これにより、例えば直線状に発
光素子を配置した場合は、光が当該直線状に移動してい
るような外観を呈させることが可能であり、例えば、円
環状に配置した場合は、光が回転しているような外観を
呈させることが可能である。
【0014】請求項3に係る発明では、振動を検知した
ときに、発光位置の移動速度が速くなるように構成され
ているため、人の動作に合わせて高揚感を観者に与える
ことができるなど、より高い興趣性を得ることが可能で
ある。
【0015】本願の請求項4に係る発光装飾具は、制御
回路が、第1または第2の発光パターンにおいて、発光
位置の第1の方向への移動と、第1の方向とは逆方向へ
の移動とを繰り返す制御を行うことを特徴とし、一定の
時間毎に、或いは、不定期に発光位置の移動方向を変化
させることにより発光パターンが多様化され、興趣性を
より高めることができる。
【0016】本願の請求項5に係る発光装飾具は、制御
回路が、第1または第2の発光パターンにおいて、発光
位置の第1の方向への移動から、第1の方向とは逆方向
への移動への切り替えを行う際に、複数の発光素子の全
てを消灯する制御を行うことを特徴とする。また、本願
の請求項6に係る発光装飾具によれば、制御回路は、第
1または第2の発光パターンにおいて、発光位置の第1
の方向への移動から、第1の方向とは逆方向への移動へ
の切り替えを行う際に、複数の発光素子の全てを点灯す
る制御を行うことを特徴とする。
【0017】即ち、発光位置を移動させることで、光が
移動しているかのような外観を呈することが可能ではあ
るが、実際には、個々の発光素子が明滅を繰り返してい
るに過ぎないものであるため、目の錯覚との関係で、発
光位置の移動方向の変化を観者が直ちに認識することが
困難であるという問題があり、そのために、発光位置の
移動方向を変化させることによる演出の効果を十分なも
のとすることができない。
【0018】請求項5の発明は、発光位置の移動の方向
を切り替える際に、発光素子全てを所定時間消灯するこ
とにより、発光位置の移動方向の変化が認識し易くなる
との新たな知見に基づいてこの問題を解決したものであ
り、これにより、意図する演出をそのままの態様で実現
しつつ、発光位置の移動方向の認知性を向上させること
ができる。また、全ての発光素子の消灯に代えて、或い
はこれとともに、全ての発光素子を所定時間点灯するこ
とによっても同様に、認知性向上の効果を得ることがで
きる。
【0019】本願の請求項7に係る発光装飾具は、制御
回路が、振動検知手段による振動の検知後、所定の期間
経過後に、発光位置の変化を、第2の発光パターンから
第1の発光パターンに移行させる制御を行うことを特徴
とする。
【0020】これによれば、振動検知手段が一定の頻度
で振動を検知する場合、すなわち一定の頻度で動作が繰
り返されている場合は、第2の発光パターンが継続する
が、頻度が少ない場合は、第2の発光パターンと第1の
発光パターンが繰り返されるなど、演出の多様性が高く
なる等の効果を得ることができる。
【0021】本願の請求項8に係る発光装飾具は、複数
の発光素子の個数が6個以上であり、前記制御回路は、
第1の発光パターンにおいて、2個以上の発光素子を同
時に明滅させる制御を行うことを特徴とする。
【0022】光が移動しているような外観を呈させるた
めには、発光素子の個数は6個以上が好ましい。また、
特に発光位置の移動速度が遅いときは、2個以上の発光
素子を同時に明滅させると、発光パターンを認識し易く
なる。
【0023】本願の請求項9に係る発光装飾具は、基体
が、少なくとも基体を載置する底部材と蓋部材により構
成される円環状の筐体に収容され、蓋部材は透光性材料
により形成されるとともに、発光素子から放射させる光
を発散させるレンズ状の外表面を備えていることを特徴
とする。
【0024】円環状の筐体は、手足などに装着するブレ
スレット、アンクレットに使用するのに好適な形態であ
り、レンズ状の外表面により、発光素子から放射された
光は、発散されより広い範囲に放射される。
【0025】本願の請求項10に係る発光装飾具は、蓋
部材の外表面が、発光素子から放射させる光を散乱する
散乱部と、前光素子から放射させる光を透過する透過部
とを備えることを特徴とする。
【0026】蓋部材の外表面に設けた散乱部へ入射する
発光素子からの光は散乱し、透過部へ入射する発光素子
からの光は透過する。したがって、透過部の形状に応じ
て光が外部へ放射され、審美的により優れた外観を得る
ことができる。
【0027】本願の請求項11に係る発光装飾具は、基
体上に、該基体を覆うマスキングシートが、発光素子の
少なくとも発光部分を露出させて配置されることを特徴
とする。
【0028】発光素子の発光部分を除いて、発光装飾具
の構成部品をマスキングシートでほぼ覆い隠すものであ
り、マスクキングシート表面に更に、模様、色彩、図柄
などを施すことで、より審美性に優れた外観を得ること
が可能である。
【0029】本願の請求項12に係る発光装飾具は、マ
スキングシート表面が、ブラックライトからの放射に反
応して可視波長の光を放射する発光材料を含み、蓋部材
が、ブラックライトから放射される波長、および発光材
料から放射される可視波長を透過することを特徴とす
る。
【0030】かかる構成によれば、発光装飾具がブラッ
クライトで照射された場合に、マスキングシート表面に
含まれる発光材料が可視光を放射する。従って、発光装
飾具は、発光パターンの変化に加えて、ブラックライト
に反応して可視光を放射することとなり、より興趣性を
高めることが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1に、本願の請求項に係る発光
装飾具1の実施形態を上方から見た図を示す。図1は、
円環状の筐体50の蓋部材51を取り外した状態の図で
ある。
【0032】図1に示される発光装飾具1は、円周の一
部分が切り欠かれた円環状の形状を有し、内径は約60
mm〜70mmで、外径は約80mm〜95mmであ
り、利用者の腕に装着されるブレスレットの形態を有し
ている。また、図8に、別の実施形態の発光装飾具1を
示す。図8の例では、発光装飾具1は、円環状の形態を
有するが、円周の一部分が、円平面に対して垂直方向に
ずれて重複する形態を有する。
【0033】発光装飾具1は、図示されるブレスレット
の形態に限定されるものではなく、眼鏡やコンパクト、
その他、任意の形態を有することができる。更には、使
用者が加える力で形状が変化しその変化した形状を維持
できる材料で、筐体を構成することによって、発光装飾
具1を、利用者の身体の一部に自由な形状で巻き付けて
装着することもできる。
【0034】図1には、筐体50の底部材52に収容さ
れた基体を構成するフレキシブルプリント基板25上に
配置された、発光ダイオード10−1〜10−6の発光
部分が示されている。図1の例では、6個の発光ダイオ
ード10−1〜10−6が、円周方向に沿ってほぼ等間
隔に配置されている。これらの発光ダイオード10−1
〜10−6は、赤色や緑色などの発光をする市販の発光
ダイオードである。然し乍ら、本発明の発光装飾具1に
用いる発光素子は、発光ダイオードに限られるものでは
なく、小型電球や、エレクトロルミネッセンス素子など
の任意の発光素子を使用することが可能である。また、
発光素子の数は、6個に限られるものではなく任意の数
とすることができるが、光が移動の演出の認知性を向上
させるためには、6個以上とすることが好ましい。
【0035】図1に示すように、円環状の筐体50の略
中央部には、制御回路20、振動検知手段30、電池4
0、および電源スイッチ45が収容されている。
【0036】図2に、図1のA−A線で切断した、筐体
50の蓋部材51と底部材52とを組立てた状態の断面
図を示す。また図3に、図1のB−B線で切断した、筐
体50の蓋部材51と底部材52とを組立てた状態の断
面図を示す。
【0037】図2および図3から明らかなように、筐体
50は、例えばポリスチロールなどの透明材料よりなる
蓋部材51と軟質ポリスチロールなどの不透明材料より
なる底部材52とが嵌合されて構成されており、底部材
52に載置されるフレキシブルプリント基板25上に
は、マスキングシート55が配置されている。このマス
キングシート55は、発光ダイオード10の発光部分を
露出させる一方で、フレキシブルプリント基板25、振
動検知手段30、電池40、および電源スイッチ45を
覆うように配置されている。これら構成部品が外部から
視認されないように構成することで、審美的に優れた外
観を発光装飾具1に与えるものである。また、マスキン
グシート55は、その表面に模様、色彩、図柄などを備
えることができ、、これにより、発光装飾具1の外観を
優れたものとすることができる。
【0038】さらに、マスキングシート55の表面に、
ブラックライトの放射に反応して可視波長の光を放射す
る発光材料の層を設けることも可能である。この場合、
筐体50の蓋部材51は、ブラックライト、および当該
発光材料からの放射光に対して透明な材料で構成される
こととなる。
【0039】図示されるように、蓋部材51は湾曲する
外表面を備え、これにより、発光ダイオード10−1〜
10−6からの光を、外部に向って発散させるレンズ状
効果を得ることができる。これにより、光の放射角を増
大させ、より多方向からの視認を可能とすることができ
る。
【0040】更に、蓋部材51の外表面には、発光素子
からの光を散乱する散乱部と、発光素子からの光を透過
する透過部とを設けることができる。散乱部は、例え
ば、スクラブなどにより、蓋部材51の外表面の表面を
荒すことにより形成することができ、散乱部を通過する
光は散乱される一方、透過部の形状に応じた光が、蓋部
材51の外表面の透過部から放射されることとなる。ま
た、蓋部材51の外表面に散乱部を設ける代わりに、光
を透過しない非透過部(光遮断部または光反射部)を設
けることも可能である。
【0041】制御回路20は、図4〜図7を参照して説
明するような発光パターンに従って、発光ダイオード1
0−1〜10−6の発光タイミングを制御して、発光位
置を経時的に変化させる回路であり、フレキシブルプリ
ント基板25上に搭載されている。また、フレキシブル
プリント基板25には、制御回路20から出力される発
光ダイオード10−1〜10−6の発光信号を供給する
ために、制御回路20と各発光ダイオード10−1〜1
0−6とを接続する導体パターンが設けられている。
【0042】振動検知手段30は、所定値を超える振動
を検知した場合に割込信号を制御回路20に対して出力
するものである。ここで、所定値の振動としては、例え
ばブレスレットタイプの発光装飾具1を身に付けた利用
者が日常の静かな動作をしただけでは振動を検知せず、
ダンスなどのある程度激しい動きを伴う動作をした場合
に初めて振動を検知するような値として適宜に設定する
ことができる。
【0043】電池40には、通常の1.5Vのアルカリ
ボタン電池等が使用できる。この電池40を、筐体50
に交換可能に設置することもできる。電源スイッチ45
は、発光装飾具1の不必要な発光動作を避けて、電池4
0の寿命を長くするものであり、利用者がオンオフする
ことができるものである。
【0044】図4に発光装飾具1の発光動作の一例を示
す。図4においてステップ2〜5が第1の発光パターン
に該当し、ステップ7〜12が第2の発光パターンに該
当する。
【0045】また、図5、図6は、第1、第2の発光パ
ターンを構成する各シーケンスにおける発光ダイオード
10−1〜10−6の発光タイミングを示すものであ
る。
【0046】まず、振動が検知されていないときの発光
パターンである、第1の発光パターンについて説明す
る。
【0047】発光装置の電源が投入されると、第1の発
光パターンに従って発光ダイオード10−1〜10−6
は明滅する。
【0048】第1の発光パターンは、発光ダイオード1
0−1から発光ダイオード10−6へ向かう方向(順方
向、第1の方向)へ、低速(第1の速度)で発光位置
(発光する発光ダイオードが)移動するシーケンス1か
ら開始する。なお本例では、シーケンス1(低速、順方
向)およびシーケンス2(低速、逆方向)は、同時に2
つの発光ダイオードを点灯させるものとなっている。
【0049】図5に示されるように、シーケンス1は、
状態Aから状態Fの6種類の状態を備えるものである。
状態Aでは、発光ダイオード10−1および10−3が
点灯され、次の状態Bでは、発光ダイオード10−2お
よび10−4が点灯され、以下同様に状態Fまで2つず
つ発光ダイオードが点灯される。点灯時間は、各状態A
〜Fにおいて約620msであり、状態Aから状態Fま
での合計で約3.72秒となる。図示の例では、シーケ
ンス1は、この状態Aから状態Fまでの点灯を合計4回
繰り返す。すなわち、シーケンス1の合計継続時間は、
約15秒間となる。
【0050】次に全ての発光ダイオード10−1〜10
−6を、500ms消灯する。第1の方向のシーケンス
1と次の逆方向のシーケンス2との間に、全ての発光ダ
イオードを消灯することによって、点灯の方向が変更さ
れたことが認識し易くなり、演出の効果が高くなる。全
ての発光ダイオードを消灯する代わりに、全ての発光ダ
イオードを点灯するか、あるいはすべての発光ダイオー
ドの消灯と点灯とを行ってもよい。
【0051】その後、シーケンス2に移行する。このシ
ーケンス2は、発光ダイオード10−6から発光ダイオ
ード10−1へ向う方向(逆方向、第2の方向)へ、低
速(第1の速度)での点灯である。これを同様に4回繰
り返す。
【0052】その後、再び、全ての発光ダイオード10
−1〜10−6を、500ms消灯する。
【0053】第1の発光パターンは、以上のような、シ
ーケンス1、全消灯、シーケンス2、および全消灯の繰
り返しから構成される。すなわち、第1の発光パターン
の合計継続時間は、約32秒間となる。この第1の発光
パターンが、振動が検出されない限り繰り返される。
【0054】次に、振動検知手段が振動を検知した場合
の、第2の発光パターンについて説明する。
【0055】第2の発光パターンは、振動検知手段が振
動を検知したときに、発光装飾具1の第1の発光パター
ンに従った明滅制御に割り込んで実行される。また、第
2の発光パターンに従った明滅中に、さらなる振動を検
知したときには、この第2の発光パターンがさらに延長
される。すなわち一定の頻度で振動を引き起こす動作が
繰り返される場合には、第2の発光パターンが継続され
ることになる。
【0056】図4に示されるように、この第2の発光パ
ターンは、シーケンス3(高速、順方向)を12回行う
ことから始まる。その後、全ての発光ダイオードの50
0msの全点灯と、500msの全消灯とが続く。その
後、シーケンス4(高速、逆方向)を12回行う。その
後再び、500msの全点灯と500msの全消灯とを
行う。
【0057】この高速の順方向の発光であるシーケンス
3は、図6に示されるように、状態Gから状態Lの6種
類の状態を備えるものである。状態Gでは、発光ダイオ
ード10−1だけが点灯され、次の状態Hでは、発光ダ
イオード10−2だけが点灯され、以下同様に状態Lま
で1つずつ発光ダイオードが点灯される。点灯時間は、
状態G〜Lにおいて約41.5msであり、状態Gから
状態Lまでの合計で約250msとなる。シーケンス3
は、この状態GからLまで1つずつの点灯を12回繰り
返す。すなわち、シーケンス3の合計時間は、約3秒間
となる。また、このシーケンス3における明滅速度は、
シーケンス1における明滅速度の約15倍である。
【0058】第2の発光パターンの合計継続時間は、約
8秒間となる。シーケンス3とシーケンス4との間に、
発光ダイオード10−1〜10−6の全点灯および全消
灯を挿入することによって、高速の明滅速度において
も、明滅方向が逆転したことが容易に目視にて認識され
る。
【0059】図4〜図6に示される第1および第2の発
光パターンは、一例に過ぎず、本発明に従う任意の発光
パターンを用いることができる。
【0060】図7に別の発光パターンの一例を示し、こ
の発光パターンでは、振動を検知しないときの第1の発
光パターンが、図4に示される第1の発光パターンとは
異なる。
【0061】図7に示される例における第1の発光パタ
ーンは、低速の順方向の明滅であるシーケンス1を4回
行い、その後、高速の逆方向の明滅であるシーケンス4
を4回行う繰り返しである。図7に示されるこの第1の
発光パターンは、振動が検知されない場合においても、
明滅の速度および方向が変化することを含むものであ
る。そのために、振動を検知していない場合の発光にお
いても、一定の演出効果を有するものである。
【0062】なお、本発明は、上記した実施態様には限
定されない。
【0063】例えば、上記した実施態様においては、振
動検知手段が振動を検出することにより割込信号を発生
させる例につき説明したが、例えば、光センサー、マイ
クロフォンなどにより光や音の変化を検出し、受光量や
音量が一定以下になった場合に割込信号を発生させるこ
とも可能であり、これにより、例えばクラブやコンサー
トでの使用に特に適合する演出を行うことが可能であ
る。
【0064】また、上記した実施態様においては、電源
スイッチ45により電源投入される例につき説明した
が、同様に、光センサーを使用して受光量が一定以下に
なった場合に電源投入されるものとすることも可能であ
る。
【0065】また更に、上記した実施態様においては、
発光素子などを用いた光による演出を行う発光装飾具に
つき説明したが、更に、音などによる付加的な演出を行
うものとすることも可能である。この場合、発光装飾具
にスピーカなどの音響素子を追加的に配置し、第1の発
光パターンで発光位置が変化している場合と、第2の発
光パターンで変化している場合で、音程、音の強弱、リ
ズムなどが異なるものとすることで、発光装飾具の興趣
性をより高めることが可能となる。
【0066】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明により、振動を検知して発光パターンを変化させるこ
とによって、従来にない興趣性が付与された発光装飾具
が提供される。特に、振動検知手段が振動を検知して発
光パターンを変更するものであるために、例えば、人が
本発明の発光装飾具を身に付けた状態で動作した場合
に、その動作に応じて発光パターンが変わることとなる
ため、従来にない面白みを発揮することができる。特
に、振動検知手段を、一定以上の振動を検知した時のみ
作動するように構成し、あるいは、振動検知手段が一定
以上の振動値を出力した時に、制御回路が第1から第2
のパターンへの変更を行うようにすることで、人が大き
な動作をしたときに発光パターンを変える演出が行われ
ることになり、より高い興趣性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発光装飾具を上方から見た図を示す。
【図2】図1のA−A線で切断した、筐体の蓋部材と底
部材とを組立てた状態の断面図を示す。
【図3】図1のB−B線で切断した、筐体の蓋部材と底
部材とを組立てた状態の断面図を示す。
【図4】発光パターンの一例を示す。
【図5】発光ダイオードの発光タイミングを示す。
【図6】発光ダイオードの発光タイミングを示す。
【図7】発光パターンの他の例を示す。
【図8】発光装飾具の別の実施形態を示す。
【符号の説明】
1 発光装飾具 10−1〜10−6 発光素子(発光ダイオード) 20 制御回路 25 フレキシブル回路基板 30 振動検知手段 40 電池 45 電源スイッチ 50 筐体 51 蓋部材 52 底部材 55 マスキングシート
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21S 2/00 F21Y 101:02 // F21Y 101:02 F21P 1/02 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に配置された複数の発光素子と、
    該複数の発光素子の発光を制御する制御回路と、前記制
    御回路に対して割込信号を送信する割込信号手段を備
    え、 前記制御回路が、前記複数の発光素子の発光タイミング
    を制御することにより発光位置を経時的に変化させる発
    光装飾具であって、 前記制御回路は、前記割込信号を受信しないときには、
    第1の発光パターンで前記発光位置を変化させ、前記割
    込信号を受信したときには、前記第1の発光パターンと
    は異なる第2の発光パターンで前記発光位置を変化させ
    ることを特徴とする発光装飾具。
  2. 【請求項2】 振動を検知する振動検知手段を更に備
    え、前記振動検知手段は、振動を検知した場合に、前記
    制御回路に対して割込信号を送信することを特徴とする
    請求項1に記載の発光装飾具。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、前記第1の発光パター
    ンにおいては、前記発光位置を第1の速度で所定の方向
    に移動させる制御を行い、前記第2の発光パターンにお
    いては、前記発光位置を第2の速度で所定の方向に移動
    させる制御を行うものであり、 前記第2の速度は、前記第1の速度よりも高速であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の発光装飾具。
  4. 【請求項4】 前記制御回路は、前記第1または第2の
    発光パターンにおいて、前記発光位置の第1の方向への
    移動と、第1の方向とは逆方向への移動とを繰り返す制
    御を行うことを特徴とする請求項3に記載の発光装飾
    具。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、前記第1または第2の
    発光パターンにおいて、前記発光位置の第1の方向への
    移動から、第1の方向とは逆方向への移動への切り替え
    を行う際に、前記複数の発光素子の全てを消灯する制御
    を行うことを特徴とする請求項4に記載の発光装飾具。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は、前記第1または第2の
    発光パターンにおいて、前記発光位置の第1の方向への
    移動から、第1の方向とは逆方向への移動への切り替え
    を行う際に、前記複数の発光素子全てを点灯する制御を
    行うことを特徴とする請求項4または5に記載の発光装
    飾具。
  7. 【請求項7】 前記制御回路は、前記割込信号の受信か
    ら所定の期間経過後に、前記発光位置の変化を、前記第
    2の発光パターンから前記第1の発光パターンに移行さ
    せる制御を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載の発光装飾具。
  8. 【請求項8】 前記複数の発光素子の個数が6個以上で
    あり、前記第1の発光パターンにおける前記第1の速度
    での前記発光素子の前記発光位置の変化が、2個以上の
    前記発光素子の前記発光位置を同時に変化させることを
    含むことを特徴とする請求項3から7のいずれか一項に
    記載の発光装飾具。
  9. 【請求項9】 前記基体が、少なくとも前記基体を載置
    する底部材と蓋部材により構成される円環状の筐体に収
    容され、前記蓋部材は透光性材料により形成されるとと
    もに、前記発光素子から放射させる光を発散させるレン
    ズ状の外表面を備えていることを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれか一項に記載の発光装飾具。
  10. 【請求項10】 前記蓋部材の外表面が、前記発光素子
    から放射させる光を散乱する散乱部と、前記発光素子か
    ら放射させる光を透過する透過部とを備えることを特徴
    とする請求項9に記載の発光装飾具。
  11. 【請求項11】 前記基体上に、該基体を覆うマスキン
    グシートが、前記発光素子の少なくとも発光部分を露出
    させて配置されることを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれか一項に記載の発光装飾具。
  12. 【請求項12】 前記マスキングシート表面が、ブラッ
    クライトからの放射に反応して可視波長の光を放射する
    発光材料を含み、前記蓋部材が、ブラックライトから放
    射される波長、および前記発光材料から放射される可視
    波長を透過することを特徴とする請求項11に記載の発
    光装置。
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