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JP2002279412A - 指紋認証機能付き携帯端末及び指紋読取方法 - Google Patents

指紋認証機能付き携帯端末及び指紋読取方法

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JP2002279412A
JP2002279412A JP2001079712A JP2001079712A JP2002279412A JP 2002279412 A JP2002279412 A JP 2002279412A JP 2001079712 A JP2001079712 A JP 2001079712A JP 2001079712 A JP2001079712 A JP 2001079712A JP 2002279412 A JP2002279412 A JP 2002279412A
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JP
Japan
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fingerprint
area
reading
guide plate
light guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001079712A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Ohira
輝雄 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OHIRA GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
OHIRA GIKEN KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OHIRA GIKEN KOGYO KK filed Critical OHIRA GIKEN KOGYO KK
Priority to JP2001079712A priority Critical patent/JP2002279412A/ja
Publication of JP2002279412A publication Critical patent/JP2002279412A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図ることの可能な指紋認証機能付き
携帯端末を提供すること。 【解決手段】 携帯電話機10は、本体11、同本体1
1に設けられた表示部12、操作部13、スリット27
および導光板14を備える。操作部13は、指紋の登録
時に使用する登録ボタン15と、指紋の認証時に使用す
る認証ボタン16とを含む。スリット27は表示部12
の上部に形成され、導光板14はスリット27に嵌め込
まれている。導光板14は、長尺形状をなす透明のガラ
スまたはプラスチックからなる。スリット27および導
光板14の長手方向の長さは、指紋領域の幅よりも若干
大きく設定され(例えば、横幅2cm)、スリット27お
よび導光板14の短辺の長さは数ミリ程度に設定されて
いる。指紋の認識の際、使用者は指紋を導光板14に接
しながら移動させて指紋領域を読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指紋認証機能付
き携帯端末に係り、詳しくは携帯端末の所有者の情報が
格納されるとともに、その所有者を識別する機能を有す
る携帯端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、持ち運びの利便性の高さか
ら、携帯端末を使用して個人情報(例えば、電子メー
ル、スケジュール、等)を格納および管理することが行
われている。特に、インターネットアクセス機能を有す
る携帯電話機では、電子メールの送受信、オンラインバ
ンキング、等のサービスが利用が可能である。そのよう
なサービスの利用に当たっては、個人情報を扱うためプ
ライバシーおよびセキュリティの問題がある。具体的に
は、携帯電話機はその携帯性の高さから置き忘れによっ
て、第3者に個人情報を閲覧されるおそれがある。従来
より、その対策として携帯電話機の所有者は、携帯電話
機に暗証番号を登録しておき、第3者による閲覧を防止
している。しかしながら、暗証番号はキャシュカード、
クレジットカード、等のように多種多様な機会で使用さ
れており、暗証番号を登録した所有者といえどもその暗
証番号を忘れてしまうという問題がある。このような問
題点を解決するために、暗証番号の代わりに指紋によっ
て個人の認証を行うことが提案されている。図5および
図6を参照して指紋認証機能付き携帯電話機を説明す
る。図5に示すように、携帯電話機50は、本体51、
同本体51に設けられた表示部52、操作部53、およ
び指紋と接する導光板54を備える。操作部53は、指
紋の登録時に使用する登録ボタン55と、指紋の認証時
に使用する認証ボタン56とを含む。導光板54は、表
示部52の上部に形成され、その大きさは、指紋の大き
さよりも若干大きく設定されている(例えば、横幅2c
m、縦の長さ3cm)。図6に示すように、指Fの指紋と
接触する導光板54の下方には、導光板54からの光を
受光する受光部57が配置されている。また、導光板5
4を照射する光源(図示しない)が設けられている。受
光部57は、導光板54よりも若干大きいサイズを有す
る2次元イメージセンサである。また、受光部57に
は、指紋情報を識別する認識部58が接続されている。
認識部58は、表示部52に接続されている。
【0003】次に、指紋認証機能の動作について説明す
ると、携帯電話機50の所有者は、操作部53の登録ボ
タン55を押下した後、図6のように指Fを導光板54
上に置く。光源からの光は導光板54の内部を反射をし
ながら伝搬する。このとき、指紋の凸部と対応する位置
に入射した光の一部は指Fによって吸入されて減衰する
ことになる。一方、指紋の凹部と対応する位置に入射し
た光は、減衰することなく全反射される。このように、
指紋の凹凸形状が光の強弱に変換されるため、導光板5
4からの反射光を受光部57で受光することにより2次
元の指紋情報が得られる。認識部58は、得られた指紋
情報を受け取る。操作部53の登録ボタン55が押され
ていた場合には、認識部58は得られた指紋情報を登録
する。一方、操作部53の認証ボタン56が押されてい
た場合には、得られた指紋情報と予め登録された指紋情
報との照合を行い、本人と認識されたか否かの照合結果
を表示部52に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような携帯電話機50では、導光板54が指紋よりも大
きな領域を有している。その結果、導光板54を設けた
分だけ携帯電話機50が大型化するという問題がある。
これは、携帯電話機50の特徴である携帯性を低下させ
てしまうことになる。また、導光板54を設けることに
より、携帯電話機50の意匠性の低下にもつながる。本
発明の目的は、小型化を図ることの可能な指紋認証機能
付き携帯端末を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明によれば、人の指の所定の指
紋領域の凹凸形状を読み取る読取部と、前記読取部によ
って読み取られた指紋情報と予め登録された指紋情報を
比較する認証部とを備える指紋認証機能付き携帯端末に
おいて、前記読取部は読み取りが必要な前記指紋領域よ
りも狭い読み取り領域を備え、前記読取部は同読み取り
領域を介して同指紋領域の凹凸形状を読み取ることをそ
の要旨とする。上記の発明によれば、読取部の読み取り
領域が指紋領域よりも狭いため読取部の小型化が図ら
れ、端末上における読取部の占有面積が小さくなる。同
時に、読取部を携帯端末に配置する際の自由度が高くな
る。請求項2に記載の発明によれば請求項1の構成に加
え、前記読み取り領域はスリットに嵌め込まれた導光板
であって、前記読取部は同導光板を通じて指紋を照射す
る光源と、前記導光板からの光を受光する1次元イメー
ジセンサとを備えることをその要旨とする。上記の発明
によれば、光源からの光は導光板を反射をしながら伝搬
するが、伝搬する光の強度は指紋領域の凹凸形状に基づ
き変化する。このように、指紋領域の凹凸形状が光の強
度に変換され、1次元イメージセンサを用いて導光板か
らの反射光を受光することにより1次元の指紋情報が得
られる。指紋を順に走査して1次元の指紋情報を順次得
ることにより、指紋領域の全領域の指紋情報が得られ
る。請求項3に記載の発明によれば、人の指の所定の指
紋領域の凹凸形状を読み取るためにその所定領域よりも
狭い読み取り領域に対して指紋領域を曝し、同指紋領域
の一端から他端方向に指を移動させながら読取部に同指
紋領域の凹凸形状を順次読み取らせ、読み取った指紋情
報と予め登録された指紋情報を比較するようにしたこと
をその要旨とする。上記の発明によれば、所定の指紋領
域が読み取り領域よりも狭く設定されていても、指を順
次移動させて指紋領域を順次読み取ることにより、所定
の指紋領域の全領域の凹凸形状を読み取ることが可能と
なる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した指紋認
証機能付き携帯電話機を図面に従って詳述する。図1
は、指紋認証機能付き携帯電話機10を示す。携帯端末
としての携帯電話機10には、送受信された電子メー
ル、あるいはスケジュール等の個人データがメモリ(図
示しない)に記憶されている。同図に示すように、携帯
電話機10は、本体11、同本体11に設けられた表示
部12、操作部13、スリット27、および読み取り領
域としての導光板14を備える。操作部13は、指紋の
登録時に使用する登録ボタン15と、指紋の認証時に使
用する認証ボタン16とを含む。スリット27は携帯電
話機10の表面において表示部12の上部に形成され、
導光板14がスリット27に嵌め込まれている。導光板
14は、長尺形状をなす透明のガラスまたはプラスチッ
クからなる。スリット27および導光板14の長手方向
の長さは、指紋の幅よりも若干長く設定され(例えば、
横幅2cm)、スリット27および導光板14の短辺の長
さは数ミリ程度に設定されている。スリット27および
導光板14の面積は、指Fの指紋領域Rよりも狭くなっ
ている。このように、携帯電話機10におけるスリット
27および導光板14の占有面積は比較的に小さくなっ
ている。
【0007】図2および図3に示すように、導光板14
の下方には、同導光板14からの光を受光する受光部1
7が配置されている。受光部17は、導光板14よりも
若干大きいサイズを有する1次元イメージセンサであ
る。図3に示すように、導光板14の一端部は斜状に形
成され、その一端には光源18が設けられている。光源
18の光は導光板14の内部で全反射するような角度で
導光板14の一端部へ向かって照射される。ここで、導
光板14、光源18および受光部17は、読取部を構成
する。受光部17には、指紋情報を識別する認識部19
が接続されている。また、認識部19は、表示部12に
接続されている。図4に示すように、認識部19は、A
/D変換回路20、バッファ21、画像処理回路22、
指紋データメモリ23、本人データメモリ24、比較回
路25、および制御回路26からなる。A/D変換回路
20は、受光部17からのアナログ信号(指紋情報)を
デジタル信号に変換する。バッファ21は、変換された
デジタル信号を一時的に記憶する。画像処理回路22
は、デジタル化された指紋情報をバッファ21から受け
取り、輪郭強調またはノイズ除去などの処理を行い、指
紋データメモリ23または本人データメモリ24に提供
する。指紋データメモリ23および本人データメモリ2
4は、画像処理回路22からの指紋情報を格納する。比
較回路25は、指紋データメモリ23および本人データ
メモリ24内に格納された各指紋情報を読み出し、指紋
データメモリ23内の指紋情報が、本人データメモリ2
4内の指紋情報と一致するか否かを照合し、その照合結
果を制御回路26に提供する。制御回路26は、比較回
路25による照合結果を表示部12に表示するととも
に、照合結果に基づき認証操作を行った使用者に対して
携帯電話機10の使用の可否を決定する。
【0008】次に、指紋認証機能の動作について説明す
る。まず、携帯電話機10の所有者は、本人の指紋情報
を登録する。操作部13の登録ボタン15を押下した
後、図2のように指Fを導光板14上に置く。このと
き、指紋領域Rの基端部が導光板14と接するように指
Fを配置する。指紋を登録する指Fは、左右のどの指で
あってもよい。ここで、光源18からの光は導光板14
の内部を反射をしながら伝搬する。このとき、指紋の凸
部と対応する位置に入射した光の一部は指Fによって吸
入されて減衰することになる。一方、指紋の凹部と対応
する位置に入射した光は、減衰することなく全反射され
る。このように、導光板14と対応する部分において、
指紋の凹凸形状が光の強度に変換される。そして、導光
板14からの反射光を受光部17で受光することにより
1次元の指紋情報が得られる。続いて、指紋を導光板1
4に接触させた状態で指Fを図2の右方向(指紋領域R
の一端としての基端から他端としての先端に向かう方
向)へ移動させる。これにより、導光板14と対応する
部分の指紋領域Rが順次光学的に読み取られ、最終的に
指紋領域R全体が受光部17によって読み取られる。
【0009】1次元的に読み込まれた指紋情報は、A/
D変換回路20によってデジタル化された後にバッファ
21に順次格納される。指紋領域R全体のデータがバッ
ファ21に読み込まれると、画像処理回路22に送られ
る。画像処理回路22は輪郭強調またはノイズ除去など
の処理を行った後に、指紋情報を本人データメモリ24
に格納する。以上のように、指紋情報の登録作業が完了
する。次に、指紋の認証方法について説明すると、まず
使用者は操作部13の認証ボタン16を押下した後に、
登録した指紋の指Fを導光板14上に配置する。そし
て、前述したのと同様の手順で指Fを移動させることに
より指紋領域R全体を読み取る。読み取られた指紋情報
は、バッファ21を通じて画像処理回路22へ提供され
る。認証処理時には、画像処理された指紋情報は、指紋
データメモリ23に格納される。そして、比較回路25
は、今回読み取られた指紋情報と、予め格納された本人
の指紋情報とを照合し、照合結果を制御回路26に送信
する。制御回路26は、本人と認識されたか否かの照合
結果を表示部12に表示する。読み取られた指紋情報が
本人の指紋情報と一致する場合、使用者が本人であると
判断され、制御回路26は、その旨を表示部12に表示
するとともに、使用者に対して携帯電話機10の使用を
許可する。一方、読み取られた指紋情報が本人の指紋情
報と一致しない場合、使用者が本人ではない第3者であ
ると判断され、制御回路26は、その旨を表示部12に
表示するとともに、第3者に対する携帯電話機10の使
用を拒否する。
【0010】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば以下のような効果を奏する。 (1)指紋認証機能により、第3者による携帯電話機1
0の不正使用を防止することができる。また、指紋を読
み取るための導光板14の面積が指紋領域Rよりも狭
く、導光板14のサイズを従来よりも大幅に小型化して
いる。これにより、携帯電話機10における導光板14
の占有面積が小さくなり、その分だけ携帯電話機10を
小型化することができる。 (2)導光板14のサイズが小さいため、導光板14を
携帯電話機に配置する際の自由度が高くなり、携帯電話
機10の意匠性を損なうことなく導光板14を設けるこ
とができる。 (3)導光板14の面積が指紋領域Rよりも狭く設定さ
れており、受光部17は1次元イメージセンサである
が、使用者が指Fを移動させて指紋領域Rを順次読み取
る方法を採用しているため、指紋領域R全体の指紋情報
を得ることができる。 (4)受光部17が1次元イメージセンサであるため、
従来の2次元イメージセンサを用いたものと比べてセン
サのコストを低減することができる。
【0011】上記実施の形態は、以下のように具体化さ
れてもよい。 (1)上記実施の形態において、光源18は導光板14
の内部に光を照射することができれば、発光ダイオー
ド、半導体レーザー、タングステンランプ、EL素子な
ど任意の発光素子を用いてもよい。 (2)上記実施の形態において、指紋領域Rの凹凸形状
を画像データに変換することができれば、光学的な方式
に限らず他の任意の方式を採用してもよい。例えば、指
紋領域Rの凹凸形状に応じた圧力を電気信号に変換する
圧力センサや容量センサであってもよい。読取部として
上記のようなセンサを使用する場合には、スリット47
および受光部17を省略して本体11の上面にセンサを
貼り付ける構成とする。この場合、センサは細長い長尺
形状をなし、接触した指紋領域Rの凹凸形状に応じた電
気信号を出力する。この場合、センサの長辺は指紋領域
Rの幅よりも若干大きく設定され、センサの短辺は数ミ
リ程度に設定される。センサと接するように指を移動さ
せて指紋領域Rを順次走査することにより、指紋領域R
の凹凸形状に応じた2次元の画像データが得られる。こ
の場合、光学的な方式で指紋領域Rの凹凸形状を読み取
る方式と比較して、センサを小型化することができ、同
センサを携帯電話機10のより狭い位置に設置すること
ができる。 (3)上記実施の形態において、指紋情報の読み取り精
度を向上させるために、導光板14と受光部17との間
にレンズまたはフィルタを配置してもよい。 (4)上記実施の形態において、導光板14を省略して
指紋領域Rの凹凸形状を読み取る構成としてもよい。例
えば、光源の光を直接的に指紋領域Rに照射し、その反
射光を受光する構成とする。 (5)上記実施の形態において、指紋領域Rの凹凸形状
の読み取り精度を向上させるために、導光板14と受光
部17との間にレンズまたはフィルタを配置してもよ
い。 (6)上記実施の形態において、携帯電話機10に限ら
ずPDA(Personal Data Assistance)または他の携帯
端末に具体化されてもよい。 (7)上記実施の形態では、導光板14が携帯電話機1
0の表面上部に設けれらているが、携帯電話機10に配
置可能な任意の場所に設けられてもよい。 (8)上記実施の形態では、指紋情報の登録または認証
操作に際してそれぞれ登録ボタン15と認証ボタン16
を使用したが、任意の操作によって指紋情報の登録また
は認証を行ってもよい。 (9)上記実施の形態では、指紋領域Rの読み取りの
際、指紋領域Rの基端部から先端部に向かう方向に指F
を移動させたが、指紋領域Rの先端部から基端部に向か
う方向に指Fを移動させてもよい。
【0012】なお、本発明は下記のように構成されても
よい。人の指の所定の指紋領域の凹凸形状を読み取る読
取部と、前記読取部によって読み取られた指紋情報と予
め登録された指紋情報を比較する認証部とを備える指紋
認証機能付き携帯電話機において、前記読取部は、スリ
ットを有することを特徴とする指紋認証機能付き携帯電
話機。なお、本発明は、以下のように構成されてもよ
い。指紋の凹凸形状を読み取る読取部と、前記読取部に
よって読み取られた指紋情報と予め登録された指紋情報
を比較する認証部とを備える指紋認証機能付き携帯端末
において、前記読取部は長尺形状をなし、接触した指紋
の凹凸形状に応じた電気信号を出力することを特徴とす
る指紋認証機能付き携帯端末。上記の構成によれば、読
取部が長尺形状をなすため、長手方向の長さを指紋領域
の幅に設定することにより読取部の小型化が可能とな
る。その結果、読取部を携帯端末に設置する場所の自由
度が高まるとともに、携帯端末を小型化することができ
る。
【0013】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、指紋認
証機能により、第3者による携帯端末の不正使用を防止
することができる。読取部の読み取り領域が指紋領域よ
りも狭いため、読取部を従来よりも大幅に小型化するこ
とができる。これにより、携帯端末における読取部の占
有面積が小さくなり、その分だけ携帯端末を小型化する
ことができる。また、読取部のサイズが小さいため、読
取部を携帯端末に配置する際の自由度が高くなり、携帯
端末の意匠性を損なうことなく読取部を設けることがで
きる。請求項2に記載の発明によれば、受光部が1次元
イメージセンサであっても、使用者が指を移動させて指
紋領域を順次読み取ることにより、指紋領域の全領域を
読み取ることができる。請求項3に記載の発明によれ
ば、読取部の読み取り領域が指紋領域よりも狭く設定さ
れているが、読み取り領域に対して指を移動させる方式
のため、指紋領域を順次読み取って指紋領域の全領域を
読み取ることができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に従う携帯電話機を示
す平面図。
【図2】 図1の2−2線に沿った断面図。
【図3】 図1の3−3線に沿った断面図。
【図4】 認識部を示す概略ブロック図。
【図5】 従来の携帯電話機を示す平面図。
【図6】 図5の6−6線に沿った断面図。
【符号の説明】
10…携帯端末としての携帯電話機、14…読取部を構
成する読み取り領域としての導光板、17…読取部を構
成する1次元イメージセンサとしての受光部、18…読
取部を構成する光源、19…認識部、27…読取部を構
成するスリット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の指の所定の指紋領域の凹凸形状を読
    み取る読取部と、 前記読取部によって読み取られた指紋情報と予め登録さ
    れた指紋情報を比較する認証部とを備える指紋認証機能
    付き携帯端末において、 前記読取部は読み取りが必要な前記指紋領域よりも狭い
    読み取り領域を備え、前記読取部は同読み取り領域を介
    して同指紋領域の凹凸形状を読み取ることを特徴とする
    指紋認証機能付き携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記読み取り領域はスリットに嵌め込ま
    れた導光板であって、前記読取部は同導光板を通じて指
    紋を照射する光源と、前記導光板からの光を受光する1
    次元イメージセンサとを備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の指紋認証機能付き携帯端末。
  3. 【請求項3】 人の指の所定の指紋領域の凹凸形状を読
    み取るためにその所定領域よりも狭い読み取り領域に対
    して指紋領域を曝し、同指紋領域の一端から他端方向に
    指を移動させながら読取部に同指紋領域の凹凸形状を順
    次読み取らせ、読み取った指紋情報と予め登録された指
    紋情報を比較するようにしたことを特徴とする指紋読取
    方法。
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