JP2002276840A - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
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- JP2002276840A JP2002276840A JP2001072148A JP2001072148A JP2002276840A JP 2002276840 A JP2002276840 A JP 2002276840A JP 2001072148 A JP2001072148 A JP 2001072148A JP 2001072148 A JP2001072148 A JP 2001072148A JP 2002276840 A JP2002276840 A JP 2002276840A
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- bobbin
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- pole core
- plunger
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Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 102100036738 Guanine nucleotide-binding protein subunit alpha-11 Human genes 0.000 description 1
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Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 部品寸法のばらつきによって、ポールコアと
ヨークの間に若干の隙間が生じ磁気効率が低下する場合
があるため、確実に作動させるためには電力を多めに供
給する必要があり、消費電力が増加するという問題があ
った。 【解決手段】 電磁コイルを備えた樹脂製ボビン1と、
ボビンの内部円筒内に、一端に弁体を有するプランジャ
3と、非通電時にはプランジャに取り付けた弁体4を弁
座10に付勢するためのバネ5と、ボビン端面よりも突
出するよう形成されたポールコア6と、外部への流体の
漏れを防ぐシール部材7とを挿入し、これら部材を挟持
する略コの字状のヨーク8から構成されており、前記ボ
ビンのヨークとの接触面にボビンと一体で形成した弾性
を有する凸部9を設けて、この弾性によりヨークとポー
ルコアが確実に接触するよう構成したことを特徴とす
る。
ヨークの間に若干の隙間が生じ磁気効率が低下する場合
があるため、確実に作動させるためには電力を多めに供
給する必要があり、消費電力が増加するという問題があ
った。 【解決手段】 電磁コイルを備えた樹脂製ボビン1と、
ボビンの内部円筒内に、一端に弁体を有するプランジャ
3と、非通電時にはプランジャに取り付けた弁体4を弁
座10に付勢するためのバネ5と、ボビン端面よりも突
出するよう形成されたポールコア6と、外部への流体の
漏れを防ぐシール部材7とを挿入し、これら部材を挟持
する略コの字状のヨーク8から構成されており、前記ボ
ビンのヨークとの接触面にボビンと一体で形成した弾性
を有する凸部9を設けて、この弾性によりヨークとポー
ルコアが確実に接触するよう構成したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体の制御を行う電
磁弁に係り、特に組立性がよく性能の向上に好適な電磁
弁の構造に関する。
磁弁に係り、特に組立性がよく性能の向上に好適な電磁
弁の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平11−248022号に見
られるものを詳述すると、以下の通りである。本例は、
弁座を有する2ポート弁本体を樹脂材料で形成し、内部
円筒内に一端に弁体を有するプランジャとバネとシール
部材を装着したポールコアとを挿入し、外周部にはマグ
ネットワイヤーを巻いたボビンを装着し、略コの字状の
ヨークでこれら部材を挟持するよう構成したものであ
る。
られるものを詳述すると、以下の通りである。本例は、
弁座を有する2ポート弁本体を樹脂材料で形成し、内部
円筒内に一端に弁体を有するプランジャとバネとシール
部材を装着したポールコアとを挿入し、外周部にはマグ
ネットワイヤーを巻いたボビンを装着し、略コの字状の
ヨークでこれら部材を挟持するよう構成したものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、部品寸法のばらつきによっては、ポールコアと
ヨークの間に若干の隙間が生じ磁気効率が低下する場合
があるため、確実に作動させるためには電力を多めに供
給する必要があり、消費電力が増加するという問題があ
った。また、隙間が生じないようにするとヨークを挿入
しにくくなり、組立が困難になるという問題があった。
また、略コの字状のヨークは内圧が加わるような用途の
場合、強度を確保するために板厚を厚くする必要があ
り、材料費や加工費が高くなるという問題があった。
成では、部品寸法のばらつきによっては、ポールコアと
ヨークの間に若干の隙間が生じ磁気効率が低下する場合
があるため、確実に作動させるためには電力を多めに供
給する必要があり、消費電力が増加するという問題があ
った。また、隙間が生じないようにするとヨークを挿入
しにくくなり、組立が困難になるという問題があった。
また、略コの字状のヨークは内圧が加わるような用途の
場合、強度を確保するために板厚を厚くする必要があ
り、材料費や加工費が高くなるという問題があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、組立性がよく安価で消費
電力の低減が可能な電磁弁を提供することにある。
れたもので、本発明の目的は、組立性がよく安価で消費
電力の低減が可能な電磁弁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電磁コイルを備えた樹脂製ボビンと、ボビ
ンの内部円筒内に、一端に弁体を有するプランジャと、
非通電時にはプランジャに取り付けた弁体を弁座に付勢
するためのバネと、ボビン端面よりも突出するよう形成
されたポールコアと、外部への流体の漏れを防ぐシール
部材とを挿入し、これら部材を挟持する略コの字状のヨ
ークから構成されており、前記ボビンのヨークとの接触
面にボビンと一体で形成した弾性を有する凸部を設け
て、この弾性によりヨークとポールコアが確実に接触す
るよう構成したことを特徴とするものである。
に本発明は、電磁コイルを備えた樹脂製ボビンと、ボビ
ンの内部円筒内に、一端に弁体を有するプランジャと、
非通電時にはプランジャに取り付けた弁体を弁座に付勢
するためのバネと、ボビン端面よりも突出するよう形成
されたポールコアと、外部への流体の漏れを防ぐシール
部材とを挿入し、これら部材を挟持する略コの字状のヨ
ークから構成されており、前記ボビンのヨークとの接触
面にボビンと一体で形成した弾性を有する凸部を設け
て、この弾性によりヨークとポールコアが確実に接触す
るよう構成したことを特徴とするものである。
【0006】また、他の実施形態はボビンとポールコア
の鍔の間またはボビンとヨークの間に弾性部材を装着
し、この弾性によりヨークとポールコアが確実に接触す
るよう構成したことを特徴とするものである。
の鍔の間またはボビンとヨークの間に弾性部材を装着
し、この弾性によりヨークとポールコアが確実に接触す
るよう構成したことを特徴とするものである。
【0007】また、他の実施形態はボビンにヨークの一
端を挿入するための挿入溝を設け、内部圧力によるヨー
クの変形を防止するよう構成したことを特徴とするもの
である。
端を挿入するための挿入溝を設け、内部圧力によるヨー
クの変形を防止するよう構成したことを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示す断面
図である。電磁コイル2を装着した樹脂製のボビン1の
内部円筒内に、一端に弁体4を装着したプランジャ3
と、弁体4を弁座10に付勢させるためのバネ5と、シ
ール部材7を装着したポールコア6とを挿入し、略コの
字状のヨーク8でこれら部材を挟持するよう構成されて
いる。非通電時には弁体4はプランジャ3を介してバネ
5により付勢され弁座10に着座しているため、流路1
1aと11bとの連通は遮断されている。電磁コイル2
に通電すると磁力によりプランジャ3はバネ5に抗して
ポールコア6側に吸引され、弁体4が弁座10から離脱
して流路11aと11bが連通して流体が流れる。通電
を停止すると磁力がなくなり、プランジャ3はバネ5に
より押し下げられるため、弁体4が弁座10に着座し流
路11aと11bとの連通は遮断される。
参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示す断面
図である。電磁コイル2を装着した樹脂製のボビン1の
内部円筒内に、一端に弁体4を装着したプランジャ3
と、弁体4を弁座10に付勢させるためのバネ5と、シ
ール部材7を装着したポールコア6とを挿入し、略コの
字状のヨーク8でこれら部材を挟持するよう構成されて
いる。非通電時には弁体4はプランジャ3を介してバネ
5により付勢され弁座10に着座しているため、流路1
1aと11bとの連通は遮断されている。電磁コイル2
に通電すると磁力によりプランジャ3はバネ5に抗して
ポールコア6側に吸引され、弁体4が弁座10から離脱
して流路11aと11bが連通して流体が流れる。通電
を停止すると磁力がなくなり、プランジャ3はバネ5に
より押し下げられるため、弁体4が弁座10に着座し流
路11aと11bとの連通は遮断される。
【0009】なお、必要に応じてプランジャ3とポール
コア6との間に非磁性のスペーサー16を入れると、残
留磁気の影響がなくなり遮断動作がスムーズになる。ま
たゴム材料等を用いると作動時の衝撃音が緩和される。
コア6との間に非磁性のスペーサー16を入れると、残
留磁気の影響がなくなり遮断動作がスムーズになる。ま
たゴム材料等を用いると作動時の衝撃音が緩和される。
【0010】本実施例ではボビン1の下端面にボビン1
と一体で形成した凸部9を設けてあり、ポールコア6の
上端面から凸部9までの寸法はヨーク8の内側寸法より
大きくなるよう作られている。これらの部材を圧縮する
ようにヨーク8を差し込むと、凸部9の弾性によりヨー
ク8は下方に引き下げられるため、ポールコア6とヨー
ク8を確実に接触させることができる。
と一体で形成した凸部9を設けてあり、ポールコア6の
上端面から凸部9までの寸法はヨーク8の内側寸法より
大きくなるよう作られている。これらの部材を圧縮する
ようにヨーク8を差し込むと、凸部9の弾性によりヨー
ク8は下方に引き下げられるため、ポールコア6とヨー
ク8を確実に接触させることができる。
【0011】図3はボビン1の下端面に設けた凸部9の
形状の一例を示す斜視図である。凸部9の形状は図3の
形状に限定されるものではなく、例えば円形の突起など
任意の形状、個数でも、接触性と組立性を配慮した適度
な弾性を有していれば同様の効果が得られる。
形状の一例を示す斜視図である。凸部9の形状は図3の
形状に限定されるものではなく、例えば円形の突起など
任意の形状、個数でも、接触性と組立性を配慮した適度
な弾性を有していれば同様の効果が得られる。
【0012】図4は本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。本実施例は電磁コイル2を装着したボビン1の内
部円筒内に、弁体4を装着したプランジャ3と、バネ5
を入れ、ボビン1に設けた段付き部とポールコア6の鍔
との間には弾性部材12を挿入してあり、ポールコア6
の上端面からボビン1の下端面までの寸法はヨーク8の
内側寸法よりも大きくなるよう構成されている。これら
の部材を圧縮するようにヨーク8を差し込むと弾性部材
12の弾性によりポールコア6は上方に押し上げられ、
ヨーク8に確実に接触するよう構成されている。
ある。本実施例は電磁コイル2を装着したボビン1の内
部円筒内に、弁体4を装着したプランジャ3と、バネ5
を入れ、ボビン1に設けた段付き部とポールコア6の鍔
との間には弾性部材12を挿入してあり、ポールコア6
の上端面からボビン1の下端面までの寸法はヨーク8の
内側寸法よりも大きくなるよう構成されている。これら
の部材を圧縮するようにヨーク8を差し込むと弾性部材
12の弾性によりポールコア6は上方に押し上げられ、
ヨーク8に確実に接触するよう構成されている。
【0013】弾性部材12は例えば樹脂、ゴム、金属等
の材料からなり、硬さや形状を調整し接触性と組立性に
適した適度な弾性を持たせてある。
の材料からなり、硬さや形状を調整し接触性と組立性に
適した適度な弾性を持たせてある。
【0014】図5は本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。本実施例は電磁コイル2を装着したボビン1の内
部円筒内に、弁体4を装着したプランジャ3と、バネ5
と、ボビン1の上面よりも突出するよう形成したポール
コア6を挿入し、ボビン1の下面とヨーク8の間には弾
性部材12を設けたものである。ポールコア6の頂部端
面から弾性部材12の下端面までの寸法はヨーク8の内
側寸法よりも大きくなるよう構成されている。これらの
部材を圧縮するようにヨーク8を差し込むと弾性部材1
2の弾性によりヨーク8は下方に引っ張られ、ポールコ
ア6の頂部端面とヨーク8が確実に接触するよう構成さ
れている。
ある。本実施例は電磁コイル2を装着したボビン1の内
部円筒内に、弁体4を装着したプランジャ3と、バネ5
と、ボビン1の上面よりも突出するよう形成したポール
コア6を挿入し、ボビン1の下面とヨーク8の間には弾
性部材12を設けたものである。ポールコア6の頂部端
面から弾性部材12の下端面までの寸法はヨーク8の内
側寸法よりも大きくなるよう構成されている。これらの
部材を圧縮するようにヨーク8を差し込むと弾性部材1
2の弾性によりヨーク8は下方に引っ張られ、ポールコ
ア6の頂部端面とヨーク8が確実に接触するよう構成さ
れている。
【0015】弾性部材12は例えば樹脂、ゴム、金属等
の材料からなり、硬さや形状を調整し接触性と組立性に
適した適度な弾性を持たせてある。
の材料からなり、硬さや形状を調整し接触性と組立性に
適した適度な弾性を持たせてある。
【0016】また、弾性部材12を磁性材料で形成する
と磁気効率の向上が望める。
と磁気効率の向上が望める。
【0017】図6は本発明の他の実施例を示す斜視図で
ある。本実施例はボビン1の上部に略コ字状ヨーク8の
一端を差込み可能な差込溝13を設け、またボビン1の
上面には弁体4を装着したプランジャ3、バネ5、ポー
ルコア6、シール部材7等の部品を挿入するための挿入
口14を設けたものである。
ある。本実施例はボビン1の上部に略コ字状ヨーク8の
一端を差込み可能な差込溝13を設け、またボビン1の
上面には弁体4を装着したプランジャ3、バネ5、ポー
ルコア6、シール部材7等の部品を挿入するための挿入
口14を設けたものである。
【0018】図8に示す従来例の場合、電磁弁内部に圧
力が加わると圧力によってポールコア6が上方に押し上
げられ、ヨーク8が変形してプランジャ3とポールコア
6の間隙が大きくなりコイルの吸引力が不足して作動不
良を起こす場合があるため、内圧が高い場合はヨーク8
が変形しないよう板厚を厚くする、あるいはカシメ等に
よって補強する必要がある。
力が加わると圧力によってポールコア6が上方に押し上
げられ、ヨーク8が変形してプランジャ3とポールコア
6の間隙が大きくなりコイルの吸引力が不足して作動不
良を起こす場合があるため、内圧が高い場合はヨーク8
が変形しないよう板厚を厚くする、あるいはカシメ等に
よって補強する必要がある。
【0019】本実施例によれば、ヨーク8はボビン1の
溝13に差し込まれているため、電磁弁内部に圧力が加
わってポールコア6でヨークが押されても変形しない。
従って、ヨーク8の板厚を薄くできるため材料費が安く
なるとともに加工性も向上しコストが低減できる。なお
挿入口14は図5の実施例では円形としているが、円形
に限られるものではなく、組み立てに都合の良い任意の
形状で良い。
溝13に差し込まれているため、電磁弁内部に圧力が加
わってポールコア6でヨークが押されても変形しない。
従って、ヨーク8の板厚を薄くできるため材料費が安く
なるとともに加工性も向上しコストが低減できる。なお
挿入口14は図5の実施例では円形としているが、円形
に限られるものではなく、組み立てに都合の良い任意の
形状で良い。
【0020】図7はボビン1に弁座10と流入、流出口
11a、11bを一体で形成した場合の一実施例を示す
断面図である。図7では第1実施例との組み合わせを示
しているが、他の実施例による構成も可能である。
11a、11bを一体で形成した場合の一実施例を示す
断面図である。図7では第1実施例との組み合わせを示
しているが、他の実施例による構成も可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では部品点数を増やすことなく、ヨーク
とポールコアを確実に接触させることができるため、接
触不良による磁気効率の低下を防止でき、作動の信頼性
が向上するとともに消費電力を低減することができる。
する。請求項1では部品点数を増やすことなく、ヨーク
とポールコアを確実に接触させることができるため、接
触不良による磁気効率の低下を防止でき、作動の信頼性
が向上するとともに消費電力を低減することができる。
【0022】また請求項2乃至3では、簡易な構成でヨ
ークとポールコアを確実に接触させることができるた
め、接触不良による磁気効率の低下を防止でき、作動の
信頼性が向上するとともに消費電力を低減することがで
きる。
ークとポールコアを確実に接触させることができるた
め、接触不良による磁気効率の低下を防止でき、作動の
信頼性が向上するとともに消費電力を低減することがで
きる。
【0023】また請求項4では、弾性部材に磁性材料を
用いることにより磁気効率が向上するため、さらに作動
の信頼性が向上するとともに消費電力を低減することが
できる。
用いることにより磁気効率が向上するため、さらに作動
の信頼性が向上するとともに消費電力を低減することが
できる。
【0024】また請求項5乃至6では部品点数を増やす
ことなく、またカシメなどの手段を用いることなくヨー
クの板厚を薄くすることができるため、材料費や加工
費、組立費等のコストを低減できる。
ことなく、またカシメなどの手段を用いることなくヨー
クの板厚を薄くすることができるため、材料費や加工
費、組立費等のコストを低減できる。
【図1】 本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】 本発明の第1実施例を示す外観図である。
【図3】 本発明の第1実施例の凸部形状の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】 本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図5】 本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図6】 本発明の第4実施例を示す斜視図である。
【図7】 本発明の第5実施例を示す断面図である。
【図8】 従来の電磁弁の構造を示す断面図である。
1…樹脂製ボビン 2…電磁コイル 3…プランジャ 4…弁体 5…バネ 6…ポールコア 7…シール部材 8…ヨーク 9…凸部 10…弁座 11a、11b…流入、流出路 12…弾性部材 13…差込溝 14…挿入口 15…ターミナル 16…スペーサー 17…Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松藤 能長 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3H106 DA08 DA13 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC02 DD02 EE22 EE35 GA10 GA11 GB03 5E048 AA08 AB01 AD04 CB05
Claims (6)
- 【請求項1】 電磁コイルを備えた樹脂製のボビンと、
ボビンの内部円筒内に一端に弁体を装着したプランジャ
と、非通電時には弁体を弁座に付勢するためのバネと、
樹脂製ボビンに係合可能な鍔部を有しボビン端面よりも
突出するよう形成されたポールコアと、外部への流体の
漏れを防ぐシール部材とを挿入し、略コの字状のヨーク
で挟持するよう構成した電磁弁において、前記樹脂製の
ボビンはヨークとの接触面に一体で形成した凸部を有す
ることを特徴とする電磁弁。 - 【請求項2】 電磁コイルを備えたボビンと、ボビンの
内部円筒内に挿入した一端に弁体を装着したプランジャ
と、非通電時には弁体を弁座に付勢するためのバネと、
鍔部を有しボビン端面よりも突出するよう配設されたポ
ールコアと、外部への流体の漏れを防ぐシール部材と、
ボビンとポールコアの鍔部の間には弾性部材とを有し、
略コの字状のヨークで挟持することを特徴とする電磁
弁。 - 【請求項3】 電磁コイルを備えたボビンと、ボビンの
内部円筒内に挿入した一端に弁体を装着したプランジャ
と、非通電時には弁体を弁座に付勢するためのバネと、
ボビンに係合可能な鍔部を有しボビン端面よりも突出す
るよう形成されたポールコアと、外部への流体の漏れを
防ぐシール部材と、ボビンとヨークとの間には弾性部材
とを有し、略コの字状のヨークで挟持することを特徴と
する電磁弁。 - 【請求項4】 前記ボビンの一端の係合部とヨークの間
に設けた弾性部材は磁性材料であることを特徴とする請
求項3に記載の電磁弁。 - 【請求項5】 前記ボビンに流入、流出口と弁座を一体
で形成したことを特徴とする、請求項1乃至4に記載の
電磁弁。 - 【請求項6】 前記ボビンのポールコア挿入側に、前記
略コの字状のヨークを挿入可能な挿入溝を設け、該挿入
溝の端面にはボビンの内部円筒からの延長線上に、ボビ
ン内部円筒よりも大きい挿入穴を設けたことを特徴とす
る請求項1乃至5に記載の電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072148A JP2002276840A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072148A JP2002276840A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 電磁弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002276840A true JP2002276840A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18929766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001072148A Pending JP2002276840A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002276840A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008099531A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Nissin Kogyo Co Ltd | コイル保持構造 |
KR101094806B1 (ko) * | 2009-02-03 | 2011-12-16 | 웅진코웨이주식회사 | 제빙기의 탈빙용 솔레노이드 밸브 |
JP2013204615A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Rinnai Corp | 電磁弁 |
JP2018147985A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 株式会社鷺宮製作所 | 電磁コイル及び電磁弁 |
US11498415B2 (en) | 2019-06-25 | 2022-11-15 | Hyundai Motor Company | Fuel supply valve |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001072148A patent/JP2002276840A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008099531A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Nissin Kogyo Co Ltd | コイル保持構造 |
KR101094806B1 (ko) * | 2009-02-03 | 2011-12-16 | 웅진코웨이주식회사 | 제빙기의 탈빙용 솔레노이드 밸브 |
JP2013204615A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Rinnai Corp | 電磁弁 |
JP2018147985A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 株式会社鷺宮製作所 | 電磁コイル及び電磁弁 |
US11498415B2 (en) | 2019-06-25 | 2022-11-15 | Hyundai Motor Company | Fuel supply valve |
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