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JP2002273109A - フィルタープレス - Google Patents

フィルタープレス

Info

Publication number
JP2002273109A
JP2002273109A JP2001080077A JP2001080077A JP2002273109A JP 2002273109 A JP2002273109 A JP 2002273109A JP 2001080077 A JP2001080077 A JP 2001080077A JP 2001080077 A JP2001080077 A JP 2001080077A JP 2002273109 A JP2002273109 A JP 2002273109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
filter plate
moving body
gate
drive gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001080077A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Hashimoto
淳二 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritake Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Noritake Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritake Iron Works Co Ltd filed Critical Noritake Iron Works Co Ltd
Priority to JP2001080077A priority Critical patent/JP2002273109A/ja
Publication of JP2002273109A publication Critical patent/JP2002273109A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾板移動ブロック(濾板牽引機構)と濾布振
動装置とを1つのユニットにまとめて取り付ける。部品
数を削減し、製造コストを安くする。作業性にすぐれ、
濾過効率を大幅に増大し得るフィルタープレスを提供す
る。 【解決手段】 フィルタープレスの門形移動体11の左右
両脚部11a,11a のうちのいずれか一方の脚部11a に、駆
動ギア24およびこれを駆動する可逆モータ25と、濾板引
戻し爪32を備えた濾板移動ブロック30とが取り付けら
れ、同側の側板1 のレール20に駆動ギア24と噛み合うラ
ック23が設けられている。可逆モータ25の作動により駆
動ギア24が正転または逆転せしめられて、門形移動体11
が前方または後方に移動し、門形移動体11と一体の濾板
移動ブロック30の濾板引戻し爪32の作用により濾板2 が
1枚ずつ開かれるとともに、各濾板2 の前後両濾過面を
覆う濾布4,4 に付着するケーキが、門形移動体11に備え
られた濾布振動装置50の作動による振動により除去され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルタープレ
ス、とりわけ自走式の門形移動体を備えたフィルタープ
レスに関するものである。
【0002】フィルタープレスには、濾板のみ並べられ
た単式のものと、濾板と濾枠が交互に並べられた複式の
ものとがあるが、この発明はこれら両者に適用せられる
ものである。従ってこの明細書において濾板というの
は、単に濾板のみならず、濾板と濾枠の両方を含むもの
とする。
【0003】
【従来の技術】従来、フィルタープレスは、左右両側板
にそれぞれ吊手を介して摺動自在にかつ吊下げ状に保持
せられた多数の濾板と、左右両側板に取り付けられた濾
板牽引機構と、頂部に濾布振動装置を有しかつ摺動自在
な正面よりみて門形の移動体とを備えていた。
【0004】そして、フィルタープレスによる圧搾濾過
の終了後、濾布に付着している濾滓を取除くために、濾
板を1枚ずつ順次引戻す必要があるが、これは濾板牽引
機構のエンドレスチェンを回動させ、エンドレスチェン
の中間に介在された濾板牽引機構の濾板引戻し爪を作用
させることにより行なっており、その場合、濾板を1枚
引き戻す毎にエンドレスチェンの回動方向を変換せしめ
ていた。
【0005】濾板牽引機構の作動によって、濾板は1枚
ずつ後方に開かれ、その際、互いに対向する濾布の上端
部の濾布吊下げ棒が共に内側に引き出され、両濾布は側
面よりみて略ハ形に傾斜せしめられた。このとき門形移
動体は、開かれた両濾板同士の間の中央部に位置せしめ
られ、互いに対向する濾布上端部の濾布吊下げ棒の左右
両端部が、門形移動体に備えられた濾布振動装置の振動
ハンマーにより叩かれて、ケーキ(濾滓)が振り落とさ
れて除去された。その後、濾板牽引機構の作動によっ
て、つぎの濾板が引き戻されて後方に開かれ、以下同様
に、濾板の開板毎に、上記ケーキの振り落とし除去作業
が自動的に反復して行なわれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のフィルタープレスでは、濾板牽引機構と濾布振動
装置を備えた門形移動体とが、別ユニットとなされてい
るため、両ユニット間の調整が必要であった。また濾板
牽引機構は、中間に濾板牽引機構を介して無端状となさ
れたエンドレスチェンと、エンドレスチェンの巻回部が
巻き掛けられている前後一対のチェンホイルと、これら
のチェンホイルの枢軸のうちの一方の枢軸と同軸に設け
られかつモータから伝動チェンを介して駆動力が伝達さ
れる中間チェンホイルとを備えているが、このような濾
板牽引機構が、フィルタープレスの左右両側に設けられ
ており、そのために部品数を非常に多く必要として、製
造コストが高くついた。またフィルタープレスの左右両
側において、濾板牽引機構のエンドレスチェンのいわゆ
る張りの調整などの手間を必要とするという問題があっ
た。
【0007】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、濾板移動ブロック(濾板牽引機構)と濾布振
動装置とを、門形移動体の1つのユニットにまとめて取
り付けることができて、従来のような濾板牽引機構およ
び濾布振動装置の2つのユニット間の調整が不要である
とともに、部品数が少なくてすみ、しかも門形移動体の
駆動機構をフィルタープレスの左右両側のうちのいずれ
か一方に設けるだけで良く、従って部品数を大幅に削減
することができて、製造コストが安くつくとともに、従
来のような濾板牽引機構のエンドレスチェンの張りの調
整などの手間を省略することができて、非常に作業性に
すぐれており、濾過効率を大幅に増大し得る、自走式の
門形移動体を備えたフィルタープレスを提供しようとす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、左右両側板にそれぞれ吊手を介して
摺動自在にかつ吊下げ状に保持せられた多数の濾板と、
頂部に濾布振動装置を有しかつ左右両側板に設けられた
レールに沿って前後摺動自在となされた正面よりみて門
形の移動体とを備えたフィルタープレスにおいて、門形
移動体の左右両脚部のうちのいずれか一方の脚部に、駆
動ギアおよびこれを駆動する可逆モータと、濾板引戻し
爪を備えた濾板移動ブロックとが取り付けられ、同側の
側板のレールに駆動ギアと噛み合うラックが設けられて
おり、可逆モータの作動により駆動ギアが正転または逆
転せしめられて、門形移動体が前方または後方に移動
し、門形移動体と一体の濾板移動ブロックの濾板引戻し
爪の作用により濾板が1枚ずつ開かれるとともに、各濾
板の前後両濾過面を覆う濾布に付着するケーキが、門形
移動体に備えられた濾布振動装置の作動による振動によ
り除去されることを特徴としている。
【0009】なお、側板の下縁部に設けられる駆動ギア
と噛み合うラックは、その歯を下向きにして取り付けら
れるのが、好ましい。というのは、これにより、濾板の
開板時におけるラックの歯へのケーキの噛み込みを防止
し得るからである。
【0010】
【発明の実施形態】つぎに、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0011】この明細書において、前後および左右は図
2を基準とし、前とは図2の右側すなわちファーストヘ
ッド側、後とは同左側すなわちリヤヘッド側をいゝ、ま
た左右は前方に向かっていうものとする。
【0012】ここで、図1〜図7はフィルタープレスの
各部の構造を示し、図8は濾板の移動および濾布振動装
置の作動のタイムチャートを示している。
【0013】まず、図1〜図5を参照すると、フィルタ
ープレスのファーストヘッドおよびリヤヘッド(図示
略)に渡された左右両側板(1)(1)に多数の濾板(2) が左
右一対の吊手(3)(3)を介して摺動自在に吊下げ状に保持
され、左右両側板(1)(1)のガイド・レール(20)(20)に、
頂部に濾布振動装置(50)を具備した正面よりみて門形の
移動体(11)がローラ(21)(21)を介して前後移動自在に保
持されている。
【0014】各濾板(2) の前後両濾過面を覆う濾布(4)
(4)はそれぞれの濾板(2) に保持されている。すなわ
ち、各濾板(2) の前後両濾布(4)(4)の下縁部が、濾板
(2) の下縁部に取り付けられるとともに、前後両濾布
(4)(4)の上縁部が、1つの共通の濾布吊下げ棒(5) によ
り吊り下げられている。また濾布吊下げ棒(5) の左右両
端部に設けられた貫通孔(図示略)に、各濾板(2) 上縁
部の左右両端部分に立設された長いボルトよりなる立上
がり状芯棒(7)(7)がそれぞれ挿通され、これらの芯棒
(7)(7)に嵌め被せられたコイルばね(6)(6)の弾発力によ
って濾布吊下げ棒(5) が常に上方に付勢されるように支
持されている。
【0015】門形移動体(11)は、正面よりみて門形の前
後フレーム(12)(13)と、前後両フレーム(12)(13)の左右
垂直部(12a)(13a)同士を連結する左右横桟(14)(14)と、
前後両フレーム(12)(13)の上部水平部(12b)(13b)同士を
連結する上部横桟(15)とによって構成されている。そし
て、門形の前後フレーム(12)(13)の左右垂直部(12a)(13
a)の下端部に、それぞれアーム(22)(22)を介してローラ
(21)(21)が取り付けられて、これらのローラ(21)(21)が
レール(20)(20)に支持されている。また門形移動体(11)
の右脚部(11a) 、さらに詳しくは、前後両フレーム(12)
(13)の左右垂直部(12a)(13a)同士を連結する右横桟(14)
に、ブラケット(27)を介して可逆モータ(25)および減速
機(26)が取り付けられ、減速機(26)の枢軸に駆動ギア(2
4)が取り付けられ、右側板(1) のレール(20)の下縁部に
駆動ギア(24)と噛み合うラック(23)が、その歯を下向き
にしてレール(20)の全長にわたって設けられている。
【0016】従って、モータ(25)の作動により、減速機
(26)を介して駆動ギア(24)が正方向または逆方向に回転
し、駆動ギア(24)が右側板(1) のレール(20)下縁部のラ
ック(23)と噛み合っているため、結局、門形移動体(11)
はモータ(25)の作動による駆動ギア(24)の回転により左
右両側板(1)(1)に沿って前後方向に自走することができ
るものである。
【0017】また、門形前部フレーム(12)の右垂直部(1
2a) の高さの中間部分の前後両側に、濾板(2) の吊手
(3) に近接するように前後一対の濾板検出センサ(17)(1
8)が配置され、これらのセンサ(17)(18)は、前部フレー
ム右垂直部(12a) に固定された前後水平バー(16)(16)に
それぞれ取付リング(19)(19)によりその検出端部を濾板
(2) の吊手(3) 側に向けた状態に取り付けられている。
【0018】門形移動体(11)の左右両脚部(11a)(11a)、
さらに詳しくは前フレーム(12)の左右垂直部(12a)(12a)
の下端部に濾板移動ブロック(30)(30)が、それぞれアー
ム(22)(22)を介してかつローラ(21)(21)の上側に位置す
るように備えられている。
【0019】なお、濾板移動ブロック(30)は、フィルタ
ープレスの左右両側に同一のものが対向状に配置されて
いるので、その一方について、以下説明する。
【0020】図5〜図7に詳しく示すように、濾板移動
ブロック(30)は、相互に所定間隔をおいて対向状に配置
された前後垂直柱部(31a)(31b)と、これらの下端部同士
を連結しかつ前フレーム(12)の左または右垂直部(12a)
(12a)の下端部のアーム(22)より張り出した底部連結壁
部(28)と、前後垂直柱部(31a)(31b)の下部同士を側板
(1) 側において連結する側部連結壁部(47)とによって構
成されている。
【0021】なお、濾板移動ブロック(30)の底部連結壁
部(28)の側板(1) 側の前後両端寄り部分には、前後方向
に長いボルト挿通用長孔(29)(29)があけられており、こ
れらの長孔(29)(29)に下から垂直状に差し込まれた前後
一対のボルト(44)(44)の先端部が前後垂直柱部(31a)(31
b)の下端部のねじ孔にねじ込まれて、前後垂直柱部(31
a)(31b)と底部連結壁部(28)とが結合されている。また
底部連結壁部(28)の前後両端部に、長孔(29)(29)に向か
って前後両外側より水平状にねじ込まれたストッパ用細
径ボルト(45)(45)の先端部が、長孔(29)(29)内において
前後両ボルト(44)(44)の高さの中間部に前後両側より突
き当てられることにより、前後両ボルト(44)(44)および
これらと一体の前後垂直柱部(31a)(31b)の移動が阻止せ
られて、しっかりと固定されるようになされている。
【0022】上記底部連結壁部(28)のボルト挿通用長孔
(29)(29)により濾板移動ブロック(30)の前後垂直柱部(3
1a)(31b)の取付け位置を前後に調節することができて、
前後垂直柱部(31a)(31b)同士の配置間隔ひいては後述す
る濾板引戻し爪(32)の取付け位置を調節することができ
る。
【0023】上記ストッパ用細径ボルト(45)(45)には、
ダブルナット(46)(46)がそれぞれねじ被せられていて、
これらのダブルナット(46)(46)が底部連結壁部(28)の前
後両端面にしっかりと当接せしめられることにより、前
後両ストッパ用細径ボルト(45)(45)の緩みひいては前後
両ボルト(44)(44)と前後垂直柱部(31a)(31b)の移動が阻
止せられるようになされている。
【0024】濾板移動ブロック(30)の側部連結壁部(47)
の後端寄り部分に濾板引戻し爪(32)が頭付きピンよりな
る枢軸(33)によって揺動自在に取り付けられている。枢
軸(33)を下側に越えた濾板引戻し爪(32)の下端部に、貫
通孔を有する下向き突起(38)が設けられ、これに対し、
濾板移動ブロック(30)の後部垂直柱部(31b) に貫通孔を
有する前方突起(39)が設けられ、これらの突起(38)(39)
に引きばね(37)が掛け渡され、この引きばね(37)の作用
によって濾板引戻し爪(32)が常に起立するように付勢さ
れている。濾板引戻し爪(32)の後端部には、起立状態に
おいて濾板吊手(3) に垂直状態で当接する後部当接縁部
(32a) が設けられ、また濾板引戻し爪(32)の上縁部に
は、該爪(32)の倒伏状態において濾板(2) の吊手(3) の
下側を通過するための前方下向きの上部傾斜縁部(32b)
が設けられ、さらに濾板引戻し爪(32)の前端部には、起
立状態において移動ブロック(30)の前垂直柱部(31a) の
後側面に垂直状態で当接する前部当接縁部(32c) が設け
られている。
【0025】濾板移動ブロック(30)の前後両垂直柱部(3
1a)(31b)の上端部に、帯板状の濾板引戻し爪押倒し用部
材(40)が渡されて、これの前後両端部の長孔(41)(41)
に、ブロック(30)の前後垂直柱部(31a)(31b)に取り付け
られた頭付きピン(42)(42)がゆるく挿通されており、こ
の押倒し用部材(40)は、濾板移動ブロック(30)の長手方
向に長孔(41)(41)の長さ分だけ前後に移動することがで
きる。
【0026】濾板引戻し爪(32)の上部には、該爪(32)の
長手方向に長い長孔(34)と長孔(34)の下端部に連なる径
大のピン逃がし用孔(35)とが設けられ、これに対応し
て、濾板引戻し爪押倒し用部材(40)の所定箇所に六角頭
付きボルトよりなるピン(43)が、引戻し爪(32)側に突出
してかつ該爪(32)の長孔(33)内に挿通された状態に設け
られている。常態においては、径大のピン逃がし用孔(3
5)にピン(43)が挿通されていて、ピン逃がし用孔(35)は
濾板引戻し爪(32)の揺動を許容し得る大きさとなされて
いる。
【0027】また、側板(1) の前後両端部には、濾板引
戻し爪押倒し用部材(40)の前後端部にそれぞれ当接する
ファーストヘッド側の第1ストッパ、およびリヤヘッド
側の第2ストッパ(いずれも図示略)が設けられてい
る。
【0028】一方、門形移動体(11)頂部の上部横桟(15)
に濾布振動装置(50)が備えられている。濾布振動装置(5
0)は、上部横桟(15)に取り付けられたハンマー取付部材
(51)に複数のガイド棒(52)が昇降自在に保持せられ、こ
れらのガイド棒(52)の下端部に、前後両端に振動パッド
(56)(56)を有する振動ハンマー(53)が取り付けられると
ともに、エア・シリンダ(54)が、そのピストン・ロッド
(55)を下向きにして取り付けられて、ピストン・ロッド
(55)の下端部は振動ハンマー(53)の中央部に接続されて
いる。濾布振動装置(50)のハンマー取付部材(51)の前側
において上部横桟(15)に、エア・シリンダ(54)の作動用
電磁弁(57)および配管が設けられ、ハンマー取付部材(5
1)の後側において上部横桟(15)に、フィルターレギュレ
ータ(58)が取り付けられている。そして、電磁弁(57)の
作動(開閉)により、エア・シリンダ(54)のピストン・
ロッド(55)が出し入れされて、振動ハンマー(53)が昇降
し、これの前後両端の振動パッド(56)(56)によって開板
後の濾板(2) 上部の濾布吊り棒(5) と、次の開板直前の
濾板(2) 上部の濾布吊り棒(5) とを同時に叩いて、両濾
板(2)(2)の濾布(4)(4)に付着するケーキを振動により除
去するようになされている。
【0029】つぎに、この発明のフィルタープレスの作
用について説明する。
【0030】フィルタープレスによる圧搾濾過の終了
後、まず、ルーズヘッドをシリンダのピストンロッドを
引っ込めることによって所定位置まで引き戻し、すべて
の濾板(2) に対する締付け力がゆるめられる。このと
き、濾布振動装置(50)を搭載した門形移動体(11)は、フ
ィルタープレスのリヤヘッド側に待機している。
【0031】ついで、濾板(2) の濾過面に装着された濾
布(4) に付着しているケーキを取り除くために、図8に
示すタイムチャートに従って、濾板(2) を1枚ずつ順次
引き戻す。
【0032】まず、フィルタープレスのリヤヘッドに備
えられた位置検出センサ(LS3) により、リヤヘッド側に
待機している門形移動体(11)の位置が検出されている。
そして、モータ(25)の作動により減速機(26)を介して駆
動ギア(24)が正転(正方向に回転)し、該駆動ギア(24)
が右側板(1) のレール(20)下縁部のラック(23)と噛み合
っているため、門形移動体(11)およびこれと一体の濾板
移動ブロック(30)は左右両側板(1)(1)に沿って復帰方向
(前方)に自走する。門形移動体(11)が、開板しようと
する第1番目の濾板(2) に至り、移動体(11)の前側濾板
検出センサ(LS1) が第1番目の濾板(2) の側面を検出し
たとき、タイマ(T1)をスタートさせ、そのアップ後、モ
ータ(25)を停止させる。この間、門形移動体(11)と共に
移動する濾板移動ブロック(30)の濾板引戻し爪(32)は、
第1番目の濾板(2) の吊手(3)の下側を倒れながら通過
し、吊手(3) を越えたところで立ち上がる。門形移動体
(11)および濾板移動ブロック(30)は、そこで停止する。
【0033】つぎに、切替え時の休止タイマ(TF)をスタ
ートさせ、そのアップ後、モータ(25)の作動により減速
機(26)を介して駆動ギア(24)が逆転(逆方向に回転)
し、該駆動ギア(24)が右側板(1) のレール(20)下縁部の
ラック(23)と噛み合っているため、門形移動体(11)およ
びこれと一体の濾板移動ブロック(30)は左右両側板(1)
(1)に沿って開板方向(後方)に自走する。その結果、
濾板引戻し爪(32)が第1番目の濾板(2) の吊手(3) を引
っ掛け、第1番目の濾板(2) を既に後退しているルーズ
ヘッドのところまで戻り、第1番目の濾板(2) が開板さ
れる。この第1番目の濾板(2) と一緒に門形移動体(11)
がルーズヘッドにまで至り、これの後側濾板検出センサ
(LS2) がルーズヘッドの側面を検出したとき、タイマ(T
2)をスタートさせ、そのアップ後、モータ(25)を停止さ
せる。
【0034】つぎに、切替え時の休止タイマ(TF)をスタ
ートさせ、そのアップ後、モータ(25)の作動により減速
機(26)を介して駆動ギア(24)が正転し、門形移動体(11)
は左右両側板(1)(1)に沿って復帰方向(前方)に自走す
る。門形移動体(11)が、開板しようとする第2番目の濾
板(2) に至り、移動体(11)の前側濾板検出センサ(LS1)
が第2番目の濾板(2) の側面を検出したとき、タイマ(T
1)をスタートさせ、そのアップ後、モータ(25)を停止さ
せる。この間、門形移動体(11)と共に移動する濾板移動
ブロック(30)の濾板引戻し爪(32)は、第2番目の濾板
(2) の吊手(3)の下側を倒れながら通過し、吊手(3) を
越えたところで立ち上がる。門形移動体(11)および濾板
移動ブロック(30)は、そこで停止する。
【0035】このとき、門形移動体(11)は、ルーズヘッ
ド側の既に開かれた第1番目の濾板(2) と、開板直前の
第2番目の濾板(2) との間の中央部に位置している。そ
して、濾布振動装置(50)のシリンダ作動用電磁弁(57)の
開閉によりエア・シリンダ(54)が作動して、これのピス
トン・ロッド(55)が下向きに突出あるいは引っ込められ
て、振動ハンマー(53)が上下動せしめられ、この振動ハ
ンマー(53)の前後両端の濾布叩きパッド(56)(56)が、第
1番目と第2番目の濾板(2)(2)の前後両面を覆う濾布
(4)(4)を吊り下げている濾布吊り棒(5)(5)を叩き、これ
によって濾布(4)(4)の表面に付着したケーキが、きわめ
て迅速に落下せしめられ、この振動操作を数回繰り返し
行なうことにより、濾布(4)(4)に付着したケーキが除去
される。
【0036】なお、門形移動体(11)に備えられた濾布振
動装置(50)のエア・シリンダ(54)が作動して、ピストン
・ロッド(55)が下向きに突出せしめられ、振動ハンマー
(53)の降下により、前後両端の濾布叩きパッド(56)(56)
で開板後の第1番目と第2番目の濾板(2)(2)の濾布吊り
棒(5)(5)が上から叩かれた時は、両濾布吊り棒(5)(5)が
下方に下がる結果、各濾板(2) の前後両濾過面を覆う濾
布(4)(4)は、それぞれ張った状態からゆるむだけで、両
濾布(4)(4)に付着したケーキは、さほど落下しない。し
かしながら、続いて、エア・シリンダ(54)の作動により
ピストン・ロッド(55)が引っ込められて、振動ハンマー
(53)が上昇すると、コイルばね(6)(6)の弾発力によって
両濾布吊り棒(5)(5)が一気に上昇して、各濾板(2) の前
後両濾過面を覆う濾布(4)(4)は、強く上方に引っ張られ
て緊張状態となり、その反動によって両濾布(4)(4)に付
着したケーキは、一気に飛ばされて、きわめて迅速に落
下して除去され、この振動操作が数回繰り返して行なわ
れる。
【0037】このように、門形移動体(11)に備えられた
濾布振動装置(50)により、開板後の濾板(2) の濾布吊り
棒(5) と、次の開板直前の濾板(2) の濾布吊り棒(5) と
を同時に一緒に叩くものであるから、濾布振動装置(50)
の作動によるケーキの除去作業をきわめて円滑に行なう
ことができる。
【0038】そして、上記のような濾布振動装置(50)の
作動によるケーキの除去作業の終了後、センサ(LS7) に
より振動ハンマー(53)が上昇位置にあることを確認し、
ついで、切替え時の休止タイマ(TF)をスタートさせ、そ
のアップ後、モータ(25)の作動により減速機(26)を介し
て駆動ギア(24)が逆転し、門形移動体(11)およびこれと
一体の濾板移動ブロック(30)は左右両側板(1)(1)に沿っ
て開板方向(後方)に自走する。その結果、濾板引戻し
爪(32)が第2番目の濾板(2) の吊手(3) を引っ掛け、濾
板(2) を既に後退している第1番目の濾板(2) のところ
まで戻し、第2番目の濾板(2) が開板される。この第2
番目の濾板(2) と一緒に門形移動体(11)が既に後退して
いる第1番目の濾板(2) にまで至り、門形移動体(11)の
後側濾板検出センサ(LS2) が既に後退している第1番目
の濾板(2) の側面を検出したとき、タイマ(T2)をスター
トさせ、そのアップ後、モータ(25)を停止させる。
【0039】つぎに、切替え時の休止タイマ(TF)をスタ
ートさせ、そのアップ後、モータ(25)の作動により減速
機(26)を介して駆動ギア(24)が正転し、門形移動体(11)
は左右両側板(1)(1)に沿って復帰方向(前方)に自走す
る。門形移動体(11)が、開板しようとする第3番目の濾
板(2) に至り、移動体(11)の前側濾板検出センサ(LS1)
が第3番目の濾板(2) の側面を検出したとき、タイマ(T
1)をスタートさせ、そのアップ後、モータ(25)を停止さ
せる。この間、門形移動体(11)と共に移動する濾板移動
ブロック(30)の濾板引戻し爪(32)は第3番目の濾板(2)
の吊手(3) の下側を倒れながら通過し、吊手(3) を越え
たところで立ち上がる。門形移動体(11)および濾板移動
ブロック(30)は、そこで停止する。
【0040】このとき、門形移動体(11)は、ルーズヘッ
ド側の既に開かれた第2番目の濾板(2) と、開板直前の
第3番目の濾板(2) との間の中央部に位置している。そ
の後、同様に、濾布振動装置(50)の作動により振動ハン
マー(53)の前後両端の濾布叩きパッド(56)(56)が、第2
番目と第3番目の濾板(2)(2)の前後両面を覆う濾布(4)
(4)を吊り下げている濾布吊り棒(5)(5)を叩き、この振
動操作を数回繰り返して 行なうことにより、濾布(4)
(4)に付着したケーキが除去される。
【0041】以下同様にして、濾板(2) が順次1枚ずつ
引き戻され、濾板(2) の開板毎に、ケーキの振動による
除去作業が自動的に反復して行なわれ、濾布(4)(4)表面
に付着しているケーキが除去される。
【0042】そうして、門形移動体(11)が、モータ(25)
の作動による駆動ギア(24)の正転により復帰方向(前
方)に移動し、ファーストヘッド側の最終の濾板(2) に
至り、移動体(11)の前側濾板検出センサ(LSF) が最終の
濾板(2) の側面を検出したとき、タイマ(T1)をスタート
させ、そのアップ後、モータ(25)を停止させる。この
間、門形移動体(11)と共に移動する濾板移動ブロック(3
0)の濾板引戻し爪(32)は最終の濾板(2) の吊手(3) の下
側を倒れながら通過し、吊手(3) を越えたところで立ち
上がろうとするが、濾板移動ブロック(30)に備えられた
押倒し用部材(40)が、ファーストヘッド側の図示しない
ストッパに当たり、押倒し用部材(40)が所要長さ後方に
移動し、これによって押倒し用部材(30)の所定箇所に設
けられている六角頭付きボルトよりなるピン(43)が、濾
板引戻し爪(32)の径大のピン逃がし用孔(35)よりこれに
連なる長孔(34)に移行せしめられる結果、濾板引戻し爪
(32)が下方に強制的に押さえ込まれ、門形移動体(11)お
よび濾板移動ブロック(30)が停止する。
【0043】この状態で、最終の濾板(2) および既に開
板している最終1つ前の濾板(2) の濾布(4)(4)に付着し
たケーキの除去作業が行なわれ、その終了後に、切替え
時の休止タイマ(TF)をスタートさせ、そのアップ後、モ
ータ(25)の作動により減速機(26)を介して駆動ギア(24)
が逆転し、門形移動体(11)およびこれと一体の濾板移動
ブロック(30)は左右両側板(1)(1)に沿って後方に移動す
るが、濾板移動ブロック(30)の濾板引き戻し爪(32)は、
押倒し用部材(40)の所定箇所に設けられている六角頭付
きボルトよりなるピン(43)は倒れたままであるので、フ
ァーストヘッド側の最終の濾板(2) は引き戻されず、ま
た濾板移動ブロック(30)の濾板引き戻し爪(32)は、既に
開かれたすべての濾板(2) の吊手(3) の下側を通過し
て、これらの濾板(2) およびルーズヘッドを越えて後方
に移動し、門形移動体(11)およびこれと一体の濾板移動
ブロック(30)がリヤヘッドに至る。
【0044】門形移動体(11)がリヤヘッドに至ると、濾
板移動ブロック(30)の押倒し用部材(40)の後端が、リヤ
ヘッドの第2ストッパに当たり、押倒し用部材(40)が所
要長さ前方に移動するため、濾板引戻し爪(32)が引きば
ね(37)の作用により起立状態に保持される。このよう
に、門形移動体(11)がリヤヘッドに至り、リヤヘッドに
備えられた移動体検出センサ(LS3) が移動体(11)の側面
を検出したとき、モータ(25)が停止せしめられて、門形
移動体(11)およびこれと一体の濾板移動ブロック(30)
が、リヤヘッド側のスタート位置に戻る。従って、つぎ
の濾過操作のさい、濾板移動ブロック(30)付きの門形移
動体(11)がじゃまになるようなことがない。
【0045】以下同様にして、フィルタープレスによる
濾過操作が反復されるものである。
【0046】上記のこの発明のフィルタープレスによれ
ば、濾板移動ブロック(30)と濾布振動装置(50)とを、門
形移動体(11)の1つのユニットにまとめて取り付けるこ
とができて、従来のような両ユニット間の調整が不要で
あるとともに、部品数が少なくてすむ。しかも門形移動
体(11)の駆動機構をフィルタープレスの左右両側のうち
のいずれか一方に設けるだけで良く、従って部品数を大
幅に削減することができて、製造コストが安くつく。
【0047】また、この発明によれば、門形移動体(11)
に備えられた濾布振動装置(50)により、開板後の濾板
(2) の濾布吊り棒(5) と、次の開板直前の濾板(2) の濾
布吊り棒(5) とを同時に一緒に叩くものであるから、濾
布振動装置(50)の作動によるケーキの除去作業をきわめ
て円滑に行なうことができる。
【0048】上記実施形態によれば、側板(1) の下縁部
に設けられかつ駆動ギア(24)と噛み合うラック(23)は、
その歯を下向きにして取り付けられているので、濾板
(1) の開板時におけるラック(23)の歯へのケーキの噛み
込みを防止することができるものである。
【0049】また、濾板移動ブロック(30)の濾板引戻し
爪(32)による濾板(2) の引戻し作用と、センサ(LS1)(LS
2)(LS3)(LSF)(LS7)およびタイマ(T1)(T2)(TF)による可
逆モータ(25)の停止作用とを組み合わせることにより、
従来の停止爪と濾板引戻し爪とを備えた濾板牽引機構に
比べ、濾板移動ブロック(30)部分の構造が簡単になるば
かりか、濾板移動ブロック(30)の停止時の衝撃を吸収す
ることができ、濾板(2) の開板操作をスムーズに行なう
ことができるという利点がある。
【0050】なお、上記実施形態においては、各濾板
(2) の前後両濾過面を覆う濾布(4)(4)はそれぞれの濾板
(2) に保持されており、前後両濾布(4)(4)の上縁部が、
1つの共通の濾布吊下げ棒(5) により吊り下げられて、
コイルばね(6)(6)の弾発力によって濾布吊下げ棒(5) が
常に上方に付勢されるように支持され、門形移動体(11)
に備えられた濾布振動装置(50)により、開板後の濾板
(2) の濾布吊り棒(5) と、次の開板直前の濾板(2) の濾
布吊り棒(5) とを同時に一緒に叩いて、ケーキを除去す
る方式となされているが、これに限らず、この発明は、
その他、図示は省略したが、例えば従来のように、各濾
板の前後両濾過面を覆う濾布の上端部の濾布吊下げ棒の
左右両端部が、コイル状吊りばねによってそれぞれ吊下
げ部材に吊られているとともに、相互に隣り合う濾板同
士の互いに対向する濾布吊下げ棒の左右両端部が所定長
さの連結チェンにより連結されていて、フィルタープレ
スの圧搾濾過作業の終了後、相互に隣り合う濾板同士の
間の濾室内のケーキを除去するために、濾板が1枚ずつ
所要距離後方に開かれた際、連結チェンの長さは開板状
態の対向する濾板同士の間隔よりも短いので、互いに対
向する濾布の上端部の濾布吊下げ棒が共に内側に引き出
され、両濾布は側面よりみて略ハ形に傾斜せしめられ、
門形移動体に備えられた濾布振動装置の振動ハンマーに
より、互いに対向する濾布上端部の濾布吊下げ棒の左右
両端部が叩かれて、ケーキが除去される方式のフィルタ
ープレスにも、同様に適用されるものである。
【0051】また、図示のフィルタープレスでは、濾布
洗浄装置の取付けが省略されているが、場合によって
は、門形移動体(11)に濾布振動装置(50)と共に濾布洗浄
装置を取り付けることもある。
【0052】
【発明の効果】この発明による自走式の門形移動体を備
えたフィルタープレスは、上述のように、門形移動体の
左右両脚部のうちのいずれか一方の脚部に、駆動ギアお
よびこれを駆動する可逆モータと、濾板引戻し爪を備え
た濾板移動ブロックとが取り付けられ、同側の側板のレ
ールに駆動ギアと噛み合うラックが設けられており、可
逆モータの作動により駆動ギアが正転または逆転せしめ
られて、門形移動体が前方または後方に移動し、門形移
動体と一体の濾板移動ブロックの濾板引戻し爪の作用に
より濾板が1枚ずつ開かれるとともに、各濾板の前後両
濾過面を覆う濾布に付着するケーキが、門形移動体に備
えられた濾布振動装置の作動による振動により除去され
るもので、この発明のフィルタープレスによれば、濾板
移動ブロックと濾布振動装置とを、自走式門形移動体よ
りなる1つのユニットにまとめて取り付けることができ
て、従来のような濾布振動装置付き移動体のユニットと
エンドレスチェンによる濾板牽引機構のユニットとの2
つのユニット間の調整が不要であり、しかも門形移動体
の駆動機構をフィルタープレスの左右両側のうちのいず
れか一方に設けるだけで良く、従って部品数を大幅に削
減することができて、製造コストが安くつくとともに、
従来の濾板牽引機構のエンドレスチェンの張りの調整な
どの手間を省略することができて、非常に作業性にすぐ
れており、フィルタープレスによる濾過効率を大幅に増
大し得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示すフィルタープレスの
要部横断面図である。
【図2】同要部拡大右側面図である。
【図3】さらに同要部を拡大した濾板移動ブロック部分
の拡大右側面図である。
【図4】図1の要部拡大断面図である。
【図5】図3の濾板移動ブロック部分の拡大右側面図で
ある。
【図6】図5の濾板移動ブロック部分の一部切欠き拡大
平面図である。
【図7】同濾板移動ブロック部分の拡大縦断面図であ
る。
【図8】この発明の実施形態のフィルタープレスによる
濾板の開板動作および濾布振動装置によるケーキ除去動
作のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 側板 2 濾板 3 吊手 4 濾布 11 門形移動体 11a 脚部 20 レール 23 ラック 24 駆動ギア 25 可逆モータ 30 濾板移動ブロック 32 濾板引戻し爪 40 濾板引戻し爪押倒し用部材 50 濾布振動装置 53 振動ハンマ 54 エア・シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側板(1)(1)にそれぞれ吊手(3)(3)
    を介して摺動自在にかつ吊下げ状に保持せられた多数の
    濾板(2) と、頂部に濾布振動装置(50)を有しかつ左右両
    側板(1)(1)に設けられたレール(20)(20)に沿って前後摺
    動自在となされた正面よりみて門形の移動体(11)とを備
    えたフィルタープレスにおいて、門形移動体(11)の左右
    両脚部(11a)(11a)のうちのいずれか一方の脚部(11a)
    に、駆動ギア(24)およびこれを駆動する可逆モータ(25)
    と、濾板引戻し爪(32)を備えた濾板移動ブロック(30)と
    が取り付けられ、同側の側板(1) のレール(20)に駆動ギ
    ア(24)と噛み合うラック(23)が設けられており、可逆モ
    ータ(25)の作動により駆動ギア(24)が正転または逆転せ
    しめられて、門形移動体(11)が前方または後方に移動
    し、門形移動体(11)と一体の濾板移動ブロック(30)の濾
    板引戻し爪(32)の作用により濾板(2) が1枚ずつ開かれ
    るとともに、各濾板(2) の前後両濾過面を覆う濾布(4)
    (4)に付着するケーキが、門形移動体(11)に備えられた
    濾布振動装置(50)の作動による振動により除去されるこ
    とを特徴とする、フィルタープレス。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104906842A (zh) * 2015-06-09 2015-09-16 长兴星盛新材料有限公司 用于压滤机的压滤板
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CN111792760A (zh) * 2020-08-04 2020-10-20 北京怡盛原环保科技有限公司 一种过滤结构及水处理装置
CN114768326A (zh) * 2022-04-26 2022-07-22 广东三虹环保科技有限公司 一种压滤机的滤板驱动装置

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