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JP2002259264A - サーバ及びデータ送信方法 - Google Patents

サーバ及びデータ送信方法

Info

Publication number
JP2002259264A
JP2002259264A JP2001062338A JP2001062338A JP2002259264A JP 2002259264 A JP2002259264 A JP 2002259264A JP 2001062338 A JP2001062338 A JP 2001062338A JP 2001062338 A JP2001062338 A JP 2001062338A JP 2002259264 A JP2002259264 A JP 2002259264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
management table
server
data
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001062338A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Fukuda
由紀雄 福田
Masahito Takada
雅仁 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001062338A priority Critical patent/JP2002259264A/ja
Publication of JP2002259264A publication Critical patent/JP2002259264A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーバから複数の端末にデータを送信するシス
テムにおいて、端末へのデータ送信の性能の低下を招か
ないようにすること。 【解決手段】複数の端末61,62,63,64に対し
てデータ送信するサーバ1は、端末61,62,63,
64へのデータ送信結果により内容が変更される、複数
の端末の状態に係る端末名のリストから構成される端末
状態管理テーブル40と複数の端末の障害に係る端末名
のリストから構成される障害端末管理テーブル50とを
備え、該テーブルに従って前記複数の端末61,62,
63,64にデータ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバから複数の
端末にデータを送信するサーバ及びサーバによるデータ
送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サーバ側から送信対象となる端末に対し
てデータを送信をするシステムでは、サーバ側の端末送
信プロセスは、送信データを指定送信先の端末に対して
順次送信をする。
【0003】このような場合に、送信先の端末が非稼動
状態の場合、即ち、電源が入っていなかったり、業務ア
プリケーションが起動されていなかった場合には、サー
バ側のデータ送信要求に対して端末側は応答しない。
【0004】この結果、サーバ側の端末送信プロセス
は、送信要求がタイムアウトするまで待たされる。タイ
ムアウトするまでの時間は1分以上となることが多いの
で、サーバ側の端末送信プロセスは、タイムアウトする
までの間待ち続け、次の送信データの処理をすることが
できない。
【0005】更にこのような端末へのデータ送信が連続
した場合には、毎回タイムアウトするまで待たせられる
という問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、サー
バから複数の端末にデータを送信するシステムにおい
て、稼動状態に無い端末に対してデータ送信が発生する
と、他の端末へのサーバ側から端末へのデータ送信の性
能が低下するという問題がある。
【0007】本発明の目的は、サーバから複数の端末に
データを送信するシステムにおいて、端末へのデータ送
信の性能の低下を招かないようにしたサーバ及びサーバ
によるデータ送信方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の端末に対してデータ送信するサーバ
において、前記端末へのデータ送信結果により内容が変
更される、前記複数の端末の状態に係る端末名のリスト
から構成される端末状態管理テーブルを備え、該テーブ
ルに従って前記複数の端末へのデータ送信の可否を制御
することを特徴とする。
【0009】また本発明は、複数の端末に対してデータ
送信するサーバにおいて、前記端末へのデータ送信結果
により内容が変更される、前記複数の端末の障害に係る
端末名のリストから構成される障害端末管理テーブルを
備え、該テーブルに従って前記複数の端末へのデータ送
信の可否を制御することを特徴とする。
【0010】上記課題を解決するために本発明は、サー
バによるデータ送信方法において、前記サーバは前記複
数の端末に係る端末名のリストから構成される端末状態
管理テーブルを備え、前記端末から稼動状態通知が送信
されたとき当該稼動状態通知に基づき前記端末状態管理
テーブルに該当端末名を登録し、前記端末から非稼動状
態通知が送信されたとき当該非稼動状態通知に基づき前
記端末状態管理テーブルから該当端末名を削除し、前記
端末へのデータ送信時には前記端末状態管理テーブルに
登録された端末のみにデータ送信する。
【0011】上記課題を解決するために本発明は、サー
バによるデータ送信方法において、前記サーバは前記複
数の端末に係る端末名及び障害発生日時のリストから構
成される端末状態管理テーブルを備え、前記端末へのデ
ータ送信時に端末側が応答しなかったためにデータ送信
ができなかった場合に前記障害端末管理テーブルに該当
端末名を登録し、前記端末へのデータ送信の時に送信先
の端末名が前記障害端末管理テーブルに登録されている
場合には該当端末にデータ送信を実施せず、前記障害端
末管理テーブルに登録された全ての端末名に対して障害
発生日時から一定時間経過している場合には該当端末の
稼動確認を実施し該確認により稼動状態であれば前記障
害端末管理テーブルから該当端末名及び障害発生日時を
削除する動作を周期的に実行することを特徴とする。
【0012】本発明のサーバ及びサーバによるデータ送
信方法によれば、端末状態管理テーブル及び障害端末管
理テーブルに送信先の端末の状態や障害状態を持たせ、
送信に際してはテーブルを参照することで、データ送信
可能な端末にデータ送信可能となるので、データ送信の
性能の低下を招かないようにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサーバ及びサ
ーバによるデータ送信方法の実施形態を、図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は、第1実施形態のシステム構成例を
示すブロック図である。
【0015】本実施形態のサーバ1は、端末61,6
2,63,64と接続されている。業務アプリケーショ
ン11,12,13はサーバ1内のアプリケーションの
プロセスであり、これらの業務アプリケーション11,
12,13が処理した結果、該当端末に対してデータ送
信が発生する。
【0016】送信データキュー20は、業務アプリケー
ション11,12,13が端末61,62,63,64
にデータ送信する場合に、送信データ21を送信データ
キュー20に登録する。
【0017】端末送信プロセス30は、送信データキュ
ー20に登録された送信データ21を順次読み出して、
指定された送信先の端末61,62,63,64にデー
タを送信する。端末状態管理テーブル40と障害端末管
理テーブル50は、端末61,62,63,64の状態
を管理しておくテーブルであり、端末送信プロセス30
がこのテーブルの内容を更新し、端末61,62,6
3,64へのデータ送信時に制御用情報として参照して
いる。
【0018】図2は、送信データ21の構成例であり、
データ種別21s,送信先端未名21t,データバイト
サイズ21b,送信内容21dから構成されている。送
信先端未名21tは、複数の端末名を登録することも可
能であるが、ここでは説明を簡単にするため1つの端末
名の場合で説明する。
【0019】図3は、端末状態管理テーブル40の構成
例である。この端末状態管理テーブル40の用い方とし
ては2つの方式がある。方式1は、あらかじめ送信先と
して可能性のある端末を全て登録しておくものであり、
初期状態では可能性のある全ての端末名が登録されてい
る。また、方式2は、端末から稼動状態通知のあった端
末だけを登録しておき、端末側から非稼動通知があった
場合には削除するものであり、初期状態では、端末名は
何も登録されていない。
【0020】両方式においては、方式1では端末名をあ
らかじめ登録しておかなければならないので端末の増設
/撤去時に端末状態管理テーブル40のメインテナンス
が必要になる。これに対し、方式2はその必要がない。
ここでは、方式2を採用した例を示す。
【0021】端末状態管理テーブル40は、登録件数4
00,♯1レコードの稼動状態の端末名401,♯2レ
コードの稼動状態の端末名402,♯3レコードの稼動
状態の端末名403,♯4レコードの稼動状態の端末名
404などから構成される。端末名が記入されていない
レコードが空きレコードとなる。
【0022】図4は障害端末管理テーブル50の構成例
である。
【0023】この障害端末管理テーブル50は、登録件
数500,#1レコード501,♯2レコード502な
どから構成され、♯1レコード501は、障害端末名5
01tから構成される。なお、このレコードに、障害ス
テータスなどを追加することも可能である。
【0024】上述した構成の下、図5を参照して端末か
ら端末状態変化の通知(稼動状態/非稼動状態)を受信
した場合の端末送信プロセス30の動作を説明する。
【0025】先ず、ステップS101にて端末から稼動
状態変化の通知を受信したか否かを判断し、端末61,
62,63,64から稼動状態の変化の通知を受信して
いる場合にはステップS102へ進み、そうでない場合
には終わりとなる。
【0026】ステップS102では、通知内容が「稼動
状態」の通知であるか否かを判断し、該通知内容が「稼
動状態」であればステップS103へ進み、そうでなけ
ればステップS104へ進む。
【0027】ステップS103では、端末状態管理テー
ブル40を更新して、稼動状態の追加を行う。ここで、
端末状態管理テーブル40のレコードに該当端末名、例
えば端末61が登録済みかどうかを調べる。ここで端末
名、例えば端末61が未登録であれば、今まで「非稼動
状態」であった端末が稼動状態になったことを意味して
いるので、空きレコードを探す。空きレコードとは端末
名が未記入のレコードとする。例えば、#2レコードが
空きレコードであれば、このレコードに端末名である端
末61を書込み、登録件数400を+1し、ステップS
104へ進む。また、端末名、例えば端末61が登録済
みであれば、既に稼動状態にある端末から再度稼動状態
の通知がきたので何もせずに終わりとなる。
【0028】ステップS104では、通知内容が「非稼
動状態」であるか否かを調べる。
【0029】ここで、通知内容が「非稼動状態」であれ
ばステップS105へ進み、そうでなければ終わりとな
る。
【0030】ステップS105は、端末状態管理テーブ
ル40を更新して、稼動状態の削除を行う。ここで、端
末状態管理テーブル40のレコードに端末名、例えば端
末61が登録済みかどうかを調べる。端末名、例えば端
末61が登録済みであり、そのレコードが♯1レコード
であるとすれば、♯1レコードの端末名をクリアし、登
録件数400を−1し、終わりとなる。また端末名、例
えば端末61が未登録であれば、既に非稼動状態にある
端末から再度非稼動状態の通知がきたので何もせずに終
わりとなる。
【0031】次に図6及び図7を参照して端末にデータ
送信する場合の端末送信プロセス30の動作を説明す
る。先ず、ステップS201にて、送信データキュー2
0から送信データ21を取り出す。
【0032】次に、ステップS202にて、キューは空
か否かを調べる。ここで、送信データキュー20が空で
あれば終わりとなり、そうでなければステップS203
へ進む。
【0033】ステップS203では、送信データから送
信先の端末名を抽出し、ステップS204に移行する。
すなわち、送信データ21から送信先端未名21tを得
る。例えば、端末62であるとする。
【0034】ステップS204では、送信先の端末は稼
動状態か否かを調べる。すなわち、端末状態管理テーブ
ル40のレコードの稼動状態の端末名に、送信先端末
名、例えば端末62が登録されているかどうかを調べ
る。ここで、送信先端末名として端末62が登録されて
いればステップS205へ進み、登録されていなければ
ステップS206へ進む。
【0035】ステップS205では、障害端末管理テー
ブル50に送信先の端末名が登録されているか否かを調
べる。すなわち、障害端末管理テーブル50のレコード
の障害端末名として送信先端末名、例えば端末62が登
録されているかを調べる。ここで、送信先端末名、例え
ば端末62が登録されていれば結合子B1を介してステ
ップS206へ進み、登録されていなければステップS
207へ進む。
【0036】ステップS206では、送信データを破棄
し、そのログを残す。そして、送信先端未は、「非稼動
状態」又は「障害端末」であるので送信データは端末に
は送信しないで破棄する。また、破棄したことを示すロ
グを登録し、A1に戻る。
【0037】ステップS207では、送信データを端末
に送る。すなわち、送信先端末名として例えば端末62
に送信データ21を送信する。
【0038】次に、ステップS208として送信は成功
したか否かを調べる。送信先端未として例えば端末62
への送信が成功した場合はA1に戻り、そうでない場合
はステップS209へ進む。
【0039】ステップS209では、障害端末管理テー
ブル50に該当端末名を登録する。送信先端未への送信
が失敗した場合には、障害端末管理テーブル50の空き
レコードを探す。例えば、#1レコードが空きレコード
であったとする。♯1レコードの障害端末名501tに
端末名として端末62を登録する。次に、登録件数50
0を+1とし、A1へ戻る。
【0040】以上のように本実施形態によれば、サーバ
側から送信対象となる端末に対してデータを送信するシ
ステムで、サーバ側の端末送信プロセスが、端末へのデ
ータ送信時のタイムアウト発生した場合に、以後該当端
末にデータを送信しないようにするデータ送信方式が実
現できる。
【0041】具体的には、端末側のアプリケーション又
はシステムがフリーズした場合やハードウェア障害が生
じた場合、正規の手順を経ずに端末側の電源をいきなり
落とした場合、端末自身は正常であるがサーバから端末
までのネットワークの経路に通信障害が発生した場合、
又は一部の端末や一部のネットワーク経路などの障害が
発生した場合であっても、サーバから複数端末へのデー
タ送信するシステム全体の性能が低下することを回避す
ることができる。
【0042】次に、図8を参照して本発明の第2実施形
態のサーバを説明する。
【0043】本実施形態のサーバ1Bは、図1と異なる
端末監視プロセス31及び障害端末管理テーブル51を
備える。
【0044】障害端末管理テーブル51は、登録件数5
10,#1レコード511,#2レコード512などか
ら構成され、#1レコード511は、障害端末名511
t,障害検知日時511jなどから構成される。このレ
コードに障害ステータスなどを追加することも可能であ
る。
【0045】次に、図8に示す構成の下でサーバから端
末へのデータ送信方法について、図10,図11を参照
して説明する。
【0046】先ず、ステップS301として送信データ
キュー20から送信データを取り出す。ここで、ステッ
プS302としてキューは空か否かを調べる。送信デー
タキュー20が空であれば終わりとなり、そうでなけれ
ばステップS303へ進む。
【0047】ステップS303では、送信データから送
信先の端末名を抽出し、ステップS304に移行する。
ここで、送信データ21から送信先端未名21tを得
る。例えば、端末62であるとする。
【0048】ステップS304では、送信先の端末が稼
動状態か否かを調べる。すなわち、端末状態管理テーブ
ル40のレコードの稼動状態の端末名に、送信先端未
名、例えば、端末62が登録されているかどうかを調べ
る。ここで、送信先端未名として例えば端末62が登録
されていればステップS305へ進み、登録されていな
ければステップS306へ進む。
【0049】ステップS305では、障害端末管理テー
ブル51に送信先の端末名が登録されているか否かを調
べる。すなわち、障害端末管理テーブル51のレコード
の障害端末名として送信先端末名として、例えば端末6
2が登録されているかを調べる。そして、送信先端末名
として、例えば端末62が登録されていれば結合子C2
を経てステップS306へ進み、登録されていなければ
結合子B2を経てステップS307へ進む。
【0050】ステップS306では、障害端末管理テー
ブル51の障害発生日時から一定時間以上経過している
か否かを調べる。例えば、障害端末管理テーブル51の
♯1レコードの障害端末名511tに端末62が登録さ
れているとすれば、障害発生日時511jを得る。ま
た、現在日時と障害発生日時511jを比較し、一定時
間以上の差があるかどうかを調べる。ここで、一定時間
以上の差がある場合はステップS307へ進み、そうで
ない場合ステップS310へ進む。
【0051】ステップS307では、送信データを端末
に送る。すなわち、送信先端末名として、例えば端末6
2に送信データ21を送信する。
【0052】次に、ステップS308では、送信は成功
したか否かを調べる。送信先端末として、例えば端末6
2への送信が成功した場合ステップS311へ進み、失
敗した場合はステップS309へ進む。
【0053】ステップS309では、障害端末管理テー
ブル51に該当端末名を登録する。すなわち、障害端末
管理テーブル51のレコードに該当端末名が登録されて
いるかを調べ、端末名が登録されている場合、例えば#
2レコードであるとすれば、障害検知日時512jを現
在日時に更新して結合子A2に移る。また、端末名が登
録されていない場合は空きレコードを探す。例えば♯1
レコードが空きレコードであったとすれば、♯1レコー
ドの障害端末名511tに端末名として、例えば端末6
2を登録し、また♯1レコードの障害検知日時511j
に現在日時を書込み、そして登録件数510を+1と
し、結合子A2に移る。
【0054】一方、ステップS306では、障害端末管
理テーブル51の障害発生日時から一定時間以上経過し
ていない場合は、ステップS310に移行し、送信デー
タを破棄し、そのログを残し、結合子A2に移る。ここ
で、送信先端末は、「非稼動状態」又は「障害端末」で
あるので送信データは端末には送信しないで破棄する。
また、破棄したことを示すログを登録するものとする。
【0055】ステップS311では、障害端末管理テー
ブル51に該当端末名が登録されていれば削除する。す
なわち、障害端末管理テーブル51のレコードに該当端
末名が登録されているかを調べる。ここで、端末名が登
録されている場合、例えば♯2レコードであるとすれ
ば、♯2レコードの障害端末名512tをクリアし、♯
2レコードの障害検知日時512jをクリアし、登録件
数510を−1として、結合子A2に移る。また、端末
名が登録されていない場合も、結合子A2に移る。
【0056】以上のように本実施形態によれば、先の実
施形態では、サーバから端末までのネットワーク経路の
通信障害が復旧した場合には、手動による復旧操作をし
ない限り端末送信プロセスから該当端末に対してデータ
送信は停止したままであるに対し、サーバから端末まで
のネットワーク経路の通信障害が復旧した場合には、手
動による復旧操作を行わなくても自動的に端末送信プロ
セスから該当端末に対してデータ送信が再開される仕組
みを組込んだデータ送信方式が実現できるので、ネット
ワークの経路の信頼性が低く、ネットワークの通信障害
がランダムかつ短時間で自動復旧するような場合におい
てもサーバ/端末間のデータ送信が安定して動作すると
いう効果があるのでシステム運用面でのシステム管理者
の負担が軽減される。
【0057】次に、図12を参照して本発明の第3実施
形態のサーバについて説明する。
【0058】本実施形態では、先の実施形態に、端末監
視プロセス70が追加された構成となっている。
【0059】本実施形態における端末送信プロセス30
は、図1では障害端末管理テーブル50の更新及び参照
を行っていたが、図12では参照のみを行うものとなっ
ている。また端末監視プロセス70は、障害端末管理テ
ーブル50の更新を担当する。
【0060】次に、図12に示す構成の下で、図13を
参照して、端末から端末状態変化の通知(稼動状態/非
稼動状態)を受信した場合の端末送信プロセス30及び
端末監視プロセス70の動作を説明する。
【0061】先ず、ステップS401では、障害端末管
理テーブル51の最初のレコードを対象にする。ここ
で、#1レコード511を対象とする。ステップS40
2では、レコードは使用されているか否かを調べる。例
えば、♯1レコードが対象とする。障害端末名511t
が未使用かどうかを調べる。ここで、障害端末名511
tが未使用であればステップS407へ進み、使用され
ていればステップS403へ進む。
【0062】ステップS403では、障害発生日時から
一定時間以上経過したか否かを調べる。例えば、#1レ
コードを対象とする。すなわち、現在日時と障害発生日
時511jを比較し、一定時間以上の差があるかどうか
を調べる。ここで、一定時間以上の差がある場合ステッ
プS404へ進み、そうでない場合ステップS406へ
進む。
【0063】次に、ステップS404において、該当端
末の稼動状態を確認する。すなわち、ネットワーク導通
又は端末アプリケーションとの生存確認通信により該当
端末の稼動状態を確認する。
【0064】次に、ステップS405において、該当端
末は稼動状態か否かを調べる。すなわち、該当端末が稼
動状態であればステップS406へ進み、そうでなけれ
ばステップS407へ進む。
【0065】ステップS406では、障害端末管理テー
ブル51から該当端末のレコードを削除する。例えば、
♯1レコードが対象とする。ここで、♯1レコードの障
害端末名511tをクリアし、♯1レコードの障害検知
日時511jをクリアし、登録件数510を−1とし、
ステップS407に進む。
【0066】ステップS407では、障害端末管理テー
ブル51に登録されている全てのレコードに対して処理
したか否かを調べる。ここで、障害端末管理テーブル5
1の全てのレコードに対して処理した場合はステップS
409へ進み、そうでない場合はステップS408へ進
む。
【0067】ステップS408では、次のレコードを対
象にする。障害端末管理テーブル51の次のレコードを
対象にし、結合子B3に進む。
【0068】また、ステップS409にてある時間の
間、遅延して、結合子A3に進む。
【0069】このように本実施形態によれば、先の実施
形態の効果に加えて、サーバから端末までのネットワー
ク経路の通信障害が復旧した場合には、手動による復旧
操作を行わなくても自動的に端末送信プロセスから該当
端末に対してデータ送信が再開される仕組みを組込んだ
データ送信方式が実現できるので、ネットワークの経路
の信頼性が低く、ネットワークの通信障害がランダムか
つ短時間で自動復旧するような場合においてもサーバ/
端末間のデータ送信が安定して動作するという効果があ
るのでシステム運用面でのシステム管理者の負担が軽減
される。
【0070】さらに、本実施形態では、図1に示す構成
に端末監視プロセス70を付加する形式で実現できるの
で、システムの運用状況により、後から機能追加するこ
とが容易となる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、サーバか
ら複数の端末にデータを送信するシステムにおいて、端
末へのデータ送信の性能の低下を招かないようにするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーバ及びデータ送信方法の第1
実施形態のシステム構成例を示す図。
【図2】同実施形態における送信データの構成例を示す
図。
【図3】同実施形態における端末状態管理テーブルの構
成例を示す図。
【図4】同実施形態における障害端末管理テーブルの構
成例を示す図。
【図5】同実施形態のシステムにおける端末から稼動状
態変化の通知を受信した場合の端末送信プロセスの動作
を示すフローチャート。
【図6】同実施形態における端末にデータ送信する場合
の端末送信プロセスの動作を示すフローチャート。
【図7】同実施形態における端末にデータ送信する場合
の端末送信プロセスの動作を示すフローチャート。
【図8】本発明に係るサーバ及びデータ送信方法の第2
実施形態のシステム構成例を示す図。
【図9】同実施形態における障害端末管理テーブルの構
成例を示す図。
【図10】同実施形態における端末にデータ送信する場
合の端末送信プロセスの動作を示すフローチャート。
【図11】同実施形態における端末にデータ送信する場
合の端末送信プロセスの動作を示すフローチャート。
【図12】本発明に係るサーバ及びデータ送信方法の第
3実施形態のシステム構成例を示す図。
【図13】同実施形態における端末監視プロセスの動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…サーバ 11,12,13…業務アプリケーション 20…送信データキュー 30,30´,31…端末送信プロセス 40…端末状態管理テーブル 50,51…障害端末管理テーブル 61,62,63,64…端末 70…端末監視プロセス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末に対してデータ送信するサー
    バにおいて、 前記端末へのデータ送信結果により内容が変更される、
    前記複数の端末の状態に係る端末名のリストから構成さ
    れる端末状態管理テーブルを備え、該テーブルに従って
    前記複数の端末へのデータ送信の可否を制御することを
    特徴とするサーバ。
  2. 【請求項2】 複数の端末に対してデータ送信するサー
    バにおいて、 前記端末へのデータ送信結果により内容が変更される、
    前記複数の端末の障害に係る端末名のリストから構成さ
    れる障害端末管理テーブルを備え、該テーブルに従って
    前記複数の端末へのデータ送信の可否を制御することを
    特徴とするサーバ。
  3. 【請求項3】 前記障害端末管理テーブルの内容変更を
    司る端末監視プロセスを備え、前記テーブルに従って前
    記複数の端末にデータ送信することを特徴とする請求項
    2記載のサーバ。
  4. 【請求項4】 複数の端末に対しサーバからデータを送
    信するデータ送信方法において、 前記サーバは前記複数の端末に係る端末名のリストから
    構成される端末状態管理テーブルを備え、 前記端末から稼動状態通知が送信されたとき当該稼動状
    態通知に基づき前記端末状態管理テーブルに該当端末名
    を登録し、前記端末から非稼動状態通知が送信されたと
    き当該非稼動状態通知に基づき前記端末状態管理テーブ
    ルから該当端末名を削除し、前記端末へのデータ送信時
    には前記端末状態管理テーブルに登録された端末にデー
    タ送信することを特徴とするサーバによるデータ送信方
    法。
  5. 【請求項5】 前記サーバは、前記複数の端末に係る端
    末名のリストから構成される障害端末管理テーブルを備
    え、 前記サーバから前記端末へのデータ送信時に端末側が応
    答しなかったためにデータ送信ができなかった場合に前
    記障害端末管理テーブルに該当端末名を登録し、前記端
    末へのデータ送信の時に送信先の端末名が前記障害端末
    管理テーブルに登録されている場合には該当端末にデー
    タ送信を実施しないことを特徴とする請求項4記載のサ
    ーバによるデータ送信方法。
  6. 【請求項6】 前記サーバの前記障害端末管理テーブル
    は前記端末の障害発生日時のデータ項目を有し、 前記サーバから前記端末へのデータ送信時に前記端末側
    が応答しなかったためにデータ送信ができなかった場合
    に前記障害端末管理テーブルに該当端末名及び障害発生
    日時を登録し、前記端末へのデータ送信の時に送信先の
    端末名が前記障害端末管理テーブルに登録されており且
    つ障害発生日時から一定時間経過している場合に該当端
    末にデータ送信を実施し送信が成功すれば前記障害端末
    管理テーブルから該当端末名及び障害発生日時を削除し
    自動復旧することを特徴とする請求項4又は5記載のサ
    ーバによるデータ送信方法。
  7. 【請求項7】 前記端末へのデータ送信時に送信先の端
    末名が前記障害端末管理テーブルに登録されており且つ
    障害発生日時から一定時間経過している場合に該当端末
    にデータ送信を実施し、送信が失敗すれば前記障害端末
    管理テーブルの該当端末名に対応した障害発生日時を更
    新することを特徴とする請求項3記載のサーバによるデ
    ータ送信方法。
  8. 【請求項8】 複数の端末に対しサーバからデータを送
    信するデータ送信方法において、 前記サーバは前記複数の端末に係る端末名及び障害発生
    日時のリストから構成される端末状態管理テーブルを備
    え、 前記端末へのデータ送信時に端末側が応答しなかったた
    めにデータ送信ができなかった場合に前記障害端末管理
    テーブルに該当端末名を登録し、前記端末へのデータ送
    信の時に送信先の端末名が前記障害端末管理テーブルに
    登録されている場合には該当端末にデータ送信を実施せ
    ず、前記障害端末管理テーブルに登録された全ての端末
    名に対して障害発生日時から一定時間経過している場合
    には該当端末の稼動確認を実施し該確認により稼動状態
    であれば前記障害端末管理テーブルから該当端末名及び
    障害発生日時を削除する動作を周期的に実行することを
    特徴とするサーバによるデータ送信方法。
  9. 【請求項9】 前記障害端末管理テーブルに登録された
    全ての端末名に対して障害発生日時から一定時間経過し
    ている場合には該当端末の稼動確認を実施し該確認によ
    り非稼動状態であれば前記障害端末管理テーブルの該当
    端末名に対応した障害発生日時を更新することを特徴と
    する請求項8記載のサーバによるデータ送信方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093511A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データ配信装置、データ配信方法およびデータ配信プログラム
JP2010074864A (ja) * 2010-01-08 2010-04-02 Fujitsu Ltd 通信装置
US9959173B2 (en) 2015-07-16 2018-05-01 Fujitsu Limited Node, arithmetic processing device, and arithmetic processing method

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