JP2002257245A - ボールバルブのシート構造 - Google Patents
ボールバルブのシート構造Info
- Publication number
- JP2002257245A JP2002257245A JP2001053749A JP2001053749A JP2002257245A JP 2002257245 A JP2002257245 A JP 2002257245A JP 2001053749 A JP2001053749 A JP 2001053749A JP 2001053749 A JP2001053749 A JP 2001053749A JP 2002257245 A JP2002257245 A JP 2002257245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- valve
- core
- soft
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 28
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 7
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 6
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 4
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 229920006351 engineering plastic Polymers 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Taps Or Cocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボールに流体圧力が作用してもその移動量を
制限し、トルクの異常上昇、操作不良の発生を防止する
ことができ、ボールバルブがフローティングタイプであ
っても、シール性の優れたシート構造を提供する。 【解決手段】 両側に流体通路11、11を設けた弁箱
12内にボール14を回転可能に組み込み、弁箱12内
のボール14を挟む両側の位置にボール14が摺接する
バルブシート構造16を設け、ボール14の回動操作で
両流体通路11、11の連通を開閉するようにしたボー
ルバルブにおいて、上記バルブシート構造16が、ボー
ル14が摺接するソフトシート17とボール14より軟
質の材料を用いて形成されたコア18の一体構造からな
り、このコア18がボール14でソフトシート17が圧
縮を受けたときのボール14のストッパーを兼ねるよう
になっている。
制限し、トルクの異常上昇、操作不良の発生を防止する
ことができ、ボールバルブがフローティングタイプであ
っても、シール性の優れたシート構造を提供する。 【解決手段】 両側に流体通路11、11を設けた弁箱
12内にボール14を回転可能に組み込み、弁箱12内
のボール14を挟む両側の位置にボール14が摺接する
バルブシート構造16を設け、ボール14の回動操作で
両流体通路11、11の連通を開閉するようにしたボー
ルバルブにおいて、上記バルブシート構造16が、ボー
ル14が摺接するソフトシート17とボール14より軟
質の材料を用いて形成されたコア18の一体構造からな
り、このコア18がボール14でソフトシート17が圧
縮を受けたときのボール14のストッパーを兼ねるよう
になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボールバルブに
おいてボールと両側流体通路の間をシールするためのシ
ート構造に関する。
おいてボールと両側流体通路の間をシールするためのシ
ート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、ボールバルブの基本的な構造の
一例を示し、両側に流体通路1、1を設けた弁箱2内に
ボール(弁体)3を回転可能に組み込み、弁箱2の上部
に外部からボール3を回動するためのステム4を設け、
弁箱2内のボール3を挟む両側で流体通路1、1の端部
の位置に、ボール3と両側流体通路1、1の間をシール
するため、ボール3が摺接するゴム製のバルブシート5
を設け、弁箱2の外部からステム4でボール3を回動操
作することにより両流体通路1、1の連通を開閉する構
造になっている。
一例を示し、両側に流体通路1、1を設けた弁箱2内に
ボール(弁体)3を回転可能に組み込み、弁箱2の上部
に外部からボール3を回動するためのステム4を設け、
弁箱2内のボール3を挟む両側で流体通路1、1の端部
の位置に、ボール3と両側流体通路1、1の間をシール
するため、ボール3が摺接するゴム製のバルブシート5
を設け、弁箱2の外部からステム4でボール3を回動操
作することにより両流体通路1、1の連通を開閉する構
造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ボールバル
ブは、ボール3を閉弁位置にすると、ボール3に作用す
る流体の圧力は片押し状態になり、図3で示したフロー
ティング構造のボールバルブにおいては、高圧で使用し
た場合、流体の圧力で下流側に移動し、これにより、下
流側のバルブシート5の面圧が上昇し、シール力を高め
ることになる。
ブは、ボール3を閉弁位置にすると、ボール3に作用す
る流体の圧力は片押し状態になり、図3で示したフロー
ティング構造のボールバルブにおいては、高圧で使用し
た場合、流体の圧力で下流側に移動し、これにより、下
流側のバルブシート5の面圧が上昇し、シール力を高め
ることになる。
【0004】バルブシートの材質としては、バルブシー
ト5の過度の圧縮を防ぐため、バルブシート5をテフロ
ン(登録商標)等の硬質樹脂を使用して形成している。
ト5の過度の圧縮を防ぐため、バルブシート5をテフロ
ン(登録商標)等の硬質樹脂を使用して形成している。
【0005】ただ、テフロン等の硬質樹脂をバルブシー
ト5に使用すると、ボール3の摺動面間にダスト等が侵
入していると、バルブシート5に対して高圧で圧接する
ボール3を回動させた場合、バルブシート5に傷がつく
ことになり、一度傷が付くとシール性が損なわれるとい
う問題がある。
ト5に使用すると、ボール3の摺動面間にダスト等が侵
入していると、バルブシート5に対して高圧で圧接する
ボール3を回動させた場合、バルブシート5に傷がつく
ことになり、一度傷が付くとシール性が損なわれるとい
う問題がある。
【0006】ここで、バルブシート5の形成に、ゴムな
どのソフトシートを使用して耐ダスト性能を向上させる
ことができるが、前に述べた片押し状態の面圧上昇が問
題となる。
どのソフトシートを使用して耐ダスト性能を向上させる
ことができるが、前に述べた片押し状態の面圧上昇が問
題となる。
【0007】即ち、硬質樹脂では、ある一定量に制限で
きた移動量が、ソフトシートでは制限できず、下流側の
面圧が異常に上昇し、ボール3を開弁するときのトルク
が異常に上昇し、操作不良の原因になる。
きた移動量が、ソフトシートでは制限できず、下流側の
面圧が異常に上昇し、ボール3を開弁するときのトルク
が異常に上昇し、操作不良の原因になる。
【0008】また、ボールバルブの構造を、ボールの上
下位置を弁箱で支持したトラニオン構造とすることも、
バルブシートの問題を防ぐ手段であるが、トラニオン構
造の採用は、構成部品が多くなって構造が複雑になり、
ボールバルブの製作コストが高くつくことになる。
下位置を弁箱で支持したトラニオン構造とすることも、
バルブシートの問題を防ぐ手段であるが、トラニオン構
造の採用は、構成部品が多くなって構造が複雑になり、
ボールバルブの製作コストが高くつくことになる。
【0009】そこで、この発明の課題は、ボールに流体
圧力が作用してもその移動量を低減し、トルクの異常上
昇、操作不良の発生を防止することができ、ボールバル
ブがフローティングタイプであっても、シール性の優れ
たボールバルブのシート構造を提供することにある。
圧力が作用してもその移動量を低減し、トルクの異常上
昇、操作不良の発生を防止することができ、ボールバル
ブがフローティングタイプであっても、シール性の優れ
たボールバルブのシート構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、両側に流体通路を設けた弁箱内
にボールを回転可能に組み込み、弁箱内のボールを挟む
両側で流体通路の端部の位置にボールが摺接するバルブ
シート構造を設け、弁箱外部からのボールの回動操作で
両流体通路の連通を開閉するようにしたボールバルブの
シート構造において、上記バルブシート構造が、ボール
が摺接するソフトシートと、ボールより軟質の材料を用
いて形成されたコアの一体構造からなり、このコアがボ
ールでソフトシートが圧縮を受けたときのボールのスト
ッパーを兼ねるようになっている構成を採用したもので
ある。
するため、この発明は、両側に流体通路を設けた弁箱内
にボールを回転可能に組み込み、弁箱内のボールを挟む
両側で流体通路の端部の位置にボールが摺接するバルブ
シート構造を設け、弁箱外部からのボールの回動操作で
両流体通路の連通を開閉するようにしたボールバルブの
シート構造において、上記バルブシート構造が、ボール
が摺接するソフトシートと、ボールより軟質の材料を用
いて形成されたコアの一体構造からなり、このコアがボ
ールでソフトシートが圧縮を受けたときのボールのスト
ッパーを兼ねるようになっている構成を採用したもので
ある。
【0011】ここで、前記ソフトシートがボールに常時
摺接する弾性を有し、コアはこのソフトシートの内周側
又は外周側に位置し、ホールがソフトシートに圧縮を与
えていないとき、ボールとの間に隙間を形成するように
なっているようにしたり、前記ソフトシートがゴムを用
いて形成され、コアが樹脂単体又は金属にボールを傷付
けないように樹脂でコーティングして形成されている構
造にすることができる。
摺接する弾性を有し、コアはこのソフトシートの内周側
又は外周側に位置し、ホールがソフトシートに圧縮を与
えていないとき、ボールとの間に隙間を形成するように
なっているようにしたり、前記ソフトシートがゴムを用
いて形成され、コアが樹脂単体又は金属にボールを傷付
けないように樹脂でコーティングして形成されている構
造にすることができる。
【0012】上記ボールは、流体の圧力で押されたと
き、コアに当接することで移動が止まり、ソフトシート
を過度に圧縮することがないので、トルクの異常上昇、
操作不良の発生を防止することができ、バルブシートの
シール性を維持することができる。
き、コアに当接することで移動が止まり、ソフトシート
を過度に圧縮することがないので、トルクの異常上昇、
操作不良の発生を防止することができ、バルブシートの
シール性を維持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0014】図1のように、ボールバルブは、両側に流
体通路11、11を設けた弁箱12の弁収納室13の内
部にボール(弁体)14を回転可能に組み込み、弁箱1
2の上部に外部からボール14を回動するためのステム
15をボール14と一体に回動するよう設け、弁箱12
内のボール14を挟む両側で流体通路11、11の端部
の位置に、ボール14と両側流体通路11、11の間を
シールするため、ボール14が摺接するバルブシート構
造16を設け、弁箱12の外部からステム15でボール
14を回動操作することにより両流体通路11、11の
連通を開閉するフローティングタイプの構造になってい
る。
体通路11、11を設けた弁箱12の弁収納室13の内
部にボール(弁体)14を回転可能に組み込み、弁箱1
2の上部に外部からボール14を回動するためのステム
15をボール14と一体に回動するよう設け、弁箱12
内のボール14を挟む両側で流体通路11、11の端部
の位置に、ボール14と両側流体通路11、11の間を
シールするため、ボール14が摺接するバルブシート構
造16を設け、弁箱12の外部からステム15でボール
14を回動操作することにより両流体通路11、11の
連通を開閉するフローティングタイプの構造になってい
る。
【0015】上記バルブシート構造16は、ボール14
が摺接するソフトシート17と、ボール14より軟質の
材料を用いて形成されたコア18の一体構造からなり、
弁箱12において、両側の流体通路11、11が弁収納
室13に開口する内端の内周部に設けた環状の凹溝19
内に、上記バルブシート構造16を組み込み、このコア
18がボール14でソフトシート17が圧縮を受けたと
きのボール14のストッパーを兼ねるようになってい
る。
が摺接するソフトシート17と、ボール14より軟質の
材料を用いて形成されたコア18の一体構造からなり、
弁箱12において、両側の流体通路11、11が弁収納
室13に開口する内端の内周部に設けた環状の凹溝19
内に、上記バルブシート構造16を組み込み、このコア
18がボール14でソフトシート17が圧縮を受けたと
きのボール14のストッパーを兼ねるようになってい
る。
【0016】図1と図2に示す第1の例のバルブシート
構造16は、ソフトシート17にゴムを用い、このソフ
トシート17が、ボール14に臨む端部の内周にボール
14の摺接面を備え、ボール14に常時摺接する弾性を
有する環状に形成され、コア18はこのソフトシート1
7の外周側に位置し、図2のように、ボール14がソフ
トシート17に圧縮を与えていないとき、ボール14に
臨む端部がボール14との間に隙間を形成するようにな
っている。
構造16は、ソフトシート17にゴムを用い、このソフ
トシート17が、ボール14に臨む端部の内周にボール
14の摺接面を備え、ボール14に常時摺接する弾性を
有する環状に形成され、コア18はこのソフトシート1
7の外周側に位置し、図2のように、ボール14がソフ
トシート17に圧縮を与えていないとき、ボール14に
臨む端部がボール14との間に隙間を形成するようにな
っている。
【0017】このコア18の材質は特に限定されない
が、ボール14より軟質でボール14のストッパーにな
るものであればよく、具体的には樹脂単体、例えば、テ
フロン樹脂、スーパーエンプラ等で形成すれば、低摩擦
性に優れ、ボール14の回動操作に対するトルクの異常
上昇を防止することができ、突条を設けた内周にソフト
シート17がモールド一体化されている。
が、ボール14より軟質でボール14のストッパーにな
るものであればよく、具体的には樹脂単体、例えば、テ
フロン樹脂、スーパーエンプラ等で形成すれば、低摩擦
性に優れ、ボール14の回動操作に対するトルクの異常
上昇を防止することができ、突条を設けた内周にソフト
シート17がモールド一体化されている。
【0018】また、コア18の他の例としては、金属の
表面にボール14を傷付けないように、テフロン樹脂、
スーパーエンプラ等の樹脂をコーティングした構造を採
用することができる。
表面にボール14を傷付けないように、テフロン樹脂、
スーパーエンプラ等の樹脂をコーティングした構造を採
用することができる。
【0019】図3に示す第2の例のバルブシート構造1
6は、ソフトシート17の内周側にコア18を一体化し
て設けた構造を示し、ボール14がソフトシート17に
圧縮を与えていないとき、コア18のボール14に臨む
端部がボール14との間に隙間を形成するようになって
いる。
6は、ソフトシート17の内周側にコア18を一体化し
て設けた構造を示し、ボール14がソフトシート17に
圧縮を与えていないとき、コア18のボール14に臨む
端部がボール14との間に隙間を形成するようになって
いる。
【0020】この発明のシート構造は、上記のような構
成であり、ボール14に流体圧力が作用しない開弁時に
は、図示のように、ソフトシート17がボールで圧縮を
受けない状態でボール14に圧接し、ボール14と流体
通路11、11の間をシールしていると共に、コア18
はボール14に臨む端部がボール14との間に隙間を形
成している。
成であり、ボール14に流体圧力が作用しない開弁時に
は、図示のように、ソフトシート17がボールで圧縮を
受けない状態でボール14に圧接し、ボール14と流体
通路11、11の間をシールしていると共に、コア18
はボール14に臨む端部がボール14との間に隙間を形
成している。
【0021】上記ボール14を回動させて閉弁位置にす
ると、ボール14に作用する流体圧力によりボール14
は下流側に移動し、下流側のソフトシート17が圧縮を
受け、このボール14の下流側への移動によりボール1
4は下流側のストッパーとなるコア18に当接すること
になり、これによってボール14によるソフトシート1
7の過剰な圧縮が防止される。
ると、ボール14に作用する流体圧力によりボール14
は下流側に移動し、下流側のソフトシート17が圧縮を
受け、このボール14の下流側への移動によりボール1
4は下流側のストッパーとなるコア18に当接すること
になり、これによってボール14によるソフトシート1
7の過剰な圧縮が防止される。
【0022】従って、ボール14を開弁位置にするとき
の回動操作に対するトルクの異常上昇を防止することが
でき、ソフトシート17がボール14に常時摺接してい
るので、シール性、耐ダスト性に優れ、ボール14に傷
が付きにくいという利点がある。
の回動操作に対するトルクの異常上昇を防止することが
でき、ソフトシート17がボール14に常時摺接してい
るので、シール性、耐ダスト性に優れ、ボール14に傷
が付きにくいという利点がある。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、ボー
ルバルブのバルブシート構造が、ボールが摺接するソフ
トシートとボールより軟質の材料を用いて形成されたコ
アの一体構造からなり、このコアがボールでソフトシー
トが圧縮を受けたときのボールのストッパーを兼ねるよ
うにしたので、ボールが流体圧力を受けた時、コアがス
トッパーとなってボールの移動を抑え、ソフトシートが
過剰な圧縮を受けるのを防ぎ、ボールの回動操作に対す
るトルクの異常上昇を抑え、操作不良の発生を防止する
ことができ、バルブシートのシール性を維持することが
できる。
ルバルブのバルブシート構造が、ボールが摺接するソフ
トシートとボールより軟質の材料を用いて形成されたコ
アの一体構造からなり、このコアがボールでソフトシー
トが圧縮を受けたときのボールのストッパーを兼ねるよ
うにしたので、ボールが流体圧力を受けた時、コアがス
トッパーとなってボールの移動を抑え、ソフトシートが
過剰な圧縮を受けるのを防ぎ、ボールの回動操作に対す
るトルクの異常上昇を抑え、操作不良の発生を防止する
ことができ、バルブシートのシール性を維持することが
できる。
【0024】また、コアでソフトシートの過剰な圧縮を
なくすことで、フローティングタイプのボールバルブで
あっても、ボールとソフトシートの間でのシール性、耐
ダスト性が向上し、コストダウン及びメンテナンスの省
略化を図ることができる。
なくすことで、フローティングタイプのボールバルブで
あっても、ボールとソフトシートの間でのシール性、耐
ダスト性が向上し、コストダウン及びメンテナンスの省
略化を図ることができる。
【図1】この発明の第1の例のシート構造を備えたボー
ルバルブを示す縦断正面図
ルバルブを示す縦断正面図
【図2】第1の例のシート構造を示す拡大した縦断正面
図
図
【図3】第2の例のシート構造を示す拡大した縦断正面
図
図
【図4】従来のシート構造を備えたボールバルブを示す
縦断正面図
縦断正面図
11 流体通路 12 弁箱 13 弁収納室 14 ボール 15 ステム 16 バルブシート構造 17 ソフトシート 18 コア 19 環状の凹溝
Claims (3)
- 【請求項1】 両側に流体通路を設けた弁箱内にボール
を回転可能に組み込み、弁箱内のボールを挟む両側で流
体通路の端部の位置にボールが摺接するバルブシート構
造を設け、弁箱外部からのボールの回動操作で両流体通
路の連通を開閉するようにしたボールバルブのシート構
造において、上記バルブシート構造が、ボールが摺接す
るソフトシートと、ボールより軟質の材料を用いて形成
されたコアの一体構造からなり、このコアがボールでソ
フトシートが圧縮を受けたときのボールのストッパーを
兼ねるようになっていることを特徴とするボールバルブ
のシート構造。 - 【請求項2】 前記ソフトシートがボールに常時摺接す
る弾性を有し、コアはこのソフトシートの内周側又は外
周側に位置し、ホールがソフトシートに圧縮を与えてい
ないとき、ボールとの間に隙間を形成するようになって
いることを特徴とする請求項1に記載のボールバルブの
シート構造。 - 【請求項3】 前記ソフトシートがゴムを用いて形成さ
れ、コアが樹脂単体又は金属にボールを傷付けないよう
に樹脂でコーティングして形成されていることを特徴と
する請求項1又は2に記載のボールバルブのシート構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001053749A JP2002257245A (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | ボールバルブのシート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001053749A JP2002257245A (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | ボールバルブのシート構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002257245A true JP2002257245A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18914176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001053749A Pending JP2002257245A (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | ボールバルブのシート構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002257245A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101824974A (zh) * | 2010-05-20 | 2010-09-08 | 江苏亿丰机械制造有限公司 | 浮动自密封式井口注水阀 |
JP2015145691A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-13 | 株式会社フジキン | ボール弁 |
JP2016023798A (ja) * | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 日電工業株式会社 | ボールバルブ |
JP7452303B2 (ja) | 2020-07-17 | 2024-03-19 | 株式会社デンソー | 弁装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834249B1 (ja) * | 1970-03-09 | 1973-10-19 | ||
JPS528231U (ja) * | 1975-07-05 | 1977-01-20 | ||
JPS5690545U (ja) * | 1979-12-14 | 1981-07-20 | ||
JPH10169799A (ja) * | 1996-12-09 | 1998-06-26 | Kubota Corp | ボール弁のシートリング |
JPH1182762A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-26 | Tokyo Gas Co Ltd | ボールバルブ |
-
2001
- 2001-02-28 JP JP2001053749A patent/JP2002257245A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834249B1 (ja) * | 1970-03-09 | 1973-10-19 | ||
JPS528231U (ja) * | 1975-07-05 | 1977-01-20 | ||
JPS5690545U (ja) * | 1979-12-14 | 1981-07-20 | ||
JPH10169799A (ja) * | 1996-12-09 | 1998-06-26 | Kubota Corp | ボール弁のシートリング |
JPH1182762A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-26 | Tokyo Gas Co Ltd | ボールバルブ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101824974A (zh) * | 2010-05-20 | 2010-09-08 | 江苏亿丰机械制造有限公司 | 浮动自密封式井口注水阀 |
JP2015145691A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-13 | 株式会社フジキン | ボール弁 |
JP2016023798A (ja) * | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 日電工業株式会社 | ボールバルブ |
JP7452303B2 (ja) | 2020-07-17 | 2024-03-19 | 株式会社デンソー | 弁装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101270822B (zh) | 阀 | |
US4157170A (en) | Groove mounted resilient valve seat having deformable lip | |
CA1176225A (en) | Fluid-pressure-loaded seal for butterfly valves | |
JP2019502881A (ja) | バルブ | |
JP4743765B2 (ja) | ボールバルブ | |
JP2002257245A (ja) | ボールバルブのシート構造 | |
US20050062006A1 (en) | Valve assembly having a pressure balanced segment seal | |
KR200445832Y1 (ko) | 유체의 단속이 확실한 버터플라이 밸브 | |
KR100367532B1 (ko) | 삼차 편심구조를 갖는 메탈시트형 버터플라이밸브 | |
US6533241B1 (en) | Retaining piece of a ball valve | |
JP2006144920A (ja) | ボールバルブ | |
JPWO2008120349A1 (ja) | 逆止弁 | |
KR100478294B1 (ko) | 탄력부재가 내입된 양방향 버터플라이 밸브의 시트구조 | |
KR100571565B1 (ko) | 볼 밸브 | |
JP4503789B2 (ja) | ボールバルブのシート構造 | |
KR101520782B1 (ko) | 볼밸브용 밸브시트 | |
KR200224521Y1 (ko) | 금속시트를 갖는 볼 밸브 | |
KR100749389B1 (ko) | 변형이 흡수되는 디스크시트링이 구비된 버터플라이 밸브 | |
KR102522797B1 (ko) | 버터플라이 밸브 | |
JPH08219302A (ja) | ボールバルブ | |
CN108953660A (zh) | 一种双向硬密封浮动球阀 | |
KR102331430B1 (ko) | 기밀성능 개선용 궤도형 볼밸브 | |
JP2003166654A (ja) | バタフライ弁 | |
KR100770545B1 (ko) | 변형이 흡수되는 바디시트링이 구비된 버터플라이 밸브 | |
CN118066322A (zh) | 一种防内漏阀芯结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100909 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100914 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110208 |