JP2002254257A - 部品自動組立て方法及び装置 - Google Patents
部品自動組立て方法及び装置Info
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Abstract
及び位相合わせを必要とする部品の嵌合挿入を自動的に
行う部品自動組立方法及び装置を提供。 【解決手段】 第1の部品を位置決めし、第2の部品を
把持する位置決め把持工程sp1、第2の部品を第1の
部品に押圧する押圧工程p2と、第2の部品と第1の部
品の軸心合わせのために、第2の部品の探索的な移動方
向と移動量を生成する公転軌道生成工程sp3、第2の
部品と第1の部品の位相合せのために、第2の部品の探
索的な嵌合挿入方向軸回りの回転量を生成する自転軌道
生成工程sp4、公転軌道生成工程と自転軌道生成工程
sp4で生成した移動量と移動方向と回転量で、第2の
部品を押圧工程による押圧を維持したまま移動させて、
軸心合わせと位相合わせを同時に実行する嵌合工程sp
5と、第2の部品を第1の部品に対して嵌合挿入方向に
移動させる挿入工程sp6とよりなる部品自動組立。
Description
品の自動組立て、特に軸芯及び位相合わせを必要とする
部品の嵌合挿入を自動的に行う部品自動組立方法及び装
置に関するものである。
み立てることができない部品をロボットにより自動で組
立てる方法においては、ロボット先端に専用工具を設置
してCCDカメラなどにより位相を予め合わせた上で組
立てを行う方法やロボット先端に設置された力センサの
計測データから軸心合わせの移動方向や移動量を生成し
軸心を合わせ、引き続き前記力センサの計測データから
位相合わせの移動量を生成し、順次嵌合挿入を行う組立
て方法があった。
号公報には、ロボット先端に設置された力センサの計測
データから軸心合わせの移動方向や移動量を生成し軸心
を合わせ、引き続き前記力センサの計測データから位相
合わせの移動量を生成し、順次嵌合挿入を行う組立て方
法が記載されている。以下、簡単に図面を用いて説明す
る。
図13の部分拡大図である。図13、図14において、
4軸力覚センサS10はロボットS8の手首先端S8a
とZ軸コンプライアンス機構S12との間に設けられて
いる。これにより4軸力覚センサS10と6自由度コン
プライアンス機構となる。これは、RCC(REMOT
E CENTER COMPLIANCE)S11は嵌
合挿入方向以外の位置及び姿勢の5自由度をもつコンプ
ライアンス機構であり、これにZ軸コンプライアンス機
構S12を併用すると、6自由度のコンプライアンス機
構となるからである。
り、図15において、S19は角形の穴部S19aを有
する第1の部品、S20は角形の穴部S19aが嵌合す
る角形の面取り部のある軸部S20aを有する第2の部
品である。
たは部品供給を示す断面図であり、S21は第1の部品
S19を位置決め保持するための位置決め機構、S22
は第2の部品S20をロボットS8に供給する部品供給
機構である。
の伝達系の構成図を示すもので、S51は4軸力覚セン
サS10が計測したX,Y,Z方向の力Fx,Fy,F
z及びθ軸回りのモーメントMzを入力し、この各力及
びモーメンを移動量ΔX,ΔY,ΔZ及びΔθに変換す
るマイクロコンピュータなどの演算器、S52は演算器
S51からの移動量に応じて、第1の部品S19と第2
の部品S20とを相対的に移動量ΔX,ΔY,ΔZ及び
Δθ移動させるロボットコントローラである。
ず、ロボットS8を作動させ、チャック機構S7で部品
供給機構S22によって供給された第2の部品S20を
把持する。そして、図18に示すようにロボットS8を
移動させてチャック機構S7によって把持された第2の
部品S20を、位置決め機構S21によって位置決めさ
れた第1の部品S19の上方に位置決めする。次に、ロ
ボットS8の手首S8aを下降させて第2の部品S20
を第1の部品S19に、RCC S11の作用により軸
芯が合う押し付け力以上の力で押し付ける。
程において、通常は第2の部品S20は第1の部品S1
9に対して若干軸芯がずれていることから、まず、第2
の部品S20の軸部下端の面取り部の一部が第1の部品
S19の穴部上端に接触する。このため、図19に示す
ように、第2の部品S20に対して矢印方向に力F1が
作用する。この力F1によりRCC S11が作用し、
第2の部品S20が軸芯を合わす方向に移動する。上記
のように、力覚センサS10とRCC S11を併用し
ていることにより、図20に示すように軸芯ずれ量はR
CC S11のたわみとなるため、その力F2を力覚セ
ンサS10によって検出することにより、軸芯ずれの方
向だけでなく軸芯ずれ量も検知できるようになる。よっ
て、第2の部品S20はRCC S11により軸芯の合
う方向に移動しているが、ロボットS8の手首先端は移
動していないため、図21に示すように、ロボットS8
を水平方向に移動させて、第2の部品S20の軸芯とロ
ボットの手首先端の軸芯を合わせることができる。
芯を合わせても、通常は若干位相がずれている。このた
め、図22に示すように、第2の部品S20に対して矢
印で示すモーメントMが作用する。位相合わせは力覚セ
ンサS10によって検出されたこのモーメントMと同じ
方向を定め、図111に示すようにその方向にロボット
S8の手首S8aを回転させ、力覚センサS10により
Z軸方向の力が急激に変化した位置でロボットS8を停
止させる。このように、力覚センサS10とRCC S
11を併用することにより、軸芯及び位相を合わせるこ
とができるようになっている
来のロボットによる部品の自動組立て方法、特に軸芯及
び位相合わせを必要とする部品の嵌合挿入を自動的に行
う部品自動組立方法においては、接触動作時において部
品の凹凸に伴う振動が発生し力センサデータにノイズが
のりやすく、得られた力情報から軸心合わせの移動方向
を正確に求めることは困難であり、嵌合挿入作業が確実
にできない。さらに、歯数の多い遊星歯車減速機などは
位相合わせの方向を特定するのは困難である。
せの移動量を決定し移動後に動作確認し、その次に位相
合わせを順次実行する方法であるため、作業の高速化が
望めない。
性の高い、高速作業が可能な軸芯及び位相合わせを必要
とする部品の嵌合挿入を自動的に行う部品自動組立方法
及び装置を提供することである。
め、本発明の部品自動組立方法は、チャック機構と位置
決め機構を有し、力制御手段を具備する制御装置により
動作するロボットにより、第1の部品と第2の部品を自
動で組立てる方法において、 a)前記位置決め機構により前記第1の部品を位置決め
し、前記チャック機構により前記第2の部品を把持する
位置決め把持工程sp1と、 b)前記第2の部品を前記第1の部品に嵌合挿入方向に
押圧する押圧工程sp2と、 c)前記第2の部品と前記第1の部品の軸心合わせのた
めに、前記第2の部品の探索的な移動方向と移動量を生
成する公転軌道生成工程sp3と、 d)前記第2の部品と前記第1の部品の位相合せのため
に、前記第2の部品の探索的な嵌合挿入方向軸回りの回
転量を生成する自転軌道生成工程sp4と、 e)前記公転軌道生成工程sp3と前記自転軌道生成工
程sp4で生成した移動量と移動方向と回転量で、前記
第2の部品を前記押圧工程sp2による押圧を維持した
まま移動させて、軸心合わせと位相合わせを同時に実行
する嵌合工程sp5と、 f)前記第2の部品を前記第1の部品に対して嵌合挿入
方向に移動させる挿入工程sp6とよりなる。
a)〜f)のそれぞれの工程を行う、位置決め把持手段
と、押圧手段と、公転軌道生成手段と、自転軌道生成手
段と、嵌合手段と、挿入手段とよりなる。
待ってから軸心合わせの移動量や位相合わせの移動量を
生成するというような時系列上の制約無しに軸心合わせ
と位相合わせを同時に実行するため、作業を高速に行う
ことができる。
いて、次の実施態様を採ることができる。
り、第1の部品を予め設定された精度幅で位置決めし、
第2の部品を予め設定された精度幅で、第2の部品の挿
入方向とロボットの動作座標系のいずれかの軸方向とが
平行となるように把持する。
標変換の計算量を低減し作業の高速化が実現できる。
り、前記位置決め把持工程sp1の位置決め精度幅に応
じて移動方向と移動量を生成する。
心を探索することができるため、不必要な範囲の探索を
することが無く、最短の探索時間で確実な軸心探索を行
うことができる。
り、前記位置決め把持工程sp1の位置決め精度幅に応
じて回転量を生成する。
合可能な位相を探索することができるため、最短の探索
時間で確実な位相探索を行うことができる。
り、螺旋軌道型の移動方向と移動量を生成する。
に探索範囲を広げていくため、最短の時間で軸心探索を
行うことができる。
り、正転逆転の周期的な回転量を生成する。
せを行うため、必要十分な位相探索が可能である。
2の部品の嵌合挿入方向への押し込み移動量が、所定値
より大きくなった場合、当該嵌合工程sp5を即時に停
止する。
動量を用いて、嵌合工程を認識するため、軸心と位相の
両方が合ったことを同時に、しかもノイズの影響の小さ
い位置情報を基に認識しているため確実に嵌合したこと
を確認することができる。
に基づいて説明する。
方法を実施するための装置の基本構成を示す正面図、図
2は本実施例1で用いる組立て対象部品の斜視図であ
る。
る第2の部品4を把持するためのチャック機構、2は
X,Y,Zの3方向の並進自由度とZ軸方向軸回りの回
転自由度を有するロボット、3はロボット2を動作させ
るためのコントローラであり、記憶装置3aとCPU3
b、デジタルサーボ回路3cを有している。デジタルサ
ーボ回路3cはCPU3bの指令に基づいて位置と力の
制御を行う。
5は角形の穴部5aを有する第1の部品、4は角形の穴
部5aが嵌合する角形の面取り部のある軸部4aを有す
る第2の部品である。
は部品供給を示す断面図であり、6は第1の部品5を位
置決めするための位置決め機構、7は第2の部品4を装
置に供給する部品供給機構である。
る。
把持工程sp1でロボット2を作動させ、チャック機構
1で部品供給機構7によって供給された第2の部品4を
把持する。そして、図3に示すようにロボット2を移動
させてチャック機構1によって把持された第2の部品4
を、位置決め機構6によって位置決めされた第1の部品
5の上方に位置決めする。
2aを下降させて第2の部品4を第1の部品5に、予め
設定された力で押し付ける。すると、第2の部品4を下
降させる過程において、通常は第2の部品4は第1の部
品5に対して若干軸芯がずれていることから、まず、第
2の部品4の軸部下端の面取り部の一部が第1の部品5
の穴部上端に接触する。ロボット2の繰り返し精度と位
置決め機構6の精度と部品供給機構7の精度から軸心の
ずれる範囲はあらかじめ分かっているため、公転軌道生
成工程sp3で図4に示すように、接触点位置CP1を
中心にして螺旋軌道型の移動方向と移動量を生成し、記
憶装置3aに記憶させる。
誤差の範囲はあらかじめ分かっているため図5に示すよ
うに、正転逆転の周期的な回転量を生成し、記憶装置3
aに記憶させる。
sp3と自転軌道生成工程sp4の生成結果に基づいて
記憶装置3aから動作量を取り出し前記押し圧工程sp
2の押し圧を維持したまま、ロボット2を動作させるこ
とにより第2の部品4の制御点C1を移動させる。前記
嵌合工程sp5の途中でフィードバック位置から算出し
た嵌合挿入方向への押し込み移動量が設定値以上となっ
たら、軸心と位相が合ったと判断し、一旦ロボット2を
停止させ挿入工程sp6に進む。
量だけ挿入移動させ、ロボット2の動作を停止する。
道型の移動方向と移動量の生成方法を図6、図7を用い
て詳細に説明する。
第1部品5と第2部品4の断面図であり、作業座標系S
のZ軸は、第2部品4の嵌合挿入方向と反対向きで、作
業座標系Sの原点は第2部品の先端の中心に位置する。
して生成された螺旋軌道の斜視図、図7(b)は、作業
座標系SのXY平面図である。図7(a)において、M
inYは螺旋軌道の最小半径でMaxYは、Y軸方向の
螺旋軌道の最大半径で、MaxXは、X軸方向の螺旋軌
道の最大半径である。前記MaxYとMaxXは、位置
決め精度から予想される位置ずれ範囲の最大量を設定す
る。コントローラ3の制御周期をΔtとし、作業座標系
Sを基準座標とした時刻Δt(n−1)(nは1以上の
整数)における螺旋軌道上の位置を(Sx(n−1),
Sy(n−1))、時刻Δt(n−1)までの総回転角
度をAngle(n−1)とすると、作業座標系Sの原
点から(Sx(n−1),Sy(n−1))までの距離
R(n−1)は
足する。
とΔt秒後の角度増分量Δθは
(n)は
(n),Sy(n))は
と、ワールド座標系Wを基準座標とした場合の、時刻Δ
t*nの位置(X(n),Y(n),Z(n))は、
トル(ΔX(n),ΔY(n),ΔZ(n))は
満足するnの値MaxNを記憶装置3aに記憶する。
の周期的な回転量の生成方法を図8、図9を用いて詳細
に説明する。図8は作業座標系Sを参照座標として生成
された螺旋軌道の斜視図で、座標系C(n)は時刻Δt
*nでの螺旋型公転軌道の位置(Sx(n)、Sy
(n))における第2部品4の先端の姿勢座標で、Cx
(n),Cy(n),Cz(n)は座標系C(n)の基
底ベクトルである。Cx(n−1),Cy(n−1),
Cz(n−1)は時刻Δt(n−1)での座標系C(n
−1)の基底ベクトルである。ここでは、姿勢変化のみ
を扱うため座標系C(n−1)とC(n)の座標原点を
同一位置で表示している。C(n)のワールド座標系W
を基準とした姿勢行列を
制御周期毎の姿勢変化の回転行列を、
た、C(n−1)からC(n)への変換行列ΔR(n)
は
R(n)も求まる。図9は(式9)から(式11)を用
いて周期的な回転を生成する方法の処理フローである。
図9においてS12で、回転の角度誤差(DeltaA
ng)をセットし、S13で正転と逆転の切り替えの周
期を、制御周期のクロック数(F)でセットし、S14
で制御周期毎の回転角度(Δθ)を算出し、前記(式
9)、(式10)、(式11)を用いて、時刻Δt*n
での変換行列ΔR(n)が求まる。nが前記、公転軌道
生成工程sp3で記憶装置3aに記憶させたMaxNに
なるまで生成する。
を示す説明図であり、図10はRV減速機8の断面図
で、対向する歯車8aと8bを有し位置決め保持するた
めの位置決め機構10に設置されている。図11はRV
減速機8へ動力伝達するためのインプット歯車9の断面
図で、歯車9aを有し、装置に供給する部品供給機構1
1に設置されている。本実施例2における組立作業で
は、インプット歯車9を、RV減速機8の対向する歯車
8aと8bの中心位置に、軸心と位相を合わせて嵌合挿
入することになる。このとき、歯車8aと8bは固定さ
れていないため、組立作業中に歯車9aと歯車8a,8
bとの接触摩擦により、歯の位置が組立作業前の位置か
らずれるため、従来の組立て作業前の視覚センサによる
位相合わせだけでは組み立てができない。
まず、CPU3bの指令に基づき位置決め把持工程sp
1でロボット2を作動させ、チャック機構1で部品供給
機構11によって供給されたインプット歯車9を把持す
る。そして、図11に示すようにロボット2を移動させ
てチャック機構1によって把持されたインプット歯車9
を、位置決め機構10によって位置決めされたRV減速
機8の上方に位置決めする。次に、押圧工程sp2でロ
ボット2の手首2aを下降させてインプット歯車9をR
V減速機8に、予め設定された力で押し付ける。する
と、第2の部品4を下降させる過程において、通常はイ
ンプット歯車9はRV減速機8に対して若干軸芯がずれ
ていることから、インプット歯車9の軸部下端の面取り
部の一部が歯車8aもしくは8bの穴部上端に接触す
る。軸心のずれる範囲はあらかじめ分かっているため、
実施例1の場合と同じように公転軌道生成工程sp3
で、接触点位置を中心として螺旋軌道型の移動方向と移
動量を生成し生成結果を、記憶装置3aに記憶する。同
様に自転軌道生成工程sp4では、回転誤差の範囲はあ
らかじめ分かっているため図5に示すように、正転逆転
の周期的な回転量を生成し生成結果を記憶装置3aに記
憶する。嵌合工程sp5では前記公転軌道生成工程sp
3と自転軌道生成工程sp4の生成結果に基づいて前記
押し圧工程sp2の押し圧を維持したまま、ロボット2
を動作させることによりインプット歯車9の制御点C2
を移動させる。この嵌合工程における状態を図12に示
す。前記嵌合工程sp5の途中でフィードバック位置か
ら算出した嵌合挿入方向への押し込み移動量が設定値以
上となったら、軸心と位相が合ったと判断し、一旦ロボ
ット2を停止させ挿入工程sp6に進む。挿入工程sp
6では、予め設定された移動量だけ挿入移動させ、ロボ
ット2の動作を停止する。
記の効果を奏する。
1の部品を位置決めし、前記チャック機構により前記第
2の部品を把持する位置決め把持工程sp1と、 b)前記第2の部品を前記第1の部品に嵌合挿入方向に
押圧する押圧工程sp2と、 c)前記第2の部品と前記第1の部品の軸心合わせのた
めに、前記第2の部品の探索的な移動方向と移動量を生
成する公転軌道生成工程sp3と、 d)前記第2の部品と前記第1の部品の位相合せのため
に、前記第2の部品の探索的な嵌合挿入方向軸回りの回
転量を生成する自転軌道生成工程sp4と、 e)前記公転軌道生成工程sp3と前記自転軌道生成工
程sp4で生成した移動量と移動方向と回転量で、前記
第2の部品を前記押圧工程sp2による押圧を維持した
まま移動させて、軸心合わせと位相合わせを同時に実行
する嵌合工程sp5と、 f)前記第2の部品を前記第1の部品に対して嵌合挿入
方向に移動させる挿入工程sp6とよりなるロボットに
よる部品自動組立方法により、力センサデータの出力を
待ってから軸心合わせの移動量や位相合わせの移動量を
演算するというような時系列上の制約無しに軸心合わせ
と位相合わせを同時に実行するため、作業を高速に行う
ことができる。
1の部品を予め設定された精度幅で位置決めし、第2の
部品を予め設定された精度幅で、第2の部品の挿入方向
とロボットの動作座標系のいずれかの軸方向とが平行と
なるように把持することにより、ロボットの軌道生成に
伴う座標変換の計算量を低減し作業の高速化が実現でき
る。
置決め把持工程sp1の位置決め精度幅に応じて移動方
向と移動量を生成することにより、位置決め精度の範囲
内で、軸心を探索することができるため、不必要な範囲
の探索をすることが無く、最短の探索時間で確実な軸心
探索を行うことができる。
置決め把持工程sp1の位置決め精度幅に応じて回転量
を生成することにより、位置決め精度の範囲内で、嵌合
可能な位相を探索することができるため、最短の探索時
間で確実な位相探索を行うことができる。
旋軌道型の移動方向と移動量を生成することにより、位
置信頼度の高い点から徐々に探索範囲を広げていくた
め、最短の時間で軸心探索を行うことができる。
転逆転の周期的な回転量を生成することにより、両方向
に回転させて位相合わせを行うため、必要十分な位相探
索が可能である。
の嵌合挿入方向への押し込み移動量が、所定値より大き
くなった場合、当該嵌合工程sp5を即時に停止するこ
とにより、嵌合挿入方向への押し込み移動量を用いて、
嵌合工程を認識するため、軸心と位相の両方が合ったこ
とを同時に、しかもノイズの影響の小さい位置情報を基
に認識しているため確実に嵌合したことを確認すること
ができる。
装置の基本構成を示す正面図である。
斜視図である。
その位置決めまたは部品供給を示す断面図である。
た直後の第1部品5と第2部品4の断面図である。
成された螺旋軌道の斜視図、(b)は作業座標系SのX
Y平面図である。
旋軌道の斜視図である。
である。
ある。
するためのインプット歯車の断面図である。
の一部切欠正面図である。
面図である。
図である。
す斜視図である。
置決め並びにその部品供給を示す断面図である。
測信号の伝達系の構成図である。
を説明する正面図である。
を説明する正面図である。
を説明する正面図である。
を説明する正面図である。
を説明する正面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 チャック機構と位置決め機構を有し、力
制御手段を具備する制御装置により動作するロボットに
より、第1の部品と第2の部品を自動で組立てる方法に
おいて、 a)前記位置決め機構により前記第1の部品を位置決め
し、前記チャック機構により前記第2の部品を把持する
位置決め把持工程sp1と、 b)前記第2の部品を前記第1の部品に嵌合挿入方向に
押圧する押圧工程sp2と、 c)前記第2の部品と前記第1の部品の軸心合わせのた
めに、前記第2の部品の探索的な移動方向と移動量を生
成する公転軌道生成工程sp3と、 d)前記第2の部品と前記第1の部品の位相合せのため
に、前記第2の部品の探索的な嵌合挿入方向軸回りの回
転量を生成する自転軌道生成工程sp4と、 e)前記公転軌道生成工程sp3と前記自転軌道生成工
程sp4で生成した移動量と移動方向と回転量で、前記
第2の部品を前記押圧工程sp2による押圧を維持した
まま移動させて、軸心合わせと位相合わせを同時に実行
する嵌合工程sp5と、 f)前記第2の部品を前記第1の部品に対して嵌合挿入
方向に移動させる挿入工程sp6とよりなるロボットに
よる部品自動組立方法。 - 【請求項2】 前記位置決め把持工程sp1は、第1の
部品を予め設定された精度幅で位置決めし、第2の部品
を予め設定された精度幅で、第2の部品の挿入方向とロ
ボットの動作座標系のいずれかの軸方向とが平行となる
ように把持することを特徴とする請求項1記載のロボッ
トによる部品自動組立方法。 - 【請求項3】 前記公転軌道生成工程sp3は、前記位
置決め把持工程sp1の位置決め精度幅に応じて移動方
向と移動量を生成することを特徴とする請求項1または
2記載のロボットによる部品自動組立方法。 - 【請求項4】 前記自転軌道生成工程sp4は、前記位
置決め把持工程sp1の位置決め精度幅に応じて回転量
を生成することを特徴とする請求項1または3記載のロ
ボットによる部品自動組立方法。 - 【請求項5】 前記公転軌道生成工程sp3は、螺旋軌
道型の移動方向と移動量を生成することを特徴とする請
求項1及至4のいずれか1項に記載のロボットによる部
品自動組立方法。 - 【請求項6】 前記自転軌道生成工程sp4は、正転逆
転の周期的な回転量を生成することを特徴とする請求項
1及至5のいずれか1項に記載のロボットによる部品自
動組立方法。 - 【請求項7】 前記嵌合工程sp5は、前記第2の部品
の嵌合挿入方向への押し込み移動量が、所定値より大き
くなった場合、当該嵌合工程sp5を即時に停止するこ
とを特徴とする請求項1及至6のいずれか1項に記載の
ロボットによる部品自動組立方法。 - 【請求項8】 チャック機構と位置決め機構を有し、力
制御手段を具備する制御装置により動作するロボットに
より、第1の部品と第2の部品を自動で組立てる部品組
立装置において、 a)前記位置決め機構により前記第1の部品を位置決め
し、前記チャック機構により前記第2の部品を把持する
位置決め把持手段と、 b)前記第2の部品を前記第1の部品に嵌合挿入方向に
押圧する押圧手段と、 c)前記第2の部品と前記第1の部品の軸心合わせのた
めに、前記第2の部品の探索的な移動方向と移動量を生
成する公転軌道生成手段と、 d)前記第2の部品と前記第1の部品の位相合せのため
に、前記第2の部品の探索的な嵌合挿入方向軸回りの回
転量を生成する自転軌道生成手段と、 e)前記公転軌道生成手段と前記自転軌道生成手段で生
成した移動量と移動方向と回転量で、前記第2の部品を
前記押圧手段による押圧を維持したまま移動させて、軸
心合わせと位相合わせを同時に実行する嵌合手段と、 f)前記第2の部品を前記第1の部品に対して嵌合挿入
方向に移動させる挿入手段とよりなるロボットによる部
品自動組立装置。
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