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JP2002253335A - メークアップ製品等のアプリケータ装置 - Google Patents

メークアップ製品等のアプリケータ装置

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Publication number
JP2002253335A
JP2002253335A JP2002029618A JP2002029618A JP2002253335A JP 2002253335 A JP2002253335 A JP 2002253335A JP 2002029618 A JP2002029618 A JP 2002029618A JP 2002029618 A JP2002029618 A JP 2002029618A JP 2002253335 A JP2002253335 A JP 2002253335A
Authority
JP
Japan
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applicator device
opening
handle
housing
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002029618A
Other languages
English (en)
Inventor
Laure Bourjal
ブールヤル ロール
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LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
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Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JP2002253335A publication Critical patent/JP2002253335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D33/00Containers or accessories specially adapted for handling powdery toiletry or cosmetic substances
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Brushes (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作を簡略にし視覚的にアピールし、使用が
簡単で製作が容易である等の利点を有するアプリケータ
装置を提供する。 【解決手段】 化粧製品等のアプリケータ装置におい
て、塗布される製品を収容するための第一の収容部であ
って実質的に面に延びる第一の開口部を有する第一の収
容部と、第二の開口部を介して適用部材を収容する第二
の収容部とを少なくとも画成する第一の部材と、取っ手
の端部に上記適用部材を有する第二の部材と、上記第一
の部材と第二の部材を組み立て状態で着脱可能に係止す
る手段とを具備せしめ、上記第一の部材と第二の部材
が、組み立て状態において、i)第一の開口部と第2の
開口部が閉塞され、取っ手が上記第一の開口部上に少な
くとも部分的に配され、装置の外表面の一部を形成し、
ii)上記適用部材が第二の収容部の第一の収容部とは
反対の面の側に配設されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に化粧品の分野
において、アイシャドウ、ブラッシャー、リップルージ
ュ、マスカラ及びファンデーションのような、ある種の
メークアップもしくはボディケア製品を収容し塗布する
ために使用されるもののようなアプリケータ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】メークア
ップ製品は一般にアプリケータによるか又は直接指を用
いて塗布される。比較的小さなサイズとなるために、ア
プリケータは、特にハンドバッグの中で見つけることが
難しいことがよくある。更に、ダストやハンドバッグ中
に存在する他の汚れから保護されなければならない。逆
に、ある量の残留製品が常に残るアプリケータがハンド
バッグの中身を汚してはいけない。このような理由の全
てに鑑みて、別個であっても、塗布される製品の収容装
置の一部であってもよい収容部、特に容器の内部にアプ
リケータを入れて保護することがしばしばなされてい
る。後者の場合には、過度に容器のサイズを増大させな
いように、アプリケータが非常に小さいサイズとされる
ことはよくあり、取り扱いが困難になる。製品が指で直
接塗布される場合は、使用者は塗布後に手を洗浄するた
めの水源をそばに必要とする。
【0003】米国特許第3760820号は塗布される
製品を収容するための第一の収容部を画成する第一の部
材を具備するメークアップ製品用アプリケータを記載し
ている。第一の収容部は、基部に対向し、実質的に面に
延びる開口部を有している。第一の部材はまた第一の部
材と第二の部材の組み立て状態で適用部材を収容する第
二の収容部を有している。適用部材は更に取っ手の端部
に適用部材を有する第二の部材を有している。組み立て
状態では、取っ手は第一の収容部の開口部を覆い、適用
部材は第二の収容部の第一の収容部と面の同じ側に配設
されている。この構造の主たる欠点の一つは二つの部材
を組み立てるのに必要とされる動作の複雑さに関係して
いる。組み立ては、実際、一方では装置の軸線に、他方
では可動点を中心に回動させるという複合的な動きによ
って達成される。複雑さに加えて、この動作はアプリケ
ータを取り除くときと適用後に戻すときの両方において
アプリケータに損傷を与える危険性が生じる。全体とし
て、設計された装置は壊れやすい。
【0004】同じタイプの他の構造が米国特許第295
1489号、仏国特許出願公開第2759872号、欧
州特許出願公開第0960582号、英国特許出願公開
第2139886号及び欧州特許出願公開第02617
50号に記載されている。これらの文献の全てが主要な
欠点を有している。実際、アプリケータによって製品を
取るために製品を収容する収容部の開口部を開放し、手
でアプリケータを取り上げるためには少なくとも2回又
はそれ以上の連続動作を必要とし、これは必ずしも最も
簡単な形で続くものではない。一般に、アプリケータを
引き抜くため、又はその適用部分を切り離すための摺動
動作と、製品を収容する収容部を開放するための蓋部の
回動動作とがある。装置が塗布を補助するためのミラー
を有している場合は、少なくとも三回の動作が必要とさ
れる。更に、これらの多くの文献では、アプリケータは
サイズが非常に小さく、取り扱いが不正確なものにな
る。
【0005】仏国特許出願公開第1020647号は低
摩擦の摺動によって互いに嵌合された二つの部品から形
成され、メークアップのディッシュ部、ブラシ保持筒部
材、ブラシ及びミラーを含むメークアップ容器を記載し
ている。開放時に、使用者は容器内に配されたブラシの
取っ手を把持するために外部容器を形成している部材を
最初に互いに分離しなければならない。ついで、ブラシ
の取っ手によって、使用者は、メークアップを収容する
収容部を覆う蓋部を回動させて切り離すようにしてその
収容部からブラシを引き抜く。最後に、使用者は蓋を開
け、アプリケータブラシによって製品を取る。ここでも
また動作は複雑なものである。塗布のために取り出され
る容器の部分を紛失するという危険性がかなり高い。
【0006】本発明の目的の一つはよって従来の塗布装
置を参照して上で検討した問題を完全に又は部分的に解
決しながら、上述のタイプの塗布装置を製作することに
ある。本発明の目的は従来の装置に必要とされる動作と
比較して簡略化された動作が実現できるアプリケータ装
置を特に製作することにある。本発明の他の目的は視覚
的にアピールし、使用が簡単で製作が容易なアプリケー
タ装置を製作することにある。本発明の更に他の目的
は、装置の全体サイズに実質的な影響を与えないで、取
り扱いが簡単かつ正確にできるアプリケータの使用を提
供することにある。他なる目的は以下の詳細な説明から
分かるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明において、これら
の目的は、化粧製品等のアプリケータ装置において、 a)塗布される製品を収容するための第一の収容部であ
って実質的に面に延びている第一の開口部を有する第一
の収容部と、第二の開口部を通して適用部材を収容する
第二の収容部とを少なくとも画成する第一の部材と;
b)取っ手の端部に上記適用部材を有する第二の部材
と;c)上記第一の部材と第二の部材を組み立て状態で
着脱可能に係止する手段とを具備し、上記第一の部材と
第二の部材が、組み立て状態において、 i)第一の開口部と第二の開口部が閉塞され、取っ手が
第一の開口部の上に少なくとも部分的に配され、装置の
外表面の一部を形成しており、 ii)適用部材が第二の収容部の第一の収容部とは反対
の面の側に配設されたアプリケータ装置を製作すること
によって達成される。「閉塞され」とは、少なくとも製
品が漏れないことを意味する。よって、例えば第一の収
容部の製品、又は第二の収容部の適用部材の表面に残る
あらゆる遊離の製品が逃げられない。
【0008】第一の部材と第二の部材を組み立てた状態
での適用部材の取っ手と適用部材の位置のこの配置は上
述した動作を簡略化するために大きな役割を担ってい
る。それがなしていることは、第一の部材と第二の部材
の組み立てと分解を、一方の部材の他方の部材に対する
本質的な摺動動作によって可能としていることである。
より詳細には、本発明に係る構造では、少なくともその
最も簡単化形では、一回の動作で、手でアプリケータを
取り上げることと、第一の部材に形成された収容部に収
容される製品に接近できることの双方が可能になる。従
来の装置と比較して、特に上述した仏国特許出願公開第
1020647号に記載された装置と比較して、限られ
た数の部品が必要とされる。これにより、装置は製作が
より経済的でより堅牢で、同時に化粧品、特にメークア
ップのような分野の要求に応える外観を維持できる。
【0009】好ましくは、第一の開口部の面に平行な面
における取っ手の断面は、取っ手が第一の開口部の断面
全体にわたって第一の開口部の上に重ねられるように、
第一の開口部の断面より大きいか等しい。従って、取っ
手は、第一の開口部を直接覆う場合には製品に対して、
又は第一の開口部と取っ手の間に介在されたミラーに対
して、それが保護されていなかったら不可避的に蓄積す
ることになるゴミからその反射面全体を保護するよう
に、あるいはミラーと開口部が重ならない場合にはその
両方に対して、外部からの保護を提供しうる。この種の
ミラーはメークアップ製品のような製品を適用する動作
を非常に簡単にする。ミラーは、第一の開口部を少なく
とも部分的に覆い、例えば摺動によって、又は開口部の
面に直交する又は平行な軸を中心に、第一の部材に対し
て移動可能である位置を占有可能でありうる。
【0010】好ましくは、第一の部材と第二の部材の組
み立て状態において、取っ手はミラーの反射表面全体を
覆っている。このようなミラーの配置は、取っ手と組み
合わされて、塗布される製品を収容している収容部の最
適な品質の閉塞性の提供に寄与し、よって後者の保護を
改善する。あるいは、ミラーは、第一の部材上であっ
て、第一の開口部に隣接して、特に第一の開口部の全体
又は一部の回りに、固定して取り付けられる。好適な実
施態様では、第一の部材と第二の部材の組み立て状態に
おいて、取っ手は第一の開口部を密閉状態にシールし、
ミラーは場合によっては第一の開口部に隣接して配置さ
れている。このため、シール手段、特にリップ又はシー
ルタイプのものを取っ手と組み合わせて閉塞時のシール
を完全にするために使用してもよい。好適には、アプリ
ケータ装置は長軸を有し、第一の収容部と第二の収容部
は長軸に対して、好ましくは一体に、ずれて延びてい
る。この特徴は、簡単かつ正確な取り扱いを提供するの
に十分なサイズ、特に長さをアプリケータに付与する。
【0011】第一の部材は、特にガス射出成形(gas in
jection molding)により得られた単一の成形部品から
形成されうる。同じことが第二の部材について当てはま
る。使用される材料はABS(アクリロニトリルブタジ
エンスチレン)、SAN(スチレンアクリロニトリル)
又はPS(ポリスチレン)でありうる。他の材料もまた
本発明において使用できる。上で検討した英国特許出願
公開第2139886に記載された装置とは異なり、塗
布部材(アプリケータ)は好ましくは取っ手に対して軸
方向に取り付けられている。ついでアプリケータは事前
の操作を必要としないで製品を直接塗布する準備が整っ
ている。特に摺動路タイプの手段により、一方の部材の
他方の部材に対する相対的摺動運動を案内する構成とさ
れうる。このような手段は第一の部材と第二の部材の組
み立て操作を容易にしうる。あるいは、アプリケータを
収容する収容部の縁部の全て又は一部がその摺動運動に
おいてアプリケータを案内する機能を果しうる。案内手
段はまた組み立て状態で第一の部材と第二の部材を、特
にクランプ締結によって、着脱可能に係止することも達
成しする。第一の部材と第二の部材の着脱可能な係止は
スナップ嵌合又はクランプ締結によってもたらされう
る。
【0012】好適な実施態様では、二つの部材の組み立
て状態において、装置は、特に円形、六角形、正方形、
卵形又は長方形の断面の筒体を形成している。外観が従
来のパウダー又はアイシャドウ容器とはいささか異な
り、マスカラ、リップスティック又はアイライナーのよ
うな製品を適用するより近いなじみの装置に類似した装
置が製作される。適用部材は、連続、半連続又は独立気
泡を有する発泡体ブロック、フェルト、セラミック又は
熱可塑性材料の焼結部材、又は取っ手の軸に実質的に平
行な束の形態等の剛毛構造体からなってもよい。製品
は、第一の収容部の内部に配設されたディッシュ部内に
収容されうる。ディッシュ部は装置に再充填できるよう
に取り外し可能とできる。あるいは、ディッシュ部は取
り外し可能ではなく、例えば接着剤接合又は溶接により
固定してもよい。他の別の形態では、製品は製品の収容
のために設けられた収容部に直接入れられてもよい。
【0013】本発明では、複数の収容部を持たせること
が可能で、各収容部は例えばそれぞれにユニークな一つ
の色彩の製品を収容するように設計される。収容部(又
は収容部群)の内部において、製品の表面は開口部の面
に一致していてもよい。あるいは、製品の露出した表面
をドーム形として、製品の除去を容易にするようにして
もよい。この場合、取っ手の対応する表面はそのような
「ドーム」を収容するのに適した形で凹状に形成されう
る。本発明に係るアプリケータ装置は更に第二の適用部
材、特にメークアップ用ペンシルを具備していてもよ
い。この種の第二の適用部材は、第一の部材に取り付け
られ、第一の部材と第二の部材の組み立て状態で第二の
部材に形成される収容部に収容されるように配置され
る。
【0014】収容部又は収容部群に収容される製品は固
形又は半固形のケーキ状であってもよい。この種の固形
ブロックは、その固形形態で直接収容部に配されうる。
あるいは、製品を収容部にホットキャスト又はコールド
キャストによって流し込んでもよく、組成物の固化又は
凝結時にその固形形態を呈する。そのような固形ケーキ
状に収容された製品はアイシャドウ、ファンデーショ
ン、ブラッシャー又はマスカラでありうる。リップルー
ジュの場合には、製品はペーストの形態でありうる。本
発明は、上述した構成に加えて、添付図面を参照して記
載された非限定的な実施形態について以下に説明する多
数の他の構成からなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2(A)〜図2(C)に示
された実施形態に係る装置1は、基部2と蓋部20を具
備している。該二つの部材はABS製である。基部2
は、装置1の軸方向の長さのほぼ半分にわたって延びる
と共に、収容部4が設けられた半円筒部を構成する第一
の部分を有している。収容部4の内部には、アイシャド
ウの固形ブロックを収容するプラスチック製のディッシ
ュ部5が配設されている。収容部4は該収容部4の断面
と実質的に同一の断面を有する第一の開口部7によって
半円筒部の切断面6に開口するように形成されている。
ディッシュ部5はスナップ嵌合によって収容部4の内部
に取り付けることができる。ミラー9が、切断面6に直
交する軸8を中心に回動するように切断面6に設けら
れ、該ミラー9は、開口部7と実質的に一致するよう
に、ディッシュ部5よりわずかに大きなサイズとなって
いる。
【0016】底部(基部)2は、その収容部4に隣接し
た端部に、蓋部20の端面円筒部22に形成された対応
する形状の収容部21と着脱可能にスナップ嵌合により
協働可能(係合可能)な軸方向に延びるフック10を有
して終端している。基部2の軸方向の他の半分は、切断
面6上に、基部2の該軸方向の他の半分の実質的に全長
にわたって延びる半球状の収容部11を有している。該
収容部11は収容部4とは反対側の端部が閉塞され、そ
の他方の端部が開口しており、該収容部11の開口部1
2は収容部4が開口する切断面6に実質的に直交する面
に配されている。蓋部20は、端面部22に隣接(連
続)して、基部2により形成された半円筒部に相補的な
半円筒部を形成する部分26を有している。該半円筒部
26は、基部2に形成された収容部11の開口部12を
画成する縁部の内側に軽く把持される形で挿入されるよ
うに、端面部22に対向する小断面部23を有して終端
している。
【0017】蓋部20は、実質的にその長軸に沿ったロ
ッド25の端部に形成された発泡体ブロックの形態の適
用部材24を有している。適用部材24とロッド25
は、図2(A)に示されているように、基部2と蓋部20
の組み立て状態(格納状態)では、基部2の収容部11
に挿入されるように設計されている。図2(A)に示され
たようなこの組み立て状態では、適用部材24は基部2
の収容部11の中で切断面6の上方に位置する。この組
み立て状態では、アプリケータ装置1は、実質的に、一
端が丸みづけられた部分で終端する回転円筒体の形状を
なしている。
【0018】この実施形態に係るアプリケータ装置1を
使用するには、使用者は、締結手段10及び21を分離
させるようにX軸に沿って摺動させて、基部2に対して
蓋部20を引っ張る動作を行う。このようにすると、適
用部材24が収容部11から引き抜かれ、収容部4を覆
っているミラー9が現れてくる。ついで使用者がミラー
9を軸8を中心に回動させて、収容部4に含まれる製品
の露出表面が出てくるようにする。蓋部20の部分26
を取っ手のようにしてアプリケータを保持して、使用者
はアプリケータ部材24でディシュ部5に含まれている
製品の所定量を取る。使用者は通常の方法で処理すべき
面にそれを塗布する。塗布後、使用者はミラーを収容部
4の上方の位置に戻し、締結手段10及び21が再び係
合するまでX軸に沿って基部2に対して蓋部20を摺動
させることにより、収容部11の内部に適用部材24を
配置する。しかして、装置は再使用可能な状態となり、
ハンドバッグに入れて容易に持ち運ぶことができる。
【0019】図3に示された実施形態は、基部2の側方
縁部に摺動路16が形成されており、取っ手26の側方
縁部に形成された対応する部分29に案内されて並進す
るようにされている点が、先の実施形態とは異なる。摺
動動作は、更なる係止手段を設ける必要がないように、
摺動路構造16、29によって十分に把持された形で案
内される。更に、この実施形態ではミラーが設けられて
いない。また、この実施形態に係るアプリケータ装置1
の作用と特徴は先の実施形態について検討したものとあ
らゆる点で同様である。
【0020】図4(A)及び図4(B)に記載された実施形
態は図1及び図2(A)ないし図2(C)に示された実施
形態とは次の点で異なる: − 収容部11とは反対側の基部2の端部が、蓋部20
の端面部22に形成された収容部27の開口部を画成す
る縁部の内側に挿入されるように小断面部分15を有し
て終端している。基部2と蓋部20を組み立てるときに
スナップ嵌合による連結ができるように収容部27の内
面に形成された対応する溝部に突部(バルジ部)14が
協働可能(係合可能)に形成されている。図4(B)に示
された組み立て状態では、収容部27は基部2に形成さ
れた収容部11と反対側の面6の側に形成されている。 − 基部2の小断面部15は軸方向に向けられた第二の
アプリケータ13(ペンシル状)を有して終端してい
る。図4(B)に示される組み立て状態(格納状態)で
は、アプリケータ13は蓋部20に形成された半球状の
収容部27の内部に配されている。 − 基部2の小断面部分15と同様に、蓋部20の小断
面部分23は、基部2に形成された半球状の収容部11
の内面に形成された溝と協働可能(係合可能)な突部
(バルジ部)28を有している。 − 製品は基部2に形成された収容部4に直接収容され
ている。 − 図3に示された実施形態と同様に、この実施形態に
係る装置はミラーを有していない。
【0021】この実施形態に係るアプリケータ装置の作
用は、塗布部材24による塗布が第二のアプリケータ1
3によって同じ又は異なる表面へ塗布することによって
置き換えられ又は補填される点を除いて、先の実施形態
のものと同様である。上記の詳細な説明では、本発明の
好適な実施形態について説明した。特許請求の範囲に記
載した発明の精神を逸脱しないでこれらの実施形態に変
更を施すことができることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るアプリケータ装置の第一の実施
形態の図である。
【図2】 図1の断面図である。
【図3】 第二の実施形態に係る図である。
【図4】 第三の実施形態に係る図である。
【符号の説明】
1 アプリケータ装置 2 第一の部材 4 第一の収容部 7 第一の開口部 12 第二の開口部 20 第二の部材 24 適用部材 26 取っ手

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧製品等のアプリケータ装置(1)に
    おいて、a)塗布される製品を収容するための第一の収
    容部(4)であって実質的に面(6)に延びる第一の開
    口部(7)を有する第一の収容部と、第二の開口部(1
    2)を通して適用部材(24)を収容する第二の収容部
    (11)とを少なくとも画成する第一の部材(2)と;
    b)取っ手(26)の端部に適用部材を有する第二の部
    材(20)と;c)上記第一の部材(2)と第二の部材
    (20)を組み立て状態で着脱可能に係止する手段(1
    0,14,16,21,23,28,29)とを具備
    し、上記第一の部材と第二の部材が、組み立て状態にお
    いて、 i)第一の開口部(7)と第二の開口部(12)が閉塞
    され、取っ手(26)が上記第一の開口部(7)の上に
    少なくとも部分的に配され、装置の外表面の一部を形成
    しており、 ii)上記適用部材(24)が第二の収容部(11)の
    第一の収容部(4)とは反対の面(6)の側に配設され
    たアプリケータ装置。
  2. 【請求項2】 第一の開口部(7)の面に平行な面にお
    ける取っ手(26)の断面は、取っ手が第一の開口部の
    断面全体にわたって第一の開口部(7)の上に重ねられ
    るように、第一の開口部の断面より大きいか等しいこと
    を特徴とする請求項1に記載のアプリケータ装置
    (1)。
  3. 【請求項3】 第一の部材(2)と第二の部材(20)
    の組み立て状態において、取っ手(26)が上記第一の
    開口部(7)を密閉状態にシールしていることを特徴と
    する請求項2に記載のアプリケータ装置。
  4. 【請求項4】 上記二つの部材の組み立て状態におい
    て、取っ手(26)がミラー(9)の反射表面全体を覆
    っていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1
    項に記載のアプリケータ装置。
  5. 【請求項5】 ミラー(9)が、第一の開口部(7)を
    少なくとも部分的に覆う位置を占有可能で、例えば摺動
    によって、又は開口部(7)の面(6)に直交する又は
    平行な軸(8)を中心に、第一の部材(2)に対して移
    動可能であることを特徴とする請求項4に記載のアプリ
    ケータ装置(1)。
  6. 【請求項6】 ミラー(9)が上記第一の開口部(7)
    に隣接して第一の部材に固定して取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項4に記載のアプリケータ装置。
  7. 【請求項7】 長軸Xを有し、上記第一の収容部(4)
    と第二の収容部(11)が上記軸Xに対して、好ましく
    は一体に、ずれて延びていることを特徴とする請求項1
    ないし6の何れか1項に記載のアプリケータ装置
    (1)。
  8. 【請求項8】 第一の部材(2)が、成型により得られ
    た単一の部品から形成されていることを特徴とする請求
    項1ないし7の何れか1項に記載のアプリケータ装置
    (1)。
  9. 【請求項9】 第二の部材(20)が、成型により得ら
    れた単一の部品から形成されていることを特徴とする請
    求項1ないし8の何れか1項に記載のアプリケータ装置
    (1)。
  10. 【請求項10】 適用部材(24)が取っ手(26)に
    対して軸方向に取り付けられていることを特徴とする請
    求項1ないし9の何れか1項に記載のアプリケータ装置
    (1)。
  11. 【請求項11】 例えば摺動路タイプの手段(16,2
    9)が一方の部材の他方の部材に対する相対的摺動移動
    を案内する構成とされた特徴とする請求項1ないし10
    の何れか1項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 着脱可能な係止がスナップ嵌合又はク
    ランプ締結によってもたらされていることを特徴とする
    請求項1ないし11の何れか1項に記載のアプリケータ
    装置(1)。
  13. 【請求項13】 上記二つの部材の組み立て状態におい
    て、装置(1)が、円形、六角形、正方形、卵形又は長
    方形等の断面の筒体を形成していることを特徴とする請
    求項1ないし12の何れか1項に記載のアプリケータ装
    置(1)。
  14. 【請求項14】 適用部材(24)が、連続、半連続又
    は独立気泡を有する発泡体ブロック、フェルト、セラミ
    ック又は熱可塑性材料の焼結部材、又は取っ手の軸に実
    質的に平行な束の形態等の剛毛構造体からなることを特
    徴とする請求項1ないし13の何れか1項に記載のアプ
    リケータ装置(1)。
  15. 【請求項15】 製品が第一の収容部(4)の内部に配
    設されたディッシュ部(5)内に収容されていることを
    特徴とする請求項1ないし14の何れか1項に記載のア
    プリケータ装置(1)。
  16. 【請求項16】 ディッシュ部(5)が取外し可能であ
    ることを特徴とする請求項15に記載の装置(1)。
  17. 【請求項17】 メークアップ用ペンシル等の第二の適
    用部材(13)を更に具備することを特徴とする請求項
    1ないし16の何れか1項に記載のアプリケータ装置
    (1)。
  18. 【請求項18】 上記第二の適用部材(13)が、第一
    の部材(2)に取り付けられ、上記第一の部材と第二の
    部材の組み立て状態で第二の部材(20)に形成された
    収容部(27)に収容されるように配置されていること
    を特徴とする請求項17に記載のアプリケータ装置
    (1)。
  19. 【請求項19】 製品が固形又は半固形のケーキ状であ
    ることを特徴とする請求項1ないし18の何れか1項に
    記載のアプリケータ装置(1)。
  20. 【請求項20】 少なくとも1種の化粧製品、例えばア
    イシャドウ、ブラッシャー、ファンデーション、リップ
    ルージュ、又はマスカラ等のメークアップ製品を収容し
    塗布するための請求項1ないし19の何れか1項に記載
    のアプリケータ装置(1)の使用。
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