[go: up one dir, main page]

JP2002253117A - ロールイン用油脂組成物 - Google Patents

ロールイン用油脂組成物

Info

Publication number
JP2002253117A
JP2002253117A JP2001059166A JP2001059166A JP2002253117A JP 2002253117 A JP2002253117 A JP 2002253117A JP 2001059166 A JP2001059166 A JP 2001059166A JP 2001059166 A JP2001059166 A JP 2001059166A JP 2002253117 A JP2002253117 A JP 2002253117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fat
oil
roll
weight
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001059166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4357129B2 (ja
Inventor
Kenichi Hashizume
健一 橋爪
Yasuo Okutomi
保雄 奥冨
Toru Kajimura
徹 梶村
Kentaro Kaneko
健太郎 兼子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP2001059166A priority Critical patent/JP4357129B2/ja
Publication of JP2002253117A publication Critical patent/JP2002253117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4357129B2 publication Critical patent/JP4357129B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可塑性範囲が広く、低温でも軟らかく、伸展
性に優れ、ロールイン作業時に切断されず、かつ風味お
よび口溶けの良いロールイン用油脂組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 沃素価が10以下であり、全構成脂肪酸
のうち炭素数18以上の構成脂肪酸が80重量%以上で
ある脂肪Aと、沃素価20以下であり、全構成脂肪酸の
うち炭素数14以下の構成脂肪酸が60重量%以上であ
る脂肪Bとを、脂肪A/脂肪B=10/90〜90/1
0の重量比率で混合後、ランダムエステル交換したエス
テル交換油脂C、および乳脂肪を、ロールイン用油脂組
成物中に含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールイン用油脂
組成物、詳しくは特定のエステル交換油脂および乳脂肪
を含有する低温での伸展性に優れたロールイン用油脂組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、デニッシュぺストリー、クロワッサンなどの製造は
次のようにして行なわれる。まず、練り上げた生地を、
第一次発酵させた後リターダーと称する冷蔵庫に入れ、
一方ロールイン用油脂組成物をロールインしやすいよう
に適当な硬さに調整しておく。その後、生地を薄く伸ば
し、その上にシート状にしたロールイン用油脂組成物を
乗せて包み込み、折り畳み操作を行い、成型し、ホイロ
にて第二次発酵させ、オーブンで焼成する。
【0003】ロールイン用油脂組成物は、上記の包み込
み、折り畳み操作、所謂ロールイン作業に耐え、しかも
ホイロの温度によって融出するものであってはならな
い。また、リターダーに入れて低温にした生地を使用す
るため、ロールイン用油脂組成物は、低温生地に抵触し
ても生地とともに展延する柔軟さが必要である。また、
ロールイン作業を行うことにより生地の温度が上がって
くる(夏期は特に温度が上がりやすい)ので、ロールイ
ン用油脂組成物は、この生地の温度上昇時(普通20
℃)において、溶解したり、生地中に練り込まれたりし
ないようなものでなければならない。
【0004】以上を要約すれば、ロールイン用油脂組成
物は、次の特性を有していることが必要である。 (1)ロールイン作業において、ロールイン用油脂組成
物が切断されることなく、生地とともに展延し、しかも
ロールイン作業に伴う生地温度の上昇によってロールイ
ン用油脂組成物が溶解して生地に練り込まれないこと。 (2)リターダーの温度(0〜10℃)から20℃程度
までの広い温度範囲で可塑性があること。 (3)ホイロ温度(25〜40℃)においても、溶解し
て生地の層間から流れ出さないこと。 (4)風味および口溶けが良いこと。
【0005】上記の要求特性を満足させるために、ロー
ルイン用油脂組成物の油脂成分については、従来から、
多くの検討が行なわれてきた。しかし、乳脂肪を配合し
た所謂「コンパウンドタイプ」のロールイン用油脂組成
物は、良好な風味が得られる反面、リターダーの温度
(0〜10℃)から20℃程度の広い温度範囲での可塑
性に乏しく、低温で硬くなりやすい傾向にあり、数回の
ロールイン作業でロールイン用油脂組成物が切断されて
しまい、作業性の面で十分な満足の得られるものではな
かった。
【0006】従って、本発明の目的は、上記の要求特性
を満足するロールイン用油脂組成物、即ち、可塑性範囲
が広く、低温でも軟らかく、伸展性に優れ、ロールイン
作業時に切断されず、かつ風味および口溶けの良いロー
ルイン用油脂組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、沃素価が10
以下であり、全構成脂肪酸のうち炭素数18以上の構成
脂肪酸が80重量%以上である脂肪Aと、沃素価20以
下であり、全構成脂肪酸のうち炭素数14以下の構成脂
肪酸が60重量%以上である脂肪Bとを、脂肪A/脂肪
B=10/90〜90/10の重量比率で混合後、ラン
ダムエステル交換したエステル交換油脂C、および乳脂
肪を含有することを特徴とするロールイン用油脂組成物
を提供することにより、上記目的を達成したものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のロールイン用油脂
組成物を詳細に説明する。本発明のロールイン用油脂組
成物の必須成分のエステル交換油脂Cを製造するために
用いられる脂肪Aとしては、沃素価が10以下であるこ
とが必要であり、好ましくは5以下、さらに好ましくは
3以下とする。上記脂肪Aの沃素価が10を超えたもの
であると、得られるロールイン用油脂組成物が低温で硬
く、可塑性を有する温度範囲が狭いものとなるので好ま
しくない。
【0009】また、上記脂肪Aは、全構成脂肪酸のうち
炭素数18以上の構成脂肪酸が80重量%以上、好まし
くは85重量%以上、さらに好ましくは90重量%以上
のものである。上記脂肪Aの全構成脂肪酸のうち炭素数
18以上の構成脂肪酸が80重量%未満である場合も、
得られるロールイン用油脂組成物が低温で硬く、可塑性
を有する温度範囲が狭いものとなるので好ましくない。
【0010】上記脂肪Aの具体例としては、好ましくは
大豆硬化油、ナタネ硬化油、コーン硬化油の中から選ば
れた1種または2種以上を用いるのが良く、さらに好ま
しくは大豆極度硬化油、ナタネ極度硬化油、コーン極度
硬化油の中から選ばれた1種または2種以上を用いるの
が良く、最も好ましくは大豆極度硬化油を用いるのが良
い。
【0011】また、本発明のロールイン用油脂組成物の
必須成分のエステル交換油脂Cを製造するために用いら
れる脂肪Bとしては、沃素価が20以下であることが必
要であり、好ましくは18以下、より好ましくは15以
下とする。上記脂肪Bの沃素価が20を超えたものであ
ると、得られるロールイン用油脂組成物が低温で硬く、
可塑性を有する温度範囲が狭いものとなるので好ましく
ない。
【0012】また、上記脂肪Bは、全構成脂肪酸のうち
炭素数14以下の構成脂肪酸が60重量%以上、好まし
くは65重量%以上、さらに好ましくは70重量%以上
のものである。上記脂肪Bの全構成脂肪酸のうち炭素数
14以下の構成脂肪酸が60重量%未満である場合も、
得られるロールイン用油脂組成物が低温で硬く、可塑性
を有する温度範囲が狭いものとなるので好ましくない。
【0013】上記脂肪Bの具体例としては、好ましくは
ヤシ油および/またはパーム核油を用いるのが良い。
【0014】本発明のロールイン用油脂組成物の必須成
分のエステル交換油脂Cは、上記脂肪Aと上記脂肪Bと
をランダムエステル交換して得られるものである。この
際、上記脂肪Aおよび上記脂肪Bは、両者の重量比率
が、脂肪A/脂肪B=10/90〜90/10、好まし
くは15/85〜85/15、さらに好ましくは25/
75〜75/25となるように混合する。脂肪Aと脂肪
Bの重量比率が10/90〜90/10の範囲外である
と、ランダムエステル交換をしても、得られるロールイ
ン用油脂組成物が低温で硬く、可塑性を有する温度範囲
が狭いものとなるので好ましくない。
【0015】上記エステル交換油脂Cとしては、上記脂
肪Aと上記脂肪Bとを上記重量比率の範囲でランダムエ
ステル交換したエステル交換油脂を1種または2種以上
用いることができる。
【0016】本発明のロールイン用油脂組成物は、上記
エステル交換油脂Cと共に、乳脂肪を必須成分とする。
上記エステル交換油脂Cと該乳脂肪との配合比率は、特
に制限はないが、好ましくはエステル交換油脂Cと乳脂
肪との重量比率が20/80〜80/20、さらに好ま
しくは30/70〜70/30、最も好ましくは40/
60〜60/40の範囲となるように混合する。エステ
ル交換油脂Cと乳脂肪との重量比率が20/80〜80
/20の範囲外であると、得られるロールイン用油脂組
成物が低温で硬くなりやすく、可塑性を有する温度範囲
が狭くなりやすい。
【0017】また、上記エステル交換油脂Cの含有量
は、本発明のロールイン用油脂組成物中、好ましくは5
〜80重量%、さらに好ましくは15〜60重量%、最
も好ましくは20〜45重量%である。また、上記乳脂
肪の含有量は、本発明のロールイン用油脂組成物中、好
ましくは5〜80重量%、さらに好ましくは10〜70
重量%、最も好ましくは25〜45重量%である。
【0018】本発明のロールイン用油脂組成物には、上
記のエステル交換油脂Cおよび乳脂肪のほかに、その他
の油脂として、例えばパーム油、パーム核油、ヤシ油、
コーン油、綿実油、大豆油、ナタネ油、米油、ヒマワリ
油、サフラワー油、牛脂、豚脂、カカオ脂、魚油、鯨油
などの各種植物油脂、動物油脂ならびにこれらを水素添
加、分別およびエステル交換から選択される1または2
以上の処理を施した加工油脂から選ばれた1種または2
種以上を使用しても良い。これらのその他の油脂の配合
量は、本発明のロールイン用油脂組成物中、好ましくは
0〜75重量%、さらに好ましくは0〜50重量%であ
る。
【0019】また、本発明のロールイン用油脂組成物
は、配合油脂のSFC(固体脂含量)が、好ましくは1
0℃で20〜60%、20℃で10〜40%、さらに好
ましくは10℃で20〜50%、20℃で10〜30
%、最も好ましくは10℃で20〜40%、20℃で1
0〜20%となるように、上記のエステル交換油脂C、
乳脂肪およびその他の油脂を配合する。上記SFCが1
0℃で20%未満または20℃で10%未満の場合は、
ロールイン用油脂組成物として軟らかくなりやすく、パ
フ性の良好なベーカリー製品が得られにくい。一方、上
記SFCが10℃で60%超または20℃で40%超の
場合は、伸展性が悪くなりやすく、広い温度範囲で可塑
性を得られにくくなる。
【0020】上記SFCは、次のようにして測定する。
即ち、配合油脂を60℃に30分保持し、油脂を完全に
融解し、そして0℃に30分保持して固化させる。さら
に25℃に30分保持し、テンパリングを行い、その
後、0℃に30分保持する。これをSFCの各測定温度
に30分保持後、SFCを測定する。
【0021】その他、本発明のロールイン用油脂組成物
に含有させることができる成分としては、例えば、水、
乳化剤、増粘安定剤、食塩や塩化カリウムなどの塩味
剤、酢酸、乳酸、グルコン酸などの酸味料、糖類や糖ア
ルコール類、ステビア、アスパルテームなどの甘味料、
β―カロチン、カラメル、紅麹色素などの着色料、トコ
フェロール、茶抽出物などの酸化防止剤、小麦蛋白や大
豆蛋白といった植物蛋白卵および各種卵加工品、着香
料、乳製品、調味料、pH調整剤、食品保存料、日持ち
向上剤、果実、果汁、コーヒー、ナッツペースト、香辛
料、カカオマス、ココアパウダー、穀類、豆類、野菜
類、肉類、魚介類などの食品素材や食品添加物があげら
れる。
【0022】上記乳化剤としては、グリセリン脂肪酸エ
ステル、蔗糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン
有機酸脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ステ
アロイル乳酸カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、レシチン、サポニン
類などがあげられ、これらの中から選ばれた1種または
2種以上を用いることができる。上記乳化剤の配合量
は、特に制限はないが、本発明のロールイン用油脂組成
物中、好ましくは0.05〜3重量%、さらに好ましく
は0.1〜1重量%である。また、本発明のロールイン
用油脂組成物において、上記乳化剤が必要でなければ用
いなくても良い。
【0023】上記増粘安定剤としては、グアーガム、ロ
ーカストビーンガム、カラギーナン、アラビアガム、ア
ルギン酸類、ペクチン、キサンタンガム、プルラン、タ
マリンドシードガム、サイリウムシードガム、結晶セル
ロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロー
ス、寒天、グルコマンナン、ゼラチン、澱粉、化工澱粉
などがあげられ、これらの中から選ばれた1種または2
種以上を用いることができる。上記増粘安定剤の配合量
は、特に制限はないが、本発明のロールイン用油脂組成
物中、好ましくは0〜10重量%、さらに好ましくは0
〜5重量%である。また、本発明のロールイン用油脂組
成物において、上記増粘安定剤が必要でがなければ用い
なくても良い。
【0024】また、本発明のロールイン用油脂組成物
は、その硬さが、好ましくは5℃で1500〜7000
g/cm2 、10℃で500〜4000g/cm2 、さ
らに好ましくは5℃で2000〜4000g/cm2
10℃で1000〜2500g/cm2 、最も好ましく
は5℃で2000〜3000g/cm2 、10℃で10
00〜2000g/cm2 とするのが良い。硬さが5℃
で7000g/cm2 を超えたり、10℃で4000g
/cm2 を超えてしまうと、伸展性が悪くなりやすく、
低温での可塑性が不十分となりやすい。また、硬さが5
℃で1500g/cm2 未満であったり、10℃で50
0g/cm2 未満であったりすると、パフ性の良好なペ
ストリーが得られにくい。
【0025】上記硬さは、レオメーター(不動工業製)
を用いて、例えば次のように測定する。測定試料(縦4
cm×横4cm×高さ3cm)を各測定温度に1時間放置し、
レオメーターにて、直径5mmの円板型アダプターを用
い、試料台上昇速度20mm/分で最大応力を測定し、こ
れを硬さとする。
【0026】次に本発明のロールイン用油脂組成物の製
造方法を説明する。本発明のロールイン用油脂組成物
は、その製造方法が特に制限されるものではなく、上述
した各原料を混合し、必要により水相を加えて乳化す
る。そして次に殺菌処理するのが望ましい。殺菌方法
は、タンクでのバッチ式でも、プレート型熱交換機や掻
き取り式熱交換機を用いた連続式でも構わない。次に、
急冷可塑化工程に供する。急冷可塑化する機器として
は、密閉型連続式チューブ冷却機、例えばボテーター、
コンビネーター、パーフェクターなどのマーガリン製造
機やプレート型熱交換機などがあげられ、また、開放型
のダイアクーラーとコンプレクターの組み合わせがあげ
られる。また、本発明のロールイン用油脂組成物を製造
する際の何れかの製造工程で、窒素、空気などを含気さ
せても、含気させなくても構わない。
【0027】得られた本発明のロールイン用油脂組成物
は、マーガリンタイプでもショートニングタイプでも良
く、またその乳化形態は、油中水型、水中油型、および
二重乳化型の何れでも構わないまた、本発明のロールイ
ン用油脂組成物は、シート状、ブロック状、円柱状など
の形状としてもよい。各々の形状についての好ましいサ
イズは、シート状:縦50〜1000mm、横50〜1
000mm、厚さ1〜50mm、ブロック状:縦50〜
1000mm、横50〜1000mm、厚さ50〜50
0mm、円柱状:直径1〜25mm、長さ5〜100m
mである。
【0028】本発明のロールイン用油脂組成物は、デニ
ッシュ、クロワッサン、パイ、フライドパイなどのベー
カリー製品などに用いられ、その際の本発明のロールイ
ン用油脂組成物の使用量は、ベーカリー製品の種類など
により異なるものであり、特に限定されるものではな
い。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は、これらの実施例により何等制限さ
れるものではない。
【0030】なお、下記の実施例および比較例におい
て、パイは下記に示す配合および製法により製造し、評
価に供した。配合 強 力 粉 70 重量部 薄 力 粉 30 重量部 食 塩 1.3重量部 砂 糖 2 重量部 脱脂粉乳 3 重量部 練り込み油脂 5 重量部 水 54 重量部 ロールイン用油脂組成物 80 重量部製法 ロールイン用油脂組成物以外の原料を、縦型ミキサーに
て低速および中速でミキシングした後、冷蔵庫内で生地
をリタードした。この生地にロールイン用油脂組成物を
のせ、常法によりロールイン(4つ折り4回)し、成型
(縦100mm×横100mm×厚さ3mm)し、焼成
した。
【0031】(実施例1)沃素価1のナタネ極度硬化油
(全構成脂肪酸のうち炭素数18以上の構成脂肪酸は9
5重量%)と、沃素価10のヤシ油(全構成脂肪酸のう
ち炭素数14以下の構成脂肪酸は78重量%)とを、ナ
タネ極度硬化油/ヤシ油=25/75の重量比率で混合
した後、ランダムエステル交換し、エステル交換油脂を
得た。次いで、このエステル交換油脂と乳脂肪とを、エ
ステル交換油脂/乳脂肪=60/40の重量比率で混合
し、配合油脂を得た。得られた配合油脂のSFCは、1
0℃で58%、20℃で35%であった。この配合油脂
80.4重量%に乳化剤としてステアリン酸モノグリセ
リド0.5重量%およびレシチン0.1重量%を混合溶
解した油相と、水16重量%、食塩1重量%および脱脂
粉乳2重量%とを、常法により、油中水型の乳化物と
し、急冷可塑化工程にかけ、シート状のロールイン用油
脂組成物を得た。得られたロールイン用油脂組成物の硬
さ(5℃および10℃における硬さ)を下記表1に示
す。このロールイン用油脂組成物は、低温でも軟らか
く、伸展性に優れたものであり、ロールイン作業時にロ
ールイン用油脂組成物が切断されることはなかった。ま
た、このロールイン用油脂組成物を用い、上記の配合お
よび製法にてパイを得た。得られたパイの浮き倍率(焼
成後のパイの厚みを焼成前の生地厚で除した値;焼成品
10個の平均値)を下記表1に示す。これより得られた
パイはパフ性の良好なものであることがわかる。
【0032】(実施例2)沃素価2のコーン極度硬化油
(全構成脂肪酸のうち炭素数18以上の構成脂肪酸は8
9重量%)と、沃素価10のヤシ油(全構成脂肪酸のう
ち炭素数14以下の構成脂肪酸は78重量%)とを、コ
ーン極度硬化油/ヤシ油=50/50の重量比率で混合
した後、ランダムエステル交換し、エステル交換油脂を
得た。次いで、このエステル交換油脂と乳脂肪とを、エ
ステル交換油脂/乳脂肪=20/80の重量比率で混合
し、この混合油30重量%に大豆硬化油40重量%およ
びナタネ油30重量%を添加した配合油脂を得た。得ら
れた配合油脂のSFCは、10℃で37%、20℃で2
0%であった。この配合油脂80.4重量%に乳化剤と
してステアリン酸モノグリセリド0.5重量%およびレ
シチン0.1重量%を混合溶解した油相と、水16重量
%、食塩1重量%および脱脂粉乳2重量%とを、常法に
より、油中水型の乳化物とし、急冷可塑化工程にかけ、
直径5mm、長さ40mmの円柱状に成型したロールイ
ン用油脂組成物を得た。得られたロールイン用油脂組成
物の硬さ(5℃および10℃における硬さ)を下記表1
に示す。このロールイン用油脂組成物は、低温でも軟ら
かく、伸展性に優れたものであり、ロールイン作業時に
ロールイン用油脂組成物が切断されることはなかった。
また、このロールイン用油脂組成物を用い、実施例1と
同様の配合および製法にてパイを得た。得られたパイの
浮き倍率(焼成後のパイの厚みを焼成前の生地厚で除し
た値;焼成品10個の平均値)を下記表1に示す。これ
より得られたパイはパフ性の良好なものであることがわ
かる。
【0033】(実施例3)沃素価1の大豆極度硬化油
(全構成脂肪酸のうち炭素数18以上の構成脂肪酸は8
9重量%)と、沃素価18のパーム核油(全構成脂肪酸
のうち炭素数14以下の構成脂肪酸は70重量%)と
を、大豆極度硬化油/パーム核油=25/75の重量比
率で混合した後、ランダムエステル交換し、エステル交
換油脂を得た。次いで、このエステル交換油脂と乳脂肪
とを、エステル交換油脂/乳脂肪=40/60の重量比
率で混合し、この混合油50重量%にパーム硬化油25
重量%およびナタネ油25重量%を添加した配合油脂を
得た。得られた配合油脂のSFCは、10℃で36%、
20℃で22%であった。この配合油脂80.4重量%
に乳化剤としてステアリン酸モノグリセリド0.5重量
%およびレシチン0.1重量%を混合溶解した油相と、
水16重量%、食塩1重量%および脱脂粉乳2重量%と
を、常法により、油中水型の乳化物とし、急冷可塑化工
程にかけ、シート状のロールイン用油脂組成物を得た。
得られたロールイン用油脂組成物の硬さ(5℃および1
0℃における硬さ)を下記表1に示す。このロールイン
用油脂組成物は、低温でも軟らかく、伸展性に優れたも
のであり、ロールイン作業時にロールイン用油脂組成物
が切断されることはなかった。また、このロールイン用
油脂組成物を用い、実施例1と同様の配合および製法に
てパイを得た。得られたパイの浮き倍率(焼成後のパイ
の厚みを焼成前の生地厚で除した値;焼成品10個の平
均値)を下記表1に示す。これより得られたパイはパフ
性の良好なものであることがわかる。
【0034】(実施例4)沃素価1の大豆極度硬化油
(全構成脂肪酸のうち炭素数18以上の構成脂肪酸は8
9重量%)と、沃素価10のヤシ油(全構成脂肪酸のう
ち炭素数14以下の構成脂肪酸は78重量%)とを、大
豆極度硬化油/ヤシ油=25/75の重量比率で混合し
た後、ランダムエステル交換し、エステル交換油脂を得
た。次いで、このエステル交換油脂と乳脂肪とを、エス
テル交換油脂/乳脂肪=20/80の重量比率で混合
し、配合油脂を得た。得られた配合油脂のSFCは、1
0℃で49%、20℃で20%であった。この配合油脂
80.4重量%に乳化剤としてステアリン酸モノグリセ
リド0.5重量%およびレシチン0.1重量%を混合溶
解した油相と、水16重量%、食塩1重量%および脱脂
粉乳2重量%とを、常法により、油中水型の乳化物と
し、急冷可塑化工程にかけ、シート状のロールイン用油
脂組成物を得た。得られたロールイン用油脂組成物の硬
さ(5℃および10℃における硬さ)を下記表1に示
す。このロールイン用油脂組成物は、低温でも軟らか
く、伸展性に優れたものであり、ロールイン作業時にロ
ールイン用油脂組成物が切断されることはなかった。ま
た、このロールイン用油脂組成物を用い、実施例1と同
様の配合および製法にてパイを得た。得られたパイの浮
き倍率(焼成後のパイの厚みを焼成前の生地厚で除した
値;焼成品10個の平均値)を下記表1に示す。これよ
り得られたパイはパフ性の良好なものであることがわか
る。
【0035】(比較例1)沃素価1の大豆極度硬化油
(全構成脂肪酸のうち炭素数18以上の構成脂肪酸は8
9重量%)と、沃素価10のヤシ油(全構成脂肪酸のう
ち炭素数14以下の構成脂肪酸は78重量%)とを、大
豆極度硬化油/ヤシ油=25/75の重量比率で混合し
た。次いで、この混合油と乳脂肪とを、混合油/乳脂肪
=60/40の重量比率で混合し、配合油脂を得た。得
られた配合油脂のSFCは、10℃で62%、20℃で
38%であった。この配合油脂80.4重量%に乳化剤
としてステアリン酸モノグリセリド0.5重量%および
レシチン0.1重量%を混合溶解した油相と、水16重
量%、食塩1重量%および脱脂粉乳2重量%とを、常法
により、油中水型の乳化物とし、急冷可塑化工程にか
け、シート状のロールイン用油脂組成物を得た。得られ
たロールイン用油脂組成物の硬さ(5℃および10℃に
おける硬さ)を下記表1に示す。このロールイン用油脂
組成物は、低温で、非常に硬く、伸展性に乏しく、ロー
ルイン作業時にロールイン用油脂組成物が切断されてし
まっていた。また、このロールイン用油脂組成物を用
い、実施例1と同様の配合および製法にてパイを得た。
得られたパイの浮き倍率(焼成後のパイの厚みを焼成前
の生地厚で除した値;焼成品10個の平均値)を下記表
1に示す。下記表1に示すように、得られたパイは、パ
イの浮き倍率が低く、パフ性の劣るものであった。
【0036】(比較例2)沃素価1の大豆極度硬化油
(全構成脂肪酸のうち炭素数18以上の構成脂肪酸は8
9重量%)と、沃素価18のパーム核油(全構成脂肪酸
のうち炭素数14以下の構成脂肪酸は70重量%)と
を、大豆極度硬化油/パーム核油=50/50の重量比
率で混合した。次いで、この混合油と乳脂肪とを、混合
油/乳脂肪=20/80の重量比率で混合し、この混合
油30重量%に大豆硬化油40重量%およびナタネ油3
0重量%を添加した配合油脂を得た。得られた配合油の
SFCは、10℃で39%、20℃で26%であった。
この配合油脂80.4重量%に乳化剤としてステアリン
酸モノグリセリド0.5重量%およびレシチン0.1重
量%を混合溶解した油相と、水16重量%、食塩1重量
%および脱脂粉乳2重量%とを、常法により、油中水型
の乳化物とし、急冷可塑化工程にかけ、シート状のロー
ルイン用油脂組成物を得た。得られたロールイン用油脂
組成物の硬さ(5℃および10℃における硬さ)を下記
表1に示す。このロールイン用油脂組成物は、低温で、
非常に硬く、伸展性に乏しく、ロールイン作業時にロー
ルイン用油脂組成物が切断されてしまっていた。また、
このロールイン用油脂組成物を用い、実施例1と同様の
配合および製法にてパイを得た。得られたパイの浮き倍
率(焼成後のパイの厚みを焼成前の生地厚で除した値;
焼成品10個の平均値)を下記表1に示す。下記表1に
示すように、得られたパイは、パイの浮き倍率が低く、
パフ性の劣るものであった。
【0037】なお、実施例および比較例におけるロール
イン用油脂組成物の配合油脂のSFCは、次のようにし
て測定した。配合油脂を60℃に30分保持し、油脂を
完全に融解し、そして0℃に30分保持して固化させ
る。さらに25℃に30分保持し、テンパリングを行
い、その後、0℃に30分保持する。これをSFCの各
測定温度に30分保持後、SFCを測定した。また、実
施例および比較例におけるロールイン用油脂組成物の硬
さは、次のようにして測定した。測定試料(縦4cm×横
4cm×高さ3cm)を各測定温度に1時間放置し、レオメ
ーター(不動工業製)にて、直径5mmの円板型アダプタ
ーを用い、試料台上昇速度20mm/分で最大応力を測定
し、これを硬さとした。
【0038】
【表1】
【0039】上記表1に示す結果から明らかなように、
脂肪Aと脂肪Bとを、脂肪A/脂肪B=10/90〜9
0/10の重量比率で用いても、エステル交換を行なっ
ていない比較例1および2のロールイン用油脂組成物
は、温度変化によって硬軟の変化が大きいので可塑性範
囲が狭く、また低温で非常に硬いことから低温でのロー
ルイン適性を有さないと判断される。さらに比較例1お
よび2のロールイン用油脂組成物を用いても、パフ性の
良好なパイが得られない。これに対し、実施例1〜4の
本発明のロールイン用油脂組成物は、温度変化による硬
軟の変化が小さいので可塑性範囲が広く、低温でも軟ら
かく、伸展性の良好な物性を示すことが判る。さらに実
施例1〜4のロールイン用油脂組成物を用いることで、
パフ性の良好なパイが得られる。
【0040】
【発明の効果】本発明のロールイン用油脂組成物は、可
塑性範囲が広く、低温でも軟らかく、伸展性に優れ、ロ
ールイン作業時に切断されず、かつ風味および口溶けの
良いものである。さらに本発明のロールイン用油脂組成
物を用いることにより、パフ性の良好なベーカリー製品
が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶村 徹 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 兼子 健太郎 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 Fターム(参考) 4B026 DC06 DG01 DG11 DG15 DH01 DH03 DX02 4B032 DB13 DE05 DK18 DK66 DL02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沃素価が10以下であり、全構成脂肪酸
    のうち炭素数18以上の構成脂肪酸が80重量%以上で
    ある脂肪Aと、沃素価20以下であり、全構成脂肪酸の
    うち炭素数14以下の構成脂肪酸が60重量%以上であ
    る脂肪Bとを、脂肪A/脂肪B=10/90〜90/1
    0の重量比率で混合後、ランダムエステル交換したエス
    テル交換油脂C、および乳脂肪を含有することを特徴と
    するロールイン用油脂組成物。
  2. 【請求項2】 上記エステル交換油脂Cおよび上記乳脂
    肪を、エステル交換油脂C/乳脂肪=20/80〜80
    /20の重量比率で含有する請求項1記載のロールイン
    用油脂組成物。
  3. 【請求項3】 配合油脂のSFC(固体脂含量)が、1
    0℃で20〜60%、20℃で10〜40%である請求
    項1または2記載のロールイン用油脂組成物。
  4. 【請求項4】 硬さが、5℃で1500〜7000g/
    cm2 、10℃で500〜4000g/cm2 である請
    求項1〜3の何れかに記載のロールイン用油脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載のロールイ
    ン用油脂組成物を用いたベーカリー製品。
JP2001059166A 2001-03-02 2001-03-02 ロールイン用油脂組成物 Expired - Lifetime JP4357129B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001059166A JP4357129B2 (ja) 2001-03-02 2001-03-02 ロールイン用油脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001059166A JP4357129B2 (ja) 2001-03-02 2001-03-02 ロールイン用油脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002253117A true JP2002253117A (ja) 2002-09-10
JP4357129B2 JP4357129B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=18918769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001059166A Expired - Lifetime JP4357129B2 (ja) 2001-03-02 2001-03-02 ロールイン用油脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4357129B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011331A1 (ja) * 2004-07-30 2006-02-02 Fuji Oil Company, Limited ロールイン用油中水型乳化組成物
JP2007060913A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Kaneka Corp シート状油中水型乳化油脂組成物及びそれを用いた層状膨化食品
JP2007124910A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Adeka Corp ロールイン用油脂組成物
JP2007143430A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Fuji Oil Co Ltd 曝光耐性を有する可塑性油脂組成物及びこれを用いたベーカリー食品またはその生地
JP2007282606A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Fuji Oil Co Ltd エステル交換油及びこれをハードストックとする可塑性油脂組成物
JP2008193974A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Fuji Oil Co Ltd ロールイン用可塑性油中水型乳化物
CN104619186A (zh) * 2012-09-26 2015-05-13 日清奥利友集团株式会社 可塑性油脂组合物
JP2017051151A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 株式会社Adeka ロールイン用可塑性油脂組成物の製造方法
CN108777971A (zh) * 2016-03-24 2018-11-09 不二制油集团控股株式会社 可塑性油脂及使用其的卷入用油脂组合物
US11178885B2 (en) 2016-02-22 2021-11-23 Fuji Oil Holdings Inc. Transesterified oil and plastic oil/fat composition using same as hardstock

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011331A1 (ja) * 2004-07-30 2006-02-02 Fuji Oil Company, Limited ロールイン用油中水型乳化組成物
JP2007060913A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Kaneka Corp シート状油中水型乳化油脂組成物及びそれを用いた層状膨化食品
JP2007124910A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Adeka Corp ロールイン用油脂組成物
JP2007143430A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Fuji Oil Co Ltd 曝光耐性を有する可塑性油脂組成物及びこれを用いたベーカリー食品またはその生地
JP2007282606A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Fuji Oil Co Ltd エステル交換油及びこれをハードストックとする可塑性油脂組成物
JP2008193974A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Fuji Oil Co Ltd ロールイン用可塑性油中水型乳化物
CN104619186A (zh) * 2012-09-26 2015-05-13 日清奥利友集团株式会社 可塑性油脂组合物
JPWO2014050488A1 (ja) * 2012-09-26 2016-08-22 日清オイリオグループ株式会社 可塑性油脂組成物
JP2017051151A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 株式会社Adeka ロールイン用可塑性油脂組成物の製造方法
US11178885B2 (en) 2016-02-22 2021-11-23 Fuji Oil Holdings Inc. Transesterified oil and plastic oil/fat composition using same as hardstock
CN108777971A (zh) * 2016-03-24 2018-11-09 不二制油集团控股株式会社 可塑性油脂及使用其的卷入用油脂组合物
EP3434109A4 (en) * 2016-03-24 2019-12-18 Fuji Oil Holdings Inc. PLASTIC FAT AND ROLL-IN FAT COMPOSITION WITH IT

Also Published As

Publication number Publication date
JP4357129B2 (ja) 2009-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6579261B2 (ja) 可塑性油脂及びこれを用いたロールイン用油脂組成物
JP2015156855A (ja) 油中水型乳化油脂組成物とそれを用いたマーガリン類及びベーカリー製品
JP6227088B1 (ja) 可塑性油脂組成物及び食品
JP6371035B2 (ja) バラエティブレッド用油脂組成物
JP5214536B2 (ja) フラワーペースト類
JP4877775B2 (ja) 可塑性油脂組成物の製造方法
JP2002253117A (ja) ロールイン用油脂組成物
JP2002345405A (ja) ロールイン用油脂組成物及びその製造方法
JP7019242B2 (ja) イーストパイ
JP4311885B2 (ja) 可塑性油脂組成物
JP6319832B2 (ja) 製パン練り込み用油中水型乳化油脂組成物
JP6746203B2 (ja) ベーカリー用可塑性油中水型乳化油脂組成物
JP6914627B2 (ja) 可塑性油脂組成物、食品、焼成品の食感を向上させる方法、及び焼成品の保存安定性を向上させる方法
JP2005060614A (ja) クリーミング性改良油脂
JP2005320445A (ja) パームステアリン含有可塑性油脂組成物
JP2007267654A (ja) 製パン練込用油脂組成物
JP2010075138A (ja) パン生地
JP6879001B2 (ja) ロールイン油中水型乳化組成物
JP2017018018A (ja) 可塑性油脂組成物及び該可塑性油脂組成物を使用してなる練りパイ生地
JP4587613B2 (ja) ロールイン用油脂組成物の製造方法
JP4812511B2 (ja) フラワーペースト類
JP7248409B2 (ja) 複合パン生地
JP2018174745A (ja) ベーカリー用可塑性油中水型乳化油脂組成物
JP4268749B2 (ja) 油中水型乳化油脂組成物
JP4376171B2 (ja) 油脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090804

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4357129

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term