JP2002252893A - 車載用オーディオアダプター - Google Patents
車載用オーディオアダプターInfo
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 31
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
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- 241000255925 Diptera Species 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R5/00—Stereophonic arrangements
- H04R5/04—Circuit arrangements, e.g. for selective connection of amplifier inputs/outputs to loudspeakers, for loudspeaker detection, or for adaptation of settings to personal preferences or hearing impairments
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2499/00—Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
- H04R2499/10—General applications
- H04R2499/13—Acoustic transducers and sound field adaptation in vehicles
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 純正のヘッドユニットを市販の非純正ヘッド
ユニット機器に交換するための車載用オーディオアダプ
ターを提供する。 【解決手段】 アダプター15は、非純正のヘッドユニ
ット機器である市販のデッキ7とパワーアンプ2の間に
介装され、1チャンネルに付き一個配置したトランスに
より、1チャンネルに付き一個配置したトランスによ
り、内蔵したトランス及び抵抗の調節により、市販非純
正デッキ7とパワーアンプ2の間の出力インピーダンス
と入力インピーダンスとをマッチングさせるとともに、
前記該非純正のヘッドユニット機器の出力レベルと前記
パワーアンプの入力レベルとを合わせることができる。
ユニット機器に交換するための車載用オーディオアダプ
ターを提供する。 【解決手段】 アダプター15は、非純正のヘッドユニ
ット機器である市販のデッキ7とパワーアンプ2の間に
介装され、1チャンネルに付き一個配置したトランスに
より、1チャンネルに付き一個配置したトランスによ
り、内蔵したトランス及び抵抗の調節により、市販非純
正デッキ7とパワーアンプ2の間の出力インピーダンス
と入力インピーダンスとをマッチングさせるとともに、
前記該非純正のヘッドユニット機器の出力レベルと前記
パワーアンプの入力レベルとを合わせることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用のオーディ
オシステムであるスーパライブサウンドシステムに於い
て、純正のヘッドユニットを市販の非純正ヘッドユニッ
ト機器に交換するための車載用オーディオアダプターに
関するものである。
オシステムであるスーパライブサウンドシステムに於い
て、純正のヘッドユニットを市販の非純正ヘッドユニッ
ト機器に交換するための車載用オーディオアダプターに
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】スーパライブサウンドシ
ステムは、一般に図1に示すように、ヘッドユニット1
と、パワーアンプ2と、通常7個〜10個程度のスピー
カ3−1〜3−nと、前記ヘッドユニット1部で前記パ
ワーアンプ2等と接続するための1個ないし複数個の専
用コネクタ4,5と、前記パワーアンプ2の出力に前記
スピーカ3−1〜3−nを接続するための1個ないし複
数個の専用コネクタ6とからなる。
ステムは、一般に図1に示すように、ヘッドユニット1
と、パワーアンプ2と、通常7個〜10個程度のスピー
カ3−1〜3−nと、前記ヘッドユニット1部で前記パ
ワーアンプ2等と接続するための1個ないし複数個の専
用コネクタ4,5と、前記パワーアンプ2の出力に前記
スピーカ3−1〜3−nを接続するための1個ないし複
数個の専用コネクタ6とからなる。
【0003】このようなスーパライブサウンドシステム
に於いて、ヘッドユニットを交換するための方法若しく
はアダプターがいくつか提案・販売されているがいずれ
も不十分なものであった。例えば、図2に示すごとくア
ンプ内蔵の市販非純正デッキ7を使用し、片側に市販非
純正デッキ7のスピーカ出力を接続しうるギボシ端子8
と、他側に前記スピーカ用専用コネクタ6と直接接続可
能なコネクタ9を有する延長ケーブル10からなり、前
記パワーアンプ2を使用せず前記スピーカ3−1〜3−
nを鳴らすものがある。
に於いて、ヘッドユニットを交換するための方法若しく
はアダプターがいくつか提案・販売されているがいずれ
も不十分なものであった。例えば、図2に示すごとくア
ンプ内蔵の市販非純正デッキ7を使用し、片側に市販非
純正デッキ7のスピーカ出力を接続しうるギボシ端子8
と、他側に前記スピーカ用専用コネクタ6と直接接続可
能なコネクタ9を有する延長ケーブル10からなり、前
記パワーアンプ2を使用せず前記スピーカ3−1〜3−
nを鳴らすものがある。
【0004】この場合、通常の市販のデッキはスピーカ
出力が4ch(チャンネル、以下同じ)であり、スーパ
ライブサウンドシステムのウーファーが鳴らない。ま
た、ヘッドユニットは当然車内のコンソールに設置さ
れ、他方前記パワーアンプ2はトランク内等に設置され
ていることが多いため、これらを接続する前記延長ケー
ブル10は長大なものとなり、その設置は困難な作業と
なっていた。
出力が4ch(チャンネル、以下同じ)であり、スーパ
ライブサウンドシステムのウーファーが鳴らない。ま
た、ヘッドユニットは当然車内のコンソールに設置さ
れ、他方前記パワーアンプ2はトランク内等に設置され
ていることが多いため、これらを接続する前記延長ケー
ブル10は長大なものとなり、その設置は困難な作業と
なっていた。
【0005】また他の製品は、図3に示すように4ch
のAUX出力を有する市販非純正デッキ11と前記専用
コネクタ4との間に介装して使用するアダプター12が
あり、前記市販非純正デッキ11のAUX出力と接続し
うるピンコネクタ13と、前記専用コネクタ4と接続し
うるコネクタ14とを備えている。
のAUX出力を有する市販非純正デッキ11と前記専用
コネクタ4との間に介装して使用するアダプター12が
あり、前記市販非純正デッキ11のAUX出力と接続し
うるピンコネクタ13と、前記専用コネクタ4と接続し
うるコネクタ14とを備えている。
【0006】このアダプター12は、長大な延長ケーブ
ルが不要でウーファーも鳴るが、前記市販非純正デッキ
11が、4chのAUX出力を有している必要がある。
しかしながら、内蔵アンプ方式のデッキが主流となって
いる現在では、新規デッキの選択幅を著しく狭めてい
る。また前記パワーアンプ2の要求信号源インピーダン
スとの整合性も悪く、結果ウーファーの鳴りが悪くなる
場合もある。
ルが不要でウーファーも鳴るが、前記市販非純正デッキ
11が、4chのAUX出力を有している必要がある。
しかしながら、内蔵アンプ方式のデッキが主流となって
いる現在では、新規デッキの選択幅を著しく狭めてい
る。また前記パワーアンプ2の要求信号源インピーダン
スとの整合性も悪く、結果ウーファーの鳴りが悪くなる
場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたもので、純正のヘッドユニッ
トを市販の非純正ヘッドユニット機器に交換するための
車載用オーディオアダプターを提供することを目的とす
る。
を解決するためになされたもので、純正のヘッドユニッ
トを市販の非純正ヘッドユニット機器に交換するための
車載用オーディオアダプターを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された車載用オーディオアダプター
は、パワーアンプと、チューナー部であるヘッドユニッ
トと、該ヘッドユニットのパネル操作部とを接続すると
ともに、前記パワーアンプと車内に配設した複数のスピ
ーカーを接続して構成した車載用オーディオシステムに
おいて、前記ヘッドユニットを非純正のヘッドユニット
機器と交換した際、該非純正のヘッドユニット機器と前
記パワーアンプの間に介装され、それらの間の出力イン
ピーダンスと入力インピーダンスとをマッチングさせる
とともに、前記該非純正のヘッドユニット機器の出力レ
ベルと前記パワーアンプの入力レベルとを合わせるた
め、1チャンネルに付き一個のトランスを配置したこと
を特徴とする。
に請求項1に記載された車載用オーディオアダプター
は、パワーアンプと、チューナー部であるヘッドユニッ
トと、該ヘッドユニットのパネル操作部とを接続すると
ともに、前記パワーアンプと車内に配設した複数のスピ
ーカーを接続して構成した車載用オーディオシステムに
おいて、前記ヘッドユニットを非純正のヘッドユニット
機器と交換した際、該非純正のヘッドユニット機器と前
記パワーアンプの間に介装され、それらの間の出力イン
ピーダンスと入力インピーダンスとをマッチングさせる
とともに、前記該非純正のヘッドユニット機器の出力レ
ベルと前記パワーアンプの入力レベルとを合わせるた
め、1チャンネルに付き一個のトランスを配置したこと
を特徴とする。
【0009】請求項2に記載された車載用オーディオア
ダプターは、請求項1に記載された構成において、セン
タースピーカやウーファー信号を作り出す目的のために
LとRの二つのトランスの二次巻き線を、直列又は並列
に接続して、LとRの混合信号を作り出す回路を備えた
ことを特徴とする。
ダプターは、請求項1に記載された構成において、セン
タースピーカやウーファー信号を作り出す目的のために
LとRの二つのトランスの二次巻き線を、直列又は並列
に接続して、LとRの混合信号を作り出す回路を備えた
ことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載された車載用オーディオア
ダプターは、請求項1又は請求項2に記載された構成に
おいて、トランスの一次側を2巻線、二次側を1巻線と
し、前記一次側の二つの巻線をLとRのトランス入力と
し、前記二次側の1巻線をL,Rの混合信号出力とした
トランスを備えたことを特徴とする。
ダプターは、請求項1又は請求項2に記載された構成に
おいて、トランスの一次側を2巻線、二次側を1巻線と
し、前記一次側の二つの巻線をLとRのトランス入力と
し、前記二次側の1巻線をL,Rの混合信号出力とした
トランスを備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の作用】請求項1に記載の車載用オーディオアダ
プターは、非純正のヘッドユニット機器とパワーアンプ
の間に介装され、1チャンネルに付き一個配置したトラ
ンスにより、非純正のヘッドユニット機器とパワーアン
プの間の出力インピーダンスと入力インピーダンスとを
マッチングさせるとともに、前記該非純正のヘッドユニ
ット機器の出力レベルと前記パワーアンプの入力レベル
とを合わせる。
プターは、非純正のヘッドユニット機器とパワーアンプ
の間に介装され、1チャンネルに付き一個配置したトラ
ンスにより、非純正のヘッドユニット機器とパワーアン
プの間の出力インピーダンスと入力インピーダンスとを
マッチングさせるとともに、前記該非純正のヘッドユニ
ット機器の出力レベルと前記パワーアンプの入力レベル
とを合わせる。
【0012】請求項2に記載の車載用オーディオアダプ
ターは、センタースピーカやウーファー信号を作り出す
目的のためにLとRの二つのトランスの二次巻き線を、
直列又は並列に接続して、LとRの混合信号を作り出
す。
ターは、センタースピーカやウーファー信号を作り出す
目的のためにLとRの二つのトランスの二次巻き線を、
直列又は並列に接続して、LとRの混合信号を作り出
す。
【0013】請求項3に記載の車載用オーディオアダプ
ターは、一次側を2巻線、二次側を1巻線とし、一次側
の二つの巻線をLとRのトランス入力とし、二次側の1
巻線をL,Rの混合信号出力とし、LとRの混合信号を
作り出す。
ターは、一次側を2巻線、二次側を1巻線とし、一次側
の二つの巻線をLとRのトランス入力とし、二次側の1
巻線をL,Rの混合信号出力とし、LとRの混合信号を
作り出す。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について添付図
面を参照して説明する。スーパライブサウンドシステム
は、図4に示すように市販非純正デッキ7のスピーカ出
力を接続しうるギボシ端子8と、前記専用コネクタ4と
接続しうるコネクタ14を有する車載用オーディオアダ
プター(以下単にアダプターという)15を、前記市販
非純正デッキ7と前記パワーアンプ2の間に介装する。
そして、前記市販非純正デッキ7のスピーカ出力を、前
記パワーアンプ2へ入力するのに適した大きさにレベル
変換するとともに、前記パワーアンプ2が要求する信号
源インピーダンスを十分満足するべく構成した。
面を参照して説明する。スーパライブサウンドシステム
は、図4に示すように市販非純正デッキ7のスピーカ出
力を接続しうるギボシ端子8と、前記専用コネクタ4と
接続しうるコネクタ14を有する車載用オーディオアダ
プター(以下単にアダプターという)15を、前記市販
非純正デッキ7と前記パワーアンプ2の間に介装する。
そして、前記市販非純正デッキ7のスピーカ出力を、前
記パワーアンプ2へ入力するのに適した大きさにレベル
変換するとともに、前記パワーアンプ2が要求する信号
源インピーダンスを十分満足するべく構成した。
【0015】上記構成のスーパライブサウンドシステム
の動作を図5に基づいて説明する。図5は音声4chの
内の1chのみを例示したものである。他の3chは同
様の構成となるので、図示及び詳細な説明は省略する。
図に於いて8−1は、前記市販非純正デッキ7のスピー
カプラス出力に接続されるギボシ端子、8−2は同スピ
ーカ出力マイナス端子に接続されるギボシ端子である。
の動作を図5に基づいて説明する。図5は音声4chの
内の1chのみを例示したものである。他の3chは同
様の構成となるので、図示及び詳細な説明は省略する。
図に於いて8−1は、前記市販非純正デッキ7のスピー
カプラス出力に接続されるギボシ端子、8−2は同スピ
ーカ出力マイナス端子に接続されるギボシ端子である。
【0016】前記市販非純正デッキ7の出力は、このギ
ボシ端子8−1、8−2を介してアダプター15に内蔵
したトランス16に接続される。ここにトランス16は
巻線比4.15:1(0.5)、1次側インピーダンス
10kΩ、2次側インピーダンス600Ω(150Ω)
の特性を持つ。尚、括弧内の値は2次側センタータップ
を使用したときの値である。
ボシ端子8−1、8−2を介してアダプター15に内蔵
したトランス16に接続される。ここにトランス16は
巻線比4.15:1(0.5)、1次側インピーダンス
10kΩ、2次側インピーダンス600Ω(150Ω)
の特性を持つ。尚、括弧内の値は2次側センタータップ
を使用したときの値である。
【0017】従って、例えば前記市販非純正デッキ7に
て25W相当の出力を発生したとき、スピーカ端子の電
圧つまりトランス16の1次側に入力される電圧は10
Vとなり、トランス16の2次側には1.2Vの電圧が
発生し、前記パワーアンプ2へ入力するのにほぼ適正な
レベルとなるとともに、トランス16の特性から信号源
インピーダンスは、要求に対し適正なレベルに保たれ
る。
て25W相当の出力を発生したとき、スピーカ端子の電
圧つまりトランス16の1次側に入力される電圧は10
Vとなり、トランス16の2次側には1.2Vの電圧が
発生し、前記パワーアンプ2へ入力するのにほぼ適正な
レベルとなるとともに、トランス16の特性から信号源
インピーダンスは、要求に対し適正なレベルに保たれ
る。
【0018】尚、抵抗17は、その値を適当に選択し、
前記パワーアンプ2への入力レベルを適正に調節する。
調節の必要がないときは不要である。ちなみに前記市販
非純正デッキ7のスピーカ出力が10Vあっても25W
を出力するのは負荷が4Ωの時であり、当該アダプター
15に接続したときは負荷が10kΩとなるため出力電
力は0.01wである。
前記パワーアンプ2への入力レベルを適正に調節する。
調節の必要がないときは不要である。ちなみに前記市販
非純正デッキ7のスピーカ出力が10Vあっても25W
を出力するのは負荷が4Ωの時であり、当該アダプター
15に接続したときは負荷が10kΩとなるため出力電
力は0.01wである。
【0019】また、他の構成として図6に示すように、
前記パワーアンプ2の要求信号レベルが大きいときは、
トランス16の2次巻線のセンタータップを使用しない
結線となる。
前記パワーアンプ2の要求信号レベルが大きいときは、
トランス16の2次巻線のセンタータップを使用しない
結線となる。
【0020】次に前記パワーアンプ2が前記4chの音
声信号以外にウーファー用信号を要求する場合の構成を
図7に基づき説明する。一般にウーファー用信号はモノ
ラルであり、ハイカットのフィルターは前記パワーアン
プ2に内蔵されている。レベルは他の4chと同様AU
Xレベルである。
声信号以外にウーファー用信号を要求する場合の構成を
図7に基づき説明する。一般にウーファー用信号はモノ
ラルであり、ハイカットのフィルターは前記パワーアン
プ2に内蔵されている。レベルは他の4chと同様AU
Xレベルである。
【0021】図7に於いて、前記市販非純正デッキ7の
リアレフトスピーカ出力は、ギボシ端子18−1,18
−2を通してトランス16−1とトランス16−3の1
次側に入力される。さらに前記市販非純正デッキ7のリ
アライトスピーカ出力は、ギボシ端子18−3,18−
4を通してトランス16−2とトランス16−4の1次
側に入力される。トランス16−1とトランス16−2
の2次側出力は、各々のチャンネルの出力として前記コ
ネクタ14の端子へ接続される。
リアレフトスピーカ出力は、ギボシ端子18−1,18
−2を通してトランス16−1とトランス16−3の1
次側に入力される。さらに前記市販非純正デッキ7のリ
アライトスピーカ出力は、ギボシ端子18−3,18−
4を通してトランス16−2とトランス16−4の1次
側に入力される。トランス16−1とトランス16−2
の2次側出力は、各々のチャンネルの出力として前記コ
ネクタ14の端子へ接続される。
【0022】一方トランス16−3とトランス16−4
の2次側出力は直列に接続され、その2次側出力の両端
には(リアレフト+リアライト)の信号が発生する。こ
の信号が抵抗17−3にて適当に調節された後、ウーフ
ァー用信号として前記コネクタ14の端子へ接続され
る。上記図6に於いて説明したと同様、場合によっては
トランス16−3とトランス16−4の2次側のセンタ
ータップは使用されない。
の2次側出力は直列に接続され、その2次側出力の両端
には(リアレフト+リアライト)の信号が発生する。こ
の信号が抵抗17−3にて適当に調節された後、ウーフ
ァー用信号として前記コネクタ14の端子へ接続され
る。上記図6に於いて説明したと同様、場合によっては
トランス16−3とトランス16−4の2次側のセンタ
ータップは使用されない。
【0023】上記したように、アダプター15は、非純
正のヘッドユニット機器である市販のデッキ7とパワー
アンプ2の間に介装され、1チャンネルに付き一個配置
したトランスにより、1チャンネルに付き一個配置した
トランスにより、内蔵したトランス16,16−1〜1
6−4及び抵抗17,17−1〜17−3の調節によ
り、市販非純正デッキ7とパワーアンプ2の間の出力イ
ンピーダンスと入力インピーダンスとをマッチングさせ
るとともに、前記該非純正のヘッドユニット機器の出力
レベルと前記パワーアンプの入力レベルとを合わせるこ
とができる。
正のヘッドユニット機器である市販のデッキ7とパワー
アンプ2の間に介装され、1チャンネルに付き一個配置
したトランスにより、1チャンネルに付き一個配置した
トランスにより、内蔵したトランス16,16−1〜1
6−4及び抵抗17,17−1〜17−3の調節によ
り、市販非純正デッキ7とパワーアンプ2の間の出力イ
ンピーダンスと入力インピーダンスとをマッチングさせ
るとともに、前記該非純正のヘッドユニット機器の出力
レベルと前記パワーアンプの入力レベルとを合わせるこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】上記した構成によって、簡便でありなが
らアンプ内蔵の市販デッキを使用するための適正なレベ
ル変換と低信号源インピーダンスの確保が可能となる。
従って、車載用のオーディオシステムであるスーパライ
ブサウンドシステムに於いて、ヘッドユニットを市販非
純正デッキと交換することができるとともに、最新のオ
ーディオ機器(CD,MD等)を搭載できる。また、純
正のパワーアンプはそのまま使用でき、スーパライブサ
ウンドシステムの臨場感を感得することができる。
らアンプ内蔵の市販デッキを使用するための適正なレベ
ル変換と低信号源インピーダンスの確保が可能となる。
従って、車載用のオーディオシステムであるスーパライ
ブサウンドシステムに於いて、ヘッドユニットを市販非
純正デッキと交換することができるとともに、最新のオ
ーディオ機器(CD,MD等)を搭載できる。また、純
正のパワーアンプはそのまま使用でき、スーパライブサ
ウンドシステムの臨場感を感得することができる。
【図1】スーパライブサウンドシステムの概略を示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】市販非純正デッキを使用した従来例の概略を示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図3】同、他の従来例の概略を示したブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る実施形態の概略を示したブロック
図である。
図である。
【図5】アダプターに内蔵されたトランスの回路図であ
る。
る。
【図6】同、他の回路図である。
【図7】音声信号以外にウーファー用信号を要求する場
合に使用されるトランスの回路図である。
合に使用されるトランスの回路図である。
1...ヘッドユニット 2...パワーアンプ 3−1〜3−n...スピーカ 7...市販非純正デッキ 15...アダプター 16,16−1〜16−4...トランス 17,17−1〜17−3...抵抗
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月17日(2001.4.1
7)
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 車載用オーディオアダプター
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用のオーディ
オシステムであるスーパライブサウンドシステムに於い
て、純正のヘッドユニットを市販の非純正ヘッドユニッ
ト機器に交換するための車載用オーディオアダプターに
関するものである。
オシステムであるスーパライブサウンドシステムに於い
て、純正のヘッドユニットを市販の非純正ヘッドユニッ
ト機器に交換するための車載用オーディオアダプターに
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】スーパライブサウンドシ
ステムは、一般に図1に示すように、ヘッドユニット1
と、パワーアンプ2と、通常7個〜10個程度のスピー
カ3−1〜3−nと、前記ヘッドユニット1部で前記パ
ワーアンプ2等と接続するための1個ないし複数個の専
用コネクタ4,5と、前記パワーアンプ2の出力に前記
スピーカ3−1〜3−nを接続するための1個ないし複
数個の専用コネクタ6とからなる。
ステムは、一般に図1に示すように、ヘッドユニット1
と、パワーアンプ2と、通常7個〜10個程度のスピー
カ3−1〜3−nと、前記ヘッドユニット1部で前記パ
ワーアンプ2等と接続するための1個ないし複数個の専
用コネクタ4,5と、前記パワーアンプ2の出力に前記
スピーカ3−1〜3−nを接続するための1個ないし複
数個の専用コネクタ6とからなる。
【0003】このようなスーパライブサウンドシステム
に於いて、ヘッドユニットを交換するための方法若しく
はアダプターがいくつか提案・販売されているがいずれ
も不十分なものであった。例えば、図2に示すごとくア
ンプ内蔵の市販非純正デッキ7を使用し、片側に市販非
純正デッキ7のスピーカ出力を接続しうるギボシ端子8
と、他側に前記スピーカ用専用コネクタ6と直接接続可
能なコネクタ9を有する延長ケーブル10からなり、前
記パワーアンプ2を使用せず前記スピーカ3−1〜3−
nを鳴らすものがある。
に於いて、ヘッドユニットを交換するための方法若しく
はアダプターがいくつか提案・販売されているがいずれ
も不十分なものであった。例えば、図2に示すごとくア
ンプ内蔵の市販非純正デッキ7を使用し、片側に市販非
純正デッキ7のスピーカ出力を接続しうるギボシ端子8
と、他側に前記スピーカ用専用コネクタ6と直接接続可
能なコネクタ9を有する延長ケーブル10からなり、前
記パワーアンプ2を使用せず前記スピーカ3−1〜3−
nを鳴らすものがある。
【0004】この場合、通常の市販のデッキはスピーカ
出力が4ch(チャンネル、以下同じ)であり、スーパ
ライブサウンドシステムのウーファーが鳴らない。ま
た、ヘッドユニットは当然車内のコンソールに設置さ
れ、他方前記パワーアンプ2はトランク内等に設置され
ていることが多いため、これらを接続する前記延長ケー
ブル10は長大なものとなり、その設置は困難な作業と
なっていた。
出力が4ch(チャンネル、以下同じ)であり、スーパ
ライブサウンドシステムのウーファーが鳴らない。ま
た、ヘッドユニットは当然車内のコンソールに設置さ
れ、他方前記パワーアンプ2はトランク内等に設置され
ていることが多いため、これらを接続する前記延長ケー
ブル10は長大なものとなり、その設置は困難な作業と
なっていた。
【0005】また他の製品は、図3に示すように4ch
のAUX出力を有する市販非純正デッキ11と前記専用
コネクタ4との間に介装して使用するアダプター12が
あり、前記市販非純正デッキ11のAUX出力と接続し
うるピンコネクタ13と、前記専用コネクタ4と接続し
うるコネクタ14とを備えている。
のAUX出力を有する市販非純正デッキ11と前記専用
コネクタ4との間に介装して使用するアダプター12が
あり、前記市販非純正デッキ11のAUX出力と接続し
うるピンコネクタ13と、前記専用コネクタ4と接続し
うるコネクタ14とを備えている。
【0006】このアダプター12は、長大な延長ケーブ
ルが不要でウーファーも鳴るが、前記市販非純正デッキ
11が、4chのAUX出力を有している必要がある。
しかしながら、内蔵アンプ方式のデッキが主流となって
いる現在では、新規デッキの選択幅を著しく狭めてい
る。また前記パワーアンプ2の要求信号源インピーダン
スとの整合性も悪く、結果ウーファーの鳴りが悪くなる
場合もある。
ルが不要でウーファーも鳴るが、前記市販非純正デッキ
11が、4chのAUX出力を有している必要がある。
しかしながら、内蔵アンプ方式のデッキが主流となって
いる現在では、新規デッキの選択幅を著しく狭めてい
る。また前記パワーアンプ2の要求信号源インピーダン
スとの整合性も悪く、結果ウーファーの鳴りが悪くなる
場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたもので、純正のヘッドユニッ
トを市販の非純正ヘッドユニット機器に交換するための
車載用オーディオアダプターを提供することを目的とす
る。
を解決するためになされたもので、純正のヘッドユニッ
トを市販の非純正ヘッドユニット機器に交換するための
車載用オーディオアダプターを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された車載用オーディオアダプター
は、パワーアンプと、チューナー部であるヘッドユニッ
トと、該ヘッドユニットのパネル操作部とを接続すると
ともに、前記パワーアンプと車内に配設した複数のスピ
ーカーを接続して構成した車載用オーディオシステムに
おいて、前記ヘッドユニットを非純正のヘッドユニット
機器と交換した際、該非純正のヘッドユニット機器と前
記パワーアンプの間に介装され、それらの間の出力イン
ピーダンスと入力インピーダンスとをマッチングさせる
とともに、前記該非純正のヘッドユニット機器の出力レ
ベルと前記パワーアンプの入力レベルとを合わせるた
め、チャンネル毎に一個のトランスを配置したことを特
徴とする。
に請求項1に記載された車載用オーディオアダプター
は、パワーアンプと、チューナー部であるヘッドユニッ
トと、該ヘッドユニットのパネル操作部とを接続すると
ともに、前記パワーアンプと車内に配設した複数のスピ
ーカーを接続して構成した車載用オーディオシステムに
おいて、前記ヘッドユニットを非純正のヘッドユニット
機器と交換した際、該非純正のヘッドユニット機器と前
記パワーアンプの間に介装され、それらの間の出力イン
ピーダンスと入力インピーダンスとをマッチングさせる
とともに、前記該非純正のヘッドユニット機器の出力レ
ベルと前記パワーアンプの入力レベルとを合わせるた
め、チャンネル毎に一個のトランスを配置したことを特
徴とする。
【0009】請求項2に記載された車載用オーディオア
ダプターは、請求項1に記載された構成において、セン
タースピーカ用信号やウーファー用信号を作り出す目的
のために左側スピーカと右側スピーカのトランスの二次
巻き線を、直列又は並列に接続して、左側スピーカ用信
号と右側スピーカ用信号の混合信号を作り出す回路を備
えたことを特徴とする。
ダプターは、請求項1に記載された構成において、セン
タースピーカ用信号やウーファー用信号を作り出す目的
のために左側スピーカと右側スピーカのトランスの二次
巻き線を、直列又は並列に接続して、左側スピーカ用信
号と右側スピーカ用信号の混合信号を作り出す回路を備
えたことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載された車載用オーディオア
ダプターは、請求項1又は請求項2に記載された構成に
おいて、トランスの一次側を2巻線、二次側を1巻線と
し、前記一次側の二つの巻線を左側スピーカと右側スピ
ーカのトランス入力とし、前記二次側の1巻線を左側ス
ピーカ用信号と右側スピーカ用信号の混合信号出力とし
たトランスを備えたことを特徴とする。
ダプターは、請求項1又は請求項2に記載された構成に
おいて、トランスの一次側を2巻線、二次側を1巻線と
し、前記一次側の二つの巻線を左側スピーカと右側スピ
ーカのトランス入力とし、前記二次側の1巻線を左側ス
ピーカ用信号と右側スピーカ用信号の混合信号出力とし
たトランスを備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の作用】請求項1に記載の車載用オーディオアダ
プターは、非純正のヘッドユニット機器とパワーアンプ
の間に介装され、チャンネル毎に一個配置したトランス
により、非純正のヘッドユニット機器とパワーアンプの
間の出力インピーダンスと入力インピーダンスとをマッ
チングさせるとともに、前記該非純正のヘッドユニット
機器の出力レベルと前記パワーアンプの入力レベルとを
合わせる。
プターは、非純正のヘッドユニット機器とパワーアンプ
の間に介装され、チャンネル毎に一個配置したトランス
により、非純正のヘッドユニット機器とパワーアンプの
間の出力インピーダンスと入力インピーダンスとをマッ
チングさせるとともに、前記該非純正のヘッドユニット
機器の出力レベルと前記パワーアンプの入力レベルとを
合わせる。
【0012】請求項2に記載の車載用オーディオアダプ
ターは、センタースピーカ用信号やウーファー用信号を
作り出すために、左側スピーカと右側スピーカのトラン
スの二次巻き線を、直列又は並列に接続して、左側スピ
ーカ用信号と右側スピーカ用信号の混合信号を作り出
す。
ターは、センタースピーカ用信号やウーファー用信号を
作り出すために、左側スピーカと右側スピーカのトラン
スの二次巻き線を、直列又は並列に接続して、左側スピ
ーカ用信号と右側スピーカ用信号の混合信号を作り出
す。
【0013】請求項3に記載の車載用オーディオアダプ
ターは、一次側を2巻線、二次側を1巻線とし、一次側
の二つの巻線を左側スピーカと右側スピーカのトランス
入力とし、二次側の1巻線を左側スピーカ用信号と右側
スピーカ用信号の混合信号出力とし、該左側スピーカ用
信号と右側スピーカ用信号の混合信号を作り出す。
ターは、一次側を2巻線、二次側を1巻線とし、一次側
の二つの巻線を左側スピーカと右側スピーカのトランス
入力とし、二次側の1巻線を左側スピーカ用信号と右側
スピーカ用信号の混合信号出力とし、該左側スピーカ用
信号と右側スピーカ用信号の混合信号を作り出す。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について添付図
面を参照して説明する。スーパライブサウンドシステム
は、図4に示すように市販非純正デッキ7のスピーカ出
力を接続しうるギボシ端子8と、前記専用コネクタ4と
接続しうるコネクタ14を有する車載用オーディオアダ
プター(以下単にアダプターという)15を、前記市販
非純正デッキ7と前記パワーアンプ2の間に介装する。
そして、前記市販非純正デッキ7のスピーカ出力を、前
記パワーアンプ2へ入力するのに適した大きさにレベル
変換するとともに、前記パワーアンプ2が要求する信号
源インピーダンスを十分満足するべく構成した。
面を参照して説明する。スーパライブサウンドシステム
は、図4に示すように市販非純正デッキ7のスピーカ出
力を接続しうるギボシ端子8と、前記専用コネクタ4と
接続しうるコネクタ14を有する車載用オーディオアダ
プター(以下単にアダプターという)15を、前記市販
非純正デッキ7と前記パワーアンプ2の間に介装する。
そして、前記市販非純正デッキ7のスピーカ出力を、前
記パワーアンプ2へ入力するのに適した大きさにレベル
変換するとともに、前記パワーアンプ2が要求する信号
源インピーダンスを十分満足するべく構成した。
【0015】上記構成のスーパライブサウンドシステム
の動作を図5に基づいて説明する。図5は音声4chの
内の1chのみを例示したものである。他の3chは同
様の構成となるので、図示及び詳細な説明は省略する。
図に於いて8−1は、前記市販非純正デッキ7のスピー
カプラス出力に接続されるギボシ端子、8−2は同スピ
ーカ出力マイナス端子に接続されるギボシ端子である。
の動作を図5に基づいて説明する。図5は音声4chの
内の1chのみを例示したものである。他の3chは同
様の構成となるので、図示及び詳細な説明は省略する。
図に於いて8−1は、前記市販非純正デッキ7のスピー
カプラス出力に接続されるギボシ端子、8−2は同スピ
ーカ出力マイナス端子に接続されるギボシ端子である。
【0016】前記市販非純正デッキ7の出力は、このギ
ボシ端子8−1、8−2を介してアダプター15に内蔵
したトランス16に接続される。ここにトランス16は
巻線比4.15:1(0.5)、1次側インピーダンス
10kΩ、2次側インピーダンス600Ω(150Ω)
の特性を持つ。尚、括弧内の値は2次側センタータップ
を使用したときの値である。
ボシ端子8−1、8−2を介してアダプター15に内蔵
したトランス16に接続される。ここにトランス16は
巻線比4.15:1(0.5)、1次側インピーダンス
10kΩ、2次側インピーダンス600Ω(150Ω)
の特性を持つ。尚、括弧内の値は2次側センタータップ
を使用したときの値である。
【0017】従って、例えば前記市販非純正デッキ7に
て25W相当の出力を発生したとき、スピーカ端子の電
圧つまりトランス16の1次側に入力される電圧は10
Vとなり、トランス16の2次側には1.2Vの電圧が
発生し、前記パワーアンプ2へ入力するのにほぼ適正な
レベルとなるとともに、トランス16の特性から信号源
インピーダンスは、要求に対し適正なレベルに保たれ
る。
て25W相当の出力を発生したとき、スピーカ端子の電
圧つまりトランス16の1次側に入力される電圧は10
Vとなり、トランス16の2次側には1.2Vの電圧が
発生し、前記パワーアンプ2へ入力するのにほぼ適正な
レベルとなるとともに、トランス16の特性から信号源
インピーダンスは、要求に対し適正なレベルに保たれ
る。
【0018】尚、抵抗17は、その値を適当に選択し、
前記パワーアンプ2への入力レベルを適正に調節する。
調節の必要がないときは不要である。ちなみに前記市販
非純正デッキ7のスピーカ出力が10Vあっても25W
を出力するのは負荷が4Ωの時であり、当該アダプター
15に接続したときは負荷が10kΩとなるため出力電
力は0.01wである。
前記パワーアンプ2への入力レベルを適正に調節する。
調節の必要がないときは不要である。ちなみに前記市販
非純正デッキ7のスピーカ出力が10Vあっても25W
を出力するのは負荷が4Ωの時であり、当該アダプター
15に接続したときは負荷が10kΩとなるため出力電
力は0.01wである。
【0019】また、他の構成として図6に示すように、
前記パワーアンプ2の要求信号レベルが大きいときは、
トランス16の2次巻線のセンタータップを使用しない
結線となる。
前記パワーアンプ2の要求信号レベルが大きいときは、
トランス16の2次巻線のセンタータップを使用しない
結線となる。
【0020】次に前記パワーアンプ2が前記4chの音
声信号以外にウーファー用信号を要求する場合の構成を
図7に基づき説明する。一般にウーファー用信号はモノ
ラルであり、ハイカットのフィルターは前記パワーアン
プ2に内蔵されている。レベルは他の4chと同様AU
Xレベルである。
声信号以外にウーファー用信号を要求する場合の構成を
図7に基づき説明する。一般にウーファー用信号はモノ
ラルであり、ハイカットのフィルターは前記パワーアン
プ2に内蔵されている。レベルは他の4chと同様AU
Xレベルである。
【0021】図7に於いて、前記市販非純正デッキ7の
リアレフトスピーカ出力は、ギボシ端子18−1,18
−2を通してトランス16−1とトランス16−3の1
次側に入力される。さらに前記市販非純正デッキ7のリ
アライトスピーカ出力は、ギボシ端子18−3,18−
4を通してトランス16−2とトランス16−4の1次
側に入力される。トランス16−1とトランス16−2
の2次側出力は、各々のチャンネルの出力として前記コ
ネクタ14の端子へ接続される。
リアレフトスピーカ出力は、ギボシ端子18−1,18
−2を通してトランス16−1とトランス16−3の1
次側に入力される。さらに前記市販非純正デッキ7のリ
アライトスピーカ出力は、ギボシ端子18−3,18−
4を通してトランス16−2とトランス16−4の1次
側に入力される。トランス16−1とトランス16−2
の2次側出力は、各々のチャンネルの出力として前記コ
ネクタ14の端子へ接続される。
【0022】一方トランス16−3とトランス16−4
の2次側出力は直列に接続され、その2次側出力の両端
には(リアレフト+リアライト)の信号が発生する。こ
の信号の出力が抵抗17−3にて適当に調節された後、
ウーファー用信号として前記コネクタ14の端子へ接続
される。上記図6に於いて説明したと同様、場合によっ
てはトランス16−3とトランス16−4の2次側のセ
ンタータップは使用されない。
の2次側出力は直列に接続され、その2次側出力の両端
には(リアレフト+リアライト)の信号が発生する。こ
の信号の出力が抵抗17−3にて適当に調節された後、
ウーファー用信号として前記コネクタ14の端子へ接続
される。上記図6に於いて説明したと同様、場合によっ
てはトランス16−3とトランス16−4の2次側のセ
ンタータップは使用されない。
【0023】上記したように、アダプター15は、非純
正のヘッドユニット機器である市販のデッキ7とパワー
アンプ2の間に介装され、チャンネル毎に一個配置した
トランス16,16−1〜16−4の抵抗17,17−
1〜17−3の調節により、市販非純正デッキ7とパワ
ーアンプ2の間の出力インピーダンスと入力インピーダ
ンスとをマッチングさせるとともに、前記該非純正のヘ
ッドユニット機器の出力レベルと前記パワーアンプの入
力レベルとを合わせることができる。
正のヘッドユニット機器である市販のデッキ7とパワー
アンプ2の間に介装され、チャンネル毎に一個配置した
トランス16,16−1〜16−4の抵抗17,17−
1〜17−3の調節により、市販非純正デッキ7とパワ
ーアンプ2の間の出力インピーダンスと入力インピーダ
ンスとをマッチングさせるとともに、前記該非純正のヘ
ッドユニット機器の出力レベルと前記パワーアンプの入
力レベルとを合わせることができる。
【0023】
【発明の効果】上記した構成によって、簡便でありなが
らアンプ内蔵の市販デッキを使用するための適正なレベ
ル変換と低信号源インピーダンスの確保が可能となる。
従って、車載用のオーディオシステムであるスーパライ
ブサウンドシステムに於いて、ヘッドユニットを市販非
純正デッキと交換することができるとともに、最新のオ
ーディオ機器(CD,MD等)を搭載できる。また、純
正のパワーアンプはそのまま使用でき、スーパライブサ
ウンドシステムの臨場感を感得することができる。
らアンプ内蔵の市販デッキを使用するための適正なレベ
ル変換と低信号源インピーダンスの確保が可能となる。
従って、車載用のオーディオシステムであるスーパライ
ブサウンドシステムに於いて、ヘッドユニットを市販非
純正デッキと交換することができるとともに、最新のオ
ーディオ機器(CD,MD等)を搭載できる。また、純
正のパワーアンプはそのまま使用でき、スーパライブサ
ウンドシステムの臨場感を感得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スーパライブサウンドシステムの概略を示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】市販非純正デッキを使用した従来例の概略を示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図3】同、他の従来例の概略を示したブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る実施形態の概略を示したブロック
図である。
図である。
【図5】アダプターに内蔵されたトランスの回路図であ
る。
る。
【図6】同、他の回路図である。
【図7】音声信号以外にウーファー用信号を要求する場
合に使用されるトランスの回路図である。
合に使用されるトランスの回路図である。
【符号の説明】 1...ヘッドユニット 2...パワーアンプ 3−1〜3−n...スピーカ 7...市販非純正デッキ 15...アダプター 16,16−1〜16−4...トランス 17,17−1〜17−3...抵抗
Claims (3)
- 【請求項1】 パワーアンプと、チューナー部であるヘ
ッドユニットと、該ヘッドユニットのパネル操作部とを
接続するとともに、前記パワーアンプと車内に配設した
複数のスピーカーを接続して構成した車載用オーディオ
システムにおいて、 前記ヘッドユニットを非純正のヘッドユニット機器と交
換した際、該非純正のヘッドユニット機器と前記パワー
アンプの間に介装され、それらの間の出力インピーダン
スと入力インピーダンスとをマッチングさせるととも
に、前記該非純正のヘッドユニット機器の出力レベルと
前記パワーアンプの入力レベルとを合わせるため、1チ
ャンネルに付き一個のトランスを配置したことを特徴と
する車載用オーディオアダプター。 - 【請求項2】 センタースピーカやウーファー信号を作
り出す目的のためにLとRの二つのトランスの二次巻き
線を、直列又は並列に接続して、LとRの混合信号を作
り出す回路を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
車載用オーディオアダプター。 - 【請求項3】 トランスの一次側を2巻線、二次側を1
巻線とし、前記一次側の二つの巻線をLとRのトランス
入力とし、前記二次側の1巻線をL,Rの混合信号出力
としたトランスを備えたことを特徴とする請求項1又は
請求項2に記載の車載用オーディオアダプター。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050684A JP2002252893A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 車載用オーディオアダプター |
US10/071,901 US20020118843A1 (en) | 2001-02-26 | 2002-02-08 | Vehicle audio adapter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050684A JP2002252893A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 車載用オーディオアダプター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002252893A true JP2002252893A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18911606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001050684A Pending JP2002252893A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 車載用オーディオアダプター |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020118843A1 (ja) |
JP (1) | JP2002252893A (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
US7246254B2 (en) * | 2003-07-16 | 2007-07-17 | International Business Machines Corporation | System and method for automatically and dynamically optimizing application data resources to meet business objectives |
CN101115317A (zh) * | 2006-07-28 | 2008-01-30 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 耳机阻抗可调节的耳机 |
US8295513B2 (en) | 2009-12-24 | 2012-10-23 | International Business Machines Corporation | Audio system adapters for audio signal distribution using electrical extension cables |
EP2590434B1 (en) * | 2011-11-04 | 2016-01-27 | AKG Acoustics GmbH | Filter circuit |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001050684A patent/JP2002252893A/ja active Pending
-
2002
- 2002-02-08 US US10/071,901 patent/US20020118843A1/en not_active Abandoned
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Publication number | Publication date |
---|---|
US20020118843A1 (en) | 2002-08-29 |
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---|---|---|---|
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