JP2002248372A - 刈草の車載式圧縮成形装置 - Google Patents
刈草の車載式圧縮成形装置Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 野積み現場で、嵩張る刈草を固形燃料用など
にコンパクトに圧縮成形することである。 【解決手段】 破砕物が投入されるホッパ3と、ホッパ
3内の破砕物を下層側から定量ずつ供給する定量供給機
4と、定量供給機4から供給される破砕物を圧縮成形す
る圧縮成形機5とを、同じ1台の車両8に車載し、野積
みされた刈草を破砕機1で破砕して、車上のホッパ3に
フレキシブルダクト2で空気輸送することにより、嵩張
る刈草をトラック等に積卸しすることなく、野積み現場
でコンパクトな圧縮成形物とし、固形燃料用などに有効
活用できるようにした。
にコンパクトに圧縮成形することである。 【解決手段】 破砕物が投入されるホッパ3と、ホッパ
3内の破砕物を下層側から定量ずつ供給する定量供給機
4と、定量供給機4から供給される破砕物を圧縮成形す
る圧縮成形機5とを、同じ1台の車両8に車載し、野積
みされた刈草を破砕機1で破砕して、車上のホッパ3に
フレキシブルダクト2で空気輸送することにより、嵩張
る刈草をトラック等に積卸しすることなく、野積み現場
でコンパクトな圧縮成形物とし、固形燃料用などに有効
活用できるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、野積みされた刈
草を固形燃料用などに圧縮成形するための車載式圧縮成
形装置に関するものである。
草を固形燃料用などに圧縮成形するための車載式圧縮成
形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】河川
堤防等の除草作業で生じる大量の刈草は一旦野積みさ
れ、手配されたトラック等に、そのまま、またはごみ袋
等に入れて積み込まれ、ごみ焼却場等の廃棄物処理場に
運ばれている。
堤防等の除草作業で生じる大量の刈草は一旦野積みさ
れ、手配されたトラック等に、そのまま、またはごみ袋
等に入れて積み込まれ、ごみ焼却場等の廃棄物処理場に
運ばれている。
【0003】このため、嵩張る刈草のトラック等への積
卸しに手間がかかり、運送費用や廃棄物としての処理費
用も高くなるので、これらの大量の刈草を有効活用する
ことが望まれている。
卸しに手間がかかり、運送費用や廃棄物としての処理費
用も高くなるので、これらの大量の刈草を有効活用する
ことが望まれている。
【0004】刈草は可燃性であるので、都市ごみ等に含
まれる可燃性廃棄物から固形燃料用などの圧縮成形物を
製造する既存の工場設備を利用することが考えられる。
この既存の圧縮成形物製造設備は、図7に示すように、
都市ごみ等の廃棄物を破砕する破砕工程と、これらの破
砕物から磁性金属や不燃物を選別する選別工程と、選別
された可燃物を圧縮成形して固形燃料とする圧縮成形工
程とからなり、選別工程には磁力選別機や比重差選別機
等が用いられ、各工程間の搬送装置にはベルトコンベア
等が用いられている。
まれる可燃性廃棄物から固形燃料用などの圧縮成形物を
製造する既存の工場設備を利用することが考えられる。
この既存の圧縮成形物製造設備は、図7に示すように、
都市ごみ等の廃棄物を破砕する破砕工程と、これらの破
砕物から磁性金属や不燃物を選別する選別工程と、選別
された可燃物を圧縮成形して固形燃料とする圧縮成形工
程とからなり、選別工程には磁力選別機や比重差選別機
等が用いられ、各工程間の搬送装置にはベルトコンベア
等が用いられている。
【0005】このような圧縮成形物製造設備を利用すれ
ば、刈草を固形燃料などとして活用できるが、嵩張る刈
草のトラック等への積卸しの手間と運送費用の問題は解
決されない。
ば、刈草を固形燃料などとして活用できるが、嵩張る刈
草のトラック等への積卸しの手間と運送費用の問題は解
決されない。
【0006】そこで、この発明の課題は、野積み現場
で、嵩張る刈草を固形燃料用などにコンパクトに圧縮成
形することである。
で、嵩張る刈草を固形燃料用などにコンパクトに圧縮成
形することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の刈草の車載式圧縮成形装置は、野積み
された刈草を破砕して、その破砕物をフレキシブルダク
トにより空気輸送する送風機能を有する破砕機と、前記
フレキシブルダクトから空気輸送される破砕物が投入さ
れるホッパと、投入されたホッパ内の破砕物を下層側か
ら定量ずつ供給する定量供給機と、定量供給機から供給
された破砕物を圧縮成形する圧縮成形機とから成り、前
記ホッパ、定量供給機および圧縮成形機を、同じ1台の
車両に車載した構成を採用したものである。
めに、この発明の刈草の車載式圧縮成形装置は、野積み
された刈草を破砕して、その破砕物をフレキシブルダク
トにより空気輸送する送風機能を有する破砕機と、前記
フレキシブルダクトから空気輸送される破砕物が投入さ
れるホッパと、投入されたホッパ内の破砕物を下層側か
ら定量ずつ供給する定量供給機と、定量供給機から供給
された破砕物を圧縮成形する圧縮成形機とから成り、前
記ホッパ、定量供給機および圧縮成形機を、同じ1台の
車両に車載した構成を採用したものである。
【0008】すなわち、破砕物が投入されるホッパと、
ホッパ内の破砕物を下層側から定量ずつ供給する定量供
給機と、定量供給機から供給される破砕物を圧縮成形す
る圧縮成形機とを、同じ1台の車両に車載し、野積みさ
れた刈草を破砕機で破砕して、車上のホッパにフレキシ
ブルダクトで空気輸送することにより、嵩張る刈草をト
ラック等に積卸しすることなく、野積み現場でコンパク
トな圧縮成形物とし、固形燃料用などに有効活用できる
ようにした。
ホッパ内の破砕物を下層側から定量ずつ供給する定量供
給機と、定量供給機から供給される破砕物を圧縮成形す
る圧縮成形機とを、同じ1台の車両に車載し、野積みさ
れた刈草を破砕機で破砕して、車上のホッパにフレキシ
ブルダクトで空気輸送することにより、嵩張る刈草をト
ラック等に積卸しすることなく、野積み現場でコンパク
トな圧縮成形物とし、固形燃料用などに有効活用できる
ようにした。
【0009】前記ホッパに、前記フレキシブルダクトか
ら空気輸送される破砕物が衝突する衝突板と、この破砕
物を空気輸送する空気をフィルタリングして外部に排出
する排気口とを設けることにより、破砕された刈草を野
積み現場に散乱させることなく、ホッパ内に効率よく投
入することができる。衝突板は、空気輸送で舞い上がる
破砕物をホッパ内に落下させ、排気口の目詰まりを防止
する。
ら空気輸送される破砕物が衝突する衝突板と、この破砕
物を空気輸送する空気をフィルタリングして外部に排出
する排気口とを設けることにより、破砕された刈草を野
積み現場に散乱させることなく、ホッパ内に効率よく投
入することができる。衝突板は、空気輸送で舞い上がる
破砕物をホッパ内に落下させ、排気口の目詰まりを防止
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。図1に示すように、この
刈草の車載式圧縮成形装置は、野積みされた刈草を破砕
する破砕機1と、その破砕物を空気輸送するフレキシブ
ルダクト2と、フレキシブルダクト2から空気輸送され
る破砕物を投入するホッパ3と、ホッパ3内の破砕物を
下層側から定量ずつ供給する定量供給機4と、定量供給
機4から供給される破砕物を圧縮成形する圧縮成形機5
と、この圧縮成形物を搬送するスクレーパコンベア6
と、圧縮成形機5での圧縮が不十分な未成形物を圧縮成
形物と分別して搬送するベルトコンベア7とで基本的に
構成され、ホッパ3、定量供給機4、圧縮成形機5およ
び2つのコンベア6、7は同じ車両8に車載されてい
る。
の発明の実施形態を説明する。図1に示すように、この
刈草の車載式圧縮成形装置は、野積みされた刈草を破砕
する破砕機1と、その破砕物を空気輸送するフレキシブ
ルダクト2と、フレキシブルダクト2から空気輸送され
る破砕物を投入するホッパ3と、ホッパ3内の破砕物を
下層側から定量ずつ供給する定量供給機4と、定量供給
機4から供給される破砕物を圧縮成形する圧縮成形機5
と、この圧縮成形物を搬送するスクレーパコンベア6
と、圧縮成形機5での圧縮が不十分な未成形物を圧縮成
形物と分別して搬送するベルトコンベア7とで基本的に
構成され、ホッパ3、定量供給機4、圧縮成形機5およ
び2つのコンベア6、7は同じ車両8に車載されてい
る。
【0011】車両8には、ホッパ3内の破砕物を加湿す
るための水タンク9とポンプ10、および油圧ユニッ
ト、発電機、制御盤等の附帯設備11も車載され、野積
み現場に降ろして使用される破砕機1を収容するスペー
スも設けられている。
るための水タンク9とポンプ10、および油圧ユニッ
ト、発電機、制御盤等の附帯設備11も車載され、野積
み現場に降ろして使用される破砕機1を収容するスペー
スも設けられている。
【0012】前記破砕機1は、野積み現場を移動させる
キャスタ12が取り付けられ、破砕された刈草を空気輸
送するための送風機能を有しており、破砕機1が車両8
から遠い位置に移動したときや、曇天が続いたりして刈
草が乾燥不足で重いときに、空気輸送用の空気を補給す
る補助ブロワ13も付帯されている。なお、刈草は20
0〜300mm程度の長さのものが多く、これらが破砕
機1により20〜30mm程度の長さに切断される。ま
た、刈草の水分は除草直後には75%程度であるが、野
積みによる天日乾燥で10〜20%程度となっているこ
とが多い。
キャスタ12が取り付けられ、破砕された刈草を空気輸
送するための送風機能を有しており、破砕機1が車両8
から遠い位置に移動したときや、曇天が続いたりして刈
草が乾燥不足で重いときに、空気輸送用の空気を補給す
る補助ブロワ13も付帯されている。なお、刈草は20
0〜300mm程度の長さのものが多く、これらが破砕
機1により20〜30mm程度の長さに切断される。ま
た、刈草の水分は除草直後には75%程度であるが、野
積みによる天日乾燥で10〜20%程度となっているこ
とが多い。
【0013】図2に示すように、ホッパ3は、側壁上部
にフレキシブルダクト2の接続口14が設けられ、この
接続口14に対向する高さ位置に、接続口14から吹き
込まれる破砕物を衝突させてホッパ3内に落下させる、
下向きに傾斜した衝突板15が取り付けられている。ま
た、ホッパ3の天井には、接続口14から破砕物と一緒
に吹き込まれる空気を外部に排出する排気口16が設け
られ、排気口16には破砕物の外部への飛散を防止する
ためのメッシュのフィルタ17が取り付けられている。
にフレキシブルダクト2の接続口14が設けられ、この
接続口14に対向する高さ位置に、接続口14から吹き
込まれる破砕物を衝突させてホッパ3内に落下させる、
下向きに傾斜した衝突板15が取り付けられている。ま
た、ホッパ3の天井には、接続口14から破砕物と一緒
に吹き込まれる空気を外部に排出する排気口16が設け
られ、排気口16には破砕物の外部への飛散を防止する
ためのメッシュのフィルタ17が取り付けられている。
【0014】前記衝突板15は水平軸15aに回動可能
に取り付けられ、フィルタ17は着脱できるようになっ
ており、刈草が雨天続きで湿って重くなり、刈草を空気
輸送できないときには、フィルタ17を取り外して衝突
板15を垂直に回動することにより、可搬式のベルトコ
ンベアを用いて、天井の排気口16から刈草をホッパ3
内に投入できるようになっている。
に取り付けられ、フィルタ17は着脱できるようになっ
ており、刈草が雨天続きで湿って重くなり、刈草を空気
輸送できないときには、フィルタ17を取り外して衝突
板15を垂直に回動することにより、可搬式のベルトコ
ンベアを用いて、天井の排気口16から刈草をホッパ3
内に投入できるようになっている。
【0015】図2および図3に示すように、ホッパ3の
下部には前方に張り出す切り出し部18が設けられてお
り、定量供給機4は、この切り出し部18にフィードプ
レート19を進退させ、この進退方向と直交する面内で
フィードプレート19の上面から突出するように上下す
る複数のリフタ20により、ホッパ3の下層の破砕物を
切り出し部18の先端に設けられた排出溝21に定量ず
つ供給するものである。
下部には前方に張り出す切り出し部18が設けられてお
り、定量供給機4は、この切り出し部18にフィードプ
レート19を進退させ、この進退方向と直交する面内で
フィードプレート19の上面から突出するように上下す
る複数のリフタ20により、ホッパ3の下層の破砕物を
切り出し部18の先端に設けられた排出溝21に定量ず
つ供給するものである。
【0016】前記フィードプレート19の下面側には、
シリンダ22と連結されて往復動するロッド23が通さ
れ、このロッド23に各リフタ20の支持部材24が取
り付けられている。各支持部材24は、リフタ20の下
端に取り付けられたローラ25を案内して上下させる傾
斜溝26を設けたものである。
シリンダ22と連結されて往復動するロッド23が通さ
れ、このロッド23に各リフタ20の支持部材24が取
り付けられている。各支持部材24は、リフタ20の下
端に取り付けられたローラ25を案内して上下させる傾
斜溝26を設けたものである。
【0017】したがって、ロッド23がフィードプレー
ト19の前方向へ押し出されると、各ローラ25は傾斜
溝26に沿って上昇し、各リフタ20がフィードプレー
ト19の上面から突出する。ローラ25が傾斜溝26の
上端まで上昇してその溝端に係止されると、フィードプ
レート19が前方へ動き始め、その上面から突出した各
リフタ20により、ホッパ3の下層の破砕物を切り出し
部18へ切り出しながら、排出溝21の大半を覆う位置
まで前進する。
ト19の前方向へ押し出されると、各ローラ25は傾斜
溝26に沿って上昇し、各リフタ20がフィードプレー
ト19の上面から突出する。ローラ25が傾斜溝26の
上端まで上昇してその溝端に係止されると、フィードプ
レート19が前方へ動き始め、その上面から突出した各
リフタ20により、ホッパ3の下層の破砕物を切り出し
部18へ切り出しながら、排出溝21の大半を覆う位置
まで前進する。
【0018】こののち、ロッド23がフィードプレート
19の後方向へ引き戻され、各ローラ25が傾斜溝26
に沿って下降して、各リフタ20がフィードプレート1
9の上面から引っ込む。ローラ25が傾斜溝26の下端
まで下降してその溝端に係止されると、フィードプレー
ト19が後退を開始し、フィードプレート19上の先端
側でその支持を失った破砕物が排出溝21に落下する。
フィードプレート19が排出溝21の上方からの後退を
完了すると、再びロッド23が前方へ押し出され、上述
した破砕物の切り出しを繰り返す。
19の後方向へ引き戻され、各ローラ25が傾斜溝26
に沿って下降して、各リフタ20がフィードプレート1
9の上面から引っ込む。ローラ25が傾斜溝26の下端
まで下降してその溝端に係止されると、フィードプレー
ト19が後退を開始し、フィードプレート19上の先端
側でその支持を失った破砕物が排出溝21に落下する。
フィードプレート19が排出溝21の上方からの後退を
完了すると、再びロッド23が前方へ押し出され、上述
した破砕物の切り出しを繰り返す。
【0019】前記排出溝21の一端側には搬送筒27が
接続され、この搬送筒27と排出溝21とに通してスク
リュフィーダ28が設けられており、排出溝21に落下
した破砕物は、このスクリュフィーダ28により、搬送
筒27の先端側に設けられた圧縮成形機5の供給口29
に搬送される。
接続され、この搬送筒27と排出溝21とに通してスク
リュフィーダ28が設けられており、排出溝21に落下
した破砕物は、このスクリュフィーダ28により、搬送
筒27の先端側に設けられた圧縮成形機5の供給口29
に搬送される。
【0020】前記切り出し部18の入口の天井には供給
量調整板30が取り付けられている。この供給量調整板
30は、基端をピン30aで回動可能に軸支され、先端
側を調整ねじ30bで上下されるように係止されてお
り、切り出し部18への切り出し高さを調整する。
量調整板30が取り付けられている。この供給量調整板
30は、基端をピン30aで回動可能に軸支され、先端
側を調整ねじ30bで上下されるように係止されてお
り、切り出し部18への切り出し高さを調整する。
【0021】また、切り出し部18の排出溝21の上方
には、水タンク9からの水を噴射して破砕物を加湿する
スプレ31と攪拌機32も設けられている。このスプレ
31で破砕物の水分を20〜45%程度に調整すること
により、圧縮成形をスムーズに行うことができることを
確認している。なお、攪拌機32は破砕物の加湿を均等
化する役割の他に、塊状の破砕物を解砕して、スクリュ
フィーダ28での詰まりを防止する効果もある。
には、水タンク9からの水を噴射して破砕物を加湿する
スプレ31と攪拌機32も設けられている。このスプレ
31で破砕物の水分を20〜45%程度に調整すること
により、圧縮成形をスムーズに行うことができることを
確認している。なお、攪拌機32は破砕物の加湿を均等
化する役割の他に、塊状の破砕物を解砕して、スクリュ
フィーダ28での詰まりを防止する効果もある。
【0022】図4および図5に示すように、圧縮成形機
5は、一端側に供給口29が設けられたケーシング33
に2本のスクリュ34が平行に配置され、供給口29か
ら供給される破砕物をこれらのスクリュ34で圧縮し
て、他端側の排出端面に設けた複数のノズル35から棒
状に押し出し成形するものである。各ノズル35から押
し出される棒状の圧縮成形物は、ノズル35の出口に近
接して設けられたカッタ36により定尺に切断され、ス
クレーパコンベア6へ落下する。
5は、一端側に供給口29が設けられたケーシング33
に2本のスクリュ34が平行に配置され、供給口29か
ら供給される破砕物をこれらのスクリュ34で圧縮し
て、他端側の排出端面に設けた複数のノズル35から棒
状に押し出し成形するものである。各ノズル35から押
し出される棒状の圧縮成形物は、ノズル35の出口に近
接して設けられたカッタ36により定尺に切断され、ス
クレーパコンベア6へ落下する。
【0023】図4乃至図6に示すように、前記スクレー
パコンベア6とベルトコンベア7は、車両8の幅方向に
向けて上下に重ねて配置され、それぞれ移動用タイヤ3
7、38により、レール39、40に沿って車両8の幅
方向にスライドされるようになっている。これらの各コ
ンベア6、7は、車両8の走行時には、図中に二点鎖線
で示すように車幅以内に収納され、使用時に互いに反対
方向にスライドされて、それぞれの排出端側が車幅より
も突出されるようになっている。
パコンベア6とベルトコンベア7は、車両8の幅方向に
向けて上下に重ねて配置され、それぞれ移動用タイヤ3
7、38により、レール39、40に沿って車両8の幅
方向にスライドされるようになっている。これらの各コ
ンベア6、7は、車両8の走行時には、図中に二点鎖線
で示すように車幅以内に収納され、使用時に互いに反対
方向にスライドされて、それぞれの排出端側が車幅より
も突出されるようになっている。
【0024】前記スクレーパコンベア6のケーシング4
1は、一端側の供給口42の直下に未成形物用の排出口
43が設けられ、他端側に圧縮成形物の排出口44が設
けられている。圧縮成形物に混じって落下する細かい未
成形物は、排出口43に取り付けられたメッシュ45を
通り抜けて、そのまま下方のベルトコンベア7上へ落下
し、圧縮成形物のみが排出口44へ搬送されて、車両8
の横に置かれた製品ケース46に投入される。なお、ベ
ルトコンベア7上へ落下した未成形物は、その排出端か
ら車両8の反対側に置かれた未成形物ケース47に投入
され、ホッパ3に戻される。
1は、一端側の供給口42の直下に未成形物用の排出口
43が設けられ、他端側に圧縮成形物の排出口44が設
けられている。圧縮成形物に混じって落下する細かい未
成形物は、排出口43に取り付けられたメッシュ45を
通り抜けて、そのまま下方のベルトコンベア7上へ落下
し、圧縮成形物のみが排出口44へ搬送されて、車両8
の横に置かれた製品ケース46に投入される。なお、ベ
ルトコンベア7上へ落下した未成形物は、その排出端か
ら車両8の反対側に置かれた未成形物ケース47に投入
され、ホッパ3に戻される。
【0025】上述した実施形態では、固形燃料などとし
て使用される圧縮成形物を車台上で製造するようにした
が、さらに炭化炉を車載し、圧縮成形物を炭化して、炭
化物にしてもよい。炭化物にすれば、水質浄化剤、土質
改良剤、高カロリの固形燃料などとして用いることがで
き、その用途が拡大する。
て使用される圧縮成形物を車台上で製造するようにした
が、さらに炭化炉を車載し、圧縮成形物を炭化して、炭
化物にしてもよい。炭化物にすれば、水質浄化剤、土質
改良剤、高カロリの固形燃料などとして用いることがで
き、その用途が拡大する。
【0026】また、本発明に係る車載式圧縮成形装置
は、実施形態のホッパ、定量供給機および圧縮成形機に
限定されるものではなく、それぞれについて他の形式の
ものも採用することができる。
は、実施形態のホッパ、定量供給機および圧縮成形機に
限定されるものではなく、それぞれについて他の形式の
ものも採用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明の刈草の車載式
圧縮成形装置は、破砕物が投入されるホッパと、ホッパ
内の破砕物を下層側から定量ずつ供給する定量供給機
と、定量供給機から供給される破砕物を圧縮成形する圧
縮成形機とを、同じ1台の車両に車載し、野積みされた
刈草を破砕機で破砕して、車上のホッパにフレキシブル
ダクトで空気輸送するようにしたので、嵩張る刈草をト
ラック等に積卸しすることなく、野積み現場でコンパク
トな圧縮成形物とし、固形燃料用などに有効活用するこ
とができる。
圧縮成形装置は、破砕物が投入されるホッパと、ホッパ
内の破砕物を下層側から定量ずつ供給する定量供給機
と、定量供給機から供給される破砕物を圧縮成形する圧
縮成形機とを、同じ1台の車両に車載し、野積みされた
刈草を破砕機で破砕して、車上のホッパにフレキシブル
ダクトで空気輸送するようにしたので、嵩張る刈草をト
ラック等に積卸しすることなく、野積み現場でコンパク
トな圧縮成形物とし、固形燃料用などに有効活用するこ
とができる。
【0028】また、前記ホッパにフレキシブルダクトか
ら空気輸送される破砕物が衝突する衝突板と、この破砕
物を空気輸送する空気をフィルタリングして外部に排出
する排気口とを設けることにより、破砕された刈草を野
積み現場に散乱させることなく、ホッパ内に効率よく投
入することができる。
ら空気輸送される破砕物が衝突する衝突板と、この破砕
物を空気輸送する空気をフィルタリングして外部に排出
する排気口とを設けることにより、破砕された刈草を野
積み現場に散乱させることなく、ホッパ内に効率よく投
入することができる。
【図1】車載式圧縮成形装置の実施形態を示す正面図
【図2】図1のホッパと定量供給機を示す縦断面図
【図3】図2の一部切欠き平面断面図
【図4】図1の圧縮成形機とコンベアを示す縦断面図
【図5】図4の一部切欠き平面断面図
【図6】図5の側面断面図
【図7】従来の圧縮成形物製造設備の工程図
1 破砕機 2 フレキシブルダクト 3 ホッパ 4 定量供給機 5 圧縮成形機 6、7 コンベア 8 車両 9 水タンク 10 ポンプ 11 付帯設備 12 キャスタ 13 補助ブロワ 14 接続口 15 衝突板 15a 水平軸 16 排気口 17 フィルタ 18 切り出し部 19 フィードプレート 20 リフタ 21 排出溝 22 シリンダ 23 ロッド 24 支持部材 25 ローラ 26 傾斜溝 27 搬送筒 28 スクリュフィーダ 29 供給口 30 供給量調整板 30a ピン 30b 調整ねじ 31 スプレ 32 攪拌機 33 ケーシング 34 スクリュ 35 ノズル 36 カッタ 37、38 タイヤ 39、40 レール 41 ケーシング 42 供給口 43、44 排出口 45 メッシュ 46 製品ケース 47 未成形物ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 65/44 B65G 65/44 B C10L 5/44 ZAB C10L 5/44 ZAB // B09B 3/00 B09B 3/00 301Z 301 Z (72)発明者 橋本 勝 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 林 辰雄 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 3F075 AA08 BA01 BB01 CA04 CA09 CB16 CC03 CC05 CC06 CC09 CC15 4D004 AA50 AC07 BA03 CA03 CA04 CA14 CB13 CB15 CB42 CB45 CB46 CB47 4D067 EE07 EE17 GA20 GB05 4H015 AA01 AA12 AB01 BA01 BA06 BA13 BB05 BB10 CA03 CB01
Claims (2)
- 【請求項1】 野積みされた刈草を破砕して、その破砕
物をフレキシブルダクトにより空気輸送する送風機能を
有する破砕機と、前記フレキシブルダクトから空気輸送
される破砕物が投入されるホッパと、投入されたホッパ
内の破砕物を下層側から定量ずつ供給する定量供給機
と、定量供給機から供給された破砕物を圧縮成形する圧
縮成形機とから成り、前記ホッパ、定量供給機および圧
縮成形機を、同じ1台の車両に車載した刈草の車載式圧
縮成形装置。 - 【請求項2】 前記ホッパに、前記フレキシブルダクト
から空気輸送される破砕物が衝突する衝突板と、この破
砕物を空気輸送する空気をフィルタリングして外部に排
出する排気口とを設けた請求項1に記載の刈草の車載式
圧縮成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001048248A JP2002248372A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 刈草の車載式圧縮成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001048248A JP2002248372A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 刈草の車載式圧縮成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002248372A true JP2002248372A (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18909551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001048248A Pending JP2002248372A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 刈草の車載式圧縮成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002248372A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010530342A (ja) * | 2007-06-21 | 2010-09-09 | ピエレット、フィリップ | ばら荷の材料を取扱う装荷装置 |
JP2014133820A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Tromso Co Ltd | バイオマス原料処理車両 |
CN114145140A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-08 | 江苏福多美生物科技有限公司 | 高效农作物秸秆收集及运输设备 |
JP2023127796A (ja) * | 2022-03-02 | 2023-09-14 | 株式会社トロムソ | 固形燃料の製造装置、その製造装置が車台に搭載された被牽引車及び固形燃料の製造方法 |
-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001048248A patent/JP2002248372A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010530342A (ja) * | 2007-06-21 | 2010-09-09 | ピエレット、フィリップ | ばら荷の材料を取扱う装荷装置 |
JP2014133820A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Tromso Co Ltd | バイオマス原料処理車両 |
CN114145140A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-08 | 江苏福多美生物科技有限公司 | 高效农作物秸秆收集及运输设备 |
JP2023127796A (ja) * | 2022-03-02 | 2023-09-14 | 株式会社トロムソ | 固形燃料の製造装置、その製造装置が車台に搭載された被牽引車及び固形燃料の製造方法 |
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