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JP2002247296A - 白色ledアレーを光源に用いた画像読取装置および画像形成装置、記録媒体並びにプログラム - Google Patents

白色ledアレーを光源に用いた画像読取装置および画像形成装置、記録媒体並びにプログラム

Info

Publication number
JP2002247296A
JP2002247296A JP2001037194A JP2001037194A JP2002247296A JP 2002247296 A JP2002247296 A JP 2002247296A JP 2001037194 A JP2001037194 A JP 2001037194A JP 2001037194 A JP2001037194 A JP 2001037194A JP 2002247296 A JP2002247296 A JP 2002247296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
led
white led
led array
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001037194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Kamei
正文 亀井
Junichi Noguchi
淳市 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001037194A priority Critical patent/JP2002247296A/ja
Publication of JP2002247296A publication Critical patent/JP2002247296A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白色LEDアレーを用いることで原稿領域の
みを照射することを可能とし、高い分解能でかつ必要最
小限の電力で原稿の読み取りを可能にする。 【解決手段】 装置は、原稿を照射する光源として白色
LEDアレーを使用し、原稿サイズや用途に応じて白色
LEDアレーの点灯領域を設定するコントローラ、点灯
領域転送部、LEDのON,OFFと光量を可変にする
光源点灯制御部等を有する。白色LEDアレー群110
3、1104を複数列並列にかつ、平行に配置した各白
色LEDアレー群の間隔を、受光素子のライン間隔の定
数倍の間隔に設定する。その間隔を、原稿読取に要求さ
れる解像度の間隔に設定するとともに、隣接した白色L
EDアレー群の主走査方向の取り付け位置を半画素分ず
らして配置する。これにより同軸上に構成できない限界
分解能よりも高い分解能で発光LED素子を配列するこ
とができ、分割制御による省電力化も得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色LEDアレー
を原稿画像を読み取る光源に用いた画像読取装置および
画像形成装置、記録媒体並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、高速画像読取装置の光源とし
て、ハロゲンランプや蛍光灯、キセノン管と言った光源
を用いている。しかし、これら光源は、各々、光源の発
熱が大きい、消費電力が大きい、ランプ外形が大きく重
たい、高圧給電が必要、光量安定迄の時間がかかる等、
様々な問題点を含んでいる上に、放電管タイプや電熱線
タイプの光源であることから、部分発光制御が行えない
構成であった。
【0003】また、一般に、画像読取装置では、原稿を
オペレーターが原稿台ガラス上の所定の位置に置くか、
原稿給送装置(Document Feeder=DF)によって搬送
され、原稿全面を光源が照射し、光源により照射された
可視光が原稿により乱反射された光を受光する受光セン
サーを用いて原稿読取を行っている。また、原稿を押さ
える原稿圧板には、この可視光が正反射して受光センサ
ーに反射光が届かないように鏡面圧板が用いられる。こ
のように、乱反射光が受光センサーによって受光された
場所には、原稿が存在すると判定することができ、その
ため従来では受光センサーの出力値を基に原稿と原稿圧
板の区別が行われ、原稿の位置やサイズを検知してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像読取装置や画像形成装置における、原稿照射光源の
消費電力が占める割合は比較的高く、そのため原稿照射
光源の発熱を押さえ、不必要な電力消費を抑えることが
望まれている。上述のハロゲンランプや蛍光灯、キセノ
ン管は光源の一領域のみを点灯制御させることができ
ず、書籍のようなブック原稿や立体物を複写する際、原
稿圧板を開放した状態で複写をする場合には、強い原稿
照射光がオペレーターの目に入り、オペレーターの目の
健康を害することもある。また、近年のディジタル情報
処理技術の高速化に伴い、大量の画像情報を高速に取り
込むためにも、駆動負荷の軽量化は不可欠であると共
に、光源に給電される電圧も、より低い電圧での実現が
望ましい。
【0005】また、原稿台ガラス上に紙片といったごみ
が残っていたり、修正液が半渇きの原稿を置いてしまう
ことで原稿台ガラス上に修正液がついてしまうことで、
原稿を正しく読み取れなかったり、正確に原稿検知がで
きないことがあった。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、LEDアレー光学系を用いるこ
とによって、原稿外領域の無駄な照射を無くし、オペレ
ーターの目の健康を害すること無く、かつ消費電力の節
約を実現することが可能な画像読取装置および画像形成
装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、LEDアレ
ー光学系を用いることによって、原稿台ガラス上の紙片
といったごみを検知し、オペレーターにそのごみの位置
を知らせることができる画像読取装置および画像形成装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1の発明は、白色LED発光素子を1列
にアレー状に配列した白色LEDアレーを複数個1列に
繋げた白色LEDアレー群をさらに複数列並列にかつ平
行に配置した白色LEDアレーユニットと、原稿サイズ
又は用途に応じて前記白色LEDアレーユニットの各前
記白色LEDアレーの駆動領域を設定する駆動領域設定
手段と、前記駆動領域設定手段で設定された駆動領域に
基づいて前記白色LEDアレーユニットの前記白色LE
Dアレーの駆動領域を制御する制御信号を生成する部分
発光制御手段と、前記部分発光制御手段からの制御信号
に応じて前記白色LEDアレーの前記白色LED発光素
子を駆動する光源駆動手段と、前記光源駆動手段の駆動
により発光した前記白色LEDアレーユニットの前記白
色LEDアレーにより照射された原稿からの反射光を受
光して電気信号に変換する受光素子とを有し、前記白色
LEDアレー群を複数列並列にかつ、平行に配置された
各前記白色LEDアレー群の間隔を、前記受光素子のラ
イン間隔の定数倍の間隔に設定したことを特徴とする。
【0009】ここで、隣接した前記白色LEDアレー群
の間隔を、原稿読取に要求される解像度の間隔に設定す
るとともに、該隣接した白色LEDアレー群の主走査方
向の取り付け位置を半画素分ずらして配置したことを特
徴とすることができる。
【0010】また、前記白色LEDアレー群は、奇数列
の白色LED発光素子を連ねた奇数列白色LEDアレー
群と偶数列の白色LED発光素子を連ねた偶数列白色L
EDアレー群とからなり、該奇数列白色LEDアレー群
と該偶数列白色LEDアレー群とを個別に点灯制御する
ことで、前記白色LEDアレーユニットの発光量を調整
する発光量制御手段を有することを特徴とすることがで
きる。
【0011】また、前記白色LED発光素子の発光量を
調整するため、前記白色LED発光素子に流れる電流量
を制御する発光量制御手段を有することを特徴とするこ
とができる。
【0012】また、原稿のサイズを検知する原稿サイズ
検知手段を有し、前記駆動領域設定手段は該原稿サイズ
検知手段が検知した原稿サイズに応じて前記白色LED
アレーユニットの各前記白色LEDアレーの駆動領域を
設定することを特徴とすることができる。
【0013】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、白色LED発光素子を1列にアレー状に配置した白
色LEDアレーあるいは、該LEDアレーを複数個1列
につなげたLEDアレー群を有するLED光学系の走査
光により原稿台上の原稿を照射することで原稿画像を読
み取る画像読取装置において、前記LED光学系を移動
させる光源移動手段と、前記LEDアレーの各白色LE
D発光素子を個別に発光させるLEDアレー駆動手段
と、前記原稿が搭載された原稿台を前記LED光学系が
走査光を照射して得られる反射光を受光する受光素子
と、前記受光素子の出力に基づいて前記原稿台上におけ
る物体の位置を検知する検知手段と、前記検知手段の検
知結果に基づいて、前記光源移動手段により前記LED
光学系を原稿位置に移動し、前記LEDアレー駆動手段
により原稿位置のLED発光素子を点灯させる制御手段
とを有することを特徴とする。
【0014】ここで、前記検知手段の検知データから物
体のサイズを求め、該サイズと最小の原稿サイズを基に
予め定めた規定値とを比較して、該物体のサイズが該規
定値よりも大きいか等しい場合には原稿があると判定す
る判定手段を有し、前記制御手段は前記判定手段が原稿
があると判定した場合に、前記検知手段の検知結果に基
づいて、前記光源移動手段により前記LED光学系を原
稿位置に移動し、前記LEDアレー駆動手段により原稿
位置のLED発光素子を点灯させことを特徴とすること
ができる。
【0015】また、原稿読取前、または原稿読取後、ま
たは一定周期においてプレ原稿検知開始を指示する指示
手段と、該指示手段の指示に応じて前記光源移動手段に
より前記LED光学系を原稿走査開始位置に戻した後、
前記LEDアレー駆動手段により前記LED光学系のL
ED発光素子を点灯して前記検知手段の原稿検知を開始
される第2の制御手段と、前記判定手段が前記検知手段
の検知データを基に原稿があると判定した場合に「置き
忘れ原稿あり」の旨の報知を行う報知手段とを有するこ
とを特徴とすることができる。
【0016】また、前記判定手段は、前記検知手段から
検知データが出力された場合において、前記検知手段の
検知データから物体のサイズを求め、該サイズと最小の
原稿サイズを基に予め定めた規定値とを比較して、該物
体のサイズが該規定値よりも小さい場合にはごみがある
と判定し、前記報知手段は前記判定手段がごみがあると
判定した場合に「ごみあり」の旨の報知を行うことを特
徴とすることができる。
【0017】また、前記判定手段がごみがあると判定し
た場合に、前記制御手段は前記検知手段の検知結果に基
づいて前記光源移動手段により前記LED光学系を該ご
みの中心位置に移動し、前記LEDアレー駆動手段によ
り該ごみの中心位置の最近傍のLED発光素子を点灯さ
せることを特徴とすることができる。
【0018】また、前記LED光学系は、白色LED発
光素子を1列にアレー状に配列した白色LEDアレーを
複数個1列に繋げた白色LEDアレー群をさらに複数列
並列にかつ平行に配置した白色LEDアレーユニットを
有することを特徴とすることができる。
【0019】また、前記白色LEDアレーユニットは、
隣接した前記白色LEDアレー群の間隔を、原稿読取に
要求される解像度の間隔に設定するとともに、該隣接し
た白色LEDアレー群の主走査方向の取り付け位置を半
画素分ずらして配置したことを特徴とすることができ
る。
【0020】また、前記いずれかに記載の画像読取装置
を有する画像形成装置とすることができる。
【0021】上記目的を達成するため、請求項14の発
明は、白色LED発光素子を1列にアレー状に配置した
白色LEDアレーあるいは、該LEDアレーを複数個1
列につなげたLEDアレー群を有するLED光学系の走
査光により原稿台上の原稿を照射することで原稿画像を
読み取る装置の画像読取方法において、前記LED光学
系を移動させる光源移動ステップと、前記LEDアレー
の各白色LED発光素子を個別に発光させるLEDアレ
ー駆動ステップと、前記原稿が搭載された原稿台を前記
LED光学系が走査光を照射して得られる反射光を受光
素子で受光する受光ステップと、前記受光素子の出力に
基づいて前記原稿台上における物体の位置を検知する検
知ステップと、前記検知ステップでの検知結果に基づい
て、前記光源移動ステップで前記LED光学系を原稿位
置に移動し、前記LEDアレー駆動ステップで原稿位置
のLED発光素子を点灯させる制御ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項19の発
明は、白色LED発光素子を1列にアレー状に配置した
白色LEDアレーあるいは、該LEDアレーを複数個1
列につなげたLEDアレー群を有するLED光学系の走
査光により原稿台上の原稿を照射することで原稿画像を
読み取る装置をコンピュータにより制御するためのプロ
グラムを記録した記録媒体であって、該プログラムはコ
ンピュータに対し、前記LED光学系を移動させ、前記
LEDアレーの各白色LED発光素子を発光させ、前記
原稿が搭載された原稿台を前記LED光学系が走査光を
照射して得られる反射光を受光素子で受光させ、前記受
光素子の出力に基づいて前記原稿台上における物体の位
置を検知させ、該検知結果に基づいて、前記LED光学
系を原稿位置に移動し、原稿位置のLED発光素子を点
灯させることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項24の発
明は、白色LED発光素子を1列にアレー状に配置した
白色LEDアレーあるいは、該LEDアレーを複数個1
列につなげたLEDアレー群を有するLED光学系の走
査光により原稿台上の原稿を照射することで原稿画像を
読み取る装置をコンピュータにより制御するためのプロ
グラムであって、前記LED光学系を移動させる光源移
動ステップと、前記LEDアレーの各白色LED発光素
子を個別に発光させるLEDアレー駆動ステップと、前
記原稿が搭載された原稿台を前記LED光学系が走査光
を照射して得られる反射光を受光素子で受光する受光ス
テップと、前記受光素子の出力に基づいて前記原稿台上
における物体の位置を検知する検知ステップと、前記検
知ステップでの検知結果に基づいて、前記光源移動ステ
ップで前記LED光学系を原稿位置に移動し、前記LE
Dアレー駆動ステップで原稿位置のLED発光素子を点
灯させる制御ステップとを有することを特徴とする。
【0024】(作用)本発明の第1の態様では、白色L
ED発光素子をアレー状に構成した光源を利用し、構成
素子各々を独自に、または所定のブロック単位で制御可
能なドライブ構成を持ち、原稿サイズ設定手段及び、原
稿サイズ検出手段から選択・決定された原稿サイズの主
走査幅に相当する白色LED発光素子の点灯制御を行う
手段と、原稿反射光を読み取る光電変換手段、光源を含
む原稿照射ユニットを駆動制御する事によって原稿を走
査する手段によって構成され、これにより原稿外領域の
無駄な照射を無くし、オペレーターの目の健康を害する
こと無く、かつ消費電力の節約を実現する。
【0025】また、本発明の第1の態様では、各発光L
ED素子のセンターラインを、偶数列の発光LED素子
と奇数列の発光LED素子とで所定の幅分ずらして配置
することで、同軸上に構成できない限界分解能よりも高
い分解能で発光LED素子を配列することができ、また
偶数列と遇数列の分割制御による省電力化も得られる。
【0026】本発明の第2の態様では、原稿台上の原稿
を、LED発光素子を1列にアレー上に配置したチップ
あるいは、LEDアレーの複数個が1列につなげられた
構成を持つ光源と、前記LED光学系を移動させる手段
と、前記LEDアレーの各素子を各々発光させる手段
と、前記原稿が搭載された原稿台を前記LED光学系が
走査光を照射して得られる反射光を受光する受光素子
と、前記受光素子の出力に基づいて前記原稿台上におけ
る原稿の有無を検知する検知手段と、検知手段の結果に
基づいて、上記LED光学系を原稿位置に移動し、原稿
位置に相当するLEDを点灯させる制御手段と、を備え
ることで、原稿検知や原稿読み取り時に正確に読み取れ
ない原因となるごみなどを検知することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0028】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態における画像読取装置のLEDアレーの構成を
示す。105は原稿画像読取用のLEDアレーであり、
発光用LED(発光ダイオード)の画素配列がアレー状
に構成されていることを表している。このLEDアレー
105は、発光用LED素子を原稿照射領域内に均等
に、或いはアレー構造の両端部のみ構成密度を高くして
配置している。また通常、原稿主走査幅の最大幅は29
7mmであるが、光源が原稿を照射する際に、端部光量
が低下することが無いようにするため、LEDアレー1
05の光源長はその最大原稿幅よりも長めに設定され
る。
【0029】101はLEDアレー105から発せられ
た光を白色光に変換するための蛍光物質(例えば、蛍光
塗料)である。蛍光物質101によって、R(レッ
ド),G(グリーン),B(ブルー)の発光特性(残光
特性)は変化があるが、本構成では特に規定しない。後
述のように、LEDアレー105の各発光用LED素子
は基板(図示しない)上に3mm間隔で配置されてい
る。
【0030】120はLEDアレー制御部であって、個
々のLRDチップを点灯制御する。ここで、106は発
光用LED素子に流す電流値を設定するための抵抗であ
り、原稿読取系として必要となる光量に合った抵抗値が
選定される。108は個々の発光用LED素子の点灯制
御を行うスイッチ的な役割を果たすトランジスタであっ
て、AND回路110から出るLED発光制御信号に応
じて個別に発光用LED素子を点灯制御することが可能
である。107はシフトレジスタであり、103のシフ
トクロックに同期して、白色LEDアレー105の点灯
領域を制御する領域信号(データ)102を転送する。
詳細な説明は後述するが、原稿サイズに応じてこの領域
信号102の点灯領域を変えることで、原稿外の領域の
LEDを点灯する必要がなく、読取動作の低消費電力化
に貢献できる。
【0031】各々のシフトレジスタ107の出力と、白
色LEDアレーのON/OFFを制御するための制御信
号(イネーブル信号)104とを入力とするAND回路
110の出力が、LEDアレー105の発光用LED素
子を点灯制御する。即ち、点灯データシフトレジスタ1
07で各々の発光用LED素子のデータをセットした場
合でも、制御信号104がONされない状態(ディスイ
ネーブル(論理L)の状態)では、白色LED光源10
5は点灯することができない。109はシフトレジスタ
107のクリア端子の供給されるクリア信号であり、
“H(ハイ)”レベルでは状態保持であるが、“L(ロ
ー)”状態でシフトレジスタ107の状態を全て“L”
レベルにクリアする。尚、信号102〜104および1
09は後述の図6のコントローラ602からの制御信号
である。
【0032】図2の(A)は図1のシフトレジスタ10
7の部分を抜き出したものであり、図2の(B)はその
シフトレジスタ107によるデータセットの状況を示
す。clr-signalは図1の109のクリア信号に相当する
信号であり、図2の(B)に示すように、clr-signalが
“H”の状態では、SHIFT-CLK(シフトクロック)に同
期して、点灯領域を示すdata(領域信号)が、Q1,Q
2,Q3,Q4,Q5,Q6,Q7,Q8,・・・・・
と順次転送されて、個々のLED素子の状態制御信号と
して用いられる。
【0033】図3に一般的に用いられる原稿サイズを示
している。図3の(B)のテーブルからも明らかなよう
に、定形サイズの原稿を用いた場合には、各原稿の主走
査幅の差の最小サイズは6mm(216mmと210m
mの差)となる。このことから、この原稿サイズの違い
によって点灯制御を行うために発光用LED素子をほぼ
6mm単位で切り替え可能であり、かつ、原稿照射領域
に均一な光を照射可能な間隔でLED素子を配置するこ
とで発光用LED素子の数を最適化した光源を作成する
ことが可能であるということが分かる。さらに、本実施
形態では、光源の点灯領域を原稿幅により近づけるため
に、上記の6mmの半分である3mmをLED配列間隔
として設定してLEDアレーを構成している。
【0034】次に、画像読取装置(スキャナー)や画像
形成装置(複写機やファクシミリ等)の実機上に、上記
の白色LEDアレーがセットされた状態を図4に示す。
401はCCD等の光電変換素子を含む光学ユニット、
402は図1の105に相当する白色LEDアレー、4
03,404はミラー台ユニット、405は原稿台ガラ
ス、406は画像原稿である。CCD等の光電変換素子
を含む光学ユニット401は、原稿台ガラス405上に
セットされた画像原稿406を照射する白色LEDアレ
ー402の原稿照射光の反射光をミラー台ユニット40
3,404を介して読み込む。図4の(A)に示すよう
に、白色LEDアレー402は原稿主走査幅を点灯す
る。
【0035】上述したように、市場で用いられる主な用
紙サイズは図3に示す通りであり、3mm間隔でLED
素子を配置するものとすれば、白色LEDアレー402
の全長を330mmとした場合、110個のLED素子
で構成されることになる。この構成において、更に、主
走査幅毎に点灯LED素子の個数を出すと、以下の様に
なる。 139.5 mm 47個 148.5 mm 50個 182 mm 61個 210 mm 70個 216 mm 72個 257 mm 86個 279.4 mm 94個 297 mm 99個
【0036】この様に、原稿サイズによって原稿を照射
すべきLED素子の個数は異なっている。
【0037】このLED点灯の際のデータセットを図5
に示す。図5の(A)は実機上の白色LEDアレー40
2の点灯状態を示し、505は点灯データ制御部、40
6は画像原稿、405は原稿台ガラス、402は白色L
EDアレーである。図5の(B)はシフトレジスタ50
5の構成例を示している。
【0038】図5の(A)の504は白色LEDアレー
402が全領域点灯している状態を示しており、図5の
(B)の509,510がその際のシフトレジスタの状
態を示している。ここで、509と510の違いはシフ
トレジスタが1段で構成されているか、2段で構成され
ているかの違いである。通常、ディフォルト状態ではシ
フトレジスタ上に、全てのLEDが点灯可能なようにデ
ータがセットされている。
【0039】この状態で、原稿サイズ検知部(後述の図
17、図20に示す認識部1704を参照)によって検
出された原稿台ガラス405上の原稿406の主走査幅
に合った幅のLED素子のみを白色LEDアレー402
で点灯させるべく、点灯データ制御部505によってシ
フトレジスタに、白色RELアレー402の該当点灯領
域に対応する点灯データがセットされる。
【0040】図5の(B)のシフトレジスタの構成は、
509がシングルラインのシフトレジスタであり、この
構成ではディホルト状態で、白色LEDアレー402に
設定した全領域点灯データを、原稿サイズに合わせてシ
フトすることによって実現している。この為、一度設定
した原稿サイズに対して、二回目に使用する際に判別し
た原稿サイズが大きい場合には、一度シフトレジスタ内
部のデータをクリアした後に、必要なLEDの個数だ
け、或いは全LED分の点灯データをセットした後に、
原稿突き当て位置、図5の→印からの(必要個数+α)
分の点灯領域がセットされるようにデータシフトを行っ
ている。
【0041】同様に、510はシフトレジスタを2ライ
ン分接続した例である。即ち、ループ状にシフトレジス
タが構成されており、1ライン分のデータは、510−
aに示す様に全て点灯状態、残りの1ライン分は、51
0−bに示す様に全て消灯状態のデータが設定されてい
る。因みに、501の様なLED点灯状態を設定した場
合には、データシフトレジスタは511に示す様な状態
になっている。従って、この場合は、二回目に使用する
際に判別した原稿サイズが大きい場合でも、509のシ
ングルラインのシフトレジスタのようなシフトレジスタ
内部のデータをクリアする等の処理の必要はない。また
この場合のデータシフトレジスタのデータ転送状態は前
述の図2の(B)に示すとおりである。
【0042】次に、上記白色LEDアレーを原稿照明光
源に用いた本発明の画像読取装置または画像形成装置
(以下、画像形成装置等と称する)の構成例を図6に示
す。601は画像形成装置等の操作パネルやパーソナル
コンピューター等の操作画面に相当する。602は本装
置の各々の機能を制御するコントローラであり、操作パ
ネルやパーソナルコンピューター等との通信によって、
装置の起動、停止、動作モードの設定をコントロールし
ている。
【0043】603は圧板・DF開閉検出部であり、画
像形成装置等に搭載されている原稿押さえ手段(後述の
図16の1602を参照)が開状態であるのか、閉状態
であるのかを検出している。原稿サイズを検出するタイ
ミングは通常2通り存在している。その一つ目は、操作
パネル601から原稿読み取りスタートを要求した場合
に、コントローラ602は原稿サイズ検出部604に検
出制御信号を送出して、原稿サイズ検出部604の検出
データを基に原稿サイズを検出する。その二つ目は、圧
板・DF開閉検出部603の検出信号を基にして画像形
成装置等の圧板を開閉する際の、圧板の閉じかけ状態を
起点に、圧板が閉じられるまでの間の原稿サイズ検出部
604の検出データの変化をコントローラ602がモニ
タして、原稿サイズを検出する。
【0044】このように、原稿サイズ検出部604の検
出データを基に、コントローラ602上で原稿の用紙サ
イズが確定される。原稿サイズが解れば、点灯すべきL
ED素子の個数が決定され、点灯領域にデータがセット
されるように光源点灯領域データ転送部605によって
データシフト動作が行われる。
【0045】前述のように、本構成では、白色LEDア
レーを構成するLED素子の総数を110個としている
ので、仮に全データを転送し直した場合でも、転送レー
トを10MHzとした場合は、11μsec (=0.1μ
sec ×110)の転送時間でそのデータ転送が完了す
る。これを、一般的に用いられる定形サイズの原稿サイ
ズに当てはめた場合、例えばA4サイズでは、このA4
サイズで必要なLED個数の99個になるように11個
分(=110−99)のデータ転送が必要になる。これ
に掛かる時間は、上記の説明から、1.1μsec で完了
する。
【0046】606は光源(白色LEDアレー)の点
灯、即ち光源のON,OFFを制御する光源点灯制御部
である。本実施形態では、光源点灯制御部606を通じ
て図1の制御信号104に“H”レベルを出力すること
でランプ(LED)が点灯する構成をとっている。この
“H”レベル,“L”レベルの信号は、コントローラ6
02上のCPUポート(後述の図17の1706を参
照)を用いて制御するものとする。
【0047】607は白色LEDアレーを含んだミラー
台ユニットを副走査方向へ駆動制御するモータ制御部で
ある。608は画像処理部であり、図4の光学ユニット
401で光電変換された原稿画像のビデオデータを処理
・補正(シェーディング補正等の画素レベルのばらつき
補正等)して記憶装置(図示しない)に格納する。
【0048】上記の光源点灯制御部606が備える、白
色LEDアレーの光量を調整する機能のひとつとして、
高周波点灯による点灯制御方式は好適であり、その高周
波点灯制御の構成例を図7、図8を用いて説明する。
尚、光源(白色LEDアレー)の高周波点灯制御は、読
み取り素子(図4の光学ユニット401を構成するCC
D)と同期を取らないと出力画像のちらつきにつながる
ので、本発明では、画像読み取り時にLEDを点灯させ
た状態で保持する方法、および水平同期信号(HSYN
C)に高周波点灯を同期させる方法の2方法で実現する
ものとする。
【0049】図7において、701のHSYNCは、原
稿を読み取る水平同期信号である。702のLAMP1
は原稿読み取り時に常にLEDを点灯している状態を示
しており、703のLAMP2は、水平同期信号の周期
内で点灯時間を可変させた例を示している。一般的に、
原稿画像の読み取りに使用されるCCDは蓄積時間内に
受光した光量の積分値で画素毎の読み取りレベルを得る
ものであり、一方、CCDの読み取りに用いる光源(L
ED)は点灯時間の調整で光量調整が可能である。
【0050】同様に、704のLAMP3は、703の
LAMP2での点灯時間調整と異なって、水平同期時間
のセンターを基準に点灯時間を調整している例を示して
おり、中央調整波形のものである。この中央調整波形を
用いるメリットは、中央調整波形を用いることにより、
白色LEDアレーで用いる蛍光塗料の残光特性等、発光
色特有の違いを吸収することができる点である。
【0051】705はLEDの点灯時間と照度の関係を
厳密ではないが、簡単なグラフに当てはめたものであ
る。すなわち、水平同期信号の周期内において、LED
の点灯時間が長ければ長いほど原稿への照度は高くなる
と考えられる。
【0052】図8は図7で説明した高周波点灯を行う回
路の構成例を示す。この回路はPWM(パルス幅変調)
を用いた手法でも構成できるが、本実施形態ではカウン
タとコンパレータを用いた例で構成した。図8におい
て、801はHSYNC(水平同期信号)805の周期
内で動作する段数で構成されたカウンタである。カウン
タ801は、HSYNC805によってリセットされ、
入力クロック(CLK)806によってカウントアップ
される。802,803はカウンタ801のカウント値
を比較するコンパレータであり、高周波点灯を行う際の
LEDのON,OFFを行うタイミングを、コントロー
ラからの設定(比較データセット)808に沿って信号
出力している。このコンパレータ802,803から出
力するエッジ信号を基にして、J−Kフリップフロップ
804により、点灯制御信号807、即ち、図7の70
3,704の点灯制御信号を生成し、LEDの点灯制御
を可能にしている。
【0053】次に、図9のフローチャートを参照して、
本発明の一実施形態における上述した一連の動作を説明
する。
【0054】ステップ901の操作開始は、原稿を読み
取る際のオペレータの作業開始を意味する。次のステッ
プ902では原稿給送装置の搭載の有無を検出するが、
通常は原稿読取装置と原稿給送装置の間で通信を行って
いるので、オペレータの操作に関わらず原稿給送装置の
搭載の有無が判別される。ステップ902で、原稿給送
装置が搭載されていると判別した場合には、ステップ9
03で原稿がセットされているか否かを判別する。原稿
のセット方法は2種類あり、原稿給送装置の原稿トレー
上に原稿を積載する場合と、原稿給送装置を圧板と同様
に開閉操作して、原稿台ガラス上に原稿を直接セットす
る場合とに分かれる。ステップ903で原稿がセットさ
れていると判別した場合は、ステップ904で原稿幅を
検出する。
【0055】ステップ904での原稿幅の検出方法は以
下の通りである。原稿給送装置(図示しない)には原稿
ガイド(原稿を揃える為の可変原稿幅ガイド)が備えら
れており、通常はこの原稿ガイドの設定位置で原稿幅が
検出される。また、原稿給送装置の原稿積載部から原稿
台ガラス上に給送する給送経路に旗切りセンサーや光学
センサーを設置し、これらセンサにより原稿先端から原
稿終端までの長さを検出することで、原稿の長手方向
(副走査方向)の長さを検出している。
【0056】ステップ904で原稿幅が確定すると、図
5で示したようなデータ転送手法を用いてステップ90
9において光源点灯領域データセットを行い、ステップ
910で白色LEDアレーの点灯制御を行う。
【0057】しかし、原稿給送装置が搭載されていて
も、ステップ903で原稿がセットされていないと判別
した場合には、ステップ906で原稿給送装置の開閉動
作の検出を行う。この時、オペレータが原稿給送装置上
に原稿をセットしないで、原稿給送装置を上に開けて、
直接原稿台ガラス上に原稿をセットした場合には、オペ
レータが再び原稿給送装置を閉じる時に、ステップ90
8で原稿サイズ検出が開始され、原稿サイズ検知センサ
ー(図示しない)を用いて原稿サイズを検出する。すな
わち、図6の回路構成では、コントローラ602が、圧
板・DF開閉検出部603による原稿給送装置の閉じ開
始状態の検出に応じて原稿サイズ検出部604へ制御信
号を送って原稿サイズ検出を開始させ、原稿サイズ検出
部604の出力信号の変化をモニタすることで、原稿サ
イズを検出する。ステップ908で原稿幅が確定する
と、図5で示したようなデータ転送手法を用いてステッ
プ909において光源点灯領域データセットを行い、ス
テップ910で白色LEDアレーの点灯制御を行う。
【0058】また、ステップ906で原稿給送装置の開
閉を検出されなかった場合には、ステップ907のコピ
ーボタン(複写開始ボタン)待ち状態になる。コピーボ
タンが押されなければ、ステップ905の圧板の開閉検
知フローに戻り、圧板の開閉動作またはコピーボタンが
押されるまでの間、ステップ907とステップ905の
ループを繰り返し、コントローラで設定した所定時間の
間待機状態に入る。圧板の開閉動作またはコピーボタン
が押されれば、ステップ908で原稿サイズの検出を行
う。ステップ908で原稿幅が確定すると、図5で示し
たようなデータ転送手法を用いてステップ909におい
て光源点灯領域データセットを行い、ステップ910で
白色LEDアレーの点灯制御を行う。
【0059】一方、原稿給送装置が装着されていない場
合には、ステップ905の圧板開閉検出フローから動作
がスタートし、圧板の開閉動作またはコピーボタンが押
されるまでの間、ステップ907とステップ905のル
ープを繰り返し、コントローラで設定した所定時間の間
待機状態に入る。圧板の開閉動作またはコピーボタンが
押されれば、ステップ908の原稿サイズ検出を行う。
ステップ908で原稿幅が確定すると、図5で示したよ
うなデータ転送手法を用いてステップ909において光
源点灯領域データセットを行い、ステップ910で白色
LEDアレーの点灯制御を行う。
【0060】白色LEDアレーを用いた原稿照射光源の
本発明の基本構成と制御方法の一例について説明した。
同様に、本発明の他の基本構成の例についても簡単に説
明する。
【0061】図2は図1の構成で白色LEDアレーの点
灯制御部を変更したものである。この回路では、全ての
発光LEDの点灯スイッチとして、1010のスイッチ
トランジスタで発光LEDの点灯を一括制御している。
101〜109迄は、図1の101〜109迄と同様で
ある。図2の構成のメリットは、構成部品点数が少ない
ことが挙げられるが、機能的には同じ動作が可能であ
る。
【0062】図11、図12に、本発明の第1の実施形
態を代表する千鳥状に発光LED素子を配置した白色L
EDアレーを示す。この白色LEDアレーは、発光LE
D素子を高密度実装する際に、データシフトレジスタ、
及び個々の発光LED素子の点灯制御回路を偶数列と奇
数列に分けて構成したものであり、各発光LED素子の
センターラインを、偶数列の発光LED素子1104と
奇数列の発光LED素子1103とで所定の幅分ずらし
て配置することによって、同軸上に構成できない限界分
解能よりも高い分解能で発光LED素子を配列する構成
のものである。その為、1101、1102のラインで
示しているように、各々の制御回路は偶数列と奇数列と
で各々別々の側面にライン状に構成される。
【0063】図11は特に高密度実装を意識した構成の
ものである。図11に示す様な構成を持たせれば、分解
能が2倍の発光LEDアレーを構成することが可能であ
る。これに対し、図12が高密度化と言うよりは、偶数
列と奇数列の分割制御による省電力化を意識した構成の
ものである。
【0064】更に、図11の1105は白色LEDアレ
ーブロックを示している。図11は白色LEDアレーブ
ロック1105を複数個並べることによって、より長い
白色LEDアレーを構成できる例を示したものである。
この白色LEDアレーブロック1105のLEDアレー
制御部の回路構成例を、図13及び図14に示す。図1
3及び図14の基本構成は図1と同様であり、同一構成
要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略す
る。
【0065】図13の1301,1302は発光LED
の点灯制御線を示している。図13の回路では、明確に
偶数列と奇数列を分断することはしていないが、点灯制
御線1301,1302を介して、偶数列と奇数列を別
々に点灯制御可能な構成をとっており、例えば、光量が
少なくてよい場合等は、点灯制御線1302をHレベル
にして偶数列の発光LEDだけを点灯制御するような使
い方ができる。
【0066】図14の回路では、データシフトレジスタ
107に対し、奇数列用のデータライン102、偶数列
用のデータライン1401を個別に形成し、シフトクロ
ック103、及びクリア信号109を共通化した構成を
とっている。また、点灯制御線も奇数ライン用の140
2、偶数ライン用の1403で構成される。
【0067】1402と1403の点灯制御線の扱いで
あるが、図11に示したような千鳥配列により高密度実
装が施され、光量に余裕がある場合には、1402,1
403の点灯制御線をトグル制御することによって、消
費電力を半減させて使用することも可能であるし、14
02と1403の点灯制御線を共通化することによって
制御線を減らすことも可能である。なお、図14の10
1〜110は、図1の101〜110と同様の構成のも
のである。
【0068】(第1の実施形態の変形例)今までの説明
の中で、光量調整機構として高周波点灯によって調整す
る手法について説明したが、図15に高周波点灯を用い
ないでLEDアレーの光量を調整する調整方法による回
路構成を示す。図15において、図1の回路と異なる部
分は、1501のD/Aコンバータと、1502の電位
放電スイッチであるトランジスタとがアース線に接続さ
れている点である。この構成において、トランジスタ1
502がONされた状態は、発光LEDがMAX点灯
(最大光量での点灯)する状態である。それに対して、
トランジスタ1502をOFFした状態で、D/Aコン
バータ1501を調整して、電位を上げていくことによ
って、発光LEDに流れる電流量が減少するので、LE
Dアレーの光量を調整することができる。
【0069】[(Vcc−D/Aの設定値)÷抵抗10
6の抵抗値]このような手法によって原稿走査時の光量
を調整することも可能である。
【0070】尚、今までに説明した中で、特に記載はし
ていないが、白色LEDアレーの点灯制御において、操
作パネル601から全LEDを点灯制御して原稿読み取
りを行うことも可能である。これは、不定形サイズの原
稿や立体物原稿等、一部の原稿で正確なサイズ検出がで
きない対象物に対応するためである。
【0071】また、原稿走査時の消灯タイミングについ
ては、上記説明では特に記載しなかったが、上述の原稿
サイズ検出時に副走査サイズも検出可能であり、光源
(白色LEDアレー)を含むミラー台ユニットの走査速
度と水平同期信号(HSYNC)のタイミングから、上
記検出した副走査サイズに対応するHSYNCのカウン
ト数を求め、コントローラ内部で、そのカウント数に到
達した後に白色LEDアレーの消灯制御を行うことで光
源の消灯を実行している。
【0072】(第2の実施形態)図16は本発明の第2
実施形態における画像読取装置(または画像形成装置)
の配置構成を示す。1601は画像読取装置の全体を示
し、1602は原稿圧板である。原稿圧板1602で覆
われた原稿台ガラス1603上の原稿1604が、白色
LEDアレー105の光により照射される。原稿160
4からの反射光はミラー1606,1607に導かれ、
レンズ1608によりラインセンサ(以下CCD)16
10上に像を結ぶ。レンズ1608には遠赤外カットフ
ィルタ1631が設けられている。
【0073】CCD1610は原稿1604からの光情
報を読み取り、読み取ったデータを信号処理部1609
に送る。
【0074】なお、白色LEDアレー105およびミラ
ー1606は速度vで、ミラー1607は1/2vでラ
インセンサ1610の電気的走査方向(以下、主走査方
向)に対して垂直方向(以下、副走査方向)に機械的に
動くことにより、原稿全面を走査する。1630は光セ
ンサで、フラグ板1629と共に画像先端信号VTOP
を作り出す。
【0075】上記白色LEDアレーとその制御部の回路
構成は、本発明の第1の実施形態の図1(または図1
0、図13、図14、図15のいずれか)と同様である
ので、その詳細説明は省略する。
【0076】また、本発明の第1の実施形態と同様に、
白色LEDアレー105は、発光LEDの画素配列がア
レー状に構成されており、原稿照射領域内に均等に、あ
るいはアレー構造の両端部のみ構成密度を高くして発光
LEDを配置している。また、光源の白色LEDアレー
105が原稿を照射する際に、端部光量が低下すること
が無いようにするために、白色LEDアレー105の光
源長が原稿の主走査幅の最大値よりは長めに設定され
る。また、原稿サイズに応じて領域信号の点灯領域を変
えることで、原稿外の領域のLEDを点灯する必要がな
く、読取動作の低消費電力化に貢献できるように構成さ
れている。
【0077】図17は、図16の画像読取装置1601
の信号処理部1609の回路構成例を示す。図17にお
いて、1701はクロック発生部であり、1画素単位の
クロックを発生する。1702の主走査アドレスカウン
タはアップカウンタであり、クロックを計数し、1ライ
ンの画素アドレス出力を生成する。1703はデコーダ
であり、主走査アドレスカウンタ1702からの主走査
アドレスをデコードして、シフトパルスやリセットパル
ス等のライン単位のCCD駆動信号や、CCD1610
からの1ライン読み取り信号中の有効領域を表すVE信
号や、ライン同期信号HSYNCを生成する。主走査ア
ドレスカウンタ1702はHSYNC信号でクリアさ
れ、次のラインの主走査アドレスの計数を開始する。
【0078】1704は認識部であり、本発明の特徴と
する後述の原稿検知やごみ検知を行う。CCD1610
から出力信号は画像信号処理部1705でゲイン調整、
オフセット調整、A/D変換、シェーディング補正とい
った処理を施し、認識部1704に送られる。1706
はCPU(中央演算処理ユニット)であり、モータドラ
イバ1708を介して原稿読み取り光学系のモータ17
07の制御や、LEDアレー制御部120を介してLE
Dアレー105の点灯制御等のシーケンス制御を行い、
副走査方向の画素区間信号VSYNCを発生する。ま
た、CPU1706は図1の信号102〜104および
信号109を供給する。
【0079】1710は副走査アドレスカウンタであっ
て、副走査方向の画素区間信号VSYNCをクリア信号
としてライン同期信号HSYNCをカウントし、そのカ
ウント値を副走査アドレスとして認識部1704へ供給
する。また、主走査アドレスカウンタ1702からの主
走査アドレスも認識部1704へ供給される。
【0080】図18に図17に示す各制御信号のタイミ
ングを示す。VSYNC信号は、副走査方向の画像有効
区間信号であり、“1”の区間において、原稿検知およ
び画像読み取り(スキャン)の出力信号を形成する。V
Eは主走査方向の画像有効区間信号であり、“1”の区
間において主走査開始位置のタイミングをとる。HSY
NC信号は原稿を読み取る水平同期信号としてのライン
同期信号である。CLOCK信号は画素同期信号であ
り、“0”→“1”の立ち上がりタイミングで画像デー
タを転送する。
【0081】次に、図19を用いて原稿台ガラス上の原
稿の検知手法について説明する。図19は、画像読取装
置の原稿台ガラス1603上に原稿1604が置かれて
いる状態を示す。原稿ガラス1603上の基本座標SP
(図中の左上隅位置)から主走査方向をX、副走査方向
をYとする。この時、副走査方向で最も基本座標SPに
近い原稿の座標を(X1,Y1)、主走査方向で最も基
本座標SPに近い原稿の座標を(X2,Y2)、主走査
方向で最も基本座標SPから遠い原稿の座標を(X3,
Y3)、副走査方向で最も基本座標SPから遠い原稿の
座標を(X4,Y4)とする。
【0082】この4点の座標を白色LEDアレー105
を前走査して検出する。すなわち、CCD1610、画
像信号処理部1705を介して得られた原稿読取信号を
基に認識部1704でその4点の座標を検出する。CP
U1706はその4点の座標により原稿の大きさや原稿
台ガラス上の位置を判別することが可能となる。
【0083】図20に上記4点の座標を検出する認識部
1704の論理回路の構成例を示す。白色LEDアレー
105の前走査において、画像信号処理部1705から
原稿読取信号が認識部1704のコンパレータ2007
に供給される。この原稿読取信号は、コンパレータ20
07で所定のスライスレベルと大小比較されることで2
値化される。2値化された原稿読取信号がシフト・レジ
スタ2001で、連続する8画素分の原稿の有無情報を
そろえ、その連続する8画素すべてが“原稿有り”を表
わしているかどうかをANDゲート2002によって検
出する。
【0084】ANDゲート2002は8画素のすべてが
原稿有り”を表わしている原稿読取信号か否かのチェッ
クを行い、その結果がYes(肯定判定)ならば信号ラ
インの信号2003に“1”、No(否定判定)ならば
信号ラインの信号2003に“0”を出力する。信号2
003はF/F(フリップフロップ回路)2004に入
力する。
【0085】このF/F2004は原稿走査開始前にリ
セットしておき、原稿走査開始後、8画素すべて原稿読
取信号が現れたとき、ANDゲート2002の出力が
“1”となり、F/F2004がセットされる。F/F
2004の出力が“0”から“1”に変わるタイミング
でラッチ2005にその時の主走査アドレスカウンタ1
702(または専用カウンタ)の値(主走査アドレス)
がロードされる。すなわち、初めて検出された原稿台1
603上の原稿1604の座標がラッチ2005に記録
される。これがX1座標値になる。また、ラッチ200
6にその時の副走査アドレスカウンタ1710(または
専用カウンタ)の値(副走査アドレス)がロードされ
る。これがY1座標値になる。したがって、P1(X
1,Y1)が決まる。
【0086】また、ANDゲート2002から信号20
03に“1”が出力する度に、主走査アドレスカウンタ
1702からの値(主走査アドレス)と、ラッチ201
5(これはVSYNCで“0”にされている)のデータ
とがコンパレータ2016で大小比較される。もし、主
走査アドレスカウンタ1702のデータの方が大なら
ば、ANDゲート回路2017がラッチ2015をセッ
トするので、主走査アドレスカウンタ1702のデータ
(主走査アドレス)がラッチ2015にロードされる。
また、このとき副走査アドレスカウンタ1710の値が
ラッチ2018にロードされる。この動作は次の8画素
がシフトレジスタ2001に入るまでに処理される。こ
の様に主走査アドレスカウンタ1702とラッチ201
5のデータ比較を全画像領域について行えば、ラッチ2
015には原稿領域X方向の最大値が残り、このときの
Y方向の座標がラッチ2018に残ることになる。これ
がP3(X3,Y3)である。
【0087】同様に、ANDゲート2002から信号2
003に“1”が出力する度に、主走査アドレスカウン
タ1702からの値とラッチ2010(これはVSYN
Cで主走査方向の最大値がセットされている)の値とが
コンパレータ2009により大小比較される。もし、ラ
ッチ2010の値の方が主走査アドレスカウンタ170
2の値よりも大きいか、または等しいならばゲート回路
2008がラッチ2010をセットするので、主走査ア
ドレスカウンタ1702の値がラッチ2010にロード
される。この動作はHSYNC−HSYNC間で行われ
る。以上の比較動作を全画像領域について行うと、ラッ
チ2010には原稿座標のX方向の最小値が残ることに
なる。これがX2である。また、このとき、副走査アド
レスカウンタ1710からの値がラッチ2010にロー
ドされる。これがY2になる。したがってP2(X2,
Y2)求まる。
【0088】また、ラッチ2019とラッチ2020は
全画像領域において8ビット原稿が現れる度にその時の
主走査アドレスカウンタ1702の値と副走査アドレス
カウンタ1710の値がロードされる。従って、原稿前
走査完了時では、最後に8画素原稿が現れた時点でのカ
ウンタ値がラッチ2019,2020に残っていること
になる。これがP4(X4,Y4)である。
【0089】以上の8つのラッチ(2006,202
0,2011,2018,2005,2010,201
5,2019)のデータラインはCPU1706のバス
ライン(BUS)に接続され、CPU1706は原稿検
知走査終了時に、この8つのラッチのデータ(座標デー
タ)を読み込むことで原稿の位置とサイズを検知する。
【0090】そして、CPU1706はこれらのデータ
のうち、X2,X3,Y1,Y4の領域が原稿領域とし
て判別する。CPU1706は原稿の座標成分のX2,
X3,Y1,Y4によって図19の破線の、原稿位置P
1〜P4を囲む長方形の座標を認識することで、自動的
に原稿の位置やサイズの検知が可能となる。
【0091】また、原稿を原稿台ガラス1603に積載
する前に、この原稿検知動作(プレ原稿検知)を行うこ
とで、原稿台ガラス上1603の紙片といったごみや原
稿の置き忘れを検知することができる。通常、原稿読み
取りに先立って、オペレーターが操作部(図6の60
1)からプレ原稿検知操作を指示すると、上述の原稿検
知を行う。しかし、このプレ原稿検知を原稿読み取り前
毎に行うと、読み取り動作時間が長くなってしまうの
で、読み取り動作終了後や、オペレーターによって設定
された時間毎に自動読み取り動作を行ってもよい。
【0092】図21のフローチャートは上記のプレ原稿
検知動作に関わるCPU1706の処理手順を示す。ま
ず、ステップ2101でオペレータの指示もしくは設定
時間によるプレ原稿検知動作が始まると、ステップ21
02で光学系1606、1607を走査開始位置に戻
す。ステップ2103で原稿検知動作を開始する。原稿
台ガラス1603上に置き忘れた原稿や紙片といったご
みが存在すると、原稿の座標成分のX1〜X4、Y1〜
Y4を認識することになるため、原稿もしくはごみが存
在することになる。ステップ2104でこれらを認識す
ると、ステップ2105でCPU1706内のRAM
(図示しない)にこの座標成分を記憶する。次にステッ
プ2106に移行する。
【0093】一方、ステップ2104で 原稿もしくは
ごみがなければ、本処理を終了し、原稿読取開始待ちの
状態となる。その後、原稿給送装置(図示しない)から
原稿が原稿台ガラス1603上に供給され、原稿読取動
作が行われる。
【0094】ステップ2106で上記RAM(図示しな
い)に格納された座標成分からこの積載物の面積Sを計
算し、ステップ2107で積載物の面積Sが予め設定し
たある面積S1以上であれば、原稿台ガラス1603上
には置き忘れた原稿1604があると判断し、積載物の
面積Sが予め設定したある面積S1以下であればごみで
あると判断する。
【0095】置き忘れの原稿と判断した時には、ステッ
プ2111で操作部の表示画面(図示しない)上に「原
稿台ガラス上に置き忘れの原稿があります」といった旨
の表示(メッセージまたはイラストまたはその両方の表
示を含む)を行う。
【0096】ごみと判断した時は、ステップ2108で
不図示の操作部上に「原稿台ガラス上にごみがありま
す」といった表示を行う。これによりオペレーターはご
みを読み取ることなく、正確な原稿検知や原稿読み取り
を行うことができる。
【0097】さらにステップ2109でごみの位置の中
心であるY座標(Y4−Y1)/2にLEDアレー光学
系を移動させ、ステップ2110でごみの位置の中心で
あるX座標(X3−X2)/2の最近傍のLEDのみを
点灯させることで実際に原稿台ガラス上のどこにごみが
あるのかをオペレーターに認識させることができる。
【0098】もちろん、最近傍のLEDだけを点灯する
のではオペレータが見にくい場合には、さらにその近傍
の数個のLEDも同時に点灯すれば良い。
【0099】(第2の実施形態の変形例)本発明の第2
の実施形態と第1の実施形態とを組合わしてもよい。こ
の場合は、相乗効果が期待できる。
【0100】(他の実施の形態)なお、本発明は、複数
の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェー
ス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステ
ムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複
写機、ファクシミリ装置、スキャナーなど)に適用して
もよい。
【0101】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを
記録した記録媒体(記憶媒体)を、システムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し、実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。
【0102】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記録した記録媒
体は本発明を構成することになる。
【0103】そのプログラムコードを記録し、またテー
ブル等の変数データを記録する記録媒体としては、例え
ばフロッピディスク(FD)、ハードディスク、光ディ
スク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカー
ド)、ROMなどを用いことができる。
【0104】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行ない、その処理によって前述した実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0105】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、白色
LEDアレーを原稿照射光源として用いることによっ
て、原稿サイズに合わせた領域だけを照射することが可
能となり、不必要な電力消費を抑えることが可能とな
る。また、従来のように原稿以外の領域に光源の光が漏
れることも抑制できるため、圧板や原稿給送装置を解放
した状態での複写する場合においても、オペレーターの
目に不快な原稿照明光が入るようなことも抑制できる。
更に、発光LEDは低電圧で発光制御が可能であること
から、装置に搭載する電源の小型化が可能となり、取り
扱いも簡単になる。
【0106】また、本発明によれば、各発光LED素子
のセンターラインを、偶数列の発光LED素子と奇数列
の発光LED素子とで所定の幅分ずらして配置すること
によって、同軸上に構成できない限界分解能よりも高い
分解能で発光LED素子を配列することができ、また偶
数列と遇数列の分割制御による省電力化も得られる。
【0107】また、本発明によれば、原稿読み取りに先
立って原稿台ガラス上の原稿等の有無を検知すること
で、原稿台ガラス上のごみなども容易に検知でき、オペ
レータがそのごみを取り除くことで、原稿台ガラス上に
原稿を搭載した後に、正確な原稿検知や原稿読み取りを
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における白色LEDア
レーとLEDアレー制御部の代表的な基本構成例を示す
回路図である。
【図2】図1のLEDアレーのデータシフトレジスタの
部分を抜き出した回路図(A)とそのデータシフトレジ
スタの動作を説明するタイミングチャート(B)であ
る。
【図3】定形サイズの各種原稿サイズを示す平面図
(A)と一覧図(B)である。
【図4】本発明の第1の実施形態における白色LEDア
レーを適用した画像読取装置または画像形成装置の構成
例を示す平面図(A)および縦断面図(B)である。
【図5】本発明の第1の実施形態における、原稿サイズ
に対応した白色LEDアレーの点灯制御例を示す模式図
(A)とシフトレジスタの構成例を示す模式図(B)で
ある。
【図6】本発明の第1の実施形態における画像読取装置
または画像形成装置の概略回路構成例を示すブロック図
である。
【図7】本発明の第1の実施形態における白色LEDア
レーの点灯制御の動作例を説明するタイミングチャート
である。
【図8】本発明の第1の実施形態における白色LEDア
レーに対する高周波点灯制御を簡単に実現するための回
路構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明の第1の実施形態における制御動作を示
すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施形態における白色LED
アレーとLEDアレー制御部の第2の基本構成例を示す
回路図である。
【図11】本発明の第1の実施形態における千鳥構成を
持たせた白色LEDアレーの配置構成例を示す概略平面
図である。
【図12】本発明の第1の実施形態における千鳥構成を
持たせた白色LEDアレーの配置構成の他の例を示す概
略平面図である。
【図13】本発明の第1の実施形態における偶数列、奇
数列を別々に点灯制御可能な白色LEDアレーとLED
アレー制御部の構成を示す回路図である。
【図14】本発明の第1の実施形態における偶数列、奇
数列の制御回路を完全に分離した白色LEDアレーとL
EDアレー制御部の構成を示す回路図である。
【図15】本発明の第1の実施形態におけるLEDの光
量調整を行う場合の白色LEDアレーとLEDアレー制
御部の構成を示す回路図である。
【図16】本発明の第2の実施形態における画像読取装
置または画像形成装置の構成例を示す平面図(A)およ
び縦断面図(B)である。
【図17】図16の画像読取装置または画像形成装置の
信号処理部の構成例を示すブロック図である。
【図18】図17の信号処理部の各制御信号を示すタイ
ミングチャートである。
【図19】本発明の第2の実施形態において原稿台ガラ
ス上に原稿が置かれている状態と検知対象の原稿の座標
との関係を示す概念図である。
【図20】図17の原稿検知を行う認識部の論理回路の
回路構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の第2の実施形態における制御処理の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 蛍光物質(蛍光塗料) 102 制御信号(データ) 103 シフトクロック 104 制御信号(イネーブル信号) 105、402 白色LEDアレー 106 抵抗 107 シフトレジスタ 108 トランジスタ 109 クリア信号 110 AND回路 401 光学ユニット 403、404 ミラー台ユニット 405、1603 原稿台ガラス 406、1604 原稿 601 操作パネル 602 コントローラ 603 圧板・DF開閉検出部 604 原稿サイズ検出部 605 光源点灯データ転送部 606 光源点灯制御部 607 モータ制御部 801 カウンタ 802、803 コンパレータ 804 J−Kフリップフロップ 1010 トランジスタ 1103 奇数列の白色LEDアレー 1104 遇数列の白色LEDアレー 1105 白色LEDアレーブロック 1301、1302 点灯制御線 1401 遇数列用のデータライン 1402 奇数ライン用点灯制御線 1403 偶数ライン用点灯制御線 1501 D/Aコンバータ 1502 トランジスタ 1601 画像読取装置(または画像形成装置) 1602 原稿圧板 1606、1607 ミラー 1608 レンズ 1609 信号処理部 1610 ラインセンサ(CCD) 1629 フラグ板 1630 光センサ 1631 フイルタ 1701 クロック発生部 1702 主走査アドレスカウンタ 1703 デコーダ 1704 認識部 1705 画像信号処理部 1706 CPU 1707 モータ 1708 モータドライバ 1710 副走査アドレスカウンタ 2001 シフトレジスタ 2002、2008、2027 ANDゲート 2003 信号 2004、2012、2013 F/F(フリップフロ
ップ回路) 2005、2006、2010、2011 ラッチ 2015、2018、2019、2020 ラッチ 2007、2009、2016 コンパレータ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA01 DA07 DA25 DA32 DB03 DB06 DB09 DB10 DE02 DE07 DE09 DE10 EA02 ED06 ED07 EE01 EE07 EE08 EE10 EF06 EF08 EK01 GA32 GA45 GA48 GB01 GB07 HA02 HA04 HA06 HA12 HA20 ZA07 2H109 AA02 AA13 AA26 AB41 AB44 5B047 AA01 BA02 BB02 BC12 CB05 5C051 AA01 BA02 DA03 DB01 DB04 DB07 DB29 DC02 DC05 DC07 5C072 AA01 CA05 CA18 EA05 LA02 MB01

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色LED発光素子を1列にアレー状に
    配列した白色LEDアレーを複数個1列に繋げた白色L
    EDアレー群をさらに複数列並列にかつ平行に配置した
    白色LEDアレーユニットと、 原稿サイズ又は用途に応じて前記白色LEDアレーユニ
    ットの各前記白色LEDアレーの駆動領域を設定する駆
    動領域設定手段と、 前記駆動領域設定手段で設定された駆動領域に基づいて
    前記白色LEDアレーユニットの前記白色LEDアレー
    の駆動領域を制御する制御信号を生成する部分発光制御
    手段と、 前記部分発光制御手段からの制御信号に応じて前記白色
    LEDアレーの前記白色LED発光素子を駆動する光源
    駆動手段と、 前記光源駆動手段の駆動により発光した前記白色LED
    アレーユニットの前記白色LEDアレーにより照射され
    た原稿からの反射光を受光して電気信号に変換する受光
    素子とを有し、 前記白色LEDアレー群を複数列並列にかつ、平行に配
    置された各前記白色LEDアレー群の間隔を、前記受光
    素子のライン間隔の定数倍の間隔に設定したことを特徴
    とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 隣接した前記白色LEDアレー群の間隔
    を、原稿読取に要求される解像度の間隔に設定するとと
    もに、該隣接した白色LEDアレー群の主走査方向の取
    り付け位置を半画素分ずらして配置したことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記白色LEDアレー群は、奇数列の白
    色LED発光素子を連ねた奇数列白色LEDアレー群と
    偶数列の白色LED発光素子を連ねた偶数列白色LED
    アレー群とからなり、該奇数列白色LEDアレー群と該
    偶数列白色LEDアレー群とを個別に点灯制御すること
    で、前記白色LEDアレーユニットの発光量を調整する
    発光量制御手段を有することを特徴とする請求項2に記
    載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記白色LED発光素子の発光量を調整
    するため、前記白色LED発光素子に流れる電流量を制
    御する発光量制御手段を有することを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知
    手段を有し、前記駆動領域設定手段は該原稿サイズ検知
    手段が検知した原稿サイズに応じて前記白色LEDアレ
    ーユニットの各前記白色LEDアレーの駆動領域を設定
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 白色LED発光素子を1列にアレー状に
    配置した白色LEDアレーあるいは、該LEDアレーを
    複数個1列につなげたLEDアレー群を有するLED光
    学系の走査光により原稿台上の原稿を照射することで原
    稿画像を読み取る画像読取装置において、 前記LED光学系を移動させる光源移動手段と、 前記LEDアレーの各白色LED発光素子を個別に発光
    させるLEDアレー駆動手段と、 前記原稿が搭載された原稿台を前記LED光学系が走査
    光を照射して得られる反射光を受光する受光素子と、 前記受光素子の出力に基づいて前記原稿台上における物
    体の位置を検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に基づいて、前記光源移動手段
    により前記LED光学系を原稿位置に移動し、前記LE
    Dアレー駆動手段により原稿位置のLED発光素子を点
    灯させる制御手段とを有することを特徴とする画像読取
    装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段の検知データから物体のサ
    イズを求め、該サイズと最小の原稿サイズを基に予め定
    めた規定値とを比較して、該物体のサイズが該規定値よ
    りも大きいか等しい場合には原稿があると判定する判定
    手段を有し、 前記制御手段は前記判定手段が原稿があると判定した場
    合に、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記光源移
    動手段により前記LED光学系を原稿位置に移動し、前
    記LEDアレー駆動手段により原稿位置のLED発光素
    子を点灯させることを特徴とする請求項6に記載の画像
    読取装置。
  8. 【請求項8】 原稿読取前、または原稿読取後、または
    一定周期においてプレ原稿検知開始を指示する指示手段
    と、 該指示手段の指示に応じて前記光源移動手段により前記
    LED光学系を原稿走査開始位置に戻した後、前記LE
    Dアレー駆動手段により前記LED光学系のLED発光
    素子を点灯して前記検知手段の原稿検知を開始される第
    2の制御手段と、 前記判定手段が前記検知手段の検知データを基に原稿が
    あると判定した場合に「置き忘れ原稿あり」の旨の報知
    を行う報知手段とを有することを特徴とする請求項7に
    記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、前記検知手段から検知
    データが出力された場合において、前記検知手段の検知
    データから物体のサイズを求め、該サイズと最小の原稿
    サイズを基に予め定めた規定値とを比較して、該物体の
    サイズが該規定値よりも小さい場合にはごみがあると判
    定し、 前記報知手段は前記判定手段がごみがあると判定した場
    合に「ごみあり」の旨の報知を行うことを特徴とする請
    求項7または8に記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段がごみがあると判定した
    場合に、前記制御手段は前記検知手段の検知結果に基づ
    いて前記光源移動手段により前記LED光学系を該ごみ
    の中心位置に移動し、前記LEDアレー駆動手段により
    該ごみの中心位置の最近傍のLED発光素子を点灯させ
    ることを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記LED光学系は、白色LED発光
    素子を1列にアレー状に配列した白色LEDアレーを複
    数個1列に繋げた白色LEDアレー群をさらに複数列並
    列にかつ平行に配置した白色LEDアレーユニットを有
    することを特徴とする請求項6ないし10のいずれかに
    記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記白色LEDアレーユニットは、隣
    接した前記白色LEDアレー群の間隔を、原稿読取に要
    求される解像度の間隔に設定するとともに、該隣接した
    白色LEDアレー群の主走査方向の取り付け位置を半画
    素分ずらして配置したことを特徴とする請求項11に記
    載の画像読取装置。
  13. 【請求項13】 原稿画像を読み取る画像読取手段とし
    て、請求項1ないし12のいずれかに記載の画像読取装
    置を有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 白色LED発光素子を1列にアレー状
    に配置した白色LEDアレーあるいは、該LEDアレー
    を複数個1列につなげたLEDアレー群を有するLED
    光学系の走査光により原稿台上の原稿を照射することで
    原稿画像を読み取る装置の画像読取方法において、 前記LED光学系を移動させる光源移動ステップと、 前記LEDアレーの各白色LED発光素子を個別に発光
    させるLEDアレー駆動ステップと、 前記原稿が搭載された原稿台を前記LED光学系が走査
    光を照射して得られる反射光を受光素子で受光する受光
    ステップと、 前記受光素子の出力に基づいて前記原稿台上における物
    体の位置を検知する検知ステップと、 前記検知ステップでの検知結果に基づいて、前記光源移
    動ステップで前記LED光学系を原稿位置に移動し、前
    記LEDアレー駆動ステップで原稿位置のLED発光素
    子を点灯させる制御ステップとを有することを特徴とす
    る画像読取方法。
  15. 【請求項15】 前記検知ステップでの検知データから
    物体のサイズを求め、該サイズと最小の原稿サイズを基
    に予め定めた規定値とを比較して、該物体のサイズが該
    規定値よりも大きいか等しい場合には原稿があると判定
    する判定ステップを有し、 前記制御ステップでは、前記判定ステップで原稿がある
    と判定した場合に、前記検知ステップでの検知結果に基
    づいて、前記光源移動ステップで前記LED光学系を原
    稿位置に移動し、前記LEDアレー駆動ステップで原稿
    位置のLED発光素子を点灯させることを特徴とする請
    求項14に記載の画像読取方法。
  16. 【請求項16】 原稿読取前、または原稿読取後、また
    は一定周期においてプレ原稿検知開始を指示する指示ス
    テップと、 該指示ステップでの指示に応じて前記光源移動ステップ
    で前記LED光学系を原稿走査開始位置に戻した後、前
    記LEDアレー駆動ステップで前記LED光学系のLE
    D発光素子を点灯して前記検知ステップでの原稿検知を
    開始される第2の制御ステップと、 前記判定ステップで原稿があると判定した場合に「置き
    忘れ原稿あり」の旨の報知を行う報知ステップとを有す
    ることを特徴とする請求項15に記載の画像読取方法。
  17. 【請求項17】 前記判定ステップでは、前記検知ステ
    ップで検知データが出力された場合において、該検知デ
    ータから物体のサイズを求め、該サイズと最小の原稿サ
    イズを基に予め定めた規定値とを比較して、該物体のサ
    イズが該規定値よりも小さい場合にはごみがあると判定
    し、 前記報知ステップでは前記判定ステップでごみがあると
    判定した場合に「ごみあり」の旨の報知を行うことを特
    徴とする請求項15または16に記載の画像読取方法。
  18. 【請求項18】 前記判定ステップでごみがあると判定
    した場合に、前記制御ステップでは前記検知ステップで
    の検知結果に基づいて前記光源移動ステップで前記LE
    D光学系を該ごみの中心位置に移動し、前記LEDアレ
    ー駆動ステップで該ごみの中心位置の最近傍のLED発
    光素子を点灯させることを特徴とする請求項17に記載
    の画像読取方法。
  19. 【請求項19】 白色LED発光素子を1列にアレー状
    に配置した白色LEDアレーあるいは、該LEDアレー
    を複数個1列につなげたLEDアレー群を有するLED
    光学系の走査光により原稿台上の原稿を照射することで
    原稿画像を読み取る装置をコンピュータにより制御する
    ためのプログラムを記録した記録媒体であって、該プロ
    グラムはコンピュータに対し、 前記LED光学系を移動させ、 前記LEDアレーの各白色LED発光素子を発光させ、 前記原稿が搭載された原稿台を前記LED光学系が走査
    光を照射して得られる反射光を受光素子で受光させ、 前記受光素子の出力に基づいて前記原稿台上における物
    体の位置を検知させ、 該検知結果に基づいて、前記LED光学系を原稿位置に
    移動し、原稿位置のLED発光素子を点灯させることを
    特徴とする記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記プログラムはコンピュータに対
    し、 前記検知結果から物体のサイズを求めさせ、該サイズと
    最小の原稿サイズを基に予め定めた規定値とを比較させ
    て、該物体のサイズが該規定値よりも大きいか等しい場
    合には原稿があると判定させ、 原稿があると判定した場合に、前記検知結果に基づい
    て、前記LED光学系を原稿位置に移動させ、原稿位置
    のLED発光素子を点灯させることを特徴とする請求項
    19に記載の記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記プログラムはコンピュータに対
    し、 原稿読取前、または原稿読取後、または一定周期におい
    て、前記LED光学系を原稿走査開始位置に戻させた
    後、前記LED光学系のLED発光素子を点灯させて原
    稿検知を開始させ、 原稿があると判定した場合に「置き忘れ原稿あり」の旨
    の報知を行わせることを特徴とする請求項20に記載の
    記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記プログラムはコンピュータに対
    し、 前記検知結果から物体のサイズを求めさせ、該サイズと
    最小の原稿サイズを基に予め定めた規定値とを比較させ
    て、該物体のサイズが該規定値よりも小さい場合にはご
    みがあると判定させ、 ごみがあると判定した場合に「ごみあり」の旨の報知を
    行わせることを特徴とする請求項20または21に記載
    の記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記プログラムはコンピュータに対
    し、 ごみがあると判定した場合に、前記検知結果に基づいて
    前記LED光学系を該ごみの中心位置に移動させ、該ご
    みの中心位置の最近傍のLED発光素子を点灯させるこ
    とを特徴とする請求項22に記載の記録媒体。
  24. 【請求項24】 白色LED発光素子を1列にアレー状
    に配置した白色LEDアレーあるいは、該LEDアレー
    を複数個1列につなげたLEDアレー群を有するLED
    光学系の走査光により原稿台上の原稿を照射することで
    原稿画像を読み取る装置をコンピュータにより制御する
    ためのプログラムであって、 前記LED光学系を移動させる光源移動ステップと、 前記LEDアレーの各白色LED発光素子を個別に発光
    させるLEDアレー駆動ステップと、 前記原稿が搭載された原稿台を前記LED光学系が走査
    光を照射して得られる反射光を受光素子で受光する受光
    ステップと、 前記受光素子の出力に基づいて前記原稿台上における物
    体の位置を検知する検知ステップと、 前記検知ステップでの検知結果に基づいて、前記光源移
    動ステップで前記LED光学系を原稿位置に移動し、前
    記LEDアレー駆動ステップで原稿位置のLED発光素
    子を点灯させる制御ステップとを有することを特徴とす
    るプログラム。
  25. 【請求項25】 前記検知ステップでの検知データから
    物体のサイズを求め、該サイズと最小の原稿サイズを基
    に予め定めた規定値とを比較して、該物体のサイズが該
    規定値よりも大きいか等しい場合には原稿があると判定
    する判定ステップを有し、 前記制御ステップでは、前記判定ステップで原稿がある
    と判定した場合に、前記検知ステップでの検知結果に基
    づいて、前記光源移動ステップで前記LED光学系を原
    稿位置に移動し、前記LEDアレー駆動ステップで原稿
    位置のLED発光素子を点灯させることを特徴とする請
    求項24に記載のプログラム。
  26. 【請求項26】 原稿読取前、または原稿読取後、また
    は一定周期においてプレ原稿検知開始を指示する指示ス
    テップと、 該指示ステップでの指示に応じて前記光源移動ステップ
    で前記LED光学系を原稿走査開始位置に戻した後、前
    記LEDアレー駆動ステップで前記LED光学系のLE
    D発光素子を点灯して前記検知ステップでの原稿検知を
    開始される第2の制御ステップと、 前記判定ステップで原稿があると判定した場合に「置き
    忘れ原稿あり」の旨の報知を行う報知ステップとを有す
    ることを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記判定ステップでは、前記検知ステ
    ップで検知データが出力された場合において、該検知デ
    ータから物体のサイズを求め、該サイズと最小の原稿サ
    イズを基に予め定めた規定値とを比較して、該物体のサ
    イズが該規定値よりも小さい場合にはごみがあると判定
    し、 前記報知ステップでは前記判定ステップでごみがあると
    判定した場合に「ごみあり」の旨の報知を行うことを特
    徴とする請求項25または26に記載のプログラム。
  28. 【請求項28】 前記判定ステップでごみがあると判定
    した場合に、前記制御ステップでは前記検知ステップで
    の検知結果に基づいて前記光源移動ステップで前記LE
    D光学系を該ごみの中心位置に移動し、前記LEDアレ
    ー駆動ステップで該ごみの中心位置の最近傍のLED発
    光素子を点灯させることを特徴とする請求項27に記載
    のプログラム。
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