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JP2002242812A - 横軸バルブ水車の現地据付組立方法 - Google Patents

横軸バルブ水車の現地据付組立方法

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Publication number
JP2002242812A
JP2002242812A JP2001043821A JP2001043821A JP2002242812A JP 2002242812 A JP2002242812 A JP 2002242812A JP 2001043821 A JP2001043821 A JP 2001043821A JP 2001043821 A JP2001043821 A JP 2001043821A JP 2002242812 A JP2002242812 A JP 2002242812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer casing
guide vane
concrete
casing
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001043821A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Fujiwara
富男 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Voith Fuji Hydro KK
Original Assignee
Voith Fuji Hydro KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Voith Fuji Hydro KK filed Critical Voith Fuji Hydro KK
Priority to JP2001043821A priority Critical patent/JP2002242812A/ja
Publication of JP2002242812A publication Critical patent/JP2002242812A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Hydraulic Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大型横軸バルブ水車の現地据付組立工期の短縮
を図る。 【解決手段】外側ケーシング10及び内側ケーシング1
1と結合され、外側ケーシング10の周りに打設される
コンクリートに埋設・固定されるステーベーン8を有
し、輸送制限上からいくつかの部分に分割されて工場か
ら出荷され外側ケーシング10及びステーベーン8は現
地で溶接により接続される横軸バルブ水車の現地据付組
立方法において、外側ケーシング10のフランジ22に
ガイドベーン機構15をボルト締めし、外側ケーシング
10の分割接続部21にシール溶接をした状態でコンク
リートを打設し、その後に分割接続部21の本溶接を行
なう。これにより、コンクリート硬化熱や打設振動、溶
接熱による外側ケーシングフランジ22の変形が抑えら
れ、工期の短縮が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として大型の
横軸バルブ水車を現地で据え付け及び組み立てる方法に
関し、特にステーベーン部分のコンクリート埋設方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図8はバルブ水車の一般的な構造を示す
縦断面図である。図8において、流水路1内に密閉容器
(バルブ)2が置かれ、その下流側(図8の右側)の端
部に水車ランナ3が設けられている。バルブ2の内部に
は発電機4が収容され、その回転子5はシャフト6を介
して水車ランナ3と連結されている。水車ランナ3は、
流水路1を上流側(図8の左側)から矢印で示すように
流れる水の反力により回転し、回転子3を駆動して電力
を発生させる。水車ランナ3の上流側にはガイドベーン
7が配置され、図示しない操作器により開閉されるガイ
ドベーン7の開度により、発電機4の負荷に応じた水流
の流量調整が行なわれる。
【0003】バルブ2は上下に直立する一対のステーベ
ーン8を介して、流水路1を形成するコンクリート構造
物9に支持されている。ステーベーン8は中空の筒体
で、各種の配線、配管の通路となり、またバルブ2に人
が出入りするマンホールを兼ねている。このステーベー
ン8は、一端が流水路1の壁面の一部を構成する円錐状
の外側ケーシング10に結合され、他端はバルブ2の外
殻の一部を構成する円錐状の内側ケーシング11に結合
されており、外側ケーシング10の周りに打設されるコ
ンクリートからなるコンクリート構造物9に埋設・固定
されることにより、バルブ2を流水路中に保持してい
る。ステーベーン8の下流側端面には三角断面の整流体
12が結合されている。
【0004】ガイドベーン7は外側ガイドベーンリング
13と内側ガイドベーンリング14とに跨って開閉可能
に支持されているが、このガイドベーン7は図示しない
ガイドベーン操作器、外側ガイドベーンリング13及び
内側ガイドベーンリング14とともに、ガイドベーン機
構15として一体的に組み立てられる。このガイドベー
ン機構15は、外側ガイドベーンリング13及び内側ガ
イドベーンリング14の各々のフランジが外側ケーシン
グ10及び内側ケーシング11の各々のフランジにそれ
ぞれボルト締めされることによりバルブ2に連結され
る。外側ガイドベーンリング13には、水車ランナ3を
囲むディスチャージリング16の一端に連結され、ディ
スチャージリング16の他端はコンクリート構造物で形
成された吸出し管17に連結されている。
【0005】ここで、大型バルブ水車においては、輸送
制限上の理由から、ステーベーン8や外側ケーシング1
0は、例えば、図9に示すようにいくつかの部分に分割
された状態で工場から出荷される。すなわち、図9の例
では、上下の各ステーベーン8は、外側ケーシング側8
aと内側ケーシング8bとにそれぞれ2分割されてい
る。また、外側ケーシング10は上流側及び下流側に2
分割されるとともに、上流側及び下流側部分は更に、1
0a〜10d及び10e〜10hにそれぞれ4分割さ
れ、全体として8分割されている。ステーベーン8の上
下の分割部分8aは、外側ケーシング10の分割部分1
0a及び10cに結合された状態で出荷され、また分割
部分8bは内側ケーシング11に結合された状態で出荷
される。図9では図示していないが、整流体も上下に2
分割され、それらは外側ケーシング分割部分10e,1
0g及び内側ケーシング11にそれぞれ結合されて出荷
される。分割部分8a,8b及び10a〜10hは、現
地で溶接により一体的に接続される。この分割の仕方
は、水車の容量により適宜に定められるもので種々であ
る。
【0006】さて、このような横軸バルブ水車におい
て、ステーベーン部分の据付けは、従来は次のような手
順で行っていた。すなわち、例えば図10に示すよう
に、分割出荷されたステーベーン8及び外側ケーシング
10を据付け基礎18の架台19上に組み合わせて設置
し、ステーベーン8の分割接続部20及び外側ケーシン
グ10の分割接続部21をすべて溶接して一体化する。
その後、図11に示すように、外側ケーシング10の周
りにコンクリートを打設する。その場合、分割接続部2
1の現地溶接やコンクリートの硬化熱及び打設振動によ
り、外側ケーシングフランジ22の変形(うねり)は避
けられない。そのため、このフランジ22は、図11に
示すように、工作機械23を使用した機械加工やグライ
ンダによる手作業で変形を修正していた。なお、図示の
工作機械23は、内側ケーシング14内に支持された軸
23aを中心に旋回するアーム23bの先端にカッタ2
3cが取り付けられ、モータ23dで回転駆動されるカ
ッタ23cによりフランジ面を切削するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来方法には、次のような問題があった。 分割接続部21の溶接及びコンクリート打設によ
り、外側ケーシング10のフランジ面に大きな変形が生
じる。そこで、この変形をできるだけ抑えるため、図1
2に示すように、外側ケーシング10とコンクリート構
造物9との間、外側ケーシング10と内側ケーシング1
1との間、内側ケーシング11の内部などに多数の補強
材24を取り付けなければならないので、その段取りに
多くの時間がかかる。なお、補強材24には、パイプジ
ャッキやターンバックル式のステーなどが使用される。 外側ケーシングフランジ面の修正は工作機械23や
グラインダによる手作業で行うが、工作機械23は大型
になるため(ちなみに、フランジ22の直径は、大型バ
ルブ水車では10m以上になる。)、その現地据付けが大
変であり、また手作業による修正は多大の工数と熟練を
要する。 外側ガイドベーンリング13のフランジ面と内側ガ
イドベーンリング14のフランジ面との間の寸法A(図
8参照)は、ガイドベーン機構15の組立精度上から厳
密に管理されるが、上述した外側ケーシングフランジ面
の変形により、外・内側ケーシング13,14のフラン
ジ面間の間隔と上記寸法Aとの間で誤差が生じやすく、
ガイドベーン機構15の締め付け時に対応するフランジ
面間を良好に当接させるためには、上記した間隔調整を
繰り返す必要があり、その作業に多大の時間を要する。
【0008】そこで、この発明の課題は、ステーベーン
埋設時の外側ケーシングの変形を防止するとともに、フ
ランジ機構の締付け作業を簡易化して、現地工事期間の
短縮と据付け精度の向上を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明においては、従来の据え付け及び組み立て
手順を根本的に見直し、次の通りに行なうものである。
まず、この発明は、分割された前記ステーベーン及び外
側ケーシングを組み合わせて据付け基礎架台上に設置
し、前記ステーベーンの分割接続部を溶接し、次いで前
記外側ケーシングの分割接続部を外側からシール溶接し
た後、前記外側ケーシングの周りにコンクリートを打設
し、その後、このコンクリートが硬化してから、前記外
側ケーシングの分割接続部を内側から本溶接するものと
する(請求項1)。
【0010】発明者は、数多くの大型バルブ水車の据付
組立経験から、外側ケーシングのフランジ面の変形に大
きな影響を及ぼすのは、コンクリート打設前に行なう外
側ケーシングの溶接であり、コンクリートで固めた後の
溶接はフランジ面にほとんど変形を生じさせないことを
見出した。請求項1は、この知見に基づくもので、外側
ケーシングの分割接続部をコンクリート打設時にコンク
リートが浸入しない程度にシール溶接した後、そのまま
コンクリートを打設し、このコンクリートが硬化してか
ら、外側ケーシングの分割接続部の本溶接を実施するも
のである。この請求項1によれば、外側ケーシングの本
溶接の際には外側ケーシングの周りがコンクリートで固
められているため、溶接熱を受けてもフランジ面はほと
んど変形しない。
【0011】請求項1において、前記外側ガイドベーン
リング、前記内側ガイドベーンリング、ガイドベーン及
びガイドベーン操作器を一体に組み立てたガイドベーン
機構を据付け基礎架台上に設置し、このガイドベーン機
構に前記外側ケーシング及び内側ケーシングをボルト締
めした後、前記シール溶接を行ない、その後、前記外側
ケーシングの周りにコンクリートを打設するのがよい
(請求項2)。
【0012】分割各部が組み合わされた外側ケーシング
は、分割接続部の溶接前であれば、各分割部分は若干の
位置ずれが許容される。そこで、外側ケーシングの分割
部分の組み合わせ段階でガイドベーン機構を外側ケーシ
ング及び内側ケーシングに締め付ければ、外側ケーシン
グ及び内側ケーシングのフランジ面はガイドベーン機構
のフランジ面間寸法A(図8)に馴染むように移動し、
容易にガイドベーン機構のフランジ面に密着する。そこ
で、そのままの状態でボルト締めすれば、外側ケーシン
グ及び内側ケーシングはいわば現物合わせの形でガイド
ベーン機構に連結され、外側ケーシング及び内側ケーシ
ングとガイドベーン機構との間でのフランジ面の間隔調
整が不要になる。その場合、分割接続部での位置ずれを
良好にするためには、分割部分相互の突き合わせ端面間
に若干の隙間を持たせて組み合わせるのがよい。分割接
続部のシール溶接及びコンクリート打設は、ガイドベー
ン機構の締め付け後に行なう。
【0013】また、請求項2によれば、コンクリートの
打設に先だって外側ケーシング及び内側ケーシングをガ
イドベーン機構に締め付け固定しておくことにより、外
側ケーシンがガイドベーン機構で拘束され、その後のコ
ンクリート打設時のコンクリート硬化熱や打設振動によ
る外側ケーシングフランジの変形が防止される。
【0014】更に、請求項2において、前記ガイドベー
ン機構を締め付ける前記外側ケーシング及び内側ケーシ
ングの前記フランジの分割接続部は、前記コンクリート
打設前に本溶接及びフランジ面の仕上げを行ない、この
フランジに前記ガイドベーン機構を締め付けた後、前記
コンクリートを打設するのがよい(請求項3)。つま
り、外側ケーシング及び内側ケーシングの分割接続部の
本溶接はできるだけコンクリート打設後に行なうもの
の、ガイドベーン機構の締付け面のみは溶接及び仕上げ
(溶接部の平滑化)を完了しておくものである。これに
より、外側ケーシング及び内側ケーシングにガイドベー
ン機構を締め付けたら、以後は分割接続部の本溶接中も
含めてガイドベーン機構を取り外す必要がなくなる。な
お、ガイドベーン機構の締め付けに際しては、フランジ
面間の水封に必要なシール材(Oリングなど)は当然挿
入しておくものとする
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7に基づき、かつ
図9を参照しながら、図8に示した横軸バルブ水車にこ
の発明を適用した場合の実施の形態について説明する。
ここで、図1〜図5は据付組立工程の手順を示す図、図
6は図3のP部の拡大斜視図である。また、図7は図4
のQ部の拡大図で、(A)はシール溶接状態、(B)は
本溶接状態を示す。なお、従来例と対応する部分には同
一の符号を用いるものとする。まず、図1に示すよう
に、据付け基礎18上に設けた架台19に、下部ステー
ベーン8の分割部分8a(図9)を設置し、基礎ボルト
で固定した後、内側ケーシング11、上部ステーベーン
8の分割部分8aを順次組み合わせ、分割部分相互間を
仮固定する。この仮固定は、各分割部分の突き合わせ端
部の要所(例えば各2〜3箇所)に締結片を溶接してお
き、この締結片間をボルト締めして行なう。そして、こ
の状態で芯出しを行ない、ターンバックル式のステー2
5で保持した状態で、上下ステーベーン8の分割接続部
20を外側及び内側から溶接する。
【0016】次いで、図2に示すように、外側ケーシン
グ10の分割部分10b,10d,10e〜10h(図
9)を順次吊り込んで組み合わせ、同様に仮固定して図
3に示すように一体化する。この状態で、外側ケーシン
グフランジ22の分割接続部21のみの本溶接及び接続
面の仕上げ(平滑化)を行なう。この溶接は、図6に示
すように、フランジ22の分割接続部21において、ガ
イドベーン機構15の締め付け状態では溶接ができない
フランジ22の接続面22a及び補強リブ22bの内側
面に対して行なう。次いで、図3において、予め部分組
立をしておいたガイドベーン機構15を吊り込み、図4
に示すように吊り金具26と一緒に架台19上に設置
し、トランシット27を使用して外側ケーシング10に
対する芯出しを行なう。ガイドベーン機構15の図示し
ないフランジ面の溝には、シール材(丸ゴム)が装着さ
れている。
【0017】外側ケーシング10とガイドベーン機構1
5との芯出しが終了したら、ガイドベーン機構15を外
側ケーシング10及び内側ケーシング11にボルトで締
め付ける。この締め付け時に、外側ケーシング10及び
内側ケーシング11のフランジ面とガイドベーン機構1
5側のフランジ面との間に前後の位置ずれがあれば、締
付けボルトの締め込みに応じてステーベーン8及び外側
ケーシング11の分割部分がガイドベーン機構15に倣
って移動し、フランジ面間は良好に密着する。
【0018】ガイドベーン機構15の締め付け後、外側
ケーシング10の分割接続部21のシール溶接を行な
う。これは、コンクリート打設時に分割接続部21の隙
間からコンクリートが浸入しないように最少限度の溶接
を行なうもので、図7(A)に示すように分割接続部2
1に外側から当て金28をあてがい、隅部29に添って
溶接を施す。これでステーベーン8、外側ケーシング1
0及び外側ガイドベーンリング13が一体にユニット化
される。
【0019】シール溶接が終了したら、ステーベーン8
及び外側ケーシング10の据付け芯を再度確認し、必要
に応じて修正した後、図5に示すように外側ケーシング
10の周りにコンクリートを打設する。なお、架台19
の一部はコンクリート中にそのまま埋設する。このコン
クリート打設において、ステーベーン8、外側ケーシン
グ10及び外側ガイドベーンリング13が強固なユニッ
トとして一体化されているため、コンクリート硬化熱や
打設振動などが外部から作用しても外側ケーシング10
などの変形は抑えられ、また仮に変形があってもユニッ
ト全体として影響を受けるため、フランジ面などの局部
変形には至らない。
【0020】その後、このコンクリートが硬化したら、
ステーベーン8、外側ケーシング10及び整流体12の
分割接続部21の最終本溶接を行なう。図7(B)は外
側ケーシング10の本溶接部30を示すものである。本
溶接は分割溶接部21の内側から、予め形成された開先
に沿って施す。この溶接において、外側ケーシング10
は外側からコンクリートで固められているので、溶接に
よる外側ケーシングフランジ22の変形はほとんど生じ
ない。すべての溶接完了後、外側ケーシング10と外側
ガイドベーンリング13との締付けボルトをわずかに緩
め、溶接とコンクリート打設による外側ケーシング10
の内部応力を開放し、更に外側ガイドベーンリング13
の据付け芯をパイプジャッキなどで修正した後、締付け
ボルトを強固に締め付けて作業を終わる。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、コンク
リートに埋設されるステーベーン及び外側ケーシングと
埋設されない外側ガイドベーンリングとを一体に据え付
け及び組み立てて、芯出し、コンクリート打設及び溶接
を行なうことにより、補強作業の低減、フランジ面修正
加工の省略、ガイドベーン機構締付け調整作業の省略な
どが図られ、例えば容量23,700KWレベルの横軸バルブ水
車についていえば、据付け工期が約1.5ヶ月短縮され、
据付け経費の約10%の節減が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す据付組立工程図
で、据付け基礎架台上にステーベーンを設置した状態の
縦断面図である。
【図2】図1のステーベーンに外側ケーシングの分割部
分を組み合わせる工程を示す縦断面図である。
【図3】図2の外側ケーシング及び内側ケーシングにガ
イドベーン機構を組み合わせる工程を示す縦断面図であ
る。
【図4】図3で組み合わせたガイドベーン機構を芯出し
及びボルト締めする工程を示す縦断面図である。
【図5】図4における外側ケーシングの周りにコンクリ
ートを打設した状態を示す縦断面図である。
【図6】図3のP部の拡大斜視図である。
【図7】図4のQ部の拡大図で、(A)はシール溶接状
態、(B)は本溶接状態をそれぞれ示す。
【図8】横軸バルブ水車の一般的な構成を示す縦断面図
である。
【図9】図8におけるステーベーン及び外側ケーシング
の分割例を示す斜視図である。
【図10】図9におけるステーベーン、内側ケーシング
及び外側ケーシングを据付け基礎架台上に設置した従来
例を示す縦断面図である。
【図11】図10における外側ケーシングの周りにコン
クリートを打設し、フランジの変形を修正する工程を示
す縦断面図である。
【図12】図10の右正面図である。
【符号の説明】
9 コンクリート構造物 10 外側ケーシング 11 内側ケーシング 12 整流体 13 外側ガイドベーンリング 14 内側ガイドベーンリング 15 ガイドベーン機構 21 外側ケーシングの分割接続部 22 外側ケーシングフランジ 28 当て金 29 シール溶接部 30 本溶接部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側ケーシング及び内側ケーシングと結合
    され、かつ前記外側ケーシングの周りに打設されるコン
    クリートに埋設・固定されるステーベーンを有し、前記
    外側ケーシング及びステーベーンはいくつかの部分に分
    割された状態で工場から出荷されるとともに、これら各
    部分は現地で溶接により接続され、また前記外側ケーシ
    ング及び内側ケーシングには、外側ガイドベーンリング
    及び内側ガイドベーンリングがそれぞれフランジを介し
    てボルトで締め付けられる横軸バルブ水車の現地据付組
    立方法において、 分割された前記ステーベーン及び外側ケーシングを組み
    合わせて据付け基礎架台上に設置し、前記ステーベーン
    の分割接続部を溶接し、次いで前記外側ケーシングの分
    割接続部を外側からシール溶接した後、前記外側ケーシ
    ングの周りにコンクリートを打設し、その後、このコン
    クリートが硬化してから、前記外側ケーシングの分割接
    続部を内側から本溶接することを特徴とする横軸バルブ
    水車の現地据付組立方法。
  2. 【請求項2】前記外側ガイドベーンリング、前記内側ガ
    イドベーンリング、ガイドベーン及びガイドベーン操作
    器を一体に組み立てたガイドベーン機構を据付け基礎架
    台上に設置し、このガイドベーン機構に前記外側ケーシ
    ング及び内側ケーシングをボルト締めした後、前記シー
    ル溶接を行ない、その後、前記外側ケーシングの周りに
    コンクリートを打設することを特徴とする請求項1記載
    の横軸バルブ水車の現地据付組立方法。
  3. 【請求項3】前記ガイドベーン機構を締め付ける前記外
    側ケーシング及び内側ケーシングの前記フランジの分割
    接続部は、前記コンクリート打設前に本溶接及びフラン
    ジ面の仕上げを行ない、このフランジに前記ガイドベー
    ン機構を締め付けた後、前記コンクリートを打設するこ
    とを特徴とする請求項2記載の横軸バルブ水車の現地据
    付組立方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009129420A1 (en) * 2008-04-16 2009-10-22 Flodesign Inc. Water turbines with mixers and ejectors
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