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JP2002240977A - 枚葉印刷機のシートガイド方法及びシートガイド装置 - Google Patents

枚葉印刷機のシートガイド方法及びシートガイド装置

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JP2002240977A
JP2002240977A JP2001039078A JP2001039078A JP2002240977A JP 2002240977 A JP2002240977 A JP 2002240977A JP 2001039078 A JP2001039078 A JP 2001039078A JP 2001039078 A JP2001039078 A JP 2001039078A JP 2002240977 A JP2002240977 A JP 2002240977A
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Japan
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sheet
guide
sheet guide
air
shaped
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JP2001039078A
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Masa Oki
雅 大木
Yasuhiko Hirata
靖彦 平田
Manabu Imai
今井  学
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 案内隙間のシートばたつきや紙あばれが発生
してもこれを抑制して、安定的な搬送を可能とし、反転
後の十分乾燥していない印刷面をガイドする場合にも滑
らかに搬送することができる枚葉印刷機のシートガイド
装置の提供。 【解決手段】 シートを案内するシートガイド面とシー
トの間に形成された案内隙間に空気を噴出させて、シー
トをシートガイドち面から浮上させながら搬送せしめる
エアノズル式シートカ゛イト゛と、該エアノズル式シートカ゛イト゛のガイド
面上に沿い、シートの搬送方向に沿って延在する棒状シー
トカ゛イト゛とを具え、該棒状シートカ゛イト゛がシートの非絵柄部位に沿
って延在され、これによりシートを案内するガイド面と
シートの間に形成された案内隙間に空気を噴出させて、
シートをガイド面から浮上させながら搬送せしめるとと
もに、空気噴出流でシートカ゛イト゛面より僅かに浮上しながら搬
送されているシートにばたつきが発生した際に、該シー
トが前記棒状シートカ゛イト゛に接触し、シートの幅方向へのエア
逃げが阻害されエア圧が高くなることによりシートへの
浮上力を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は枚葉印刷機におい
て、中間胴或いは排紙装置部のシート搬送ラインに沿っ
て設置し、印刷を終えたシート(枚葉紙)を下流側へ安
定的に搬送させる枚葉印刷機のシートガイド装置に係
り、特に、前記シートを案内するシートガイド面とシー
トの間に形成された案内隙間に空気を噴出させて、前記
シートをシートガイド面から浮上させながら搬送せしめ
るように構成された枚葉印刷機のシートガイド装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インキ色の異なる複数組の印
刷装置をタンデム状に並置した多色刷り枚葉印刷機は公
知であり、図10に示すように該印刷機は主な構成要素
として給紙装置31、シアン、マゼンダ、イエロー、ブ
ラック等の複数組の印刷装置(14a)、(14b)、
(14c)、(14n)がタンデム状に配置された印刷
ユニット部(14)、及び排紙装置部16に設置したシー
ト積重装置32等々にて構成されている。次に夫々の機
能について図10に基づいて簡単に説明すると、給紙装
置31は、給紙テーブル上へ被印刷物であるシート1を
積重させておき、該シート1を1枚ずつ順次次工程の印
刷ユニット14へ供給する装置である。
【0003】次の印刷ユニット14部は、通常、各々に
シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックのインキ、その
他、特殊な色のインキを備えた複数組の印刷装置14a
〜14nをシート走行方向に沿ってタンデム状に並設さ
せたもので、前記給紙装置31から供給されてくるシー
ト1は、各印刷装置夫々に設けた圧胴33、中間胴15
に具備させた図示しない爪装置を介して順次下流の装置
へ搬送され、その途上において次々と必要な色のインキ
がシート1上に転移される。夫々の印刷装置14では、
必要量のインキを図示しないインキ供給装置で調整した
後、版胴34に装着している刷版35へ供給し、刷版3
5の絵柄部位に転移されたインキを更にゴム胴36へ転
写し、ゴム胴36外周面のインキを該ゴム胴36と圧胴
33の間を搬送されているシート1へ転写する事により
印刷が行われるようになっている。尚、印刷終了後のシ
ート1は下流の排紙装置部16へ搬送される事になる。
【0004】次の排紙装置部16は、同図にて示す如く
シート搬送装置37とシート積重装置32から構成され
ている。図10は、上記並設した印刷装置14と印刷装
置14の中間において反転機構は省略したシート反転胴
38を設置させた形式を例示したもので、表裏両面に対
し、それぞれ2色の印刷ができるようになっている。上
記構成のもと、1色目の印刷を終えたシート1は、該第
1印刷装置14aの圧胴33aから中間胴15に渡さ
れ、更に第2印刷装置14bの圧胴33bへ受け渡され
その間に表面に2色印刷される。其の後同様な印刷装置
14bで所定数αの印刷を行った後、反転胴38を介し
てシート1の表裏を反転する。そして更に反転した裏面
側のシートを、例えば第n−α〜第n印刷装置へ順次移
載され、表裏両面に目的とする色数αの多色印刷が施さ
れる。
【0005】上記により所定の印刷を終えたシート1
は、最終印刷装置14nの圧胴33nから排紙軸17を
巻回して走行するエンドレスチェン19に具備したチェ
ングリッパ39へ受け渡され、チェングリッパ39にて
把持された状態でシート積重装置32の排紙テーブル上
まで搬送された後、排紙テーブル上へ落下積重されるよ
うになっている。シート積重装置32には、図10に示
す如く下流側上方において紙当て40が設けられてお
り、エンドレスチェン19のチェングリッパ39に把持
された状態で搬送されて来たシート1は、図示省略の紙
放しカムを介しシート進行方向における適宜の位置(タ
イミング)でチェングリッパ39から開放されて落下す
る。次に、該紙当て40に当接して前端が揃えられ、シ
ート積重装置32の排紙テーブル上へ積重するようにな
っている。ところで、シート積重装置32の上方入り口
部には、真空吸引車18が設置されている。この真空吸
引車18を構成する外筒の周速度(v2)は、シート走
行速度(v1)よりも僅かに遅くなるよう設定されてお
り、シート1の落下に際してシート1を吸着保持し走行
速度(v1)を制動、減速させる事によって紙当て40
に激突する不具合を解消すると共に、落下するシート1
の姿勢を制御する手段として機能している。
【0006】その後、シート積重装置32の排紙テーブ
ル上へ所定枚数のシート1が積重され、外部へ搬出され
る事になる。続いて、空となった排紙テーブル上に新し
いパレットを載せた後上昇させて初期位置へ設定させ、
仕切り板にて仮支持させておいたシート1を受け取り、
シート積重装置32の稼働を再開する。以下、同操作が
繰り返される。
【0007】ところで、枚葉印刷機は印刷直後、つまり
転移したインキが完全に乾燥していない状態のシート1
を搬送するため、該シート1の汚れ、傷入り等のトラブ
ルの発生を抑えるべく、例えば印刷装置14と印刷装置
14の中間に設ける中間胴15の下方や排紙装置部16
における排紙軸17から真空吸引車18に至る立ち上が
り部等々に位置してそれぞれシートガイド装置が設置さ
れている。
【0008】そして両面印刷機の場合ではシートの表裏
両面に印刷を施すため、特に、上記シートガイド装置に
はより高機能のガイドが要求される事になる。上記シー
トガイド装置としては、今日種々多様な形式の装置が提
案されている。先ず、中間胴15の下方に設置するシー
トガイド装置の一例としては、図8に示す形式のものが
ある。例示した装置は、中間胴15の外周面に沿ってノ
ズル状空気噴出口5を設けたエアボックス4を設けたも
ので、エアボックス4の下端は配管11を介して空気源
13の空気吹き出し口側に接続されている。シート搬送
に際しノズル状空気噴出口5から空気を噴出させシート
1をガイドするものであり、このようなシートガイド装
置は特開平10−109404号として既に提案されて
いるが、例えば中間胴15の外周に沿って設置されたシ
ートガイド装置をエアボックス4で構成し、該エアボッ
クス4の表面に複数のノズル状空気噴出口5、5…を配
設するとともに、該空気噴出口5、5よりシート上流方
向に空気流を吐出してシートを所定位置に規制し、該シ
ートの走行を安定させるようにしている。
【0009】即ち、前記従来技術にあっては、下面に空
気ダクト06を有するシートガイド表面と中間胴との間
の案内隙間に沿って、前記空気噴出口5、5…からシー
トガイドに沿う方向へ空気が噴出されるために、シート
の上下面における空気流の流速差によるベルヌーイ効果
により、前記中間胴15周面に沿って搬送されるシート
1が、シートガイド面側へ吸引かつ僅かに浮上せしめら
れながら搬送された後、次段の圧胴33に受け渡される
ようになっている。
【0010】次に、排紙装置部16において、排紙軸1
7から真空吸引車18に至る立ち上がり部に設置するシ
ートガイド装置の例としては、図9に示す形式のものが
ある。本装置は、シートガイド面上の前記ノズル状空気
噴出口5、5…を形成したエアボックス4をエンドレス
チェン19の走行経路に沿って配設させたもので、エア
ボックス4は配管11を介して空気源(ブロア)13に
接続されている。上記構成のもと、シート搬送に際しノ
ズル状空気噴出口5から空気を噴出させ、エンドレスチ
ェン19のチェングリッパ39に把持されて走行するシ
ート1を案内させるもので、その作用は図8と同様であ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記例示したシートガ
イド装置には、ノズル状空気噴出口5をシートガイドの
面上において千鳥状に配置させたもの、格子状に配置さ
せたもの等々種々の形式があるがいずれもは次のような
不具合があった。即ち、高速運転時や被印刷物(シー
ト)1の質の種類などによってはシート1のばたつきが
変化し、エア調整だけではシート1がガイドに接触し、
傷が付くことがある。特に薄紙の場合には前記噴出空気
の流速によるベルヌーイ効果のみではその端部を安定的
に保持することができず、特に被印刷物を反転して両面
を印刷する場合の反転後の十分乾燥していない印刷面を
ガイドする場合には大きな問題となる。上述の場合にエ
ア調整により、シートの非接触搬送を実現しようとすれ
ば、該作業に相当長い調整時間が必要であり、且つ、度
々調節が必要になる。従って、作業量が増大し、印刷準
備時間を増加させてしまう。
【0012】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、印
刷用胴の外周とシートガイドとの間に形成された案内隙
間にシートを通し該案内隙間内にシートガイドの空気噴
出口から空気を噴出させるように構成された枚葉印刷機
において、前記案内隙間のシートばたつきや紙あばれの
発生があっても直ちにこれを抑制して、安定的な搬送を
可能とするとともに、両面印刷のように、反転後の十分
乾燥していない印刷面をガイドする場合においても滑ら
かに搬送することができる枚葉印刷機のシートガイド装
置とそのガイド方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題に
鑑み、中間胴或いは排紙装置部のシート搬送ラインに沿
って設置された枚葉印刷機のシートガイド装置におい
て、前記シートを案内するシートガイド面とシートの間
に形成された案内隙間に空気を噴出させて、前記シート
をシートガイド面から浮上させながら搬送せしめるエア
ノズル式シートガイドと、該エアノズル式シートガイド
のガイド面上に沿い、シートの搬送方向に沿って延在す
る棒状シートガイドとを具え、該棒状シートガイドがシ
ートの非絵柄部位に沿って延在されていることを特徴と
する枚葉印刷機のシートガイド装置を提案する。この場
合シートの非絵柄部位は杖に一定でなく、刷り版によっ
て異なるために、前記棒状シートガイドに、シート搬送
方向と直交するシート幅方向に移動させる幅方向移動手
段が付設されているのがよく、更に前記棒状シートガイ
ドの幅方向移動手段に、モータ等の駆動手段と、棒状シ
ートガイドの移動位置検知を行う位置検知手段と、上記
駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段とを具え、前記
位置検知手段に基づいて棒状シートガイドがシート非絵
柄部位に移動制御可能に構成されているのがよい。更に
印刷絵柄データが取り込まれた記憶装置よりの絵柄デー
タから前記棒状シートガイドのシート非絵柄部位に対応
する適性位置を演算する演算手段を設け、該演算手段よ
りの適正位置信号に基づいて、棒状シートガイドをシー
ト非絵柄部位に移動させるのがよい。
【0014】そしてかかる発明によれば、中間胴或いは
排紙装置部のシート搬送ラインに沿ってシートを案内さ
せる枚葉印刷機のシートガイド方法において、前記シー
トを案内するガイド面とシートの間に形成された案内隙
間に空気を噴出させて、前記シートをガイド面から浮上
させながら搬送せしめるとともに、該ガイド面上に、シ
ートの搬送方向に沿って棒状シートガイドとを延在さ
せ、前記空気噴出流でシートガイド面より僅かに浮上し
ながら搬送されているシートにばたつきが発生した際
に、該シートが前記棒状シートガイドに接触し、これに
より、シートの幅方向へのエア逃げが阻害されエア圧が
高くなることによりシートへの浮上力を増大させること
が出来、これにより前記案内隙間のシートばたつきや紙
あばれの発生があっても直ちにこれを抑制して、安定的
な搬送を可能とするとともに、両面印刷のように、反転
後の十分乾燥していない印刷面をガイドする場合におい
ても滑らかに搬送することができる。勿論前記棒状シー
トガイドが、空気流による安定走行時はシート裏面に接
触せず、シートがばたついた場合にのみ接触する棒状シ
ートガイドであって、該接触がシート印刷物の絵柄部位
であることにより印刷面の傷発生や損品を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、形状、その相対配置などは特に特定
的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定
する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。本発明の実
施例に係るシートガイド装置の構成を図1乃至図5に基
づいて説明する。図1及び図2は、本発明の実施形態に
かかる枚葉印刷機のシート走行経路部に設置させたシー
トガイド装置の基本構成説明図で、図1は平面図、図2
は側面図である。図3は、図1のシートガイド装置の応
用構成例を示す説明図、図4及び図5は、図1のシート
ガイド装置の設置例を示す説明図で、図4は、中間胴の
下方に設置した例、図5は排紙部に設置した例を夫々示
している。
【0016】尚、以下の実施例において、前記図8乃至
図10に示す従来技術と共通する部品、部位については
同一の符号を付してある。図1〜図5において、本実施
例のシートガイド装置は、従来行われていたシートガイ
ドに沿う方向への空気噴出流により、シートの上下面に
おける空気流の流速差を持たせてそのベルヌーイ効果に
よりシート1を案内するエアーノズル式のシートガイド
装置2に加えて、機械的にシートを支承する複数組の棒
状シートガイド装置3を併設させたものである。通常使
用するエアーノズル式のシートガイド装置2は、上面に
シートを案内するガイド面を形成したエアボックス4に
圧縮空気を供給し、ガイド面に設けられた複数個のノズ
ル状空気噴出口5から圧縮空気を該ガイド面に沿って噴
出させ、走行姿勢の安定化を図るものであり、前記従来
技術の項で示したようにノズル状空気噴出口5の形状、
或いは配置等により種々多様な形式のものが提案され、
実用化されている。
【0017】そしてこのようなエアーノズル式シートガ
イド装置2は、搬送するシート1の上下面に空気の流速
差(圧力差)が生じる事により、ガイド面の静圧が減少
し、シート1をガイドに沿わせる吸着力が発生する事を
利用したもので、空気流との力のバランスする位置でシ
ート1が、ガイド面に接触することなく搬送する事が出
来ることは前記したとおりである。そして本実施例は、
特に上記したエアーノズル式シートガイド装置、即ち、
エアーボックス4のノズル状空気噴出口5から空気を吹
き出す事により、搬送するシート1をガイド面に対し所
定の隙間を持って安定的に沿わせるよう構成すると共
に、シート1搬送方向方向に沿って延在する1又は複数
の棒状シートガイド6を前記エアーボックス4のガイド
面より僅かに上方に配置させ、より具体的にはシート1
の絵柄*と非接触の位置にシート横幅方向に平行に、シ
ート1搬送方向方向に複数本延在させている。
【0018】より具体的には、図1に示すようにシート
1がシート幅中央線を挟んでその左右両側に絵柄*を有
する場合は、棒状シートガイド6は前記中央線上に1
本、シート幅両端側に夫々1本ずつ計3本、平行に配設
している。棒状シートガイド6の長さは少なくともシー
ト全長より長い距離だけ延在する。一方エアボックス4
は、前記中央棒状シートガイド6を幅方向に移動する3
本の移動レール7挟んでその両側に夫々配設されてい
る。その形状は移動レール7の左、右側若しくは移動レ
ール7に挟まれる幅方向に長い方形空域とほぼ同形の長
方形状に形成されている。
【0019】そして前記エアボックス4からなるシート
ガイド装置1は、シートガイド面が上面に形成されてお
り、該シートガイド面にはほぼ全面にノズル状の空気噴
出口5が散在配置されており、該空気噴出口5はシート
搬送方向と逆方向に上流側に向けて、又夫々のエアボッ
クス4の空気噴出口5は中央線を境にして互いに背を向
け合い、前記シート幅端側へ向かって開口するように散
在して配列され、該空気噴出口5よりガイド面に沿って
空気流を吐出可能に構成している。尚、エアボックスと
棒状シートガイド6は必ずしも別体に形成することな
く、一体に形成しても良い。
【0020】尚、本実施例においては棒状シートガイド
部の基本構造としては、図1及び図2に示す如く3本の
移動レール7をシート搬送方向両側に位置するフレーム
20間に、エアボックス4下方のシート幅方向に掛け渡
し、該レール7に沿って移動するスライダ(可動台)8
の各々に支柱9を垂直に取り付けた後、該支柱9の上端
にシート搬送面ラインに沿った棒状シートガイド6を夫
々固設させてある。図中10は固定用ネジで、上記スラ
イダ(可動台)8をレール7上任意の位置において固定
させる事ができるようになっており、この結果、3本の
棒状シートガイド6シートの絵柄*のない位置への移動
が容易である。
【0021】尚、上記横幅方向移動装置は、図3(A)
に示す如く1組のレール7上において3組のスライダ8
を組み込んだ形式もあり、この場合はレール1組を掛け
渡すのみで良く、又エアボックス4も上流側と下流側の
2組でよい。又、同図(B)に示す如く、各棒状シート
ガイド6の移動を位置設定において必要とする最小範囲
のみに限定し、小型化する形式も可能である。この場合
は又エアボックス4は上流側と下流側夫々にレール7を
外して断面矩形に係合する2組でよい。棒状シートガイ
ド6としては、丸棒を使用する、或いはシート摺接部を
円滑な接触面、即ち、角部に丸みを付け接触面及び端部
を平滑に加工形成した角を丸めた多角材や断面蒲鉾型材
を使用する等、接触面及び端部を円滑にした棒状のもの
が採用できる。
【0022】棒状シートガイド6の間に設置するエアノ
ズル式のシートガイド装置2は公知種々の形式があり、
上記各エアーボックス4の下端は、図4及び図5に示す
ように、配管11、電磁弁12を介してブロア等空気源
13に接続している。加えて、不図示のレギュレータ、
流量計等々を適宜に組み込んだ構造としても良い。次
に、印刷機における設置場所の代表的な例について説明
する。
【0023】枚葉印刷機におけるシートガイド装置の配
置場所としては、前記棒状シートガイド6の間のみなら
ず、該棒状シートガイド6がシートガイド面上に配置で
きれば従来技術の項において説明した如く、様々な位置
が考えられる。図4に例示したものは、並設した印刷装
置14と印刷装置14の中間に配設する中間胴15の下
方へ上記の如く構成したシートガイド装置を設置させた
ものである。本例は、前記の如くエアノズル式シートガ
イド装置2と棒状シートガイド装置3にて構成したシー
トガイド装置を上面、つまり中間胴15の外周面(軌
跡)に沿った湾曲部に設けたものである。本実施例の場
合は中間胴15の垂直下方線を挟んで、その上流側と下
流側に1対のエアーボックス4振り分けて配置し、2つ
のエアボックスに挟まれる垂直空隙下方にスライダ(可
動台)8を配置し、該スライダより垂直空隙内に支柱9
を垂直に侵入させ、エアボックスシートガイド面上に突
出した支柱9上端にシート搬送面ラインに沿って棒状シ
ートガイド6を中間胴15の外周面(軌跡)に沿って湾
曲させて配置させる。
【0024】次に、図5に例示したものは、シートガイ
ド面上のノズル状の前記空気噴出口5、5…を形成した
エアボックス4をエンドレスチェン19の走行経路に沿
って配設させた図9に示す装置において、排紙装置部1
6の入り口、つまり、排紙軸17から下流の真空車18
に至る立ち上がり部に配設させたことは図9と同様であ
るが、排紙軸17の垂直下方線及び真空車18の上流側
で、夫々上流側と下流側に3つのエアーボックス4に分
割して、対面するエアボックスに挟まれる空隙下方にス
ライダ(可動台)8を配置し、該スライダより垂直空隙
内に支柱9を垂直に侵入させ、エアボックスシートガイ
ド面上に突出した支柱9上端にシート搬送面ラインに沿
って夫々棒状シートガイド6を中間胴15の外周面(軌
跡)に沿って湾曲させて配置させる。尚、エアボックス
4は従来技術と同様に配管11及び電磁弁12等を介し
て空気源(ブロア)13に接続されている。上記構成の
もと、シート搬送に際しノズル状空気噴出口5から空気
を噴出させ、エンドレスチェン19のチェングリッパ3
9に把持されて走行するシート1を案内させるもので、
前記例と同様に構成されている。そして本実施例は、前
記の如くエアノズル式シートガイド装置2の上面に、シ
ート流れ方向に設けた棒状シートガイド装置3をシート
1の走行経路に沿った湾曲面、又は平面に幅方向で1又
は複数設けたものであり、絵柄*に合わせて幅方向に移
動することも可能である構造としていることは前記実施
例と同様である。
【0025】次に本実施例の作用を、図1乃至図5をも
とに説明する。シート(印刷紙)1を搬送するに際して
は次の如く操作する。先ず、初期設定として、印刷紙裏
面のシート1の横幅方向において絵柄*のない位置に対
応して手動により棒状シートガイド6を移動させ、設定
(固定)する。次に、空気源(ブロア)13を作動さ
せ、エアボックス4内部の空気圧を上昇させ、該形成さ
れた圧縮空気を、エアボックス4に形成したノズル状空
気噴出口5から吐出させる。続いて印刷装置14を稼動
させ、印刷を開始させシート1を走行させる。これによ
って、シート1は空気流と棒状シートガイド6の双方に
よって支持された状態で搬送される事になる。エアで浮
上させられながらシートガイド面より僅かに浮上しなが
ら搬送されているシート1が多少ばたつたとき、先ず棒
状ガイド3に接触し、それにより、横方向へのエアの逃
げが阻害されエア圧が高くなることによりシート1への
浮上させる力が増大し、シート1のエアノズル式シート
ガイド2への接触が避けられる。これにより絵柄*部位
がガイドに接触し傷が入り損品になるのを防ぐことがで
きる。
【0026】従って本装置によれば、安定走行時はシー
ト裏面に接触せず、シートがばたついた場合に稗柄部分
に接触する棒状シートガイド6を設けることにより、シ
ート1がばたついても印刷物の絵柄*部位がエアノズル
式シートガイド2に接触するのを防止できるので損紙発
生を押さえることができる。従来エアノズル式シートガ
イド2のみで損紙発生を押さえる為にはエアの調整を常
に微妙に行なう必要があり、また、印刷するシート1の
種類や、印刷当日の各種状態により調整が変わることが
あり良好状態を保つための作業量が大きかったが、作業
量が大幅に減少する。
【0027】また、従来はシートばたつきにより絵柄*
部位の接触による傷は発生時期が予測できないので、検
品は全数必要になり、全て抜き取りとなるので、印刷後
の作業量が大きいが、傷発生が殆ど無くなるので大幅に
作業量が減少する。従って本実施例によればシート絵柄
*部位の傷発生が無くなることにより、印刷物の品質が
向上し、また、作業の安心感を増大させることができ
る。等々、種々の効果を得ることがあり、特に両面印刷
機の印刷済みの面をガイドするものに適性がある。
【0028】図6は、本発明の第2の実施例に係るシー
トガイド装置の構成、機能を示す説明図である。本実施
例2は、前記図1乃至図5で示す実施例1の構成に加
え、棒状シートガイド6の移動手段24、26、28及
び位置検知手段21を設け、遠隔操作により棒状シート
ガイド3の幅方向の位置を設定できるようにしたもので
ある。図6に例示した棒状シートガイド6部は、実施例
1と同様複数組の移動レール7を装置横幅方向に掛け渡
し、レール7に沿って移動するスライダ8の各々に支柱
9を取り付けた後、該支柱9の上端にシートパスライン
に沿った棒状シートガイド6を固設させている点は前記
従来技術と同様である。
【0029】そして上記スライダ8の下端にはメネジを
加工形成したブラケット24を固設させ、該メネジに両
端を軸受け25により軸支させたボールネジ等の搬送ネ
ジ26を螺合させている。該搬送ネジ26の軸端のフレ
ーム20a外にはエンコーダ等の位置検知手段21及び
モータ28が連結させてある。位置検出手段21はモー
タ28、搬送ネジ26の回転数を計測し、上記スライダ
8の移動量、つまり装置幅方向における棒状シートガイ
ド6の位置を検出すべく機能している。搬送ネジ26に
は、回転の抵抗(トルク)を軽減すべくボールネジ等を
採用するのが好ましいが、これに限定されない。
【0030】27は操作盤で、何らかの方法でシート1
に印刷する絵柄*のガイド2、3に接する側でシート1
の走行方向全域に絵柄*の無い部分を認知し、棒状シー
トガイド3をその位置に移動させるための操作釦及び位
置検出手段21の信号により現在位置を表示する表示装
置44を設けたものである。駆動制御装置23は、操作
盤27からの指示で上述絵柄*の無い位置に棒状シート
ガイド3を、モータ28を駆動させ移動させるものであ
る。尚、棒状シートガイド6の移動量、つまり装置幅方
向における位置は、該モータ28に具備させた位置検出
手段21からの計測信号により確認する事ができ、表示
装置44に表示する。又、別の構成例として上記位置検
出手段21をモータ28から分離独立させ、搬送ネジ2
6の回転を計測できる別位置において設備しても良い。
【0031】ところで、上記した印刷紙面の寸法、形態
(シートサイズ、印刷する絵柄*のレイアウト等)、つ
まり印刷紙面上絵柄*のない位置は、通常枚葉印刷機の
機種(採用するシートのサイズ)等によって複数種に限
定される場合があり、その場合は、応用例として前記手
動での入力を数種位置の選択にしプリセットすることも
できる。
【0032】シート1を搬送するに際しては、先ず、棒
状シートガイド6の位置を操作盤27から入力し、駆動
制御装置23を介して移動手段であるモータ28を作動
させ、モータ28に連結した送りネジ26により、棒状
シートガイド6を取り付けたスライダ8を移動させる。
スライダ8の移動量、即ち、装置幅方向における棒状シ
ートガイド6の位置は、モータ28の後端に設けた位置
検知手段21により読み取られ、操作盤27に現在位置
が表示される。
【0033】上記操作により、印刷紙面上シート横幅方
向において絵柄*のない位置に対応して棒状シートガイ
ド6を予め移動し、固定させる事ができる。次に、空気
源(ブロア)6を作動させ、エアボックス4内部の空気
圧を上昇させ、該形成された圧縮空気を、エアボックス
4に形成したノズル状空気噴出口5から吐出させる。
【0034】かかる準備段階終了後、前記実施例と同様
に印刷機(装置)を稼動させ、シート1を、シートガイ
ド上面、つまり、シート1の走行経路(軌跡)に沿って
走行させることにより前記実施例1と同様の効果を得る
ことが出来る。これに加えて、本実施例によればシート
横幅方向における棒状シートガイド6の位置設定を遠隔
操作により行う事が可能となり、設定ミスが減少し、か
つ大幅な省力化が可能となる。
【0035】図7は、本発明の第3の実施例に係るシー
トガイド装置構成、機能を示す説明図である。本実施例
3の構成を図7にもとづいて説明する。実施例3は、デ
ータ入力装置22に棒状シートガイド3の設定位置の手
動入力の他に、工場に具備されている生産管理システム
(上流側管理システム)30などを連結させ、該システ
ム30から絵柄データを取り込み、自動的に棒状シート
ガイド6の位置を設定するようにしたものである。
【0036】上記した生産管理システム30は、品質管
理機能、印刷機の稼動状況管理機能、印刷準備機能、そ
の他、種々多様な管理機能を備えたもので、機能の一部
であるシートサイズ、絵柄データを入力装置22へ送信
し、記憶装置41に記憶するようになっている。記憶装
置41は処理手順、ガイド位置選択基準なども記憶さ
せ、制御装置42の指令により、該処理手順に従ってガ
イド3側の絵柄データの全色を通して検索し、シート搬
送方向に絵柄*が無い部分を演算装置29により演算さ
せ、その位置のうち支持が適正な配置になるようにした
選択基準で選んだ情報を出力装置43に送るようになっ
ている。出力装置43に送られた選択された位置情報は
駆動制御装置23へ送信され駆動制御装置23は位置検
出手段21のデータに基づき選択した位置に棒状ガイド
6をモータ28によって移動させるようになっている。
【0037】本実施例3の棒状シートガイド装置3によ
れば、シート1を搬送するに際しては先ず、初期設定と
して、オーダチェンジ等において送り出される生産管理
システム30等上流のシステムから絵柄データ信号を制
御装置42の入力装置22に送信させ、演算装置29に
て棒状シートガイド6の移動位置を演算させる。次に、
該演算装置29の演算結果を出力装置43から駆動制御
装置23へ送信し、棒状シートガイド6の移動手段2
6、28を駆動し、位置検知手段21の信号により、希
望位置に停止させる。以下、実施例2と同様の運転が行
われる。これにより本実施例3は、実施例2と同様の効
果に加えて、棒状シートガイド6位置決めに必要なデー
タの入力を工場の生産管理システム30等上流システム
よりより貰い受け、演算制御して自動的にガイド6をプ
リセットさせるようにしているため、手動による絵柄デ
ータの入力操作が不要となる。このため、初期設定にお
いてデータ入力に伴う誤操作が無くなり、人手による修
正作業が不要となり、設定変更時間の短縮が出来ると共
に、大幅な省力化が図れる。
【0038】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、印刷
用胴の外周とシートガイドとの間に形成された案内隙間
にシートを通し該案内隙間内にシートガイドの空気噴出
口から空気を噴出させるように構成された枚葉印刷機に
おいて、前記案内隙間のシートばたつきや紙あばれの発
生があっても直ちにこれを抑制して、安定的な搬送を可
能とするとともに、両面印刷のように、反転後の十分乾
燥していない印刷面をガイドする場合においても滑らか
に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる枚葉印刷機のシー
ト走行経路部に設置させたシートガイド装置の基本構成
を説明する平面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図1のシートガイド装置の応用構成例を示す
説明図である。(A)は1組のレール上に3組スライダ
を組み込んだ形式、(B)は各棒状シートガイドの移動
を必要とする最小範囲のみに限定し小型化した形式であ
る。
【図4】 図1のシートガイド装置の設置例を示す説明
図で、中間胴の下方に設置した例を示す。
【図5】 図1のシートガイド装置の設置例を示す説明
図で、排紙部に設置した例を示す。
【図6】 本発明の第2の実施例に係るシートガイド装
置の構成、機能を示す説明図である。
【図7】 本発明の第3の実施例に係るシートガイド装
置構成、機能を示す説明図である。
【図8】 従来の枚葉印刷機において、並設した印刷装
置と印刷装置との中間に位置する中間胴の下方へ設置さ
せたシートガイド装置の構成例を示す説明図である。
【図9】 枚葉印刷機の排紙部入口に設置させたシート
ガイド装置の構成例を示す説明図である。
【図10】 一般的な枚葉印刷機の全体概略構成説明図
である。
【符号の説明】
1 シート 2 エアノズル式シートガイド装置 3 棒状シートガイド装置 4 エアボックス 5 ノズル状空気噴出口 6 棒状シートガイド 7 レール 8 スライダ(可動台) 13 空気源(ブロア) 14 印刷装置 16 排紙装置部 17 排紙軸 19 エンドレスチェン 21 位置検知手段 23 駆動制御装置 29 演算装置 30 生産管理システム 37 シート搬送装置 38 反転胴 39 チェングリッパ 41 記憶装置 42 制御装置 43 出力装置 44 位置表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 学 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社紙・印刷機械事業部内 Fターム(参考) 2C020 AA04 AA13 2C250 EA36 EB33 EB50 3F101 FA01 FB02 FC03 FC07 LA06 LB03 3F106 AA17 AB02 AC02 AC26 AD05 CA04 CA16 CA23 LA06 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間胴或いは排紙装置部のシート搬送ラ
    インに沿って設置された枚葉印刷機のシートガイド装置
    において、 前記シートを案内するシートガイド面とシートの間に形
    成された案内隙間に空気を噴出させて、前記シートをシ
    ートガイド面から浮上させながら搬送せしめるエアノズ
    ル式シートガイドと、該エアノズル式シートガイドのガ
    イド面上に沿い、シートの搬送方向に沿って延在する棒
    状シートガイドとを具え、該棒状シートガイドがシート
    の非絵柄部位に沿って延在されていることを特徴とする
    枚葉印刷機のシートガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記棒状シートガイドに、シート搬送方
    向と直交するシート幅方向に移動させる幅方向移動手段
    が付設されていることを特徴とする請求項1記載の枚葉
    印刷機のシートガイド装置。
  3. 【請求項3】 上記棒状シートガイドの幅方向移動手段
    に、駆動手段と、棒状シートガイドの移動位置検知を行
    う位置検知手段と、上記駆動手段の駆動を制御する駆動
    制御手段とを具え、前記位置検知手段に基づいて棒状シ
    ートガイドがシート非絵柄部位に移動制御可能に構成さ
    れた請求項2記載の枚葉印刷機のシートガイド装置。
  4. 【請求項4】 印刷絵柄データが取り込まれた記憶装置
    よりの絵柄データから前記棒状シートガイドのシート非
    絵柄部位に対応する適性位置を演算する演算手段を設
    け、該演算手段よりの適正位置信号に基づいて、棒状シ
    ートガイドをシート非絵柄部位に移動させることを特徴
    とする請求項3記載の枚葉印刷機のシートガイド装置。
  5. 【請求項5】 中間胴或いは排紙装置部のシート搬送ラ
    インに沿ってシートを案内させる枚葉印刷機のシートガ
    イド方法において、 前記シートを案内するガイド面とシートの間に形成され
    た案内隙間に空気を噴出させて、前記シートをガイド面
    から浮上させながら搬送せしめるとともに、該ガイド面
    上に、シートの搬送方向に沿って棒状シートガイドとを
    延在させ、前記空気噴出流でシートガイド面より僅かに
    浮上しながら搬送されているシートにばたつきが発生し
    た際に、該シートが前記棒状シートガイドに接触し、こ
    れにより、シートの幅方向へのエア逃げが阻害されエア
    圧が高くなることによりシートへの浮上力を増大させる
    ことを特徴とする枚葉印刷機のシートガイド方法。
  6. 【請求項6】 前記棒状シートガイドが、空気流による
    安定走行時はシート裏面に接触せず、シートがばたつい
    た場合にのみ接触する棒状シートガイドであって、該接
    触がシート印刷物の絵柄部位であることを特徴とする請
    求項5記載の枚葉印刷機のシートガイド方法。
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