JP2002238167A - 系統連系システム - Google Patents
系統連系システムInfo
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- JP2002238167A JP2002238167A JP2001035243A JP2001035243A JP2002238167A JP 2002238167 A JP2002238167 A JP 2002238167A JP 2001035243 A JP2001035243 A JP 2001035243A JP 2001035243 A JP2001035243 A JP 2001035243A JP 2002238167 A JP2002238167 A JP 2002238167A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 系統連系システムを効率的に運転し、かつ逆
潮流の防止を可能にする技術を提案するものである。 【解決手段】 外部商用電源の商用電力Winと、発電
機の発電電力をインバーターを介して出力したインバー
ター出力Wgとを系統連系し、負荷の需要電力Wzを賄
うコージェネレーションシステム等の系統連系システム
であって、需要電力量の変化に追従する商用電力による
電力供給を行う第一制御区間F1と、定格の商用電力
と、需要電力量の変化に追従するインバーター出力と、
による電力供給を行う第二制御区間F2と、需要電力量
の変化に追従する商用電力と、定格のインバーター出力
と、による電力供給を行う第三制御区間F3と、の三つ
の制御区間に分けて制御し、前記第二制御区間F2にお
けるインバーター出力Winは、需要電力量Winより
も一定量(制御値I)少なく出力するように制御する。
潮流の防止を可能にする技術を提案するものである。 【解決手段】 外部商用電源の商用電力Winと、発電
機の発電電力をインバーターを介して出力したインバー
ター出力Wgとを系統連系し、負荷の需要電力Wzを賄
うコージェネレーションシステム等の系統連系システム
であって、需要電力量の変化に追従する商用電力による
電力供給を行う第一制御区間F1と、定格の商用電力
と、需要電力量の変化に追従するインバーター出力と、
による電力供給を行う第二制御区間F2と、需要電力量
の変化に追従する商用電力と、定格のインバーター出力
と、による電力供給を行う第三制御区間F3と、の三つ
の制御区間に分けて制御し、前記第二制御区間F2にお
けるインバーター出力Winは、需要電力量Winより
も一定量(制御値I)少なく出力するように制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コージェネレーシ
ョンシステム等の系統連系システムに関するものであっ
て、詳しくは、系統連系システムが出力する発電電力の
出力の制御方法に関する。
ョンシステム等の系統連系システムに関するものであっ
て、詳しくは、系統連系システムが出力する発電電力の
出力の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力消費機器(負荷)への送電系
統に、外部商用電源の商用電力系統と、発電機の発電電
力系統を接続し、電力消費機器(負荷)の需要電力を賄
うとともに、発電に伴い発電機で生じる排熱を回収し、
該回収熱を利用し水の熱交換を行う、コージェネレーシ
ョンシステム等が広く使用されるようになっている。前
記発電電力は、系統連系システム内部に備えたインバー
ターにより、商用電力と合わせて需要電力になるように
制御されている。このような制御のシステムは、発電電
力系統と、商用電力系統とを、連系して行っていること
から、系統連系システムといわれている。
統に、外部商用電源の商用電力系統と、発電機の発電電
力系統を接続し、電力消費機器(負荷)の需要電力を賄
うとともに、発電に伴い発電機で生じる排熱を回収し、
該回収熱を利用し水の熱交換を行う、コージェネレーシ
ョンシステム等が広く使用されるようになっている。前
記発電電力は、系統連系システム内部に備えたインバー
ターにより、商用電力と合わせて需要電力になるように
制御されている。このような制御のシステムは、発電電
力系統と、商用電力系統とを、連系して行っていること
から、系統連系システムといわれている。
【0003】このような、系統連系システムにおいて、
一つの原動機から熱・電力を同時に発生させるコージェ
ネレーションシステムは、前記原動機を運転するための
燃料(ガス・軽油など)を効率的・経済的に利用するこ
とを目的とする。このようなシステムにおいては、熱と
電力は、双方の需要状況にかかわらず常に効率的に出力
・消費されることが望ましい。
一つの原動機から熱・電力を同時に発生させるコージェ
ネレーションシステムは、前記原動機を運転するための
燃料(ガス・軽油など)を効率的・経済的に利用するこ
とを目的とする。このようなシステムにおいては、熱と
電力は、双方の需要状況にかかわらず常に効率的に出力
・消費されることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コージェネレーション
システム全体の経済効率から考えて、需要電力に供給さ
れる電力の全てを、発電電力が補うことが望ましい。即
ち、需要電力の全てを発電電力によって賄い、商用電力
は一切使用されないことが理想的である。そこで、需要
電力と発電電力は、一致するように制御することが望ま
しい。しかし、需要電力と発電電力を完全に一致させる
ように制御を行った場合において、負荷電力が減少した
場合には、発電電力は該減少に追従するが、該追従には
タイムラグ(制御遅れ)が生じるため、このタイムラグ
の間に発生してしまう余剰電力が、逆潮流を発生させて
しまうことになっていた。
システム全体の経済効率から考えて、需要電力に供給さ
れる電力の全てを、発電電力が補うことが望ましい。即
ち、需要電力の全てを発電電力によって賄い、商用電力
は一切使用されないことが理想的である。そこで、需要
電力と発電電力は、一致するように制御することが望ま
しい。しかし、需要電力と発電電力を完全に一致させる
ように制御を行った場合において、負荷電力が減少した
場合には、発電電力は該減少に追従するが、該追従には
タイムラグ(制御遅れ)が生じるため、このタイムラグ
の間に発生してしまう余剰電力が、逆潮流を発生させて
しまうことになっていた。
【0005】本発明は、以上の問題点に鑑み、コージェ
ネレーションシステム等の系統連系システムを効率的に
運転し、かつ逆潮流の防止を可能にする技術を提案する
ものである。
ネレーションシステム等の系統連系システムを効率的に
運転し、かつ逆潮流の防止を可能にする技術を提案する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為
の手段を説明する。すなわち、請求項1に記載のごと
く、外部商用電源の商用電力と、発電機の発電電力を、
インバーターを介して出力したインバーター出力とを系
統連系し、負荷の需要電力を賄うコージェネレーション
システム等の系統連系システムであって、需要電力量の
変化に追従する商用電力による電力供給を行う第一制御
区間と、定格の商用電力と、需要電力量の変化に追従す
るインバーター出力と、による電力供給を行う第二制御
区間と、需要電力量の変化に追従する商用電力と、定格
のインバーター出力と、による電力供給を行う第三制御
区間と、の三つの制御区間に分けて制御し、前記第二制
御区間におけるインバーター出力は、需要電力量よりも
一定量少なく出力するように制御されるである。
る課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為
の手段を説明する。すなわち、請求項1に記載のごと
く、外部商用電源の商用電力と、発電機の発電電力を、
インバーターを介して出力したインバーター出力とを系
統連系し、負荷の需要電力を賄うコージェネレーション
システム等の系統連系システムであって、需要電力量の
変化に追従する商用電力による電力供給を行う第一制御
区間と、定格の商用電力と、需要電力量の変化に追従す
るインバーター出力と、による電力供給を行う第二制御
区間と、需要電力量の変化に追従する商用電力と、定格
のインバーター出力と、による電力供給を行う第三制御
区間と、の三つの制御区間に分けて制御し、前記第二制
御区間におけるインバーター出力は、需要電力量よりも
一定量少なく出力するように制御されるである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る系統連系
システムを適用したコージェネレーションシステムの回
路図、図2は本発明に係る系統連系システムの出力制御
方法を示す図、図3は三相の商用電力系統にコージェネ
レーションシステムを適用する実施例を示す図である。
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る系統連系
システムを適用したコージェネレーションシステムの回
路図、図2は本発明に係る系統連系システムの出力制御
方法を示す図、図3は三相の商用電力系統にコージェネ
レーションシステムを適用する実施例を示す図である。
【0008】〔系統連系システムの構成〕まず、図1を
用いて本発明に係る系統連系システムの実施例を、コー
ジェネレーションシステム1に適用した場合について説
明する。尚、図1は、外部商用電源40を、単相三線2
00Vとした実施例を示すものである。コージェネレー
ションシステム1は、主として原動機2、発電機3、排
熱回収設備4、制御装置5、インバーター6からなる。
用いて本発明に係る系統連系システムの実施例を、コー
ジェネレーションシステム1に適用した場合について説
明する。尚、図1は、外部商用電源40を、単相三線2
00Vとした実施例を示すものである。コージェネレー
ションシステム1は、主として原動機2、発電機3、排
熱回収設備4、制御装置5、インバーター6からなる。
【0009】原動機2付近には、ラジエータファン7が
備えられている。そして、原動機2の循環冷却水8を、
排熱回収設備4にて、熱消費装置(図示せず)からの戻
り温水(循環湯9)と熱交換させている。また、原動機
2には、スタータ10を備え、該スタータ10への電力
供給は、後述する送電系統U3・V3(発電電力系統U
2・V2を含む)からトランス11を介して行われてい
る。
備えられている。そして、原動機2の循環冷却水8を、
排熱回収設備4にて、熱消費装置(図示せず)からの戻
り温水(循環湯9)と熱交換させている。また、原動機
2には、スタータ10を備え、該スタータ10への電力
供給は、後述する送電系統U3・V3(発電電力系統U
2・V2を含む)からトランス11を介して行われてい
る。
【0010】発電機3は、原動機2の駆動シャフトにつ
ながる回転軸12に、電機子巻線(図示しない)を備
え、電機子巻線に対応する固定子(図示しない)から三
相出力30を取り出す構成としている。
ながる回転軸12に、電機子巻線(図示しない)を備
え、電機子巻線に対応する固定子(図示しない)から三
相出力30を取り出す構成としている。
【0011】発電機3からの三相出力30は、ダイオー
ド21及びコンデンサ22により整流・平滑され、イン
バーター6の直流入力部に接続される。そして、該イン
バーター6からは、発電電力系統U2・V2が出力され
ている。
ド21及びコンデンサ22により整流・平滑され、イン
バーター6の直流入力部に接続される。そして、該イン
バーター6からは、発電電力系統U2・V2が出力され
ている。
【0012】以上に述べたコージェネレーションシステ
ム1の主構成要素である原動機2、発電機3、排熱回収
設備4、インバーター6は制御装置5により制御が行わ
れている。さらに、該制御装置5の動作状態を表示・変
更等を行う操作表示器28及び遠隔操作表示器29によ
り、コージェネレーションシステム1のシステムの管理
を行うように構成している。
ム1の主構成要素である原動機2、発電機3、排熱回収
設備4、インバーター6は制御装置5により制御が行わ
れている。さらに、該制御装置5の動作状態を表示・変
更等を行う操作表示器28及び遠隔操作表示器29によ
り、コージェネレーションシステム1のシステムの管理
を行うように構成している。
【0013】〔系統連系の構成〕図1は、コージェネレ
ーションシステム1を、単相三線商用電力系統に系統連
系させる実施例を示すものである。外部商用電源40か
らは、単相三線200Vの商用電力系統U1(U相)・
O1(中性線)・V1(V相)が引かれている。該商用
電力系統U1・V1(U相、V相)に、コージェネレー
ションシステム1からの発電電力系統U2・V2が並列
に接続される。以上の商用電力系統U1・O1・V1及
び発電電力系統U2・V2の電力が、送電系統U3・O
3・V3を通り電力消費機器(負荷)24・24・・・
へ送電されている。
ーションシステム1を、単相三線商用電力系統に系統連
系させる実施例を示すものである。外部商用電源40か
らは、単相三線200Vの商用電力系統U1(U相)・
O1(中性線)・V1(V相)が引かれている。該商用
電力系統U1・V1(U相、V相)に、コージェネレー
ションシステム1からの発電電力系統U2・V2が並列
に接続される。以上の商用電力系統U1・O1・V1及
び発電電力系統U2・V2の電力が、送電系統U3・O
3・V3を通り電力消費機器(負荷)24・24・・・
へ送電されている。
【0014】また、商用電力系統U1・V1には、負荷
電流検出用変流器(カレントトランス)CT1・CT2
が設けられている。該負荷電流検出用変流器CT1・C
T2を介して、商用電力系統U1・V1の電力値をイン
バーター6が算出する。そして、該インバーター6が、
商用電力系統U1・V1の電力値を一定にするために、
電力消費機器24・24・・・に供給するインバーター
6の出力を演算する。
電流検出用変流器(カレントトランス)CT1・CT2
が設けられている。該負荷電流検出用変流器CT1・C
T2を介して、商用電力系統U1・V1の電力値をイン
バーター6が算出する。そして、該インバーター6が、
商用電力系統U1・V1の電力値を一定にするために、
電力消費機器24・24・・・に供給するインバーター
6の出力を演算する。
【0015】以上の系統連系によって行われるコージェ
ネレーションシステム1の動作の具体例を以下に説明す
る。 (1)電力消費機器の消費電力が増加した場合 送電系統U3・O3・V3における需要電力が増加し、
これに応じて商用電力系統U1・O1・V1に流れる電
力量が増加する。そして、商用電力系統U1・V1の電
力量の増加値は、負荷電流検出用変流器CT1・CT2
からインバーター6が算出する。そして、自己の出力す
る電力量を決定し、発電電力系統U2・V2に電力を出
力する。
ネレーションシステム1の動作の具体例を以下に説明す
る。 (1)電力消費機器の消費電力が増加した場合 送電系統U3・O3・V3における需要電力が増加し、
これに応じて商用電力系統U1・O1・V1に流れる電
力量が増加する。そして、商用電力系統U1・V1の電
力量の増加値は、負荷電流検出用変流器CT1・CT2
からインバーター6が算出する。そして、自己の出力す
る電力量を決定し、発電電力系統U2・V2に電力を出
力する。
【0016】(2)電力消費機器の消費電力が減少した
場合 送電系統U3・O3・V3における需要電力が減少し、
これに応じて商用電力系統U1・O1・V1に流れる電
力量が減少する。そして、商用電力系統U1・V1の電
力量の減少値は、負荷電流検出用変流器CT1・CT2
からインバーター6が算出する。そして、自己の出力す
る電力量を決定し、発電電力系統U2・V2に電力を出
力する。尚、消費電力が、インバーター6からの出力電
力よりも小さくなってしまうと、商用電力系統U1・V
1への逆潮流が発生してしまう。
場合 送電系統U3・O3・V3における需要電力が減少し、
これに応じて商用電力系統U1・O1・V1に流れる電
力量が減少する。そして、商用電力系統U1・V1の電
力量の減少値は、負荷電流検出用変流器CT1・CT2
からインバーター6が算出する。そして、自己の出力す
る電力量を決定し、発電電力系統U2・V2に電力を出
力する。尚、消費電力が、インバーター6からの出力電
力よりも小さくなってしまうと、商用電力系統U1・V
1への逆潮流が発生してしまう。
【0017】〔インバーター出力の制御〕図2に示すグ
ラフは、需要電力Wz、インバーター出力Wg、及び商
用電力Winの負荷(電力消費量)に対しての出力の増
減を表すものである。
ラフは、需要電力Wz、インバーター出力Wg、及び商
用電力Winの負荷(電力消費量)に対しての出力の増
減を表すものである。
【0018】該図2を用いて、インバーター出力Wgと
商用電力Winの制御による、需要電力Wzへの電力供
給の方法について、以下の三つの制御区間に分けて説明
する。 第一制御区間F1:需要電力量Wzの変化に追従する商
用電力Winによる電力供給。 第二制御区間F2:定格の商用電力Winと、需要電力
量Wzの変化に追従するインバーター出力Wgと、によ
る電力供給。 第三制御区間F3:需要電力量Wzの変化に追従する商
用電力Winと、定格のインバーター出力Wgと、によ
る電力供給。 尚、以上の全ての制御区間においては、熱出力が発生し
ており、該熱出力は、前述した排熱回収設備4にて絶え
ず熱交換が行われ、効率的に消費されている。
商用電力Winの制御による、需要電力Wzへの電力供
給の方法について、以下の三つの制御区間に分けて説明
する。 第一制御区間F1:需要電力量Wzの変化に追従する商
用電力Winによる電力供給。 第二制御区間F2:定格の商用電力Winと、需要電力
量Wzの変化に追従するインバーター出力Wgと、によ
る電力供給。 第三制御区間F3:需要電力量Wzの変化に追従する商
用電力Winと、定格のインバーター出力Wgと、によ
る電力供給。 尚、以上の全ての制御区間においては、熱出力が発生し
ており、該熱出力は、前述した排熱回収設備4にて絶え
ず熱交換が行われ、効率的に消費されている。
【0019】〔F1:需要電力量の変化に追従する商用
電力による電力供給〕図2に示す第一制御区間F1は、
少量(微量)の需要電力Wzのある区間であり、具体的
には、夜間等といった電力需要の少ない時間帯における
電力消費設備をスタンバイさせておくための電力や、施
設の室内の補助灯といった、電力消費設備が実働してい
ない状態における需要電力Wzのある区間を想定してい
る。
電力による電力供給〕図2に示す第一制御区間F1は、
少量(微量)の需要電力Wzのある区間であり、具体的
には、夜間等といった電力需要の少ない時間帯における
電力消費設備をスタンバイさせておくための電力や、施
設の室内の補助灯といった、電力消費設備が実働してい
ない状態における需要電力Wzのある区間を想定してい
る。
【0020】該第一制御区間F1では、需要電力Wzに
追従する商用電力Winにより電力供給を行う制御が行
われる。言い換えれば、該第一制御区間F1は、商用電
力Winのみで、電力供給を行う制御を行う区間であ
る。即ち、以下の制御数式により制御を行う。
追従する商用電力Winにより電力供給を行う制御が行
われる。言い換えれば、該第一制御区間F1は、商用電
力Winのみで、電力供給を行う制御を行う区間であ
る。即ち、以下の制御数式により制御を行う。
【0021】
【数1】
【0022】このように、需要電力Wzを商用電力Wi
nで賄うので、実際には商用電力Winを購入するコス
トが発生していることになる。しかし、該第一制御区間
F1においての需要電力Wzは、上述したごとく、微量
であることを想定している。加えて、このような微量の
需要電力Wzを賄うために、インバーター出力Wgを出
力させた場合には、かえって前述原動機2(発電機3)
を稼動させるための燃料コストがかかってしまうことに
なる。そこで、商用電力Winのみによる電力供給によ
り、経済的な効果を得る制御とするのである。
nで賄うので、実際には商用電力Winを購入するコス
トが発生していることになる。しかし、該第一制御区間
F1においての需要電力Wzは、上述したごとく、微量
であることを想定している。加えて、このような微量の
需要電力Wzを賄うために、インバーター出力Wgを出
力させた場合には、かえって前述原動機2(発電機3)
を稼動させるための燃料コストがかかってしまうことに
なる。そこで、商用電力Winのみによる電力供給によ
り、経済的な効果を得る制御とするのである。
【0023】〔F2:定格の商用電力と、需要電力量の
変化に追従するインバーター出力と、による電力供給〕
図2に示す第二制御区間F2は、大容量の需要電力Wg
がある区間であって、具体的には、日中といった多くの
電力消費機器・設備が実際に稼働する時間帯を想定して
いる。そして、該制御期間F2が、原動機2(発電機
3)の出力特性において、コージェネレーションシステ
ム1の発電電力(インバーター出力Wg)を最も効率的
に活用できる区間としている。この点については、後述
する第三制御区間F3において、インバーター出力Wg
を定格に抑える運転をすることで、原動機2(発電機
3)に高負担がかからないようにしていることに対応す
るものである。
変化に追従するインバーター出力と、による電力供給〕
図2に示す第二制御区間F2は、大容量の需要電力Wg
がある区間であって、具体的には、日中といった多くの
電力消費機器・設備が実際に稼働する時間帯を想定して
いる。そして、該制御期間F2が、原動機2(発電機
3)の出力特性において、コージェネレーションシステ
ム1の発電電力(インバーター出力Wg)を最も効率的
に活用できる区間としている。この点については、後述
する第三制御区間F3において、インバーター出力Wg
を定格に抑える運転をすることで、原動機2(発電機
3)に高負担がかからないようにしていることに対応す
るものである。
【0024】該第二制御区間F2では、定格の商用電力
Winと、需要電力Wzに追従するインバーター出力W
gにより電力供給を行う制御が行われる。言い換えれ
ば、該第二制御区間F2は、商用電力Winと、インバ
ーター出力Wgとを合わせて、電力供給を行う制御を行
う区間である。図2に示すごとく、インバーター出力W
gは、需要電力Wzに対して一定量の電力(以下「制御
値I」とする)を抑えた出力を行っている。該インバー
ター出力Wgの制御は、具体的には、前述したごとく、
負荷電流検出用変流器CT1・CT2により、商用電力
系統U1・V1の電力値を検出し、インバーター6が自
己の出力する電力量を決定し、発電電力系統U2・V2
に電力を出力することで、需要電力Wzに追従する出力
を行っているのである。ここで、インバーター6は、イ
ンバーター出力Wgが、需要電力Wzから制御値Iの分
だけ少ない出力を行う。即ち、以下の制御数式により制
御を行う。
Winと、需要電力Wzに追従するインバーター出力W
gにより電力供給を行う制御が行われる。言い換えれ
ば、該第二制御区間F2は、商用電力Winと、インバ
ーター出力Wgとを合わせて、電力供給を行う制御を行
う区間である。図2に示すごとく、インバーター出力W
gは、需要電力Wzに対して一定量の電力(以下「制御
値I」とする)を抑えた出力を行っている。該インバー
ター出力Wgの制御は、具体的には、前述したごとく、
負荷電流検出用変流器CT1・CT2により、商用電力
系統U1・V1の電力値を検出し、インバーター6が自
己の出力する電力量を決定し、発電電力系統U2・V2
に電力を出力することで、需要電力Wzに追従する出力
を行っているのである。ここで、インバーター6は、イ
ンバーター出力Wgが、需要電力Wzから制御値Iの分
だけ少ない出力を行う。即ち、以下の制御数式により制
御を行う。
【0025】
【数2】
【0026】一方で、商用電力Winは、前記制御値I
と同量の定格の電力を供給している。ここで、上述した
ごとく、第二制御区間F2においては、インバーター出
力Wgと商用電力Winとを合計して需要電力Wzを賄
うことから、以下の制御数式により制御を行う。
と同量の定格の電力を供給している。ここで、上述した
ごとく、第二制御区間F2においては、インバーター出
力Wgと商用電力Winとを合計して需要電力Wzを賄
うことから、以下の制御数式により制御を行う。
【0027】
【数3】
【0028】上記制御数式・より、以下の制御数式
が成立する。
が成立する。
【0029】
【数4】
【0030】以上の制御数式からに基づいた制御を
行うことにより、以下の効率的なコージェネレーション
システムの制御が可能となる。第一に、制御数式よ
り、インバーター出力Wgは、常に、需要電力Wzより
も制御値Iの分だけ少ない電力であるので、インバータ
ー出力Wgは、すべて需要電力Wzに消費され、発電電
力が有効に消費され、かつ、逆潮流が発生することはな
い。第二に、制御数式より、需要電力Wzに対しての
インバーター出力Wgで賄えない分の電力が、商用電力
Winによって補われることから、需要電力Wzへの安
定した電力供給が行われる。第三に、制御数式におい
て、制御値Iをインバーター6の仕様に応じて最適に設
定することにより、制御遅れによる逆潮流を防止させ
る。より詳しく説明すると、インバーター6は、容量や
仕様の違いといった機種の違いによって、各機種なった
制御遅れ(需要電力Wzが減少した場合に、該減少にイ
ンバーター出力Wgが追従して減少するまでの時間)の
特性を呈することから、試運転において各機種に最適の
制御値Iのチューニングを施すのである。該制御値Iの
値は、上述したごとく購入する商用電力Winの容量を
決定することでもあるので、出来るだけ小さく出来るよ
うにチューニングを行う。例えば、制御値Iの値を原動
機もしくはインバーターの出力変動の範囲より設定する
ことも可能である。制御値Iを原動機もしくはインバー
ターの出力変動幅より若干大きく設定することにより、
瞬間的な逆潮流を防止できるとともに、安定した電力を
負荷に対して供給することができるものである。制御値
Iをインバーターの出力もしくは原動機の出力に対応さ
せて設定することも可能である。インバーターの出力も
しくは原動機の出力に対応した制御値Iを記憶装置等に
マップとして保持させ、出力に応じた制御値Iを設定す
ることが可能である。これにより、出力に対して適切に
インバーターの出力を制御し、発電効率を向上できると
ともに、負荷に対して安定した質の良い電力を供給する
ことができるものである。さらに、第二制御区間F2に
おいて、制御値Iを一定に設定することも可能である。
この場合には、簡便な構成により制御値Iの設定を行う
ことができ、インバーターの制御上の信頼性を向上でき
るものである。そして、インバーターの耐久性を向上で
き、簡便な構成によりコージェネレーションシステムの
制御における信頼性を向上できるものである。なお、制
御値Iの値を1kW以下のような設定にすることで、商
用電力Winの使用量を低く抑える設定とすることもで
きる。このようなことから、コージェネレーションシス
テム1が、最も経済的な運転を行えるチューニングが可
能となる。
行うことにより、以下の効率的なコージェネレーション
システムの制御が可能となる。第一に、制御数式よ
り、インバーター出力Wgは、常に、需要電力Wzより
も制御値Iの分だけ少ない電力であるので、インバータ
ー出力Wgは、すべて需要電力Wzに消費され、発電電
力が有効に消費され、かつ、逆潮流が発生することはな
い。第二に、制御数式より、需要電力Wzに対しての
インバーター出力Wgで賄えない分の電力が、商用電力
Winによって補われることから、需要電力Wzへの安
定した電力供給が行われる。第三に、制御数式におい
て、制御値Iをインバーター6の仕様に応じて最適に設
定することにより、制御遅れによる逆潮流を防止させ
る。より詳しく説明すると、インバーター6は、容量や
仕様の違いといった機種の違いによって、各機種なった
制御遅れ(需要電力Wzが減少した場合に、該減少にイ
ンバーター出力Wgが追従して減少するまでの時間)の
特性を呈することから、試運転において各機種に最適の
制御値Iのチューニングを施すのである。該制御値Iの
値は、上述したごとく購入する商用電力Winの容量を
決定することでもあるので、出来るだけ小さく出来るよ
うにチューニングを行う。例えば、制御値Iの値を原動
機もしくはインバーターの出力変動の範囲より設定する
ことも可能である。制御値Iを原動機もしくはインバー
ターの出力変動幅より若干大きく設定することにより、
瞬間的な逆潮流を防止できるとともに、安定した電力を
負荷に対して供給することができるものである。制御値
Iをインバーターの出力もしくは原動機の出力に対応さ
せて設定することも可能である。インバーターの出力も
しくは原動機の出力に対応した制御値Iを記憶装置等に
マップとして保持させ、出力に応じた制御値Iを設定す
ることが可能である。これにより、出力に対して適切に
インバーターの出力を制御し、発電効率を向上できると
ともに、負荷に対して安定した質の良い電力を供給する
ことができるものである。さらに、第二制御区間F2に
おいて、制御値Iを一定に設定することも可能である。
この場合には、簡便な構成により制御値Iの設定を行う
ことができ、インバーターの制御上の信頼性を向上でき
るものである。そして、インバーターの耐久性を向上で
き、簡便な構成によりコージェネレーションシステムの
制御における信頼性を向上できるものである。なお、制
御値Iの値を1kW以下のような設定にすることで、商
用電力Winの使用量を低く抑える設定とすることもで
きる。このようなことから、コージェネレーションシス
テム1が、最も経済的な運転を行えるチューニングが可
能となる。
【0031】〔F3:需要電力量の変化に追従する商用
電力と、定格のインバーター出力と、による電力供給〕
図2に示す第三制御区間F3は、瞬間的に大容量の需要
電力Wzが生じた場合を想定しており、具体的には、同
時に複数の高負荷の電力消費設備が稼働したような場合
を想定している。
電力と、定格のインバーター出力と、による電力供給〕
図2に示す第三制御区間F3は、瞬間的に大容量の需要
電力Wzが生じた場合を想定しており、具体的には、同
時に複数の高負荷の電力消費設備が稼働したような場合
を想定している。
【0032】該第三制御区間F3では、定格のインバー
ター出力Wgと、需要電力Wzに追従する商用電力Wi
nにより電力供給を行う制御が行われる。言い換えれ
ば、該第三制御区間F3は、インバーター出力Wgと、
商用電力Winとを合わせて、電力供給を行う制御を行
う区間である。図2に示すごとく、インバーター出力W
gは、定格の出力を行っている。
ター出力Wgと、需要電力Wzに追従する商用電力Wi
nにより電力供給を行う制御が行われる。言い換えれ
ば、該第三制御区間F3は、インバーター出力Wgと、
商用電力Winとを合わせて、電力供給を行う制御を行
う区間である。図2に示すごとく、インバーター出力W
gは、定格の出力を行っている。
【0033】一方で、商用電力Winは、定格のインバ
ーター出力Wgと合計して需要電力Wzを賄うことか
ら、需要電力Wzの増減に追従する。このことから、以
下の制御数式により制御を行う。
ーター出力Wgと合計して需要電力Wzを賄うことか
ら、需要電力Wzの増減に追従する。このことから、以
下の制御数式により制御を行う。
【0034】
【数5】
【0035】以上の制御数式に基づいた制御を行うこ
とにより、以下の効率的なコージェネレーションシステ
ムの制御が可能となる。第一に、制御数式より、イン
バーター出力Wgは、常に、需要電力Wzよりも制御値
Iの分だけ少ない電力であるので、インバーター出力W
gは、すべて需要電力Wzに消費され、発電電力が有効
に消費され、かつ、逆潮流が発生することはない。第二
に、制御数式より、需要電力Wzに対してのインバー
ター出力Wgで賄えない分の電力が、商用電力Winに
よって補われることから、瞬間的な大容量の需要電力W
zにも対応できる。第三に、制御数式より、インバー
ター出力Wgは、定格(一定)以上の出力を行わないよ
うに制御されるので、同時に複数の高負荷の電力消費設
備が稼働したような場合であっても、原動機2(発電機
3)の定格以上の仕事をさせずに、機械に負担をかけな
いことが出来る。
とにより、以下の効率的なコージェネレーションシステ
ムの制御が可能となる。第一に、制御数式より、イン
バーター出力Wgは、常に、需要電力Wzよりも制御値
Iの分だけ少ない電力であるので、インバーター出力W
gは、すべて需要電力Wzに消費され、発電電力が有効
に消費され、かつ、逆潮流が発生することはない。第二
に、制御数式より、需要電力Wzに対してのインバー
ター出力Wgで賄えない分の電力が、商用電力Winに
よって補われることから、瞬間的な大容量の需要電力W
zにも対応できる。第三に、制御数式より、インバー
ター出力Wgは、定格(一定)以上の出力を行わないよ
うに制御されるので、同時に複数の高負荷の電力消費設
備が稼働したような場合であっても、原動機2(発電機
3)の定格以上の仕事をさせずに、機械に負担をかけな
いことが出来る。
【0036】〔三相商用電力系統にインバーター出力を
接続させる実施例〕図3は、三相商用電力系統U1・V
1・W1に、インバーター出力U2・V2・W2を接続
し、三相負荷50・50・・・に電力供給を行う実施例
を示したものである。本実施例においては、インバータ
ー6からは、三相のインバーター出力U2・V2・W2
を出力し、三相商用電力系統U1・V1・W1のU相・
V相・W相に接続させる。また、負荷50・50・・・
の電力消費量の算出は、三相商用電力系統U1・V1・
W1にそれぞれ備えられた負荷電流検出用変流器CT1
・CT2・CT3から、インバーター6に取り込むこと
により行われる。このように、本発明のコージェネレー
ションシステムは、上述した単相商用電力系統のみなら
ず、三相商用電力系統にも適用可能なのである。
接続させる実施例〕図3は、三相商用電力系統U1・V
1・W1に、インバーター出力U2・V2・W2を接続
し、三相負荷50・50・・・に電力供給を行う実施例
を示したものである。本実施例においては、インバータ
ー6からは、三相のインバーター出力U2・V2・W2
を出力し、三相商用電力系統U1・V1・W1のU相・
V相・W相に接続させる。また、負荷50・50・・・
の電力消費量の算出は、三相商用電力系統U1・V1・
W1にそれぞれ備えられた負荷電流検出用変流器CT1
・CT2・CT3から、インバーター6に取り込むこと
により行われる。このように、本発明のコージェネレー
ションシステムは、上述した単相商用電力系統のみなら
ず、三相商用電力系統にも適用可能なのである。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のごとく構成したので、次
のような効果を奏するのである。すなわち、請求項1の
ごとく、外部商用電源の商用電力と、発電機の発電電力
を、インバーターを介して出力したインバーター出力と
を系統連系し、負荷の需要電力を賄うコージェネレーシ
ョンシステム等の系統連系システムであって、需要電力
量の変化に追従する商用電力による電力供給を行う第一
制御区間と、定格の商用電力と、需要電力量の変化に追
従するインバーター出力と、による電力供給を行う第二
制御区間と、需要電力量の変化に追従する商用電力と、
定格のインバーター出力と、による電力供給を行う第三
制御区間と、の三つの制御区間に分けて制御し、前記第
二制御区間におけるインバーター出力は、需要電力量よ
りも一定量少なく出力するように制御されるので、イン
バーター出力は、すべて需要電力に消費され、逆潮流が
発生することはない。即ち、経済効率の良い系統連系シ
ステムの運転を行うことが出来る。また、第二制御区間
においては、一定量の電力(制御値I)だけ、インバー
ター出力が抑えられているので、インバーターの制御遅
れによる逆潮流が発生することがない。さらに、第三制
御区間においては、インバーター出力は、定格(一定)
以上の出力を行わないように制御されるので、同時に複
数の高負荷の電力消費設備が稼働したような場合であっ
ても、原動機(発電機)の定格以上の仕事をさせずに、
機械に負担をかけないことが出来る。
のような効果を奏するのである。すなわち、請求項1の
ごとく、外部商用電源の商用電力と、発電機の発電電力
を、インバーターを介して出力したインバーター出力と
を系統連系し、負荷の需要電力を賄うコージェネレーシ
ョンシステム等の系統連系システムであって、需要電力
量の変化に追従する商用電力による電力供給を行う第一
制御区間と、定格の商用電力と、需要電力量の変化に追
従するインバーター出力と、による電力供給を行う第二
制御区間と、需要電力量の変化に追従する商用電力と、
定格のインバーター出力と、による電力供給を行う第三
制御区間と、の三つの制御区間に分けて制御し、前記第
二制御区間におけるインバーター出力は、需要電力量よ
りも一定量少なく出力するように制御されるので、イン
バーター出力は、すべて需要電力に消費され、逆潮流が
発生することはない。即ち、経済効率の良い系統連系シ
ステムの運転を行うことが出来る。また、第二制御区間
においては、一定量の電力(制御値I)だけ、インバー
ター出力が抑えられているので、インバーターの制御遅
れによる逆潮流が発生することがない。さらに、第三制
御区間においては、インバーター出力は、定格(一定)
以上の出力を行わないように制御されるので、同時に複
数の高負荷の電力消費設備が稼働したような場合であっ
ても、原動機(発電機)の定格以上の仕事をさせずに、
機械に負担をかけないことが出来る。
【図1】本発明に係る系統連系システムを適用したコー
ジェネレーションシステムの回路図である。
ジェネレーションシステムの回路図である。
【図2】本発明に係る系統連系システムの出力制御方法
を示す図である。
を示す図である。
【図3】三相の商用電力系統にコージェネレーションシ
ステムを適用する実施例を示す図である。
ステムを適用する実施例を示す図である。
Wz 需要電力 Wg インバーター出力 Win 商用電力 I 制御値 F1 第一制御区間 F2 第二制御区間 F3 第三制御区間
Claims (1)
- 【請求項1】 外部商用電源の商用電力と、発電機の発
電電力を、インバーターを介して出力したインバーター
出力とを系統連系し、負荷の需要電力を賄うコージェネ
レーションシステム等の系統連系システムであって、需
要電力量の変化に追従する商用電力による電力供給を行
う第一制御区間と、定格の商用電力と、需要電力量の変
化に追従するインバーター出力と、による電力供給を行
う第二制御区間と、需要電力量の変化に追従する商用電
力と、定格のインバーター出力と、による電力供給を行
う第三制御区間と、の三つの制御区間に分けて制御し、
前記第二制御区間におけるインバーター出力は、需要電
力量よりも一定量少なく出力するように制御される系統
連系システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035243A JP2002238167A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 系統連系システム |
PCT/JP2002/001052 WO2002065620A1 (fr) | 2001-02-13 | 2002-02-07 | Systeme d'energie electrique muni d'une generatrice entrainee par moteur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035243A JP2002238167A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 系統連系システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002238167A true JP2002238167A (ja) | 2002-08-23 |
Family
ID=18898715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001035243A Pending JP2002238167A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 系統連系システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002238167A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291159A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Osaka Gas Co Ltd | 商用電源系統連系式発電装置 |
EP2472346A4 (en) * | 2009-08-27 | 2017-12-27 | Yanmar Co., Ltd. | Engine system |
US10227919B2 (en) | 2014-03-26 | 2019-03-12 | Yanmar Co., Ltd. | Package-storage type engine generator |
-
2001
- 2001-02-13 JP JP2001035243A patent/JP2002238167A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291159A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Osaka Gas Co Ltd | 商用電源系統連系式発電装置 |
EP2472346A4 (en) * | 2009-08-27 | 2017-12-27 | Yanmar Co., Ltd. | Engine system |
US10227919B2 (en) | 2014-03-26 | 2019-03-12 | Yanmar Co., Ltd. | Package-storage type engine generator |
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