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JP2002237826A - 光pds通信システム、このシステムにおける秘匿制御方法、及び親局装置、子局装置 - Google Patents

光pds通信システム、このシステムにおける秘匿制御方法、及び親局装置、子局装置

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Publication number
JP2002237826A
JP2002237826A JP2001034570A JP2001034570A JP2002237826A JP 2002237826 A JP2002237826 A JP 2002237826A JP 2001034570 A JP2001034570 A JP 2001034570A JP 2001034570 A JP2001034570 A JP 2001034570A JP 2002237826 A JP2002237826 A JP 2002237826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station device
signal
password
master station
slave station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001034570A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Wakamatsu
均 若松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Miyagi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Miyagi Ltd filed Critical NEC Miyagi Ltd
Priority to JP2001034570A priority Critical patent/JP2002237826A/ja
Publication of JP2002237826A publication Critical patent/JP2002237826A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Communication System (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パスワードが推測されることがなく、かつパ
スワードを長くする必要もない、データ伝送効率の良い
光PDS通信通信を実現する。 【解決手段】 親局装置1と複数の子局装置21 〜2N
との間でスターカプラを介して双方向光データ通信を行
う光PDS通信システムにおいて、子局装置において
は、入力される上り送信信号3に対してハッシュ演算を
行い、その演算結果を親局装置からの下り信号7の秘匿
解除処理のためのパスワードとして用いると共に、上り
送信信号にCRC演算結果を多重し上り信号8として親
局装置に送信する。親局装置においては、上り信号8に
対してハッシュ演算を行い、演算結果を入力される下り
送信信号4の秘匿処理のためのパスワードとして用い
る。秘匿処理された信号にはCRCチェック結果が多重
され、下り信号7として子局装置に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親局装置と複数の
子局装置とがスターカプラを通じて双方向光通信を行う
光PDS(Passive Double Star )通信システム、この
通信システムで行われる秘匿制御方法、及びこの通信シ
ステムで用いられる親局装置、子局装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の秘匿制御方法による光PD
S通信システムを示すブロック図である。図8におい
て、1台の親局装置1に複数台の子局装置21〜2Nがス
ターカプラ(図示せず)を介して接続されている。各子
局装置は、各々のパスワードを記憶するメモリ27と、
入力される上り送信信号3に対してCRC(Cyclic Red
undancy Check )演算を行うCRC演算回路24と、記
憶したパスワードとCRC演算結果と送信信号を多重す
るMUX回路26と、親局装置1から受信した下り信号
7に対してメモリ27に記憶したパスワードを用いて秘
匿解除を行う秘匿解除回路21から構成される。
【0003】また、親局装置1は、子局装置から受信し
た上り信号8に対しCRCチェックを行うCRCチェッ
ク回路12と、子局登録処理時、受信した上り信号8か
らパスワードを分離するパスワード分離回路17と、そ
の登録処理時のCRCチェック結果が正しければ、上記
分離したパスワードを記憶するパスワード記憶回路16
と、このパスワード記憶回路16で保持しているパスワ
ードにより、入力される下り送信信号4に対して秘匿処
理を行う秘匿回路13から構成される。
【0004】次に動作について説明する。各子局装置2
1〜2Nのユーザは、各々のパスワードをメモリ27に書
き込む。その書き込んだパスワードとCRC演算結果
は、MUX回路26で子局登録時の上り送信信号3に多
重され、この多重化信号は上り信号8として親局装置1
に送信される。親局装置1では、パスワード分離回路1
7で上り信号8からパスワードを分離すると共に、CR
Cチェック回路12でCRCチェックを行う。
【0005】CRCチェック結果が正しければ、上記分
離したパスワードをパスワード記憶回路16に新パスワ
ードとして保持する。そして、下り送信信号4に対して
保持したパスワードを使用して秘匿回路13で秘匿処理
を行い、子局装置21宛に下り信号7としてスターカプ
ラを介して送信する。このとき下り信号7はスターカプ
ラを介して他の全ての子局装置22〜2Nにも送信され
る。
【0006】子局装置21では、秘匿解除回路21にお
いて記憶しているパスワードを用いて下り信号7の秘匿
解除を行う。親局装置1から子局装置21への下り信号
7は、子局装置21で記憶しているパスワードで秘匿が
かかっているため、下り信号7を他の全ての子局装置2
2〜2Nで受信しても、下り信号7の秘匿を解除すること
はできない。
【0007】図6は親局装置1から子局装置21〜2N
の下り方向の信号の流れを示す。ここで親局装置1から
出力される下り信号は、スターカプラ6を介して全ての
子局装置21〜2Nに入力されるため、各子局装置では自
局宛以外の信号も受信していることになる。
【0008】また、図7は上り方向の信号の流れを示
す。ここでは、各子局装置21〜2Nからの上り信号がス
ターカプラ6を介して時分割で多重化され親局装置1の
みに入力される。
【0009】また、例えば本発明者により提案された特
開平11-220464 号公報には、上り信号の正常性を確認す
る方法として、上り信号をBIP(bit Interleaved Pa
rity)演算し、その演算結果をパスワードとして上り信
号に多重して親局装置に送信し、親局装置では、受信し
た上り信号をBIP演算し、その結果と上り信号から分
離したパスワードとを比較し、一致したときのパスワー
ドを用いて下り信号を秘匿するようにしたPDS光通信
システムの秘匿制御方法が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図6のように従来の光
PDS通信システムでは、親局装置からの子局装置への
下り信号は全ての子局装置で受信されるため、各子局装
置が使用しているパスワードが他の子局装置に知られて
しまうと秘匿解除が可能になり、信号が容易に解読され
て傍受されるという第1の問題があった。
【0011】上記特開平11-220464号公報に開示された
秘匿制御方法では、BIP演算は、単にデータの1の数
を数え、奇数か偶数かを判定しているだけの演算であ
り、また、前述の図8のシステムで行われるCRC演算
は、データをある生成多項式で割り算し、その余り値を
演算結果とするだけの演算なので、各演算値から元のデ
ータを推測することが可能である。あるいは推測しなく
てもそれらの演算値は数ビット〜32ビット程度なの
で、強引にパスワードを推測することも可能である。
【0012】そこで、傍受を難しくさせるためにはパス
ワード長を大きくすれば良いが、パスワードを子局装置
から親局装置への上り信号に多重しているため、パスワ
ードを長くすると、データの伝送容量が小さくなり、伝
送効率が低下するという第2の問題が生じた。
【0013】従って、本発明はパスワードが推測される
ことがなく、かつパスワードを長くする必要もなく、効
率の良い通信を実現できるようにすることを目的として
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による光PDS通
信システムは、親局装置と複数の子局装置との間でスタ
ーカプラを介して双方向光データ通信を行う光PDS通
信システムにおいて、子局装置において、入力される上
り送信信号に対してハッシュ演算を行い、演算結果を親
局装置からの下り信号の秘匿解除処理のためのパスワー
ドとして用いると共に、上り送信信号を上り信号として
親局装置に送信し、親局装置において、上り信号に対し
てハッシュ演算を行い、演算結果を入力される下り送信
信号の秘匿処理のためのパスワードとして用いることを
特徴とするものである。
【0015】また、本発明による光PDS通信システム
の秘匿制御方法は、親局装置と複数の子局装置との間で
スターカプラを介して双方向光データ通信を行う光PD
S通信システムの秘匿制御方法において、子局装置にお
いて、入力される上り送信信号に対してハッシュ演算を
行い、演算結果を親局装置からの下り信号の秘匿解除処
理のためのパスワードとして用いると共に、上り送信信
号を上り信号として親局装置に送信し、親局装置におい
て、上り信号に対してハッシュ演算を行い、演算結果を
入力される下り送信信号の秘匿処理のためのパスワード
として用いることを特徴とするものである。
【0016】また、本発明による親局装置は、親局装置
と複数の子局装置との間でスターカプラを介して双方向
光データ通信を行う光PDS通信システムにおける親局
装置であって、子局装置から受信した上り信号に対して
ハッシュ演算を行う演算手段と、入力される下り送信信
号をハッシュ演算結果をパスワードとして秘匿処理する
秘匿処理手段とを設けたものである。
【0017】また、本発明による子局装置は、親局装置
と複数の子局装置との間でスターカプラを介して双方向
光データ通信を行う光PDS通信システムにおける子局
装置であって、入力される上り送信信号に対してハッシ
ュ演算を行う演算手段と、親局装置から受信した下り信
号に対してハッシュ演算結果をパスワードとして秘匿解
除処理を行う秘匿解除処理手段を設けたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本実施の形態は、各子局装置毎に
固定のパスワードを使用するのではなく、子局装置から
親局装置への上り信号に対し、子局/親局各々でハッシ
ュ演算を行い、その演算結果をパスワードとすることに
より、1フレーム単位(1回の送信毎)にパスワードが
自動的に切り替わる1 Time Password方式を採用したこ
とを特徴とする。これによって、子局装置毎のパスワー
ドが容易には推測されない秘匿処理を行うことができ、
高度な通信保安を可能にし、かつデータ伝送効率の向上
を図ることができる。
【0019】図1は本発明の実施の形態による光PDC
通信システムを示すブロック図である。図1において、
各子局装置21〜2Nは、入力される上り送信信号3をC
RC演算するCRC演算回路24と、上り送信信号3と
CRC演算結果を多重するMUX回路26と、MUX回
路26から出力される上り信号8をハッシュ演算する演
算回路23と、親局装置1から受信した下り信号7から
チェック結果BIT(ビット)を分離するチェック結果
BIT終端回路25と、その分離したチェック結果BI
Tによりハッシュ演算回路23の演算結果を新パスワー
ドとして更新するパスワード更新回路22と、その更新
されたパスワードを用いて下り信号7を秘匿解除する秘
匿解除回路21を有する。
【0020】また、親局装置1は、子局装置から受信し
た上り信号8をハッシュ演算するハッシュ演算回路15
と、子局装置から受信した上り信号8をCRC演算し、
受信信号が正しく受信されたかをチェックするCRCチ
ェック回路12と、そのCRCチェック結果に応じてハ
ッシュ演算回路15の演算結果を新パスワードとして更
新するパスワード更新回路14と、その更新されたパス
ワードを用いて下り送信信号4に対して秘匿処理を行う
秘匿回路13と、上記CRCチェック結果をチェック結
果BITとして下り信号7に多重するチェック結果多重
回路11を有する。尚、親局装置1と各子局装置21
Nとの間には図示せずもスターカプラが設けられてい
る。
【0021】次に動作について説明する。子局装置21
は、1フレーム毎に上り送信信号3をハッシュ演算回路
23によりハッシュ演算を行い、演算結果をパスワード
更新回路22へ渡す。また上り送信信号3をCRC演算
回路24によりCRC演算を行い、演算結果をMUX回
路26へ渡す。MUX回路26では、上り送信信号3と
CRC演算値を多重し、多重化信号を上り信号8として
親局装置1へ送信する。
【0022】親局装置1では、上り信号8を受信し、C
RCチェック回路12でCRCチェックを行い、演算結
果をパスワード更新回路14とチェック結果多重回路1
1へ渡す。また、1フレーム毎に受信した上り信号8に
対してハッシュ演算回路15によりハッシュ演算を行
い、演算結果をパスワード更新回路14へ渡す。パスワ
ード更新回路14において、CRCチェック結果が正し
ければ、そのフレームのハッシュ演算値を新パスワード
として更新する。
【0023】そして、次フレームの下り送信信号4に対
して更新したパスワードを用いて秘匿処理を秘匿回路1
3で行う。そして、チェック結果多重回路11において
上記CRCチェック結果をチェック結果BITとして秘
匿回路13の出力信号に多重し、下り信号7として子局
装置21に送信する。
【0024】子局装置21では、下り信号7を受信し、
チェック結果BIT終端回路25でチェック結果BIT
を分離し、パスワード更新回路22に渡す。パスワード
更新回路22では、そのチェック結果BITがOKな
ら、親局装置1でのパスワードの更新が正常に終了した
ものと判断し、先の上り送信信号3に対するハッシュ演
算回路23の演算値を新パスワードとして更新し、秘匿
解除回路21へ渡す。そして、秘匿解除回路21はその
更新されたパスワードを用いて下り信号7の秘匿解除を
行う。
【0025】次に、上り信号8に伝送路誤り(CRCエ
ラー)が発生した場合について説明する。この場合、C
RCチェック回路12よりNGが検出される。この検出
結果を受けてパスワード更新回路14はパスワードの更
新は行わない。従って、次フレームの上り送信信号3に
対しては現在のパスワードを使用して秘匿処理が行われ
る。これと共に、チェック結果BITにより伝送路エラ
ー発生(パスワード非更新)を子局装置21へ通知す
る。
【0026】子局装置21では、チェック結果BIT終
端回路25でチェック結果NGを受信するので、パスワ
ード更新回路22はパスワードの更新は行わない。従っ
て、秘匿解除回路21では、現在のパスワードで秘匿解
除を行うので、親局装置1と子局装置21との間でパス
ワードが違うことはなく、正常に通信が行われる。
【0027】次に、上述した動作のさらに詳細な動作を
図2のタイミングチャート及び図3,4,5のフローチ
ャートを参照して説明する。図2のタイミングチャート
において、本実施の形態による秘匿制御方法は、まず、
子局装置2において図3のAの処理を行って親局装置1
に上り信号8を送信する。次に、親局装置1において、
図4のBの処理を行って子局装置2に下り信号7を送信
する。そして、子局装置2において、図5のCの処理を
行う。以上の処理を1サイクルとして、秘匿制御動作が
行われる。
【0028】まず、子局装置2は図3の処理を行う。上
り送信信号3に対してハッシュ演算を行い、演算値をパ
スワード更新回路22に渡す(処理501)。次に、上
り送信信号3に対してCRC演算を行い、演算値をMU
X回路26に渡して上り送信信号3に多重し(処理50
2)、上り信号8を送信する。
【0029】上り信号8を受信した親局装置1は図4の
処理を行う。まず、受信した上り信号8に対してハッシ
ュ演算回路15でハッシュ演算を行い、演算値をパスワ
ード更新回路14に渡す(処理503)。これと共に受
信した上り信号8に対してCRCチェックを行い(処理
504)、結果を判定する(処理505)。CRCチェ
ック結果が正しい場合(OK)は、処理503で演算し
たハッシュ演算値を新パスワードとして更新し(処理5
06)、下り送信信号4に対して更新したパスワードで
秘匿処理を行い(処理508)、チェック結果BITを
OKとして多重し(処理509)、下り信号7として送
信する。
【0030】一方、処理505でCRCチェック結果が
正しくない場合は、処理503で演算したハッシュ演算
値を破棄し、パスワードの更新は行わない(処理50
7)。そして、下り送信信号4に対して現状のパスワー
ドで秘匿処理(処理508)を行い、チェック結果BI
TをNGとして多重し(処理510)、下り信号7とし
て送信する。
【0031】最後に下り信号7を受信した子局装置2は
図5の処理を行う。まず、受信した下り信号7からチェ
ック結果BITを分離し、結果を判定する(処理51
1)。次に、処理511の結果がOKの場合は、親局装
置1でパスワードの更新が行われたものと判断し、処理
501でのハッシュ演算値を新パスワードとして更新す
る(処理506)。そして、更新されたパスワードを用
いて下り信号7の秘匿解除を行う(処理512)。
【0032】一方、処理511の結果がNGの場合は、
親局装置1でパスワード更新が失敗したものと判断し、
処理501でのハッシュ演算値を破棄し、パスワードの
更新は行わない(処理507)。そして、現状のパスワ
ードを用いて秘匿解除を行う(処理512)。以上の処
理を繰り返すことにより、1フレーム単位でパスワード
を正しく更新することができる。
【0033】本実施の形態においては、親局装置と子局
装置とにおいて、主信号をハッシュ演算し、その演算値
をパスワードにしているが、このハッシュ演算とは、任
意長のデータから固定長(例えば128or160ビッ
ト)の疑似乱数を生成する演算である。ハッシュ演算は
非可逆な処理を含むため、演算値から元のデータを再現
することはできない一方向性関数である。従って、本実
施の形態によれば、パスワードを推測することが困難と
なる。
【0034】また、本実施の形態によれば、ハッシュ値
(パスワード)を上り信号8に多重しないので、もし、
今後新たなハッシュ演算方法が開発され、ビット長が大
きくなったとしても、上り信号の伝送容量には影響する
ことがない。
【0035】具体的なハッシュ演算としては、MD4,
MD5,SHA−1,RIPEMD−160等があり、
これらの全てのハッシュ演算が本実施の形態に適用可能
である。ハッシュ演算は年々新しい方法が開発され、解
読の難度も上がってきている。
【0036】尚、本実施の形態においては、CRC演算
回路15、24及びCRCチェック回路12により、子
局装置→親局装置間の伝送路チェックを行っているが、
BIP演算回路及びBIPチェック回路を用いてもよ
い。BIP演算としては、BIP4,BIP8,BIP
16,BIP24等がある。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、子局装置から親局装置
への上り信号に対して子局/親局各々でハッシュ演算を
行い、その演算値をパスワードとしているので、1フレ
ーム単位(1回の送信毎)でパスワードが自動的に切り
替わる1 Time Password方式が実現され、パスワードを
推測して信号を傍受されることを防止することができ
る。
【0038】また、パスワードが上り送信信号に対する
ハッシュ演算値であることから、パスワードを伝送路上
に多重しなくてもよいので、親局〜子局間でパスワード
を転送する必要がなくなり、これによって、パスワード
長により伝送容量が少なくなることがなく、効率の良い
データ伝送を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による光PDS通信シス
テムを示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態による光PDS通信シス
テムの動作を示すタイミングチャートである。
【図3】 子局装置における上り送信信号に対する処理
を示すフローチャートである。
【図4】 親局装置における上り信号に対する処理を示
すフローチャートである。
【図5】 子局装置における下り信号に対する処理を示
すフローチャートである。
【図6】 従来の光PDS通信システムにおける親局装
置から子局装置への下り信号の流れを示すブロック図で
ある。
【図7】 従来の光PDS通信システムにおける子局装
置から親局装置への上り信号の流れを示すブロック図で
ある。
【図8】 従来の秘匿制御方式による光PDS通信シス
テムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 親局装置 21〜2N 子局装置 3 上り送信信号 4 下り送信信号 7 下り信号 8 上り信号 11 チェック結果多重回路 12 CRCチェック回路 13 秘匿回路 14、22 パスワード更新回路 15、23 ハッシュ演算回路 21 秘匿解除回路 24 CRC演算回路 25 チェック結果BIT終端回路 26 MUX回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局装置と複数の子局装置との間でスタ
    ーカプラを介して双方向光データ通信を行う光PDS通
    信システムにおいて、 子局装置において、入力される上り送信信号に対してハ
    ッシュ演算を行い、演算結果を親局装置からの下り信号
    の秘匿解除処理のためのパスワードとして用いると共
    に、上り送信信号を上り信号として親局装置に送信し、
    親局装置において、上り信号に対してハッシュ演算を行
    い、演算結果を入力される下り送信信号の秘匿処理のた
    めのパスワードとして用いることを特徴とする光PDS
    通信システム。
  2. 【請求項2】 前記パスワードが1フレーム単位で自動
    的に切り替わる1 Time Password方式が行われることを
    特徴とする請求項1記載の光PDS通信システム。
  3. 【請求項3】 前記子局装置において、前記上り送信信
    号に対してCRC演算を行い、演算結果を前記上り送信
    信号に多重化して前記上り信号となし、前記親局装置に
    おいて、受信した上り信号に対してCRCチェックを行
    い、チェック結果に応じて前記パスワードを更新するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の光PDS通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記親局装置は、前記CRCチェック結
    果を前記秘匿処理された信号に多重化して下り信号とし
    て子局装置に送信し、子局装置は、受信した下り信号か
    らチェック結果ビットを分離し、分離したチェック結果
    ビットに応じて前記パスワードを更新することを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の光PDS通信システム。
  5. 【請求項5】 親局装置と複数の子局装置との間でスタ
    ーカプラを介して双方向光データ通信を行う光PDS通
    信システムの秘匿制御方法において、 子局装置において、入力される上り送信信号に対してハ
    ッシュ演算を行い、演算結果を親局装置からの下り信号
    の秘匿解除処理のためのパスワードとして用いると共
    に、上り送信信号を上り信号として親局装置に送信し、
    親局装置において、上り信号に対してハッシュ演算を行
    い、演算結果を入力される下り送信信号の秘匿処理のた
    めのパスワードとして用いることを特徴とする光PDS
    通信システムの秘匿制御方法。
  6. 【請求項6】 親局装置と複数の子局装置との間でスタ
    ーカプラを介して双方向光データ通信を行う光PDS通
    信システムにおける親局装置であって、 子局装置から受信した上り信号に対してハッシュ演算を
    行う演算手段と、 入力される下り送信信号をハッシュ演算結果をパスワー
    ドとして秘匿処理する秘匿処理手段とを設けたことを特
    徴とする親局装置。
  7. 【請求項7】 前記受信した上り信号に対してCRCチ
    ェックを行い、チェック結果に応じて前記パスワードを
    更新する更新手段を設けたことを特徴とする請求項6記
    載の親局装置。
  8. 【請求項8】 前記CRCチェック結果を前記秘匿処理
    された信号に多重化し下り信号として子局装置に送信す
    る送信手段を設けたことを特徴とする請求項7記載の親
    局装置。
  9. 【請求項9】 親局装置と複数の子局装置との間でスタ
    ーカプラを介して双方向光データ通信を行う光PDS通
    信システムにおける子局装置であって、 入力される上り送信信号に対してハッシュ演算を行う演
    算手段と、 親局装置から受信した下り信号に対してハッシュ演算結
    果をパスワードとして秘匿解除処理を行う秘匿解除処理
    手段を設けたことを特徴とする子局装置。
  10. 【請求項10】 前記受信した下り信号からチェック結
    果ビットを分離し、分離したチェック結果ビットに応じ
    てパスワードを更新する更新手段を設けたことを特徴と
    する請求項9記載の子局装置。
JP2001034570A 2001-02-09 2001-02-09 光pds通信システム、このシステムにおける秘匿制御方法、及び親局装置、子局装置 Pending JP2002237826A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007135119A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Kddi Corp Olt切替え方法、光終端システム及びoltユニット

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JP2007135119A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Kddi Corp Olt切替え方法、光終端システム及びoltユニット

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