JP2002235862A - フランジレス安全弁及び安全弁用半製品 - Google Patents
フランジレス安全弁及び安全弁用半製品Info
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- Valve Housings (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
更する必要がなく、在庫スペース及びコストを大幅に縮
小することができるフランジレス安全弁及び特殊レイテ
ィングにも適用可能な安全弁用半製品を提供する。 【解決手段】 安全弁本体1のフランジレス配管取付部
1aにネジ穴2を直接形成し、ネジ穴内に配管用スタッ
ドボルト3の一端3aをねじ込み、配管用スタッドボル
トの他端3bを配管取付部材4の貫通穴4b内に貫通さ
せたのちその他端にナット10をねじ込んで、フランジ
レス配管取付部を配管取付部材に取り付ける。
Description
り付けられる安全弁本体の配管取付部にフランジが無い
フランジレス配管取付部を有するフランジレス安全弁及
び上記フランジレス安全弁を製造するための安全弁用半
製品に関する。
取付部材104のフランジ104aに取付ボルト103
とナット110とにより取り付けられる安全弁の安全弁
本体101の配管取付部はフランジ101aを有してお
り、このフランジ101aは、フランジレイティングが
異なればフランジ101aの厚みや外径が異なるように
なっている。
は、フランジレイティングが異なればフランジ101a
の厚みや外径が異なるため、安全弁を製造するための鋳
型をフランジレイティング毎に用意する必要があり、フ
ランジレイティングが異なる安全弁に対しては、上記鋳
型のフランジ部分を修正などしなければ上記鋳型を適用
することができなかった。よって、フランジレイティン
グが異なる安全弁毎に鋳型を在庫しなければならず、在
庫スペース及びコストが膨大なものとなっていた。
合には、特殊レイティングのフランジの厚みや外径に対
応して鋳型を修正などする必要があり、特殊レイティン
グの安全弁を製造するのに多大な時間がかかっていた。
することにあって、フランジレイティングが異なっても
鋳型を変更する必要がなく、在庫スペース及びコストを
大幅に縮小することができるフランジレス安全弁、及
び、上記フランジレス安全弁を製造することができかつ
特殊レイティングの安全弁を多大な時間をかけることな
く製造することができる安全弁用半製品を提供すること
にある。
に、本発明は以下のように構成する。
フランジレス配管取付部にネジ穴を直接形成し、上記ネ
ジ穴内に配管用スタッドボルトの一端をねじ込み、上記
配管用スタッドボルトの他端を配管取付部材の貫通穴内
に貫通させたのちその他端にナットをねじ込んで、上記
フランジレス配管取付部を上記配管取付部材に取り付け
るようにしたことを特徴とするフランジレス安全弁を提
供する。
レス配管取付部を含む上記安全弁本体の外側面にジャケ
ット管を取り付けるようにした第1の態様に記載のフラ
ンジレス安全弁を提供する。
フランジレス配管取付部を、上記フランジレス配管取付
部が取り付けられる配管取付部材に一端がねじ込まれる
配管用スタッドボルトの他端がねじ込み可能なネジ穴形
成用のネジ穴形成部とし、上記ネジ穴形成部に、耐久圧
力に応じたピッチ及び内径を有するネジ穴を形成するこ
とにより安全弁を製造可能な安全弁用半製品を提供す
る。
安全弁用半製品に、耐久圧力に応じたピッチ及び内径を
有するネジ穴を形成することにより製造されたフランジ
レス安全弁を提供する。
態を図面に基づいて詳細に説明する。
安全弁は、図1及び2に示すように、配管取付部1aを
有する安全弁本体1と、上記安全弁本体1の配管取付部
1aに形成された流体入口部1bと、流体入口部1bと
は直交して連通可能なように上記安全弁本体1に形成さ
れた流体出口部1cと、上記安全弁本体1に流体入口部
1bから流体出口部1cへの通路上に形成された弁座2
2と、上記弁座22に対して接離可能な弁体21と、上
記弁体21を弁棒28を介して上記弁座22に付勢力に
より押圧付勢する付勢部材の一例であるバネ23と、上
記バネ23の下端に当接しかつ弁棒28に係止されて上
記バネ23の付勢力を弁棒28に伝える下側受け部材2
4と、上記バネ23の上端に当接する上側受け部材25
と、上記上側受け部材25を上下させて上記バネ23の
付勢力を調整する調整ネジ26と、調整ネジ26を覆う
カバー27とを備えるようにしている。よって、流体入
口部1b側での流体圧力が上記バネ23の付勢力よりも
大きくなり、流体入口部1b側の流体により弁体21が
弁座22から持ち上げられると、流体入口部1b側の流
体が、弁体21と弁座22との隙間を通って、流体入口
部1bから流体出口部1cへ逃がすことにより、安全弁
の機能を奏するようにしている。
大きく異なる点は、安全弁本体1の配管取付部1aにフ
ランジが形成されておらず、フランジレスとなっている
ことである。よって、ここでは、この配管取付部1aを
フランジレス配管取付部1aと称し、フランジレス配管
取付部1aを有する安全弁をフランジレス安全弁と称す
る。よって、フランジレス配管取付部1aは、安全弁本
体1の延長上に形成され、特に、外形を大きく張り出す
ように、言い換えればフランジ形状に形成する必要は全
くない。
aの端面(取付面)には、安全弁軸方向沿いに複数のネ
ジ穴2,…,2を所定ピッチ円P上に所定間隔で形成さ
れている。この各ネジ穴2の内径、ピッチ円Pの直径、
ネジ穴2の間隔は、標準仕様の安全弁では、JIS規格
などにより予め決められている。
aは、フランジレス配管取付部1aに各ネジ穴2を直接
形成し、上記各ネジ穴2内に配管用スタッドボルト3の
一端ネジ部3aをねじ込み、上記配管用スタッドボルト
3の他端ネジ部3bを配管取付部材4のフランジ4aの
貫通穴(いわゆる、バカ穴)4b内に貫通させたのち、
各配管用スタッドボルト3の他端ネジ部3bにナット1
0をねじ込んで、上記フランジレス配管取付部1aを上
記配管取付部材4に取り付けるようにする。
フランジを設けて取付ボルト用の貫通穴を形成するので
はなく、フランジレス配管取付部1aに、貫通穴ではな
いネジ穴2を直接形成して、ネジ穴2に各配管用スタッ
ドボルト3をねじ込み、各配管用スタッドボルト3を配
管取付部材4のフランジ4aの貫通穴4bに貫通させて
ナット10で締結するようにしたので、フランジレス配
管取付部1aにフランジを設ける必要がなく、フランジ
レス配管取付部1aを安全弁本体1の外形より大きく張
り出させる必要がなくなる。
も、フランジレス配管取付部1aは何ら設計を変更する
必要がなく、フランジレイティング毎に安全弁を製造す
るための鋳型を用意する必要もない。すなわち、1つの
安全弁用鋳型をフランジレイティングが異なる安全弁に
適用することができ、フランジレイティングが異なる安
全弁毎に鋳型を在庫する必要もなく、在庫スペース及び
コストを大幅に低減することができる。
ングが異なれば、鋳型を修正する必要があったが、この
実施形態によればそのような鋳型修正作業は必要はな
く、また、フランジレイティング毎の在庫も必要なくな
るので、大きなコストダウンになる。なぜなら、取付ボ
ルトが植込み型の配管用スタッドボルト3にしているの
で、フランジの無いフランジレス配管取付部1aが安全
弁本体1に一体的に形成されており、フランジではなく
安全弁本体1の一部と見ることができるため、フランジ
レイティングを考慮する必要がなくなる。
に、安全弁のフランジ101aの貫通穴101bと配管
取付部材104のフランジ104aの貫通穴104bと
を合わせてボルト103を入れるようにしているが、安
全弁のフランジ101aの貫通穴101bと配管取付部
材104のフランジ104aの貫通穴104bとを合わ
せることは一般に困難な作業である。特に、大型安全弁
になると、クレーンで大型安全弁を吊った状態で、大型
安全弁のフランジ101aを配管取付部材104のフラ
ンジ104aに合わす必要があり、危険も伴う。また、
その間に、安全弁のフランジ101aと配管取付部材1
04のフランジ104aとの間に挟み込むガスケット1
20の位置がズレたりして、取付作業は非常に困難なも
のとなっていた。
ンジレス安全弁は、安全弁のフランジの穴と配管取付部
材のフランジの穴とを合わせてボルトを入れるのではな
く、図2に示すように、安全弁の安全弁本体1のフラン
ジレス配管取付部1aの各ネジ穴2内に予めスタッドボ
ルト3をねじ込んでおき、フランジレス配管取付部1a
を配管取付部材4のフランジ4a上に載せるとき、配管
取付部材4のフランジ4aの各貫通穴4b内に上記フラ
ンジレス配管取付部1aの各ネジ穴2にねじ込まれた各
スタッドボルト3を挿入して貫通させれば、フランジレ
ス配管取付部1aと配管取付部材4のフランジ4aとを
簡単に位置合わせすることができ、その後、各スタッド
ボルト3の突出した端部3bにナット10をねじ込んで
フランジレス配管取付部1aと配管取付部材4のフラン
ジ4aとを締結すればよく、安全弁を配管取付部材4に
取付ける際の取付作業が従来よりも大幅に簡単ものとな
る。
て高圧流体を入口から出口側に流出させるとき、配管取
付部のフランジ101aと安全弁本体101との連結部
分(図7のA部分)に大きな反動力が集中的に作用し、
安全弁自体が破損する場合があり非常に危険なため、安
全弁全体を他の部材で支持する必要があった。
付部1aにフランジが無いことから配管取付部1aのフ
ランジと安全弁本体1との連結部分が無く、安全弁が機
能して高圧流体を入口から出口側に流出させるときに発
生する反動力は、安全弁自体ではなく安全弁が取付けら
れた配管取付部材4に作用することになるため、安全弁
が破壊されることもなく、安全弁全体を他の部材で支持
する必要もない。
のフランジの背面(配管取付部材側の表面とは反対側の
面)101cには勾配がついている。その勾配を無視し
て配管用取付ボルト103を取り付けると、図8のよう
にナット110のフランジ背面101cへの接触状態は
1点にしかならない。そうなると、取付ボルト103と
ナット110との間に緩みが生じてしまい、非常に危険
なものとなる。また、フランジ101aの抜き勾配を小
さくできても、フランジ101aのコーナーの曲率半径
Rがナット110に接触してしまい、上記したと同様な
1点接触状況になる場合がある。また、その両者が無く
ても、鋳物の肌の状況では、一般的に、どうしてもナッ
ト110が滑ったりするので、特に圧力が高い場合など
では、フランジ101aの背面101cを加工する必要
がある。つまり、ほとんどの場合、背面加工する必要が
ある。また、従来は、このようにフランジ101aの背
面101cを加工するとき、フランジ101aの背面側
の空間が、バイトの入らない小スペースのものに関して
は、座ぐり盤を使うなど、大きな手間がかかってしまう
といった問題があった。
付部側には貫通穴を形成せず、よって、ボルトの頭部又
はナットが突出することが全く無い。このため、配管取
付部側でのボルトの頭部又はナットの接触面は存在せ
ず、上記した従来の背面加工の必要性が全く無くなる。
ものではなく、その他種々の態様で実施できる。
してのスタッドボルト3のうち何本かを他のボルト3よ
り長くしておけば、その長いスタッドボルト3を配管取
付部材4の貫通穴4b内に最初に挿入するようにすれ
ば、安全弁本体1のフランジレス配管取付部1aと配管
取付部材4との位置決めをより簡単に行うことができ
る。
するメーカ側として、図1のような完成品で在庫するの
ではなく、図4に示すように、端面を加工したがネジ穴
2を形成していない安全弁用半製品11の状態で在庫を
すれば、特殊レイティングの注文が短納期で入っても、
安全弁用半製品11に対してネジ穴2の穴明けのみの加
工で対処できるので、例えば、特殊品であっても標準品
と同納期で対応できる。すなわち、JISなどにフラン
ジの規格はあるが、安全弁本体の規格は無い。よって、
フランジの規格のうちのピッチ円Pとボルトサイズ言い
かえればネジ穴内径さえ規格通りにすれば、JIS規格
などに沿ったものとなり、何ら問題は無い。一例とし
て、図4及び図5に示す同一の安全弁用半製品11に対
して、50AのバルブサイズでJIS10Kの安全弁と
して製造するときには、ピッチ円P上に直径16mmの
ネジ穴2Aを4箇所に形成すればよく、50Aのバルブ
サイズでJIS20Kの安全弁として製造するときに
は、同一ピッチ円P上に直径16mmのネジ穴2Bを8
箇所に形成すればよい。このようにして、同一の安全弁
用半製品11を基に、異なる仕様の安全弁を製造するこ
とが可能となる。
合には、従来では、特殊レイティングのフランジの厚み
や外径に対応して鋳型を修正などする必要があり、特殊
レイティングの安全弁を製造するのに多大な時間がかか
っていた。しかしながら、本実施形態では、ネジ穴2を
形成していない安全弁用半製品11を在庫しておけば、
特殊レイティングの要求があった場合には、特殊レイテ
ィングの要求に応じたピッチ円、ネジ穴径、間隔でネジ
穴2を形成するだけでよく、標準品と同一納期で製造す
ることができる。
付部1aを所望のサイズより少し大きめの外形形状にし
ておくことで、所望のサイズとそれより一回り大きなサ
イズとの2サイズに適用可能な安全弁用半製品11とす
ることができ、在庫量をさらに少なくすることができ
る。このとき、フランジレス配管取付部1aの外形形状
と配管取付部材4のフランジ4aの外形形状とを合わせ
る必要がある場合は、図3に示すように、安全弁本体1
のフランジレス配管取付部1aの外縁部9を面取りして
配管取付部材4のフランジ4aの外形形状に合せるよう
にすればよい。
施形態のフランジレス安全弁において、上記フランジレ
ス配管取付部1aを含む上記安全弁本体1の外側面にジ
ャケット管5を取り付けるようにしてもよい。このジャ
ケット管5を取り付ける目的は、安全弁が取り付けられ
る配管内を流れる流体を保温するためである。このよう
な保温を必要とする流体の一例としては、高温の流体例
えばスチームなどの熱媒が挙げられる。図6に示すよう
に、本実施形態の安全弁にジャケット管5を取り付けた
場合には、入口側のフランジが無いため、配管用ボルト
がジャケット管に干渉することはなく、フランジのみを
大きくする必要はない。よって、ジャケット管付安全弁
の場合、安全弁サイズと配管取付部材4のフランジサイ
ズとを同一にすることができる。これに対して、従来の
ジャケット管付安全弁は、図11に示すように、安全弁
本体101の外側にジャケット管105を取付けた場
合、配管取付部材104のボルト又はナット110がジ
ャケット管105に当たるため、ジャケット管付安全弁
のフランジ101aを1〜2サイズ大きくしなければな
らなかった。しかし、本実施形態にかかる安全弁によれ
ば、配管用ボルトがジャケット管5に干渉することはな
く、フランジのみを大きくする必要はない。その為、標
準の安全弁本体1を使用することができ、コスト削減が
可能となり、しかも、短納期で製品を完成させることが
できる。
実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有
する効果を奏するようにすることができる。
を設けて取付ボルト用の貫通穴を形成するのではなく、
フランジレス配管取付部に、貫通穴ではないネジ穴を直
接形成して、ネジ穴に各配管用スタッドボルトをねじ込
み、各配管用スタッドボルトを配管取付部材のフランジ
の貫通穴に貫通させてナットで締結するようにしたの
で、フランジレス配管取付部にフランジを設ける必要が
なく、フランジレス配管取付部を安全弁本体の外形より
大きく張り出させる必要がなくなる。
も、フランジレス配管取付部は何ら設計を変更する必要
がなく、フランジレイティング毎に安全弁を製造するた
めの鋳型を用意する必要もない。すなわち、1つの安全
弁用鋳型をフランジレイティングが異なる安全弁に適用
することができ、フランジレイティングが異なる安全弁
毎に鋳型を在庫する必要もなく、在庫スペース及びコス
トを大幅に低減することができる。
ングが異なれば、鋳型を修正する必要があったが、本発
明によればそのような鋳型修正作業は必要はなく、ま
た、フランジレイティング毎の在庫も必要なくなるの
で、大きなコストダウンになる。なぜなら、取付ボルト
が植込み型の配管用スタッドボルトにしているので、フ
ランジの無いフランジレス配管取付部が安全弁本体に一
体的に形成されており、フランジではなく安全弁本体の
一部と見ることができるため、フランジレイティングを
考慮する必要がなくなる。
と配管取付部材のフランジの貫通穴とを合わせてボルト
を入れるようにしているが、安全弁のフランジの貫通穴
と配管取付部材のフランジの貫通穴とを合わせることは
一般に困難な作業である。特に、大型安全弁になると、
クレーンで大型安全弁を吊った状態で、大型安全弁のフ
ランジを配管取付部材のフランジに合わす必要があり、
危険も伴う。また、その間に、安全弁のフランジと配管
取付部材のフランジとの間に挟み込むガスケットの位置
がズレたりして、取付作業は非常に困難なものとなって
いた。
ス安全弁は、安全弁のフランジの穴と配管取付部材のフ
ランジの穴とを合わせてボルトを入れるのではなく、安
全弁の安全弁本体のフランジレス配管取付部の各ネジ穴
内に予めスタッドボルトをねじ込んでおき、フランジレ
ス配管取付部を配管取付部材のフランジ上に載せると
き、例えば、配管取付部材のフランジの各貫通穴内に上
記フランジレス配管取付部の各ネジ穴にねじ込まれた各
スタッドボルトを挿入して貫通させれば、フランジレス
配管取付部と配管取付部材のフランジとを簡単に位置合
わせすることができ、その後、各スタッドボルトの突出
した端部にナットをねじ込んでフランジレス配管取付部
と配管取付部材のフランジとを締結すればよく、安全弁
を配管取付部材に取付ける際の取付作業が従来よりも大
幅に簡単ものとなる。
て高圧流体を入口から出口側に流出させるとき、配管取
付部のフランジと安全弁本体との連結部分に大きな反動
力が集中的に作用し、安全弁自体が破損する場合があり
非常に危険なため、安全弁全体を他の部材で支持する必
要があった。
フランジが無いことから配管取付部のフランジと安全弁
本体との連結部分が無く、安全弁が機能して高圧流体を
入口から出口側に流出させるときに発生する反動力は、
安全弁自体ではなく安全弁が取付けられた配管取付部材
に作用することになるため、安全弁が破壊されることも
なく、安全弁全体を他の部材で支持する必要もない。
ば、配管取付部にフランジを形成する必要がなく、配管
取付部側の表面を、ナット締付面として座ぐりにより精
度良く仕上げる必要がない。
全弁の全体の縦断面正面図である。
管取付部付近と配管用スタッドボルトと配管取付部材と
の関係を示す一部断面正面図である。
管取付部と配管取付部材との関係を説明するための説明
図である。
安全弁用半製品のフランジレス配管取付部付近の一部断
面正面図である。
付部の底面図である。
取り付けた状態でのフランジレス安全弁の概略一部断面
図である。
を配管取付部材のフランジに取り付た状態の断面図であ
る。
配管取付部材のフランジに位置合わせることが困難であ
ることを説明するための断面図である。
管取付部材のフランジとの関係を説明するための従来の
安全弁の底面図である。
状態でのフランジレス安全弁の概略一部断面図である。
…流体入口部、1c…流体出口部、2,2A,2B…ネ
ジ穴、3…配管用スタッドボルト、3a…一端ネジ部、
3b…他端ネジ部、4…配管取付部材、4a…フラン
ジ、4b…貫通穴、5…ジャケット管、9…外縁部、1
0…ナット、11…安全弁用半製品、21…弁体、22
…弁座、23…バネ、24…下側受け部材、25…上側
受け部材、26…調整ネジ、27…カバー、28…弁
棒、P…ピッチ円。
Claims (4)
- 【請求項1】 安全弁本体(1)のフランジレス配管取
付部(1a)にネジ穴(2)を直接形成し、上記ネジ穴
(2)内に配管用スタッドボルト(3)の一端(3a)
をねじ込み、上記配管用スタッドボルト(3)の他端
(3b)を配管取付部材(4)の貫通穴(4b)内に貫
通させたのちその他端(3b)にナット(10)をねじ
込んで、上記フランジレス配管取付部(1a)を上記配
管取付部材(4)に取り付けるようにしたことを特徴と
するフランジレス安全弁。 - 【請求項2】 上記フランジレス配管取付部(1a)を
含む上記安全弁本体(1)の外側面にジャケット管
(5)を取り付けるようにした請求項1に記載のフラン
ジレス安全弁。 - 【請求項3】 安全弁本体(1)のフランジレス配管取
付部(1a)を、上記フランジレス配管取付部(1a)
が取り付けられる配管取付部材(4)に一端(3a)が
ねじ込まれる配管用スタッドボルト(3)の他端(3
b)がねじ込み可能なネジ穴形成用のネジ穴形成部と
し、上記ネジ穴形成部に、耐久圧力に応じたピッチ及び
内径を有するネジ穴(2)を形成することにより安全弁
を製造可能な安全弁用半製品。 - 【請求項4】 請求項3の安全弁用半製品(11)に、
耐久圧力に応じたピッチ及び内径を有するネジ穴(2)
を形成することにより製造されたフランジレス安全弁。
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---|---|---|---|
JP2001035277A JP2002235862A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | フランジレス安全弁及び安全弁用半製品 |
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Publications (1)
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---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001035277A Pending JP2002235862A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | フランジレス安全弁及び安全弁用半製品 |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
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JPH02140079U (ja) * | 1989-04-26 | 1990-11-22 | ||
JPH09511816A (ja) * | 1994-05-18 | 1997-11-25 | ドレッサー インダストリーズ,インコーポレイテッド | 多重媒体安全弁 |
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2001
- 2001-02-13 JP JP2001035277A patent/JP2002235862A/ja active Pending
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