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JP2002231024A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JP2002231024A
JP2002231024A JP2001022061A JP2001022061A JP2002231024A JP 2002231024 A JP2002231024 A JP 2002231024A JP 2001022061 A JP2001022061 A JP 2001022061A JP 2001022061 A JP2001022061 A JP 2001022061A JP 2002231024 A JP2002231024 A JP 2002231024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflector
fluorescent lamps
auxiliary
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001022061A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Moriyama
克己 森山
Hideji Abe
秀治 安倍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokubu Denki Co Ltd
Original Assignee
Kokubu Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokubu Denki Co Ltd filed Critical Kokubu Denki Co Ltd
Priority to JP2001022061A priority Critical patent/JP2002231024A/ja
Publication of JP2002231024A publication Critical patent/JP2002231024A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光灯等の複数の光源から放射された光を制
御して陰影の発生を防止し、ムラのない照明を可能とす
る。 【解決手段】 複数の棒状の蛍光灯Fを覆う傘状の反射
板1からなり、反射板1の内面前方に光軸X周りに螺旋
状とした連続的な帯状の凸部3を形成し、複数の蛍光灯
Fからの光を螺旋状の凸部3によって光軸Xに対して斜
めに回り込ませ、互いの蛍光灯Fの光によって発生する
陰影部分を取り囲んで取り除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯や白熱電
球、放電管等の光源から放射された光を反射させて配光
するための照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、灯具本体51に蛍光
灯52および反射板53を配置し、天井Cのような取付
面に一端を取り付けたアーム54の他端に灯具本体51
を連結したものがある。灯具本体51は、前面に開口窓
51aを有し、開口窓51aを通して蛍光灯52からの
光を出射させるようになっている。蛍光灯52は棒形で
あって、灯具本体51内に2〜6本程度配置されてい
る。
【0003】また、反射板53は、蛍光灯52の発光部
分の周囲に椀状に形成された凹面鏡であり、複数の蛍光
灯52から放射される光を反射させて配光するためのも
のである。ところが、このように複数の蛍光灯52が配
置されている照明器具の場合、反射板53によって反射
された各蛍光灯52からの光はそれぞれ互いの蛍光灯5
2によって遮られ、陰影が出やすくなり、その結果、照
明器具から発せられる光にムラを生じてしまう。
【0004】従来、これを防ぐために、図7(a)に示
すように反射板53に蛍光灯52の形状に合わせた形の
補助反射鏡55を追加したり、同図(b)および(c)
に示すように反射板53の内面にそれぞれ横溝56や縦
溝57を設けたりしている。図8(a)は図7(b)に
示す横溝56を設けた反射板53の詳細を示し、このと
きの配光制御の様子を同図(b)に示す。図8(a)に
示すように、蛍光灯52からの光は反射板53の内面に
設けた横溝56によって反射し、拡散する。横溝56は
この拡散によって陰影の発生を防止しようとするもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8(b)
に示すように、反射板53の内面に横溝56を設けた場
合でも、横溝56は光の取り出し方向(同図(a)にお
いて下方)に対して垂直な円周上に均一に形成されたも
のであるため、光は一定方向にしか反射されず陰影54
を完全に取り囲んで消し去ることができない。図7
(c)に示す縦溝57の場合も同様である。
【0006】また、図7(a)に示す補助反射板55の
場合、その取り付け角度を調整することによって光をあ
る程度拡散させることができるが、光をいくつかの方向
にしか反射させることができないため、完全に配光制御
を行うことができない。また、追加した補助反射板55
の分だけ部品点数が増えることとなり、材料費や組み立
て工数等の製造コストの増大を招き、安価な照明器具を
実現できなくなる。
【0007】そこで、本発明においては、蛍光灯等の複
数の光源から放射された光を制御して陰影の発生を防止
し、ムラのない照明を可能とした照明器具を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の照明器具は、光
源を覆う傘状の反射板からなる照明器具であって、反射
板の内面に光の取り出し方向に対して斜め方向に連続し
た帯状の補助反射部を設けたことを特徴とする。光源か
ら放射された光は、反射板の内面に設けた光の取り出し
方向に対して斜め方向の帯状の補助反射部によって斜め
に回り込むように拡散されるため、従来陰影を生じてい
た部分を取り囲んで、陰影を取り除くことができる。
【0009】ここで、補助反射板は、螺旋状の凸部とす
ることが望ましい。これにより、光源から放射された光
は、光の取り出し方向に対して斜め方向に連続した螺旋
状の凸部によって斜めに連続的に回り込むように拡散さ
れるため、さらに陰影を取り除くことが可能となる。
【0010】ここで、反射板の凸部は、反射板と一体に
成形することができるため、部品点数を減らして製造コ
ストを低減することが可能である。また、反射板は、金
属製や樹脂製とすることができ、金型等により容易に本
発明に係る凸部を成形することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
る照明器具の斜視図、図2は図1の照明器具を光軸で切
断した断面図、図3は図2のA部詳細図である。
【0012】図において、本発明の実施の形態における
照明器具は、光源としての複数の棒状の蛍光灯Fを覆う
傘状の反射板1からなり、複数の蛍光灯Fから放射され
た光を反射板1の内面によって反射させ、前方の開口部
2の中心を光の取り出し方向(光軸)Xとして広範囲に
配光する。また、反射板1の内面前方には、蛍光灯Fか
らの光を反射して拡散させるための補助反射部としての
光軸X周りに螺旋状とした連続的な帯状の凸部3を形成
している。
【0013】本実施形態における凸部3は、開口部2の
直径136mmの反射板1に対して、帯の幅を5mm、
螺旋状の光軸からの傾斜角を10°として、光軸X周り
に90°間隔で4条平行に形成したものである。凸部3
は、ステンレス鋼板から反射板1をプレス成形する際、
金型によって同時に成形している。
【0014】このように光軸Xに対して斜め方向に連続
した螺旋状の凸部3によれば、図3に示すように、複数
の蛍光灯Fから放射された光は、光軸Xに対して斜めに
回り込むように反射され、拡散される。すなわち、複数
の蛍光灯Fからの光を螺旋状の凸部3によって光軸Xに
対して斜めに回り込ませ、互いの蛍光灯Fの光によって
発生する陰影部分を取り囲んで取り除くことができる。
【0015】ここで、図4を用いて本実施形態における
反射板1と従来の反射板53による光度分布について説
明する。図4(a)は本実施形態における反射板1の光
度分布を示す図、同図(b)は従来の反射板53による
光度分布を示す図である。
【0016】同図(b)に示すように、従来の反射板5
3において、反射板53の光の取り出し方向(同図下
方)の光度分布に窪みを生じている。この窪み部分は、
反射板53内の複数の蛍光灯Fによって生じた陰影の部
分であり、照明にはムラを生じている。一方、同図
(a)に示すように、本実施形態における反射板1の場
合の光度分布はいずれの方向に対しても滑らかであり、
陰影の発生が防止され、ムラのない照明が得られている
ことが分かる。
【0017】以上のように、本実施形態における照明装
置では、複数の蛍光灯Fから放射された光は、反射板1
の内面に設けた連続した螺旋状の凸部3によって連続的
に光軸Xに対して斜めに反射、拡散され、従来陰影を生
じていた部分に送り込まれるため、陰影の発生が防止さ
れる。また、反射板1の凸部は反射板1と一体に成形さ
れるため、部品点数を減らして製造コストを低減し、安
価な照明器具を実現できる。
【0018】また、本実施形態における照明装置では、
凸部3を光軸周りに連続した螺旋状として形成し、光源
Xからの光を光軸X周りに連続的に満遍なく拡散させる
ことができるため、棒状の蛍光灯F以外にも様々な形状
の光源に対しても有効である。
【0019】なお、本実施形態において、反射板1は図
示のように円錐状のものとして説明したが、例えば、角
錐状等の他の形状であっても構わない。また、凸部3は
凹部としてもよく、本発明に係る補助反射部は、光軸X
を中心として左右非対称であり、かつ連続的なものであ
れば他の形状でもよい。
【0020】図5は補助反射部の別の例を示している。
図5に示す反射板1aは、補助反射部として光軸Xに対
し斜め方向に形成した帯状の凸部3aを備える。凸部3
aは、開口部2aの直径136mmの反射板1aに対し
て、帯の幅を5mm、光軸Xからの傾斜角を10°とし
て形成したものである。このような凸部3aにおいて
も、複数の蛍光灯Fから放射された光は、光軸Xに対し
て斜めに回り込むように反射、拡散され、互いの蛍光灯
Fの光によって発生する陰影部分を取り囲んで取り除く
ことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0022】(1)反射板の内面に光の取り出し方向に
対して斜め方向に連続した帯状の補助反射部を設けるこ
とによって、光源から放射された光は斜めに回り込むよ
うに拡散され、陰影の発生を防止して、ムラのない照明
が可能となる。
【0023】(2)帯状の凸部を螺旋状に形成すること
で、光源からの光を斜めに連続して回り込むように拡散
させて、さらに陰影の発生を防止し、ムラのない照明が
可能となる。
【0024】(3)凸部を反射板と一体に成形すること
により、部品点数を減らして製造コストを低減し、安価
な照明器具を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における照明器具の斜視
図である。
【図2】 図1の照明器具を光軸で切断した断面図であ
る。
【図3】 図2のA部詳細図である。
【図4】 (a)は本実施形態における反射板の光度分
布を示す図、(b)は従来の反射板による光度分布を示
す図である。
【図5】 本発明の実施の形態における補助反射部の別
の例を示す図である。
【図6】 従来の照明器具の例を示す図である。
【図7】 従来の補助反射鏡等の例を示す図である。
【図8】 従来の配光制御の例であって、(a)は反射
板の断面図、(b)はその光の取り出し口からみた図で
ある。
【符号の説明】
1,1a 反射板 2,2a 開口部 3,3a 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源を覆う傘状の反射板からなる照明器
    具であって、前記反射板の内面に光の取り出し方向に対
    して斜め方向の帯状の補助反射部を設けたことを特徴と
    する照明器具。
  2. 【請求項2】 前記補助反射部は、螺旋状の凸部とした
    請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記補助反射部は、前記反射板と一体と
    した請求項1または2記載の照明器具。
JP2001022061A 2001-01-30 2001-01-30 照明器具 Pending JP2002231024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210709A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Daiko Electric Co Ltd 反射鏡及びこの反射鏡を備えた照明器具

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960903A (ja) * 1982-09-01 1984-04-07 バ−テイル・ホ−ブロ 全方向性反射器
JPS62198607U (ja) * 1986-06-09 1987-12-17
JPS63168902A (ja) * 1986-12-23 1988-07-12 ヴァレオ ヴイジョン 奥行きの小さい自動車用信号燈

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