JP2002226787A - プラスチック成形品の表面処理方法および表面処理されたプラスチック成形品 - Google Patents
プラスチック成形品の表面処理方法および表面処理されたプラスチック成形品Info
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Abstract
が良好でかつ、機械的特性にも優れたプラスチック成形
品を得ること。 【解決手段】「変換基」を少なくとも1種有するポリマ
ーの溶液もしくは懸濁液に浸漬した後、該ポリマーの有
する置換基を酸性官能基、塩基性官能基および水酸基か
ら選ばれた少なくとも1種の官能基に変換することによ
りプラスチック成形品の表面処理を行う。
Description
品の表面処理方法および表面処理されたプラスチック成
形品に関し、詳しくはプラスチック成形品の特性に影響
をおよぼすことなく、親水性(水濡れ性)や耐汚染性
(耐脂質汚れ性)などに優れるプラスチック成形品を提
供する表面処理方法に関するものであり、特に、コンタ
クトレンズや眼内レンズに好適である。
提案されている。中でもケイ素やフッ素を含有するプラ
スチック成形品は、酸素透過性が良好であることからコ
ンタクトレンズに種々提案されている。しかしながら、
ケイ素やフッ素を含有するプラスチック成形品は水濡れ
性が不十分であり、水濡れ性の向上が望まれている。特
に、コンタクトレンズの表面を改質してレンズ特性やそ
の装用感を向上させる目的で各種の方法が提案されてい
る。例えば、米国特許第4214014号公報には、酸
素雰囲気下でプラズマ処理を施してコンタクトレンズに
水濡れ性を付与する方法が開示されている。また、特開
平8−227001号公報には、酸素ガスおよび/また
は炭酸ガス雰囲気下でプラズマ処理を施して含水性コン
タクトレンズに水濡れ性を付与する方法が開示されてい
る。しかしながら、かかる従来技術は確かに水濡れ性は
向上するが酸素ガスによってプラスチック成形品の材質
が劣化するという問題があった。さらには、その水濡れ
性が洗浄や長期使用した場合に経時変化し疎水化すると
いう大きな問題があった。
点を解決するため鋭意検討を重ね、プラスチック本来の
物性を維持しつつ、表面の水濡れ性を改善しかつ経日変
化のないプラスチック成形品の表面処理方法を見出し、
本発明に至った。本発明の目的は、高い透明性と高い酸
素透過性を有し、水濡れ性が良好でかつ、機械的特性に
も優れたプラスチック成形品を得ること、特にコンタク
トレンズに好適なプラスチック成形品の表面処理方法を
提供することにある。
成するために下記の構成を有する。 「(1)プラスチック成形品を酸性官能基、塩基性官能
基および水酸基から選ばれた少なくとも1種の官能基に
変換されるような置換基(以下、「変換基」と呼ぶ)を
少なくとも1種有するポリマーの溶液もしくは懸濁液に
浸漬した後、該ポリマーの有する置換基を酸性官能基、
塩基性官能基および水酸基から選ばれた少なくとも1種
の官能基に変換することにより該プラスチック成形品の
表面処理を行うことを特徴とするプラスチック成形品の
表面処理方法、(2)該ポリマーの「変換基」がカルボ
キシル基、水酸基、アミノ基およびスルホン酸基から選
ばれた少なくとも1種の官能基に変換されるような置換
基であることを特徴とする請求項1記載のプラスチック
成形品の表面処理方法、(3)該ポリマーが「変換基」
を置換基数/モノマー数の比で0.1以上含むホモポリ
マーまたはコポリマーであることを特徴とする請求項1
または2記載のプラスチック成形品の表面処理方法、
(4)請求項1〜3のいずれかに記載されているプラス
チック成形品の表面処理方法で表面処理されたプラスチ
ック成形品。」
スチック成形品はケイ素含有モノマーおよび/またはフ
ッ素含有モノマーのホモポリマー、あるいはそれらのモ
ノマーと他のモノマーとのコポリマーを主成分とする成
形品が好ましい。ケイ素含有モノマーとしては、例えば
トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル(メタ)
アクリレート、ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリ
ルプロピル(メタ)アクリレート、(トリメチルシロキ
シ)ジメチルシリルプロピル(メタ)アクリレート、片
末端もしくは両末端に重合性置換基を有するポリジメチ
ルシロキサン、下式(a)、(b)で表されるシロキサ
ニルモノマー(ただし、各図中のRはHまたはメチル基
を表し、aは1〜3の整数を表す)などが好ましい。フ
ッ素含有モノマーとしてはフルオロアルキル(メタ)ア
クリレートが好ましい。
含有モノマーを他のモノマーと共重合して用いる場合の
共重合可能なモノマーとしては、(メタ)アクリルモノ
マー、芳香族ビニルモノマー、ヘテロ環ビニルモノマー
などの単官能モノマー、あるいは、2官能、3官能、4
官能の(メタ)アクリレート、芳香族ジビニルモノマ
ー、芳香族ジアリールモノマーなどの多官能モノマーな
どが挙げられる。
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレートな
どのアルキル(メタ)アクリレート類、(メタ)アクリ
ル酸などのカルボン酸類、シクロヘキシル(メタ)アク
リレートなどのシクロアルキル(メタ)アクリレート
類、トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、ヘキサ
フルオロイソプロピル(メタ)アクリレートなどのハロ
ゲン化アルキル(メタ)アクリレート類、2ーヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレートなどの水酸基を有するヒ
ドロキシアルキル(メタ)アクリレート類、N,Nージ
メチルアクリルアミド、N,Nージエチルアクリルアミ
ドなどのアクリルアミド類、トリス(トリメチルシロキ
シ)シリルプロピル(メタ)アクリレートなどのシロキ
サニル基を有するアルキル(メタ)アクリレート類、ス
チレン、ビニルピリジンなどの芳香族ビニルモノマー
類、Nービニルピロリドンなどのヘテロ環ビニルモノマ
ー類が挙げられる。
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジ
(メタ)アクリレート、エチレンオキシド付加ジビスフ
ェノールA(メタ)アクリレートおよびそのウレタン変
成体、プロピレングリコール(メタ)アクリレート、グ
リセロールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリ
コール(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、ジア
リールフタレート、ビスマレイミド、アリル(メタ)ア
クリレートなどの2官能モノマー、トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド付加
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなど
の3官能モノマー、テトラメチロールメタンテトラ(メ
タ)アクリレートなどの4官能モノマーなどが挙げられ
る。
明に用いるプラスチック成形品は、含水したヒドロゲル
であっても良いし、非含水のゴム状のポリマーであって
も良いし、非含水ないしは低含水の硬いポリマーであっ
ても良い。
成形品は、透明であっても不透明であっても良いが、前
述のケイ素および/またはフッ素原子を含有するプラス
チック成形品は、酸素透過性に優れることから光学材料
などに適用することが好ましく、この場合は、透明性を
付与したものが好ましい。また、本発明のプラスチック
成形品を構成するポリマーにおいて、ケイ素および/ま
たはフッ素原子を含有するポリマーの含有量は100重
量%であっても良いが、好ましくは5重量%以上、より
好ましくは30重量%以上含有されていることが、酸素
透過性と機械的特性とのバランスを維持できる点で好ま
しい。なお、重合方法としては公知の方法を使用するこ
とができる。
成形品は、紫外線吸収剤や色素、着色剤などを含んでも
良い。
成形品を得る際は、重合をし易くするために過酸化物や
アゾ化合物に代表される熱重合開始剤や、光重合開始剤
を配合することが好ましい。熱重合を行う場合は、所望
の反応温度に対して最適な分解特性を有するものを選択
して使用する。一般的には10時間半減期温度が40〜
120℃の過酸化物系開始剤およびアゾ系開始剤が好適
である。光重合開始剤としては、カルボニル化合物、過
酸化物、アゾ化合物、硫黄化合物、ハロゲン化合物およ
び金属塩などが挙げられる。これらの重合開始剤は、単
独または混合して用いられ、およそ1重量%くらいまで
の量で使用される。
成形品を得る際は、重合溶媒を使用することができる。
溶媒としては、有機系、無機系の各種溶媒が適用可能で
あり特に限定されないが例えば、水、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、2−プロパノール、ブタノー
ル、tert−ブタノールなどの各種アルコール系溶剤、ベ
ンゼン、トルエン、キシレンなどの各種芳香族炭化水素
系溶剤、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン、石油
エーテル、ケロシン、リグロイン、パラフィンなどの各
種脂肪族炭化水素系溶剤、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトンなどの各種ケトン系溶剤、
酢酸エチル、酢酸ブチル、安息香酸メチル、フタル酸ジ
オクチルなどの各種エステル系溶剤、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコ
ールジアルキルエーテル、ジエチレングリコールジアル
キルエーテル、トリエチレングリコールジアルキルエー
テル、テトラエチレングリコールジアルキルエーテル、
ポリエチレングリコールジアルキルエーテルなどの各種
グリコールエーテル系溶剤などが挙げられ、これらは単
独あるいは混合して使用することができる。
成形品は、例えば、以下の方法により製造することがで
きる。すなわち、ポリマーを一旦、丸棒や板状などに成
形しこれを切削加工などによって所望の形状に加工した
り、また、モールド重合やスピンキャスト重合などの公
知の手法を用いることができる。さらに、繊維やフィル
ムなどに成形する場合は、ポリマーを溶融もしくは溶媒
などで溶解し、紡糸、押し出し成形することができる。
一例として本発明の表面処理がなされるプラスチック成
形品をモールド重合法により得る場合について、次に説
明する。前記モノマー組成物と重合開始剤のモノマー混
合物を一定の形状を有する2枚の空隙に充填する。そし
て、光重合あるいは熱重合を行ってモールドの形状に賦
型する。モールドは、樹脂、ガラス、セラミックス、金
属等で製作されているが、光重合の場合は光学的に透明
な素材が用いられ、通常は樹脂またはガラスが使用され
る。プラスチック成形品を製造する場合には、多くの場
合、2枚の対向するモールドにより空隙が形成されてお
り、その空隙にモノマー混合物が充填されるが、モール
ドの形状やモノマー混合物の性状によってはプラスチッ
ク成形品に一定の厚みを与えかつ充填したモノマー混合
物の液漏れを防止する目的を有するガスケットを併用し
ても良い。空隙にモノマー混合物を充填したモールド
は、続いて紫外線のような活性光線を照射されるか、オ
ーブンや液槽に入れて加熱されて重合される。光重合の
後に熱重合したり、逆に熱重合後に光重合する両重合法
を併用する方法も有り得る。光重合の場合は、例えば水
銀ランプや捕虫灯を光源とする紫外線を多く含む光を短
時間照射するのが一般的であり、通常は1時間以内であ
る。熱重合を行う場合には、室温付近から徐々に昇温
し、数時間ないし数十時間かけて60〜200℃の温度
まで高めていく条件がプラスチック成形品の光学的な均
一性、品位を保持し、かつ再現性を高めるために好適で
ある。
平均分子量はプラスチック成形品の物性の低下を防止
し、表面の水濡れ性を長期間保持させるためには200
以上が好ましく、500以上がより好ましく、1000
以上が最も好ましい。
酸化、還元、置換、加水分解などの反応により、酸性官
能基、塩基性官能基および水酸基から選ばれた少なくと
も1種の官能基に変換されるような置換基(以下、「変
換基」と呼ぶ)を主鎖および/または側鎖に有する。
「変換基」として好ましいのはカルボキシル基、水酸
基、アミノ基およびスルホン酸基から選ばれた少なくと
も1種の官能基に変換可能な置換基である。
「変換基」を有するモノマーのホモポリマーであって
も、また「変換基」を有する2種類以上のモノマー同士
のコポリマーであっても、「変換基」を有するモノマー
と有しないモノマーのコポリマーであってもよい。表面
処理に使用するポリマーとして「変換基」を有するモノ
マーと有しないモノマーのコポリマーを用いる場合の、
コポリマー中の「変換基」を有するモノマーの含量は
「変換基」数/モノマー数の比で0.1以上が好まし
く、0.2以上がより好ましく、0.3以上が最も好ま
しい。
ばエチレン、プロピレン、1−ブテン、ブタジエン、イ
ソプレンなどの脂肪族炭化水素系モノマー、スチレン、
ビニルピリジン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼ
ンなどの芳香族系モノマー、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アク
リレートなどのアルキル(メタ)アクリレート系モノマ
ー、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N
−ジエチル(メタ)アクリルアミドなどの(メタ)アク
リルアミド系モノマーなどが挙げられる。
しくは懸濁液の濃度は、0.1〜95重量%が好まし
く、0.1〜50重量%がより好ましく、0.1〜30
重量%が最も好ましい。プラスチック成形品をこのポリ
マーの溶液もしくは懸濁液に浸漬した後、ポリマーの置
換基をカルボキシル基、水酸基、アミノ基およびスルホ
ン酸基から選ばれた少なくとも1種の官能基に変換する
ことにより、プラスチック成形品の表面の水濡れ性を高
める働きを得られる。
するポリマーおよび変換反応の具体例として(メタ)ア
クリル酸塩化物(共)重合体、クロトン酸塩化物(共)
重合体、4−ビニル安息香酸塩化物(共)重合体などの
酸塩化物の構造を有するポリマーの加水分解、マレイン
酸無水物(共)重合体、(メタ)アクリル酸酢酸無水物
(共)重合体、4−ビニルフタル酸無水物(共)重合体
などの酸無水物の構造を有するポリマーの加水分解、
(メタ)アクリル酸メチル(共)重合体、(メタ)アク
リル酸エチル(共)重合体、(メタ)アクリル酸プロピ
ル(共)重合体、(メタ)アクリル酸t−ブチル(共)
重合体、(メタ)アクリル酸トリメチルシリルエステル
(共)重合体などのエステル基を有するポリマーの加水
分解もしくはフッ化物イオンによる脱シリル化、(メ
タ)アクリルアミド(共)重合体、クロトン酸アミド
(共)重合体、4−ビニルベンズアミド(共)重合体な
どのアミド基を有するポリマーの加水分解、(メタ)ア
クリロニトリル(共)重合体、(メタ)アクリル酸2−
シアノエチル(共)重合体、4−ビニルベンゾニトリル
(共)重合体などのシアノ基を有するポリマーの加水分
解、(メタ)アクロレイン(共)重合体、クロトンアル
デヒド(共)重合体、4−ビニルベンズアルデヒド
(共)重合体などのアルデヒド基を有するポリマーの酸
化、アリルアルコール(共)重合体、クロトンアルコー
ル(共)重合体、4−ビニルベンジルアルコール(共)
重合体などの水酸基を有するポリマーの酸化、(メタ)
アクリル酸ベンジル(共)重合体、クロトン酸ベンジル
(共)重合体、4−ビニル安息香酸ベンジル(共)重合
体などのベンジルエステル基を有するポリマーへの水素
添加による脱ベンジル化などが挙げられる。
マーおよび変換反応の具体例としてビニルアセテート
(共)重合体、アリルアルコール酢酸エステル(共)重
合体などのエステル基を有するポリマーの加水分解、ア
リルアルコールトリメチルシリルエーテル(共)重合体
などのシリルエーテル基を有するポリマーの加水分解も
しくはフッ化物イオンによる脱シリル化、(メタ)アク
ロレイン(共)重合体、クロトンアルデヒド(共)重合
体、4−ビニルベンズアルデヒド(共)重合体、メチル
ビニルケトン(共)重合体などのカルボニル基を有する
ポリマーの還元、(メタ)アクリル酸塩化物(共)重合
体、4−ビニル安息香酸塩化物(共)重合体などの酸塩
化物の構造を有するポリマーの還元、マレイン酸無水物
(共)重合体、4−ビニルフタル酸無水物(共)重合体
などの酸無水物の構造を有するポリマーの還元、(メ
タ)アクリル酸メチル(共)重合体、4−ビニル安息香
酸メチル(共)重合体などのエステル基を有するポリマ
ーの還元、(メタ)アクリルアミド(共)重合体、4−
ビニルベンズアミド(共)重合体などのアミド基を有す
るポリマーの還元、臭化アリル(共)重合体、臭化クロ
チル(共)重合体、4−ビニル臭化ベンジル(共)重合
体などのハロゲン化アルキル基を有するポリマーの水酸
化物イオンによる置換、アリルアルコールベンジルエー
テル(共)重合体、ビニルアルコールベンジルエーテル
(共)重合体などのベンジルエーテル基を有するポリマ
ーの水素添加による脱ベンジル化などが挙げられる。
リマーおよび変換反応の具体例として(メタ)アクリロ
ニトリル(共)重合体、アクリル酸2−シアノエチル
(共)重合体、4−ビニルベンゾニトリル(共)重合体
などのシアノ基を有するポリマーの還元、(メタ)アク
リルアミド(共)重合体、4−ビニルベンズアミド
(共)重合体などのアミド基を有するポリマーの還元、
N−ビニルホルムアミド(共)重合体などのアミド基を
有するポリマーの加水分解、臭化アリル(共)重合体、
臭化クロチル(共)重合体、4−ビニル臭化ベンジル
(共)重合体などのハロゲン化アルキル基を有するポリ
マーのアンモニアもしくはアミンによる置換、(メタ)
アクリルアミド(共)重合体などのアミド基を有するポ
リマーのHofmann転位などが挙げられる。
るポリマーおよび変換反応の具体例として(メタ)アク
リル酸2−(スルホン酸メチル)エチル(共)重合体、
(メタ)アクリル酸3−(スルホン酸メチル)プロピル
(共)重合体などのスルホン酸エステル基を有するポリ
マーの加水分解、スチレン(共)重合体、ビニルトルエ
ン(共)重合体、4−ビニルピリジン(共)重合体など
の芳香環を有するポリマーへの三酸化硫黄錯体を用いた
置換反応、臭化アリル(共)重合体、臭化クロチル
(共)重合体、4−ビニル臭化ベンジル(共)重合体な
どのハロゲン化アルキル基を有するポリマーの亜硫酸塩
による置換反応、(スチレン−ブタジエン)共重合体な
どの主鎖もしくは側鎖に炭素−炭素二重結合、三重結合
を有するポリマーへの亜硫酸塩による付加反応、(メ
タ)アクロレイン(共)重合体、クロトンアルデヒド
(共)重合体、4−ビニルベンズアルデヒド(共)重合
体、メチルビニルケトン(共)重合体、ビニルフェニル
ケトン(共)重合体などのカルボニル基を有するポリマ
ーへの三酸化硫黄錯体による置換反応や亜硫酸塩による
付加反応などが挙げられる。
リマーの溶解性および変換反応の種類にもよるが、有機
系、無機系の各種溶媒を用いることが可能である。その
例として、水、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、2−プロパノール、ブタノール、tert−ブタノ
ールなどの各種アルコール系溶媒、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、石油エーテ
ル、ケロシン、リグロイン、パラフィンなどの各種脂肪
族炭化水素系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の各種芳香族炭化水素系溶媒、塩化メチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハロ
ゲン系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブルケトンなどの各種ケトン系溶媒、酢酸エチル、酢
酸ブチル、安息香酸メチル、フタル酸ジオクチルなどの
各種エステル系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、エチレングリコールジアルキルエ
ーテル、ジエチレングリコールジアルキルエーテル、ト
リエチレングリコールジアルキルエーテル、テトラエチ
レングリコールジアルキルエーテル、ポリエチレングリ
コールジアルキルエーテルなどの各種グリコールエーテ
ル系溶媒、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などのカルボ
ン酸系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキサイド、ピリジン、アセトニトリルなどが挙げ
られ、これらは単独あるいは混合して用いることができ
る。
応の種類にもよるが、通常−80〜300℃程度の温度
範囲内で行われる。作業性を考えれば−10〜150℃
の温度範囲がより好ましく、−5〜120℃が最も好ま
しい。
する時間は、温度や変換反応の種類によっても最適時間
は変化するが、一般には100時間以内が好ましく、2
4時間以内がより好ましく、12時間以内が最も好まし
い。接触時間が長すぎると、作業性および生産性が悪く
なるばかりではなく、酸素透過性の低下や機械物性の低
下などの悪影響が出る場合がある。
処理の後、洗浄により余剰の表面処理用ポリマーを除く
ことができる。
が使用できる。例えば、水、メタノール、エタノール、
プロパノール、2−プロパノール、ブタノール、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、グリセリンなどの各種アルコール類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの各種芳香族炭化水素、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、デカン、石油エーテル、
ケロシン、リグロインなどの各種ケトン類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、安息香酸メチル、フタル酸ジオクチル
などの各種エステル類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジアルキル
エーテル、ジエチレングリコールジアルキルエーテル、
トリエチレングリコールジアルキルエーテル、テトラエ
チレングリコールジアルキルエーテル、ポリエチレング
リコールジアルキルエーテルなどの各種エーテル類、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチ
ル−2−ピロリドン、ジメチルイミダゾリジノン、ヘキ
サメチルホスホリックトリアミド、ジメチルスルホキシ
ドなどの各種非プロトン性極性溶媒、塩化メチレン、ク
ロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタン、トリ
クロロエチレンなどのハロゲン系溶媒、およびフロン系
溶媒などである。
合物を使用することもできる。洗浄溶媒は溶媒以外の成
分、例えば無機塩類、界面活性剤、および洗浄剤を含有
していてもよい。
品の機械的特性としては、引張弾性率1600kPa以
下、破断伸度は100%以上が好ましい。水濡れ性の点
から、動的接触角は50゜以下が好ましい。含水率は2
0%以上が好ましい。
品の好ましい実施態様としては、レンズ、繊維、フィル
ムなどが挙げられ、特にその良好な光学的特性、高い酸
素透過率、良好な水濡れ性および機械的特性の観点か
ら、コンタクトレンズ、眼内レンズ、プラスチックレン
ズなどの光学物品に好適に使用される。
が、本発明はこれらの例によって限定されるものではな
い。
で行った。
体の含水率(%)を測定した。
(g)、WOは乾燥状態でのプラスチック成形品の重量
(g)を表す。)。
品を使用し、硼酸緩衝液(pH7.1〜7.3)に対す
る前進時の動的接触角を測定した。浸漬速度は0.1m
m/sec、浸漬深さは7mmとした。
ズのパッケージ充填液であり硼酸9.26g、硼酸ナト
リウム1.00g、塩化ナトリウム8.48gおよび防
腐剤のエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム0.10g
を精製水1000gに溶解させた希薄溶液であり、約
1.8%の濃度である。
法の原理に基づく表面張力および接触角の評価である。
これは板状あるいは棒状の試験片を液体中に浸して、そ
のときに生じる表面張力と浮力の合力を実測することに
より液体の表面張力または接触角を求める方法である。
液体の表面張力γ、および接触角θと実測される力Fと
の関係は図1に見られる通りで、平衡状態では、 F=γcosθL−AρD F=mG F=mG+γcosθl F=mG+γcosθl−f となる。
FはDの一次関数となり、図2の関係からその切片、
(γCOSθl)が求められる。このようにして、この値
から試料の表面張力が既知であれば接触角の値が、ある
いは反対に接触角が既知であれば表面張力の値が算出さ
れる。ある特定の浸漬深さDまでの測定をする場合に、
時間と共に変化する力Fを連続して実測し、このように
して得られるF〜Dの関孫を整理すると図3に見られる
ようになり、試験片が液体試料中に浸漬される過程での
F→Dの関係から切片Fadを、同様に後退時のD→Fの
関係から切片Freを読み取り、このときの液体試料の表
面張力γが既知であれば、次式の関孫から「前進接触
角」θadが求められる。
酸緩衝液の表面張力は72.00[dyne/cm]とした。
3)に浸漬した後に引き上げて表面の外観を目視にて観
察し、以下の基準にて評価を行った。
れている。
分以上が均一に濡れている。
分以上の濡れが不均一である。
ていない。
レイ型のフィルム状のプラスチック成形品を使用し、
(株)東洋ボールドウィン製のテンシロンRTM−10
0型を用いて、弾性率と破断伸度を測定した。100m
m/minの速度で引っ張り、つかみ間距離は5mmと
した。
シ)シリルプロピルメタクリレート60重量部、N,N
−ジメチルアクリルアミド40重量部、トリエチレング
リコールジメタクリレート1重量部、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル10重量部を均一に混合し、重合
開始剤として2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェ
ノン(商品名:"ダロキュア1173"、CIBA社製)
0.2重量部を添加した後、このモノマー混合物をアル
ゴン雰囲気下で脱気した。窒素雰囲気下のグローブボッ
クス中でプラスチック製のモールド間に注入し密封し
た。捕虫灯を用いて光照射(照度1mW/cm2、30
分間)して、重合を行った。その後、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテルにモールド毎浸漬させ、40℃/
30分間、さらに60℃/60分間浸漬し、離型を行い
被処理用プラスチック成形品を得た。その後、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテルからイソプロピルアルコ
ールに置換し、60℃/16時間の残存モノマー抽出を
行った。その後、イソプロピルアルコールで被処理用プ
ラスチック成形品を2回洗浄した後、まずイソプロピル
アルコール/精製水=50/50(重量部)に30分間
浸漬し、次にイソプロピルアルコール/精製水=25/
75(重量部)に30分間浸漬し、さらに精製水に16
時間浸漬静置し、プラスチック成形品からイソプロピル
アルコールを完全に除去して被処理用プラスチック成形
品を得た。前記被処理用プラスチック成形品を精製水に
浸漬し15重量%ポリ(エチレン−マレイン酸無水物)
交互重合体(平均分子量:100000)を加えて90
℃/30分加熱した。その後、該プラスチック成形品を
精製水で十分洗浄した後、バイアル瓶中の硼酸緩衝液
(pH7.1〜7.3)に浸漬し、バイアル瓶を密封し
た。該バイアル瓶をオートクレーブに入れ、120℃/
30分間の煮沸処理を行った。放冷後、プラスチック成
形品をバイアル瓶から取り出し、硼酸緩衝液(pH7.
1〜7.3)に浸漬した。このプラスチック成形品の含
水率は30%であり、動的接触角は35゜であった。ま
た、水濡れ性は◎であった。さらに、機械的特性は弾性
率983kPa、破断伸度294%であった。
に用いるポリマーを20重量%ポリトリメチルシロキシ
ビニル(平均分子量:10000)に変更する以外は、
同様に行った。このプラスチック成形品の含水率は28
%であり、動的接触角は39°であった。また、水濡れ
性は◎であった。さらに、機械的特性は弾性率1383
kPa、破断伸度560%であった。
%ポリ−N−ビニルホルムアミド(平均分子量1000
00)水溶液に変更する以外は、同様に行った。このプ
ラスチック成形品の含水率は29%であり、動的接触角
は44゜であった。また、水濡れ性は◎であった。さら
に、機械的特性は弾性率1089kPa、破断伸度63
4%であった。
に用いるポリマーを15重量%ポリ(エチレン−グリシ
ジルメタクリレート)コポリマーに、処理条件を80℃
/1時間に変更する以外は、同様に行った。このプラス
チック成形品の含水率は26%であり、動的接触角は4
3゜であった。また、水濡れ性は◎であった。さらに、
機械的特性は弾性率1533kPa、破断伸度557%
であった。
に用いるポリマーを15重量%ポリベンジルメタクリレ
ート(平均分子量70000)に、処理条件を10%P
d−Cエタノール溶液中で水素添加に変更する以外は、
同様に行った。このプラスチック成形品の含水率は28
%であり、動的接触角は40゜であった。また、水濡れ
性は◎であった。さらに、機械的特性は弾性率1206
kPa、破断伸度675%であった。
ルシロキシ)シリルプロピルメタクリレートを以下に示
す(M1)の化合物68.75重量部、N,N−ジメチ
ルアクリルアミド20.83重量部、N,N−メトキシ
エチルアクリルアミド10.42重量部に変更する以外
は、同様に行った。このプラスチック成形品の含水率は
31%であり、動的接触角は44゜であった。また、水
濡れ性は◎であった。さらに、機械的特性は弾性率53
1kPa、破断伸度117%であった。
ルシロキシ)シリルプロピルメタクリレートを以下に示
す(M2)の化合物70重量部、N,N−ジメチルアク
リルアミド30重量部に変更する以外は、同様に行っ
た。このプラスチック成形品の含水率は28%であり、
動的接触角は46°であった。また、水濡れ性は◎であ
った。さらに、機械的特性は弾性率740kPa、破断
伸度411%であった。
チレン−マレイン酸無水物)交互重合体処理を施さない
以外は同様に行った。このプラスチック成形品の含水率
は28%であり、動的接触角は89゜であった。また、
水濡れ性は×であった。さらに、機械的特性は弾性率1
778kPa、破断伸度460%であった。
チレン−マレイン酸無水物)交互重合体処理を施さない
以外は同様に行った。このプラスチック成形品の含水率
は31%であり、動的接触角は79゜であった。また、
水濡れ性は×であった。さらに、機械的特性は弾性率9
60kPa、破断伸度546%であった。
チレン−マレイン酸無水物)交互重合体処理を施さない
以外は同様に行った。このプラスチック成形品の含水率
は29%であり、動的接触角は83゜であった。また、
水濡れ性は×であった。さらに、機械的特性は弾性率9
13kPa、破断伸度370%であった。
性能を維持しつつ、その表面に経時変化のない優れた親
水性を有するプラスチック成型品を得ることができる。
ンズ、眼内レンズ、プラスチックレンズなどの光学物品
の場合、前記した優れた性能が発揮され優れた製品が得
られる。
の1)
の2)
の3)
Claims (4)
- 【請求項1】プラスチック成形品を酸性官能基、塩基性
官能基および水酸基から選ばれた少なくとも1種の官能
基に変換されるような置換基(以下、「変換基」と呼
ぶ)を少なくとも1種有するポリマーの溶液もしくは懸
濁液に浸漬した後、該ポリマーの有する置換基を酸性官
能基、塩基性官能基および水酸基から選ばれた少なくと
も1種の官能基に変換することにより該プラスチック成
形品の表面処理を行うことを特徴とするプラスチック成
形品の表面処理方法。 - 【請求項2】該ポリマーの「変換基」がカルボキシル
基、水酸基、アミノ基およびスルホン酸基から選ばれた
少なくとも1種の官能基に変換されるような置換基であ
ることを特徴とする請求項1記載のプラスチック成形品
の表面処理方法。 - 【請求項3】該ポリマーが「変換基」を置換基数/モノ
マー数の比で0.1以上含むホモポリマーまたはコポリ
マーであることを特徴とする請求項1または2記載のプ
ラスチック成形品の表面処理方法。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載されている
プラスチック成形品の表面処理方法で表面処理されたプ
ラスチック成形品。
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---|---|---|---|
JP2001026516A JP4894085B2 (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | プラスチック成形品の表面処理方法および表面処理されたプラスチック成形品 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012139061A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 導体線露出方法、集合導体の導体線露出構造及び被覆除去処理液 |
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-
2001
- 2001-02-02 JP JP2001026516A patent/JP4894085B2/ja not_active Expired - Lifetime
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