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JP2002219263A - 遊技設備用記憶媒体の照合システム - Google Patents

遊技設備用記憶媒体の照合システム

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Publication number
JP2002219263A
JP2002219263A JP2001292445A JP2001292445A JP2002219263A JP 2002219263 A JP2002219263 A JP 2002219263A JP 2001292445 A JP2001292445 A JP 2001292445A JP 2001292445 A JP2001292445 A JP 2001292445A JP 2002219263 A JP2002219263 A JP 2002219263A
Authority
JP
Japan
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storage medium
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management means
data
collation
Prior art date
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Application number
JP2001292445A
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English (en)
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Inventor
Koichi Takaoka
浩一 高岡
Shiro Okubo
志郎 大窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001292445A priority Critical patent/JP4612252B2/ja
Publication of JP2002219263A publication Critical patent/JP2002219263A/ja
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Publication of JP4612252B2 publication Critical patent/JP4612252B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器間をつなぐ回線上を流れる記憶媒体の照
合のためのデータ量を少なくしてトラブル発生を抑制す
る。 【解決手段】 記憶媒体が保持する情報の読み取り及び
記憶媒体への情報の書き込みが可能な読み書き装置を備
えた各機器に記憶媒体に関する照合用情報を保持してい
る記憶媒体管理手段が夫々設ける。記憶媒体が保持する
情報と記憶媒体管理手段が保持する照合用情報との照合
を行う照合手段は、記憶媒体の発行時に発行した機器の
記憶媒体管理手段のデータファイルに作成された照合用
情報を、その記憶媒体が装填された読み書き装置を備え
る機器の記憶媒体管理手段が管理するデータファイルに
移転させるデータ移転手段を備える。記憶媒体を使用し
ている機器に設けた記憶媒体管理手段がその記憶媒体に
関する照合用情報を保持することから、機器間を接続す
る回線上に照合のためのデータが流れることは殆ど無
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技設備用の有価情
報を備える記憶媒体の照合用データを管理するための遊
技設備用記憶媒体の照合用データ管理方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技店では電子的情報や磁気的情
報が書き込まれたプリペイドカードと称される記憶媒体
を有価情報の媒体とし、この記憶媒体の有価情報をもと
に遊技機での遊技を行うことができるようにした遊技設
備が設置されている。
【0003】この場合、各遊技機に記憶媒体の読み書き
を行うための読み書き装置(カードリーダー・ライタ
ー)を設けることになるが、一般には各遊技機毎に付設
した台間機と称されているユニットに上記読み書き装置
を装備させている。この台間機は、有価情報が書き込ま
れた記憶媒体を受け付けて遊技機による遊技を可能とす
るだけでなく、記憶媒体の発行も行うものとなってい
る。
【0004】ここにおいて、遊技設備用の記憶媒体とし
ては、コスト的に磁気カード型のものが多用されている
が、この記憶媒体の複製や記憶媒体が保持している有価
情報の改竄などに対処するために、この種の遊技設備で
は読み書き装置に装填された記憶媒体の照合を行ってい
る。
【0005】たとえば、記憶媒体の発行時に付与した固
有識別情報や有価情報といった各種情報を記憶媒体に書
き込むと同時に、記憶媒体の管理のための記憶媒体管理
手段にも上記固有識別情報や有価情報等の照合用情報を
記録し、記憶媒体の有価情報を書き換える際には記憶媒
体管理手段側の照合用情報における該当記憶媒体につい
ての有価情報も書き換えるものとし、遊技のために記憶
媒体を装填した時、該記憶媒体の固有識別情報や有価情
報等の情報を読み込んで、記憶媒体管理手段側で保持し
ている照合用情報とを照合することで記憶媒体の認証を
行っている。
【0006】そして照合によって認証された記憶媒体に
ついては、遊技装置側にその記憶媒体の残度数(有価情
報)を伝えて表示させ、遊技装置側に設けた玉貸し出し
ボタンを押せば、所定数の玉の貸し出しが行われるとと
もに、貸し出した玉の分だけ減算した有価情報が記憶媒
体読み書き装置内にある記憶媒体に書き込まれると同時
に記憶媒体管理手段側の有価情報も書き換えるようにし
ている。
【0007】また、記憶媒体には有価情報を記録せず
に、その記憶媒体についての有価情報は記憶媒体管理手
段側でのみ管理し、記憶媒体の使用時には固有の識別情
報に基づいて記憶媒体管理手段側からその記憶媒体につ
いての有価情報を引き出すようにしたものもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記憶媒体の
認証のための上記のような照合システムを有するものに
おいては、記憶媒体の発行に伴って記憶媒体管理手段側
と記憶媒体発行機器との間でデータの送受がなされ、遊
技のために台間機に記憶媒体を装填すれば照合のために
記憶媒体管理手段と台間機との間でデータの送受がなさ
れ、玉貸しに際しても記憶媒体管理手段側の有価情報の
書き換えのために台間機と記憶媒体管理手段との間でデ
ータの送受がなされるものであり、これら台間機や記憶
媒体発行機と記憶媒体管理手段との間では頻繁にデータ
のやりとりがなされることになる。そして、このような
遊技店においては、きわめて多数の遊技機が設置される
ことから、各機器間のデータの送受用の回線に流れるト
ラフィック量はかなりのものとなる上に、この種の遊技
設備で使用されている機器間のデータ通信仕様は、速度
の速いものではない。このためにトラフィック量が大で
あることはデータの衝突が生じやすくてトラブルを招き
やすいものとなっている。
【0009】トラフィック量を抑えるために、記憶媒体
を発行することができる機器に夫々記憶媒体管理手段を
設け、発行した記憶媒体に関する情報は発行した機器自
体が管理するようにしたシステムも存在しており、この
場合、記憶媒体を発行した機器(台間機)でその記憶媒
体を使用する限り、回線上にデータが流れ出ることがな
いようにすることができる。しかし、記憶媒体を発行し
た機器とは異なる機器で記憶媒体が使用される時には認
証や玉貸しに伴って回線上にデータが流れるものであ
り、遊技機の数が多い場合にはトラフィック量がかなり
多くなる場合が想定され、トラフィック量を確実に抑制
することはできない。
【0010】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは機器間をつなぐ回線
上を流れる記憶媒体の照合のためのデータの量を確実に
少なくすることができてトラブル発生を抑制することが
できる遊技設備用記憶媒体の照合システムを提供するに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】しかして本発明に係る遊
技設備用記憶媒体の照合システムは、固有の識別情報や
有価情報等の情報が書き込まれた記憶媒体と、この記憶
媒体が挿抜自在となっているとともに記憶媒体が保持す
る情報の読み取り及び記憶媒体への情報の書き込みが可
能な読み書き装置と、記憶媒体が保持する有価情報に相
応する遊技を可能としている遊技装置と、記憶媒体に関
する照合用情報を保持している記憶媒体管理手段と、読
み書き装置が読み出した記憶媒体が保持する情報と記憶
媒体管理手段が保持する照合用情報との照合を行う照合
手段とを備えた遊技設備用記憶媒体の照合システムであ
って、読み書き装置を備えた各機器に記憶媒体管理手段
が夫々設けられているとともに、記憶媒体の発行時に発
行した機器の記憶媒体管理手段のデータファイルに作成
された照合用情報をその記憶媒体が装填された読み書き
装置を備える機器の記憶媒体管理手段が管理するデータ
ファイルに移転させるデータ移転手段を照合手段が備え
ていることに特徴を有している。
【0012】記憶媒体を使用している機器に設けた記憶
媒体管理手段がその記憶媒体に関する照合用情報を保持
することから、機器間を接続する回線上に照合のための
データが流れることは殆ど無いものである。
【0013】この時、各機器に固有の台番号が付され、
記憶媒体に書き込まれた情報内には該記憶媒体の前回使
用機器の台番号が記録されており、照合手段は該台番号
を元に該当する機器にデータ移転要求を送信するもので
あるとともに照合完了後に上記台番号を現在使用機器の
台番号に書き換えるものであれば、照合用情報の移転の
要求を特定の機器を指定して行うことができるために、
各機器の記憶媒体管理手段の負担が小さくなる。
【0014】また、記憶媒体の前回使用機器における記
憶媒体管理手段は、照合手段による照合の後、上記記憶
媒体に関する照合用情報を論理削除で行うとともに登録
元データを移転要求元に書き換えることで行うものであ
れば、記録媒体の照合用データの履歴のチェックが可能
となる。
【0015】さらに記憶媒体管理手段は照合手段による
照合の後、記憶媒体から読み出した情報に基づいて最新
の照合用情報を作成記憶するものであれば、照合用情報
を移転するにあたり、照合用情報すべてを回線上に流す
必要がなく、トラフィック量を減らすことができる。
【0016】記憶媒体管理手段が管理するデータファイ
ル中のデータを集計する統合管理手段を備えたものとし
てもよい。
【0017】この場合の統合管理手段は、各記憶媒体管
理手段に対して所定のタイミングでデータ送信要求を送
信し、各記憶媒体管理手段は前回送信時から変化のあっ
たデータについて統合管理手段に送信するものであるこ
とが好ましい。
【0018】また、統合管理手段は、各記憶媒体管理手
段から送られてきたデータ中のある記憶媒体についての
複数のデータを各データが備える書換回数で区別して処
理するものであることや、各記憶媒体管理手段から送ら
れてきたデータ中のある記憶媒体についての複数のデー
タを各データが備える書換回数と残金額情報で区別して
処理するものであることが好ましい。
【0019】記憶媒体が使用されない日はその記憶媒体
についての情報を統合管理手段で管理し、記憶媒体が使
用された日は記憶媒体管理手段でその記憶媒体について
の情報を管理するものであってもよく、この場合、会員
情報を含む記憶媒体に関してのみ、管理手段を変更する
ものであってもよい。また、統合管理手段は管理してい
る情報を所定のタイミングで記憶媒体管理手段に移すも
のであることが望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、ここでの記憶媒体(プリペイドカ
ード)Mは、テレフォンカード等のプリペイドカードに
代表される全国のどこでも使用可能な記憶媒体と異なっ
て、発行された店舗のみで使用可能なハウスカード方式
の磁気カード(ICカードなどであってもよい)であ
り、該記憶媒体Mを利用することができる遊技設備は、
図5に示すように、多数の遊技機2と、各遊技機2に個
別に付設されている台間機1と、記憶媒体発行装置5
と、カード精算装置3、そして中央管理装置4とで構成
されていて、これらの装置間では各種情報のやりとりが
なされるようになっている。
【0021】遊技機2に付設された台間機1は、図6に
示すように、記憶媒体Mに記録された情報の読み取り及
び書き込みが可能なカードリーダー・ライターである読
み書き装置を内蔵しているとともに記憶媒体Mの発行も
行うもので、遊技者は該台間機1のカード挿入排出口1
6に記憶媒体Mを挿入すれば、記憶媒体Mが有している
有価情報(金額情報)相当分だけ、遊技機2で遊技を楽
しむことができるようになっている。このために、遊技
機2側にカード返却ボタン20、玉貸し出しボタン2
1、玉貸し出しボタンランプ22、残度数表示部23等
が設けられており、台間機1と遊技機2とのペアで一つ
の遊技装置が構成されている。
【0022】なお、台間機1は、その幅寸法の制限が大
きいことから、図に示すように、紙幣挿入口10、カー
ド購入可ランプ11、状態表示ランプ12、カード挿入
中ランプ13、カード挿入可ランプ14、カード挿入ボ
タン15、そして上記カード挿入排出口16を備えたも
のであるとともに、内部的には前述の読み書き装置と、
前記中央管理装置4や遊技機2及び読み書き装置との間
でデータの送受を行う制御装置とを内蔵したものとなっ
ている。また、読み書き装置に記憶媒体Mを挿入すれ
ば、該記憶媒体Mは読み書き装置内に取り込まれるもの
であり、読み書き装置が記憶媒体Mの排出動作を実施し
た時にのみ、読み書き装置からの記憶媒体Mの抜き取り
を行うことができるものとなっている。
【0023】記憶媒体Mの発行(発券)は、各台間機1
及び独立した記憶媒体発行装置5とにおいて可能となっ
ているのであるが、これらの機器は夫々個別に記憶媒体
管理手段でもある制御装置を内蔵しているとともにカー
ドデータファイルFを記憶する記憶手段を備えたものと
なっている。なお、ここにおける制御装置は、照合手段
及びデータ移転手段も兼ねたものとなっている。
【0024】そして上記機器が記憶媒体Mを発行するに
あたっては、制御装置は図2に示すように、種別、使用
回数(リサイクル可能なものにおけるリサイクル回
数)、店番号、発券年月日、固有の識別情報、発券金
額、残金額、登録元台番号等の情報を記憶媒体Mに記録
するとともに、自身の記憶装置内のカードデータファイ
ルFに、発行した記憶媒体Mについてのレコードを作成
して記録する。
【0025】ここにおいて、上記登録元台番号は、各台
間機1(が夫々備える制御装置)及び記憶媒体発行装置
5に個別に付した番号であり、記憶媒体1を発行した機
器の番号が記憶媒体Mに書き込まれるものとなってい
る。また、記憶媒体Mの照合のために作成記憶されるカ
ードデータファイルFは、発券年月日、識別符号、登録
元台番号、発券金額、残金額、店番号、論理削除フラ
グ、使用中フラグで構成されるレコードの集合である。
【0026】そして、発行された記憶媒体Mを使用する
ために台間機1の読み書き装置に記憶媒体Mを挿入した
時、図1に示すように、読み書き装置を通じて記憶媒体
Mの情報を読み取った台間機1の制御装置は、店番号と
発券日付とからその記憶媒体Mが自店で発行されたもの
か、有効期限内であるかのチェックを行い、このチェッ
クを通過したものについては、登録元台番号から自身が
発行したものかどうか(または直前に自身で使用された
ものであるか)をチェックして、登録元台番号が自身の
番号であれば、識別符号に基づいて自身の記憶手段内の
カードデータファイルF中の該当記憶媒体Mに関するレ
コードを読み出して、記憶媒体Mに記憶された情報と上
記レコード中の情報とを照合し、照合結果がOKであれ
ば、上記レコード中の使用中フラグをセットするととも
に、遊技機2の残度数表示部23に記憶媒体Mに記録さ
れている金額情報を表示して、玉貸しが可能であること
を遊技者に対して表示する。
【0027】他の台間機1や記憶媒体発行装置5によっ
て発行された(または直前に他の機器で使用された)記
憶媒体Mが差し込まれた時には、記憶媒体Mに記録され
ている登録元台番号をもとに該当する機器に対してデー
タ登録元移転要求を送信する。この要求は、少なくとも
自身の登録元番号と記憶媒体Mに記録されていた識別番
号と金額情報を付して行われるものであり、該要求を受
けた機器は、上記識別番号を元に自身のカードデータフ
ァイルF内のレコードを検索して、識別番号が一致する
レコードの金額情報などを照合する。
【0028】さらに詳しく述べれば、上記要求を受けた
機器は、識別番号がカードデータファイルF中に無い時
は、上記要求を行った機器に対してNGを返信する。次
に該当識別番号のレコード中の論理削除フラグを確認
し、該フラグがセットされていた場合はNGを返信し、
さらに使用中フラグがセットされていた場合にもNGを
返信する。その後、記憶媒体Mに記録されていた残金額
とレコード中の残金額とが一致するかどうかを確認し
て、一致していなければNGを返信する。
【0029】以上の各照合を通過したものに対しては、
該当レコード中の登録元台番号を上記要求を行ってきた
機器の登録元番号に書き換え、さらに論理削除フラグを
セットして、論理的に削除を行うとともに、上記要求を
行った機器に対してデータ登録元の移転動作を許可する
信号を返信する。
【0030】上記許可信号を受けた機器(記憶媒体Mが
挿入された機器)は、記憶媒体Mから読み出した情報に
基づいて自身が有しているカードデータファイルFに新
レコードを追加する。この時、該レコード中の登録元台
番号は自身の番号を記録する。そして、使用中フラグを
セットし、遊技機2の残度数表示部23に記憶媒体Mに
記録されている金額情報を表示して、玉貸しが可能であ
ることを遊技者に対して表示する。なお、NGを受信し
た場合、上記機器は挿入されていた記憶媒体Mを排出す
るとともにエラー表示を行う。
【0031】遊技者が遊技機2の玉貸し出しボタン21
を押したならば、玉貸し処理として、図3に示すよう
に、まず、カードデータファイルF中の使用中フラグが
セットされている該当レコードと再度の照合を行い、照
合結果がOKであれば、玉を排出して玉貸しを行い、そ
の後、残度数表示部23での金額情報表示を更新すると
ともに、記憶媒体Mに書き込まれている金額情報及びカ
ードデーファイルF中の該当レコードにおける金額情報
を玉貸し分だけ減額した情報に書き換える。
【0032】また、玉貸しによる減額で記憶媒体Mの残
金額が零となる時には、図4に示すように、記憶媒体M
に書き込まれている金額情報及びカードデーファイルF
中の該当レコードにおける金額情報を零に書き換えると
ともに、その記憶媒体Mの使用中フラグをリセットし、
さらにその記憶媒体Mの排出(あるいは記憶媒体Mのリ
サイクル使用のために読み書き装置内に記憶媒体Mを取
り込んで収容)する。残金額情報は零とするのではな
く、データ削除したり初期化データに書き換えるように
してもよい。
【0033】残金額情報が零となっていない記憶媒体M
が台間機1に装填されている時に、遊技者がカード返却
ボタン20を押せば、やはりカードデータファイルF中
の該当レコードにおける使用中フラグをリセットし、記
憶媒体Mの排出を行う。
【0034】この記憶媒体Mをカード精算装置3に投入
した場合は、前述の場合と同様に登録元移転要求を伴う
照合が行われ、照合結果がOKであれば、上記台間機1
内のカードデータファイルFから上記記憶媒体Mに対応
するレコードの論理的削除がなされ、また精算装置3内
のカードデータファイルFにその記憶媒体Mについての
レコードが追加されるとともに、精算装置3の台番号が
登録元台番号として書き込まれ、さらに使用中フラグが
セットされる。
【0035】そして残金額情報分の金額の払い戻しを完
了すれば、記憶媒体Mに書き込まれた残金額情報及びカ
ードデータファイルF中の残金額情報の書き換えが行わ
れ、使用中フラグのリセットと記憶媒体Mの排出(リサ
イクル時には収納)を行う。リサイクルのために収容す
る場合は、全データを全て初期化データで書き換えてお
くのが好ましい。なお、精算装置3での精算時には精算
装置3内のカードデータファイルFにその記憶媒体Mに
ついてのレコードを追加するのではなく、登録元移転要
求先の機器のカードデータファイルFにおける上記記憶
媒体Mについてのレコードに精算装置3で精算を行った
旨のフラグをセットするようにしてもよい。
【0036】記憶媒体Mが照合された時点でカードデー
タファイルF中の該当レコードにおける使用中フラグを
セットするのは、その記憶媒体Mの識別符号について他
の照合要求があった場合、無条件にNGを送出させて同
一の識別符号を有する記憶媒体Mを排除するためであ
る。
【0037】ここにおいて、カードデータファイルF中
のある記憶媒体Mに関するレコードは、常にその記憶媒
体Mが使用されている機器の中のカードデータファイル
Fに存在しているように処理されるわけであり、従っ
て、玉貸しなどの操作がなされたことによってレコード
の書き換え(残金額情報の書き換え)操作を行う時、そ
の記憶媒体Mに関する情報は機器間を接続している回線
に流れることはなく、機器内のバス接続されたデバイス
間だけで処理が完了するものであり、また記憶媒体Mに
記録されている登録元台番号と異なる台番号の機器に記
憶媒体Mを挿入した時も、照合を兼ねた登録元移転要求
として、記録されていた登録元台番号宛に識別符号と金
額情報と登録元移転番号とを送出するだけである上に、
照合結果はOKであるかNGであるかを登録元移転要求
がされた台番号の機器に返信するだけであり、回線を通
じた送受信がなされているとはいえ、そのデータ量は微
小である。従って、回線上のトラフィック量の多さに付
随する問題を生じることはなく、また通信異常による障
害も生じることが殆どないものである。
【0038】次に通信異常によるトラブルに対応する処
理について説明すると、まず記憶媒体Mが挿入された機
器から記憶媒体Mに記録されている登録元台番号の機器
に登録元移転要求を出力したものの、要求の送信を複数
回リトライしても移転についての返信が返ってこなかっ
た場合については、移転要求を行った機器の記憶手段に
設けたエラーファイルFの該当レコードに読み取った記
憶媒体Mの記憶情報とエラーコードとを記録し、該当記
憶媒体Mにはエラー発生台番号とエラーコードを追記し
て、エラーメッセージをユーザーに対して表示しつつ記
憶媒体Mの返却を行う。登録元台番号はそのままとす
る。
【0039】なお、この時点では、登録元となっている
機器のカードデータファイルF中の該当レコードは、要
求送信がその機器に届かなかっために論理削除フラグが
セットされていない場合と、要求送信に対する返信が要
求送信元に届かなかったことが原因であるために、論理
削除フラグがセットされている場合とが存在する。
【0040】そして、前者の場合、エラーコードが付加
されて返却された記憶媒体Mを再度使用する時、記憶媒
体Mから読み出した情報中にエラーコードが存在してい
ることで登録元台番号の機器に対して、該当識別番号の
レコードの論理削除確認を要求し、該当識別番号のレコ
ードが有効である返信があれば、エラー発生台番号とエ
ラーコードの削除を行い、さらに登録元台番号の機器に
対して前述の登録元移転要求を行う。
【0041】後者の場合は、エラーコードが付加されて
返却された記憶媒体Mを再度使用する時、上記論理削除
確認を行うと、該当識別番号のレコードは既に論理削除
されているために、この旨の返信を受けた時点で記憶媒
体Mが使用不可となっている旨のメッセージを表示し
て、記憶媒体Mの返却を行う。
【0042】そして、このように返却された記憶媒体M
は、登録元台番号の機器もしくはカードチェッカー(図
示せず)のいずれかによって、記憶媒体Mの再発行処理
を行うことができるようにしてある。
【0043】すなわち、上記のエラーコードが付されて
いる上記記憶媒体Mを登録元台番号の機器に挿入すれ
ば、カードデータファイルF中の論理削除されているレ
コードと識別符号によって照合し、レコード中の登録元
台番号と記憶媒体Mに書き込まれていたエラー台番号と
が一致しているのかの確認を行い、これが一致している
場合は残金額情報の確認を行う。
【0044】そして残金額情報が一致しておれば、上記
機器は新規なレコードをカードデータファイルFに追加
し、挿入されている記憶媒体Mにも新規なデータを書き
込んで記憶媒体Mを返却する。なお、カードデータファ
イルF中の元のレコードは、論理削除状態から新規再発
行フラグを付与するか完全に削除してしまう。
【0045】エラーコードが付されている上記記憶媒体
Mをカードチェッカーに挿入した媒には、カードチェッ
カーは記憶媒体Mに記録されている登録元台番号の機器
に対して、記憶媒体Mに記録されていた識別符号、エラ
ー発生台番号、残金額等の情報を送信し、これを受けた
登録元台番号の機器は、カードデータファイルF中の論
理削除されているレコードの中に上記識別符号のものが
あるかの確認を行い、識別符号があれば、登録元台番号
とエラー発生台番号とが一致しているかどうか、そして
残金額があっているかどうかを確認し、これらが確認さ
れたならば、その旨をカードチェッカーに返信する。カ
ードチェッカーはこれを受けて、上述のような再発行処
理を行い、登録元台番号であって機器では論理削除状態
の該当レコードに新規再発行フラグを付与するかそのレ
コードを完全に削除してしまう。上記確認過程でNGが
出た場合には、その旨を表示するとともに記憶媒体Mの
返却を行う。
【0046】全台間機1や記憶媒体発行装置5などにカ
ードチェッカーとしての動作モードを持たせておき、上
記のエラーコードが付されている記憶媒体Mが装填され
た時には、エラーコードの読み取りでカードチェッカー
としての動作モードに移行するようにしてもよい。
【0047】なお、本発明において、記憶媒体Mに記録
しておくデータ及びカードデータファイルFに記録して
おくデータは上記の例に限定されるものではない。ま
た、記憶媒体Mを装填すれば、照合の後、玉貸し操作無
しで玉出しが行われるものであってもよい。
【0048】ところで、このように全台間機1や記憶媒
体発行装置5などにカードデータファイルFを持たせて
各機器で記憶媒体Mの管理を行う場合でも、使用された
記憶媒体Mに関する集計や照合情報のバックアップとい
った点から、統合管理手段Tを別途設けて、照合情報を
統合管理手段Tに集めるようにしておくのが好ましい。
【0049】この場合、図7に示すように、統合管理手
段Tは各台間機1及び記憶媒体発行装置5に対してポー
リングにより現状況を問い合わせ、カードデータファイ
ルFに前回の時点から変化があった旨の通知があった台
間機1あるいは記憶媒体発行装置5に対し、変化があっ
たレコード(論理削除したレコードを含む)の内容の送
信要求を行い、そのレコードが送信されたならば、統合
管理手段T内に設けた全カードデータファイルTF中に
該当レコードに当たる記憶媒体Mに関するレコードがあ
るか否かを検索し、無ければ送られたレコードを新レコ
ードとして追加し、あった場合は送られてきたレコード
で該当レコードを更新する。そして、統合管理手段Tは
新レコードとして追加したものやレコードを更新したも
のについて、情報収集を完了した旨を台間機1や記憶媒
体発行装置5に通知する。この時、各台間機1及び記憶
媒体発行装置5内のカードデータファイルF中で前記論
理削除を行っていた照合情報を削除させる。
【0050】ここにおいて、ある機器で発行乃至使用し
た記憶媒体Mを他の機器で使用した場合、発行乃至以前
に使用した機器でのカードデータファイルF中のその記
憶媒体Mについてのレコードは、論理的な削除を行うだ
けであり、統合管理手段Tからポーリングで現状況の問
い合わせを受けた時、そのレコードも変化があったレコ
ードとして最終的に統合管理手段Tに送信することか
ら、統合管理手段Tに集められるレコードの中には、記
憶媒体発行装置5あるいは複数の台間機1から、同一の
記憶媒体Mについての複数のものが存在する場合があ
る。この場合、記憶媒体Mに書き込んだりカードデータ
ファイルFで管理でするデータの中に、書換回数(使用
回数)のデータも入れておき、統合管理手段Tに集めら
れたレコードの中で同一の記憶媒体Mに関する複数レコ
ードは、書換回数で比較して、書換回数が少ないまたは
同じ(通常はない)レコードについては読み捨てて、残
ったレコードに基づいて新レコードの追加あるいは更新
を行う。
【0051】統合管理手段Tに集められたレコードの中
で同一の記憶媒体Mに関する複数レコードのうちの一つ
を残すのではなく、集まった複数レコードの変化順をそ
の書換回数データで判断し、この順でレコード内容(カ
ードデータ)を登録できるようにしておけば、履歴を後
から参照することができる。
【0052】また、ある記憶媒体Mに関する全カードデ
ータファイルTF中のレコードと、送られてきたレコー
ドとにおいて書換回数の比較を行い、後者の書換回数が
多い時には残金額情報の比較を行い、後者の残金額情報
が多い時には異常としてエラー登録を行い、残金額が等
しいか後者の残金額情報が少ない時には全カードデータ
ファイルTF中の該当レコードの更新を行う。
【0053】このような統合管理手段Tの全カードデー
タファイルTFに、各カードデータファイルFの内容を
集約することは、集計という点だけ考えれば、たとえば
営業終了後に行うものであってもよいが、台間機1や記
憶媒体発行装置5のバックアップ装置としての機能を重
視する場合は、営業時間中も定期的に上記ポーリングに
続くデータ収集動作を統合管理手段Tが行うようにして
おくのが好ましい。
【0054】また、記憶媒体Mが会員カードを兼ねてい
て、会員番号や来店回数(もしくは来店ポイント)、貯
玉数(もしくは貯玉ポイント)等の会員カード使用者特
有の情報も記憶媒体Mに書き込んでいたり、カードデー
タファイルF(全カードデータファイルF)中のレコー
ド中に上記のような会員カード使用者特有の情報を収録
している場合には、会員情報の管理を次のようにして行
うのが好ましい。
【0055】すなわち、営業中はポーリングで会員カー
ドのカード情報を上記の場合と同様に行う。そして終了
処理時に会員カードの本日最終のカード情報を収集し、
この時、本日使用フラッグをリセットする(本日使用フ
ラッグは、その日、最初に使用された時にセットする)
のである。
【0056】記憶媒体Mに関する管理は、通常、統合管
理手段Tが行うものとし、その記憶媒体Mが使用される
時のみ、その記憶媒体Mが装填された遊技装置の記憶媒
体管理手段が管理するようにしていてもよい。たとえ
ば、営業終了時に各記憶媒体管理手段のカードデータフ
ァイルFの内容を統合管理手段Tの全カードデータファ
イルTFに集約し、翌日、使用される記憶媒体Mについ
ては全カードデータファイルTFからその記憶媒体Mが
装填された遊技機におけるカードデータファイルFにそ
の情報を移すのである。特に会員情報を含んでいる記憶
媒体Mに関しては、このように処理することが会員情報
の管理の点で好ましい。
【0057】この場合の台間機1での処理及び統合管理
手段Tとのやりとりの一例を図8に示す。台間機1にお
いて記憶媒体Mを挿入すれば、この会員情報についての
検証が統合管理手段TFとの間でなされ、照合がOKと
なれば、台間機1は読み込んだ記憶媒体Mに記録してあ
る情報をカード情報としてカードデータファイルに登録
し、玉貸し可能状態となる。台間機1ではなく、記憶媒
体Mが挿入されたのが精算機であれば、残金額を払い出
す。
【0058】来店ポイントを付加するシステムとなって
いる場合には、その日の最初の玉貸しスイッチの押し下
げ時に来店ポイントのポイント付加を記録媒体M中の書
き込みデータやカードデータファイルF中のレコードに
対して行う。玉貸しポイントを付加するシステムとなっ
ている場合には、玉貸しスイッチの押し下げ時に玉貸し
ポイントのポイント付加を記録媒体M中の書き込みデー
タやカードデータファイルF中のレコードに対して行
う。最終利用年月日を記憶媒体Mやカードデータファイ
ルFに記録している場合も、玉貸しスイッチの押し下げ
に伴ってデータ更新を行う。図中の玉貸しスイッチフラ
ッグは、カード情報の更新時にリセットし、玉貸しスイ
ッチ押し下げ時にセットするものである。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明においては、読み書
き装置を備えた各機器に記憶媒体管理手段を夫々設ける
だけでなく、記憶媒体の発行時に発行した機器の記憶媒
体管理手段のデータファイルに作成された照合用情報を
その記憶媒体が装填された読み書き装置を備える機器の
記憶媒体管理手段が管理するデータファイルに移転させ
るデータ移転手段を照合手段が備えているために、記憶
媒体を使用している機器に設けた記憶媒体管理手段がそ
の記憶媒体に関する照合用情報を常に保持することにな
り、このために記憶媒体を発行した機器と記憶媒体を使
用する機器とが異なる場合においても、機器間を接続す
る回線上に照合のためのデータが流れるのは当初の1回
目だけであり、その後は記憶媒体が装填された機器内の
記憶媒体管理手段の管理下において記憶媒体の照合がな
されることから、機器間を接続している回線上のトラフ
ィック量を大きく削減することができるものであり、ト
ラフィック量の多さに基づくトラブルの発生が殆ど無い
ものである。
【0060】この時、各機器に固有の台番号が付され、
記憶媒体に書き込まれた情報内には該記憶媒体の前回使
用機器の台番号が記録されており、照合手段は該台番号
を元に該当する機器にデータ移転要求を送信するもので
あるとともに照合完了後に上記台番号を現在使用機器の
台番号に書き換えるものであれば、照合用情報の移転の
要求を特定の機器を指定して行うことができるために、
各機器の記憶媒体管理手段が夫々照合の要求があった記
憶媒体についての照合用データをチェックする必要がな
く、各機器の記憶媒体管理手段の負担を小さくすること
ができる上に、照合についての応答を早くすることがで
きる。
【0061】また、記憶媒体の前回使用機器における記
憶媒体管理手段は、照合手段による照合の後、上記記憶
媒体に関する照合用情報を論理削除で行うとともに登録
元データを移転要求元に書き換えることで行うものであ
れば、記録媒体の照合用データの履歴のチェックが可能
となり、記憶媒体に何らかのトラブルがあった時の対処
が容易となる。
【0062】さらに記憶媒体管理手段は照合手段による
照合の後、記憶媒体から読み出した情報に基づいて最新
の照合用情報を作成記憶するものであれば、照合用情報
を移転するにあたり、照合用情報すべてを回線上に流す
必要がなく、トラフィック量をさらに減らすことができ
る。
【0063】そして、記憶媒体管理手段が管理するデー
タファイル中のデータを集計する統合管理手段を備えた
ものでは、データ集計を容易に行うことができるほか、
各記憶管理手段が管理するデータのバックアップを行う
ことができる。
【0064】この場合の統合管理手段は、各記憶媒体管
理手段に対して所定のタイミングでデータ送信要求を送
信し、各記憶媒体管理手段は前回送信時から変化のあっ
たデータについて統合管理手段に送信するものである
と、トラフィック量を少なくすることができる。
【0065】また、統合管理手段は、各記憶媒体管理手
段から送られてきたデータ中のある記憶媒体についての
複数のデータを各データが備える書換回数で区別して処
理するものであったり、各記憶媒体管理手段から送られ
てきたデータ中のある記憶媒体についての複数のデータ
を各データが備える書換回数と残金額情報で区別して処
理するものであれば、ある記憶媒体が複数の台間機で使
用された場合などにも的確に対応することができる。
【0066】記憶媒体が使用されない日はその記憶媒体
についての情報を統合管理手段で管理し、記憶媒体が使
用された日は記憶媒体管理手段でその記憶媒体について
の情報を管理するものであってもよい。各記憶媒体管理
手段で管理しなくてはならない情報量を少なくすること
ができる。
【0067】この場合、会員情報を含む記憶媒体に関し
てのみ、管理手段を変更するものであってもよい。会員
情報の管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の記憶媒体照合処理
を示すフローチャートである。
【図2】同上の記憶媒体発行時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図3】同上の玉貸し処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】同上の玉貸しによって記憶媒体の金額情報が零
となった時の処理を示すフローチャートである。
【図5】同上の全体構成を示すブロック図である。
【図6】同上の遊技装置と台間機の正面図である。
【図7】統合管理手段でデータ集計を行う場合の処理を
示す説明図である。
【図8】統合管理手段と記憶媒体管理手段の処理の例を
示す説明図である。
【符号の説明】
F カードデータファイル M 記憶媒体 1 台間機

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の識別情報や有価情報等の情報が書
    き込まれた記憶媒体と、この記憶媒体が挿抜自在となっ
    ているとともに記憶媒体が保持する情報の読み取り及び
    記憶媒体への情報の書き込みが可能な読み書き装置と、
    記憶媒体が保持する有価情報に相応する遊技を可能とし
    ている遊技装置と、記憶媒体に関する照合用情報を保持
    している記憶媒体管理手段と、読み書き装置が読み出し
    た記憶媒体が保持する情報と記憶媒体管理手段が保持す
    る照合用情報との照合を行う照合手段とを備えた遊技設
    備用記憶媒体の照合システムであって、読み書き装置を
    備えた各機器に記憶媒体管理手段が夫々設けられている
    とともに、記憶媒体の発行時に発行した機器の記憶媒体
    管理手段のデータファイルに作成された照合用情報をそ
    の記憶媒体が装填された読み書き装置を備える機器の記
    憶媒体管理手段が管理するデータファイルに移転させる
    データ移転手段を照合手段が備えていることを特徴とす
    る遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  2. 【請求項2】 各機器に固有の台番号が付され、記憶媒
    体に書き込まれた情報内には該記憶媒体の前回使用機器
    の台番号が記録されており、照合手段は該台番号を元に
    該当する機器にデータ移転要求を送信するものであると
    ともに照合完了後に上記台番号を現在使用機器の台番号
    に書き換えるものであることを特徴とする請求項1記載
    の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  3. 【請求項3】 記憶媒体の前回使用機器における記憶媒
    体管理手段は、照合手段による照合の後、上記記憶媒体
    に関する照合用情報を論理削除で行うとともに登録元デ
    ータを移転要求元に書き換えることで行うものであるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載遊技設備用記憶媒
    体の照合システム。
  4. 【請求項4】 記憶媒体管理手段は照合手段による照合
    の後、記憶媒体から読み出した情報に基づいて最新の照
    合用情報を作成記憶するものであることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかの項に記載の遊技設備用記憶媒体
    の照合システム。
  5. 【請求項5】 記憶媒体管理手段が管理するデータファ
    イル中のデータを集計する統合管理手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の遊
    技設備用記憶媒体の照合システム。
  6. 【請求項6】 統合管理手段は、各記憶媒体管理手段に
    対して所定のタイミングでデータ送信要求を送信し、各
    記憶媒体管理手段は前回送信時から変化のあったデータ
    について統合管理手段に送信するものであることを特徴
    とする請求項5記載の遊技設備用記憶媒体の照合システ
    ム。
  7. 【請求項7】 統合管理手段は、各記憶媒体管理手段か
    ら送られてきたデータ中のある記憶媒体についての複数
    のデータを各データが備える書換回数で区別して処理す
    るものであることを特徴とする請求項5または6記載の
    遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  8. 【請求項8】 統合管理手段は、各記憶媒体管理手段か
    ら送られてきたデータ中のある記憶媒体についての複数
    のデータを各データが備える書換回数と残金額情報で区
    別して処理するものであることを特徴とする請求項5〜
    7のいずれかの項に記載の遊技設備用記憶媒体の照合シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 記憶媒体が使用されない日はその記憶媒
    体についての情報を統合管理手段で管理し、記憶媒体が
    使用された日は記憶媒体管理手段でその記憶媒体につい
    ての情報を管理するものであることを特徴とする請求項
    5〜8のいずれかの項に記載の遊技設備用記憶媒体の照
    合システム。
  10. 【請求項10】 会員情報を含む記憶媒体に関しての
    み、管理手段を変更することを特徴とする請求項9記載
    の遊技設備用記憶媒体の照合システム。
  11. 【請求項11】 統合管理手段は管理している情報を所
    定のタイミングで記憶媒体管理手段に移すものであるこ
    とを特徴とする請求項9または10記載の遊技設備用記
    憶媒体の照合システム。
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