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JP2002216726A - 電池及び電池素子収納ケース - Google Patents

電池及び電池素子収納ケース

Info

Publication number
JP2002216726A
JP2002216726A JP2001009304A JP2001009304A JP2002216726A JP 2002216726 A JP2002216726 A JP 2002216726A JP 2001009304 A JP2001009304 A JP 2001009304A JP 2001009304 A JP2001009304 A JP 2001009304A JP 2002216726 A JP2002216726 A JP 2002216726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
storage case
battery element
battery pack
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001009304A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Takei
恒雄 武居
Tomoaki Watanabe
智昭 渡辺
Katsuyuki Kuribayashi
克行 栗林
Takashi Ietoku
隆史 家徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001009304A priority Critical patent/JP2002216726A/ja
Publication of JP2002216726A publication Critical patent/JP2002216726A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 蓄電池パック内の温度上昇を押させることが
できる。 【解決手段】 蓄電池パックは、電池素子とされる2本
のセル10,20を収納し、セル10,20の外側面の
形状に沿った内側面形状を有した収納ケース30と、収
納ケース30の内側面とセル10,20の外側面との間
に介在されて、当該収納ケース30の内側面とセル1
0,20の外側面とが接触される接着材50とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の電源に
使用する電池、及び電子素子を収納する電池収納ケース
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パソコン、ワープロ等の
情報機器や携帯電話等の移動通信機器、ビデオカメラ、
液晶テレビ等のAV機器の需要が急増し、更にはエンタ
ーテイメント型ロボットに代表される娯楽分野の電子機
器にも急速に発展してきている。
【0003】そのように、電子機器の電源としてニッケ
ル−カドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオ
ン電池等の密閉式小形二次電池が多く使用されており、
その中でもリチウムイオン二次電池は高電圧、高エネル
ギ密度、軽量といった特性が活かされ、多種多様な分野
で採用されている。
【0004】このような電池構造として、少なくとも2
個以上の単セル電池(電池素子)を直列或いは並列に接
続し、これを硬質ゴムや樹脂材、例えばポリカーボネー
トやABS樹脂により形成された収納ケース内に収めて
パック化し、蓄電池パックとされているものが多くみら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、ノート型パソコン、エンターテイメント型ロボッ
ト等の電子機器の駆動電源として、種々の電池が使用さ
れているが、近年では、リチウムイオン電池の使用が一
般的になされはじめており、特にリチウムイオン電池
は、上記用途には大電流が必要であるため、複数個の単
電池(セル)を直列及び並列に接続して電池群を構成
し、ポリカーボネートやABS樹脂から成る蓄電池パッ
クの形態で多用されている。
【0006】蓄電池パックは1つの容器に複数個(例え
ば、2個)のセルが隣接するように設置され、その場
合、単セルは容器の中に最密充填状態で収容されている
のが通例である。これは、例えば、蓄電池パックとして
の容積効率が向上するからである。しかし、蓄電池パッ
クが密閉されているので、充放電時のセルのジュール熱
による熱が蓄電池パック内にこもってしまう。また、蓄
電池パックが電子機器に内蔵される場合は、電子機器の
作動によって電子機器内の温度が上昇し、蓄電池パック
の周囲温度が著しく高まる場合もある。このように蓄電
池パック内のセルの温度は、充放電電流により変化し、
さらに、収納される電子機器の使用状態等によって変化
する。
【0007】また、セルの発熱については、大消費電力
で駆動する電子機器に使用する場合には、大電流で短時
間に放電するため、その上昇が顕著になる。この傾向
は、リチウム二次電池に代表される非水電解質二次電池
に顕著に現れる。その理由としては、非水電解質二次電
池では、電解質が水溶液系であるニッケル−カドミウム
電池、ニッケル−水素電池、鉛蓄電池等に比して過充
電、過放電により電池が劣化する度合いが大きいため等
の理由が挙げられる。
【0008】一般的に、リチウムイオン二次電池の場
合、温度が高くなるとその充電効率は低下してセルの容
量低下が起こるとともに、充放電のサイクル寿命も減少
するという問題が発生する。よって、蓄電池パック内の
温度上昇は、収納されるリチウムイオン二次電池のよう
なセルに、そのような問題を発生させるものとなる。
【0009】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであり、蓄電池パック内の温度上昇を抑える
ことができる電池及び電池素子収納ケースの提供を目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電池は、上
述の課題を解決するために、電池素子と、電池素子を収
納し、電池素子の外側面形状に沿った内側面形状を有し
た電池収納部と、電池収納部の内側面と電池素子の外側
面との間に介在されて、当該電池収納部の内側面と電池
素子の外側面とが接触される高熱電導部材とを備える。
【0011】このような構成を備える電池は、電池素子
が、電池収納部に接触される高熱伝導部材に接触された
状態として、電池収納部に収納される。これにより、電
池素子が発生した熱は、高熱電導部材を介して電池収納
部に伝達されて、電池収納部から外部に放熱される。
【0012】また、本発明に係る電池素子収納ケース
は、上述の課題を解決するために、電池素子を収納し、
電池素子の外側面形状に沿った内側面形状を有した電池
収納部と、電池収納部の内側面と電池素子の外側面との
間に介在されて、当該電池収納部の内側面と電池素子の
外側面とが接触される高熱電導部材とを備える。
【0013】このような構成を備える電池素子収納ケー
スは、電池素子が、電池収納部に接触される高熱伝導部
材に接触された状態として、電池収納部に収納される。
これにより、電池素子が発生した熱は、高熱電導部材を
介して電池収納部に伝達されて、電池収納部から外部に
放熱される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。この実施の形態は、本
発明を、電池に適用したものである。図1乃至図3に
は、電池の構成を示す。
【0015】この電池は、大別して、2つの電池素子
(以下、セルという。)10,20と、2つのセル1
0,20を収納する収納ケース30とから構成されてい
る。この電池は、このような構成を有していわゆる蓄電
池パックとされている。そして、図3に示すように、蓄
電池パックにおいて、2本のセル10,20と収納ケー
ス30とは、接着材50によって接着されている。
【0016】このような蓄電池パックの構成において、
収納ケース30は、電池素子とされる2本のセル10,
20を収納し、セル10,20の外側面10b,20b
の形状に沿った内側面形状を有した電池収納部であり、
接着材50は、収納ケース30の内側面とセル10,2
0の外側面10b,20bとの間に介在されて、当該収
納ケース30の内側面とセル10,20の外側面とが接
触される高熱電導部材である。以下、蓄電池パックの構
成部について具体的に説明する。
【0017】セル10,20は、例えば、繰り返し充放
電可能なリチウムイオン電池等で代表される非水電解質
二次電池である。このセル10,20の形状は、略円筒
形状とされた、いわゆる丸セルである。そして、セル1
0,20は、収納ケース30内において併設され、近接
して配置されている。この2本のセル10,20は、蓄
電池パックにおいて、いわゆる電池モジュールを構成し
ている。以下、電池モジュールというときには、2本組
のセル10,20をいうことにする。
【0018】収納ケース30は、図1及び図2に示すよ
うに、略矩形の略薄型箱形状とされている。この収納ケ
ース30は、例えばポリカーボネートやABS樹脂等に
よって構成されており、上述の電池モジュールの収納空
間を形成する枠体或いは筐体となる。
【0019】収納ケース30の厚さは、セルの直径より
若干大きくなされている。また、収納ケース30の短辺
方向の幅は、上述したように併設された状態のセル1
0,20の幅よりやや大とされている。そして、収納ケ
ース30の長手方向の長さは、セル10,20の長さよ
りやや大きくなされている。例えば、このような収納ケ
ース30の形状とすることで、容積効率が図られる。
【0020】そして、収納ケース30は、厚さ方向にお
いて、略中間部分から第1のケース部材30aと、第2
のケース部材30bとに分離可能とされた構造となって
いる。例えば、第1のケース部材30aと第2のケース
部材30bとは、いわゆるスナップフィットにて連結さ
れる構造とすることもでき、これにより、一度組み立て
れば簡単に分解できないようにすることもできる。
【0021】このような収納ケース30は、内側面が内
部に並列とされて収納される2本のセル10,20の外
側面10a,20aの形状に沿った形状とされている。
すなわち、収納ケース30を構成する第1のケース部材
30a及び第2のケース部材30bそれぞれの主面の内
側面が、セル10,20の外側面10a,20aの曲率
と略同様な曲率を有した形状とされている。これによ
り、2本のセル10,20の外周面10a,20aの一
部と、第1及び第2のケース部材30a,30bの内側
面の一部とが、密接的に接触された状態になる。
【0022】そして、収納ケース30の第1のケース部
材30aには、図1及び図2に示すように、その主面3
0aに放熱用の窓部30aが形成されている。具体
的には、窓部30aは、いわゆる波状形状とされて、
各セル10,20の外側面形状に沿った形状に形成され
ている。そして、この窓部30aには、略短冊形状と
された開口部30a11が複数形成されており、その複
数の開口部30a11が互いに当該主面の長手方向にお
いて一定距離離間されて位置されて、全体として略格子
形状とされている。
【0023】また、第1及び第2のケース部材30a,
30bには、後述するコネクタ38を外部に臨ませるた
めの開口部が、各ケース部材30a,30bの周壁に形
成される切り欠いた部30a,30bによって形成
されている。
【0024】収納ケース30は、以上のような形状とさ
れている。そして、この収納ケース30には、電池モジ
ュールを充放電するための構成部材を備えている。具体
的には、蓄電池パックは、電池モジュールを構成する2
本のセル10,20を併設させた状態で、電気的接続状
態としては直列接続にするような構成を採っており、収
納ケース30内に配置される構成部材により、2本のセ
ル10,20を直列接続することを実現している。
【0025】収納ケース30内には、2本のセル10,
20を直列接続するために、図1及び図2に示すよう
に、平板電線とされる複数のタブ31,33,34、リ
ード線35、配線板32等が備えられている。
【0026】ここで、2本のセル10,20が図1に記
載のように配置されている状態において、手前側に記載
されているセル10を第1のセル10といい、奥側に記
載されているセル20を第2のセル20ということにす
る。
【0027】第2のセル20の図示しない一方の電極端
子(ここでは、負極端子とし、これを基準として以下説
明する。)に第1のタブ31が接触される。第1のタブ
31は、第2のセル20の図示しない負極端子に接触さ
れる接触部31aと、配線板接続部31bとから構成さ
れている。配線板接続部31bは、配線板32に接続さ
れて、当該配線板32に取り付けられているコネクタ3
8と電気的な接続がなされる。ここで、コネクタ38
は、例えばいわゆる6Pコネクタである。
【0028】このような構成により、第2のセル20の
図示しない負極端子が第1のタブ31の接触部31aに
接触されて、配線板接続部31bが配線板32上のコネ
クタ38に電気的に接続されることで、第2のセル20
の図示しない負極端子が、コネクタ38と電気的な接続
がなされるようになる。
【0029】配線板32は、略平板形状とされており、
当該配線板32に取り付けられる部材間を適宜電気的に
接続するような構造とされている。配線板32の表面側
には、コネクタ38が取り付けられている。また、配線
板32の裏面側から、第1のタブ31等が取り付けられ
ている。例えば、配線板32には、上述したように配線
板接続部31bとコネクタ38とが電気的に接続するた
めの配線がなされている。また、配線板32の裏面側に
は、隣接される第2のセル20と絶縁するものとして、
絶縁部材40が配置されている。
【0030】第2のタブ33は、第2のセル20の正極
端子20aと第1のセル10の図示しない負極端子とを
接続する。このため、第2のタブ33は、第2セル20
の正極端子20aに接触される第1の接触部33aと、
第1のセル10の図示しない負極端子に接触される第2
の接触部33bと、第1の接触部33aと第2の接触部
33bとを一体にする接続部33cとを有している。こ
れにより、第2のタブ33は、収納ケース30内に併設
された第1のセル10及び第2のセル20における、第
2のセル20の正極端子20aと第1のセル10の図示
しない負極端子との電気的接続を可能にしている。
【0031】なお、第2のタブ33は、第1の接触部3
3aに取り付け部33dが配線板32に固着されること
により、収納ケース30内において固定配置されるよう
になされている。
【0032】また、第3のタブ34は、第1のセル10
の正極端子10aに接触される接触部34aと、リード
線35の一端が接続される接続部34bとから構成され
ている。この第3のタブ34にその一端が接続されるリ
ード線35は、その他端が配線板32に接続されてい
る。
【0033】これにより、第1のセル10の正極端子1
0aが第3のタブ34の接触部34aに接触されて、第
3のタブ34に接続されるリード線35が配線板32上
のコネクタ38に電気的に接続されることで、第1のセ
ル10の正極端子10aが、コネクタ38と電気的な接
続がなされるようになる。
【0034】以上のような構成部分を有することで、2
本のセル10,20が直列接続されて、コネクタ38を
介した充放電ができるようになる。
【0035】すなわち、第1のセル10の正極端子10
aがリード線10により配線板32上のコネクタ38と
電気的に接続される。一方、そのように正極端子10a
が配線板32に電気的に接続される第1のセル10は、
図示しない負極端子が第2のタブ33により、第2のセ
ル20の正極端子20aと電気的に接続されている。さ
らに、第2のセル20の図示しない負極端子は、第1の
タブ31によって配線板32上のコネクタ38に電気的
に接続される。これにより、2本のセル10,20から
なる電池モジュールの一対の電極端子を、コネクタ38
を挿通させて、外部接続可能に引き出した構造にするこ
とができる。そして、外部接続可能とされることによ
り、蓄電池パックの電池モジュールが、外部接続機器と
の間で充放電できるようになる。
【0036】以上のように、蓄電池パックは、第1のセ
ル10と第2のセル20とが直列接続されて電池モジュ
ールが構成されて、この電池モジュールに対する充放電
がコネクタ38を介してなされる。以上は、電池モジュ
ールが充放電を可能にする蓄電池パックにおける構成を
説明した。さらに、電池モジュールは、次のような構成
も有している。
【0037】第3のタブ34が第1のセル10における
正極端子10a以外の部分と接触されることを防止する
ために絶縁板36を備えている。同様に、第2のタブ3
3が第1のセル10における図示しない負極端子以外の
部分と接触されることを防止するための絶縁板37を備
えている。
【0038】また、蓄電池パックは、第1のセル10と
第2のセル20との間に、第1のセル10と第2のセル
20とを電気的に分離するためのセパレータ39を備え
ている。また、第2のケース部材30bの主面30b
には、記名板41が設けられている。
【0039】また、蓄電池パックは、収納ケース30内
において、第1及び第2のセル10,20の正極端子1
0a,10bに対応される位置に、補強板41を配置し
ている。この補強板42に、第3のタグ34の接触部3
4aや第2のタグ33の第1の接触部33aが取り付け
られる。
【0040】また、蓄電池パックには、第1及び第2の
セル10,20と第1のケース部材30aの主面に形成
されている窓部30aとの間に、ラベル40が配置さ
れている。上述したように、窓部30aは、略格子形状
とされた開口部とされており、ラベル40は、第1及び
第2のセル10,20の表面がこの窓部30a1を介し
て外方に直接露出することを防止している。これは、例
えば、危険防止等のためである。
【0041】そして、蓄電池パックは、図3に示すよう
に、第1及び第2のセル10,20と収納ケース30と
の間に熱伝導性の高い材料からなる接着剤50が充填さ
れている。これにより、第1及び第2のセル10,20
と収納ケース30との接触状態が良好なものとされてい
る。具体的には、第1及び第2のセル10,20とラベ
ル40との間に、接着剤50を充填して、第1及び第2
のセル10,20とラベル40と接着して、第1及び第
2のセル10,20を、ラベル40を介した状態として
収納ケース30との熱的な接触状態を良好にさせてい
る。また、接着材は、高熱伝導性の特性の他に、電気絶
縁性を有している。
【0042】ところで、上述したように、収納ケース3
0は、その内側面が電池モジュールの外部形状に沿った
形状とされており、収納ケース30と電池モジュールと
は、密着するようになされている。しかし、セルの外周
の曲率と収納ケース30の内側面の曲率は一致しないこ
ともあり、このような場合も踏まえて、第1及び第2の
セル10,20と収納ケース30との間に接着剤50を
充填しておくことにより、極力多い面積でセル10,2
0と収納ケース30とを密着させて、空気層がない状態
を作り出すことができる。図4には、そのような場合の
極端な例を示している。例えば、図4に示すように、収
納ケース30の主面30が平板形状とされているよう
な場合でも、セル10,20と収納ケース30との間で
接着剤50が柔軟に変化することから、セル10,20
と収納ケース30とを極力多い面積で密着させることが
できる。
【0043】これにより、蓄電池パックは、電池モジュ
ールと収納ケース30とが接着剤50により密着された
状態とされる一方、接着剤50が高熱電導材料であるこ
とから、充放電時に電池モジュールが発生するジュール
熱を、隙間(空気層)を介すことなく、収納ケース20
に伝達させることができ、電池モジュールから発生する
熱を速やか且つ容易に収納パック30の外部に放熱させ
ることができる。これにより、蓄電池パックは、セル温
度の上昇によるセル特性の劣化を防止することができ、
例えば、電池モジュールのサイクル寿命の減少を軽減す
ることができるようになる。
【0044】さらに、上述したように、収納ケース30
の一部に窓部30aを設けることにより、これが通気
路としての役目を果たすことから、蓄電池パック内の放
熱効率をさらに向上させることができる。
【0045】また、接着材が、電気絶縁性を有している
ことから、新たに絶縁シート等を備えることなく、例え
ば、第1のセル10と第2のセル20との絶縁を図るこ
とができる。
【0046】また、蓄電池パックの構造は、収納ケース
30内に電池モジュールを収納しているので、例えば、
蓄電池パックの落下強度や蓄電池パック内に異物混入を
防ぐという信頼性の面でも従来の物と変わらず、さら
に、電池パックを頻繁に交換するような電子機器には実
用上多大なる効果が奏せられる。
【0047】さらに、蓄電池パックは、上述したような
放熱のための構造は簡単な構成として実現することがで
きることから、従来の蓄電池パックと同程度のコストで
設計することができる。
【0048】また、収納ケース30には、電池モジュー
ルの熱を外部に放熱させるように金属部材を備えること
もできる。例えば、金属部材としては、アルミニウム平
板が挙げられる。具体的には、収納ケース30を、イン
サート成形によりアルミニウム平板と一体として形成す
る。また、例えば、アルミニウム平板の配設位置につい
ては、電池モジュールが直接接触できるような位置にす
る。
【0049】このように収納ケース30に、収納ケース
30よりも熱伝導率の高い材料の金属材料を用いること
により、電池モジュールが発生する熱を、収納ケース3
0外に効率よく放熱させることができる。
【0050】なお、上述の実施の形態では、電池モジュ
ールと収納ケース30との間に高熱伝導率の材料からな
る接着剤を充填することで、電池モジュールが発生する
ジュール熱を収納ケース30に伝達させている。しか
し、高熱伝導率を有する部材として、接着剤を用いるこ
とに限定されるものではなく、他の部材を用いることも
できる。
【0051】例えば、高熱伝達率の材料からなるシート
部材(例えば、高熱伝導性シート)を電池モジュールと
収納ケース30との間に配置することでもよい。また、
さらに、このようなシート部材が弾性体(例えば、ゴム
板)であってもよい。例えば、このようなシート部材と
しては、いわゆる放熱シリコンシートが挙げられる。
【0052】このようなシート部材により、上述した場
合と同様に、電池モジュールと収納ケース30との熱的
な密着性を良くし、電池モジュールが発生する熱を効率
よく収納ケース30に伝達させることができる。
【0053】次に実施例を説明する。この実施例では、
本発明を適用した蓄電池パックと、従来の蓄電池パック
とを比較検討している。実施例における本発明が適用さ
れた蓄電池パックは、2本のセルを収納している。ま
た、本発明が適用された蓄電池パックは、電池モジュー
ルと収納ケース30との間に放熱シリコンシート(例え
ば、40mm×30mm×1mm)を配置している。そして、収納
ケースの一部に、アルミニウム平板(例えば、40mm×30
mm×0.6mm)をインサート成形している。一方、これと
比較する従来の蓄電池パックは、シリコンシート及びア
ルミニウム平板を備えていない。実施例の諸条件を、以
下の表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】比較検討については、具体的には、それぞ
れの蓄電池パックにおける様々な箇所の温度について比
較検討している。温度測定箇所は、各セルの表面、蓄電
池パック(収納ケース内)の雰囲気ガス温度(空気温
度)、及び蓄電池パックの表面の3個所である。温度測
定は、熱電対により行っている。また、充電を完了した
蓄電池パックを、上記表1に示す測定環境温度に、1時
間にさらした後に、放電を開始させて、温度測定を開始
している。
【0056】図5及び図6は、温度測定の結果を示す。
図5には、本発明が適用された蓄電池パックの測定結果
を示している。また、図6には、従来の蓄電池パックの
測定結果を示している。この図5及び図6には、放電時
及び充電時における各種値の経時変化を示している。具
体的には、蓄電池パックの電流値、蓄電池パックの電圧
値、蓄電池パック内温度、収納ケース表面温度、セル表
面温度、及び当該蓄電池パックを収納する電子機器のC
PUの表面温度の変化を示している。
【0057】この図5及び図6に示すように、例えば、
本発明を適用した蓄電池パックと従来の蓄電池パックと
は、各種値の放電時の経時変化が定性的には一致してい
る。しかし、従来の蓄電池パックの方が、蓄電池パック
内温度、収納ケース表面温度、セル温度の何れについて
も、放電時の値が大きくなっている。
【0058】また、表2及び表3は、他の比較検討結果
を示している。表2及び表3には、それぞれの蓄電池パ
ックについて、最高温度及び最高温度から測定開始温度
を引いた差分温度(最高温度−測定開始温度(℃))を
示している。最高温度は、例えば、放電を完了(放電終
止電圧(6V))したときの温度である。なお、このよ
うに放電を完了した時点の温度を用いて比較検討してい
るのは、放電期間中は、セル温度が上昇し続けることか
ら、比較検討が困難だからである。表2には、本発明が
適用された蓄電池パックの温度測定結果を示し、表3に
は、従来の蓄電池パックの温度測定結果を示している。
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】この表2及び表3から明らかなように、本
発明が適用された蓄電池パックの方が、放熱特性が良好
であることにより、温度が低くなっている。例えば、セ
ル表面温度について、差分温度(最高温度−測定開始温
度(℃))の値で比較すると、本発明を適用した蓄電池
パックの方が6℃低くなっている。
【0062】以上のような種々の比較検討結果からもわ
かるように、本発明が適用された電池モジュールと収納
ケースとの間にシリコンシートを配置して、収納ケース
にアルミニウム平板を備えた蓄電池パックの方が放熱特
性が良くなっている。
【0063】次に、上述したような蓄電池パックを電子
機器に装着した場合について説明する。例えば、電子機
器として、移動の際等の駆動電源として蓄電池パックを
使用するロボット装置を挙げて説明する。図7及び図8
には、ロボット装置の具体的な構成を示す。
【0064】ロボット装置は、図7及び図8に示すよう
に、「犬」を模した形状のいわゆるペット型ロボットと
され、胴体部ユニット2の前後左右にそれぞれ脚部ユニ
ット3A,3B,3C,3Dが連結されると共に、胴体
部ユニット2の前端部及び後端部にそれぞれ頭部ユニッ
ト4及び尻尾部ユニット5が連結されて構成されてい
る。このロボット装置1は、外部の情報や内部の状態に
応じて、行動を決定して、その決定に基づいて、脚部ユ
ニット3A,3B,3C,3Dの駆動を制御して、自律
的に行動することができる。
【0065】そして、このようなロボット装置1におい
て、胴体部ユニット2に、動力源として蓄電池パック6
が収納される。具体的には、蓄電池パック6は、図2中
において二点破線で示すように、腹とされる部分(以
下、腹部という。)2aに胴体部ユニット2に対して着
脱自在とされている。また、蓄電池パック6は、装着さ
れた状態において、図1に示すコネクタ38がロボット
装置1内の図示しないコネクタと電気的に接続されるこ
とで、ロボット装置1に電流を供給することができるよ
うになる。
【0066】このようなロボット装置1が動作すること
で、蓄電池パック6の電池モジュールは放電するが、放
熱特性が良いことから、電池モジュールの温度上昇は抑
えられる。さらに、例えば、ロボット装置1が備えるモ
ータやCPU等の動作により発生する熱によりロボット
装置1内の温度が上昇しても、蓄電池パック6は、放熱
特性が良いので、周囲環境の温度上昇に影響されること
なく、電池モジュールの温度上昇を抑えることができ
る。
【0067】また、自然対流を利用することにより、そ
の放熱効果も期待できる。特に、蓄電池パックの放熱部
分とされる主面部(図1及び図2に示す窓部)を、横方
向に向くように電子機器に配置することにより、そのよ
うな主面部にて積極的に自然対流を発生させて、熱伝達
の効率を高めることができる。これにより、電池モジュ
ールの温度上昇を抑えることができる。
【0068】すなわち例えば、ロボット装置1が通常の
使用状態とされる立ち姿勢とされた状態において、ロボ
ット装置1の腹部2aへの蓄電池パック6の装着を、蓄
電池パック6の主面部が横方向に向くようにすれば、同
様な効果を得ることができる。このように、電子機器の
内部における空気流の流れを有効に活用すれば、蓄電池
パック6の放熱効率を高めることができる。
【0069】なお、上述の実施の形態では、蓄電池パッ
クを駆動源として使用する電子機器としてロボット装置
を挙げて説明したが、蓄電池パックがロボット装置に使
用されることに限定されないことはいうまでもない。例
えば、蓄電池パックを、ノートパソコン、いわゆるカム
コーダ、ディスクプレイヤ等の電源として使用すること
もできる。
【0070】また、上述の実施の形態では、本発明を、
2本のセル(電池モジュール)と収納ケースとからなる
蓄電池パックに適用した。しかし、これに限定されるも
のではなく、本発明を、収納ケースに適用することもで
きる。すなわち、電池モジュールが着脱自在とされる収
納ケースに適用することもできる。この場合、収納ケー
スには、高熱伝導率の材料により形成された部材、例え
ば、弾性シード部材を備えるようにする。また、収納ケ
ースには、上述したような窓部も形成する。このように
構成することで、電池モジュールが着脱自在とされた場
合でも、収納された状態において、電池モジュールが収
納ケース内に配置された上述の弾性シート部材に密着さ
れるようになるので、電池モジュールが発生する熱を、
弾性シート部材及び収納ケースを介して効率よく外部に
放熱することができるようになる。
【0071】また、上述の実施の形態では、電池モジュ
ールが2本のセルによって蓄電池パックが構成される場
合について説明したが、蓄電池パックが2本のセルを備
える構成に限定されるものではない。例えば、セルの本
数は、仕様等に応じて決定する。また、大型形状の1つ
のセルだけを収納ケースに収納する構造のものであって
も良い。
【0072】また、上述の実施の形態では、2本のセル
の配列を並列とした場合について説明した。しかし、こ
れに限定されるものではなく、直列等の異なる配列にす
ることもできる。
【0073】
【発明の効果】本発明に係る電池は、電池素子と、電池
素子を収納し、電池素子の外側面形状に沿った内側面形
状を有した電池収納部と、電池収納部の内側面と電池素
子の外側面との間に介在されて、当該電池収納部の内側
面と電池素子の外側面とが接触される高熱電導部材とを
備えることにより、電池素子が、電池収納部に接触され
る高熱伝導部材に接触された状態として、電池収納部に
収納され、これにより、電池素子が発生した熱を、高熱
電導部材を介して電池収納部に伝達させて、電池収納部
から外部に放熱することができる。
【0074】また、本発明に係る電池素子収納ケース
は、電池素子を収納し、電池素子の外側面形状に沿った
内側面形状を有した電池収納部と、電池収納部の内側面
と電池素子の外側面との間に介在されて、当該電池収納
部の内側面と電池素子の外側面とが接触される高熱電導
部材とを備えることにより、電池素子が、電池収納部に
接触される高熱伝導部材に接触された状態として、電池
収納部に収納され、これにより、電池素子が発生した熱
を、高熱電導部材を介して電池収納部に伝達させて、電
池収納部から外部に放熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である蓄電池パックの構成
を示す分解斜視図である。
【図2】上述の蓄電池パックの構成を示す斜視図を示す
図である。
【図3】上述の蓄電池パックの構成を示す断面図であ
る。
【図4】蓄電池パックにおいて、2本のセルと収納ケー
スとの間に充填された接着材の状態を示す断面図であ
る。
【図5】上述の蓄電池パックの温度測定結果を示す特性
図である。
【図6】比較対象とされる従来の蓄電池パックの温度測
定結果を示す特性図である。
【図7】上述の蓄電池パックによって電源供給がなされ
るロボット装置の外観構成を示す斜視図である。
【図8】上述した蓄電池パックが装着された状態のロボ
ット装置の腹部を示す底面図である。
【符号の説明】
10,20 セル、30 収納ケース、50 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗林 克行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 家徳 隆史 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5H040 AA28 AS11 AS14 AS15 AT01 AY04 AY08 CC28 CC32 LL00

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池素子と、 上記電池素子を収納し、上記電池素子の外側面形状に沿
    った内側面形状を有した電池収納部と、 上記電池収納部の内側面と上記電池素子の外側面との間
    に介在されて、当該電池収納部の内側面と上記電池素子
    の外側面とが接触される高熱電導部材とを備えることを
    特徴とする電池。
  2. 【請求項2】 複数の上記電池素子を備え、 上記電池収納部は、近接して配置された電池素子を収納
    し、当該近接して配置された電池素子の外側面形状に沿
    った内側面形状を有していることを特徴とする請求項1
    記載の電池。
  3. 【請求項3】 上記高熱伝導部材は、上記電池収納部の
    内側面と上記電池の外側面と接着する高熱伝導材料から
    なる接着部材であることを特徴とする請求項1記載の電
    池。
  4. 【請求項4】 上記高熱伝導部材は、高熱電導材料によ
    り形成された可撓性部材又は弾性部材であることを特徴
    とする請求項1記載の電池。
  5. 【請求項5】 上記高熱伝導部材は、電気絶縁材料から
    なることを特徴とする請求項1記載の電池。
  6. 【請求項6】 上記電池収納部は、内部の熱を外部に放
    熱する放熱部をさらに有していることを特徴とする請求
    項1記載の電池。
  7. 【請求項7】 上記放熱部は、上記電池収納部にインサ
    ート成型された金属部材であることを特徴とする請求項
    6記載の電池。
  8. 【請求項8】 上記金属材料が、アルミニウムであるこ
    とを特徴とする請求項7記載の電池。
  9. 【請求項9】 上記電池収納部は、2個の略皿形状の部
    材を付き合わせて略箱形形状とされていることを特徴と
    する請求項1記載の電池。
  10. 【請求項10】 複数の略短冊形状の開口部が配列され
    て略格子形状とされた窓部を設けていることを特徴とす
    る請求項1記載の電池。
  11. 【請求項11】 電池素子を収納し、上記電池素子の外
    側面形状に沿った内側面形状を有した電池収納部と、 上記電池収納部の内側面と上記電池素子の外側面との間
    に介在されて、当該電池収納部の内側面と上記電池素子
    の外側面とが接触される高熱電導部材とを備えることを
    特徴とする電池素子収納ケース。
  12. 【請求項12】 複数の上記電池素子が収納され、 上記電池収納部は、近接して配置された電池素子を収納
    し、当該近接して配置された電池素子の外側面形状に沿
    った内側面形状を有していることを特徴とする請求項1
    1記載の電池素子収納ケース。
  13. 【請求項13】 上記高熱伝導部材は、上記電池収納部
    の内側面と上記電池の外側面と接着する高熱伝導材料か
    らなる接着部材であることを特徴とする請求項11記載
    の電池素子収納ケース。
  14. 【請求項14】 上記高熱伝導部材は、高熱電導材料に
    より形成された可撓性部材又は弾性部材であることを特
    徴とする請求項11記載の電池素子収納ケース。
  15. 【請求項15】 上記高熱伝導部材は、電気絶縁材料か
    らなることを特徴とする請求項11記載の電池素子収納
    ケース。
  16. 【請求項16】 上記電池収納部は、内部の熱を外部に
    放熱する放熱部をさらに有していることを特徴とする請
    求項11記載の電池素子収納ケース。
  17. 【請求項17】 上記放熱部は、上記電池収納部にイン
    サート成型された金属部材であることを特徴とする請求
    項16記載の電池素子収納ケース。
  18. 【請求項18】 上記金属材料が、アルミニウムである
    ことを特徴とする請求項17記載の電池素子収納ケー
    ス。
  19. 【請求項19】 上記電池収納部は、2個の略皿形状の
    部材を付き合わせて略箱形形状とされていることを特徴
    とする請求項11記載の電池素子収納ケース。
  20. 【請求項20】 複数の略短冊形状の開口部が配列され
    て略格子形状とされた窓部を設けていることを特徴とす
    る請求項11記載の電池素子収納ケース。
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