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JP2002197896A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JP2002197896A
JP2002197896A JP2000397223A JP2000397223A JP2002197896A JP 2002197896 A JP2002197896 A JP 2002197896A JP 2000397223 A JP2000397223 A JP 2000397223A JP 2000397223 A JP2000397223 A JP 2000397223A JP 2002197896 A JP2002197896 A JP 2002197896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
level
internal
node
semiconductor integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000397223A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Hoshida
哲司 星田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000397223A priority Critical patent/JP2002197896A/ja
Publication of JP2002197896A publication Critical patent/JP2002197896A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作テストの目的に応じて、任意に内部電源
電圧を調整することによって、効率的な不良検出が可能
な半導体集積回路装置の構成を提供する。 【解決手段】 内部電圧発生回路100は、電源ノード
101および内部ノードN1の間の抵抗値Ruと、接地
ノード102および内部ノードN2の間の抵抗値Rdと
の比に応じて、内部電圧VINを設定する。内部電圧切
換制御回路110は、動作テスト時において、アクティ
ブ状態およびスタンドバイ状態のそれぞれにおいて独立
に設定されるテストモード信号/TACU,/TACD
および/TSBU,/TSBDに応じて、制御信号VU
PおよびVDWを生成する。内部電圧発生回路100
は、制御信号VUPおよびVDWの活性化にそれそれ応
答して、内部電圧VINを所定量上昇および下降させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、より特定的には、動作テスト時において、
内部電圧の設定を動作テストの目的に応じて調整するこ
とが可能な半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置においては、
大容量化および高集積化のために微細化技術が進展して
いる。これに伴って、トランジスタ耐圧が低下するた
め、低動作電圧化が進められている。また、電池駆動を
前提とした携帯機器に搭載される場合に強く要求される
低消費電力化の側面からも、半導体集積回路装置の低動
作電圧化は強力に進められている。
【0003】半導体集積回路装置の低動作電圧化が進む
一方で、ウェハプロセス工程において発生し得る、微小
異物やパターン欠陥に起因する不良を検出することが困
難になりつつある。これは、回路素子の微細化に伴っ
て、トランジスタや酸化膜の信頼性を確保するために、
印加可能な電圧ストレスが低くなってしまい、この結
果、配線間短絡等の不良の検出感度が低下してしまうた
めである。
【0004】このような問題点に対応するために、各配
線間の電圧関係が逆転する頻度を高くするようなテスト
モード等を採用し、低めの電圧を印加した場合でも、で
きるだけ短時間で効果的な電圧ストレスがかけられるよ
うな動作テストを実行する工夫がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
集積回路装置における動作テストを効率的に検出するに
は、現状のテストモードでは不十分な点がある。
【0006】以下においては、半導体集積回路装置の代
表例である半導体記憶装置におけるメモリセルの動作マ
ージンをテストすることを目的とした動作テストについ
て説明する。
【0007】図10は、一般的な半導体記憶装置のメモ
リセルに対するデータ読出およびデータ書込動作を説明
するための図である。
【0008】図10を参照して、半導体記憶装置におい
ては、メモリセルMCが行列状に配置される。メモリセ
ルMCの各行に対応してワード線WLが配置され、メモ
リセルMCの各行に対応して、ビット線対BLPを形成
するビット線BLおよび/BLが配置される。ワードド
ライバWDVは、ロウアドレスのデコード結果に基づい
て、ワード線WLを選択的に活性化する。
【0009】メモリセルMCは、ビット線BLとデータ
保持ノードNsとの間に電気的に結合されるアクセスト
ランジスタATRと、データ保持ノードNsとセルプレ
ートCPとの間に結合されるデータ保持キャパシタSC
Pとを有する。アクセストランジスタATRのゲート
は、対応するワード線WLに結合される。これにより、
活性化されたワード線WLに対応するメモリセル行にお
いて、ビット線BLとデータ保持ノードNsとが電気的
に結合されて、データ保持ノードNsに蓄積されたデー
タがビット線BLに読出される。
【0010】センスアンプSAは、制御信号SEACT
の活性化に応答して、ビット線対BLPを形成するビッ
ト線BLおよび/BLの間の電圧差を増幅する。この結
果、センスアンプSAは、ビット線BLに読出されたデ
ータレベルに応じて、センスアンプ読出データSDou
tのデータレベルをハイレベル(メモリアレイ電源電圧
Vccs)およびローレベル(接地電圧Vss)の一方
に設定する。
【0011】なお、以下本明細書においては、データお
よび信号のレベルについて、ハイレベルおよびローレベ
ルのそれぞれを、「Hレベル」および「Lレベル」と表
記するものとする。
【0012】各メモリセルのセルプレートCPの電圧レ
ベル(以下、「セルプレート電圧Vcp」とも称する)
は、一般に、接地電圧Vssとメモリアレイ電源電圧V
ccsとの中央値(平均値)に相当する、(1/2)・
Vccs(以下、「Vccs/2」とも表記する)設定
される。これは、データ保持キャパシタSCPの絶縁膜
に加わるストレス電圧を低下させて、単位面積当りの容
量値を増加させるためである。
【0013】各ビット線対BLPに対応して、ビット線
BL,/BLを所定電圧(以下、「ビット線プリチャー
ジ電圧VBL」とも称する)にプリチャージするための
プリチャージトランジスタQpr1,Qpr2およびイ
コライズトランジスタQeqが配置される。プリチャー
ジトランジスタQpr1,Qpr2およびイコライズト
ランジスタQeqは、ビット線プリチャージ信号BLP
Rの活性化に応答してオンし、ビット線BLおよび/B
Lの各々を、ビット線プリチャージ電圧VBLと結合す
る。
【0014】一般的に、ビット線プリチャージ電圧VB
Lは、雑音耐性やデータ読出マージンの確保等を考慮し
て、セルプレート電圧Vcpと同様に、Vccs/2に
設定される。
【0015】一般的に、ビット線プリチャージ電圧VB
Lおよびセルプレート電圧Vcpは、メモリアレイ電源
電圧Vccsを受けて内部電圧Vccs/2を生成す
る、半導体記憶装置の内部に配置される内部電圧発生回
路によって供給される。
【0016】図11は、従来の内部電圧発生回路の構成
を示す回路図である。図11を参照して、内部電圧発生
回路400は、メモリアレイ電源電圧Vccsと内部ノ
ードN1との間に電気的に結合される抵抗Ruと、内部
ノードN1およびN0の間に電気的に結合されるN型M
OSトランジスタQN1と、内部ノードN0およびN2
の間に電気的に結合されるP型MOSトランジスタQP
1と、内部ノードN2と接地電圧VSSとの間に電気的
に結合される抵抗Rdとを含む。
【0017】内部電圧発生回路400は、さらに、電圧
供給ノードNvとメモリアレイ電源電圧Vccsとの間
に電気的結合されるN型MOSトランジスタQN2と、
電圧供給ノードNvと接地電圧Vssとの間に電気的に
結合されるP型MOSトランジスタQP2とを含む。ト
ランジスタQN1およびQN2のゲートは内部ノードN
1と結合され、トランジスタQP1およびQP2のゲー
トは、内部ノードN2と結合される。
【0018】さらに、抵抗RuおよびRdの抵抗値を同
一の値に設計することにより、内部電圧回路400は、
電圧供給ノードNvに内部電圧Vccs/2を出力す
る。特に、トランジスタQN1およびQN2の間、およ
びQN2およびQP2の間のそれぞれにおいて、トラン
ジスタ特性を同様に設計することによって、内部電圧発
生回路400は、プロセス条件に変動の影響による回路
素子の製造ばらつきを補償して、安定的にVccs/2
を生成することができる。
【0019】再び図10を参照して、このような構成の
メモリセルが配置された半導体記憶装置において、たと
えば、ワード線WLとビット線BL(/BL)の間の短
絡欠陥(以下、「ワード線−ビット線間短絡欠陥」とも
称する)が発生した場合における問題点について説明す
る。
【0020】半導体記憶装置の動作状態には、データ読
出やデータ書込が特に指示されていない場合において、
各メモリセルが記憶データを保持するための「スタンド
バイ状態」と、データ読出およびデータ書込指示に対応
して、ワード線WLを選択的に選択状態(Hレベル)に
活性化する「アクティブ状態」とが一般的に含まれる。
【0021】スタンドバイ状態においては、各ワード線
WLは非選択状態(Lレベル:接地電圧Vss)に維持
され、かつ、ビット線BLおよび/BLの各々の電圧
が、ビット線プリチャージ電圧VBL(=Vccs/
2)にそれぞれ設定される。一方,アクティブ状態にお
いては、ワード線WLを長期間選択状態(Hレベル)に
保持することが必要とされるケースも存在する。
【0022】ワード線−ビット線間短絡欠陥に対応する
メモリセルMCそのものは、図示しないスペアメモリセ
ルによって置換救済することができる。しかし、このよ
うな欠陥が多数発生した場合には、スタンドバイ状態期
間中に、ビット線BL(Vccs/2)とワード線WL
(接地電圧Vss)との間に短絡電流が流れ、ビット線
電圧の低下を招いてしまう。これにより、メモリセルM
CからのLレベルデータの読出マージン低下が発生して
しまう。
【0023】また、ワード線−ビット線間短絡欠陥の大
半は、動作テストにおいてビット線不良と判定されて、
図示しないスペアコラムによって置換救済される。しか
し、アクティブ状態においては、選択状態に活性化され
たワード線WLに対しては、ワードドライバWDVから
駆動電流が供給されるので、ワード線の活性化期間が比
較的短期間である場合には、欠陥部からのリーク電流に
よってワード線WLのドライブ能力を低下させるまでに
は至らないことが多い。したがって、動作テスト時にお
いて、このようなワード線−ビット線間短絡欠陥を十分
に検出できない可能性がある。
【0024】この結果、ワード線WL不良として検出す
ることができなかった欠陥部が発見されずに残っている
場合には、通常動作時のアクティブ状態期間において、
ワード線WLを長期間選択状態(Hレベル)に保持する
必要が生じたケースにおいて、ワード線電圧が始めて低
下してしまう。ワード線電圧が低下すると、アクセスト
ランジスタATRを十分にオンさせることができなくな
り、ビット線BLからデータ保持ノードNsへのHレベ
ルデータの伝達を十分に実行できなくなってしまう。こ
れにより、メモリセルMCに対する、Hレベルデータの
書込マージン低下が発生してしまう。
【0025】このようなワード線−ビット線間短絡欠陥
を効果的に検出するために、ビット線電圧フォースモー
ドと呼ばれる、ビット線電圧を規格値よりも強制的に上
昇させて、動作テストを実行するテストモードも存在す
る。
【0026】しかしながら、このようなテストモードに
おいては、スタンドバイ状態およびアクティブ状態の両
方とも、同一の電圧レベルにしかビット線電圧を設定す
ることができない。このため、ワード線WLの選択/比
選択状態が繰返される実使用時、すなわち通常動作時に
近い動作状態を再現することはできず、必要以上に厳し
い条件で欠陥をリジェクトしてしまう。
【0027】またその他にも、メモリセル間リークを加
速するために、所定のテストパターンデータを各メモリ
セルに書込んだ後に、メモリアレイ電源電圧Vccsを
上昇して、メモリセル間リークを加速して不良検出を行
なうテストモードも存在する。
【0028】しかしながら、このようにテストモードに
おいては、メモリアレイ電源電圧Vccsの上昇に伴っ
て、センスアンプの電源電圧も同様に上昇するため、メ
モリセル間リークが発生しても、欠陥を効率的に検出す
ることはできない。また、メモリアレイ電源電圧Vcc
sの上昇に伴って、セルプレート電圧Vcp(=Vcc
s/2)も上昇するため、データ保持キャパシタのリー
クを必要以上に厳しい条件でテストしてしまい、リジェ
クトしたい注目メモリセル以外の正常メモリセルを不良
と判定してしまうこともある。
【0029】また、メモリアレイ電源電圧Vccsの上
昇に伴って、ビット線プリチャージ電圧VBL(=Vc
cs/2)も高くなってしまう。また、同様に周辺回路
の電源電圧も上昇してしまうため、読出データの増幅タ
イミングも早くなりすぎたりして、読出マージンの低下
を引起こしてしまう。このため、必要以上に厳しい条件
で動作テストを実行する結果となってしまい、ワード線
−ビット線間短絡に起因する不良を検出したい場合にお
いても、これと異なるセルを不良にしてしまうという問
題が生じる。
【0030】したがって、このような配線間短絡に起因
する不良を検出するためには、歩留りの低下を招いてし
まうという問題点が生じていた。
【0031】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、この発明の目的は、動作
テストの目的に応じて、任意に内部電源電圧を調整する
ことによって、効率的な欠陥検出が可能な半導体集積回
路装置の構成を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路装置は、複数の動作状態を有する半導体集積回路
装置であって、第1の電圧を受けて、第1の電圧に応じ
た電圧レベルを有する第2の電圧を生成するための電圧
発生回路と、動作テスト時において、複数の動作状態の
それぞれに対応して独立に与えられる外部指示に応じ
て、第2の電圧を通常動作時における電圧レベルから変
化させるための電圧切換制御回路とを備える。
【0033】請求項2記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置であって、行列状に配
置された複数のメモリセルと、複数のメモリセルの行に
対応してそれぞれ設けられる複数のワード線と、複数の
メモリセルの列に対応してそれぞれ設けられる複数のビ
ット線と、複数のビット線を第1の所定電圧にプリチャ
ージするためのプリチャージ回路とをさらに備える。各
メモリセルは、記憶データのデータレベルに応じた電荷
を保持するための記憶ノードと、第2の所定電圧に設定
されたノードと記憶ノードとの間に結合されるデータ保
持キャパシタと、複数のビット線のうちの対応する1本
と記憶ノードとの間に電気的に結合され、複数のワード
線のうちの対応する1本の電圧に応じた電流経路を形成
する、アクセストランジスタとを含む。第1および第2
の所定電圧の少なくとも一方は、第2の電圧に相当す
る。
【0034】請求項3記載の半導体集積回路装置は、請
求項2記載の半導体集積回路装置であって、複数の動作
状態は、アクティブ状態と、スタンドバイ状態とを含
み、スタンドバイ状態においては、各ワード線は、非選
択状態に維持され、かつ、各ビット線は、第2の電圧に
設定され、アクティブ状態においては、複数のワードの
うちの少なくとも1つは、選択状態に活性化され、か
つ、各ビット線は、第2の電圧と切離される。
【0035】請求項4記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置であって、電圧発生回
路は、第1の電圧を供給する第1の電源ノードと第1の
内部ノードとの間に直列に結合される複数の第1の抵抗
素子と、第3の電圧を供給する第2の電源ノードと第2
の内部ノードとの間に直列に結合される複数の第2の抵
抗素子と、複数の第1の抵抗素子のうちの少なくとも1
つに対応してそれぞれ設けられ、各々が対応する第1の
抵抗素子の両端を短絡するための第1のスイッチ回路
と、複数の第2の抵抗素子のうちの少なくとも1つに対
応してそれぞれ設けられ、各々が対応する第2の抵抗素
子の両端を短絡するための第2のスイッチ回路と、第1
の電源ノードと第1の内部ノードとの間に形成される電
流経路の抵抗値と、第2の内部ノードと第2の電源ノー
ドとの間に形成される電流経路の抵抗値との比率に応じ
て、第2の電圧のレベルを設定するための電圧調整部と
を含み、電圧切換制御回路は、複数の状態のそれぞれに
おいて、第1および第2のスイッチ回路の各々のオンお
よびオフを、外部指示に応じて制御する。
【0036】請求項5記載の半導体集積回路装置は、請
求項4記載の半導体集積回路装置であって、外部指示
は、複数の第1および第2のスイッチ回路のそれぞれに
対応して、複数の動作状態の各々ごとに設定される複数
の制御信号を含み、第1および第2のスイッチ回路の各
々は、対応する制御信号の活性化に応じてオンする。
【0037】請求項6記載の半導体集積回路装置は、請
求項4記載の半導体集積回路装置であって、外部指示
は、通常動作時および動作テスト時において共通に使用
される外部制御信号を含む。電圧切換制御回路は、動作
テスト時において、外部制御信号の信号レベル推移に関
する情報を得るための検出回路と、検出回路によって得
られた情報に基づいて、第1および第2のスイッチ回路
のそれぞれに対応して、複数の動作状態の各々ごとに設
定される複数の内部制御信号を生成するための内部制御
信号生成部とを含む。第1および第2のスイッチ回路の
各々は、対応する内部制御信号の活性化に応じてオンす
る。
【0038】請求項7記載の半導体集積回路装置は、請
求項4記載の半導体集積回路装置であって、複数の第1
の抵抗の抵抗値の和と,複数の第2の抵抗の抵抗値の和
とは、同様の値に設計され、通常動作時において、第1
および第2のスイッチ回路の各々はオフされ、電圧発生
回路は、通常動作時において、第1および第3の電圧の
平均値に第2の電圧を設定する。
【0039】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以
下においては、同一符号、同一または相当部分を示すも
のとする。
【0040】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に従う半導体集積回路装置の一例である半導体記
憶装置1の全体構成を示す概略ブロック図である。
【0041】図1を参照して、半導体記憶装置1は、コ
ラムアドレスストローブ信号/CAS,ロウアドレスス
トローブ信号/RASおよびライトイネーブル信号/W
Eを受ける制御信号入力端子10と、アドレス信号A1
〜An(n:自然数)を受けるアドレス入力端子12
と、入出力データDQ1〜DQi(i:自然数)および
アウトプットイネーブル信号/OEとを授受するための
データ入出力端子14と、外部電源電圧EXT.Vdd
および接地電圧Vssの入力を受ける電源入力端子16
とを備える。
【0042】半導体記憶装置1は、さらに、制御信号入
力端子10に入力された制御信号に応じて、半導体記憶
装置1の全体動作を制御するコントロール回路20と、
行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリセ
ルアレイ30と、メモリセルアレイ中のアドレス信号に
応答したメモリセルを特定するためのアドレスバッファ
35と、行デコーダ40および列デコーダ45をさらに
備える。
【0043】メモリセルアレイ30においては、ワード
線がメモリセルの各行ごとに配置され、ビット線対がメ
モリセルの各列ごとに配置される。各メモリセルは、ワ
ード線とビット線との交点のそれぞれに配置される。
【0044】アドレスバッファ35は、外部から供給さ
れたアドレス信号を行デコーダおよび列デコーダに選択
的に供給する。行デコーダ40は、アドレスバッファ3
5から供給される行アドレス信号に応答して、複数のワ
ード線のうちの少なくとも1つを選択的に駆動する。列
デコーダ45は、アドレスバッファから供給される列ア
ドレス信号に応答して、複数のビット線対のうちの1つ
を選択する。
【0045】センスアンプ回路50は、各ビット線対に
対応して設けられる複数のセンスアンプを含む。各セン
スアンプは、対応するビット線対間に生じる電圧差を増
幅する。
【0046】入出力回路60は、列デコーダによって選
択されたビット線対の電圧レベルを出力バッファ75に
供給する。出力バッファ75は、供給された電圧レベル
を増幅して、出力データDQ1〜DQiとして外部に出
力する。入力バッファ70は、外部から書込データが供
給された場合に、入力データDQ1〜DQiを増幅す
る。入出力回路60は、入力バッファ70によって増幅
された入力データを列デコーダ45によって選択された
ビット線対に供給する。
【0047】制御信号入力端子10に入力された制御信
号/CAS,/RASおよび/WEは、コントロール回
路20に与えられ、コントロール回路20は、半導体記
憶装置1全体の読出動作および書込動作における各回路
の動作タイミングを決定する。
【0048】一般的に、メモリセルアレイ30、センス
アンプ回路50および入出力回路60を除く他の周辺回
路で消費される負荷電力は、連続的かつ小振幅なものと
なる。一方、図中に斜線で示した、メモリセルアレイ3
0、センスアンプ回路50および入出力回路60(以
下、これらを合せて「メモリアレイ」とも称する)で使
用される負荷電流は、一般的に断続的かつ大振幅なもの
となる。したがって、周辺回路用電源と、メモリアレイ
用電源とは独立に設けらることが多い。本発明の実施の
形態においても、周辺回路用とメモリアレイ用とに独立
の内部電源回路が配置されるものとする。
【0049】半導体記憶装置1は、さらに、電源入力端
子16に入力された外部電源電圧EXT.Vddおよび
接地電圧Vssを受けて、メモリアレイ電源電圧Vcc
sを生成する内部電源回路(VDC:Voltage Down Con
verter)90を備える。図1においては、周辺回路用の
内部電源回路についての図示は省略されている。
【0050】半導体記憶装置1は、さらに、メモリアレ
イ電源電圧Vccsを受けて、内部電圧VINを生成す
るための内部電圧発生回路100をさらに備える。内部
電圧VINは、ビット線プリチャージ電圧VBLおよび
セルプレート電圧Vcpに使用される。以下、本発明の
実施の形態においては、内部電圧発生回路100によっ
て生成される内部電圧VINを、ビット線プリチャージ
電圧VBLおよびセルプレート電圧Vcpに共通に使用
することとするが、これらの電圧をそれぞれ生成するた
めの複数の内部電圧発生回路を独立に設けることも可能
である。
【0051】コントロール回路20は、動作テスト時に
おいて、内部電圧VINの電圧レベルを調整するための
制御信号VUPおよびVDWを生成する内部電圧切換制
御回路110を含む。
【0052】内部電圧発生回路100は、動作テスト時
において、制御信号VUPおよびVDWに応じて、内部
電圧VINを通常動作時の電圧レベルから、上昇あるい
は下降する。後ほど詳細に説明するが、制御信号VUP
およびVDWの各々は、半導体記憶装置1の動作状態で
ある、スタンドバイ状態およびアクティブ状態のそれぞ
れにおいて、独立に設定することができる。メモリアレ
イ電源電圧Vccsおよび内部電圧VINは、メモリア
レイに伝達される。
【0053】図2は、メモリセルアレイ30およびセン
スアンプ回路50の構成を説明するブロック図である。
【0054】図2を参照して、メモリセルアレイ30
は、行列状に配置された複数のメモリセルMCを有す
る。メモリセルMCは、アクセストランジスタATRお
よびデータ保持キャパシタSCPとを含む。アクセスト
ランジスタATRは、各メモリセル列ごとに配置される
ビット線対BLPの一方であるビット線BLとデータ保
持ノードNsとの間に電気的に結合される。アクセスト
ランジスタATRのゲートは、メモリセルの各行ごとに
設けられるワード線WLと結合される。
【0055】デコード回路40は、ロウアドレスのデコ
ード結果に対応したワード線WLを選択的に活性化(H
レベル)する。活性状態(Hレベル)のワード線と対応
するメモリセルの各々において、ビット線BLもしくは
/BLとデータ保持ノードNsとが結合されて、メモリ
セルに対するデータ読出・書込が実行される。
【0056】非活性状態(Lレベル)のワード線WLと
対応するメモリセルの各々においては、データ保持ノー
ドNsに伝達された電荷が、データ保持キャパシタSC
Pによって保持される。データ保持キャパシタSCP
は、データ保持ノードNsとセルプレートCPとの間に
結合される。
【0057】ビット線対BLPの他方のビット線/BL
は、ビット線BLとの相補データを伝達するために設け
られる。センスアンプ回路50は、各ビット線対BLP
ごとに配置されるセンスアンプSAを有する。センスア
ンプSAは、センスアンプ活性化信号SEACTの活性
化に応答して、対応するビット線対BLPを形成する、
ビット線BLおよび/BLの間に生じた電圧差を増幅す
る。この結果、センスアンプSAは、メモリセルMCか
らビット線BLに読出されたデータレベルに応じて、セ
ンスアンプ読出データSDoutのデータレベルをHレ
ベル(メモリアレイ電源電圧Vccs)およびLレベル
(接地電圧Vss)の一方に設定する。
【0058】各ビット線対BLPに対応して、ビット線
BLおよび/BLの各々をビット線プリチャージ電圧に
プリチャージするためのプリチャージ回路55が配置さ
れる。プリチャージ回路55は、ビット線プリチャージ
信号BLPRの活性化に応答してオンするプリチャージ
トランジスタQpr1,Qpr2およびイコライズトラ
ンジスタQeqを含む。
【0059】プリチャージトランジスタQpr1は、ビ
ット線プリチャージ電圧VBLとビット線BLとの間に
電気的に結合される。プリチャージトランジスタQpr
2は、ビット線プリチャージ電圧VBLとビット線/B
Lとの間に電気的に結合される。イコライズトランジス
タQeqは、ビット線BLと/BLとの間に電気的に結
合される。プリチャージトランジスタQpr1,Qpr
2よびイコライズトランジスタQeqの各々のゲートに
は、ビット線プリチャージ信号BLPRが入力される。
【0060】すでに説明したように、ビット線プリチャ
ージ電圧VBLおよびセルプレート電圧Vcpには、内
部電圧発生回路100によって生成される内部電圧VI
Nが適用される。
【0061】図3は、内部電圧発生回路100および内
部電圧切換制御回路110の構成を示す回路図である。
【0062】図3を参照して、内部電圧発生回路100
は、メモリアレイ電源電圧Vccsを供給する電源ノー
ド101および内部ノードN1の間に直列に結合される
抵抗Ru1およびRu2と、接地電圧Vssを供給する
接地ノード102および内部ノードN2との間に直列に
結合される抵抗Rd1およびRd2と、内部ノードN0
と内部ノードN1およびN2との間にそれぞれ電気的に
結合される、N型MOSトランジスタQN1およびP型
MOSトランジスタQP1とを含む。
【0063】内部電圧発生回路100は、さらに、ビッ
ト線プリチャージ電圧VBLおよびセルプレート電圧V
cpを生成するための電圧供給ノードNvと、電圧供給
ノードNvと電源ノード101および接地ノード102
との間にそれぞれ電気的に結合されるN型MOSトラン
ジスタQN2およびP型MOSトランジスタQP2を含
む。トランジスタQN1およびQN2のゲートは内部ノ
ードN1と結合され、トランジスタQP1およびQP2
のゲートは内部ノードN2と結合される。
【0064】内部電圧発生回路100は、さらに、抵抗
Ru1と並列に配置され、制御信号VUPに応じて抵抗
Ru1の両端を短絡するためのトランジスタスイッチT
SWuと、抵抗Rw1と並列に配置され、制御信号VD
Wに応じて抵抗Rd1の両端を短絡するためのトランジ
スタスイッチTSWdとを含む。
【0065】内部電圧発生回路100は、図11に示し
た従来の内部電圧発生回路400と比較して、電源ノー
ド101と内部ノードN1との間および、接地ノード1
02と内部ノードN2の間にそれぞれ接続される抵抗を
それぞれ分割配置し、さらにトランジスタスイッチTS
WuおよびTSWdを配置する点が異なる。
【0066】この結果、制御信号VUPおよびVDWに
応じて、電源ノード101と内部ノードN1との間に形
成される電流経路の抵抗値Ruおよび、接地ノード10
2と内部ノードN2との間に形成される電流経路の抵抗
値Rdのそれぞれを調整することが可能となる。
【0067】ダイオード接続されたトランジスタQN1
およびQP1を通過する電流によって、抵抗値RuとR
dとの比率に応じた電圧が内部ノードN1およびN2に
現れる。トランジスタQN2およびQP2のトランジス
タ特性、とりわけ電流駆動力を同様に設計することによ
り、電圧供給ノードNvの電圧は、抵抗値RuとRdと
の比率に対応して定められる一定レベルに維持される。
【0068】すなわち、トランジスタQN1、QP1、
QN2およびQP2で形成される電圧調整部104は、
抵抗値RuとRdとの比率に応じて、電圧供給ノードN
vに生成される内部電圧VINの電圧レベルを設定す
る。
【0069】ただし、抵抗Ru1およびRu2の和と、
抵抗Rd1およびRd2の和とは、同様の値となるよう
に設計される。したがって、制御信号VUPおよびVD
Wの両方がLレベルに非活性化される場合においては、
内部電圧発生回路100は、図11に示した従来の内部
電圧発生回路400と同様に、Vccs/2を電圧供給
ノードNvに出力する。
【0070】このような構成とすることによって、制御
信号VUPがHレベルに活性化された場合には、抵抗値
Ru>Rdに設定されるので、電圧供給ノードNvの電
圧レベルは、Vccs/2から上昇する。一方、制御信
号VDWがHレベルに活性化された場合には、抵抗値R
d>Ruに設定されるので、電圧供給ノードNvの電圧
レベルは、Vccs/2から下降する。
【0071】制御信号VUPおよびVDWに応答する電
圧変化量は、抵抗Ru1とRu2との比率および、抵抗
Rd1とRd2との比率によって設定される。
【0072】内部電圧切換制御回路110は、半導体装
置1に入力される制御信号/RASに同期して内部で生
成されるint./RASと、テストモード信号/TA
CU、/TSBU、/TACEDおよび/TSBDとに
応じて、制御信号VUPおよびVDWを生成する。
【0073】これらのテストモード信号は、テストモー
ド時において、たとえばアドレス入力端子12を用いて
外部から入力することが可能である。
【0074】すでに説明したように、半導体記憶装置の
動作状態には、スタンドバイ状態とアクティブ状態とが
存在する。本願発明においては、動作テスト時におい
て、これらの動作状態のそれぞれに対応して内部電圧V
INを独立に設定して、効率的な動作テストを実行す
る。半導体記憶装置1においては、制御信号int./
RASのLレベル期間およびHレベル期間が、アクティ
ブ状態およびスタンドバイ状態にそれぞれ対応する。
【0075】テストモード信号/TACUおよび/TA
CDは、動作テスト時のアクティブ状態において、内部
電圧VINを通常動作時の設定値(Vcc/2)から変
化させるための制御信号である。同様に、テストモード
信号/TSBUおよび/TSBDは、動作テスト時のス
タンドバイ状態において、内部電圧VINを通常動作時
の設定値(Vcc/2)から変化させるための信号であ
る。
【0076】テストモード信号/TACUおよび/TS
BUは、それぞれの動作状態において、内部電圧VIN
を上昇させる場合にLレベルに活性化される。一方、テ
ストモード信号/TACDおよび/TSBDは、それぞ
れの動作状態において、内部電圧VINを下降させる場
合にLレベルに活性化される。
【0077】内部電圧切換制御回路110は、テストモ
ード信号/TACUおよび/TSBUのNAND論理演
算結果を出力する論理ゲートLG10と、制御信号in
t./RASを反転するためのインバータIV10とを
有する。
【0078】内部電圧切換制御回路110は、さらに、
テストモード信号/TSBUの非活性状態(Hレベル)
に応答して、インバータIV10の出力するint./
RASの反転信号を内部ノードN3に伝達するトランジ
スタスイッチTSW1と、テストモード信号/TACU
の非活性状態(Hレベル)に応答して、制御信号in
t./RASを内部ノードN3に伝達するためのトラン
ジスタスイッチTSW2と、論理ゲートLG10の出力
レベルと内部ノードN3の電圧レベルとの間のAND論
理演算結果を制御信号VUPとして出力する論理ゲート
LG15とを有する。
【0079】これにより、内部電圧切換制御回路110
は、動作テスト時における、制御信号int./RAS
がLレベルに設定されたアクティブ状態において、テス
トモード信号/TACUの活性化(Lレベル)に応答し
て、制御信号VUPをHレベルに活性化する。さらに、
内部電圧切換制御回路110は、動作テスト時におけ
る、制御信号int./RASがHレベルに設定された
スタンドバイ状態において、テストモード信号/TSB
Uの活性化(Lレベル)に応答して、制御信号VUPを
Hレベルに活性化する。
【0080】内部電圧切換制御回路110は、さらに、
テストモード信号/TACDおよび/TSBDのNAN
D論理演算結果を出力する論理ゲートLG20と、制御
信号int./RASを反転するためのインバータIV
20とを有する。
【0081】内部電圧切換制御回路110は、さらに、
テストモード信号/TACDの非活性状態(Hレベル)
に応答して、インバータIV20の出力するint./
RASの反転信号を内部ノードN4に伝達するトランジ
スタスイッチTSW3と、テストモード信号/TSBD
の非活性状態(Hレベル)に応答して、制御信号in
t./RASを内部ノードN4に伝達するためのトラン
ジスタスイッチTSW4と、論理ゲートLG20の出力
レベルと内部ノードN4の電圧レベルとの間のAND論
理演算結果を制御信号VUPとして出力する論理ゲート
LG25とを有する。
【0082】これにより、内部電圧切換制御回路110
は、動作テスト時における、制御信号int./RAS
がLレベルに設定されたアクティブ状態において、テス
トモード信号/TACDの活性化(Lレベル)に応答し
て、制御信号VDWをHレベルに活性化する。さらに、
内部電圧切換制御回路110は、動作テスト時におけ
る、制御信号int./RASがHレベルに設定された
スタンドバイ状態において、テストモード信号/TSB
Dの活性化(Lレベル)に応答して、制御信号VDWを
Hレベルに活性化する。
【0083】一方、通常動作時においては、テストモー
ド信号/TACU、/TSBU、/TACDおよび/T
SBDの各々は非活性化(Hレベル)されるので、制御
信号VUPおよびVDWは、Lレベルに非活性化され
る。したがって、内部電圧発生回路100は、通常動作
時においては、図11に示した従来の内部電圧発生回路
400と同様に、Vccs/2を電圧供給ノードNvに
出力することができる。
【0084】図4は、内部電圧切換制御回路110によ
る内部電圧VINの電圧レベル切換を説明するタイミン
グチャートである。
【0085】図4を参照して、制御信号int./RA
SがLレベルに設定されるアクティブ状態の期間T1に
おいては、テストモード信号/TACUがLレベルに活
性化されていることから、制御信号VUPがHレベルに
活性化される。
【0086】制御信号VUPの活性化(Hレベル)に応
答して、内部電圧発生回路100においては、トランジ
スタスイッチTSWuがオンするため、抵抗Ru1が短
絡されて、電源ノード101および内部ノードN1間の
抵抗値Ruが、接地ノード102および内部ノードN2
間の抵抗値Rsに比較して小さくなる。この結果、内部
ノードN1の電圧が上昇して、内部電圧VINはΔVu
だけ上昇する。
【0087】制御信号int./RASがHレベルに設
定されるスタンドバイ状態の期間T2においては、テス
トモード信号/TSBUおよび/TSBDの両方が、H
レベルに非活性化されているため、制御信号VUPおよ
びVDWもLレベルに非活性化される。この結果、内部
電圧VINは、Vccs/2に設定される。
【0088】次に、制御信号int./RASがLレベ
ルに設定されるアクティブ状態の期間T3においては、
テストモード信号/TACDがLレベルに活性化されて
いることから、制御信号VDWがHレベルに活性化され
る。
【0089】制御信号VDWの活性化(Hレベル)に応
答して、内部電圧発生回路100においては、トランジ
スタスイッチTSWdがオンするため、抵抗Rd1が短
絡されて、電源ノード101および内部ノードN1間の
抵抗値Ruが、接地ノード102および内部ノードN2
間の抵抗値Rsに比較して大きくなる。この結果、内部
ノードN2の電圧が上昇して、内部電圧VINはΔVd
だけ下降する。
【0090】制御信号int./RASがHレベルに設
定されるスタンドバイ状態の期間T4においては、テス
トモード信号/TSBUおよび/TSBDの両方が、H
レベルに非活性化されているため、制御信号VUPおよ
びVDWもLレベルに非活性化される。この結果、内部
電圧VINは、Vccs/2に設定される。
【0091】期間T5においては、制御信号int./
RASがLレベルに設定されるためアクティブ状態とな
る。しかし、テストモード信号/TACUおよび/TA
CDの両方が、Hレベルに非活性化されているため、制
御信号VUPおよびVDWはLレベルに非活性化され
る。この結果、内部電圧VINは、Vccs/2に維持
される。
【0092】期間T6においては、制御信号int./
RASがHレベルに設定されるためスタンドバイ状態と
なる。したがって、テストモード信号/TSBUの活性
化(Lレベル)に応答して制御信号VUPがHレベルに
活性化されて、内部電圧VINはΔVuだけ上昇する。
【0093】期間T7においては、制御信号int./
RASがLレベルに設定されるためアクティブ状態とな
る。しかし、テストモード信号/TACUおよび/TA
CDの両方が、Hレベルに非活性化されているため、制
御信号VUPおよびVDWもLレベルに非活性化され
る。この結果、内部電圧VINは、Vccs/2に設定
される。
【0094】期間T8においては、制御信号int./
RASがHレベルに設定されるためスタンドバイ状態と
なる。したがって、テストモード信号/TSBDの活性
化(Lレベル)に応答して制御信号VDWがHレベルに
活性化されて、内部電圧VINはΔVdだけ下降する。
【0095】このように、実施の形態1に従う半導体集
積回路装置においては、動作テスト時において、ビット
線プリチャージ電圧VBLおよびセルプレート電圧Vc
pに適用される内部電圧VINを、アクティブ状態とス
タンドバイ状態とのそれぞれにおいて独立に、任意に上
昇あるいは下降させることができる。この結果、通常動
作時における動作パターンを反映した動作テストを実行
して、半導体記憶装置におけるワード線−ビット線間短
絡等の従来発見が困難であった欠陥を効率的に検出する
ことが可能となる。
【0096】[実施の形態2]図5は、本発明の実施の
形態2に従う内部電圧発生回路200の構成を示す回路
図である。
【0097】図5を参照して、実施の形態2に従う内部
電圧発生回路200は、図3に示される内部電圧発生回
路100と比較して、電源ノード101および内部ノー
ドN1の間に接続される抵抗数および、接地ノード10
2および内部ノードN2の間に接続される抵抗数が、n
個(n:3以上の自然数)に増加される点で異なる。
【0098】抵抗Ru1〜Runのそれぞれと並列に、
トランジスタスイッチTSWu1〜TSWunが設けら
れる。トランジスタスイッチTSWu1〜TSWun
は、制御信号VUP1〜VUPnの活性化(Hレベル)
にそれぞれ応答してオンする。
【0099】同様に、抵抗Rd1〜Rdnのそれぞれと
並列に、トランジスタスイッチTSWd1〜TSWdn
が設けられる。トランジスタスイッチTSWd1〜TS
Wdnは、制御信号VDW1〜VDWnの活性化(Hレ
ベル)にそれぞれ応答してオンする。
【0100】図6は、実施の形態2に従う内部電圧切換
制御回路210の構成を示すブロック図である。
【0101】図6を参照して、内部電圧切換制御回路2
10は、トランジスタスイッチTSWu1〜TSWun
およびTSWd1〜TSWdnのオン/オフをそれぞれ
制御するための制御信号VUP1〜VUPnおよびVD
W1〜VDWnを生成するための制御信号生成回路21
5−1〜215−nを有する。
【0102】制御信号生成回路215−1〜215−n
の各々は、図2に示した内部電圧切換制御回路110と
同様の構成を有する。たとえば、制御電圧生成回路21
5−1は、内部電圧切換制御回路110と同様の4種類
のテストモード信号/TACU1,/TSBU1,/T
ACD1,/TSBD1を受けて、制御信号VUP1お
よびVBW1を生成する。
【0103】制御信号生成回路215−1は、制御信号
int.RASのLレベル期間に対応するアクティブ状
態において、テストモード信号/TACU1および/T
ACD1の活性化(Lレベル)にそれぞれ応答して、制
御信号VUP1およびVBW1をそれぞれ活性化(Hレ
ベル)する。また、制御信号生成回路215−1は、制
御信号int./RASのHレベル期間に対応するスタ
ンドバイ状態において、テストモード信号/TSBU1
および/TSBDの活性化(Lレベル)にそれぞれ対応
して、制御信号VUP1およびVDW1をそれぞれHレ
ベルに活性化する。
【0104】その他の制御信号生成回路215−2〜2
15−nも、対応するテストモード信号に応答して、制
御信号VUP2,VDW2〜VUPn,VDWnをそれ
ぞれ生成する。
【0105】再び図5を参照して、制御信号VUP1〜
VUPnの活性化(Hレベル)に応答して、トランジス
タスイッチTSWu1〜TSWunのうちのオン個数が
増加するに従って、内部ノードN1の電圧レベルは段階
的に上昇する。これに応じて、図4に示される内部電圧
VINの上昇量ΔVuを段階的かつ細密に設定すること
ができる。
【0106】一方、制御信号VDW1〜VDWnの活性
化(Hレベル)に応答して、トランジスタスイッチTS
Wd1〜TSWdnのうちのオン個数が増加するに従っ
て、内部ノードN2の電圧レベルは段階的に下降する。
これに応じて、図4に示される内部電圧VINの下降量
ΔVdを段階的かつ細密にに設定することができる。
【0107】このような構成とすることによって、動作
テスト時における内部電圧VINの上昇量および下降量
を細密に調整することができるので、より最適な条件に
従う動作テストを実行することが可能となる。
【0108】なお、この場合において、抵抗Ru1〜R
unの抵抗値を、それぞれ異なるものとすれば、同一個
数の抵抗を用いて、設定可能な内部電圧の上昇量ΔVu
の段階数を増加することができる。これは、抵抗Rd1
〜Rdwについても同様である。
【0109】[実施の形態3]実施の形態2に示した構
成においては、動作テスト時における内部電圧の上昇も
しくは下降量を細密に調整することができる一方で、そ
の調整に必要なテストモード信号の数が増大してしま
う。すなわち、これらのテストモード信号を動作テスト
モード時において外部から入力するために、多数の入力
端子が必要となってしまう。
【0110】実施の形態3においては、動作テスト時に
必要な入力端子数を抑制しつつ、かつ動作テスト時にお
ける内部電圧VINの上昇量および下降量を細密に設定
することが可能な構成について示す。
【0111】図7は、実施の形態3に従う内部電圧切換
制御回路310の構成を示すブロック図である。
【0112】図7を参照して、実施の形態3に従う内部
電圧切換制御回路310は、実施の形態2に従う内部電
圧切換制御回路210の構成に加えて、タイマ312お
よびデコード回路315とを有する。
【0113】タイマ312は、たとえばテストモード移
行時に活性化されるテストモードエントリ信号TEに応
じて、制御信号int./RASのLレベル期間もしく
はHレベル期間を測定する。
【0114】図8は、制御信号int./RASの信号
レベル推移を説明する概念図である。
【0115】図8を参照して、制御信号int./RA
Sは、Lレベル期間およびHレベル期間を繰返す。既に
説明したように、制御信号int./RASのLレベル
期間はアクティブ状態に対応し、Hレベル期間はスタン
ドバイ状態に対応する。一般的に、制御信号int./
RASのLレベル期間およびHレベル期間は、サイクル
タイムtRASおよびtRPとしてそれぞれ表わされ
る。
【0116】タイマ310は、動作テスト時および通常
動作時の両方で共通に使用される制御信号int./R
ASの信号レベル推移に関する情報として、動作テスト
移行時において、サイクルタイムtRASおよびtRP
を測定する。
【0117】デコード回路315は、タイマ312によ
って測定された、動作テスト移行時におけるサイクルタ
イムtRASもしくはtRPに応じて、テストモード信
号/TACU1〜TACUn,/TSBU1〜TSBU
n、TACD1〜/TACDn,/TSBD1〜TSB
Dnの信号レべルを設定する。
【0118】デコード回路315には、サイクルタイム
tRASおよびtRPとこれらのテストモード信号の信
号レベルとの間における所定の対応関係が予め記憶され
ている。動作テスト移行時においては、当該所定の対応
関係に基づいて、所望の内部電圧VINを得るためのテ
ストモード信号の組合せを実現するために、これに適合
したサイクルタイムを有する制御信号int./RAS
を外部テスタ等によって発生させて、半導体装置1に対
して入力すればよい。
【0119】このような構成とすることによって、動作
テスト時において必要な入力端子数を増大させることな
く、実施の形態2の場合と同様に、動作モード時におい
て内部電圧VINを細密に設定することが可能である。
【0120】[実施の形態3の変形例]図9は、実施の
形態3の変形例に従う内部電圧切換制御回路320の構
成を示すブロック図である。
【0121】図9においては、半導体記憶装置1が、た
とえば外部クロックCLKに応答して同期動作する同期
型半導体記憶装置であるような場合に適用可能な構成が
示される。この場合には、図1に示した構成において、
外部クロックCLKは、制御信号入力端子10から入力
される。コントロール回路20は、外部クロックCLK
に基づいて同期動作するためのタイミングに従って、各
回路の動作タイミングを決定する。
【0122】図9を参照して、内部電圧切換制御回路3
20は、実施の形態2に従う内部電圧切換制御回路21
0の構成に加えて、カウンタ322およびデコード回路
325を有する。
【0123】カウンタ312は、動作テスト移行時に活
性化されるテストモードエントリ信号TEに応答して、
外部クロックCLKのサイクル数、すなわち動作テスト
移行時のダミーサイクル数をカウントする。
【0124】デコード回路325は、、カウンタ322
から出力されるカウント値に応じて、テストモード信号
/TACU1〜TACUn,/TSBU1〜TSBU
n、TACD1〜/TACDn,/TSBD1〜TSB
Dnの信号レべルを設定する。
【0125】デコード回路325には、カウント値に対
応するダミーサイクル数とこれらのテストモード信号の
信号レベルとの間における所定の対応関係が予め記憶さ
れている。動作テスト移行時においては、当該所定の対
応関係に基づいて、所望の内部電圧VINを得るための
テストモード信号の組合せを実現するために、これに適
合したダミーサイクル数を外部クロックCLKによって
入力すればよい。
【0126】外部クロックCLKは、制御信号int.
/RASと同様に、動作テスト時および通常動作時の両
方で共通に使用されるので、実施の形態3と同様に、動
作テスト時に必要な入力端子数を増大させることなく、
動作テスト時において内部電圧VINを細密に設定する
ことが可能である。
【0127】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0128】
【発明の効果】請求項1記載の半導体集積回路装置は、
テスト動作時において、複数の動作状態ごとに独立して
第2の電圧を設定することができるため、テスト動作時
における欠陥部の検出を通常動作時の動作状態に即して
効率的に行なうことができる。
【0129】請求項2および3に記載の半導体集積回路
装置は、請求項1記載の半導体集積回路装置が奏する効
果に加えて、ワード線とビット線との間における短絡欠
陥を、動作テスト時において効率的に検出することがで
きる。
【0130】請求項4、5および7に記載の半導体集積
回路装置は、第1および第2のスイッチ回路のオン/オ
フ制御に基づく簡易な構成によって、動作テスト時にお
いて第2の電圧を変化させて、効率的な動作テストを実
行することができる。
【0131】請求項6記載の半導体集積回路装置は、動
作テスト時および通常動作時において共用される外部制
御信号の信号レベルの推移に応じて第2の電圧を変化さ
せることができるので、動作テスト時に必要となる外部
からの信号入力端子数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に従う半導体集積回路
装置の一例である半導体記憶装置1の全体構成を示す概
略ブロック図である。
【図2】 図1に示される、メモリセルアレイおよびセ
ンスアンプ回路の構成を説明するブロック図である。
【図3】 図1に示される、内部電圧発生回路100お
よび内部電圧切換制御回路110の構成を示す回路図で
ある。
【図4】 内部電圧切換制御回路110による内部電圧
VINの電圧レベル切換を説明するタイミングチャート
である。
【図5】 本発明の実施の形態2に従う内部電圧発生回
路200の構成を示す回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に従う内部電圧切換制
御回路210の構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態3に従う内部電圧切換制
御回路310の構成を示すブロック図である。
【図8】 制御信号int./RASの信号レベル推移
を説明する概念図である。
【図9】 実施の形態3の変形例に従う内部電圧切換制
御回路320の構成を示すブロック図である。
【図10】 一般的な半導体記憶装置のメモリセルに対
するデータ読出およびデータ書込動作を説明するための
図である。
【図11】 従来の内部電圧発生回路の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
100,200 内部電圧発生回路、110,210,
310,320 内部電圧切換制御回路、312 タイ
マ、315,325 デコード回路、322カウンタ、
VUP1,VUP2〜VUPn,VDW1,VDW2〜
VDWn 制御信号、/TACU,/TACU1〜TA
CUn,/TSBU,/TSBU1〜TSBUn,/T
ACD,/TACD1〜/TACDn,/TSBD,/
TSBD1〜/TSBDn テストモード信号、Vcc
s 内部電源電圧、VBL ビット線プリチャージ電
圧、VIN 内部電圧、Vcp セルプレート電圧。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 11/34 354F 371A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の動作状態を有する半導体集積回路
    装置であって、 第1の電圧を受けて、前記第1の電圧に応じた電圧レベ
    ルを有する第2の電圧を生成するための電圧発生回路
    と、 動作テスト時において、前記複数の動作状態のそれぞれ
    に対応して独立に与えられる外部指示に応じて、前記第
    2の電圧を通常動作時における電圧レベルから変化させ
    るための電圧切換制御回路とを備える、半導体集積回路
    装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体集積回路装置は、 行列状に配置された複数のメモリセルと、 前記複数のメモリセルの行に対応してそれぞれ設けられ
    る複数のワード線と、 前記複数のメモリセルの列に対応してそれぞれ設けられ
    る複数のビット線と、 前記複数のビット線を第1の所定電圧にプリチャージす
    るためのプリチャージ回路とをさらに備え、 各前記メモリセルは、 記憶データのデータレベルに応じた電荷を保持するため
    の記憶ノードと、 第2の所定電圧に設定されたノードと前記記憶ノードと
    の間に結合されるデータ保持キャパシタと、 前記複数のビット線のうちの対応する1本と前記記憶ノ
    ードとの間に電気的に結合され、前記複数のワード線の
    うちの対応する1本の電圧に応じた電流経路を形成す
    る、アクセストランジスタとを含み、 前記第1および第2の所定電圧の少なくとも一方は、前
    記第2の電圧に相当する、請求項1記載の半導体集積回
    路装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の動作状態は、アクティブ状態
    と、スタンドバイ状態とを含み、 前記スタンドバイ状態においては、各前記ワード線は、
    非選択状態に維持され、かつ、各前記ビット線は、前記
    第2の電圧に設定され、 前記アクティブ状態においては、前記複数のワードのう
    ちの少なくとも1つは、選択状態に活性化され、かつ、
    各前記ビット線は、前記第2の電圧と切離される、請求
    項2記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧発生回路は、 前記第1の電圧を供給する第1の電源ノードと第1の内
    部ノードとの間に直列に結合される複数の第1の抵抗素
    子と、 第3の電圧を供給する第2の電源ノードと第2の内部ノ
    ードとの間に直列に結合される複数の第2の抵抗素子
    と、 前記複数の第1の抵抗素子のうちの少なくとも1つに対
    応してそれぞれ設けられ、各々が対応する前記第1の抵
    抗素子の両端を短絡するための第1のスイッチ回路と、 前記複数の第2の抵抗素子のうちの少なくとも1つに対
    応してそれぞれ設けられ、各々が対応する前記第2の抵
    抗素子の両端を短絡するための第2のスイッチ回路と、 前記第1の電源ノードと前記第1の内部ノードとの間に
    形成される電流経路の抵抗値と、前記第2の内部ノード
    と前記第2の電源ノードとの間に形成される電流経路の
    抵抗値との比率に応じて、前記第2の電圧のレベルを設
    定するための電圧調整部とを含み、 前記電圧切換制御回路は、前記複数の状態のそれぞれに
    おいて、前記第1および第2のスイッチ回路の各々のオ
    ンおよびオフを、前記外部指示に応じて制御する、請求
    項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記外部指示は、前記複数の第1および
    第2のスイッチ回路のそれぞれに対応して、前記複数の
    動作状態の各々ごとに設定される複数の制御信号を含
    み、 前記第1および第2のスイッチ回路の各々は、対応する
    前記制御信号の活性化に応じてオンする、請求項4記載
    の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記外部指示は、前記通常動作時および
    前記動作テスト時において共通に使用される外部制御信
    号を含み、 前記電圧切換制御回路は、 前記動作テスト時において、前記外部制御信号の信号レ
    ベル推移に関する情報を得るための検出回路と、 前記検出回路によって得られた前記情報に基づいて、前
    記第1および第2のスイッチ回路のそれぞれに対応し
    て、前記複数の動作状態の各々ごとに設定される複数の
    内部制御信号を生成するための内部制御信号生成部とを
    含み、 前記第1および第2のスイッチ回路の各々は、対応する
    前記内部制御信号の活性化に応じてオンする、請求項4
    記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の第1の抵抗の抵抗値の和と,
    前記複数の第2の抵抗の抵抗値の和とは、同様の値に設
    計され、 前記通常動作時において、前記第1および第2のスイッ
    チ回路の各々はオフされ、 前記電圧発生回路は、前記通常動作時において、前記第
    1および第3の電圧の平均値に前記第2の電圧を設定す
    る、請求項4記載の半導体集積回路装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7289380B2 (en) 2004-10-04 2007-10-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory devices incorporating voltage level shifters for controlling a VPP voltage level independently and methods of operating the same
JP2007328899A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリの基準電圧発生装置及び方法
KR100847762B1 (ko) * 2005-09-29 2008-07-23 주식회사 하이닉스반도체 내부 전압 생성회로
US7977966B2 (en) 2005-09-29 2011-07-12 Hynix Semiconductor Inc. Internal voltage generating circuit for preventing voltage drop of internal voltage

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