JP2002191220A - 農産物収穫機におけ作業部の逆転防止構造 - Google Patents
農産物収穫機におけ作業部の逆転防止構造Info
- Publication number
- JP2002191220A JP2002191220A JP2000395444A JP2000395444A JP2002191220A JP 2002191220 A JP2002191220 A JP 2002191220A JP 2000395444 A JP2000395444 A JP 2000395444A JP 2000395444 A JP2000395444 A JP 2000395444A JP 2002191220 A JP2002191220 A JP 2002191220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- working unit
- clutch lever
- working
- unit clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 title abstract 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 31
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 5
- 241000234282 Allium Species 0.000 description 41
- 235000002732 Allium cepa var. cepa Nutrition 0.000 description 41
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 14
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 8
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 5
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
のシフト動作によって作業部クラッチレバーを切り側に
移動させ、作業部の逆転を防止する。 【解決手段】 .主変速レバー33を後進側にシフト
したとき、そのシフト動作により作業部クラッチレバー
34を切り側に移動させる。.主変速レバー33と作
業部クラッチレバー34との間に、主変速レバー33を
後進側にシフトする動作により作業部クラッチレバー3
4を切り側に移動させる切り換えアーム39を介装し
た。.切り換えアーム39は、主変速レバー33を後
進側にシフトする動作により、主変速レバーに取り付け
た係合フック35、クラッチ軸36に取り付けた係合ピ
ン37を介して作業部クラッチレバー34を切り側に移
動させる。.主変速レバーの操作パネル33aと作業
部クラッチレバーの操作パネル34aとをほぼ平行に配
設し、U字状の作業部クラッチレバーの操作パネル34
aの一側を主変速レバーの操作パネル側に配置し、U字
状の他側では作業部クラッチレバー34を主変速レバー
33とは関連なしに操作できる。
Description
進側にシフトしたとき、そのシフト動作によって作業部
クラッチレバーを切り側に移動させ、作業部の逆転を防
止するようにした農産物収穫機における作業部の逆転防
止構造に関する。
後進が切り換えられる走行部を備えた自走機体に、該走
行部と同じ伝動系から動力を受け、作業部クラッチレバ
ーにより動力が接・断される作業部(収穫・搬送部)を
設けた、ねぎ収穫機のような農産物収穫機が周知であ
る。
においては、走行部の駆動と作業部の駆動を同調させる
ために同じ1つのHST(油圧自動変速装置)で変速さ
れた動力を用いている。このため、作業部を駆動状態に
したまま主変速レバーを後進側にシフトすると作業部が
逆転することになり、例えば、ねぎを縦搬送しながら傾
斜姿勢にして排出する倒しベルトでは、ベルトが外れや
すくなる、という問題点があった。また、駆動部にワン
ウエイクラッチを設けて逆転を防止するようにした収穫
機もあるが、構造が複雑となり、コスト高になる、とい
う問題点もあった。
く、主変速レバーを後進側にシフトすると、この動作と
連動して作業部クラッチレバーを切り側に移動させ、作
業部の逆転を防止するようにした農産物収穫機における
作業部の逆転防止構造を提供することを目的とする。
に本発明は、以下の構成を有すること特徴とする。
が切り換えられる走行部を備えた自走機体に、該走行部
と同じ伝動系から動力を受け、作業部クラッチレバーに
より動力が接・断される作業部を設けた農産物収穫機に
おいて、上記主変速レバーを後進側にシフトしたとき、
そのシフト動作により作業部クラッチレバーを切り側に
移動させ、作業部の逆転を防止するようにした。 B.上記主変速レバーと作業部クラッチレバーとの間
に、主変速レバーを後進側にシフトする動作により作業
部クラッチレバーを切り側に移動させる切り換えアーム
を介装した。
を後進側にシフトする動作により、主変速レバーに取り
付けた係合フック、クラッチ軸に取り付けた係合ピンを
介して作業部クラッチレバーを切り側に移動させる。 D.上記主変速レバーの操作パネルと作業部クラッチレ
バーの操作パネルとをほぼ平行に配設し、作業部クラッ
チレバーの操作パネルをU字状に形成すると共に、該U
字状の一側を主変速レバーの操作パネル側に配置して主
変速レバーを後進側にシフトしたとき作業部クラッチレ
バーを切り側に移動させ、U字状の他側では作業部クラ
ッチレバーを主変速レバーとは関連なしに操作できる構
成とした。
農産物収穫機における作業部の逆転防止構造において
は、以下の作用を行う。
を後進側にシフトすると、そのシフト動作と連動して作
業部クラッチレバーが切り側に移動し、作業部の逆転が
防止される。従って、作業部のベルトが外れるようなこ
とがない。 .上記B.の構成により、主変速レバーを後進側にシ
フトすると、主変速レバーと作業部クラッチレバーとの
間に介装された切り換えアームを介して、作業部クラッ
チレバーは切り側に移動し、作業部の逆転を防止し、安
全を確保する。
を後進側にシフトすると、その動作により、切り換えア
ームは、主変速レバーに取り付けた係合フック及びクラ
ッチ軸に取り付けた係合ピンを介して作業部クラッチレ
バーを切り側に移動させ、作業部の逆転を防止する。 .上記D.の構成により、主変速レバーの操作パネル
と作業部クラッチレバーの操作パネルがほぼ平行に近接
し、U字状の作業部クラッチレバーの操作パネルの一側
が主変速レバーの操作パネル側に配置されることで、主
変速レバーを後進側にシフトしたとき作業部クラッチレ
バーを切り側に移動させる。また、U字状の操作パネル
の他側では、作業部クラッチレバーを主変速レバーとは
関連なしに入り・切り操作できる。
の図面を参照して具体的に説明する。図3ないし図6に
おいて、符号1はねぎ収穫機で、機体2に、左右対をな
しスピン(超信地)旋回を可能にしたクローラ3,3を
装備している。機体2の一側やや後側にエンジン4を搭
載し、その近傍に、図示しないがエンジン4により駆動
される油圧装置を装着している。クローラ3,3間で、
機体2の後部寄り下部位置に図示しないHST(油圧自
動変速装置)を備えたトランスミッション5を設け、ク
ローラ3,3を変速駆動するようにしている。
後部において駆動輪3aにより履帯3bを駆動して走行
するようにし、該履帯3bを接地側に押圧するようにし
て転接する複数の接地用転輪3cを支持する転輪フレー
ム3dを、機体2のフレームに対して前後一対のリンク
部材3eにより上下移動可能に支持し、上記転輪フレー
ム3dと機体2のフレームとの間に伸縮可能のシリンダ
機構3fを設け、該シリンダ機構3fの伸縮により履帯
3bの接地部分を駆動輪3aを中心に上下移動可能に構
成している。
機体2の中央下部を通って機体2の後方に向け、先端に
掘取り刃6を有し、この掘取り刃6に連続して該掘取り
刃6により掘り取られたねぎの根部を縦姿勢に載置して
揚上しながら搬送する無端バーコンベヤ7を有する掘取
り・搬送コンベヤ装置8を斜設している。この掘取り・
搬送コンベヤ装置8の上方に位置して、この掘取り・搬
送コンベヤ装置8より長さが長く、掘取り刃6により圃
場から掘取られたねぎの茎葉部を縦姿勢で挟持して搬送
する,左右一対の第1の挟持搬送ベルト9を設けてい
る。この第1の挟持搬送ベルト9の搬送終端部下側に
は、第1の挟持搬送ベルト9により搬送されたねぎを受
け、その茎葉部を縦姿勢で挟持して搬送する過程で横姿
勢に変換して排出する第2の挟持搬送ベルト10を配設
している。
は、機体2に対して、軸を介して上下方向に回動可能に
枢支され、掘取り・搬送コンベヤ装置8と機体2との間
に介装された油圧シリンダ11の伸縮作動により掘取り
・搬送コンベヤ装置8は軸を中心に上下に回動するよう
になっている。上記第1の挟持搬送ベルト9の前端部は
リンクアーム12の先端部に枢支され、後端部がリンク
アームを介して機体2に枢支されている。そして、上記
油圧シリンダ11により掘取り・搬送コンベヤ装置8の
基部が回動して先端側が上動するとき、これと連動して
リンクアーム12により第1の挟持搬送ベルト9も後方
に移動するようになっている。また、掘取り・搬送コン
ベヤ装置8の下側にはねぎの土を落とす土落しロ−タ1
3が配設され、この土落しロ−タ13の後方に、ねぎの
根部の根をほぐし、また、土を取り除く土落しドラム1
4が設けられている。
搬送コンベヤ装置8を上方に回動させると、これと連動
してリンクアーム12により第1の挟持搬送ベルト9が
後方に移動し、掘取り・搬送コンベヤ装置8と第1の挟
持搬送ベルト9は接触することがない。リンクアーム1
2の先端部と第1の挟持搬送ベルト9の間には長穴が設
けられ、この長穴に対するリンクアーム12の支持位置
を調節することにより、第1の挟持搬送ベルト9の支持
高さが調節される。
でねぎの茎葉部を縦姿勢で挟持して搬送し、その搬送過
程でねぎを縦姿勢から横姿勢側へ順次捻り状態にして斜
め横姿勢(ほぼ45度)に姿勢変更し、搬送終端部から
排出するようにしている。その排出位置下方には作業台
を兼ねる送りベルト15が設けられ、第2の挟持搬送ベ
ルト10から排出されたねぎを作業者が調製するように
している。第2の挟持搬送ベルト10の始端部一側上方
には、第1の挟持搬送ベルト9及び第2の挟持搬送ベル
ト10により挟持搬送されるねぎの葉部を支持して搬送
する葉部搬送ベルト16が、第2の挟持搬送ベルト10
と同軸に設けられている。この葉部搬送ベルト16は、
その姿勢が支持アームを中心に回動調節機構により調節
可能である。
の長さ方向に延びる無端ベルトとねぎの根部側に設けら
れた根送りスクリューロールを備え、作業者側を低く、
反対側が高くなるように傾斜している。また、この送り
ベルト15では、第2の挟持搬送ベルト10の終端部か
ら排出されたねぎを作業者が前後に揃えて調製し、送り
ベルト15の後端部に設けた根・葉切り装置17に供給
して根及び葉を切断する。根・葉切り装置17には、押
さえベルト18と回転円盤(カッタ)19とが設けら
れ、この根・葉切り装置17に続いて排出ベルト20、
支持台21に支持された集束台22、載置台23等が設
けられている。上記送りベルト15、回転円盤19、押
さえベルト18、排出ベルト20には、前記クローラ
3、掘取り・搬送コンベヤ装置8、第1の挟持搬送ベル
ト9、第2の挟持搬送ベルト10等に動力伝達する伝動
系とは異なる伝動系により動力が伝達される。
は、操縦部24、操縦者用ステップ25、座席26、作
業者用ステップ27、補助ステップ28等が設けられて
いる。このうちの作業者用ステップ27には作業者が乗
って作業するが、座席26に座った操縦者が作業するこ
ともできるように、座席26はその支持腕26aが、操
縦者(作業者)が操縦部24に向かったり、あるいは作
業台15に向かったりすることができるように、自由に
旋回可能になっている。また、座席26のシートは、操
縦者(作業者)が座った状態で、あるいは立った状態で
作業ができるように前後に起倒できる構造になってい
る。
フレームから前方に向けて、左右一対の支持アーム2
9,29が突出しており、この支持アーム29,29の
先端に、収穫対象ねぎ畝の傾斜両肩部に転接する一対の
接地ホィール30,30を対向させて軸支している。こ
のホィール30,30は、掘取り・搬送コンベヤ装置8
の上下調節と共に、収穫対象ねぎ畝の長さ方向に沿って
機体の移動と共に追従する畝追従装置としての機能も果
たすもので、掘取り・搬送コンベヤ装置8に対して上下
調節シリンダ31により上下調節可能、かつ左右移動調
節機構30aにより左右移動調節可能に支持されてい
る。また、一対のホィール30,30は、キャンバー角
を有しており、収穫対象ねぎ畝の傾斜両肩部に接して回
転し、機体を収穫対象ねぎ畝に追従して操向,移動させ
るようにしている。ホィール30と掘取り・搬送コンベ
ヤ装置8の先端部との間に、収穫畝の肩部を崩すための
畝崩しディスク32が支持アーム29に支持され、上下
左右移動調節機構32aにより上下左右移動調節可能に
設けられている。
トランスミッション5においては、油圧無段変速装置
(HST)により無段変速されるが、無段変速とトラン
スミッション5のギヤ変速とを組み合わせて無段と有段
とに変速出力できるようにしている。そして、サイドク
ラッチ、デファレンシャル装置を介して動力伝達を接,
断してクローラ3,3を無段と有段とに変速走行させ、
またスピン旋回(超信地旋回)を可能にしている。ま
た、トランスミッション5から、変速された動力が各作
業部に伝達され、その回転速度が無段と有段とに変速調
節可能であり、この変速とクローラ3,3の無段または
有段走行と組合せることにより、掘取り作業速度が自在
に設定可能である。
進・中立・後進を切り換える主変速レバー33、作業部
への動力を接・断する作業部クラッチレバー34が近接
して設けられている。この主変速レバー33及び作業部
クラッチレバー34は、図1及び図2に示すように、主
変速レバー33を後進側にシフトしたとき、そのシフト
動作により作業部クラッチレバー34を切り側に移動さ
せ、作業部の逆転を防止する。
34とは、それぞれの操作パネル33aと操作パネル3
4aをほぼ平行に、かつ近接して配設している。作業部
クラッチレバーの操作パネル34aはU字状をしてお
り、このU字状操作パネル34aの一側を主変速レバー
の操作パネル33a側に配置している。主変速レバー3
3の下端部に係合フック35が取り付けられ、作業部ク
ラッチレバー34側ではクラッチ軸36に係合ピン37
を取り付けている。作業部クラッチレバー34はクラッ
チ軸36に対して回動可能に枢支され、その枢支部にバ
ネ38が介装されている。作業部クラッチレバー34の
枢支部の両側には、上部において作業部クラッチレバー
34と嵌合する第1の切り換えアーム39と第2の切り
換えアーム40とが設けられている。そして、主変速レ
バー33を後進側にシフトすると、係合フック35が係
合ピン37と係合してクラッチ軸36を切り側に回動さ
せ、作業部の駆動を停止させる。これと同時に、第1の
切り換えアーム39を介して作業部クラッチレバー34
を切り側に移動させる。
のU字状をした他側においては、作業部クラッチレバー
34を第2の切り換えアーム40を介して主変速レバー
33との関連を断った状態でクラッチの入り、切り操作
が行える。バネ38は、作業部クラッチレバー34が操
作パネル34a内で切り位置にあるとき、主変速レバー
33側に位置するように付勢している。作業部クラッチ
レバー34は、主変速レバー33が中立あるいは前進に
シフトされている状態で入り、切り操作されるが、通常
はU字状操作パネル34aの主変速レバーの操作パネル
33a側において入り操作され、この状態で主変速レバ
ー33を後進側にシフトすると、作業部クラッチレバー
34が切り側に移動して、作業部の駆動が停止する。
ぎ収穫機1の動作について説明する。ねぎ収穫機1は、
ねぎを圃場から収穫するとき、クローラ3,3を収穫対
象ねぎ畝の畝間に位置させ、接地ホィール30,30を
ねぎ畝の傾斜両肩部に転接させて、掘取り・搬送コンベ
ヤ装置8の掘取り刃6部分を油圧シリンダ11により上
下動調節して掘取り深さを調節し、機体の前進により畝
崩しディスク32により畝を崩し、ねぎを畝土と共に下
方から掘取り刃6により掘り上げ、その根部をバーコン
ベヤ7上に載置して根茎部に付着している土を落下させ
ながら機体斜め上方に向け搬送させる。この搬送と同時
にねぎの茎葉部は第1の挟持搬送ベルト9に挟持されて
傷つくことなく搬送される。クローラ3,3が走行する
畝間に左右の傾きがあるときは、クローラ3,3の一方
を上下調節して機体を水平状態に保持して走行させる。
9により縦姿勢で搬送されるねぎがバーコンベヤ7の終
端部に達したとき、土落しロ−タ13がねぎの根茎部に
転接して、根茎部に付着している土が落とされる。ねぎ
がさらに移動すると、根部の根が土落しドラム14によ
りほぐされ一部の根が切られ、また残っている土がさら
に除去される。そして、ねぎが第1の挟持搬送ベルト9
の終端から排出される直前に、茎葉部が第2の挟持搬送
ベルト10により挟持されて継送され、その葉部は葉部
搬送ベルト16により搬送されて、第2の挟持搬送ベル
ト10の終端部において横姿勢となって送りベルト15
上に排出される。
業者用ステップ27に立った作業者、あるいは座席26
に座った(あるいは座席26位置に立った)操縦者(作
業者)により、根を揃えて押さえベルト18及び回転円
盤19に供給し、根及び葉が切断される。そして、排出
ベルト20により集束台22にほぼ所定量まとめられ、
載置台23に載置される。もちろん、集束台22や載置
台23のねぎを結束や袋詰めし、あるいはコンテナに収
容するようにしてもよい。ねぎ収穫機後退させるために
主変速レバー33を後進側にシフトすると、係合フック
35が係合ピン37と係合してクラッチ軸36を切り側
に回動させ、作業部の駆動を停止させる。これと同時
に、第1の切り換えアーム39を介して作業部クラッチ
レバー34を切り側に移動させる。
の無段または有段変速走行と、各回転部分の無段または
有段変速回転とにより、圃場条件、作物条件に応じて適
切な移動速度及び回転速度を選択でき、作業精度が高
く、かつ能率のよい収穫作業が行われる。また、クロー
ラ3,3はスピン旋回(超信地旋回)が可能であり、油
圧シリンダ11により掘取り・搬送コンベヤ装置8、第
1の挟持搬送ベルト9、第2の挟持搬送ベルト10、葉
部搬送ベルト16、及び接地ホィール30、畝崩しディ
スク32等を上方に回動させ、機体2の全長を短くして
枕地等において安定よくスピン旋回して1回の旋回で次
の収穫畝に移動することができる。
方には、収穫対象ねぎ畝の長さ方向に沿って機体の移動
と共に追従する接地ホィール30,30を設け、掘取り
・搬送コンベヤ装置8に対し上下調節シリンダ31によ
り上下調節可能、かつ左右移動調節機構30aにより左
右移動調節可能に支持しているので、両ホィール30は
収穫対象のねぎ畝に対し正確に追従して機体を自動操向
し、掘取り・搬送コンベヤ装置8及び第1の挟持搬送ベ
ルト9、第2の挟持搬送ベルト10による自動掘取り・
搬送が行われる。従って、操縦者は収穫対象ねぎ畝の畝
端における機体操向操作以外は、ほとんどの時間をねぎ
の調製作業に当てることができる。
穫機における作業部の逆転防止構造によれば、以下の効
果を奏することができる。
き、そのシフト動作により作業部クラッチレバーを切り
側に移動させ、作業部の逆転を防止するようにしたの
で、主変速レバーを後進側にシフトすると、そのシフト
動作と連動して作業部クラッチレバーが切り側に移動
し、作業部の逆転を防止することができる。従って、作
業部のベルトが外れるような事態を防止することができ
る。 .主変速レバーと作業部クラッチレバーとの間に、主
変速レバーを後進側にシフトする動作により作業部クラ
ッチレバーを切り側に移動させる切り換えアームを介装
したので、主変速レバーを後進側にシフトすると、主変
速レバーと作業部クラッチレバーとの間に介装された切
り換えアームを介して、作業部クラッチレバーは切り側
に移動し、作業部の逆転を防止し、安全を確保すること
ができる。
進側にシフトする動作により、主変速レバーに取り付け
た係合フック、クラッチ軸に取り付けた係合ピンを介し
て作業部クラッチレバーを切り側に移動させるので、主
変速レバーを後進側にシフトすると、その動作により、
切り換えアームは、主変速レバーに取り付けた係合フッ
ク及びクラッチ軸に取り付けた係合ピンを介して作業部
クラッチレバーを切り側に移動させ、作業部の逆転を防
止することができる。 .主変速レバーの操作パネルと作業部クラッチレバー
の操作パネルとをほぼ平行に配設し、作業部クラッチレ
バーの操作パネルをU字状に形成すると共に、該U字状
の一側を主変速レバーの操作パネル側に配置して主変速
レバーを後進側にシフトしたとき作業部クラッチレバー
を切り側に移動させ、U字状の他側では作業部クラッチ
レバーを主変速レバーとは関連なしに操作できるので、
主変速レバーの操作パネルと作業部クラッチレバーの操
作パネルがほぼ平行に近接し、U字状の作業部クラッチ
レバーの操作パネルの一側が主変速レバーの操作パネル
側に配置されることで、主変速レバーを後進側にシフト
したとき作業部クラッチレバーを切り側に移動させるこ
とができる。また、U字状の操作パネルの他側では、作
業部クラッチレバーを主変速レバーとは関連なしに入り
・切り操作することができる。
ある。
る。
る。
用転輪 3d 転輪フレーム 3e リンク部材 3f
シリンダ機構 4 エンジン 5 トランスミッション 6 掘取り刃 7 無端バーコンベヤ 8 掘取り・搬送コンベヤ装置 9 第1の挟持搬送ベルト 10 第2の挟持搬送ベルト 11 油圧シリンダ 12 リンクアーム 13 土落しロ−タ 14 土落しドラム 15 作業台を兼ねる送りベルト 16 葉部搬送ベルト 17 根・葉切り装置 18 押さえベルト 19 回転円盤(カッタ) 20 排出ベルト 21 支持台 22 集束台 23 載置台 24 操縦部 25 操縦者用ステップ 26 座席 24a 支持腕 27 作業者用ステップ 28 補助ステップ 29 車輪支持アーム 30 接地ホィール 30a 左右移動調節機構 31 上下調節シリンダ 32 畝崩しディスク 32a 上下左右移動調節機構 33 主変速レバー 33a 操作パネル 34 作業部クラッチレバー 34a U字状操作パネ
ル 35 係合フック 36 クラッチ軸 37 係合ピン 38 バネ 39 第1の切り換えアーム 40 第2の切り換えアーム
Claims (4)
- 【請求項1】 主変速レバーにより前進・中立・後進が
切り換えられる走行部を備えた自走機体に、該走行部と
同じ伝動系から動力を受け、作業部クラッチレバーによ
り動力が接・断される作業部を設けた農産物収穫機にお
いて、 上記主変速レバーを後進側にシフトしたとき、そのシフ
ト動作により作業部クラッチレバーを切り側に移動さ
せ、作業部の逆転を防止するようにしたことを特徴とす
る農産物収穫機における作業部の逆転防止構造。 - 【請求項2】 上記主変速レバーと作業部クラッチレバ
ーとの間に、主変速レバーを後進側にシフトする動作に
より作業部クラッチレバーを切り側に移動させる切り換
えアームを介装したことを特徴とする請求項1記載の農
産物収穫機における作業部の逆転防止構造。 - 【請求項3】 上記切り換えアームは、主変速レバーを
後進側にシフトする動作により、主変速レバーに取り付
けた係合フック、クラッチ軸に取り付けた係合ピンを介
して作業部クラッチレバーを切り側に移動させることを
特徴とする請求項1又は2記載の農産物収穫機における
作業部の逆転防止構造。 - 【請求項4】 上記主変速レバーの操作パネルと作業部
クラッチレバーの操作パネルとをほぼ平行に配設し、作
業部クラッチレバーの操作パネルをU字状に形成すると
共に、該U字状の一側を主変速レバーの操作パネル側に
配置して主変速レバーを後進側にシフトしたとき作業部
クラッチレバーを切り側に移動させ、U字状の他側では
作業部クラッチレバーを主変速レバーとは関連なしに操
作できる構成としたことを特徴とする請求項1、2又は
3記載の農産物収穫機における作業部の逆転防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000395444A JP4515629B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 農産物収穫機における作業部の逆転防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000395444A JP4515629B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 農産物収穫機における作業部の逆転防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002191220A true JP2002191220A (ja) | 2002-07-09 |
JP4515629B2 JP4515629B2 (ja) | 2010-08-04 |
Family
ID=18860903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000395444A Expired - Lifetime JP4515629B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 農産物収穫機における作業部の逆転防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4515629B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7201234B2 (ja) | 2019-09-27 | 2023-01-10 | 株式会社ササキコーポレーション | 収穫機 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517414U (ja) * | 1978-07-20 | 1980-02-04 | ||
JPS58155932U (ja) * | 1982-04-10 | 1983-10-18 | 大島農機株式会社 | 移動式農機のクラツチ装置 |
JPS6017634U (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-06 | ヤンマー農機株式会社 | 収穫機における変速操作装置 |
JPS6145541Y2 (ja) * | 1981-05-20 | 1986-12-22 |
-
2000
- 2000-12-26 JP JP2000395444A patent/JP4515629B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517414U (ja) * | 1978-07-20 | 1980-02-04 | ||
JPS6145541Y2 (ja) * | 1981-05-20 | 1986-12-22 | ||
JPS58155932U (ja) * | 1982-04-10 | 1983-10-18 | 大島農機株式会社 | 移動式農機のクラツチ装置 |
JPS6017634U (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-06 | ヤンマー農機株式会社 | 収穫機における変速操作装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7201234B2 (ja) | 2019-09-27 | 2023-01-10 | 株式会社ササキコーポレーション | 収穫機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4515629B2 (ja) | 2010-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4398659B2 (ja) | ねぎ収穫機 | |
JP4531967B2 (ja) | ねぎ収穫機における整列搬送装置 | |
JP2005176784A (ja) | ねぎ搬送装置 | |
JP2002191220A (ja) | 農産物収穫機におけ作業部の逆転防止構造 | |
JP2007282642A (ja) | マルチフィルムの剥ぎ取り回収装置 | |
JP2002191212A (ja) | 農産物収穫機におけるカッタの安全装置 | |
JP2000316355A (ja) | ねぎ収穫機の畝崩し装置 | |
JP6229843B2 (ja) | 作物収穫機 | |
JP2000312521A (ja) | ねぎ収穫機の土落しドラム | |
JP3803993B2 (ja) | ねぎ収穫機 | |
JP2000316352A (ja) | ねぎ収穫機 | |
JP4193656B2 (ja) | 農作物収穫作業機 | |
JP3633703B2 (ja) | ねぎ類収穫機 | |
JP3771480B2 (ja) | ねぎ収穫機における根部移送装置 | |
JP4523701B2 (ja) | 農産物収穫機 | |
JP4569254B2 (ja) | 農作物収穫機 | |
JP2002191213A (ja) | ねぎ収穫機におけるカッタ装置 | |
JP2003310021A (ja) | ねぎ収穫機における切断葉落下位置変更装置 | |
JP2003310022A (ja) | ねじり挟持搬送ベルトの張り調節装置 | |
JP4365933B2 (ja) | ねぎ収穫機 | |
JPH07107830A (ja) | 農産物収穫機 | |
JP3334832B2 (ja) | 農産物収穫機 | |
JP4107755B2 (ja) | 根菜作物収穫機 | |
JP2004057024A (ja) | マルチフィルムの剥ぎ取り回収装置 | |
JP3390224B2 (ja) | 農産物収穫機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090703 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100507 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100513 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4515629 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160521 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |