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JP2002182000A - 電子ビーム処理装置 - Google Patents

電子ビーム処理装置

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JP2002182000A
JP2002182000A JP2000379679A JP2000379679A JP2002182000A JP 2002182000 A JP2002182000 A JP 2002182000A JP 2000379679 A JP2000379679 A JP 2000379679A JP 2000379679 A JP2000379679 A JP 2000379679A JP 2002182000 A JP2002182000 A JP 2002182000A
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Japan
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electron beam
processing
tube
beam tube
tubes
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JP2000379679A
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Masanori Yamaguchi
真典 山口
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Priority to TW090124716A priority patent/TW530318B/zh
Priority to KR1020010070988A priority patent/KR20020046928A/ko
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Priority to US10/013,536 priority patent/US6881969B2/en
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    • B29C35/02Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電子ビーム管から照射される電子ビー
ムを良好に重なり合わせて、被処理物の処理領域全体の
吸収線量が所定の分布状態になるようにすることによ
り、被処理物を動かさなくても、被処理物の処理領域全
体を一括処理することができる電子ビーム処理装置を提
供することにある。 【解決手段】 本発明の電子ビーム処理装置は、複数の
電子ビーム管1が、被処理物Wを処理するための処理室
2に、電子ビーム出射窓15が露出するように配置され
た電子ビーム処理装置であって、各々の電子ビーム管1
は、被処理物Wの処理領域全体の吸収線量が所定の分布
状態になるように配置されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、表面改質、薄膜形
成、電子線硬化、ドライ洗浄等のプロセスに利用される
電子ビーム処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子線照射技術は、その高い電
子エネルギーを利用し、比較的被処理物の深いところま
で電子を侵入させて処理を行なうことができ、この特徴
を活かした薄膜硬化技術が知られている。例えば、特表
平8−510864号では、電子ビーム管を直線状ある
いは千鳥状に配列し、複数の電子ビーム管から照射され
る電子ビームは全体的に直線状になるように重なり合っ
ており、この直線状の電子ビームによって被処理物を電
子ビームによって処理するものである。
【0003】このような装置の場合、電子ビーム全体が
直線状であるために、被処理物の処理領域全体を処理す
るためには、被処理物を電子ビーム管に対して移動させ
る必要がある。特表平8−510864号では、被処理
物は搬送系である回転ローラを用いて移動させられるも
のである。
【0004】また、搬送系が電子ビーム管の直下にある
ため、電子ビームの照射雰囲気の制御が非常に困難なも
のであり、通常は空気中(大気中)で、被処理物に対し
て電子ビームが照射されるものである。
【0005】近年、SOG膜硬化技術が発達してきてお
り、この技術により形成した膜を半導体等の層間絶縁膜
として利用するようになってきている。従来、SOG膜
の製造方法は、スピンコータでシリコンウエハ上に膜と
なる膜用液体物質を塗布し、400〜450℃で約1時
間加熱することにより膜を生成するものであった。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】しかし、加熱だけでは膜の硬化に1時間程
度もかかり、スループットの向上には、硬化時間を短く
する必要があった。そこで、高いエネルギーを有する電
子ビームを、シリコンウエハ上の膜用液体物質、又は、
予め約200℃で加熱された膜用液体物質に照射し、内
部から膜用液体物質を硬化させると短時間で膜が硬化
し、所望の膜質が得られることを発見した。
【0007】しかし、前述したように、複数の電子ビー
ム管を直線的または千鳥状に配列した装置では、電子ビ
ームが全体的に広がらず直線状になるので、膜用液体物
質を塗布したシリコンウエハを電子ビーム管に対して移
動させなければならず、移動の際、搬送系から汚染粒子
が発生すると膜用液体物質が汚染され、SOG膜に不良
が発生する問題があった。
【0008】さらに、電子ビーム照射と同時に膜用液体
物質を塗布したシリコンウエハを加熱すると、相乗効果
が顕著に現れ、極めて短時間で膜を硬化することができ
ることを発見した。この場合、シリコンウエハを加熱し
ながら移動させる機構は極めて複雑であり、また、加熱
源からの汚染粒子の発生もあり、SOG膜の不良率が上
がってしまうという問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記の種々の問題に鑑み
て、複数の電子ビーム管から照射される電子ビームを良
好に重なり合わせて、被処理物の処理領域全体の吸収線
量が所定の分布状態になるようにすることにより、被処
理物を動かさなくても、被処理物の処理領域全体を一括
処理することができる電子ビーム処理装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の電子ビーム処理装置は、真空容器
の内部に電子ビーム発生器が設けられ前面に電子ビーム
発生器より発生した電子ビームが透過する電子ビーム出
射窓が形成された複数の電子ビーム管が、被処理物を処
理するための処理室に、電子ビーム出射窓が露出するよ
うに配置された電子ビーム処理装置であって、前記各々
の電子ビーム管は、被処理物の処理領域全体の吸収線量
が所定の分布状態になるように配置されていることを特
徴とする。
【0011】請求項2に記載の電子ビーム処理装置は、
請求項1に記載の電子ビーム処理装置であって、特に、
前記処理室が圧力調整機構によって減圧されていること
を特徴とする。
【0012】請求項3に記載の電子ビーム処理装置は、
請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の電子ビ
ーム処理装置であって、特に、前記処理室には被処理物
を載置するための載置台が設けられており、当該載置台
は、前記電子ビーム出射窓との離間距離を可変すること
ができることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電子ビーム処理
装置に用いられる電子ビーム管の説明図である。電子ビ
ーム管1は、ガラスよりなる真空容器11と、この真空
容器11内に設けられた電子ビーム発生器12を有する
ものである。
【0014】電子ビーム発生器12は、フィラメント1
21とグリッド122を有し、フィラメント121とグ
リッド122には、端子13を介して直流高電圧電源か
ら例えば5〜70kVの高電圧が印加されている。ま
た、フィラメント121には端子13を介して、別のフ
ィラメント電源から電流が供給されることによりフィラ
メントが加熱され、熱電子を放出する。放出された電子
はグリッド122によって生じる電界によりビーム形状
に整えられる。
【0015】真空容器11の一端側にはシリコン製の蓋
部材14が設けられており、この蓋部材14は、電子ビ
ームが通過するスリット141が形成されている。この
スリット141前方には、スリット141を気密に覆う
ようにシリコンよりなる薄膜状の電子ビーム出射窓15
が形成されており、電子ビーム発生器12から発生した
電子ビームが、この電子ビーム出射窓15を透過し、電
子ビーム管1の外に照射される。
【0016】図2は、蓋部材14の正面図である、蓋部
材14には直線状にスリット141が5個設けられてお
り、それぞれのスリット141の間には橋部141aが
形成されている。そして、全てのスリット141を覆う
ように、便宜上点線で示す外径長方形状の電子ビーム出
射窓15が形成されている。
【0017】この電子ビーム出射窓15は、シリコン又
はシリコン化合物を主としたものよりなり、電子ビーム
発生器12から発生した電子ビームを良好に透過するよ
うに厚みが0.3〜3μmである。このように電子ビー
ム出射窓15は、厚みが0.3〜3μmと非常に薄いた
めスリット141の面積が大きくなると電子ビーム照射
窓15が電子線の通過或いは電子ビーム出射窓15に加
わる応力のために破れる可能性があり、これを防止する
ために、前述したようにと各スリット141の面積を小
さくし、それぞれのスリット141の間には橋部141
aを設け、電子ビーム出射窓15の破れを防止するもの
である。なお、スリット141が直線状に並んでいる理
由は、電子ビームが略均一にそれぞれのスリット141
にかかるようにするためである。
【0018】図3は、本発明の電子ビーム処理装置の説
明図である。電子ビーム管1は、前述した真空容器11
の一端側に形成された蓋部材14が処理室2の上壁21
に密閉固定され、電子ビーム出射窓15が処理室2に露
出している。被処理物Wは、処理室2内に設けられた載
置台3に載置され、電子ビーム出射窓15と対向するよ
うに配置されている。なお、載置台3は、電子ビーム管
1の電子ビーム出射窓15と被処理物Wとの離間距離を
変えることができるものである。
【0019】また、処理室2には、処理室2内を減圧に
するための排気口40とこの排気口40に続く排気管4
1が設けられ、これらからなる排気系4を備えている。
排気系4を設ける理由は、電子ビーム出射窓15を透過
した電子ビームは、処理室2内の空間を通過して被処理
物Wに照射される。この時、処理室2内の圧力によっ
て、電子ビームの広がりや到達距離が決まり、所望の電
子ビームの広がりや到達距離を出すために排気管41を
通して処理室2内の内圧を制御するものである。
【0020】また、処理室2には、処理室2内に被処理
物Wの所望の反応以外の反応が起こらないようにするた
めの窒素などの抑制ガスや、処理室2内で紫外線を発生
させるなどの所望の反応を起こさせるためのアルゴンな
どのガスを導入するするガス導入口50と、このガス導
入口50に続く導入管51が設けられ、これからなるガ
ス導入系5を備えている。例えば、排気系4により、処
理室2内を所望の減圧状態にして、次に、ガス導入系5
により、窒素ガスを処理室2内に導入し、処理室2内を
窒素ガス充填し、減圧状態にするものである。つまり、
処理室2には排気系4とガス導入系5からなる圧力調整
機構Kが設けられ、この圧力調整機構Kにより、処理室
2内のガス種や減圧状態を決定し、電子ビームの広がり
や到達距離を調整するものである。
【0021】図4は、本発明の電子ビーム処理装置の電
子ビーム管の配置状態を説明する説明図であり、図3の
被処理物W側から各々の電子ビーム管の配置状態を示す
ものであり、それぞれの電子ビーム管1の蓋部材14と
電子ビーム出射窓15が描かれており電子ビーム管の配
置状態と円形の被処理物との関係がわかるように被処理
部物Wも合わせて描いた説明図である。
【0022】図4では、各電子ビーム管の蓋部材14
は、中心の電子ビーム管aの電子ビーム出射窓15の中
心点P1を中心に、60°の間隔をもって他の電子ビー
ム管の電子ビーム出射窓15の中心点P2、P3、P4
が同心円上に位置するように配置されており、隣り合う
電子ビーム出射窓15の中心点P1、P2、P3、P4
との離間距離が全て60mmになるように配置されてい
る。
【0023】具体的に、各電子ビーム管1は、中心の電
子ビーム管aの電子ビーム出射窓15の中心点P1を中
心として、この中心点P1から電子ビーム出射窓15の
中心P2が60mm離間し、かつ、中心点P1を中心に
60°の間隔を保った位置に電子ビーム出射窓15の中
心P2が位置する6つの電子ビーム管bと、中心の電子
ビーム管aの電子ビーム出射窓15の中心点P1を中心
として、この中心点P1から電子ビーム出射窓15の中
心P3が104mm離間し、かつ、中心点P1を中心に
60°の間隔を保った位置に電子ビーム出射窓15の中
心P3が位置する6つの電子ビーム管cと、中心の電子
ビーム管aの電子ビーム出射窓15の中心点P1を中心
として、この中心点P1から電子ビーム出射窓15の中
心P4が120mm離間し、かつ、中心点P1を中心に
60°の間隔を保った位置に電子ビーム出射窓15の中
心P4が位置する6つの電子ビーム管dとなるように、
合計19個の電子ビーム管1が配置されている。
【0024】このように、電子ビーム管aを中心とし
て、同心円状に、電子ビーム管b、c、dが配置されて
いる。そして、電子ビーム管aの出力は45μAであ
り、電子ビーム管bの出力は50μAであり、電子ビー
ム管cの出力は60μAであり、電子ビーム管dの出力
は65μAであり、中心の電子ビーム管aから離れるに
したがって、それぞれの電子ビーム管の出力が大きくな
っている。
【0025】つまり、中心の電子ビーム管aの周りには
複数の電子ビーム管が存在することになり、この電子ビ
ーム管aの直下の被処理物上には周囲の電子ビーム管
b、電子ビーム管c、電子ビーム管dからの電子ビーム
の一部が照射されるので、電子ビーム管aの出力を抑
え、反対に、最外位置に存在する電子ビーム管dの周り
には一部他の電子ビーム管が存在し、一部他の電子ビー
ム管が存在していないので、図4中、一番上方の電子ビ
ーム管dは、図中、下方には電子ビーム管b、cが存在
し、上方には電子ビーム管が存在していないでの、電子
ビーム管dの直下の被処理物上では電子ビーム管aの直
下の電子ビームの量に比べ少なくなるので電子ビーム管
dの出力を上げている。
【0026】つまり、この実施例においては、全ての電
子ビーム管の離間距離が等しいという条件下において、
電子ビーム管aの出力を45μA、電子ビーム管bの出
力を50μA、電子ビーム管cの出力を60μA、電子
ビーム管dの出力を65μAというように被処理物の処
理領域全体の吸収線量が均一になるように、各電子ビー
ム管から照射される照射電子線量を規定するものであ
る。
【0027】この結果、被処理物W上の処理領域全体の
吸収線量を均一にでき被処理物Wを移動させることなく
均一に一括処理することができる。なお、処理室2内の
圧力状態或いは被処理物Wと電子ビーム管1の電子ビー
ム出射窓15との離間距離によっては、各々の電子ビー
ム管1から照射される照射線量が全て等しい場合もあ
る。このような電子ビーム管の配置状態は、被処理物の
処理領域が円形のものに適している。また、各々の電子
ビーム管から照射される照射電子線量は、周囲の他の電
子ビーム管から照射される照射電子線量及び周囲の他の
電子ビーム管との離間距離や電子ビーム管の個数、ある
いは処理室内壁との間隔などを考慮して、被処理物の処
理領域全体の吸収線量が所定の分布状態になるように設
定されている。
【0028】図5は、図4と同様に、それぞれの電子ビ
ーム管1の蓋部材14と電子ビーム出射窓15が描かれ
ており電子ビーム管の配置状態と四角形の被処理物との
関係がわかるように被処理部物Wも合わせて描いた説明
図である。図5では、電子ビーム管aは、電子ビーム出
射窓15の中心点P1を中心にこの電子ビーム管aを囲
むように60°の間隔をもって隣接するように他の電子
ビーム管(b,c,d)が6つ配置されている。電子ビ
ーム管bは、電子ビーム出射窓15の中心P2を中心に
この電子ビーム管bを囲むように60°の間隔をもって
隣接するように他の電子ビーム管(a,d)が5つ配置
されている。電子ビーム管cは、電子ビーム出射窓15
の中心P3を中心にこの電子ビーム管cを囲むように6
0°の間隔をもって隣接するように他の電子ビーム管
(a,d)が4つ配置されている。電子ビーム管dは、
配置されている場所によって異なるが電子ビーム出射窓
15の中心P4を中心にこの電子ビーム管dを囲むよう
に60°の間隔をもって隣接するように他の電子ビーム
管(a,b,c,d)が3つ配置されている。また、隣
り合う電子ビーム出射窓15の中心点P1、P2、P
3、P4との離間距離が全て60mmになるように配置
されている。
【0029】そして、電子ビーム管aの出力は50μA
であり、電子ビーム管bの出力は55μAであり、電子
ビーム管cの出力は60μAであり、電子ビーム管dの
出力は65μAである。
【0030】つまり、電子ビーム管は、その電子ビーム
管の周りに隣接する他の電子ビーム管から照射される照
射電子線量や他の電子ビーム管との離間距離を考慮し
て、出力が調整され、具体的には、電子ビーム管aは、
その電子ビーム管aの周りに6つ存在することにより、
電子ビーム管aの直下の被処理物上には周りの電子ビー
ム管からの電子ビームの一部が照射されるので電子ビー
ム管aの出力を抑え、電子ビーム管dは、その電子ビー
ム管dの周りに隣接する電子ビーム管が3つしか存在し
ないで、電子ビーム管dの直下の被処理物上では電子ビ
ーム管aの直下の電子ビーム量に比べ少なくなるので電
子ビーム管dの出力を上げている。
【0031】つまり、この実施例においては、全ての電
子ビーム管の離間距離が等しいという条件下において、
電子ビーム管aの出力を50μA、電子ビーム管bの出
力を55μA、電子ビーム管cの出力を60μA、電子
ビーム管dの出力を65μAというように被処理物の処
理領域全体の吸収線量が均一になるように、各電子ビー
ム管から照射される照射電子線量を規定するものであ
る。
【0032】この結果、被処理物W上の処理領域全体の
吸収線量が均一になり被処理物Wを移動させることなく
均一に一括処理することができる。なお、処理室2内の
圧力状態或いは被処理物Wと電子ビーム管1の電子ビー
ム出射窓15との離間距離によっては、各々の電子ビー
ム管1から照射される照射線量が全て等しい場合もあ
る。このような電子ビーム管の配置状態は、被処理物の
処理領域が四角形のものに適している。また、各々の電
子ビーム管から照射される照射電子線量は、周囲の他の
電子ビーム管から照射される照射電子線量及び周囲の他
の電子ビーム管との離間距離や電子ビーム管の個数、あ
るいは処理室内壁との間隔などを考慮して、被処理物の
処理領域全体の吸収線量が所定の分布状態になるように
設定されている。
【0033】次に、図3に示す本発明の電子ビーム処理
装置を用いて電子処理を行う技術について説明する。な
お、この装置の電子ビーム管の配置状態は、図4で示す
電子ビーム管の配置状態と同じである。処理室2内は、
十分に排気系4により排気した後、ガス導入系5より窒
素ガスを導入し、内圧が5Torrとなるようにした。
そして、図3に示す各電子ビーム管1の電子ビーム出射
窓15と載置台3のシリコンウエハである被処理物Wと
の離間距離を60mmに設定した。
【0034】電子ビーム管は、図4に示すようにそれぞ
れの電子ビーム管の離間距離が60mmであり、電子ビ
ーム管a、電子ビーム管b、電子ビーム管c、電子ビー
ム管dは、全て電子ビーム出射窓15が厚み3μmのシ
リコンで、加速電圧が25kVで、50μAの出力を有
するものである。
【0035】そして、被処理物W上に厚み20μm、直
径200mmの円形の電子線量測定シートであるEB感
光フィルムを貼り、このEB感光フィルムに向けてすべ
ての電子ビーム管から電子ビームを70秒照射した。こ
の時の、EB感光フィルム上での吸収線量は14μC/
cm2であった。
【0036】そして、EB感光フィルムの感光度合いか
ら処理領域全領体の最大吸収線量値と最小吸収線量値を
実測し、以下の評価式を用いて処理領域全体の吸収線量
の振幅度を判定し、この振幅度を用いて均一性を評価し
た。なお、下記の評価式より、振幅度が0に近づくほど
均一性が高くなるものである。
【0037】
【数1】
【0038】均一性を表す振幅度は、7%であり、被処
理物にほぼ均一に電子ビームが照射されていることがわ
かる。
【0039】一方、上記の電子ビーム処理装置におい
て、処理室2内の圧力のみ大気圧状態にした場合、電子
ビームは、電子ビーム出射窓15の前方6mmまでしか
到達せず、電子ビーム照射窓15から60mm離れた被
処理物Wまでは電子が到達せず、被処理物を処理するこ
とができなかった。
【0040】従って、処理室2内を5Torrの窒素減
圧状態にし、電子ビーム管1の電子ビーム出射窓15と
被処理物Wの離間距離を60mmとし、各電子ビーム管
の配置状態と出力を前述した通りにすることにより、被
処理物W上の処理領域全体の吸収線量が均一になり被処
理物Wを均一に一括処理することができる。
【0041】次に、図3に示す本発明の電子ビーム処理
装置を用いて電子処理を行う他の例について説明する。
なお、この装置の電子ビーム管の配置状態は、図4に示
すようにそれぞれの電子ビーム管の離間距離が60mm
であり、電子ビーム管a、電子ビーム管b、電子ビーム
管c、電子ビーム管dは、全て電子ビーム出射窓15が
厚み3μmのシリコンで、加速電圧が40kVで、50
μAの出力を有するものである。処理室2内は、十分に
排気系4により排気した後、ガス導入系5より窒素ガス
を導入し、内圧が5Torrとなるようにした。そし
て、図3に示す各電子ビーム管1の電子ビーム出射窓1
5と載置台3との距離を2通りに設定した。つまり、シ
リコンウエハである被処理物Wとの離間距離を60mm
と75mmに設定した。
【0042】そして、被処理物W上に厚み20μm、直
径200mmの円形の電子線量測定シートであるEB感
光フィルムを貼り、このEB感光フィルムに向けてすべ
ての電子ビーム管から電子ビームを25秒照射した。こ
の時の吸収線量は、電子ビーム出射窓15と被処理物W
との離間距離が60mmの場合EB感光フィルム上で2
6μC/cm2であり、電子ビーム出射窓15と被処理
物Wとの離間距離が75mmの場合EB感光フィルム上
で20μC/cm2であった。
【0043】そして、前述した測定方法によって、EB
感光フィルムの感度度合いを測定することにより被処理
物上での電子ビームの振幅度を測定した。結果は、電子
ビーム出射窓と被処理物との離間距離が60mmの場
合、均一性を示す振幅度は10%であり、電子ビーム出
射窓と被処理物との離間距離が75mmの場合、均一性
を示す振幅度は6.5%であった。
【0044】この結果から、加速電圧が40kVという
高い加速電圧では、電子ビーム出射窓から照射される電
子ビームの広がりが狭く、電子ビーム出射窓と被処理物
との離間距離が60mmと接近している場合は、他の電
子ビーム管から照射される電子ビームの重なりが不十分
であるため被処理物上の処理領域全体の吸収線量が均一
にならず、電子ビーム出射窓と被処理物との離間距離を
75mmと離した場合には、他の電子ビーム管から照射
される電子ビームの重なりが最適状態となるため被処理
物上の処理領域全体の吸収線量が均一になることがわか
る。
【0045】この結果からわかるように、処理室内の圧
力や加速電圧の大きさなど電子ビームの照射条件によっ
て、電子ビーム管の電子ビーム出射窓と被処理物との離
間距離を変えることにより、被処理物上の処理領域全体
の吸収線量の均一性を高めることができる。
【0046】なお、均一性に一定の許容範囲がある場合
は、被処理物を電子ビームで処理する時に、電子ビーム
管の電子ビーム出射窓と被処理物との離間距離を変え
て、被処理物に浸透する電子ビームの深さを調整するこ
とができる。具体的には、SOG膜の硬化処理工程にお
いて、始めは、シリコンウエハ上に塗布されたSOG膜
用液体物質の表面を硬化させるために、電子ビーム出射
窓と被処理物との離間距離を一定に保っておき、SOG
膜用液体物質の表面が硬化した段階で、電子ビーム出射
窓と被処理物との離間距離を縮め電子ビームがSOG膜
用液体物質の内部深くまで到達するようにして内部を硬
化させることもできる。
【0047】次に、図3に示す本発明の電子ビーム処理
装置を用いて電子処理を行う他の例について説明する。
なお、この装置の電子ビーム管の配置状態は、図4に示
すようにそれぞれの電子ビーム管の離間距離が60mm
であり、電子ビーム管aの出力は45μA、電子ビーム
管bの出力は50μA、電子ビーム管cの出力は60μ
A、電子ビーム管dの出力は65μAであり、全て電子
ビーム出射窓15が厚み3μmのシリコンで、加速電圧
が25kVである。処理室2内は、十分に排気系4によ
り排気した後、ガス導入系5より窒素ガスを導入し、内
圧が5Torrとなるようにした。そして、図3に示す
各電子ビーム管1の電子ビーム出射窓15と載置台3の
シリコンウエハである被処理物Wとの離間距離を60m
mに設定した。
【0048】そして、前述した測定方法によって、EB
感光フィルムの感光度合いを測定することにより処理領
域全体の吸収線量の振幅度を測定した。均一性を表す振
幅度は、5.5%であり、処理室内で極めて良好に電子
ビームが重なり合っており、被処理物W上の処理領域全
体の吸収線量が極めて均一になり、被処理物を電子ビー
ムによって均一処理できることがわかる。
【0049】つまり、図4に示すように、被処理物上の
処理領域全体の吸収線量が極めて均一になるように、各
電子ビーム管の離間距離を一定にし、電子ビーム管aを
中心として、同心円状に、電子ビーム管b、その外側に
電子ビーム管c、その外側に電子ビーム管dとなるよう
に各電子ビーム管を配置し、外側の電子ビーム管にいく
につれて電子ビーム管からの出力値を上げることによ
り、処理室内で極めて良好に電子ビームが重なり合って
被処理物を電子ビームによって均一処理できることがわ
かる。なお、被処理物の種類、処理方法によっては、被
処理物上の処理領域全体の吸収線量の振幅度の許容範囲
は変化するものであり、この振幅度の許容範囲を超えな
いように電子ビーム出射窓15と載置台3上の被処理物
Wとの離間距離を小さくすることによって、最大の照射
速度を得て、最適な照射条件を得ることができるもので
ある。なお、被処理物が小さい場合においては、載置台
3上に複数並べて一括処理することもできる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子ビー
ム照射装置によれば、各々の電子ビーム管から照射され
る照射電子線量は、周囲の他の電子ビーム管から照射さ
れる照射電子線量及び周囲の他の電子ビーム管との離間
距離を考慮して、被処理物の処理領域全体の吸収線量が
所定の分布状態になるように配置されているので、所定
の分布状態が均一な状態の場合、被処理物の処理領域全
体の吸収線量が均一になり、被処理物を動かさなくて
も、被処理物の処理領域全体を均一に一括処理すること
ができる。
【0051】さらに、処理室が圧力調整機構によって減
圧されているので、複数の電子ビーム管から照射される
電子ビームを最適に重ね合わせて、電子ビーム全体をよ
り均一に面状にすることができる。
【0052】さらに、電子ビーム管の電子ビーム出射窓
と被処理物との離間距離を変えて、被処理物に浸透する
電子ビームの深さや、被処理物上での電子ビームの均一
度を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子ビーム管の説明図である。
【図2】電子ビーム管の蓋部材の正面図である
【図3】本発明の電子ビーム処理装置の説明図である。
【図4】本発明の電子ビーム処理装置の電子ビーム管の
配置状態を説明する説明図である。
【図5】本発明の電子ビーム処理装置の他の電子ビーム
管の配置状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 電子ビーム管 11 真空容器 12 電子ビーム発生器 121 フィラメント 122 グリッド 13 端子 14 蓋部材 141 スリット 15 電子ビーム出射窓 2 処理室 21 処理室の上壁 3 載置台 4 排気系 5 ガス導入系 K 圧力調整機構 W 被処理物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G21K 5/00 G21K 5/00 B H01L 21/31 H01L 21/31 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器の内部に電子ビーム発生器が設
    けられ前面に電子ビーム発生器より発生した電子ビーム
    が透過する電子ビーム出射窓が形成された複数の電子ビ
    ーム管が、被処理物を処理するための処理室に、電子ビ
    ーム出射窓が露出するように配置された電子ビーム処理
    装置であって、 前記各々の電子ビーム管は、被処理物の処理領域全体の
    吸収線量が所定の分布状態になるように配置されている
    ことを特徴とする電子ビーム処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理室が圧力調整機構によって減圧
    されていることを特徴とする請求項1に記載の電子ビー
    ム処理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理室には被処理物を載置するため
    の載置台が設けられており、 当該載置台は、前記電子ビーム出射窓との離間距離を可
    変することができることを特徴とする請求項1または請
    求項2のいずれか一項に記載の電子ビーム処理装置。
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