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JP2002181464A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JP2002181464A
JP2002181464A JP2000379699A JP2000379699A JP2002181464A JP 2002181464 A JP2002181464 A JP 2002181464A JP 2000379699 A JP2000379699 A JP 2000379699A JP 2000379699 A JP2000379699 A JP 2000379699A JP 2002181464 A JP2002181464 A JP 2002181464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
fluid
heat exchanger
forming body
flat plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000379699A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kishihata
良幸 岸畑
Keiichi Nakada
圭一 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP2000379699A priority Critical patent/JP2002181464A/ja
Publication of JP2002181464A publication Critical patent/JP2002181464A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アフタークーラ等に使用される熱交換器にお
いて、急激な温度低下により第1流体流路形成体(イン
ナーバー)に発生する熱応力を緩和することができて、
これを許容応力内に低減することができる。これによっ
て繰り返し応力による第1流体流路形成体の破壊を未然
に防止することができて、流体洩れを生じるおそれや耐
圧性能が低下するおそれがなく、耐久性にすぐれてい
る。 【解決手段】 熱交換器10は、例えばコンプレッサから
の圧縮空気が流される第1流路A と、圧縮空気と熱交換
されるべき外気が流される第2流路B とを備えている。
第1流路A の第1流体流路形成体13が、一対の間隔保持
用側壁部15,15 と、両間隔保持用側壁部15,15 同士を連
結しかつ並列状に連結された複数の横断面略円形の筒状
フィン部16によって構成される中間連結壁部14とを備え
たアルミニウム押出形材によりつくられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばアフター
クーラ、インタークーラおよびオイルクーラ等に使用さ
れる熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図4と図5に示すように、
この種の熱交換器(30)は、アルミニウム(アルミニウム
合金を含む)製であって、流体導入口(33)を有する上部
タンク(31)と、流体排出口(34)を有する下部タンク(32)
と、両者の中間のコア部(41)とによって構成され、コア
部(41)の背面に配置されたファン(35)による強制送風に
よりコア部(41)が外気により冷却されるようになされて
いる。
【0003】そして、コア部(41)は、図6に詳しく示す
ように、熱交換第1流体が流される複数の第1流路(C)
と、第1流体と熱交換されるべき熱交換第2流体が流さ
れる複数の第2流路(D) とを備えており、第1流路(C)
が相互に所定間隔をあけて対向する平板(42)(42)と、こ
れらの平板(42)(42)同士の間に介在された第1流体流路
形成体(いわゆるインナーバー)(43)とによって形成さ
れ、第2流路(D) が、相互に所定間隔をあけて対向する
平板(42)(42)と、これらの平板(42)(42)同士の間に介在
されかつ平板(42)(42)の上下側縁部に対応するように配
置された一対の間隔保持部材(いわゆるアウターバー)
(50)(50)および両間隔保持部材(50)(50)同士の中間に位
置せしめられたコルゲートフィン(51)とによって形成さ
れている。
【0004】そして、第1流体流路形成体(インナーバ
ー)(43)が、平板(42)の前後両側縁部に対応するように
配置された一対の間隔保持用側壁部(45)(45)と、両側壁
部(45)(45)同士を連結する多数の平行な横断面菱形の角
筒フィン部(46)によって構成された中空連結壁部(44)と
よりなるアルミニウム押出形材によってつくられてい
た。
【0005】上記のような従来の熱交換器(30)をアフタ
ークーラに適用した場合は、熱交換第1流体としてコン
プレッサからの圧縮空気を流体導入口(33)から上部タン
ク(31)に導入し、コア部(41)のすべての第1流路(C) を
下降して、下部タンク(32)に至り、流体排出口(34)から
排出されるが、熱交換第2流体として外気が、コア部(4
1)の第2流路(D) にファン(35)による強制送風により前
後方向に流される結果、熱交換により第1流路(C) を通
過するコンプレッサからの圧縮空気が、外気により冷却
せしめられ、そしてこの場合、通常、180℃程度の温
度でアフタークーラ(30)の流体導入口(33)から上部タン
ク(31)内に導入された圧縮空気は、コア部(41)のすべて
の第1流路(C) を下降する間に、ファン(35)による強制
送風により第2流路(D) を通過する外気により冷却せし
められ、40℃まで下げられ、下部タンク(32)に至る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の熱交換器(30)よりなるアフタークーラが、
常にこのような安定状態で稼働しておれば良いが、例え
ば負荷によりコンプレッサからの圧縮空気が流れず、ア
フタークーラ(30)に圧縮空気が供給されない場合があ
り、このような場合においては、コア部(41)の圧縮空気
が流される第1流路(C) は、該第1流路(C) 内に圧縮空
気が供給されないにもかゝわらず、ファン(35)による強
制送風によって急激に冷却されるため、第1流体流路形
成体(インナーバー)(43)の温度が低下する。これに対
し、上部タンク(31)および上部タンク(31)の底部に位置
する第2流路(D) の間隔保持部材(アウターバー)(50)
の部分は、熱容量が大きいために温度が下がり難く、従
って例えば冬場においては、両者の温度差は、200℃
までにもなることがある。このような場合、第1流体流
路形成体(インナーバー)(43)は急激に縮もうとする
が、上部タンク(31)および第2流路(D) の間隔保持部材
(アウターバー)(50)の部分の温度が高く、これらの部
分は第1流体流路形成体(インナーバー)(43)に追随し
て収縮することができないため、とくに上部タンク(31)
の底部近くにおいて、第1流体流路形成体(インナーバ
ー)(43)に熱応力が発生し、このような現象の繰り返し
により上部タンク(31)の底部近くの第1流体流路形成体
(インナーバー)(43)の前後間隔保持用側壁部(45)(45)
および横断面菱形の角筒フィン部(46)の部分にクラック
が発生し、流体洩れが生じるおそれや耐圧性能が低下す
るおそれがあるという問題があった。
【0007】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、例えばアフタークーラに使用した場合に、急
激な温度低下により第1流体流路形成体(インナーバ
ー)に発生する熱応力を緩和することができて、これを
許容応力内に低減することができ、これによって繰り返
し応力による第1流体流路形成体(インナーバー)の破
壊を未然に防止することができて、流体洩れを生じるお
それや耐圧性能が低下するおそれがなく、耐久性にすぐ
れた熱交換器を提供しようとすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明による熱交換器は、熱交換第1流体が流
される少なくとも1つの第1流路と、第1流体と熱交換
されるべき熱交換第2流体が流される少なくとも1つの
第2流路とを備えており、第1流路が、相互に所定間隔
をあけて対向する平板と、これらの平板同士の間に介在
された第1流体流路形成体とによって形成され、第2流
路が、相互に所定間隔をあけて対向する平板と、これら
の平板同士の間に介在されかつ平板の相対する側縁部に
対応するように配置された一対の間隔保持部材と、両間
隔保持部材同士の中間に介在されたフィン部材とによっ
て形成されているアルミニウム製熱交換器において、第
1流体流路形成体が、平板の前後の側縁部に対応するよ
うに配置される一対の間隔保持用側壁部と、両間隔保持
用側壁部同士を連結しかつ並列状に連結された複数の横
断面略円形すなわち横断面円形または楕円形の筒状フィ
ン部によって構成される中間連結壁部とを備えたアルミ
ニウム押出形材によりつくられていることを特徴として
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態
を、図面を参照して説明する。
【0010】この明細書において、前後、左右および上
下は図2を基準とし、前とは図2図面紙葉の表側、後と
は同裏側をいい、また左とは同図左側、右とは同右側を
いうものと、さらに上とは同図の上側、下とは同下側を
いうものとする。
【0011】まず図1を参照すると、この発明による熱
交換器(10)は、アルミニウム(アルミニウム合金を含
む)製であって、流体導入口(3) を有する上部タンク
(1) と、流体排出口(4) を有する下部タンク(2) と、両
者の中間のコア部(11)とによって構成され、コア部(11)
の背面に配置されたファン(図示略)による強制送風に
よりコア部(11)が外気により冷却されるようになされて
いる。
【0012】そして、熱交換器(10)のコア部(11)は、図
2と図3に詳しく示すように、熱交換第1流体が流され
る少なくとも1つの第1流路(A) と、第1流体と熱交換
されるべき熱交換第2流体が流される少なくとも1つの
第2流路(B) と交互にを備えている。
【0013】そして、第1流路(A) は、相互に所定間隔
をあけて対向するアルミニウムブレージングシートより
なる平板(12)(12)と、これらの平板(12)(12)同士の間に
介在された第1流体流路形成体(インナーバー)(13)と
によって形成されている。
【0014】また、第1流体流路形成体(インナーバ
ー)(13)は、平板(12)(12)の前後側縁部に対応するよう
に配置される一対の間隔保持用側壁部(15)(15)と、両間
隔保持用側壁部(15)(15)同士を連結しかつ並列状に連結
された複数の横断面略円形すなわち横断面円形または楕
円形の筒状フィン部(16)によって構成される中間連結壁
部(14)とを備えたアルミニウム押出形材によりつくられ
ており、第1流体流路形成体(インナーバー)(13)の前
後間隔保持用側壁部(15)(15)と、中間連結壁部(14)の横
断面略円形の筒状フィン部(16)とが、第1流体流路形成
体(インナーバー)(13)の全長にわたって平板(12)(12)
に接合されている。
【0015】一方、第2流路(B) は、相互に所定間隔を
あけて対向するアルミニウムブレージングシートよりな
る平板(12)(12)と、これらの平板(12)(12)同士の間に介
在されかつ平板(12)(12)の相対する上下側縁部に配置さ
れたアルミニウム押出形材製の一対の間隔保持部材(ア
ウターバー)(20)(20)と、両間隔保持部材(20)(20)同士
の中間に介在されたアルミニウム製のルーバ付きコルゲ
ート・フィンよりなるフィン部材(21)とによって形成さ
れており、上下間隔保持部材(アウターバー)(20)(20)
とコルゲート・フィンよりなるフィン部材(21)とが、第
2流路(B) の全長にわたって平板(12)(12)に接合されて
いる。
【0016】この発明による熱交換器(10)のコア部(11)
において、平板(12)は少なくとも3枚使用する。従って
熱交換器(10)のコア部(11)の最も小さいものは、理論的
には第1流路(A) と第2流路(B) とを1個ずつ有してい
るが、実際には、アフタークーラ、インタークーラ、オ
イルクーラを例にとれば、熱交換器(10)は例えば10〜
100個の流路(A)(B)を有している。このような流路
(A)(B)の数は単なる例示であり、熱交換器(10)の大きさ
および熱交換性能によって両流路(A)(B)の数が設定され
る。
【0017】ここで、熱交換器(10)の全体の大きさは、
用いられるアフタークーラ、インタークーラ、オイルク
ーラ等において必要な熱交換性能によって各種の大きさ
が設定される。そして、熱交換器(10)の平板(12)の厚さ
は、例えば0.5〜1.5mm、好ましくは0.8〜
1.2mmである。また第1流体流路形成体(インナー
バー)(13)の前後間隔保持用側壁部(15)(15)の左右方向
の幅は、例えば3〜12mm、好ましくは5〜10mm
であり、同前後方向の厚さは、20〜120mm、好ま
しくは30〜100mmである。第1流体流路形成体
(インナーバー)(13)の中間連結壁部(14)の左右方向の
幅は、前後間隔保持用側壁部(15)(15)の左右方向の幅に
略等しい。該中間連結壁部(14)に設けられる横断面略円
形の筒状フィン部(16)の個数は、図示のものは22個で
あるが、通常、10〜80個、好ましくは10〜60個
である。そして各筒状フィン部(16)の厚さは、例えば
0.3〜2mm、好ましくは0.5〜1mmである。さ
らに、横断面略円形すなわち横断面円形または楕円形の
筒状フィン部(16)のわん曲部の曲率半径は、例えば0.
5〜2mm、好ましくは1〜1.5mmである。一方、
第2流路(B) の上下間隔保持部材(アウターバー)(20)
(20)の左右方向の幅は、例えば5〜30mm、好ましく
は10〜20mmであり、同上下方向の厚さは、5〜2
0mm、好ましくは10〜15mmである。
【0018】この発明による熱交換器(10)の第1流体流
路形成体(インナーバー)(13)において、中間連結壁部
(14)に設けられた横断面略円形すなわち横断面円形また
は楕円形の筒状フィン部(16)のわん曲部の曲率半径が、
0.5〜2mmの範囲であれば、熱交換器(10)をアフタ
ークーラに使用した場合に、急激な温度低下により第1
流体流路形成体(インナーバー)(13)に発生する熱応力
を緩和することができて、これを許容応力内に低減する
ことができ、これによって繰り返し応力による第1流体
流路形成体(インナーバー)(13)の破壊を未然に防止す
ることができものである。
【0019】上記のこの発明による熱交換器(10)をアフ
タークーラに適用した場合は、熱交換第1流体としてコ
ンプレッサからの圧縮空気を流体導入口(3) から上部タ
ンク(1) に導入し、コア部(11)の複数の第1流路(A) を
下降して、下部タンク(2) に至り、流体排出口(4) から
排出されるが、熱交換第2流体として外気が、コア部(1
1)の第2流路(B) にファン(図示略)による強制送風に
より前後方向に流される結果、熱交換により第1流路
(A) を通過するコンプレッサからの圧縮空気が、外気に
より冷却せしめられ、そしてこの場合、通常、180℃
程度の温度でアフタークーラ(10)の流体導入口(3) から
上部タンク(1) 内に導入された圧縮空気は、コア部(11)
のすべての第1流路(A) を下降する間に、ファン(図示
略)による強制送風により第2流路(B) を通過する外気
により冷却せしめられ、40℃まで下げられ、下部タン
ク(2) に至る。
【0020】そして、上記熱交換器(10)よりなるアフタ
ークーラにおいて、安定な稼働状態でなく、例えば負荷
によりコンプレッサからの圧縮空気が流れず、アフター
クーラ(10)に圧縮空気が供給されない場合が生じたとす
ると、このような場合においては、コア部(11)の圧縮空
気が流される第1流路(A) は、該第1流路(A) 内に圧縮
空気が供給されないにもかゝわらず、ファン(図示略)
による強制送風によって急激に冷却されるため、第1流
体流路形成体(インナーバー)(13)の温度が低下する。
これに対し、上部タンク(1) および上部タンク(1) の底
部に位置する第2流路(B) の間隔保持部材(アウターバ
ー)(20)の部分は、熱容量が大きいために温度が下がり
難く、従って例えば冬場においては、両者の温度差は、
200℃までにもなることがある。このような場合、第
1流路(A) の第1流体流路形成体(インナーバー)(13)
は、図3において矢印(イ)の方向に急激に縮もうとす
るが、上部タンク(1) および第2流路(B) の間隔保持部
材(アウターバー)(20)の部分の温度が高く、これらの
部分は第1流体流路形成体(インナーバー)(13)に追随
して収縮することができないため、とくに上部タンク
(1) の底部近くにおいて、第1流体流路形成体(インナ
ーバー)(13)に、図3において矢印(ロ)の方向に熱応
力が発生するが、この発明によれば、第1流路(A) の第
1流体流路形成体(インナーバー)(13)の中間連結壁部
(14)の筒状フィン部(16)が横断面略円形を有しているか
ら、第1流体流路形成体(インナーバー)(13)に発生す
る図3において矢印(ロ)の方向の熱応力を緩和するこ
とができて、これを許容応力内に低減することができ
る。これによって、繰り返し応力による第1流体流路形
成体(インナーバー)(13)の破壊を未然に防止すること
ができて、圧縮空気の洩れを生じるおそれや耐圧性能が
低下するおそれなく、耐久性に非常にすぐれているもの
である。
【0021】なお、上記実施形態には、一対のタンク
(1)(2)が上下に配置されたいわゆる縦型熱交換器が示さ
れているが、その他、両タンク(1)(2)が左右に配置され
たいわゆる横型熱交換器や、両タンク(1)(2)が前後に配
置されたいわゆる水平設置型熱交換器として使用されて
もよい。
【0022】そして、第2流路(B) のフィン部材(21)
は、コルゲート・フィンに限らず、その他の形状のフィ
ンにより構成されていても勿論よい。
【0023】また、熱交換器(10)は、アフタークーラ、
インタークーラ、オイルクーラだけでなく、気体および
液体について2種類の流体の熱交換を行なう各種の熱交
換器にも同様に適用可能である。
【0024】
【発明の効果】この発明による熱交換器は、上述のよう
に、熱交換第1流体が流される少なくとも1つの第1流
路と、第1流体と熱交換されるべき熱交換第2流体が流
される少なくとも1つの第2流路とを備え、第1流路
が、相互に所定間隔をあけて対向する平板と、これらの
平板同士の間に介在された第1流体流路形成体とによっ
て形成され、第2流路が、相互に所定間隔をあけて対向
する平板と、これらの平板同士の間に介在されかつ平板
の相対する側縁部に対応するように配置された一対の間
隔保持部材と、両間隔保持部材同士の中間に介在された
フィン部材とによって形成されており、第1流体流路形
成体が、平板の前後の側縁部に対応するように配置され
る一対の間隔保持用側壁部と、両間隔保持用側壁部同士
を連結しかつ並列状に連結された複数の横断面略円形の
筒状フィン部によって構成される中間連結壁部とを備え
たアルミニウム押出形材によりつくられているもので、
この発明による熱交換器をアフタークーラに使用した場
合に、急激な温度低下により第1流体流路形成体(イン
ナーバー)に発生する熱応力を緩和することができて、
これを許容応力内に低減することができ、これによって
繰り返し応力による第1流体流路形成体(インナーバ
ー)の破壊を未然に防止することができて、流体洩れを
生じるおそれや耐圧性能が低下するおそれがなく、耐久
性にすぐれているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す熱交換器の概略正面
図である。
【図2】同熱交換器の要部分解斜視図である。
【図3】同熱交換器の要部拡大水平断面図である。
【図4】従来の熱交換器の概略正面図である。
【図5】同熱交換器の概略側面図である。
【図6】同熱交換器の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
A 第1流路 B 第2流路 10 熱交換器 11 コア部 12 平板 13 第1流体流路形成体(インナーバー) 14 中間連結壁部 15 間隔保持用側壁部 16 横断面略円形の筒状フィン部 20 間隔保持部材(アウターバー) 21 フィン部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換第1流体が流される少なくとも1
    つの第1流路(A) と、第1流体と熱交換されるべき熱交
    換第2流体が流される少なくとも1つの第2流路(B) と
    を備えており、第1流路(A) が、相互に所定間隔をあけ
    て対向する平板(12)(12)と、これらの平板(12)(12)同士
    の間に介在された第1流体流路形成体(13)とによって形
    成され、第2流路(B) が、相互に所定間隔をあけて対向
    する平板(12)(12)と、これらの平板(12)(12)同士の間に
    介在されかつ平板(12)(12)の相対する側縁部に対応する
    ように配置された一対の間隔保持部材(20)(20)と、両間
    隔保持部材(20)(20)同士の中間に介在されたフィン部材
    (21)とによって形成されているアルミニウム製熱交換器
    において、第1流体流路形成体(13)が、平板(12)(12)の
    前後の側縁部に対応するように配置される一対の間隔保
    持用側壁部(15)(15)と、両間隔保持用側壁部(15)(15)同
    士を連結しかつ並列状に連結された複数の横断面略円形
    の筒状フィン部(16)によって構成される中間連結壁部(1
    4)とを備えたアルミニウム押出形材によりつくられてい
    ることを特徴とする、熱交換器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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