JP2002180699A - 煙突展望台の設置方法 - Google Patents
煙突展望台の設置方法Info
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Landscapes
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Abstract
ける外筒1外周の周方向所要間隔個所に、油圧昇降装置
6を設置し、外筒1の外周にて周方向に延びる作業ステ
ージ8を各油圧昇降装置6上に載置する。次いで、作業
ステージ8上に、展望台4を組み立てて搭載する。しか
る後、油圧昇降装置6により作業ステージと一体に展望
台4を上昇させ、所要高さ位置に達したら、展望台4を
外筒1の外周に固定する。その後、作業ステージ8は油
圧昇降装置により下降させた後、解体して撤去し、油圧
昇降装置6も撤去する。展望台4の上昇作業及び固定作
業の間は、常に展望台4を作業ステージ8上に搭載した
状態として、各種作業を作業ステージ8上にて行わせ
る。
Description
さ位置における外周に展望台を設置するために用いる煙
突展望台の設置方法に関するものである。
えた施設に設置される煙突の一形式としては、煙道とな
る単数又は複数本の内筒と、これを支持するRC製の外
筒とからなるRC製煙突がある。
位置の外周に、主体構造を鉄骨造とした展望台を設ける
ことがあり、この場合、従来は、地上において組み立て
た展望台を、煙突頂部より所要高さ位置まで吊り上げて
設置するリフトアップ工法が採用されていた。
ず、図2(イ)に示す如く、RC製の外筒1を構築した
後、該外筒1の頂部に、外方へ突出するよう外筒1の外
径より大径とした上部構台2を設置して、該上部構台2
の周辺突出端部の周方向所要間隔個所に、複数台のリフ
トジャッキの如き吊り上げ専用重機3を設置し、次に、
地上において、外筒1の基端部の外周を取り囲むように
展望台4を組み立てて、上記各吊り上げ専用重機3より
吊り下ろしたステップロット5の下端に連結し、次い
で、図2(ロ)に示す如く、各吊り上げ専用重機3によ
り、ステップロット5の吊り上げを同期して行わせるこ
とにより、展望台4を外筒1の外周側にて徐々に上昇さ
せて、図2(ハ)に示す如き所定の高さ位置まで上昇さ
せ、しかる後、展望台4を外筒1に固定することによ
り、展望台4の設置を行うようにしてある。
アップ工法による煙突展望台の設置方法では、展望台4
の吊り上げの際、外筒1の筒身が全反力を負担すること
になるという問題があり、又、吊り上げ専用重機3の外
筒頂部への設置が必要となることから、高所作業が極め
て多くなり、このため専門の業者に頼らざるを得ないと
いう問題がある。
上昇させながらコンクリートを打設して構築するが、上
記作業床は外筒1の内側にあるので、外筒1の正確な外
径寸法を測定することはできず、このため外筒1の外形
は上端に行くほど寸法誤差が大きくなる。このような寸
法誤差により外筒1の外径寸法が上下方向で変化する場
合には、展望台4の吊り上げ時に、外筒1の外側面と展
望台4の内周部との干渉が生じる虞を考慮しなければな
らないが、上記リフトアップ工法における展望台4の吊
り上げ途中段階においては、上記の如き干渉が生じたと
しても、展望台4に近づくことは難しく、修正作業の実
施は困難なため、地上において展望台4を組み立てる段
階で、該展望台4の内側寸法と外筒1の外径寸法の間
に、予め大きなクリアランスを設定しなければならず、
精度管理が難しいという問題もある。
専用重機の設置を不要にできて、専門業者に頼らねばな
らない高所作業をなくすことができ、又、外筒の寸法誤
差がある場合にも、外筒外周と、展望台内周に予め大き
なクリアランスを設定しておくことなく容易に対処する
ことができて精度管理を容易にできる煙突展望台の設置
方法を提供しようとするものである。
決するために、RC製煙突の所要高さ位置における外周
に展望台を設置するための煙突展望台の設置方法におい
て、先ず、地上における煙突外周の周方向所要間隔位置
に、地上操作可能な油圧昇降装置を設置し、次に、該各
油圧昇降装置上に、上記煙突の外周にて周方向に延びる
作業ステージを載置し、次いで、該作業ステージ上にて
展望台を組み立てて搭載し、その後、該展望台を、上記
作業ステージと一体に上記油圧昇降装置により所要高さ
位置まで押し上げ、しかる後、展望台を煙突外周に固定
して設置するようにする。
た後、油圧昇降装置による作業ステージの押し上げに伴
って、該作業ステージと一体に所要高さ位置まで上昇さ
せられて、該高さ位置におけるRC製煙突の外周に固定
される。この展望台の上昇作業及び固定作業の間は、該
展望台は常に作業ステージ上に搭載されているので、R
C製煙突の外径寸法に寸法誤差による変化が生じて、展
望台の内周部との干渉が生じるようになっても、作業ス
テージ上にて該干渉発生個所に容易に接近して修正作業
を行うことが可能となる。
を参照して説明する。
(ヘ)は本発明の煙突展望台の設置方法の実施の一形態
を示すもので、先ず、図1(イ)に示す如くRC製の外
筒1を構築した後、図1(ロ)に示す如く、地上におけ
る該構築されたRC製外筒1の基端部外周の周方向所要
間隔となる複数個所に、地上操作可能な油圧昇降装置6
を設置する(図では外筒1の手前側に設置された油圧昇
降装置6の記載を省略してある)。該油圧昇降装置6
は、上下方向に延びて被搭載物を支持するための支柱7
を備えると共に、該支柱7を地上付近にて所要量、たと
えば、4m持ち上げた後、支柱7の下端部に4mの長さ
を有する支柱ユニット7aを連結することができるよう
にしてあり、この支柱7の持ち上げと支柱ユニット7a
の連結作業を繰り返すことにより、支柱ユニット7aを
順次下方から継ぎ足して支柱7全体の長さを伸ばし、こ
れにより被搭載物を上昇させることができるようにし、
一方、上記とは逆に、支柱7の下端部より順次支柱ユニ
ット7aを取り外して支柱7全体の長さを短くさせるこ
とにより被搭載物を下降させることができるようにして
ある。
降装置6の支柱7の上側に、外筒1の外周にて周方向に
延びる作業ステージ8を組み立てて載置し、更に、図1
(ニ)に示す如く、作業ステージ8上に、図示しないク
レーンを用いて、展望台4を、外筒1の外周を取り囲む
ように組み立てて搭載する。
ばすよう同期して作動させ、これにより作業ステージ6
を押し上げて、該作業ステージ6と一体に展望台4を徐
々に上昇させ、しかる後、図1(ホ)に示す如く、展望
台4が所定の高さ位置まで上昇させられた時点で、油圧
昇降装置6による作業ステージ8の上昇を停止させ、該
作業ステージ8上にて、展望台4を外筒1の外周面へ固
定する作業を行うことにより展望台4を設置する。
ジ8を徐々に下降させて地上付近まで下ろした後、図1
(ヘ)に示す如く作業ステージ8を解体して撤去すると
共に、油圧昇降装置6を撤去するようにする。なお、9
は作業ステージ8上にて、展望台4の外側に設けた足場
を示す。
に設置した油圧昇降装置6により下方より押し上げて上
昇させて行うようにしていることから、従来のリフトア
ップ工法のように外筒1の頂部に吊り上げ専用重機3を
設置する必要はなく、又、展望台4の上昇作業及び外筒
1外周への固定作業時には、展望台4を常に作業ステー
ジ8上に搭載された状態とすることができるので、作業
環境を作業ステージ8上とすることで劇的に改善するこ
とができ、専門の業者を要することなく展望台4の設置
作業を実施することが可能となる。
外周面と展望台4の内周部との間に干渉が生じるように
なった場合には、その都度、作業ステージ8上にて上記
干渉個所に容易に接近して、その修正作業を実施するこ
とができることから、外筒1の外周と展望台4の内周と
の間に予め大きなクリアランスを設けておく必要はな
く、精度管理を容易に実施できる。
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
設置方法によれば、RC製煙突の所要高さ位置における
外周に展望台を設置するための煙突展望台の設置方法に
おいて、先ず、地上における煙突外周の周方向所要間隔
位置に、地上操作可能な油圧昇降装置を設置し、次に、
該各油圧昇降装置上に、上記煙突の外周にて周方向に延
びる作業ステージを載置し、次いで、該作業ステージ上
にて展望台を組み立てて搭載し、その後、該展望台を、
上記作業ステージと一体に上記油圧昇降装置により所要
高さ位置まで押し上げ、しかる後、展望台を煙突外周に
固定して設置するようにしてあるので、従来のリフトア
ップ工法のように外筒の頂部に吊り上げ専用重機を設置
する必要はなく、又、展望台の上昇作業及び外筒外周面
への固定作業時には、展望台を常に作業ステージ上に搭
載された状態とすることができて、作業環境を劇的に改
善することができ、専門の業者を要することなく展望台
の設置作業を実施することが可能となり、又、外筒の寸
法誤差により、該外筒の外周面と展望台の内周部との間
に干渉が生じるようになった場合にも、その都度、作業
ステージ上にて上記干渉個所に容易に接近して、その修
正作業を実施することができることから、外筒の外周と
展望台の内周との間に予め大きなクリアランスを設けて
おく必要はなく、精度管理を容易に実施できるという優
れた効果を発揮する。
の手順を示すもので、(イ)は外筒を構築した状態を、
(ロ)は油圧昇降装置を設置した状態を、(ハ)は油圧
昇降装置上に作業ステージを載置した状態を、(ニ)は
作業ステージ上に展望台を搭載した状態を、(ホ)は展
望台を所要位置まで上昇させた状態を、(ヘ)は油圧昇
降装置及び作業ステージを撤去した状態をそれぞれ示す
概略側面図である。
で、(イ)は地上において展望台を組み立てた状態を、
(ロ)は展望台を吊り上げる途中の状態を、(ハ)は展
望台を所要高さ位置まで吊り上げた状態をそれぞれ示す
概略側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 RC製煙突の所要高さ位置における外周
に展望台を設置するための煙突展望台の設置方法におい
て、先ず、地上における煙突外周の周方向所要間隔位置
に、地上操作可能な油圧昇降装置を設置し、次に、該各
油圧昇降装置上に、上記煙突の外周にて周方向に延びる
作業ステージを載置し、次いで、該作業ステージ上にて
展望台を組み立てて搭載し、その後、該展望台を、上記
作業ステージと一体に上記油圧昇降装置により所要高さ
位置まで押し上げ、しかる後、展望台を煙突外周に固定
して設置することを特徴とする煙突展望台の設置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380478A JP2002180699A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 煙突展望台の設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380478A JP2002180699A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 煙突展望台の設置方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002180699A true JP2002180699A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18848655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000380478A Pending JP2002180699A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 煙突展望台の設置方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002180699A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6998729B1 (en) * | 2000-03-17 | 2006-02-14 | Aloys Wobben | Wind energy plant having an observation platform |
CN111188526A (zh) * | 2019-06-18 | 2020-05-22 | 五冶集团上海有限公司 | 钢内筒安装方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04155034A (ja) * | 1990-10-18 | 1992-05-28 | Daiken Home Kk | 小規模建築物の施工方法 |
JPH05248089A (ja) * | 1992-03-03 | 1993-09-24 | Nippon Koki Kk | 建築工事用ジャッキ |
JP2000282713A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-10 | Hazama Gumi Ltd | 張出し構造部の分割式リフトアップ工法及び施工構造 |
JP2000328815A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-28 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 煙突解体工法、煙道内洗浄方法及び煙道内洗浄装置 |
-
2000
- 2000-12-14 JP JP2000380478A patent/JP2002180699A/ja active Pending
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