JP2002179778A - 溶融液晶性樹脂の製造方法 - Google Patents
溶融液晶性樹脂の製造方法Info
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Abstract
あり、高温環境下においても発泡するなどの不具合がほ
とんど生じない製造方法および該製造方法で製造された
溶融液晶性樹脂を含む溶融液晶樹脂組成物を提供する。 【解決手段】昇温開始前の流動開始温度FT0が200
℃以上300℃以下である溶融液晶性樹脂を、実質的に
固相の状態で、樹脂温度を200℃以下の昇温開始温度
から(FT0+50)℃以上の昇温終端温度(A℃)ま
で昇温させる製造方法であって、少なくとも、樹脂温度
を(FT0+20)℃から(FT0+50)℃に昇温させ
るまでの工程(工程(1))において、樹脂温度の平均
昇温速度が0.1℃/分を超え0.5℃/分未満の範囲
に、かつ各樹脂温度(t)における、溶融液晶性樹脂の
流動開始温度が(t−10)℃以上(t+40)℃以下
の範囲になるように昇温させる流動開始温度が340℃
以上の溶融液晶性樹脂の製造方法及び液晶樹脂。
Description
0℃以上の溶融液晶性樹脂の製造方法に関するものであ
る。
ic liquid crystalline pol
ymer)は、分子が剛直なため溶融状態でも絡み合い
を起こさず液晶状態を有するポリドメインを形成し、成
形時の剪断により分子鎖が流れ方向に著しく配向する挙
動を示す。この特異的な挙動のため溶融流動性が優れ、
また耐熱性に優れるため、耐熱性の要求される小型、薄
肉の電気、電子部品材料として広く用いられている。中
でも高分子主鎖のすべてが芳香族基よりなる全芳香族性
の溶融液晶性樹脂は、特に耐熱性に優れるため、溶融ハ
ンダの直接浸漬によってハンダ付けされるコイルボビン
や、高温の電熱体、光熱機器の支持部品などに用いられ
る。
方法が開示されている。例えば、特開平2−69518
号公報には、芳香族ヒドロキシカルボン酸類、芳香族ジ
カルボン酸類、および芳香族ジオ−ル類を出発原料とし
て、出発原料のアセチル化、分子量の充分に伸張してい
ないプレポリマーを生成させる重縮合、そしてそのプレ
ポリマーを固相状態にて高分子量化させること(以下、
固相重合ということがある。)による全芳香族ポリエス
テルの製造方法が開示されている。同号公報には、流動
開始温度290℃のプレポリマーを固相重合するに際
し、室温から200℃まで1時間で昇温し、200℃か
ら270℃まで4時間で昇温し、さらに270℃で3時
間保持することにより、流動開始温度337℃の全芳香
族ポリエステルが得られることが記載されている。ま
た、同号公報には、固相重合の際には、処理温度や昇温
速度はその粒子を融着させないように選ぶ必要があり、
融着を起こした場合、高分子量化や低沸点物の除去が不
十分となる旨記載されている。
340℃以上であるような高耐熱の溶融液晶性樹脂を固
相重合により製造する場合には、該樹脂の粒子を融着さ
せないように固相重合を行うことは難しく、融着を少な
く重合できた場合であっても、その樹脂を含む組成物か
らなる成形品の表面が、ハンダ付け等の高温環境下で発
泡するなどの不具合が生じることがあった。本発明の目
的は、流動開始温度が340℃以上である溶融液晶性樹
脂の製造方法であって、固相重合時に融着を起こさず、
該樹脂からなる成形品が高温環境下においても発泡する
などの不具合がほとんど生じない溶融液晶性樹脂の製造
方法および該製造方法で製造された溶融液晶性樹脂を含
む溶融液晶樹脂組成物を提供することである。
を解決するため鋭意検討した結果、昇温開始前の流動開
始温度FT0が200℃以上300℃以下である溶融液
晶性樹脂を、実質的に固相の状態で、樹脂温度を200
℃以下の昇温開始温度から(FT0+50)℃以上の昇
温終端温度(A℃)まで昇温させる製造方法であって、
少なくとも、樹脂温度を(FT0+20)℃から(FT0
+50)℃に昇温させるまでの工程において、樹脂温度
の平均昇温速度が特定の範囲に、かつ各樹脂温度(t)
における、溶融液晶性樹脂の流動開始温度が特定の範囲
になるように昇温させることにより、上記課題を解決す
ることができることを見い出し本発明に到達した。
動開始温度FT0が200℃以上300℃以下である溶
融液晶性樹脂を、実質的に固相の状態で、樹脂温度を2
00℃以下の昇温開始温度から(FT0+50)℃以上
の昇温終端温度(A℃)まで昇温させる製造方法であっ
て、少なくとも、樹脂温度を(FT0+20)℃から
(FT0+50)℃に昇温させるまでの工程(工程
(1))において、樹脂温度の平均昇温速度が0.1℃
/分を超え0.5℃/分未満の範囲に、かつ各樹脂温度
(t)における、溶融液晶性樹脂の流動開始温度が(t
−10)℃以上(t+40)℃以下の範囲になるように
昇温させる流動開始温度が340℃以上の溶融液晶性樹
脂の製造方法に係るものである。また本発明は、〔2〕
上記〔1〕の製造方法により製造された溶融液晶性樹脂
に係るものである。また本発明は、〔3〕上記〔2〕の
溶融液晶性樹脂100重量部に対して10〜100重量
部の無機物を配合してなる溶融液晶性樹脂組成物に係る
ものである。
述べる。なお、以下において樹脂の「耐熱性」とは、熱
機械的および化学的な耐熱性を示す。熱機械的な耐熱性
の尺度としては、例えば、荷重たわみ温度があげられ、
化学的な耐熱性の尺度としては、耐ハンダ発泡性能があ
げられる。また、樹脂の「加工性」とは、主に射出成形
における樹脂の溶融流動性を示す。
えば、全芳香族骨格を有するポリエステルもしくはポリ
エステルアミドなどの全芳香族性の溶融液晶性樹脂であ
り、(1)1種または2種以上の芳香族ヒドロキシカル
ボン酸に由来する構造単位からなるもの、(2)芳香族
ジカルボン酸と芳香族ジオールに由来する構造単位から
なるもの、(3)芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族
ジカルボン酸および芳香族ジオールに由来する構造単位
からなるもの、(4)(1)に芳香族アミノカルボン酸
に由来する構造単位を加えたもの、(5)(2)、
(3)にアミノフェノール類に由来する構造単位を加え
たもの、等があげられ、通常400℃以下の温度で異方
性溶融体を形成するものである。
くはポリエステルアミドの構造単位としては下記のもの
を例示することができるが、これらに限定されるもので
はない。 芳香族ヒドロキシカルボン酸に由来する構造単位:
位:
芳香族ジオールに由来する構造単位、芳香族ジカルボン
酸に由来する構造単位、芳香族アミノカルボン酸に由来
する構造単位およびアミノフェノール類に由来する構造
単位は、芳香環上にハロゲン原子、アルキル基、アリー
ル基等の置換基を有していてもよい。
で、上記構造単位(I)、(II)、(III)、およ
び(IV)の合計が全構造単位の95モル%以上である
ものが好ましく、実質的に上記構造単位(I)、(I
I)、(III)、および(IV)からなるものがより
好ましい。(I)、(II)、(III)、(IV)以
外の構造単位としては、芳香族ヒドロキシカルボン酸に
由来する構造単位、芳香族ジオールに由来する構造単
位、芳香族ジカルボン酸に由来する構造単位、芳香族ア
ミノカルボン酸に由来する構造単位およびアミノフェノ
ール類に由来する構造単位から適宜選ぶことができる。
単位(III)、(IV)のモル比は、(III)/
(IV)=8〜50であることが好ましい。(III)
/(IV)が8未満である溶融液晶性樹脂は、本発明の
方法で高分子量化を試みても、樹脂の融着を招かず均質
に340℃以上の流動開始温度を示す樹脂を得ることが
困難なことがある。また、(III)/(IV)が50
を越える場合は、加工性に劣ることがある。充分な耐熱
性と加工性のバランスの点では、(III)/(IV)
=18〜40であることがより好ましく、15〜30で
あることがさらに好ましい。
I)、および(IV)のモル比は、(I)/((I)+
(II)+(III)+(IV))=0.4〜0.7で
あるものが好ましい。(I)/((I)+(II)+
(III)+(IV))が0.4未満であるものは、そ
の溶融液晶性樹脂の耐熱性が低下することがある。ま
た、0.7を越えるものは、加工性に劣ることがある。
充分な耐熱性と加工性のバランスの点では、(I)/
((I)+(II)+(III)+(IV))=0.4
5〜0.55であることがさらに好ましい。
よび(IV)のモル比は、(II)/((III)+
(IV))=0.9〜1.1であるものが好ましい。
(II)/((III)+(IV))が0.9未満、あ
るいは1.1を超えると、本発明の方法で高分子量化を
試みても、樹脂の融着を招かず均質に340℃以上の流
動開始温度を示す樹脂を得ることが困難な場合がある。
開始温度は340℃以上である。樹脂の加工性の点で
は、流動開始温度は400℃以下であることが好まし
い。より高い耐熱性と加工性のバランスを求められる場
合、その樹脂の流動開始温度は370〜390℃である
ことがより好ましい。
FT0が200℃以上300℃以下の溶融液晶性樹脂
(以下、この樹脂をプレポリマーということがある。)
を製造する方法は特に限定されるものではない。例とし
ては、芳香族ヒドロキシカルボン酸類、芳香族ジオール
類、芳香族アミノカルボン酸類、あるいは芳香族アミノ
フェノール類の水酸基およびアミノ基を無水酢酸等のア
シル化剤によりアシル化し、未反応のアシル化剤および
副成する酸などを留去しながら芳香族ジカルボン酸類と
ともに重縮合する方法があげられる。得られた重縮合物
は溶融状態で反応槽より回収し、冷却固化せしめた後に
粉砕してプレポリマーの粉粒体とするか、あるいは溶融
状態から紐状に冷却固化せしめつつ切断することにより
プレポリマーのペレットとして用いることが好ましい。
の粉粒体もしくはペレットの粒径は10mm以下である
ことが好ましく、さらに好ましくは5mm以下である。
粉粒体もしくはペレットの粒径が10mmを越えると、
固相にて重縮合せしめたときに、重縮合によって副成す
る酸などの低沸点物の除去が不十分になる場合がある。
定されるものではなく、一般に公知の熱処理装置や乾燥
装置を用いることができる。例としては、棚段式オーブ
ン、ロータリーキルン、流動床式乾燥機などがあげられ
る。その雰囲気としては、窒素雰囲気下であることが好
ましい。
温開始前の流動開始温度FT0が200℃以上300℃
以下である溶融液晶性樹脂を、実質的に固相の状態で、
樹脂温度を200℃以下の昇温開始温度から(FT0+
50)℃以上の昇温終端温度(A℃)まで昇温させる製
造方法であって、少なくとも、樹脂温度を(FT0+2
0)℃から(FT0+50)℃に昇温させるまでの工程
(工程(1))において、樹脂温度の平均昇温速度が
0.1℃/分を超え0.5℃/分未満の範囲に、かつ各
樹脂温度(t)における、溶融液晶性樹脂の流動開始温
度が(t−40)℃以上(t+10)℃以下の範囲にな
るように昇温させることを特徴とする。ここに、流動開
始温度とは、4℃/分の昇温速度で加熱された樹脂を荷
重9.81MPaのもとで、内径1mm、長さ10mm
のノズルから押出したときに、溶融粘度が4800Pa
・sを示す温度をいう。工程(1)において、昇温速度
は、実質的に一定であることが好ましい。
と、溶融液晶性樹脂の流動開始温度が340℃以上に至
らない;高分子量化や低沸点物の除去を充分進めるのに
長時間を要する;熱着色する;などの問題が生じること
がある。平均昇温速度が0.5℃/分以上のとき、樹脂
が融着して粉粒状へ解砕することが困難になったり、融
着に至らなくても物性上の不具合を生じることがある。
昇温終端温度(A℃)としては、樹脂粉粒体またはペレ
ットの高分子量化を均一に進めるには、(FT0+10
0)℃以下であることが好ましく、(FT0+80)℃
以下であることがさらに好ましい。
脂温度を、各樹脂温度(t)における、溶融液晶性樹脂
の流動開始温度を(FT)を(t−10)℃以上(t+
40)℃以下の範囲になるように昇温させる。平均昇温
速度が上記範囲であったとしても、 FTが(t+4
0)℃より高くなると、高分子量化や低沸点物の除去が
不十分になることがある。また、FTが(t−10)℃
より低くなると、樹脂が融着して粉粒状へ解砕すること
が困難になったり、融着に至らなくても物性上の不具合
を生じることがある。
達した後、樹脂温度を200℃以下になるまで降温する
工程(2)を有することが好ましい。平均降温速度は特
に限定されないが、200℃までは0.5℃/分以上で
あることが好ましい。
達した後、樹脂温度をA℃±10℃以内の範囲で、かつ
樹脂温度の変動が±0.1℃/分以内になるようにし
て、さらに1時間以上熱処理する工程(3)を有するこ
とが好ましい。これにより、樹脂の粉粒体またはペレッ
トがより均一に高分子量化されることにより分子量分布
がより狭くなり、高分子量化や低沸点物の除去を十分に
達成することができる。
0℃以下かつ(FT0−40)℃未満の任意の温度から
(FT0−40)℃以上(FT0+20)℃以下の範囲の
任意の温度まで0.5℃/分以上の平均昇温速度で昇温
する工程(4)を有することが好ましい。これにより、
処理時間を短くすることができる。特に樹脂を常温(2
0℃程度)から昇温開始する場合などにおいては、処理
時間を短縮するなどの目的で、3℃/分〜10℃/分の
範囲で昇温することがより好ましい。また、(FT0+
20)℃を超える温度まで、0.5℃/分以上の平均昇
温速度で昇温すると、樹脂が融着して粉粒状へ解砕する
ことが困難になる場合がある。また、(FT0−40)
℃より低い温度のときには、熱処理時間が過大になるこ
とがある。工程(4)においては、実質的に一定の昇温
速度で昇温することがより好ましい。
は、 (a)トレー上に均した樹脂を棚段式オーブンへ導入し
た後、(FT0+20)℃以下の温度まで、0.5℃/
分以上の昇温速度で昇温する方法、 (b)その樹脂の流動開始温度(FT0+20)℃以下
の温度まで予熱したロータリーキルン中へ導入する方法 (c)樹脂導入口がその樹脂の流動開始温度(FT0+
20)℃以下に制御されている流動床式乾燥機へ連続的
に導入する方法。 (d)樹脂導入口がその樹脂の流動開始温度(FT0+
20)℃以下に制御されている、温度分布の付いたトン
ネル型コンベアー炉へ導入する方法。等があげられる。
脂に重合触媒として金属酸化物、有機金属塩、有機塩基
化合物等を使用してもよい。その例としては、ゲルマニ
ウム、錫、チタン、アンチモン、コバルトまたはマンガ
ンなどの酸化物、酢酸塩、シュウ酸塩などがあげられる
が、これに限るものではない。
的を損なわず、物性に悪影響を与えない範囲で、プレポ
リマーに酸化防止剤、熱分解防止剤、加水分解防止剤、
紫外線吸収剤、難燃剤などを添加することができる。
の製造方法により製造された溶融液晶性樹脂100重量
部に対して10〜100重量部の無機物を配合してなる
ものである。配合する無機物としては、目的に応じて、
ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、アルミナ繊維、ボロ
ン繊維、チタン酸繊維、アスベスト等の一般無機繊維、
炭酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、カオ
リン、タルク、クレー、マイカ、ガラスフレーク、ガラ
スビーズ、石英砂、けい砂、ワラストナイト、ドロマイ
ト、各種金属粉末、カーボンブラック、グラファイト、
硫酸バリウム、チタン酸カリウム、焼石膏等の粉末物
質、および炭化けい素、アルミナ、ボロンナイトライト
や窒化けい素等の粉粒状、板状無機化合物、ウイスカー
等があげられる。中でも組成物から成形された成形品の
強度、剛性、耐熱性の点では、ガラス繊維、炭素繊維を
用いることがより好ましい。上記無機物を配合しない溶
融液晶性樹脂は、異方性が強すぎるために形状の安定し
た成形品が得られないことがある。
ず、物性に悪影響を与えない範囲で、酸化防止剤、熱分
解防止剤、加水分解防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止
剤、着色剤(顔料、染料)、表面処理剤、導電剤、難燃
材、滑剤、離型剤、可塑剤、接着助剤、粘着剤などを添
加することができる。
リアミド、ポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、
ポリエーテルケトン、ポリカーボネート、ポリフェニレ
ンエーテル及びその変性物、ポリサルホン、ポリエーテ
ルサルホン、ポリエーテルイミド等や、少量の熱硬化性
樹脂、たとえば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
イミド樹脂等の、1種または2種以上を添加することも
できる。
み温度は300℃以上であることが好ましい。溶融ハン
ダの直接浸漬によってハンダ付けされるコイルボビン
や、高温の電熱体、光熱機器の支持部品などに用いる場
合においては、荷重たわみ温度は330℃以上であるこ
とが好ましく、350℃以上であることがより好まし
い。
れらに限定されるものではない。なお、実施例中の流動
開始温度、荷重たわみ温度、曲げ強度、耐ハンダ発泡性
能の測定は、次の方法で行った。
00型を用いて、4℃/分の昇温速度で加熱された樹脂
を荷重100kgf/cm2(9.81MPa)のもと
で、内径1mm、長さ10mmのノズルから押出したと
きに、溶融粘度が48000ポイズ(4800Pa・
s)を示す点における温度を流動開始温度とした。 (2)曲げ強度 射出成形機を用いて長さ127mm、幅12.7mm、
厚さ6.4mmの試験片を作成し、これを用いてAST
M D790に準拠して測定した。 (3)荷重たわみ温度 射出成形機を用いて長さ127mm、幅6.4mm、厚
さ12.7mmの試験片を成形し、これを用いてAST
M D648に準拠し、荷重18.6kg/cm2
(1.82MPa)、昇温速度2℃/minで測定し
た。 (4)耐ハンダ発泡性能 射出成形機を用いてJIS K7113(1/2)号ダ
ンベル試験片(厚さ1.2mm)を成形し、これを30
0℃に加熱した錫60%、鉛40%からなるハンダ浴
に、10本以上、60秒間浸漬し、取り出し後の試験片
に膨れや変形などの外観上の変化を生じた試験片の割合
(%)を耐ハンダ発泡性能とした。この数値が低いほど
ハンダ浸漬に対する耐性が高いことを示す。 (5)樹脂の融着強度 所定条件で昇温処理を施した後の溶融液晶性樹脂粉体の
塊(厚さ約1.5cm、面積約80cm2)を28cm2
の円盤を介して上方から加重し、その塊が崩れたときの
圧力を測定した。この圧力が高いほど、樹脂の融着が強
いことを示す。
ー)の製造例 還流冷却器、温度計、窒素導入管および攪拌翼を備えた
容器に、 p−ヒドロキシ安息香酸 828.7g 4,4’−ジヒドロキシビフェニル 558.6g テレフタル酸 473.5g イソフタル酸 24.9g 無水酢酸 1347.6g を仕込んだ後、約140℃まで昇温し、還流条件下で3
時間攪拌した。その後、約310℃まで昇温しながら酢
酸を留去し、さらに約310℃にて1時間保温して酢酸
の留去を続け、約1600gのプレポリマーを得た。得
られたプレポリマーを冷却して粉砕機で3mm以下の粒
径にまで粉砕した。
I):(III):(IV)=500:250:23
7:13であって、流動開始温度が260℃である溶融
液晶性樹脂をSUS製トレーに厚さ1.5cmで均して
仕込み、室温状態にある熱風循環式オーブンに導入し
た。オーブン内を窒素置換した後、樹脂直上の気相部温
度を230℃まで70分間で昇温し、引き続き330℃
まで300分で昇温し、その後330℃で180分間保
持した。保持の間の樹脂温度は、330℃±10℃以内
の温度範囲で、かつ樹脂温度の変動が±0.1℃/分以
内であった。この熱処理操作中、樹脂に熱電対を導入し
て樹脂温度を測定し気相部温度に追随していることを確
認した。また、280℃〜310℃の範囲における昇温
速度は0.3℃/分であった。この熱処理操作後の粉体
の、上記の方法によって測定した融着強度は1kg/c
m未満であり、流動開始温度は383℃であった。この
樹脂60重量部に対しガラス繊維(日本板硝子製 RE
V−8)を40重量部混合した後、二軸押出機(池貝鉄
工(株)製、PCM−30)を用いてシリンダー温度3
90℃で造粒し、溶融液晶性樹脂組成物を得た。この溶
融液晶性樹脂組成物を、射出成形機(日精樹脂工業
(株)製PS40E5ASE)を用いてシリンダー温度
400℃、金型温度130℃、射出速度50〜80%、
圧力20〜60%で上記の試験片を成形し、荷重たわみ
温度、曲げ強度、および耐ハンダ発泡性能を測定したと
ころ、以下の結果を得た。 荷重たわみ温度: 349℃ 曲げ強度: 129MPa 耐ハンダ発泡性能: 0%
係>上記実施例1と同様の操作を樹脂直上の気相部温度
が280℃に達する時点までくり返し、その時点で熱処
理を中断し、ただちにオーブンより取り出して冷却し
た。同様の操作で290,300,310、および33
0℃までそれぞれ昇温して取り出した樹脂を得た。
た、310℃まで昇温して取り出した樹脂については、
流動開始温度の測定前に樹脂の融着強度を併せて測定
し、表1の結果を得た。
I):(III):(IV)=500:250:23
7:13であって、流動開始温度が260℃である溶融
液晶性樹脂をSUS製トレーに厚さ1.5cmで均して
仕込み、室温状態にある熱風循環式オーブンに導入し
た。オーブン内を窒素置換した後、樹脂直上の気相部温
度を230℃まで70分間で昇温し、引き続き330℃
まで180分で昇温し、その後330℃で180分間保
持した。この熱処理操作中、樹脂に熱電対を導入して樹
脂温度を測定し気相部温度に追随していることを確認し
た。また、280℃〜310℃の範囲における昇温速度
は0.6℃/分であった。
晶性樹脂粉体が得られた。上記の方法によって測定した
融着強度は4.5kg/cm2であり、粉体として扱う
には改めて粉砕機で解砕する必要があった。この融着し
た樹脂を粉砕機を用いて解砕し、上記の方法によって測
定した流動開始温度は384℃であった。この樹脂60
重量部に対しガラス繊維(日本板硝子製 REV−8)
を40重量部混合した後、二軸押出機(池貝鉄工(株)
製、PCM−30)を用いてシリンダー温度390℃で
造粒し、溶融液晶性樹脂組成物を得た。この溶融液晶性
樹脂組成物を、射出成形機(日精樹脂工業(株)製PS
40E5ASE)を用いてシリンダー温度400℃、金
型温度130℃、射出速度50〜80%、圧力20〜6
0%で上記の試験片を成形し、荷重たわみ温度、曲げ強
度、および耐ハンダ発泡性能を測定したところ、以下の
結果を得た。 荷重たわみ温度: 349℃ 曲げ強度: 131MPa 耐ハンダ発泡性能: 10%
係>上記比較例1と同様の操作を樹脂直上の気相部温度
が280℃に達する時点までくり返し、その時点で熱処
理を中断し、ただちにオーブンより取り出して冷却し
た。同様の操作で290,300,310、および33
0℃までそれぞれ昇温して取り出した樹脂を得た。
た、310℃まで昇温して取り出した樹脂については、
流動開始温度の測定前に樹脂の融着強度を併せて測定
し、表2の結果を得た。
融液晶性樹脂は、樹脂が融着することなく取り扱いが容
易であって優れた耐熱性を有し、該樹脂からなる成形品
が高温環境下においても発泡するなどの不具合がほとん
ど生じないため、耐熱性を要求される家電製品、食器や
医療機器、OA、AV機器や電気・電子機器などの部
品、たとえば、溶融ハンダの直接浸漬によってハンダ付
けされるコイルボビンや、高温の電熱体、光熱機器の支
持部品などにきわめて有用なものである。
Claims (9)
- 【請求項1】昇温開始前の流動開始温度FT0が200
℃以上300℃以下である溶融液晶性樹脂を、実質的に
固相の状態で、樹脂温度を200℃以下の昇温開始温度
から(FT0+50)℃以上の昇温終端温度(A℃)ま
で昇温させる製造方法であって、少なくとも、樹脂温度
を(FT0+20)℃から(FT0+50)℃に昇温させ
るまでの工程(工程(1))において、樹脂温度の平均
昇温速度が0.1℃/分を超え0.5℃/分未満の範囲
に、かつ各樹脂温度(t)における、溶融液晶性樹脂の
流動開始温度が(t−10)℃以上(t+40)℃以下
の範囲になるように昇温させることを特徴とする流動開
始温度が340℃以上の溶融液晶性樹脂の製造方法。こ
こに、流動開始温度とは、4℃/分の昇温速度で加熱さ
れた樹脂を荷重9.81MPaのもとで、内径1mm、
長さ10mmのノズルから押出したときに、溶融粘度が
4800Pa・sを示す温度をいう。 - 【請求項2】樹脂温度が昇温終端温度(A℃)に達した
後、樹脂温度を200℃以下になるまで降温する工程
(2)を有することを特徴とする請求項1記載の製造方
法。 - 【請求項3】樹脂温度が昇温終端温度(A℃)に達した
後、樹脂温度をA℃±10℃以内の範囲で、かつ樹脂温
度の変動が±0.1℃/分以内になるようにして、さら
に1時間以上熱処理する工程(3)を有することを特徴
とする請求項1または2記載の製造方法。 - 【請求項4】工程(1)の前に、樹脂温度を200℃以
下かつ(FT0−40)℃未満の任意の温度から(FT0
−40)℃以上(FT0+20)℃以下の範囲の任意の
温度まで0.5℃/分以上の平均昇温速度で昇温する工
程(4)を有することを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の製造方法。 - 【請求項5】溶融液晶性樹脂が下記構造単位(I)〜
(IV)からなる芳香族ポリエステルであることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載の溶融液晶性樹脂
の製造方法。 (構造単位(I)、(II)、(III)、および(I
V)のモル比が、(I)/((I)+(II)+(II
I)+(IV))=0.4〜0.7、構造単位(II)
〜(IV)のモル比が(II)/((III)+(I
V))=0.9〜1.1、構造単位(III)、(I
V)のモル比が(III)/(IV)=8〜50であ
る) - 【請求項6】構造単位(III)、(IV)のモル比が
(III)/(IV)=18〜40であることを特徴と
する請求項5記載の溶融液晶性樹脂の製造方法。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法
により製造された溶融液晶性樹脂。 - 【請求項8】請求項7記載の溶融液晶性樹脂100重量
部に対して10〜100重量部の無機物を配合してなる
ことを特徴とする溶融液晶性樹脂組成物。 - 【請求項9】荷重たわみ温度が300℃以上であること
を特徴とする請求項8記載の溶融液晶性樹脂組成物。
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