JP2002179006A - 包装機 - Google Patents
包装機Info
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- JP2002179006A JP2002179006A JP2000384758A JP2000384758A JP2002179006A JP 2002179006 A JP2002179006 A JP 2002179006A JP 2000384758 A JP2000384758 A JP 2000384758A JP 2000384758 A JP2000384758 A JP 2000384758A JP 2002179006 A JP2002179006 A JP 2002179006A
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Abstract
具合を防止することのできる包装機を提供する。 【解決手段】包装機1は、帯状フィルム2を繰り出して
筒状に形成するためのフィルム送り手段3と、被包装物
4を筒状に形成されたフィルム2内に順次供給するべく
被包装物4を搬送するための搬送手段5と、被包装物4
を包んだ状態で筒状のフィルム2に繰り返しシールを施
すためのシール手段10とを備えている。搬送手段5は
第1モータ9によって駆動され、フィルム送り手段3は
第2モータ15によって駆動され、シール手段10は第
3モータ21によって駆動される。第2モータ15が、
第3モータ21を基準に同期制御される。このため、第
3モータ21の作動が何らかの原因で遅れてしまったよ
うな場合であっても、フィルム2が予定よりも余分に送
られてしまうといった事態が生ずることがない。
Description
に、被包装物をフィルムにて自動的に包装するための包
装機を含む技術分野に属するものである。
は、フィルムが筒状に成形されながら水平方向に移送さ
れ、該筒状フィルム中に被包装物が順次供給される。こ
の筒状フィルムの長手方向の重合部分には、センターシ
ールが施され、さらに、この筒状フィルム内の被包装物
を挟むようにして前後部にそれぞれエンドシールが施さ
れ、切断が行われる。このようにして、いわゆるピロー
包装体が製造される。
して筒状のフィルムを形成するためのフィルム送り手段
と、被包装物を前記筒状のフィルム内に順次供給するべ
く該被包装物を搬送するための搬送手段と、前記被包装
物を包んだ状態で前記筒状のフィルムに繰り返しシール
を施すためのシール手段とを備えている。また、各手段
に対応して駆動モータが設けられており、各駆動モータ
の動作に基づいて各手段が駆動制御される。このような
包装機としては、例えば特公平1−16740号公報、
或いは、特許第2927500号に記されたものがあ
る。
ータに対して、フィルム送り手段用のモータ及びシール
手段用のモータが同期制御されるようになっている。よ
り詳しくは、搬送手段用のモータの駆動に基づき送り出
される被包装物の送り出し位置が供給原点センサにより
検出される。そして、該送り出し位置に関する原点位置
信号等に基づいて、フィルム送り手段用のモータ及びシ
ール手段用のモータが夫々制御される。
に対応する駆動信号を出力する理想駆動信号発生手段を
設けることとしている。そして、該理想駆動信号発生手
段との間でのみ、各駆動モータが同期をとるように駆動
制御されるようになっている。
機は、いずれもフィルム送り手段用のモータとシール手
段用のモータとの間では同期制御が行われる構成とはな
っておらず、次に記すような不具合が生じるおそれがあ
った。
作動している状態において、何らかの原因で(例えばモ
ータにかかる負荷等により)シール手段用のモータの作
動に遅れ等が生じた場合、フィルム送り手段用のモータ
はシール手段用のモータの作動とは無関係であるため、
フィルム送り手段用のモータの速度が調整されることな
くフィルムはそれまでと同じペースで送られることとな
ってしまう。このため、フィルムが予定よりも余分に送
られてしまう場合が生じ、その結果、得られる製品にし
わ等が発生してしまうおそれがあった。
のであり、フィルム送りと、シールとのずれに起因する
不具合を防止することのできる包装機を提供することを
主たる目的の一つとしている。
達成し得る特徴的手段について以下に説明する。また、
各手段につき、特徴的な作用及び効果を必要に応じて記
載する。
のフィルムを形成するためのフィルム送り手段と、被包
装物を前記筒状のフィルム内に順次供給するべく該被包
装物を搬送するための搬送手段と、前記被包装物を包ん
だ状態で前記筒状のフィルムに繰り返しシールを施すた
めのシール手段と、前記搬送手段を駆動するための第1
の駆動手段と、前記フィルム送り手段を駆動するための
第2の駆動手段と、前記シール手段を駆動するための第
3の駆動手段とを備えた包装機であって、前記第2の駆
動手段を、前記第3の駆動手段を基準に同期制御するよ
う構成したことを特徴とする包装機。
りフィルム送り手段が駆動され、該フィルム送り手段に
より、帯状のフィルムが繰り出され筒状のフィルムが形
成される。また、第1の駆動手段により搬送手段が駆動
され、該搬送手段によって、被包装物が搬送され、前記
筒状のフィルム内に順次供給される。さらに、第3の駆
動手段によりシール手段が駆動され、該シール手段によ
って、被包装物が包まれた状態で筒状のフィルムに繰り
返しシールが施される。ここで、第2の駆動手段が、第
3の駆動手段を基準に同期制御されるようになってい
る。このため、第3の駆動手段の作動が、負荷等の何ら
かの原因で、遅れてしまったような場合であっても、第
2の駆動手段は、第3の駆動手段を基準に同期制御され
るため、フィルムは、シール手段の動きに同期して送ら
れてくることとなる。従って、フィルムが予定よりも余
分に送られてしまうといった事態が生ずることがない。
その結果、安定的に製品を製造することができ、フィル
ム送りと、シールとのずれに起因する不具合、例えば得
られる製品にしわ等が発生してしまうといった不具合を
防止することができる。
の駆動手段を基準に同期制御するよう構成したことを特
徴とする手段1に記載の包装機。
加えて、さらに第3の駆動手段が、第1の駆動手段を基
準に同期制御される。このため、搬送手段の搬送タイミ
ングに同期して安定してシールが行われることとなる。
また、搬送手段以前の工程において、タイミングにずれ
が生じたとしても、第1の駆動手段を基準に制御される
ことから、そのようなずれを上流側で吸収することが可
能となり、シール及びフィルム送りに悪影響を及ぼすこ
とがない。
されている理想状態時に対応する信号を発生可能な理想
信号発生手段を設け、前記第1及び第3の駆動手段が、
それぞれ前記理想信号発生手段との間で同期制御される
よう構成したことを特徴とする手段1に記載の包装機。
よって、フィルムが一定速度で送り出されている理想状
態時に対応する信号が発生させられる。そして、第1及
び第3の駆動手段が、それぞれ理想信号発生手段との間
で同期制御される。このため、搬送手段の搬送タイミン
グに同期して安定してシールが行われることとなる。ま
た、搬送手段以前の工程において、タイミングにずれが
生じたとしても、第1及び第3の駆動手段が同期制御さ
れることから、そのようなずれを、第1の駆動手段に対
応する搬送手段側(上流側)で、吸収することが可能と
なり、シール及びフィルム送りに悪影響を及ぼすことが
ない。
のフィルムを形成するためのフィルム送り手段と、被包
装物を前記筒状のフィルム内に順次供給するべく該被包
装物を搬送するための搬送手段と、前記被包装物を包ん
だ状態で前記筒状のフィルムに繰り返しシールを施すた
めのシール手段と、前記搬送手段を駆動するための第1
の駆動手段と、前記フィルム送り手段を駆動するための
第2の駆動手段と、前記シール手段を駆動するための第
3の駆動手段とを備えた包装機であって、少なくとも前
記第2の駆動手段を制御するための制御手段を設け、該
制御手段は、少なくとも前記シール手段の位相に合わせ
てフィルム送りが行われるよう第2の駆動手段を制御す
るものであることを特徴とする包装機。
りフィルム送り手段が駆動され、該フィルム送り手段に
より、帯状のフィルムが繰り出され筒状のフィルムが形
成される。また、第1の駆動手段により搬送手段が駆動
され、該搬送手段によって、被包装物が搬送され、前記
筒状のフィルム内に順次供給される。さらに、第3の駆
動手段によりシール手段が駆動され、該シール手段によ
って、被包装物が包まれた状態で筒状のフィルムに繰り
返しシールが施される。また、制御手段によって、少な
くとも第2の駆動手段が制御される。このとき、制御手
段は、少なくともシール手段の位相に合わせてフィルム
送りが行われるよう第2の駆動手段を制御する。このた
め、第3の駆動手段の作動が、負荷等の何らかの原因
で、遅れてしまったような場合であっても、第2の駆動
手段は、シール手段の位相に合わせて制御されるため、
フィルムは、シール手段の動きに同期して送られてくる
こととなる。従って、フィルムが予定よりも余分に送ら
れてしまうといった事態が生ずることがない。その結
果、安定的に製品を製造することができ、フィルム送り
と、シールとのずれに起因する不具合、例えば得られる
製品にしわ等が発生してしまうといった不具合を防止す
ることができる。
手段の位相に合わせて前記筒状のフィルムにシールが施
されるよう少なくとも第3の駆動手段を制御するもので
あることを特徴とする手段4に記載の包装機。
加えて、さらに制御手段により、第3の駆動手段が、搬
送手段の位相に合わせて筒状のフィルムにシールが施さ
れるよう制御される。このため、搬送手段の搬送タイミ
ングに同期して安定してシールが行われることとなる。
また、搬送手段以前の工程において、タイミングにずれ
が生じたとしても、搬送手段の位相に合わせて制御され
ることから、そのようなずれを上流側で吸収することが
可能となり、シール及びフィルム送りに悪影響を及ぼす
ことがない。
されている理想状態時に対応する信号を発生可能な理想
信号発生手段を設け、前記被包装物の搬送及び前記フィ
ルムのシールが前記信号の位相に合わせて行われるよう
構成したことを特徴とする手段4に記載の包装機。
よって、フィルムが一定速度で送り出されている理想状
態時に対応する信号が発生させられる。そして、被包装
物の搬送及びフィルムのシールが、それぞれ理想信号発
生手段からの信号の位相に合わせて行われる。このた
め、搬送手段の搬送タイミングとシール手段のシールタ
イミングとが同期することとなり、安定してシールが行
われることとなる。また、搬送手段以前の工程におい
て、タイミングにずれが生じたとしても、搬送及びシー
ルが合わせて制御されることから、そのようなずれを、
上流側の搬送手段側で吸収することが可能となり、シー
ル及びフィルム送りに悪影響を及ぼすことがない。
のシールに際しフィルムの切断を行うカット機構を備え
ていることを特徴とする手段1乃至6のいずれかに記載
の包装機。
れたカット機構により、フィルムのシールに際しフィル
ムの切断も併せて行われる。このため、別途切断を行う
手間を省略することができ、設備の省スペース化を図る
ことができる。
段は、いずれもサーボモータにより構成されていること
を特徴とする手段1乃至7のいずれかに記載の包装機。
第3の駆動手段は、いずれもサーボモータにより構成さ
れており、各モータの回転は所謂サーボ制御される。こ
のため、より繊細な制御を行うことができ、位置ずれ等
の不具合をより確実に抑制することができる。
フィルムを繰り出す繰り出しロールと、繰り出された前
記フィルムを筒状に案内する案内部材と、前記フィルム
の端縁同士をシールしてセンターシールを施すためのセ
ンターシールロールとを備え、前記繰り出しロール及び
センターシールロールが前記第2の駆動手段により作動
させられることを特徴とする手段1乃至8のいずれかに
記載の包装機。
は、繰り出しロールによって帯状のフィルムが繰り出さ
れ、繰り出されたフィルムが案内部材にて筒状に案内さ
れる。また、フィルムの端縁同士がセンターシールロー
ルによってシールされてセンターシールが施される。そ
して、繰り出しロール及びセンターシールロールが第2
の駆動手段により作動させられる。このように、繰り出
し及びセンターシールが1つの駆動手段により作動させ
られるため、両者間でのタイミングのずれが起こること
がなく、しかも、駆動手段の増大による不具合も抑制で
きる。
を所定間隔を隔てて搬送して前記筒状のフィルム内に順
次供給可能なコンベアを備え、該コンベアが前記第1の
駆動手段により作動させられることを特徴とする手段1
乃至9のいずれかに記載の包装機。
ンベアによって被包装物が所定間隔を隔てて搬送され、
筒状のフィルム内に順次供給されうる。そして、該コン
ベアが第1の駆動手段により作動させられる。
ムの移送経路を挟んで互いに対向するように配設され、
互いに接触方向・離間方向へと移動可能に設けられた第
1のシール体及び第2のシール体を備え、該第1のシー
ル体及び第2のシール体が第3の駆動手段により作動さ
せられることを特徴とする手段1乃至10のいずれかに
記載の包装機。
は、フィルムの移送経路を挟んで互いに対向するように
配設された第1のシール体及び第2のシール体が、互い
に接触方向・離間方向へと移動させられることでシール
が施される。そして、該第1のシール体及び第2のシー
ル体が第3の駆動手段により作動させられる。
定された速度で作動させられることを特徴とする手段1
乃至11のいずれかに記載の包装機。
て別途複雑な制御を行わなくて済むこととなり、制御内
容の簡素化を図ることができる。
の実施の形態について、図1乃至図3を参照しつつ説明
する。
ィルム2を繰り出して筒状に形成するためのフィルム送
り手段3と、被包装物4を前記筒状に形成されたフィル
ム2内に順次供給するべく該被包装物4を搬送するため
の搬送手段5と、前記被包装物4を包んだ状態で筒状の
フィルム2に繰り返しシール(エンドシール)を施すた
めのシール手段10とを備えている。
設けられたプーリ6と、該プーリ6に懸架されたコンベ
アとしてのタイミングベルト7とを備えている。タイミ
ングベルト7には、外周方向に向かって延びる送り爪8
が所定間隔毎に設けられている。また、搬送手段5は、
第1の駆動手段としての第1モータ9によって駆動され
るようになっている。第1モータ9はサーボモータによ
り構成され、その回転が回転力伝達機構(歯車、シャフ
ト、プーリ、タイミングベルト等によって構成される)
を介して前記プーリ6に伝達される。すなわち、第1モ
ータ9が回転させられると、プーリ6が所定方向へ回転
し、タイミングベルト7が回転する。これにより、下方
に延びる送り爪8が前方(図の右方へ)移動することと
なり、図示しない搬送台に載置されている被包装物4が
順次前方へ送られるようになっている。
ルム2を繰り出す繰り出しロール11を備えている。す
なわち、帯状のフィルム2は上流側においてロール状に
巻回されており、その引き出し端が繰り出しロール11
へと案内されている。帯状のフィルム2には、所定間隔
毎にマークが付されている。かかるフィルム2は、テン
ションロール12を介して一対の案内部材13へと導か
れるようになっている。案内部材13は、テーパ状をな
しており、帯状のフィルム2の幅方向両側を徐々に折り
曲げつつ、フィルム2を筒状に案内するようになってい
る。案内部材13の前方には、センターシールロール1
4が設けられている。センターシールロール14は、筒
状となったフィルム2の上部端縁同士をシールしてセン
ターシールを施すとともに、フィルム2を前方へ送るた
めのものである。
しての第2モータ15によって駆動されるようになって
いる。第2モータ15も、サーボモータにより構成され
ており、その回転が回転力伝達機構(歯車、シャフト、
プーリ、タイミングベルト等によって構成される)を介
して前記繰り出しロール11及びセンターシールロール
14に伝達される。すなわち、第2モータ15が回転さ
せられると、繰り出しロール11が所定方向へ回転し、
これにより、帯状のフィルム2が前方へ引き出される。
また、第2モータ15の回転に伴って、センターシール
ロール14が所定方向へ回転し、これにより、筒状のフ
ィルム2の上部端縁同士がシールされつつ、フィルム2
が前方へ送られる。
体、第2のシール体をそれぞれ構成する上部シールバー
16、下部シールバー17を備えている。両シールバー
16,17は、フィルム2の移送経路を挟んで互いに対
向するように配設され、互いに接触方向・離間方向へと
移動可能に設けられている。すなわち、上部シールバー
16及び下部シールバー17の両端は、それぞれ上下対
の歯車18,19に対し偏心した位置にそれぞれ軸支さ
れており、歯車18,19の回転に伴って、接触方向・
離間方向へと上下動する。
の第3モータ21によって駆動されるようになってい
る。第3モータ21も、サーボモータにより構成されて
おり、その回転が回転力伝達機構(歯車、シャフト等に
よって構成される)を介して前記歯車18,19に伝達
される。すなわち、第3モータ21が回転させられる
と、歯車18,19が互いに反対方向に回転し、これに
より、上部シールバー16及び下部シールバー17が、
接触方向・離間方向へと上下動する。両シールバー1
6,17は、互いに接触している期間中、フィルム2の
送り方向へ水平移動する。そして、この間、フィルム2
に対しエンドシールが施される。
も一方には、図示しないカット機構が配設されている。
従って、フィルム2は、シールバー16,17によって
シールされるとともに、同時期に切断も行われるように
なっている。
ことで、最終的に包装体22が得られる。なお、包装体
22は、図示しない搬出コンベアによって、別の箇所へ
と搬出される。
9、第2モータ15及び第3モータ21の駆動は、制御
手段30によって主として制御されるようになってい
る。次には、制御手段30の電気的構成等について説明
する。図2は、制御手段30等の電気的構成を説明する
ためのブロック図である。同図に示すように、制御手段
30は、第1モータ9に対し速度指令を与えるための第
1速度指令部31、第2モータ15に対し速度指令を与
えるための第2速度指令部32、及び第3モータ21に
対し速度指令を与えるための第3速度指令部33を備え
ている。また、制御手段30は、第2及び第3速度指令
部32,33に対応して第2速度補正部34及び第3速
度補正部35を備えている。
36からの各種初期データが入力されるようになってい
る。各種初期データとしては、別途設定される搬送スピ
ード、袋長、マーク間隔等が挙げられる。
2、第3速度指令部33からの各速度指令信号は、それ
ぞれ第1、第2、第3サーボアンプ41,42,43を
介して第1モータ9、第2モータ15、第3モータ21
へと出力される。これにより、各モータ9,15,21
の回転速度が制御されるようになっている。また、第1
モータ9、第2モータ15、第3モータ21には、それ
ぞれ第1エンコーダ(ロータリエンコーダよりなる。以
下同様)44、第2エンコーダ45、第3エンコーダ4
6が装備されている。そして、第1エンコーダ44から
発せられるパルス信号が、第1サーボアンプ41及び第
3速度補正部35へと入力される。また、第3エンコー
ダ46から発せられるパルス信号が、第3サーボアンプ
43、並びに、第3速度補正部35及び第2速度補正部
34へと入力される。さらに、第2エンコーダ45から
発せられるパルス信号が第2サーボアンプ42及び第2
速度補正部34へと入力される。
の形態の作用効果について説明する。
ペレータが設定器36に対し所定の入力作業を行う。か
かる入力データに基づき、各種初期データ信号が第1〜
第3速度指令部31〜33へと入力される。各種初期デ
ータ信号に基づき、第1速度指令部31では、所定速度
で第1モータ9を作動させるべく、第1サーボアンプ4
1を介して第1モータ9へと動作信号を出力し、これに
より第1モータ9が作動する。そして、第1モータ9に
装備された第1エンコーダ44から発せられるパルス信
号が、第1サーボアンプ41へと入力され、かかる信号
に基づき、第1モータ9が所定速度で作動するようフィ
ードバック制御が行われる。従って、第1モータ9は、
基本的には、常に一定速度で回転し、被包装物4は一定
速度で搬送される。
データ信号に加えて、第3速度補正部35からの補正信
号が入力される。第3速度補正部35には、第3モータ
21に装備された第3エンコーダ46からのパルス信号
に加えて、前記第1エンコーダ44からのパルス信号も
入力される。そして、第3速度補正部35は、両パルス
信号が同期するように、つまり、被包装物4の搬送と、
フィルム2のシールとの位相が合うように、補正信号を
生成し、第3速度指令部33へと出力する。これを受け
た第3速度指令部33は、所定の作動信号を第3サーボ
アンプ43を介して第3モータ21へと出力する。これ
により、第3モータ21が所定速度で作動する。なお、
第3モータ21に装備された第3エンコーダ46から発
せられるパルス信号は、第3サーボアンプ43へと入力
され、かかる信号に基づき、第3モータ21が所定速度
で作動するようフィードバック制御が行われる。従っ
て、第3モータ21は、第1モータ9に同期して回転
し、被包装物4の搬送に同期してエンドシールが施され
ることとなる。
期データ信号に加えて、第2速度補正部34からの補正
信号が入力される。第2速度補正部34には、第2モー
タ15に装備された第2エンコーダ45からのパルス信
号に加えて、前記第3エンコーダ46からのパルス信号
も入力される。そして、第2速度補正部34は、両パル
ス信号が同期するように、つまり、フィルム2のエンド
シールと、フィルム2の送り出しとの位相が合うよう
に、補正信号を生成し、第2速度指令部32へと出力す
る。これを受けた第2速度指令部32は、所定の作動信
号を第2サーボアンプ42を介して第2モータ15へと
出力する。これにより、第2モータ15が所定速度で作
動する。なお、第2モータ15に装備された第2エンコ
ーダ45から発せられるパルス信号は、第2サーボアン
プ42へと入力され、かかる信号に基づき、第2モータ
15が所定速度で作動するようフィードバック制御が行
われる。このため、第2モータ15は、第3モータ21
に同期して回転し、エンドシールに同期してフィルム2
の送り出しが行われることとなる。
すように、第2モータ15が、第3モータ21を基準に
同期制御されるようになっている(従属関係あり)。こ
のため、第3モータ21の作動が、負荷等の何らかの原
因で遅れてしまったような場合であっても、フィルム送
り手段3はシール手段10の動きに同期して動作させら
れることとなり、シールに合わせてフィルム送りが行わ
れることとなる。従って、フィルム2が予定よりも余分
に送られてしまうといった事態が生ずることがない。そ
の結果、安定的に製品を製造することができ、フィルム
送りと、シールとのずれに起因する不具合、例えば得ら
れる製品にしわ等が発生してしまうといった不具合を防
止することができる。
が、第1モータ9を基準に同期制御されるようになって
いる(従属関係あり)。このため、搬送手段5の搬送タ
イミングに同期して安定してシールが行われることとな
る。さらに、搬送手段5以前の工程において、各手段と
搬送手段5とのタイミングにずれが生じたとしても、第
1モータ9を基準に第3モータ21が同期制御されるこ
とから、そのようなずれを上流側で吸収することが可能
となり、シール及びフィルム送りに悪影響を及ぼすこと
がない。
形態について図4,5に従って説明する。但し、本実施
の形態において、上記第1の実施の形態と重複する部分
については説明を省略するとともに、以下には相違する
部分を中心として説明することとする。
ータ15及び第3モータ21の駆動は、制御手段50に
よって主として制御されるようになっている。制御手段
50は、第1モータ9に対し速度指令を与えるための第
1速度指令部51、第2モータ15に対し速度指令を与
えるための第2速度指令部52、及び第3モータ21に
対し速度指令を与えるための第3速度指令部53を備え
ている。また、制御手段50は、第2速度指令部52に
対応して第2速度補正部54を備えている。
定速度で送り出されている理想状態時に対応する信号を
発生可能な理想信号発生手段60を有している。この理
想信号発生手段60には、設定器36からの各種初期デ
ータが入力されるようになっている。そして、この理想
信号発生手段60は、初期データに基づいて、所謂理想
状態で回転し、停止する仮想モータであって、例えば水
晶発振器によって構成されている。その発振周波数は、
第2モータ15が理想状態で作動している際の第2エン
コーダ45から発せられるパルスの発振周波数に合わせ
られるようになっている。本実施の形態では、前記第1
及び第3モータ9,21が、それぞれ理想信号発生手段
60との間で同期制御されるよう構成されている。
6からの各種初期データが入力されるようになってい
る。
ンコーダ44から発せられるパルス信号が、第1サーボ
アンプ41へと入力される。また、第3モータ21に装
備された第3エンコーダ46から発せられるパルス信号
が、第3サーボアンプ43、及び、第2速度補正部54
へと入力される。さらに、第2モータ15に装備された
第2エンコーダ45から発せられるパルス信号が第2サ
ーボアンプ42及び第2速度補正部54へと入力され
る。
の形態の作用効果について説明する。
ータが設定器36に対し所定の入力作業を行う。かかる
入力データに基づき、各種初期データ信号が理想信号発
生手段60及び第2速度指令部52へと入力される。各
種初期データ信号に基づき、理想信号発生手段60で
は、所定速度で第1モータ9及び第3モータ21を作動
させるべく、第1速度指令部51及び第3速度指令部5
3へとパルス信号を出力する。第1速度指令部51はこ
れを受けて第1サーボアンプ41を介して第1モータ9
へと動作信号を出力し、これにより第1モータ9が作動
する。また、同じく第3速度指令部53も前記パルス信
号を受けて第3サーボアンプ43を介して第3モータ2
1へと動作信号を出力し、これにより第3モータ21が
作動する。
データ信号に加えて、第2速度補正部54からの補正信
号が入力される。第2速度補正部54には、第2モータ
15に装備された第2エンコーダ45からのパルス信号
に加えて、前記第3エンコーダ46からのパルス信号も
入力される。そして、第2速度補正部54は、両パルス
信号が同期するように、つまり、フィルム2のエンドシ
ールと、フィルム2の送り出しとの位相が合うように、
補正信号を生成し、第2速度指令部52へと出力する。
これを受けた第2速度指令部52では、所定の作動信号
を第2サーボアンプ42を介して第2モータ15へと出
力する。これにより、第2モータ15が所定速度で作動
する。
すように、第2モータ15が、第3モータ21を基準に
同期制御されるようになっている(従属関係あり)。こ
のため、上記第1の実施の形態と同様の作用効果が奏さ
れる。
段60によって、フィルム2が一定速度で送り出されて
いる理想状態時に対応する信号が発生させられる。そし
て、第1及び第3モータ9,21が、それぞれ理想信号
発生手段60との間で同期制御される(理想信号発生手
段60との間で従属関係あり)。このため、搬送手段5
の搬送タイミングに同期して安定してシールが行われる
こととなる。
されることなく、例えば次のように実施してもよい。
を、プーリ6及びタイミングベルト7の組合せによって
構成したが、対となるスプロケット及びそれらに懸架さ
れたエンドレスチェーンの組合せによって構成してもよ
い。また、ローラ及びベルトコンベアの組合せによって
構成してもよい。
える構成としたが、該カット機構を具備していなくても
よい。すなわち、シール手段10以降において切断を行
うこととしてもよい。さらに切断することに代えて、別
のカッタや、鋸状刃を用いて、スリット(切込み、切欠
き等)や、ミシン目等を形成することとしてもよい。
(フィルム2にマークが付されている場合の位置合わ
せ)については特に言及していないが、例えば、シール
手段10の位相に基づいて、非シール時に第2モータ1
5の速度を変化させて位置合わせを行うこととしてもよ
い。
4を内包するような構成を採用してもよい。
示す概略斜視図である。
ック図である。
ある。
構成を説明するためのブロック図である。
ある。
…被包装物、5…搬送手段、6…プーリ、7…コンベア
としてのタイミングベルト、8…送り爪、9…第1の駆
動手段としての第1モータ、10…シール手段、11…
繰り出しロール、13…案内部材、14…センターシー
ルロール、15…第2の駆動手段としての第2モータ、
16…第1のシール体としての上部シールバー、17…
第2のシール体としての下部シールバー、21…第3の
駆動手段としての第3モータ、22…包装体、30,5
0…制御手段、31,51…第1速度指令部、32,5
2…第2速度指令部、33,53…第3速度指令部、3
4,54…第2速度補正部、35…第3速度補正部、3
6…設定器、60…理想信号発生手段。
Claims (11)
- 【請求項1】 帯状のフィルムを繰り出して筒状のフィ
ルムを形成するためのフィルム送り手段と、 被包装物を前記筒状のフィルム内に順次供給するべく該
被包装物を搬送するための搬送手段と、 前記被包装物を包んだ状態で前記筒状のフィルムに繰り
返しシールを施すためのシール手段と、 前記搬送手段を駆動するための第1の駆動手段と、 前記フィルム送り手段を駆動するための第2の駆動手段
と、 前記シール手段を駆動するための第3の駆動手段とを備
えた包装機であって、 前記第2の駆動手段を、前記第3の駆動手段を基準に同
期制御するよう構成したことを特徴とする包装機。 - 【請求項2】 前記第3の駆動手段を、前記第1の駆動
手段を基準に同期制御するよう構成したことを特徴とす
る請求項1に記載の包装機。 - 【請求項3】 前記フィルムが一定速度で送り出されて
いる理想状態時に対応する信号を発生可能な理想信号発
生手段を設け、前記第1及び第3の駆動手段が、それぞ
れ前記理想信号発生手段との間で同期制御されるよう構
成したことを特徴とする請求項1に記載の包装機。 - 【請求項4】 帯状のフィルムを繰り出して筒状のフィ
ルムを形成するためのフィルム送り手段と、 被包装物を前記筒状のフィルム内に順次供給するべく該
被包装物を搬送するための搬送手段と、 前記被包装物を包んだ状態で前記筒状のフィルムに繰り
返しシールを施すためのシール手段と、 前記搬送手段を駆動するための第1の駆動手段と、 前記フィルム送り手段を駆動するための第2の駆動手段
と、 前記シール手段を駆動するための第3の駆動手段とを備
えた包装機であって、 少なくとも前記第2の駆動手段を制御するための制御手
段を設け、該制御手段は、少なくとも前記シール手段の
位相に合わせてフィルム送りが行われるよう第2の駆動
手段を制御するものであることを特徴とする包装機。 - 【請求項5】 前記制御手段は、さらに前記搬送手段の
位相に合わせて前記筒状のフィルムにシールが施される
よう少なくとも第3の駆動手段を制御するものであるこ
とを特徴とする請求項4に記載の包装機。 - 【請求項6】 前記フィルムが一定速度で送り出されて
いる理想状態時に対応する信号を発生可能な理想信号発
生手段を設け、前記被包装物の搬送及び前記フィルムの
シールが前記信号の位相に合わせて行われるよう構成し
たことを特徴とする請求項4に記載の包装機。 - 【請求項7】 前記シール手段は、前記フィルムのシー
ルに際しフィルムの切断を行うカット機構を備えている
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の包
装機。 - 【請求項8】 前記第1、第2及び第3の駆動手段は、
いずれもサーボモータにより構成されていることを特徴
とする請求項1乃至7のいずれかに記載の包装機。 - 【請求項9】 前記フィルム送り手段は、帯状のフィル
ムを繰り出す繰り出しロールと、繰り出された前記フィ
ルムを筒状に案内する案内部材と、前記フィルムの端縁
同士をシールしてセンターシールを施すためのセンター
シールロールとを備え、前記繰り出しロール及びセンタ
ーシールロールが前記第2の駆動手段により作動させら
れることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載
の包装機。 - 【請求項10】 前記搬送手段は、前記被包装物を所定
間隔を隔てて搬送して前記筒状のフィルム内に順次供給
可能なコンベアを備え、該コンベアが前記第1の駆動手
段により作動させられることを特徴とする請求項1乃至
9のいずれかに記載の包装機。 - 【請求項11】 前記シール手段は、前記フィルムの移
送経路を挟んで互いに対向するように配設され、互いに
接触方向・離間方向へと移動可能に設けられた第1のシ
ール体及び第2のシール体を備え、該第1のシール体及
び第2のシール体が第3の駆動手段により作動させられ
ることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載
の包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384758A JP2002179006A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384758A JP2002179006A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 包装機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002179006A true JP2002179006A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18852149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000384758A Pending JP2002179006A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002179006A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020073394A (ja) * | 2014-12-02 | 2020-05-14 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 横ピロー包装機及び横ピロー包装方法 |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000384758A patent/JP2002179006A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020073394A (ja) * | 2014-12-02 | 2020-05-14 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 横ピロー包装機及び横ピロー包装方法 |
JP2022008283A (ja) * | 2014-12-02 | 2022-01-13 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 横ピロー包装機及び横ピロー包装方法 |
JP7114210B2 (ja) | 2014-12-02 | 2022-08-08 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 横ピロー包装機及び横ピロー包装方法 |
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