[go: up one dir, main page]

JP2002178072A - 缶 蓋 - Google Patents

缶 蓋

Info

Publication number
JP2002178072A
JP2002178072A JP2000378211A JP2000378211A JP2002178072A JP 2002178072 A JP2002178072 A JP 2002178072A JP 2000378211 A JP2000378211 A JP 2000378211A JP 2000378211 A JP2000378211 A JP 2000378211A JP 2002178072 A JP2002178072 A JP 2002178072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
wall portion
annular groove
chuck
upper wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000378211A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Matsui
一夫 松井
Kazumitsu Matsumoto
収充 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Can Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Can Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Can Co Ltd filed Critical Daiwa Can Co Ltd
Priority to JP2000378211A priority Critical patent/JP2002178072A/ja
Publication of JP2002178072A publication Critical patent/JP2002178072A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強化環状溝が形成された板厚の薄い缶蓋につ
いて、缶蓋の強度を維持しつつ、缶蓋素材の直径(カッ
ティングダイヤ)を小さくすることで使用材料を削減す
ることができ、しかも、缶蓋の巻締め時に巻締め不良や
巻締めシワが発生しないようにする。 【解決手段】 フランジカール部5と強化環状溝3の間
にあるチャックウォール部4が、フランジカール部5の
内縁曲壁部分5aから延長される上方壁部分4aと、強
化環状溝3の外縁に連なる下方壁部分4bとからなり、
上方壁部分4aと下方壁部分4bを分ける屈曲部4c
が、缶蓋1を缶本体10に巻締めた時の巻締め部分より
も下方で且つ巻締め部分の近傍となる高さに位置してい
ると共に、屈曲部4cを介して上方壁部分4aと連なる
下方壁部分4bの傾斜角度が、上方壁部分4aよりも少
なくとも5°以上緩くなるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶容器の端板部と
して缶胴の開口端部に二重巻締めで固着される缶蓋に関
し、特に、缶内圧が高い正内圧缶(陽圧缶)で使用され
る巻締め前の缶蓋の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】炭酸飲料やビール等の発泡性飲料を内容
物とする飲料缶、或いは、内容物の充填時に液体窒素を
滴下した飲料缶のような缶内圧の高い正内圧缶(陽圧
缶)では、缶容器の板厚をある程度まで薄くしても缶内
圧により缶容器の形状を維持できるため、製缶の際の経
済性や省資源の観点から、缶容器の板厚をできるだけ薄
くして使用材料を減らすような努力が従来から図られて
おり、缶容器の端板部となる缶蓋の部分についても同様
な使用材料の削減が図られている。
【0003】その場合、缶蓋の板厚を薄くすればその分
だけ強度が低下するのに対して、板厚を薄くしても缶蓋
の強度を維持できるように、缶蓋中央のパネル部の外周
に下方(缶内側)に窪んだ強化環状溝を形成するという
ことが従来から一般的に行われており、更に、そのよう
に強化環状溝を形成した缶蓋において、高い缶内圧によ
りパネル部が缶外方に膨出するように変形する所謂バッ
クリングが発生し難いいように、強化環状溝の深さや側
壁形状や溝底のアール半径等について、バックリング耐
圧強度を高めるための様々な提案が従来から行われてい
る(例えば、特開昭49−96887号公報,実開平2
−131931号公報,特開平7−2248号公報,特
開平8−192840号公報,特表平11−50579
1号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来公知の強化環状溝を備えた缶蓋において、特表平
11−505791号公報に開示されている缶蓋では、
その他の公報に開示されている各缶蓋、或いは、図6
(A)に示すような従来の缶蓋と比べて、図6(B)に
示すように、缶本体との巻締め部分となるフランジカー
ル部5とパネル部2外周の強化環状溝3との間に形成さ
れるチャックウォール部4の傾斜角度を大幅に緩く(垂
線に対する傾斜角度を大きく)形成している。
【0005】そのようにフランジカール部と強化環状溝
の間にあるチャックウォール部の傾斜角度を緩く形成す
ることにより、同じ直径の缶蓋を製造するにしても、缶
蓋を製造するために金属板から円板状に打ち抜かれる缶
蓋素材の直径(カッティングダイヤ)を小さくすること
ができて、缶蓋の板厚が同じであっても缶蓋素材の面積
を小さくできる分だけ使用材料の削減を図ることができ
る。
【0006】しかしながら、そのようにチャックウォー
ル部の傾斜角度を緩くした缶蓋では、缶蓋を缶本体に巻
締める時にはリフター圧が付与された缶本体のフランジ
上で缶蓋がチャックにより動かないように保持されるの
に対して、特表平11−505791号公報中に開示さ
れている缶蓋では、チャックと缶蓋のチャックウォール
部がより水平方向に近い緩い傾斜角度で当接し、しか
も、チャックの先端が強化環状溝の溝内に入り込んでい
ないことで、缶蓋のチャック嵌合(チャックフィット)
が水平方向で弱いものとなり、また、缶蓋のチャックウ
ォール部と缶本体のフランジ部との角度差が小さいた
め、缶本体のフランジ部の上に載置された缶蓋が水平方
向に大きくズレ易いことから、缶本体のフランジ上での
缶蓋の保持が不安定でチャックスリップが起き易くなっ
て、巻締め不良が発生し易くなるという問題がある。
【0007】また、そのような缶蓋の巻締め時におい
て、二重巻締めにおける第1巻締め工程で、巻締めの最
初には、垂直に近い(通常は垂線に対して4°程度傾斜
している)チャックの受け面に対して、チャックウォー
ル部の上部が上に行く程大きく離れるような状態となっ
ていることから、チャックの受け面に合わせて缶蓋のチ
ャックウォール部が折り曲げられることとなり、且つ、
缶本体のネック部を大きく縮径しながら巻締めが行われ
ることとなるため、この第1巻締め工程でチャックウォ
ール部の巻締め部分にシワが発生しやすくなるという問
題もある。
【0008】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするものであり、具体的には、強化環状溝が形成され
た板厚の薄い缶蓋について、缶蓋の強度を維持しつつ、
缶蓋素材の直径(カッティングダイヤ)を小さくするこ
とで使用材料を削減することができ、しかも、缶蓋の巻
締め時に巻締め不良や巻締めシワが発生しないようにす
ることを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、略円板状のパネル部の外周に下
方に窪んだ強化環状溝が形成され、強化環状溝の外縁か
らチャックウォール部が外方に傾斜して立ち上がり、チ
ャックウォール部の上端がフランジカール部の内縁曲壁
部分に連なっている巻締め前の缶蓋において、フランジ
カール部と強化環状溝の間にあるチャックウォール部
が、フランジカール部の内縁曲壁部分から延長される上
方壁部分と、強化環状溝の外縁に連なる下方壁部分とか
らなり、上方壁部分と下方壁部分を分ける屈曲部が、缶
蓋を缶本体に巻締めた時の巻締め部分よりも下方で且つ
巻締め部分の近傍となる高さに位置していると共に、屈
曲部を介して上方壁部分と連なる下方壁部分の傾斜角度
が、上方壁部分よりも少なくとも5°以上緩くなるよう
に形成されていることを特徴とするものである。
【0010】上記のような構成によれば、チャックウォ
ール部の上方壁部分の傾斜角度を急にする(垂直に近づ
ける)ことで、缶蓋の巻締め時に、チャックスリップが
起きたり、チャックウォール部が折り曲げられたり、缶
本体のネック部を大きく縮径させたりするのを回避でき
て、巻締め不良や巻締めシワが発生するのを防止するこ
とができ、一方、チャックウォール部の下方壁部分の傾
斜角度を緩くする(水平方向に近づける)ことで、缶蓋
素材の直径(カッティングダイヤ)を小さくすることが
できて、使用材料を削減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の缶蓋の実施形態に
ついて、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明
の一実施形態に係る缶蓋について、図1は、巻締め前の
缶蓋のパネル部からフランジカール部までの部分の断面
形状を示し、図2は、巻締め前の缶蓋における細部の構
造を示し、図3は、缶本体に対して缶蓋を(A)巻締め
する前と(B)巻締めした後の状態をそれぞれ示し、図
4は、缶蓋の成形するための第1成形工程の終了状態を
示し、図5は、缶蓋の成形するための第2成形工程の終
了状態を示すものである。また、図6は、従来の缶蓋に
ついての各例(A),(B)をそれぞれ示すものであ
る。
【0012】本実施形態の缶蓋は、炭酸飲料やビール等
を内容物とする正内圧缶(陽圧缶)に使用されるもので
あって、例えば、アルミニウム合金(5182−H3
9)の金属板の両面に20μm厚のポリブチレンテレフ
タレートとポリエチレンテレフタレートの混合樹脂によ
るフィルムを熱融着させた板厚が0.305mmの製缶
用金属板を材料として、該金属板を円板状のブランクに
裁断してプレス成形したものである。
【0013】そのように金属板の円板状ブランクを缶蓋
素材としてプレス成形された本実施形態の缶蓋では、図
1に示すように、略円板状のパネル部2の外周に、下方
(缶内側)に窪むように強化環状溝3が形成され、強化
環状溝3の外縁からチャックウォール部4が外方に傾斜
して立ち上がり、チャックウォール部4の上端がフラン
ジカール部5の内縁曲壁部分5aに連なっていて、外縁
部が曲壁部分5bとして下方内側にカールされているフ
ランジカール部5は、図示していないが、その裏面側に
有機高分子製のシール剤が塗布されてから、図3(B)
に示すように、缶本体のフランジ部と二重巻締めされる
こととなる。
【0014】なお、缶蓋を製造するための素材となる製
缶用金属板については、上記のような具体例に限らず、
従来から製缶分野で一般的に使用されているものを適宜
選択的に使用することができ、基材である金属板として
は、アルミニウム板や3004材,5182材等のアル
ミニウム合金板があり、また、付着量0.5〜3.0g
/m2 の錫メッキ後化成処理を施した錫メッキ鋼板、付
着量0.3〜2.0g/m2 のニッケルメッキ後化成処
理を施したニッケルメッキ鋼板、錫およびニッケル付着
量として各々0.5〜2.0g/m2 ,0.01〜0.
5g/m2 を錫,ニッケルの順にメッキ後化成処理を施
した錫/ニッケルメッキ鋼板、金属クロム付着量50〜
200mg/m2 ,酸化クロム付着量5〜30mg/m
2 (クロム換算)の通常TFS(ティンフリースチー
ル)と呼ばれているクロム・クロメート処理鋼板等の表
面処理鋼板がある。
【0015】金属板の両面に被覆される樹脂の保護被膜
としては、熱可塑性樹脂フィルムの直接又は接着プライ
マーを介したラミネートや、樹脂塗料の塗装によるもの
があり、保護被膜としてラミネートする熱可塑性樹脂フ
ィルムとしては、ポリエステル樹脂フィルムが好適であ
って、例えば、ポリエチレンテレフタレートを基本構成
とした樹脂フィルムや、更にポリエチレンイソフタレー
ト等のコポリマーによる樹脂フィルムが使用される。
【0016】この熱可塑性樹脂フィルムは、未延伸のも
のでも二軸延伸のものでも良いが、缶の内面側となる金
属面に積層される樹脂フィルムの厚みは、缶内面の耐食
性の点から限定されるものであって、缶の成形加工後に
充填する内容物にもよるが、8μm未満では充分な耐食
性を確保するのは難しく、一方、25μmを超えると、
内容物に対する耐食性は充分に確保されるが、実質的に
は過剰品質となって経済的ではないことから、8〜25
μm(好ましくは10〜20μm)の範囲であることが
望ましい。
【0017】また、保護被膜として塗装する被覆樹脂と
しては、熱硬化性或いは熱可塑性樹脂からなる任意の保
護塗料、例えば、フェノール−エポキシ塗料,アミノ−
エポキシ塗料等の変性エポキシ塗料、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、エポキシフェノール変性−ビニル塗料
等のビニルまたは変性ビニル塗料等の単独または2種以
上の組み合わせが使用される。
【0018】ところで、上記のような本実施形態の缶蓋
1において、フランジカール部5と強化環状溝3の間に
あるチャックウォール部4は、フランジカール部5の内
縁曲壁部分5aから延長される上方壁部分4aと、強化
環状溝3の外縁に連なる下方壁部分4bとで構成されて
おり、上方壁部分4aと下方壁部分4bを分ける屈曲部
4cが、図3(B)に示すような缶蓋の巻締め時に、巻
締め部分よりも下方で且つ巻締め部分の近傍であるよう
な高さに位置していると共に、この屈曲部4cよりも下
方の下方壁部分4bが、上方壁部分4aよりも少なくと
も5度以上傾斜角度が緩くなるように形成されている。
【0019】なお、本実施形態の缶蓋1では、強化環状
溝3の内側となるパネル部2の外周部分に、パネル部2
の剛性強度を補強するための環状ビード2aが上方(又
は下方)に突出して形成されており、また、内側壁3a
と底壁3bと外側壁3cを備えた強化環状溝3は、その
底壁3bが幅方向で平坦部を有するようなフラット状に
形成されていて、平坦な底壁3bは、内側壁3aおよび
外側壁3cとアールのある角部を介して接続されてい
る。
【0020】そのような本実施形態の缶蓋1の各部分の
詳細な構造については、図2に示すように、強化環状溝
3の外側壁3cは、垂線に対して所定の傾斜角度θ1を
なすように、下から上に向かって外方に傾斜しており、
この傾斜角度θ1は2°以上で10°以下となるように
している。即ち、この傾斜角度θ1が2°未満であれ
ば、缶蓋を複数枚積み重ねた際の耐圧強度とシャッフル
性(積み重ねた缶蓋同士がブロッキングしない横ズレ
量)を低下させる虞があり、一方、傾斜角度θ1が10
°を越えるとバックリング耐圧強度を低下させる虞があ
る。
【0021】強化環状溝3の外縁(外側壁3cの上端)
から湾曲部3dを介して外方に傾斜して立ち上がるチャ
ックウォール部4の下方壁部分4bは、垂線に対する傾
斜角度θ2が30°以上で45°以下となるようにして
いる。即ち、この傾斜角度θ2が30°未満であれば、
強化環状溝3の位置がチャックウォール部4の上方壁部
分4aの延長線Lに近づいてパネル部2の径が大きくな
ることで、カッティングダイア(缶蓋素材の直径)の縮
小化の効果があまり期待できなくなり、一方、傾斜角度
θ2が45°を超えると、後で述べる缶蓋成形の第1成
形工程で予備成形する際に、チャックウォール部4の屈
曲部4cを形成するための缶蓋素材の絞り比が大きくな
って、下方壁部分4bに成形シワを発生させ易くなる。
【0022】チャックウォール部4の下方壁部分4bの
傾斜角度θ2を、強化環状溝3の外側壁3cの傾斜角度
θ1よりも大きくしているのは、θ2がθ1と同じかそ
れ以下である場合には、強化環状溝3の剛性が低下する
こととなって、缶蓋のバックリング耐圧強度が低下する
虞れがあるためである。
【0023】チャックウォール部4の上方壁部分4aに
ついては、屈曲部4cを境として下方壁部分4bよりも
急傾斜となるようにしており、その垂線に対する傾斜角
度θ3を、下方壁部分4bの傾斜角度θ2よりも5°以
上小さくなるようにしている。即ち、この上方壁部分4
aの傾斜角度θ3と下方壁部分4bの傾斜角度θ2の差
が5°未満であれば、上方壁部分4aと下方壁部分4b
の傾斜差が殆ど無くなって、実質的に一つの傾斜壁とし
て形成されることになり、図6(A),(B)に示した
ような従来の缶蓋の形状に近くなってしまうからであ
る。
【0024】強化環状溝3の外側壁3cの傾斜角度θ1
と、チャックウォール部4の下方壁部分4bの傾斜角度
θ2および上方壁部分4aの傾斜角度θ3の関係につい
ては、θ1<θ2、且つ、θ2>θ3を満足するように
形成し、また、θ3をθ2よりも少なくとも5°以上小
さくする必要があって、それにより、チャックウォール
部4の下方壁部分4bが上方壁部分4aの延長線Lより
も缶蓋中央側に位置させることで、カッティングダイヤ
(缶蓋素材の径)の縮小化を図ることができる。しかし
ながら、θ2とθ3の差を極端に大きくし過ぎると、強
化環状溝3の位置が缶蓋中央側に寄り過ぎることで耐圧
強度が低下するため、θ2とθ3の差は30°よりも小
さくすることが好ましい。
【0025】チャックウォール部4の屈曲部4cとパネ
ル部2の関係については、パネル部2の径D4と屈曲部
4cの径D3の割合(D4/D3)を0.86以上で
0.90以下の範囲としている。即ち、D4/D3を
0.90より大きくすると、屈曲部4cの径D3がパネ
ル部2の径D4が近づくことで、下方壁部分4bの傾斜
角度θ2を上記の範囲に維持するためには、強化環状溝
3の溝幅を小さくすることとなり、そうすると、図3
(B)に示すような缶蓋の巻締め時に、強化環状溝3の
溝内に嵌入させるチャック11の先端(下端)部分の幅
をそれに合わせて幅狭にしなければならず、それによっ
て、チャック11の先端部分が破損し易くなると共に、
チャック11の先端部分が鋭くなることで缶蓋の外面に
擦り傷を発生させ易くなる。
【0026】一方、D4/D3を0.86より小さくす
ると、屈曲部4cの径D3がパネル部2の径D4から離
れることで、下方壁部分4bの傾斜角度θ2を大きくす
るか、或いは、強化環状溝3の溝幅を大きくすることが
必要となり、強化環状溝3の溝幅を大きくすると、缶蓋
の耐圧強度が不足して、この耐圧強度の不足を補うため
に缶蓋の板厚を増加させる必要が生じ、また、下方壁部
分4bの傾斜角度θ2を大きくすると、缶蓋の成形時に
缶蓋素材の絞り比が大きくなって、下方壁部分4bに成
形シワを発生させ易くなる。
【0027】チャックウォール部4の屈曲部4cについ
ては、図3(B)に示すような缶蓋の巻締め時に、缶蓋
の巻締めと同時に巻締めロール12によって缶本体10
のネック部がチャック11の受け面の側に縮径されると
いうことを考慮して、缶本体10のネック部の縮径量を
最小に抑えて巻締めできるようにすることが必要であ
り、そうしないと巻締めシワが発生する虞があるが、一
方、巻締め時に缶本体10のネック部を縮径させないよ
うに、チャックウォール部4の上方壁部分4aを予めチ
ャック11の受け面と同じ傾斜にすると、缶本体10の
フランジ部に缶蓋を載置する際に、余裕がないことで位
置決めがかえって難しくなる。そのため、チャックウォ
ール部4の上端径D2と屈曲部4cの径D3との関係に
ついて、D2−D3の値が0.4mm以上で0.8mm
以下の範囲となるように設定している。
【0028】また、チャックウォール部4の屈曲部4c
について、フランジカール部5の上面から屈曲部4cま
での垂直距離H2は、図3(B)に示す二重巻締め部分
の幅(縦幅)Wより大きく且つWに近いものとなるよう
に、即ち、缶蓋の巻締め時に二重巻締め部分の下端位置
よりも0.1mm〜0.5mm下方に位置するように設
定しており、チャックウォール部4の屈曲部4cから上
方(上方壁部分4a)を、巻締めロール12の押圧面の
幅よりも僅かに幅の広い面とすることによって、図3
(B)に示す缶蓋の巻締め時に、屈曲部4cから上方の
上方壁部分4aがチャック11の側面(受け面)に当接
し、巻締めロール12の押し付けを確実に受けてきっち
りと二重巻締め部分が形成される。
【0029】具体的には、フランジカール部5の上面か
ら屈曲部4cまでの垂直距離H2は、2.60mm〜
4.25mmの範囲に設定しており、この寸法H2を
2.60mmより小さくすると、二重巻締め部分の巻締
め幅(縦幅)Wを小さくせざるを得ず、その分だけバッ
クリング耐圧強度が低下して、缶内圧が異常に上昇する
と、最悪時にはバックリングにより巻締めが破壊されて
缶の破裂が起こる危険性があり、一方、寸法H2が4.
25mmを超えると、その分だけ下方壁部分4bが短く
なり、強化環状溝3が缶蓋外周寄りとなることで、カッ
ティングダイヤ(缶蓋素材の径)を小さくして使用材料
を削減するという効果が減少する。
【0030】なお、図3(B)に示す缶蓋の巻締め時
に、チャック11と缶蓋は、チャックウォール部4の上
方壁部分4aと強化環状溝3の底壁3bの部分でそれぞ
れ当接させ、チャックウォール部4の下方壁部分4bは
チャック11と接触させないようにして、缶蓋のチャッ
クウォール部4に対するチャック11の接触を、上方壁
部分4aと下方壁部分4bとで二面接触させないように
している。
【0031】上記のような具体的な構造を備えた本実施
形態の缶蓋1は、2工程のプレス成形により製造されて
おり、先ず、その第1成形工程において、図4に示すよ
うに、固定部材であるダイコアリング21と可動部材で
あるノックアウトリング22により金属板を挟持した状
態で、可動部材のパンチカッター23により金属板を円
板状のブランクに剪断して打ち抜くと共に、可動部材の
パンチコア24を固定部材のダイコア25に向けて下動
させてプレスすることで、外縁が充分カールされる前で
内縁曲壁部分が形成されたフランジカール部と、チャッ
クウォール部の上方壁部分,下方壁部分,及び屈曲部
と、環状ビード部が形成されたパネル部とを備えた中間
製品に予備成形する。
【0032】次いで、その第2成形工程において、第1
成形工程で予備成形した中間製品について、図5に示す
ように、可動部材である第1ダイコアリング26に載置
して、可動部材のパンチコアリング27と第1ダイコア
リング26によりフランジカール部の内縁曲壁部分とチ
ャックウォール部の下方壁部分を挟み込んだ状態から、
それら全体と可動部材のパンチコア28を、固定部材で
あるダイカール29と第2ダイコアリング30とダイコ
ア31までそれぞれ下動させてプレスすることで、更に
フランジカール部の外縁曲壁部分と環状強化溝とを成形
して缶蓋の成形が完了する。
【0033】上記のように第1成形工程と第2成形工程
を経て製造される本実施形態の缶蓋1について、アルミ
ニウム合金(5182−H39)の金属板の両面に20
μm厚のポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテ
レフタレートの混合樹脂によるフィルムを熱融着させた
板厚が0.305mmの金属板を材料として、各部分が
以下のような数値となる具体的な実施例と比較例(20
8径の現行品、即ち、従来の208径のアルミニウム合
金製の缶蓋)とについて検討した。
【0034】
【実施例】ブランクの直径(カッティングダイヤ)が7
9.2mmである缶蓋素材から成形する缶蓋について、
巻締め前の缶蓋の直径(カール外径)D1が68.3m
m、フランジカール部上端から強化環状溝の溝底までの
深さ(カウンターシンク深さ)H1が6.6mm、環状
溝の底壁と内外側壁とを接続する角部の内側曲率半径r
1,r2が何れも0.35mm、環状溝の底壁の平坦部
の幅が0.45mm、フランジカール部の内縁曲壁部分
の内側曲率半径r3が1.78mm、湾曲部3dの内側
曲率半径r4が0.5mm、強化環状溝の溝底からパネ
ル部までの高さ(パネルハイト)H3が2.00mm、
チャックウォール部の屈曲部の直径(内径)D3が5
9.5mm、環状溝の外側壁の傾斜角度θ1が6°5
0′、チャックウォール部の下方壁部分の傾斜角度θ2
が36°10′、チャックウォール部の上方壁部分の傾
斜角度θ3が19°06′となる缶蓋を製造して、この
缶蓋と缶本体とを二重巻締め部分の幅(縦幅)Wが2.
67mmとなるように巻締めた。
【0035】〔比較例〕ブランクの直径(カッティング
ダイヤ)が81.9mmである缶蓋素材から成形する缶
蓋について、巻締め前の缶蓋の直径(カール外径)D1
が68.3mm、フランジカール部上端から強化環状溝
の溝底までの深さ(カウンターシンク深さ)H1が6.
9mm、環状溝の溝底の内側曲率半径が0.50mm
(環状溝の溝底には平坦な底壁は無し)、フランジカー
ル部の内縁曲壁部分の内側曲率半径r3が1.78m
m、強化環状溝の溝底からパネル部までの高さ(パネル
ハイト)H3が2.28mm、環状溝の外側壁とチャッ
クウォール部の傾斜角度θ1(θ3)が何れも13°
(チャックウォール部は上方壁部分と下方壁部分に分か
れておらず環状溝の外側壁と同じ傾斜面になっている)
となる缶蓋を製造して、この缶蓋と缶本体とを二重巻締
め部分の幅(縦幅)Wが2.76mmとなるように巻締
めた。
【0036】上記のように各部分が形成された実施例と
比較例の缶蓋のそれぞれについて、211径のシームレ
ス缶本体の缶胴開口端部に載せてシーマーで二重巻締め
してから、内容物としてビールをガスボリューム2.2
で口部から充填してキャップで密封した後、35℃恒温
室で缶内圧が265kPaとなるように調整した実缶
を、缶蓋が下向きとなるように単体落下試験機にセット
して、所定の高さから鉄床面に垂直落下させ(15c
m,20cm,30cm,40cmからそれぞれ3回落
下させた)、缶蓋の角出し状況を目視で観察して評価し
た。その結果、実施例の缶蓋を二重巻締めした実缶につ
いても、比較例である従来の208径の缶蓋(208径
の現行品)を二重巻締めした実缶と比較して同程度の落
下強度を有していることが判った。
【0037】また、実施例の缶蓋を450mlの211
径シームレス缶本体の缶胴開口端部に載せてシーマーで
二重巻締めした空缶について、その二重巻締め部分を詳
細に目視したが、巻締めシワの発生は全く見られなかっ
た。この空缶の口部側を切り落とし圧力テスターにテス
ト缶としてクランプセットし、バックリングを起こすま
でエアーで加圧した結果、巻締め不良によるエアー漏れ
はなく、バックリングを起こす時の最大値を測定した結
果、715.4〜744.8kPa(平均727.2k
Pa)であって、従来の保証耐圧617kPaに対して
充分に余裕があり、実用レベルにあることが判った。
【0038】上記のような実施例を含む本実施形態の缶
蓋によれば、缶蓋を缶本体に巻締める際に、缶本体のネ
ック部の縮径を小さく抑えることができて、巻締めシワ
や巻締め不良を発生させることなく缶蓋を缶本体に二重
巻締めすることができ、また、缶蓋で密閉した正内圧缶
(陽圧缶)の落下強度やバックリング耐圧強度の充分に
確保することができると共に、缶蓋を製造するに際し
て、同じ大きさの缶蓋でも缶蓋素材として打ち抜く円板
状ブランクの径(カッティングダイヤ)を小さくするこ
とができて、使用材料を削減することができる。
【0039】なお、本実施形態の缶蓋では、パネル部の
外周に形成される強化環状溝を、その底壁が幅方向で平
坦部を有するようなフラット状に形成していることか
ら、缶蓋の巻締め時において、比較的広く形成したチャ
ックの先端部分を強化環状溝の溝内に嵌入させること
で、チャックの先端部分により缶蓋の表面(強化環状溝
の溝底面)を傷付けるようなことなく、強化環状溝の溝
底にチャックの先端部分を確実に押し付けることができ
て、缶蓋の巻締めによる半径方向の歪みや、缶蓋のチャ
ックスリップを確実に防止することができ、その結果、
フランジカール部の幅を必要以上に長くとる必要がな
く、小さな巻締め幅の二重巻締め(ミニシーム)が可能
となって、同じ大きさの缶本体の開口部に対して缶蓋自
体の大きさを小さくできることで、更に使用材料を削減
することができる。
【0040】以上、本発明の缶蓋の一実施形態について
説明したが、本発明は、上記のような実施形態にのみ限
定されるものではなく、例えば、缶蓋のパネル部に上方
に突出して形成した補強ビードについては、下方に突出
して形成しても或いは省略しても良く、また、缶蓋のパ
ネル部に弱化線やプルタブを設けて簡易開口蓋(イージ
ーオープンエンド)として実施することも可能であり、
さらに、缶蓋の成形については、予備成形することなく
一回の一往復動で金属板から缶蓋を裏返しの状態に成形
する装置を用いて成形することも可能である等、適宜変
更可能なものであることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したような本発明の缶蓋によれ
ば、缶蓋の板厚を薄くしても落下強度やバックリング耐
圧強度を充分に確保することができ、また、巻締めシワ
や巻締め不良を発生させることなく缶蓋を缶本体に巻締
めることができると共に、缶蓋を製造する際に、缶蓋素
材の径(カッティングダイヤ)を小さくすることができ
て、缶蓋に使用する材料の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の缶蓋の一実施形態について、巻締め前
の缶蓋のパネル部からフランジカール部までの部分を示
す縦断面図。
【図2】図1に示した缶蓋の細部の構造を示す縦断面
図。
【図3】図1に示した缶蓋の(A)巻締めする前に缶本
体に載置した状態と(B)缶本体に巻締めした後の状態
とのそれぞれを示す縦断面図。
【図4】図1に示した缶蓋を成形するための第1成形工
程を示す縦断面図。
【図5】図1に示した缶蓋を成形するための第2成形工
程を示す縦断面図。
【図6】従来の缶蓋の各例(A),(B)について、そ
れぞれ巻締めする前に缶本体に載置した状態を示す縦断
面図。
【符号の説明】
1 缶蓋 2 パネル部 3 強化環状溝 3b (強化環状溝の)底壁 4 チャックウォール部 4a (チャックウォール部の)上方壁部分 4b (チャックウォール部の)下方壁部分 4c (チャックウォール部の)屈曲部 5 フランジカール部 5a (フランジカール部の)内縁曲壁部分 10 缶本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円板状のパネル部の外周に下方に窪ん
    だ強化環状溝が形成され、強化環状溝の外縁からチャッ
    クウォール部が外方に傾斜して立ち上がり、チャックウ
    ォール部の上端がフランジカール部の内縁曲壁部分に連
    なっている巻締め前の缶蓋において、フランジカール部
    と強化環状溝の間にあるチャックウォール部が、フラン
    ジカール部の内縁曲壁部分から延長される上方壁部分
    と、強化環状溝の外縁に連なる下方壁部分とからなり、
    上方壁部分と下方壁部分を分ける屈曲部が、缶蓋を缶本
    体に巻締めた時の巻締め部分よりも下方で且つ巻締め部
    分の近傍となる高さに位置していると共に、屈曲部を介
    して上方壁部分と連なる下方壁部分の傾斜角度が、上方
    壁部分よりも少なくとも5°以上緩くなるように形成さ
    れていることを特徴とする缶蓋。
  2. 【請求項2】 強化環状溝の底壁が、その幅方向で平坦
    部を有するようなフラット状に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の缶蓋。
JP2000378211A 2000-12-13 2000-12-13 缶 蓋 Pending JP2002178072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000378211A JP2002178072A (ja) 2000-12-13 2000-12-13 缶 蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000378211A JP2002178072A (ja) 2000-12-13 2000-12-13 缶 蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002178072A true JP2002178072A (ja) 2002-06-25

Family

ID=18846824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000378211A Pending JP2002178072A (ja) 2000-12-13 2000-12-13 缶 蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002178072A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069603A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Mitsubishi Materials Corp 缶蓋
JP2008073721A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Showa Aluminum Kan Kk 缶蓋
US7380684B2 (en) 1999-12-08 2008-06-03 Metal Container Corporation Can lid closure
JP2010132355A (ja) * 2007-03-29 2010-06-17 Showa Aluminum Kan Kk 缶蓋
JP2013035564A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Showa Aluminum Kan Kk 飲料容器および塞ぎ片
US8490825B2 (en) 1999-12-08 2013-07-23 Metal Container Corporation Can lid closure and method of joining a can lid closure to a can body
JP2016027947A (ja) * 2015-11-09 2016-02-25 昭和アルミニウム缶株式会社 缶蓋の巻締め方法
JP2016520026A (ja) * 2013-05-31 2016-07-11 クラウン パッケイジング テクノロジー インコーポレイテッド 弓状のパネル壁及び湾曲した遷移壁を有する飲料缶端部

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3500939A (en) * 1968-01-11 1970-03-17 Continental Can Co Method of manufacturing can end
WO1998034743A1 (en) * 1997-02-07 1998-08-13 Crown Cork & Seal Technologies Corporation Can ends
JP2004514561A (ja) * 2000-11-28 2004-05-20 メタル、カンティナ、コーパレイシャン 缶ふた及びその二重継ぎ目を形成する方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3500939A (en) * 1968-01-11 1970-03-17 Continental Can Co Method of manufacturing can end
WO1998034743A1 (en) * 1997-02-07 1998-08-13 Crown Cork & Seal Technologies Corporation Can ends
JP2004514561A (ja) * 2000-11-28 2004-05-20 メタル、カンティナ、コーパレイシャン 缶ふた及びその二重継ぎ目を形成する方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7380684B2 (en) 1999-12-08 2008-06-03 Metal Container Corporation Can lid closure
US7673768B2 (en) 1999-12-08 2010-03-09 Metal Container Corporation Can lid closure
US8490825B2 (en) 1999-12-08 2013-07-23 Metal Container Corporation Can lid closure and method of joining a can lid closure to a can body
JP2006069603A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Mitsubishi Materials Corp 缶蓋
JP2008073721A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Showa Aluminum Kan Kk 缶蓋
JP2010132355A (ja) * 2007-03-29 2010-06-17 Showa Aluminum Kan Kk 缶蓋
JP2013035564A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Showa Aluminum Kan Kk 飲料容器および塞ぎ片
JP2016520026A (ja) * 2013-05-31 2016-07-11 クラウン パッケイジング テクノロジー インコーポレイテッド 弓状のパネル壁及び湾曲した遷移壁を有する飲料缶端部
JP2016027947A (ja) * 2015-11-09 2016-02-25 昭和アルミニウム缶株式会社 缶蓋の巻締め方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU771993C (en) Can lid closure and method of joining a can lid closure to a can body
JP3754076B2 (ja) ねじ付きアルミニウム缶およびその製造方法
US6779677B2 (en) Aluminum receptacle with threaded outsert
US6015062A (en) Resealable beverage container and top therefor
US4648528A (en) Easy opening container end closure
CN109070181B (zh) 具有索环的饮料罐
EP0204214A2 (en) Cap for sealing container
JP2002178072A (ja) 缶 蓋
JP2003321039A (ja) ネジ付き缶容器及びそのキャップ密封構造
US20050029264A1 (en) Bottom-Fill Container and Opening System
JP2000109068A (ja) 正内圧缶用缶蓋
JP4301668B2 (ja) 金属容器および金属容器の製造方法
JP4404235B2 (ja) ネジ付き缶
EP1007426B1 (en) Resealable beverage container and top therefor
JP6741444B2 (ja) 易開封性容器蓋
JP2002263745A (ja) ボトル型缶の製造方法
JP4404283B2 (ja) ネジ付き缶
JP4301667B2 (ja) 金属容器およびその製造方法
JP4666330B2 (ja) 正内圧缶用の缶蓋
JP6576047B2 (ja) 缶蓋
JP2023046999A (ja) 金属製カップ
JP4716485B2 (ja) 缶容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110318