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JP2002175916A - インダクタ - Google Patents

インダクタ

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Publication number
JP2002175916A
JP2002175916A JP2000372905A JP2000372905A JP2002175916A JP 2002175916 A JP2002175916 A JP 2002175916A JP 2000372905 A JP2000372905 A JP 2000372905A JP 2000372905 A JP2000372905 A JP 2000372905A JP 2002175916 A JP2002175916 A JP 2002175916A
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JP
Japan
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coil
dielectric constant
inductor
magnetic
magnetic body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000372905A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Uchida
勝之 内田
Masami Sugitani
昌美 杉谷
Motoi Nishii
基 西井
Yukio Sakamoto
幸夫 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波帯、特に、GHz帯でのインピーダン
ス特性が向上したインダクタを提供する。 【解決手段】 インダクタ1は、磁性体2と、磁性体2
の内部に形成されたコイルL1と、コイルL1の軸方向
に対向して設けられた入出力外部電極7,8からなる。
磁性体2は、フェライトと、フェライトより低い誘電率
を有した低誘電率非磁性体とを混合した混合材料からな
り、低誘電率非磁性体の混合比率は20〜80vol%
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダクタ、特
に、種々の高周波電子装置に用いられるインダクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子装置の高性能化、多用途
化に対応すべく種々の電子部品の改善が求められてい
る。インダクタにおいても、高周波のクロック信号や伝
送信号が使われるようになり、高周波で使用できるイン
ダクタが要求されている。
【0003】この種の従来のインダクタとして、例え
ば、特開平3−136307号公報に記載されたインダ
クタが知られている。このインダクタは、所定の誘電率
を有するフェライトと、これよりも低い誘電率を有し、
かつ、混合比率が10〜40wt%とされた非磁性体材
料とからなる低誘電率材料によって形成した磁性体を有
している。そして、低誘電率材料とフェライトの混合比
率によって磁性体の誘電率を低下させて、浮遊容量を低
減し、インピーダンス特性を改善させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−136307号公報のインダクタは、いわゆる縦巻
きタイプの構造のインダクタであって、磁性体に内蔵さ
れたコイルの軸に対して平行な面に入出力外部電極を形
成している。従って、この構造では、コイルの全長に渡
って、コイルと入出力外部電極との間に分布静電容量が
形成される。特に、コイルの両終端部は、電圧差の大き
い反対側の入出力外部電極に接近するため、入出力外部
電極とコイルとの間に発生する浮遊容量が大きくなる。
従って、高周波領域のインピーダンス特性が改善される
ものの、GHz帯まで効果を上げるには十分とは言えな
かった。
【0005】そこで、特開平11−186040号公報
に記載された、浮遊容量が小さい横巻きタイプのインダ
クタ(コイルの軸方向に対向させて入出力外部電極を設
けた構造のインダクタ)と組み合わせることが考えられ
るが、単に、組み合わせただけでは、GHz帯で十分な
インピーダンスを得ることができるかどうかは不明であ
る。なぜなら、フェライトの透磁率は高周波になると、
スネークの限界線に従って低下するが、特開平3−13
6307号公報では、比較的低い周波数領域でのインピ
ーダンス特性を改善するために、低周波領域での磁性体
の透磁率があまり下がり過ぎない範囲で低誘電率材料の
混合比率を規定しているに過ぎず、GHz帯での磁性体
の透磁率についての記載はないからである。
【0006】そこで、本発明の目的は、高周波帯、特
に、GHz帯でのインピーダンス特性が向上したインダ
クタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係るインダクタは、(a)磁性体
と、(b)前記磁性体の内部に設けられたコイルと、
(c)前記磁性体の表面に前記コイルの軸方向に対向し
て設けられ、かつ、前記コイルの両端部が電気的に接続
された入力外部電極及び出力外部電極と、(d)前記磁
性体が、フェライトと前記フェライトより低い誘電率を
有した低誘電率非磁性体とを含む混合材料からなり、前
記低誘電率非磁性体の混合比率が20〜80vol%で
あること、を特徴とする。ここに、低誘電率非磁性体の
材料としては、例えば、シリカガラス、硼珪酸ガラス、
ステアタイト、アルミナ、フォルステライト及びジルコ
ンの少なくとも一つからなる材料が用いられる。
【0008】以上の構成により、浮遊容量が低減し、高
周波(特にGHz帯)でのインピーダンス特性が向上す
る。さらに、磁性体の誘電率を12以下にし、かつ、1
GHz帯での複素透磁率を2以上であるようにすること
により、インピーダンス特性が確実に向上する。
【0009】また、前記混合材料からなるグリーンシー
トを積層することにより、前記磁性体を構成するととも
に、グリーンシートの表面にそれぞれ設けたコイル導体
パターンをグリーンシートに設けた電気的接続手段を介
して電気的に接続することにより、前記コイルを構成す
れば、高周波でのインピーダンス特性が優れたインダク
タを量産性良く製造することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るインダクタ
の実施の形態について、添付の図面を参照して説明す
る。なお、各実施形態において、同一部品及び同一部分
には同じ符号を付し、重複した説明は省略する。
【0011】[第1実施形態、図1〜図4]図1に、本
発明に係るインダクタ1の外観斜視図を示す。インダク
タ1は、磁性体2内部に螺旋状コイルL1(図3参照)
が形成されている。磁性体2の両端部には、それぞれコ
イルL1の軸方向に対向して入力外部電極7と出力外部
電極8が設けられている。コイルL1の両端部は、これ
ら入出力外部電極7,8に電気的に接続されている。イ
ンダクタ1の実装面2aは、コイルL1の軸方向に対し
て平行である。
【0012】磁性体2の材料には、フェライトと該フェ
ライトより低い誘電率を有した低誘電率非磁性体とを混
合した混合材料が用いられる。このとき、低誘電率非磁
性体の混合比率は、20〜80vol%に設定される。
本第1実施形態では、低誘電率非磁性体として硼珪酸ガ
ラスを用いた。
【0013】表1に、1MHzでの初透磁率(μ)が6
5のフェライト材料に、硼珪酸ガラスを種々の混合比率
で混合した後、それぞれを焼成して得られた磁性体の誘
電率及び透磁率を測定した結果を示す。比較のために、
硼珪酸ガラスを加えないでフェライト材料のみを焼成し
た場合も併せて記載している(試料番号1参照)。
【0014】
【表1】
【0015】硼珪酸ガラスの混合比率が増加するにつれ
て、誘電率及び複素透磁率はともに低下する。特に、透
磁率の低下の度合が大きいが、インピーダンスは周波数
に比例して増加するため、1GHzでの複素透磁率が2
以上あれば、GHz帯でのインピーダンスは十分に確保
できる。また、GHz帯のインピーダンスを大きくする
ためには、誘電率が12以下であることが望ましい。よ
り好ましくは、誘電率は10以下である。従って、表1
から、試料番号2〜試料番号5の磁性体2がGHz帯の
インダクタの材料として適していることがわかる。
【0016】また、1GHzでの複素透磁率はほとんど
ロス成分(虚数部成分)が占めるので、入出力外部電極
7,8を通ってインダクタ1に入ってきたノイズは磁性
体2内で熱として効率良く消費され、ノイズフィルタと
しての使用に適している。
【0017】なお、表1では、低誘電率非磁性体の混合
比率を体積比率(vol%)で現している。これは、磁
性体2の誘電率及び透磁率と低誘電率非磁性体の体積比
率とが相関関係にあるためである。一方、重量比率(w
t%)では、低誘電率非磁性体の材料が異なると比重が
異なり、同じ重量でも体積が異なるため、磁性体2の誘
電率及び透磁率との間に相関関係が認められないからで
ある。
【0018】図2に示すように、インダクタ1は、コイ
ル導体パターン3を表面に設けたグリーンシート4と、
電気的接続手段であるビアホール6のみを設けたグリー
ンシート4と、コイル導体パターン3を保護するグリー
ンシート5等で構成されている。グリーンシート4は、
フェライトと硼珪酸ガラスとを混合した混合材料に、結
合剤等を混ぜて混練して作成したスラリー状原料を、押
し出し法や引き上げ法又はドクターブレード法等によっ
てシート状に形成したものである。
【0019】コイル導体パターン3及び引出用導体パタ
ーン3aは、Ag,Pd,Cu,Au,Ag−Pd等か
らなり、グリーンシート4の表面にスクリーン印刷やス
パッタリングや蒸着、貼合わせ、あるいは、めっき等の
方法により形成されている。ビアホール6は、グリーン
シート4に形成された穴に導電性ペーストを充填して形
成されている。
【0020】以上のグリーンシート4は、図2に示すよ
うに、順に積み重ねられ、一体的に焼成され、図1に示
すような磁性体2とされる。コイル導体パターン3はビ
アホール6を介して電気的に直列に接続され、螺旋状コ
イルL1を構成する。螺旋状コイルL1の軸方向は、グ
リーンシート4の積み重ね方向に対して垂直である。
【0021】磁性体2の両端部には、それぞれ入力外部
電極7及び出力外部電極8が設けられている。これら入
出力外部電極7,8は、磁性体2の内部に設けられた螺
旋状コイルL1の両端部(具体的には、引出用導体パタ
ーン3a)にそれぞれ電気的に接続されている。入出力
外部電極7,8は、Ag,Ag−Pd,Cu,Ni等の
導電性ペーストを塗布、焼付けたり、あるいは、更に湿
式めっきしたりすることによって形成される。
【0022】以上の構成からなるインダクタ1は、螺旋
状コイルL1の軸方向に対向して入出力外部電極7,8
が形成されており、いわゆる横巻きタイプの構造を有し
ている。従って、螺旋状コイルL1の両終端部は、電圧
差の殆どない同じ側の入出力外部電極7,8に接近する
だけであるため、入出力外部電極7,8と螺旋状コイル
L1との間に発生する浮遊容量が抑えられる。しかも、
磁性体2が、フェライトに硼珪酸ガラスを20〜80v
ol%混合した混合材料からなるので、磁性体2の誘電
率が12以下で、かつ、1GHzでの複素透磁率が2以
上となり、GHz帯でのインピーダンス特性が優れたイ
ンダクタ1を得ることができる。
【0023】図4に、本第1実施形態のインダクタ1の
インピーダンス特性を示す(実線20参照)。この場
合、磁性体2の材料には、前記表1に示す試料番号4の
混合比率のものを使用し、螺旋状コイルL1の巻回数を
37ターンとし、インダクタ1の長さを1.6mm、幅
を0.8mm、厚みを0.8mmとした。比較のため
に、磁性体2の材料として、表1に示す試料番号1の混
合比率のものを使用し、螺旋状コイルL1の巻回数を1
5ターンとしたインダクタ1のインピーダンス特性も併
せて記載している(点線21参照)。さらに、いわゆる
縦巻タイプのインダクタ(コイルの軸に対して平行な面
に入出力外部電極を設けた構造のインダクタ)であっ
て、かつ、磁性体の材料として、表1に示す試料番号1
の混合比率のものを使用した従来のインダクタのインピ
ーダンス特性も併せて記載している(一点鎖線22参
照)。なお、インピーダンス特性の測定には、ネットワ
ークアナライザを使用した。
【0024】図4より、本発明のインダクタ1のインピ
ーダンスは、低周波領域では小さいが、高周波領域(G
Hz帯)では大きく、高周波領域でのインピーダンス特
性が向上していることがわかる。
【0025】[第2実施形態、図5〜図7]本発明に係
るインダクタの別の実施形態を図5〜図7に示す。本第
2実施形態では、コイルの軸方向がグリーンシートの積
み重ね方向に対して平行なインダクタ1aについて説明
する。
【0026】図5に示すように、インダクタ1aは、コ
イル導体パターン3を設けたグリーンシート4と、引出
用導体ビアホール6aを設けたグリーンシート5で構成
されている。グリーンシート4,5は、フェライトに低
誘電率非磁性体を20〜80vol%混合した混合材料
からなり、前記第1実施形態と同様の方法で形成され
る。
【0027】それぞれのコイル導体パターン3は、グリ
ーンシート4に設けられたビアホール6を介して、電気
的に直列接続される。このコイル導体パターン3の積層
を繰り返すことで、インダクタ1aに必要なコイルの巻
数を得る。そして、その上下に、引出用導体ビアホール
6aのみが設けられているグリーンシート5を積層す
る。
【0028】積層されたグリーンシート4,5は、一体
的にプレス加圧、圧着、焼成され、図6及び図7に示す
ように、磁性体2が得られる。これにより、各コイル導
体パターン3は、グリーンシート4,5の積み重ね方向
に対して平行な軸を有する螺旋状コイルL2を構成す
る。
【0029】磁性体2の両端部に、それぞれ入力外部電
極7及び出力外部電極8が設けられている。これら入出
力外部電極7,8は、磁性体2の内部に設けられた螺旋
状コイルL2の両端部(具体的には、引出用導体ビアホ
ール6a)にそれぞれ電気的に接続されている。
【0030】以上の構成からなるインダクタ1aは、螺
旋状コイルL2の軸方向に対向して入出力外部電極7,
8が形成されており、いわゆる横巻きタイプの構造を有
している。しかも、磁性体2が、フェライトに硼珪酸ガ
ラスを20〜80vol%混合した混合材料からなるの
で、磁性体2の誘電率が12以下でかつ1GHz以下で
の複素透磁率が2以上となる。従って、このインダクタ
1aは、前記第1実施形態のインダクタ1と同様の作用
効果を奏する。
【0031】[他の実施形態]本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々の構成に変更することができる。例えば、低誘電率非
磁性体は、硼珪酸ガラスの他に、シリカガラス、硼珪酸
ガラス、ステアタイト、アルミナ、フォルステライト、
ジルコン、あるいは、これらの混合材料であってもよ
い。フェライト材料と混合した場合の誘電率及び複素透
磁率と混合体積比率の関係は、これらの材料でも略同じ
傾向を示すことがわかっているので、使用する材料は、
成型や焼成条件などを考慮して適宜選択される。
【0032】また、前記実施形態では、複数の磁性体層
と複数のコイル導体パターンとを積み重ねて構成した積
層型インダクタを例にして説明したが、必ずしもこれに
限定されるものではない。例えば、金属線をソレノイド
状に巻回したコイルを成形型にセットした後、磁性体ス
ラリーを成形型に注入することにより、磁性体の内部に
コイルを埋設したものであってもよい。
【0033】さらに、前記実施形態では、電気的接続手
段としてビアホールを用いたが、必ずしもこれに限るも
のではない。例えば、図2に示したインダクタ1を形成
する場合、印刷等の方法により、ペースト状の磁性体材
料にてグリーンシート4を形成した後、そのグリーンシ
ート4の表面にペースト状の導電性材料を塗布して第1
層目のコイル導体パターン3を形成する。次に、前記コ
イル導体パターン3の両端部が露出するように、ペース
ト状の磁性体材料を前記コイル導体パターン3の上から
塗布し、コイル導体パターン3が内蔵されたグリーンシ
ート4を形成する。さらに、その上にペースト状の導電
性材料を塗布して第2層目のコイル導体パターン3を形
成する。このとき、グリーンシート4の開口部から露出
している第1層目のコイル導体パターン3の両端部に、
第2層目のコイル導体パターン3の両端部が電気的に接
続するようにする。すなわち、グリーンシート4に形成
した開口部にて第1層目のコイル導体パターン3の端部
と第2層目のコイル導体パターン3の端部を直接接触さ
せて電気的に接続するようにしたものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、いわゆる横巻き構造を採用するとともに、磁
性体が、フェライトに低誘電率非磁性体を20〜80v
ol%混合した混合材料からなるので、浮遊容量を低減
することができ、高周波領域(GHz帯)で高いインピ
ーダンスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインダクタの第1実施形態の外観
斜視図。
【図2】図1に示したインダクタの構成を示す分解斜視
図。
【図3】図1に示したインダクタの平面図。
【図4】図1に示したインダクタのインピーダンス特性
を示すグラフ。
【図5】本発明に係るインダクタの第2実施形態の構成
を示す分解斜視図。
【図6】図5に示したインダクタの外観斜視図。
【図7】図6に示したインダクタの模式図。
【符号の説明】
1,1a…インダクタ 2…磁性体 3…コイル導体パターン 4,5…グリーンシート 6…ビアホール(電気的接続手段) 7,8…入出力外部電極 L1,L2…コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西井 基 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 坂本 幸夫 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5E041 AB00 AB20 HB15 NN12 NN15 5E070 AA01 AB07 BA12 BB01 CB01 CB13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体と、 前記磁性体の内部に設けられたコイルと、 前記磁性体の表面に前記コイルの軸方向に対向して設け
    られ、かつ、前記コイルの両端部が電気的に接続された
    入力外部電極及び出力外部電極と、 前記磁性体が、フェライトと前記フェライトより低い誘
    電率を有した低誘電率非磁性体とを含む混合材料からな
    り、前記低誘電率非磁性体の混合比率が20〜80vo
    l%であること、 を特徴とするインダクタ。
  2. 【請求項2】 前記低誘電率非磁性体が、シリカガラ
    ス、硼珪酸ガラス、ステアタイト、アルミナ、フォルス
    テライト及びジルコンの少なくとも一つからなることを
    特徴とする請求項1記載のインダクタ。
  3. 【請求項3】 前記磁性体が前記混合材料からなるグリ
    ーンシートを積層することにより構成されるとともに、
    前記コイルが前記グリーンシートの表面にそれぞれ設け
    たコイル導体パターンを前記グリーンシートに設けた電
    気的接続手段を介して電気的に接続することにより構成
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のインダクタ。
  4. 【請求項4】 前記磁性体の誘電率が12以下であり、
    かつ、1GHzでの複素透磁率が2以上であることを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のインダ
    クタ。
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