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JP2002170168A - 中継器の取付構造 - Google Patents

中継器の取付構造

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JP2002170168A
JP2002170168A JP2000366865A JP2000366865A JP2002170168A JP 2002170168 A JP2002170168 A JP 2002170168A JP 2000366865 A JP2000366865 A JP 2000366865A JP 2000366865 A JP2000366865 A JP 2000366865A JP 2002170168 A JP2002170168 A JP 2002170168A
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mounting
mounting bracket
hole
projection
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JP2000366865A
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Misaki Kishimoto
美咲 岸本
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Nohmi Bosai Ltd
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Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中継器の取付金具への取付けが容易な中継器
の取付構造を提供する。 【解決手段】 火災報知設備に用いられる中継器1の取
付構造において、中継器1は略直方体状であって、その
前面部3aに下方に延設され先端部にフック5aを有す
る係止片5を有すると共に、背面部3bに突部9を有
し、取付金具21は、中継器1の一角部3eがその折曲
部分の内角部に当接されるL字部23を有し、L字部2
3の水平部23aに、係止片5のフック5aが係止する
係止穴25を設けると共に、垂直部23bに突部9が挿
入する挿入穴29を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災報知設備に用
いられる中継器の取付金具への取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】火災報知設備は、通常、天井などに取り
付けられて火災の発生を監視する火災感知器、火災が発
生した際に火災感知器からの火災信号を受信して火災の
発生を報知する火災受信機等を備えている。火災報知設
備には、更に中継器が設けられており、この中継器は、
受信機と、火災感知器等の端末機器との間に設置され、
相互間の信号のやりとりを中継するものである。この種
の中継器は、ネジにより取付金具に取付固定され、それ
が壁面に埋め込み固定された取付ボックス内に取り付け
られて設置されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、中継器と取付金具とをネジにより取付固定している
ため取付作業が面倒であった。
【0004】本発明は上記の課題を解決すべくなされた
もので、中継器の取付金具への取付けが容易な中継器の
取付構造を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る中継器
の取付構造は、火災報知設備に用いられる中継器の取付
構造において、中継器は略直方体状であって、その前面
部に下方に延設され先端部にフックを有する係止片を有
すると共に、背面部に突部を有し、取付金具は、中継器
の一角部がその折曲部分の内角部に当接されるL字部を
有し、L字部の水平部に、係止片のフックが係止される
係止穴を設けると共に、L字部の垂直部に突部が挿入さ
れる挿入穴を設けたものである。
【0006】(2)本発明に係る中継器の取付構造は、上
記(1)において、中継器の底面部に突起を設けると共
に、取付金具のL字部に突起が挿入される突起挿入穴を
設け、突起と突起挿入穴とで外力により中継器が取付金
具のL字部から外れるのを防止したものである。
【0007】(3)本発明に係る中継器の取付構造は、上
記(1)又は(2)において、取付金具を、中継器が収
納される取付ボックスの開口部を覆う平面板にL字部の
折曲部分の外角部を固着して構成したものである。
【0008】(4)本発明に係る中継器の取付構造は、上
記(1)〜(3)の何れかにおいて、取付金具を、L字
部の垂直部を下方に延設して先端部に取付片を設けると
共に、水平部の端部を下方に延設して先端に取付片を設
け、各取付片に、それぞれ中継器が収納される取付ボッ
クスの取付用穴と取付ボックスの開口全面を覆うプレー
トの取付用穴を別々に設けると共に、取付金具の水平部
及び中継器の底面部に、中継器内に設けられる動作確認
灯を外部から確認可能な確認灯用穴をそれぞれ設けたも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態の中
継器の取付構造の説明図、図2は本発明の一実施の形態
の中継器の概略図で、(a)は正面図、(b)は右側面
図、(c)は背面図、(d)は(b)の底面図である。
図3は本発明の一実施の形態の取付金具の概略図で、
(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図で
ある。まず、図1の説明に先立って、図2及び図3に基
づき中継器、取付金具のそれぞれの構造について説明す
る。図2において、1は中継器で、略直方体形状を有す
る中継器本体3の前面部3aには、下方に向かって延設
し、先端にフック5aが形成された略L字状の係止片5
が固定されており、その上部には後述のプリント基板1
5に設けられる端子台17への電線接続用の切欠き部7
が形成されている。中継器本体3の背面部3bの左右方
向の両端部には突部9が設けられ、底面部3cの正面側
端部の両端部には突起11が設けられている。突起11
は、その正面側(図2(b)において左側)に、下方に
向かって傾斜する傾斜部11aが設けられている。ま
た、中継器本体3の底面部3cには後述の複数の動作確
認灯19を外部から確認可能な本体側確認灯用穴13が
動作確認灯19数に合わせて複数(図2においては2
つ)が設けられている。
【0010】このように形成された中継器本体3内に
は、プリント基板15が収納されている(後述の図5参
照)。プリント基板15には、その前面側に、図示しな
い端末機器と接続された電源兼信号線である電線を接続
する端子台17が設けられ、該端子台17の後方側に
は、施工、保守作業時の中継器1の動作確認用等の例え
ばLEDで構成される動作確認灯19が複数(図2にお
いては2つ)が設けられている。
【0011】図3において、21は中継器が取り付けら
れる取付金具で、中継器本体3の底面部3cに当接する
水平部23aと中継器の背面部3bに当接する垂直部2
3bとからなるL字部23から構成されている。水平部
23aには係止片5のフック5aが挿通された状態で係
止される係止穴25と、突起11が挿入される突起挿入
穴27とが設けられ、垂直部23bには中継器1の突部
9が挿入される挿入穴29が設けられている。
【0012】ここで、図1に戻り、中継器の取付金具2
1への取付方法について説明する。まず(a)に示すよ
うに、中継器1の中継器本体3を取付金具21に対して
斜めに保ちながら、突部9を挿入穴29に挿入する。続
いて(b)に示すように係止片5を中継器本体3側に撓
ませ、その状態で、挿入穴29に挿入した突部9を支点
として中継器1を取付金具21方向に回転させる。そし
て、(c)に示すように中継器本体3の一角部3eを取
付金具21の折曲部分の内角部に当接させて中継器本体
3の背面部3b及び底面部3cをそれぞれ取付金具21
の垂直部23b及び水平部23aに当接させる。これに
より、中継器本体3の底面部3cの突起11が取付金具
21の突起挿入穴27に挿入され、また、係止片5のフ
ック5aが係止穴25を挿通した状態となり、ここで係
止片5の撓みを解除することにより係止片5が係止穴2
5に係止される。これにより、中継器1が取付金具21
に固定される。
【0013】また、中継器を取付金具21から取り外す
際には、係止片5を中継器本体3側に撓ませ、フック5
aと係止穴25との係止状態を解除し、その状態で、挿
入穴29に挿入された突部9を支点として中継器本体3
を取付時とは逆方向に回転させる。これにより、中継器
1を取付金具21から取り外すことができる。
【0014】このように、中継器本体3の係止片5を中
継器本体3側に撓ませた状態で、取付金具21の挿入穴
29に挿入した中継器本体3の突部9を支点として中継
器本体3を係止方向(取付金具21方向)に回転させ、
係止片5を係止穴25に係止させることで中継器1を取
付金具21に取り付けるようにしたので、中継器1を取
付金具21に対してワンタッチで着脱することが可能と
なる。
【0015】さらに、取付金具21のL字部23の折曲
部分の内角部に、中継器本体3の一角部3eを当接させ
るようにしたので、中継器1と取付金具21とを密接な
一体構造とすることができ、また、この取付構造によれ
ば取付金具21から突出するのが係止片5のフック5a
のみであるため(なお、本実施の形態では、突部9及び
突起11も取付金具21から突出しているが、これらに
ついては必ずしも突出させなくてもよい)、後述する取
付ボックス31内へ中継器1を取り付けるに際し、省ス
ペース化が図られると共に、取付自由度が増すという利
点を有する。
【0016】以上の説明により中継器と取付金具21の
それぞれの構造及び互いの取付方法が明らかになったと
ころで、以下では実際に中継器1を、壁面に埋設された
取付ボックス内に装着する場合の具体的一例を説明す
る。
【0017】図4は実際に取付ボックスに装着される取
付金具の具体的一例を示す概略図で、(a)は(b)の
左側面図、(b)は平面図、(c)は(b)の右側面
図、(d)は正面図である。図5は取付ボックスに対す
る中継器の取付構造の説明図で、(a)は正面図、
(b)は(a)の断面図である。なお、中継器の構造は
図1と同様である。
【0018】なお、ここで、図4の取付金具の説明に先
だって中継器の設置場所の構成について図5に基づいて
説明する。31は一面が開口された取付ボックスで、互
いに対向する側壁の開口側には、それぞれL字状部材3
5が鍔状に固着されており、取付ボックス31は、L字
状部材35の水平部35aと共に壁面Wの開口に押入さ
れ、L字状部材35の垂直部35bが壁面Wに当接した
状態で壁面Wに埋設されている。また、取付ボックス3
1の内部には、底面に設けた挿通穴から電線33が延び
た状態となっている。
【0019】図4に基づいて、取付金具41について説
明する。取付金具41は図2と同様のL字部23、すな
わち係止穴25,突起挿入穴27,挿入穴29が形成さ
れたL字部23を有し、垂直部23bを左方(図2にお
いて下方)に延設して先端に取付片41aを設け、水平
部23aの端部を左方(図2において下方)に延設して
先端に取付片41bを設けた構成となっている。取付片
41a、41bの外方側には、取付ボックス取付用ネジ
穴43が設けられ、取付片41a、41bの内方側には
プレート取付用ネジ穴45が設けられている。また、L
字部23の水平部23aには、中継器本体3の底面部3
cに設けた本体側確認灯用穴13に対向する金具側確認
灯用穴46が設けられている。
【0020】ここで、図5の説明に戻る。47は、取付
ボックス31内への塵埃、水滴などの侵入を防止するた
めのプレートで、取付ボックス31の開口全体を覆う平
面部47aと、平面部47aの周縁から壁面W側に回り
込む湾曲部47bとから構成されている。平面部47a
にはプレート取付用ネジ49の頭部が係止される凹部5
1が形成されている。
【0021】次に、図5に基づいて、中継器を設置場所
に設置する際の取付方法について説明する。まず中継器
1を取付金具41に取り付けるが、この取付方法は、上
述の取付金具21のL字部23に装着する場合と同様
で、中継器1の中継器本体3を取付金具41のL字部2
3に対して斜めに保ちながら、突部9を挿入穴29に挿
入し、続いて係止片5を中継器本体3側に撓ませ、その
状態で、挿入穴29に挿入した突部9を支点として中継
器1を取付金具41方向に回転させる。そして、中継器
本体3の一角部3eを取付金具41の折曲部分の内角部
に当接させ、中継器本体3の背面部3b及び底面部3c
をそれぞれ取付金具41の垂直部23b及び水平部23
aに当接させる。これにより、底面部3cの突起11が
取付金具41の突起挿入穴27に挿入され、また、係止
片5のフック5aが係止穴25を挿通した状態となり、
ここで係止片5の撓みを解除することにより係止片5が
係止穴25に係止される。これにより、中継器1が取付
金具41に固定される。なお、この係止状態において、
突起11は、図5の(a)に示されるようにその傾斜部
11aの基端側が突起挿入穴27の内周部下面に当接し
た状態となっている。
【0022】次に、取付ボックス31内に延びた電線3
3を中継器1の端子台17に接続し、取付金具41の取
付片41a,41bの外方側をL字状部材35の上面に
当接させ、左方から取付ボックス取付用ネジ53の軸部
を取付金具41の取付ボックス取付用ネジ穴43に螺合
させつつL字状部材35の垂直部35bに設けた軸孔に
挿通させて取付金具41と取付ボックス31を壁面Wに
固定する。ここで、中継器1の端子台17に埃がたまる
のを防ぐため、中継器1は端子台17が下(図2に示す
切欠き部7が下)になるように取付ボックス31に取り
付けられる。そして、取付ボックス31の開口全体をプ
レート47で覆うと共にプレート47の湾曲部47bの
先端面を壁面Wに当接させた状態で凹部51の軸孔にプ
レート取付用ネジ49の先端部を挿入し、頭部が凹部5
1に係止されるまでプレート取付用ネジ49を回して取
付金具41のプレート取付用ネジ穴45に螺合させる。
これによりプレート47が取付金具41に取付固定さ
れ、中継器1の取付けが完了する。
【0023】このように、本実施の形態によれば、取付
金具41の挿入穴29に挿入した中継器本体3の突部9
を支点として中継器本体3を係止方向(取付金具41方
向)に回転させ、中継器本体3側に撓ませた係止片5の
フック5aを係止穴25に係止させることで中継器1を
取付金具41に取り付けるようにしたので、中継器1を
取付金具41に対してワンタッチで着脱することが可能
となり、両者をネジで固定していた従来の方法に比べて
着脱作業が極めて容易となる。
【0024】さらに、中継器本体3の一角部3eを取付
金具41のL字部23の折曲部分の内角部に当接させる
ようにしたので、中継器1と取付金具41とが密接な一
体構造となり、取付金具41から1つの係止片5のフッ
ク5aのみが突出することなる(なお、本実施の形態で
は、突部9及び突起11も取付金具41から突出してい
るが、これらについては必ずしも突出させなくてもよ
い)。これにより、中継器1を取付ボックス31内等へ
取り付けるに際し、省スペース化が図られるとともに、
取付自由度が増すため、取付ボックス31内等の空間を
有効活用できる。次の図はその空間の有効活用の具体的
一例を示したものである。
【0025】図6は取付ボックス内の空間を有効活用し
た取付例を示す図である。この場合においては、図6に
示すように図2に示した取付金具21のL字部23の折
曲部分の外角部を、平面板状の取付板55aに固着して
取付金具55を構成し、この取付金具55を用いて中継
器1及び取付金具55のL字部23を取付ボックス31
に対して斜めに取り付けるようにしたものである。これ
により、例えば中継器1の全長よりも小さい取付ボック
ス31(なお、図6においては、中継器1の全長よりも
大きいものが図示されている)に中継器1を取り付ける
に際し、空間的に効率良く中継器1を収納することがで
き、取付ボックス31内の空間を有効活用することがで
きる。
【0026】また、プレート47の湾曲部47bの先端
面を壁面Wに当接させた状態でプレート47を装着する
ので、取付ボックス31内への塵埃、水滴等の侵入を確
実に阻止することができる。
【0027】また、中継器本体3の底面部3cに突起1
1を設け、その傾斜部11aの基端側が突起挿入穴27
の内周部下面に当接するようにしたので、突起11は、
中継器1が正面方向(図5において、矢印方向)に電線
33等により引っ張られた場合に、フック5aが撓んで
突部9が取付金具41から外れるのを防ぐストッパとし
て働き、中継器1と取付金具41との固定がより確実に
なる。
【0028】ところで、従来は、中継器の動作確認を行
うに際し、中継器内に設けた動作確認灯を確認するため
には、まず取付ボックスの前面に取付固定されたプレー
トを外し、更に中継器を取付金具から取り外さなければ
その確認が行えない構造となっていたが、本実施の形態
によれば、取付金具41(55)に取付ボックス取付用
ネジ穴43とプレート取付用ネジ穴45とを別々に設け
て中継器1を取付ボックス31に取り付けたままプレー
ト47を取り外すことができるようにし、更に中継器本
体3及び取付金具41(55)にそれぞれ本体側確認灯
用穴13及び金具側確認灯用穴46を設けたので、単に
プレート47を取り外すだけで、施工、保守作業時にお
いて、本体側確認灯用穴13及び金具側確認灯用穴46
から中継器1の動作確認灯19を点検して動作確認を行
うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳細したように、本発明によれば、
次のような効果を得ることができる。 (1)中継器本体の係止片を中継器本体側に撓ませた状
態で、取付金具の挿入穴に挿入した中継器本体の突部を
支点として係止方向(中継器本体方向)又は係止解除方
向(中継器本体から離れる方向)に回転して係止片のフ
ックと係止穴とを係止させるか又は係止を解除すること
により中継器と取付金具とを着脱するようにしたので、
中継器を取付金具に対してワンタッチで着脱することが
でき、その着脱作業を極めて容易とすることができる。
さらに、取付金具のL字部の折曲部分の内角部に、中継
器本体の一角部を当接させるようにしたので、中継器と
取付金具とを密接な一体構造とすることができ、また、
この取付構造によれば取付金具から突出するのが係止片
のフックのみであるため、取付ボックス内へ中継器を取
り付けるに際し、省スペース化が図られると共に、取付
自由度が増す。
【0030】(2)取付金具のL字部に中継器の底面部
に設けた突起が挿入される突起挿入穴を設け、突起と突
起挿入穴とで外力による係止片の撓みを防止するように
したので、中継器が取付金具のL字部から外れるのを防
止することができ、よって、中継器と取付金具との固定
をより確実なものとすることができる。
【0031】(3)取付金具を、中継器が収納される取
付ボックスの開口部を覆う平面板にL字部の折曲部分の
外角部が固着された構成としたので、取付金具のL字部
が取付ボックスに対して斜めに取り付けられ、すなわち
このL字部に中継器が取り付けられることを鑑みると、
中継器が取付ボックスに対して斜めに取り付けられるた
め、中継器の全長よりも小さい取付ボックスに中継器を
取り付ける場合に、空間的に効率良く中継器を収納する
ことができ、取付ボックス内の空間を有効活用すること
ができる。
【0032】(4)取付金具に、取付ボックスの取付用
穴とプレートの取付用穴とを別々に設け、中継器を取付
ボックスに取り付けたままプレートを取り外すことがで
きるようにしたので、単にプレートを取り外すだけで、
確認灯用穴から中継器の動作確認灯を点検して動作確認
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の中継器の取付構造の説
明図である。
【図2】本発明の一実施の形態の中継器の概略図で、
(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、
(d)は(b)の底面図である。
【図3】本発明の一実施の形態の取付金具の概略図で、
(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図で
ある。
【図4】図1の取付金具のL字部を有し、実際に取付ボ
ックス31に装着される取付金具の具体的一例を示す概
略図で、(a)は(b)の左側面図、(b)は平面図、
(c)は(b)の右側面図、(d)は正面図である。
【図5】図4の取付金具による取付ボックスに対する中
継器の取付構造の説明図で、(a)は正面図、(b)は
(a)の断面図である。
【図6】取付ボックス内の空間を有効活用した中継器の
取付例を示す図である。
【符号の説明】
1 中継器 3 中継器本体 3a 前面部 3b 背面部 3c 底面部 5 係止片 5a フック 9 突部 11 突起 13 本体側確認灯用穴 19 動作確認灯 21,41,55 取付金具 23 L字部 23a 水平部 23b 垂直部 25 係止穴 27 突起挿入穴 29 挿入穴 31 取付ボックス 41a,41b 取付片 43 取付ボックス取付用ネジ穴 45 プレート取付用ネジ穴 46 金具側確認灯用穴 55a 取付板(平面板)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災報知設備に用いられる中継器の取付
    構造において、 前記中継器は略直方体状であって、その前面部に下方に
    延設され先端部にフックを有する係止片を有すると共
    に、背面部に突部を有し、 取付金具は、前記中継器の一角部がその折曲部分の内角
    部に当接されるL字部を有し、該L字部の水平部に、前
    記係止片のフックが係止される係止穴を設けると共に、
    該L字部の垂直部に前記突部が挿入される挿入穴を設け
    たことを特徴とする中継器の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記中継器の底面部に突起を設けると共
    に、前記取付金具のL字部に前記突起が挿入される突起
    挿入穴を設け、前記突起と前記突起挿入穴とで外力によ
    り前記中継器が前記取付金具のL字部から外れるのを防
    止したことを特徴とする請求項1記載の中継器の取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記取付金具は、前記中継器が収納され
    る取付ボックスの開口部を覆う平面板に前記L字部の折
    曲部分の外角部が固着されてなることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の中継器の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記取付金具に、前記L字部の垂直部を
    下方に延設して先端部に取付片を設けると共に、前記水
    平部の端部を下方に延設して先端に取付片を設け、前記
    各取付片に、それぞれ前記中継器が収納される取付ボッ
    クスの取付用穴と前記取付ボックスの開口全面を覆うプ
    レートの取付用穴を別々に設けると共に、前記取付金具
    の水平部及び前記中継器の底面部に、前記中継器内に設
    けられる動作確認灯を外部から確認可能な確認灯用穴を
    それぞれ設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れかに記載の中継器の取付構造。
JP2000366865A 2000-12-01 2000-12-01 中継器の取付構造 Expired - Fee Related JP3861233B2 (ja)

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