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JP2002166593A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002166593A
JP2002166593A JP2000365639A JP2000365639A JP2002166593A JP 2002166593 A JP2002166593 A JP 2002166593A JP 2000365639 A JP2000365639 A JP 2000365639A JP 2000365639 A JP2000365639 A JP 2000365639A JP 2002166593 A JP2002166593 A JP 2002166593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
forming apparatus
mode
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000365639A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kosuge
明朗 小菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000365639A priority Critical patent/JP2002166593A/ja
Publication of JP2002166593A publication Critical patent/JP2002166593A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロセス線速が異なる複数の画像形成モードを
備えた画像形成装置において、画像形成モードによらず
良好な画像が得られるようにする。 【解決手段】本発明では、像担持体5に潜像を形成し、
該潜像を現像して可視画像化した後、その画像を転写材
Pに転写する画像形成装置であって、記録密度が等し
く、プロセス線速が異なる複数の画像形成モードを備え
た画像形成装置において、前記像担持体5に対してレー
ザービームを露光して潜像の書き込みを行う書き込み手
段6を備え、該書き込み手段6で潜像の書き込みを行う
際に、各画像形成モードで、1画素当たりの露光エネル
ギー(静止ビームパワーと1画素当たりの露光時間の
積)が等しくなるように制御する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
レーザープリンター、レーザープロッター、ファクシミ
リ装置等に応用されるデジタル方式の画像形成装置に係
り、特に、複数の画像形成モードを備えた画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザービームをポリゴンミラーで偏向
走査して感光体等の像担持体に静電潜像を形成するデジ
タル方式の画像形成装置は、高速化、高記録密度化が急
速に進んでいる。高速化、高記録密度化を行う場合に、
レーザービームが1本だけの場合、ポリゴンミラーを回
転するポリゴンモータをより高速で回転させる必要があ
り、騒音や寿命の点で問題がある。そのため、像担持体
に対して2本以上のレーザービームで同時に書き込みを
行うマルチビーム光学系が実用化されている。また、カ
ラー複写機や、カラーレーザープリンター等の電子写真
方式のフルカラー画像形成装置において、転写材として
厚紙やOHP(オーバー・ヘッド・プロジェクタ)用紙
等の特殊な用紙を通紙する場合、十分な定着性や、OH
P用紙の透過率を得るために、普通紙に対して特殊な用
紙の搬送速度を低下させる特殊紙モードが用意されてい
るものが知られている。
【0003】さらに、電子写真方式のフルカラー画像形
成装置としては、複数の像担持体を備え各像担持体上に
形成された各色の画像を転写材に重ね合わせて転写する
タンデム方式のフルカラー画像形成装置と、一つの像担
持体と中間転写体を用いて像担持体上に形成された各色
の画像を順次中間転写体に重ね合わせて転写した後、転
写材に一括転写する中間転写方式のフルカラー画像形成
装置と、一つの像担持体と転写材担持体(例えば転写ド
ラム)を用いて像担持体上に形成された各色の画像を順
次転写ドラム上の転写材に重ね合わせて転写する転写ド
ラム方式のフルカラー画像形成装置等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】タンデム方式のフルカ
ラー画像形成装置は、中間転写方式や転写ドラム方式の
フルカラー画像形成装置に比べて、フルカラープリント
が高速に行えるという大きなメリットがある。一方で、
中間転写方式や転写ドラム方式のフルカラー画像形成装
置で白黒プリントを行う場合、フルカラープリントの凡
そ4倍のプリント速度が得られるのに対し、通常のタン
デム方式のフルカラー画像形成装置では、白黒プリント
でもフルカラープリントと同じプリント速度しか得られ
ない。そのため、タンデム方式のフルカラー画像形成装
置と、中間転写方式、転写ドラム方式のフルカラー画像
形成装置のプリント速度を比較した場合、タンデム方式
のフルカラー画像形成装置は、フルカラーモードでのプ
リント速度は優位であるが、白黒モードのプリント速度
では劣ってしまう場合があった。
【0005】そこで、タンデム方式のフルカラー画像形
成装置においては、出力までに多少時間がかかっても高
画質で画像を出力するモードと、多少画質が劣っても高
速で画像を出力できるモードのように、プロセス線速が
異なる複数の画像形成モードを持たせることが行われて
いるが、画像形成モードを切り替えても画質を落とさな
いようにすることがより望ましい。そこで、この要望を
満たすために、各像担持体に対して潜像の書き込みを行
う書き込み手段として、前述の2本以上のレーザービー
ムで同時に書き込みを行うマルチビーム光学系を用い、
解像度(記録密度)を落とさずにプリント速度を高速化
することが提案されているが、全ての像担持体に対して
マルチビーム光学系を用いる場合、コストアップを招く
という問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、プロセス線速が異なる複数の画像形成モードを備
えた画像形成装置において、画像形成モードによらず良
好な画像が得られるようにすることを目的とし、さらに
は、タンデム方式のフルカラー画像形成装置において、
モードによらず良好な画質の画像が得られるようにする
と共に、コストアップを招くことなく、白黒画像形成時
のプリント速度を高速化できるようにすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明では、像担持体に潜像を形成
し、該潜像を現像して可視画像化した後、その画像を転
写材に転写する画像形成装置であって、記録密度が等し
く、プロセス線速が異なる複数の画像形成モードを備え
た画像形成装置において、前記像担持体に対してレーザ
ービームを露光して潜像の書き込みを行う書き込み手段
を備え、該書き込み手段で潜像の書き込みを行う際に、
各画像形成モードで、1画素当たりの露光エネルギー
(静止ビームパワーと1画素当たりの露光時間の積)が
等しくなるように制御する構成としたものである。ま
た、請求項2に係る発明では、請求項1記載の画像形成
装置において、前記書き込み手段として、前記像担持体
に対して2本以上のレーザービームで書き込みを行うマ
ルチビーム光学系を備えると共に、前記マルチビーム光
学系で使用するビーム数を切り替えるビーム数切り替え
手段を備え、前記画像形成モードにより使用するビーム
数を切り替える構成としたものである。
【0008】さらに、請求項3に係る発明では、請求項
1または2記載の画像形成装置において、前記画像形成
モードは、前記像担持体上の画像を転写する転写材とし
て普通紙を通紙する普通紙モードと、厚紙やOHP用紙
などを通紙する特殊紙モードであることを特徴とするも
のである。また、請求項4に係る発明では、請求項1ま
たは2記載の画像形成装置において、フルカラー画像を
形成する手段を備え、前記画像形成モードは、フルカラ
ー画像の形成を行うフルカラーモードと、白黒画像の形
成を行う白黒モードであることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項5に係る発明では、複数の像担持体
と、各像担持体に対してレーザービームを用いて潜像の
書き込みを行う書き込み手段と、各像担持体上の潜像を
それぞれ異なる色の現像剤で現像して可視画像化する現
像手段と、各像担持体上に形成された各色の画像を転写
材に重ね合わせて転写する手段を備え、転写材上にフル
カラー画像を形成するタンデム方式の画像形成装置にお
いて、少なくとも一つの像担持体に対する書き込み手段
としてマルチビーム光学系を備えると共に、前記マルチ
ビーム光学系で使用するビーム数を切り替えるビーム数
切り替え手段を備え、画像形成モードにより使用するビ
ーム数を切り替える構成としたものである。
【0010】請求項6に係る発明では、複数の像担持体
と、各像担持体に対してレーザービームを用いて潜像の
書き込みを行う書き込み手段と、各像担持体上の潜像を
それぞれ異なる色の現像剤で現像して可視画像化する現
像手段と、各像担持体上に形成された各色の画像を転写
材に重ね合わせて転写する手段を備え、転写材上にフル
カラー画像を形成するタンデム方式の画像形成装置にお
いて、ブラック用の像担持体に対する書き込み手段とし
てマルチビーム光学系を備えると共に、前記マルチビー
ム光学系で使用するビーム数を切り替えるビーム数切り
替え手段を備え、フルカラー画像の形成を行うフルカラ
ーモードと、白黒画像の形成を行う白黒モードで使用す
るビーム数を切り替える構成としたものである。
【0011】請求項7に係る発明では、請求項5または
6記載の画像形成装置において、フルカラーモードと白
黒モードで記録密度が等しく、プロセス線速が異なり、
両モードで、1画素当たりの露光エネルギー(静止ビー
ムパワーと1画素当たりの露光時間の積)が等しくなる
ように制御する構成としたものである。
【0012】ところで、請求項2,5,6記載の画像形
成装置のように、画像形成モードによりビーム数を切り
替える構成とした場合に、特定のビームのみが使用され
ていると、そのビームの光源の寿命が短くなり、故障す
る確立が高くなるとともに、万が一そのビームの光源が
故障してしまった場合には、全てのモードが使用不能と
なってしまうことがある。そこで、請求項8に係る発明
では、請求項2または5または6記載の画像形成装置に
おいて、一部のレーザービームを使用しない画像形成モ
ードが選択された場合に、使用しないビームを切り替え
る手段を備え、各ビームの使用時間が均等になるように
制御する構成としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成・動作及び作
用を図示の実施例に基いて詳細に説明する。図1は本発
明の一実施例を示す画像形成装置の全体構成図であり、
フルカラーの小型プリンターの一例を示している。図1
に示す構成の画像形成装置は、像担持体として4つの感
光体ドラムを備えたタンデム型でフルカラーの電子写真
方式の画像形成装置であり、装置本体1内には、4個の
像担持体ユニットである感光体ユニット2A,2B,2
C,2Dを備え、これらの感光体ユニット2A,2B,
2C,2Dは、装置本体1に対してそれぞれ着脱可能に
装着されている。
【0014】この画像形成装置において、装置本体1内
の略中央部には、転写材(通常の記録用紙(普通紙)、
厚紙、OHP用紙等)Pを各感光体ユニット2A,2
B,2C,2Dの転写部に担持搬送するための転写ベル
ト3が配設されており、この転写ベルト3は複数のロー
ラ間に張装され、図中の矢印A方向に回動可能となって
いる。そして、上記転写ベルト3の図1で上側の面に
は、4個の感光体ユニット2A,2B,2C,2Dにそ
れぞれ設けられている感光体ドラム5が接触するよう
に、その感光体ユニット2A,2B,2C,2Dをそれ
ぞれ配設している。また、この画像形成装置では、転写
ベルト3を使用したローラ曲率分離方式を採用してお
り、転写ベルト3の内側には4つの転写ブラシ57が4
個の感光体ドラム5に対応してそれぞれ設けられてい
る。また、上記感光体ユニット2A,2B,2C,2D
に対応させて、それぞれ使用する現像剤(トナー)の色
が異なる現像装置10A,10B,10C,10Dが配
設されている。
【0015】さらに、この画像形成装置では、装置本体
1内の上記感光体ユニット2A,2B,2C,2Dの上
方には書き込みユニット6が配設され、上記転写ベルト
3の下方には両面ユニット7が配設されている。また、
この画像形成装置では、装置本体1の図中左方に、画像
形成後の転写材Pを反転させて排出したり、両面ユニッ
ト7へ搬送したりする反転ユニット8が装着されてい
る。
【0016】さらに、装置本体1内の転写ベルト3と反
転ユニット8との間には、画像が転写された転写材Pの
画像を定着する定着装置9が設けられている。そして、
この定着装置9の転写材搬送方向下流側には、反転搬送
路20を分岐させて形成し、そこに搬送した転写材Pを
排紙ローラ対25により排紙トレイ26上に排出可能に
している。また、装置本体1内の下部には、上下2段に
サイズの異なる転写材(普通紙等)Pを収納可能な給紙
カセット11,12を、それぞれ配設している。さら
に、装置本体1の右側面には、手差しトレイ13が図中
の矢印B方向に開閉可能に設けられており、この手差し
トレイ13を開放することにより、そこから転写材(葉
書、厚紙、OHP用紙等の特殊紙)を手差し給紙ができ
るようにしている。
【0017】感光体ユニット2A,2B,2C,2D
は、同一の構成をしたユニットであり、例えば感光体ユ
ニット2Aはイエロー(Y)色に対応する画像を形成
し、感光体ユニット2Bはマゼンタ(M)色に対応する
画像を形成し、感光体ユニット2Cはシアン(C)色に
対応する画像を形成し、感光体ユニット2Dはブラック
(Bk)色に対応する画像を形成する(尚、各感光体ユ
ニット2A,2B,2C,2Dと形成する画像の色の組
み合わせは、上記のものに限るものではない)。そし
て、これらの感光体ユニット2A,2B,2C,2D
は、転写ベルト3による転写材Pの搬送方向に所定の間
隔を置いてそれぞれ配置されている。
【0018】ここで、感光体ユニット2A,2B,2
C,2Dの構成例を図2に示す。図2に示すように、感
光体ユニット2A,2B,2C,2Dは、それぞれ帯電
手段である帯電装置4が有する帯電ローラ14と、その
帯電ローラ14によって表面が帯電され露光により静電
潜像が形成される像担持体であり有機光導電体(OP
C)からなる感光体ドラム5と、その感光体ドラム5の
表面をクリーニングするクリーニング装置(クリーニン
グ手段)を構成するクリーニングブレード47、ブラシ
ローラ15とを一体のユニットに構成し、それを図1に
示した装置本体1に対して着脱可能にしたものである。
また、帯電装置4は、感光体ドラム5の被帯電面(表
面)に、帯電部材である帯電ローラ14の帯電有効幅の
部分を近接させて配置し、その帯電ローラ14と感光体
ドラム5との間に電圧を印加して、感光体ドラム5の被
帯電面を帯電するものである。
【0019】感光体ドラム5は、ドラム駆動タイミング
ベルト及びドラム駆動プーリ(共に図示せず)等を介し
て回転駆動するモータによって図2の矢印C方向に回転
駆動される。その感光体ドラム5が設けられている各感
光体ユニット2A,2B,2C,2Dには、前述したク
リーニング手段として、感光体ドラム5の表面に先端を
摺接させて、その表面に付着している転写残トナー等を
掻き落してクリーニングするクリーニングブレード47
を備えており、そのクリーニングブレード47により掻
き落したトナーを、ブラシローラ15でトナー搬送オー
ガ48側に移動させ、そのトナー搬送オーガ48を回転
させることにより回収した廃トナーを、所定の廃トナー
収納部(図示せず)に搬送するようにしている。
【0020】また、この感光体ユニット2A,2B,2
C,2Dには、帯電ローラ14の導電性ゴムローラ部1
7の表面にも、例えばスポンジ等からなる帯電ローラク
リーナー49を接触させ、機内に浮遊するトナーやゴミ
等が導電性ゴムローラ部17の表面に付着したときで
も、それをクリーニングできるようにしている。尚、こ
の感光体ユニット2A,2B,2C,2Dには、それを
図1に示す装置本体1に対して着脱する際の基準とし
て、位置決め主基準部51を設けると共に、手前側位置
決め従基準部52と奥側位置決め従基準部53とをブラ
ケット50にそれぞれ一体に設け、その感光体ユニット
2A,2B,2C,2Dを装置本体1に装着する際に、
それらの基準部により、感光体ユニット2A,2B,2
C,2Dを所定の装着位置に確実に位置決めできるよう
にしている。
【0021】この感光体ユニット2A,2B,2C,2
Dの各感光体ドラム5は、前述したようにそれぞれ図中
の矢印C方向に回転するが、それらの線速はモノクロ速
度優先モード、モノクロ画質優先モード、カラー速度優
先モード、カラー画質優先モード、厚紙・OHP通紙モ
ードなど、幾つかの画像形成モードによってプロセス線
速(感光体ドラムの線速、及び転写材の搬送速度)が1
85mm/sec、125mm/sec、62.5mm
/secの三段階に調整できるようになっている。尚、
この感光体ユニットは、ブラシローラ15を構成から外
して、帯電ローラ14と感光体ドラム5とで一体のユニ
ットに構成するようにしてもよい。
【0022】図1に示した画像形成装置の現像装置10
A,10B,10C,10Dは、構成が全て同一のもの
であり、それらは使用するトナーの色のみが異なる。そ
して、現像装置10Aは現像剤としてイエロー(Y)色
のトナーを使用し、現像装置10Bは現像剤としてマゼ
ンタ(M)色のトナーを使用し、現像装置10Cは現像
剤としてシアン(C)色のトナーを使用し、現像装置1
0Dは現像剤としてブラック(Bk)色のトナーをそれ
ぞれ使用する。
【0023】書き込みユニット6は、各色用の4つの光
源ユニットにレーザーダイオード(LD)を用い、2つ
の6面の回転多面鏡(ポリゴンミラー)22a,22b
で4つのビームを偏向走査する、1ポリゴンモータ21
のビーム走査光学系からなる書き込みユニットである。
ここで、図3に書き込みユニット6の光学系の断面構成
図を示す。また、図4に書き込みユニットの光学系を上
方から見た平面図を示す。
【0024】この書き込みユニット6は、レーザーダイ
オード(LD)からなる光源を有する4つのLDユニッ
ト61Y,61M,61C,61Bkを備えており、イ
エロー用LDユニット61Yとブラック用LDユニット
61Bkからのレーザービームは、シリンダーレンズ6
2Y,62Bkを通り、反射ミラー63Bk,63Yに
よって下側のポリゴンミラー22bのミラー面に入射
し、ポリゴンモータ21によってポリゴンミラー22b
が回転することによりレーザービームが偏向走査され、
上下2層構成のfθレンズ(2層fθレンズ)23,3
5を通り、ミラー27,41によって折り返される。ま
た、マゼンタ用LDユニット61Mとシアン用LDユニ
ット61Cからのレーザービームは、シリンダーレンズ
62M,62Cを通り、上側のポリゴンミラー22aの
ミラー面に入射し、ポリゴンモータ21によってポリゴ
ンミラー22bが回転することによりレーザービームが
偏向走査され、2層fθレンズ23,35を通り、ミラ
ー31,36によって折り返される。さらに、各色のレ
ーザービームに対応して主走査方向の画像書き出し位置
より前方にシリンダーミラー64Y,64M,64C,
64BKと同期検知センサ65Y,65M,65C,6
5BKが備わっており、2層fθレンズ23,35を通
った各色のレーザービームがシリンダーミラー64Y,
64M,64C,64BKによって反射集光されて同期
検知センサ65Y,65M,65C,65BKに入射す
るような構成となっており、この同期検知センサ65
Y,65M,65C,65BKによって各色の走査開始
の同期検知信号が検出される。また、図4の例では、各
色のレーザービームに対応して主走査方向の走査終端位
置にもシリンダーミラー66Y,66M,66C,66
BKと検知センサ67Y,67M,67C,67BKが
設けられており、走査終了端の検知信号が検知される
(尚、この走査終了端側の検知手段は設けなくても良
い)。
【0025】上記の同期検知用のシリンダーミラー64
Y,64M,64C,64BKと同期検知センサ65
Y,65M,65C,65BKは、各色毎に1つずつ設
けてもよいが、ブラック用のLDユニット61BKから
のレーザービームとシアン用のLDユニット61Cから
のレーザービームとで共通のシリンダーミラーと同期検
知センサを使用し、同様にイエロー用LDユニット61
Yからのレーザービームとマゼンタ用のLDユニット6
1Mからのレーザービームとで共通のシリンダーミラー
と同期検知センサを使用するようにすれば、部品数を削
減できコストの低減を図れる。但しこの場合は、同じセ
ンサに2つのレーザービームが入射することになるの
で、各レーザービームのポリゴンミラー22a,22b
への入射角を異なるようにすることで、それぞれのレー
ザービームがセンサに入射するタイミングを変え、それ
ぞれの信号を検出できるようにしている。また、図4か
らも分かるように、ポリゴンモータ21により回転され
る2つのポリゴンミラー22a,22bにより、イエロ
ー用の走査ビーム及びマゼンタ用の走査ビームと、シア
ン用の走査ビーム及びブラック用の走査ビームとを右と
左に分けて偏向走査するようになっており、イエローと
マゼンタの走査ビームに対してブラックとシアンの走査
ビームは逆方向に走査するようになっている。
【0026】図3に示すように、ポリゴンミラー22
a,22bにより偏向走査されるイエロー用の走査ビー
ム及びマゼンタ用の走査ビームは、2層fθレンズ23
の上下をそれぞれ通り、イエロー用の走査ビームは、ミ
ラー27に反射されて長尺WTL(レンズ母線の曲り
(湾曲)を調整可能な長尺トロイダルレンズ)24を通
って、ミラー28,29を介して感光体ユニット2Aの
感光体ドラム5に照射され、イエロー用の静電潜像が書
き込まれる。また、マゼンタ用の走査ビームは、ミラー
31に反射されて長尺WTL32を通って、ミラー3
3,34を介して感光体ユニット2Bの感光体ドラム5
上に照射され、マゼンタ用の静電潜像が書き込まれる。
【0027】さらに、シアン用の走査ビーム及びブラッ
ク用の走査ビームは、2層fθレンズ35の上下をそれ
ぞれ通り、シアン用の走査ビームは、ミラー36に反射
されて長尺WTL37を通って、ミラー38,39を介
して感光体ユニット2Cの感光体ドラム5上に照射さ
れ、シアン用の静電潜像が書き込まれる。る。また、ブ
ラック用の走査ビームは、ミラー41に反射されて長尺
WTL42を通って、ミラー43,44を介して感光体
ユニット2Dの感光体ドラム5上に照射され、ブラック
用の静電潜像が書き込まれる。
【0028】図1に示す画像形成装置において、両面ユ
ニット7は、対をなす搬送ガイド板45a,45bと、
対をなす複数(この例では4組)の搬送ローラ46とか
らなり、転写材の両面に画像を形成する両面画像形成モ
ード時には、片面に画像が形成されて反転ユニット8の
反転搬送路54に搬送されてスイッチバック搬送された
転写材Pを受け入れて、それを感光体ユニット2A,2
b,2C,2Dが設けられている作像部に向けて再搬送
する。また、反転ユニット8は、それぞれ対をなす複数
の搬送ローラと、対をなす複数の搬送ガイド板とからな
り、上述したように両面画像を形成する際の転写材Pを
表裏反転させて両面ユニット7へ搬出したり、画像形成
後の転写材Pをそのままの向きで機外に排出したり、表
裏を反転させて機外に排出したりする働きをする。さら
に、2段の給紙カセット11,12が設けられている給
紙部には、記録用紙等の転写材Pを1枚ずつ分離して給
紙する分離給紙部55,56が、それぞれ設けられてい
る。
【0029】以上の構成からなる画像形成装置において
は、作像動作を開始させると、感光体ユニット2A,2
b,2C,2Dの各感光体ドラム3が図1で時計回り方
向にそれぞれ回転する。そして、その各感光体ドラム5
の表面が、その感光体ドラム5と各帯電装置の帯電ロー
ラ14との間に電圧が印加されることにより一様に帯電
される。そして、感光体ユニット2Aの感光体ドラム5
の帯電面には、書き込みユニット6によりイエロー色の
画像に対応するレーザービームが照射される。
【0030】また、感光体ユニット2Bの感光体ドラム
5の帯電面には、書き込みユニット6によりマゼンタ色
の画像に対応するレーザービームが、感光体ユニット2
Cの感光体ドラム5の帯電面にはシアン色の画像に対応
するレーザービームが、さらに感光体ユニット2Dの感
光体ドラム5の帯電面にはブラック色の画像に対応する
レーザービームがそれぞれ照射され、そこに各色に対応
した潜像がそれぞれ形成される。そして、その各潜像
は、感光体ドラム5が回転することにより現像装置10
A,10B,10C,10Dの位置に達すると、そこで
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナーによ
り現像されて、4色のトナー像となる。
【0031】一方、給紙部の2段の給紙カセット11,
12のうち、選択された給紙段の給紙カセットから転写
材Pが分離給紙部55あるいは56により給紙され、そ
の転写材Pが感光体ユニット2Aの直前に設けられてい
るレジストローラ対59の位置まで搬送された後、その
レジストローラ対59により、各感光体ドラム5上に形
成されているトナー像と一致する正確なタイミングで、
転写材Pが感光体ユニット2Aの感光体ドラム5と転写
ベルト3との間に向けて搬送される。その際、転写材P
は、転写ベルト3の入口付近に配設されている紙吸着ロ
ーラ58によりプラスの極性に帯電され、それにより転
写ベルト3の表面に静電的に吸着される。そして、転写
材Pは、転写ベルト3に吸着した状態で、その転写ベル
ト3の矢印A方向への回動により同方向に搬送されなが
ら、図1で上側の面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラック色の各トナー像が順次転写されていき、感光体ユ
ニット2Dを通過したときには4色重ね合わせのフルカ
ラーのトナー画像が形成される。
【0032】フルカラーのトナー画像が形成された転写
材Pは、定着装置9で熱と加圧力が加えられることによ
りトナー像が溶融定着され、その後は指定されたモード
に応じた排紙系を通って、装置本体1の上部の排紙トレ
イ26に反転排紙されたり、定着装置9から直進して、
反転ユニット8内を通ってストレート排紙されたりす
る。あるいは、両面画像形成モードが選択されていると
きには、前述した反転ユニット8内の反転搬送路54に
送り込まれた後、スイッチバックされて両面ユニット7
に搬送され、そこから再給紙されて感光体ユニット2
A,2B,2C,2Dが設けられている作像部で、裏面
に画像が形成された後に排出される。以後、2枚以上の
画像形成が指示されているときには、上述した作像プロ
セスが繰り返される。
【0033】以上、本発明に係る画像形成装置の基本的
な構成・動作の一例について説明したが、このような画
像形成装置においては、画像出力の高速化、高記録密度
化が要望されているが、高速化、高記録密度化を行う場
合に、各色のレーザービームが1本だけの場合、ポリゴ
ンミラーを回転するポリゴンモータをより高速で回転さ
せる必要があり、騒音や寿命の点で問題がある。そのた
め、本発明では、書き込みユニット6内の4色のレーザ
ービーム光学系のうち、少なくとも1つに2本以上の複
数のレーザービームで同時に書き込みを行うマルチビー
ム光学系を採用している。ここで、マルチビーム光学系
を1つの色に対してのみ採用する場合、白黒プリント時
に使用されるブラック用の光学系に採用している。すな
わち、フルカラー画像形成装置でも、通常の使用におい
ては文章等の白黒画像の出力が圧倒的に多いので、少な
くとも使用頻度が高く、特に高速化が望まれるブラック
用の光学系にマルチビーム光学系を採用する。
【0034】ここで、図5はマルチビーム光学系の一例
を示す図であり、図3,4に示した書き込みユニット6
のブラック用の光学系のみを抜き出して示している。
尚、この図5に示す構成は、モノクロ画像形成装置の書
き込み光学系としても適用できる構成である。
【0035】このマルチビーム光学系には、発光源とし
て、画像データに応じて駆動変調されることにより選択
的にレーザービームを出射する2ビームLDユニット6
1が設けられ、この2ビームLDユニット61から出射
されたレーザービームの光路上には、前述したシリンダ
ーレンズ62が設けられていると共に、モータ(図示せ
ず)により高速回転されてレーザービームを水平面内で
偏向走査させるポリゴンミラー22が設けられている。
このポリゴンミラー22は、その回転駆動用のポリゴン
モータ(図示せず)と共に偏向手段を構成するもので、
図示の例では正6角形に形成されて6つの反射面を有し
ている。このポリゴンミラー22による偏向走査方向の
前方には、前述のfθレンズ35、折り返しミラー4
1、長尺WTL42が順に配設され、ポリゴンミラー2
2により偏向走査されるレーザービームを被走査面とな
る感光体ドラム5上に結像させるように設定されてい
る。尚、長尺WTL42以降のミラーは図示を省略して
いる。
【0036】長尺WTL42は副走査方向のピント合わ
せ用であり、集光機能と副走査方向の位置補正(面倒れ
等)の機能及び走査線の曲りを補正する機能を有してい
る。また、主走査方向の非画像書き込み領域の画像書き
出し位置より前方には、ポリゴンミラー22で偏向され
たレーザービームを受光することにより、主走査方向の
書き込み開始のタイミングを取るための同期検知信号を
出力する同期検知センサ65が設けられている。
【0037】図5に示す光学系においては、2ビームL
Dユニット61は、複数のレーザービーム(本実施例に
おいては2つのレーザービーム)を同時に出射し得るマ
ルチビーム光源として構成されている。すなわち2ビー
ムLDユニット61内には、各々LD駆動部111によ
り個別に点灯制御される2個のレーザダイオードLD
1,LD2を発光源として備え、2個のレーザダイオー
ドLD1,LD2から出射される2つのレーザービーム
を恰も1つの光源から出射されるが如く合成して出射さ
せる構成としている。また、LD駆動部111は書き込
み制御部110により制御され、この書き込み制御部1
10は図7に示す画像形成装置本体側のメイン制御部
(コントローラ)100に接続され、このメイン制御部
100から送信されてくる画像信号や制御信号(または
画像データや制御データ)に応じてLD駆動部111を
制御する。
【0038】ここで、このマルチビーム光学系のビーム
合成原理を説明する。ここでは副走査方向2ライン分の
画像信号に対応してLD駆動部111により2つのレー
ザダイオードLD1,LD2を同時に点灯させる。そし
て第1のレーザダイオードLD1からのレーザービーム
は、コリメートレンズ71−1により平行光束化され、
ビーム合成プリズム72の上部側に入射する。また、第
2のレーザダイオードLD2からのレーザービームは、
コリメートレンズ71−2により平行光束化されるが、
第2のレーザダイオードLD2は第1のレーザダイオー
ドLD1のレーザービームに対して光軸が角度Xだけ傾
けられており、角度Xだけ傾いたレーザービームがλ/
2板73に入射し、λ/2板73で偏光面を90度回転
された後、ビーム合成プリズム72の下部側に入射し、
ビーム合成プリズム72内の傾斜面72bで上方に向け
て反射される。このビーム合成プリズム72内の上部側
には、第1のレーザダイオードLD1の光軸に対して4
5度傾けて配置された偏光分離面72aが設けられてお
り、この偏光分離面72aは、第1のレーザダイオード
LD1からのレーザービームは透過するが、第2のレー
ザダイオードLD2からのレーザービームは偏光面が9
0度回転されているので偏光分離面72aで反射される
ことにより、何れのレーザービームもビーム合成プリズ
ム72から同方向に出射される。また、この出射に際し
ては、2つのレーザービームをλ/4板74を通すこと
により、2つのレーザダイオードLD1,LD2による
レーザービームの偏光状態を近づける。尚、これらの光
学要素により構成されている2ビームLDユニット61
自体が、第1のレーザダイオードLD1によるレーザー
ビームの光軸(あるいは2つのレーザービーム間の中
央)を中心として角度θだけ傾き角を可変自在に設けら
れている。よって、第2のレーザダイオードLD2から
出射されたレーザービームが角度Xだけ傾いてビーム合
成プリズム72に入射することにより、第1のレーザダ
イオードLD1によるレーザービームと第2のレーザダ
イオードLD2によるレーザービームが主走査方向にず
れることになり、さらに、2ビームLDユニット61自
体の傾き角度θによって、第1のレーザダイオードLD
1によるレーザービームと第2のレーザダイオードLD
2によるレーザービームの被走査面上での副走査方向の
ずれ量Pθが決まる。
【0039】図6は図5に示すマルチビーム光学系にお
ける被走査面(感光体ドラム5の表面)上の2つのレー
ザービームの位置関係を示しており、これらの2つのレ
ーザービームは同時に走査し、同じ同期検知センサ67
で検出するので、同期検知センサ67上で2つのレーザ
ービームの主走査方向のずれ量Δxが0より大きければ
良い。図中の円で示したLD1,LD2はレーザービー
ムの広がりを考慮しているので、Δx>0であれば同じ
同期検知センサで2つのレーザービームを検出できる。
よって、2つのレーザービームの副走査方向のずれ量P
θがPθ=1ラインピッチ(副走査方向の画素ピッチ)
となり、且つΔx>0となるように前述の角度X及び角
度θを調整することになる。尚、上記の例では、マルチ
ビーム光学系のビーム数を2つとしたが、この他、3ビ
ーム、4ビーム、6ビーム等のビーム数とすることも可
能である。
【0040】ところで、本発明に係る画像形成装置で
は、記録密度を等しくした場合にも、プロセス線速が異
なる複数の画像形成モード(普通紙モード/特殊紙モー
ド、フルカラーモード/白黒モード、等)を備えている
ので、各画像形成モードでの画質を一定に保つため、各
画像形成モードで、レーザービーム光学系による1画素
当たりの露光エネルギー(静止ビームパワーと1画素当
たりの露光時間の積)が等しくなるように制御してい
る。また、上述のようなマルチビーム光学系を備えた構
成とした場合に、使用するビーム数を切り替えるビーム
数切り替え手段を備え、画像形成モードにより使用する
ビーム数を切り替える構成としている。より具体的に
は、画像形成装置本体のメイン制御部100からの制御
信号に応じて書き込み制御部110でLD駆動部111
を制御し、レーザーダイオードのビームパワーや露光時
間、LDユニット61内の2つのレーザーダイオードL
D1,LD2の点灯、非点灯(使用、不使用)を制御
し、画像形成モードに応じて露光エネルギーやビーム数
を切り替えるようにしている。
【0041】ここで、図7に画像形成装置の制御系のブ
ロック図を示す。図7において、メイン制御部(コント
ローラ)100は、マイクロコンピュータからなる中央
演算処理装置(CPU)、記憶装置(RAM,RO
M)、入・出力装置(I/O)、A/Dコンバータ、D
/Aコンバータ、クロック、カウンター、その他の制御
回路等から構成され、DC電源101に接続されてい
る。このメイン制御部100には、コントローラボード
102を介して操作・表示パネル部103が接続され、
画像形成モード、用紙サイズ、プリント枚数、画像濃
度、変倍、両面印刷等のユーザーによる各種の設定情報
が入力される。また、メイン制御部100には、コント
ローラボード102を介して外部のパーソナルコンピュ
ータ(PC)104や、あるいは原稿読取装置等が接続
され、画像データが入力される。また、メイン制御部1
00には、紙サイズ検知、紙エンド検知、給紙ジャム検
知、排紙ジャム検知、レジスト検知、転写ベルト接離検
知等の各種検知部105からの検知信号や、Y,M,
C,Bkの各色の現像装置に設けられたトナー濃度セン
サ106からの検知信号、定着部のサーミスタ118a
からの検知信号等、各種センサからの検知信号が入力さ
れる。
【0042】そして、メイン制御部100は、上記の各
種入力情報を基に画像形成装置の各部、例えば、帯電バ
イアス・現像バイアスを印加する帯電・現像高圧電源1
08、転写バイアス・紙吸着バイアス・転写クリーニン
グバイアス等を印加する転写高圧電源109、各色の現
像装置のトナー補給モータ107、書き込み制御部11
0、ポリゴンモータ112、カラードラム駆動モータ1
13、各色の現像クラッチ114、黒ドラム駆動モータ
115、定着・給紙駆動モータ116、転写ベルト接離
モータ117、定着部の定着ヒータ118b、給紙・レ
ジスト・定着の各種クラッチ119等を制御し、前述し
た作像プロセスを制御する。
【0043】ここで、本発明に係る画像形成装置におい
ては、前述したように、各画像形成モードで、Y,M,
C,Bk用の各レーザービーム光学系による1画素当た
りの露光エネルギー(静止ビームパワーと1画素当たり
の露光時間の積)が等しくなるように制御している。ま
た、少なくとも一つの書き込み光学系(特にブラック用
の書き込み光学系)に図5に示したようなマルチビーム
光学系を備えた構成とした場合には、画像形成装置本体
のメイン制御部(コントローラ)100からの制御信号
(または制御データ)に応じて書き込み制御部110で
LD駆動部111を制御し、LDユニット61内の2つ
のレーザーダイオードLD1,LD2の点灯、非点灯を
制御し、画像形成モードに応じてビーム数を切り替える
構成としている。図8はそのビーム数切り替えの際の制
御動作を簡単に示したフロー図である。図8に示すよう
に、パーソナルコンピュータ等からメイン制御部(コン
トローラ)100に画像データが入力されると、メイン
制御部(コントローラ)100は、画像データ及び操作
・表示部103からの入力情報に基いて出力条件を取得
し、その出力条件に合った画像形成モードに応じて必要
なビーム数を決定し、書き込み制御部110に制御信号
を送信する。そして書き込み制御部110は、メイン制
御部(コントローラ)100からの制御信号に基づいて
LD駆動部111で駆動するビーム数を切り替える。
【0044】尚、ここで言う画像形成モードとは、記録
密度が等しく、プロセス線速が異なる複数の画像形成モ
ードであり、本発明では、その各画像形成モードで、
Y,M,C,Bk用の各レーザービーム光学系による1
画素当たりの露光エネルギー(静止ビームパワーと1画
素当たりの露光時間の積)が等しくなるように制御し、
さらには、画像形成モードにより、マルチビーム光学系
で使用するビーム数を切り替える制御を行うのである
が、画像形成モードの具体例としては、転写材Pとして
普通紙を通紙する普通紙モードと、厚紙やOHP用紙を
通紙する特殊紙モードや、また、フルカラー画像形成を
行うフルカラーモードと、白黒画像形成を行う白黒モー
ドなどがあり、転写材搬送速度、フルカラーモードか白
黒モードかなどに応じてマルチビーム光学系で使用する
ビーム数を決定する。より具体的には、転写材として普
通紙を通紙する際のプロセス線速が速い普通紙モードの
場合はビーム数は2本、厚紙やOHP用紙などの特殊な
用紙を通紙する際のプロセス線速が遅い特殊紙モードの
場合はビーム数は1本と決定する。また、フルカラー画
像形成を行うフルカラーモードの場合はビーム数は1本
としてプロセス線速を遅くし、白黒画像形成を行う白黒
モードの場合はビーム数は2本としてプロセス線速を速
くするなどである。そしてこのように制御することによ
り、画像形成モードが変わっても、記録密度は一定に保
たれるので、画質(解像度)が落ちることがなくなる。
但し、白黒モードあるいはフルカラモードなどの同じモ
ード内で速度優先、画質優先の条件設定を変更した場合
には、当然ながら解像度は変更される。上記のビーム数
の決定後は、使用するビーム数と画像形成モードに応じ
てポリゴンモータの回転数やプロセス線速、ビームパワ
ー、露光時間が設定され、所定のタイミングで画像形成
が行われる。
【0045】ところで、画像形成モードによりマルチビ
ーム光学系で使用するビーム数を切り替える構成とした
場合に、特定のビームのみが使用されていると、そのビ
ームの光源の寿命が短くなり、故障する確立が高くなる
とともに、万が一そのビームの光源が故障してしまった
場合には、全てのモードが使用不能となってしまうこと
がある。そこで、本発明では、一部のビームを使用しな
いモードが選択された場合には(図8の場合、ビーム数
1本が選択された場合)、書き込み制御部110で各L
D毎の点灯画素数を記憶しておき、ジョブ開始時に点灯
画素数が少ないLDを選択する。すなわち、使用した光
源での使用画素数を参照し、使用するビームを適宜切り
替えて、各ビームの光源を均等に使用することで、光源
の故障を起こりにくくする。尚、使用するビームを切り
替える場合に、複数枚の連続プリント中は使用するビー
ム(LD)を切り替えない。また、使用するビームを切
り替える場合に、特にフルカラーモードでは色ずれが問
題となるので、ビーム切り替えによる色ずれの発生を防
止するため、工場出荷時にLD1,LD2それぞれの書
き出しタイミングを書き込み制御部110に記憶させて
おき、自動色ずれ調整の結果により、上記記憶内容を書
き換え、必要時に記憶内容を呼出して使用するようにす
る。
【0046】次に本発明に係る画像形成装置における画
像形成モードに応じた制御の具体的な実施例を以下に示
す。 (実施例1)図5に示すような2ビームのマルチビーム
光学系を書き込み手段として備え、600dpi×60
0dpiの記録密度で出力する場合に、普通紙モードで
は2ビームを使用してプロセス線速125mm/se
c、プリント速度28ppm(枚/分)で出力し、特殊
紙モードでは1ビームを使用してプロセス線速62.5
mm/sec、プリント速度14ppmで出力する。そ
して、この両モードで、ポリゴンモータ回転数、LD出
力は同じにし、1画素当たりの露光エネルギーを等しく
することで、どちらのモードでも良好な画像を得ること
ができる。尚、このような画像形成モードに応じた制御
は、図1に示したカラー画像形成装置の他、モノクロ画
像形成装置にも適用することができる。
【0047】(実施例2)図1に示したタンデム方式の
カラー画像形成装置でブラック用の光学系のみ図5に示
すような2ビームのマルチビーム光学系を備えた構成と
する。そして、普通紙を用い、速度優先モードでは60
0×600dpiの記録密度で出力する場合に、フルカ
ラーモード時には、ブラック用のマルチビーム光学系は
1ビームのみを使用して各色とも1ビームで書き込みを
行い、プロセス線速125mm/sec、プリント速度
28ppmで出力し、白黒モード時には、ブラック用の
マルチビーム光学系は2ビームを使用してプロセス線速
185mm/sec、プリント速度38ppmの速さで
画像を出力する。また、普通紙を用い、画質優先モード
では1200×1200dpiの記録密度で出力する場
合に、フルカラーモード時には、ブラック用のマルチビ
ーム光学系は1ビームのみを使用して各色とも1ビーム
で書き込みを行い、プロセス線速62.5mm/se
c、プリント速度14ppmで出力し、白黒モード時に
は、ブラック用のマルチビーム光学系は2ビームを使用
してプロセス線速125mm/sec、プリント速度2
8ppmの速さで画像を出力する。さらに、厚紙やOH
P用紙等の特殊紙を通紙する場合には、フルカラーモー
ド、白黒モードとも1ビームを使用してプロセス線速6
2.5mm/sec、プリント速度14ppmで出力す
る。
【0048】ここで、各モードでのポリゴンモータ回転
数、感光体ドラム表面での静止ビームパワー、ビーム数
等の条件を以下の表1、表2のように設定し(尚、ポリ
ゴンミラー:6面、有効書き込み幅:305mm、有効
走査期間率:0.657である)、異なるモードでも解
像度が等しい場合(、が600×600dpi、
、、、が1200×1200dpi)には、1
画素当たりの露光エネルギー(静止ビームパワーと1画
素当たりの露光時間の席)が等しくなるように設定し
た。このように設定することにより、各モードとも解像
力不足や、ベタ濃度不足のない良好な画像が得られた。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】(比較例1)次に第1の比較例として、6
00×600dpiで出力する際に、白黒モードの静止
ビームパワーを実施例2のフルカラーモードと等しく設
定した以外は実施例2と同様に設定した。この場合、フ
ルカラーモードの画像は良好であったが、白黒モードで
はドットや細線の太りが発生し、細部がつぶれて解像力
の不足した画像となった。
【0052】(比較例2)次に第2の比較例として、6
00×600dpiで出力する際に、フルカラーモード
の静止ビームパワーを実施例2の白黒モードと等しく設
定した以外は実施例2と同様に設定した。この場合、白
黒モードの画像は良好であったが、フルカラーモードで
は細線のかすれが発生し、ベタ濃度も不足した画像とな
った。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、記録
密度(解像度)は等しいが、プロセス線速やビーム数が
異なる複数の画像形成モード(普通紙モード/特殊紙モ
ード、フルカラーモード/白黒モード、等)を備えた画
像形成装置において、各画像形成モードで1画素当たり
の露光エネルギーが等しくなるように設定することによ
り、画像形成モードによらずに良好な画質の画像を得る
ことができる。また、タンデム方式のフルカラー画像形
成装置において、少なくとも一つの書き込み手段、特に
ブラック用の像担持体に対する書き込み手段をマルチビ
ーム光学系とすることにより、大きなコストアップを招
くことなく、白黒モードでのプリント速度を高速化する
ことができる。また、マルチビーム光学系を備えた画像
形成装置において、一部のビームを使用しないモードが
選択された場合には、使用しないビームを適宜切り替え
て、各ビームの光源を均等に使用することで、光源の故
障を起こりにくくすることができ、光源部の寿命や信頼
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の全体構
成を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の感光体ユニットの構
成例を示す断面図である。
【図3】図1に示す画像形成装置の書き込みユニットの
光学系の構成例を示す断面図である。
【図4】図1に示す画像形成装置の書き込みユニットの
光学系を上方から見たときの平面図である。
【図5】図1に示す画像形成装置の書き込みユニット内
の少なくとも1つの書き込み光学系に用いられるマルチ
ビーム光学系の構成例を示す図である。
【図6】図5に示すマルチビーム光学系のビーム位置調
整方法の説明図である。
【図7】図1に示す画像形成装置の制御系の構成例を示
すブロック図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置のビーム数切り替え
時の制御動作を簡単に示したフロー図である。
【符号の説明】
1:装置本体 2A,2B,2C,2D:感光体ユニット 3:転写ベルト 4:帯電装置 5:感光体ドラム(像担持体) 6:書き込みユニット 9:定着装置 10A,10B,10C,10D:現像装置 11,12:給紙カセット 21:ポリゴンモータ 22a,22b:ポリゴンミラー 23,35:2層fθレンズ 24,32,37,42:長尺WTL 27,28,29,31,33,34,36,38,3
9,41,43,44:ミラー 61:2ビームLDユニット 61Y,61M,61C,61Bk:LDユニット 62,62Y,62M,62C,62Bk:シリンダー
レンズ 67,67Y,67M,67C,672Bk:同期検知
センサ 71−1,71−2:コリメートレンズ 72:ビーム合成プリズム 100:メイン制御部(コントローラ) 102:コントローラボード 103:操作・表示部 110:書き込み制御部 111:LD駆動部 LD1,LD2:レーザーダイオード(光源)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月15日(2000.12.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】ところで、請求項2,5,6記載の画像形
成装置のように、画像形成モードによりビーム数を切り
替える構成とした場合に、特定のビームのみが使用され
ていると、そのビームの光源の寿命が短くなり、故障す
確率が高くなるとともに、万が一そのビームの光源が
故障してしまった場合には、全てのモードが使用不能と
なってしまうことがある。そこで、請求項8に係る発明
では、請求項2または5または6記載の画像形成装置に
おいて、一部のレーザービームを使用しない画像形成モ
ードが選択された場合に、使用しないビームを切り替え
る手段を備え、各ビームの使用時間が均等になるように
制御する構成としたものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】ところで、画像形成モードによりマルチビ
ーム光学系で使用するビーム数を切り替える構成とした
場合に、特定のビームのみが使用されていると、そのビ
ームの光源の寿命が短くなり、故障する確率が高くなる
とともに、万が一そのビームの光源が故障してしまった
場合には、全てのモードが使用不能となってしまうこと
がある。そこで、本発明では、一部のビームを使用しな
いモードが選択された場合には(図8の場合、ビーム数
1本が選択された場合)、書き込み制御部110で各L
D毎の点灯画素数を記憶しておき、ジョブ開始時に点灯
画素数が少ないLDを選択する。すなわち、使用した光
源での使用画素数を参照し、使用するビームを適宜切り
替えて、各ビームの光源を均等に使用することで、光源
の故障を起こりにくくする。尚、使用するビームを切り
替える場合に、複数枚の連続プリント中は使用するビー
ム(LD)を切り替えない。また、使用するビームを切
り替える場合に、特にフルカラーモードでは色ずれが問
題となるので、ビーム切り替えによる色ずれの発生を防
止するため、工場出荷時にLD1,LD2それぞれの書
き出しタイミングを書き込み制御部110に記憶させて
おき、自動色ずれ調整の結果により、上記記憶内容を書
き換え、必要時に記憶内容を呼出して使用するようにす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】ここで、各モードでのポリゴンモータ回転
数、感光体ドラム表面での静止ビームパワー、ビーム数
等の条件を以下の表1、表2のように設定し(尚、ポリ
ゴンミラー:6面、有効書き込み幅:305mm、有効
走査期間率:0.657である)、異なるモードでも解
像度が等しい場合(、が600×600dpi、
、、、が1200×1200dpi)には、1
画素当たりの露光エネルギー(静止ビームパワーと1画
素当たりの露光時間の)が等しくなるように設定し
た。このように設定することにより、各モードとも解像
力不足や、ベタ濃度不足のない良好な画像が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 H04N 1/04 104A 1/29 Fターム(参考) 2C362 AA33 AA52 AA54 AA63 BA51 BA66 BA67 CA16 CA39 CB47 CB62 CB64 2H030 AB02 AD08 BB02 BB12 BB23 BB63 2H076 AB05 AB06 AB09 AB12 DA11 DA21 5C072 AA03 BA03 HA06 HB02 XA05 5C074 AA02 AA15 BB03 BB22 BB26 CC26 DD08 DD11 DD12 DD14 DD24 EE14 FF15 GG09 HH02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に潜像を形成し、該潜像を現像し
    て可視画像化した後、その画像を転写材に転写する画像
    形成装置であって、記録密度が等しく、プロセス線速が
    異なる複数の画像形成モードを備えた画像形成装置にお
    いて、 前記像担持体に対してレーザービームを露光して潜像の
    書き込みを行う書き込み手段を備え、該書き込み手段で
    潜像の書き込みを行う際に、各画像形成モードで、1画
    素当たりの露光エネルギーが等しくなるように制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 前記書き込み手段として、前記像担持体に対して2本以
    上のレーザービームで書き込みを行うマルチビーム光学
    系を備えると共に、前記マルチビーム光学系で使用する
    ビーム数を切り替えるビーム数切り替え手段を備え、前
    記画像形成モードにより使用するビーム数を切り替える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置にお
    いて、 前記画像形成モードは、前記像担持体上の画像を転写す
    る転写材として普通紙を通紙する普通紙モードと、厚紙
    やOHP用紙などを通紙する特殊紙モードであることを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の画像形成装置にお
    いて、 フルカラー画像を形成する手段を備え、前記画像形成モ
    ードは、フルカラー画像の形成を行うフルカラーモード
    と、白黒画像の形成を行う白黒モードであることを特徴
    とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】複数の像担持体と、各像担持体に対してレ
    ーザービームを用いて潜像の書き込みを行う書き込み手
    段と、各像担持体上の潜像をそれぞれ異なる色の現像剤
    で現像して可視画像化する現像手段と、各像担持体上に
    形成された各色の画像を転写材に重ね合わせて転写する
    手段を備え、転写材上にフルカラー画像を形成するタン
    デム方式の画像形成装置において、 少なくとも一つの像担持体に対する書き込み手段として
    マルチビーム光学系を備えると共に、前記マルチビーム
    光学系で使用するビーム数を切り替えるビーム数切り替
    え手段を備え、画像形成モードにより使用するビーム数
    を切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】複数の像担持体と、各像担持体に対してレ
    ーザービームを用いて潜像の書き込みを行う書き込み手
    段と、各像担持体上の潜像をそれぞれ異なる色の現像剤
    で現像して可視画像化する現像手段と、各像担持体上に
    形成された各色の画像を転写材に重ね合わせて転写する
    手段を備え、転写材上にフルカラー画像を形成するタン
    デム方式の画像形成装置において、 ブラック用の像担持体に対する書き込み手段としてマル
    チビーム光学系を備えると共に、前記マルチビーム光学
    系で使用するビーム数を切り替えるビーム数切り替え手
    段を備え、フルカラー画像の形成を行うフルカラーモー
    ドと、白黒画像の形成を行う白黒モードで使用するビー
    ム数を切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の画像形成装置にお
    いて、 フルカラーモードと白黒モードで記録密度が等しく、プ
    ロセス線速が異なり、両モードで、1画素当たりの露光
    エネルギーが等しくなるように制御することを特徴とす
    る画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項2または5または6記載の画像形成
    装置において、 一部のレーザービームを使用しない画像形成モードが選
    択された場合に、使用しないビームを切り替える手段を
    備え、各ビームの使用時間が均等になるように制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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