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JP2002165197A - デジタル放送限定受信装置 - Google Patents

デジタル放送限定受信装置

Info

Publication number
JP2002165197A
JP2002165197A JP2000359499A JP2000359499A JP2002165197A JP 2002165197 A JP2002165197 A JP 2002165197A JP 2000359499 A JP2000359499 A JP 2000359499A JP 2000359499 A JP2000359499 A JP 2000359499A JP 2002165197 A JP2002165197 A JP 2002165197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio stream
encryption
storage
compressed video
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000359499A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Oki
健 大木
Norikazu Kaneshiro
典和 金城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000359499A priority Critical patent/JP2002165197A/ja
Publication of JP2002165197A publication Critical patent/JP2002165197A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 契約内容に応じて番組を視聴できるデジタル
放送限定受信装置において、番組によっては出力段に暗
号部を搭載した機器に対してのみ限定受信を許す仕組み
を入れることにより、著作権保護機能を搭載した2重の
チェック機能を有する機密性の高いデジタル放送限定受
信装置を提供することを目的とする。 【解決部】 認証制御部28ではAV出力用暗号部3、
送信用暗号部7、蓄積用暗号部11の存在を各々鍵情報
の交換等により認証し、デスクランブラ部1、受信用復
号部4、蓄積用復号部12では各々から入力したストリ
ームを認証制御部28での認証結果に応じて制限を受け
て各々の処理をした後、AV出力用暗号部3、送信用暗
号部7、蓄積用暗号部11での暗号化処理を伴って、デ
コーダ部2、送信部6、蓄積制御部8で所定の処理を
し、表示装置・スピーカや記録装置や蓄積部に出力し
て、表示したり、記録したりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送で送
られてくるスクランブルされた圧縮済み映像・音声スト
リームを受信し、スクランブルを解除して、映像・音声
を再生するデジタル放送限定受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル放送限定受信装置として
は、例えば特開平9−139931号公報や特開平11
−234647号公報に記載されたものが知られてい
る。
【0003】以下、従来の一般的なデジタル放送限定受
信装置について、図11を参照しながら説明する。
【0004】図11は従来の一般的なデジタル放送限定
受信装置のシステム構成図を示したものであり、フロン
トエンド部41、デスクランブラ部42、デコーダ部4
3から構成されている。
【0005】まず、フロントエンド部41では、本デジ
タル放送限定受信装置に入力した信号を周波数により選
局した後、変調された信号をデジタル復調、さらに誤り
訂正を行って、スクランブルのかかったトランスポート
ストリームとして、デスクランブラ部42に出力する。
【0006】次に、デスクランブラ部42では、スクラ
ンブルのかかったトランスポートストリームをスクラン
ブルされた番組データ、番組情報(ECM)として暗号
化されたスクランブル鍵、個別情報(EMM)として暗
号化されたワーク鍵に分離し、受信しようとしている番
組が契約内容と合致していれば、ICカード等の手段で
本デジタル放送限定受信装置内に格納されているマスタ
鍵によってワーク鍵を復号化し、復号化されたワーク鍵
によってスクランブル鍵を復号化し、復号化されたスク
ランブル鍵によって番組データをデスクランブル処理し
て、その結果、スクランブルの解除されたトランスポー
トストリームとして、デコーダ部43に出力する。
【0007】最後に、デコーダ部43では、トランスポ
ートストリームから所定の圧縮された映像と音声のデー
タを選択分離した後、映像と音声をデコード処理して、
非圧縮のAVデータを表示装置とスピーカに出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このデジタル放送限定
受信装置においては、契約内容に合致さえしていれば、
著作権保護機能を有していなくても限定受信が行えるた
め、限定受信のスクランブルが破られる危険性があり、
また、限定受信した番組を表示装置で視聴できるだけで
なく、限定受信した番組をデジタルデータとして出力し
て外部装置にてコピーすることが可能である。
【0009】従って、高解像度の番組放送が可能になっ
た時点では、スクランブルが破られても不正視聴されな
い、より機密性の高い限定受信システムが要求される。
また、コピーに制限を設ける著作権保護機能の強化と共
に、著作権保護機能を塔載しない、または無効にしてい
る限定受信装置を世の中に普及させないように、番組に
よっては著作権保護機能を搭載した機器に対してのみ限
定受信を許す仕組みが要求される。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、出力段に有する著作権保護機能の暗号化手
段の存在を認証し、その認証結果に応じて、受信/再生
処理を制御することができる構成にしたものである。
【0011】これにより、著作権保護機能を搭載した2
重のチェック機能を有する機密性の高いデジタル放送限
定受信装置を提供できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本願第1の発明のデジタル放送限
定受信装置は、出力段に有する著作権保護機能の暗号化
手段を認証し、その結果に応じて、受信/再生処理を制
限することを特徴とする。
【0013】この第1の発明による作用は次のとおりで
ある。暗号化手段についての認証結果を受信/再生処理
に反映し、暗号化手段の存在を認めなかった場合は、例
えば、高解像度の映像ストリームに関しては、契約内容
に関係なく、受信/再生処理を正規の状態とは異なる状
態となし、正常ではないAVデータや映像・音声ストリ
ームの状態に強制する。すなわち、著作権保護機能を搭
載した2重のチェック機能を有する機密性の高いデジタ
ル放送限定受信装置を可能とする。
【0014】本願第2の発明のデジタル放送限定受信装
置は、スクランブルのかかった圧縮映像・音声ストリー
ムを入力し、契約内容に応じてデスクランブル処理をし
て、スクランブル解除の圧縮映像・音声ストリームを出
力するデスクランブラ手段と、前記デスクランブラ手段
より圧縮映像・音声ストリームを入力し、デコード処理
して、非圧縮のAVデータを出力するデコーダ手段と、
前記デコーダ手段より非圧縮のAVデータを入力し、暗
号化処理して、非圧縮の暗号化AVデータを出力するA
V出力用暗号化手段と、前記AV出力用暗号化手段の存
在を認証し、AV出力用暗号化手段が存在していれば前
記デスクランブラ手段を有効に、AV出力用暗号化手段
が存在していなければ前記デスクランブラ手段に制限を
加える認証制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0015】この第2の発明による作用は次のとおりで
ある。認証制御手段は、鍵情報の交換等によりAV出力
用暗号化手段の存在の認証を行い、AV出力用暗号化手
段が存在しているときには、デスクランブラ手段には制
限を加えることなく、通常のデスクランブル処理を許可
する。この場合、デスクランブラ手段は、スクランブル
のかかった圧縮映像・音声ストリームを入力し、契約内
容に応じてデスクランブル処理をして、スクランブルが
解除された圧縮映像・音声ストリームをデコーダ手段に
出力する。デコーダ手段は、スクランブルが解除された
圧縮映像・音声ストリームから所定の圧縮映像・音声デ
ータを選択分離した後、映像と音声をデコード処理し
て、非圧縮のAVデータをAV出力用暗号化手段に出力
する。AV出力用暗号化手段は、非圧縮のAVデータに
対して暗号化処理を行い、非圧縮の暗号化AVデータを
復号化処理機能付きの表示装置・スピーカや記録装置に
出力して、視聴したり、記録したりする。
【0016】しかし、認証制御手段によるAV出力用暗
号化手段の認証において、AV出力用暗号化手段の存在
を認めなかった場合は、例えば、高解像度の映像ストリ
ームに関しては、契約内容に関係なく、認証制御手段
は、デスクランブラ手段に対してデスクランブル処理を
許可しない等の制限を与える。この場合、従って、デス
クランブラ手段におけるデスクランブル処理は正常には
行われず、デコーダ手段には、デスクランブラ手段から
スクランブルの解除がされていない圧縮映像・音声スト
リームが入力され、そうなると、デコーダ手段では、当
然ながら映像と音声のデコード処理はうまくなされず、
異常なAVデータをAV出力用暗号化手段に出力するこ
とになる。
【0017】このように認証制御手段によるAV出力用
暗号化手段の認証結果をデスクランブラ手段の制御に反
映するので、例えば、高解像度の番組放送について、著
作権保護機能としてのAV出力用暗号化手段を塔載しな
い、またはAV出力用暗号化手段を無効にした場合に
は、スクランブルが破られても、不正視聴や不正コピー
が行われない、機密性の高い限定受信システムを構築す
ることが可能となる。
【0018】本願第3の発明のデジタル放送限定受信装
置は、スクランブルのかかった圧縮映像・音声ストリー
ムを入力し、契約内容に応じてデスクランブル処理をし
て、スクランブル解除の圧縮映像・音声ストリームを出
力するデスクランブラ手段と、前記デスクランブラ手段
より圧縮映像・音声ストリームを入力し、通信用にフォ
ーマット変換して、圧縮映像・音声ストリームを送信す
る送信手段と、前記送信手段よりフォーマット変換後の
圧縮映像・音声ストリームを入力し、暗号化処理して、
暗号化圧縮映像・音声ストリームを出力する送信用暗号
化手段と、前記送信用暗号化手段の存在を認証し、送信
用暗号化手段が存在していれば前記デスクランブラ手段
を有効に、送信用暗号化手段が存在していなければ前記
デスクランブラ手段に制限を加える認証制御手段とを備
えていることを特徴とする。
【0019】この第3の発明による作用は次のとおりで
ある。認証制御手段は、鍵情報の交換等により送信用暗
号化手段の存在の認証を行い、送信用暗号化手段が存在
しているときには、デスクランブラ手段には制限を加え
ることなく、通常のデスクランブル処理を許可する。こ
の場合、デスクランブラ手段は、スクランブルのかかっ
た圧縮映像・音声ストリームを入力し、契約内容に応じ
てデスクランブル処理をして、スクランブルが解除され
た圧縮映像・音声ストリームを送信手段に出力する。送
信手段は、スクランブルが解除された圧縮映像・音声ス
トリームを通信用にフォーマット変換して、送信用暗号
化手段に出力する。送信用暗号化手段は、送信手段より
フォーマット変換後の圧縮映像・音声ストリームを入力
し、暗号化処理し、その暗号化圧縮映像・音声ストリー
ムを外部に対して送信する。
【0020】しかし、認証制御手段による送信用暗号化
手段の認証において、送信用暗号化手段の存在を認めな
かった場合は、例えば、高解像度の映像ストリームに関
しては、契約内容に関係なく、認証制御手段は、デスク
ランブラ手段に対してデスクランブル処理を許可しない
等の制限を与える。この場合、従って、デスクランブラ
手段におけるデスクランブル処理は正常には行われず、
送信手段には、デスクランブラ手段からスクランブルの
解除がされていない圧縮映像・音声ストリームが入力さ
れ、そうなると、送信手段では、当然ながら映像と音声
のフォーマット変換の処理はうまくなされず、異常な暗
号化圧縮映像・音声ストリームを送信用暗号化手段に出
力することになる。
【0021】このように認証制御手段による送信用暗号
化手段の認証結果をデスクランブラ手段の制御に反映す
るので、例えば、高解像度の番組放送について、著作権
保護機能としての送信用暗号化手段を塔載しない、また
は送信用暗号化手段を無効にした場合には、スクランブ
ルが破られても、不正送信が行われない、機密性の高い
限定受信システムを構築することが可能となる。
【0022】本願第4の発明のデジタル放送限定受信装
置は、スクランブルのかかった圧縮映像・音声ストリー
ムを入力し、契約内容に応じてデスクランブル処理をし
て、スクランブル解除の圧縮映像・音声ストリームを出
力するデスクランブラ手段と、前記デスクランブラ手段
より圧縮映像・音声ストリームを入力し、暗号化処理し
て、暗号化圧縮映像・音声ストリームを出力する蓄積用
暗号化手段と、前記蓄積用暗号化手段の存在を認証し、
蓄積用暗号化手段が存在していれば前記デスクランブラ
手段を有効に、蓄積用暗号化手段が存在していなければ
前記デスクランブラ手段に制限を加える認証制御手段
と、前記蓄積用暗号化手段より暗号化圧縮映像・音声ス
トリームを入力し、その暗号化圧縮映像・音声ストリー
ムを格納するための制御を行う蓄積制御手段と、前記蓄
積制御手段の制御により前記暗号化圧縮映像・音声スト
リームを格納する蓄積手段とを備えていることを特徴と
する。
【0023】この第4の発明による作用は次のとおりで
ある。認証制御手段は、鍵情報の交換等により蓄積用暗
号化手段の存在の認証を行い、蓄積用暗号化手段が存在
しているときには、デスクランブラ手段には制限を加え
ることなく、通常のデスクランブル処理を許可する。こ
の場合、デスクランブラ手段は、スクランブルのかかっ
た圧縮映像・音声ストリームを入力し、契約内容に応じ
てデスクランブル処理をして、スクランブルが解除され
た圧縮映像・音声ストリームを蓄積用暗号化手段に出力
する。蓄積用暗号化手段は、スクランブルが解除された
圧縮映像・音声ストリームに対して暗号化処理を行い、
暗号化圧縮映像・音声ストリームを蓄積制御手段に出力
する。蓄積制御手段は、暗号化圧縮映像・音声ストリー
ムを蓄積手段に格納する。その蓄積手段に格納された暗
号化圧縮映像・音声ストリームは、あとで、読み出しが
行われて復号化処理機能付きの表示装置・スピーカに出
力され、視聴される。
【0024】しかし、認証制御手段による蓄積用暗号化
手段の認証において、蓄積用暗号化手段の存在を認めな
かった場合は、例えば、高解像度の映像ストリームに関
しては、契約内容に関係なく、認証制御手段は、デスク
ランブラ手段に対してデスクランブル処理を許可しない
等の制限を与える。この場合、従って、デスクランブラ
手段におけるデスクランブル処理は正常には行われず、
蓄積用暗号化手段には、デスクランブラ手段からスクラ
ンブルの解除がされていない圧縮映像・音声ストリーム
が入力され、そうなると、蓄積用暗号化手段では、当然
ながら映像と音声の暗号化処理はうまくなされず、異常
な暗号化圧縮映像・音声ストリームを蓄積制御手段に出
力し、蓄積手段に格納することになる。
【0025】このように認証制御手段による蓄積用暗号
化手段の認証結果をデスクランブラ手段の制御に反映す
るので、例えば、高解像度の番組放送について、著作権
保護機能としての蓄積用暗号化手段を塔載しない、また
は蓄積用暗号化手段を無効にした場合には、スクランブ
ルが破られても、不正コピーや不正視聴が行われない、
機密性の高い限定受信システムを構築することが可能と
なる。
【0026】本願第5の発明のデジタル放送限定受信装
置は、通信用フォーマット変換された暗号化圧縮映像・
音声ストリームを入力し、復号化処理をして、通信用フ
ォーマットの圧縮映像・音声ストリームを出力する受信
用復号手段と、前記受信用復号手段より通信用フォーマ
ットの圧縮映像・音声ストリームを入力し、フォーマッ
トを解読し、通常の圧縮映像・音声ストリームを出力す
る受信手段と、前記受信手段より前記通常の圧縮映像・
音声ストリームを入力し、デコード処理して、非圧縮の
AVデータを出力するデコーダ手段と、前記デコーダ手
段より非圧縮のAVデータを入力し、暗号化処理して、
非圧縮の暗号化AVデータを出力するAV出力用暗号化
手段と、前記AV出力用暗号化手段の存在を認証し、A
V出力用暗号化手段が存在していれば前記受信用復号手
段を有効に、AV出力用暗号化手段が存在していなけれ
ば前記受信用復号手段に制限を加える認証制御手段とを
備えていることを特徴とする。
【0027】この第5の発明による作用は次のとおりで
ある。認証制御手段は、鍵情報の交換等によりAV出力
用暗号化手段の存在の認証を行い、AV出力用暗号化手
段が存在しているときには、受信用復号手段には制限を
加えることなく、通常の復号化処理を許可する。この場
合、受信用復号手段は、通信用フォーマット変換された
暗号化圧縮映像・音声ストリームを入力し、復号化処理
をして、通信用フォーマットの圧縮映像・音声ストリー
ムを受信手段に出力する。受信手段は、通信用フォーマ
ットの圧縮映像・音声ストリームを入力し、フォーマッ
トを解読し、通常の圧縮映像・音声ストリームを生成し
てデコーダ手段に出力する。デコーダ手段は、通常の圧
縮映像・音声ストリームから所定の圧縮映像・音声デー
タを選択分離した後、映像と音声をデコード処理して、
非圧縮のAVデータをAV出力用暗号化手段に出力す
る。AV出力用暗号化手段は、非圧縮のAVデータに対
して暗号化処理を行い、非圧縮の暗号化AVデータを復
号化処理機能付きの表示装置・スピーカや記録装置に出
力して、視聴したり、記録したりする。
【0028】しかし、認証制御手段によるAV出力用暗
号化手段の認証において、AV出力用暗号化手段の存在
を認めなかった場合は、例えば、高解像度の映像ストリ
ームに関しては、契約内容に関係なく、認証制御手段
は、受信用復号手段に対して復号化処理を許可しない等
の制限を与える。この場合、従って、受信用復号手段に
おける復号化処理は正常には行われず、受信手段やデコ
ーダ手段には、暗号化が正常に復号されていない圧縮映
像・音声ストリームが入力され、そうなると、デコーダ
手段では、当然ながら映像と音声のデコード処理はうま
くなされず、異常なAVデータをAV出力用暗号化手段
に出力することになる。
【0029】このように認証制御手段によるAV出力用
暗号化手段の認証結果を受信用復号手段の制御に反映す
るので、例えば、高解像度の番組放送について、著作権
保護機能としてのAV出力用暗号化手段を塔載しない、
またはAV出力用暗号化手段を無効にした場合には、ス
クランブルが破られても、不正視聴や不正コピーが行わ
れない、機密性の高い限定受信システムを構築すること
が可能となる。
【0030】本願第6の発明のデジタル放送限定受信装
置は、通信用フォーマット変換された暗号化圧縮映像・
音声ストリームを入力し、復号化処理をして、通信用フ
ォーマットの圧縮映像・音声ストリームを出力する受信
用復号手段と、前記受信用復号手段より前記通信用フォ
ーマットの圧縮映像・音声ストリームを入力し、フォー
マットを解読し、通常の圧縮映像・音声ストリームを出
力する受信手段と、前記受信手段より前記通常の圧縮映
像・音声ストリームを入力し、暗号化処理して、暗号化
圧縮映像・音声ストリームを出力する蓄積用暗号化手段
と、前記蓄積用暗号化手段の存在を認証し、蓄積用暗号
化手段が存在していれば前記受信用復号手段を有効に、
蓄積用暗号化手段が存在していなければ前記受信用復号
手段に制限を加える認証制御手段と、前記蓄積用暗号化
手段より暗号化圧縮映像・音声ストリームを入力し、そ
の暗号化圧縮映像・音声ストリームを格納するための制
御を行う蓄積制御手段と、前記蓄積制御手段の制御によ
り前記暗号化圧縮映像・音声ストリームを格納する蓄積
手段とを備えていることを特徴とする。
【0031】この第6の発明による作用は次のとおりで
ある。認証制御手段は、鍵情報の交換等により蓄積用暗
号化手段の存在の認証を行い、蓄積用暗号化手段が存在
しているときには、受信用復号手段には制限を加えるこ
となく、通常の復号化処理を許可する。この場合、受信
用復号手段は、通信用フォーマット変換された暗号化圧
縮映像・音声ストリームを入力し、復号化処理をして、
通信用フォーマットの圧縮映像・音声ストリームを受信
手段に出力する。受信手段は、通信用フォーマットの圧
縮映像・音声ストリームを入力し、フォーマットを解読
し、通常の圧縮映像・音声ストリームを生成して蓄積用
暗号化手段に出力する。蓄積用暗号化手段は、通常の圧
縮映像・音声ストリームに対して暗号化処理を行い、暗
号化圧縮映像・音声ストリームを蓄積制御手段に出力す
る。蓄積制御手段は、暗号化圧縮映像・音声ストリーム
を蓄積手段に格納する。その蓄積手段に格納された暗号
化圧縮映像・音声ストリームは、あとで、読み出しが行
われて復号化処理機能付きの表示装置・スピーカや記録
装置に出力して、視聴したり、記録したりする。
【0032】しかし、認証制御手段による蓄積用暗号化
手段の認証において、蓄積用暗号化手段の存在を認めな
かった場合は、例えば、高解像度の映像ストリームに関
しては、契約内容に関係なく、認証制御手段は、受信用
復号手段に対して復号化処理を許可しない等の制限を与
える。この場合、従って、受信用復号手段における復号
化処理は正常には行われず、受信手段には、暗号化が正
常に復号されていない圧縮映像・音声ストリームが入力
され、そうなると、受信手段では、当然ながら、フォー
マットの解読を介しての通常の圧縮映像・音声ストリー
ムの生成処理はうまくなされず、蓄積用暗号化手段およ
び蓄積制御手段を介して異常な暗号化圧縮映像・音声ス
トリームを蓄積手段に格納することになる。
【0033】このように認証制御手段による蓄積用暗号
化手段の認証結果を受信用復号手段の制御に反映するの
で、例えば、高解像度の番組放送について、著作権保護
機能としての蓄積用暗号化手段を塔載しない、または蓄
積用暗号化手段を無効にした場合には、スクランブルが
破られても、不正コピーや不正視聴が行われない、機密
性の高い限定受信システムを構築することが可能とな
る。
【0034】本願第7の発明のデジタル放送限定受信装
置は、暗号化圧縮映像・音声ストリームを格納する蓄積
手段と、前記蓄積手段に格納している暗号化圧縮映像・
音声ストリームを取り出すための制御を行い、暗号化圧
縮映像・音声ストリームを出力する蓄積制御手段と、前
記蓄積制御手段より暗号化圧縮映像・音声ストリームを
入力し、復号化処理をして、非暗号化の圧縮映像・音声
ストリームを出力する蓄積用復号手段と、前記蓄積用復
号手段より前記非暗号化の圧縮映像・音声ストリームを
入力し、デコード処理して、非圧縮のAVデータを出力
するデコーダ手段と、前記デコーダ手段より非圧縮のA
Vデータを入力し、暗号化処理して、非圧縮の暗号化A
Vデータを出力するAV出力用暗号化手段と、前記AV
出力用暗号化手段の存在を認証し、AV出力用暗号化手
段が存在していれば前記蓄積用復号手段を有効に、AV
出力用暗号化手段が存在していなければ前記蓄積用復号
手段に制限を加える認証制御手段とを備えていることを
特徴とする。
【0035】この第7の発明による作用は次のとおりで
ある。認証制御手段は、鍵情報の交換等によりAV出力
用暗号化手段の存在の認証を行い、AV出力用暗号化手
段が存在しているときには、蓄積用復号手段には制限を
加えることなく、通常の復号化処理を許可する。この場
合、蓄積制御手段は、蓄積手段に格納している暗号化圧
縮映像・音声ストリームを取り出して、蓄積用復号手段
に出力する。蓄積用復号手段は、暗号化圧縮映像・音声
ストリームを入力し、復号化処理をして、非暗号化の圧
縮映像・音声ストリームをデコーダ手段に出力する。デ
コーダ手段は、非暗号化の圧縮映像・音声ストリームか
ら所定の圧縮映像・音声データを選択分離した後、映像
と音声をデコード処理して、非圧縮のAVデータをAV
出力用暗号化手段に出力する。AV出力用暗号化手段
は、非圧縮のAVデータに対して暗号化処理を行い、非
圧縮の暗号化AVデータを復号化処理機能付きの表示装
置・スピーカや記録装置に出力して、視聴したり、記録
したりする。
【0036】しかし、認証制御手段によるAV出力用暗
号化手段の認証において、AV出力用暗号化手段の存在
を認めなかった場合は、例えば、高解像度の映像ストリ
ームに関しては、契約内容に関係なく、認証制御手段
は、蓄積用復号手段に対して復号化処理を許可しない等
の制限を与える。この場合、従って、蓄積用復号手段に
おける復号化処理は正常には行われず、デコーダ手段に
は、暗号化が正常に復号されていない圧縮映像・音声ス
トリームが入力され、そうなると、デコーダ手段では、
当然ながら映像と音声のデコード処理はうまくなされ
ず、異常なAVデータをAV出力用暗号化手段に出力す
ることになる。
【0037】このように認証制御手段によるAV出力用
暗号化手段の認証結果を蓄積用復号手段の制御に反映す
るので、例えば、高解像度の番組放送について、著作権
保護機能としてのAV出力用暗号化手段を塔載しない、
またはAV出力用暗号化手段を無効にした場合には、ス
クランブルが破られても、不正視聴や不正コピーが行わ
れない、機密性の高い限定受信システムを構築すること
が可能となる。
【0038】本願第8の発明のデジタル放送限定受信装
置は、暗号化圧縮映像・音声ストリームを格納する蓄積
手段と、前記蓄積手段に格納している暗号化圧縮映像・
音声ストリームを取り出すための制御を行い、暗号化圧
縮映像・音声ストリームを出力する蓄積制御手段と、前
記蓄積制御手段より暗号化圧縮映像・音声ストリームを
入力し、復号化処理をして、非暗号化の圧縮映像・音声
ストリームを出力する蓄積用復号手段と、前記蓄積用復
号手段より前記非暗号化の圧縮映像・音声ストリームを
入力し、通信用にフォーマット変換して、圧縮映像・音
声ストリームを送信する送信手段と、前記送信手段より
フォーマット変換後の圧縮映像・音声ストリームを入力
し、暗号化処理して、暗号化圧縮映像・音声ストリーム
を出力する送信用暗号化手段と、前記送信用暗号化手段
の存在を認証し、送信用暗号化手段が存在していれば前
記蓄積用復号手段を有効に、送信用暗号化手段が存在し
ていなければ前記蓄積用復号手段に制限を加える認証制
御手段とを備えていることを特徴とする。
【0039】この第8の発明による作用は次のとおりで
ある。認証制御手段は、鍵情報の交換等により送信用暗
号化手段の存在の認証を行い、送信用暗号化手段が存在
しているときには、蓄積用復号手段には制限を加えるこ
となく、通常の復号化処理を許可する。この場合、蓄積
制御手段は、蓄積手段に格納している暗号化圧縮映像・
音声ストリームを取り出して、蓄積用復号手段に出力す
る。蓄積用復号手段は、暗号化圧縮映像・音声ストリー
ムを入力し、復号化処理をして、非暗号化の圧縮映像・
音声ストリームを送信手段に出力する。送信手段は、非
暗号化の圧縮映像・音声ストリームを通信用にフォーマ
ット変換して、送信用暗号化手段に出力する。送信用暗
号化手段は、送信手段よりフォーマット変換後の圧縮映
像・音声ストリームを入力し、暗号化処理し、その暗号
化圧縮映像・音声ストリームを外部に対して送信する。
【0040】しかし、認証制御手段による送信用暗号化
手段の認証において、送信用暗号化手段の存在を認めな
かった場合は、例えば、高解像度の映像ストリームに関
しては、契約内容に関係なく、認証制御手段は、蓄積用
復号手段に対して復号化処理を許可しない等の制限を与
える。この場合、従って、蓄積用復号手段における復号
化処理は正常には行われず、送信手段には、暗号化が正
常に復号されていない圧縮映像・音声ストリームが入力
され、そうなると、送信手段では、当然ながら映像と音
声のフォーマット変換の処理はうまくなされず、異常な
暗号化圧縮映像・音声ストリームを送信用暗号化手段に
出力することになる。
【0041】このように認証制御手段による送信用暗号
化手段の認証結果を蓄積用復号手段の制御に反映するの
で、例えば、高解像度の番組放送について、著作権保護
機能としての送信用暗号化手段を塔載しない、または送
信用暗号化手段を無効にした場合には、スクランブルが
破られても、不正視聴や不正コピーが行われない、機密
性の高い限定受信システムを構築することが可能とな
る。
【0042】本願第9の発明のデジタル放送限定受信装
置は、上記の第2・第5・第7の発明において、前記認
証制御手段は、前記AV出力用暗号化手段の存在を認証
する際に、前記AV出力用暗号化手段の出力データを直
接取り込んで、暗号化の成否を判定することを特徴とす
る。
【0043】この第9の発明による作用は次のとおりで
ある。認証制御手段は、AV出力用暗号化手段の出力デ
ータを直接取り込むことにより、そのAV出力用暗号化
手段が存在するか否かだけでなく、実際にAV出力用暗
号化手段によって非圧縮のAVデータが暗号化されて出
力されてくるか否かをも判定し、もし暗号化が正常に行
われないような場合には、デスクランブラ手段、受信用
復号手段または蓄積用復号手段に制限を与えるので、例
えば、高解像度の番組放送について、著作権保護機能と
してのAV出力用暗号化手段を塔載してはいても、その
AV出力用暗号化手段を無効にしてスクランブルが破ら
れたとしても、不正視聴や不正コピーに対するガードの
強い、より一層機密性に優れた限定受信システムを構築
することが可能となる。
【0044】本願第10の発明のデジタル放送限定受信
装置は、上記の第3・第8の発明において、前記認証制
御手段は、前記送信用暗号化手段の存在を認証する際
に、前記送信用暗号化手段の出力データを直接取り込ん
で、暗号化の成否を判定することを特徴とする。
【0045】この第10の発明による作用は次のとおり
である。認証制御手段は、送信用暗号化手段の出力デー
タを直接取り込むことにより、その送信用暗号化手段が
存在するか否かだけでなく、実際に送信用暗号化手段に
よって映像と音声のフォーマット変換が行われているか
否かをも判定し、もしフォーマット変換が正常に行われ
ないような場合には、デスクランブラ手段または蓄積用
復号手段に制限を与えるので、例えば、高解像度の番組
放送について、著作権保護機能としての送信用暗号化手
段を塔載してはいても、その送信用暗号化手段を無効に
してスクランブルが破られたとしても、不正送信に対す
るガードの強い、より一層機密性に優れた限定受信シス
テムを構築することが可能となる。
【0046】本願第11の発明のデジタル放送限定受信
装置は、上記の第4・第6の発明において、前記認証制
御手段は、前記蓄積用暗号化手段の存在を認証する際
に、前記蓄積用暗号化手段の出力データを直接取り込ん
で、暗号化の成否を判定することを特徴とする。
【0047】この第11の発明による作用は次のとおり
である。認証制御手段は、蓄積用暗号化手段の出力デー
タを直接取り込むことにより、その蓄積用暗号化手段が
存在するか否かだけでなく、実際に蓄積用暗号化手段に
よって通常の圧縮映像・音声ストリームに対する暗号化
処理が行われているか否かをも判定し、もし暗号化処理
が正常に行われないような場合には、デスクランブラ手
段または受信用復号手段に制限を与えるので、例えば、
高解像度の番組放送について、著作権保護機能としての
蓄積用暗号化手段を塔載してはいても、その蓄積用暗号
化手段を無効にしてスクランブルが破られたとしても、
不正通信に対するガードの強い、より一層機密性に優れ
た限定受信システムを構築することが可能となる。
【0048】本願第12の発明のデジタル放送限定受信
装置は、上記の第2・第9の発明において、前記認証制
御手段は、前記AV出力用暗号化手段の存在有無の認証
結果により、前記デスクランブラ手段を制御する代り
に、前記デコーダ手段の制御をすることを特徴とする。
【0049】本願第13の発明のデジタル放送限定受信
装置は、上記の第3・第10の発明において、前記認証
制御手段は、前記送信用暗号化手段の存在有無の認証結
果により、前記デスクランブラ手段を制御する代りに、
前記送信手段の制御をすることを特徴とする。
【0050】本願第14の発明のデジタル放送限定受信
装置は、上記の第4・第11の発明において、前記認証
制御手段は、前記蓄積用暗号化手段の存在有無の認証結
果により、前記デスクランブラ手段を制御する代りに、
前記蓄積制御手段の制御をすることを特徴とする。
【0051】本願第15の発明のデジタル放送限定受信
装置は、上記の第5・第9の発明において、前記認証制
御手段は、前記AV出力用暗号化手段の存在有無の認証
結果により、前記受信用復号手段を制御する代りに、前
記デコーダ手段の制御をすることを特徴とする。
【0052】本願第16の発明のデジタル放送限定受信
装置は、上記の第6・第11の発明において、前記認証
制御手段は、前記蓄積用暗号化手段の存在有無の認証結
果により、前記受信用復号手段を制御する代りに、前記
蓄積制御手段の制御をすることを特徴とする。
【0053】本願第17の発明のデジタル放送限定受信
装置は、上記の第7・第9の発明において、前記認証制
御手段は、前記AV出力用暗号化手段の存在有無の認証
結果により、前記蓄積制御手段を制御する代りに、前記
デコーダ手段の制御をすることを特徴とする。
【0054】本願第18の発明のデジタル放送限定受信
装置は、上記の第8・第10の発明において、前記認証
制御手段は、前記送信用暗号化手段の存在有無の認証結
果により、前記蓄積用復号手段を制御する代りに、前記
蓄積制御手段または前記送信手段の制御をすることを特
徴とする。
【0055】以上の第12から第18までの発明におい
ては、高解像度の番組放送について、著作権保護機能と
しての任意の種類の暗号化手段を塔載してはいても、そ
の暗号化手段を無効にしてスクランブルが破られたとし
ても、不正利用に対するガードの強い、より一層機密性
に優れた限定受信システムを構築することが可能とな
る。
【0056】なお、上記において、各手段は、ハードウ
ェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよ
いし、各々その一部をハードウェアで残りの一部をソフ
トウェアで構成してもよい。
【0057】(具体的な実施の形態)以下、本発明にか
かわるデジタル放送限定受信装置の具体的な実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0058】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1(請求項2相当)のデジタル放送限定受信装置のシ
ステム構成図を示したものであり、前述のデスクランブ
ラ手段としてのデスクランブラ部1、デコーダ手段とし
てのデコーダ部2、AV出力用暗号化手段としてのAV
出力用暗号部3、認証制御手段としての認証制御部21
から構成されている。
【0059】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置について、以下、その動作を述べる。
【0060】まず、認証制御部21では、AV出力用暗
号部3の存在を鍵情報の交換等により認証し、認証結果
をデスクランブラ部1に伝える。
【0061】デスクランブラ部1では、スクランブルの
かかった圧縮映像・音声ストリームであるトランスポー
トストリームを入力し、従来例で示したように契約内容
に応じてデスクランブル処理をして、スクランブルの解
除されたトランスポートストリームをデコーダ部2に出
力するが、その際、認証制御部21の認証結果がAV出
力用暗号部3の存在を認めなかった場合は、例えば、高
解像度の映像ストリームに関しては、契約内容に関係な
く、認証制御部21は、デスクランブラ部1に対してデ
スクランブル処理を許可しない等の制限を与える。
【0062】次に、デコーダ部2では、従来例と同様、
スクランブルの解除されたトランスポートストリームか
ら所定の圧縮された映像と音声のデータを選択分離した
後、映像と音声をデコード処理して、非圧縮のAVデー
タをAV出力用暗号部3に出力する。しかし、デスクラ
ンブラ部1からスクランブルの解除がされていないトラ
ンスポートストリームが入力されると、当然ながら映像
と音声のデコード処理はうまくなされず、異常なAVデ
ータをAV出力用暗号部3に出力することになる。
【0063】最後に、AV出力用暗号部3では、非圧縮
のAVデータに対して暗号化処理を行い、非圧縮の暗号
化AVデータを復号化処理機能付きの表示装置・スピー
カや記録装置に出力して、表示したり、記録したりす
る。
【0064】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2(請求項3相当)のデジタル放送限定受信装置のシ
ステム構成図を示したものであり、デスクランブラ部
1、前述の送信手段としての送信部6、送信用暗号化手
段としての送信用暗号部7、認証制御手段としての認証
制御部22から構成されている。なお、デスクランブラ
部1は図1の構成と同じである。
【0065】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置について、以下、その動作を述べる。
【0066】まず、認証制御部22では、送信用暗号部
7の存在を鍵情報の交換等により認証し、認証結果をデ
スクランブラ部1に伝え、デスクランブラ部1では、図
1と同一の処理をする。
【0067】次に、送信部6では、スクランブルの解除
されたトランスポートストリームを通信用にパケット分
割等のフォーマット変換して、パケット化されたトラン
スポートストリームを送信用暗号部7に出力する。しか
し、デスクランブラ部1からスクランブルの解除がされ
ていないトランスポートストリームが入力されると、当
然ながらスクランブルのかかったままのトランスポート
ストリームをパケット化して送信用暗号部7に出力する
ことになる。
【0068】最後に、送信用暗号部7では、パケット化
されたトランスポートストリームに対して暗号化処理を
行い、暗号化したパケット化後のトランスポートストリ
ームを復号化処理機能付きの表示装置・スピーカや記録
装置に出力して、表示したり、記録したりする。
【0069】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3(請求項4相当)のデジタル放送限定受信装置のシ
ステム構成図を示したものであり、デスクランブラ部
1、前述の蓄積制御手段としての蓄積制御部8、蓄積手
段としての蓄積部9、蓄積用暗号化手段としての蓄積用
暗号部11、認証制御手段としての認証制御部23から
構成されている。なお、デスクランブラ部1は図1、図
2の構成と同じである。
【0070】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置について、以下、その動作を述べる。
【0071】まず、認証制御部23では、蓄積用暗号部
11の存在を鍵情報の交換等により認証し、認証結果を
デスクランブラ部1に伝え、デスクランブラ部1では、
図1と同一の処理をする。
【0072】次に、蓄積用暗号部11では、スクランブ
ルの解除されたトランスポートストリームに対して暗号
化処理を行い、暗号化したスクランブル解除後のトラン
スポートストリームを蓄積制御部8に出力する。しか
し、デスクランブラ部1からスクランブルの解除がされ
ていないトランスポートストリームが入力されると、当
然ながらスクランブルのかかったままのトランスポート
ストリームをそのまま蓄積制御部8に出力することにな
る。
【0073】最後に、蓄積制御部8では、蓄積部9を制
御して、暗号化したトランスポートストリームを蓄積部
9に格納して、記録する。
【0074】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4(請求項5相当)のデジタル放送限定受信装置のシ
ステム構成図を示したものであり、デコーダ部2、AV
出力用暗号部3、前述の受信用復号手段としての受信用
復号部4、受信手段としての受信部5、認証制御手段と
しての認証制御部24から構成されている。なお、デコ
ーダ部2およびAV出力用暗号部3は図1の構成と同じ
である。
【0075】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置について、以下、その動作を述べる。
【0076】まず、認証制御部24では、AV出力用暗
号部3の存在を鍵情報の交換等により認証し、認証結果
を受信用復号部4に伝える。
【0077】受信用復号部4では、通信用にパケット化
された暗号化トランスポートストリームを入力し、復号
化処理をして、パケット化された非暗号化のトランスポ
ートストリームを受信部5に出力するが、その際、認証
制御部24の認証結果がAV出力用暗号部3の存在を認
めなかった場合は、認証制御部24は、受信用復号部4
に対してデスクランブル処理を許可しない等の制限を与
える。
【0078】次に、受信部5では、パケット化されたト
ランスポートストリームのパケットを解き、通常のトラ
ンスポートストリームをデコーダ部2に出力する。
【0079】デコーダ部2、及び、AV出力用暗号部3
では、図1と同様の処理を行い、非圧縮の暗号化AVデ
ータを復号化処理機能付きの表示装置・スピーカや記録
装置に出力して、表示したり、記録したりする。
【0080】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5(請求項6相当)のデジタル放送限定受信装置のシ
ステム構成図を示したものであり、受信用復号部4、受
信部5、蓄積制御部8、蓄積部9、蓄積用暗号部11、
前述の認証制御手段としての認証制御部25から構成さ
れている。なお、受信用復号部4および受信部5は図4
の構成と、蓄積制御部8、蓄積部9および蓄積用暗号部
11は図3の構成と同じである。
【0081】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置については、蓄積用暗号部11の存在を鍵情報
の交換等により認証し、認証結果を受信用復号部4に伝
える認証制御部25以外は、図3と図4の組み合わせで
あり、ここでは動作説明を省略する。
【0082】(実施の形態6)図6は本発明の実施の形
態6(請求項7相当)のデジタル放送限定受信装置のシ
ステム構成図を示したものであり、デコーダ部2、AV
出力用暗号部3、蓄積制御部8、蓄積部9、蓄積用復号
部12、前述の認証制御手段としての認証制御部26か
ら構成されている。なお、デコーダ部2およびAV出力
用暗号部3は図1の構成と、蓄積制御部8および蓄積部
9は図3の構成と同じである。蓄積制御部8は、蓄積部
9への暗号化圧縮映像・音声ストリームの格納と読み出
しとの双方の制御を司る。ただし、この両機能を個別に
もつ2つの蓄積制御部として構成してもよい。
【0083】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置について、以下、その動作を述べる。
【0084】まず、認証制御部26では、AV出力用暗
号部3の存在を鍵情報の交換等により認証し、認証結果
を蓄積用復号部12に伝える。
【0085】蓄積制御部8では、蓄積部9を制御して、
暗号化したトランスポートストリームを蓄積部9から取
り出して、蓄積用復号部12に出力する。
【0086】蓄積用復号部12では、暗号化したトラン
スポートストリームを復号化処理して、非暗号化のトラ
ンスポートストリームをデコーダ部2に出力するが、そ
の際、認証制御部26の認証結果がAV出力用暗号部3
の存在を認めなかった場合は、認証制御部26は、蓄積
用復号部12に対してデスクランブル処理を許可しない
等の制限を与える。
【0087】次に、デコーダ部2、及び、AV出力用暗
号部3では、図1と同様の処理を行い、非圧縮の暗号化
AVデータを復号化処理機能付きの表示装置・スピーカ
や記録装置に出力して、表示したり、記録したりする。
【0088】(実施の形態7)図7は本発明の実施の形
態7(請求項8相当)のデジタル放送限定受信装置のシ
ステム構成図を示したものであり、送信部6、送信用暗
号部7、蓄積制御部8、蓄積部9、蓄積用復号部12、
前述の認証制御手段としての認証制御部27から構成さ
れている。なお、送信部6および送信用暗号部7は図2
の構成と、蓄積制御部8、蓄積部9および蓄積用復号部
12は図6の構成と同じである。
【0089】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置については、送信用暗号部7の存在を鍵情報の
交換等により認証し、認証結果を蓄積用復号部12に伝
える認証制御部27以外は、図2と図6の組み合わせで
あり、ここでは動作説明を省略する。
【0090】(実施の形態8)図8は本発明の実施の形
態8のデジタル放送限定受信装置のシステム構成図を示
したものであり、デスクランブラ部1、デコーダ部2、
AV出力用暗号部3、受信用復号部4、受信部5、送信
部6、送信用暗号部7、蓄積制御部8、蓄積部9、蓄積
用暗号部11、蓄積用復号部12、前述の認証制御手段
としての認証制御部28、切り換え手段としてのスイッ
チ29,30から構成されている。なお、デスクランブ
ラ部1、デコーダ部2およびAV出力用暗号部3は図1
の構成と、受信用復号部4および受信部5は図4の構成
と、送信部6および送信用暗号部7は図2の構成と、蓄
積制御部8、蓄積部9および蓄積用暗号部11は図3の
構成と、蓄積用復号部12は図6の構成と同じである。
【0091】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置については、AV出力用暗号部3、送信用暗号
部7、蓄積用暗号部11の各々の存在を鍵情報の交換等
により認証し、認証結果をデスクランブラ部1、受信用
復号部4、蓄積用復号部12の各々に伝える認証制御部
28とスイッチ29,30以外は、図1から図7の組み
合わせで統合したものであり、ここでは動作説明を省略
する。
【0092】スイッチ29は、その入力側としてデスク
ランブラ部1と受信部5とを切り換える機能と、その出
力側として蓄積用暗号部11とスイッチ30とを切り換
える機能とを有し、スイッチ30は、その入力側として
蓄積用復号部12とスイッチ29とを切り換える機能
と、その出力側としてデコーダ部2と送信部6とを切り
換える機能とを有している。スイッチ29とスイッチ3
0とは、図1から図7のいずれかのモードを選択できる
ように連動して制御されるようになっている。
【0093】なお、ここでは図1から図7の単なる組み
合わせとして、動作説明を省略したが、認証制御部28
の認証結果で、デスクランブラ部1、受信用復号部4、
蓄積用復号部12の各々に直接制限を加える代りに、ス
イッチ29、スイッチ30の経路に制限を加えて制御す
ることも実施可能である。
【0094】(実施の形態9)図9は本発明の実施の形
態9(請求項9相当)のデジタル放送限定受信装置のシ
ステム構成図を示したものであり、デスクランブラ部
1、デコーダ部2、AV出力用暗号部3、前述の認証制
御手段としての認証制御部31から構成されている。な
お、デスクランブラ部1、デコーダ部2およびAV出力
用暗号部3は図1と同じ構成である。
【0095】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置については、AV出力用暗号部3の出力データ
である非圧縮の暗号化AVデータを直接取り込み、AV
出力用暗号部3が存在するだけでなく、実際に非圧縮の
AVデータが出力用暗号部3から暗号化されて出力され
ているかどうかを判定し、判定結果をデスクランブラ部
1に伝える認証制御部31以外は、図1と同じであり、
ここでは動作説明を省略する。
【0096】なお、以上の説明では、AV出力用暗号部
3の存在を認証し、デスクランブラ部1の制御に反映す
る認証制御部の例で説明をしたが、AV出力用暗号部3
の存在認証の代りとして、送信用暗号部7、または蓄積
用暗号部11の存在認証を行っても、あるいは、デスク
ランブラ部1の制御の代りとして、受信用復号部4、ま
たは蓄積用復号部12、または受信部5、または蓄積制
御部8、または送信部6の制御を例にしても実施可能で
ある。
【0097】(実施の形態10)図10は本発明の実施
の形態10(請求項10相当)のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図を示したものであり、前述の認証
制御手段としての認証制御部32、デスクランブラ手段
としてのデスクランブラ部33、デコーダ手段としての
デコーダ部34、AV出力用暗号化手段としてのAV出
力用暗号部35から構成されている。なお、デスクラン
ブラ部33は従来例の構成と同じである。
【0098】以上のように構成されたデジタル放送限定
受信装置について、以下、その動作を述べる。
【0099】まず、認証制御部32では、AV出力用暗
号部35の存在を鍵情報の交換等により認証し、認証結
果をデスクランブラ部33ではなく、デコーダ部34に
伝える。
【0100】デスクランブラ部33では、従来例と同じ
ように契約内容に応じてデスクランブル処理をして、ス
クランブルの解除されたトランスポートストリームをデ
コーダ部34に出力する。
【0101】次に、デコーダ部34では、スクランブル
の解除されたトランスポートストリームから所定の圧縮
された映像と音声のデータを選択分離した後、映像と音
声をデコード処理し、中解像度のアナログ非圧縮AVデ
ータと高解像度のデジタル非圧縮AVデータを出力す
る。ただし、その際、認証制御部32の認証結果がAV
出力用暗号部35の存在を認めなかった場合は、例え
ば、高解像度の映像ストリームに関しては、デコード処
理を実施しないか、または、デコード処理を実施して
も、中解像度のアナログの非圧縮AVデータは常時直接
アナログ方式の表示装置・スピーカや記録装置に出力す
るが、高解像度のデジタルの非圧縮AVデータはAV出
力用暗号部35に出力しない等の制限を受ける。
【0102】最後に、AV出力用暗号部35は、高解像
度のデジタル非圧縮AVデータに対して暗号化処理を行
い、暗号化した高解像度のデジタルの非圧縮AVデータ
を復号化処理機能付きの表示装置・スピーカや記録装置
に出力して、表示したり、記録したりする。
【0103】なお、以上の説明では、デコーダ部34か
ら出力されるAVデータは中解像度のアナログ非圧縮A
Vデータと高解像度のデジタル非圧縮AVデータとして
説明したが、高解像度の方はアナログ非圧縮AVデータ
としてもよい。
【0104】また、以上の説明では、AV出力用暗号部
の存在を認証し、デコーダ部の制御に反映する認証制御
部の例で説明をしたが、AV出力用暗号部の存在認証の
代りとして、送信用暗号部、または蓄積用暗号部の存在
認証を、デコーダ部の制御の代りとして、送信部、また
は蓄積制御部の制御を例にしても実施可能である。
【0105】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、出力段に
有する著作権保護機能の暗号部の認証結果に応じて、受
信/再生処理を制御する認証制御部を設けることによ
り、著作権保護機能を搭載した2重のチェック機能を有
する機密性の高いデジタル放送限定受信装置を提供でき
るとともに、著作権保護機能を搭載していない、また
は、無効にしているデジタル放送限定受信装置では、高
解像度の番組受信等の限定受信に制限を加えることがで
きるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図
【図2】本発明の実施の形態2のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図
【図3】本発明の実施の形態3のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図
【図4】本発明の実施の形態4のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図
【図5】本発明の実施の形態5のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図
【図6】本発明の実施の形態6のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図
【図7】本発明の実施の形態7のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図
【図8】本発明の実施の形態8のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図
【図9】本発明の実施の形態9のデジタル放送限定受信
装置のシステム構成図
【図10】本発明の実施の形態10のデジタル放送限定
受信装置のシステム構成図
【図11】従来のデジタル放送限定受信装置のシステム
構成図
【符号の説明】
1,33 デスクランブラ部(デスクランブラ手段) 2,34 デコーダ部(デコーダ手段) 3,35 AV出力用暗号部(AV出力用暗号化手段) 4 受信用復号部(受信用復号手段) 5 受信部(受信手段) 6 送信部(送信手段) 7 送信用暗号部(送信用暗号化手段) 8 蓄積制御部(蓄積制御手段) 9 蓄積部(蓄積手段) 11 蓄積用暗号部(蓄積用暗号化手段) 12 蓄積用復号部(蓄積用復号手段) 21,22,23,24,25,26,27,28,3
1,32 認証制御部(認証制御手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04L 9/00 675Z 5K061 7/081 H04N 7/08 Z Fターム(参考) 5C025 BA25 BA27 BA30 DA01 5C063 AB03 CA11 CA23 CA29 CA31 DA07 5C064 BA01 BB10 BC17 BC22 BC23 BC25 BC27 BD08 BD09 5D045 DA20 5J104 AA07 BA03 KA01 PA05 5K061 AA12 BB06 BB15

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力段に有する著作権保護機能の暗号化
    手段を認証し、その結果に応じて、受信/再生処理を制
    限することを特徴とするデジタル放送限定受信装置。
  2. 【請求項2】 スクランブルのかかった圧縮映像・音声
    ストリームを入力し、契約内容に応じてデスクランブル
    処理をして、スクランブル解除の圧縮映像・音声ストリ
    ームを出力するデスクランブラ手段と、 前記デスクランブラ手段より圧縮映像・音声ストリーム
    を入力し、デコード処理して、非圧縮のAVデータを出
    力するデコーダ手段と、 前記デコーダ手段より非圧縮のAVデータを入力し、暗
    号化処理して、非圧縮の暗号化AVデータを出力するA
    V出力用暗号化手段と、 前記AV出力用暗号化手段の存在を認証し、AV出力用
    暗号化手段が存在していれば前記デスクランブラ手段を
    有効に、AV出力用暗号化手段が存在していなければ前
    記デスクランブラ手段に制限を加える認証制御手段とを
    備えていることを特徴とするデジタル放送限定受信装
    置。
  3. 【請求項3】 スクランブルのかかった圧縮映像・音声
    ストリームを入力し、契約内容に応じてデスクランブル
    処理をして、スクランブル解除の圧縮映像・音声ストリ
    ームを出力するデスクランブラ手段と、 前記デスクランブラ手段より圧縮映像・音声ストリーム
    を入力し、通信用にフォーマット変換して、圧縮映像・
    音声ストリームを送信する送信手段と、 前記送信手段よりフォーマット変換後の圧縮映像・音声
    ストリームを入力し、暗号化処理して、暗号化圧縮映像
    ・音声ストリームを出力する送信用暗号化手段と、 前記送信用暗号化手段の存在を認証し、送信用暗号化手
    段が存在していれば前記デスクランブラ手段を有効に、
    送信用暗号化手段が存在していなければ前記デスクラン
    ブラ手段に制限を加える認証制御手段とを備えているこ
    とを特徴とするデジタル放送限定受信装置。
  4. 【請求項4】 スクランブルのかかった圧縮映像・音声
    ストリームを入力し、契約内容に応じてデスクランブル
    処理をして、スクランブル解除の圧縮映像・音声ストリ
    ームを出力するデスクランブラ手段と、 前記デスクランブラ手段より圧縮映像・音声ストリーム
    を入力し、暗号化処理して、暗号化圧縮映像・音声スト
    リームを出力する蓄積用暗号化手段と、 前記蓄積用暗号化手段の存在を認証し、蓄積用暗号化手
    段が存在していれば前記デスクランブラ手段を有効に、
    蓄積用暗号化手段が存在していなければ前記デスクラン
    ブラ手段に制限を加える認証制御手段と、 前記蓄積用暗号化手段より暗号化圧縮映像・音声ストリ
    ームを入力し、その暗号化圧縮映像・音声ストリームを
    格納するための制御を行う蓄積制御手段と、 前記蓄積制御手段の制御により前記暗号化圧縮映像・音
    声ストリームを格納する蓄積手段とを備えていることを
    特徴とするデジタル放送限定受信装置。
  5. 【請求項5】 通信用フォーマット変換された暗号化圧
    縮映像・音声ストリームを入力し、復号化処理をして、
    通信用フォーマットの圧縮映像・音声ストリームを出力
    する受信用復号手段と、 前記受信用復号手段より通信用フォーマットの圧縮映像
    ・音声ストリームを入力し、フォーマットを解読し、通
    常の圧縮映像・音声ストリームを出力する受信手段と、 前記受信手段より前記通常の圧縮映像・音声ストリーム
    を入力し、デコード処理して、非圧縮のAVデータを出
    力するデコーダ手段と、 前記デコーダ手段より非圧縮のAVデータを入力し、暗
    号化処理して、非圧縮の暗号化AVデータを出力するA
    V出力用暗号化手段と、 前記AV出力用暗号化手段の存在を認証し、AV出力用
    暗号化手段が存在していれば前記受信用復号手段を有効
    に、AV出力用暗号化手段が存在していなければ前記受
    信用復号手段に制限を加える認証制御手段とを備えてい
    ることを特徴とするデジタル放送限定受信装置。
  6. 【請求項6】 通信用フォーマット変換された暗号化圧
    縮映像・音声ストリームを入力し、復号化処理をして、
    通信用フォーマットの圧縮映像・音声ストリームを出力
    する受信用復号手段と、 前記受信用復号手段より前記通信用フォーマットの圧縮
    映像・音声ストリームを入力し、フォーマットを解読
    し、通常の圧縮映像・音声ストリームを出力する受信手
    段と、 前記受信手段より前記通常の圧縮映像・音声ストリーム
    を入力し、暗号化処理して、暗号化圧縮映像・音声スト
    リームを出力する蓄積用暗号化手段と、 前記蓄積用暗号化手段の存在を認証し、蓄積用暗号化手
    段が存在していれば前記受信用復号手段を有効に、蓄積
    用暗号化手段が存在していなければ前記受信用復号手段
    に制限を加える認証制御手段と、 前記蓄積用暗号化手段より暗号化圧縮映像・音声ストリ
    ームを入力し、その暗号化圧縮映像・音声ストリームを
    格納するための制御を行う蓄積制御手段と、 前記蓄積制御手段の制御により前記暗号化圧縮映像・音
    声ストリームを格納する蓄積手段とを備えていることを
    特徴とするデジタル放送限定受信装置。
  7. 【請求項7】 暗号化圧縮映像・音声ストリームを格納
    する蓄積手段と、 前記蓄積手段に格納している暗号化圧縮映像・音声スト
    リームを取り出すための制御を行い、暗号化圧縮映像・
    音声ストリームを出力する蓄積制御手段と、 前記蓄積制御手段より暗号化圧縮映像・音声ストリーム
    を入力し、復号化処理をして、非暗号化の圧縮映像・音
    声ストリームを出力する蓄積用復号手段と、 前記蓄積用復号手段より前記非暗号化の圧縮映像・音声
    ストリームを入力し、デコード処理して、非圧縮のAV
    データを出力するデコーダ手段と、 前記デコーダ手段より非圧縮のAVデータを入力し、暗
    号化処理して、非圧縮の暗号化AVデータを出力するA
    V出力用暗号化手段と、 前記AV出力用暗号化手段の存在を認証し、AV出力用
    暗号化手段が存在していれば前記蓄積用復号手段を有効
    に、AV出力用暗号化手段が存在していなければ前記蓄
    積用復号手段に制限を加える認証制御手段とを備えてい
    ることを特徴とするデジタル放送限定受信装置。
  8. 【請求項8】 暗号化圧縮映像・音声ストリームを格納
    する蓄積手段と、 前記蓄積手段に格納している暗号化圧縮映像・音声スト
    リームを取り出すための制御を行い、暗号化圧縮映像・
    音声ストリームを出力する蓄積制御手段と、 前記蓄積制御手段より暗号化圧縮映像・音声ストリーム
    を入力し、復号化処理をして、非暗号化の圧縮映像・音
    声ストリームを出力する蓄積用復号手段と、 前記蓄積用復号手段より前記非暗号化の圧縮映像・音声
    ストリームを入力し、通信用にフォーマット変換して、
    圧縮映像・音声ストリームを送信する送信手段と、 前記送信手段よりフォーマット変換後の圧縮映像・音声
    ストリームを入力し、暗号化処理して、暗号化圧縮映像
    ・音声ストリームを出力する送信用暗号化手段と、 前記送信用暗号化手段の存在を認証し、送信用暗号化手
    段が存在していれば前記蓄積用復号手段を有効に、送信
    用暗号化手段が存在していなければ前記蓄積用復号手段
    に制限を加える認証制御手段とを備えていることを特徴
    とするデジタル放送限定受信装置。
  9. 【請求項9】 前記認証制御手段は、前記AV出力用暗
    号化手段の存在を認証する際に、前記AV出力用暗号化
    手段の出力データを直接取り込んで、暗号化の成否を判
    定することを特徴とする請求項2、請求項5または請求
    項7に記載のデジタル放送限定受信装置。
  10. 【請求項10】 前記認証制御手段は、前記送信用暗号
    化手段の存在を認証する際に、前記送信用暗号化手段の
    出力データを直接取り込んで、暗号化の成否を判定する
    ことを特徴とする請求項3または請求項8に記載のデジ
    タル放送限定受信装置。
  11. 【請求項11】 前記認証制御手段は、前記蓄積用暗号
    化手段の存在を認証する際に、前記蓄積用暗号化手段の
    出力データを直接取り込んで、暗号化の成否を判定する
    ことを特徴とする請求項4または請求項6に記載のデジ
    タル放送限定受信装置。
  12. 【請求項12】 前記認証制御手段は、前記AV出力用
    暗号化手段の存在有無の認証結果により、前記デスクラ
    ンブラ手段を制御する代りに、前記デコーダ手段の制御
    をすることを特徴とする請求項2または請求項9に記載
    のデジタル放送限定受信装置。
  13. 【請求項13】 前記認証制御手段は、前記送信用暗号
    化手段の存在有無の認証結果により、前記デスクランブ
    ラ手段を制御する代りに、前記送信手段の制御をするこ
    とを特徴とする請求項3または請求項10に記載のデジ
    タル放送限定受信装置。
  14. 【請求項14】 前記認証制御手段は、前記蓄積用暗号
    化手段の存在有無の認証結果により、前記デスクランブ
    ラ手段を制御する代りに、前記蓄積制御手段の制御をす
    ることを特徴とする請求項4または請求項11に記載の
    デジタル放送限定受信装置。
  15. 【請求項15】 前記認証制御手段は、前記AV出力用
    暗号化手段の存在有無の認証結果により、前記受信用復
    号手段を制御する代りに、前記デコーダ手段の制御をす
    ることを特徴とする請求項5または請求項9に記載のデ
    ジタル放送限定受信装置。
  16. 【請求項16】 前記認証制御手段は、前記蓄積用暗号
    化手段の存在有無の認証結果により、前記受信用復号手
    段を制御する代りに、前記蓄積制御手段の制御をするこ
    とを特徴とする請求項6または請求項11に記載のデジ
    タル放送限定受信装置。
  17. 【請求項17】 前記認証制御手段は、前記AV出力用
    暗号化手段の存在有無の認証結果により、前記蓄積制御
    手段を制御する代りに、前記デコーダ手段の制御をする
    ことを特徴とする請求項7または請求項9に記載のデジ
    タル放送限定受信装置。
  18. 【請求項18】 前記認証制御手段は、前記送信用暗号
    化手段の存在有無の認証結果により、前記蓄積用復号手
    段を制御する代りに、前記蓄積制御手段または前記送信
    手段の制御をすることを特徴とする請求項8または請求
    項10に記載のデジタル放送限定受信装置。
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