JP2002163629A - カードおよび制御装置 - Google Patents
カードおよび制御装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不特定多数のユーザが指紋センサに直接触れ
ないようにする。 【解決手段】 複写機の操作パネル63は、ユーザの指
紋を読み取るための指紋センサ31、カード21がセッ
トされたことを検知するセンサ71、ユーザに対するメ
ッセージを表示させるための表示部72、複写枚数など
を指示する場合に操作されるテンキー73、および、複
写動作開始を指示するためのスタートボタン74から構
成されている。指紋センサ31にはカード21がセット
され、ユーザは、カード21の透明窓22に指を置い
て、認証処理を実行するので、不特定多数のユーザが指
紋センサ41に直接触れる必要がなくなり、ユーザに、
生理的嫌悪感、違和感を与えることを防ぎ、更に、読み
取り面に傷や汚れをつけることを未然に防ぐことができ
るため、認証精度の劣化を防ぐことができる。
ないようにする。 【解決手段】 複写機の操作パネル63は、ユーザの指
紋を読み取るための指紋センサ31、カード21がセッ
トされたことを検知するセンサ71、ユーザに対するメ
ッセージを表示させるための表示部72、複写枚数など
を指示する場合に操作されるテンキー73、および、複
写動作開始を指示するためのスタートボタン74から構
成されている。指紋センサ31にはカード21がセット
され、ユーザは、カード21の透明窓22に指を置い
て、認証処理を実行するので、不特定多数のユーザが指
紋センサ41に直接触れる必要がなくなり、ユーザに、
生理的嫌悪感、違和感を与えることを防ぎ、更に、読み
取り面に傷や汚れをつけることを未然に防ぐことができ
るため、認証精度の劣化を防ぐことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードおよび制御
装置に関し、特に、カードを用いて読み取り面に直接触
れることなく照合処理を実行することができるようにす
ることにより、ユーザに生理的嫌悪感や違和感を与える
ことなく、更に、読み取り面に傷や汚れが生じることに
より認証精度が劣化することを防いで、安定した認証結
果を得ることができるようにした、カードおよび制御装
置に関する。
装置に関し、特に、カードを用いて読み取り面に直接触
れることなく照合処理を実行することができるようにす
ることにより、ユーザに生理的嫌悪感や違和感を与える
ことなく、更に、読み取り面に傷や汚れが生じることに
より認証精度が劣化することを防いで、安定した認証結
果を得ることができるようにした、カードおよび制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、入退室の管理や、パーソナルコ
ンピュータや複写機などの各種の情報処理装置もしくは
画像形成装置などの利用者を管理する場合に、個人を特
定するための技術が必要となる。個人を特定する手段と
して、バイオメトリクスが注目されており、その中で
も、特に、指紋や掌紋による個人認証システムが実用化
されつつある。指紋や掌紋は、個人特有の特徴であり、
個人を特定する手段としては、非常に有効である。
ンピュータや複写機などの各種の情報処理装置もしくは
画像形成装置などの利用者を管理する場合に、個人を特
定するための技術が必要となる。個人を特定する手段と
して、バイオメトリクスが注目されており、その中で
も、特に、指紋や掌紋による個人認証システムが実用化
されつつある。指紋や掌紋は、個人特有の特徴であり、
個人を特定する手段としては、非常に有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1は、従来の指紋セ
ンサ1の側面断面図である。指紋センサ1は、例えば、
入退室管理や、複写機やパーソナルコンピュータなどの
利用者管理において、個人を特定するために用いられ
る。
ンサ1の側面断面図である。指紋センサ1は、例えば、
入退室管理や、複写機やパーソナルコンピュータなどの
利用者管理において、個人を特定するために用いられ
る。
【0004】光源11は、所定の強度の光を、プリズム
12を介して、読み取り面13に照射する。読み取り面
13には、ユーザの指14が置かれる。読み取り面13
にあたって反射した反射光は、プリズム12を介して、
CCD(Charge-Coupled Devices)15に入射される。
CCD15は、光の入力に応じて蓄電容量が変化する半
導体素子(フォトダイオード)を用いて、光(画像)信
号を電気信号に変換するものである。
12を介して、読み取り面13に照射する。読み取り面
13には、ユーザの指14が置かれる。読み取り面13
にあたって反射した反射光は、プリズム12を介して、
CCD(Charge-Coupled Devices)15に入射される。
CCD15は、光の入力に応じて蓄電容量が変化する半
導体素子(フォトダイオード)を用いて、光(画像)信
号を電気信号に変換するものである。
【0005】指紋センサ1は、例えば、入退室管理や、
複写機やパーソナルコンピュータなどの利用者管理に用
いられるものであるから、その読み取り面13は不特定
多数のユーザにより接触される。従って、ユーザによっ
ては、誰が接触したか分からない接触面13に接触する
ことに対して、生理的嫌悪感や違和感を持つ場合があ
る。更に、読み取り面13に、傷や汚れなどが生じるこ
とにより、認証性能が劣化してしまう場合がある。
複写機やパーソナルコンピュータなどの利用者管理に用
いられるものであるから、その読み取り面13は不特定
多数のユーザにより接触される。従って、ユーザによっ
ては、誰が接触したか分からない接触面13に接触する
ことに対して、生理的嫌悪感や違和感を持つ場合があ
る。更に、読み取り面13に、傷や汚れなどが生じるこ
とにより、認証性能が劣化してしまう場合がある。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、読み取り面に直接触れることなく照合処理
を実行することができるようにすることにより、ユーザ
に生理的嫌悪感や違和感を与えることなく、更に、読み
取り面に傷や汚れが生じることにより認証精度が劣化す
ることを防いで、安定した認証結果を得ることができる
ようにするものである。
ものであり、読み取り面に直接触れることなく照合処理
を実行することができるようにすることにより、ユーザ
に生理的嫌悪感や違和感を与えることなく、更に、読み
取り面に傷や汚れが生じることにより認証精度が劣化す
ることを防いで、安定した認証結果を得ることができる
ようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のカードは、カー
ドのうち少なくとも一部は透明な部材により構成され、
透明な部材は、電子機器に装着された状態において、電
子機器が透明な部材の上に置かれた認証対象物の画像を
読み取ることが可能であるような位置に設けられている
ことを特徴とする。
ドのうち少なくとも一部は透明な部材により構成され、
透明な部材は、電子機器に装着された状態において、電
子機器が透明な部材の上に置かれた認証対象物の画像を
読み取ることが可能であるような位置に設けられている
ことを特徴とする。
【0008】前記電子機器は、例えば、図4の複写機5
1、図15の複写機125、もしくは、図20の複写機
175などであり、例えば、ユーザの指紋特徴量などの
入力を受けることなどにより、認証処理を実行するよう
になされている。
1、図15の複写機125、もしくは、図20の複写機
175などであり、例えば、ユーザの指紋特徴量などの
入力を受けることなどにより、認証処理を実行するよう
になされている。
【0009】電子機器は、例えば、コンピュータ、パー
ソナルコンピュータ、ファクシミリ、スキャナ、プリン
タ、CD機、ATM、電話機、または、携帯電話機など
でもよい。
ソナルコンピュータ、ファクシミリ、スキャナ、プリン
タ、CD機、ATM、電話機、または、携帯電話機など
でもよい。
【0010】このような電子機器の利用者を管理するた
めに、例えば、指紋や掌紋を用いて認証処理を行う場
合、指紋、もしくは掌紋の読み取り面は不特定多数のユ
ーザにより接触される。従って、ユーザによっては、誰
が接触したか分からない接触面に接触することに対し
て、生理的嫌悪感や違和感を持つ場合がある。更に、読
み取り面に、傷や汚れなどが生じることにより、認証性
能が劣化してしまう場合がある。
めに、例えば、指紋や掌紋を用いて認証処理を行う場
合、指紋、もしくは掌紋の読み取り面は不特定多数のユ
ーザにより接触される。従って、ユーザによっては、誰
が接触したか分からない接触面に接触することに対し
て、生理的嫌悪感や違和感を持つ場合がある。更に、読
み取り面に、傷や汚れなどが生じることにより、認証性
能が劣化してしまう場合がある。
【0011】従って、読み取り面上に、透明な部材を備
えたカードを装着させることにより、ユーザは、読み取
り面に直接触れることなく、カードに指、もしくは手を
置いて認証処理を行うことができる。
えたカードを装着させることにより、ユーザは、読み取
り面に直接触れることなく、カードに指、もしくは手を
置いて認証処理を行うことができる。
【0012】透明な部材とは、例えば、プラスチックや
ガラスなどにより構成され、その上面に置いた認証対象
物の画像を、その下面から撮像可能なようになされてい
る。
ガラスなどにより構成され、その上面に置いた認証対象
物の画像を、その下面から撮像可能なようになされてい
る。
【0013】前記カードは、例えば、図2のカード2
1、図13のカード101、もしくは、図17のカード
141などであり、透明窓22が備えられ、図3に示さ
れるように、認証処理を実行する電子機器(例えば複写
機など)に装着されるようになされている。
1、図13のカード101、もしくは、図17のカード
141などであり、透明窓22が備えられ、図3に示さ
れるように、認証処理を実行する電子機器(例えば複写
機など)に装着されるようになされている。
【0014】本発明のカードにおいては、カードのうち
少なくとも一部は透明な部材により構成され、透明な部
材は、電子機器に装着された状態において、電子機器が
透明な部材の上に置かれた認証対象物の画像を読み取る
ことが可能であるような位置に設けられている。
少なくとも一部は透明な部材により構成され、透明な部
材は、電子機器に装着された状態において、電子機器が
透明な部材の上に置かれた認証対象物の画像を読み取る
ことが可能であるような位置に設けられている。
【0015】従って、読み取り面に直接触れることなく
照合処理を実行することができ、ユーザに生理的嫌悪感
や違和感を与えることなく、更に、読み取り面に傷や汚
れが生じることにより認証精度が劣化することを防ぐこ
とができる。
照合処理を実行することができ、ユーザに生理的嫌悪感
や違和感を与えることなく、更に、読み取り面に傷や汚
れが生じることにより認証精度が劣化することを防ぐこ
とができる。
【0016】また、個人情報を記憶する記憶手段を更に
備えさせるようにすることができる。
備えさせるようにすることができる。
【0017】個人情報とは、例えば、ユーザの氏名、暗
証番号、ID、部署名などである。この個人情報は、個
人を特定できるものであっても良いし、ユーザをある程
度特定できるものであってもよい。
証番号、ID、部署名などである。この個人情報は、個
人を特定できるものであっても良いし、ユーザをある程
度特定できるものであってもよい。
【0018】その記憶手段には、磁気によって個人情報
を記憶させるようにすることができる。
を記憶させるようにすることができる。
【0019】磁気によって個人情報を記憶する記憶手段
は、例えば、図13の磁気テープにより構成することが
でき、例えば、ユーザの氏名、暗証番号、ID、部署名
などが記憶される。
は、例えば、図13の磁気テープにより構成することが
でき、例えば、ユーザの氏名、暗証番号、ID、部署名
などが記憶される。
【0020】また、カードには、接触型ICカードの機
能を含ませるようにすることができ、記憶手段は、フラ
ッシュメモリであるものとすることができる。
能を含ませるようにすることができ、記憶手段は、フラ
ッシュメモリであるものとすることができる。
【0021】前記記憶手段は、図19のメモリ172な
どにより構成することができる。
どにより構成することができる。
【0022】接触型ICカードの機能を含んだカード
は、例えば、図17のカード141であり、ICと接触
端子が設けられているので、電子機器と情報の授受を行
うことができ、記憶手段に情報を記憶させるのみなら
ず、記憶手段に記憶された情報を電子機器に送出した
り、記憶手段に記憶されている情報を更新させることが
可能である。
は、例えば、図17のカード141であり、ICと接触
端子が設けられているので、電子機器と情報の授受を行
うことができ、記憶手段に情報を記憶させるのみなら
ず、記憶手段に記憶された情報を電子機器に送出した
り、記憶手段に記憶されている情報を更新させることが
可能である。
【0023】このように、カードに磁気を用いて情報を
記憶させたり、ICを用いて情報を記憶させるようにす
ることにより、例えば、電子機器に、認証処理に用いら
れる情報以外のユーザの個人情報を送出することがで
き、電子機器は、入力された個人情報を用いて、登録さ
れた情報を絞り込んでから、認証処理を行うことができ
るため、認証処理を高速に実行することが可能となる。
記憶させたり、ICを用いて情報を記憶させるようにす
ることにより、例えば、電子機器に、認証処理に用いら
れる情報以外のユーザの個人情報を送出することがで
き、電子機器は、入力された個人情報を用いて、登録さ
れた情報を絞り込んでから、認証処理を行うことができ
るため、認証処理を高速に実行することが可能となる。
【0024】また、記憶手段には、カードの使用回数を
更に記憶させるようにすることができる。
更に記憶させるようにすることができる。
【0025】カードの使用に伴って、カードに設けられ
ている透明な部材(例えば、図2の透明窓22)に、傷
や汚れが生じる可能性がある。この傷や汚れにより、認
証処理精度が劣化してしまう恐れがある。
ている透明な部材(例えば、図2の透明窓22)に、傷
や汚れが生じる可能性がある。この傷や汚れにより、認
証処理精度が劣化してしまう恐れがある。
【0026】記憶手段にカードの使用回数を記憶させる
ことにより、電子機器で、カードの使用回数を管理し、
所定の回数以上カードが使用された場合に、例えば、ユ
ーザにカードの再発行を促すようにすることが可能とな
る。
ことにより、電子機器で、カードの使用回数を管理し、
所定の回数以上カードが使用された場合に、例えば、ユ
ーザにカードの再発行を促すようにすることが可能とな
る。
【0027】また、カードの上に置かれる認証対象物
は、ユーザの指であるものとすることができ、電子機器
には、ユーザの指の指紋特徴量を用いて認証処理を実行
させることができる。
は、ユーザの指であるものとすることができ、電子機器
には、ユーザの指の指紋特徴量を用いて認証処理を実行
させることができる。
【0028】指紋は、個人特有の特徴であり、個人を特
定するための情報としては、非常に有効である。
定するための情報としては、非常に有効である。
【0029】また、カードの上に載せられる認証対象物
を、ユーザの手とすることにより、電子機器に、ユーザ
の掌紋の特徴量を用いて、認証処理を実行させるように
してもよい。
を、ユーザの手とすることにより、電子機器に、ユーザ
の掌紋の特徴量を用いて、認証処理を実行させるように
してもよい。
【0030】本発明の制御装置は、少なくとも一部が透
明な部材を有するカードを装着する装着手段と、複数の
個人認証データを、登録データとして記憶する記憶手段
と、装着手段により装着されたカードの上に置かれた認
証対象物の画像データを取得する取得手段と、記憶手段
により記憶された登録データを基に、取得手段により取
得された画像データを用いて、認証処理を実行する認証
手段とを備えることを特徴とする。
明な部材を有するカードを装着する装着手段と、複数の
個人認証データを、登録データとして記憶する記憶手段
と、装着手段により装着されたカードの上に置かれた認
証対象物の画像データを取得する取得手段と、記憶手段
により記憶された登録データを基に、取得手段により取
得された画像データを用いて、認証処理を実行する認証
手段とを備えることを特徴とする。
【0031】電子機器の利用者を管理するために、例え
ば、指紋や掌紋を用いて認証処理を行う場合、指紋、も
しくは掌紋の読み取り面は不特定多数のユーザにより接
触される。従って、ユーザによっては、誰が接触したか
分からない接触面に接触することに対して、生理的嫌悪
感や違和感を持つ場合がある。更に、読み取り面に、傷
や汚れなどが生じることにより、認証性能が劣化してし
まう場合がある。
ば、指紋や掌紋を用いて認証処理を行う場合、指紋、も
しくは掌紋の読み取り面は不特定多数のユーザにより接
触される。従って、ユーザによっては、誰が接触したか
分からない接触面に接触することに対して、生理的嫌悪
感や違和感を持つ場合がある。更に、読み取り面に、傷
や汚れなどが生じることにより、認証性能が劣化してし
まう場合がある。
【0032】従って、読み取り面上に、透明な部材を備
えたカードを装着させることにより、ユーザは、読み取
り面に直接触れることなく、カードに指、もしくは手を
置いて認証処理を行うことができる。
えたカードを装着させることにより、ユーザは、読み取
り面に直接触れることなく、カードに指、もしくは手を
置いて認証処理を行うことができる。
【0033】透明な部材とは、例えば、プラスチックや
ガラスなどにより構成され、その上面に置いた認証対象
物の画像を、その下面から撮像可能なようになされてい
る。
ガラスなどにより構成され、その上面に置いた認証対象
物の画像を、その下面から撮像可能なようになされてい
る。
【0034】前記カードは、例えば、図2のカード2
1、図13のカード101、もしくは、図17のカード
141などであり、透明窓22が備えられ、図3に示さ
れるように、認証処理を実行する電子機器(例えば複写
機など)に装着されるようになされている。
1、図13のカード101、もしくは、図17のカード
141などであり、透明窓22が備えられ、図3に示さ
れるように、認証処理を実行する電子機器(例えば複写
機など)に装着されるようになされている。
【0035】前記装着手段は、例えば、図3の位置決め
部材41などにより構成され、取得手段により、カード
の上に置かれた認証対象物の画像データを取得すること
ができるような位置に、カードを装着することができる
ようになされている。
部材41などにより構成され、取得手段により、カード
の上に置かれた認証対象物の画像データを取得すること
ができるような位置に、カードを装着することができる
ようになされている。
【0036】認証処理を実行するためには、ユーザの個
人認証データを、予め登録しておく必要がある。個人認
証データとは、例えば、ユーザの指紋特徴量などであ
る。個人認証データとしては、指紋特徴量以外に、ユー
ザの掌紋の特徴量などを用いるようにしてもよい。
人認証データを、予め登録しておく必要がある。個人認
証データとは、例えば、ユーザの指紋特徴量などであ
る。個人認証データとしては、指紋特徴量以外に、ユー
ザの掌紋の特徴量などを用いるようにしてもよい。
【0037】前記記憶手段は、例えば、図6の辞書登録
用メモリ91などにより構成され、複数のユーザの個人
認証データを記憶する。記憶手段には、ユーザの個人認
証データとともに、例えば、ID、ユーザの氏名、暗証
番号、部署名などを記憶するようにしてもよい。
用メモリ91などにより構成され、複数のユーザの個人
認証データを記憶する。記憶手段には、ユーザの個人認
証データとともに、例えば、ID、ユーザの氏名、暗証
番号、部署名などを記憶するようにしてもよい。
【0038】個人認証データの登録、および認証処理の
実行時には、例えば、ユーザの指紋などの認証対象物の
画像データが取得されなければいけない。
実行時には、例えば、ユーザの指紋などの認証対象物の
画像データが取得されなければいけない。
【0039】前記取得手段は、例えば、図3のCCD1
5などにより構成され、装着手段により装着されたカー
ドの上に置かれた認証対象物の画像データを取得する。
5などにより構成され、装着手段により装着されたカー
ドの上に置かれた認証対象物の画像データを取得する。
【0040】個人認証データの登録時には、取得された
認証対象物の画像データから、特徴量が抽出されて、そ
の特徴量が、個人認証データとして登録される。認証処
理実行時には、取得された認証対象物の画像データを基
に、認証処理が実行される。
認証対象物の画像データから、特徴量が抽出されて、そ
の特徴量が、個人認証データとして登録される。認証処
理実行時には、取得された認証対象物の画像データを基
に、認証処理が実行される。
【0041】前記認証手段は、例えば、図6の指紋総合
ASIC(Application Specific Integrated Circui
t)90などにより構成され、記憶手段により記憶され
た登録データを基に、取得手段により取得された画像デ
ータを用いて、認証処理を実行する。
ASIC(Application Specific Integrated Circui
t)90などにより構成され、記憶手段により記憶され
た登録データを基に、取得手段により取得された画像デ
ータを用いて、認証処理を実行する。
【0042】本発明の制御装置においては、少なくとも
一部が透明な部材を有するカードが装着され、複数の個
人認証データが登録データとして記憶され、装着された
カードの上に置かれた認証対象物の画像データが取得さ
れ、登録データを基に、取得された画像データを用い
て、認証処理が実行される。
一部が透明な部材を有するカードが装着され、複数の個
人認証データが登録データとして記憶され、装着された
カードの上に置かれた認証対象物の画像データが取得さ
れ、登録データを基に、取得された画像データを用い
て、認証処理が実行される。
【0043】従って、読み取り面に直接触れることなく
照合処理を実行することができ、ユーザに生理的嫌悪感
や違和感を与えることや、読み取り面に傷や汚れが生じ
ることにより認証精度が劣化することを防ぐことができ
る。
照合処理を実行することができ、ユーザに生理的嫌悪感
や違和感を与えることや、読み取り面に傷や汚れが生じ
ることにより認証精度が劣化することを防ぐことができ
る。
【0044】また、認証対象物は、ユーザの指であるも
のとすることができ、認証手段には、ユーザの指の指紋
特徴量を用いて認証処理を実行させるようにすることが
できる。
のとすることができ、認証手段には、ユーザの指の指紋
特徴量を用いて認証処理を実行させるようにすることが
できる。
【0045】指紋は、個人特有の特徴であり、個人を特
定するための情報としては、非常に有効である。
定するための情報としては、非常に有効である。
【0046】また、カードが装着されたことを検出する
検出手段を更に備えさせるようにすることができる。
検出手段を更に備えさせるようにすることができる。
【0047】前記検出手段は、例えば、図5のセンサ7
1などにより構成することができる。
1などにより構成することができる。
【0048】そして、メッセージを表示する表示手段を
更に備えさせるようにすることにより、検出手段により
カードが装着されたことが検出された場合、表示手段に
は、カードの上に、認証対象物を乗せるようにユーザに
指示するメッセージを表示させるようにすることができ
る。
更に備えさせるようにすることにより、検出手段により
カードが装着されたことが検出された場合、表示手段に
は、カードの上に、認証対象物を乗せるようにユーザに
指示するメッセージを表示させるようにすることができ
る。
【0049】表示させるメッセージは、例えば、「カー
ドの上に指を乗せてください」や、「暗証番号を入力し
て、カードの上に指を乗せてください」などである。ま
た、表示手段には、検出手段によりカードが装着された
ことが検出された場合のみならず、例えば、認証処理が
成功した場合に、「××さんこんにちは」というメッセ
ージを表示させたり、認証処理が失敗した場合に、「認
証処理に失敗しました」というメッセージを表示させた
り、カードの再発行が必要な場合に、「カードの再発行
を受けてください」というメッセージを表示させること
ができる。
ドの上に指を乗せてください」や、「暗証番号を入力し
て、カードの上に指を乗せてください」などである。ま
た、表示手段には、検出手段によりカードが装着された
ことが検出された場合のみならず、例えば、認証処理が
成功した場合に、「××さんこんにちは」というメッセ
ージを表示させたり、認証処理が失敗した場合に、「認
証処理に失敗しました」というメッセージを表示させた
り、カードの再発行が必要な場合に、「カードの再発行
を受けてください」というメッセージを表示させること
ができる。
【0050】また、カードから、認証対象物の画像デー
タと異なる情報を読み取る第1の読み取り手段と、記憶
手段により記憶されている複数の個人認証データから、
第1の読み取り手段により読み取られた情報に対応する
個人認証データを選択する選択手段とを更に備えさせる
ようにすることができ、認証手段には、選択手段により
選択された個人認証データを用いて認証処理を実行させ
るようにすることができる。
タと異なる情報を読み取る第1の読み取り手段と、記憶
手段により記憶されている複数の個人認証データから、
第1の読み取り手段により読み取られた情報に対応する
個人認証データを選択する選択手段とを更に備えさせる
ようにすることができ、認証手段には、選択手段により
選択された個人認証データを用いて認証処理を実行させ
るようにすることができる。
【0051】認証対象物の画像データと異なる情報と
は、例えば、ID、ユーザの氏名、暗証番号、部署名な
どの個人情報である。これらの情報は、認証処理の実行
時に、登録データを絞り込んでから照合処理を行うこと
によって、認証処理にかかる時間を短縮するためなどに
用いられ、カードに予め記憶されている。
は、例えば、ID、ユーザの氏名、暗証番号、部署名な
どの個人情報である。これらの情報は、認証処理の実行
時に、登録データを絞り込んでから照合処理を行うこと
によって、認証処理にかかる時間を短縮するためなどに
用いられ、カードに予め記憶されている。
【0052】前記第1の読み取り手段は、例えば、図1
4の磁気ヘッド122や、図18の接触端子161など
により構成することができ、カードが磁気テープを有
し、情報を磁気によって記憶している場合には、磁気ヘ
ッド122を用いて、カードが接触型ICカードの機能
を有している場合には、接触端子161を用いて、カー
ドに記憶されている、例えば、ID、ユーザの氏名、暗
証番号、部署名などの個人情報を読み取ることができ
る。
4の磁気ヘッド122や、図18の接触端子161など
により構成することができ、カードが磁気テープを有
し、情報を磁気によって記憶している場合には、磁気ヘ
ッド122を用いて、カードが接触型ICカードの機能
を有している場合には、接触端子161を用いて、カー
ドに記憶されている、例えば、ID、ユーザの氏名、暗
証番号、部署名などの個人情報を読み取ることができ
る。
【0053】前記選択手段は、例えば、図15の指紋照
合ASIC90などにより構成することができ、記憶手
段により記憶されている複数の個人認証データから、第
1の読み取り手段により読み取られた情報に対応する個
人認証データを選択する。
合ASIC90などにより構成することができ、記憶手
段により記憶されている複数の個人認証データから、第
1の読み取り手段により読み取られた情報に対応する個
人認証データを選択する。
【0054】認証手段は、指紋照合処理において、記憶
手段に記憶されている登録データの中に、入力されたユ
ーザの指紋特徴量に合致するものがあるか否かにより認
証処理を行うが、記憶手段に記憶されている登録データ
の数が多い場合、すなわち、登録されているユーザの数
が多い場合、それらの登録データを全て用いて認証処理
を実行すると、認証処理に時間がかかってしまう。従っ
て、前記第1の読み取り手段により読み取られた情報に
合致する個人認証データを選択し、選択された個人認証
データを用いて認証処理を実行することにより、認証処
理にかかる時間を短縮することが可能となる。
手段に記憶されている登録データの中に、入力されたユ
ーザの指紋特徴量に合致するものがあるか否かにより認
証処理を行うが、記憶手段に記憶されている登録データ
の数が多い場合、すなわち、登録されているユーザの数
が多い場合、それらの登録データを全て用いて認証処理
を実行すると、認証処理に時間がかかってしまう。従っ
て、前記第1の読み取り手段により読み取られた情報に
合致する個人認証データを選択し、選択された個人認証
データを用いて認証処理を実行することにより、認証処
理にかかる時間を短縮することが可能となる。
【0055】また、所定の情報の入力を受ける入力手段
と、記憶手段により記憶されている複数の個人認証デー
タから、入力手段により入力された所定の情報に対応す
る個人認証データを選択する選択手段とを更に備えさせ
るようにすることができ、認証手段には、選択手段によ
り選択された個人認証データを用いて認証処理を実行さ
せるようにすることができる。
と、記憶手段により記憶されている複数の個人認証デー
タから、入力手段により入力された所定の情報に対応す
る個人認証データを選択する選択手段とを更に備えさせ
るようにすることができ、認証手段には、選択手段によ
り選択された個人認証データを用いて認証処理を実行さ
せるようにすることができる。
【0056】前記入力手段は、例えば、図5のテンキー
73などにより構成することができ、例えば、暗証番号
など、ユーザをある程度識別することができる所定の情
報の入力を受けるようになされている。
73などにより構成することができ、例えば、暗証番号
など、ユーザをある程度識別することができる所定の情
報の入力を受けるようになされている。
【0057】前記所定の情報は、ユーザをある程度識別
することが可能であれば、ユーザに固有の情報であって
も良いし、何人かのユーザに共通した情報であっても良
い。具体的には、暗証番号などを、ユーザそれぞれに1
つずつ用意するようにしても良いし、部署毎に用意する
ようにしても良い。
することが可能であれば、ユーザに固有の情報であって
も良いし、何人かのユーザに共通した情報であっても良
い。具体的には、暗証番号などを、ユーザそれぞれに1
つずつ用意するようにしても良いし、部署毎に用意する
ようにしても良い。
【0058】前記選択手段は、例えば、図6の指紋照合
ASIC90などにより構成することができ、記憶手段
により記憶されている複数の個人認証データから、入力
手段により入力された所定の情報に対応する個人認証デ
ータを選択する。
ASIC90などにより構成することができ、記憶手段
により記憶されている複数の個人認証データから、入力
手段により入力された所定の情報に対応する個人認証デ
ータを選択する。
【0059】認証手段は、指紋照合処理において、記憶
手段に記憶されている登録データの中に、入力されたユ
ーザの指紋特徴量に合致するものがあるか否かにより認
証処理を行うが、記憶手段に記憶されている登録データ
の数が多い場合、すなわち、登録されているユーザの数
が多い場合、それらの登録データを全て用いて認証処理
を実行すると、認証処理に時間がかかってしまう。従っ
て、入力手段により入力された所定の情報に合致する個
人認証データを選択し、選択された個人認証データを用
いて認証処理を実行することにより、認証処理にかかる
時間を短縮することが可能となる。
手段に記憶されている登録データの中に、入力されたユ
ーザの指紋特徴量に合致するものがあるか否かにより認
証処理を行うが、記憶手段に記憶されている登録データ
の数が多い場合、すなわち、登録されているユーザの数
が多い場合、それらの登録データを全て用いて認証処理
を実行すると、認証処理に時間がかかってしまう。従っ
て、入力手段により入力された所定の情報に合致する個
人認証データを選択し、選択された個人認証データを用
いて認証処理を実行することにより、認証処理にかかる
時間を短縮することが可能となる。
【0060】そして、前記所定の情報は、暗証番号であ
るものとすることができる。
るものとすることができる。
【0061】また、カードから、カードの使用回数を読
み取る第2の読み取り手段と、使用回数が所定の回数よ
りも多かった場合、カードの再発行が必要であることを
示す信号を出力する出力手段とを更に備えさせるように
することができる。
み取る第2の読み取り手段と、使用回数が所定の回数よ
りも多かった場合、カードの再発行が必要であることを
示す信号を出力する出力手段とを更に備えさせるように
することができる。
【0062】前記第2の読み取り手段は、例えば、図1
8の接触端子161などにより構成することができ、カ
ードが接触型ICカードの機能を有している場合には、
接触端子161を用いて、カードに記憶されているカー
ドの使用回数を読み出すようになされている。
8の接触端子161などにより構成することができ、カ
ードが接触型ICカードの機能を有している場合には、
接触端子161を用いて、カードに記憶されているカー
ドの使用回数を読み出すようになされている。
【0063】認証処理実行時には、カードが有する透明
な部材の上に、例えば、ユーザの指などの認証対象物が
置かれて、その画像データが取得されるようになされて
いる。従って、透明な部材は、その上面に、何度もユー
ザの指が置かれるので、傷がついたり、汚れなどが生じ
る場合がある。透明な部材についた傷や汚れなどが、取
得される画像データに影響を及ぼすことにより、認証精
度が悪化してしまう恐れがある。
な部材の上に、例えば、ユーザの指などの認証対象物が
置かれて、その画像データが取得されるようになされて
いる。従って、透明な部材は、その上面に、何度もユー
ザの指が置かれるので、傷がついたり、汚れなどが生じ
る場合がある。透明な部材についた傷や汚れなどが、取
得される画像データに影響を及ぼすことにより、認証精
度が悪化してしまう恐れがある。
【0064】第2の読み取り手段によって読み取られた
カードの使用回数が所定の回数よりも多かった場合、カ
ードの透明な部材に傷や汚れがついていると考えられ
る。
カードの使用回数が所定の回数よりも多かった場合、カ
ードの透明な部材に傷や汚れがついていると考えられ
る。
【0065】前記出力手段は、例えば、図5の表示部7
2などにより構成することができ、カードの使用回数
が、所定の回数より多い場合、例えば、「カードの再発
行を受けてください」というメッセージを表示させるこ
とにより、ユーザに、カードの再発行を受けることを促
すことができる。
2などにより構成することができ、カードの使用回数
が、所定の回数より多い場合、例えば、「カードの再発
行を受けてください」というメッセージを表示させるこ
とにより、ユーザに、カードの再発行を受けることを促
すことができる。
【0066】出力手段は、自分自身にメッセージを表示
させる以外にも、例えば、ネットワークを経由して、例
えば、認証システムの管理者が有する他の情報処理装置
や、カード発行装置などに、カードの再発行が必要であ
ることを示す信号を出力するようにしてもよい。
させる以外にも、例えば、ネットワークを経由して、例
えば、認証システムの管理者が有する他の情報処理装置
や、カード発行装置などに、カードの再発行が必要であ
ることを示す信号を出力するようにしてもよい。
【0067】従って、カードの透明な部材に傷や汚れが
ついてしまうと考えられる所定の回数以上カードが使用
された場合、ユーザは、出力手段により出力されたメッ
セージなどに従って、カードを取り替えるので、認証精
度の悪化を防ぐことができる。
ついてしまうと考えられる所定の回数以上カードが使用
された場合、ユーザは、出力手段により出力されたメッ
セージなどに従って、カードを取り替えるので、認証精
度の悪化を防ぐことができる。
【0068】また、電子機器は、コンピュータ、パーソ
ナルコンピュータ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、
プリンタ、CD機、ATM、電話機、または、携帯電話
機のいずれかであるものとすることができる。
ナルコンピュータ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、
プリンタ、CD機、ATM、電話機、または、携帯電話
機のいずれかであるものとすることができる。
【0069】更に、電子機器を制御する制御装置は、電
子機器に内蔵されるものとすることができる。
子機器に内蔵されるものとすることができる。
【0070】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0071】図2は、認証処理に用いられるカード21
を示すものである。カード21には、例えば、プラスチ
ックやガラスなどよりなる透明窓22が設けられてい
る。ここでは、透明窓22の形状を、楕円形としている
が、透明窓22の形状は、楕円形以外でも、例えば、四
角形や、その他の形状であってもよい。ユーザは、それ
ぞれ、このカード21を保有する。
を示すものである。カード21には、例えば、プラスチ
ックやガラスなどよりなる透明窓22が設けられてい
る。ここでは、透明窓22の形状を、楕円形としている
が、透明窓22の形状は、楕円形以外でも、例えば、四
角形や、その他の形状であってもよい。ユーザは、それ
ぞれ、このカード21を保有する。
【0072】図3は、本発明を適応した指紋センサ31
の図であり、図3(A)は、指紋センサ31の側面断面
図、図3(B)は、指紋センサ31を上から見た図であ
る。なお、従来の場合と対応する部分には同一の符号を
付してあり、その説明は適宜省略する(以下、同様)。
の図であり、図3(A)は、指紋センサ31の側面断面
図、図3(B)は、指紋センサ31を上から見た図であ
る。なお、従来の場合と対応する部分には同一の符号を
付してあり、その説明は適宜省略する(以下、同様)。
【0073】図2のカード21は、図3に示されるよう
に、指紋センサ31の読み取り面13上に、位置決め部
材41により、カード21の透明窓22が、CCD15
による指紋の画像の撮像に適した位置になるように、位
置決めされてセットされる。位置決め部材41は、読み
取り面13のうちの3辺を囲むように設けられ、カード
21は、位置決め部材41が設けられていない1辺から
差し込むことができるようになされている。
に、指紋センサ31の読み取り面13上に、位置決め部
材41により、カード21の透明窓22が、CCD15
による指紋の画像の撮像に適した位置になるように、位
置決めされてセットされる。位置決め部材41は、読み
取り面13のうちの3辺を囲むように設けられ、カード
21は、位置決め部材41が設けられていない1辺から
差し込むことができるようになされている。
【0074】このようにすることにより、ユーザは、読
み取り面13に直接接触する必要がなくなるため、生理
的嫌悪感、違和感を持つこともなく、更に、読み取り面
13に傷や汚れをつけることを未然に防ぐことができる
ため、認証精度の劣化を防ぐことができる。
み取り面13に直接接触する必要がなくなるため、生理
的嫌悪感、違和感を持つこともなく、更に、読み取り面
13に傷や汚れをつけることを未然に防ぐことができる
ため、認証精度の劣化を防ぐことができる。
【0075】図4は、図2のカード21を用いた指紋認
証処理によって利用者を管理するようになされている複
写機51の外観構成図である。
証処理によって利用者を管理するようになされている複
写機51の外観構成図である。
【0076】この複写機51は、その上部に開動自在な
蓋62を有し、蓋62が開放されたとき、原稿台61が
露出するようになされている。原稿台61は、透明なガ
ラスなどにより構成されており、ユーザは、コピーを行
うとき、原稿台61上に原稿(図示せず)を載置する。
原稿台61の手前には、操作パネル63が配置されてい
る。ユーザが、原稿台61に複写したい原稿を置き、蓋
62を閉め、操作パネル63を操作して、原稿の複写を
指令することにより、図示しない用紙排出部から、原稿
台61に置かれた原稿を複写した用紙が排出されるよう
になされている。
蓋62を有し、蓋62が開放されたとき、原稿台61が
露出するようになされている。原稿台61は、透明なガ
ラスなどにより構成されており、ユーザは、コピーを行
うとき、原稿台61上に原稿(図示せず)を載置する。
原稿台61の手前には、操作パネル63が配置されてい
る。ユーザが、原稿台61に複写したい原稿を置き、蓋
62を閉め、操作パネル63を操作して、原稿の複写を
指令することにより、図示しない用紙排出部から、原稿
台61に置かれた原稿を複写した用紙が排出されるよう
になされている。
【0077】図5は、図4の操作パネル63の詳細な構
成を示す図である。操作パネル63は、ユーザの指紋を
読み取るための、図3を用いて説明した指紋センサ3
1、指紋センサ31にカード21がセットされたことを
検知するためのセンサ71、ユーザに対するメッセージ
を表示させるための表示部72、複写枚数などを指示す
る場合に操作されるテンキー73、および、複写動作開
始を指示するためのスタートボタン74から構成されて
いる。
成を示す図である。操作パネル63は、ユーザの指紋を
読み取るための、図3を用いて説明した指紋センサ3
1、指紋センサ31にカード21がセットされたことを
検知するためのセンサ71、ユーザに対するメッセージ
を表示させるための表示部72、複写枚数などを指示す
る場合に操作されるテンキー73、および、複写動作開
始を指示するためのスタートボタン74から構成されて
いる。
【0078】図6は、図4の複写機51の内部構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【0079】CPU(Central Processing Unit)81
は、複写機51の各部を制御するものであり、例えば、
指紋登録時には、図3を用いて説明した指紋センサ31
のCCD15にユーザの指紋を撮像させ、ユーザの指紋
に対応するアナログ画像信号をアンプ88で増幅させ、
A/D変換部89でデジタルデータに変換させ、指紋照
合ASIC(Application Specific Integrated Circui
t)90において、指紋特徴量を抽出させて、内部バス
82を介して、抽出された指紋特徴量の入力を受け、内
部バス82を介して、辞書登録用メモリ91に出力して
保存させる。
は、複写機51の各部を制御するものであり、例えば、
指紋登録時には、図3を用いて説明した指紋センサ31
のCCD15にユーザの指紋を撮像させ、ユーザの指紋
に対応するアナログ画像信号をアンプ88で増幅させ、
A/D変換部89でデジタルデータに変換させ、指紋照
合ASIC(Application Specific Integrated Circui
t)90において、指紋特徴量を抽出させて、内部バス
82を介して、抽出された指紋特徴量の入力を受け、内
部バス82を介して、辞書登録用メモリ91に出力して
保存させる。
【0080】また、CPU81は、指紋照合時には、セ
ンサ71から入力される信号に基づいて、カード21が
挿入されたことを検知して、所定のメッセージを操作パ
ネル63の表示部72に表示させるための制御信号を生
成して出力したり、辞書登録用メモリ91に記録されて
いる辞書データを基に、A/D変換部89を介して入力
されるユーザの指紋に対応する画像データが、予め登録
されているか否かを照合させるための制御信号を生成し
て、指紋照合ASIC90に出力する。
ンサ71から入力される信号に基づいて、カード21が
挿入されたことを検知して、所定のメッセージを操作パ
ネル63の表示部72に表示させるための制御信号を生
成して出力したり、辞書登録用メモリ91に記録されて
いる辞書データを基に、A/D変換部89を介して入力
されるユーザの指紋に対応する画像データが、予め登録
されているか否かを照合させるための制御信号を生成し
て、指紋照合ASIC90に出力する。
【0081】CCD83は、図4の原稿台61のガラス
面の下に備えられ、図示しない発光源とともに、原稿を
走査し、反射光を受光して、アンプ84に出力する。ア
ンプ84は、入力された、原稿に対応するアナログ画像
データを増幅し、A/D変換部85に出力する。A/D
変換部85は、入力されたアナログ画像データを、所定
の分解能でデジタルデータに変換し、内部バス82を介
してメモリ92に供給する。
面の下に備えられ、図示しない発光源とともに、原稿を
走査し、反射光を受光して、アンプ84に出力する。ア
ンプ84は、入力された、原稿に対応するアナログ画像
データを増幅し、A/D変換部85に出力する。A/D
変換部85は、入力されたアナログ画像データを、所定
の分解能でデジタルデータに変換し、内部バス82を介
してメモリ92に供給する。
【0082】メモリ92は、A/D変換部85から出力
されたデジタル画像データを一時記憶させるためのメモ
リである。ユーザが、操作パネル63を用いて、例え
ば、複数枚の複写、両面複写、ソートモードなどの複写
モードを選択した場合、CPU81は、メモリ92に、
A/D変換部85から出力されたデジタル画像データを
一時記憶させ、所定の順番でそれらのデータを読み出し
て、複写部86に出力して複写させることにより、ユー
ザの所望の複写原稿を迅速に作成することができるよう
になされている。
されたデジタル画像データを一時記憶させるためのメモ
リである。ユーザが、操作パネル63を用いて、例え
ば、複数枚の複写、両面複写、ソートモードなどの複写
モードを選択した場合、CPU81は、メモリ92に、
A/D変換部85から出力されたデジタル画像データを
一時記憶させ、所定の順番でそれらのデータを読み出し
て、複写部86に出力して複写させることにより、ユー
ザの所望の複写原稿を迅速に作成することができるよう
になされている。
【0083】複写部86は、その内部にレーザダイオー
ドおよびポリゴンミラーを有し、入力されるデータに基
づいて、レーザダイオードのレーザの出射のON/OF
Fが制御され、所定の速度で回転されるポリゴンミラー
に反射されることにより、図示しない感光体表面に、レ
ーザダイオードの出射光が走査されて、静電潜像が形成
される。感光体表面の静電潜像にはトナーが電気的に付
着される。また、図示しない用紙搬送機構により、ユー
ザの所望の大きさの用紙が感光体付近に搬送される。搬
送された用紙は、トナー像が形成された感光体表面に接
する位置において、電価をかけられることにより、トナ
ーが付着されて、定着ローラまで搬送される。そして、
定着ローラの熱および圧力により、用紙にトナーが定着
され、画像が複写された用紙が排出される。
ドおよびポリゴンミラーを有し、入力されるデータに基
づいて、レーザダイオードのレーザの出射のON/OF
Fが制御され、所定の速度で回転されるポリゴンミラー
に反射されることにより、図示しない感光体表面に、レ
ーザダイオードの出射光が走査されて、静電潜像が形成
される。感光体表面の静電潜像にはトナーが電気的に付
着される。また、図示しない用紙搬送機構により、ユー
ザの所望の大きさの用紙が感光体付近に搬送される。搬
送された用紙は、トナー像が形成された感光体表面に接
する位置において、電価をかけられることにより、トナ
ーが付着されて、定着ローラまで搬送される。そして、
定着ローラの熱および圧力により、用紙にトナーが定着
され、画像が複写された用紙が排出される。
【0084】指紋照合ASIC90は、A/D変換部8
9から、ユーザの指紋データに対応する画像データの入
力を受け、入力された画像データに対して、所定の画像
処理を施して、指紋特徴量を抽出し、CPU81の制御
に従って、内部バス82を介してCPU81に出力した
り、辞書登録用メモリ91保存されている辞書データの
中に対応する指紋特徴量を有するデータが存在するか否
か、すなわち、このユーザは予め登録されているユーザ
であるか否かを判断する。
9から、ユーザの指紋データに対応する画像データの入
力を受け、入力された画像データに対して、所定の画像
処理を施して、指紋特徴量を抽出し、CPU81の制御
に従って、内部バス82を介してCPU81に出力した
り、辞書登録用メモリ91保存されている辞書データの
中に対応する指紋特徴量を有するデータが存在するか否
か、すなわち、このユーザは予め登録されているユーザ
であるか否かを判断する。
【0085】各ユーザは、複写機51を利用する場合、
予め自分の指紋を登録する必要がある。最初に、この登
録処理について、図7のフローチャートを参照して説明
する。
予め自分の指紋を登録する必要がある。最初に、この登
録処理について、図7のフローチャートを参照して説明
する。
【0086】ステップS1において、CPU81は、現
在設定されているモードが登録モードであるか否かを判
定する。ステップS1において、登録モードでないと判
断された場合(通常の認証モードである場合)、処理が
終了される。
在設定されているモードが登録モードであるか否かを判
定する。ステップS1において、登録モードでないと判
断された場合(通常の認証モードである場合)、処理が
終了される。
【0087】登録モードは、サービスマン、あるいは複
写機51の所定の管理者などが、例えば、テンキー73
から、所定の暗証番号を入力することで設定される。あ
るいは、予め用意されている鍵などを、複写機51の所
定の位置に装着したとき、登録モードが設定されるよう
にしてもよい。
写機51の所定の管理者などが、例えば、テンキー73
から、所定の暗証番号を入力することで設定される。あ
るいは、予め用意されている鍵などを、複写機51の所
定の位置に装着したとき、登録モードが設定されるよう
にしてもよい。
【0088】ステップS1において、登録モードが設定
されていると判断された場合、ステップS2において、
CPU81は、指紋の画像を取り込む。このとき、CP
U81は、CCD15を制御し、ユーザの指紋の画像を
撮影させる。CCD15により撮影された画像データ
は、アンプ88により増幅された後、A/D変換部89
に入力される。A/D変換部89は、入力された画像デ
ータをA/D変換し、指紋照合ASIC90に供給す
る。
されていると判断された場合、ステップS2において、
CPU81は、指紋の画像を取り込む。このとき、CP
U81は、CCD15を制御し、ユーザの指紋の画像を
撮影させる。CCD15により撮影された画像データ
は、アンプ88により増幅された後、A/D変換部89
に入力される。A/D変換部89は、入力された画像デ
ータをA/D変換し、指紋照合ASIC90に供給す
る。
【0089】ステップS3において、指紋照合ASIC
90は、指紋特徴量を抽出する。すなわち、指紋照合A
SIC90は、A/D変換部89より入力されたユーザ
の指紋の画像データに所定の処理を施して、各ユーザを
識別するのに必要な指紋特徴量を抽出し、内部バス82
を介して、CPU81に出力する。
90は、指紋特徴量を抽出する。すなわち、指紋照合A
SIC90は、A/D変換部89より入力されたユーザ
の指紋の画像データに所定の処理を施して、各ユーザを
識別するのに必要な指紋特徴量を抽出し、内部バス82
を介して、CPU81に出力する。
【0090】ステップS4において、CPU81は、ス
テップS3において指紋照合ASIC90により抽出さ
れたユーザの指紋特徴量を、内部バス82を介して、辞
書登録用メモリ91に出力し、登録データを追加する。
ここで、CPU81は、操作パネル63の表示部72
に、例えば、「氏名を入力してください」というメッセ
ージを表示させ、操作パネル63から入力される信号に
基づいて、指紋特徴量とともに、ユーザの氏名を登録す
るようにしてもよい。ここで、指紋特徴量とともに登録
される個人情報は、ユーザの氏名以外にも、例えば、暗
証番号、ID、部署名などでもよい。
テップS3において指紋照合ASIC90により抽出さ
れたユーザの指紋特徴量を、内部バス82を介して、辞
書登録用メモリ91に出力し、登録データを追加する。
ここで、CPU81は、操作パネル63の表示部72
に、例えば、「氏名を入力してください」というメッセ
ージを表示させ、操作パネル63から入力される信号に
基づいて、指紋特徴量とともに、ユーザの氏名を登録す
るようにしてもよい。ここで、指紋特徴量とともに登録
される個人情報は、ユーザの氏名以外にも、例えば、暗
証番号、ID、部署名などでもよい。
【0091】操作パネル31から登録モードの解除が指
令されると、ステップS5において、CPU81は、登
録モード解除処理を実行する。これにより、通常の認証
モードが設定されて、処理が終了される。
令されると、ステップS5において、CPU81は、登
録モード解除処理を実行する。これにより、通常の認証
モードが設定されて、処理が終了される。
【0092】以上のようにして、この複写機51を利用
する各ユーザの指紋特徴量が、辞書登録用メモリ91に
登録される。
する各ユーザの指紋特徴量が、辞書登録用メモリ91に
登録される。
【0093】図8は、このようにして、辞書登録用メモ
リ91に登録されたデータベースの例を表している。こ
の例においては、各ユーザのIDと氏名が、ユーザ毎の
指紋特徴量とともに登録されている。
リ91に登録されたデータベースの例を表している。こ
の例においては、各ユーザのIDと氏名が、ユーザ毎の
指紋特徴量とともに登録されている。
【0094】このように、正当なユーザは、自分自身の
指紋の特徴量を、予め辞書登録用メモリ91に登録して
おくと、以後、認証モードにおいて、この複写機51を
利用して、原稿をコピーすることが可能となる。この場
合の認証処理1について、9のフローチャートを参照し
て説明する。
指紋の特徴量を、予め辞書登録用メモリ91に登録して
おくと、以後、認証モードにおいて、この複写機51を
利用して、原稿をコピーすることが可能となる。この場
合の認証処理1について、9のフローチャートを参照し
て説明する。
【0095】ステップS11において、CPU81は、
内部バス82を介して、センサ71から入力される信号
を基に、カード21がセットされたか否かを判断する。
ステップS11において、カード21がセットされてい
ないと判断された場合、カード21がセットされたと判
断されるまで、ステップS11の処理が繰り返される。
内部バス82を介して、センサ71から入力される信号
を基に、カード21がセットされたか否かを判断する。
ステップS11において、カード21がセットされてい
ないと判断された場合、カード21がセットされたと判
断されるまで、ステップS11の処理が繰り返される。
【0096】ステップS11において、カード21がセ
ットされたと判断された場合、ステップS12におい
て、CPU81は、操作パネル63の表示部72に、
「カードの上に指を乗せてください」というメッセージ
を表示させるための制御信号を生成して、内部バス82
を介して、操作パネル63に出力し、図10に示される
ように、表示部72に、「カードの上に指を乗せてくだ
さい」というメッセージを表示させる。
ットされたと判断された場合、ステップS12におい
て、CPU81は、操作パネル63の表示部72に、
「カードの上に指を乗せてください」というメッセージ
を表示させるための制御信号を生成して、内部バス82
を介して、操作パネル63に出力し、図10に示される
ように、表示部72に、「カードの上に指を乗せてくだ
さい」というメッセージを表示させる。
【0097】ユーザは、表示部72に表示されたメッセ
ージを確認し、指紋センサ31にセットしたカード21
の上に指14を置く。CCD15は、指14の指紋の画
像を撮像する。CCD15により撮影された画像データ
は、アンプ88により増幅された後、A/D変換部89
に入力される。A/D変換部89は、入力された画像デ
ータをA/D変換し、指紋照合ASIC90に供給す
る。
ージを確認し、指紋センサ31にセットしたカード21
の上に指14を置く。CCD15は、指14の指紋の画
像を撮像する。CCD15により撮影された画像データ
は、アンプ88により増幅された後、A/D変換部89
に入力される。A/D変換部89は、入力された画像デ
ータをA/D変換し、指紋照合ASIC90に供給す
る。
【0098】ステップS13において、指紋照合ASI
C90は、A/D変換部89から、指紋特徴量が入力さ
れたか否かを判断する。ステップS13において、指紋
特徴量が入力されていないと判断された場合、指紋特徴
量が入力されたと判断されるまで、ステップS13の処
理が繰り返される。
C90は、A/D変換部89から、指紋特徴量が入力さ
れたか否かを判断する。ステップS13において、指紋
特徴量が入力されていないと判断された場合、指紋特徴
量が入力されたと判断されるまで、ステップS13の処
理が繰り返される。
【0099】ステップS13において、指紋特徴量が入
力されたと判断された場合、ステップS14において、
指紋照合ASIC90は、認証処理を実行する。すなわ
ち、指紋照合ASIC90は、A/D変換部89より入
力されたユーザの指紋の画像データに所定の処理を施し
て、各ユーザを識別するのに必要な指紋特徴量を抽出
し、辞書登録メモリ91に、対応する指紋特徴量が登録
されているか否かを判断することによって、認証処理を
行い、その結果を、内部バス82を介して、CPU81
に出力する。
力されたと判断された場合、ステップS14において、
指紋照合ASIC90は、認証処理を実行する。すなわ
ち、指紋照合ASIC90は、A/D変換部89より入
力されたユーザの指紋の画像データに所定の処理を施し
て、各ユーザを識別するのに必要な指紋特徴量を抽出
し、辞書登録メモリ91に、対応する指紋特徴量が登録
されているか否かを判断することによって、認証処理を
行い、その結果を、内部バス82を介して、CPU81
に出力する。
【0100】ステップS15において、CPU81は、
指紋照合ASIC90から入力される信号を基に、認証
処理は成功したか否かを判断する。
指紋照合ASIC90から入力される信号を基に、認証
処理は成功したか否かを判断する。
【0101】ステップS15において、認証処理が成功
したと判断された場合、ステップS16において、CP
U81は、認証されたユーザの氏名を、辞書登録メモリ
91から読み込み、表示部72に、「××さんこんにち
わ」というメッセージを表示させるための制御信号を生
成して、操作パネル63に出力し、表示部72に、「×
×さんこんにちわ」というメッセージを表示させて、処
理が終了される。
したと判断された場合、ステップS16において、CP
U81は、認証されたユーザの氏名を、辞書登録メモリ
91から読み込み、表示部72に、「××さんこんにち
わ」というメッセージを表示させるための制御信号を生
成して、操作パネル63に出力し、表示部72に、「×
×さんこんにちわ」というメッセージを表示させて、処
理が終了される。
【0102】例えば、辞書登録メモリ91に、図8のよ
うに、ID、氏名、および指紋特徴量が登録されてお
り、ステップS15において認証処理が成功したユーザ
のIDが「003」である場合、図11に示されるよう
に、操作パネル63の表示部72には、「山本さんこん
にちは」というメッセージが表示される。
うに、ID、氏名、および指紋特徴量が登録されてお
り、ステップS15において認証処理が成功したユーザ
のIDが「003」である場合、図11に示されるよう
に、操作パネル63の表示部72には、「山本さんこん
にちは」というメッセージが表示される。
【0103】ステップS15において、認証処理が失敗
したと判断された場合、ステップS17において、CP
U81は、表示部72に、「認証処理に失敗しました」
というメッセージを表示させるための制御信号を生成し
て、操作パネル63に出力し、表示部72に、「認証処
理に失敗しました」というメッセージを表示させて、処
理が終了される。
したと判断された場合、ステップS17において、CP
U81は、表示部72に、「認証処理に失敗しました」
というメッセージを表示させるための制御信号を生成し
て、操作パネル63に出力し、表示部72に、「認証処
理に失敗しました」というメッセージを表示させて、処
理が終了される。
【0104】図9を用いて説明した処理により、カード
21がセットされたことが検知され、操作パネル63の
表示部72に、ユーザに対するメッセージが出力される
ようにしたので、ユーザにとって分かりやすいユーザイ
ンタフェースを提供することが可能となる。
21がセットされたことが検知され、操作パネル63の
表示部72に、ユーザに対するメッセージが出力される
ようにしたので、ユーザにとって分かりやすいユーザイ
ンタフェースを提供することが可能となる。
【0105】このように、使用者が管理されている複写
機51において、登録されている利用者の数が多い場
合、辞書登録用メモリ91に登録されている指紋特徴量
の数も増えるため、その認証処理にかかる時間が長くな
ってしまう。そこで、指紋特徴量以外の、例えば暗証番
号などの情報を、辞書登録用メモリ91にあわせて登録
し、指紋特徴量とともに、暗証番号をユーザに入力させ
ることにより、認証処理にかかる時間を短縮するように
してもよい。
機51において、登録されている利用者の数が多い場
合、辞書登録用メモリ91に登録されている指紋特徴量
の数も増えるため、その認証処理にかかる時間が長くな
ってしまう。そこで、指紋特徴量以外の、例えば暗証番
号などの情報を、辞書登録用メモリ91にあわせて登録
し、指紋特徴量とともに、暗証番号をユーザに入力させ
ることにより、認証処理にかかる時間を短縮するように
してもよい。
【0106】この暗証番号は、例えば、個人毎に与えら
れているものでも良いし、例えば、部署毎に与えられて
いるものでもよい。暗証番号が部署毎に与えられている
場合、辞書登録用メモリ91には、同じ暗証番号で、複
数の指紋特徴量が登録される。
れているものでも良いし、例えば、部署毎に与えられて
いるものでもよい。暗証番号が部署毎に与えられている
場合、辞書登録用メモリ91には、同じ暗証番号で、複
数の指紋特徴量が登録される。
【0107】図12のフローチャートを参照して、暗証
番号を併用した認証処理2について説明する。
番号を併用した認証処理2について説明する。
【0108】ステップS31において、図9のステップ
S11と同様の処理が実行される。
S11と同様の処理が実行される。
【0109】ステップS31において、カード21がセ
ットされたと判断された場合、ステップS32におい
て、CPU81は、操作パネル63の表示部72に、
「暗証番号を入力し、カードの上に指を乗せてくださ
い」というメッセージを表示させるための制御信号を生
成して、内部バス82を介して、操作パネル63に出力
し、表示部72に、「暗証番号を入力し、カードの上に
指を乗せてください」というメッセージを表示させる。
ットされたと判断された場合、ステップS32におい
て、CPU81は、操作パネル63の表示部72に、
「暗証番号を入力し、カードの上に指を乗せてくださ
い」というメッセージを表示させるための制御信号を生
成して、内部バス82を介して、操作パネル63に出力
し、表示部72に、「暗証番号を入力し、カードの上に
指を乗せてください」というメッセージを表示させる。
【0110】ユーザは、表示部72に表示されたメッセ
ージを確認し、操作パネル63のテンキー73を用いて
暗証番号を入力し、指紋センサ31にセットしたカード
21の上に指14を置く。テンキー73を用いて入力さ
れた暗証番号は、CPU81に供給される。CCD15
は、指14の指紋の画像を撮像する。CCD15により
撮影された画像データは、アンプ88により増幅された
後、A/D変換部89に入力される。A/D変換部89
は、入力された画像データをA/D変換し、指紋照合A
SIC90に供給する。
ージを確認し、操作パネル63のテンキー73を用いて
暗証番号を入力し、指紋センサ31にセットしたカード
21の上に指14を置く。テンキー73を用いて入力さ
れた暗証番号は、CPU81に供給される。CCD15
は、指14の指紋の画像を撮像する。CCD15により
撮影された画像データは、アンプ88により増幅された
後、A/D変換部89に入力される。A/D変換部89
は、入力された画像データをA/D変換し、指紋照合A
SIC90に供給する。
【0111】ステップS33において、指紋照合ASI
C90は、A/D変換部89から、指紋特徴量が入力さ
れたか否かを判断する。ステップS33において、指紋
特徴量が入力されていないと判断された場合、指紋特徴
量が入力されたと判断されるまで、ステップS33の処
理が繰り返される。
C90は、A/D変換部89から、指紋特徴量が入力さ
れたか否かを判断する。ステップS33において、指紋
特徴量が入力されていないと判断された場合、指紋特徴
量が入力されたと判断されるまで、ステップS33の処
理が繰り返される。
【0112】ステップS33において、指紋特徴量が入
力されたと判断された場合、ステップS34において、
指紋照合ASIC90は、認証処理を実行する。すなわ
ち、指紋照合ASIC90は、指紋特徴量が入力された
ことを示す信号をCPU81に出力するとともに、A/
D変換部89より入力されたユーザの指紋の画像データ
に所定の処理を施して、各ユーザを識別するのに必要な
指紋特徴量を抽出する。CPU81は、入力された暗証
番号を、指紋照合ASIC90に出力する。指紋照合A
SIC90は、入力された暗証番号に対応する指紋特徴
量を辞書登録メモリ91から選択し、選択された指紋特
徴量の中に、対応する指紋特徴量があるか否かを判断す
ることによって、認証処理を行い、その結果を、内部バ
ス82を介して、CPU81に出力する。
力されたと判断された場合、ステップS34において、
指紋照合ASIC90は、認証処理を実行する。すなわ
ち、指紋照合ASIC90は、指紋特徴量が入力された
ことを示す信号をCPU81に出力するとともに、A/
D変換部89より入力されたユーザの指紋の画像データ
に所定の処理を施して、各ユーザを識別するのに必要な
指紋特徴量を抽出する。CPU81は、入力された暗証
番号を、指紋照合ASIC90に出力する。指紋照合A
SIC90は、入力された暗証番号に対応する指紋特徴
量を辞書登録メモリ91から選択し、選択された指紋特
徴量の中に、対応する指紋特徴量があるか否かを判断す
ることによって、認証処理を行い、その結果を、内部バ
ス82を介して、CPU81に出力する。
【0113】ステップS35乃至ステップS37におい
て、図9のステップS15乃至ステップS17と同様の
処理が実行され、処理が終了される。
て、図9のステップS15乃至ステップS17と同様の
処理が実行され、処理が終了される。
【0114】図12を用いて説明した処理を実行するこ
とによって、辞書登録メモリ91に多数の指紋特徴量が
登録されていた場合においても、暗証番号を用いて、指
紋特徴量を絞り込んだ後に、認証処理が実行されるの
で、認証処理にかかる時間を短縮することができる。
とによって、辞書登録メモリ91に多数の指紋特徴量が
登録されていた場合においても、暗証番号を用いて、指
紋特徴量を絞り込んだ後に、認証処理が実行されるの
で、認証処理にかかる時間を短縮することができる。
【0115】また、認証処理に、図13に示されるよう
な、磁気テープ111を備えたカード101を用いるこ
とにより、ユーザ自身に暗証番号等を入力する操作を行
わせることなしに、認証処理にかかる時間を短縮するこ
とができる。
な、磁気テープ111を備えたカード101を用いるこ
とにより、ユーザ自身に暗証番号等を入力する操作を行
わせることなしに、認証処理にかかる時間を短縮するこ
とができる。
【0116】カード101の磁気テープ111には、例
えば、暗証番号、ユーザの氏名、ユーザの所属部署など
の、ユーザをある程度特定できるような情報が記録され
ている。
えば、暗証番号、ユーザの氏名、ユーザの所属部署など
の、ユーザをある程度特定できるような情報が記録され
ている。
【0117】カード101は、図14に示されるよう
に、磁気ヘッド122に磁気テープが接するようにセッ
トされる。なお、図14においては、図3を用いて説明
した光源11、プリズム12、およびCCD15を省略
して図示している。読み取り面13の上部には、カード
101がセットされていないときに、磁気ヘッド122
が露出しないように、フード121が設けられている。
に、磁気ヘッド122に磁気テープが接するようにセッ
トされる。なお、図14においては、図3を用いて説明
した光源11、プリズム12、およびCCD15を省略
して図示している。読み取り面13の上部には、カード
101がセットされていないときに、磁気ヘッド122
が露出しないように、フード121が設けられている。
【0118】図15は、図13および図14を用いて説
明したカード101を用いて認証処理を実行することが
できる複写機125の内部構成を示すブロック図であ
る。図15の複写機125は、図14の磁気ヘッド12
2および磁気ヘッド122から磁気データを読み取る磁
気データ読み取り部131が更に設けられ、磁気データ
読み取り部131が読み取った磁気データが、指紋照合
ASIC90に入力されるようになされている以外は、
図6を用いて説明した複写機51と同様の構成を有して
いるので、その説明は省略する。
明したカード101を用いて認証処理を実行することが
できる複写機125の内部構成を示すブロック図であ
る。図15の複写機125は、図14の磁気ヘッド12
2および磁気ヘッド122から磁気データを読み取る磁
気データ読み取り部131が更に設けられ、磁気データ
読み取り部131が読み取った磁気データが、指紋照合
ASIC90に入力されるようになされている以外は、
図6を用いて説明した複写機51と同様の構成を有して
いるので、その説明は省略する。
【0119】図16のフローチャートを参照して、図1
5の複写機125が実行する認証処理3について説明す
る。
5の複写機125が実行する認証処理3について説明す
る。
【0120】ステップS51において、CPU81は、
内部バス81を介して、センサ71から入力される信号
を基に、カード101がセットされたか否かを判断す
る。ステップS51において、カード101がセットさ
れていないと判断された場合、カード101がセットさ
れたと判断されるまで、ステップS51の処理が繰り返
される。
内部バス81を介して、センサ71から入力される信号
を基に、カード101がセットされたか否かを判断す
る。ステップS51において、カード101がセットさ
れていないと判断された場合、カード101がセットさ
れたと判断されるまで、ステップS51の処理が繰り返
される。
【0121】ステップS51において、カード101が
セットされたと判断された場合、ステップS52におい
て、磁気データ読み取り部131は、磁気ヘッド122
を用いて、カード101の磁気テープ111の磁気デー
タを読み取り、指紋照合ASIC90に出力する。
セットされたと判断された場合、ステップS52におい
て、磁気データ読み取り部131は、磁気ヘッド122
を用いて、カード101の磁気テープ111の磁気デー
タを読み取り、指紋照合ASIC90に出力する。
【0122】ステップS53およびステップS54にお
いて、図9のステップS12およびステップS13と同
様の処理が実行される。
いて、図9のステップS12およびステップS13と同
様の処理が実行される。
【0123】ステップS55において、指紋照合ASI
C90は、入力された磁気データを用いて、指紋登録用
メモリ91に登録されている指紋特徴量から、対応する
指紋特徴量のみを選択し、その指紋特徴量の中に、A/
D変換部89から入力された指紋特徴量と対応するもの
があるか否かを判断することによって、認証処理を実行
する。
C90は、入力された磁気データを用いて、指紋登録用
メモリ91に登録されている指紋特徴量から、対応する
指紋特徴量のみを選択し、その指紋特徴量の中に、A/
D変換部89から入力された指紋特徴量と対応するもの
があるか否かを判断することによって、認証処理を実行
する。
【0124】例えば、カード101の磁気テープ111
に、カード101を保有するユーザの氏名データが記憶
されている場合、図8を用いて説明した指紋登録用メモ
リ91に登録されている指紋特徴量から、ステップS5
2において読み取られた氏名に対応する指紋特徴量のみ
が選択され、その指紋特徴量を用いて、認証処理が実行
される。磁気テープ111に記憶される個人データは、
例えば、ID、部署名など、個人をある程度特定できる
データであれば、どのような情報でもよく、指紋特徴量
の登録時には、それらの情報が、指紋登録用メモリ91
に登録されるようにする。
に、カード101を保有するユーザの氏名データが記憶
されている場合、図8を用いて説明した指紋登録用メモ
リ91に登録されている指紋特徴量から、ステップS5
2において読み取られた氏名に対応する指紋特徴量のみ
が選択され、その指紋特徴量を用いて、認証処理が実行
される。磁気テープ111に記憶される個人データは、
例えば、ID、部署名など、個人をある程度特定できる
データであれば、どのような情報でもよく、指紋特徴量
の登録時には、それらの情報が、指紋登録用メモリ91
に登録されるようにする。
【0125】ステップS56乃至ステップS58におい
て、図9のステップS15乃至ステップS17と同様の
処理が実行されて、処理が終了される。
て、図9のステップS15乃至ステップS17と同様の
処理が実行されて、処理が終了される。
【0126】図16を用いて説明した処理により、ユー
ザに、暗証番号などの入力を行わせることなく、指紋認
証処理にかかる時間を短縮することができる。
ザに、暗証番号などの入力を行わせることなく、指紋認
証処理にかかる時間を短縮することができる。
【0127】また、カード101の磁気テープ111に
は、認証処理に用いられる個人データ以外のデータも記
憶させるようにしてもよい。このことにより、カード1
01を複数の用途に用いることができる。
は、認証処理に用いられる個人データ以外のデータも記
憶させるようにしてもよい。このことにより、カード1
01を複数の用途に用いることができる。
【0128】また、図17に示される、接触型ICカー
ドの機能を有したカード141を用いて認証処理を実行
するようにしてもよい。
ドの機能を有したカード141を用いて認証処理を実行
するようにしてもよい。
【0129】カード141には、透明窓22のほかに、
情報を授受するための接触端子151と、情報を処理し
たり、記憶するためのIC152が、その内部に設けら
れている。
情報を授受するための接触端子151と、情報を処理し
たり、記憶するためのIC152が、その内部に設けら
れている。
【0130】また、図18に示されるように、指紋セン
サ31には、図14を用いて説明した磁気ヘッド122
に変わって、接触端子161が設けられ、図17の接触
端子151と接触して、IC152と情報の授受ができ
るようになされている。
サ31には、図14を用いて説明した磁気ヘッド122
に変わって、接触端子161が設けられ、図17の接触
端子151と接触して、IC152と情報の授受ができ
るようになされている。
【0131】図19は、カード141の電気的構成を示
すブロック図である。IC152には、データを処理す
るデータ処理部171と、データを記録する、例えば、
フラッシュメモリなどよりなるメモリ172が設けられ
ている。データ処理部171は、接触端子151を介し
て入力される制御信号に従って、メモリ172に記憶さ
れているデータを読み出して、接触端子151を介して
出力したり、メモリ172に記憶されているデータを更
新する。
すブロック図である。IC152には、データを処理す
るデータ処理部171と、データを記録する、例えば、
フラッシュメモリなどよりなるメモリ172が設けられ
ている。データ処理部171は、接触端子151を介し
て入力される制御信号に従って、メモリ172に記憶さ
れているデータを読み出して、接触端子151を介して
出力したり、メモリ172に記憶されているデータを更
新する。
【0132】メモリ172には、例えば、氏名、ID、
もしくは部署名などの、ユーザをある程度特定すること
ができる個人情報とともに、カード141の利用回数を
示す使用履歴が記録されている。
もしくは部署名などの、ユーザをある程度特定すること
ができる個人情報とともに、カード141の利用回数を
示す使用履歴が記録されている。
【0133】図20は、カード141を用いて認証処理
を実行する複写機175の内部構成を示すブロック図で
ある。複写機175は、磁気ヘッド122および磁気デ
ータ読み取り部131に代わって、図18を用いて説明
した接触端子161および接触端子161を用いてカー
ド141のデータを読み取ったり、カード141のデー
タを更新させるための制御信号を生成して出力するIC
データ処理部181が設けられている以外は、図15を
用いて説明した複写機125と同様の構成を有するもの
であるので、その説明は省略する。
を実行する複写機175の内部構成を示すブロック図で
ある。複写機175は、磁気ヘッド122および磁気デ
ータ読み取り部131に代わって、図18を用いて説明
した接触端子161および接触端子161を用いてカー
ド141のデータを読み取ったり、カード141のデー
タを更新させるための制御信号を生成して出力するIC
データ処理部181が設けられている以外は、図15を
用いて説明した複写機125と同様の構成を有するもの
であるので、その説明は省略する。
【0134】次に、図21のフローチャートを参照し
て、図20の複写機175が実行する認証処理4につい
て説明する。
て、図20の複写機175が実行する認証処理4につい
て説明する。
【0135】ステップS71において、CPU81は、
内部バス81を介して、センサ71から入力される信号
を基に、カード141がセットされたか否かを判断す
る。ステップS71において、カード141がセットさ
れていないと判断された場合、カード141がセットさ
れたと判断されるまで、ステップS71の処理が繰り返
される。
内部バス81を介して、センサ71から入力される信号
を基に、カード141がセットされたか否かを判断す
る。ステップS71において、カード141がセットさ
れていないと判断された場合、カード141がセットさ
れたと判断されるまで、ステップS71の処理が繰り返
される。
【0136】ステップS71において、カード141が
セットされたと判断された場合、ステップS72におい
て、CPU81は、カード141がセットされたことを
示す信号を、内部バス82および指紋照合ASIC90
を介して、ICデータ処理部181に出力する。ICデ
ータ処理部181は、接触端子161およびカード14
1の接触端子151を介して、IC152のデータ処理
部171に、メモリ172に記録されている個人情報を
出力させるための制御信号を出力する。データ処理部1
71は、メモリ172から個人情報を読み出し、接触端
子151および接触端子161を介して、ICデータ処
理部181に個人情報を出力する。ICデータ処理部1
81は、入力された個人情報を、指紋照合ASIC90
に出力する。
セットされたと判断された場合、ステップS72におい
て、CPU81は、カード141がセットされたことを
示す信号を、内部バス82および指紋照合ASIC90
を介して、ICデータ処理部181に出力する。ICデ
ータ処理部181は、接触端子161およびカード14
1の接触端子151を介して、IC152のデータ処理
部171に、メモリ172に記録されている個人情報を
出力させるための制御信号を出力する。データ処理部1
71は、メモリ172から個人情報を読み出し、接触端
子151および接触端子161を介して、ICデータ処
理部181に個人情報を出力する。ICデータ処理部1
81は、入力された個人情報を、指紋照合ASIC90
に出力する。
【0137】ステップS73において、指紋照合ASI
C90は、入力された個人情報、および指紋登録用メモ
リに登録されている情報を基に、カード141は登録済
みのカード141であるか否かを判断する。ステップS
73において、カード141が登録されていないカード
141であると判断された場合、処理は、ステップS8
3に進む。
C90は、入力された個人情報、および指紋登録用メモ
リに登録されている情報を基に、カード141は登録済
みのカード141であるか否かを判断する。ステップS
73において、カード141が登録されていないカード
141であると判断された場合、処理は、ステップS8
3に進む。
【0138】ステップS73において、カード141が
登録済みのカード141であると判断された場合、ステ
ップS74およびステップS75において、図9のステ
ップS12およびステップS13と同様の処理が実行さ
れる。
登録済みのカード141であると判断された場合、ステ
ップS74およびステップS75において、図9のステ
ップS12およびステップS13と同様の処理が実行さ
れる。
【0139】ステップS75において、指紋特徴量が入
力されたと判断された場合、ステップS76において、
指紋照合ASIC90は、ステップS72において入力
された個人情報を用いて、指紋登録用メモリ91に登録
されている指紋特徴量から、対応する指紋特徴量のみを
選択し、その指紋特徴量の中に、A/D変換部89から
入力された指紋特徴量と対応するものがあるか否かを判
断することによって、認証処理を実行する。
力されたと判断された場合、ステップS76において、
指紋照合ASIC90は、ステップS72において入力
された個人情報を用いて、指紋登録用メモリ91に登録
されている指紋特徴量から、対応する指紋特徴量のみを
選択し、その指紋特徴量の中に、A/D変換部89から
入力された指紋特徴量と対応するものがあるか否かを判
断することによって、認証処理を実行する。
【0140】ステップS77において、図9のステップ
S15と同様の処理が実行される。
S15と同様の処理が実行される。
【0141】ステップS77において、認証処理が成功
したと判断された場合、ステップS78において、図9
のステップS16と同様の処理が実行され、ステップS
79において、ICデータ処理部181は、接触端子1
61およびカード141の接触端子151を介して、I
C152のデータ処理部171に、メモリ172に記録
されている使用履歴を更新させる、すなわち、使用回数
に1を加えさせるための制御信号を出力して、処理が終
了される。カード141のIC152のデータ処理部1
71は、メモリ172に記憶されている使用履歴の使用
回数に1を加える。
したと判断された場合、ステップS78において、図9
のステップS16と同様の処理が実行され、ステップS
79において、ICデータ処理部181は、接触端子1
61およびカード141の接触端子151を介して、I
C152のデータ処理部171に、メモリ172に記録
されている使用履歴を更新させる、すなわち、使用回数
に1を加えさせるための制御信号を出力して、処理が終
了される。カード141のIC152のデータ処理部1
71は、メモリ172に記憶されている使用履歴の使用
回数に1を加える。
【0142】ステップS77において、認証処理が失敗
したと判断された場合、ステップS80において、IC
データ処理部181は、接触端子161およびカード1
41の接触端子151を介して、IC152のデータ処
理部171に、メモリ172に記録されている使用履歴
を出力させるための制御信号を出力する。データ処理部
171は、メモリ172から使用履歴を読み出し、接触
端子151および接触端子161を介して、ICデータ
処理部181に使用履歴を出力する。
したと判断された場合、ステップS80において、IC
データ処理部181は、接触端子161およびカード1
41の接触端子151を介して、IC152のデータ処
理部171に、メモリ172に記録されている使用履歴
を出力させるための制御信号を出力する。データ処理部
171は、メモリ172から使用履歴を読み出し、接触
端子151および接触端子161を介して、ICデータ
処理部181に使用履歴を出力する。
【0143】ステップS81において、ICデータ処理
部181は、読み出した使用履歴を基に、カード141
の使用回数は、カード141の透明窓22が、傷や汚れ
で劣化すると思われる所定の回数以上であるか否かを判
断する。ステップS81において、カードの使用回数
が、所定の回数以下であると判断された場合、処理は、
ステップS83に進む。
部181は、読み出した使用履歴を基に、カード141
の使用回数は、カード141の透明窓22が、傷や汚れ
で劣化すると思われる所定の回数以上であるか否かを判
断する。ステップS81において、カードの使用回数
が、所定の回数以下であると判断された場合、処理は、
ステップS83に進む。
【0144】ステップS81において、カードの使用回
数が、所定の回数以上であると判断された場合、ステッ
プS82において、ICデータ処理部181は、カード
141の使用回数が、所定の回数以上であることを示す
信号を、指紋照合ASIC90および内部バス82を介
して、CPU81に出力する。CPU81は、表示部7
2に「カードの再発行を受けてください」というメッセ
ージを表示させるための制御信号を生成して、内部バス
82を介して、操作パネル63に出力して、表示部72
に「カードの再発行を受けてください」というメッセー
ジを表示させる。
数が、所定の回数以上であると判断された場合、ステッ
プS82において、ICデータ処理部181は、カード
141の使用回数が、所定の回数以上であることを示す
信号を、指紋照合ASIC90および内部バス82を介
して、CPU81に出力する。CPU81は、表示部7
2に「カードの再発行を受けてください」というメッセ
ージを表示させるための制御信号を生成して、内部バス
82を介して、操作パネル63に出力して、表示部72
に「カードの再発行を受けてください」というメッセー
ジを表示させる。
【0145】ステップS73において、登録済みのカー
ド141ではないと判断された場合、ステップS81に
おいて、カード141の使用回数は所定の回数以下であ
ると判断された場合、もしくは、ステップS82の処理
の終了後、ステップS83において、図9のステップS
17と同様の処理が実行され、処理が終了される。
ド141ではないと判断された場合、ステップS81に
おいて、カード141の使用回数は所定の回数以下であ
ると判断された場合、もしくは、ステップS82の処理
の終了後、ステップS83において、図9のステップS
17と同様の処理が実行され、処理が終了される。
【0146】図21を用いて説明した処理により、カー
ド141に記録されている個人情報を用いて、認証処理
にかかる時間を短縮することができるばかりでなく、カ
ード141の使用回数を、使用履歴としてカード141
に記憶させることにより、カード141の透明窓22の
傷や汚れによる認証精度の低下を未然に防ぐことができ
る。
ド141に記録されている個人情報を用いて、認証処理
にかかる時間を短縮することができるばかりでなく、カ
ード141の使用回数を、使用履歴としてカード141
に記憶させることにより、カード141の透明窓22の
傷や汚れによる認証精度の低下を未然に防ぐことができ
る。
【0147】なお、ここでは、カードの使用回数が所定
の回数以上であった場合、表示部72に「カードの再発
行を受けてください」というメッセージを表示させるも
のとして説明したが、例えば、複写機175を、ネット
ワークを経由して、他の情報処理装置と接続させ、複写
機175の管理者に、対応するユーザが、カード141
の再発行を受ける必要があるということを通知するよう
にしたり、複写機175を、ネットワークを経由して、
カード141を発行するカード発行装置などに接続さ
せ、新規のカード141を自動的に発行させるようにし
てもよい。
の回数以上であった場合、表示部72に「カードの再発
行を受けてください」というメッセージを表示させるも
のとして説明したが、例えば、複写機175を、ネット
ワークを経由して、他の情報処理装置と接続させ、複写
機175の管理者に、対応するユーザが、カード141
の再発行を受ける必要があるということを通知するよう
にしたり、複写機175を、ネットワークを経由して、
カード141を発行するカード発行装置などに接続さ
せ、新規のカード141を自動的に発行させるようにし
てもよい。
【0148】また、カード141のIC152のメモリ
172には、認証処理に用いられる個人情報以外のデー
タも記憶させるようにしてもよい。このことにより、カ
ード141を複数の用途に用いることができる。
172には、認証処理に用いられる個人情報以外のデー
タも記憶させるようにしてもよい。このことにより、カ
ード141を複数の用途に用いることができる。
【0149】以上においては、認証処理に用いるデータ
として、指紋特徴量を用いる場合について説明したが、
本発明は、認証処理に、例えば、掌紋などを用いる場合
についても適応することが可能である。
として、指紋特徴量を用いる場合について説明したが、
本発明は、認証処理に、例えば、掌紋などを用いる場合
についても適応することが可能である。
【0150】また、以上においては、複写機の利用者を
管理する場合について説明したが、本発明は、複写機な
どの画像形成装置以外にも、例えば、ファクシミリ、プ
リンタなどの画像処理装置、CD(Cash Dispenser)
機、ATM(Automatic TellerMachine)、パーソナル
コンピュータなどの各種の情報処理装置の利用者を管理
する場合においても適応することが可能である。
管理する場合について説明したが、本発明は、複写機な
どの画像形成装置以外にも、例えば、ファクシミリ、プ
リンタなどの画像処理装置、CD(Cash Dispenser)
機、ATM(Automatic TellerMachine)、パーソナル
コンピュータなどの各種の情報処理装置の利用者を管理
する場合においても適応することが可能である。
【0151】
【発明の効果】本発明のカードによれば、カードのうち
少なくとも一部を透明な部材により構成し、電子機器に
装着された状態において、電子機器が透明な部材の上に
置かれた認証対象物の画像を読み取ることが可能である
ような位置に透明な部材を設けるようにしたので、ユー
ザは、このカードを用いて、読み取り面に直接触れるこ
となく照合処理を実行することができ、ユーザに生理的
嫌悪感や違和感を与えたり、読み取り面に傷や汚れが生
じることによって認証精度が劣化することを防ぐことが
できる。
少なくとも一部を透明な部材により構成し、電子機器に
装着された状態において、電子機器が透明な部材の上に
置かれた認証対象物の画像を読み取ることが可能である
ような位置に透明な部材を設けるようにしたので、ユー
ザは、このカードを用いて、読み取り面に直接触れるこ
となく照合処理を実行することができ、ユーザに生理的
嫌悪感や違和感を与えたり、読み取り面に傷や汚れが生
じることによって認証精度が劣化することを防ぐことが
できる。
【0152】本発明の制御装置によれば、少なくとも一
部が透明な部材を有するカードを装着し、装着されたカ
ードの上に置かれた認証対象物の画像データを用いて、
認証処理を実行するようにしたので、ユーザは、読み取
り面に直接触れることなく照合処理を実行することがで
き、ユーザに生理的嫌悪感や違和感を与えたり、読み取
り面に傷や汚れが生じることによって認証精度が劣化す
ることを防ぐことができる。
部が透明な部材を有するカードを装着し、装着されたカ
ードの上に置かれた認証対象物の画像データを用いて、
認証処理を実行するようにしたので、ユーザは、読み取
り面に直接触れることなく照合処理を実行することがで
き、ユーザに生理的嫌悪感や違和感を与えたり、読み取
り面に傷や汚れが生じることによって認証精度が劣化す
ることを防ぐことができる。
【図1】従来の指紋センサの側面断面図である。
【図2】本発明を適応したカードについて説明するため
の図である。
の図である。
【図3】図2のカードをセットするようになされている
指紋センサについて説明するための図である。
指紋センサについて説明するための図である。
【図4】図3の指紋センサを搭載した複写機の外観構成
図である。
図である。
【図5】図4の複写機の操作パネルの詳細な構成図であ
る。
る。
【図6】図4の複写機の内部構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】登録処理について説明するためのフローチャー
トである。
トである。
【図8】登録されるデータについて説明するための図で
ある。
ある。
【図9】認証処理1について説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】表示部に表示されるメッセージについて説明
するための図である。
するための図である。
【図11】表示部に表示されるメッセージについて説明
するための図である。
するための図である。
【図12】認証処理2について説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】磁気テープを備えたカードについて説明する
ための図である。
ための図である。
【図14】図13のカードのセット方法を説明するため
の図である。
の図である。
【図15】図13のカードを用いて認証処理を実行する
複写機の内部構成を示すブロック図である。
複写機の内部構成を示すブロック図である。
【図16】認証処理3について説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図17】ICを備えたカードについて説明するための
図である。
図である。
【図18】図17のカードのセット方法を説明するため
の図である。
の図である。
【図19】図17のカードの内部構成を示すブロック図
である。
である。
【図20】図17のカードを用いて認証処理を実行する
複写機の内部構成を示すブロック図である。
複写機の内部構成を示すブロック図である。
【図21】認証処理4について説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
13 読み取り面 15 CCD 21 カード 22 透明窓 31 指紋センサ 51 複写機 63 操作パネル 71 センサ 72 表示部 73 テンキー 81 CPU 90 指紋照合ASIC 101 カード 111 磁気テープ 122 磁気ヘッド 125 複写機 131 磁気データ読み取り部 141 カード 151 接触端子 152 IC 161 接触端子 171 データ処理部 172 メモリ 175 複写機 181 ICデータ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 19/00 S 19/00 Q 19/077 K H04L 9/32 H04L 9/00 673E 673D Fターム(参考) 2C005 MB05 SA02 SA12 SA15 TA21 TA22 TA27 5B035 AA13 BA01 BA03 BB02 BB03 BB09 BC01 5B058 CA13 CA31 KA06 KA12 KA33 KA37 KA38 YA18 5B072 AA02 BB08 CC02 DD01 DD21 GG07 LL04 LL12 LL19 5J104 AA07 KA01 KA16 KA17 NA33 NA34 NA35 NA38
Claims (16)
- 【請求項1】 認証処理を実行する電子機器に装着され
るカードであって、 前記カードのうち少なくとも一部は透明な部材により構
成され、 前記透明な部材は、前記電子機器に装着された状態にお
いて、前記電子機器が前記透明な部材の上に置かれた認
証対象物の画像を読み取ることが可能であるような位置
に設けられていることを特徴とするカード。 - 【請求項2】 個人情報を記憶する記憶手段を更に備え
ることを特徴とする請求項1に記載のカード。 - 【請求項3】 前記記憶手段は、磁気によって前記個人
情報を記憶することを特徴とする請求項2に記載のカー
ド。 - 【請求項4】 前記カードは、接触型ICカードの機能
を含み、 前記記憶手段は、フラッシュメモリであることを特徴と
する請求項2に記載のカード。 - 【請求項5】 前記記憶手段は、前記カードの使用回数
を更に記憶することを特徴とする請求項2,3または4
に記載のカード。 - 【請求項6】 前記認証対象物は、ユーザの指であり、
前記電子機器は、前記ユーザの指の指紋特徴量を用いて
認証処理を実行することを特徴とする請求項1乃至5の
いずれかに記載のカード。 - 【請求項7】 電子機器を制御する制御装置であって、 少なくとも一部が透明な部材を有するカードを装着する
装着手段と、 複数の個人認証データを、登録データとして記憶する記
憶手段と、 前記装着手段により装着された前記カードの上に置かれ
た認証対象物の画像データを取得する取得手段と、 前記記憶手段により記憶された前記登録データを基に、
前記取得手段により取得された前記画像データを用い
て、認証処理を実行する認証手段とを備えることを特徴
とする制御装置。 - 【請求項8】 前記認証対象物は、ユーザの指であり、 前記認証手段は、前記ユーザの指の指紋特徴量を用いて
認証処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の
制御装置。 - 【請求項9】 前記カードが装着されたことを検出する
検出手段を更に備えることを特徴とする請求項7もしく
は8に記載の制御装置。 - 【請求項10】 メッセージを表示する表示手段を更に
備え、 前記検出手段により前記カードが装着されたことが検出
された場合、前記表示手段は、前記カードの上に、前記
認証対象物を乗せるようにユーザに指示するメッセージ
を表示させることを特徴とする請求項9に記載の制御装
置。 - 【請求項11】 前記カードから、前記認証対象物の画
像データと異なる情報を読み取る第1の読み取り手段
と、 前記記憶手段により記憶されている複数の前記個人認証
データから、前記第1の読み取り手段により読み取られ
た前記情報に対応する前記個人認証データを選択する選
択手段とを更に備え、 前記認証手段は、前記選択手段により選択された前記個
人認証データを用いて認証処理を実行することを特徴と
する請求項7乃至10のいずれかに記載の制御装置。 - 【請求項12】 所定の情報の入力を受ける入力手段
と、 前記記憶手段により記憶されている複数の前記個人認証
データから、前記入力手段により入力された前記所定の
情報に対応する前記個人認証データを選択する選択手段
とを更に備え、 前記認証手段は、前記選択手段により選択された前記個
人認証データを用いて認証処理を実行することを特徴と
する請求項7乃至10のいずれかに記載の制御装置。 - 【請求項13】 前記所定の情報は、暗証番号であるこ
とを特徴とする請求項12に記載の制御装置。 - 【請求項14】 前記カードから、前記カードの使用回
数を読み取る第2の読み取り手段と、 前記使用回数が所定の回数よりも多かった場合、前記カ
ードの再発行が必要であることを示す信号を出力する出
力手段とを更に備えることを特徴とする請求項7乃至1
3のいずれかに記載の制御装置。 - 【請求項15】 前記電子機器は、コンピュータ、パー
ソナルコンピュータ、複写機、ファクシミリ、スキャ
ナ、プリンタ、CD機、ATM、電話機、または、携帯
電話機のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至
14のいずれかに記載の制御装置。 - 【請求項16】 前記電子機器を制御する前記制御装置
は、前記電子機器に内蔵されることを特徴とする請求項
1乃至15のいずれかに記載の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360472A JP2002163629A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | カードおよび制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360472A JP2002163629A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | カードおよび制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002163629A true JP2002163629A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18832064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000360472A Pending JP2002163629A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | カードおよび制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002163629A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006061351A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Yamanashi Electronics Co Ltd | 導電体の表面形状認識装置及び導電体の表面形状認識方法 |
CN1331085C (zh) * | 2003-03-05 | 2007-08-08 | 卡西欧计算机株式会社 | 图像读取系统 |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000360472A patent/JP2002163629A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1331085C (zh) * | 2003-03-05 | 2007-08-08 | 卡西欧计算机株式会社 | 图像读取系统 |
JP2006061351A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Yamanashi Electronics Co Ltd | 導電体の表面形状認識装置及び導電体の表面形状認識方法 |
JP4500627B2 (ja) * | 2004-08-26 | 2010-07-14 | 山梨電子工業株式会社 | 導電体の表面形状認識装置及び導電体の表面形状認識方法 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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|
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|
A02 | Decision of refusal |
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