JP2002158023A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
テムにおいて、補機による電解質の加湿を不要化するこ
と。また、電解質の含水率を均一化でき、電解質の無加
湿化に要する動力損失が少なく、しかも、電池内部で生
成した水の再利用が容易な燃料電池システムを提供する
こと。 【解決手段】 固体高分子型燃料電池20と、固体高分
子型燃料電池20の燃料極に燃料ガスを供給する燃料ガ
ス供給手段30と、固体高分子型燃料電池20の空気極
に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段40とを備
えた燃料電池システム10において、酸化剤ガス供給手
段40には、固体高分子型燃料電池20に供給される空
気の流れの方向を可逆的に切り替える切替手段46を設
ける。この場合、酸化剤ガス供給手段に、さらに、再循
環手段62、72及び/又はトラップ手段82、84を
設けても良い。
Description
に関し、さらに詳しくは、可搬型の小型電源、車載用動
力源、コジェネレーションシステム等として好適な燃料
電池システムに関する。
高分子電解質膜の両面に燃料極及び空気極を接合し、そ
の両側を反応ガス流路が形成されたセパレータで挟んだ
構造を取る。また、燃料極及び空気極は、一般に、拡散
層と触媒層の2層構造になっており、触媒層は、触媒を
担持した担体と固体高分子電解質の複合体からなる。固
体高分子型燃料電池を用いた燃料電池システムは、通
常、このような単電池を多数積層した燃料電池スタック
と、燃料極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、
空気極に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段とを
備えている。
を用いて、燃料極及び空気極に、それぞれ、燃料ガス及
び酸化剤ガスを供給すると、燃料が酸化され、水が生成
する。その際に放出される自由エネルギー変化は、集電
体を兼ねたセパレータを介して、直接、電気エネルギー
として取り出すことができる。この時、触媒層に含まれ
る固体高分子電解質は、三相界面においてプロトンの授
受を行い、固体高分子電解質膜は、燃料極で生成したプ
ロトンを空気極側に移動させる役割を果たす。従って、
高い出力を安定して得るためには、膜及び電極の双方に
含まれる電解質には、高プロトン伝導性が要求される。
電解質には、種々の材料が知られているが、これらは、
いずれもプロトン伝導性を発現するためには水を必要と
する。従って、連続的に供給される反応ガスによって電
解質に含まれる水分が持ち去られると、電解質のプロト
ン伝導性が低下し、燃料電池の出力を低下させる原因と
なる。すなわち、固体高分子型燃料電池を用いた燃料電
池システムにおいて、高い出力を安定して得るために
は、電解質の含水率を一定に保つ必要がある。
問題を解決するために、バブラ、ミスト発生器等を用い
て反応ガスを加湿したり、あるいは、セパレータ内部に
形成された反応ガス流路に直接水分を注入する等、補機
を用いて電解質に水分を補給する方法が用いるのが一般
的である。
は、加湿用の水を貯蔵するための水タンク、加湿器、燃
料電池から排出される水を回収するための凝縮器等、さ
まざまなコンポーネントが必要となり、燃料電池システ
ムが複雑かつ大型化するという問題がある。特に、高出
力密度で発電を行う場合等、発熱が大きい場合には、燃
料電池の温度の上昇によって電解質が乾燥し、電解質の
抵抗が極端に上昇するので、大量の水を用いて電解質を
加湿する必要がある。従って、このような場合には、大
容量の水タンクとその回収システムが必要となり、燃料
電池システムがさらに複雑かつ大型化する。
な補機動力が必要となり、燃料電池システムの発電効率
を低下させる原因となる。さらに、車載用動力源への応
用を考える場合、冬場に水タンクや燃料電池内部で水が
凍結し、起動不能や、電池の故障の原因となることがあ
る。そのため、固体高分子型燃料電池を備えた燃料電池
システムにおいては、補機による電解質の加湿を軽減又
は不要化することが望まれており、従来から種々の提案
がなされている。
は、固体高分子型燃料電池の空気極に空気を供給する空
気供給管と、空気極から排ガスを排出する排ガス管とを
再循環路で接続し、ガス圧縮器又は空気ジェット圧縮器
を用いて、空気極から排出される排ガスの一部を空気極
供給管に再循環させる燃料電池が開示されている。
公報には、固体高分子型燃料電池の空気極に空気を供給
する空気導入路と、空気極から排ガスを排出する空気排
出路とを循環経路で接続し、さらに、空気排出路に、空
気極から排出される排出ガスに含まれる水蒸気を凝縮さ
せる冷却手段を設けた燃料電池発電装置が開示されてい
る。
の場合、空気極側で水が生成するので、燃料電池内部の
水分の大部分は、排ガス(オフガス)と共に空気極側か
ら外部に排出され、一部が燃料極側から排出される。従
って、特に空気極側に循環経路を設け、ガス圧縮器を用
いてオフガスに含まれる水分の一部を空気極に供給され
る酸化剤ガス(インガス)に戻すと、水分の排出量が少
なくなり、補機による電解質の加湿を不要化できる。
せるためにガス圧縮器を用いると、その動力損失が大き
いという問題がある。また、オフガスの再循環によって
電解質の加湿を行った場合であっても、電解質の含水率
は、空気極の供給側で低く、排出側に行くほど高くなる
傾向がある。電解質の含水率が位置によって不均一であ
ると、電池反応も不均一となり、高い出力や効率は得ら
れない。
において、再循環させるオフガス量が多くなると、イン
ガス中の酸素濃度が低下する。従って、一定の空気スト
イキ比を維持するためには、インガスの流量を大きくす
る必要がある。しかしながら、インガスの流量が増大す
ると、電解質の含水率がさらに不均一となり、燃料電池
の出力が低下するという問題がある。
合、燃料電池から排出される水分量を最小限に抑えるこ
とができる。しかしながら、排出ガス中の水蒸気を冷却
凝縮して得られる水を電解質に戻すためには、そのため
の機構が別途必要となる。また、冷却凝縮した水を蒸気
化又は霧化して空気供給路に供給しても、電解質の含水
率を均一化することはできず、高い出力は得られない。
分子型燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、補
機による電解質の加湿を不要化することにある。また、
本発明が解決しようとする他の課題は、電解質の含水率
を均一化でき、電解質の無加湿化に要する動力損失が少
なく、しかも、電池内部で生成した水の再利用が容易な
燃料電池システムを提供することにある。
に本発明は、固体高分子型燃料電池と、該固体高分子型
燃料電池の燃料極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手
段と、前記固体高分子型燃料電池の空気極に酸化剤ガス
を供給する酸化剤ガス供給手段とを備えた燃料電池シス
テムにおいて、前記酸化剤ガス供給手段及び/又は前記
燃料ガス供給手段は、前記空気極及び/又は前記燃料極
に供給される反応ガスの流れの方向を可逆的に切り替え
る切替手段を備えていることを要旨とするものである。
切り替えると、オフガスに含まれる水蒸気の一部や、通
路、電極等に溜まった水が、そのまま燃料電池内部に戻
され、電解質の加湿に再利用される。そのため、燃料電
池から排出される水分量が少なくなり、補機による電解
質の加湿を不要化できる。また、反応ガスの流れの方向
を逆転させることによって、電解質の含水率がガスの入
り口と出口で均一化するので、入り口の電解質の乾燥と
出口のフラッディング(水過剰による酸素供給阻害の状
態をいう。)を緩和し、反応を均一化することにより、
高い出力と効率が得られる。さらに、反応ガスの流れの
方向を切り替えるだけで無加湿化が可能となるので、動
力損失も最小限に抑えることができる。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1に、本発明
の第1の実施の形態に係る燃料電池システム10の概略
構成図を示す。図1において、燃料電池システム10
は、燃料電池20と、燃料ガス供給手段30と、空気供
給手段(酸化剤ガス供給手段)40と、制御ユニット5
0とを備えている。
は、固体高分子型燃料電池が用いられる。固体高分子型
燃料電池は、上述したように、固体高分子電解質膜の両
面に燃料極及び空気極を接合して膜電極接合体とし、そ
の両側を燃料流路及び空気流路(いずれも図示せず)が
形成されたセパレータで挟んだ構造を取る。また、燃料
極及び空気極の一部を構成する触媒層は、触媒を担持し
た担体と固体高分子電解質との複合体からなる。燃料電
池20には、通常、このような構造を備えた単電池が多
数積層されたスタックが用いられる。
路32と、燃料オフガス通路34と、流速コントロール
弁36と、水素供給源38とを備えている。燃料インガ
ス通路32の一端は、水素供給源38に接続され、燃料
インガス通路32の他端は、燃料電池20の燃料流路の
一端(以下、これを「A端」という。)に接続されてい
る。また、燃料オフガス通路34の一端は、燃料電池2
0の燃料流路の他端(以下、これを「B端」という。)
に接続され、燃料オフガス通路34の他端は、排気口
(図示せず)に接続されている。
供給源38から燃料電池20に供給される燃料流量を制
御するための流速コントロール弁36が設けられてい
る。なお、水素供給源38には、純水素を供給する水素
ボンベ、あるいは改質ガスを供給する改質器のいずれで
あっても良く、特に限定されるものではない。また、燃
料オフガス通路34は、燃料インガス通路32に接続
し、循環回路を形成しても良い。
と、第2空気通路42bと、第3空気通路42cと、第
4空気通路42dと、空気ポンプ44と、切替手段46
とを備えている。第1空気通路42aの一端は、空気を
取り込むための吸気口(図示せず)に接続され、第1空
気通路42aの他端は、切替手段46に接続されてい
る。第1空気通路42aには、さらに、空気ポンプ44
が設けられ、酸化剤ガスとしての空気を燃料電池20の
空気流路に送り込むようになっている。
手段46に接続され、第2空気通路42bの他端は、燃
料電池20の空気流路の一端(以下、これを「B端」と
いう。)に接続されている。また、第3空気通路42c
の一端は、燃料電池20の空気流路の他端(以下、これ
を「A端」という。)に接続され、第3空気通路42c
の他端は、切替手段46に接続されている。さらに、第
4空気通路42dの一端は、切替手段46に接続され、
第4空気通路42dの他端は、排気口(図示せず)に接
続されている。
に供給される空気の流れの方向を可逆的に切り替えるた
めのものである。すなわち、切替手段46は、空気流路
のB端からA端に向かって空気を流す(図1中、点線で
表示)時には、第1空気通路42aから供給される空気
を第2空気通路42bに導き、空気流路のA端から排出
される空気を、第3空気通路42cから第4空気通路4
2dに導く機能を備えている。また、切替手段46は、
空気流路のA端からB端に向かって空気を流す(図1
中、実線で表示)時には、第1空気通路42aから供給
される空気を第3空気通路42cに導き、空気流路のB
端から排出される空気を、第2空気通路42bから第4
空気通路42dに導く機能を備えている。
46の一例を示す。図2に例示する切替手段46は、2
つの3方向バルブ48a、48bを備えている。第1空
気通路42aは、一方の3方向バルブ(以下、これを
「第1バルブ」という。)48aに接続され、第4空気
通路42dは、他方の3方向バルブ(以下、これを「第
2バルブ」という。)48bに接続されている。また、
第2空気通路42bは、第1バルブ48aに接続され、
さらに、バイパス通路42fを介して第2バルブ48b
にも接続されている。同様に、第3空気通路42cは、
第2バルブ48bに接続され、さらに、バイパス通路4
2gを介して第1バルブ48aにも接続されている。
46において、第1バルブ48aを第2空気通路42b
側に、かつ、第2バルブ48bを第3空気通路42c側
に切り替えれば、図2(a)に示すように、空気ポンプ
44から供給される空気を燃料電池20の空気流路のB
端からA端に向かって流すことができる。逆に、第1バ
ルブ48aを第3空気通路42c側に、かつ、第2バル
ブ48bを第2空気通路42b側に切り替えれば、図2
(b)に示すように、空気を燃料電池20の空気流路の
A端からB端に向かって流すことができる。
0の制御に必要な情報(例えば、燃料電池20の電圧、
電流、出力、抵抗等。)を受信する信号受信手段(図示
せず)と、入力信号に基づいてシステム内にある各装置
の制御量を算出する演算手段(図示せず)と、算出され
た制御量をシステム内の各装置に送信する信号送信手段
(図示せず)を備えている。演算手段は、CPU、RO
M、RAM等により構成され、ROMには、切替手段4
6の切り替え方向及び切り替えタイミングを制御するた
めの制御プログラムや、要求される出力が得られるよう
に燃料流量及び空気流量を制御する制御プログラムな
ど、燃料電池システム10全体を制御するための各種の
制御プログラムが格納されている。
ム10の運転方法について説明する。まず、燃料電池シ
ステム10に対して燃料電池20の出力の増減を指示す
る制御信号が入力されると、制御ユニット50は、要求
される出力を得るために必要な燃料流量及び空気流量を
算出する。次いで、算出された燃料流量及び空気流量が
得られるように、流量コントロール弁36の開度及び空
気ポンプ44の出力を調節する。
路のA端から供給され、燃料極オフガスは、常に燃料流
路のB端から排出される。一方、空気極インガスは、ま
ず、第1空気通路42aから切替手段46に導かれ、次
いで、切替手段46の切り替え方向に応じて、空気流路
のA端又はB端のいずれか一方に供給される。また、A
端又はB端の他方から排出された空気極オフガスは、切
替手段46を介して第4空気通路42dに導かれる。
20の運転を続けながら、燃料電池20の電圧及び抵抗
をモニタする。一般に、電解質のドライアップが発生す
ると、一定の電圧に対する電流が減少し、抵抗の増大と
なって現れる。そのため、少なくとも燃料電池20の電
圧及び抵抗をモニタすれば、電解質の含水状態を判定す
ることができる。次いで、制御ユニット50は、電圧及
び抵抗から推定される電解質の含水率があるしきい値を
下回ったと判定した場合には、切替手段46により空気
の流れ方向を反対方向に切り替える。以後、燃料電池シ
ステム10の運転を停止させるまで、このようなフィー
ドバック制御が繰り返される。
ムの作用について説明する。固体高分子型燃料電池の場
合、空気極側では、電池反応により水が生成する。ま
た、プロトンが空気極側に移動する際に、電気浸透によ
り水分子も同時に空気極側に移動する。一方、燃料極側
においては、水は生成せず、空気極側にある水の一部
が、バックディフュージョンにより燃料極側に移動す
る。
極側よりも空気極側の方がより多くの水分を含んだ状態
にある。従って、反応ガスを一方向に流しながら発電を
行うと、燃料電池内部の水分の大部分は、オフガスと共
に空気極側から外部に排出される。この排出される水分
量は、通常、電池反応による生成水量より多いので、反
応ガスに対する加湿量が少ないと、電解質の含水率が低
下し、出力低下を引き起こす。
システム10は、空気の流れの方向を可逆的に切り替え
る切替手段46を備えているので、空気の流れの方向を
逆転させた時に、空気極オフガスに含まれている水分の
一部がそのまま燃料電池20内部に戻され、燃料電池2
0から排出される水分量が減少する。燃料電池20内部
に戻された水分は、そのまま電解質の加湿に再利用され
るので、電池反応による生成水のみでも電解質の含水率
を一定の水準に維持することができる。そのため、補機
を用いて電解質の加湿を行わなくても、発電を行うこと
ができる。
向かって空気を一方向に流す場合、空気は、空気流路内
の水分によって徐々に加湿される。そのため、空気の湿
度は、B端側で低く、A端側に行くほど高くなる。ま
た、これに応じて電解質の含水率もA端側に行くほど高
くなる傾向があり、B端では乾燥による抵抗増大が、ま
た、A端では水分の増大によるフラッディングが生じや
すくなる。このように、電解質の含水率が位置によって
不均一であると、電池反応も不均一となり、高い出力は
得られない。
かって空気を流した後、切替手段46を用いて空気の流
れの方向を逆転させると、低湿度の空気が流れていたB
端側に高湿度の空気が流れ込む。そのため、所定の時間
間隔で空気の流れの方向を可逆的に切り替えると、電解
質膜の含水率が均一化し、高い出力が得られる。
しながら切替手段46の切り替え方向及び切り替えタイ
ミングをフィードバック制御すると、電解質の含水率を
高い精度で制御することができ、高い出力が安定して得
られる。また、切替手段46を用いた空気の流れの方向
の切替には、大きな圧力損失を伴わないので、電解質の
無加湿化に伴う動力損失も最小限に抑えることができ
る。
6は、空気極側にのみ設けられているが、水分の一部
は、燃料電池20の燃料極側からも排出される。従っ
て、切替手段46は、燃料極側に設けても良く、あるい
は、空気極側及び燃料極側の双方に設けても良い。
料電池システムについて説明する。図3に、本実施の形
態に係る燃料電池システム12の概略構成図を示す。図
3において、燃料電池システム12は、燃料電池20
と、燃料ガス供給手段30と、空気供給手段60と、制
御ユニット52とを備えている。
段30は、第1の実施の形態に係る燃料電池システム1
0と同一であるので説明を省略する。また、空気供給手
段60は、第1〜第4空気通路42a〜42d、空気ポ
ンプ44及び切替手段46を備えている点は、第1の実
施の形態に係る燃料電池システム10の空気供給手段4
0と同一であるが、再循環手段62をさらに備えている
点が異なっている。
差圧発生器66と、流量制御バルブ68とを備えてい
る。動差圧発生器66は、第1空気通路42a上であっ
て、空気ポンプ44と切替手段46の中間に設けられ
る。また、流量制御バルブ68は、第4空気通路42d
上に設けられる。さらに、動差圧発生器66と流量制御
バルブ68とは、再循環通路64により連結されてい
る。
部を流速の違いに基づく動差圧を利用して、空気極イン
ガスに引き込む機能を備えている。図4に、このような
機能を備えた動差圧発生器66の一例を示す。図4に例
示する動差圧発生器66は、本体66aと、その内部に
設けられたノズル66bとを備えている。本体66a
は、第1空気通路42a上に設けられ、本体66aの側
面には、再循環通路64が接続されている。また、ノズ
ル66bは、空気極インガスの流れの方向に沿って設け
られ、その尾端は、空気ポンプ44側の第1空気通路4
2aに接続されている。
dに排出された空気極オフガスの一部を再循環通路64
に分配するためのものであり、流量制御バルブ68の開
度を調節することによって、再循環通路64に流入する
再循環オフガスの流量を可変できるようになっている。
手段、及び信号送信手段を備えている点、及び、演算手
段には燃料電池システム12を制御するための各種の制
御プログラムが格納されている点は、第1の実施の形態
と同様であるが、演算手段には、さらに、電解質の含水
状態に応じて、流量制御バルブ68の開度を調節するた
めの制御プログラムが格納されている点が異なってい
る。
ム12の作用について説明する。空気ポンプ44から第
1空気通路42aに空気を送り込むと、動差圧発生器6
6において動差圧が発生する。例えば、図4に示す構造
を備えた動差圧発生器66の場合、空気ポンプ44から
供給される空気がノズル66b先端から噴射されると、
ノズル66bの先端に動差圧が発生する。この動差圧に
よって、空気極オフガスの一部が再循環オフガスとして
再循環通路64に引き込まれ、この再循環オフガスが、
再循環通路64を通って本体66a内部に流れ込む。
バルブ68の開度を調節すれば、本体66a内部に引き
込まれる再循環オフガス量を制御することができる。具
体的には、まず、燃料電池20の電圧及び抵抗をモニタ
し、電解質の含水率を判定する。次いで、電解質の含水
率が過少であると判定された場合には、流量制御バルブ
68の開度を大きくし、再循環オフガス量を増加させれ
ば良い。一方、電解質の含水率が過剰であると判定され
た場合には、流量制御バルブ68の開度を小さくし、再
循環オフガス量を減少させれば良い。
は、このような再循環手段62に加えて、さらに切替手
段46を備えているので、空気極オフガスに含まれる水
分の一部が燃料電池20内部に戻され、電解質の加湿に
再利用される。そのため、補機による電解質の加湿を行
わなくても、電解質の含水率が一定の水準に維持され、
発電を継続することができる。また、燃料電池20の作
動環境に基づいて、再循環手段60による再循環オフガ
ス量、並びに、切替手段46の切り替え方向及び切り替
えタイミングをフィードバック制御すれば、燃料電池2
0から排出される水分量をより細かく制御することがで
きる。
方向が切り替えられることに加え、再循環手段62によ
り空気極インガスが加湿されるので、電解質の含水率が
さらに均一化し、高い出力が安定して得られる。また、
空気極オフガスを再循環させるために動差圧発生装置6
6を用いているので、簡素な構成となり、しかも、再循
環に要する動力損失を最小限に抑えることができる。
6及び再循環手段62は、空気極側に設けられている
が、これらの手段を燃料極側に設けても良く、あるい
は、空気極及び燃料極側の双方に設けても良い。
料電池システムについて説明する。図5に、本実施の形
態に係る燃料電池システム14の概略構成図を示す。図
5において、燃料電池システム14は、燃料電池20
と、燃料ガス供給手段30と、空気供給手段70と、制
御ユニット54とを備えている。
段30は、第1の実施の形態に係る燃料電池システム1
0と同一であるので説明を省略する。また、空気供給手
段70は、第1〜第4空気通路42a〜42d、空気ポ
ンプ44及び切替手段46を備えている点は、第1の実
施の形態に係る燃料電池システム10の空気供給手段4
0と同一であるが、再循環手段72をさらに備えている
点が異なっている。
つの可変動差圧発生器76、78とを備えている。一方
の可変動差圧発生器(以下、これを「第1可変動差圧発
生器」という。)76は、第2空気通路42b上に設け
られ、他方の可変動差圧発生器(以下、これを「第2可
変動差圧発生器」という。)78は、第3空気通路42
c上に設けられている。また、第1可変動差圧発生器7
6及び第2動差圧発生器78は、再循環通路74により
連結されている。
は、その内部に空気極インガスが流れる際に動差圧を発
生させ、しかも、発生する動差圧を可変できる機能を備
えている。図6に、このような機能を備えた第1可変動
差圧発生器76の一例を示す。図6に例示する第1可変
動差圧発生器76は、本体76aと、その内部に設けら
れた可変ノズル76bとを備えている。本体76aは、
第2空気通路42b上に設けられ、本体76aの側面に
は、再循環通路74が接続されている。また、可変ノズ
ル76bは、空気極インガスの流れの方向に沿って設け
られ、その尾端は、切替手段46側の第2空気通路42
aに接続されている。さらに、可変ノズル76bは、そ
の先端の長さを可変できるようになっている。第3空気
通路42cに設けられる第2可変動差圧発生装置78
も、これと同様の構成を有している。
手段、及び信号送信手段を備えている点、及び、演算手
段には、燃料電池システム14を制御するための各種の
制御プログラムが格納されている点は、第1の実施の形
態と同様であるが、演算手段には、さらに、電解質膜の
含水状態及び空気の流れの方向に応じて、第1及び第2
可変動差圧発生器76、78の可変ノズル76b、78
bの長さを調節するための制御プログラムが格納されて
いる点が異なっている。
ム14の作用について説明する。空気流路のB端からA
端に向かって空気を流す場合には、第1可変動差圧発生
器76は、図6(a)に示すように、可変ノズル76a
の先端を長く伸ばす。また、第2可変動差圧発生器78
は、図6(b)に示すように、可変ノズル78bの先端
を短くする。この状態で第1可変動差圧発生器76にイ
ンガスを流すと、可変ノズル76a先端でより大きな動
差圧が発生する。そのため、空気極オフガスの一部が再
循環オフガスとして再循環通路74に引き込まれ、この
再循環オフガスが再循環通路74を通って第1可変動作
圧発生器の本体76aに流れ込む。
空気を流す場合には、逆に、第2可変動差圧発生器78
は、図6(a)に示すように、可変ノズル78aの先端
を長く伸ばす。また、第1可変動差圧発生器76は、図
6(b)に示すように、可変ノズル76bの先端を短く
する。この状態で第2可変動差圧発生器78にインガス
を流すと、可変ノズル78b先端でより大きな動差圧が
発生する。そのため、空気極オフガスの一部が再循環オ
フガスとして再循環通路74に引き込まれ、この再循環
オフガスが再循環通路74を通って第2可変動差圧発生
器78の本体76aに流れ込む。
さを調節すると、発生する動差圧及び再循環通路74へ
の流入抵抗が変化し、その結果として、再循環オフガス
量を制御することができる。具体的には、まず、燃料電
池20の電圧及び抵抗をモニタし、電解質の含水率を判
定する。次いで、電解質の含水率が過少であると判定さ
れた場合には、インガス側に発生する動差圧が大きく、
及び/又は、オフガス側の流入抵抗が小さくなるよう
に、各可変ノズル76b、78bの長さを調節する。こ
れにより、再循環オフガス量を増加させることができ
る。一方、電解質の含水率が過剰であると判定された場
合には、インガス側に発生する動差圧が小さく、及び/
又は、オフガス側の流入抵抗が大きくなるように、各可
変ノズル76b、78bの長さを調節する。これによ
り、再循環オフガス量を減少させることができる。
は、このような再循環手段72に加えて、さらに、切替
手段46を備えているので、空気極オフガスに含まれる
水分の一部が燃料電池20内部に戻され、電解質の加湿
に再利用される。そのため、補機による電解質の加湿を
行わなくても、電解質の含水率が一定の水準に維持さ
れ、発電を継続することができる。また、燃料電池20
の作動環境に基づいて、再循環手段70による再循環オ
フガス量、並びに、切替手段46の切り替え方向及び切
り替えタイミングをフィードバック制御すれば、燃料電
池20から排出される水分量をより細かく制御すること
ができる。
方向が切り替えられることに加え、再循環手段72によ
り空気極インガスが加湿されるので、電解質の含水率が
さらに均一化し、高い出力が安定して得られる。また、
空気極オフガスを再循環させるために可変動差圧発生装
置76、78を用いているので、簡素な構成となり、し
かも、再循環に要する動力損失を最小限に抑えることが
できる。
空気極側に設ける代わり燃料極側に設けても良い点、及
び、これらの手段を空気極及び燃料極側の双方に設けて
も良い点は、第2の実施の形態に係る燃料電池システム
12と同様である。
料電池システムについて説明する。図7に、本実施の形
態に係る燃料電池システム16の概略構成図を示す。図
7において、燃料電池システム16は、燃料電池20
と、燃料ガス供給手段30と、空気供給手段80と、制
御ユニット56とを備えている。
段30は、第1の実施の形態に係る燃料電池システム1
0と同一であるので説明を省略する。また、空気供給手
段80は、第1〜第4空気通路42a〜42d、空気ポ
ンプ44及び切替手段46を備えている点は、第1の実
施の形態に係る燃料電池システム10の空気供給手段4
0と同一であるが、トラップ手段82、84をさらに備
えている点が異なっている。
れの方向が可逆的に切り替えられる通路、すなわち、第
2空気通路42b及び第3空気通路42cにそれぞれ設
けられている。トラップ手段82は、切替手段46によ
って第2空気通路42b内に空気極オフガスが流れてい
る場合には、空気極オフガス中の水分をトラップし、第
2空気通路42b内に空気極インガスが流れている場合
には、トラップされた水分を空気極インガス中に放出す
る機能を備えているものである。トラップ手段84も同
様であり、空気極オフガス中の水分をトラップし、トラ
ップされた水分を空気極インガス中に放出する機能を備
えている。
ては、例えば、加熱・冷却手段を備えた水蒸気凝縮器、
雰囲気中の湿度や温度に応じて水分を吸蔵・放出する吸
水材(例えば、吸湿性の樹脂、シリカゲル、ナノメート
ルの細孔を有する多孔材料等。)が好適な一例として挙
げられる。特に、吸水材は、簡素な構成によって水分の
吸蔵・放出ができるので、トラップ手段82、84とし
て好適である。
手段、及び信号送信手段を備えている点、及び、演算手
段には、燃料電池システム16の動作を制御するための
各種の制御プログラムが格納されている点は、第1の実
施の形態と同様である。また、演算手段には、必要に応
じて、トラップ手段82、84の動作を制御するための
制御プログラムが格納される。
ム16の作用について説明する。本実施の形態に係る燃
料電池システム16において、例えば、第2空気通路4
2bがオフガス通路として機能している時には、トラッ
プ手段82は、空気極オフガスから水分を回収する。一
方、第2空気通路42bがインガス通路として機能して
いる時には、トラップ手段82は、空気極インガスに対
してトラップした水分を放出する。放出された水分は、
そのまま空気極に運ばれ、電解質の加湿に再利用され
る。第3空気通路42cに設けられたトラップ手段84
も同様である。そのため、補機による加湿を行わなくて
も、電解質の含水率が一定の水準に維持され、発電を継
続することができる。
方向が切り替えられることに加え、トラップ手段82、
84により空気極インガスが加湿されるので、電解質の
含水率がさらに均一化し、高い出力が安定して得られ
る。
段82、84は、第2空気通路42b及び第3空気通路
42cの2か所に設けられているが、いずれか一方にの
みトラップ手段を設けても良い。また、切替手段46及
びトラップ手段82、84は、空気極側に設けられてい
るが、これらを燃料極側に設けても良く、あるいは、空
気極側及び燃料極側の双方に設けても良い。さらに、ト
ラップ手段82、84は、切替手段46を備えた燃料電
池システムに対して、単独で用いても良く、あるいは、
上述した再循環手段62、72と併用しても良い。
切替手段46及び再循環手段62を設けた燃料電池シス
テム12を作製し、定常運転試験を行った。作動条件
は、両極無加湿、セル温度:70℃、空気過剰率:1.
8、水素過剰率:1.2、圧力:1.2ataとした。
また、再循環オフガス量は、30%一定となるように設
定した。さらに、空気の流れの方向は、燃料電池20の
電圧及び抵抗から判定される電解質の含水率に基づい
て、切替手段46により周期的に反転させた。このよう
な条件下で定常運転を行ったところ、0.7A/cm2
の電流密度で、0.62Vと高い電圧を示し、燃料電池
20は安定して作動した。
システム12を用いて、セル温度を80℃から95℃ま
で変化させながら発電試験を行った。作動条件は、両極
無加湿、空気過剰率:1.8、水素過剰率1.2、圧
力:1.5ataとした。また、再循環オフガス量は、
出力電圧をモニタしながら、空気過剰率1.8が維持さ
れるように制御した。さらに、空気の流れの方向は、燃
料電池20の電圧及び抵抗から判定される電解質の含水
率に基づいて、切替手段46により周期的に反転させ
た。このような条件下で運転を行ったところ、セル温度
が高くなるほど再循環オフガス量は多くなるが、燃料電
池20は、いずれの温度でも安定して作動した。
切替手段46による空気の流れの方向の切り替えを行わ
なかった以外は、実施例1と同一の条件下で、定常運転
試験を行った。両極無加湿であるために、運転直後に
は、電圧が0.52Vに低下した。また、しばらくする
と電解質が乾燥して運転できなくなった。
説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改変が可能である。
として空気を用いた例について主に説明したが、酸化剤
ガスとして酸素を用いてもよい。また、本発明による電
解質の無加湿化の手法は、特に、固体高分子型燃料電池
を備えた燃料電池システムに対して好適であるが、これ
らの手法は、電解質の水管理が必須である他の種類の燃
料電池(例えば、リン酸型燃料電池、アルカリ型燃料電
池等)を備えた燃料電池システムに対しても同様に適用
することができる。
高分子型燃料電池に供給される反応ガスの流れの方向を
可逆的に切り替える切替手段が設けられているので、燃
料電池から排出される水分量が少なくなり、補機による
電解質の加湿を不要化できるという効果がある。また、
反応ガスの流れの方向を逆転させることによって、電解
質の含水率が均一化し、局所的なフラッディングや乾燥
を抑制し、高い出力と効率が得られるという効果があ
る。さらに、反応ガスの流れの方向を切り替えるだけ電
解質の無加湿化が可能となるので、動力損失も最小限に
抑えることができるという効果がある。
の一部を、その電極に供給されるインガスに戻す再循環
手段をさらに設けた場合には、燃料電池から排出される
水分を電解質の加湿に容易に再利用でき、電解質の無加
湿化がさらに容易化されるという効果がある。
切り替えられる通路の少なくとも1つに、オフガス中の
水分をトラップし、トラップされた前記水分をインガス
中に放出するトラップ手段を設けた場合には、燃料電池
から排出される水分を電解質の加湿に容易にかつ効率的
に再利用でき、電解質の無加湿化がさらに容易化される
という効果がある。
ステムの概略構成図である。
ステムの概略構成図である。
る。
ステムの概略構成図である。
ある。
ステムの概略構成図である。
電池) 30 燃料ガス供給手段 40、60,70、80 酸化剤ガス供給手段(空気供
給手段) 46 切替手段 62、72 再循環手段 82、84 トラップ手段
Claims (3)
- 【請求項1】 固体高分子型燃料電池と、該固体高分子
型燃料電池の燃料極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給
手段と、前記固体高分子型燃料電池の空気極に酸化剤ガ
スを供給する酸化剤ガス供給手段とを備えた燃料電池シ
ステムにおいて、 前記酸化剤ガス供給手段及び/又は前記燃料ガス供給手
段は、前記空気極及び/又は前記燃料極に供給される反
応ガスの流れの方向を可逆的に切り替える切替手段を備
えていることを特徴とする燃料電池システム。 - 【請求項2】 前記酸化剤ガス供給手段及び/又は前記
燃料ガス供給手段は、一方の電極から排出されるオフガ
スの一部を、その電極に供給されるインガスに戻す再循
環手段をさらに備えている請求項1に記載の燃料電池シ
ステム。 - 【請求項3】 前記酸化剤ガス供給手段及び/又は前記
燃料ガス供給手段は、前記反応ガスの流れの方向が可逆
的に切り替えられる通路の少なくとも1つに、オフガス
中の水分をトラップし、トラップされた前記水分をイン
ガス中に放出するトラップ手段をさらに備えている請求
項1又は2に記載の燃料電池システム。
Priority Applications (1)
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