JP2002154637A - 薬剤フィーダ - Google Patents
薬剤フィーダInfo
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- JP2002154637A JP2002154637A JP2000352241A JP2000352241A JP2002154637A JP 2002154637 A JP2002154637 A JP 2002154637A JP 2000352241 A JP2000352241 A JP 2000352241A JP 2000352241 A JP2000352241 A JP 2000352241A JP 2002154637 A JP2002154637 A JP 2002154637A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】収容効率を上げ、仕切板の高さ調整を楽にする
又は不要にする。 【解決手段】薬剤を収容する容器部13bと、その中で
回転可能に設けられた整列盤13cと、容器部13bと
整列盤13cとの環状間隙の端部に形成された排出口1
3fに対向させて設けられその環状間隙の一部を仕切る
仕切板23と、整列盤の側周面に列設されて環状間隙を
区分する多数の隔壁13dとを備えた薬剤フィーダ20
において、容器部13bおよび整列盤13cを硬質部材
から作り、仕切板23は軟質部材から作り、隔壁13d
は、幅Wが仕切板23の高さHより短くても、仕切板2
3より下の列だけにする。また、仕切板23はネジ止め
でなく複数の小孔等の何れかに鈎爪等で係着させる。
又は不要にする。 【解決手段】薬剤を収容する容器部13bと、その中で
回転可能に設けられた整列盤13cと、容器部13bと
整列盤13cとの環状間隙の端部に形成された排出口1
3fに対向させて設けられその環状間隙の一部を仕切る
仕切板23と、整列盤の側周面に列設されて環状間隙を
区分する多数の隔壁13dとを備えた薬剤フィーダ20
において、容器部13bおよび整列盤13cを硬質部材
から作り、仕切板23は軟質部材から作り、隔壁13d
は、幅Wが仕切板23の高さHより短くても、仕切板2
3より下の列だけにする。また、仕切板23はネジ止め
でなく複数の小孔等の何れかに鈎爪等で係着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、病院や薬局等で
行われる調剤を自動化するための薬剤フィーダに関し、
詳しくは、カプセル剤等の収容薬剤を整列盤の回転にて
整列させるとともに逐次落下させる薬剤フィーダに関す
る。
行われる調剤を自動化するための薬剤フィーダに関し、
詳しくは、カプセル剤等の収容薬剤を整列盤の回転にて
整列させるとともに逐次落下させる薬剤フィーダに関す
る。
【0002】その典型的な応用先は自動錠剤分包機であ
る。図7(a)に外観斜視図を示すとともに同図(b)
に内部模式図を示した錠剤分包機10は、多数の薬剤フ
ィーダ13と、これらの薬剤フィーダ13から排出され
た薬剤1を収集する薬剤収集機構14,15と、この薬
剤収集機構14,15から受けた薬剤1を包装する包装
装置17とを備え、処方に応じて適宜の薬剤フィーダ1
3から薬剤を排出させ、それを薬剤収集機構14,15
で収集して下方の薬剤投入部16へ送り込み、さらに包
装装置17で分包するものである。
る。図7(a)に外観斜視図を示すとともに同図(b)
に内部模式図を示した錠剤分包機10は、多数の薬剤フ
ィーダ13と、これらの薬剤フィーダ13から排出され
た薬剤1を収集する薬剤収集機構14,15と、この薬
剤収集機構14,15から受けた薬剤1を包装する包装
装置17とを備え、処方に応じて適宜の薬剤フィーダ1
3から薬剤を排出させ、それを薬剤収集機構14,15
で収集して下方の薬剤投入部16へ送り込み、さらに包
装装置17で分包するものである。
【0003】すなわち、錠剤分包機10の筐体内には、
上の方に薬品庫11が設けられるとともに、下の方に包
装装置17が設けられ、さらに、これらの間を薬剤収集
機構としての導管14及び収集部材15が連絡している
が、薬品庫11には、個々にスライドしうる複数の薬剤
収納庫12が横に並べて配設され、それぞれの薬剤収納
庫12には、数個から数十個の着脱可能な薬剤フィーダ
13が縦横に並べて格納されている。
上の方に薬品庫11が設けられるとともに、下の方に包
装装置17が設けられ、さらに、これらの間を薬剤収集
機構としての導管14及び収集部材15が連絡している
が、薬品庫11には、個々にスライドしうる複数の薬剤
収納庫12が横に並べて配設され、それぞれの薬剤収納
庫12には、数個から数十個の着脱可能な薬剤フィーダ
13が縦横に並べて格納されている。
【0004】各薬剤フィーダ13は、多数の薬剤をスト
ックする容器部と指定錠数だけ薬剤を排出する機構とを
具えており、これらには薬品の種類ごとに分けて各種の
薬剤が収容されている。具体的には、図8(a)及び
(b)に側面の外観図および縦断面図を示したが、蓋1
3aの付いた容器部13bと、隔壁13dの周設された
整列盤13cとが、枠板13eに取り付けられていて、
筒部13gを介して13cが回転させられると、容器部
13b内の薬剤1が隔壁13dの間へ次々に入って整列
するとともに、排出口13fから逐次一錠づつ落下する
ようになっている。さらに、薬剤フィーダ13は、薬剤
収納庫12に取り付けられたベース13kに対して容易
に着脱しうるように、モータ13jの回転がスプライン
軸13iを介して筒部13gに伝達されるものとなって
いる。
ックする容器部と指定錠数だけ薬剤を排出する機構とを
具えており、これらには薬品の種類ごとに分けて各種の
薬剤が収容されている。具体的には、図8(a)及び
(b)に側面の外観図および縦断面図を示したが、蓋1
3aの付いた容器部13bと、隔壁13dの周設された
整列盤13cとが、枠板13eに取り付けられていて、
筒部13gを介して13cが回転させられると、容器部
13b内の薬剤1が隔壁13dの間へ次々に入って整列
するとともに、排出口13fから逐次一錠づつ落下する
ようになっている。さらに、薬剤フィーダ13は、薬剤
収納庫12に取り付けられたベース13kに対して容易
に着脱しうるように、モータ13jの回転がスプライン
軸13iを介して筒部13gに伝達されるものとなって
いる。
【0005】薬剤収納庫12には、ほぼ中央を上下に延
びた導管14が組み込まれるとともに、各薬剤フィーダ
13の排出口13fがベース13kの貫通口13h及び
適宜の延長管路等を経て近くの導管14に連通してい
る。そして、薬剤フィーダ13から排出された薬剤1
は、貫通口13hを経て導管14へ導かれ、導管14内
を自然落下して、収集部材15へ案内される。このよう
な導管14は、それぞれの薬剤収納庫12毎に設けられ
る。これにより、収集機構のうち導管14は、多数の薬
剤フィーダ13間を並行して走る複数の案内路部分とな
っている。
びた導管14が組み込まれるとともに、各薬剤フィーダ
13の排出口13fがベース13kの貫通口13h及び
適宜の延長管路等を経て近くの導管14に連通してい
る。そして、薬剤フィーダ13から排出された薬剤1
は、貫通口13hを経て導管14へ導かれ、導管14内
を自然落下して、収集部材15へ案内される。このよう
な導管14は、それぞれの薬剤収納庫12毎に設けられ
る。これにより、収集機構のうち導管14は、多数の薬
剤フィーダ13間を並行して走る複数の案内路部分とな
っている。
【0006】収集部材15は、薬品庫11の下方であっ
て包装装置17の上方にあたるところに組み込まれ、上
部開口が総ての導管14の下端をカバーするほどに大き
く開く一方、下部開口が包装装置17の薬剤投入部16
に向けて絞られており、何れの導管14によって案内さ
れた薬剤1でも下部開口へ向けて集めて包装装置17へ
送り込むものである。これにより、収集機構のうち収集
部材15は、総ての導管14から包装装置17に至る共
通路部分となっている。
て包装装置17の上方にあたるところに組み込まれ、上
部開口が総ての導管14の下端をカバーするほどに大き
く開く一方、下部開口が包装装置17の薬剤投入部16
に向けて絞られており、何れの導管14によって案内さ
れた薬剤1でも下部開口へ向けて集めて包装装置17へ
送り込むものである。これにより、収集機構のうち収集
部材15は、総ての導管14から包装装置17に至る共
通路部分となっている。
【0007】そして、用量や用法等を記した処方箋等の
指定に基づく操作パネル19の操作や図示しないホスト
コンピュータからの送信などによる調剤指示に応じて、
コントローラ18の制御の下、幾つかの薬剤フィーダ1
3から排出された薬剤1は、各導管14を介して収集部
材15内へ落下し、その収集部材15で集められて、そ
の下方の出口から包装装置17の薬剤投入部16へ投入
される。このような薬剤収集経路を経て、薬剤1は、包
装装置17によって包装帯2に分包される。包装装置1
7は、包装帯2を所定長ずつ送り出すとともに加熱シー
リングしながら分包を行う。こうして、薬剤の自動分包
に際し、適宜の薬剤フィーダ13から収集機構14,1
5を経て包装装置17へ薬剤1が一錠またはその倍数ご
とに供給されるのである。
指定に基づく操作パネル19の操作や図示しないホスト
コンピュータからの送信などによる調剤指示に応じて、
コントローラ18の制御の下、幾つかの薬剤フィーダ1
3から排出された薬剤1は、各導管14を介して収集部
材15内へ落下し、その収集部材15で集められて、そ
の下方の出口から包装装置17の薬剤投入部16へ投入
される。このような薬剤収集経路を経て、薬剤1は、包
装装置17によって包装帯2に分包される。包装装置1
7は、包装帯2を所定長ずつ送り出すとともに加熱シー
リングしながら分包を行う。こうして、薬剤の自動分包
に際し、適宜の薬剤フィーダ13から収集機構14,1
5を経て包装装置17へ薬剤1が一錠またはその倍数ご
とに供給されるのである。
【0008】この発明は、このような薬剤フィーダに関
するものであり、特に、薬剤を収容する容器部13b
や,その中で回転可能な整列盤13c,これから容器部
13bとの環状間隙に突き出た薬剤整列用の隔壁13
d,環状間隙の下端に形成された排出口13f等の設け
られているカセット部分に関する。これらの要部を含ん
でいれば、図示のようにモータ13jが分離可能になっ
ていても良くベース13kから着脱しうるようになって
いても良く、あるいは図示は割愛したがモータ13jや
ベース13kと一体的になっていても良い。また、薬剤
フィーダにて取り扱う薬剤1は、図示しない円板状の錠
剤が一般的であるが、それは対象とせず、ここでは特
に、図9に外観を示したカプセル剤を典型的な取扱対象
とし、それに近い筒状や,棒状,角柱状,紡錘形などの
形状を持つ薬剤も、取り扱いの対象となる。散薬は対象
外である。
するものであり、特に、薬剤を収容する容器部13b
や,その中で回転可能な整列盤13c,これから容器部
13bとの環状間隙に突き出た薬剤整列用の隔壁13
d,環状間隙の下端に形成された排出口13f等の設け
られているカセット部分に関する。これらの要部を含ん
でいれば、図示のようにモータ13jが分離可能になっ
ていても良くベース13kから着脱しうるようになって
いても良く、あるいは図示は割愛したがモータ13jや
ベース13kと一体的になっていても良い。また、薬剤
フィーダにて取り扱う薬剤1は、図示しない円板状の錠
剤が一般的であるが、それは対象とせず、ここでは特
に、図9に外観を示したカプセル剤を典型的な取扱対象
とし、それに近い筒状や,棒状,角柱状,紡錘形などの
形状を持つ薬剤も、取り扱いの対象となる。散薬は対象
外である。
【0009】
【従来の技術】このような薬剤フィーダ13には(図1
0参照)、整列盤13cの回転に伴って排出口13f上
に来た隔壁13d間の薬剤1が排出口13fへ落下した
後にその上方から未整列の薬剤1が不所望に入り込まな
いよう、環状間隙の一部を水平に仕切る金属製の仕切板
13mが、排出口13fに対向させた状態で排出口13
fの上方に設けられている。そして、薬剤1を整列させ
るためにその形状に対応して、環状間隙の隙間Dが、薬
剤1の外寸であって互いに直交する3方向の寸法のうち
最も小さいものより僅かに大きくされ、隔壁13d間の
距離である幅Wが、中間の外寸より僅かに大きくされ、
仕切板13mと排出口13fとの距離である高さHが、
最大の外寸より僅かに大きくされる。例えば、薬剤1の
形状が直径Mより長さLの大きい円筒状のものである場
合(図9参照)、棒状など近い形状の薬剤1についても
同様であるが、薬剤フィーダ13において対応する隙間
D,幅W,高さHは、それぞれ、直径M,直径M,長さ
Lより少しだけ大きな寸法にされる(図10参照)。
0参照)、整列盤13cの回転に伴って排出口13f上
に来た隔壁13d間の薬剤1が排出口13fへ落下した
後にその上方から未整列の薬剤1が不所望に入り込まな
いよう、環状間隙の一部を水平に仕切る金属製の仕切板
13mが、排出口13fに対向させた状態で排出口13
fの上方に設けられている。そして、薬剤1を整列させ
るためにその形状に対応して、環状間隙の隙間Dが、薬
剤1の外寸であって互いに直交する3方向の寸法のうち
最も小さいものより僅かに大きくされ、隔壁13d間の
距離である幅Wが、中間の外寸より僅かに大きくされ、
仕切板13mと排出口13fとの距離である高さHが、
最大の外寸より僅かに大きくされる。例えば、薬剤1の
形状が直径Mより長さLの大きい円筒状のものである場
合(図9参照)、棒状など近い形状の薬剤1についても
同様であるが、薬剤フィーダ13において対応する隙間
D,幅W,高さHは、それぞれ、直径M,直径M,長さ
Lより少しだけ大きな寸法にされる(図10参照)。
【0010】それらの寸法のうち、隙間Dや幅Wについ
ては寸法誤差の許容度が比較的大きいことから、容器部
13bや整列盤13cは硬質プラスチック等から射出成
形等にてそれぞれ作成した後に組み立てれば適切に作動
するが、高さHについては、隔壁13dの間に入ってい
る他の薬剤の上に乗ったり隔壁13dの上に乗っていた
りして隔壁13dの間に落下できないまま整列盤13c
の回転に伴って仕切板13mに向かって来る薬剤1が仕
切板13mの上に乗り上げる際に仕切板13mの端部に
よって削られたり凹まされたりしないよう、寸法誤差を
小さくする必要があるので、仕切板13mをネジ13p
でサポート13nに取り付けて固定する際には、細心の
注意を払って、取付位置の調整を行っていた。
ては寸法誤差の許容度が比較的大きいことから、容器部
13bや整列盤13cは硬質プラスチック等から射出成
形等にてそれぞれ作成した後に組み立てれば適切に作動
するが、高さHについては、隔壁13dの間に入ってい
る他の薬剤の上に乗ったり隔壁13dの上に乗っていた
りして隔壁13dの間に落下できないまま整列盤13c
の回転に伴って仕切板13mに向かって来る薬剤1が仕
切板13mの上に乗り上げる際に仕切板13mの端部に
よって削られたり凹まされたりしないよう、寸法誤差を
小さくする必要があるので、仕切板13mをネジ13p
でサポート13nに取り付けて固定する際には、細心の
注意を払って、取付位置の調整を行っていた。
【0011】また、薬剤1が未整列の状態で仕切板13
mに当接したときの衝撃や損傷は、薬剤1が円板状の場
合より円筒状の方が激しくなりがちなことから、カプセ
ル剤等を取扱対象とする薬剤フィーダについては、隔壁
13dの列を仕切板13mの下側だけでなく上側にも列
設して、下段の隔壁での本整列に先だって上段の隔壁で
予備整列を行わせるとともにそれらの間で仕切ること
で、衝撃や損傷の増大を抑制するとともに、仕切板の取
付位置の調整作業が一層困難になるのを回避していた。
mに当接したときの衝撃や損傷は、薬剤1が円板状の場
合より円筒状の方が激しくなりがちなことから、カプセ
ル剤等を取扱対象とする薬剤フィーダについては、隔壁
13dの列を仕切板13mの下側だけでなく上側にも列
設して、下段の隔壁での本整列に先だって上段の隔壁で
予備整列を行わせるとともにそれらの間で仕切ること
で、衝撃や損傷の増大を抑制するとともに、仕切板の取
付位置の調整作業が一層困難になるのを回避していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな調整作業には、その度に工数がかかるうえ、熟練者
がなかなか育たない、といった不都合がある。しかも、
その調整は、薬剤フィーダの製造時や錠剤分包機への装
着時ばかりか、容器部から整列盤を抜き取って薬剤フィ
ーダ内部の清掃を行った後や、分解修理の後など、使用
に伴っても行われる。また、隔壁が複列の場合、整列盤
の背が高いので、その分だけ容器部も嵩上げするか収容
量を切り詰める必要があり、収容効率が良くなかった。
そこで、収容効率を向上させるために隔壁の単列化を可
能にするとともに、仕切板の高さ調整が楽に行えるよう
或いは仕切板の高さ調整が不要になるようにすべく、仕
切板等を如何に改良するかが課題となる。
うな調整作業には、その度に工数がかかるうえ、熟練者
がなかなか育たない、といった不都合がある。しかも、
その調整は、薬剤フィーダの製造時や錠剤分包機への装
着時ばかりか、容器部から整列盤を抜き取って薬剤フィ
ーダ内部の清掃を行った後や、分解修理の後など、使用
に伴っても行われる。また、隔壁が複列の場合、整列盤
の背が高いので、その分だけ容器部も嵩上げするか収容
量を切り詰める必要があり、収容効率が良くなかった。
そこで、収容効率を向上させるために隔壁の単列化を可
能にするとともに、仕切板の高さ調整が楽に行えるよう
或いは仕切板の高さ調整が不要になるようにすべく、仕
切板等を如何に改良するかが課題となる。
【0013】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、仕切板の物性を工夫すること
により、取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が
良く而も仕切板の高さ調整が楽な薬剤フィーダを実現す
ることを目的とする。また、本発明は、さらに仕切板の
保持態様も工夫することにより、仕切板の高さ調整の不
要な薬剤フィーダを実現することも目的とする。
めになされたものであり、仕切板の物性を工夫すること
により、取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が
良く而も仕切板の高さ調整が楽な薬剤フィーダを実現す
ることを目的とする。また、本発明は、さらに仕切板の
保持態様も工夫することにより、仕切板の高さ調整の不
要な薬剤フィーダを実現することも目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第5の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
るために発明された第1乃至第5の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
【0015】[第1の解決手段]第1の解決手段の薬剤
フィーダは、出願当初の請求項1に記載の如く、薬剤を
収容する容器部と、その中で回転可能に設けられた整列
盤と、前記容器部と前記整列盤との環状間隙の端部に形
成された排出口に対向させて設けられ前記環状間隙の一
部を仕切る仕切板と、前記整列盤の側周面に列設されて
前記環状間隙を区分する多数の隔壁とを備えた薬剤フィ
ーダにおいて、前記容器部および前記整列盤が硬質部材
からなり、前記仕切板が軟質部材からなり、前記隔壁は
間の距離が前記仕切板と前記排出口との距離より短く且
つ何れもが前記環状間隙のうち前記仕切板と前記排出口
との間を通る環状部分に収まっている、というものであ
る。
フィーダは、出願当初の請求項1に記載の如く、薬剤を
収容する容器部と、その中で回転可能に設けられた整列
盤と、前記容器部と前記整列盤との環状間隙の端部に形
成された排出口に対向させて設けられ前記環状間隙の一
部を仕切る仕切板と、前記整列盤の側周面に列設されて
前記環状間隙を区分する多数の隔壁とを備えた薬剤フィ
ーダにおいて、前記容器部および前記整列盤が硬質部材
からなり、前記仕切板が軟質部材からなり、前記隔壁は
間の距離が前記仕切板と前記排出口との距離より短く且
つ何れもが前記環状間隙のうち前記仕切板と前記排出口
との間を通る環状部分に収まっている、というものであ
る。
【0016】ここで、上記の「硬質」か「軟質」は、ヤ
ング率等の弾性率が相対的に大きいか小さいかによって
決められる。部材の破損や永久変形を招かない通常の使
用状態では、一時的な変形による緩衝やにげが重要であ
り、弾性限は問題とならないからである。なお、塑性変
形した損傷部品の交換まで考慮すれば、硬質の整列盤等
の弾性限が交換容易な軟質の仕切板の弾性限を上回る方
が良い。
ング率等の弾性率が相対的に大きいか小さいかによって
決められる。部材の破損や永久変形を招かない通常の使
用状態では、一時的な変形による緩衝やにげが重要であ
り、弾性限は問題とならないからである。なお、塑性変
形した損傷部品の交換まで考慮すれば、硬質の整列盤等
の弾性限が交換容易な軟質の仕切板の弾性限を上回る方
が良い。
【0017】このような第1の解決手段の薬剤フィーダ
にあっては、容器部に錠剤等の薬剤を収容しておいて整
列盤を回転させると、その回転に伴い、収容薬剤が環状
間隙に落ちて整列させられるとともに順に排出口の上へ
送られてそこから落下排出させられる。また、そのとき
排出薬剤の上に来ていた他の薬剤は、仕切板の上に乗り
上げて排出口への落下を阻止されるが、その仕切板が従
来の堅い部材から軟質のものに変わっていることから、
そのときの薬剤と仕切板との当たり具合が従来より多少
強くなっても、仕切板の端部等の一時的変形によってシ
ョックが緩和されるので、薬剤の損傷は回避される。
にあっては、容器部に錠剤等の薬剤を収容しておいて整
列盤を回転させると、その回転に伴い、収容薬剤が環状
間隙に落ちて整列させられるとともに順に排出口の上へ
送られてそこから落下排出させられる。また、そのとき
排出薬剤の上に来ていた他の薬剤は、仕切板の上に乗り
上げて排出口への落下を阻止されるが、その仕切板が従
来の堅い部材から軟質のものに変わっていることから、
そのときの薬剤と仕切板との当たり具合が従来より多少
強くなっても、仕切板の端部等の一時的変形によってシ
ョックが緩和されるので、薬剤の損傷は回避される。
【0018】これにより、仕切板の取付位置の精度すな
わち環状間隙の排出口側端面から仕切板までの高さ精度
を従来より緩和しても、さらに予備整列を省いても、従
来と同等かそれ以上に適切な動作結果が得られる。その
結果、仕切板より高いところにまで隔壁を設け無くて
も、カプセル剤も含めてほとんどの薬剤を適切に処理す
ることが可能となるので、従来は隔壁を複列化せざるを
得なかった薬剤フィーダであっても、すなわち一瞥で視
認可能なほど隔壁間の距離が仕切板と排出口との距離よ
り短い薬剤フィーダであっても、隔壁が単列で済み、薬
剤の収容効率が良くなる。したがって、この発明によれ
ば、取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が良く
而も仕切板の高さ調整が楽な薬剤フィーダを実現するこ
とができる。
わち環状間隙の排出口側端面から仕切板までの高さ精度
を従来より緩和しても、さらに予備整列を省いても、従
来と同等かそれ以上に適切な動作結果が得られる。その
結果、仕切板より高いところにまで隔壁を設け無くて
も、カプセル剤も含めてほとんどの薬剤を適切に処理す
ることが可能となるので、従来は隔壁を複列化せざるを
得なかった薬剤フィーダであっても、すなわち一瞥で視
認可能なほど隔壁間の距離が仕切板と排出口との距離よ
り短い薬剤フィーダであっても、隔壁が単列で済み、薬
剤の収容効率が良くなる。したがって、この発明によれ
ば、取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が良く
而も仕切板の高さ調整が楽な薬剤フィーダを実現するこ
とができる。
【0019】[第2の解決手段]第2の解決手段の薬剤
フィーダは、出願当初の請求項2に記載の如く、上記の
第1の解決手段の薬剤フィーダであって、前記仕切板に
鈎爪等の第1係着部が形成され、前記仕切板の保持部に
小孔等の第2係着部が複数形成され、前記第2係着部が
何れも前記第1係着部に適合している、というものであ
る。
フィーダは、出願当初の請求項2に記載の如く、上記の
第1の解決手段の薬剤フィーダであって、前記仕切板に
鈎爪等の第1係着部が形成され、前記仕切板の保持部に
小孔等の第2係着部が複数形成され、前記第2係着部が
何れも前記第1係着部に適合している、というものであ
る。
【0020】このような第2の解決手段の薬剤フィーダ
にあっては、仕切板の装着が、複数の第2係着部のうち
から取扱対象薬剤に適合するものを選び出してそこに第
1係着部を係着させることで、行われる。仕切板をずら
したり傾けたりしながらネジ止めすることは行われな
い。これにより、仕切板の高さが微妙で難しい調整でな
く簡単な選択にて設定され、その仕切板はやはり簡単な
係着にて保持されることとなる。しかも、そのようにし
ても、仕切板が柔らかいものになっていてその取付位置
精度が緩和されているので、薬剤損傷のおそれはない。
したがって、この発明によれば、取扱対象がカプセル剤
等であっても収容効率が良く而も仕切板の高さ調整が不
要な薬剤フィーダを実現することができる。
にあっては、仕切板の装着が、複数の第2係着部のうち
から取扱対象薬剤に適合するものを選び出してそこに第
1係着部を係着させることで、行われる。仕切板をずら
したり傾けたりしながらネジ止めすることは行われな
い。これにより、仕切板の高さが微妙で難しい調整でな
く簡単な選択にて設定され、その仕切板はやはり簡単な
係着にて保持されることとなる。しかも、そのようにし
ても、仕切板が柔らかいものになっていてその取付位置
精度が緩和されているので、薬剤損傷のおそれはない。
したがって、この発明によれば、取扱対象がカプセル剤
等であっても収容効率が良く而も仕切板の高さ調整が不
要な薬剤フィーダを実現することができる。
【0021】[第3の解決手段]第3の解決手段の薬剤
フィーダは、出願当初の請求項3に記載の如く、上記の
第1,第2の解決手段の薬剤フィーダであって、前記仕
切板のうち前記環状間隙に来る部分が鋸歯状または櫛歯
状に形成されている、というものである。
フィーダは、出願当初の請求項3に記載の如く、上記の
第1,第2の解決手段の薬剤フィーダであって、前記仕
切板のうち前記環状間隙に来る部分が鋸歯状または櫛歯
状に形成されている、というものである。
【0022】このような第3の解決手段の薬剤フィーダ
にあっては、仕切板のうち薬剤と最も強く当接するとこ
ろである環状間隙内の部分が、鋸歯状または櫛歯状に形
成されて、さらに変形し易くなっているので、ショック
緩和の働きが向上する。したがって、この発明によれ
ば、取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が良く
而も仕切板の高さ調整が一層楽な薬剤フィーダを実現す
ることができる。
にあっては、仕切板のうち薬剤と最も強く当接するとこ
ろである環状間隙内の部分が、鋸歯状または櫛歯状に形
成されて、さらに変形し易くなっているので、ショック
緩和の働きが向上する。したがって、この発明によれ
ば、取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が良く
而も仕切板の高さ調整が一層楽な薬剤フィーダを実現す
ることができる。
【0023】[第4の解決手段]第4の解決手段の薬剤
フィーダは、出願当初の請求項4に記載の如く、上記の
第1〜第3の解決手段の薬剤フィーダであって、前記整
列盤の外周面に溝が形成され、その溝に前記仕切板の先
端が遊挿されている、というものである。
フィーダは、出願当初の請求項4に記載の如く、上記の
第1〜第3の解決手段の薬剤フィーダであって、前記整
列盤の外周面に溝が形成され、その溝に前記仕切板の先
端が遊挿されている、というものである。
【0024】このような第4の解決手段の薬剤フィーダ
にあっては、仕切板の先端に生じる不所望な上下方向変
位が溝によって抑制される。これにより、仕切板をその
基部・基端側で支持して挿着するような保持態様を採用
していても、先端の過剰変形を気にしないで仕切板を更
に柔らかくすることが可能となるので、より広範な材質
や形状の薬剤を適切に取り扱うことができる。したがっ
て、この発明によれば、取扱対象がカプセル剤等であっ
ても収容効率が良く而も仕切板の高さ調整が一層楽な薬
剤フィーダを実現することができる。
にあっては、仕切板の先端に生じる不所望な上下方向変
位が溝によって抑制される。これにより、仕切板をその
基部・基端側で支持して挿着するような保持態様を採用
していても、先端の過剰変形を気にしないで仕切板を更
に柔らかくすることが可能となるので、より広範な材質
や形状の薬剤を適切に取り扱うことができる。したがっ
て、この発明によれば、取扱対象がカプセル剤等であっ
ても収容効率が良く而も仕切板の高さ調整が一層楽な薬
剤フィーダを実現することができる。
【0025】[第5の解決手段]第5の解決手段の薬剤
フィーダは、出願当初の請求項5に記載の如く、上記の
第1〜第4の解決手段の薬剤フィーダであって、見本収
納室の形成された蓋が前記容器部に対し開閉可能に連結
されている、というものである。
フィーダは、出願当初の請求項5に記載の如く、上記の
第1〜第4の解決手段の薬剤フィーダであって、見本収
納室の形成された蓋が前記容器部に対し開閉可能に連結
されている、というものである。
【0026】このような第5の解決手段の薬剤フィーダ
にあっては、仕切板が柔らかくなって取付位置精度が緩
和されていることに加えて、蓋が開閉しても容器部から
離れないようになっている。これにより、仕切板の高さ
変更等のために薬剤フィーダから薬剤を抜き取った後
や、収容薬剤を排出し終えて薬剤フィーダが空になった
とき等、薬剤フィーダに薬剤を補充するに際して、見本
が蓋と一緒に離れてしまうことが無いので、容易かつ確
実に作業が行われる。したがって、この発明によれば、
取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が良く而も
仕切板の高さ調整に加えて薬剤補充も楽な薬剤フィーダ
を実現することができる。
にあっては、仕切板が柔らかくなって取付位置精度が緩
和されていることに加えて、蓋が開閉しても容器部から
離れないようになっている。これにより、仕切板の高さ
変更等のために薬剤フィーダから薬剤を抜き取った後
や、収容薬剤を排出し終えて薬剤フィーダが空になった
とき等、薬剤フィーダに薬剤を補充するに際して、見本
が蓋と一緒に離れてしまうことが無いので、容易かつ確
実に作業が行われる。したがって、この発明によれば、
取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が良く而も
仕切板の高さ調整に加えて薬剤補充も楽な薬剤フィーダ
を実現することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の薬剤フィーダについて、これを実施するための
具体的な形態を、以下の第1〜第3実施例により説明す
る。図1〜図4に示した第1実施例は、上述した第1,
第2の解決手段を具現化したものであり、図5に示した
第2実施例は、上述した第3,第4の解決手段を具現化
したものであり、図6に示した第3実施例は、上述した
第5の解決手段を具現化したものである。なお、それら
の図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付
して示したので、また、発明の属する技術分野の欄で述
べたことは以下の各実施例についても共通するので、重
複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中
心に説明する。
本発明の薬剤フィーダについて、これを実施するための
具体的な形態を、以下の第1〜第3実施例により説明す
る。図1〜図4に示した第1実施例は、上述した第1,
第2の解決手段を具現化したものであり、図5に示した
第2実施例は、上述した第3,第4の解決手段を具現化
したものであり、図6に示した第3実施例は、上述した
第5の解決手段を具現化したものである。なお、それら
の図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付
して示したので、また、発明の属する技術分野の欄で述
べたことは以下の各実施例についても共通するので、重
複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中
心に説明する。
【0028】
【第1実施例】本発明の薬剤フィーダの第1実施例につ
いて、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。
図1は、その要部構造を示し、(a)が縦断側面図、
(b)が横断平面図である。また、図2は、仕切板とそ
の保持部についての展開斜視図であり、図3は、仕切板
の変形例を示す側面図である。
いて、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。
図1は、その要部構造を示し、(a)が縦断側面図、
(b)が横断平面図である。また、図2は、仕切板とそ
の保持部についての展開斜視図であり、図3は、仕切板
の変形例を示す側面図である。
【0029】この薬剤フィーダ20(図1参照)が既述
の薬剤フィーダ13と相違するのは、隔壁13dの段数
が減っている点と、仕切板13mに代えて仕切板23が
採用され、サポート13n及びネジ13pに代わってサ
ポート21及びリテーナ22(保持部)が採用されてい
る点である。それらは何れも射出成形等にて作られる
が、サポート21やリテーナ22が、容器部13bや整
列盤13cと同様に硬質プラスチック等(硬質部材)た
とえばアクリルで作られるのに対し、仕切板23は、そ
れより柔軟性に富んだ軟質プラスチック等(軟質部材)
たとえばポリプロピレンで作られる。
の薬剤フィーダ13と相違するのは、隔壁13dの段数
が減っている点と、仕切板13mに代えて仕切板23が
採用され、サポート13n及びネジ13pに代わってサ
ポート21及びリテーナ22(保持部)が採用されてい
る点である。それらは何れも射出成形等にて作られる
が、サポート21やリテーナ22が、容器部13bや整
列盤13cと同様に硬質プラスチック等(硬質部材)た
とえばアクリルで作られるのに対し、仕切板23は、そ
れより柔軟性に富んだ軟質プラスチック等(軟質部材)
たとえばポリプロピレンで作られる。
【0030】隔壁13dは、従来と同じく薬剤1の形状
に対応して幅Wが高さHより短くなっているが、予備整
列用の上段の列が省かれて、本整列用の下段の列だけが
残り、その結果、何れも、容器部13bと整列盤13c
との環状間隙のうち仕切板23と排出口13fとの間を
通る環状部分に収まる。また、上段の隔壁13dが無く
なり、その分だけ整列盤13cの背が低くなっているの
で、容器部13bの内容積が増えて、薬剤の収容効率が
向上している。換言すれば、収容量を損なうこと無く小
形化することができる。
に対応して幅Wが高さHより短くなっているが、予備整
列用の上段の列が省かれて、本整列用の下段の列だけが
残り、その結果、何れも、容器部13bと整列盤13c
との環状間隙のうち仕切板23と排出口13fとの間を
通る環状部分に収まる。また、上段の隔壁13dが無く
なり、その分だけ整列盤13cの背が低くなっているの
で、容器部13bの内容積が増えて、薬剤の収容効率が
向上している。換言すれば、収容量を損なうこと無く小
形化することができる。
【0031】仕切板23は(図2参照)、基部から同じ
向きに鈎爪部23a(第1係着部)と挿入部23bとが
突き出し、それらと反対側に摘み部23cが突き出てい
る。挿入部23bは、容器部13bと整列盤13cとの
環状間隙に挿入されて仕切機能を発揮する有効部分であ
り、そのために薄く形成される。その挿入状態をネジ止
めの不要な係着にて簡便に確保するとともに安定な保持
状態を維持するために、鈎爪部23aは一対の又は複数
個のものが挿入部23bの両脇等に分散して設けられ
る。
向きに鈎爪部23a(第1係着部)と挿入部23bとが
突き出し、それらと反対側に摘み部23cが突き出てい
る。挿入部23bは、容器部13bと整列盤13cとの
環状間隙に挿入されて仕切機能を発揮する有効部分であ
り、そのために薄く形成される。その挿入状態をネジ止
めの不要な係着にて簡便に確保するとともに安定な保持
状態を維持するために、鈎爪部23aは一対の又は複数
個のものが挿入部23bの両脇等に分散して設けられ
る。
【0032】リテーナ22は、容器部13bの側面に貫
通して従来より大きく形成された開口13qを塞ぐ大き
さや形になっており、仕切板23を固定位置に保持する
ためにその挿入部23bを差し込むとピッタリ収まる開
口22aが貫通形成されている。このリテーナ22は、
半回転にて(具体的に図2で仮想すれば仕切板23と容
器部13bとを結ぶ直線を軸にした180゜回転にて)
上下を入れ替えても外形が変わらないで開口13qを塞
げるよう、さらにそのように半回転させても開口22a
の位置が同じか上下に移動したのと同等になるよう、適
宜な対称性も付与して形成されている。
通して従来より大きく形成された開口13qを塞ぐ大き
さや形になっており、仕切板23を固定位置に保持する
ためにその挿入部23bを差し込むとピッタリ収まる開
口22aが貫通形成されている。このリテーナ22は、
半回転にて(具体的に図2で仮想すれば仕切板23と容
器部13bとを結ぶ直線を軸にした180゜回転にて)
上下を入れ替えても外形が変わらないで開口13qを塞
げるよう、さらにそのように半回転させても開口22a
の位置が同じか上下に移動したのと同等になるよう、適
宜な対称性も付与して形成されている。
【0033】サポート21は、仕切板23を係着にて保
持するために、一対の鈎爪部23aに対応する対の小孔
21a(第2係着部)が多段に複数対設けられている
(図2では各対のうち左側の5個が図示され右側の5個
は隠れて図示されていないが、その5対が上下方向に所
定ピッチで列んで形成されている)。また、その中央部
には、リテーナ22を挿着可能な開口21bが貫通形成
されている。さらに、その下端両側には、枠板13eに
係着させるための鈎爪部21cが設けられている。
持するために、一対の鈎爪部23aに対応する対の小孔
21a(第2係着部)が多段に複数対設けられている
(図2では各対のうち左側の5個が図示され右側の5個
は隠れて図示されていないが、その5対が上下方向に所
定ピッチで列んで形成されている)。また、その中央部
には、リテーナ22を挿着可能な開口21bが貫通形成
されている。さらに、その下端両側には、枠板13eに
係着させるための鈎爪部21cが設けられている。
【0034】リテーナ22の開口22aの位置は、サポ
ート21の小孔21aの各対の何れかに対応していて、
仕切板23の挿入部23bをリテーナ22の開口22a
に挿入してリテーナ22をサポート21の開口21bに
填め込むと、仕切板23の鈎爪部23aが対応位置の小
孔21aに入り込むようになっている。小孔21aは、
位置が異なるだけで総て同じ形状にされ、そのため、鈎
爪部23aは、何れの小孔21aに対しても適合する。
すなわち、充分に奥まで挿入されると、先端の膨らみ部
分が突き出ると同時に少し開いて軽く引っかかって止ま
り、強く引かれると抜けるようになっている。
ート21の小孔21aの各対の何れかに対応していて、
仕切板23の挿入部23bをリテーナ22の開口22a
に挿入してリテーナ22をサポート21の開口21bに
填め込むと、仕切板23の鈎爪部23aが対応位置の小
孔21aに入り込むようになっている。小孔21aは、
位置が異なるだけで総て同じ形状にされ、そのため、鈎
爪部23aは、何れの小孔21aに対しても適合する。
すなわち、充分に奥まで挿入されると、先端の膨らみ部
分が突き出ると同時に少し開いて軽く引っかかって止ま
り、強く引かれると抜けるようになっている。
【0035】また、仕切板23は、挿入部23bが基部
の中央から突き出ているもの(図3(a)参照)だけで
も良いが、それに加えて又はそれに代えて、上か下に片
寄ったところから突き出たもの(図3(b),(c)参
照)が作られることもある。この仕切板23の場合も、
リテーナ22と同様に半回転にて(具体的に図3で仮想
すれば左右に延びた直線軸を中心にした180゜回転に
て)上下を入れ替えると挿入部23bの上下位置だけが
入れ替わるよう(即ち図3(b)のものを裏返すと同図
(c)のものになるよう)、適宜な軸対称性が付与され
ている。
の中央から突き出ているもの(図3(a)参照)だけで
も良いが、それに加えて又はそれに代えて、上か下に片
寄ったところから突き出たもの(図3(b),(c)参
照)が作られることもある。この仕切板23の場合も、
リテーナ22と同様に半回転にて(具体的に図3で仮想
すれば左右に延びた直線軸を中心にした180゜回転に
て)上下を入れ替えると挿入部23bの上下位置だけが
入れ替わるよう(即ち図3(b)のものを裏返すと同図
(c)のものになるよう)、適宜な軸対称性が付与され
ている。
【0036】この第1実施例の薬剤フィーダ20につい
て、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明す
る。図4は、その動作状態を示す要部の縦断側面図であ
り、薬剤1も二点鎖線で示されている。先ず仕切板23
等の選定手順を説明し、次に仕切板23の装着手順を説
明し、最後に薬剤フィーダ20の動作について述べる。
また、ここでも取扱対称の薬剤1が直径Mより長さLの
大きい円筒状カプセル剤であるとする(図9参照)。
て、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明す
る。図4は、その動作状態を示す要部の縦断側面図であ
り、薬剤1も二点鎖線で示されている。先ず仕切板23
等の選定手順を説明し、次に仕切板23の装着手順を説
明し、最後に薬剤フィーダ20の動作について述べる。
また、ここでも取扱対称の薬剤1が直径Mより長さLの
大きい円筒状カプセル剤であるとする(図9参照)。
【0037】この場合(図4参照)、錠剤分包機10へ
の格納や部品の共通化等を考慮して容器部13bは各種
形状の薬剤に対して出来るだけ同じものを用いたいの
で、薬剤1の形状に対応した薬剤フィーダ20の組立に
先立つ部品製造や部品選定に際して隙間Dや幅Wをそれ
ぞれ直径M,直径Mより少しだけ大きな適正寸法にする
のは、整列盤13cの外径や隔壁13dのピッチ及び厚
さ等を設計変更したり既製のものから適合するものを選
出することで行う。
の格納や部品の共通化等を考慮して容器部13bは各種
形状の薬剤に対して出来るだけ同じものを用いたいの
で、薬剤1の形状に対応した薬剤フィーダ20の組立に
先立つ部品製造や部品選定に際して隙間Dや幅Wをそれ
ぞれ直径M,直径Mより少しだけ大きな適正寸法にする
のは、整列盤13cの外径や隔壁13dのピッチ及び厚
さ等を設計変更したり既製のものから適合するものを選
出することで行う。
【0038】また、仕切板23の高さHを薬剤1の長さ
Lに対応させるのは、リテーナ22や仕切板23を幾種
類か準備しておき、その中から適宜なものを選定するこ
とで行われる。サポート21は、高さHに拘わらず同じ
形状のものが使える。リテーナ22は、開口22aの位
置の異なる幾種類かが用意され、その種類は、サポート
21の小孔21aの対と同数になるか、対称性を利用し
て半数強になる。図示ように小孔21aが5対の場合、
対称なリテーナ22は3種類となる。
Lに対応させるのは、リテーナ22や仕切板23を幾種
類か準備しておき、その中から適宜なものを選定するこ
とで行われる。サポート21は、高さHに拘わらず同じ
形状のものが使える。リテーナ22は、開口22aの位
置の異なる幾種類かが用意され、その種類は、サポート
21の小孔21aの対と同数になるか、対称性を利用し
て半数強になる。図示ように小孔21aが5対の場合、
対称なリテーナ22は3種類となる。
【0039】仕切板23は、高さHの設定ピッチが小孔
21aのピッチと同じで良ければ基本形状の1種類で済
む(図3(a)参照)。高さHの設定ピッチを小孔21
aのピッチの1/2すなわち半分にしたいときにも、挿
入部23bを1/4ピッチ片寄らせるとともに軸対称性
も持たせれば、やはり1種類で足りる。また、高さHの
設定ピッチを小孔21aの1/3ピッチにするには、基
本形状のもの(図3(a)参照)に加えて、挿入部23
bを1/3ピッチ片寄らせるとともに軸対称性も持たせ
たもの(図3(b),(c)の何れか一方)があれば足
り、2種類で済む。
21aのピッチと同じで良ければ基本形状の1種類で済
む(図3(a)参照)。高さHの設定ピッチを小孔21
aのピッチの1/2すなわち半分にしたいときにも、挿
入部23bを1/4ピッチ片寄らせるとともに軸対称性
も持たせれば、やはり1種類で足りる。また、高さHの
設定ピッチを小孔21aの1/3ピッチにするには、基
本形状のもの(図3(a)参照)に加えて、挿入部23
bを1/3ピッチ片寄らせるとともに軸対称性も持たせ
たもの(図3(b),(c)の何れか一方)があれば足
り、2種類で済む。
【0040】さらに、高さHの設定ピッチを小孔21a
の1/4ピッチにするには、挿入部23bを1/8ピッ
チ片寄らせるとともに対称性も持たせたものに加えて、
挿入部23bを3/8ピッチ片寄らせるとともに軸対称
性も持たせたものがあれば足り、やはり2種類で済む。
また、高さHの設定ピッチを小孔21aの1/5ピッチ
にするには、基本形状のものに加えて、挿入部23bを
1/5ピッチ片寄らせるとともに軸対称性も持たせたも
のと、挿入部23bを2/5ピッチ片寄らせるとともに
軸対称性も持たせたものとがあれば足り、3種類で済
む。
の1/4ピッチにするには、挿入部23bを1/8ピッ
チ片寄らせるとともに対称性も持たせたものに加えて、
挿入部23bを3/8ピッチ片寄らせるとともに軸対称
性も持たせたものがあれば足り、やはり2種類で済む。
また、高さHの設定ピッチを小孔21aの1/5ピッチ
にするには、基本形状のものに加えて、挿入部23bを
1/5ピッチ片寄らせるとともに軸対称性も持たせたも
のと、挿入部23bを2/5ピッチ片寄らせるとともに
軸対称性も持たせたものとがあれば足り、3種類で済
む。
【0041】このように数種類のリテーナ22や仕切板
23を準備するだけで高さHの設定ピッチが可成り細か
くなる(図示の例では、5対の小孔21aを持つサポー
ト21が1種類、リテーナ22が3種類、仕切板23が
2種類で、設定ピッチが15段階になる)ので、仕切板
23が仕切機能を維持するのに許容される挿入部23b
の変形量等を勘案して高さHの設定ピッチを決め、それ
に必要な種類のリテーナ22や仕切板23を準備してお
く。
23を準備するだけで高さHの設定ピッチが可成り細か
くなる(図示の例では、5対の小孔21aを持つサポー
ト21が1種類、リテーナ22が3種類、仕切板23が
2種類で、設定ピッチが15段階になる)ので、仕切板
23が仕切機能を維持するのに許容される挿入部23b
の変形量等を勘案して高さHの設定ピッチを決め、それ
に必要な種類のリテーナ22や仕切板23を準備してお
く。
【0042】それから、薬剤1に適合した高さHを、一
つ、設定ピッチに基づく多段階のうちから選出する。例
えば、従来の調整による理想値が有れば、その値を上回
ってそれに最も近いものを選択する。高さHが決まった
後は、それに一致する又は最も近い小孔21aに対応す
る開口22aを持ったリテーナ22を選定し、さらに、
その開口22aに挿入すると挿入部23bの位置が高さ
Hに一致する仕切板23を選定する。こうして、所定の
準備の下、薬剤1の形状に対応した適切な仕切板23や
リテーナ22が簡単に選定される。
つ、設定ピッチに基づく多段階のうちから選出する。例
えば、従来の調整による理想値が有れば、その値を上回
ってそれに最も近いものを選択する。高さHが決まった
後は、それに一致する又は最も近い小孔21aに対応す
る開口22aを持ったリテーナ22を選定し、さらに、
その開口22aに挿入すると挿入部23bの位置が高さ
Hに一致する仕切板23を選定する。こうして、所定の
準備の下、薬剤1の形状に対応した適切な仕切板23や
リテーナ22が簡単に選定される。
【0043】次に、選定の済んだ仕切板23を容器部1
3bの開口13qのところに装着して薬剤フィーダ20
に組み込むのであるが、それは次のようにして行われ
る。すなわち、仕切板23の挿入部23bをリテーナ2
2の開口22aに差し込んで仕切板23とリテーナ22
とを組み上げ、そのリテーナ22をサポート21の開口
21bに填め込みながら仕切板23の鈎爪部23aをサ
ポート21の小孔21aに挿し入れる。
3bの開口13qのところに装着して薬剤フィーダ20
に組み込むのであるが、それは次のようにして行われ
る。すなわち、仕切板23の挿入部23bをリテーナ2
2の開口22aに差し込んで仕切板23とリテーナ22
とを組み上げ、そのリテーナ22をサポート21の開口
21bに填め込みながら仕切板23の鈎爪部23aをサ
ポート21の小孔21aに挿し入れる。
【0044】そして、鈎爪部23aと小孔21aとの係
着が確立されたのを確かめ、それから、サポート21を
持って、その鈎爪部21cを枠板13eの図示しない長
穴に差し込み、さらにサポート21を容器部13bに密
着するまでずらして鈎爪部21cと枠板13eとの係着
を確立させる。こうして、仕切板23ばかりかリテーナ
22やサポート21まで、ネジ止めすること無く、取付
位置を調整することも無く、手軽に装着することができ
る。清掃や修理等のために取り外す場合は、逆順に作業
することで、やはり容易かつ迅速に行うことができる。
着が確立されたのを確かめ、それから、サポート21を
持って、その鈎爪部21cを枠板13eの図示しない長
穴に差し込み、さらにサポート21を容器部13bに密
着するまでずらして鈎爪部21cと枠板13eとの係着
を確立させる。こうして、仕切板23ばかりかリテーナ
22やサポート21まで、ネジ止めすること無く、取付
位置を調整することも無く、手軽に装着することができ
る。清掃や修理等のために取り外す場合は、逆順に作業
することで、やはり容易かつ迅速に行うことができる。
【0045】最後に、仕切板23等を装着した薬剤フィ
ーダ20の動作等を説明する。容器部13bに多数の薬
剤1を収容しておくことや、薬剤1を排出させるときに
整列盤13cを回転させて薬剤1を一つずつ排出口13
fの上へ送り込むことも、既述したのと同様であるが、
予備整列は行われず、いきなり本整列が行われる。ま
た、その際、整列した薬剤1の上や隔壁13dの上に未
整列の他の薬剤1が乗っていて、それが仕切板23の挿
入部23bに当接した場合は、以下のようになる。
ーダ20の動作等を説明する。容器部13bに多数の薬
剤1を収容しておくことや、薬剤1を排出させるときに
整列盤13cを回転させて薬剤1を一つずつ排出口13
fの上へ送り込むことも、既述したのと同様であるが、
予備整列は行われず、いきなり本整列が行われる。ま
た、その際、整列した薬剤1の上や隔壁13dの上に未
整列の他の薬剤1が乗っていて、それが仕切板23の挿
入部23bに当接した場合は、以下のようになる。
【0046】すなわち、そのとき仕切板23に薬剤1の
筒外周面が当接するのは薬剤1が仕切板23側の端部を
仕切板23より上にして傾斜しているときであり、ま
た、それ以外は仕切板23に薬剤1の端部が当接する
が、大抵の薬剤1では端部に或る程度の丸みが付与され
ているので、何れの場合であっても、薬剤1は、その傾
斜面で仕切板23の当接部分を押し下げようとし、その
反力で仕切板23の上に乗り上げる。
筒外周面が当接するのは薬剤1が仕切板23側の端部を
仕切板23より上にして傾斜しているときであり、ま
た、それ以外は仕切板23に薬剤1の端部が当接する
が、大抵の薬剤1では端部に或る程度の丸みが付与され
ているので、何れの場合であっても、薬剤1は、その傾
斜面で仕切板23の当接部分を押し下げようとし、その
反力で仕切板23の上に乗り上げる。
【0047】その際、仕切板23の挿入部23bは薄く
て柔らかいので薬剤1の下に潜り込むように変形して、
衝突のピーク圧力や当接部位の局所圧力が分散し緩和さ
れる。これにより、排出口13fに落下してはならない
薬剤1は、それがカプセル剤であっても、損傷を受ける
ことなく仕切られることとなる。
て柔らかいので薬剤1の下に潜り込むように変形して、
衝突のピーク圧力や当接部位の局所圧力が分散し緩和さ
れる。これにより、排出口13fに落下してはならない
薬剤1は、それがカプセル剤であっても、損傷を受ける
ことなく仕切られることとなる。
【0048】
【第2実施例】図5に要部構造を示した本発明の薬剤フ
ィーダ20が上述した第1実施例のものと相違するの
は、整列盤13cの外周面に一巡する溝24が彫り込み
形成されている点と、仕切板23の挿入部23bが長く
なっていてその先端部が溝24の中に入り込んでいる点
と、挿入部23bが平板状でなく鋸歯状に形成されてい
る点である。
ィーダ20が上述した第1実施例のものと相違するの
は、整列盤13cの外周面に一巡する溝24が彫り込み
形成されている点と、仕切板23の挿入部23bが長く
なっていてその先端部が溝24の中に入り込んでいる点
と、挿入部23bが平板状でなく鋸歯状に形成されてい
る点である。
【0049】この場合、溝24の幅が仕切板23の挿入
部23bの厚さより少し大きくて、仕切板23の先端が
溝24に遊挿されるようになっているので、仕切板23
の先端は、整列盤13cの回転を妨げること無く整列盤
13cによって上下動を規制される。その結果、仕切板
23の挿入部23bは、薬剤1と当接した際、しなやか
に変形するも、十分な反発力を生み出すことができる。
部23bの厚さより少し大きくて、仕切板23の先端が
溝24に遊挿されるようになっているので、仕切板23
の先端は、整列盤13cの回転を妨げること無く整列盤
13cによって上下動を規制される。その結果、仕切板
23の挿入部23bは、薬剤1と当接した際、しなやか
に変形するも、十分な反発力を生み出すことができる。
【0050】
【第3実施例】図6に外観を示した本発明の薬剤フィー
ダ20が上述した第1,第2実施例のものと相違するの
は、サポート21に加えて把手25も着脱可能になって
いる点と、中の見本の見える見本収納室26aが蓋26
に形成されこの蓋26が容器部13bに対しヒンジ26
bにて開閉可能に連結されている点である。
ダ20が上述した第1,第2実施例のものと相違するの
は、サポート21に加えて把手25も着脱可能になって
いる点と、中の見本の見える見本収納室26aが蓋26
に形成されこの蓋26が容器部13bに対しヒンジ26
bにて開閉可能に連結されている点である。
【0051】この場合、鈎爪部21cを長穴に差し込ん
でからサポート21を押し進めると、鈎爪部21cが係
着するとともに突子21dも対向穴に嵌合して、サポー
ト21が簡単に而も確実に装着される。同様に、鈎爪部
25bを長穴に差し込んでから把手25を押し進める
と、鈎爪部25bが係着するとともに突子25aも対向
穴に嵌合して、把手25が簡単に而も確実に装着され
る。また、薬剤1を補充するとき等に、蓋26を開閉し
ても、蓋26が外れることは無く、それに納められてい
る見本が離れてしまうことも無いので、いつでも確実に
而も簡単に薬剤1を見本と突き合わせて確認することが
できる。
でからサポート21を押し進めると、鈎爪部21cが係
着するとともに突子21dも対向穴に嵌合して、サポー
ト21が簡単に而も確実に装着される。同様に、鈎爪部
25bを長穴に差し込んでから把手25を押し進める
と、鈎爪部25bが係着するとともに突子25aも対向
穴に嵌合して、把手25が簡単に而も確実に装着され
る。また、薬剤1を補充するとき等に、蓋26を開閉し
ても、蓋26が外れることは無く、それに納められてい
る見本が離れてしまうことも無いので、いつでも確実に
而も簡単に薬剤1を見本と突き合わせて確認することが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段の薬剤フィーダにあっては、仕切板の
材質を堅いものから柔らかいものに変えたことにより、
その取付位置精度が緩和され、さらに隔壁の単列化もな
され、その結果、取扱対象がカプセル剤等であっても収
容効率が良く而も仕切板の高さ調整が楽な薬剤フィーダ
を実現することができたという有利な効果が有る。
の第1の解決手段の薬剤フィーダにあっては、仕切板の
材質を堅いものから柔らかいものに変えたことにより、
その取付位置精度が緩和され、さらに隔壁の単列化もな
され、その結果、取扱対象がカプセル剤等であっても収
容効率が良く而も仕切板の高さ調整が楽な薬剤フィーダ
を実現することができたという有利な効果が有る。
【0053】また、本発明の第2の解決手段の薬剤フィ
ーダにあっては、仕切板の材質変更等に加えて、仕切板
が簡単な選択にて高さ設定されるとともに簡単な係着に
て保持されるようにもしたことにより、取扱対象がカプ
セル剤等であっても収容効率が良く而も仕切板の高さ調
整の不要な薬剤フィーダを実現することができたという
有利な効果を奏する。
ーダにあっては、仕切板の材質変更等に加えて、仕切板
が簡単な選択にて高さ設定されるとともに簡単な係着に
て保持されるようにもしたことにより、取扱対象がカプ
セル剤等であっても収容効率が良く而も仕切板の高さ調
整の不要な薬剤フィーダを実現することができたという
有利な効果を奏する。
【0054】さらに、本発明の第3の解決手段の薬剤フ
ィーダにあっては、仕切板の材質変更等に加えて、柔軟
性を増すような形状変更も行ったことにより、取扱対象
がカプセル剤等であっても収容効率が良く而も仕切板の
高さ調整が一層楽な薬剤フィーダを実現することができ
たという有利な効果が有る。
ィーダにあっては、仕切板の材質変更等に加えて、柔軟
性を増すような形状変更も行ったことにより、取扱対象
がカプセル剤等であっても収容効率が良く而も仕切板の
高さ調整が一層楽な薬剤フィーダを実現することができ
たという有利な効果が有る。
【0055】また、本発明の第4の解決手段の薬剤フィ
ーダにあっては、先端の変位を規制して仕切板を更に柔
らかくしうるようにしたことにより、取扱対象がカプセ
ル剤等であっても収容効率が良く而も仕切板の高さ調整
がより楽な薬剤フィーダを実現することができたという
有利な効果を奏する。
ーダにあっては、先端の変位を規制して仕切板を更に柔
らかくしうるようにしたことにより、取扱対象がカプセ
ル剤等であっても収容効率が良く而も仕切板の高さ調整
がより楽な薬剤フィーダを実現することができたという
有利な効果を奏する。
【0056】また、本発明の第5の解決手段の薬剤フィ
ーダにあっては、仕切板の材質変更等に加えて、蓋を開
閉しても見本を取り違えることが無いようにもしたこと
により、取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が
良く而も仕切板の高さ調整に加えて薬剤補充も楽な薬剤
フィーダを実現することができたという有利な効果が有
る。
ーダにあっては、仕切板の材質変更等に加えて、蓋を開
閉しても見本を取り違えることが無いようにもしたこと
により、取扱対象がカプセル剤等であっても収容効率が
良く而も仕切板の高さ調整に加えて薬剤補充も楽な薬剤
フィーダを実現することができたという有利な効果が有
る。
【図1】 本発明の薬剤フィーダの第1実施例につい
て、その要部構造を示し、(a)が縦断側面図、(b)
が横断平面図である。
て、その要部構造を示し、(a)が縦断側面図、(b)
が横断平面図である。
【図2】 仕切板とその保持部についての展開斜視
図である。
図である。
【図3】 仕切板の変形例である。
【図4】 動作状態を示す要部の縦断側面図であ
る。
る。
【図5】 本発明の薬剤フィーダの第2実施例につい
て、その要部構造を示し、(a)が要部の縦断側面図、
(b)が仕切板の平面図である。
て、その要部構造を示し、(a)が要部の縦断側面図、
(b)が仕切板の平面図である。
【図6】 本発明の薬剤フィーダの第3実施例につい
て、その外観を示し、(a)が展開側面図、(b)が平
面図、(c)が側面図である。
て、その外観を示し、(a)が展開側面図、(b)が平
面図、(c)が側面図である。
【図7】 多数の薬剤フィーダを組み込んだ錠剤分包機
の構造を示し、(a)が外観斜視図、(b)が内部模式
図である。
の構造を示し、(a)が外観斜視図、(b)が内部模式
図である。
【図8】 薬剤フィーダの組み込み状態および基本構造
を示し、(a)が側面外観図、(b)が縦断側面図であ
る。
を示し、(a)が側面外観図、(b)が縦断側面図であ
る。
【図9】 薬剤の外形を示し、(a)が側面図、(b)
が平面図である。
が平面図である。
【図10】従来の薬剤フィーダの要部構造を示し、
(a)が縦断側面図、(b)が横断平面図である。
(a)が縦断側面図、(b)が横断平面図である。
1 薬剤(カプセル剤、円筒状薬剤、錠剤) 2 包装帯 10 錠剤分包機 11 薬品庫(薬品棚部、薬剤収納庫格納部) 12 薬剤収納庫(薬剤フィーダ格納ユニット) 13 薬剤フィーダ 13b 容器部(カップ、薬剤収容部) 13c 整列盤(ロータ、整列部材) 13d 隔壁(成形羽根、翼状突起、整列部材) 13f 排出口(落下口) 13m 仕切板(金属の仕切部材) 14 導管(ダクト、シュート、案内路、上部薬剤収
集経路) 15 収集部材(ホッパ状・漏斗状部材、下部薬剤収
集経路) 16 薬剤投入部(収集薬剤投入口) 17 包装装置 18 コントローラ(制御装置) 20 薬剤フィーダ 21 サポート(支持枠、仕切板の保持部) 21a 小孔(ネジ止め無用の着脱手段および
位置決め手段) 21b 開口(リテーナ填め込み用の貫通穴) 21c 鈎爪部(着脱可能な係着部、ネジ止め
無用の着脱手段) 21d 突子(差込部、挿抜部、ネジ止め無用
の着脱手段) 22 リテーナ(保持器、仕切板の保持部) 22a 開口(仕切板差し込み貫通穴) 23 仕切板(軟質の仕切部材) 23a 鈎爪部(着脱可能な係着部、ネジ止め
無用の着脱手段) 23b 挿入部(先端薄板部、有効仕切り部) 23c 摘み部(後端露出部) 24 溝 25 把手(ハンドル、取っ手) 25a 突子(差込部、挿抜部、ネジ止め無用
の着脱手段) 25b 鈎爪部(着脱可能な係着部、ネジ止め
無用の着脱手段) 26 蓋(上蓋) 26a 見本収納室(確認用薬剤の現物を収納
する小空間) 26b ヒンジ(軸支部、蝶番式回転支持部)
集経路) 15 収集部材(ホッパ状・漏斗状部材、下部薬剤収
集経路) 16 薬剤投入部(収集薬剤投入口) 17 包装装置 18 コントローラ(制御装置) 20 薬剤フィーダ 21 サポート(支持枠、仕切板の保持部) 21a 小孔(ネジ止め無用の着脱手段および
位置決め手段) 21b 開口(リテーナ填め込み用の貫通穴) 21c 鈎爪部(着脱可能な係着部、ネジ止め
無用の着脱手段) 21d 突子(差込部、挿抜部、ネジ止め無用
の着脱手段) 22 リテーナ(保持器、仕切板の保持部) 22a 開口(仕切板差し込み貫通穴) 23 仕切板(軟質の仕切部材) 23a 鈎爪部(着脱可能な係着部、ネジ止め
無用の着脱手段) 23b 挿入部(先端薄板部、有効仕切り部) 23c 摘み部(後端露出部) 24 溝 25 把手(ハンドル、取っ手) 25a 突子(差込部、挿抜部、ネジ止め無用
の着脱手段) 25b 鈎爪部(着脱可能な係着部、ネジ止め
無用の着脱手段) 26 蓋(上蓋) 26a 見本収納室(確認用薬剤の現物を収納
する小空間) 26b ヒンジ(軸支部、蝶番式回転支持部)
フロントページの続き (72)発明者 石井 康博 東京都大田区東糀谷3丁目13番7号 株式 会社トーショー内 Fターム(参考) 3F080 AA30 AA34 BA02 CC03 CD05 CF05 FA01 FB01 FB07
Claims (5)
- 【請求項1】薬剤を収容する容器部と、その中で回転可
能に設けられた整列盤と、前記容器部と前記整列盤との
環状間隙の端部に形成された排出口に対向させて設けら
れ前記環状間隙の一部を仕切る仕切板と、前記整列盤の
側周面に列設されて前記環状間隙を区分する多数の隔壁
とを備えた薬剤フィーダにおいて、前記容器部および前
記整列盤が硬質部材からなり、前記仕切板が軟質部材か
らなり、前記隔壁は間の距離が前記仕切板と前記排出口
との距離より短く且つ何れもが前記環状間隙のうち前記
仕切板と前記排出口との間を通る環状部分に収まってい
ることを特徴とする薬剤フィーダ。 - 【請求項2】前記仕切板に鈎爪等の第1係着部が形成さ
れ、前記仕切板の保持部に小孔等の第2係着部が複数形
成され、前記第2係着部が何れも前記第1係着部に適合
していることを特徴とする請求項1記載の薬剤フィー
ダ。 - 【請求項3】前記仕切板は、前記環状間隙に来る部分が
鋸歯状または櫛歯状に形成されたものであることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載された薬剤フィー
ダ。 - 【請求項4】前記整列盤の外周面に溝が形成され、その
溝に前記仕切板の先端が遊挿されていることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3の何れかに記載された薬剤フィ
ーダ。 - 【請求項5】見本収納室の形成された蓋が前記容器部に
対し開閉可能に連結されていることを特徴とする請求項
1乃至請求項4の何れかに記載された薬剤フィーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000352241A JP2002154637A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 薬剤フィーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000352241A JP2002154637A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 薬剤フィーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002154637A true JP2002154637A (ja) | 2002-05-28 |
Family
ID=18825172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000352241A Pending JP2002154637A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 薬剤フィーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002154637A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007202795A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Takazono Sangyo Co Ltd | 薬剤収容容器 |
US7747345B2 (en) | 2004-01-05 | 2010-06-29 | Tosho Inc. | Automatic drug dispenser and drug feeder |
JP2014144207A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 薬剤フィーダ |
KR101467986B1 (ko) * | 2013-02-21 | 2014-12-02 | 주식회사 인포피아 | 약제 포장장치용 조립식 카트리지 |
WO2015002259A1 (ja) | 2013-07-03 | 2015-01-08 | 株式会社トーショー | 錠剤フィーダ用錠剤カセット |
US9132060B2 (en) | 2010-12-09 | 2015-09-15 | Tosho Inc. | Medicine feeder |
JP2016140724A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-08 | 株式会社トーショー | 錠剤カセット |
JP2017508687A (ja) * | 2014-03-25 | 2017-03-30 | ブリティッシュ アメリカン タバコ (インヴェストメンツ) リミテッドBritish American Tobacco (Investments) Limited | 供給ユニット |
JP2017104559A (ja) * | 2016-12-16 | 2017-06-15 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤フィーダ |
JP2018015225A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 株式会社トーショー | 錠剤カセット |
US9994399B2 (en) | 2014-03-25 | 2018-06-12 | British American Tobacco (Investments) Limited | Feed unit |
US10046922B2 (en) | 2014-03-25 | 2018-08-14 | British American Tobacco (Investments) Limited | Feed unit |
US10071866B2 (en) | 2014-03-25 | 2018-09-11 | British American Tobacco (Investments) Limited | Feed unit |
-
2000
- 2000-11-20 JP JP2000352241A patent/JP2002154637A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7747345B2 (en) | 2004-01-05 | 2010-06-29 | Tosho Inc. | Automatic drug dispenser and drug feeder |
EP2719368A1 (en) | 2004-01-05 | 2014-04-16 | Tosho Inc. | Drug feeder and assembly thereof |
JP2007202795A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Takazono Sangyo Co Ltd | 薬剤収容容器 |
US9132060B2 (en) | 2010-12-09 | 2015-09-15 | Tosho Inc. | Medicine feeder |
JP2014144207A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 薬剤フィーダ |
KR101467986B1 (ko) * | 2013-02-21 | 2014-12-02 | 주식회사 인포피아 | 약제 포장장치용 조립식 카트리지 |
US20160371916A1 (en) * | 2013-07-03 | 2016-12-22 | Tosho, Inc. | Tablet cassette for tablet feeder |
WO2015002259A1 (ja) | 2013-07-03 | 2015-01-08 | 株式会社トーショー | 錠剤フィーダ用錠剤カセット |
US9710994B2 (en) | 2013-07-03 | 2017-07-18 | Tosho, Inc. | Tablet cassette for tablet feeder |
JP2017508687A (ja) * | 2014-03-25 | 2017-03-30 | ブリティッシュ アメリカン タバコ (インヴェストメンツ) リミテッドBritish American Tobacco (Investments) Limited | 供給ユニット |
US9994399B2 (en) | 2014-03-25 | 2018-06-12 | British American Tobacco (Investments) Limited | Feed unit |
US10046922B2 (en) | 2014-03-25 | 2018-08-14 | British American Tobacco (Investments) Limited | Feed unit |
US10071866B2 (en) | 2014-03-25 | 2018-09-11 | British American Tobacco (Investments) Limited | Feed unit |
US10138073B2 (en) | 2014-03-25 | 2018-11-27 | British American Tobacco (Investments) Limited | Feed unit |
WO2016125856A1 (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-11 | 株式会社トーショー | 錠剤カセット |
JP2016140724A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-08 | 株式会社トーショー | 錠剤カセット |
JP2018015225A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 株式会社トーショー | 錠剤カセット |
WO2018021412A1 (ja) | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 株式会社トーショー | 錠剤フィーダ用錠剤カセット |
EP3492062A4 (en) * | 2016-07-27 | 2020-03-18 | Tosho, Inc. | TABLET CASSETTE FOR TABLET DISPENSER |
JP2017104559A (ja) * | 2016-12-16 | 2017-06-15 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤フィーダ |
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