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JP2002149533A - 通信方法、キャッシュサーバ装置、クライアント装置および記録媒体 - Google Patents

通信方法、キャッシュサーバ装置、クライアント装置および記録媒体

Info

Publication number
JP2002149533A
JP2002149533A JP2000338724A JP2000338724A JP2002149533A JP 2002149533 A JP2002149533 A JP 2002149533A JP 2000338724 A JP2000338724 A JP 2000338724A JP 2000338724 A JP2000338724 A JP 2000338724A JP 2002149533 A JP2002149533 A JP 2002149533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
data file
integrated
data
server device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000338724A
Other languages
English (en)
Inventor
Daiji Yahara
大司 矢原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000338724A priority Critical patent/JP2002149533A/ja
Publication of JP2002149533A publication Critical patent/JP2002149533A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TCPコネクション設定の負荷の増大、およ
び複数リクエストの発生を防ぎ、クライアントへの素早
いデータ送信を実現する。 【解決手段】 キャッシュサーバ1は、蓄積されていな
い新しいデータファイルが送られてくると、関連するデ
ータファイルが全て蓄積されているか否かをチェック
し、関連するデータファイルが全て蓄積されていればそ
の新しいデータファイルと蓄積されている関連する全て
のデータファイルとを集積した集積ファイルを作成する
(#411)。クライアント2からデータファイルの送
信がリクエストされると、キャッシュサーバ1は、その
データファイルを含む集積ファイルが存在するか否かを
チェックし(#413)、存在すればその集積ファイル
をクライアント2へ返送する(#414)。これによ
り、クライアント2は、1回のリクエストで表示に必要
な全てのデータファイルを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クライアント装
置とサーバ装置との間の通信をキャッシュサーバ装置を
介して行うネットワークシステムにおける通信方法、キ
ャッシュサーバ装置、クライアント装置および記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャッシュサーバ装置を介したクライア
ント装置とサーバ装置との間のデータ通信については、
文献1〔UNIX Communication Notes 145(Unix Magazin
e 2000.7月号,株式会社アスキー出版)〕など多数の文
献に示されている。
【0003】図7(a)に示すように、キャッシュサー
バ装置(キャッシュサーバ)1はクライアント装置(ク
ライアント)2とサーバ装置(サーバ)3との間に存在
し、クライアント2からの要求(リクエスト)に応え
て、キャッシュサーバ1が蓄積していないデータファイ
ルがサーバ3からクライアント2に送信された場合、そ
のデータファイルをキャッシュサーバ1内に蓄積する。
蓄積後、他のクライアント等から同じデータファイルに
リクエストが発生した場合、キャッシュサーバ1自信が
サーバ3に成り代わりデータファイルを返送する(図7
(b))。この処理により、帯域の削減、返信の高速化
が実現される。
【0004】図8に従来のキャッシュサーバ1の要部を
示し、図9に従来のクライアント2の要部を示す。キャ
ッシュサーバ1はネットワーク通信部1Aとデータ検索
部1Bとデータ蓄積部1Cを有している。クライアント
2はネットワーク通信部2Aとレスポンス受信部2Bと
データ表示部2Cとリクエスト送信部2Dを有してい
る。
【0005】クライアント2は、リクエスト送信部2D
からのリクエストをネットワーク通信部2Aを介してキ
ャッシュサーバ1へ送信する。キャッシュサーバ1は、
クライアント2からのリクエストをネットワーク通信部
1Aで受信し、データ検索部1Bへ送る。データ検索部
1Bは、データ蓄積部1Cに蓄積されているデータファ
イルをチェックし、リクエストされたデータファイルが
あればそのデータファイルを取り出し、ネットワーク通
信部1Aを介してクライアント2へ返送する。リクエス
トされたデータファイルがなければ、ネットワーク通信
部1Aを介してサーバ3へクライアント2からのリクエ
ストを転送する。
【0006】また、キャッシュサーバ1において、ネッ
トワーク通信部1Aは、サーバ3からのデータファイル
を受信し、データ検索部1Bへ送る。データ検索部1B
は、データ蓄積部1Cに蓄積されているデータファイル
をチェックし、送られてきたデータファイルが蓄積され
ていなければ、すなわち蓄積されていない新しいデータ
ファイルであれば、そのデータファイルをデータ蓄積部
1Cに蓄積したうえ、ネットワーク通信部1Aを介して
クライアント2へ転送する。
【0007】クライアント2において、ネットワーク通
信部2Aは、キャッシュサーバ1からのデータファイル
を受信し、レスポンス受信部2Bへ送る。レスポンス受
信部2Bは、送られてきたデータファイルをデータ表示
部2Cへ送るとともに、そのデータファイル中にリンク
された他のデータファイルがあるか否かをチェックす
る。リンクされた他のデータファイルがあれば、すなわ
ち関連するデータファイルがあれば、レスポンス受信部
2Bはリクエスト送信部2Dを介して関連するデータフ
ァイルの送信要求を行う。
【0008】データファイル形式で現在普及しているH
TML(Hyper Text Markup Language)などでは、複数
のデータファイルによってブラウザによる表示画面が構
成される。なお、この複数ファイルによる画面構成につ
いては、文献2(HTML入門:WWWページの作成と
公開,L.リメイ著,ISBN:4-931356-19-2)などに
示されている。簡単な例として、図10(a)にデータ
構成を、図10(b)に画面構成を示す。
【0009】この例では、「http://aa.bb.cc/index.ht
ml」の中に「http://dd.ee.ff/def.html」と「http://g
g.hh.ii/ghi.html」の2つのデータファイルがリンクさ
れている。クライアント2は、「http://aa.bb.cc/inde
x.html」(以下、「index.html」ファイルと呼ぶ)を受
信した場合、この「index.html」ファイルにリンクされ
ている「http://dd.ee.ff/def.html」(以下、「def.ht
ml」ファイルと呼ぶ)と「http://gg.hh.ii/ghi.html」
(以下、「ghi.html」ファイルと呼ぶ)を利用して、デ
ィスプレイ上に図10(b)に示すような画面を表示す
る。
【0010】図11に処理シーケンスを示す。この例で
は、キャッシュサーバ1に、既に「index.html」ファイ
ルと「def.html」ファイルと「ghi.html」ファイルの3
つのデータファイルが蓄積されているものとする。クラ
イアント2は、キャッシュサーバ1へ「index.html」フ
ァイルの送信をリクエストする(#111)。キャッシ
ュサーバ1は、このリクエストに応えて、蓄積されてい
る「index.html」ファイルをクライアント2へ返送する
(#112)。
【0011】クライアント2は、返送されてきた「inde
x.html」ファイルを解析し、この「index.html」ファイ
ルに「def.html」ファイルと「ghi.html」ファイルの2
つのデータファイルがリンクされていることを知り、そ
れぞれのデータファイルの送信をリクエストする(#1
13、#114)。キャッシュサーバ1は、クライアン
ト2からのリクエストに応えて、蓄積されている「def.
html」ファイルと「ghi.html」ファイルをクライアント
2へ返送する(#115、#116)。クライアント2
は、キャッシュサーバ1からの「def.html」ファイルと
「ghi.html」ファイルを受信し、「index.html」ファイ
ルと合わせてディスプレイ上に表示する。
【0012】なお、図11に示した処理シーケンスで
は、キャッシュサーバ1に「index.html」ファイルと
「def.html」ファイルと「ghi.html」ファイルが既に蓄
積されているものとしたが、これらのデータファイルが
蓄積されていない場合、キャッシュサーバ1は、図12
に示すように、それぞれのコンテンツサーバ3−1,3
−2,3−3にリクエストを転送し、「index.html」フ
ァイル,「def.html」ファイル,「ghi.html」ファイル
を読み出し、蓄積するとともに、クライアント2へ返送
する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このネ
ットワークシステムでは、クライアントからの1つのリ
クエストに対してキャッシュサーバから1つのデータフ
ァイルを返送するという方式であるため、データ受信ま
でのTCP(Transmission Control Protocol )による
コネクション設定の負荷が高いという問題があった。こ
の問題についは、例えば文献3(「A Performance Eval
uation of Hyper Text Transfer Protocols」,P.Barfor
d etc,ACM SIGMETRICS'99,pp.188-197)などに示されて
いる。
【0014】また、このような問題を解決するために開
発された文献3に示された「HTTP1.1」では、1
つのデータファイルを受信後、内容を確認し更にリクエ
ストを送信する枠組みは変わらず、リンクされている全
てのデータファイルを受信するまでの時間が長くなると
いう欠点がある。
【0015】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、TCPコネ
クション設定の負荷の増大、および複数リクエストの発
生を防ぎ、クライアント装置への素早いデータ送信を実
現することの可能な通信方法、キャッシュサーバ装置、
クライアント装置および記憶媒体を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、クライ
アント装置とサーバ装置との間の通信をキャッシュサー
バ装置を介して行うネットワークシステムにおいて、キ
ャッシュサーバ装置に蓄積されていない新しいデータフ
ァイルがサーバ装置より送られてきた場合、その新しい
データファイルに関連するデータファイルがキャッシュ
サーバ装置に全て蓄積されているか否かをチェックし、
関連するデータファイルが全て蓄積されていればその新
しいデータファイルと蓄積されている関連する全てのデ
ータファイルとを集積した集積ファイルをキャッシュサ
ーバ装置中に作成し、クライアント装置からの任意のデ
ータファイルの送信要求に応えて、そのデータファイル
を含む集積ファイルがキャッシュサーバ装置中に存在す
るか否かをチェックし、存在すればその集積ファイルを
キャッシュサーバ装置よりクライアント装置へ返送する
ようにしたものである。
【0017】第1発明において、キャッシュサーバ装置
は、蓄積されていない新しいデータファイルがサーバ装
置から送られてくる毎に、その新しいデータファイルに
関連するデータファイルが全て蓄積されているか否かを
チェックする。関連するデータファイルが全て蓄積され
ていた場合、キャッシュサーバ装置は、その新しいデー
タファイルと蓄積されている関連する全てのデータファ
イルとを集積した集積ファイルを作成する。クライアン
ト装置から任意のデータファイルの送信要求があると、
キャッシュサーバ装置は、そのデータファイルを含む集
積ファイルが存在するか否かをチェックし、存在すれば
その集積ファイルをクライアント装置へ返送する。これ
により、送信要求のあったデータファイルおよびそのデ
ータファイルに関連する全てのデータファイルがキャッ
シュサーバ装置に存在していれば、それらのデータファ
イルを集積した集積ファイルがキャッシュサーバ装置か
らクライアント装置へ送られるものとなる。この場合、
クライアント装置は、表示に必要な全てのデータファイ
ルを1回のリクエストで、キャッシュサーバ装置から得
ることができる。
【0018】第2発明(請求項2に係る発明)は、クラ
イアント装置とサーバ装置との間の通信をキャッシュサ
ーバ装置を介して行うネットワークシステムにおいて、
クライアント装置からの任意のデータファイルの送信要
求に応えて、そのデータファイルおよびそのデータファ
イルに関連するデータファイルがキャッシュサーバ装置
に蓄積されているか否かをチェックし、送信要求のあっ
たデータファイルおよび関連するデータファイルの一部
が蓄積されていた場合、不足しているデータファイルを
サーバ装置より取得したうえ、送信要求のあったデータ
ファイルと関連する全てのデータファイルとを集積した
集積ファイルを作成し、この作成した集積ファイルをキ
ャッシュサーバ装置よりクライアント装置へ返送するよ
うにしたものである。
【0019】第2発明において、キャッシュサーバ装置
は、クライアント装置から任意のデータファイルの送信
要求があると、そのデータファイルおよびそのデータフ
ァイルに関連するデータファイルがキャッシュサーバ装
置に蓄積されているか否かをチェックする。送信要求の
あったデータファイルおよび関連するデータファイルの
一部が蓄積されていた場合、キャッシュサーバ装置は、
不足しているデータファイルをサーバ装置より取得し、
送信要求のあったデータファイルと関連する全てのデー
タファイルとを集積した集積ファイルを作成し、作成し
た集積ファイルをクライアント装置へ返送する。これに
より、送信要求のあったデータファイルおよびそのデー
タファイルに関連するデータファイルが1つでもキャッ
シュサーバ装置に存在していれば、送信要求のあったデ
ータファイルおよびそのデータファイルに関連する全て
のデータファイルを集積した集積ファイルがキャッシュ
サーバ装置からクライアント装置へ送られるものとな
る。この場合、クライアント装置は、表示に必要な全て
のデータファイルを1回のリクエストで、キャッシュサ
ーバ装置から得ることができる。
【0020】第3発明(請求項3に係る発明)は、クラ
イアント装置とサーバ装置との間の通信をキャッシュサ
ーバ装置を介して行うネットワークシステムにおいて、
キャッシュサーバ装置に蓄積されていない新しいデータ
ファイルがサーバ装置より送られてきた場合、その新し
いデータファイルに関連するデータファイルがキャッシ
ュサーバ装置に蓄積されているか否かをチェックし、関
連するデータファイルが1つでも蓄積されていればその
新しいデータファイルと蓄積されている関連するデータ
ファイルとを集積した集積ファイルをキャッシュサーバ
装置中に作成し、クライアント装置からの任意のデータ
ファイルの送信要求に応えて、そのデータファイルを含
む集積ファイルがキャッシュサーバ装置中に存在するか
否かをチェックし、存在すればその集積ファイルをキャ
ッシュサーバ装置よりクライアント装置へ返送し、返送
されてきた集積ファイルに送信要求したデータファイル
に関連する全てのデータファイルが含まれていない場
合、クライアント装置から不足しているデータファイル
の送信要求を行うようにしたものである。
【0021】第3発明において、キャッシュサーバ装置
は、蓄積されていない新しいデータファイルがサーバ装
置から送られてくる毎に、その新しいデータファイルに
関連するデータファイルが蓄積されているか否かをチェ
ックする。関連するデータファイルが1つでも蓄積され
ていれば、キャッシュサーバ装置は、その新しいデータ
ファイルと蓄積されている関連するデータファイルとを
集積した集積ファイルを作成する。クライアント装置か
ら任意のデータファイルの送信要求があると、キャッシ
ュサーバ装置は、そのデータファイルを含む集積ファイ
ルがキャッシュサーバ装置中に存在するか否かをチェッ
クし、存在すればその集積ファイルをクライアント装置
へ返送する。クライアント装置は、返送されてきた集積
ファイルに送信要求したデータファイルに関連する全て
のデータファイルが含まれているか否かをチェックし、
関連する全てのデータファイルが含まれていなければ、
不足しているデータファイルの送信を要求する。
【0022】第4〜7発明(請求項4〜7に係る発明)
は、上述した第1〜第3発明に係る通信方法を実施する
ためのキャッシュサーバ装置やクライアント装置であ
る。また、第8〜11発明(請求項8〜11に係る発
明)は、上述した第1〜第3発明に係る通信方法を実施
するにあたり、コンピュータを前記キャッシュサーバ装
置又はクライアント装置として動作させるコンピュータ
プログラムを記録した記録媒体である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。 〔実施の形態1〕図1は本発明に係る通信方法を適用し
たネットワークシステムの構成図であり、図2はこのネ
ットワークシステムにおけるキャッシュサーバ1の要部
を示すブロック図、図3はこのネットワークシステムに
おけるクライアント2の要部を示すブロック図である。
【0024】この実施の形態において、キャッシュサー
バ1は、ネットワーク通信部1A,データ検索部1B,
データ蓄積部1Cに加えて、データ集積部1Dを有して
いる。また、クライアント2は、ネットワーク通信部2
A,レスポンス受信部2B,データ表示部2C,リクエ
スト送信部2Dに加えて、集積データ解凍部2Eを有し
ている。
【0025】キャッシュサーバ1において、データ集積
部1Dは、データ検索部1Bがデータ蓄積部1Cに新し
いデータファイルを蓄積する際、その新しいデータファ
イルに関連するデータファイル(リンクされているデー
タファイル)がデータ蓄積部1Cに全て蓄積されている
か否かをチェックし、関連するデータファイルが全て蓄
積されていた場合、その新しいデータファイルと蓄積さ
れている関連する全てのデータファイルとを集積し、こ
の集積したファイル(集積ファイル)をデータ蓄積部1
Cに格納する。なお、関連するデータファイルがデータ
蓄積部1Cに蓄積されているか否かのチェックは、蓄積
されているデータファイルのファイル名を示すリストに
基づいて判断する。また、本実施の形態においては、新
しいデータファイルと関連する全てのデータファイルと
を1つのファイルとしてつなぎ合わせて集積ファイルと
し、集積ファイルの先頭にデータファイル名とそのデー
タファイルが集積ファイル中のどの位置に存在するかを
示すオフセット値との関連リストを付加する。また、こ
の実施の形態では、集積ファイルを圧縮した形でデータ
蓄積部1Cに格納する。
【0026】クライアント2において、ネットワーク通
信部2Aは、キャッシュサーバ1からのデータファイル
や集積ファイルを受信し、レスポンス受信部2Bへ送
る。レスポンス受信部2Bは、データファイルが送られ
てきた場合、そのデータファイルをデータ表示部2Cへ
送るとともに、そのデータファイル中にリンクされた他
のデータファイルがあるか否かをチェックする。リンク
された他のデータファイルがあれば、すなわち関連する
データファイルがあれば、リクエスト送信部2Dを介し
て関連するデータファイルの送信要求を行う。また、レ
スポンス受信部2Bは、集積ファイルが送られてきた場
合、その集積ファイルを集積データ解凍部2Eへ送る。
集積データ解凍部2Eは、レスポンス受信部2Bからの
集積ファイルを解凍し、集積ファイルに含まれている全
てのデータファイルをデータ表示部2Cへ送る。
【0027】以下、図4に示す処理シーケンスに従っ
て、このネットワークシステムに適用された通信方法に
ついて説明する。なお、この処理シーケンスに入る前の
前提として、「http://aa.bb.cc/index.html(「index.
html」ファイル)」の中に「http://dd.ee.ff/def.html
(「def.html」ファイル)」と「http://gg.hh.ii/ghi.
html(「ghi.html」ファイル)」の2つのデータファイ
ルがリンクされているものとし、「def.html」ファイル
と「ghi.html」ファイルがキャッシュサーバ1のデータ
蓄積部1Cに既に蓄積されているものとする。
【0028】〔集積ファイルの作成〕キャッシュサーバ
1は、蓄積されていない新しいデータファイルを受信す
る毎に、そのデータファイルに関連するデータファイル
(リンクされているデータファイル)が全て蓄積されて
いるか否かをチェックする。今、蓄積されていない新し
いデータファイルとして「index.html」ファイルを受信
したとすれば、この「index.html」ファイルに関連する
データファイルとして「def.html」ファイルおよび「gh
i.html」ファイルが蓄積されているか否かをチェックす
る(図4に示す#411)。
【0029】この例では「def.html」ファイルと「ghi.
html」ファイルは既に蓄積されているので、すなわち
「index.html」ファイルに関連する全てのデータファイ
ルが蓄積されているので、キャッシュサーバ1は、「in
dex.html」ファイルと「def.html」ファイルと「ghi.ht
ml」ファイルとを集積した集積ファイルを作成する。こ
の集積ファイルの作成は、キャッシュサーバ1における
データ集積部1Dで行われ、データ集積部1Dは作成し
た集積ファイルを「http://aa.bb.cc/index.html.ar
(「index.html.ar」ファイル)」としてデータ蓄積部
1Cに格納する。
【0030】この状態で、クライアント2からキャッシ
ュサーバ1へ「index.html」ファイルの送信がリクエス
トされると(#412)、キャッシュサーバ1は、「in
dex.html」が存在するか否かを確認し、「index.html」
ファイルが存在すれば、その「index.html」ファイルを
含む集積ファイルが存在するか否かを確認する(#41
3)。この場合、「index.html」ファイルはデータ蓄積
部1Cに蓄積されており、「index.html」ファイルを含
む集積ファイル「index.html.ar 」もデータ蓄積部1C
中に作成されている。キャッシュサーバ1は、「index.
html」ファイルを含む集積ファイル「index.html.ar 」
の存在を確認すると、この集積ファイル「index.html.a
r」をクライアント2へ返送する(#414)。
【0031】クライアント2では、キャッシュサーバ1
からの集積ファイル「index.html.ar」を受信し、この
集積ファイル「index.html.ar」を集積データ解凍部2
Eへ送る。集積データ解凍部2Eは、集積ファイル「in
dex.html.ar 」を解凍し、集積ファイル「index.html.a
r」に含まれている全てのデータファイル(「index.htm
l」ファイル、「def.html」ファイル、「ghi.html 」フ
ァイル)をデータ表示部2Cへ送る(#415)。
【0032】これにより、クライアント2は、表示に必
要な全てのデータファイルを1回のリクエスト(#41
2)でキャッシュサーバ1から得ることができ、TCP
コネクション設定の負荷の増大、複数リクエストの発生
が防止され、クライアント2への素早いデータ送信が実
現される。
【0033】なお、クライアント2からキャッシュサー
バ1へ「index.html」ファイルの送信をリクエストした
とき(#412)、データ蓄積部1Cに「index.html」
ファイルは蓄積されているが集積ファイル「index.htm
l.ar 」が作成されていなかった場合、キャッシュサー
バ1は、リクエストされた「index.html」ファイルをク
ライアント2へ返送する(#416)。
【0034】また、クライアント2からキャッシュサー
バ1へ「index.html」ファイルの送信をリクエストした
とき(#412)、データ蓄積部1Cに「index.html」
ファイルが蓄積されていなかった場合、キャッシュサー
バ1は、リクエストされた「index.html」ファイルの転
送をコンテンツサーバ3−1へリクエストする(#41
7)。コンテンツサーバ3−1からの「index.html」フ
ァイルを受信すると、キャッシュサーバ1は、受信した
「index.html」ファイルをデータ蓄積部1Cに蓄積する
とともに、クライアント2へ返送する(#418)。
【0035】キャッシュサーバ1からの「index.html」
ファイルを受信すると、クライアント2は従来と同様の
処理を行い(#415)、「index.html」ファイルをデ
ータ表示部2Cへ送るとともに、「index.html」ファイ
ルに関連する「def.html」ファイルや「ghi.html」ファ
イルの送信要求を行う。
【0036】〔実施の形態2〕実施の形態2では、リク
エストされたデータファイルおよび関連するデータファ
イルの一部がキャッシュサーバに蓄積されている場合、
不足しているデータファイルをコンテンツサーバから取
得したうえ、リクエストされたデータファイルと関連す
る全てのデータファイルとを集積した集積ファイルを作
成し、この作成した集積ファイルをキャッシュサーバか
らクライアントへ返送する。
【0037】以下、この実施の形態2の通信方法につい
て、図5の処理シーケンスに従って説明する。なお、こ
の処理シーケンスに入る前の前提として、キャッシュサ
ーバ1のデータ蓄積部1Cには「index.html」ファイル
と「def.html」ファイルが蓄積されているが、「ghi.ht
ml」ファイルは蓄積されておらず、集積ファイル「inde
x.html.ar」も作成されていないものとする。
【0038】この状態で、クライアント2からキャッシ
ュサーバ1へ「index.html」ファイルの送信がリクエス
トされると(#512)、キャッシュサーバ1は、「in
dex.html」が存在するか否かを確認し、「index.html」
ファイルが存在すれば、その「index.html」ファイルを
含む集積ファイルが存在するか否かを確認する(#51
3)。この例では、「index.html」ファイルはデータ蓄
積部1Cに蓄積されているが、「index.html」ファイル
を含む集積ファイルは蓄積されていない。この場合、キ
ャッシュサーバ1は、「index.html」ファイルに関連す
るデータファイルが存在するか否かをチェックする。
【0039】「index.html」ファイルに関連するデータ
ファイルとしては、「def.html」ファイルがデータ蓄積
部1Cに蓄積されているが、「ghi.html」ファイルが不
足している。そこで、キャッシュサーバ1は、不足して
いる「ghi.html」ファイルの転送をコンテンツサーバ3
−3へリクエストする(#514)。コンテンツサーバ
3−3から「ghi.html」ファイルが送信されてくると
(#515)、キャッシュサーバ1は、送信されてきた
「ghi.html」ファイルとデータ蓄積部1Cに格納されて
いる「index.html」ファイルおよび「def.html」ファイ
ルとを集積した集積ファイル「index.html.ar 」を作成
し(#516)、データ蓄積部1Cに格納するととも
に、作成した集積ファイル「index.html.ar 」をクライ
アント2へ返送する(#517)。
【0040】クライアント2では、キャッシュサーバ1
からの集積ファイル「index.html.ar 」を受信し、集積
データ解凍部2Eへ送る。集積データ解凍部2Eは、集
積ファイル「index.html.ar」を解凍し、集積ファイル
「index.html.ar」に含まれている全てのデータファイ
ル(「index.html」ファイル、「def.html」ファイル、
「ghi.html」ファイル)をデータ表示部2Cへ送る(#
518)。
【0041】これにより、クライアント2は、表示に必
要な全てのデータファイルを1回のリクエスト(#51
2)でキャッシュサーバ1から得ることができ、TCP
コネクション設定の負荷の増大、複数リクエストの発生
が防止され、クライアント2への素早いデータ送信が実
現される。
【0042】なお、クライアント2からキャッシュサー
バ1へ「index.html」ファイルの送信をリクエストした
とき(#512)、データ蓄積部1Cに「index.html」
ファイルは存在するが関連するデータファイルが存在し
ない場合、キャッシュサーバ1は、リクエストされたデ
ータ蓄積部1C中の「index.html」ファイルをクライア
ント2へ返送する(#519)。
【0043】また、クライアント2からキャッシュサー
バ1へ「index.html」ファイルの送信をリクエストした
とき(#512)、データ蓄積部1Cに「index.html」
ファイルが存在しない場合、キャッシュサーバ1は、コ
ンテンツサーバ3−1へ「index.html」ファイルの転送
をリクエストする(#520)。コンテンツサーバ3−
1からの「index.html」ファイルを受信すると、キャッ
シュサーバ1は、受信した「index.html」ファイルをデ
ータ蓄積部1Cに蓄積するとともに、クライアント2へ
返送する(#521)。
【0044】また、クライアント2からキャッシュサー
バ1へ「index.html」ファイルの送信をリクエストした
とき(#512)、データ蓄積部1C中に集積ファイル
「index.html.ar 」が既に作成されていた場合、キャッ
シュサーバ1は、この作成されている集積ファイル「in
dex.html.ar」をクライアント2へ返送する(#52
2)。
【0045】〔実施の形態3〕実施の形態3では、キャ
ッシュサーバに蓄積されていない新しいデータファイル
が送られてきた場合、その新しいデータファイルに関連
するデータファイルが1つでも蓄積されていれば、その
新しいデータファイルと蓄積されている関連するデータ
ファイルとを集積した集積ファイルを作成する。この場
合、クライアントからのデータファイルの送信要求に応
えて、そのデータファイルを含む集積ファイルをキャッ
シュサーバからクライアントへ返送し、クライアントか
ら不足しているデータファイルの送信をリクエストす
る。
【0046】以下、この実施の形態3の通信方法につい
て、図6の処理シーケンスに従って説明する。なお、こ
の処理シーケンスに入る前の前提として、キャッシュサ
ーバ1のデータ蓄積部1Cには「index.html」ファイル
および「ghi.html」は蓄積されておらず、「def.html」
ファイルのみが蓄積されているものとする。
【0047】〔集積ファイルの作成〕キャッシュサーバ
1は、蓄積されていない新しいデータファイルを受信す
る毎に、そのデータファイルに関連するデータファイル
が蓄積されているか否かをチェックする。今、新しいデ
ータファイルとして「index.html」ファイルを受信した
とすれば、この「index.html」ファイルに関連するデー
タファイルがデータ蓄積部1Cに蓄積されているか否か
をチェックし、関連するデータファイルが1つでも蓄積
されていれば集積ファイルを作成する(図6に示す#6
11)。この場合、「def.html」ファイルが蓄積されて
いるので、キャッシュサーバ1は、受信した「index.ht
ml」ファイルと蓄積されている「def.html」ファイルと
を集積し、この集積したファイルを「index.html.ar 」
としてデータ蓄積部1Cに格納する。
【0048】この状態で、クライアント2からキャッシ
ュサーバ1へ「index.html」ファイルの送信がリクエス
トされると(#612)、キャッシュサーバ1は、「in
dex.html」が存在するか否かを確認し、「index.html」
ファイルが存在すれば、その「index.html」ファイルを
含む集積ファイルが存在するか否かを確認する(#61
3)。
【0049】この場合、「index.html」ファイルはデー
タ蓄積部1Cに蓄積されており、「index.html」ファイ
ルを含む集積ファイル「index.html.ar 」もデータ蓄積
部1C中に作成されている。キャッシュサーバ1は、
「index.html」ファイルを含む集積ファイル「index.ht
ml.ar」の存在を確認すると、この集積ファイル「inde
x.html.ar」をクライアント2へ返送する(#61
4)。
【0050】クライアント2では、キャッシュサーバ1
からの集積ファイル「index.html.ar」を受信し、この
集積ファイル「index.html.ar」に「index.html」ファ
イルに関連する全てのデータファイルが含まれているか
否かをチェックする(#615)。この場合、集積ファ
イル「index.html.ar」には「def.html 」ファイルは含
まれているが、「ghi.html」ファイルは含まれていな
い。この場合、クライアント2は、不足している「ghi.
html」ファイルの送信をリクエストする(#616)。
【0051】このリクエストは、キャッシュサーバ1を
介してコンテンツサーバ3−3へ送られ(#616、#
617)、コンテンツサーバ3−3からキャッシュサー
バ1へ「ghi.html」ファイルが送られてくる(#61
8)。キャッシュサーバ1は、コンテンツサーバ3−3
から送られてきた「ghi.html」ファイルをデータ蓄積部
1Cに蓄積するとともに、クライアント2へ転送する
(#619)。
【0052】クライアント2において、レスポンス受信
部2Bは、#614により受信した集積ファイル「inde
x.html.ar 」を集積データ解凍部2Eへ送る。集積デー
タ解凍部2Eは、集積ファイル「index.html.ar」を解
凍し、この集積ファイル「index.html.ar」中の全ての
データファイル、すなわち「index.html」ファイルおよ
び「def.html」ファイルをデータ表示部2Cへ送る。ま
た、レスポンス受信部2Bは、#619により受信した
「ghi.html」ファイルをデータ表示部2Cへ送る。
【0053】これにより、クライアント2は、表示に必
要な全てのデータファイルを2回のリクエスト(#61
2、#616)でキャッシュサーバ1から得ることがで
き、TCPコネクション設定の負荷の増大、複数リクエ
ストの発生が防止され、クライアント2への素早いデー
タ送信が実現される。
【0054】なお、クライアント2からキャッシュサー
バ1へ「index.html」ファイルの送信をリクエストした
とき(#612)、データ蓄積部1Cに「index.html」
ファイルは存在するが集積ファイル「index.html.ar 」
が存在しない場合、キャッシュサーバ1は、リクエスト
されたデータ蓄積部1C中の「index.html」ファイルを
クライアント2へ返送する(#620)。
【0055】また、クライアント2からキャッシュサー
バ1へ「index.html」ファイルの送信をリクエストした
とき(#612)、データ蓄積部1Cに「index.html」
ファイルが存在しない場合、キャッシュサーバ1は、コ
ンテンツサーバ3−1へ「index.html」ファイルの転送
をリクエストする(#621)。コンテンツサーバ3−
1からの「index.html」ファイルを受信すると、キャッ
シュサーバ1は、受信した「index.html」ファイルをデ
ータ蓄積部1Cに蓄積するとともに、クライアント2へ
返送する(#622)。
【0056】また、クライアント2は、キャッシュサー
バ1からの集積ファイル「index.html.ar」に「index.h
tml 」ファイルおよびそれに関連する全てのデータファ
イル(「def.html」ファイル、「ghi.html」ファイル)
が含まれていた場合、すなわち不足するデータファイル
がない場合、集積ファイル「index.html.ar 」を解凍
し、これにより得られる「index.html」ファイル、「de
f.html」ファイルおよび「ghi.html」ファイルを利用し
てディスプレイ上に画面表示を行う。
【0057】〔記録媒体〕上述した各実施の形態におい
て、キャッシュサーバ1やクライアント2はコンピュー
タにより構成され、コンピュータに搭載されたプログラ
ムに従って動作する。このプログラムは、CD−ROM
やフロッピィディスクなどの記録媒体に記録された形で
提供され、キャッシュサーバ1やクライアント2にイン
ストールして使用される。
【0058】なお、上述した各実施の形態では、集積フ
ァイルを圧縮した形でデータ蓄積部1Cに格納するよう
にしたが、集積ファイルは必ずしも圧縮ファイルとしな
くてもよい。この場合、クライアント2では集積ファイ
ルを解凍しなくてもよく、集積データ解凍部2Eを不要
とすることができる。また、上述した各実施の形態で
は、新しいデータファイルと関連するデータファイルを
1つのファイルとしてつなぎ合わせて集積ファイルとし
たが、新しいデータファイルと関連するデータファイル
を1つのフォルダに入れ、このデータファイルの入った
フォルダを集積ファイルとするなどとしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、クライアント装置からの任意のデータフ
ァイルの送信要求に応えて、そのデータファイルおよび
全ての関連するデータファイルを含む集積ファイルをキ
ャッシュサーバ装置よりクライアント装置へ返送するこ
とにより、また、クライアント装置からの任意のデータ
ファイルの送信要求に応えて、不足しているデータファ
イルについてはサーバ装置より取得するものとしたう
え、送信要求のあったデータファイルおよび全ての関連
するデータファイルを含む集積ファイルをキャッシュサ
ーバ装置よりクライアント装置へ返送することにより、
また、クライアント装置からの任意のデータファイルの
送信要求に応えて、そのデータファイルおよび関連する
データファイルを含む集積ファイルをキャッシュサーバ
装置よりクライアントへ返送し、返送されてきた集積フ
ァイルに送信要求したデータファイルに関連する全ての
データファイルが含まれていない場合にはクライアント
装置から不足しているデータファイルの送信要求を行う
ようにしたことにより、表示に必要な全てのデータファ
イルを得るために必要なリクエスト回数を低減し、TC
Pコネクション設定の負荷の増大、および複数リクエス
トの発生を防ぎ、クライアント装置への素早いデータ送
信を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信方法を適用したネットワー
クシステムの構成図である。
【図2】 このネットワークシステムにおけるキャッシ
ュサーバの要部を示すブロック図である。
【図3】 このネットワークシステムにおけるクライア
ントの要部を示すブロック図である。
【図4】 このネットワークシステムに適用された通信
方法(実施の形態1)を説明する処理シーケンス図であ
る。
【図5】 このネットワークシステムに適用された通信
方法(実施の形態2)を説明する処理シーケンス図であ
る。
【図6】 このネットワークシステムに適用された通信
方法(実施の形態3)を説明する処理シーケンス図であ
る。
【図7】 キャッシュサーバを介したクライアントとサ
ーバとの間の1度目のリクエスト時の動作と2度目のリ
クエスト時の動作を説明する図である。
【図8】 従来のキャッシュサーバの要部を示すブロッ
ク図である。
【図9】 従来のクライアントの要部を示すブロック図
である。
【図10】 HTMLによるデータ構成および画面構成
を例示する図である。
【図11】 従来のネットワークシステムにおける通信
方法を説明する処理シーケンス図である。
【図12】 従来のネットワークシステムにおけるファ
イルデータの送受信状況を示す図である。
【符号の説明】
1…キャッシュサーバ装置(キャッシュサーバ)、2…
クライアント装置(クライアント)、3(3−1〜3−
3)…サーバ装置(サーバ)、1A…ネットワーク通信
部、1B…データ検索部、1C…データ蓄積部、1D…
データ集積部、2A…ネットワーク通信部、2B…レス
ポンス受信部、2C…データ表示部。2D…リクエスト
送信部、2E…集積データ解析部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント装置とサーバ装置との間の
    通信をキャッシュサーバ装置を介して行うネットワーク
    システムにおいて、 前記キャッシュサーバ装置に蓄積されていない新しいデ
    ータファイルが前記サーバ装置より送られてきた場合、 その新しいデータファイルに関連するデータファイルが
    前記キャッシュサーバ装置に全て蓄積されているか否か
    をチェックし、 関連するデータファイルが全て蓄積されていればその新
    しいデータファイルと蓄積されている関連する全てのデ
    ータファイルとを集積した集積ファイルを前記キャッシ
    ュサーバ装置中に作成し、 前記クライアント装置からの任意のデータファイルの送
    信要求に応えて、そのデータファイルを含む集積ファイ
    ルが前記キャッシュサーバ装置中に存在するか否かをチ
    ェックし、存在すればその集積ファイルを前記キャッシ
    ュサーバ装置より前記クライアント装置へ返送するよう
    にしたことを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】 クライアント装置とサーバ装置との間の
    通信をキャッシュサーバ装置を介して行うネットワーク
    システムにおいて、 前記クライアント装置からの任意のデータファイルの送
    信要求に応えて、そのデータファイルおよびそのデータ
    ファイルに関連するデータファイルが前記キャッシュサ
    ーバ装置に蓄積されているか否かをチェックし、 送信要求のあったデータファイルおよび関連するデータ
    ファイルの一部が蓄積されている場合、不足しているデ
    ータファイルを前記サーバ装置より取得したうえ、前記
    送信要求のあったデータファイルと関連する全てのデー
    タファイルとを集積した集積ファイルを作成し、この作
    成した集積ファイルを前記キャッシュサーバ装置より前
    記クライアント装置へ返送するようにしたことを特徴と
    する通信方法。
  3. 【請求項3】 クライアント装置とサーバ装置との間の
    通信をキャッシュサーバ装置を介して行うネットワーク
    システムにおいて、 前記キャッシュサーバ装置に蓄積されていない新しいデ
    ータファイルが前記サーバ装置より送られてきた場合、 その新しいデータファイルに関連するデータファイルが
    前記キャッシュサーバ装置に蓄積されているか否かをチ
    ェックし、 関連するデータファイルが1つでも蓄積されていればそ
    の新しいデータファイルと蓄積されている関連するデー
    タファイルとを集積した集積ファイルを前記キャッシュ
    サーバ装置中に作成し、 前記クライアント装置からの任意のデータファイルの送
    信要求に応えて、そのデータファイルを含む集積ファイ
    ルが前記キャッシュサーバ装置中に存在するか否かをチ
    ェックし、存在すればその集積ファイルを前記キャッシ
    ュサーバ装置より前記クライアント装置へ返送し、 返送されてきた集積ファイルに送信要求したデータファ
    イルに関連する全てのデータファイルが含まれていない
    場合、前記クライアント装置から不足しているデータフ
    ァイルの送信要求を行うようにしたことを特徴とする通
    信方法。
  4. 【請求項4】 蓄積されていない新しいデータファイル
    がサーバ装置より送られてきた場合、その新しいデータ
    ファイルに関連するデータファイルが全て蓄積されてい
    るか否かをチェックし、関連するデータファイルが全て
    蓄積されていればその新しいデータファイルと蓄積され
    ている関連する全てのデータファイルとを集積した集積
    ファイルを作成する集積ファイル作成手段と、 クライアント装置からの任意のデータファイルの送信要
    求に応えて、そのデータファイルを含む集積ファイルが
    存在するか否かをチェックし、存在すればその集積ファ
    イルを前記クライアント装置へ返送する集積ファイル返
    送手段とを備えたことを特徴とするキャッシュサーバ装
    置。
  5. 【請求項5】 クライアント装置からの任意のデータフ
    ァイルの送信要求に応えて、そのデータファイルおよび
    そのデータファイルに関連するデータファイルが蓄積さ
    れているか否かをチェックするデータファイルチェック
    手段と、 このデータファイルチェック手段によるチェック結果に
    基づき、送信要求のあったデータファイルおよび関連す
    るデータファイルの一部が蓄積されていた場合、不足し
    ているデータファイルをサーバ装置より取得したうえ、
    前記送信要求のあったデータファイルと関連する全ての
    データファイルとを集積した集積ファイルを作成し、こ
    の作成した集積ファイルを前記クライアント装置へ返送
    する集積ファイル返送手段とを備えたことを特徴とする
    キャッシュサーバ装置。
  6. 【請求項6】 蓄積されていない新しいデータファイル
    がサーバ装置より送られてきた場合、その新しいデータ
    ファイルに関連するデータファイルが蓄積されているか
    否かをチェックし、関連するデータファイルが1つでも
    蓄積されていればその新しいデータファイルと蓄積され
    ている関連するデータファイルとを集積した集積ファイ
    ルを作成する集積ファイル作成手段と、 クライアント装置からの任意のデータファイルの送信要
    求に応えて、そのデータファイルを含む集積ファイルが
    存在するか否かをチェックし、存在すればその集積ファ
    イルを前記クライアント装置へ返送する集積ファイル返
    送手段とを備えたことを特徴とするキャッシュサーバ装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のキャッシュサーバ装置か
    ら返送されてきた集積ファイルをチェックし、この集積
    ファイルに送信要求したデータファイルに関連する全て
    のデータファイルが含まれていない場合、不足している
    データファイルの送信要求を行う不足データファイル送
    信要求手段を備えたことを特徴とするクライアント装
    置。
  8. 【請求項8】 キャッシュサーバ装置に、 蓄積されていない新しいデータファイルがサーバ装置よ
    り送られてきた場合、その新しいデータファイルに関連
    するデータファイルが全て蓄積されているか否かをチェ
    ックし、関連するデータファイルが全て蓄積されていれ
    ばその新しいデータファイルと蓄積されている関連する
    全てのデータファイルとを集積した集積ファイルを作成
    させる集積ファイル作成機能と、 クライアント装置からの任意のデータファイルの送信要
    求に応えて、そのデータファイルを含む集積ファイルが
    存在するか否かをチェックし、存在すればその集積ファ
    イルを前記クライアント装置へ返送させる集積ファイル
    返送機能とを実現させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 キャッシュサーバ装置に、 クライアント装置からの任意のデータファイルの送信要
    求に応えて、そのデータファイルおよびそのデータファ
    イルに関連するデータファイルが蓄積されているか否か
    をチェックさせるデータファイルチェック機能と、 このデータファイルチェック機能によってチェックされ
    た結果に基づき、送信要求のあったデータファイルおよ
    び関連するデータファイルの一部が蓄積されていた場
    合、不足しているデータファイルをサーバ装置より取得
    したうえ、前記送信要求のあったデータファイルと関連
    する全てのデータファイルとを集積した集積ファイルを
    作成し、この作成した集積ファイルを前記クライアント
    装置へ返送させる集積ファイル返送機能とを実現させる
    ためのプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 キャッシュサーバ装置に、 蓄積されていない新しいデータファイルがサーバ装置よ
    り送られてきた場合、その新しいデータファイルに関連
    するデータファイルが蓄積されているか否かをチェック
    し、関連するデータファイルが1つでも蓄積されていれ
    ばその新しいデータファイルと蓄積されている関連する
    データファイルとを集積した集積ファイルを作成させる
    集積ファイル作成機能と、 クライアント装置からの任意のデータファイルの送信要
    求に応えて、そのデータファイルを含む集積ファイルが
    存在するか否かをチェックし、存在すればその集積ファ
    イルを前記クライアント装置へ返送させる集積ファイル
    返送機能とを実現させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
  11. 【請求項11】 クライアント装置に、 請求項6記載のキャッシュサーバ装置から返送されてき
    た集積ファイルをチェックし、この集積ファイルに送信
    要求したデータファイルに関連する全てのデータファイ
    ルが含まれていない場合、不足しているデータファイル
    の送信要求を行わせる不足データファイル送信要求機能
    を実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041020A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Hitachi Ltd ファイルサーバ、計算機システム及びファイルの先読み方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008041020A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Hitachi Ltd ファイルサーバ、計算機システム及びファイルの先読み方法。

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