JP2002149318A - キーボード装置及び携帯端末 - Google Patents
キーボード装置及び携帯端末Info
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- JP2002149318A JP2002149318A JP2000348519A JP2000348519A JP2002149318A JP 2002149318 A JP2002149318 A JP 2002149318A JP 2000348519 A JP2000348519 A JP 2000348519A JP 2000348519 A JP2000348519 A JP 2000348519A JP 2002149318 A JP2002149318 A JP 2002149318A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、できるだけ容易に文字の入力
操作を行うことができるようなキーボード装置を提供す
ることである。 【解決手段】上記課題は、各数字キーに割当てられた複
数の文字がその割当てられた数字キーに対応づけられる
ように表示され、該数字キーの操作により文字情報の入
力がなされるキーボード装置において、各文字と、その
文字が割付けられた数字キーの番号とその数字キーに対
応付けられるように表示された複数の文字の配列におけ
る当該文字の順番とで定まる2つの数字の組との関係を
示す文字変換テーブルを記憶した記憶手段と、2つの数
字キーの操作がなされたときに、上記記憶手段に記憶さ
れた文字変換テーブルを参照して、その2つの数字キー
の番号の組に対応した文字を入力文字として特定する入
力文字特定手段とを有するキーボード装置にて解決され
る。
操作を行うことができるようなキーボード装置を提供す
ることである。 【解決手段】上記課題は、各数字キーに割当てられた複
数の文字がその割当てられた数字キーに対応づけられる
ように表示され、該数字キーの操作により文字情報の入
力がなされるキーボード装置において、各文字と、その
文字が割付けられた数字キーの番号とその数字キーに対
応付けられるように表示された複数の文字の配列におけ
る当該文字の順番とで定まる2つの数字の組との関係を
示す文字変換テーブルを記憶した記憶手段と、2つの数
字キーの操作がなされたときに、上記記憶手段に記憶さ
れた文字変換テーブルを参照して、その2つの数字キー
の番号の組に対応した文字を入力文字として特定する入
力文字特定手段とを有するキーボード装置にて解決され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字情報を入力す
るためのキーボード装置に係り、特に、携帯電話機など
で用いられる1つの数字キーに他文字種の文字が複数割
当てられたキーボード装置に関する。
るためのキーボード装置に係り、特に、携帯電話機など
で用いられる1つの数字キーに他文字種の文字が複数割
当てられたキーボード装置に関する。
【0002】また、本発明は、そのようなキーボード装
置が適用される携帯端末に関する。
置が適用される携帯端末に関する。
【0003】
【従来の技術】携帯端末、例えば、携帯電話機に用いら
れるキーボード装置では1つの数字キーに対して他文字
種となる英文字やひらがな文字が複数割当てられてい
る。そして、各数字キーのキートップには、その数字と
割当てられた複数の英文字及びひらがな行の先頭文字
(あ、か、さ、た、な、……)が表示されている。
れるキーボード装置では1つの数字キーに対して他文字
種となる英文字やひらがな文字が複数割当てられてい
る。そして、各数字キーのキートップには、その数字と
割当てられた複数の英文字及びひらがな行の先頭文字
(あ、か、さ、た、な、……)が表示されている。
【0004】このようなキーボード装置において、英文
字の入力操作を行う場合、キートップに表示された英文
字の配列順番の数だけ当該数字キーを操作すると、その
英文字の入力ができるようになっている。例えば、キー
トップに「ABC」と表示される数字キーを1回操作す
ると、配列順番が1番目となる英文字「A」の入力がな
され、その数字キーを2回操作すると、配列順番が2番
目となる英文字「B」の入力がなされる。
字の入力操作を行う場合、キートップに表示された英文
字の配列順番の数だけ当該数字キーを操作すると、その
英文字の入力ができるようになっている。例えば、キー
トップに「ABC」と表示される数字キーを1回操作す
ると、配列順番が1番目となる英文字「A」の入力がな
され、その数字キーを2回操作すると、配列順番が2番
目となる英文字「B」の入力がなされる。
【0005】このようなキーボード装置によれば、少な
い数字キーを用いて他文字種のより多くの文字の入力が
可能となる。
い数字キーを用いて他文字種のより多くの文字の入力が
可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
キーボード装置では、数字キーとその操作回数とによっ
て入力文字を特定していることから、一つの数字キーの
キートップに表示された複数の文字を連続して入力する
場合、1文字の入力操作毎に、文字の区切りを表す別の
操作(例えば、カーソル移動操作)をしなければならな
い。また、数字キーに割当てられる文字の数が多くなる
と、その配列順番が後になる文字を入力するためにはよ
り多くの回数その数字キーを操作しなければならない。
キーボード装置では、数字キーとその操作回数とによっ
て入力文字を特定していることから、一つの数字キーの
キートップに表示された複数の文字を連続して入力する
場合、1文字の入力操作毎に、文字の区切りを表す別の
操作(例えば、カーソル移動操作)をしなければならな
い。また、数字キーに割当てられる文字の数が多くなる
と、その配列順番が後になる文字を入力するためにはよ
り多くの回数その数字キーを操作しなければならない。
【0007】このような不具合を解決するため、各文字
に対して2桁の数を予め割当て、数字キーにてその2桁
の数の入力操作を行うことにより対応する文字を入力す
ることが可能なキーボード装置が提案されている。
に対して2桁の数を予め割当て、数字キーにてその2桁
の数の入力操作を行うことにより対応する文字を入力す
ることが可能なキーボード装置が提案されている。
【0008】しかし、このようなキーボード装置では、
利用者が各文字と2桁の数との対応関係を知っているこ
とが必要となる。従って、入力可能な文字数が多く、利
用者がそれらの文字と2桁の数との関係を覚えきれなく
なると、利用者は、各文字と2桁の数との対応関係を表
した表を参照して入力操作を行わなければならない。
利用者が各文字と2桁の数との対応関係を知っているこ
とが必要となる。従って、入力可能な文字数が多く、利
用者がそれらの文字と2桁の数との関係を覚えきれなく
なると、利用者は、各文字と2桁の数との対応関係を表
した表を参照して入力操作を行わなければならない。
【0009】そこで、本発明の第一の課題は、できるだ
け容易に文字の入力操作を行うことができるようなキー
ボード装置を提供することである。
け容易に文字の入力操作を行うことができるようなキー
ボード装置を提供することである。
【0010】また、本発明の第二の課題は、そのような
キーボード装置が適用される携帯端末を提供することで
ある。
キーボード装置が適用される携帯端末を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、請求項1に記載されるように、各数
字キーに割当てられた複数の文字がその割当てられた数
字キーに対応づけられるように表示され、該数字キーの
操作により文字情報の入力がなされるキーボード装置に
おいて、各文字と、その文字が割付けられた数字キーの
番号とその数字キーに対応付けられるように表示された
複数の文字の配列における当該文字の順番とで定まる2
つの数字の組との関係を示す文字変換テーブルを記憶し
た記憶手段と、2つの数字キーの操作がなされたとき
に、上記記憶手段に記憶された文字変換テーブルを参照
して、その2つの数字キーの番号の組に対応した文字を
入力文字として特定する入力文字特定手段とを有するよ
うに構成される。
るため、本発明は、請求項1に記載されるように、各数
字キーに割当てられた複数の文字がその割当てられた数
字キーに対応づけられるように表示され、該数字キーの
操作により文字情報の入力がなされるキーボード装置に
おいて、各文字と、その文字が割付けられた数字キーの
番号とその数字キーに対応付けられるように表示された
複数の文字の配列における当該文字の順番とで定まる2
つの数字の組との関係を示す文字変換テーブルを記憶し
た記憶手段と、2つの数字キーの操作がなされたとき
に、上記記憶手段に記憶された文字変換テーブルを参照
して、その2つの数字キーの番号の組に対応した文字を
入力文字として特定する入力文字特定手段とを有するよ
うに構成される。
【0012】このようなキーボード装置では、2つの数
字キーの操作が行われると、その2つの数字キーの番号
の組に対応するように上記変換テーブルに定められた文
字が入力文字として特定される。従って、利用者は、あ
る文字を入力する場合、その文字が表示により対応づけ
られた数字キーと、その数字キーに対応付けられるよう
に表示された複数の文字の配列における当該文字の順番
を表す番号の数字キーを操作することにより、当該文字
の入力を行うことができる。
字キーの操作が行われると、その2つの数字キーの番号
の組に対応するように上記変換テーブルに定められた文
字が入力文字として特定される。従って、利用者は、あ
る文字を入力する場合、その文字が表示により対応づけ
られた数字キーと、その数字キーに対応付けられるよう
に表示された複数の文字の配列における当該文字の順番
を表す番号の数字キーを操作することにより、当該文字
の入力を行うことができる。
【0013】各数字キーに対応付けられる複数の文字の
表示態様は特に限定されず、キートップに表示されるよ
うにしても、数字キーの近傍に表示するようにしてもよ
い。
表示態様は特に限定されず、キートップに表示されるよ
うにしても、数字キーの近傍に表示するようにしてもよ
い。
【0014】表示される複数の文字の配列の態様は特に
限定されず、例えば、縦方向、横方向、斜め方向、円弧
状、1列、複数列のいずれであってもよい。また、その
配列における文字の順番は利用者が自然に観念できるも
のであっても(横方向の配列なら、左からの順番、縦方
向の配列なら上からの順番)、装置固有の仕様として予
め決められたものであってもよい。
限定されず、例えば、縦方向、横方向、斜め方向、円弧
状、1列、複数列のいずれであってもよい。また、その
配列における文字の順番は利用者が自然に観念できるも
のであっても(横方向の配列なら、左からの順番、縦方
向の配列なら上からの順番)、装置固有の仕様として予
め決められたものであってもよい。
【0015】上記文字変換テーブルは、表示された文字
そのものと各数字の組との関係を示すものでなくても、
その表示された文字と実質的に同一の文字(小文字、大
文字等)と各数字の組との関係を示すものであってもよ
い。
そのものと各数字の組との関係を示すものでなくても、
その表示された文字と実質的に同一の文字(小文字、大
文字等)と各数字の組との関係を示すものであってもよ
い。
【0016】上記第二の課題を解決するため、本発明
は、請求項2に記載されるように、各数字キーに割当て
られた複数の文字がその割当てられた数字キーに対応付
けられるように表示され、該数字キーの操作により文字
入力がなされるキーボード装置を備えた携帯端末におい
て、各文字と、その文字が割付けられた数字キーの番号
とその数字キーに対応付けられるように表示された複数
の文字の配列における当該文字の順番とで定まる2つの
数字の組との関係を示す文字変換テーブルを記憶した記
憶手段と、2つの数字キーの操作がなされたときに、上
記記憶手段に記憶された文字変換テーブルを参照して、
その2つの数字キーの番号の組に対応した文字を入力文
字として特定する入力文字特定手段とを有するように構
成される。
は、請求項2に記載されるように、各数字キーに割当て
られた複数の文字がその割当てられた数字キーに対応付
けられるように表示され、該数字キーの操作により文字
入力がなされるキーボード装置を備えた携帯端末におい
て、各文字と、その文字が割付けられた数字キーの番号
とその数字キーに対応付けられるように表示された複数
の文字の配列における当該文字の順番とで定まる2つの
数字の組との関係を示す文字変換テーブルを記憶した記
憶手段と、2つの数字キーの操作がなされたときに、上
記記憶手段に記憶された文字変換テーブルを参照して、
その2つの数字キーの番号の組に対応した文字を入力文
字として特定する入力文字特定手段とを有するように構
成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0018】本発明の実施の一形態に係るキーボード装
置は、例えば、図1に示すように構成される。
置は、例えば、図1に示すように構成される。
【0019】図1において、キーボード装置は、操作部
11、CPU12及びメモリユニット13を有してい
る。このキーボード装置が例えば、携帯電話機に適用さ
れる場合、上記CPU12及びメモリユニット13はそ
の携帯電話機での各種処理に用いられるものである。ま
た、この携帯電話機はCPU12にて制御される表示部
14を有している。
11、CPU12及びメモリユニット13を有してい
る。このキーボード装置が例えば、携帯電話機に適用さ
れる場合、上記CPU12及びメモリユニット13はそ
の携帯電話機での各種処理に用いられるものである。ま
た、この携帯電話機はCPU12にて制御される表示部
14を有している。
【0020】操作部11は、所定数のキーが所定の規則
に従って配列されており、そのキー群には、例えば、図
2に示すような数字キー1、2、3、4、5、6、7、
8、9、0が含まれている。数字キー2には英文字
「A」、「B」、「C」が割当てられ、そのキートップ
にはそれら英数字「ABC」が表示されている。数字キ
ー3には英文字「D」、「E」、「F」が割当てられ、
そのキートップにはそれら英文字「DEF」が表示され
ている。数字キー4には英文字「G」、「H」、「I」
が割当てられ、そのキートップにはそれら英文字「GH
I」が表示されている。数字キー5には英数字「J」、
「K」、「L」が割当てられ、そのキートップにはそれ
ら英文字「JKL」が表示されている。数字キー6には
英文字「M」、「N」、「O」が割当てられ、そのキー
トップにはそれら英文字「MNO」が表示されている。
また、数字キー7には英文字「P」、「Q」、「R」、
「S」が割当てられ、そのキートップにはそれら英文字
「PQRS」が表示されている。数字キー8には英文字
「T」、「U」、「V」が割当てられ、そのキートップ
にはそれら英文字「TUV」が表示されている。更に、
数字キー9には英文字「W」、「X」、「Y」、「Z」
が割当てられ、そのキートップにはそれら英文字「WX
YZ」が表示されている。
に従って配列されており、そのキー群には、例えば、図
2に示すような数字キー1、2、3、4、5、6、7、
8、9、0が含まれている。数字キー2には英文字
「A」、「B」、「C」が割当てられ、そのキートップ
にはそれら英数字「ABC」が表示されている。数字キ
ー3には英文字「D」、「E」、「F」が割当てられ、
そのキートップにはそれら英文字「DEF」が表示され
ている。数字キー4には英文字「G」、「H」、「I」
が割当てられ、そのキートップにはそれら英文字「GH
I」が表示されている。数字キー5には英数字「J」、
「K」、「L」が割当てられ、そのキートップにはそれ
ら英文字「JKL」が表示されている。数字キー6には
英文字「M」、「N」、「O」が割当てられ、そのキー
トップにはそれら英文字「MNO」が表示されている。
また、数字キー7には英文字「P」、「Q」、「R」、
「S」が割当てられ、そのキートップにはそれら英文字
「PQRS」が表示されている。数字キー8には英文字
「T」、「U」、「V」が割当てられ、そのキートップ
にはそれら英文字「TUV」が表示されている。更に、
数字キー9には英文字「W」、「X」、「Y」、「Z」
が割当てられ、そのキートップにはそれら英文字「WX
YZ」が表示されている。
【0021】上記メモリユニット13には、図3
(a)、(b)に示すような英文字変換テーブルが格納
されている。
(a)、(b)に示すような英文字変換テーブルが格納
されている。
【0022】図3(a)に示す英文字変換テーブルは、
小英文字と入力数字(2桁)との関係を表し、図3
(b)に示す英文字変換テーブルは、大英文字と入力数
字(2桁)との関係を表す。各英文字変換テーブルにお
いて、縦方向の数字は数字キーの番号に対応し、横方向
の数字は数字キーにおける英文字の配列順番に対応す
る。これらの英文字変換テーブルにおける縦横2つの数
字に対して1つの英文字が割当てられている。即ち、各
英文字は、それらが表示される数字キーの番号と数字キ
ーのキートップに表示された複数の英文字の配列内にお
ける順番にて特定される。
小英文字と入力数字(2桁)との関係を表し、図3
(b)に示す英文字変換テーブルは、大英文字と入力数
字(2桁)との関係を表す。各英文字変換テーブルにお
いて、縦方向の数字は数字キーの番号に対応し、横方向
の数字は数字キーにおける英文字の配列順番に対応す
る。これらの英文字変換テーブルにおける縦横2つの数
字に対して1つの英文字が割当てられている。即ち、各
英文字は、それらが表示される数字キーの番号と数字キ
ーのキートップに表示された複数の英文字の配列内にお
ける順番にて特定される。
【0023】例えば、図3(b)に示す英文字変換テー
ブルでは、数字(21:縦方向の数字と横方向の数字)
にて大英文字「A」が特定され、数字(52)にて大英
文字「K」が特定される。これらは、数字キー2のキー
トップに表示された複数の英文字「ABC」における一
番目の「A」が数字(21)で特定され、数字キー5の
キートップに表示された複数の英文字「JKL」におけ
る二番目の「K」が数字(52)にて特定されることを
意味する。
ブルでは、数字(21:縦方向の数字と横方向の数字)
にて大英文字「A」が特定され、数字(52)にて大英
文字「K」が特定される。これらは、数字キー2のキー
トップに表示された複数の英文字「ABC」における一
番目の「A」が数字(21)で特定され、数字キー5の
キートップに表示された複数の英文字「JKL」におけ
る二番目の「K」が数字(52)にて特定されることを
意味する。
【0024】なお、図3(a)、(b)に示す各英文字
変換テーブルにおいて、「予約」は、特に文字の割当てが
なされていなことを表す。
変換テーブルにおいて、「予約」は、特に文字の割当てが
なされていなことを表す。
【0025】このようなキーボード装置を備える携帯電
話機の利用者は、次のようにして英文字の入力を行う。
話機の利用者は、次のようにして英文字の入力を行う。
【0026】利用者は、操作部11でのキー操作によ
り、2タッチ入力モード、英文字入力モードの設定を行
う。これらの操作によりCPU12は、2タッチ入力モ
ードでの英文字入力処理の待ち状態となる。この状態に
おいて、利用者は、例えば、大英文字「C」を入力した
い場合、操作部11にて大文字の選択操作を行った後
に、この「C」が表示される数字キー2を操作し、更
に、数字キー2に表示される英文字「ABC」の配列に
おける「C」の順番3に対応した数字キー3を操作す
る。
り、2タッチ入力モード、英文字入力モードの設定を行
う。これらの操作によりCPU12は、2タッチ入力モ
ードでの英文字入力処理の待ち状態となる。この状態に
おいて、利用者は、例えば、大英文字「C」を入力した
い場合、操作部11にて大文字の選択操作を行った後
に、この「C」が表示される数字キー2を操作し、更
に、数字キー2に表示される英文字「ABC」の配列に
おける「C」の順番3に対応した数字キー3を操作す
る。
【0027】このように数字キー2と数字キー3の操作
信号を入力したCPU12は、上記大文字の選択操作に
基づいてメモリユニット13に格納された図3(b)に
示す大英文字の英文字変換変換テーブルを参照して、最
初に操作された数字キー2に対応する縦方向の数字2と
後に操作された数字キー3に対応する横方向の数字3と
の組(23)に対応した大英文字「C」を入力文字とし
て特定する。そして、CPU12は、この特定した大英
文字「C」を表示させるための指令を表示部14に送
る。その結果、表示部14には、そのカーソル位置に大
英文字「C」が表示される。その後、表示部14におけ
るカーソル位置が一文字分移動される。
信号を入力したCPU12は、上記大文字の選択操作に
基づいてメモリユニット13に格納された図3(b)に
示す大英文字の英文字変換変換テーブルを参照して、最
初に操作された数字キー2に対応する縦方向の数字2と
後に操作された数字キー3に対応する横方向の数字3と
の組(23)に対応した大英文字「C」を入力文字とし
て特定する。そして、CPU12は、この特定した大英
文字「C」を表示させるための指令を表示部14に送
る。その結果、表示部14には、そのカーソル位置に大
英文字「C」が表示される。その後、表示部14におけ
るカーソル位置が一文字分移動される。
【0028】また、利用者が、例えば、小英文字zを入
力したい場合、操作部11にて小文字の選択操作を行っ
た後に、この「z」が表示される(実際には大文字
「Z」)数字キー9を操作し、更に、数字キー9に表示
される英文字「WXYZ」の配列における「Z」の順番
4に対応した数字キー4を操作する。このように数字キ
ー9と数字キー4の操作信号を入力したCPU12は、
上記小文字の選択操作に基づいてメモリユニット13に
格納された図3(a)に示す小英文字の英文字変換テー
ブルを参照して、最初に操作された数字キー9に対応す
る縦方向の数字9と後に操作された数字キー4に対応す
る横方向の数字4との組(94)に対応した小英文字
「z」を入力文字として特定する。そして、CPU12
は、この特定した小英文字「z」を表示させるための指
令を表示部14に送る。その結果、表示部14には上記
のように一文字分移動されたカーソル位置に小英文字
「z」が表示される。その後、表示部14におけるカー
ソル位置が更に一文字分移動される。
力したい場合、操作部11にて小文字の選択操作を行っ
た後に、この「z」が表示される(実際には大文字
「Z」)数字キー9を操作し、更に、数字キー9に表示
される英文字「WXYZ」の配列における「Z」の順番
4に対応した数字キー4を操作する。このように数字キ
ー9と数字キー4の操作信号を入力したCPU12は、
上記小文字の選択操作に基づいてメモリユニット13に
格納された図3(a)に示す小英文字の英文字変換テー
ブルを参照して、最初に操作された数字キー9に対応す
る縦方向の数字9と後に操作された数字キー4に対応す
る横方向の数字4との組(94)に対応した小英文字
「z」を入力文字として特定する。そして、CPU12
は、この特定した小英文字「z」を表示させるための指
令を表示部14に送る。その結果、表示部14には上記
のように一文字分移動されたカーソル位置に小英文字
「z」が表示される。その後、表示部14におけるカー
ソル位置が更に一文字分移動される。
【0029】上記のようにして、利用者は、2つの数字
キーの操作によって1つの英文字を入力文字として特定
することができるようになる。その際、利用者は、キー
トップに表示される英文字の配列を見るだけで、その英
文字を特定するための2つの数字キーの番号を認識する
ことができるので、2つの数字と英文字との対応関係を
表した変換表を見なくても、容易に英文字の入力を行う
ことができる。
キーの操作によって1つの英文字を入力文字として特定
することができるようになる。その際、利用者は、キー
トップに表示される英文字の配列を見るだけで、その英
文字を特定するための2つの数字キーの番号を認識する
ことができるので、2つの数字と英文字との対応関係を
表した変換表を見なくても、容易に英文字の入力を行う
ことができる。
【0030】上記例では、英文字の入力を行うキーボー
装置について説明したが、他の文字種(他言語文字、ひ
らがな、記号等)の入力にも適用することができる。こ
の場合、各数字キーのキートップには割当てられた文字
が表示されることになる。
装置について説明したが、他の文字種(他言語文字、ひ
らがな、記号等)の入力にも適用することができる。こ
の場合、各数字キーのキートップには割当てられた文字
が表示されることになる。
【0031】上記例において、メモリユニット13が記
憶手段に対応し、CPU12の機能が入力文字特定手段
に対応する。
憶手段に対応し、CPU12の機能が入力文字特定手段
に対応する。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
本願発明によれば、利用者は、ある文字を入力する場
合、その文字が表示により対応づけられた数字キーと、
その数字キーに対応付けられるように表示された複数の
文字の配列における当該文字の順番を表す番号の数字キ
ーを操作することにより、当該文字の入力を行うことが
できる。従って、利用者は、特に、2つの数字キーと文
字との対応関係を表した変換表を見なくても、その文字
の入力操作を行うことができ、文字入力の操作がより容
易なものとなる。
本願発明によれば、利用者は、ある文字を入力する場
合、その文字が表示により対応づけられた数字キーと、
その数字キーに対応付けられるように表示された複数の
文字の配列における当該文字の順番を表す番号の数字キ
ーを操作することにより、当該文字の入力を行うことが
できる。従って、利用者は、特に、2つの数字キーと文
字との対応関係を表した変換表を見なくても、その文字
の入力操作を行うことができ、文字入力の操作がより容
易なものとなる。
【0033】また、請求項2記載の本願発明によれば、
上記のようなキーボード装置が適用される携帯端末を提
供することができる。
上記のようなキーボード装置が適用される携帯端末を提
供することができる。
【図1】本発明の実施の一形態に係るキーボード装置の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すキーボード装置の操作部が有するキ
ーの外観例を示す図である。
ーの外観例を示す図である。
【図3】英文字変換テーブルの一例を示す図である。
11 操作部 12 CPU 13 メモリユニット 14 表示部
Claims (2)
- 【請求項1】各数字キーに割当てられた複数の文字がそ
の割当てられた数字キーに対応づけられるように表示さ
れ、該数字キーの操作により文字情報の入力がなされる
キーボード装置において、 各文字と、その文字が割付けられた数字キーの番号とそ
の数字キーに対応付けられるように表示された複数の文
字の配列における当該文字の順番とで定まる2つの数字
の組との関係を示す文字変換テーブルを記憶した記憶手
段と、 2つの数字キーの操作がなされたときに、上記記憶手段
に記憶された文字変換テーブルを参照して、その2つの
数字キーの番号の組に対応した文字を入力文字として特
定する入力文字特定手段とを有するキーボード装置。 - 【請求項2】各数字キーに割当てられた複数の文字がそ
の割当てられた数字キーに対応付けられるように表示さ
れ、該数字キーの操作により文字入力がなされるキーボ
ード装置を備えた携帯端末において、 各文字と、その文字が割付けられた数字キーの番号とそ
の数字キーに対応付けられるように表示された複数の文
字の配列における当該文字の順番とで定まる2つの数字
の組との関係を示す文字変換テーブルを記憶した記憶手
段と、 2つの数字キーの操作がなされたときに、上記記憶手段
に記憶された文字変換テーブルを参照して、その2つの
数字キーの番号の組に対応した文字を入力文字として特
定する入力文字特定手段とを有する携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000348519A JP2002149318A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | キーボード装置及び携帯端末 |
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JP2000348519A JP2002149318A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | キーボード装置及び携帯端末 |
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ID=18822087
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002149318A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005529394A (ja) * | 2002-06-05 | 2005-09-29 | ス、ロンビン | 各国語文字情報の最適化デジタル操作的コード化及び入力の方法、そして、その情報処理システム |
JP2007140827A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Sharp Corp | 入力装置 |
-
2000
- 2000-11-15 JP JP2000348519A patent/JP2002149318A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005529394A (ja) * | 2002-06-05 | 2005-09-29 | ス、ロンビン | 各国語文字情報の最適化デジタル操作的コード化及び入力の方法、そして、その情報処理システム |
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