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JP2002142640A - 交信攪乱剤処理圃場におけるフェロモントラップを用いた害虫の発生予察方法 - Google Patents

交信攪乱剤処理圃場におけるフェロモントラップを用いた害虫の発生予察方法

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Publication number
JP2002142640A
JP2002142640A JP2000344628A JP2000344628A JP2002142640A JP 2002142640 A JP2002142640 A JP 2002142640A JP 2000344628 A JP2000344628 A JP 2000344628A JP 2000344628 A JP2000344628 A JP 2000344628A JP 2002142640 A JP2002142640 A JP 2002142640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pheromone
communication
field
pest
treated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000344628A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Mochizuki
文昭 望月
Takehiko Fukumoto
毅彦 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2000344628A priority Critical patent/JP2002142640A/ja
Publication of JP2002142640A publication Critical patent/JP2002142640A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交信攪乱圃場において、設置や調査が容易な
発生予察方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 通常の発生予察に使用される性フェロモ
ン重量の20〜1,000倍を担持した徐放性素材を誘
引源として備えたフェロモントラップを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交信攪乱製剤が処
理された圃場において、フェロモントラップを用いた発
生予察方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】害虫の発生予察には、対象害虫の走光性
を利用した予察灯が用いられている。予察灯は一台で多
種類の害虫を集めるという利点をもつが、逆に、このこ
とにより調査には分類学的な専門知識が必要となる。ま
た、予察灯は大型であり電源が必要となるなど、設置に
関して制約が多く、予察灯を用いた発生予察は簡便な方
法とは言い難い。実際、予察灯が使用されているのは、
金銭的および人的余裕のある、大学や公立の試験機関や
一部の農協等に限られ、個人で使用されることはない。
【0003】1953年にカイコの性フェロモンが発見
されてから、害虫の性フェロモンは精力的に同定され
た。さらに、合成技術の発達により、合成性フェロモン
も比較的安価に供給されるようになった。性フェロモン
のもつ強力な誘引性や種特異性を利用した技術の一つに
フェロモントラップによる発生予察がある。フェロモン
トラップは軽量で電源が不要であり、設置に関する制約
が予察灯に比べはるかに少ない。さらに、対象害虫のみ
捕獲されることから分類学的専門知識がなくても調査が
可能などの利点があり、国内では1990年代からフェ
ロモントラップが普及し始め、2000年2月時点で
は、22種の鱗翅目害虫に対してフェロモントラップが
発生予察に実用化されている。
【0004】近年、性フェロモンは、発生予察といった
間接的防除の他に、直接的防除にも積極的に使用され始
めている。特に、大量の性フェロモンを圃場に放出し対
象害虫の化学交信を阻害して害虫防除を行う交信攪乱法
には17種の鱗翅目害虫に対する製品が上市されてい
る。
【0005】発生予察と交信攪乱はどちらも性フェロモ
ンを利用した技術である。しかし、これらを同一圃場で
利用することは一種類の害虫の例外を除いては不可能で
あるとされている。なぜなら、前述のように、交信攪乱
では対象害虫の性フェロモンによる交信を阻害すること
を特徴するため、交信攪乱剤が処理された圃場ではフェ
ロモントラップの誘引力が甚だしく阻害されるからであ
る。ハマキガ科の果樹害虫コドリンガでは、通常使用す
るフェロモン量の10倍量を担持した誘引源を交信攪乱
剤処理圃場に設置すると予察が可能であることが示され
ている。しかし、一般に、鱗翅目害虫に対して誘引源の
担持量を過剰にすると誘引数が減少する傾向にあり、コ
ドリンガで観察された現象は特異な例と考えられてき
た。実際、10倍量担持した誘引源を数種類の鱗翅目害
虫において交信攪乱圃場でテストしても、誘殺される個
体の増加はなかった。従って、交信攪乱剤で処理した圃
場でコドリンガを除く害虫発生の変動を調べるには、予
察灯を用いるか、捕獲効率が低い糖蜜トラップなどを用
いるしかないと考えられてきた。
【0006】交信攪乱剤を用いた害虫防除法は、対象害
虫の性フェロモンを気中に充満させ効果を発揮するとい
う性質上、風や気温などの気象条件や、圃場の傾斜や面
積などの地形条件に防除効果が大きく左右される。ま
た、害虫の発生密度が高くなると防除効果が低下すると
いう特徴をもつため、交信撹乱剤の効果的使用には、気
象や地形条件に十分配慮するとともに、害虫密度の把握
を可能な限り行うことが望ましいとされている。気象や
地形への配慮は過去の気象データや、地図を利用するこ
とで対応が可能である。しかし、前述のように、交信攪
乱剤を処理するとフェロモントラップへの誘殺が阻害さ
れるため、最も簡便な害虫密度の予察法であるフェロモ
ントラップを交信撹乱圃場で使用することは出来ない。
したがって、交信撹乱圃場の発生予察には、予察灯、糖
蜜トラップ、ビーティング、スイーピングなど、手間の
割に効率の低い方法に頼るしかなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の課題
を解決するためになされたもので、交信攪乱圃場におい
て、設置や調査が容易な発生予察方法を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】害虫密度の把握を含む発
生予察の手段として最も簡便とされるフェロモントラッ
プは、コドリンガを除いた交信攪乱圃場では使用できな
いと考えられていた。しかし、本発明者らは、フェロモ
ントラップに関する研究を重ねた結果、通常の予察に使
用する誘引源より性フェロモンの放出量が多い徐放性製
剤を使用すれば交信攪乱圃場において対象害虫が誘殺さ
れ、その最適の放出量は昆虫種により異なるが20〜
1,000倍の範囲内にあり、その現象は対象害虫に対
して認められることを見いだし本発明を完成するに至っ
た。かかる知見のもとに、前述の目的を達成するために
なされた本発明の交信攪乱圃場で使用できるフェロモン
トラップは、通常の発生予察に使用される性フェロモン
重量の20〜1,000倍を担持した徐放性素材を誘引
源として備えたフェロモントラップを使用することを特
徴とする。なお、本目的で使用される誘引源の最適フェ
ロモン量は、害虫種により異なり一様ではない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の対象となる害虫は、特に
限定されないが、好ましい例として、ハマキガ科、スカ
シバガ科、ハモグリガ科、シンクイガ科、ホソガ科の代
表的な果樹害虫の交信攪乱剤の対象害虫に対して有効で
ある。また、対象害虫の好ましい具体例として、リンゴ
コカクモンハマキ、コスカシバ、モモハモグリガ、モモ
シンクイガ、キンモンホソガ等が挙げられる。
【0010】本発明に用いる対象害虫の性フェロモン
は、天然性フェロモン組成に基づき決定され、好ましい
具体例としては、リンゴコカクモンハマキの性フェロモ
ンとして(Z)−9−テトラデセニルアセタートと(Z)−1
1−テトラデセニルアセタートの9:1重量比の混合
物、コスカシバの性フェロモンとして(Z,Z)−3,13
−オクタデカジエニルアセタートと(E,Z)−3,13−
オクタデカジエニルアセタートの1:1重量比の混合
物、モモハモグリガの性フェロモンとして14−メチル
−1−ヘキサデセン、モモシンクイガの性フェロモンと
して(Z)−13−エイコセン−10−オン、キンモンホ
ソガの性フェロモンの性フェロモンとして(Z)−10−
テトラデセニルアセタートと(E,Z)−4,10-テトラデ
カジエニルアセテートの10:1重量比の混合物が挙げ
られる。
【0011】本発明で用いる徐放性素材としては、性フ
ェロモンに腐食されない材料であって、ある程度の耐候
性を有するものであればよく、具体的には、ゴム(イソ
プレンゴム等)やポリエチレンなどを例示できる。ここ
で、対象害虫の通常使用する性フェロモン重量の例を表
1に示す。本発明は、これらの20倍〜1000倍量を
担持する徐放性素材を用いることになる。この場合、性
フェロモンを担持できる量は、一般に、ゴムはポリエチ
レンより少ないので、イソプレンゴムに通常担持する性
フェロモン量の20倍を下限とし、ポリエチレンに通常
担持する性フェロモン量の1000倍を上限とする。
【0012】
【表1】
【0013】対象害虫の性フェロモンを徐放性素材に担
持させる方法としては、含浸法等が挙げられ、含浸法の
例としては、ディップ法等が挙げられる。
【0014】本発明に用いるフェロモントラップは、所
定量担持した徐放性素材を誘引源とすることを除いては
通常のものが使用できるので特に限定されず、粘着型ト
ラップ、捕獲型トラップ、水盤型トラップ等が使用でき
る。トラップの色は、白、黄、黒、緑等である。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1〜2及び比較例1〜3 リンゴコカクモンハマキの性フェロモンの誘引源とし
て、(Z)−9−テトラデセニルアセタートと(Z)−11−
テトラデセニルアセタートの9:1重量比の混合物1m
gをゴムキャップに担持したものが通常使用されてお
り、これを標準品とした。リンゴコカクモンハマキの性
フェロモンを標準品の10倍、20倍、100倍の重量
担持したゴムキャップを作り、これらを白色の粘着型ト
ラップにそれぞれ取り付け、リンゴコカクモンハマキの
交信攪乱剤(テトラデセニルアセテート剤)で処理され
たナシ園に10m間隔で設置し、5月1日〜7月20日
までの誘殺数を調べた(実施例1〜2、比較例1〜
2)。また、対象として、この圃場から約200m離
れ、交信攪乱剤無処理のナシ圃場に、標準品を備えたフ
ェロモントラップを1台設置し、誘殺数を調べた(比較
例3)。
【0016】表2に示すように、標準品と10倍量担持
の誘引源を交信攪乱剤処理圃場に設置しても、全く誘殺
が認められていないが(比較例1、比較例2)、担持量
を20倍にすると(実施例1)、発生数の多い5月10
日〜5月20日、7月1日〜7月20日の期間は誘殺さ
れるようになり、さらに、100倍担持の誘引源には
(実施例2)、交信攪乱剤を処理していない圃場に設置
した標準品への誘引数(比較例3)に比べて少ないもの
の、明瞭な誘引が認められるようになったことがわか
る。
【0017】実施例3及び比較例4〜7 コスカシバの性フェロモンの誘引源として、(Z,Z)−
3,13−オクタデカジエニルアセタート、(E,Z)−
3,13−オクタデカジエニルアセタートの1:1重量
比の混合物1mgをゴムキャップに担持したものが通常
使用されており、これを標準品とした。コスカシバの性
フェロモンを標準品よりも10倍、20倍、100倍の
重量担持したゴムキャップを作り、これらを白色の粘着
型トラップにそれぞれ取り付け、コスカシバの交信攪乱
剤(チェリトルア剤)で処理されたウメ園に10m間隔
で設置し、5月1日〜12月1日までの誘殺数を調べた
(実施例3、比較例4〜6)。また、対象として、この
圃場から約60m離れ、交信攪乱剤無処理のウメ圃場
に、標準品の誘引源を備えたフェロモントラップを1台
設置し、誘殺数を調べた(比較例7)。
【0018】表3に示すように、標準品、10倍、20
倍量担持の誘引源を交信攪乱剤処理圃場に設置しても、
ほとんど誘殺が認められていないが(比較例4〜6)、
担持量を100倍にすると(実施例3)、交信攪乱剤を
処理していない圃場に設置した標準品への誘引数(比較
例7)に比べて少ないものの、明瞭な誘引が認められる
ようになったことがわかる。
【0019】実施例4〜5及び比較例8〜10 モモハモグリガの性フェロモンの誘引源として、14−
メチル−1−ヘキサデセン1mgをゴムキャップに担持
したものが通常使用されており、これを標準品とした。
モモハモグリガの性フェロモンを標準品より10倍、2
0倍、100倍の重量担持したゴムキャップを作り、こ
れらを白色の粘着型トラップにそれぞれ取り付け、モモ
ハモグリガの交信攪乱剤(ピリマルア剤)で処理された
モモ園に10m間隔で設置し、6月11日〜7月21日
までの誘殺数を調べた(実施例4〜5、比較例8〜
9)。また、対象として、この圃場から約120m離
れ、交信攪乱剤無処理のモモ圃場に、標準品の誘引源を
備えたフェロモントラップを1台設置し、誘殺数を調べ
た(比較例10)。
【0020】表4に示すように、標準品、10倍量担持
の誘引源においても、発生密度の高い6月25日〜7月
12日の期間は、若干の誘殺が認められているが発生消
長を反映したもととは言い難い(比較例8〜9)。しか
し、担持量を20倍〜100倍にすると(実施例4〜
5)、交信攪乱剤を処理していない圃場に設置した標準
品への誘引数(比較例10)に比べて少ないものの、明
瞭な誘引が認められるようになったことがわかる。
【0021】実施例6及び比較例11〜14 モモシンクイガの性フェロモンの誘引源として、(Z)−
13−エイコセン−10−オン3mgをゴムキャップに
担持したものが通常使用されており、これを標準品とし
た。モモシンクイガの性フェロモンを標準品より10
倍、20倍の重量担持したゴムキャップを作った。ま
た、このゴムキャップに300mgの性フェロモンを吸
着させることは出来なかったので、特開昭57−156
403号公報にあるポリエチレンチューブに本性フェロ
モンを充填し、標準品ゴムキャップの約100倍の放出
量が確保されるように長さで調整したものを作り、これ
を100倍量品とした。これらを白色の粘着型トラップ
にそれぞれ取り付け、モモシンクイガの交信攪乱剤(ピ
ーチフルア剤)で処理されたリンゴ園に10m間隔で設
置し、6月1日〜10月1日までの誘殺数を調べた(実
施例6、比較例11〜13)。また、対象として、この
圃場から約80m離れ、交信攪乱剤無処理のリンゴ圃場
に、標準品の誘引源を備えたフェロモントラップを1台
設置し、誘殺数を調べた(比較例14)。
【0022】表5に示すように、標準品、10倍、20
倍量担持の誘引源においても、調査期間を通じてほとん
ど誘殺が認められなかった(比較例11〜13)。しか
し、担持量を100倍にすると(実施例6)、交信攪乱
剤を処理していない圃場に設置した標準品への誘引数
(比較例14)に比べて少ないものの、誘引が認められ
るようになったことがわかる。
【0023】実施例7〜8及び比較例15〜18 キンモンホソガの性フェロモンの誘引源として、(Z)−
10−テトラデセニルアセタートと(E,Z)−4,10−
テトラデカジエニルアセテートの10:1重量比の混合
物0.0033mgをゴムキャップに担持したものが通
常使用されており、これを標準品とした。キンモンホソ
ガの性フェロモンを標準品より10倍、20倍、100
倍、1000倍の重量担持したゴムキャップを作り、こ
れらを白色の粘着型トラップにそれぞれ取り付け、キン
モンホソガの交信攪乱剤(アリマルア剤)で処理された
リンゴ園に10m間隔で設置し、6月21日〜9月10
日までの誘殺数を調べた(実施例7〜8、比較例15〜
17)。また、対象として、この圃場から約80m離
れ、交信攪乱剤無処理のリンゴ圃場に、標準品の誘引源
を備えたフェロモントラップを1台設置し、誘殺数を調
べた(比較例18)。
【0024】表6に示すように、標準品、10倍、20
倍量担持の誘引源(比較例15〜17)にも誘引は認め
られているが、交信攪乱剤が無処理の圃場での標準品の
誘引数(比較例18)に比べると遥かに誘引数が少な
く、また、発生密度の変化に対する感度が低い。しか
し、担持量を100倍にした誘引源(実施例7)では、
誘殺数も増え、密度に対する反応も高くなり、担持量を
1000倍にした誘引源(実施例8)では、攪乱剤無処
理圃場のフェロモントラップとほぼ同等の誘引効果をも
ち、明瞭な発生消長が認められることがわかる。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明のフ
ェロモントラップを用いれば、交信攪乱圃場において
も、対象害虫の密度把握を含む発生消長の簡便な調査が
可能となった。この方法を用いれば、交信攪乱剤が処理
された圃場に生息する対象害虫の発生密度を容易に測定
することができるため、農林水産省が推奨する環境保全
型農業資材として注目されている交信攪乱剤の防除効果
を安定して得ることに寄与し、さらに、害虫の発生時期
を容易に知ることができるため、補完的な殺虫剤散布を
適期に行えるなど、総合防除の発展に資するところが大
きい。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 63/00 A01N 63/00 B Fターム(参考) 2B121 AA12 BA09 BA52 CC14 DA63 EA21 FA01 FA16 FA20 4H011 AC07 BA01 BB01 BB05 BB06 BC19 DA05 DA11 DC10 DH14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象害虫の性フェロモンを通常使用する
    重量の20〜1000倍量担持する徐放性素材を誘引源
    とするフェロモントラップを用いることを特徴とする交
    信攪乱処理圃場における発生予察方法。
  2. 【請求項2】 上記対象害虫が、ハマキガ科と、スカシ
    バガ科と、ハモグリガ科と、シンクイガ科と、ホソガ科
    とからなる一群から選ばれる科に属する害虫であること
    を特徴とする請求項1に記載の発生予察方法。
  3. 【請求項3】 上記対象害虫が、リンゴコカクモンハマ
    キと、コスカシバと、モモハモグリガと、モモシンクイ
    ガと、キンモンホソガとからなる一群から選ばれる害虫
    であることを特徴とする請求項1に記載の発生予察方
    法。
JP2000344628A 2000-11-13 2000-11-13 交信攪乱剤処理圃場におけるフェロモントラップを用いた害虫の発生予察方法 Pending JP2002142640A (ja)

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